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取扱説明書 基本編
工事説明付き
ネットワークカメラ
DG-NW502S
品番 もくじ
はじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
安全上のご注意‥‥‥‥‥‥‥ 7
使用上のお願い‥‥‥‥‥‥‥11
設置上のお願い‥‥‥‥‥‥‥14
各部の名前‥‥‥‥‥‥‥‥‥16
設置工事を始める前に‥‥‥‥18
カメラを設置する‥‥‥‥‥‥22
接続する‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥31
ネットワークの設定を行う‥‥37
故障かな!?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39
仕様‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40
保証とアフターサービス‥‥‥45
保証書別添付 このたびは、パナソニック製品をお買い上げいただき、まこと
にありがとうございます。
◦取扱説明書をよくお読みのうえ、正しく安全にお使いくださ
い。
◦ご使用前に「安全上のご注意」(7〜10ページ)を必ずお読
みください。
◦保証書は「お買い上げ日・販売店名」などの記入を確かめ、
取扱説明書とともに大切に保管してください。
は
じ
め
に
工
事
そ
の
他
はじめに
商品概要
本機はネットワーク用の10BASE-T/100BASE-TX端子(ネットワーク端子)
を装備した屋外の軒下に設置できる監視用カメラです。
ネットワーク端子を使い、LAN(Local Area Network)やインターネットな
どのネットワークと本機の接続によって、ネットワーク上にあるパーソナルコ
ンピューター(以下、PC)でカメラの画像や音声を確認できます。
は
じ
め
に
メモ
⿟PCでカメラの画像を確認する場合は、PCのネットワーク環境の設定が
⿟
必要です。また、インターネット用ウェブブラウザーをインストールす
る必要があります。
主な機能
高解像度(2 048×1 536)の画像配信
2 048×1 536(3メガピクセル)の高い表示解像度による画像配信を行えます。
スーパーダイナミック(MEGA Super Dynamic)方式を採用
照度差の激しい被写体でも、画素単位で明るさを補正し撮影するため、自然な
画像で確認できます。
ネットワーク環境で高効率運用ができるトリプルエンコーディング
H.264/MPEG-4 2種類のストリームと、JPEGを同時に出力できます。
※H.264とMPEG-4はどちらか一方の選択となります。
オートバックフォーカス機能(ABF)を搭載
本機の操作ボタンまたは設定メニューで、カメラ内のCCDを最適ポジションに
移動させることによって、自動的にバックフォーカスが調節できます。
夜間白黒切り換え機能を搭載
2
低照度時、自動的に白黒映像に切り換わり、夜間でも鮮明に撮影できます。
※モード切り換わり時に動作音が聞こえる場合がありますが、異常ではありま
せん。
カメラ電源工事が不要(Power over Ethernet 受電。以下、PoE)
PoE規格対応のネットワーク機器に接続することができ、カメラ電源工事が必
要ありません。(IEEE802.3af 準拠)
音声入出力搭載で双方向通信が可能
音声モニタリングに加え、遠隔地に音声を送信できます。
SDHC/SDメモリーカードスロットを搭載
アラーム発生時やネットワーク障害時にカメラの画像をSDHC/SDメモリー
カード(別売り)に保存できます。また、直接、SDHC/SDメモリーカードに
画像を保存することもできます。SDHC/SDメモリーカードに保存された画像
は、ウェブブラウザー画面上で再生したり、ウェブブラウザー画面からダウン
ロードしたりできます。
(推奨SDHC/SDメモリーカード☞43ページ)。
は
じ
め
に
付属品をご確認ください
取扱説明書 基本編(本書)......... 1冊
保証書.............................................. 1式
※1
CD-ROM ..................................... 1枚
※2
コードラベル ............................... 1枚
以下の付属品は取付工事に使用します。
4Pアラームケーブル..................... 1本
アタッチメント.............................. 1個
2P電源ケーブル............................ 1本
固定用ねじ(M4×8 mm)............... 5本
(うち1本は予備ねじ)
ベースカバー.................................. 1個
取付金具.......................................... 1個
ブチルゴムテープ............................ 1個
※1 CD-ROMには各種取扱説明書(PDFファイル)および各種ツールソフト
が納められています。
※2 ネットワーク管理上、必要になる場合があります。ネットワーク管理者が
保管してください。
取扱説明書について
本機の取扱説明書は、本書と取扱説明書 操作・設定編(PDFファイル)の2
部構成になっています。
本書では、設置のしかたとネットワークの接続・設定のしかたについて説明し
ています。
本機の操作や設定のしかたは、付属CD-ROM 内の「取扱説明書 操作・設定編」
(PDFファイル)をお読みください。PDFファイルをお読みになるには、アド
Ⓡ
Ⓡ
ビシステムズ社のAdobe Reader が必要です。
3
はじめに(つづき)
必要なPCの環境
CPU メモリー
ネットワーク機能
サウンド機能
画像表示機能
は
じ
め
に
対応OS ウェブブラウザー
その他
Intel Core 2 Duo 2.4 GHz以上推奨
Ⓡ
Ⓡ
512 MB以上(ただし、Microsoft Windows 7または
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows Vista をお使いの場合は1 GB以上)
10BASE-Tまたは100BASE-TX 1ポート
サウンドカード(音声機能を使用する場合)
解像度:1 024×768ピクセル以上、
発色 :True Color 24ビット以上
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows 7 Professional 64ビット日本語版
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows 7 Professional 32ビット日本語版
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows Vista Business SP1 32ビット日本語版
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows XP Professional SP3日本語版
Ⓡ
Ⓡ
Windows Internet Explorer 8.0日本語版
Ⓡ
Ⓡ
(Microsoft Windows 7 Professional 32ビット/64ビット日本語版)、
Ⓡ
Ⓡ
Windows Internet Explorer 7.0日本語版
Ⓡ
Ⓡ
(Microsoft Windows Vista Business SP1 32ビット日本語版)、
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Internet Explorer 6.0 SP3日本語版
Ⓡ
Ⓡ
(Microsoft Windows XP Professional SP3日本語版)
CD-ROMドライブ
(取扱説明書および各種ソフトウェアを使用するため)
Ⓡ
DirectX 9.0c以上
Ⓡ
Ⓡ
Adobe Reader
(CD-ROM内の取扱説明書を閲覧するため)
Ⓡ
TM
重要
⿟必要なPCの環境を満たしていない場合には、画面の描画が遅くなった
⿟
り、ウェブブラウザーが操作できなくなったりするなどの不具合が発生
