Download EF135mm F2.8(ソフトフォーカス機構付き) 使用説明書
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各部の名称 ● ① ② ● ③ ● ④ ● ⑤ ● ⑥ ● ⑦ ● ⑧ ● ⑨ ● EF レンズ EF135mm F2.8(ソフトフォーカス機構付き) 使用説明書 接点 レンズ取り付け指標 フォーカスモードスイッチ フォーカスリング ソフト/ノーマル切り換えスイッチ ソフトリング ソフト目盛 距離目盛 被写界深度目盛 キヤノン製品のお買い上げ誠にありがとうございます。 2. フォーカスモ一ドの設定 EF135mm F2.8 はソフトフォーカス機構を内蔵したレンズです。 オートフォーカス (AF) で撮影するときは、フォーカスモードスイッ チを AF にします。(図❸) マニュアルフォーカス(MF)で撮影するときは、フォーカスモー ドスイッチを MF にし、フォーカスリングを回します。 * ソフト撮影時は MF でのピント調整が難しいため、AF の使用を おすすめします。 安全上のご注意 1. レンズ、またはレンズを付けた一眼レフカメラで、太陽や強い 光源を直接見ないようにしてください。視力障害の原因となり ます。 特に、レンズ単体で直接太陽をのぞかないでください。失明の 原因になります。 2. レンズ、またはレンズを付けた一眼レフカメラを日光の下にレ ンズキャップを付けないまま放置しないでください。太陽の光 が焦点を結び、火災の原因となることがあります。 取り扱い上のご注意 レンズを寒いところから暖かいところに移すと、レンズの外部や 内部に水滴が付着(結露)することがあります。そのようなときは、 事前にレンズをビニール袋に入れて、周囲の温度になじませてか ら、取り出してください。また、暖かいところから寒いところに 移すときも、同様にしてください。 1. レンズの着脱 レンズの着脱方法については、カメラの使用説明書を参照してくだ さい。 * レンズを外したときは、接点やレンズ面を傷付けないように接 点を上にして置いてください。 * 接点に汚れ、傷、指紋などが付くと、接触不良や腐食の原因と なることがあり、カメラやレンズが正確に作動しないことがあ ります。 * 汚れや指紋などが付着した場合は、柔らかい布で接点を清掃し てください。 * レンズを外したときは、ダストキャップを付けてください。取り 付けは、レンズ取り付け指標とダストキャップの○の指標をあ わせて時計方向に回します。取り外しは、逆の手順で行います。 ❶ ● ❹ ● ❷ ● ❺ ● 3. ソフト目盛の設定 ソフト目盛は0、1、2とあります。数字が大きくなるほどソフト 効果が得られます。なお、0はソフト効果なしの設定位置です。 ソフト目盛を設定するときは、ソフト/ノーマル切り換えスイッチ を矢印方向にスライドさせながら、ソフトリングを回します。 (図❹) <ソフト量と絞りの関係> 通常のポートレート撮影では、絞り F2.8(開放) 、ソフト目盛2の 組み合わせでの撮影をおすすめします。また強い逆光やハイライト がある場合は、ソフト目盛 1 での撮影をおすすめします。 ■ 目安としてのソフト効果はファインダー像のハイライト部分で 確認できます。 ■ ソフト量は絞り値によっても変わりますので、絞り優先モード での撮影をおすすめします。 ■ ソフト目盛と絞り値の組み合わせによる効果は、別紙(ソフト 目盛りと絞り値の組み合わせ作例写真)をご参照ください。 4. ピント調整 ピント調整はソフト目盛を設定した後に行ってください。 5. 被写界深度目盛 ピントを合わせた被写体の前後で鮮明に写る一定の範囲を被写界深 度といいます。被写界深度の範囲は距離目盛下部の被写界深度目盛 ではさまれた範囲となります。目盛上の数値は F 値を示しており、 例えば撮影距離が 5m で絞り F22 の場合は、約 4.5m から 7m までが鮮明に写る範囲となります。(図❺) * 被写界深度目盛はあくまでも目安です。 ❸ ● 6. 赤外指標 赤外指標は、白黒赤外フィルム使用時のピントを補正するための マークです。MF でのピント調整後に、距離目盛を赤外指標の位置 までずらして撮影します。(図❻、❼) * 赤外指標は 800nm の波長が基準になっています。 * 赤外フィルムに記載されている注意事項も必ずお読みください。 * 赤フィルターを使用してください。 7. フィルター(別売) フィルターは、レンズ先端のフィルター取り付けネジ部に取り付け てください。 * 偏光フィルターはキヤノン円偏光フィルター(52mm)を使用 してください。 8. より美しいソフト効果を得るために ⑴ ライティングについて 一般にソフト撮影では逆光、半逆光で撮った方が美しい効果が 得られます。なお画面外からの光の影響を避けるため、フード の使用をおすすめします。 ⑵ 被写体の前景、背景について 通常のソフト撮影では被写体の背景として黒っぽいものを選んだ 方が美しい効果が得られます。また被写体の前景にボケを作る構 図は、ボケ味が良くないためおすすめしません。 ⑶ 撮影距離について このレンズは 3 ∼ 5m で最も高いソフト効果が得られます。 ⑷ 露出について 一般に露出は適正よりややオーバー気味の方が美しい効果が得 られます。 9. 主な仕様 焦点距離・明るさ レンズ構成 最小絞り 画角 最短撮影距離 最大撮影倍率 画界 フィルター径 最大径×長さ 質量 フード レンズキャップ ケース CT1-7541-004 ■ レンズの長さはマウント面からレンズ先端までの寸法です。 キャップおよびダストキャップをつけたときの長さは表示寸法 +21.5mm になります。 ■ 大きさ・質量は本体のみの値です。 ■ 絞り値はカメラ側で設定します。 ■ 記載データはすべて当社基準によります。 ■ 製品の仕様および外観の一部を予告なく変更することがありま す。 ❻ ● アフターサービスについて 1. 保証期間経過後の修理は原則として有料となります。なお、運賃諸掛か りはお客様にてご負担願います。 2. 本製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために不可欠な部品)は、 日本国内において、製造終了後 7 年間を目安に保有しています。したがっ て期間中は原則として修理をお受けいたします。なお、故障の原因や内 容によっては、期間中でも修理が困難な場合と期間後でも修理が可能な 場合がありますので、その判定につきましてはお買い上げ店または、キ ヤノンサービスセンターにお問い合わせください。 3. 修理品をご送付の場合は、撮影された画像を添付するなど、修理箇所を 明確にご指示のうえ、十分な梱包でお送りください。 ❼ ● キヤノン EF レンズホームページ canon.jp/ef キヤノンお客様相談センター 050-555-90001(直通) 受付時間〈平日〉9:00 ∼ 20:00〈土 / 日 / 祝〉10:00 ∼ 17:00 〈1/1 ∼ 3 は休ませていただきます。〉 ※ 海外からご利用の方、または 050 からはじまる IP 電話番号をご利用いた だけない方は 03-3455-9353 をご利用ください。 ※ 受付時間は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。 135mm F2.8 6群7枚 F32 対角 18° 垂直 10° 水平 15° 1.3m 0.12 倍 188 × 282mm 52mm 69.2 × 98.4mm 390g ET-65III E-52 LP1016 © CANON INC. 1987 2008.5