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PJ-20130039-H09
CC-Link Ver.2 対応
16ch アナログ出力用 絶縁信号変換処理システム
CC3901-16AO
取扱説明書
Rev.1.00
この度は、MTT 製品をご採用いただき、誠に有難うございます。
現品をお受け取りになりましたら、まず、本機の仕様がご注文通りのものであることを、現品の表示ラ
ベルの記載でご確認下さい。万一、仕様の誤りや、輸送上、その他原因による損傷などが発見されまし
た場合には、速やかに、当社営業所またはお買い求め先にご連絡下さいますようお願い申し上げます。
当社製品はすべて、厳格な品質管理基準に基づいて製造されておりますので、安心の上、お使いいただ
けるものと存じます。
記
◆保証期間と保証範囲
〔保証期間〕
納入品の保証期間は、ご注文主のご指定場所に納入後 3 年といたします。
〔製品保証について〕
1) 製品の保証は、部品と構造上及び性能が当社の製品仕様に適合していることを、保証
いたします。
2) 適正な品質マネジメントシステムと品質管理のもとで、製品を出荷しておりますが当
社の製品保証は、製品の動作、出力や表示が中断されないことや、エラーが皆無であ
ることを保証するものではありません。
当社の保証は、製品の動作、出力または表示に中断やエラーが発生した場合の、お客様
の機器、及び第三者の機器への傷害、パフォーマンス(お客様の機器などへの安全、
性能など)に関連した傷害に対する保証や損害に対しては一切応じかねます。
3) 保証期間中、取扱説明書に順じ当社が不具合の認めた製品を保証期間中に手直しまたは
交換を致します。
4) 当社の保証は、以下に起因する不適合には適用されません。
① 不適切、不完全な保守、校正による場合。
② 故障の原因が納入品以外の事由による場合。
③ 当社以外の改造または修理による場合。
④ その他、天災、災害などで、当社の責にあらざる場合。
≪注記≫ CC-Link は CC-Link 協会(CC-Link Partner Association:CLPA)の登録商標です。
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CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
目次
1. はじめに................................................................................................................................................................................. 1
2. 安全にご使用いただくために ................................................................................................................................................ 1
3. ご使用上の注意 ...................................................................................................................................................................... 1
3.1. 取扱について .......................................................................................... 1
3.2. 供給電源について ...................................................................................... 2
3.3. 設置について .......................................................................................... 2
3.4. 配線について .......................................................................................... 2
3.5. 性能を満足させるために ................................................................................ 2
4. 製品概要................................................................................................................................................................................. 3
4.1. 電源モジュール(PS3900/PS3900-DC3) .................................................................. 3
4.2. 信号変換モジュール(MS3900 シリーズ) .................................................................. 3
4.3. 通信モジュール(CC3900-DA01) ......................................................................... 3
4.4. 専用ベース ユニット(CC3900-16TB_AO) ................................................................. 3
5. 構成モジュール詳細 ............................................................................................................................................................... 4
5.1. 電源モジュール(RC3900) .............................................................................. 4
5.2. 信号変換モジュール(MS3900 シリーズ) .................................................................. 5
5.3. 通信モジュール(CC3900-DA01) ......................................................................... 6
5.3.1. CC-Link 通信仕様 ..................................................................................................................................................... 6