する恐れがあります。
⿟サウンドカードが搭載されていないPCでは、音声機能を使用すること
⿟
はできません。また、ネットワークの環境によっては、音声が途切れる
場合があります。
Ⓡ
Ⓡ
⿟Microsoft
⿟
Windows XP Professional x64 Editionには対応して
いません。
Ⓡ
Ⓡ
⿟IPv6で通信を行う場合は、
⿟
Microsoft Windows 7または、
Ⓡ
Ⓡ
Microsoft Windows Vista を使用してください。
4
メモ
Ⓡ
Ⓡ
Ⓡ
Ⓡ
⿟Microsoft
⿟
Windows 7または、Microsoft Windows Vista を使
用する場合に必要なPCの環境や注意事項など詳しくは、「Windows
Ⓡ
Ⓡ
Vista 、Windows 7使用時の注意事項」(PDFファイル)をお読みく
ださい。
商標および登録商標について
⿟⿟Microsoft、Windows、Windows Vista、Internet Explorer、ActiveXお
よびDirectXは、米国Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他
の国における登録商標または商標です。
⿟⿟Intel、Pentium、Intel Coreは、米国およびその他の国におけるIntel
Corporationの商標または登録商標です。
⿟⿟Adobe、Adobeロゴ、Readerは、Adobe Systems Incorporated(アド
ビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。
⿟SDHCロゴは商標です。
⿟
⿟その他、本文中の社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。
⿟
著作権について
は
じ
め
に
本機に含まれるソフトウェアの譲渡、コピー、逆アセンブル、逆コンパイル、
リバースエンジニアリング、並びに輸出法令に違反した輸出行為は禁じられて
います。
免責について
⿟⿟この商品は、特定のエリアを対象に監視を行うための映像を得ることを目的に
作られたものです。この商品単独で犯罪などを防止するものではありません。
⿟弊社はいかなる場合も以下に関して一切の責任を負わないものとします。
⿟
①本機に関連して直接または間接に発生した、偶発的、特殊、または結果的
損害・被害
②お客様の誤使用や不注意による障害または本機の破損など
③お客様による本機の分解、修理または改造が行われた場合
④本機の故障・不具合を含む何らかの理由または原因により、映像が表示で
きないことによる不便・損害・被害
⑤第三者の機器などと組み合わせたシステムによる不具合、あるいはその結
果被る不便・損害・被害
⑥お客様による監視映像(記録を含む)が何らかの理由により公となりまたは
監視目的外に使用され、その結果、被写体となった個人または団体などによ
るプライバシー侵害などを理由とするいかなる賠償請求、クレームなど
⑦登録した情報内容が何らかの原因により、消失してしまうこと
5
はじめに(つづき)
個人情報の保護について
本機を使用したシステムで撮影された本人が判別できる情報は、「個人情報の保
護に関する法律」で定められた「個人情報」に該当します。※
法律に従って、映像情報を適正にお取り扱いください。
※ 経済産業省の「個人情報の保護に関する法律についての経済産業分野を対
象とするガイドライン」における【個人情報に該当する事例】を参照して
ください。
は
じ
め
に
ネットワークに関するお願い
本機はネットワークへ接続して使用するため、以下のような被害を受けること
が考えられます。
①本機を経由した情報の漏えいや流出
②悪意を持った第三者による本機の不正操作
③悪意を持った第三者による本機の妨害や停止
このような被害を防ぐため、お客様の責任の下、下記のような対策も含め、ネッ
トワークセキュリティ対策を十分に行ってください。
⿟ファイアウォールなどを使用し、安全性の確保されたネットワーク上で本機
⿟
を使用する。
⿟PCが接続されているシステムで本機を使用する場合、コンピューターウイル
⿟
スや不正プログラムの感染に対するチェックや駆除が定期的に行われている
ことを確認する。
⿟不正な攻撃から守るため、ユーザー名とパスワードを設定し、ログインでき
⿟
るユーザーを制限する。
⿟⿟画像データ、認証情報(ユーザー名、パスワード)、アラームメール情報、
FTPサーバー情報、DDNSサーバー情報などをネットワーク上に漏えいさせ
ないため、ユーザー認証でアクセスを制限するなどの対策を実施する。
⿟本機、ケーブルなどが容易に破壊されるような場所には設置しない。
⿟
6
安全上のご注意
必ずお守りください
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明して
います。
■誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明してい
ます。
警告
「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。
注意
「傷害を負うことや、財産の損害が発生するおそれがあ
る内容」です。
■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。(次は図記号の例です)
は
じ
め
に
してはいけない内容です。
実行しなければならない内容です。
警告
工事は販売店に依頼する
工事には技術と経験が
必要です。火災、感電、
けが、器物損壊の原因
となります。
⿟設置、移設、電源工事は必ず販売
⿟
店に依頼してください。
異常があるときは、
すぐ使用をやめる
煙が出る、においがす
るなど、そのまま使用
すると火災・落下によ
るけが、器物破壊の原
因となります。
⿟放置せずに、直ちに電源を切り、
⿟
販売店に連絡してください。
7
安全上のご注意(つづき)
警告
分解しない、改造しない
は
じ
め
に
分解禁止
異物を入れない
火災や感電の原因とな
ります。
禁止
⿟修理や点検は、販売店に連絡して
⿟
ください。
⿟直ちに電源を切り、販売店に
⿟
連絡してください。
総質量に耐える場所に取り
付ける
定期的に点検する
落下や転倒によるけが
や事故の原因となりま
す。
金具やねじがさびる
と、落下によるけがや
事故の原因となりま
す。
⿟十分な強度に補強してから取り
⿟
付けてください。
⿟点検は、販売店に依頼してくださ
⿟
い。
可燃性ガスの雰囲気中で使
用しない
塩害や腐食性ガスが発生す
る場所に設置しない
爆発によるけがの原因
となります。
取付部が劣化し、落下
によるけがや事故の原
因となります。
禁止
8
水や金属が内部に入る
と、火災や感電の原因
となります。
禁止
警告
振動のないところに設置す
る
人や物がぶつからない高さ
に取り付ける
取付ねじやボルトがゆ
るみ、落下などでけが
の原因となります。
落下などの事故の原因
となります。
落とさない、強い衝撃を与
えない
配線は電源を切ってから行
う
けがや火災の原因とな
ります。
感電の原因になりま
す。また、ショートや
誤配線により火災の原
因となります。
専用の取付金具を使用する
ねじやボルトは指定された
トルクで締め付ける
落下によるけがや事故
の原因となります。
落下によるけがや事故
の原因となります。
禁止
は
じ
め
に
⿟設置の際は、専用取付金具を使用
⿟
してください。
9
安全上のご注意(つづき)
警告
金属のエッジで手をこすら
ない
は
じ
め
に
強くこするとけがの原
因となります。
禁止
注意
お手入れのときは電源を切
る
けがの原因となりま
す。
10
使用上のお願い
警告
注意
に記載されている内容とともに、以下の
項目をお守りください。
本機に電源スイッチはありません
電源を切る場合は、電源ブレーカーを
切ってください。
長時間安定した性能でお使いいただく
ために
高温・多湿の場所で長時間使用しない
でください。部品の劣化により寿命が
短くなります。
(推奨温度35 ℃以下)
設置場所の放熱および暖房などの熱が
直接当たらないようにしてください。
ドームカバーを直接触れないでくださ
い
カバーが汚れると画質劣化の原因とな
ります。
取り扱いはていねいに
落としたり、強い衝撃や振動を与えた
りしないでください。故障の原因にな
ります。また、エンクロージャーに強
い衝撃や振動を与えると、故障、浸水
