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6
広報いといがわ
いといがわ 平成27年5月号
知って 消費生活
得する 情報 Vol. 43
1
ここにご注意!高齢者の製品事故
近年、高齢化が進む中で、サイドレール(手すり)付きのベッドやシ
ニアカー(電動の歩行補助車)など高齢者の生活にかかわる製品も広く
利用されていますが、誤った利用方法や不注意などによる思わぬ製品
事故も増えています。
2
シニアカーの事故
3
介護ベッド等の事故
こんな事故が
燃料機器等の事故
こんな事故が
ガスコンロで調理中に衣服に火
が燃え移り死亡した。
▲
揚げ物を調理中にその場を離れ
たため油が過熱し火災になった。
起き上がる際に手をかけたとこ
ろ、サイドレールが外れてベッ
ドから転落した。
▲
▲
踏切を横断中にバッテリーが切
れて停車し、電車と接触した。
こんな事故が
手がサイドレールのすき間に入
り込んでいることに気づかずに
背上げ機能を操作したため、挟
まれて骨折した。
▲
▲
▲
舗装されていない農道を走行中
に路肩に寄りすぎて田んぼに転
落して死亡した。
▲
▲
下り坂でアクセル操作を誤って
スピードが出すぎ、カーブを曲
がりきれずに転倒した。
石油ストーブのタンクに給油を
したが、ふたの閉め方が不完全
で油が漏れ火災になった。
(サイドレール)
ここに注意!
ここに注意!
ここに注意!
●公園などの広い場所で練習して操
作に十分に慣れる。
●介護を受ける人の体を動かすとき
は、手や足の位置を確認する。
●高齢者に多い消費生活関連の製
品事故のトップ3は燃焼機器。
●道路交通法では「歩行者」
として
取り扱われることから、歩道を走
行し歩行者用信号に従う。
●メーカーが用意するカバーなどで
すき間をふさいでおく。
●調理中にその場を離れるときは火
を消す(特にグリルは、直接炎が見
えないため目で確認する)
。
●サイドレールは、
ベッドと適合した
ものを取扱説明書にしたがって正
確に取り付ける。
●バッテリー残量の確認など、走行
前の日常点検を必ず行う。
●石油ストーブは、給油口を下にし
て油漏れがないことを確認する。
高齢になると筋力の衰えなどの運動能力の低下に加え、反応や動作速度の低下、注意力が散漫になる、物忘れを
しやすくなるなどの身体機能の変化が見られます。また、安全装置などが付いていない古い製品や経年劣化して故
障した製品を使い続けているケースもあります。
高齢者の製品事故を防ぐためには、こうした高齢者の身体機能の変化や生活スタイルを家族など周囲の人がよく
理解して、日ごろから高齢者を注意して見守ることが重要です。
消費者月間
5 月は
消費者月間とは…
消費者の利益擁護と国民生活の安定向上を目的として、昭和43年5月に施行された「消費者保護基本法」
の施行20周年を機に、昭和63年から毎年5月が「消費者月間」とされ、今回で第28回目となります。
今年度の
テーマ
みんなでつくろう!消費者が主役の社会!! テーマ中の「みんな」とは、消費者・消費者団体のみならず、事業者・事業者団体等を含めた社会のす
べての主体を意味しています。行政を含むこれら多様な主体が連携し協働を促進することにより、消
費者が主役となって選択・行動できる社会の実現に向けて取り組んでいこうという意味が込められて
います。
糸魚川市消費生活相談窓口
知って得する消費生活情報
■毎週火・水・木(祝日、年末年始を除く) 問合先
9:00~12:00・13:00~16:00
環境生活課 市民生活係 ☎552-1511
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