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Transcript
A99H146-01
自動壁紙糊付機
取扱説明書
安全にお使いいただくために、ご使用前
に必ずお読み下さい。
この度は自動壁紙糊付機「Hiβ-Rise」をお買い
上げいただきありがとうございます。
この取扱説明書は、本製品を安全にお使いいただくための
事柄を記載してあります。ご使用の前に、本書を最後ま
でよくお読みの上、正しくお使い下さい。また、本機をご
利用の際、必要なときすぐに利用できますように本書を
大切に保管しておいて下さい。
極東産機
'10.01.15
参考
お使いになる前に
開梱時には、以下のものが全て揃っている事をご確認下さい。
・
・
・
・
・
・
第1本体
第2本体
脚
操作ボックス
取扱説明書
インテリア機器登録カード
・
・
・
・
・
・
カットテープ・テープ芯
テープガイド
カットテープ芯棒
原反芯棒
テンションバー(2 本)
サイド盤(大・小各 2 個)
・
・
・
・
・
・
工具袋
糊切り(2個)
ロング六角レンチ(2.5mm)
六角レンチ(3mm)
ドライバー(+)
マイクロドライバー(-)
品質には万全を期しておりますが、万一不足や運送の破損等があった場合は、速やかに弊社営業所までご連絡下さい。
日付・時刻の確認を行って下さい
操作ボックスに電源を初めて入れた時に日付・時刻の確認を行って下さい。
① 操作パネルのインフォメーションキーを押して下さい。
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
スヒ゜ ー ト ゛
5
セ ッ テイ
1
2
枚数
1 0 0 c m
カウント
枚
自動
PASTING SPEED
PASTE SUPPLY
電源
② 操作パネルの
高電圧
低電圧
プログラム
補正
7
8
9
4
5
6
1
2
3
0
.
、
インフォメーションキー
cm
クロス
糊
キーを押して下図の画面を表示させ、日付・時刻を確認して下さい。
ケ゛ ンサ゛ イ シ゛ コク
2 0 0 8 / 1 2 / 3 1
2 3 : 5 9
※ 日付・時刻を設定する場合は 44 ページの手順に従って設定を行って下さい。
▲
▼
目
Chapter1<概要>
・安全上のご注意
・全体外観図及び各部名称
・操作パネルの表示
・パネルキー類説明
Chapter2<操作パネルの使い方>
・モードの説明
・ノーマルモードの操作手順
・インジケーターの表示について
・電源電圧警告について
・スピード調整
Chapter3<機械の使い方>
・作業準備
脚部組立
第1本体の取付
第2本体の取付
操作ボックスの取付
操作ボックスの取り外し
テンションバーの取付
カットテープ芯棒の取付
クロス原反のセット
クロス裁断幅の調整
糊の補給
・糊付作業
カットテープのセット
糊厚の調整
クロスのセット
糊付作業
Chapter4<便利な機能>
・インフォメーションキー
・機能設定
クロス切れ検知機能
糊補給警告機能 ビームセンサー式
糊補給警告機能 ソフト式
長さX枚数の計算値表示機能
トータル表示切替設定
残量画面表示設定
クロス
残量画面表示設定
ノリ
2
4
6
7
12
13
14
14
15
18
18
18
19
19
20
20
20
20
21
21
22
22
23
26
27
28
29
30
32
32
33
次
暗証番号入力機能の設定
制限モード動作レベル設定
表示言語設定
糊付済マークの表示設定
トータル長さ表示単位の設定
プログラム拡張機能の設定
外部通信機能の設定
・システム設定
クロス検尺長さの補正率設定
糊補給長さ(初期値)の設定
糊補給予測機能の流れ
クロス残量値の設定
リピート長さの設定
糊供給時間の設定
リピート控え長さの設定
暗証番号の変更
スタート動作遅延時間の設定
日付の設定
時刻の設定
・原反芯棒・テンションバーの収納
・ワイパーゴム
・プログラム運転機能
・柄リピート頭出し機能
・糊の自動供給機構 ビームセンサー式の選択
・糊の自動供給機構 ソフト式の選択
・詳細情報の入力
Chapter5<メンテナンス>
・第1本体のお手入れ
・第2本体のお手入れ
・糊厚調整レバーの調整
・検尺ローラー押さえ圧調整
・スリッター刃物の交換
Chapter6<困ったとき>
・トラブルチェックリスト
・仕様
・動作フローチャート
33
34
34
35
35
36
36
39
39
40
41
41
42
42
43
43
44
44
45
45
46
48
52
55
57
62
63
64
65
66
70
73
74
Chapter
1
○
Chapter1
概要
この章では、自動壁紙糊付機をご利用いただく前に知
っておいていただきたい内容について解説しています。
1
Chapter
1
安全上のご注意
自動壁紙糊付機をご使用いただくには、正しい取扱いと定期的な保守・点検が不可欠です。以下の一般取扱
注意事項をよくお読みになり、十分に理解されるまで糊付作業は行わないで下さい。
この取扱説明書では、取扱いを誤った場合に発生が予想される危害・損害に対する注意事項を、その程度に
より [警告] [注意] [メ モ] という項目に分類して表示しています。
[警告]
‥‥
この表示を無視して誤った取り扱いを行うと、重大な事故につながる
おそれのある注意事項を示しています。
[注意]
‥‥
この表示を無視して誤った取り扱いを行うと、機械の破損・故障につなが
るおそれのある注意事項を示しています。
[メ
‥‥
これを知っておくと便利という補足事項を示しています。
モ]

警
告
煙が出ている、変なにおいや異音が
する等の異常状態のまま使用する
と、火災・感電の原因となります。
すぐに機械本体の電源スイッチを切
り、必ず電源プラグをコンセントか
ら抜いて下さい。
機械のカバーを外したり、改造した
りしないで下さい。
感電・故障の原因となります。内部
の点検・修理は弊社営業所にご依頼
下さい。
電源コードが機械の下敷きになり傷
つかないようにして下さい。また、
電源コードをねじったり、引っ張ら
ないようにして下さい。コードが破
損して火災・感電の原因となります。
表示された電源電圧(AC100V・
50/60Hz)以外の電圧で使用しな
いで下さい。火災・感電の原因とな
ります。
機械に付いている電源コンセント
は、当社の糊自動攪拌供給機・自動
糊ポンプ専用です。他の電気機器を
接続しないで下さい。
火災の原因となります。
制御基盤やモーター部分、操作ボッ
クス内に水が入ったり、濡らさない
ようにご注意下さい。火災・感電の
原因となります。特に洗浄時にはご
注意下さい。
糊付機を洗浄するときは、第2本体
を取り外して行って下さい。ローラ
ーの間に手を巻き込んだり、第2本
体のスリッターの刃で手を切ったり
する等の事故を未然に防ぎます。
濡れた手で電源プラグを抜き差しし
ないで下さい。また、アースを必ず
取ってご使用下さい。感電するおそ
れがあります。
機械運転中は絶対にスリッターの刃
物に触れないで下さい。刃物交換時
には皮手袋などの保護具を着用して
下さい。また、刃物の取扱いには十
分注意して下さい。手が切れます。
糊付機作動中は、ローラーの間に
指を挟まないよう、充分注意して下
さい。
2
Chapter
1
安全上のご注意

注
意
電源プラグを抜くときは、電源コー
ドを引っ張らないで下さい。コード
が傷つき、火災・感電の原因となる
ことがあります。必ずプラグを持っ
て抜いて下さい。
掃除をするときはワイヤーブラシ
等、硬い物でこすらないで下さい。
ローラーの表面に局部的な力を加え
ると損傷するおそれがあります。
運搬時は上・下フレームのパチン錠、
及び本体と脚部のパチン錠を必ず
掛け、第2本体を外して下さい。
運搬中に機械が落下して破損する
おそれがあります。
定期的に各部のネジの増し締めを
行なって下さい。ネジがゆるんで
いると異音がしたりローラーが空転
します。
設置場所には充分注意して下さい。
畳の上など、柔らかい床で使用する
ときは、下に必ず丈夫な板などを
敷いて下さい。
機械の誤動作や機械の性能が発揮で
きない場合があります。
使用後はローラー・糊箱をよく水洗
いを行って糊を取り除いて下さい。
糊が付着した他の部分は、水を含ま
せたスポンジ等で糊を拭き取った
後、乾いた雑巾で乾拭きを行って
下さい。
不安定な場所(ぐらついた台や傾い
たところ)に置かないで下さい。
機械の誤動作や、転倒してけがの
原因となったり、機械の性能が発揮
できない場合があります。必ず水平
な場所で使用して下さい。
ゴムローラーに糊が付着した場合
は、必ず雑巾などできれいに拭き
取って下さい。糊が付いたままで
放置すると、ひび割れすることが
あります。
作業時は必ずキャスターの向きを
外側へ向け、ブレーキをかけて下さ
い。動いたり倒れたりしてけがの
原因となることがあります。
糊付機に糊を入れたまま放置しない
で下さい。ローラー・糊箱等が変色
(腐食)することがあります。また、
ローラー上に濡れた雑巾などの異物
を放置しないで下さい。変色する
場合があります。
機械の上に重いものを置かないで
下さい。機械が破損したり、転倒・
落下してけがの原因となることが
あります。
スリッターの刃物に水や糊が付着し
たまま放置すると刃物に錆が発生し
切れ味が鈍ります。使用後は必ず
乾いた布等できれいに拭き取って
下さい。
窓を閉め切った自動車の中や直射
日光の当たる場所など、異常に温度
が高くなる場所に放置しないで下さ
い。機械の変形・故障の原因となり
ます。
刃物の切れ味を保つため、乾いた
布等できれいに拭いた後、薄く油を
塗布して下さい。但し、油が付着し
たままでの使用はクロスに油が転移
しますので、使用時には必ず拭き
取ってご使用下さい。
3
Chapter
全体外観図及び各部名称
【第1・2 本体
、脚】
9
1
8
7
2
3
6
4
5
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
操作ボックス
脚
糊箱
カットテープ装置(芯棒・サイド盤(小))
紙受ブラケット
4
原反芯棒
サイド盤(大)
テンションバー
上蓋
1
Chapter
全体外観図及び各部名称
【第2本体】
12
13
15
14
11
16
10
17
18
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
送出ローラー
検尺ローラー
刃物ブロック
上刃物
下刃物
フック
駆動用歯車
グリッパー
カッターシャフト
検尺レバー
19
【操作ボックス】
20
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
スヒ゜ ー ト ゛
5
セッ テイ
1
2
枚数
21
1 0 0 c m
電源
PASTE SUPPLY
22
PASTING SPEED
23
自動
29
カウント
cm
枚
高電圧
低電圧
プログラム
補正
7
8
9
4
5
6
1
2
3
0
.
クロス
糊
30
24
25
28
27
26
20.
21.
22.
23.
24.
25.
ストップスイッチ
割込スイッチ
ビームセンサーコネクタ
サーキットプロテクタ
センサーコードプラグ
ACソケット
5
26.
27.
28.
29.
30.
サービスコンセント
センサーコード用
フック
電源スイッチ
表示部
操作部
1
Chapter
1
操作パネルの表示
1
1
2
2
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
セッテイ
スヒ゜ ー ト゛
5
1 0 0 c m
10
枚数
3
電源
高電圧
100
カウント
枚
低電圧
プログラム
補正
クロス
5
cm
糊
4
1.
2.
3.
4.
5.
情報表示サブ画面
補助表示LED
枚数表示LED
状態表示インジケータ
カウント表示LED
(運転スピード/設定長さ/補正率等の補助情報を表示)
(枚数/カウント/m/残り/枚/cm等の補助情報を表示)
(設定枚数/糊付完了枚数を表示)
(電源異常の警告/クロスの残量警告などを表示)
(カウント長さを表示)
表示画面は動作モードにあわせて下図のように変化します。
ス ヒ゜ ー ト ゛
10
枚数
セ ッ テ イ
1 0 0 c m
5
100
カウント
枚
ノコリクロス 5 0 .
- 1 .
ホセイチ
10
枚数
1
5
100
枚
キカ イ
枚数
cm
プログラムモードの操作画面(46 ページ)
リ ヒ゜ ー ト
1 5 .
ス ヒ゜ ー ト ゛
2
枚数
0 c m
5
枚
ハ
゜ スワー ト ゛
枚数
cm
ニュウ リ ヨ ク
カウント
枚
5 k m
100
cm
0
ケ ンチキ ノ ウ
* ムコ ウ
カウント
枚
▲ ク ロスナカ ゛ サ
▼
* *
枚数
カウント
枚
ウ ンテ ンキ ョ リ
1 2 3 4 .
100
cm
各種機能設定中の操作画面(26 ページ)
____
枚数
0
▲ ク ロスキ゛ レ
▼
ユウコ ウ
セ ッ テ イ
1 5 1 c m
リピートモードの操作画面(48 ページ)
* *
ソウ
総トータル表示中の操作画面(7 ページ)
151
カウント
▲
▼
トータル長さ表示中の操作画面(8 ページ)
セ ッ テ イ
1 0 0 c m
カウント
ト ータル
A
9 9 9 . 9 m
cm
ノーマルモードの操作画面(13 ページ)
フ゜ ロク ゛ ラム
ス ヒ゜ ー ト ゛
0 m
0 %
cm
セキュリティ機能設定時の起動画面(33 ページ)
0
ホセイ
カウント
枚
1.
0%
100
各種システム設定中の操作画面(38 ページ)
6
cm
Chapter
1
パネルキー類説明
単独キー操作/操作キー
キーの文字に対応した
値が入力されます。
あらかじめ入力してお
いたクロスの柄リピー
ト長さ情報を利用し
て、裁断位置の頭出し
を行います。
機械の運転を開始しま
す。
(P48 参照)
リセット:カウンター表示
パラメータ入力値のク
リアや設定の変更時に
使用します。
スイッチを押している
間だけクロスの微小送
りをします。
糊付スピードを調整しま
す。スピードは L・1~9・
H の 11 段階にかえられ
ます。
スイッチを押すと、再
度スイッチを押すまで
の間設定したスピード
で運転を行います。
PASTING SPEED
ESC:確定していない値
PASTE SUPPLY
パラメータ入力に使用
します。長さや枚数等、
入力した数値を確定し
ます。
は破棄し復帰します。
機械を緊急停止しま
す。通常の運転、割り
込み運転にかかわら
ず、スイッチを押した
時点で停止します。
を「0」にリセットします。
自動
※長さはカウントします。
(赤)
(黄)
※長さはカウントしませ
ん。
機械の電源をON/OF
Fします。
「-」側で 電源ON
「○」側で 電源OFF
となります。
「プラス1シリーズ」
や「ノリポン」による
糊の供給を行うことが
できます。
(P52 参照)
特殊キー操作/操作キー
「データクリア」
キーを押しながら電源スイッチを「ON」にすると、プログラム・履歴の各データを
クリアする選択画面が表示されます。
「プログラム」を選択すると「プログラムモード
の設定値を全てクリア」
・「糊付済みマークをクリア」を選択できます。
「リレキ(履歴)」を選択すると糊付作業データの実績履歴を削除することが出来ます。
※実績履歴の削除には時間がかかる場合があります。
「オールクリア」
キーを押しながら電源スイッチを「ON」にすると、本機のすべての設定値を初期化
し、工場出荷状態にもどります。
「総トータル表示」
通常画面でキーを長押し(5秒以上)
すると、機械出荷時からの総糊付
長さを表示します。(単位:km)
キカイ
ソウ
ウンテンキ ョ リ
1 2 3 4 .
5 k m
総トータル表示
「リセット」キーを押すと通常モードに復帰します。
「カーソルキー」
インフォメーション画面、各種設定の画面、プログラムモードなどにおいて画面
に「▲ ▼  」が表示されている時にはカーソルキーとして使用します。
▲ ク ロスナ カ ゛ サ
▼
ホセイ
0 . 0 %
リ ヒ゜ ー ト
ク ロスキ゛ レ
ユウコ ウ
ヒ カエナ カ゛ サ
3 c m
7
ケ ンチキ ノ ウ
* ム コ ウ
▲
▼
Ï Ì
Chapter
1
パネルキー類説明
インフォメーションキーとしての動作
キーを押すと、インフォメーション画面になります。インフォメーション画面
では糊付した長さの合計であるトータルAとBの2種類やトータル値とあわせて検尺
補正値、クロス残量表示、糊残量予測値、現在日時・時刻、現場名、部屋名、作業箇
所名、クロス品番といった情報が表示されます。(各項目の説明ページを参照)
ノ コリクロス 5 0 .
- 1 .
ホセイチ
トータル
0 m
0 %
A
ノ リホキュウ 1 0 .
ホセイチ
- 1 .
トータル
ト ータル
A
9 9 9 . 9 m
▲
▼
クロス残量表示
0 m
0 %
B
ト ータル
B
9 9 9 . 9 m
糊残量表示
ケ゛ ンサ゛ イ シ゛ コク
2 0 0 8 / 1 2 / 3 1
▲
▼
乗用車のトリップメーターと同じくお
客様で初期化(リセット)することが
出来ます。それぞれの画面で
キ
ーを 2 秒以上長押しするとトータル値
を初期化出来ます。
また現在のクロス検尺長さの補正値や
クロス残量、糊補給警告機能を「ソフ
ト」に設定した際の糊補給長さ残量の
確認をすることが出来ます。
(詳細は各項目の説明ページを参照)
2 3 : 5 9
▲
▼
内部時計(クオーツ方式)により現在の
日時と時刻を表示することが出来ます。
(設定方法は 44 ページを参照)
現在日時・時刻表示
ケ゛ ンハ゛ メ イ
ヘヤメ イ
* * * * * * *
* * * * * * *
詳細表示 1
カシ ョ メイ
クロス ヒンハ゛ ン
詳細表示 2
▲
▼
現場名・部屋名の表示
* * * * * * *
* * * * * * *
箇所名・クロス品番の表示
8
現場名・部屋名・施工箇所名(壁・天井
など)
・クロス品番などを確認することが
出来ます。現場管理等にご利用下さい。
(入力方法は58 ページを参照)
▲
▼
Chapter
パネルキー類説明
複合キー操作/操作キー
[ショートカットキ-・機能キーとしての動作]
以下のキーと組み合わせて押すことにより、割り当てられた各種機能設定画面への
ショー トカットキーや機能キーとして使用することができます。
作業データの履歴を表示する画面になります。
履歴とは入力した糊付作業が終了した時点での糊付枚数、詳細情報を
記憶します。履歴は1000件まで保存されます。
1000件以降は古い履歴から順に消去されます。履歴画面から通常画面
へ戻る場合は
キーを押すと戻ります。
+
カーソル
▲>
▼
履歴番号(1~1000)
0 0 0 1
0 0 0 2
8 マイ
1 マイ
1 0 0 c m
2 5 0 c m
例)履歴番号 0001 は 100cm のクロスを8枚糊付けしました。
で操作することで以下のように画面が切り替わります。
▲>
▼
0 0 0 1
0 0 0 2
▲>
▼
8 マイ
1 マイ
0 0 0 2
0 0 0 3
1 マイ
3 マイ
▲> 1 0 0 0
▼
0 0 0 1
履歴画面で
1 0 0 c m
2 5 0 c m
2 5 0 c m
3 5 5 c m
1 0 マイ
8 マイ
5 0 c m
1 0 0 c m
キーを押すとカーソルが指している履歴番号の詳細情
報を表示することが出来ます。
で操作することで以下のように画面が切り替わります。
詳細画面から履歴画面へ戻る場合は
▲>
▼
0 0 0 1
0 0 0 2
8 マイ
1 マイ
1 0 0 c m
2 5 0 c m
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
ケ゛ ンハ゛ メ イ
スス゛ キテイ
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
ヘヤ メ イ
0 0 0 1
リ ヒ゛ ンク゛
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
カシ ョ メイ
カヘ゛
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
クロスヒンハ゛ ン
0 0 0 1
T Y - 1 0 1 0
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
カン リ ョウ ヒニチ
0 0 0 1
1 2 / 3 1
▲
▼
シ ョ ウサイ ヒ ョ ウシ゛
0 0 0 1
カン リ ョウ シ゛ コク
1 2 : 3 4 : 5 6
キーを押すと戻ります。
キーを押すと履歴番号 0001 の
詳細情報が表示されます
0 0 0 1
0 0 0 1
9
ニシ
詳細情報はインフォメーション画面にて
入力した情報(P58 参照)を表示します。
1
Chapter
1
パネルキー類説明
複合キー操作/操作キー
[ショートカットキ-・機能キーとしての動作(続き)
]
クロス検尺長さ補正の値を設定
する画面になります。
+
ク ロスナ カ゛ サ
ホセ イ
(P39参照)
糊補給長さを修正する画面になり
(P39参照)
ます。
+
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ
1 0 . 0 m
※P28の糊補給警告を「ソフト」にセッ
トした時のみ設定する事が出来ます。
クロス残量の値を設定する画面に
なります。
+
▲
▼
0 . 0 %
ク ロスサ゛ ン リ ョ ウ
5 0 .