の原因になります。
使用するPCについて
CRTタイプのPCモニター上に長時間
同じ画像を表示すると、モニターに損
傷を与える場合があります。スクリー
ンセーバーの使用をおすすめします。
異常検出時、自動的に再起動を行いま
す
本機は異常を検出すると自動的に再起
動します。再起動後、電源投入時と同
様に約2分間操作できません。
本機を譲渡・廃棄される場合
本機とともに使用する記憶媒体に記録
された情報内容は、「個人情報」に該
当する場合があります。本機が廃棄、
譲渡、修理などで第三者に渡る場合に
は、その取り扱いに十分に注意してく
ださい。
は
じ
め
に
お手入れは
電源を切ってから行ってください。け
がの原因になります。ベンジン・シン
ナーなど揮発性のものをかけたり、使
用したりしないでください。ケースが
変色することがあります。
化学ぞうきんを使用の際は、その注意
書きに従ってください。
汚れがひどいときは
水で薄めた台所用洗剤(中性)を柔ら
かい布にしみこませ、固く絞ってから
軽くふいてください。そのあと、乾い
た柔らかい布で、洗剤成分を完全にふ
き取ってください。
11
使用上のお願い(つづき)
は
じ
め
に
12
レンズの清掃は
レンズクリーニングペーパー(めがね
やカメラの清掃に使うもの)で行って
ください。溶剤を使用する場合はアル
コール類を使用し、ガラスクリーナー
やシンナー系のものは使用しないでく
ださい。
フォーマットのしかたは、「取扱説
明書 操作・設定編」(PDFファイ
ル)をお読みください。
⿟弊社推奨品以外のSDHC/SDメモ
⿟
リーカードでは、正常に動作しない
ことや、性能低下することがありま
す。
画像更新速度について
画像更新速度は、ご利用のネットワー
ク環境、PC性能、被写体、アクセス
数により遅くなることがあります。
コードラベルについて
コードラベル(付属品)は故障時の問
い合わせに必要です。紛失しないよう
にご注意ください。お客様控えの1枚
は、CD-ROMケースに貼り付けてく
ださい。
SDHC/SDメモリーカードについて
⿟SDHC/SDメモリーカードは、本
⿟
機の電源を切ってから取り付けてく
ださい。電源を入れたまま取り付け
ると、正常に動作しない場合や、
SDHC/SDメモリーカードに記録
されていたデータが破損する可能性
があります。SDHC/SDメモリー
カードの取り付け・取り外しの方法
は26ページをお読みください。
⿟未フォーマットのSDHC/SDメモ
⿟
リーカードを使用する場合は、本機
でSDHC/SDメモリーカードを
フォーマットしてから使用してくだ
さい。フォーマットすると、記録さ
れていた内容は消去されます。未
フォーマットのSDHC/SDメモ
リーカードや本機以外でフォーマッ
トしたSDHC/SDメモリーカード
を使用すると、正常に動作しないこ
とや、性能低下することがあります。
CD色フィルターの焼き付きについ
C
て
画面の一部分にスポット光のような明
るい部分があると、CCD内部の色フィ
ルターが劣化して、その部分が変色す
ることがあります。固定監視の向きを
変えた場合など、前の画面にスポット
光があると変色して残ります。
強い光にカメラを向けないでください
画面の一部分にスポット光のような強
い光があると、ブルーミング(強い光
の周りがにじむ
明るい被写体
現象)、スミア(強
い光の上下に縦
縞が発生する現
象)を生じるこ
スミア
ブルーミング
とがあります。
MPEG-4 Visual Patent Portfolio
License について
本製品はMPEG-4 Visual Patent
Portfolio License に関し、以下の
行為にかかる個人使用を除いてはライ
センスされておりません。
⒤画像情報をMPEG-4 ビジュアル規
格に準拠して(「MPEG-4 ビデオ」)
エンコードすること。
ⅱ個人使用として記録されたMPEG4 ビデオおよび/またはMPEG LA
からライセンスを受けているプロバ
イダーから入手したMPEG-4 ビデ
オを再生すること。詳細については
http://www.mpegla.com をご参
照ください。
AVC Patent Portfolio License に
ついて
本製品は、AVC Patent Portfolio
Licenseに基づきライセンスされて
おり、以下に記載する行為に係るお客
様の個人的かつ非営利目的の使用を除
いてはライセンスされておりません。
⒤画像情報をAVC規格に準拠して(以
下、AVCビデオ)記録すること。
ⅱ個人的活動に従事する消費者によっ
て記録されたAVCビデオ、または、
ライセンスをうけた提供者から入手
したAVCビデオを再生すること。
詳細についてはMPEG LA, LLC
ホームページ
(http://www.mpegla.com)
をご参照ください。
表示について
本機の識別、および電源その他の表示
は機器底面部を確認してください。
消耗品について
次の部品は消耗品です。寿命時間を目
安に交換してください。なお、寿命時
間は、使用環境、使用条件により変わ
ります。
⿠冷却ファン
⿠
寿命時間:約40 000時間
除湿素子について
⿠本機は、カメラ内部を低湿度に保つ
⿠
ため除湿素子を内蔵しています。
⿠ただし温度、湿度、天候などの条件
⿠
によっては結露が発生し、除湿に時
間がかかることがあります。
⿠除湿素子の表面をふさがないでくだ
⿠
さい。
は
じ
め
に
除湿素子
13
設置上のお願い
設置工事は電気設備技術基準に従って実施してください。
本機の設置・接続を始める前に必要な周辺機器やケーブルを確認し、準備して
ください。
接続する前に、本機、PCなど接続する機器の電源を切ってください。
警告
は
じ
め
に
工事は必ず販売店に依頼してください。火災、感電、
けが、器物損壊の原因となります。
本機は軒下設置用です
⿠直射日光が直接当たる場所へは設置
⿠
しないでください。
カメラの取り付け場所について
設置場所はお買い上げの販売店とよく
ご相談のうえ、丈夫な壁面や天井面な
どをよく選んで、設置してください。
⿠強度が十分ある天井(コンクリート
⿠
天井など)に取り付けてください。
⿠カメラ本体は建築物の基礎部分、ま
⿠
たは十分な強度がある部分に設置し
てください。
⿠石こうボードなど強度が不十分な天
⿠
井に取り付ける場合は、十分な補強
を施してください。
以下のような場所での設置および使用
はできません
⿠プールなど、薬剤を使用する場所
⿠
⿠ちゅう房などの蒸気や油分の多い場
⿠
所、および可燃性雰囲気中などの特
殊環境の場所
⿠放射線やX線、および強力な電波や
⿠
磁気の発生する場所
⿠海上や海岸通り、および腐食性ガス
⿠
が発生する場所
14
⿠使用温度範囲(
⿠
☞40ページ)を超
える場所
⿠車輌や船舶などの振動の多い場所
⿠
(本機は車載用ではありません)
⿠強度が不十分な天井に取り付ける場
⿠
合は、十分な補強を施してください。
湿気やほこりの多い場所に設置しない
でください
内部の部品がいたみやすくなり、故障
の原因になります。
使用しない場合は放置せず、必ず撤去
してください。
カメラの電源が入/切できるように電
源工事をしてください
本機には電源スイッチがありませんの
で、電源工事の際は、カメラの電源を
入/切できるように設置してください。
ネットワーク接続について
本機のネットワークケーブルを使って
ネットワークに接続する場合は、以下
の注意が必要です。
⿠ネットワークが雷の影響を受けない
⿠
ように配線設置してください。
⿠回転台と組み合わせて使用すること
⿠
はできません。
取付ねじの締め付けについて
⿟ねじやボルトは、取り付け場所の材
⿟
質や構造物に合わせて、しっかりと
締め付けてください。
⿟インパクトドライバーは使用しない
⿟
でください。ねじの破損や締めすぎ
の原因となります。
⿟ねじはまっすぐ締めてください。
⿟
⿟ねじやボルトを締めたあとは、目視
⿟
にて、がたつきがなく、しっかりと
締められていることを確認してくだ
さい。
取付ねじは別途ご用意ください
本機を取り付けるねじは付属されてい
ません。取り付け場所の材質や構造、
総質量を考慮してご用意ください。
カメラ本体裏側のねじは外さない(ゆ
るめない)でください
カメラ本体裏側のねじ(7箇所)をゆ
るめると、浸水による故障や落下事故
の原因となります。
電波障害について テレビやラジオの送信アンテナ、強い
電界や磁界(モーターやトランス、電
力線など)の近くでは、映像がゆがん