5.3.2. 各部詳細 .................................................................................................................................................................. 7
6. 伝送データ ........................................................................................................................................................................... 12
6.1. ビット エリア(RX/RY) .............................................................................. 12
6.2. システム領域詳細 ..................................................................................... 13
6.2.1. RX(m+n)B (リモート READY) ............................................................................................................................... 13
6.2.2. RX(m+n)9/RY(m+n)9 (イニシャルデータ設定完了/設定要求フラグ) .............................................................. 13
6.2.3. RX(m+n)A/RY(m+n)A (エラー状態/リセット要求フラグ) ................................................................................ 13
6.3. ワード エリア(RWw) ................................................................................. 14
6.4. データフォーマット ................................................................................... 14
6.5. ワード エリア(RWr) ................................................................................. 15
7. CC-Link ファミリーシステムプロファイル(CSP+) ............................................................................................................ 15
8. 通信ケーブルの配線 ............................................................................................................................................................. 16
8.1. 通信ケーブル ......................................................................................... 16
8.2. ケーブル側コネクタ ................................................................................... 16
8.3. 終端抵抗 ............................................................................................. 17
9. 出力信号及び電源の配線...................................................................................................................................................... 18
10. 外形寸法図 ......................................................................................................................................................................... 19
11. 校正の方法 ......................................................................................................................................................................... 19
12. 取付け/取外し .................................................................................................................................................................. 20
12.1. DIN レール着脱(CC3901-16AO-AU/D1-D) ................................................................ 20
12.2. 壁取付け(CC3901-16AO-AU/D1-R) ..................................................................... 20
12.3. 信号変換モジュールの取付け・取外し .................................................................. 21
12.4. 取付け姿勢 .......................................................................................... 21
12.5. 設置条件 ............................................................................................ 22
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CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
1. はじめに
本機を正しくお使いいただくために、この「取扱説明書」をよくお読みください。またご使用後は本書を必ず
保管し、必要に応じて参照してください。製品仕様書も合わせてご参照ください。
2. 安全にご使用いただくために
本機の使用にあたっては下記の安全注意事項を必ずお守りください。以下の注意に反した使用により生じた障
害については、当社は責任と保証を負いかねます。
! 警告
この表示の記載内容を守らないと、火災・感電などにより人が死亡または重傷を負う可能性が