0 m
(P41参照)
+
クロスのリピート長さを設定する
画面になります。
+
自動供給時のポンプ作動時間を設
定する画面になります。
+
各種補助機能を設定する画面にな
ります。
リ ヒ゜ ー ト
0 . 0 c m
(P41参照)
ノ リ ホ゜ ン フ ゜
(P26参照)
運転モードを切り替えることが出
来ます。
(通常運転→プログラム運転→柄リピ
ート運転→通常運転・・・)
▲ ク ロ スキ゛ レ
▼
ユウコ ウ
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
10
* ムコ ウ
セ ッ テ イ
1 0 0 c m
5
100
カウント
枚
フ ゜ ロク゛ ラム
ス ヒ゜ ー ト ゛
10
1
5
カウント
枚
cm
セ ッ テ イ
1 0 0 c m
100
リ ヒ゜ ー ト
1 5 .
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
2
0 c m
5
カ ウント
枚
cm
セ ッ テ イ
1 5 1 c m
151
cm
+
PASTING SPEED
PASTING SPEED
ケ ンチキ ノ ウ
送りキーで微少送り動作中にスピードアップキーあるいはスピードダウンキー
を押せば、送り速度を変更することができます。
スピードは11段階(L、1~9、H)に変更できます。(MAX 17.3m/min)
+
PASTING SPEED
表示画面の明るさを変える
ことが出来ます。
▲
▼
0. 0 s e c
枚数
(黄)
サ ト ゛ ウ シ ゛ カ ン
(P42参照)
+
+
ナ カ ゛ サ
割込スイッチで割込運転動作中にスピードアップキーあるいはスピードダウン
キーを押せば、割込運転速度を変更することができます。
スピードは、11段階(L、1~9、H)に変更できます。(MAX 17.3m/min)
10
Chapter
2
○
Chapter2
操作パネルの使い方
この章では、自動壁紙糊付機の操作パネルの基本的な
使い方について解説しています。
11
Chapter
2
モードの説明
本機は、通常の糊付を行う「ノーマルモード」と、事前に設定しておいたデータに基づいて糊付を行う「プロ
グラムモード」、柄物クロスのリピート頭出しを行う「リピートモード」の 3 種類の糊付モードを搭載して
います。作業の形態にあわせて、使い易いモードをご利用下さい。
+
を押す度に3つのモードが順番に切り替わります。電源投入時は、最後に使用していたモード
の状態で起動します。
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
10
5
カウント
枚
セ ッ テイ
1 0 0 c m
100
フ゜ ロク゛ ラム
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
cm
ノーマルモード
10
1
5
カウント
枚
セ ッ テ イ
1 0 0 c m
100
プログラムモード
一般的な糊付作業を行いたい
リ ヒ゜ ー ト
1 5 .
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
cm
2
0 c m
5
カウント
枚
セ ッ テ イ
1 5 1 c m
151
cm
リピートモード
→ノーマルモード(13ページ)
・必要な長さを設定して、設定した長さだけ糊付けを行う最も一般的なモードです。
・枚数を設定すれば、設定枚数までの糊付けも可能です。
・クロス残量を 50m から減算して表示する「クロス残量表示」や、予め設定した糊切れ予測長さを
表示する「糊残量表示」などを常時表示できるのは、このモードだけです。
※他のモードでは、インフォメーションキーを押したときのみ表示します。
※常時表示するには設定が必要です。(P32 参照)
予め決められた長さと枚数を糊付したい
同じ間取りの部屋が繰り返しある
→プログラムモード(46ページ)
・アリアドネとのリンク機能を用いることで糊付作業の管理、パソコンによるプログラム入力を行う
ことが出来ます。
・長さと枚数の組合せ(プログラム)を、99 件までメモリーに蓄えておくことができます。
・記憶した長さと枚数の組合せの中から、必要なものを呼び出して糊付作業を行うことができます。
・操作ボックスに乾電池をセットすれば、操作ボックス単体でもプログラムの入力が可能となり、測
長しながらの入力もできます。
・同じ間取りの部屋が多いマンションなどでは、一部屋分の入力をするだけで他の部屋でもプログラ
ムが利用でき、作業効率がアップします。
・このモードでの「クロス残量表示」や「糊残量表示」はインフォメーションキーを押した場合のみ
となります。
柄物クロスの頭出しをしたい
→リピートモード(48ページ)
・柄物クロスを施工する際に、次の柄の頭まで送りキーで送って作業するのが煩わしく感じることは
ありませんか?
リピートモードは、予め作業するクロスの柄リピート長さを操作ボックスに入力しておけば、頭出
しキーを押すだけで、次の柄頭の手前まで自動的に送ってくれるモードです。
・設定長さとリピート長さから糊付機が自動的に計算して必要な送り長さを送ってくれるので、目を
凝らしてリピートマークを探す必要はありません。頭出しキーを押さえれば、リピートマークの
手前で停止しますので、あとは送りキーで微調整をするだけで、簡単にカットできます。
・このモードでの「クロス残量表示」や「糊残量表示」はインフォメーションキーを押した場合のみ
となります。
12
Chapter
2
ノーマルモードの操作手順
ノーマルモードは、必要な長さと枚数を都度設定して、設定した分だけ糊付けを行う最も一般的なモードです。
操作手順
1.糊付け長さ・枚数の設定
操作手順
例)2m50cm を 5 枚糊付する場合。
①
①
キーを押します。表示がクリアになり、
設定長さ表示部に“0 cm”が点滅表示します。
2.糊付作業の開始
を押すと運転します。2 枚目以降でカウ
ンター表示部“ 0 ”以外の表示になっている
場合は、
キーを押してカウンター表示を
“ 0 ”にリセットしてから
キーを押して
下さい。
セ ッ テ イナ カ゛ サ
枚数
②
10
カ ウント
枚
0
ス ヒ゜ ー ト ゛
cm
テンキーを
の順に押します。設定
長さ表示部に“250cm”と点滅表示されます。
セ ッ テ イナ カ゛ サ
枚数
10
カウント
枚
250
5
枚数
②
枚
0
④
テンキーを
表示部に“枚数
なります。
4
枚数
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
5
250
カウント
枚
cm
以降、上記①、②の手順を“残り 0 枚”になる
まで繰り返します。設定枚数の糊付が終わると、
セ ッ テ イナ カ゛ サ
カ ウント
枚
250
→
と押しても糊付を行いません。
再設定して下さい。
cm
の順に押します。設定枚数
5 枚”が点灯し、設定完了と
を押して
検 尺 レバーのロックがされていないと下 記 の
ように表 示 されます。
キーを押 し警 報
を解 除 し検 尺 レバーをロックして下 さい。
セ ッ テ イマイ スウ
5
cm
設定長さの手前で減速を開始し、設定長さに
達すると自動的に停止し、停止したらクロスを
カットします。
枚数表示は1枚糊付が完了しましたので“残り 4
枚”となります。
cm
キーを押します。設定長さ表示は点灯
表示になり、設定枚数表示部に“0 枚”が点滅
表示されます。
セ ッ テ イマイ スウ
0
カウント
ス ヒ゜ ー ト ゛
③
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
5
セ ッ テ イナ カ゛ サ
カ ウント
枚
250
* * ケンシ゛ ャクレハ゛ ー
ノ
イ チ ヲ **
* *
カクニンシテクタ゛ サイ
**
cm
・入力数値が間違った場合は、
を押すと再設定できます。
・STOP キーで途中停止させた場合、
を再度押すと、停止したカウントから
継続して運転を行いますが、設定長さよりクロスが長めに出る場合があります。
・通常、枚数表示部には糊付残りの枚数を“残り*枚”で表示しますが、設定枚数を
0枚にした場合は、糊付が完了した枚数を“枚数*枚”で表示します。
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
糊付完了枚数を表示
13
5
2
カ ウント
枚
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
250
cm
Chapter
2
インジケータの表示について
本機は糊付作業中の機械状態をお知らせする「インジケータ」を表示パネルに搭載しています。
電源
高電圧 低電圧 プログラム
補正
クロス
糊
低電圧・高電圧の警告
起動状態をお知らせするインジケータ
電圧警告インジケータは電源電圧の状況によって
下記のように点灯します。
【通常時】
電源のインジケータは緑色に点灯します。
【制限モード時】
電源のインジケータはオレンジ色に点灯します。
(P34 参照)
電源スイッチを入れても点灯しない場合は、電源
状態を確認下さい。
~70
71~85
85~
110
110~
135
135
~
低電圧
◎
◎
-
-
―
高電圧
-
-
-
-
◎*2
作
×
△*1
○
△
×
作業の状態をお知らせするインジケータ
【プログラム】
プログラムモード動作中に点灯します。
(P46 参照)
【補
正】
クロス検尺長さ補正率を設定している場合に点灯
します。
(P39 参照)
動
◎・・インジケータ点灯
○・・正常に作動
△・・作動するが好ましくない
(長時間使用すると故障の原因となります)
×・・作動しません
(正常な電圧に接続して使用して下さい)
*1
糊の自動供給はできません。速やかに処置を行って下さい。
1)周囲で使用している投光器やヒーター等の使用をやめる。
2)昇圧器(別売)を利用して電圧を上げる。
3)他の場所の電源コンセントから電源を取る。
機械の状態をお知らせするインジケータ
*2
【クロス】
クロス切れ検知機能が ON になっている場合に
緑色に点灯します。クロス原反が無くなると赤色
に点灯します。
(P27 参照)
【 糊 】
糊補給警告機能が
・「センサー」の場合は、「緑」色のインジケータ
が点灯し、糊箱内の糊が少なくなると「赤」色
に点灯します。
・「ソフト」となっている場合は、「オレンジ」色
のインジケータが点灯し、設定した長さの糊付
けを行うと「赤」色に点灯します。
(P28 参照)
【低 電 圧】
供給される電圧が低下している場合に点灯します。
(P14 参照)
【高 電 圧】
供給される電圧が上昇している場合に点灯します。
(P14 参照)
14
入力等の動作はできますが、糊付機・プラス 1 は動きません。
高電圧遮断回路について
高電圧インジケータが点灯した場合は機械保護の
ため糊付機のモーターとサービスコンセントへの
電源を自動的に遮断します。
また、電源投入時に135V以上あるときは下記の
表示と共に警告ブザーが鳴ります。
どちらの場合も、インジケータが点灯すれば速やか
に機械の電源スイッチを切ってコンセントを抜き、
正常な電源に接続して下さい。
* A C 2 0 0 V ニセ ツ ソ ゛ ク サ レテ イ マス *
キ ッ テ ク タ ゛ サ イ
*
テ゛ ンケ゛ ン ヲ
*
万 一 、誤 って AC200V に接 続 しても壊 れな
いように保 護 回 路 を内 蔵 していますが、
240V 以 上 の電 圧 がかかると電 気 回 路 が
故 障 します。
現 場 の電 圧 には十 分 注 意 の上 、正 しい電
圧 の電 源 に接 続 して下 さい。
Chapter
2
スピード調整
本機は作業の形態にあわせて糊付速度を 11 段階で調整する事ができます。
スピードはスピード設定キー( ▲ ▼ )で増減し、設定の動作スピードがパネルに表示されます。
スピードアップ
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
スピードダウン
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
5
2
カウント
枚
250
cm
送りスピード調整
糊付スピード調整
糊付速度はスピード設定キーで L、1、2~8、9、H
の 11 段階(1.6~17.3m/min)に変更できます。
+
スピード調整は運転中・停止中どちらの場合でも変
更可能です。
スピードの初期値は" 5 "です。オールクリア操作を
するとスピードは初期値に戻ります。
・クロスの種 類 や糊 の粘 度 等 によっては、
糊 付 スピードが早 すぎると糊 付 不 良 の
原 因 となる場 合 があります。糊 付 きが悪
い場 合 はスピードを少 し遅 くしてご使 用
下 さい。
送り運転中にスピード設定キーを押せば、送りキー
を押した際の速度を L、1、2~8、9、H の 11 段
階(1.6~17.3m/min)に変更できます。
送りによる速度設定の初期値は" 2 "です。
オールクリア操作をすると初期値に戻ります。
割込スピード調整
・粘 度 の低 い糊 を使 用 する場 合 は、スピー
ド"5"以 上 でのご使 用 をおすすめします。
それ以 下 のスピ-ドで運 転 すると糊 が
上 がらない場 合 があります。
+
・粘 度 の高 い糊 を使 用 する場 合 は、スピー
ド"6"以 下 でのご使 用 をおすすめします。
速 い速 度 で糊 付 すると、糊 箱 から糊 が
あふれたり、糊 の塗 布 量 が多 くなる場 合
があります。
(黄)
割込運転中にスピード設定キーを押せば、割込キー
を押した際の送り速度を L、1、2~8、9、H の
11 段階(1.6~17.3m/min)に変更できます。
スピード表示と実際の糊付速度目安
表
示
L
1
2
3
4
5
速
1.6
3.1
4.6
6.3
7.8
9.4
度
m/min
m/min
m/min
m/min
m/min
m/min
表
示
6
7
8
9
H
速
11.0
12.7
14.2
15.7
17.3
割込運転による送り速度の初期値は" 5 "です。
オールクリア操作をすると初期値に戻ります。
度
m/min
m/min
m/min
m/min
m/min
15
Chapter
3
○
Chapter3
機械の使い方
この章では、自動壁紙糊付機の設置から糊付作業まで、
機械的な部分のご使用方法について解説しています。
17
Chapter
3
作業準備
脚部の準備
第 1 本体の取付
解除レバー
紙受け
ブラケット
②
①
①
蝶ナット
②
①
解除レバーを引いて、脚を矢印の方向に開き
ます。
※脚は自動的にロックします。
②
紙受ブラケットを開いて、蝶ナットで固定し
ます。
③
4カ所のキャスターが全て外向きになるように
向きをそろえ、キャスターをロックします。
ブレーキの「ON」の方を下に押してロックし
ます。(2ケ所)
①
脚部のフック (2ケ所) に本体下面のフックを
引っ掛けるように合わせ、脚部の上に本体を
載せます。
②
正面のパチン錠 (2ケ所) を掛けて、本体部と
脚部を固定します。
第 2 本体の取り付け
フック
折りたたむときは?
解除レバーを上に引くとロックが外れます。レバ
ー を 引 き 上 げ た ま ま 脚 を 折 り た た み 、 45°位 折 り
たたんだらレバーから手を離し、そのまま「カチ
ン」とロックするまでたたみます。
突起
・ 解 除 レ バー を操 作 す る際 は必 ず片 手 で
行 い、もう片 方 の手 で機 械 または脚 を
保 持 して下 さい。機 械 が転 倒 したり、手 を
挟 む恐 れがあります。
・脚 が確 実 にロックされたことを確 認 して
から次 の作 業 に移 って下 さい。ロックが
不 完 全 な場 合 には機 械 が転 倒 する恐 れ
があります。
グリッパー
・カットテープを付 けたまま脚 を折 りたたむ
場 合 、直 径 180mm 以 上 のテープを取 り
付 けられる場 合 、取 付 位 置 によっては
折 りたたみに支 障 をきたす場 合 があり
ます。この場 合 はテープを外 側 へ寄 せて
から脚 を折 りたたんで下 さい。
18
ピン
①
第1本体の突起に第2本体のフックを引掛け
ます。
②
引掛けた後、第2本体を第1本体の突起を軸に
して回転させ、グリッパーが第1本体のピンに
はまるようにセットします。
Chapter
3
作業準備
第 2 本体の取り付け
操作ボックスの取り外し
つづき
マーク
取り外すときは?