だり、雑音が入ったりすることがあり
ます。
PoEによる電源供給について
PoE(IEEE802.3af準拠)対応のハ
ブまたは給電装置を使用してくださ
い。
ルーターについて
本機をインターネットに接続する場合
で、ルーターを使用するときは、ポー
トフォワーディング機能(NAT、IP
マスカレード)付きのブロードバンド
ルーターを使用してください。
ポートフォワーディング機能の概要に
ついては、
「取扱説明書 操作・設定編」
(PDFファイル)をお読みください。
は
じ
め
に
時刻設定について
本機は運用開始前に時刻設定が必要で
す。時刻設定については、付属
CD-ROM内の「取扱説明書 操作・
設定編(PDFファイル)」をお読みく
ださい。
15
各部の名前
アタッチメント
(付属品)
エンクロージャー
FRO
NT
P
TO
取付金具(付属品)
は
じ
め
に
インナードーム
PU
SH
ベースカバー
(付属品)
フォーカスロックつまみ
ズームロックつまみ
フォーカス調整グリップ
傾き調整台座
ネットワークケーブル
アラーム入出力ケーブル
電源ケーブル(DC12 V)
マイク/ライン入力ケーブル(白)
オーディオ出力ケーブル(黒)
16
パンロックねじ
チルトロックねじ
L
K
OC
パンテーブル
TOP
SDHC/SD
メモリーカードスロット
は
じ
め
に
MONITOR
OUT
INITIAL
SET
LINK
ABF
ACT
SD CARD/
ABF
カメラ固定ねじ
調整用
モニター
出力端子
初期化ボタン
MONITOR
OUT
INITIAL
SET
LINK
リンクLED
(リンク中点灯)
ACT
オートバックフォーカス
ボタン
ABF
SD CARD/
ABF
SDメモリーカードエラーLED/ABF LED
(ABF調整中点滅)
アクセスLED(アクセス中点滅)
⿟初期化ボタンについて
⿟
本機の電源を切り、初期化ボタンを押しながら本機の電源を入れてそのまま初
期化ボタンを5秒間押し続けてください。約2分後に本機が起動して、ネットワー
ク設定データを含む設定が初期化されます。必要に応じて事前に設定データを
メモなどに書き写しておくことをおすすめします。
17
設置工事を始める前に
カメラを壁または天井に取り付ける方法には、次の2通りがあります。
(☞次ページ)
工
事
重要
⿟アタッチメント(付属品)または取付金具(付属品)を壁、天井に取り
⿟
付ける取付ねじ4本(M4、JIS規格品)は取付場所の材質に合わせてご
用意ください。ただし、木ねじおよびくぎは使用しないでください。
コンクリート天井の場合は、アンカーボルト(M4用)またはAYプラグ
ボルト(M4用)で固定してください。
(推奨締付トルク M4:1.6 N・m{16 kgf・cm})
⿟アタッチメントは必ず矢印が上になるように取り付けてください。
⿟
⿟⿟取り付け場所のねじ引抜強度は、1本あたり196 N{20 kgf}以上必
要です。
⿟石こうボードなど、強度が不十分な天井に取り付ける場合は、十分な補
⿟
強を施してください。
カメラ設置時の取付条件は次のとおりです。
取付場所
適合取付金具
天井・壁面
2コ用スイッチ
ボックス
天井・壁面※
取付金具(付属品)
(約350 g)
推奨ねじ
ねじ数
M4
4本
196 N{20 kgf}
M4
4本
196 N{20 kgf}
※取付金具を壁または天井に取り付ける場合の条件です。
18
最低引抜強度
(1本あたり)
2コ用スイッチボックスを使用する
⿟2コ用スイッチボックス(例:パナソニック電工株式会社製 品番:
⿟
DS4912)を使ってカメラを取り付ける場合、まず、壁または天井に設置さ
れた2コ用スイッチボックスにアタッチメント(付属品)を取り付けます。
[壁または天井の取付位置]
46 mm
FRO
NT
2コ用スイッチボックス
TOP
FRON
T
TOP
83.5 mm
アタッチメント
(付属品)
工
事
メモ
⿟壁に設置する場合
⿟
アタッチメントの“⇧TOP”が上を向くように取り付けてください。
⿟天井に設置する場合
⿟
アタッチメントの“⇩FRONT”がカメラ正面(品番表示面)の方向を
向くように取り付けてください。
付属の取付金具を使用する
⿟取付金具(付属品)を使ってカメラを取り付ける場合、取付金具を壁または
⿟
天井に取り付けます(次ページ参照)。次に付属のねじを使用してアタッチメ
ント(付属品)を取り付けます(☞21ページ)。
(推奨締付トルク 0.78 N・m{8 kgf・cm})
19
設置工事を始める前に(つづき)
メモ
⿟ケーブルを通す穴があいている壁または天井に取り付けるときや、露出
⿟
配線で取り付けるときは取付金具を使用します。
⿟⿟配管用めねじは、JIS C 8305(電線管ねじ)のCTG22または
JIS B 0202(管用平行ねじ)のG3/4に対応しています。
配管用めねじは六角レンチを使用して外します。
⿟接続管を接続する場合、35ページをお読みください。
⿟
1
壁または天井に取付金具(付属品)を取り付けます。
(Ⓐ穴を使用する場合)
ケーブル通し穴
Ф27 mm
51 mm
工
事
取付金具
(付属品)
Ⓐ
Ⓑ
Ⓐ
Ⓑ
Ⓑ
取付金具中心 Ⓐ
接続管用めねじ
Ⓐ穴を使用する場合
Ⓑ穴を使用する場合
85 mm
138 mm
85 mm
20
138 mm
Ⓑ
メモ
⿟取付に使用する穴はⒶまたはⒷで
⿟
統一してください。
Ⓐ
Ⓐ
Ⓑ
Ⓑ
Ⓐ
Ⓐ
取付金具(付属品)
2
3
Ⓑ
壁または天井側からのケーブル類をケーブル通し穴より引き出し
ておきます。
取付金具に付属のねじを使用し
て、取付金具にアタッチメント
を取り付けます。
FRO
NT
工
事
TOP
推奨締付トルク:0.78 N・m
{8 kgf・cm}
アタッチメント
メモ
⿟壁に設置する場合
⿟
アタッチメントの“⇧TOP”が上を向くように取り付けてください。
(接続管を上側に接続する場合をのぞきます。(☞35ページ))
⿟天井に設置する場合
⿟
アタッチメントの“⇩FRONT”がカメラ正面(品番表示面)の
方向を向くように取り付けてください。
⿟取付金具のいずれかの矢印とアタッチメントの“TOP”の矢印
⿟
が一致していることをご確認ください。
21
カメラを設置する
1
カメラを取り付けます。
LOCK
OPEN
<2コ用スイッチボックスを使用する場合>
①各ケーブルを接続します(☞ 31 ページ)。結線部には防水処理を行っ
てください。(☞ 34 ページ)
②カメラの「OPEN」とアタッチメントの突起部を合わせます。
③アタッチメントのカメラ取付穴にカメラ裏側のアタッチメント取付ね
じをひっかけ、矢印の方向にカメラを回し、アタッチメントとカメラ
を固定します。
アタッチメントの突起部が「LOCK」の位置であることを確認します。
突起部
工
事
カメラ取付穴
FRO
NT
TOP
アタッチメント取付ねじ
22
LO
CK
OP
EN
<取付金具を使用する場合>
①カメラ本体側面にある
「OPEN」とアタッチメントの
突起部を合わせながら、カメラ
本体をアタッチメントに挿入し
ます。
LO
CK
OP
EN
突起部
工
事
重要
⿟カメラ本体を取り付ける
⿟
際、ケーブルは図の矢印
のようにアタッチメント
と取付金具の間を通して
ください。
※矢印で示している通しか
たは一例です。設置工事
の環境により通しかたを
調整してください。
23
LO
CK
突起部
LO
CK
OP
EN
②アタッチメントのねじ穴にカメ
ラ裏面のねじをひっかけ、矢印
の方向にカメラを回し、アタッ
チメントとカメラを固定しま
す。
アタッチメントの突起部が
「LOCK」の位置であることを
確認します。
OP
EN
カメラを設置する(つづき)
工
事
③取付金具の側面でケーブルを結
線します。(☞31ページ)
結線部には防水処理を行ってく
ださい。(☞34ページ)
メモ
⿟⿟12 V電源、PoE電源は、
作業中に電源が入らない
ように切断しておいてく
ださい。
結線する
④結線したケーブルを取付金具の
ケーブルガイドの内側に収納し
ます。
重要
⿟ベースカバー取り付け時
⿟
にケーブルを挟み込む場
合がありますので、ケー
ブルガイドからケーブル
がはみ出さないようにし
てください。
24
ケーブル
ガイド
結線した
ケーブル
ケーブル
ガイド
⑤ベースカバーを取り付けます。
ベースカバー
⑥六角レンチなどで、ベースカ
バー両端にある固定ねじを締め
付けます。
(推奨締付トルク
:0.78N・m{8 kgf・cm})