あります。
! 注意
この表示の記載内容を守らないと、感電・その他の事故により人が障害を負ったり、物的損害
を招いたりする可能性があります。
! 警告






端子台への配線・離線は必ず電源が供給されていないことを確認して、行ってください。これを守らないと
感電する恐れがあります。
本機を分解、改造、及び本機のヒューズを交換しないでください。これを守らないと、火災、感電のおそれ
があります。
万一、異物(金属片、水、液体)が本機の内部に入った場合は、すぐに電源供給を停止し、販売店または当
社までご連絡ください。
運送機器、通信機器、発電制御機器、医療機器など高度の信頼性・安全性が求められる用途で使用する場合
は、組込まれるシステム装置全般として、誤動作防止設計などの安全設計を施す必要があります。
可燃性のガスや粉塵のあるところでは使用しないでください。これを守らないと爆発のおそれがあります。
設置した変換器の付近、及び下方に燃えるものを置かないでください。
! 注意





本機は仕様に記載された使用条件の範囲内で使用してください。火災や故障の原因となることがあります。
温度変化が急激で結露するような場所での使用はお避けください。これを守らないと故障のおそれがありま
す。
腐食性ガスのある場所や薬品が付着する場所での使用および保管は避けてください。
本体の挿入および抜取りは、通電状態でも行えますが極力行わないでください。
取付けや結線等は、安全のため、制御盤組立技術者、計装工事、電気工事などの専門の技術を有する人が行
ってください。
3. ご使用上の注意
機器の備えているすべての性能を満足させるために下記の注意事項をお守りください。下記の注意事項に反し
たご使用方法をされた場合、機器の性能が損なわれる可能性があります。
3.1. 取扱について
 精密機器のため、落としたり放り投げたりしないでください。
 電子部品を使用していますので、水をかけたり、水に浸けたり、結露する場所に放置しないでください。
 直射日光の当たる場所や、高温、粉塵、湿気もしくは振動の多いところで保管及び設置は避けてください。
1
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
3.2. 供給電源について
電源シルク印字内容を確認し、仕様に合う電圧値を供給してください。
 定格:AC100~240V、周波数:50Hz~60Hz(使用範囲:AC85~264V、47~63Hz)
 定格:DC24V(使用範囲:DC24V±10%)
3.3. 設置について
 屋内に設置してください。
 「12. 取付け/取外し」を参照し、DIN レール取付けまたは壁取付けを行ってください。
 使用温度範囲:0~55℃、仕様湿度範囲:5~90%RH、高度:2000m 以下でご使用ください。
 DC 電源のマイナス端子を接地しないでください。
 接地は単独接地、もしくは電流が流れ込まない接地を使用してください。
 変換器の取付け姿勢は「12.4. 取付け姿勢」をご参照ください。
3.4. 配線について
 配線は「9. 出力信号及び電源の配線」を参照し、専用ベースへの端子に対して行ってください。
 配線用導線には、可とう性に優れているより線を使用してください。
導体公称断面積:推奨 0.5~2.0mm2
 専用ベースの端子に接続する導体の末端には、絶縁被膜付の圧着端子を使用してください。絶縁被膜がな
いと、短絡や感電するおそれがあります。圧着端子の厚さは 0.7~1.0mm を推奨いたします。
※1 つの端子ネジに対して接続する圧着端子は 2 つを限度としてください。また、2 つ接続する場合の圧
着端子は 0.8mm 以下にしてください。
3.5. 性能を満足させるために
 ノイズ等の影響を減らすため入出力配線を電源線と同一結束・同一ダクト内で使用することは避け、でき
るだけ離して(目安として 200mm 以上)配線してください。
 モータ、大型トランスなどの磁界や電磁波が発生する機器の近傍に、本機の信号線を配線することは避け
てください。止むを得ない場合は、シールド線を使用する等のノイズ対策を行ってください。
 本機の使用に先立って、約 30 分間のウォーミングアップを行ってください。
 本機に接続するセンサ、及び機器は本機の入出力インピーダンスを考慮したものをご使用ください。(製
品仕様につきましては仕様書を参照してください。仕様書は当社ホームページにてダウンロード可能です。
URL:http://www.mtt.co.jp)
2
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
4. 製品概要
CC3901-16AO は、CC-Link(Ver.2 対応)のリモートデバイス局として上位のマスタより受信したデータを D/A
変換し、1 ラック当たり最大 16 チャネルのアナログ信号(各チャネル絶縁)を出力する絶縁信号変換処理シス
テムです。
本システムは、電源モジュール(PS3900/PS3900-DC3)、信号変換モジュール(MS3900 シリーズ)、D/A 変換
と CC-Link 通信を行う通信モジュール(CC3900-DA01)、及びそれらを搭載する専用ベース ユニット
(CC3900-16TB_AO)で構成します。
図 4.1. CC3901-16AO 全体構成図
4.1. 電源モジュール(PS3900/PS3900-DC3)
CC3901-16AO の内部電源電圧は DC24V で、それを供給する電源として、AC100~240V(PS3900)/DC24V(PS3900-DC3)
入力の 2 種類あります。
また外部電源と内部電源は絶縁しており、信号変換モジュールと通信モジュールに共通で供給します。
4.2. 信号変換モジュール(MS3900 シリーズ)
MS3900 シリーズの信号変換モジュールは、小型の難燃性 ABS 樹脂ケースに収納しています。通信モジュールか
らの入力、電源の供給、及びモジュールから端子台への信号出力はモジュール底部のコネクタにより行います。
各信号変換モジュールの入力-出力-電源間は、トランスまたはフォトカプラにより絶縁されています。
4.3. 通信モジュール(CC3900-DA01)
通信モジュールは、CC-Link Ver.1.10/Ver.2 に対応したリモート デバイス局で、Ver.2 の機能として拡張サ
イクリック伝送機能をサポートしています。
上位のマスタより受信したデータを D/A 変換し、専用ベース(CC3900-16TB_AO)経由で信号変換モジュールへ
出力します。また、通信部は内部回路と絶縁しています。
4.4. 専用ベース ユニット(CC3900-16TB_AO)
上記の電源モジュール、信号変換モジュール、及び通信モジュールを搭載するための専用ベースです。内部に
バックプレーンを備えており、電源モジュールにより絶縁した内部電源を、各信号変換モジュールと通信モジ
ュールへ供給します。また、アナログ信号出力用の端子台と RAS 出力用の端子台を実装しています。
本ベース ユニットに入力用信号変換モジュールを搭載することはできません。
3
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
5. 構成モジュール詳細
5.1. 電源モジュール(RC3900)
CC3901-16AO に取付け可能な全ての信号変換モジュール(MS3900 シリーズ)と通信モジュールは、駆動電源と
して DC24V を必要とします。
この駆動電源は、外部から直接それぞれの信号変換モジュールに供給せず、CC3901-16AO に対して一括供給しま
す。これにより CC3900-16TB_AO のバックプレーンを介して、同一ベース上のすべての信号変換モジュールに必
要な駆動電源を供給します。