上刃物固定用ステーを両手でしっかりと持ち、
第1本体の突起を軸にして手前にひねるように
持ち上げて下さい。グリッパーが外れた後は、
第 2 本体を真上に持ち上げると外れます。
ソケット
駆動連結用歯車のかみ合いが悪く、
第2本体が浮き上がっている場合は、
カッターシャフトを少し回転させる
と直ります。
センサーコード
※カッターシャフトは、ローラーを手で
回転させると簡単に回転できます。
プラグ
この部分を持って抜き差し
を行ってください。
・取 り付 けは必 ず糊 付 機 の電 源 を切 った
状 態 で行 って下 さい。誤 って動 き出 すと
ケガをする恐 れがあります。
・第 2本 体 は確 実 に所 定 の位 置 にセットし
て下 さ い 。 本 体 の 位 置 が ず れ たり 、 浮 き
上 がった状 態 のまま使 用 すると故 障 の
原 因 となります。
①
センサーコードのカバー部を持ち、図のように
矢印の方向にまっすぐに引き抜いて下さい。
②
操作ボックスの取手を持ち、ロック解除ボタン
を押したまま上へ持ち上げると取り外せます。
操作ボックスの取り付け
①
・操作ボックスを持ち運ぶ時は、セン
サーコードが傷んだり、ボックス
本体を傷つけないようにセンサー
コ-ドをセンサーコード用フックに
固定して下さい。
ロック
解除
ボタン
・フックへの固定はセンサーコード
プラグが遊ばないように固定して
下さい。
②
ガイド
①
操作ボックスのガイド(3 ヶ所)を糊付機本体の
長穴に合わせて、矢印①の方向に押し込んで
下さい。
②
押し込みながら、矢印②の方向にスライドさせ
て下さい。カチッと音がしてロックされます。
歯車の噛み合いが悪く、うまくセットできない
ことがあります。この時は、糊付ローラーを
手で少し回すと簡単にセットできます。
③
センサーコードを第2本体のプラグに差し込ん
で下さい。 (この時、センサーコード側のマークと
プラグ側のマークを合わせて下さい。)
19
糊付機本体に操作ボックスが正しく
取付けられていないまま運転すると
操作ボックスの故障や歯車の破損原因
となることがあります。
Chapter
3
作業準備
テンションバーの取り付け
クロス原反のセット
本機はクロスの蛇行及びシワに対して十分に配慮し
ていますが、クロス原反が多種多様にありますので
必ずテンションバーを使用して下さい。
サイド盤(大)
原反
フック
原反芯棒
テンションバー
A
テンションバーはスプリングの内蔵側をフックに
差し込んで、少し押しつけながら反対側の溝をフッ
クに掛けます。
B
①
クロス原反に原反芯棒を通し、両側からサイド
盤(大)で挟み込みます。
②
原反芯棒を紙受けブラケットにはめ込みます。
③
クロス原反は中央部にセットし、左右に振れ
ないようにサイド盤を蝶ネジで固定します。
サイド盤はクロスに押しつけすぎないように
します。
フックB
フックA
テンションバー
第2本体でテンションバーを使用する場合、第2
本体下部のフックAにテンションバーを取り付け
ます。
※フックBはテンションバー収納専用ですのでご注意下さい。
※取付位置については P22 を参照下さい。
・A部 やB部 のブラケットとの隙 間 に手 を
挟 まないように注 意 して下 さい。
・脚 のキャスターは必 ず外 側 に向 け、ブレ
ーキをかけて下 さい。キャスターが内 側 を
向 いていると原 反 をセットした際 に機 械 が
転 倒 する恐 れがあります。
カットテープ芯棒の取り付け
サイド盤(小)
クロス裁断幅の調整
目盛板
スライド
ブロック
カットテープ芯
①
②
凸部が切断位置
カットテープの紙管内にカットテープ芯を入れ、
これをサイド盤(小)で両側から挟み込み、
カットテープ芯棒に取り付けます。
しまる
調節ツマミ
ゆるむ
スライド
ブロック
脚部にカットテープ芯棒を取り付け、位置調整
を行います。
凸部分が
切断位置
・サイド盤 (小 )は切 り欠 きが左 右 になるよ
うにセットして下 さい。
・使 用 中 のカットテープ巻 径 が 180mm 以
上 ある場 合 は、テープを取 り外 してから
脚 をたたんで下 さい。
調節ツマミを緩め、任意の切断位置にスライドブロ
ックを移動させて、調節ツマミを固定します。
※スライドブロックの凸部が切断位置の目安です。
20
Chapter
3
作業準備・糊付作業
事前準備が終われば、糊付作業を開始します。
カットテープのセット
糊の補給
ナラシローラー
テープ
糊切
ブラケット
テープ
ガイド
下部
ステー
①
②
③
糊切ブラケットを上側へ跳ね上げます。
本体から糊箱を引き出します。
糊箱は糊箱側面の爪でロックされていますの
で、少し力を加えながら手前に引くと引き出せ
ます。
糊箱全体に広がる様に糊を入れます。
糊の補給量は糊の濃さによって変わりますが、
通常は糊上ローラーが隠れない程度の量が上限
です。
※糊を入れすぎると、運転時に糊があふれることがあります。
④
⑤
糊箱を奥まで差し込みます。
糊箱側面の爪がロックし、糊箱の脚が本体側の
くぼみに納まっていることを確認して下さい。
糊切ブラケットを元に戻します。
市 販 さ れ て い る 糊 は 多 種 類 あ り 、粘 度
に 差 が あ り ま す 。ま た 、気 温 に よ っ て
も 粘 度 は 変 わ り ま す の で 、入 れ す ぎ に
ご注意下さい。糊を入れすぎた場合
は 、最 初 の 3 ~ 4 枚 を 遅 い ス ピ ー ド で
糊付すると、糊があふれずにうまく
糊付出来ます。
①
糊箱にテープガイドを引っ掛けます。
②
カットテープを引き出し、下部ステーの後ろを
くぐらせて、テープガイドに通します。
③
糊箱の縁を経由して、糊切りブラケットの下
からナラシローラーをくぐらせます。
④
ナラシローラーの上へテープを引きだし、ナラ
シローラーと押えステーの間を通すように手前
へ引き出します。
テープガイドやナラシローラーに水 や糊 が
付 着 し て い る 場 合 は、 乾 い た 布 でき れ い
に拭 き取 ってからご使 用 下 さい。糊 が
付 着 していると、カットテープがナラシロー
ラーに巻 き込 まれるおそれがあります。
・糊切ブラケットを上へ跳ね上げる
と 、カ ッ ト テ ー プ を ナ ラ シ ロ ー ラ ー
の下に通しやすくなります。
・カ ッ ト テ ー プ の テ ン シ ョ ン は サ イ ド
盤(小)を当てる強さで調整して
下さい。
付 属 の テ ー プ ガ イ ド は
45mm/38mm 兼 用 タ イ プ で す 。
他の幅のテープガイドはオプション
品をお求め下さい。
38mm 用 99-3015
45mm 用 99-3016
50mm 用 99-3017
60mm 用 99-3018
21
Chapter
3
糊付作業
以降の手順は機械を運転しながら行います。下記説明をよく読み、安全に作業を行って下さい。
クロスのセット
糊厚の調整
本体上面の糊厚調整レバーの調整で、糊付ローラー
とドクターローラーの間隔が変化し、糊厚を変える
ことが出来ます。
糊厚調整レバーはクロスに最適な塗布量になる位置
で設定します。
A
3
2
糊厚調整レバー
6
B
C
多くなる
1
少なくなる
4
5
・糊を入れ、上部フレームを開けた
状態で運転すると、糊厚調整がしや
すくなります。
・ 工 場 出 荷 時 は 目 盛 2 で 約 140g/㎡
(糊 粘 度 8000c P)の 塗 布 量 と な る
ように調整されています。塗布量は
条件によって変化しますので、一応
の目安となります。
テンション テンションバー
強・弱
取付位置
強
A+B
B
A
A+C
B+C
弱
C
レバーを無 理 に回 すと、機 械 の故 障 の
原 因 となります。必 ず目 盛 の範 囲 内 で調
整 を行 って下 さい。また、レバーは左 右 同
じ塗 布 量 になる位 置 に設 定 して下 さい。
①
22
クロス
経路
3
2
1
4
6
5
クロスの種類や状態にあわせて、テンションバ
ーの位置を決定し、クロスを掛けます。
Chapter
3
糊付作業
②
糊付機の上部フレームを開き、割込スイッチを
押して刃物を回転させます。
(スピードを低めに設定しておくと作業しやすくなりま
す。)
糊付を開始します。機械の運転に関しては操作パネ
ルキーの使い方 P7 を参照下さい。
糊付作業
カッター
ガイド
③
クロスを挿入口から差し込み、先端が出口側
から顔を出したら手で上へ引き出して下さい。
カッター
④
割込スイッチを押して機械の回転を止め、引き
出したクロスを糊付機にセットします。
⑤
第 2 本体の検尺レバーを
ロックし、上部を閉じて
パチン錠をかけます。
ロック
①
操作パネルの送りキーを押して、クロスに糊が
付いている部分をカッターガイド(カット位置)
より少し長めに出るように送ります。
②
カッターガイドに沿わせてカッターナイフを
走らせ、クロスをカットします。
③
操作パネルでクロス長さの設定を行い、糊付
作業を開始します。
④
糊付けされて出てくるクロスは折りたたみなが
ら重ねてゆきます。
⑤
糊付け終了後、カッターガイドに沿わせてカッ
ターナイフを走らせ、クロスをカットします。
検尺レバー
・本 機 は ク ロ ス の 蛇 行 及 び シ ワ に 対 し
て 十 分 に 配 慮 し て い ま す が 、ク ロ ス
原反が多種多様にありますので必
ずテンション棒を使用して下さい。
・クロスを差し込む際は、クロス中央
部に手を添えて差し込むようにして
下さい。刃先にはカバーを設けてお
りますが、安全のために絶対に手を
近づけないで下さい。
・壁紙の種類によっては、強いテンシ
ョンをかけるとクロスが上がらなか
ったり、クロスを傷める場合があり
ますので、予め試験使用してテンシ
ョン位置及びクロス経路を確認され
た後、使用して下さい。
23
Chapter
4
○
Chapter4
便利な機能
この章では、クロス切れ検知機能や柄リピート頭出し
機能など、作業をサポートする便利な機能について
解説しています。
25
Chapter
4
便利な機能
本機にはクロス切れ検知機能や、クロス長さ補正など、様々な補助機能が搭載されています。作業形態によっ
て、これらの機能を必要としない場合にはこれらの補助機能の動作や初期設定値を切り替えることが出来ます。
インフォメーションキー
インフォメーションキーを約3秒間、長押しするとコンフィグレーション画面へ切り替わります。
Ï
コ ンフ ィ ク ゛ レーシ ョ ン
システムセ ッ テ イ
Ì
* キ ノ ウ セ ッ テ イ
で「 * (カーソル)」を操作し、
インフォメーションキー
約3秒間長押しします。
▲ ク ロス キ゛ レ
▼
ユウコ ウ
で決定します。
※「*(カーソル)
」は選択した側に表示されます。
ケ ンチキ ノ ウ
▲ ク ロス ナ カ ゛ サ
▼
* ム コ ウ
機能設定
ホセ イ
0 . 0 %
システム設定
で操作することで以下のように画面が切り替わります。
▲ ク ロスキ゛ レ
▼
ユウコ ウ
( P27 参 照 )
▲ ノ リ ホキ ュ ウ
▼
センサ-
ケ ンチキ ノ ウ
*ム コ ウ
▲ ク ロスナ カ ゛ サ
▼
▲
▼
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 0 . 0 m
( P39 参 照 )
▲ナ カ ゛ サ X マ イ スウ
▼
ユウコ ウ
セキサン
*ム コ ウ
▲ ク ロスサ ゛ ン リ ョ ウ
▼
( P30 参 照 )
▲ ト ー タ ル
セキサ ンキシ゛ ュ ン
▼
* シ゛ ョ ウシ ゛
シ゛ ツ リ ョ ウ
( P41 参 照 )
( P32 参 照 )
▲ サ ゛ ン リ ョ ウ
▼
ク ロス
( P41 参 照 )
▲ ノ リ ホ゜ ン フ ゜
▲ リ ヒ ゜ ー ト
▼
カ゛ メ ン ヒ ョ ウシ゛
*ナ シ
ノ リ
* ム コ ウ
0 . 0 c m
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
0.
▲ リ ヒ ゜ ー ト
▼
( P42 参 照 )
( P34 参 照 )
▲ ヒ ョ ウシ ゛
ケ゛ ン コ ゛
▼
* ニホ ン コ ゛
エ イ コ ゛
( P43 参 照 )
( P34 参 照 )
( P43 参 照 )
ヒ カエナカ゛ サ
3 c m
▲ キ ト ゛ ウ
ハ゜ スワ ー ト ゛
▼
ハ ゜ スワ ー ト ゛
▲ス タ ー ト ト ゛ ウサ
▼
▲
▼
▲ ノ リ ツケ カ ン リ ョ ウマー ク ヒ ョ ウシ゛
▼
*ム コ ウ
ユウ コ ウ
0 s e c
( P42 参 照 )
( P33 参 照 )
▲ セ イ ケ゛ ンモー ト ゛
レヘ゛ ル
▼
* フ ツウ
ヒ ク イ
タ カ イ
** * *
チエ ンシ゛ カ ン
0. 0 s e c
ヒツ゛ ケセッ テイ
2 0 0 8/ 1 2 / 3 1
( P44 参 照 )
( P35 参 照 )
▲ ト ータ ル ナ カ ゛ サ
▼
1. 0m
ヒ ョ ウシ゛ タ ンイ
* 0.
1m
▲シ
▼
( P35 参 照 )
゛ コ クセッ テイ
2 3: 5 9 : 5 9
( P44 参 照 )
カクチョ ウ
* ムコウ
よく使用するシステム設定項目には、
値設定変更画面へ直接ジャンプでき
るショートカットキーもあります。
( P36 参 照 )
▲テ
▼
ナ カ ゛ サ
ツウシン
゛ -タ
カイシ
*キ
ャンセル
( P10 参 照 )
( P36 参 照 )
26
ループ
ロ ッ ク
5 0 . 0 m
▼
ループ
( P32 参 照 )
▲ ハ ゜ スワ ー ト ゛
▼
ユウ コ ウ
フ゜ ロク゛ ラム
ユウコウ
0 . 0 %
( P39 参 照 )
ケ イ コ ク キ ノ ウ
* ム コ ウ
ソ フ ト
( P28 参 照 )
▲
▼
ホセイ
Chapter
便利な機能
4
機能設定
クロス切れ検知機能(末端検知クロスセンサー)
糊付作業中にクロスが無くなった場合、自動的に運転を停止させることが出来ます。
使い方
設定方法
本機能を使用すると、クロスが切れた時点で機械が
一時停止します。
停止位置でカットすると、表示されている長さのク
ロスを得ることができます。停止後のカット位置か
ら末端までおよそ80cm 残っています。余りクロス
は正確に切断・糊付されていない可能性があります
ので、よく確認しご利用下さい。
クロス切れ検知機能の「有効」
「無効」を選択でき
ます。
①
▲ ク ロスキ゛ レ
▼
*ユウコ ウ
②
・クロスセット時 には、必 ずクロスインジケー
タが緑 色 に点 灯 していることを確 認 して
下 さい。
・クロスが無 くなった場 合 には、クロスインジ
キーを
ケ ンチキ ノ ウ
ム コ ウ
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。
希望する設定に合わせ
キーを押し確定
させます。
ク ロスキ゛ レ
*ユウコ ウ
ケータが緑 色 から赤 色 へ変 化 して機 械 が
停止します。停止後は
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
ケ ンチキ ノ ウ
ム コ ウ
Ï Ì
押 しても運 転 しませんので、クロスの排 出
には
③
キーを押 して下 さい。
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
クロスインジケータ
電源
高電圧 低電圧 プログラム
補正
クロス
・工場出荷時の設定は「ユウコウ」に
糊
なっています。
・オールクリアを行った場合は「ユウ
うまく動作しない時には?
コウ」に再設定されます。
クロスセット時にクロスインジケータが緑色になり
ません。このような場合は、「クロス切れ検知機能」
を「ムコウ」にしてご使用下さい。
大きく波打ったクロス、紙管が変形したクロスや
しわになったクロスなどの場合に、センサーが
「緑色」⇔「赤色」と点滅することや、誤動作して
停止することがあります。
このような場合は、テンションバーを併用し、クロ
スに与えるテンションを強くして下さい。それでも
解決しない場合は「クロス切れ検知機能」を「ムコ
ウ」にセットし作業を行って下さい。
機能が働いて停止した場合、1111
キーを押しても運転しません。一度他
の 数 字 キ ー を 押 し て か ら 1 1 11 キ ー
を押すと、停止した位置から運転を
再開できます。但し、クロスは若干
長めに出る場合があります。
27
Chapter
便利な機能
4
機能設定
糊補給警告機能
糊箱の糊が減ってくるとインジケータの点灯とブザーで警告をさせることができます。
糊補給警告機能
使い方
ビームセンサー式
ビームセンサーにより糊面高さを検知します。
本機は2種類の糊補給警告機能を備えています。使
用状況に合わせて選択して下さい。
①
付属のビームセンサーを上部フレームに取付け
ます。
②
ビームセンサーのプラグを操作ボックスに差し
込んで固定して下さい。
設定方法
糊補給警告機能を下記の中から選択できます。
・センサー:ビームセンサーでの糊面検知によっ
て糊補給位置をお知らせします。
・ソ フ ト:あらかじめ設定した糊補給長さでお
知せします。
・ム コ ウ:糊補給警告を行いません。
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ ノ リ ホキ ュ ウ
▼
センサ-
②
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。
希望する設定に合わせ
キーを押し確定して
下さい。
ノ リ ホキュウ
* センサ-
③
ケ イ コ ク キ ノ ウ
*ム コ ウ
ソ フ ト
ケ イ コ ク キ ノ ウ
ム コ ウ
ソ フ ト
設定が完了しましたら、
画面へと戻ります。
Ï Ì
ビームセンサーのコードは糊付作業に
障が無いように引き回して下さい。
キーを押し通常
支
糊付作業中に糊が少なくなってくると、糊インジケ
ータが「緑」から「赤」へ切り替わると共に、ブザ
ーが「ピッ・ピッ・ピッ」と鳴って、糊補給時期が
近いことをお知らせします。
ブザーが鳴ったら速やかに糊を補給して下さい。
・工場出荷時の設定は「ムコウ」に
なっています。
・オールクリアを行った場合は「ムコ
ウ」に再設定されます。
ブザー
緑
赤
糊
糊
糊補給時期のお知らせ
電源
高電圧 低電圧 プログラム
「ピッ・ピッ・ピッ」
補正
クロス
糊
ビームセンサーは機械が傾いていると
正確に動作しません。必ず水平な場所
に設置し作業して下さい。
28
Chapter
便利な機能
機能設定
糊補給警告機能
ビームセンサーの調整方法
ビームセンサーの検知タイミングを調整することが
出来ます。調整は糊箱内に糊が入った状態で、ロー
ラー回転時に行います。
ソフト
あらかじめ設定しておいた糊付長さの糊付作業を
行うと糊インジケータが「オレンジ」から「赤」へ
切り替わると共に、ブザーが「ピッ・ピッ・ピッ」
と鳴って、糊補給時期が近いことをお知らせします。
ブザーが鳴ったら速やかに糊を補給して下さい。
糊を補給したいタイミングでビームセンサーが反
応するように付属のマイナスドライバーでビーム
センサーのボリュームを調整します。
オレンジ
赤
ブザー
「ピッ・ピッ・ピッ」
糊
糊
調整ボリューム
糊補給時期のお知らせ
※検知位置を下げる。
→時計方向に回します。
※検知位置を上げる。
→反時計方向に回します。
反時計方向
に回します
4
電源
高電圧 低電圧 プログラム
補正
クロス
糊
工場出荷時は 10.0m に設定されています。
設定値の変更は P39 を参照下さい。
時計方向
に回します
ローラーが回転すると糊は手前方向へ寄り、
検知面高さは上昇します。
残量画面表示(P32 参照)で「ノリ」を選
択すると通常画面で残量が表示されるので
更に使い易くなります。
※常に残量表示されるのはノーマルモード
のみです。プログラムモードや柄リピート
モードでは、
キーを押した時に確認
することが出来ます。
調整時は第 2 本体の検尺レバーを解除し、クロ
スは巻き取っておいて下さい。
・市 販 されている糊 は多 種 類 あり、粘 度
に差 があります。また、気 温 によっても
粘 度 は変 わります。
・糊 の種 類 や粘 度 によってセンサーの
反 応 タイミングは異 なりますので糊 に
合 わせて調 整 しお使 い下 さい。
・インジケータが点灯している場合は
操作パネルのキーを押す度に「ピ
ッ・ピッ・ピッ」と鳴りますが、故
障ではありません。
・インジケータ点灯からブザーが鳴る
までに約2秒の時間が空きます。
・インジケータ点灯と消灯の間には
応差があり、インジケータ点灯後は
2~3リットル以上の糊を補給しな
いとインジケータは消えません。
・インジケータは糊補給時期の目安
です。
29
Chapter
便利な機能
4
機能設定
長さ×枚数の計算表示機能
本機は入力した長さと枚数の計算値を表示する事が出来る、長さX枚数の計算値表示機能を搭載しています。
これから糊付けしようとする長さと枚数で、どれだけのクロスが必要かを知ることが出来ます。
クロス残量表示機能と合わせて使用することで、糊付けしようとする長さ・枚数に、現在セットしているクロ
スで足りるのかどうか等の判断をすることが出来ます。
ノーマルモードで入力する場合の表示例
長さ×枚数の計算表示機能の設定方法
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ナ カ ゛ サ X マ イ スウ
▼
ユウコ ウ
②
例:250cm を 5 枚糊付けする場合
セキサ ン
*ム コ ウ
①
、キーを押すとカーソルの位置が変わ
ります。
希望する設定に合わせ
キーを押し確定して
下さい。
ナ カ ゛ サ X マ イスウ
ユウコ ウ
セキサ ン
* ム コ ウ
セ ッ テ イマイ スウ
5
Ï Ì
②
③
設定が完了しましたら、
通常画面へと戻ります。
通常通り
キーを押し、
を押
します。次に枚数の
キーを押すと、下の
図のときに枚数5枚が点滅した表示となります。
キーを押し
セ ッ テ イナ カ゛ サ
カウント
枚
と設定枚数を入力して
cm
次に
キーを押すと、サブ画面に 250cm
X5 枚の計算値の 1250cmが 2 秒間表示され
ます。
5 マ イ
2 5 0 c m
・設定が「ユウコウ」なら、設定長さ
250
2
枚数
キーを
押 す と 、 長 さ ×枚 数 の 計 算 値 が 画 面
カウント
枚
コ ゛ ウケ イ
1 2 5 0 c m
250
cm
に2秒間だけ表示されます
・工 場 出 荷 時 の 設 定 は「 ム コ ウ 」に な っ
③
ています。
・オールクリアを行った場合は「ムコ
2 秒後には表示は消え、下図のような表示とな
ります。ここで
キーを押すと、通常
糊付けを行うことが出来ます。
ウ」に再設定されます。
ス ヒ゜ ー ト ゛
枚数
5
5
カウント
枚
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
0
cm
長さを 0cm にセットした時や枚数を 0 枚に
セットした時は、長さX枚数の計算値の表示
は行いません。
30
Chapter
便利な機能
4
機能設定
リピートモードで入力する場合
プログラムモードで入力する場合
例:P46 以降のプログラムモードの操作手順で、
プログラム NO.1 から順に入力した場合
例:P48 以降の操作手順に従ってリピートモードを
利用する場合
① プログラムモード NO.1 で長さ 100cm を入力
し、枚数の
を押します。
①
フ゜ ロク゛ ラ ム
セ ッ テ イマイ スウ
2
P48 以降の操作手順に従って、リピート長さを
入力し通常画面へ戻ります。
リ ヒ ゜ ー ト
1
ナ カ ゛ サ
2 1 .