(六角はJIS B4648、二面幅
S=2.5に対応しています。)
2
ベースカバー
固定ねじ
工
事
ねじ3本をゆるめてエンクロ
ジャーとインナードームを外
します。
SH
PU
重要
⿟持ち運びのときは、イン
⿟
ナードームを持たないで
ください。落下して破損
の原因になります。
PU
SH
対応する六角レンチなどを使って
ねじを外します。
(六角はJIS B4648、二面幅
「PUSH」
を押す
S=2.5に対応しています。)
インナードームは「PUSH」を
押して取り外します。
25
カメラを設置する(つづき)
3
本体をカメラ固定ねじ(赤色、
1か所)で固定します。
TOP
イラストは付属の取付金具を使用
した例です。
C
LO K
ONI
TOR
OUT
重要
⿟⿟カメラ固定ねじは確実に締
めてください。
浸水による故障や、落下事
故の原因になります。
(推奨締付トルク:
0.78 N・m
{8 kgf・cm})
INIT
IAL
SET
INIT
IAL
SET
カメラ固定ねじ(赤色)
※カメラ固定ねじ
は確実に締めて
ください。
工
事
4
輸送用のねじ(青色、1か所)
を外します。
C
輸送用ねじ(青色)
26
5
SDHC/SDメモリーカードを取り付けます。
重要
⿟SDHC/SDメモリーカードを取り付けるときは、本機の電源を
⿟
切ってから取り付けてください。
SDHC/SDメモリーカードは、ラベル面が見える向き(下図参
照)にして取り付けてください。SDHC/SDメモリーカードを
取り外すときは、設定メニューの[SDメモリーカード]タブで
「SDメモリーカードの使用」を「使用しない」に設定してくだ
さい。設定後、電源を切ってから取り外してください。
(☞取扱説明書 操作・設定編(PDFファイル))
①SDHC/SDメモリーカードを
SDHC/SDメモリーカードス
ロットに挿入します。
②SDHC/SDメモリーカードが
固定するまで深く押し込みま
す。
カチッと音がして奥に収まりま
す。
③取り外す場合は、SDHC/SD
メモリーカードを深く押し込む
と、カチッと音がして浮き上が
ります。
SDHC/SDメモリーカードを
取り出します。
ラベル面
工
事
27
カメラを設置する(つづき)
カメラを調整する
工
事
傾き調整台座
調整用
モニター
出力端子
K
調整用モニター出力端子に調整用
モニター(小さな液晶モニターな
ど)を接続し、カメラアングルを
調整してください。
調整用モニターを接続したら、通
電してください。
カメラアングルを決めるときは、
次の手順①②③で調整してくださ
い。
①パンロックねじをゆるめて、水
平方向にカメラ部を回転させ、
パンの調整を行い、パンロック
ねじを締めます。
②チルトロックねじをゆるめて、
垂直方向にカメラ部を回転さ
せ、チルトの調整を行い、チル
トロックねじを締めます。
③傾き調整台座を回し、画の傾き
を調整します。
75°
チルトロックねじ
K
調整用モニターの映像を見な
がらカメラアングルを調整し
ます。
LOC
1
パンテーブル
パンロックねじ
メモ
⿟パン、チルト調整と同時に、手順
⿟
2のフォーカス調整をしてください。
重要
⿟⿟パンロックねじ、チルトロックねじを確実にしめてください。
(推奨締付トルク:0.59 N・m{6 kgf・cm})
2
28
フォーカスを調整します。
フォーカス調整は、パン、チルトの調整と同時に調整をします。
次ページの手順①②③を行い、フォーカスを調整してください。
①オートバックフォーカスボタン
フォーカスロックつまみ
を5秒以上押し続けて、ABFを フォーカス調整
グリップ
標準位置にします。
②ズームロックつまみをゆるめ
て、TELE←→WIDE間で適当
な画角に動かし、ズームロック
つまみを締めます。
③フォーカスロックつまみをゆる
ズームロックつまみ
めて、フォーカス調整グリップ
を回してフォーカスを粗調整
し、フォーカスロックつまみを
締めます。
メモ
⿟ABFを標準位置にしてからレンズの調整をしないと、画面の四隅が暗く
⿟
なる場合があります。
⿟ズームとフォーカスどちらかを変えると、他方も変わります。
⿟
⿟フォーカスは次のABFで本調整します。
⿟
3
オートバックフォーカスボタンを
押します。
ABF LED(☞17ページ)が点
滅し、調整用モニター画面下部に
フォーカス位置表示を表示し、自
動的にバックフォーカスが調整さ
れます。(ネットワーク接続して
いる場合は、PC上からも実行・
確認できます。)
工
事
NEAR
FAR
.........|..........
INDICATOR XXXX FOCUSING
重要
⿟エンクロージャーを取り付けると、ピントが少しずれる場合があります
⿟
ので、エンクロージャーの取り付け後、設定メニューからオートバック
フォーカス機能を動作させてください。
29
カメラを設置する(つづき)
工
事
メモ
⿟オートバックフォーカスボタンを押してすぐに離すと、ただちにABFが
⿟
動作を開始します。
⿟オートバックフォーカスボタンを5秒以上押し続けると、ABFがレンズ
⿟
交換時などの標準位置に移動します。
⿟近赤外光領域で映像がカラーから白黒に切り換わったとき、光学特性上
⿟
ピントがずれる場合があります。そのときは、設定メニューの「カラー
/白黒切換連動」を「オート」または「プリセット」に設定すると、自
動的にピントを合わせることができるようになります(フォーカス動作
完了後の照明変化に対応していません)。設定メニューの「カラー/白
黒切換連動」の設定方法については、
「取扱説明書 操作・設定編」(PDF
ファイル)をお読みください。
⿟⿟−10 ℃以下の環境で設置・使用開始し、オートバックフォーカスを起
動すると正確なフォーカスが得られない場合があります。この場合、カ
メラが暖まるのを待ってから(約1時間以上)再度、電源を入れ直し調
整をしてください。
4
エンクロージャーとインナー
ドームを取り付けます。
取り付け用切り欠き
取り付け用溝
5ページの手順2でゆるめたね
2
じを対応する六角レンチなどを
使って締めます。
SH
PU
30
重要
⿟エンクロージャーの固定ねじは3本すべて確実に締めてくださ
⿟
い。浸水による故障や落下事故の原因になります。
(推奨締付トルク:0.78 N・m{8 kgf・cm})
⿟レンズの向きがずれないように、レンズの向きに合わせてイン
⿟
ナードームを取り付けてください。
⿟インナードームのつめが、しっかりとはまっていることを確認
⿟
してください。
⿟ドーム内側の緩衝材(ピンク色のシート)および外側の保護フィ
⿟
ルムは取り外してください。
接続する
接続する前に、電源ブレーカーを切ってください。また、接続を始める前に必
要な周辺機器やケーブルを確認し、準備してください。
ネットワークケーブル
RJ-45 メス 4P アラームケーブル
アラーム入出力ケーブル (付属品)
2P 電源ケーブル
電源ケーブル (付属品)
(DC12 V)
DC12 V(赤)
GND(黒)
マイク/ライン入力ケーブル(白)
オーディオ出力ケーブル(黒)
電源ケーブル
DC12 V
1
赤
プラス
黒
マイナス
工
事
マイク/ライン入力ケーブルとマイクを接続します(受話機能を
使用する場合)。
入力インピーダンス:2 kΩ±10 %
推奨ケーブル長
:1 m未満(マイク入力の場合)
:10 m未満(ライン入力の場合)
推奨マイク
:プラグインパワー方式マイク(別売り)
φ3.5 mmのミニプラグを接続します。
⿠⿠供給電源
:2.5 V±0.5 V
⿠⿠推奨マイク感度 :−48 dB±3 dB (0 dB=1 V/Pa,1 kHz)
重要
⿟外部スピーカーのケーブルや映像/音声コードの抜き差しは、カメラま
⿟
たはアンプの電源を切った状態で行ってください。スピーカーから大き
なノイズが出ることがあります。
31
接続する(つづき)
2
オーディオ出力ケーブルとアンプ内蔵の外部スピーカーを接続し
ます(送話機能を使用する場合)。
φ3.5 mmのステレオミニプラグ(出力はモノラル)を接続します。
⿠⿠推奨ケーブル長:10 m未満
3
工
事
アラーム入出力ケーブルを接続します。
アラーム入出力の定格
端子名
ALARM OUT
AUX OUT/
EXPOSURE OUT
Open
Close
ALARM IN1/
DAY/NIGHT IN
ALARM IN2
ALARM IN3
OFF
ON
定格
オープンコレクタ出力(外部からの最大印
加電圧DC20 V)
内部プルアップによるDC4 V~DC5 V