外部の電源は、電源モジュールの電源入力端子に対して接続します。端子配列については「9. 出力信号及び電
源の配線」をご参照ください。
電源の ON/OFF、はフロントパネル上の電源スイッチにより操作します。工場出荷時は OFF に設定していますの
で、ドライバー等でカチッと音がするまで押してください。
スイッチが ON になると、各モジュールに電源を供給し、フロントパネル上の LED が緑色に点灯します。
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図 5.1. 電源モジュール外観図
4
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
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5.2. 信号変換モジュール(MS3900 シリーズ)
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図 5.2. 信号変換モジュール外観図
信号変換モジュールは、CC3900-16TB_AO に最大 16 チャネル取付けすることが可能です。絶縁変換した各モジュ
ールからのアナログ信号は、CC3900-16TB_AO 上の端子台から出力します。
機種ごとの端子台接続及び校正方法については、当社ホームページ(http://www.mtt.co.jp)の「MS3900 シリ
ーズ 取扱説明書」を参照してください。
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CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
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5.3. 通信モジュール(CC3900-DA01)
5.3.1. CC-Link 通信仕様
CC-Link の仕様を下記にまとめます。
表 5.1. CC-Link 通信仕様
項目
局種別
設定アドレス
通信スピード
占有局数
出力チャネル数
仕様
リモート デバイス局
1~64
10M/5M/2.5M/625k/156k bps
1/2/3/4 局
最大 16 チャネル
局数
Ver.1.10
Ver.2
1局
2局
3局
4局
拡張サイクリック設定
4 チャネル
8 チャネル
12 チャネル
16 チャネル
16 チャネル
4 倍固定(Ver.2 設定時)
局数
Ver.1.10
Ver.2
RX/RY:各 32 ビット
RX/RY:各 64 ビット
RWr/RWw:各 4 ワード
RWr/RWw:各 16 ワード
RX/RY:各 64 ビット
RX/RY:各 192 ビット
2局
RWr/RWw:各 8 ワード
RWr/RWw:各 32 ワード
RX/RY:各 96 ビット
RX/RY:各 320 ビット
3局
RWr/RWw:各 12 ワード
RWr/RWw:各 48 ワード
RX/RY:各 128 ビット
RX/RY:各 448 ビット
4局
RWr/RWw:各 16 ワード
RWr/RWw:各 64 ワード
※リモート入出力(RX/RY)の最終 16 ビットはシステム領域に割り当て
られます。
1局
アドレス領域
接続数
最大 64 局/最大 42 台(リモートデバイス局のみ接続時)
※最大接続台数については、CC-Link 協会のホームページにて確認してく
ださい。接続台数チェック ツールを使用すると簡単に確認可能です。
CC-Link Ver.1.10 対応ケーブル(終端抵抗 110Ω仕様)
通信速度
局間ケーブル長
最大ケーブル総延長
接続長
コネクタ
ケーブル
終端抵抗
156kbps
625kbps
2.5Mbps
5Mbps
10Mbps
20cm 以上
1200m
900m
400m
160m
100m
35610-5253-B00 PE(3M 社製)
Ver.1.10 対応品 (79100-110SBH(3M 社製)等)
110Ω(35T05-6M00-B0M GF(3M 社製))
6
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5.3.2. 各部詳細
通信モジュール各部について説明します。
動作状態表示用 LED
局番設定用スイッチ
CC-Link 各種設定用スイッチ
出力モード設定用スイッチ
通信状態表示用 LED
CC-Link 通信用コネクタ
図 5.3. 通信モジュール外観図
5.3.2.1. 動作状態表示用 LED
通信モジュールの動作状態を表示します。
表示パターンにより、通信モジュールの動作状態を確認することが可能です。表示パターンの詳細を下表
にまとめます。
動作状態
1
表 5.2. 動作状態表示用 LED 表示パターン
LED
表示パターン
RUN(緑)
システム異常
(WDT エラー/メモリ異常) ERR(赤)
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
2
初期化中
RUN(緑)
ERR(赤)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
3
正常動作中
RUN(緑)
ERR(赤)
●
○
●
○
●
○
●
○
●
○
●
○
●
○
●
○
4
CC-Link
設定異常※1
RUN(緑)
ERR(赤)
●
●
●
○
●
●
●
○
○
●
○
○
○
●
○
○
5
CC-Link
バージョン不一致
RUN(緑)
ERR(赤)
●
●
●
●
●
○
●
○
○
●
○
●
○
○
○
○
6
CC-Link
断線
RUN(緑)
ERR(赤)
●
○
●
○
●
○
●
○
○
●
○
●
○
●
○
●
7
CC-Link
設定変更
RUN(緑)
ERR(赤)
●
●
●
●
●
●
●
●
●
○
●
○
●
○
●
○
8
FLASH メモリ異常
(出力補正係数)
RUN(緑)
ERR(赤)
○
●
○
○
○
●
○
○
○
●
○
○
○
●
○
○
RUN(緑) ○
○
○
○
○
○
○
○
ERR(赤) ●
●
○
○
●
●
○
○
●:点灯/○:消灯/1 マス:125msec.
※1:異常条件によっては検知できない場合がありますので、通信状態表示用 LED と合わせて確認してくだ
さい。
9
リードバック異常
7
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
5.3.2.2. 局番設定用スイッチ
10 進ロータリ スイッチを 2 個(10 の位と 1 の位)使用して設定します。電源投入時にスイッチの設定を
読み込み、通信モジュールの局番とします。
1 局占有時には 1~64 局、4 局占有時には 1~61 局以外に設定した場合、または動作中に設定を変更した場
合はエラー状態となります。
SW
表 5.3. 局番設定
説明
設定
SN ×10
0~6
SN ×1
0~9
10 の位の局番を 0~6 に設定します。
但し、1 の位の局番と合わせて 1~64(1 局占有の場合。4 局占有時は
61 局)となるように設定します。
それ以外の局番はエラーとなります。出荷時設定は「0」です。
1 の位の局番を 0~9 に設定します。
但し、10 の位の局番と合わせて 1~64(1 局占有の場合。4 局占有時は
61 局)となるように設定します。
それ以外の局番はエラーとなります。出荷時設定は「0」です。
5.3.2.3. CC-Link 各種設定用スイッチ
CC-Link 通信の「ボーレート」、「占有局数」、及び「CC-Link バージョン」を設定するピアノ スイッチ
です。7 極目は未使用です。
B.RATE
【フロント パネル面視】
SENYU
CC-Link Ver.
