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48V
バーグラフ指示計 48 シリーズ
取扱説明書
バーグラフ指示計
ご使用いただく前に
このたびは、エム・システム技研の製品をお買い上げ
いただき誠にありがとうございます。本器をご使用いた
だく前に、下記事項をご確認下さい。
■梱包内容を確認して下さい
・指示計 ......................................................................1 台
■形式を確認して下さい
お手元の製品がご注文された形式かどうか、スペック
表示で形式と仕様を確認して下さい。
■取扱説明書の記載内容について
本取扱説明書は本器の取扱い方法、外部結線および簡
単な保守方法について記載したものです。
ご注意事項
●供給電源
・許容電圧範囲、電源周波数、消費電力
スペックラベルで定格電圧をご確認下さい。
交流電源：定格電圧 85 ∼ 132 V AC の場合
85 ∼ 132 V AC、47 ∼ 63 Hz
定格電圧 170 ∼ 264 VAC の場合
170 ∼ 264 V AC、47 ∼ 63 Hz
約 3.5 VA（48V − 1）、約 5.5 VA（48V − 2）
直流電源：定格電圧 24 VDC の場合 24 V DC±15 %、
約 2 W（48V − 1）、約 4 W
（48V − 2）
●取扱いについて
・エスカッションはケース内ポケットに一対入っていま
す。取付方法は、エスカッション上下を図示のように
内側からはめ込んで下さい。
エスカッション
形 式
48V
・本体の取付方法
本体前面より上下の名称板を外し、ねじをドライバー
で右に廻すと固定金具が出ます。
そのまま固定されるまで廻して下さい。
また、左に廻すと固定金具が外れ、取外せます。
名称板
固定金具
・本体取付に対して放熱のため、縦取付時は本体より上
下にそれぞれ 5 cm 以上の空間をあけて下さい。横取
付時は左右にそれぞれ 2.5 cm 以上の空間をあけて下
さい。
・アクリル板および目盛板は名称板を外しますと取外せ
ます。
●設置について
・屋内でご使用下さい。
・塵埃、金属粉などの多いところでは、防塵設計のきょ
う体に収納し、放熱対策を施して下さい。
・振動、衝撃は故障の原因となることがあるため極力避
けて下さい。
・周囲温度が 0 ∼ 50℃を超えるような場所、周囲湿度が
40 ∼ 80 % RH を超えるような場所や結露するような
場所でのご使用は、寿命・動作に影響しますので避け
て下さい。
●配線について
・配線（電源線、入力信号線、出力信号線）は、ノイズ
発生源（リレー駆動線、高周波ラインなど）の近くに
設置しないで下さい。
・ノイズが重畳している配線と共に結束したり、同一ダ
クト内に収納することは避けて下さい。
●その他
・本器は電源投入と同時に動作しますが、すべての性能
を満足するには 10 分の通電が必要です。
NM-9311　改 5　P1/4
48V
各部の名称
放熱用窓上下
（本体より15cm以上の空間）
目盛板
アクリルカバー
名称板
スパン調整
ゼロ調整
■前面図
■縦取付の場合
●1点用
■横取付の場合
●1点用
※1
●2点用
Tag．Noシール
貼付け場所
50
50
50
40
40
40
30
30
30
20
20
20
10
10
10
0
0
0
10
10
10
20
20
20
30
30
30
40
40
40
50
−
m3／h
50
−
℃
50
−
m3／h
第1入力信号
℃
−
50 40 30 20 10
0
10 20 30 40 50
第2入力信号
Tag．Noシール
貼付け場所
●2点用
− 50
m
℃
− 50
40
30
20
10
0
10
20
30
40
50
40
30
20
10
0
10
20
30
40
50
第1入力信号
第2入力信号
※1、4文字以上の単位記号は上図の位置に表示します。
注、2点用で単位記号が1つしかない場合は、1点用と単位記号の表示位置および最大文字数が同じになります。
NM-9311　改 5　P2/4
48V
取付方法
■パネル取付
下記の外形寸法図・取付寸法図を参考に行って下さい。
外形寸法図（単位：mm）
36
9
135
41
36
20
7.5
144
139
1
2
3
4
5
6
7
8
138.1
エスカッション
138.1
M3ねじ
100（目盛表）
144
エスカッション
9.4
164
取付寸法図（単位：mm）
■パネルカット寸法
●縦取付の場合
●横取付の場合
+1
+1
139.5 -0
L
139.5 -0
+1
139.5 -0
ピッチ164以上
L
取付板厚：1.6 ∼ 5.5
+1
-0
L =（38 × N）
（N は連結数）
注 1、但し N ≧ 2 の場合、本体間にはエスカッションが 1 個
必要となります。
注 2、本体取付に対し、放熱のため本体より上下にそれぞれ
5cm 以上の空間をあけて下さい。
接 続
取付板厚：1.6 ∼ 5.5
+1
L = 38 ×（N − 1）＋ 36.5 -0
（N は連結数）
注 1、但し N ≧ 2 の場合、本体間にはエスカッションが 1 個
必要となります。
■ 48V − 1
入力信号
＋ 1
5 ＋
− 2
6 −
7 U
各端子の接続は下図を参考にして行って下さい。
8 V
端子接続図
＋ 1
5 ＋
− 2
6 −
7 U
8 V
供給電源（DC 電源時）
第 1 入力信号
供給電源（AC 電源時）
第 2 入力信号
■ 48V − 2
第 1 入力信号
供給電源（AC 電源時）
■ 48V − 2
■ 48V − 1
入力信号
供給電源（DC 電源時）
＋ 1
5 ＋
− 2
6 −
＋ 3
7 U
− 4
8 V
供給電源（DC 電源時）
供給電源（AC 電源時）
NM-9311　改 5　P3/4
＋ 1
5 ＋
供給電源（DC 電源時）
48V
調 整
本器は出荷時校正済みですので、ご注文時の仕様通り
にご使用になる限りは、調整の必要はありません。
ただし接続機器との整合をとる場合や定期校正時には、
下記の要領で調整して下さい。
■調整方法
校正の場合は本器の基準精度に対し、十分精度を有す
る信号源および測定器を使用し、電源投入後 10 分以上
経過してから行って下さい。
①模擬入力信号を 0 % 相当値に設定し、ゼロ調整で出力
を 0 % に合わせます。
②模擬入力信号を 100 % 相当値に設定し、スパン調整
で出力を 100 % に合わせます。
③再び、模擬入力信号を 0 % 相当値に設定し、出力表示
がゼロを示していることを確認して下さい。
④ゼロ出力がずれているときは、①∼③の操作を繰返し
て下さい。
保 守
定期校正時は下記の要領で行って下さい。
■校 正
10 分以上通電した後、入力信号を 0、25、50、75、
100 % 順で本器に与えます。このとき出力信号がそれぞ
れ 0、25、50、75、100 % であり、規定の精度定格範囲
内であることを確認して下さい。出力信号が精度定格範
囲から外れている場合は、調整の項目で指示した内容に
従って調整して下さい。
保 証
本器は、厳密な社内検査を経て出荷されておりますが、
万一製造上の不備による故障、または輸送中の事故、出
荷後 3 年以内正常な使用状態における故障の際は、ご返
送いただければ交換品を発送します。
NM-9311　改 5　P4/4