セ ッ テ イナ カ゛ サ
100
枚
cm
設定の変更にはショートカットキーが存在
します。通常画面から、
②
ここで
キーを押すと、表示部右上に先程
入力した長さ 100cmX枚数 2 枚の計算値であ
る 200cm が 2 秒間表示されます。
2 秒間表示後、プログラム NO.2 の入力画面と
なります。
#
1
2 マ イ
1 0 0 c m
リピート長さの設定値入力
ショートカットキー
+
コ ゛ ウケ イ
2 0 0 c m
②
リピートモードで長さ 253cmを入力し、枚数
の
を押します。
セ ッ テ イマイ スウ
5
セ ッ テ イナ カ゛ サ
カウント
枚
253
cm
6
0
③
cm
ナ カ ゛ サ
次に
キーを押すとカウント表示部に計算
された計算値である 1284cm が2秒間表示
されます。
※リピートモードでの「長さX枚数表示」の計算は下記
の式によって行います。
入力されているプログラム NO.の長さX枚数
全ての計算値の合計長さをプログラムナガサ
**cm というように、5 秒間だけ表示します。
フ゜ ロク゛ ラ ム
を
入力画面となります。
セ ッ テ イナ カ゛ サ
④
+
同時に押すことでリピート長さの設定値
③ 同じ要領でプログラム NO.2~5 のデータを入
力します。データ入力が終わり、プログラム
NO.6 の画面で長さ 0cm が点滅中に
キー
を押します。
フ ゜ ロク ゛ ラム
4 c m
5 マイ
2 5 3 c m
④
コ ゛ ウケ イ
3 1 0 0 c m
2 秒後には表示が消えます。ここで
キー
を押すと通常の糊付けを行うことが出来ます。
リ ヒ゜ ー ト
2 1 .
ス ヒ゜ ー ト ゛
計 算 値 は 小 数 点 以 下 を 切 り 捨 て (リ ピ
ー ト モ ー ド の み )で 表 示 し ま す 。 入 力
した長さと枚数の目安としてご使用
下さい。
コ゛ ウケイ
1 2 8 4 c m
枚数
5
4 c m
5
カウント
枚
セ ッ テ イ
2 5 3 c m
0
cm
※リピート長さを 0.0cm にセットした時や長さに 0cm、
枚数に 0 枚をセットした時は、長さX枚数の計算値の
表示を行いません。
リ ピ ー ト モ ー ド 時 の 長 さ ×枚 数 表 示 の 計 算 式
設定長さ
リピート長さ
× リピート長さ × 枚数 ÷ 10 = ”長さ×枚数”表示
小数点以下切上
31
(mm単位は切上)
Chapter
便利な機能
機能設定
トータル表示積算基準の切替設定
残量画面表示設定
クロス
本機は糊付作業中のクロスがあとどれくらい残っ
ているかを表示することが出来ます。
トータル表示の積算基準を「全てのカウント」
「クロ
スの有る時のカウントのみ」から選択できます。
設定方法
①
4
使い方
工場出荷時の初期値は「50.0m」になっていま
す。変更される場合は P41 の操作手順に従って、
クロス残量を入力して下さい。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ ト ー タ ル
セキサ ンキシ゛ ュ ン
▼
*シ゛ ョ ウシ ゛
シ゛ ツ リ ョ ウ
ク ロスサ゛ ン リ ョ ウ
②
5 0 . 0 m
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し
確定して下さい。
ト ー タル
セキサ ンキシ゛ ュ ン
*シ゛ ョ ウシ゛
シ゛ ツ リ ョ ウ
設定の変更にはショートカットキーが存在
します。通常画面から、
Ï Ì
+
を
同時に押すことでクロス残量の設定値入力
画面となります。
・設定が「ジョウジ」なら、トータル
クロス残量の設定値入力
ショートカットキー
+
表示時に「スタート」及び「送り」
で運転した長さの全てのトータル長
さが表示されます。
・ノーマルモードでの表示
ま た 設 定 が「 ジ ツ リ ョ ウ 」な ら 、ク ロ
ス末端検知でクロス有の状態で運転
画面左上に残りクロスを常時表示します。使用
した量を減算し表示します。
した長さが表示されます。
・工 場 出 荷 時 の 初 期 値 は「 ジ ョ ウ ジ 」に
ノ コ リ ク ロス 5 0 .
ス ヒ゜ ー ト ゛
なっています。
・オールクリアを行った場合は「ジョ
ウジ」に再設定されます。
枚数
残量画面表示設定
②
ノ コ リ ク ロス 5 0 .
+ 0 .
ホセイ チ
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
カ゛ メ ン ヒ ョ ウシ゛
*ナシ
ノ リ
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
サ ゛ ン リ ョ ウ
ク ロス
カ゛ メ ン ヒ ョ ウシ゛
*ナシ
ノ リ
枚
0
cm
キーを押して、インフォメーション画面へ
進みます。画面左上に残りクロスが表示され
ます。
設定方法
▲サ゛ ン リ ョ ウ
▼
ク ロス
カウント
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
・プログラムモード、リピートモードでの表示
クロス・糊補給警告機能の糊残量表示を選択できま
す。
①
5
0 m
5
Ï Ì
32
0 m
0 %
ト ー タル
A
9 9 9 . 9 m
▲
▼
Chapter
便利な機能
機能設定
残量画面表示設定
①
暗証番号入力機能の設定
ノリ
P28 の操作手順に従って、糊供給警告機能を
「ソフト」に設定します。
ノ リホキュウ
センサ-
②
ケイコクキ ノ ウ
*
ソフト
パスワードロックを有効とすることで、操作ボック
ス起動時にパスワードを入力要求することが出来
ます。
パスワード入力に失敗した場合は任意で設定する
動作制限が掛かります。
Ï Ì
ム コウ
P39 の操作手順に従って、糊補給長さを設定
します。
設定方法
①
ノリの残 量 表 示 は糊 補 給 警 告 機 能 を「ソ
フト」に設 定 することでカウントします。
②
③
画面左上に糊補給長さを常時表示します。使用
した量を減算し表示します。
5
0
カウント
枚
④
・プログラムモード、リピートモードでの表示
⑤
ノ リホキュウ 1 0 .
+ 0 .
ホセイ チ
0 m
0 %
ト ー タル
B
9 9 9 . 9 m
ロッ ク カ゛
▲
▼
Ï Ì
ム コ ウ
ロ ッ ク
____
ロ ッ ク
* * * *
パスワードが正しい場合
ハ ゜ スワー ト ゛
キーを押して、インフォメーション画面へ
進みます。
を押し、画面をスクロール
します。画面左上に糊補給長さが表示されます。
ロ ッ ク
パスワードを入力すると「 * 」で埋まります。
入力後
キーを押し確定して下さい。
ハ ゜ スワー ト ゛
ハ ゜ スワー ト ゛
cm
* ム コ ウ
パスワードを入力します。
ハ゜ スワー ト ゛
ハ゜ スワー ト ゛
セ ッ テ イ
2 5 0 c m
ロ ッ ク
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
ハ゜ スワー ト ゛
*ユウ コ ウ
・ノーマルモードでの表示
ノ リ ホキュウ 1 0 . 0 m
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ハ ゜ スワー ト ゛
▼
ユウ コ ウ
糊補給長さは工場出荷時 10.0m に設定され
ています。
設定値の変更は P39 を参照下さい。
枚数
4
ロ ッ ク
ユウ コ ウニナ リ マシ タ
※パスワードが間違えている場合、下記の表示が5秒間
表示されます。
ハ ゜ スワー ト ゛
ハ ゜ スワー ト ゛
ロ ッ ク
カ゛
チカ゛ イマス
・ パ ス ワ ー ド は 工 場 出 荷 時 「 0000」 と
設定されています。
・ パ ス ワ ー ド の 変 更 は P43 を 参 照 下 さ
い。
・工場出荷時の暗証番号の動作設定は
「ムコウ」になっています。
・パ ス ワ ー ド ロ ッ ク を「 ユ ウ コ ウ 」と し
ている時にオールクリアを行った場
合 は パ ス ワ ー ド 入 力 後 に「 ム コ ウ 」に
再設定されます。
・工場出荷時の設定は「ナシ」になっ
ています。
・オ ー ル ク リ ア を 行 っ た 場 合 は「 ナ シ 」
に再設定されます。
33
Chapter
便利な機能
機能設定
表示言語設定
制限モード動作レベル設定
インフォメーション画面の文字表記を変更すること
が可能です。
パスワードロック有効時、操作ボックス起動時に
パスワードを入力に失敗した場合は任意で設定する
動作制限が掛かります。
使い方
使い方
本機は文字表記を日本語もしくは英語に変更可能で
す。お客様の使用状況に合わせて選択して下さい。
本機は三段階の動作レベルを備えています。
使用状況に合わせて選択して下さい。
設定方法
設定方法
①
動作レベルを下記の中から選択できます。
・ヒクイ:ノーマルモードのみ使用できます。
ノーマルモードのみ使用できます。
②
・タカイ:機械は動作しません。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
③
③
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
セイケ゛ ンモー ト ゛
レヘ゛ ル
* フ ツウ
ヒ ク イ
タ カ イ
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
ヒ ョ ウシ゛
ケ゛ ン コ ゛
*ニホ ン コ ゛
エ イ コ゛
▲セ イ ケ ゛ ンモー ト ゛
レヘ゛ ル
* フ ツウ
▼
ヒ ク イ
タ カ イ
②
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ ヒ ョ ウシ゛
ケ゛ ンコ ゛
▼
*ニホ ン コ ゛
エイ コ゛
・フツウ:運転速度が3のみで変更できません。
①
4
Ï Ì
設定完了後は、
へ戻します。
Ï Ì
キーを押し、通常画面
※英語表示時は以下のようになります。
L a n g u a g e
J P N
キーを押し、通常画面
・制限モード起動時、電源のインジ
ケータはオレンジ色に点灯します。
・制限モード起動中は検尺長さ補正
などの設定ができません。
・工場出荷時の設定は「フツウ」に
なっています。
・オールクリアを行った場合は「フツ
ウ」に再設定されます。
Ï Ì
* E N G
・工場出荷時の設定は「ニホンゴ」に
なっています。
・オールクリアを行った場合は「ニホ
ンゴ」に再設定されます。
動 作 レベルを「タカイ」に設 定 すると機 械
は動 かなくなる為 、パスワードを忘 れない
ように注 意 して下 さい。
パスワードを忘 れてしまった場 合 にはご購
入 された販 売 店 、または弊 社 までご相 談
下 さい。
34
Chapter
便利な機能
機能設定
トータル長さ表示単位の設定
糊付済マークの表示設定
トータル長さ表示やインフォメーション画面で表示
されるトータル表示の単位を「1.0m 単位」
、
「0.1m
単位」で変更することが出来ます。
プログラムモードにおいて作業完了したプログラム
にチェックを入れることが出来ます。作業状況の
確認にお使い下さい。
設定方法
設定方法
①
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ ノ リ ツケ カ ン リ ョ ウマー ク ヒ ョ ウシ゛
▼
*ム コ ウ
ユウ コ ウ
②
▲ト ータ ルナカ ゛ サ
▼
1. 0m
②
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
ノ リ ツケ カ ン リ ョ ウマーク ヒ ョ ウシ゛
*ム コ ウ
ユウ コ ウ
ヒ ョ ウシ゛ タ ン イ
* 0.
1m
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
ト ータ ルナカ ゛ サ
1. 0m
Ï Ì
ヒ ョ ウシ゛ タ ン イ
* 0.
1m
Ï Ì
③
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
③
設定完了後は、
へ戻ります。
④
設定したプログラムの作業が完了すると、下図
のようにプログラム番号にチェックマークが
表示されます。
④
トータル表示が下図のように変化します。
▲>
▼
4
0 1
0 2
2 マイ
1 マイ
キーを押し通常画面
表示単位「1.0m」とした時
ノ コリクロス 5 0 .
+ 0 .
1 0 0 c m
2 5 0 c m
ホセイ チ
0 m
0 %
ト ータル
A
1 2 3 4 m
▲
▼
ト ータル
A
2 3 4 . 5 m
▲
▼
表示単位「0.1m」とした時
・
ノ コリクロス 5 0 .
+ 0 .
ホセイ チ
キーを押しながら電源スイッチを
0 m
0 %
「ON」にすると、「プログラムモードの
設定値をすべてクリアする」、「糊付済み
マークのみクリアする」を選択できます。
・工場出荷時の設定は「ムコウ」にな
・工 場 出 荷 時 の 設 定 は「 0.1m」に な っ
っています。
ています。
・オールクリアを行った場合は「ムコ
・オ ー ル ク リ ア を 行 っ た 場 合 は「 0.1m」
に再設定されます。
ウ」に再設定されます。
35
Chapter
便利な機能
機能設定
外部通信機能の設定
プログラム拡張機能の設定
外部通信端末(別売)と作業データ履歴、プログラ
ムデータなどのデータ送受信が可能になります。
プログラム拡張機能を有効にした場合、プログラム
モードにおいて作成したそれぞれのプログラムに
現場名、施工箇所、クロス品番等の詳細情報を割り
当てることが出来ます。
設定方法・使用方法
設定方法
①
②
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
4
フ゜ ロク゛ ラム
ユウ コ ウ
▲テ
▼
カクチョ ウ
* ムコウ
②
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。希望する設定に合わせ
キーを押し、
確定させます。
フ゜ ロク゛ ラム
* ユ ウ コ ウ
カクチョ ウ
ム コ ウ
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
設定完了後は、
へ戻します。
④
それぞれのプログラム毎に詳細情報が割り当て
られている場合は
キーを押し、
、
キーで画面をスクロールすることで確認
することが出来ます。
*
③
キーを押し、通常画面
ャンセル
ツウシン
カイシ
Ï Ì
キャ ンセル
キーを押すと送信・受信の通信待機中の
画面表示となります。データ通信を行う場合は
下記の画面にしておきます。
テ゛ -タ
④
* キ
キーを押すとカーソルの位置が変わり
ます。カイシに合わせ
キーを押し、確定
させます。
テ゛ -タ
Ï Ì
③
ツウシン
゛ -タ
カイシ
ツウシン
タイキチュウ
通信待機中に外部通信端末からのデータ送信
が行われると下記の画面になります。
フ゜ ロク゛ ラムテ゛ -タ
シ゛ ュシンチュウ
・工場出荷時の設定は「ムコウ」に
なっています。
・ オ ー ル クリア を 行った 場 合は
外部通信端末からのデータ送信が完了した場合
には下記の画面が表示されます。
キー
を押し、通常画面へ戻します。
「ムコウ」に再設定されます。
フ゜ ロク゛ ラムテ゛ -タ
シ゛ ュシンカンリ ョ ウ
⑤
通信待機中に外部通信端末からのデータ受信
連絡が入ると下記の画面になります。
ノ リツケリ レキテ゛ -タ
ソウシンチュウ
外部通信端末にデータの受信が完了した場合に
は下記の画面が表示されます。
キーを
押し、通常画面へ戻します。
ノ リツケリ レキテ゛ -タ
ソウシンカンリ ョ ウ
36
Chapter
便利な機能
機能設定
外部通信機能の設定(続き)
※
受信エラー・送信エラーが発生すると下記の画
面が表示されます。
キーを押し、通常画面へ戻していただ
き、外部通信端末等の状態をご確認下さい。
フ゜ ロク゛ ラムテ゛ -タ
シ゛ ュシンエラ-
ノ リツケリ レキテ゛ -タ
ソウシンエラ-
※
通信待機中の待機時間(約 30 秒)が終了しま
すと下記の画面が表示されます。
キーを押し、通常画面へ戻していただ
き、外部通信端末等の状態をご確認下さい。
テ゛ -タ
ツウシン
セツソ゛ クエラ-
・工場出荷時の設定は「キャンセル」
になっています。
・オールクリアを行った場合は「キャ
ンセル」に再設定されます。
・データ通信終了後、エラーからの復
帰後には自動的に「キャンセル」に
なっています。
・外部通信端末の使い方は外部通信端
末の取扱説明書を参照下さい。
・外部通信端末から送られてくる情報に複
数の現場詳細情報がある場合は「プログ
ラム拡張機能の設定」を「ユウコウ」に
設定して下さい。
・
「ムコウ」のままデータ送信をした場合は、
データの受信完了後に設定を
「ユウコ
ウ」にすることで確認することが出来ま
す。
データの送 受 信 には多 少 時 間 がかかり
ます。完 了 の画 面 が表 示 されるまで、他
の操 作 を行 わないようにして下 さい。
37
4
Chapter
便利な機能
4
システム設定
システム設定時の数値入力方法
システム設定時に利用する数値入力方法にはカーソルキーを利用した方法と、数字キーを利用した方法
の二種類があります。
ク ロスナ カ゛ サ
ホセイ
- 1 . 6 %
▲
▲
▼
カーソルキーを操作して数値
を変更します。
▼表示がある場合はカーソルキー操作
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
2 0 . 0 m
▲
~
数字キーを操作して
数値を入力します。
▼表示がない場合は数字キー操作
システム設定一覧
約3秒間長押しします。
▲ ク ロスナ カ ゛ サ
▼
Ï
コンフ ィ ク゛ レーシ ョ ン
キ ノ ウセ ッ テイ
* システムセッテイ
ホセ イ
0 . 0 %
( P39 参 照 )
Ì
▲
▼
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 0 . 0 m
( P39 参 照 )
で「 * (カーソル)」を操作し、
「システムセッテイ」を選択し、
キー
で決定します。
▲ ク ロスサ゛ ン リ ョ ウ
▼
5 0 . 0 m
( P41 参 照 )
▲ リ ヒ ゜ ー ト
▼
0 . 0 c m
ナ カ ゛ サ
( P41 参 照 )
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
0.