①
ボーレート設定
ピアノ スイッチの 1~4 極を使用して設定します。電源投入時にスイッチの内容を読み込み、通信モジ
ュールのボーレートとします。
ボーレートを下記以外に設定した場合、または動作中に設定を変更した場合はエラー状態となります。
表 5.4. ボーレート設定
ボーレート
(bps)
10M
5M
2.5M
625k
156k
(出荷時設定)
1極
2極
3極
4極
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ON
OFF
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
OFF
OFF
8
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
②
Rev.1.00
占有局数設定
ピアノ スイッチの 5, 6 極を使用して設定します。
1 回の交信により、1 局あたり 4 チャネル分のアナログ出力値を転送可能です。
表 5.5. 占有局数設定
占有局数
5極
6極
(局)
1
2
3
4
(出荷時設定)
③
ON
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
OFF
CC-Link バージョン設定
ピアノ スイッチの 8 極を使用して設定します。
表 5.6. CC-Link バージョン設定
CC-Link
8極
バージョン
Ver.2
Ver.1.10
(出荷時設定)
ON
OFF
※データ転送量について
CC3901-16AO は最大 16 チャネル分のアナログ出力値を転送可能です。
Ver.1.10 の場合、占有局数 1 局あたり 4 チャネル分のデータ転送量となりますので、16 チャネル分の
データを転送する場合は占有局数の設定を 4 局占有としてください。
また、「Ver.2」、「1 局占有」に設定することで、占有局数 1 局分で 16 チャネル分のアナログ出力
値の転送が可能です。但し、16 チャネル分のアナログ出力値を 4 分割して転送するために、4 サイク
ル分のデータ転送時間が必要です。
↑1 2
5.3.2.4. 出力モード設定用スイッチ
エラー発生時の出力モード(RESET/HOLD)を設定するピアノ スイッチです。2 極目は未使用です。
OUT
MODE
【フロント パネル面視】
ON
表 5.7. 出力モード設定
設定
(1 極)
説明
ON
出力 RESET モードに設定します。
エラー発生時に約 0V(-25%相当)を出力します。エラー状態から復帰しても、CC-Link
のエラー状態フラグを解除しない限り、出力値を更新しません。
OFF
出力 HOLD モードに設定します。
エラー発生時に前回出力値を保持します。CC-Link のエラー状態フラグに関わらず、
エラー状態から復帰後、出力値を更新します。
9
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
5.3.2.5. 通信状態表示用 LED
CC-Link 通信の状態を表示する LED です。
表示パターンにより、CC-Link の通信状態を確認することが可能です。表示パターンの詳細を下表にまとめ
ます。
表 5.8. CC-Link 通信状態 表示パターン
Rx
通信状態
(黄)
LINK
(緑)
L_ERR
(赤)
Tx
(黄)
●
◎
◎
●
●
◎
◎
●
●
●
●
○
○
○
○
◎
○
○
◎
◎
○
○
○
◎
○
◎
○
◎
○
●
●
●
●
●
●
●
○
○
○
○
正常交信しているが、ノイズで CRC エラーが時々発生している。
リセット解除時のボーレート/局番設定から、ボーレートまたは
局番設定が変化した。L_ERR は 0.4s 周期で点滅。
受信データが CRC エラーとなり、応答できない。
正常交信
自局あてデータが受信しない。
ポーリング応答はしているが、リフレッシュ受信が CRC エラー。
自局あてデータが CRC エラー。
リンク起動されていない。
自局あてデータがないか、ノイズにより自局あてを受信不可。
断線などでデータを受信できない。電源断またはハードウェア
セット中。
ボーレート、局番設定不正。
○
●
○
●
●:点灯/◎:点滅/○:消灯
※Tx はシステム構成により、点灯に見える場合があります。
10
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
5.3.2.6. CC-Link 通信用コネクタ
5 極×2 段の CC-Link 通信用コネクタを使用しており、適合するケーブル側コネクタまたは終端抵抗を 2 個
挿入可能です。1 段目と 2 段目の各信号は内部で接続しています。
また、分岐コネクタを使用することにより、オンライン ユニット交換が可能です。
ケーブルの結線については「8. 通信ケーブルの配線」を参照して下さい。
1
2
▼
3M 35610 B
【フロント パネル面視】
メーカ
型式
適合コネクタ型式
3M
35610-5253-B00 PE
ケーブル側:35505-6000-B0M GF(3M 社製)
終端抵抗:35T05-6M00-B0M GF(3M 社製)
分岐コネクタ:35720-L200-B00 AK(3M 社製)
ピン
番号
信号名
ピン
番号
信号名
1_1
1_2
1_3
1_4
1_5
DA1
DB1
DG1
N.C.