出力電圧DC1 V以下(50 mA以下)
無電圧メイク接点入力(DC4 V~5 Vプル
アップ内蔵)
オープンまたはDC4 V~5 V
GNDとのメイク接点(必要ドライブ電流
1 mA以上)
メモ
⿟センサーなどの外部機器の定格が、本機の定格に適合するかど
⿟
うか付属の取扱説明書を確認してください。
4Pアラームケーブル(付属品)ピン配列
32
1
2
黒
灰
3
赤
4
緑
GND
ALARM IN3/AUX OUT/EXPOSURE OUT
(アラーム入力端子3/AUX出力端子/露光タイミ
ング出力端子)
ALARM IN2/ALARM OUT
(アラーム入力端子2/アラーム出力端子)
ALARM IN1/DAY/NIGHT IN
(アラーム入力端子1/カラー白黒切換入力端子)
4
5
ネットワークケーブルとEthernetケーブル(カテゴリー5以上)
を接続します。
電源を接続します。
重要
⿟⿟DC12 V電源はAC100 Vに対して絶縁されたものを使用して
ください。
⿟⿟DC12 V電源を使用する場合
2P電源ケーブルにACアダプター(別売り)の出力ケーブルを接続します。
⿟PoE(IEEE802.3af準拠方式)を使用する場合
⿟
PoE電源供給装置(ハブなど)とEthernetケーブル(カテゴリー5以上)をネッ
トワークケーブルに接続します。
工
事
重要
⿟⿟Ethernetケーブルは4対(8ピンすべて)を使用してください。
<推奨ケーブル> パナソニック電工株式会社製
エコLANケーブル4対 CAT5E NR13533シリーズ(2009年4月現在)
⿟⿟Ethernetケーブルの最大長は100 mまでです。
⿟PoE電源供給装置は、必ずIEEE802.3af準拠品を使用してください。
⿟
⿟⿟PoE電源供給装置とDC12 V電源の両方を接続した場合は、PoEが優先
されます。
⿟Ethernetケーブルを再接続するときは、2秒以上の間隔をあけてくださ
⿟
い。素早く抜き差しすると、PoE電源供給装置から電源が供給されない
場合があります。
33
接続する(つづき)
ケーブル接合部の防水処理について
露出配線でカメラを設置する場合や、軒下に設置するときはケーブルの防水処理
をしてください。本体側は防水ですが、ケーブル端は防水対応ではありません。
ケーブルの接続部には、必ず付属のブチルゴムテープを使用し、以下の手順で防
水処理をしてください。付属のブチルゴムテープ以外のビニールテープなどを使
用すると、隙間から水が入り、故障の原因になります。
ネットワークケーブルの場合
半分重ねて巻く
アラーム入出力ケーブル、電源ケーブル、
マイク/ライン入力ケーブル、オーディオ出力ケーブルの場合
工
事
半分重ねて巻く
重要
⿟⿟2P電源ケーブル(付属品)、および4Pアラームケーブル(付属品)と
外部との接続も同様に防水処理をしてください。
メモ
⿟付属のブチルゴムテープの巻きかた
⿟
テープを約2倍の長さに引き延ばし(右
約2倍に延ばします。
図参照)、ケーブルの周りに巻きつけて
ください。テープを十分に引き延ばさな
2倍
いと、十分な防水性が得られません。
⿟屋外に設置するときはケーブルの防水処理をしてください。カメラ本体
⿟
は、本書に定める設置工事が正しく施工され、かつ適切な防水処理が施
工された場合のみ、防水(JIS IP66相当)です。取付金具は防水対応
ではありません。
34
重要
◦ケーブルを露出配線する場合は、必ず接続管を使用して、ケーブルに直
射日光が当たらないようにしてください。
◦接続管を横または下側に接続する場合は、取付金具の矢印のいずれかを
上側にして設置をしてください。
◦接続管を上側にする場合は、アタッチメントの矢印が左右どちらかにな
る様に設置してください。
<接続管を横または下側に接続する場合>
矢印
工
事
接続管
<接続管を上側に接続する場合>
FRONT
TOP
◦壁に取り付けるときは、除湿素子に水が留まらないように、除湿素子を
上側にしないでください。
水が留まると除湿素子が機能しません。
◦接続した接続管から建物などに水が侵入しないように、工事をしてくだ
さい。
35
接続する(つづき)
PoE対応ハブを使用してネットワークに接続する
場合の接続例
アンプ内蔵型スピーカー
(別売り)
ビデオ受像機
(設置調整用)
PoE対応ハブ
Ethernetケーブル
(カテゴリー5以上、
ストレート)
マイク(別売り)
アンプ内蔵型スピーカー
(別売り)
工
事
マイク(別売り)
Ethernetケーブル
(カテゴリー5以上、
ストレート)
PC
Ethernetケーブル
(カテゴリー5以上、
ストレート)
ビデオ受像機
(設置調整用)
<必要なケーブル>
Ethernetケーブル(カテゴリー5以上、ストレート)
重要
⿟ビデオ受像機は、設置時やサービス時の画角などを確認することを目的
⿟
にしたものです。録画および監視を目的にしたものではありません。
⿟撮像モードを変更すると、カメラが再起動するまで映像が乱れる場合が
⿟
あります。
⿟ハブ、ルーターは10BASE-T/100BASE-TX対応のスイッチングハブ
⿟
またはルーターを使用してください。
⿟電源は各ネットワークカメラに必要です。ただし、PoE対応ハブを使用
⿟
する場合は不要です。
36
ネットワークの設定を行う
ソフトウェアをインストールする
付属CD-ROM内の「はじめにお読みください」(Readmeファイル)を必ずお
読みのうえ、ソフトウェアをインストールしてください。
CD-ROM内のソフトウェア
⿟IP簡単設定ソフトウェア
⿟
本機のネットワーク設定を行います。詳しくは、下記をお読みください。
⿟⿟表示用プラグインソフトウェア「Network Camera View4」
本機の画像を表示するには、表示用プラグインソフトウェア「Network
Camera View4」をインストールする必要があります。付属CD-ROM内の
「nwcv4setup.exe」をダブルクリックし、画面の指示に従ってインストー
ルしてください。
IP簡単設定ソフトウェアを使用して本機の設定を行う
本機のネットワークに関する設定は、付属のIP簡単設定ソフトウェア(以下、
IP簡単設定ソフト)を使って行うことができます。
本機を複数台設定する場合は、カメラごとに行う必要があります。
IP簡単設定ソフトを使って設定できない場合は、設定メニューのネットワーク
ページで個別に本機とPCの設定を行います。詳しくは「取扱説明書 操作・設
定編」(PDFファイル)をお読みください。
工
事
重要
®
®
⿟Microsoft
⿟
Windows Vista をご使用の場合、IP簡単設定ソフトを起
動すると、管理者アカウントのパスワードを要求されることがあります。
この場合は、コントロールパネルから「ユーザーアカウント制御」を無
効にしてください。
⿟IP簡単設定ソフトは、セキュリティ強化のため、電源投入後、約20分
⿟
以上経過すると対象カメラのMACアドレス、IPアドレスが表示されなく
なります。(IP簡単設定の有効期間の設定が「20分間」の場合)
⿟IP簡単設定ソフトは、ルーターを経由した異なるサブネットからは使用
⿟
できません。
⿟旧バージョンのIP簡単設定ソフトウェア(Ver.2.xx)では、本機を表示
⿟
したり設定したりすることはできません。
37
ネットワークの設定を行う(つづき)
1
2
IP簡単設定ソフトを起動します。
定するカメラのMACアドレス/IP
設
アドレスをクリックし、[IP設定]ボ
タンをクリックします。
メモ
⿟DH
⿟ CPサーバーを使用してい
る場合、本機に割り振られた
IPアドレスは、IP簡単設定ソ
フトの[リフレッシュ]ボタ
ンをクリックすると確認でき
ます。
⿟IPアドレスが競合している場
⿟
合、該当するカメラのMACア
ドレス/IPアドレスが影付き
で表示されます。
工
事
3
ットワークの各項目を入力し、[設
ネ
定]ボタンをクリックします。
メモ
⿟DHCPサ
⿟
ーバーを使用してい
る場合、IP簡単設定ソフトの
「DNS」を「Auto」に設定す
ることができます。
38
重要
⿟[設定]ボタンをクリック後、本機への設定が完了するまで約2分かかり
⿟
ます。設定が完了する前にACアダプターやEthernetケーブルを抜くと、
設定内容が無効になります。再度設定をやり直してください。
⿟ファイアウォール(ソフト含む)を導入している場合、UDPの全ポート
⿟
に対してアクセスを許可してください。
故障かな!?
