Download 平成27年度 春の農作業安全運動

Transcript
平成27年度
春の農作業安全運動
期間:4月1日~5月31日
毎年、農繁期における農作業事故が多く発生しています。
農業経営の維持・安定のためにも、事故対策を徹底しましょう。
トラクター
○ 昇降路を上がる前に、左右ブレーキペダルを連結する。
○ ヘルメットとシートベルトを必ず着用する。
○ 作業機の取替時には、スタンド等で機械を固定し、本機と作業機の
間や、その下に入らない。
○ 安全キャブや安全フレームがついた機体を使用する。
○ 反射テープ等を取付けるなど、機械を認識されやすくする。
田植機
○ 滑り止めのついた長靴を履き、足元の泥はこまめに拭く。
○ 爪の点検時は必ずエンジンを止める。
○ 田植機で昇降路を上る際は後進でゆっくり進む。
刈払機
○ 保護メガネやすね当て、安全靴など適切な保護具を着用する。
○ 作業の前に石や空き缶、杭等を取り除き、動かせない障害物には目
印をつけておく。
○ 傾斜地では、足場を確認しながら、等高線方向に作業する。
○ 巻きつきの除去は、必ずエンジンを止めてから行う。
○ 複数人での作業は15m以上の間隔をおき、相互の位置把握に努める。
農作業事故防止には、日頃の作業内容を点検・
確認し、改善していくGAPの取組が効果的です。
基本操作や安全確認を徹底しましょう!!
作業を始める前にチェック!!
□ 危険箇所を把握していますか?
日頃の作業やほ場の中で、「ヒヤリ」とした経験はありませんか?
危険を少しでも減らせるよう、作業手順や環境を見直しましょう。
□ 作業計画に無理はありませんか?
焦りや過労は事故に直結します。
複数人での作業を心がけ、余裕をもった作業計画を立てましょう。
□ 服装や保護具は適切ですか?
作業に適した服装や保護具の着用が、事故やケガからあなたを守ります。
面倒だからと安易に省略せず、きちんと着用しましょう。
□ 作業前に点検・整備をしましたか?
使用前後の点検・整備は安全の基本です。
点検・整備時に発生する事故に気をつけて、適切に行いましょう。
□ 機械等の使用方法は正しいですか?
使い慣れていても、取扱説明書どおりに使用することが大切です。
機種によっては免許や研修の受講等が必要ですので、確認しましょう。
□ 緊急連絡先を知っていますか?
万が一の事故の時には、すばやい連絡が命を救います。
緊急連絡先を整理し、携帯電話は必ず身につけるようにしましょう。
□ 労災保険等に加入していますか?
万が一の時に経営を維持し、家族の生活を守るために、労災保険や任意
保険に加入しましょう。
富山県農業技術課エコ農業推進係 TEL:076-444-8292