SLD1
2_1
2_2
2_3
2_4
2_5
DA2
DB2
DG2
N.C.
SLD2
信号名
DAx
DBx
DGx
N.C.
SLDx
説明
CC-Link 通信データ A
CC-Link 通信データ B
CC-Link 通信グラウンド
未接続
CC-Link 通信シールド
11
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
6. 伝送データ
6.1. ビット エリア(RX/RY)
CC3901-16AO のエラー状態の確認(ユーザ領域)と、CC-Link のシステム領域の設定を行うエリアです。
表 6.1. ユーザ領域
RX No.
CC3901-16AO → マスタ
RY No.
RX(m+0)0
Ch.1 のエラー状態
RX(m+0)1
Ch.2 のエラー状態
RX(m+0)2
Ch.3 のエラー状態
RX(m+0)3
Ch.4 のエラー状態
RX(m+0)4
Ch.5 のエラー状態
RX(m+0)5
Ch.6 のエラー状態
RX(m+0)6
Ch.7 のエラー状態
RX(m+0)7
Ch.8 のエラー状態
RX(m+0)8
Ch.9 のエラー状態
RX(m+0)9
Ch.10 のエラー状態
RX(m+0)A
Ch.11 のエラー状態
RX(m+0)B
Ch.12 のエラー状態
RX(m+0)C
Ch.13 のエラー状態
RX(m+0)D
Ch.14 のエラー状態
RX(m+0)E
Ch.15 のエラー状態
RX(m+0)F
Ch.16 のエラー状態
m:システム構成により決まる値
RY(m+0)0
RY(m+0)1
RY(m+0)2
RY(m+0)3
RY(m+0)4
RY(m+0)5
RY(m+0)6
RY(m+0)7
RY(m+0)8
RY(m+0)9
RY(m+0)A
RY(m+0)B
RY(m+0)C
RY(m+0)D
RY(m+0)E
RY(m+0)F
信号名
マスタ → CC3901-16AO
未使用
説明
リードバック異常が発生した場合に、対応するチャネルのビットが
「1」となります。
Ch.x のエラー状態
表 6.2. システム領域
RX No.
RX(m+n)0
:
RX(m+n)8
RX(m+n)9
CC3901-16AO → マスタ
RY No.
RY(m+n)0
:
RY(m+n)8
未使用
イニシャルデータ設定完了フラグ
(予約)
エラー状態フラグ
リモート READY
RY(m+n)9
RX(m+n)A
RY(m+n)A
RX(m+n)B
RY(m+n)B
RX(m+n)C
RY(m+n)C
:
:
未使用
RX(m+n)F
RY(m+n)F
m:システム構成により決まる値
n:占有局数に依存する値
Ver.1.10(1 局:0010、2 局:0030、3 局:0050、4 局:0070 )
Ver.2(1 局:0030、2 局:00B0、3 局:0130、4 局:01B0 )
12
マスタ → CC3901-16AO
未使用
イニシャルデータ設定要求フラグ
(予約)
エラーリセット要求フラグ
予約
未使用
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
信号名
Rev.1.00
説明
イニシャル データ
設定完了/設定要求フラグ
エラー状態フラグ
リモート READY
エラーリセット
要求フラグ
本モジュールでは使用しません。
リードバック異常、または FLASH メモリ異常が発生した場合に、
「1」となります。
初期化中、またはエラー発生時に「0」となり、エラーリセット要求が
発行されるまでエラーを保持します。
「1」をセットすることで、エラー状態をリセットします。
6.2. システム領域詳細
6.2.1. RX(m+n)B (リモート READY)
マスタ局と CC3901-16AO のユーザ アプリケーション間でのデータ送受信が可能なことを表します。
必ず本ビットが ON であることを確認し、データの送受信を行ってください。
RX(m+n)B
電源投入
ここよりデータ送受信可能
6.2.2. RX(m+n)9/RY(m+n)9 (イニシャルデータ設定完了/設定要求フラグ)
マスタ局のユーザ アプリケーションからリモート デバイス局に対して、イニシャル データ設定を要求する
時に使用します。
※CC3900-16AO はイニシャル設定項目が無いため、マスタ側からの処理は必要ありません。
イニシャル設定要求を行った場合、下記のようにフラグ処理を行うため、RX(m+n)B(リモート READY)が一旦
OFF となります。
RY(m+n)9
RX(m+n)9
イニシャルデータ設定
RX(m+n)B
ここよりデータ送受信不可能
ここよりデータ送受信可能
6.2.3. RX(m+n)A/RY(m+n)A (エラー状態/リセット要求フラグ)
CC3900-16AO がエラー発生を通知/解除するために使用します。エラーリセット要求によりエラー状態をリセ