0 s e c
( P42 参 照 )
で操作することで右図のように
画面が切り替わります。
▲ リ ヒ ゜ ー ト
▼
ヒ カエナ カ゛ サ
3 c m
( P42 参 照 )
▲キ ト ゛ ウ
ハ゜ ス ワー ト ゛
▼
ハ゜ スワー ト ゛
*** *
( P43 参 照 )
よく使用するシステム設定項目に
は、値設定変更画面へ直接ジャン
プできるショートカットキーもあ
り ま す 。( P10 参 照 )
▲ス タ ー ト ト ゛ ウサ
▼
チエ ンシ゛ カ ン
0. 0 s e c
( P43 参 照 )
▲
▼
ヒツ゛ ケセッ テイ
2 0 0 8/ 1 2 / 3 1
( P44 参 照 )
▲シ
▼
゛ コ クセッ テイ
( P44 参 照 )
38
2 3: 5 9 : 5 9
ループ
▲ ノ リ ホ゜ ン フ ゜
▼
Chapter
便利な機能
システム設定
クロス検尺長さの補正率の設定
糊補給長さ(初期値)の設定
クロスの種類によっては、設定長さより長く出たり、
短く出たりする場合があります。本機は±2.0%以内
の 0.2%単位で検尺誤差を補正できます。
あらかじめ設定しておいた糊付長さの糊付作業を行
うと糊インジケータが「オレンジ」→「赤」へ変わ
ると共にブザーでお知らせする機能です。
補正率の決め方
糊補給長さの設定
250cm の設定に対し、糊付実寸が 254cm の場合、
検尺誤差は
254-250
X 100 = 1.6(%)
①
補正率を-1.6%に設定すれば、ほぼ 250cm に合わ
せることができます。
②
補正率の設定方法
②
数字キーを押して長さを設定します。
ホセイ
0 . 0 %
③
キーを押して補正率を設定します。
補正率は-2.0%~2.0%まで、0.2%単位で設定
できます。
ク ロスナ カ゛ サ
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 0 . 0 m
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 5 . 0 m
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ ク ロスナ カ ゛ サ
▼
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
250
①
4
ホセイ
- 1 . 6 %
▲
▼
キーを押すと値が確定します。設定値を間
違えた場合は、この時点で
キーを押すと
設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
設定変更画面で
キーを押すと工場出荷時
の設定値に戻ります。
(工場出荷時の設定値は 10.0mです)
③
キーを押すと補正インジケータが点灯し、
値が確定します。設定値を間違えた場合は、
この時点で
キーを押すと設定変更画面に
変わり、再入力が出来ます。
④
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
補正インジケータ
電源
④
高電圧 低電圧 プログラム
補正
クロス
糊
・ 工 場 出 荷 時 の 設 定 は 「 10.0m 」 に な
設定完了後は、
キーを押し、通常画面
へ戻します。このとき設定値が 0 でなければ補
正インジケータが点灯し補正中であることを知
らせます。
っています。
・ オ ー ル ク リ ア を 行 っ た 場 合 は 「 10.0
m」に再設定されます。
・通常画面から
・送 り時 は補 正 機 能 が働 きません。
・ク ロスの 種 類 が 変 わっ た 際 は 補 正 率 の
再 設 定 またはリセットを行 って下 さい。
そのまま使 用 すると検 尺 に誤 差 が生 じる
場 合 があります。
を同時に押す
ことで糊補給長さの設定値修正する画面
となります。
この時に
キーを押すと設定値は上
記で設定した初期値にリセットされます。
※
・補 正 中 に
+
キ ー を 押 す と 、ト ー
+
は P28 の 糊 補 給 警 告 を
「ソフト」にセットした時のみ設定すること
タル長さと共にインフォメーショ
が出来ます。
ン画面に補正率が表示されます。
・ 通常画面から
+
+
を同時に押す
ことでクロス検尺長さの補正値入力画面
糊補給長さの設定値修正画面
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ
1 5 . 0 m
へショートカットすることが出来ます。
39
Chapter
便利な機能
4
システム設定
糊補給予測機能の流れ
ノーマルモードで糊補給予測機能をお使いになられる際の一連の流れです。
例)
①
15.0m糊付けを行った時点で警報を鳴らす場合
糊補給警告機能を P28 の操作手順に従って
カーソルを「ソフト」に合わせ
キーを
押します。
ノ リホキュウ
センサ-
②
ケイコクキ ノ ウ
*
ソフト
⑦
糊付作業を行って下さい。15mの糊付長さの糊
付作業を行うと糊インジケータが「オレンジ」
から「赤」へ切り替わると共に、ブザーが「ピ
ッ・ピッ・ピッ」と鳴って、糊補給時期が近い
ことをお知らせします。
速やかに糊補給を行って下さい。
Ï Ì
ム コウ
キーを押し下記の画面にし
キーで画面をスクロールします。
1
糊補給長さ
1
▲
▼
ノ リホキュウ
センサ-
ケイコクキ ノ ウ
*
ソフト
2
ム コウ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
ノ リホキュウ
0 . 0 m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
3 0 0 c m
3
枚数
③
残量画面表示設定を P32 の操作手順に従って
カーソルを「ノリ」に合わせ
キーを押し
ます。
電源
高電圧
低電圧
カウント
枚
プログラム
200
補正
クロス
cm
糊
赤
※残量画面表示を設定することでより使い易くなります。
サ
④
゛ ンリ ョ ウ
クロス
カ゛ メンヒ ョ ウシ゛
* ノ リ
ナシ
⑧
Ï Ì
キーを2回押し、
キーでカーソル
を「キノウセッテイ」から「システムセッテイ」
へ切り替え
キーで確定します。
キーで画面をスクロールし糊補給長さ
の設定画面へ進みます。
▲
▼
補給後、続けて糊付作業を行う場合は
+
を押し、
キーを押し、初期値へ
戻すか、任意の値を入力します。
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ
1 5 . 0 m
⑨
キーを押すと、通常画面に戻り糊補給長さ
が上記⑧で設定した値となり、糊インジケータ
が「オレンジ」へと戻りますので、引き続き
糊付作業を行って下さい。
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 0 . 0 m
⑤ 糊補給長さを P39 の操作手順に従って「15.0
m」と入力し
キーを押します。
糊補給長さ
1
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 5 . 0 m
⑥
2
電源
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
ノ リ ホキュウ 1 5 . 0 m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
0 c m
0
枚数
電源
高電圧
低電圧
0
カウント
枚
プログラム
補正
クロス
高電圧
低電圧
カウント
枚
プログラム
オレンジ
糊補給長さ
2
3
枚数
キーを 3 回押し、通常画面へ戻ると
画面は以下のようになります。
1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
ノ リ ホキュウ 1 5 . 0 m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
0 c m
cm
糊
オレンジ
40
200
補正
クロス
糊
cm
Chapter
便利な機能
システム設定
クロス残量値の設定
リピート長さの設定
本機は糊付作業中のクロスがあとどれくらい残っ
ているかを表示することが出来ます。
①
②
柄リピート頭出しモードを使用する場合のクロスの
リピート長さを設定します。リピート長さ(縦リピ
ート長さ)はクロス見本帳やクロスのラベル部分に
記載されています。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
4
クロスサ゛ ンリ ョ ウ
5 0 . 0 m
クロスが 50m原反の場合は
キーを押せ
ば、表示が“ 50.0m ”にクリアされ工場出荷
時の設定値に戻ります。
(工場出荷時の設定値は 50.0mです)
任意の長さの場合には数字キーを押してクロス
残量を設定します。(0~99.9mの範囲で設定可能)
クロスサ゛ ンリ ョ ウ
5 0 . 0 m
③
④
縦リピートの表示
キーを押すと値が確定します。設定値を
間違えたときは、この時点で
キーを押す
と設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
①
▲
▼
残量画面表示設定を P32 の操作手順に従って
カーソルを「クロス」に合わせ
キーを押
します。
※残量画面表示を設定することでより使い易くなります。
④
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
②
リヒ゜ ー ト
ナカ゛ サ
0 . 0 c m
数字キーを押して長さを設定します。
(0~999cmの範囲で設定可能)
キーを押し、通常画面
リヒ゜ ー ト
ナカ゛ サ
2 1 . 4 c m
・クロス残量が 0mになると、それ以降は減
③
キーを押すと値が確定します。設定値を間
違えた場合は、この時点で
キーを押すと
設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
④
設定完了後は、
へと戻ります。
算しません。数字には若干の誤差がありま
すので、目安程度にご利用下さい。
・残量画面表示設定において常に残量が表示
されるのはノーマルモードのみです。プロ
グラムモードやリピートモードでは11
キーを押した時に確認することが出来ま
キーを押し、通常画面
す。
・設定の変更にはショートカットキーが存在
します。通常画面から
+
+
設定の変更にはショートカットキーが存在
を同
します。通常画面から、
+
を
時に押すことでクロス残量の設定値入力
同時に押すことでリピート長さの設定値
画面となります。
入力画面となります。
クロス残量の設定値入力
ショートカットキー
+
クロスサ゛ ンリ ョ ウ
リヒ゜ ー ト
5 0 . 0 m
リピート長さの設定値入力
ショートカットキー
ナカ゛ サ
0 . 0 c m
41
Chapter
便利な機能
システム設定
糊供給時間の設定
リピート控え長さの設定
柄リピート頭出し機能の「リピート控え長さ」値を
変更できます。
ビームセンサーが作動した時やソフトにより糊補
給長さに達した時に糊を自動補給するポンプの作
動時間を設定します。工場出荷時やオールクリア
を行った時は 0.0 秒になっていますので糊は補給
されません。必ず時間設定を行って下さい。
①
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
リヒ゜ ー ト
ヒカエナカ゛ サ
3 c m
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
②
4
ノ リホ゜ ンフ゜
サ
ト゛ ウシ゛ カン
0. 0 s e c
②
数字キーを押して時間を設定します。
(0~99.9 秒の範囲で設定可能)
ノ リホ゜ ンフ゜
サ
キーを押してリピート控え長さを設定
します。設定値は 0cm~99cmまで、1cm
単位で設定できます。
リヒ゜ ー ト
ヒカエナカ゛ サ
3 c m
ト゛ ウシ゛ カン
1 0.
▲
▼
0 s e c
③
キーを押すと値が確定します。設定値を
間違えた場合は、この時点で
キーを押す
と設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
③
キーを押すと値が確定します。設定値を間
違えた場合は、この時点で
キーを押すと
設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
④
設定完了後は、
へ戻します。
④
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
・供給時間の設定にはキー入力による直接
入力の他にも、学習機能による時間設定方
法があります。学習機能による時間設定方
法は P52 以降を参照下さい。
・糊 供 給 時 間 の 上 限 は 99.9 秒 で す が 、
最初は短めの時間設定にしておくと
糊があふれ出す等の事故を防げます。
糊 の 種 類 や 粘 度 、気 温 等 に よ っ て 、同
じ供給時間に対する実際の供給量は
異 な り ま す の で 、実 際 に 糊 を 供 給 し な
がらの時間設定をおすすめします。
・短めの時間設定の場合でも、一度の
供給で糊量警告ランプが消灯するだ
けの量は供給して下さい。供給後、
糊量警告ランプが2秒以上消灯しな
い 限 り 、次 の 糊 供 給 は 行 わ れ ま せ ん 。
・設定の変更にはショートカットキーが存在
します。通常画面から、
+
を同時
に押すことで糊供給時間の設定値入力
画面となります。
ノ リホ゜ ンフ゜
・ 数 値 は 0~ 99c m ま で の 任 意 の 値 を
設 定 で き ま す が 、 通 常 2~ 5c m の
範囲でご利用下さい。
・ 工 場 出 荷 時 の 設 定 値 は 「 3」 c m に
なっています。
・ オ ー ル ク リ ア を 行 っ た 場 合 は 「 3」
cmに再設定されます。
糊供給時間の設定値入力
ショートカットキー
+
サ
キーを押し、通常画面
ト゛ ウシ゛ カン
0. 0 s e c
42
Chapter
便利な機能
システム設定
暗証番号の変更
スタート動作遅延時間の設定
パスワードロック(P33 参照)を有効とすると、
起動時にパスワードを入力要求することが出来ます。
パスワードは下記の手順で変更することが出来ます。
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲キ ト
▼
ハ
②
糊付け作業開始時にスタートキーを押した後、ロー
ラーが回転するまでの時間を 0.0~2.0 秒の間で変
更することが出来ます。
スタート動作遅延時間の設定方法
パスワードの変更方法
①
゛ ウ ハ゜ スワー ト ゛
゜ スワー ト゛
変更前のパスワードを入力し
ます。
①
キーを押し
②
チエンシ゛ カン
0. 0 s e c
キーを押して時間を設定します。
スター ト ト ゛ ウサ
チエンシ゛ カン
1. 0 s e c
新しく登録するパスワードを数字キーとピリオ
ドキーを4文字で組み合わせ、入力し
キ
ーを押します。
ハ゜ スワー ト ゛
ア タ ラシイハ゜ スワー ト ゛ ** **
▲
▼
③
キーを押すと値が確定します。設定値を間
違えた場合は、この時点で
キーを押すと
設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
④
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
パスワード入力が完了すると下記の表示が5秒
間表示され、もとの画面へ戻ります。
スタート動作遅延時間は糊付機の操作に不
慣れな方などを対象とした補助機能です。
状況に応じて設定して下さい。
ハ゜ スワー ト ゛
キ ト ゛ ウ
ハ゜ スワー ト ゛ ヲ
コウシンシマシタ
⑤
ター ト ト゛ ウサ
(0.0~2.0 秒の範囲で設定可能)
キ ト ゛ ウ
④
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ス
▼
****
ハ゜ スワー ト ゛
キ ト ゛ ウ
ハ゜ スワー ト ゛ ** **
ト ウロク
③
設定完了後は、
へ戻します。
4
キーを押し、通常画面
・ 工 場 出 荷 時 の 設 定 は 「 0.0 秒 」 に
なっています。
・ オ ー ル ク リ ア を 行 っ た 場 合 は 「 0.0
秒」に再設定されます。
パスワードを忘 れてしまった場 合 にはご
購 入 された販 売 店 、または弊 社 までご相
談 下 さい。
43
Chapter
便利な機能
システム設定
日付の設定
時刻の設定
操作ボックスの日付を設定します。
操作ボックスの時刻を設定します。
時刻の設定方法
日付の設定方法
①
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲
▼
②
①
任意の数字キーを選択し
キーを決定します。
設定値を間違えた場合は
キーを押すと 1 文
字も戻りますので、正しい値を入力して下さい。
年→月→日を入力し
に戻ります。
②
2 3: 5 9 : 5 9
任意の数字キーを選択し
キーを決定します。
設定値を間違えた場合は
キーを押すと 1 文
字も戻りますので、正しい値を入力して下さい。
2 3: 5 9 : 5 9
③
キ
時間→分→秒を入力し
面に戻ります。
キーを押すと①の画
※入力を完了するときは最後まで入力してから
ーを押して下さい。
設定完了後は、
へ戻します。
゛ コ クセッ テイ
シ゛ コ クセッ テイ
キーを押すと①の画面
※入力を完了するときは最後まで入力してから
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲シ
▼
ヒツ゛ ケセッ テイ
2 0 0 8/ 1 2 / 3 1
ヒツ゛ ケセッ テイ
2 0 0 8/ 1 2 / 3 1
③
4
キ
ーを押して下さい。
キーを押し、通常画面
設定完了後は、
へ戻します。
キーを押し、通常画面
1 カ月 以 上 、操 作 ボックスの電 源 を入 れ
なかった場 合 、日 付 がリセットされること
があります。
1 カ月 以 上 、操 作 ボックスの電 源 を入 れ
なかった場 合 、時 刻 がリセットされること
があります。
日付や時刻はオールクリアを行ったと
してもリセットされません。
日付や時刻はオールクリアを行ったと
してもリセットされません。
44
Chapter
便利な機能
4
収納機能・ワイパーゴム
ワイパーゴム
原反芯棒・テンションバーの収納
第2本体フレームには付属品の原反芯棒・テンショ
ンバーを収納することができます。
清掃時には、糊箱を若干引き出し、ワイパーゴムを
糊付ローラーに当てながら空運転を行うと糊付ロー
ラーに付着している糊の粗落としが出来ます。
ワイパーゴム
第 2本 体 を持 つ際 には、収 納 した原 反 芯 棒
やテンションバーを絶 対 に持 たないで下 さ
い。落 下 し破 損 やケガの恐 れがあります。
45
Chapter
4
プログラム運転機能
予め長さと枚数の組み合わせ(プログラム)を 99 件まで入力してメモリーに蓄え、必要なメモリーデータを
呼び出して糊付作業ができます。
④ 枚数を入力します。
、
と押すと
操作手順 1 運転モードの切替
表示が”設定2枚”の点滅表示→点灯表示に
電源投入直後は、最後に使用した運転モードの設定
変わり、データが確定します。確定後、プログ
になっていますので
+
を押してプログ
ラム No.表示は”2”に変わり、プログラム No.2
ラムモードに切り換えます。
の設定長さ入力待ちになります。
(自動的に次の No.の入力画面へ切り替わります)
プログラムモード動作中は、サブ画面にプログラム
No.が表示され、プログラムインジケーターが点灯し
フ゜ ロク゛ ラム
2
セ ッ テ イナ カ゛ サ
ます。
0
プログラム No.