修理を依頼される前に、この表で症状を確かめてください。
これらの処置をしても直らないときや、この表以外の症状のときは、お買い上
げの販売店にご相談ください。
症 状
電源が入らない
電源LEDが点灯しない
原 因 ・ 対 策
DC電源の場合
⿟⿟2P電源ケーブルにDC12 V
の電源が接続されています
か?
→接続されているか確認して
ください。
PoE電源の場合
⿟PoE対応の電源供給装置と
⿟
ネットワークケーブルが接続
されていますか?
→接続されているか確認して
ください。
⿟複数のPoE端末機器を接続
⿟
できる電源供給装置によって
は、供給できるトータル電力
の制限を越えると、電源供給
されないものがあります。
→PoE電源供給装置の取扱
説明書をお読みください。
⿟設定メニュー[基本]で
⿟
LED表示設定が「消灯」に
なっていませんか?
→LED表示設定を「点灯」
にしてください。
参照ページ
33
そ
の
他
取扱説明書
操作・設定編
39
仕様
●基本
電源
DC12 V、PoE(IEEE802.3af準拠)
消費電力
DC12 V:630 mA、PoE :7.6 W(クラス0機器)
使用温度範囲
-30 ℃~+50 ℃ ※1
使用湿度範囲
90 %以下
防水性
カメラ部:IP66(IEC60529/JIS C 0920)
※ただし、本書に定める設置工事が正しく行われ、かつ適
切な防水処理が行われた場合のみ。
耐衝撃性
50 J JIS C 60068-2-75(IEC60068-2-75)準拠
モニター出力
(画角調整用)
外部I/O
ケーブル
VBS:1.0 V [p-p]/75 Ω、コンポジット信号、
RCAジャック
アラーム入力1/カラー白黒切換入力、
アラーム入力2/アラーム出力、
アラーム入力3/AUX出力/
露光タイミング出力
各1端子
マイク/ライン入力 φ3.5 mmモノラルミニジャック
ケーブル
入力インピーダンス:約2 kΩ
マイク入力時 使用可能マイク:プラグインパワー方式
供給電圧:2.5 V±0.5 V
ライン入力時 入力レベル:約−10 dBV
そ
の
他
40
オーディオ出力
ケーブル
φ3.5 mmステレオミニジャック(モノラル出力)
出力インピーダンス:約600 Ω
ラインレベル
寸法
直径 164 mm 高さ 146 mm 幅 191.5 mm(ベースカバーねじ部)
質量
約1.8 kg
仕上げ
本体
:アルミダイカスト ライトグレー色
ドーム部:クリアポリカーボネート樹脂
●カメラ部
撮像素子
1/3型 インターライン転送方式CCD
有効画素数
1 296(H)×976(V)×2
走査面積
4.86 mm(H)×3.65 mm(V)
走査方式
プログレッシブ
最低照度
1.3メガピクセルモード
カラー:1.0 lx、白黒:0.08 lx
(F1.2、オートスローシャッター:OFF(1/30 s)
、
AGC:HIGH、スーパーダイナミック:OFF)
カラー:0.06 lx、白黒:0.005 lx ※換算値
(F1.2、オートスローシャッター:最大16/30 s、
AGC:HIGH、スーパーダイナミック:OFF)
3メガピクセルモード
カラー:2.0 lx、白黒:0.16 lx
(F1.2、オートスローシャッター:OFF(1/30 s)、AGC:HIGH)
カラー:0.12 lx、白黒:0.01 lx ※換算値
(F1.2、オートスローシャッター:最大16/30 s、AGC:HIGH)
スーパーダイナミック ON/OFF(1.3メガピクセルモード時のみ)
ダイナミック
レンジ
52 dBtyp.
(スーパーダイナミック:ON、光量制御:フリッカレス時)
ゲイン(AGC)
ON(LOW)/ON(MID)/ON(HIGH)/OFF
暗部補正
ON/OFF(スーパーダイナミックOFF時のみ)
光量制御
フリッカレス/屋外撮影/ELC (ELC:スーパーダイナミックOFF時のみ)
シャッター速度
OFF(1/30)、3/100、2/100、1/100、1/250、
1/500、1/1000、1/2000、1/4000、1/10000
(スーパーダイナミックOFF時のみ)
オートスロー
シャッター
OFF、最大2/30 s 、最大4/30 s 、最大6/30 s 、
最大10/30 s 、最大16/30 s
カラー/白黒切換
ON/OFF/AUTO1/AUTO2/AUTO3
ホワイトバランス
ATW1/ATW2/AWC
デジタルノイズ
リダクション
HIGH/LOW
画揺れ補正
ON/OFF
そ
の
他
画像認識 顔検出
ON/OFF(XML通知設定あり)
プライバシーゾーン
ON/OFF(ゾーン設定 最大8か所)
画面内文字表示
最大16文字(アルファベット、カタカナ、数字、記号)
ON/OFF
VMD アラーム
ON/OFF、4エリア設定可能
41
仕様(つづき)
オートバック
フォーカス
ABF/MANUAL/カラー白黒切換連動設定
ALCレンズドライブ DC駆動
レンズマウント
CSマウント
●レンズ部
タイプ
2.8倍バリフォーカルレンズ
焦点距離(f)
2.8 mm ~ 8.0 mm
最大口径比(F)
1:1.2(WIDE)~1:1.8(TELE)
フォーカス範囲
∞~0.3 m
画角
水平:35.0°(TELE)~100.0°(WIDE)
垂直:26.2°(TELE)~73.4°(WIDE)
調整角度
水平(PAN)角:±170°
垂直(TILT)角:±75°
傾き角
:±100°
●ネットワーク部
ネットワーク
10BASE-T/100BASE-TX、RJ45コネクター
画像解像度
1.3メガピクセルモード
H.264
そ
の
他
MPEG-4 [4:3] :VGA(640×480)/QVGA(320×240)
最大30 fps
JPEG
42
[4:3] :1 280×960/SVGA(800×600)/
VGA(640×480)/QVGA(320×240)
最大30 fps
[16:9]:1 280×720/640×360/320×180 最大30 fps
[4:3] :1 280×960/SVGA(800×600)/
VGA(640×480)/QVGA(320×240)
最大30 fps
[16:9]:1 280×720/640×360/320×180 最大30 fps
3メガピクセルモード
[4:3] :1 280×960/VGA(640×480)/
QVGA(320×240) 最大15 fps
[16:9]:1 920×1 080/640×360/320×240
最大15 fps
MPEG-4 [4:3] :VGA(640×480)/QVGA(320×240)
最大15 fps
JPEG
[4:3] :2 048×1 536/1 280×960/VGA
(640×480) 最大15 fps
[16:9]:1 920×1 080/640×360/320×180
最大15 fps
H.264/
画質選択:動き優先/標準/画質優先
MPEG4
配信方式:ユニキャスト/マルチキャスト
ビットレート:
(固定ビットレート)
64 kbps/128 kbps/256 kbps/
384 kbps/512 kbps/768 kbps/
1 024 kbps/1 536 kbps/2 048 kbps/
3 072 kbps/4 096 kbps/*8 192 kbps
*H.264モード時のみ
(フレームレート指定)
1 fps/3 fps/5 fps/7.5 fps/
10 fps/15 fps/*20 fps/*30 fps
*1.3メガピクセルモード時のみ
JPEG
画質選択:0最高画質/1高画質/2/3/
4/5標準/6/7/8/9低画質
(0〜9の10段階)
配信方式:PULL/PUSH
0.1 fps〜30 fps(JPEGとH.264/MPEG-4同時動作
時のJPEGフレームレートは制限有り)
G.726(ADPCM)32 kbps/16 kbps
制限なし/64 kbps/128 kbps/256 kbps/
384 kbps/512 kbps/768 kbps/1 024 kbps/
2 048 kbps/4 096 kbps/8 192 kbps
IPv6:TCP/IP、UDP/IP、HTTP、RTP、FTP、
SMTP、DNS、NTP、SNMP