ットします。
また、エラー発生からエラーリセットまで、RX(m+n)B(リモート READY)を OFF します。
RX(m+n)A
RY(m+n)A
エラー解除中
RX(m+n)B
ここよりデータ送受信不可能
(エラー発生)
13
ここよりデータ送受信可能
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
6.3. ワード エリア(RWw)
アナログ出力値を設定するエリアです。
Address
占有局数
CC3901-16AO → マスタ
RWwm+0
Ch.1 のアナログ出力値
RWwm+1
Ch.2 のアナログ出力値
RWwm+2
Ch.3 のアナログ出力値
RWwm+3
Ch.4 のアナログ出力値
RWwm+4
Ch.5 のアナログ出力値
RWwm+5
Ch.6 のアナログ出力値
RWwm+6
Ch.7 のアナログ出力値
RWwm+7
Ch.8 のアナログ出力値
RWwm+8
Ch.9 のアナログ出力値
RWwm+9
Ch.10 のアナログ出力値
RWwm+A
Ch.11 のアナログ出力値
RWwm+B
Ch.12 のアナログ出力値
RWwm+C
Ch.13 のアナログ出力値
RWwm+D
Ch.14 のアナログ出力値
RWwm+E
Ch.15 のアナログ出力値
RWwm+F
Ch.16 のアナログ出力値
m:システム構成により決まる値
Ver.1.10
Ver.2
1 局占有
(4 チャネル)
2 局占有
(8 チャネル)
3 局占有
(12 チャネル)
1 局占有
(拡張サイクリック
設定:4 倍固定)
4 局占有
(16 チャネル)
6.4. データフォーマット
アナログ出力値は符号付き 16 ビット整数です。
b15
b0
RWw
Ch.x のアナログ出力値
各信号変換モジュールの出力レンジ 0~100%に対し、0~10000 カウントを設定します。
また、アナログ出力値の下限は-25%、上限は 110%です。範囲外の値が設定された場合、アナログ出力値を上下
限値に設定します。
アナログ出力値
(カウント)
+11000
+10000
+110
-25
0
+100 出力(%)
-2500
図 6.1. データフォーマット
14
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
6.5. ワード エリア(RWr)
設定したアナログ出力値(折返し値)を表示するエリアです。
※当該データは設定値の折返した値であり、自己診断用のリードバック値を表示するものではありません。
Address
占有局数
CC3901-16AO → マスタ
RWrm+0
Ch.1 の折返し値
RWrm+1
Ch.2 の折返し値
RWrm+2
Ch.3 の折返し値
RWrm+3
Ch.4 の折返し値
RWrm+4
Ch.5 の折返し値
RWrm+5
Ch.6 の折返し値
RWrm+6
Ch.7 の折返し値
RWrm+7
Ch.8 の折返し値
RWrm+8
Ch.9 の折返し値
RWrm+9
Ch.10 の折返し値
RWrm+A
Ch.11 の折返し値
RWrm+B
Ch.12 の折返し値
RWrm+C
Ch.13 の折返し値
RWrm+D
Ch.14 の折返し値
RWrm+E
Ch.15 の折返し値
RWrm+F
Ch.16 の折返し値
m:システム構成により決まる値
Ver.1.10
Ver.2
1 局占有
(4 チャネル)
2 局占有
(8 チャネル)
3 局占有
(12 チャネル)
1 局占有
(拡張サイクリック
設定:4 倍固定)
4 局占有
(16 チャネル)
7. CC-Link ファミリーシステムプロファイル(CSP+)
CC3901-16AO のプロファイルを記述した CSP+ファイルを、当社ホームページ(http://www.mtt.co.jp)または
CC-Link 協会のホームページよりダウンロード可能です。(ファイル:0x0319_CC3901-16AO_A_ja.cspp)
CSP+対応のエンジニアリングツールを使用している場合、ダウンロードした CSP+ファイルをツールにインポー
トすることで、プログラムの工数を削減することができます。
15
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
8. 通信ケーブルの配線
8.1. 通信ケーブル
通信ケーブルは、CC-Link 専用(Ver.1.10 対応品)のケーブルを使用してください。
シース
DA
DA
遮へい
青
白
シース
アルミテープ
黄
DB
白
アルミテープ
黄
DB
DG
ドレイン線
(より線)
遮へい
青
接地線
DG
接地線
ドレイン線
(バラ)
絶縁体の色
機器側
青
白
黄
接地線(シールド)
DA
DB
DG
SLD
8.2. ケーブル側コネクタ
メーカ
型式
3M
35505-6000-B0M GF
ピン
番号
信号名
1
2
3
4
5
DA
DB
DG
N.C.