1
2
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
フ ゜ ロク ゛ ラム
1
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
1 0 0 c m
2
枚数
電源
高電圧
低電圧
0
カウント
枚
プログラム
補正
クロス
⑤
cm
糊
緑に点灯
②~④の手順を繰り返し、No.5 まで入力します。
入力が終われば、No.6 の設定長さ入力待ち状態
となりますので
キーを押し通常画面に
戻します。
フ゜ ロク゛ ラム
操作手順 2
6
セ ッ テ イナ カ゛ サ
プログラムの入力
0
例として、下表のようなデータ設定を行う場合に
ついて説明します。
NO.
長さ
枚数
①
1
100
2
2
250
1
3
200
3
4
170
5
5
300
4
操作手順 3
0 1
0 2
プログラムナンバー
0 マイ
0 マイ
カーソル
0 c m
0 c m
②
でカーソルを操作し、登録するプログ
ラム No.を選び
キーを押します。
③
長さを入力します。
と押すと表示
部が”100cm”の点滅表示になり、
キーを
押すと表示が点灯に変わり確定します。同時に
枚数表示部が”0枚”と点滅し、入力待ちにな
ります。
フ゜ ロク゛ ラム
セ ッ テ イマイ スウ
枚数
0
プログラムの訂正
■既に入力したプログラムの訂正
① 登録プログラムの呼出画面での、
修正するプログラム No.を選び
押します。
▲>
▼
②
0 4
0 5
1 7 0 c m
3 0 0 c m
表示しているプログラムの設定長さ部分が点滅
し、長さ訂正が出来る状態になります。
フ゜ ロク゛ ラム
4
セ ッ テ イナ カ゛ サ
セ ッ テ イナ カ゛ サ
100
5 マイ
4 マイ
で、
キーを
(この時、以前の値は表示されません)
1
枚
cm
■入力途中での訂正
枚数入力を入力し確定する前に長さ間違いに気づい
た場合、
キーを押すと長さ入力ができる状態に
戻せます。
プログラムモードの画面で
を押すと
登録プログラムの呼出画面になります。
▲>
▼
cm
0
cm
46
cm
Chapter
4
プログラム運転機能
■既に入力したプログラムの訂正
③
操作手順 4
~続き~
入力したプログラムを呼び出しながら糊付作業を行
います。プログラム呼び出し以外の手順は、ノーマ
ルモードの場合と同じです。
訂正後の長さを入力します。
を押すと設定
枚数が点滅し、枚数入力できる状態になります
ので、枚数を入力して下さい。
フ゜ ロク゛ ラム
①
4
セ ッ テ イナ カ゛ サ
250
④
cm
入力が終われば、No.5 の設定長さ入力待ち状態
の時に
キーを押して通常画面に戻します。
フ゜ ロク゛ ラム
5
セ ッ テ イナ カ゛ サ
0
②
cm
を押して、これから糊付を行うプログ
ラム No.を選択し、
キーを押します。
キーを押した時点で機械は糊付待機状態と
なります。
▲>
▼
0 1
0 2
2 マイ
1 マイ
1 0 0 c m
2 5 0 c m
▲>
▼
0 2
0 3
1 マイ
3 マイ
2 5 0 c m
2 0 0 c m
▲>
▼
0 3
0 4
3 マイ
5 マイ
2 0 0 c m
1 7 0 c m
キーを押すと糊付作業を開始します。
設定値に到達すると機械は停止し、設定枚数
表示が1枚減り”残り1枚”となります
フ゜ ロク゛ ラム
セ ッ テ イマイ スウ
・登録プログラムの呼出画面で111111
1
キーは押し続けると高速送りとなり
ます。
残り
・設定長さを” 0 ”cmに設定した
③
場合、通常画面へ戻ります。
・プログラムモードでは設定枚数を”0
枚”に設定することはできません。
1
セ ッ テ イナ カ゛ サ
0
残り
は 、残 量 表 示 機 能「 ク ロ ス 」や「 ノ リ 」
④
にしていても残量は表示されません。
キーを押して確認して
下さい。
cm
と押すと2枚目の糊付を開始しま
す。この手順を繰り返し、設定枚数まで糊付
作業を行うとブザーが鳴って停止します。
機能の同時使用はできません。
・プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 動 作 し て い る 場 合
100
枚
フ゜ ロク ゛ ラム
セ ッ テ イマイ スウ
・プ ロ グ ラ ム 運 転 機 能 と リ ピ ー ト 頭 出 し
残量は
糊付作業
1
セ ッ テ イナ カ゛ サ
100
枚
cm
キーを押すと表示は次の No.に切り替わ
ります。以降、同様の手順で糊付作業を行って
下さい。最後の No.の糊付作業が終了すると、
1
を押してもブザーが鳴るだけで運転しま
せん。
フ゜ ロク ゛ ラ ム
セ ッ テ イマイ スウ
1
枚数
2
セ ッ テ イナ カ゛ サ
枚
250
cm
糊付済みマークのチェックを有効とすると
プログラムの作業終了後に、下図のように
プログラム番号にチェックマークが表示さ
れます。(P35 参照)
▲>
▼
47
0 1
0 2
2 マイ
1 マイ
1 0 0 c m
2 5 0 c m
Chapter
4
柄リピート頭出し機能
柄リピート頭出し機能とは?
柄リピート頭出し機能は、これまで作業者がクロスに記入されたリピートマークに目を凝らしながら「送りキ
ー」で送っていた作業を、「頭出しキー」を押すだけで行うことが出来る機能です。
【リピート長さが 62cm のクロスを 253cm 糊付する場合】
253
本来、原反の先端が柄のどの部分に位置しているか
はわからないので、普通に 253cm を糊付けして、
その後クロスのリピートマークの位置まで送りキー
で送ってからカットします。(図のAの位置)
これでクロスの天井部分が柄頭になります。
次に 2 枚目を糊付けするわけですが、リピートがあ
るので、柄頭をそろえる必要があります。
従来の場合、1 枚目と同じように 253cm を普通に
糊付し、その後送りキーでリピートマークの位置ま
で送ってカットしていました。
(図のBの位置)
A
62 62
送り
62

62
253


62
この「送りキーで送る長さ」は、リピート長さと設
定長さから決まる一意の長さです。そこで予め入力
しておいたリピート長さから送りキーに必要な長さ
を自動的に計算し、頭出しキーを押すことによって、
この長さだけ自動的に送りを行うのが「柄リピート
頭出し機能」です。

次のリピートマークまで
この部分を送り
B


頭出し長さの計算は、下記の式によって行います。
(例の場合は 54cm になります。)
リピート控え長さとは?
本機はクロスの検尺精度に対して十分配慮していますが、クロスの種類や条件によっては、若干の誤差を生じ
る場合があります。
柄リピート頭出し機能の使用中、検尺精度のばらつきによってクロスが長く出過ぎた場合、頭出し運転時にリ
ピートマークを通り越してしまう恐れがあります。このようなことが無いように、理論上求められる頭出し長
さからある一定長さを差し引いた長さを頭出し長さとして計算し表示しています。こうすることによって、常
にリピートマークの直前で停止するようになるため、微調整して位置合わせしやすくなります。
設定長さ
リ ピート 長さ
× リ ピート 長さ
-設定長さ
-リ ピート 控え長さ
=頭出し長さ
小数点以下切上
式
頭出し長さの計算式
工場出荷時には、リピート控え長さは「3cm」に設
定されています(理論上の位置より常に 3cm 手前で
停止する仕様になっています)が、この値はユーザ
ーが変更することが可能です。
・リピート控 え長 さは 0cm~99cm まで設 定
可 能 ですが、通 常 は 2cm~5cm の範 囲
内 で設 定 下 さい。
・リピート控 え長 さが短 すぎると、頭 出 し運
転 時 にリピートマークを通 り越 す場 合 が
あります。
※変更手順は P42 を参照下さい。
48
Chapter
4
柄リピート頭出し機能
操作手順 1
運転モードの切替
操作手順 2
リピート長さの設定
糊付するクロスのリピート長さを設定します。リピ
ート長さ(縦リピート長さ)はクロス見本帳やクロ
スのラベル部分に記載されています。
電源投入直後は、最後に使用した運転モードの設定
になっていますので
+
を押して柄リピ
ート頭出しモードに切り換えます。
リピート長さ
1
2
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
リ ヒ゜ ー ト
2 1 . 4 c m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
1 0 0 c m
0
枚数
電源
高電圧
0
カウント
枚
低電圧
プログラム
補正
クロス
cm
糊
・リ ピ ー ト 頭 出 し 機 能 と プ ロ グ ラ ム 運 転
縦リピートの表示
機能の同時使用はできません。
・リピートモードで動作している場合
①
は 、残 量 表 示 機 能「 ク ロ ス 」や「 ノ リ 」
にしていても残量は表示されません。
残量は
キーを押して、設定変更画面へ進みます。
▲ リ ヒ゜ ー ト
▼
キーを押して確認して
ナカ゛ サ
0 . 0 c m
下さい。
②
数字キーを押して長さを設定します。
上記の縦リピートの表示より 21.4 と入力しま
す。(0~999cmの範囲で設定可能)
リヒ゜ ー ト
ナカ゛ サ
2 1 . 4 c m
③
キーを押すと値が確定します。
設定値を間違えた場合は、この時点で
キ
ーを押すと設定変更画面に変わり、再入力が
出来ます。
設定の変更にはショートカットキーが存在
します。通常画面から、
+
を
同時に押すことでリピート長さの設定値
入力画面となります。
+
リヒ゜ ー ト
リピート長さの設定値入力
ショートカットキー
ナカ゛ サ
0 . 0 c m
49
Chapter
柄リピート頭出し機能
操作手順 3
糊付作業の開始(正巻原反の場合)
通常の正巻き原反(クロスの天が奥)の場合は、次のような手順で作業となります。
※長さと枚数の入力等はノーマルモードと同じです。P13 を参照下さい
①
②
長さと枚数の入力を行い、1枚目の糊付を行い
ます。設定値で停止したら、
キーでリピー
トマークの位置までクロスを送ってカットし
ます。
1
枚
送り
キーを押します。
補助表示部は計算された頭出し長さに変わり
頭出し運転がスタートします。
表示は減算されてゆき、頭出しが完了すれば
表示は"残り0cm"になって停止します。
 カット
頭出し
2
枚
微調整
 カット
頭出し
③
④
2枚目の糊付を行います。
、
と押して2枚目の糊付を
行います。事前に頭出しを行っていますので、
設定値に到達して停止したときには、リピート
マークは目前にあります。インチングで微調整
してカットします。
3
枚
 カット
以降②、③の手順を繰り返します。
正巻原反での作業のポイント
・1枚目は必ずリピートマークでカットする。
・作業は次のパターンの繰り返し。
頭出し
↓
糊 付
↓
微調整
↓
裁 断
↓
長さ再設定
続けて違う長さを糊付する場合は、ク
ロスをカットした後、頭出しを行う前
に長さを再設定して下さい。
頭出し長さは設定値から計算しますの
で、頭出しを行った後で長さを変更し
た場合には頭出し位置が大きく狂って
しまいます。
50
4
Chapter
柄リピート頭出し機能
操作手順 4
糊付作業の開始(逆巻原反の場合)
通常とは巻きが逆の原反(クロスの天が手前)の場合は、次のような手順となります。
※長さと枚数の入力等はノーマルモードと同じです。P13 を参照下さい。
天
①
②
長さと枚数の入力を行います。
続いて、
キーでリピートマークの位置まで
クロスを送ってカットします。
送り
1
1枚目の糊付を行います。
設定値で停止したら、クロスをカットします。
枚
微調整
頭出し
 カット
(次の柄頭までの長さを残す場合は、ここでカットしな
くてもかまいません。)
③
④
 カット
2
キーを押します。
画面表示は計算された頭出し長さに変わり頭出
し運転がスタートします。
表示は減算され、頭出しが完了すれば表示は
"残り 0cm"になって停止します
停止したときには、リピートマークは目前に
ありますので、送りキーで微調整してカット
します。
枚
微調整
頭出し
 カット
3
枚
以降②、③の手順を繰り返します。
逆巻原反での作業のポイント
・1 枚 目 は 必 ず リ ピ ー ト マ ー ク か ら ス タ ー ト す る 。
・作業は次のパターンの繰り返し。
糊
付
↓
(裁断)
↓
頭出し
↓
微調整
↓
裁 断
↓
長さ再設定
続けて違う長さを糊付する場合は、頭
出しを行った後、糊付を行う前に長さ
を再設定して下さい。
頭出し長さは設定値から計算しますの
で、頭出しを行った後で長さを変更し
た場合には頭出し位置が大きく狂って
しまいます。
51
4
Chapter
糊の自動供給機構
4
ビームセンサー式の選択
本機は2種類の糊補給警告機能を備え、糊自動撹拌供給機「プラス1シリーズ」や糊供給ポンプ「ノリポン」
との併用では、糊が減ってくると自動的に糊を補給すことが出来ます。
操作手順 1
糊付機とポンプの接続
糊供給を行うためには、本機の他に次のものが必要となります。
■ 糊供給ジョイント(延長パイプ付)(別売)
品番
11-1778
下記いずれかの製品
■ 糊供給ポンプ
(別売)
・糊自動攪拌供給機
「プラス1リンク」
品番
・糊自動攪拌供給機
「PLUS1スムース」
品番
・自動糊ポンプ
「ノリポン」
品番
11-6323
11-6325
11-6321
※上記以外の「糊自動攪拌供給機/プラス1シリーズ」も使用可能です。
①
糊箱の底についている取付穴プラグを外し、
糊供給ジョイントのノズルをねじ込みます。
③
本体に糊箱をセットし、糊供給ジョイントを
ノズルにねじ込みます。
④
サービスコンセントに糊供給機の電源プラグを
差し込みます。
ノズル
パッキン
ユニオンネジ
②
プラス1リンクまたはノリポンのホース先端に
糊供給ジョイントを取り付け、付属のホース
バンドで固定します。
・電 源 プラグを差 し込 む前 に、糊 供 給 機
の「切 換 スイッチ」と本 機 の電 源 スイッチ
が 「 OFF 」 に な っ て い る こ と を 確 認 し て
下 さい。スイッチが入 ったまま電 源 プラグ
を差 し込 むとポンプが作 動 して糊 があふ
れ出 す恐 れがあります。
・機械に付いている電源コンセントは、当社の
糊自動攪拌供給機・自動糊ポンプ専用です。
他の電気機器を接続しないで下さい。
火災の原因となります。
・ビームセンサーは糊 箱 の液 面 高 さを
検 知 していますので機 械 が傾 斜 している
と正 常 に動 作しません。必 ず水 平 に
設 置 して使 用 下 さい。
・現 場 の電 源 状 態 が悪 く、低 電 圧 ランプ
が 点 灯 し てい る場 合 、 糊 の 自 動 供 給 は
できません。
パッキン
ジョイントネジ
ホース
52
Chapter
糊の自動供給機構
操作手順 2
ビームセンサー式の選択
糊補給警告機能の設定
③
P28 を参考に「センサー」に設定して下さい。
工場出荷時やオールクリアした場合は「ムコウ」に
なっています。
操作手順 3
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
0.
④
ビームセンサーの取り付け
0 s e c
機械を割込みキーで運転しながら
キーを
押して糊を上限まで入れます。設定値はキーが
ON になっている間の秒数をカウントしますの
で、上限まで糊が入れば再度キーを押して OFF
にします。ポンプが停止して表示部は設定時間
の表示となります。
ノ リホ゜ ンフ゜
糊供給時間の設定
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
1 2.
ビームセンサーが作動した場合に糊を供給する時間
を設定します。工場出荷時やオールクリアした場合
は 0 秒になっていますので糊が供給されません。必
ず時間設定を行って下さい。
3 s e c
糊を供給する上限
糊を供給する下限
■学習機能による時間設定
① 空の糊箱をセットして本機の電源を入れ、糊供
給機の切り換えスイッチを「ポンプ」側にしま
す。
※糊は運転時にあふれない程度まで入れて下さい。
⑤
キーを押すと設定時間が確定され糊補給
長さの設定モードを終了します。
・供 給 時 は糊 箱 全 体 に糊 が行 き渡 るよう
に様 子 を見 ながら糊 を入 れて下 さい。
一 度 に入 れ過 ぎると糊 があふれ出 す
恐 れがあります。
・タ イ マ ー設 定 値 は 工 場 出 荷 時 には 0 秒
に設 定 されており0秒 からカウントしま
す。 それ 以 外 は 最 後 に設 定 し た設 定 値
からの加 算 となります。0秒 から設 定 す
る場 合 は
キーを押 し設 定 値 をリセッ
トして下 さい。
ポンプ
②
操作パネルの
+
を押して、糊補給長さ
の設定モードに入ります。設定モードに入ると
サブ表示画面に現在の設定秒数が表示されます。
ノ リホ゜ ンフ゜
P28 の取り付け要領に従って、ビームセンサーを
取り付けて下さい。ビームセンサーが取り付けられ
ていないと糊補給警告機能の「センサー」は使用
できません。
操作手順 4
糊供給を開始する下限の糊量を決めます。
割込みスイッチで糊付機を運転します。「手動」
キーを押すと糊を供給します。供給する際は
割込みキーを押しスピード『H』で運転しなが
ら行います。糊インジケータが「赤」から「緑」
へ切り替わったら再度「手動」キーを押し、
糊の供給を止めて下さい。
・糊 供 給 時 間 の 上 限 は 99.9 秒 で す が 、
最初は短めの時間設定にしておくと
糊があふれ出す等の事故を防げます。
糊の種類や粘度、気温等によって、
同じ供給時間に対する実際の供給量
糊を供給する
下限
は 異 な り ま す の で 、実 際 に 糊 を 供 給 し
ながらの時間設定をおすすめします。
・短めの時間設定の場合でも、一度の
赤
緑
糊
糊
供給で糊量警告ランプが消灯する
だ け の 量 は 供 給 し て 下 さ い 。供 給 後 、
糊量警告ランプが 2 秒以上消灯しな
電源
高電圧 低電圧 プログラム
4
補正
クロス
い 限 り 、次 の 糊 供 給 は 行 わ れ ま せ ん 。
糊
53
Chapter
糊の自動供給機構
操作手順 4
ビームセンサー式の選択
糊供給時間の設定
■キー入力による時間設定
① P42 を参考に数字キーを押して時間を設定
します。(0~99.9 秒の範囲で設定可能)
ノ リホ゜ ンフ゜
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
1 0.