IPv4:TCP/IP、UDP/IP、HTTP、RTSP、RTP、
RTP/RTCP、FTP、SMTP、DHCP、DNS、
DDNS、NTP、SNMP
H.264
画像圧縮方式
※2 ※3
画像更新速度
音声圧縮方式
配信量制御
対応プロトコル
そ
の
他
43
仕様(つづき)
対応OS
※4 ※5
対応ブラウザー
最大接続数
Microsoft Windows 7 Professional 64ビット日本語版
®
®
Microsoft Windows 7 Professional 32ビット日本語版
®
®
Microsoft Windows Vista Business SP1 32ビット日本語版
®
®
Microsoft Windows XP Professional SP3日本語版
®
®
Windows Internet Explorer 8.0日本語版
®
®
(Microsoft Windows 7 Professional 32ビット/64ビット日本語版)、
®
®
Windows Internet Explorer 7.0日本語版
®
®
(Microsoft Windows Vista Business SP1 32ビット日本語版)、
®
®
Microsoft Internet Explorer 6.0 SP3日本語版
®
®
(Microsoft Windows XP Professional SP3日本語版)
®
®
14(条件による)
FTP クライアント アラーム画像送信、FTP 定期送信(FTP定期送信失敗時、
SDHC/SDメモリーカードにバックアップ可能)
マルチスクリーン
推奨SDHC/SD
メモリーカード
(別売り)
iモード対応
そ
の
他
同時に16台のカメラの画像を表示(自カメラ含む)
パナソニック株式会社製
SDHCメモリーカード:4 GB、8 GB、16 GB、32 GB
SDメモリーカード :64 MB、128 MB、256 MB、
512 MB、1 GB、2 GB
(miniSDカード、microSDカードは除く)
JPEG 画像表示・AUX制御(アクセスレベルによる)
※1 −10 ℃以下の環境で設置・使用開始すると、起動直後は正常な画像が得
られない場合があります。この場合、カメラが暖まるのを待ってから(約
1時間以上)再度、電源を入れ直し調整をしてください。
※2 H.264とMPEG-4はどちらか一方のみ選択可能となります。
※3 同じ圧縮方式でそれぞれ独立に2ストリーム分の配信設定が可能です。
®
®
®
®
※4 Microsoft Windows 7または、Microsoft Windows Vista を使用
する場合に必要なPCの環境や注意事項など詳しくは、「Windows Ⓡ
®
Vista 、Windows 7使用時の注意事項」(PDFファイル)をお読みく
ださい。
®
®
※5 IPv6で通信を行う場合は、Microsoft Windows 7または、
®
®
Microsoft Windows Vista を使用してください。
●別売り
ACアダプター
スモークドームカバー
44
WV-PS16
WV-CW4S
保証とアフターサービス
よくお読みください
修理・お取り扱い・お手入れ
などのご相談は…
まず、お買い上げの販売店へ
お申し付けください
■保証書(別添付)
お買い上げ日・販売店名などの記入を必ず確かめ、お買い上げの販売店から
お受け取りください。よくお読みのあと、保管してください。
保証期間:お買い上げ日から本体1年間
■補修用性能部品の保有期間 7年
当社は、本製品の補修用性能部品を、製造打ち切り後7年保有しています。
注)
補修用性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
修理を依頼されるとき
3
9ページの表に従ってご確認のあと、直らないときは、まず電源を切って、
お買い上げの販売店へご連絡ください。
◦保証期間中は
保証書の規定に従って、出張修理をさせていただきます。
◦保証期間を過ぎているときは
修理すれば使用できる製品については、ご要望により修理させていただき
ます。
修理料金の仕組みをご参照のうえご相談ください。
そ
の
他
◦修理料金の仕組み
修理料金は、技術料・部品代・出張料などで構成されています。
技術料 は、診断・故障個所の修理および部品交換・調整・修理完了時の
点検などの作業にかかる費用です。
部品代 は、修理に使用した部品および補助材料代です。
出張料 は、製品のある場所へ技術者を派遣する場合の費用です。
45
保証とアフターサービス(つづき)
ご連絡いただきたい内容
製 品 名
ネットワークカメラ
品 番
DG-NW502S
お買い上げ日
年 月 日
故障の状況
できるだけ具体的に
高所設置製品に関するお願い
安全にお使いいただくために、1年に1回をめやすに、販売店または施工業者
による点検をおすすめします。
本機を高所に設置してお使いの場合、落下によるけがや事故を未然に防止する
ため、下記のような状態ではないか、日常的に確認してください。
特に10年を超えてお使いの場合は、定期的な点検回数を増やすとともに買い換
えの検討をお願いします。詳しくは、販売店または施工業者に相談してください。
そ
の
他
このような状態ではありませんか?
直ちに使用を中止してください
◦本機を使用せずに放置している。
▶
事故防止のため、必ず販売店
または施工業者に撤去を依頼
してください。
▶
事故防止のため、必ず販売店
または施工業者に点検を依頼
してください。
◦取付ねじがゆるんだり、抜けた
りしている。
◦取付部がぐらぐらしたり、傾い
たりしている。
◦本機および取付部に破損や著し
いさびがある。
46
長期間使用に関するお願い
安全にお使いいただくために、販売店または施工業者による定期的な点検をお
願いします。
本機を長年お使いの場合、外観上は異常がなくても、使用環境によっては部品
が劣化している可能性があり、故障したり、事故につながることもあります。
下記のような状態ではないか、日常的に確認してください。
特に10年を超えてお使いの場合は、定期的な点検回数を増やすとともに買い換
えの検討をお願いします。詳しくは、販売店または施工業者に相談してください。
このような状態ではありませんか?
直ちに使用を中止してください
◦煙が出たり、こげくさいにおい
や異常な音がする。
◦電源コード・電源プラグ・ACア
ダプターが異常に熱い。または
割れやキズがある。
◦製品に触るとビリビリと電気を
感じる。
※
◦電源を入れても、映像や音 が出
てこない。
◦その他の異常・故障がある。
故障や事故防止のため、電源
▶
を切り、必ず販売店または施
工業者に点検や撤去を依頼し
てください。
そ
の
他
※:音声対応していないモデルもあります。
47
パナソニック システムお客様ご相談センター
受付:9時∼17時30分
(土・日・祝祭日は受付のみ)
ホームページからのお問い合わせは https://sec.panasonic.biz/solution/info/
ご相談窓口における個人情報のお取り扱いについて
パナソニック株式会社および関係会社(以下「当社」)は、お客様の個人情報や
ご相談内容をご相談への対応や修理、その確認などのために利用し、その記録
を残すことがあります。また、折り返し電話をさせていただくときのために、
ナンバーディスプレイを採用している場合があります。当社は、お客様の個人
情報を、適切に管理し、修理業務等を委託する場合や正当な理由がある場合を
除き、第三者に提供しません。お問い合わせはご相談された窓口にご連絡くだ
さい。
便利メモ(おぼえのため、記入されると便利です)
お買い上げ日
販 売 店 名
年 月 日
品番
DG-NW502S
電話 ( ) − パナソニック システムネットワークス株式会社
〒153-8687 東京都目黒区下目黒二丁目3番8号
Panasonic System Networks Co., Ltd. 2010
3TR005932FZA
Ns0609-5101
Printed in China
ネットワークカメラ DG-NW502S 取扱説明書
■当社製品のお買物・取り扱い方法・その他ご不明な点は下記へご相談ください。