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光技資第03Y006号 古河電気工業株式会社 成端用小型接続箱(J417) 取扱説明書 1.成端用小型接続箱本体の設置 ・ 本体を木ねじを使用し、設置する。(固定箇所は3箇所) ※成端用小型接続箱(J417)の上部には、カバー着脱用のスペース約80mm以上確保すること。 (2)ドロップケーブル・ターミネーションケーブル・光コードの固定 A. ドロップケーブル、ターミネーションケーブルのシース切断位置から、約10mmの位置にそれぞれの把持金具を 取り付ける。 カバー着脱用スペー ドロップケーブル又はターミネーションケーブル 挿入する 約10mm 把持金具(ドロップ又はターミネーション) 本体溝部 カバー目印 水平になるよう取り付ける 単位:mm B. 光コードのシース切断位置から、約10mmの位置に光コード用把持具を取り付ける。 光コードの抗張力繊維を束ねて約60mmの位置で切断し、光コード用把持具の大きい方に2周以上 巻き付け後、把持具の小さい方を被せて固定する。 ※光心線の許容曲げ径以下に曲げや側圧などを与えないよう注意する事。 添付木ねじで3箇所を固定する ※光コード用把持具は、2光コード/1把持具まで実装可能 2.ドロップケーブル・ターミネーションケーブル・光コードの固定方法 (1)ドロップケーブル・ターミネーションケーブル・光コードの前処理 ドロップケーブル・ターミネーションケーブル・光コードを約750mm(3ターン)、約850mm(3.5ターン)程度シース を縦裂きし、縦裂き際から10mm以下の所でシースを切断する。 抗張力繊維 ※融着接続部を固定する場所により、光心線の口出し長が変わるので注意すること。 抗張力繊維 光コード把持具 約 約 光コード 単位:mm 光コード把持具の大きい方に抗張力繊維を 2周巻き付けること C. ドロップケーブル用把持金具、ターミネーションケーブル用把持具、光コード用把持具を本体の把持具固定部 4.カバーの装着 の奥まで差し込む。 ・ カバーの目印を本体側面の溝部に合わせてスライドさせる。 ・ カバーは最後までしっかりとおろす。 ※把持金具を本体固定部に装着するとき下図のように、本体縁及び4番目の溝に合わせて装着を行うこと。 ※本体の1導入口(固定部)には、ドロップワイヤ用把持金具と、光コード用把持金具を混在して装着しないこと。 把持金具 本体縁部 光コードの場合 実装位置 つまみは上側に ドロップケーブル カバーの装着(本体左右溝に合わせる) ターミネーションケーブル の場合 4番目の溝 ロックさせる 3.光心線の融着接続・余長収納 ・ 光心線を、規定の融着方法に従い融着接続を行う。 ・ 配線は、まず熱収縮補強スリーブを規定の位置に装着し、下図に従い配線を行い余長を処理する。(単心の場合のみ) ・ 光心線余長は、8の字輪取りを行い光心線に撚り(曲がり・ねじれ等)が入らないように作業する。 導入方向が同一の場合の配線方法 導入方向が対称の導入の場合の配線方法 内側の光心線 配線後8の字輪取りで トレイ内へ収納する。 右側の光心線 熱収縮 補強スリーブ (3ターン側) 3.5ターン側装着部 内側の光心線は図のように 取り回しを行うこと。 光技資第03Y006号 古河電気工業株式会社 外側の光心線 左側の光心線