②
③
①
キーを押して、自動供給を「ON」にして
糊付作業を行います。
②
糊が減ってくると糊補給センサーが作動し、
糊インジケータが「緑」から「赤」へ切り替わ
り警告ブザーが鳴ります。これと同時に糊供給
機のポンプが自動的に作動し、予め設定して
おいた時間だけ糊が供給されます。
0 s e c
キーを押すと値が確定します。設定値を
間違えた場合は、この時点で
キーを押すと
設定変更画面に変わり、再入力が出来ます。
設定完了後は、
へ戻します。
操作手順 5
キーを押し、通常画面
糊付作業の開始
③
■手動
「ON」にしている間(LED 点灯)
、糊供給機から
糊が供給されます。
一度押すと「ON」、もう一度押すと「OFF」に
なります。
ブザー
緑
赤
糊
糊
糊補給の時期のお知らせ
電源
糊の自動供給は操作パネルの「糊供給切替スイッチ」
を操作して行います。パネルのスイッチと動作は次
の通りです。
高電圧 低電圧 プログラム
「ピッ・ピッ・ピッ」
補正
クロス
糊
作業が終われば、再度
キーを押して、
自動供給を「OFF」にします。(LED が消灯し
ます。)
休 憩 時 間 や昼 休 みなどで糊 付 機 の側 を
離 れる時 やクロス交 換 あるいは第 1 本 体
の 掃 除 する時 に上 部 フ レ ームを開 く際 に
は必 ず
■自動
「ON」になっていると(LED 点灯)
、糊検知セン
サーからの糊切れ情報に連動して糊供給機のポン
プが「ON・OFF」し、糊を自動的に供給します。
一度押すと「ON」、もう一度押すと「OFF」に
なります。
キーを「OFF」にして下 さい。
センサーが誤 作 動 し、糊 があふれ出 す等
の事 故 を防 ぎます。
・糊 供 給 機 のポンプが作 動 した際 に操 作 パ
ネルの表 示 が一 瞬 消 えるような場 合 は、
電 源 状 態 を確 認 して下 さい。
電 源 の延 長 コードを長 く引 き回 している場
点灯
自動
合 は自 動 供 給 ができない事 があります。
ON
手動
4
OFF
・安 全 のため糊 供 給 を一 度 行 うと、次 回 は
点灯
糊 付 機 を少 しでも運 転 しない限 り、ビーム
ON
センサーが再 度 反 応 しても2度 目 の糊 供
OFF
給 は行 わない設 計 になっています。ビー
ムセンサ ーの 作 動 確 認 や 供 給 時 間 の 設
定 などの際 は注 意 して下 さい。送 り等 で
少 しでも運 転 を行 えば解 除 できます。
54
Chapter
糊の自動供給機構
4
ソフト式の選択
例)糊粘度「7,000cP」、糊厚調整の目盛り「2.0」で糊付作業を行う場合
操作手順 1
③
糊付機とポンプの接続
機械を割込みキーで運転しながら
キーを
押して糊を上限まで入れます。上限はリベット
が隠れるまでを目安として下さい。設定値はキ
ーが ON になっている間の秒数をカウントしま
すので、上限まで糊が入れば再度キーを押して
OFF にします。ポンプが停止して表示部は設定
時間の表示となります。
P52 を参考に糊付機とポンプを接続して下さい。
操作手順 2
糊補給警告機能の設定
P28 を参考に「ソフト」に設定して下さい。
工場出荷時やオールクリアした場合は「ムコウ」に
なっています。
ノ リホキュウ
センサ-
ケイコクキ ノ ウ
*
ソフト
ノ リホ゜ ンフ゜
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
1 2.
3 s e c
Ï Ì
ム コウ
リベット
糊を供給する上限
操作手順 3
残量画面表示設定
糊を供給する下限
残量画面表示設定を P32 の操作手順に従ってカー
ソルを「ノリ」に合わせ
キーを押します。
※残量画面表示を設定するとより使い易くなります。
サ
゛ ンリ ョ ウ
クロス
操作手順 4
カ゛ メンヒ ョ ウシ゛
* ノ リ
ナシ
操作手順 6
Ï Ì
①
キーを押して、自動供給を「ON」にして
糊付作業を行います。
②
糊付作業を行って下さい。14.1mの糊付長さの
糊付作業を行うと糊インジケータが「オレンジ」
から「赤」へ切り替わると共に、ブザーが「ピ
ッ・ピッ・ピッ」と鳴って、操作手順 5 で設定
した秒数だけ糊補給が行われます。
糊補給長さの設定
P56 の表に基づいて糊補給長さを設定します。
糊粘度「7,000cP」、糊厚調整の目盛り「2.0」と
いうことから「14.1」mと設定します。
ノ リ ホキ ュウナカ゛ サ ( シ ョ キチ )
1 4 . 1 m
操作手順 5
糊供給時間の設定
1
2
糊供給を開始する下限の糊量、下限の糊量から上限
まで糊を供給する糊供給時間を設定して下さい。
① 糊供給を開始する下限の糊量を供給します。
供給する際は割込みキーを押しスピード『H』
で運転しながら行います。
カットテープガイドの幅が狭い
方が縦方向になる向きで、図の
ように取付けます
糊付作業
糊補給長さ
19 20
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
ノ リホキュウ
0 . 0 m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
3 0 0 c m
3
枚数
電源
③
1
2
操作パネルの
+
を押して、糊補給長さ
の設定モードに入ります。設定モードに入ると
サブ表示画面に現在の設定秒数が表示されます。
ノ リホ゜ ンフ゜
サ ト ゛ ウシ゛ カ ン
0.
0 s e c
55
プログラム
200
補正
クロス
cm
赤
糊
18 19 20
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17糊補給長さ
ノ リ ホキュウ 1 4 . 1 m
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
0 c m
0
枚数
②
低電圧
枚
糊補給が完了しましたら糊インジケータは「赤」
から「オレンジ」へ切り替わり、画面の糊補給
長さはリセットされます。
引き続き糊付作業を行って下さい。
糊の液面がカットテー
プガイドの底面までく
るように糊を入れて下
さい。
糊を供給する下限
高電圧
カウント
電源
高電圧
低電圧
0
カウント
枚
プログラム
補正
クロス
糊
cm
オレンジ
Chapter
糊の自動供給機構
ソフト式の選択
※参考資料
糊補給長さの設定値の目安
● P52の糊供給機と連動で使用する場合の糊補給長さ設定値の目安
糊厚調整ダイヤルの目盛
糊粘度
1.0
2.0
3.0
14.9 m
4,000 cP
11.8
20.4 m
14.6 m
5,000 cP
11.6
19.9 m
14.4 m
6,000 cP
11.4
19.3 m
14.1 m
7,000 cP
11.2
18.8 m
8,000 cP
13.8 m
11.1
18.4 m
13.6 m
9,000 cP
10.9
17.9 m
13.3 m
10,000 cP
10.7
17.5 m
11,000 cP
10.6
17.1 m
13.1 m
12,000 cP
10.4
16.7 m
12.8 m
m
m
m
m
m
m
m
m
m
例)糊粘度「7,000cP」、糊厚調整の目盛り「2.0」で糊付作業を行う場合
糊補給長さは「14.1m」と設定して下さい。
・上記の数値は目安です。ポンプの種類や使用期間による劣化等で数値は変動します。
・糊供 給 時 は割込みキーを押しスピード 『H』 で運転しながら糊 箱 全 体 に糊 が行 き渡 るように様 子 を
見 ながら糊 を入 れて下 さい。
糊粘度の目安
● 糊の粘度(気温:20℃、水道水を使用)
希釈率
40%
50%
水量
7L
9L
βノーリNEO
17,000
cP
11,000
cP
糊
12,000 cP
の βノーリNEO G 19,000 cp
種 アミノール
17,000 cP
11,000 cP
類 ルーアマイルド 13,200 cP
10,000 cP
60%
11L
8,000 cP
8,500 cP
8,900 cP
7,500 cP
70%
13L
6,000 cP
6,500 cP
6,500 cP
4,700 cP
ウォールボンド 12,000 cP
※ウォールボンドについては原液の粘度を示しています。
・上記の数値は目安です。ポンプの種類や使用期間による劣化等で数値は変動します。
・粘度は使用環境によって数値が変動します。
56
4
Chapter
詳細情報の登録
4
文字入力方法
詳細情報の登録
本機には現場名、部屋名、箇所名、クロス品番を文字入力する機能があります。
文字入力について
例)「Mテイ
文字入力は
・数字入力
(1,2,3,・・・) 表示:1
・カナ入力
(ア,イ,ウ,・・・) 表示:ア
・英字入力
(A,B,C,・・・) 表示:A
の 3 種類の入力モードを使用出来ます。
③
入力モード表示
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
ケ゛ ンハ゛ メ イ
タナカテイ A 1
入力フォーム(7文字)
文字を入力する
例)「Mテイ
①
②
キーを押し、入力モードを英字入力に
します。(入力モード表示は「A」)
キー(1 回) → 「M」
キーを押し、入力モードをカナ入力に
します。(入力モード表示は「ア」)
キー(4 回)
→
「テ」
⑤
キー(2 回)
→
「イ」
⑥
キーで文字を送ります。→ 「スペース」
⑦
キー(2 回)
→
「ニ」
⑧
キー(2 回)
→
「シ」
キーを押し、入力モードを数字入力に
します。(入力モード表示は「1」)
⑩
キー(1 回)
→
「5」
⑪
キーを押すと入力した文字が確定します。
文字入力時のテンキーの割り当てについて
キー
数字入力
カナ入力
英字入力
1
マ→ミ→ム→メ→モ
P→Q→R→S
2
ヤ→ユ→ヨ→ャ→ュ→ョ
T→U→V
3
ラ→リ→ル→レ→ロ
W→X→Y→Z
4
タ→チ→ツ→テ→ト
G→H→I
5
ナ→ニ→ヌ→ネ→ノ
J→K→L
6
ハ→ヒ→フ→ヘ→ホ
M→N→O
7
ア→イ→ウ→エ→オ
→ァ→ィ→ゥ→ェ→ォ
8
カ→キ→ク→ケ→コ
A→B→C
9
サ→シ→ス→セ→ソ
D→E→F
0
ワ→ヲ→ン
゙→ ゚→
/ → ー → .
゙→ ゚→
/ → ー → .
゙→ ゚→
/ → ー → .
キー:入力モードの切替(1(数字)→ア(カナ)→A(英字))
キー:一文字消去して一文字戻る。
キー:一文字送る。
七文字目で
キーを押すと文字入力画面から選択画面へ戻ります。
57
~続き~
④
⑨
ニシ 5」と入力するとき
ニシ 5」と入力するとき
Chapter
詳細情報の登録
4
詳細情報の入力
詳細情報の入力
インフォメーションキー
を押しします。
ノ コリクロス 5 0 .
- 1 .
ホセイ チ
0 m
0 %
ト ータル
A
9 9 9 . 9 m
ケ゛ ンハ゛ メ イ
ヘヤメ イ
* * * * * * *
* * * * * * *
▲
▼
カシ ョ メイ
クロス ヒンハ゛ ン
* * * * * * *
* * * * * * *
▲
▼
▲
▼
上記いずれかの画面で
で操作することで下図のように
キーを押すと
下図のように画面が切り替わります。
画面が切り替わります。
0 m
0 %
ト ータル
A
9 9 9 . 9 m
▲
▼
ノ リホキュウ 1 0 .
ホセイ チ
- 1 .
0 m
0 %
ト ータル
B
9 9 9 . 9 m
▲
▼
2 3 : 5 9
▲
▼
* * * * * * *
* * * * * * *
▲
▼
ケ゛ ンサ゛ イ シ゛ コ ク
2 0 0 8 / 1 2 / 3 1
ケ゛ ンハ゛ メ イ
ヘヤメ イ
▲
▼
画面が切り替わります。
▲
▼
カシ ョ メイ
クロス ヒンハ゛ ン
* * * * * * *
* * * * * * *
シ ョ ウサイニュウ リョ ク
ケ゛ ンハ゛ メ イ
* * * * * * *
で操作することで下図のように
ループ
ノ コリクロス 5 0 .
ホセイ チ
- 1 .
▲
▼
シ ョ ウサイニュウ リョ ク
ケ゛ ンハ゛ メ イ
* * * * * * *
( P59 参 照 )
シ ョ ウサイニュウ リョ ク
ヘヤ メ イ
* * * * * * *
( P59 参 照 )
▲
▼
シ ョ ウサイニュウ リョ ク
カシ ョ メイ
* * * * * * *
( P59 参 照 )
▲
▼
シ ョ ウサイニュウ リョ ク
クロスヒンハ ゛ ン
* * * * * * *
( P59 参 照 )
58
ループ
▲
▼
Chapter
詳細情報の登録
詳細情報の入力
現場名の入力
①
箇所名の入力
キーを押して、現場名入力画面へ進みます。
①
P57 の文字入力方法に従って文字を入力し
ます。
シ ョ ウサイニュウリョ ク
Mテイ
ケ゛ ンハ゛ メ イ
③
7文字目で
②
1
キーを押し、確定します。
③
キーを押して、部屋名入力画面へ進みます。
①
P57 の文字入力方法に従って文字を入力し
ます。
7文字目で
キーを押し、確定します。
キーを押して、クロス品番入力画面へ進み
ます。
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
クロスヒンハ ゛ ン
* * * * * * *
②
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
ヘヤ メ イ
リ ヒ゛ ンク゛
③
7文字目で
1
ニシ
クロス品番の入力
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
ヘヤ メ イ
* * * * * * *
②
P57 の文字入力方法に従って文字を入力し
ます。
シ ョ ウサイニュウリョ ク
カシ ョ メ イ
カヘ゛
ニシ 5
部屋名の入力
①
キーを押して、箇所名入力画面へ進みます。
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
カシ ョ メ イ
* * * * * * *
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
ケ゛ ンハ゛ メ イ
* * * * * * *
②
4
P57 の文字入力方法に従って文字を入力し
ます。
シ ョ ウサイニュウリョ ク
1
クロスヒンハ ゛ ン
T Y - 1 0 1 0
キーを押し、確定します。
③
59
7文字目で
キーを押し、確定します。
Chapter
詳細情報の登録
詳細情報の入力
プログラムモードで使用する場合
①
+
キーを押して運転モードをプロ
グラムモードに切り換えます。
②
P36 の操作手順に従って、プログラム拡張機能
を有効にし通常画面に戻ります。
③
通常画面でプログラムNo.を確認して下さい。
下図のように表示されている場合はプログラム
No.1の詳細情報を登録します。
プログラム No.
1
2
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
フ ゜ ロク ゛ ラム
1
セ ッ テ イ
ス ヒ゜ ー ト ゛
5
1 0 0 c m
2
枚数
電源
高電圧
低電圧
0
カウント
枚
プログラム
補正
クロス
cm
糊
緑に点灯
④
P58 以降の操作手順に従って、詳細情報を入力
します。
⑤
別のプログラムに詳細情報を登録する場合は
P46 以降の操作手順に従って、プログラムNo.