SLD
信号名
DA
DB
DG
N.C.
SLD
説明
CC-Link 通信データ A
CC-Link 通信データ B
CC-Link 通信グラウンド
未接続
CC-Link 通信シールド
16
Rev.1.00
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
8.3. 終端抵抗
内部に 110Ω_1/2W の終端抵抗を内蔵しています。
メーカ
型式
3M
35T05-6M00-B0M GF
ピン
番号
信号名
1
2
3
4
5
DA
DB
DG
N.C.
N.C.
信号名
DA
DB
DG
N.C.
説明
CC-Link 通信データ A
CC-Link 通信データ B
CC-Link 通信グラウンド
未接続
17
Rev.1.00
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
9. 出力信号及び電源の配線
以下に CC3901-16AO の端子台に接続する、出力信号及び電源接続の詳細を示します。
本システムに適合する信号変換モジュールは、出力仕様が 1-5V の MS3954/MS3954HI に限ります。
図 9.1. 出力信号及び電源の接続図
外部機器へ本システムの異常を通知するために、異常検知信号を RAS 出力用端子台から出力可能です。
接続は下記 RAS 出力等価回路を参照し、ネジで固定してください。
システム異常(WDT エラー、メモリ異常)時に、RAS_A 端子と RAS_B 端子がショートします。
Photo MOS
リレー
RAS_A
/RAS信号
RAS_B
表 9.1. Photo MOS リレー仕様
出力仕様
耐電圧
ON 抵抗
Photo MOS リレー(AC/DC 負荷対応)
負荷電圧:60V max./負荷電流:100mA max.
AC1500V 1 分間
2.5Ω max.
18
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
10. 外形寸法図
CC3901-16AO の外形寸法を示します。
P
S
3900
R
U
N
POWE
R
RAS_A
RAS_B
B.RA
TE
S
E
N
Y
U
CC
-Link
Ver
.
50
110
E
RR
S
W
Link
LERR
Tx
R
x
6
A
C1
00∼240V
F.G
H
N
10
96.5
101.08
6.5
447
460
480
図 10.1. CC3901-16AO 外形寸法図
11. 校正の方法
MS3900 シリーズ各モジュールは、予め当社工場で精密に調整しておりますので、改めて校正を行う必要はあり
ません。校正が必要な場合は、なるべく当社の再校正サービスをお受けください。やむを得ずお客様で行う場
合は、当社ホームページ(http://www.mtt.co.jp)の「MS3900 シリーズ 取扱説明書」を参照してください。
19
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
12. 取付け/取外し
12.1. DIN レール着脱(CC3901-16AO-AU/D1-D)
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ᒁ߈߹ߔ‫ޕ‬
図 12.1. DIN レール着脱
12.2. 壁取付け(CC3901-16AO-AU/D1-R)
図 12.2. 壁取付け
20
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
12.3. 信号変換モジュールの取付け・取外し
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1
2
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2
1
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ߞߔߋᒁ߈ᛮ޿ߡߊߛߐ޿‫ޕ‬
図 12.3. 信号変換モジュールの取付け・取外し
12.4. 取付け姿勢
MS3900 の取付け姿勢は下図のようにし、製品前面の表示ラベルが正常に見えるようにしてください。
図 12.4. 取付け姿勢
21
CC3901-16AO 取扱説明書 PJ-20130039-H09
Rev.1.00
12.5. 設置条件
(1) 放熱を考慮して上下にスペースを確保してください。
・下部に床板がある場合には、床面から 100mm 以上離してください。
・上部とは 100mm 以上離し、排気孔または空冷ファンを上部に取り付けてください。
・ラック取り付けで、後ろに建屋壁面等がある場合は 60mm 以上離し、空気の流通を良くしてください。
(2)
(3)
(4)
(5)
全面及び側面は、十分なスペースを確保してください。
キャビネット(筐体)に収納する場合は、強制空冷を行って温度上昇を防いでください。
発熱物の上には置かないでください。
上下方向に重ねて取り付ける場合には、下図のように上下にスペースを確保してください。
ⓨ಄↪ࡈࠔࡦ߹ߚߪឃ᳇ሹ
ⓨ಄↪ࡈࠔࡦ߹ߚߪឃ᳇ሹ
100mmએ਄
78mmએ਄
100mmએ਄
60mm
એ਄
128mmએ਄
100mmએ਄
100mmએ਄
図 12.5. 設置条件
22