を変更して下さい。
プログラム拡張機能が「ムコウ」の場合はノー
マルモードで登録した詳細情報が表示されま
す。
・アリアドネ(別売)を利用すると、パソ
コン上で現場名や部屋名等の詳細情報を
入力することができます。
・アリアドネ(別売)と本機のデータ通信
には外部通信端末(別売)が必要となり
ます。
■統合業務・顧客管理システム
「Ariadone(アリアドネ)」
品番
KK6-0030
■外部通信端末
「β-CONNECT(ベータ コネクト)」
品番
99-5004
60
4
Chapter
5
○
Chapter5
メンテナンス
この章では、機械のお手入れや調整方法について解説
しています。
61
Chapter
5
機械のお手入れ
掃除の程度が機械の性能と寿命に大きく影響します。毎日の作業が終われば、下記の手順で掃除と手入れを
行います。
第1本体のお手入れ
①
・ローラー表面の糊は完全に洗い
落として下さい。洗浄が不完全な
第2本体、操作ボックス、ビームセンサーを
第 1 本体から取り外して下さい。
場 合 、次 回 の 糊 付 作 業 に 支 障 を き た
すと共に、ローラー等が変色する
可能性があります。
②
・付着した糊が固まっている場合は、
糊箱を取り出し、中に残っている糊をバケツ等
に移します。糊上ローラーを外し糊箱内に付着
した糊は大まかに落とします。糊上ローラーは
歯車の付いていない側を上へスライドさせると
取り外せます。空になった糊箱を糊付機に再度
セットします。
きれいな雑巾をぬるま湯にひたし
て ロ ー ラ ー に か ぶ せ 、し ば ら く 放 置
した後で洗うと落ちやすくなりま
す 。長 時 間 雑 巾 等 を か け た ま ま 放 置
す る と 、ロ ー ラ ー が 変 色 す る 場 合 が
ありますのでご注意下さい。
③
上部フレームを開け、ナラシローラー及び糊切
ブラケットを取り外して、表面に付着している
糊を洗い落として下さい。
・割 込 スイッチ等 で空 運 転 させながらの洗
浄 は、ローラーの間 に手 を巻 き込 む恐 れ
がありますので避 けて下 さい。
④
・第 1本 体 は丸 洗 い可 能 ですが、丸 洗 い後
スポンジ等に水を含ませ、糊付ローラーやドク
ターローラー、各ステーに付着した糊をよく
洗い落として下さい
は十 分 に水 を切 り、乾 燥 させて下 さい。
・丸 洗 いされる場 合 は必 ず、「第 2本 体 」、
「操 作 ボックス」、「ビームセンサー」は取 り
外 してから行 って下 さい。
⑤
糊付ローラー等の洗浄が終われば、糊箱を取り
出して洗浄水を捨て、糊箱を洗浄します。
⑥
洗い終われば、乾いた布などで水分をよく拭き
取って下さい。また、脚やカッターガイド部
などについた糊もきれいに拭き取って下さい。
拭き取り後、糊付ローラーの軸受け部分に注油
して下さい。
・「第 2本 体 」、「操 作 ボックス」、「ビームセン
サー」などが取 り付 いている状 態 の時 にホ
ースなどで水 を直 接 電 気 部 分 にかけない
糊上ローラー
で下 さい。機 械 の故 障 ・感 電 ・火 災 の原 因
となります。
・操 作 ボックスやカバー、第 2本 体 部 のゴム
ローラーに付 着 した糊 などの汚 れを落 とす
場 合 は、かたくしぼった雑 巾 で拭 き取 るよ
うにして下 さい。
糊箱
62
Chapter
5
機械のお手入れ
耳屑の除去
第 2 本体部のお手入れ
第2本体部にあるスリッターの切れ味を保つ為には、
日常のメンテナンスが不可欠です。下記の手順で
メンテナンスを行って下さい。
お手入れ方法
①
取り除き方
各部のネジのゆるみを確認し、ゆるみがあれば
増し締めして下さい。
②
歯車のセットビスのゆるみを確認し、ゆるみが
あれば増し締めして下さい。
③
刃物を乾いた布などで空拭きし、付着した埃や
ゴミをきれいに取り除きます。糊が付着してい
る場合は、堅く絞った雑巾できれいに拭き取り、
その後乾燥した布で水分を拭き取ります。
付着した汚れが取り除けたら、刃物に薄くシリ
コンオイルを塗布して下さい。
→切断作業前には付着したオイルをきれいな
布などで拭き取ってからご使用下さい。
④
刃物ブロックには耳屑が詰まり難い構造になって
いますが、クロスの種類や端部の状態によっては
詰まる場合があります
カッターシャフトの軸受部分に注油して下さい。
注油場所
上刃物固定ステー
六角レンチ
クロスガイド
刃物ブロック
切り屑(耳屑)
①
上部の開口部からはみ出ている耳屑を引き出し
ます。
②
付属の六角レンチもしくは竹串など先の細い
棒状の物をクロス挿入側から差し込み、耳屑を
除去します。
③
全て除去できた事を確認し、作業を再開して
下さい。
耳屑が詰まり出すと、クロス端部の
カッター シャ フトに注油して
刃物ブロックをスライドさせて
下さい。
切 れ 具 合 が 変 わ っ て き ま す 。早 期 発 見
す る 事 に よ り 、ク ロ ス へ の ダ メ ー ジ が
軽減されます。
・安 全 のため、必 ず機 械 の電 源 を切 って作
業 を行 って下 さい。
・操作ボックスのセンサーコードプラグは外して
から作業を行って下さい。
63
Chapter
5
糊厚調整レバーの調整
糊厚調整レバーを同じ目盛に合わせた際に糊厚が左右で違っている場合はレバーの調整を行います。このとき、
左右の糊厚が極端に違っている場合は手順1・2の両方を、違いが少ない場合は手順2の方法で調整を行い
ます。
調整手順 1
①
機械に糊が入っていない場合
調整手順 2
①
上部フレームを開きます。
機械に糊が入っている場合
第2本体の検尺レバーを下ろします。
※クロスが残っている場合は巻き取って下さい。
②
③
糊付ローラーとドクターローラーが接触するか
しないかのぎりぎりの位置になるように調整
レバーで調整します。
ローラーを手で回しながらローラー同士が接触
していないことを必ず確認して下さい。
②
第1本体の上部フレームを開き、割込スイッチ
を押してローラーを回転させます。
③
糊付ローラーを見ながら、糊厚が均等になる
位置にレバーを合わせます。
カバーを固定しているネジを外します。調整
レバーを固定しているネジ(片側 2 ヶ所)をゆる
め、レバーの目印を「最小目盛」の所に合わせ
てネジを締め込みます。
※目盛 2 付近で合わせて下さい。
仮に、調整レバーが操作ボックス側を右側とし
目盛が 2、左側 2.4 の位置で糊厚が均等になっ
たとします。
※操作ボックス側はドクターローラーの歯車を外し
てから行うと調整し易くなります。
④
④
取り外した部品を元に戻し、調整は完了です。
再度割込スイッチを押してローラーを止め、
目盛が大きい側のレバーのネジを緩めます。
(例の場合は左側を緩めます。)
⑤
カバーを固定しているネジを外します。調整
レバーを固定しているネジ(片側 2 ヶ所)を
ゆるめ、レバーの目印を「最小目盛」の所に
合わせてネジを締め込みます。
※操作ボックス側はドクターローラーの歯車を外し
てから行うと調整し易くなります。
⑥
調整レバーを反対側と同じ位置に合わせ、ネジ
を締め込みます。
(例の場合は目盛 2 にあわせます。)
ネジ
(2 箇所)
⑦
取り外した部品を元に戻し、調整は完了です。
調 整 中 は絶 対 に回 転 しているローラーに
触 れないで下 さい。巻 き込 まれてけがをする
恐 れがあります。
64
Chapter
5
押さえ圧調整・糊切りの調整
検尺ローラーの押え圧が弱い場合には、クロスを引き上げなかったり、クロスが滑って検尺長さに誤差が
出ます。また、左右の押え圧が違っている場合には、クロスが蛇行あるいは、斜行します。このようなときは
検尺ローラーの押え圧を調整します。
糊切りの調整が不十分な場合にはクロスの巻き込みの原因となります。定期的に確認と調整を行って下さい。
糊切りの調整手順
検尺ローラー押え圧の調整
①
第2本体下側の調整ネジを付属の(+)ドライバー
で回して調整します。(調整ネジは 1/6 回転毎
にクリック感があります)ネジを締めると、
押え圧が強くなります。
糊切りはクリップ式になっています。角度を調整し
てツメの先端がナラシローラー表面に触れるか触れ
ないかという程度に設定します。
左右の位置は自由に決定することが出来ます。間隔
が均等になるように位置を決めます。
両端はクロスの幅に合わせて適当な位置に調整して
おくと効果的です。
調 整 中 に誤 って機 械 が動 き出 さないよう、
必 ず本 体 の電 源 を切 った状 態 で調 整 を行 っ
て下 さい。
調整ネジ
②
押え圧を強くすると、クロスは長めに出る傾向
になります。クロスが斜めに出るときはクロス
の向かっていく側のネジを強くするか、反対側
を緩めます。
糊切ブラケットの取り外し
清掃の際には、糊切ブラケットを取り外して、付着
した糊を洗い落として下さい。
(例)
■クロスが左側に傾いて出る場合
⇒右側のネジを緩めるか、左側のネジを締めます
(例)
■クロスが長く出る場合
⇒左右のネジを均等に緩めます
・清 掃 後 、ステー取 り付 けの際 には、取 り付
け方 向 に注 意 して行 って下 さい。
・糊 切 のツメの先 端 は上 記 の調 整 方 法 を
参 考 に調 整 して下 さい。
65
Chapter
5
スリッター刃物の交換
スリッターの刃物は消耗品です。刃物の摩耗と同時に切断性能が低下しますので、刃物交換を行って下さい。
■作業の前に準備する物
・六角レンチ(3 ㎜) ・ロング六角レンチ(2.5 ㎜) ・モンキーレンチまたはスパナ(対辺 12 ㎜)
・プラスドライバー
・軍手などの保護具(ケガをする恐れがありますので必ず着用して下さい。)
刃物の交換
①
調節ツマミを緩め、刃物ブロックをフレーム側
の作業を行いやすい位置に移動します。移動後、
調節ツマミを締め、刃物ブロックを固定して
下さい。
③
※他方も同じ要領で作業して下さい。
カッターシャフトを回転しないようにスパナで
固定し、押さえローラーを矢印方向に回転させ
て、ネジを緩めます。手で回しにくい場合は
図のように六角レンチを「押さえローラー」の
穴に入れテコの原理でネジを緩めます。
※他方も図の矢印と同じ方向に回転させネジを緩めます。
※押さえローラーは「押さえローラー」のネジ部は操作
ボックス側が右ネジ(上図中の押さえローラー)
、反対
側が左ネジになっていますので、取り付け、取り外し
にご注意下さい。
刃物ブロックをフレーム側に
移動させる
手で回らない場合は図のように
六角レンチを使用してネジを緩める
部品の根元部分が
ネジ部になっています
カッターシャフト(上)
をモンキーまたは
スパナで固定
裁断幅調節ツマミを緩める
②
クロスガイドを外します。
押さえローラー
※他方も同じ要領で作業して下さい。
カッターシャフト(上)
ネジを外す
(1箇所)
六角レンチ(付属)
④
クロスガイド
押さえローラーを矢印方向に回転させて、ネジ
を緩め取り外します。
※他方も図の矢印と同じ方向に回転させネジを緩めます。
※押さえローラーは「押さえローラー」のネジ部は操作
ボックス側が右ネジ(上図中の押さえローラー)
、反対
側が左ネジになっていますので、取り付け、取り外し
にご注意下さい。
※押さえローラー取付の際は、手で軽く締める程度に
して下さい。
押さえローラーを回転させ
本体内側にスライドさせて
取り外す
作 業 時 には必 ず皮 手 袋 などの保 護 具 を着
用 し、刃 物 の取 扱 には十 分 注 意 して下 さ
い。特 に下 刃 物 は非 常 に鋭 利 な刃 物 を使
用 していますので十 分 注 意 して下 さい。
押さえローラー
66
Chapter
5
スリッター刃物の交換
⑤
検尺レバーを固定しているネジ ( 2 箇 所 ) を
緩め、取り外します。カバー固定しているネジ
を緩め取り外します。
⑦
※他方も同じ要領で作業して下さい。
フレームを固定しているネジを取り外します。
上刃固定ステー(2箇所)下刃固定ステー(3箇所)
フレームを矢印の方向にスライドし抜き取り
ます。
※操作ボックス側のフレームは抜き取ることが出来ま
せん。検尺レバーの軸を支点にしてフレームを回転
させます。
検尺レバーの軸
検尺レバー
⑥
カバーを外した後、工具挿入穴から六角レンチ
を挿入し歯車を固定しているセットボルトを
緩め、歯車を取り外します。
※操作ボックス側は切り欠きカバーを取り外してから
歯車を取り外して下さい。
※他方も同じ要領で作業して下さい。
六角レンチ
切り欠きカバー
⑧
調節つまみを取り外し、刃物ブロックを抜き取
ります。抜き取った後、上刃物用ボスと上刃物
が取り付けられているネジを外します。
(3 箇所)
取り外しの際は、上刃物用ボスと上刃物が取り
付けられているネジを緩め、下刃物用ボスを刃
物ブロックに押しつけた状態(上刃と下刃が離れて
いる状態)で刃物用ボスを回転させながらネジを
外して下さい。
ネジを外せば上刃物が交換可能な状態になり
ます。
※他方も同じ要領で作業して下さい。
工具挿入穴
上刃物
上刃物用ボス
ネジ(平座金付)を外す(3箇所)
刃 物 交 換 時 に上 刃 と下 刃 がかみ合 った状
態 で回 転 させると、刃 物 に欠 けや、キズ等
が発 生 する場 合 があります。
67
Chapter
スリッター刃物の交換
刃物の交換
⑨
~続き~
緩めた下刃物用ボスと下刃物が取り付けられて
いるネジを外します。
(3箇所)ネジを外せば下刃
物が交換可能な状態になります。
※他方も同じ要領で作業して下さい。
下刃物
下刃物用ボス
カラー
ネジ(平座金付)を外す(3箇所)
⑩
刃物を交換し反対の手順で取り付け作業を行っ
て下さい。
※他方も同じ要領で作業して下さい。
・構造上、刃物を取り外す場合は
上刃物→下刃物
取り付ける場合は
下刃物→上刃物
の手順で行わなければ刃物が交換
できません。
・ フレームを組み付ける際はフレーム
から出ている突起を、上刃・下刃固定
ステーのレールに差し込むとネジの
位置が合うようになっています。
・1箇所をネジで仮締めした後に、
残りの箇所を下刃物用ボスを刃物
ブ ロ ッ ク に 押 し つ け た 状 態( 上 刃 と
下刃が離れている状態)で刃物を
回転させて順に締めて下さい。
・最後にモンキーもしくはスパナを
用 い て 本 締 め を 行 う 際 は 、な る べ く
刃物を回転させないよう行って
下さい。
68
5
Chapter
6
○
Chapter6
困ったとき
この章では、トラブルの原因と対処方法をチャートに
して解説しています。
69
Chapter
6
トラブルチェックリスト
本機に何らかの異常が生じた場合は、次の手順に従ってチェックして対処して下さい。
全ての項目をチェックしても解決しない場合もしくは要修理となった場合は、お求めになられた販売店、又は
弊社までご連絡下さい。
操作パネルの表示が出ない
確認項目
チェック
対処方法
他の電気器具は動作していま
すか?
停電もしくはコンセントに通電されていません。
電源を確認下さい。
電源スイッチは入っています
か?
電源スイッチをONにして下さい。
電源コード等に異常はないで
すか?
電源コードのキズを確認下さい。切れていれば
交換が必要です。
サーキットプロテクタが飛び
出ていませんか?
サーキットプロテクタを押し込んで下さい。
本体のACインレット付属の電源コードを奥まで
正しく差し込んで下さい。
電源コードは正しく差し込ま
れていますか?
※必ず付属の電源コードを利用して下さい。
70
Chapter
トラブルチェックリスト
表示は出ているが動かない
確認項目
チェック
対処方法
電圧警告インジケータが点灯
していませんか?
高電圧:誤って200Vに接続していませんか?
100Vに接続して下さい。
低電圧:周囲でヒーターや投光器を使用してい
れば、別系統の電源を利用して下さい。
長いドラムを使用している場合はドラ
ムを外して使用して下さい。
動かないときにクロス切れ
インジケータが点灯していま
せんか?
クロス残量警告機能をOFFにして使用して
下さい。
電源を再投入して動きますか
?(10秒以上OFFにします。)
モーター保護回路が機能しています。過負荷に
なっている可能性がありますので、機械を確認
下さい。
モーターの回転音はしますか
?
回転音がしている場合は、歯車の破損もしくは
ネジがゆるんでいます。ネジを確認して下さい。
押せば動くキーはありますか
?
特定のキーを押した場合のみ動かない時は、そ
のキーが壊れている可能性があります。(要修理)
どのキーを押してもモーターが全く回らない
場合は、モーター基盤の故障もしくはコネクタ
抜けの可能性があります。(要修理)
入力や設定の動作はできます
か?
入力や設定が出来る場合は、モーター基盤の
故障か、ケーブルの断線、コネクタ抜けの可能
性があります。(要修理)
入力・設定も出来ない場合は、操作ボックス故
障の可能性があります。
(要修理)
パスワードを間違えていま
せんか?
制限モードで起動していま
せんか?
正しいパスワードを入力して下さい。
工場出荷時設定は「0000」です。
パスワードを忘れてしまった場合にはご購入
された販売店、または弊社までご相談下さい。
「WELCOME!~」の画面で
止まっていますか?
割込みスイッチの上に物などが置かれ、押し
たままの状態になっていませんか?その場合
は割込みスイッチの上の物を排除して下さ
い。
71
6
Chapter
トラブルチェックリスト
クロスにしわが発生する、または蛇行する
確認項目
チェック
対処方法
クロスが斜めにセットされて
いませんか?
まっすぐに再セットして下さい。
紙受ブラケットがずれていま
せんか?
紙受ブラケットを正しく再セットして下さい。
テンション棒を使用していま
すか?
使用していない場合はテンション棒を追加
して下さい。
押さえ圧調整ネジは均等に
しめられていますか?
左右でネジの長さが異なっている場合は、
バランスが狂っています。
65ページの手順で調整下さい。
機械が傾斜してセットされて
いませんか?
水平な位置に再セットして下さい。
クロスが引きあがらない
確認項目
チェック
対処方法
サイド盤を押しつけすぎて
いませんか?
少しゆるめて作業して下さい。
押さえ圧調整ネジがゆるんで
いませんか?
65ページの手順で調整下さい。
原反芯棒が曲がっていません
か?
まっすぐな芯棒を使用して下さい。
上部フレームのパチン錠は
しまっていますか?
パチン錠を締めてご使用下さい。パチン錠を閉
めても、ロックした感触がない場合は、パチン
錠のネジがゆるんでいますので、締め直して
下さい。
低電圧警告インジケータが
点灯していませんか?
電圧が下がるとモーターの出力が低下します。
正常な電源に接続して下さい。
72
6
Chapter
トラブルチェックリスト・製品仕様
スリッターのスライドが重くて動かない場合
使用中に刃物ブロック部のスライドが重く動かなくなる事があります。
万一、上記のような場合には、押えローラーを少し前後に回転させてから
刃物ブロックをスライドさせれば、解消出来ます。
押えローラー
製品仕様
製品コード
051-0286-00
外形寸法
870mm(H)×480mm(D)×1,340mm(W)
付属品除く
第1本体 :12.4kg
第2本体 :11.4kg
操作 BOX: 4.1kg
脚
: 9.8kg
合 計 :37.7kg(付属品除く)
重
量
モーター
糊付速度
糊付有効巾
糊箱容量
動作保証温度
動作保証電圧
(定格電圧)
定格消費電力
スリッター
切断有効巾
AC100V 40W 三相インバータ駆動
1.6~17.3m/min(11 段階)、スロースタート/スローダウン
1,005mm(糊付ローラー幅 1,030mm)
約 9 リットル
+5℃~40℃(運転時) -5℃~60℃(保管時)
単相 AC100V±10% 50/60Hz
150W
10 分定格
第 2 本体に内蔵 NEW スリッターSC 仕様
890~1,010mm
製品仕様は改良のため、予告無く変更する場合があります。
73
6
Chapter
動作フローチャート
電源投入
オープニング
表示
電圧チェック
AC200V以上
電圧カット
(警告表示)
異常なし
異常入力
パスワード
チェック
制限モード
起動
正常入力
キー入力
チェック
+ を押す度に
3つのモードが切り替わる
ノーマルモード
入力待機
オール
クリア
履歴クリア
プログラムクリア
プログラムモード
入力待機
オールプログラム/
チェックマーククリア
リピートモード
入力待機
+
+
3
クロス検尺
補正率設定
+
5
クロス残量
設定
+
4
糊補給警告
長さ設定
長押し
9
0
8
リピート長さ
設定
+
0
作業データ
履歴表示
糊補給警告機能
「ソフト」設定時のみ
トータル長さ
表示A
トータル長さ
表示B
詳細表示1
現場・部屋名
詳細表示2
箇所・クロス
詳細情報
表示
現在時刻
74
長押し
.
コンフィグレーション
機能設定 システム設定
総トータル
表示
糊供給
タイマー設定
+
+
クロス末端検知
動作設定
制限モード
動作レベル設定
クロス検尺
補正率設定
リピート控え長さ
設定
糊補給警告
機能動作設定
表示言語設定
糊補給警告
長さ設定
暗証番号
設定
長さ×枚数表示
動作設定
糊付済
マーク設定
クロス残量
設定
スタート動作遅延
時間設定
トータル表示
切替設定
トータル長さ
表示単位設定
リピート長さ
設定
日付設定
クロス・糊残量
表示設定
プログラム
拡張機能設定
糊供給
時間設定
時刻設定
暗証番号
動作設定
外部通信
機能設定
6
お問い合わせ先
お客様相談室
0120-079177(土・日・祝日を除く)10:00~18:00