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DS4T832C
広域光伝送装置
SOT-KSシリーズ
取扱説明書
ご 使用前に必ず お読み下さい。
●こ の取扱説明書 をよくお読み いただき、本書 に記載された 内容に基づき 正しくお使い
下 さい。
●本 装置は、日本 国内用に製作 しております。 日本国以外で ご使用になる 場合は、その
国 の安全規格を 遵守して下さ い。
機器事業部
製品についてのお問合わせは、最寄りの営業所又は、神屋工場 機器事業部 営業企画課
にご連絡下さい。
本社事務所
/神屋工場
〒480-0393
愛知県春日井市神屋町字引沢1-39番地
TEL<0568>88-1181㈹
FAX<0568>88-3086
東京営業所
〒101-0047
東京都千代田区内神田2丁目15番9号(古河千代田ビル95号)
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〒530-0027
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FAX<082>285-7286
DS4T832C.JTD
- 1 -
2004/5/28
DS4T832C
はじめに
●こ の度は、広域 光伝送装置 SOT-KS シリーズ をご採用頂き ありがとうご ざいます。
●ご 使用前には、 本取扱説明書 を最後までよく お読み頂き、 各々の項目に ついて十分理解
し 、正しくお使 い下さる様お 願い致します。
●本 取扱説明書の 中で不明な点 や疑問点があり ましたら、最 寄りの営業所 又は神屋工場
機 器事業部 営 業開発課にお 問い合せ下さい 。
TEL<0568>88-1181㈹
●本 取扱説明書は 、大切に保管 して下さい。
概
要
●こ の装置は、広 域通信形の光 伝送装置です。
●送 受信器(円形 指向性、また は長円形指向性 )とコントロ ーラ(RS2 32C、RS4 2
2 )と中継器か ら構成されま す。
●送 受信器をリン ク接続するこ とにより、通信 エリアを拡張 することがで きます。
●リ ンク接続台数 は通常、固定 局15台、移動 局4台まで接 続可能です。 中継器を使用す
る ことにより、 固定局の接続 台数を最大57 台まで拡張す ることができ ます。
( 中継器3台使 用時)
●通 信ケーブルの 総延長も中継 器1台の追加で 300m延長出来 ます。
● 1:N 通信にも 応用できます 。
●こ の装置には、 送信・受信デ ータを一時蓄積 する機能があ りません。通 信プロトコル及
び データのエラ ーチェックル ールは、外部機 器側で構築す る必要があり ます。
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DS4T832C
目
1.取扱い上 の注意点
2.各部の名 称と機能
3.取付け
4.接
続
5.リンクケ ーブルの配線
6.動
作
7.入出力回 路
8.信号論理
次
2.1
2.2
2.3
2.4
円形 送受信器
長円 形送受信器
コン トローラ
中継 器
4.1
4.2
4.3
4.4
4.5
4.6
4.7
4.8
4.9
5.1
6.1
6.2
6.3
6.4
7.1
7.2
7.3
8.1
8.2
接続 例
円形 送受信器
長円 形送受信器
コン トローラ
中継 器
電源 ケーブル
リン クケーブル
終端 コネクタ
外部 コントロール ケーブル
リン クケーブルの 配線
スイ ッチの設定
通信 できる組み合 わせ
動作 説明
各表 示灯の機能説 明
RS232Cインタフェ ース
RS422インタフェー ス
外部 コントロール 入力
入出 力論理
入出 力レベル
9.タイムチ ャート
10. 1:N ポ ーリング通信
10.1 シス テム構成
10.2 注意 点
11.通信チャ ンネルの外部 コントロール機 能
12.保守点検
13.エラー表 示
14.トラブル シューティン グ
15.指向特性
16.主な仕様
16.1 型式 の見方
16.2 主な 仕様
17.外 形 図
17.1 円形 送受信器外形 図
17.2 長円 形送受信器外 形図
17.3 コン トローラ外形 図
17.4 中継 器外形図
18.製品保証
18.1 保証 期間
18.2 保証 範囲
19.改定履歴
- 3 -
4
7
8
9
10
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14
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17
19
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25
26
26
27
28
28
30
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31
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34
35
35
39
40
41
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43
43
43
DS4T832C
1.取扱い 上の注意点
■誤接 続・誤配線の 注意
誤配 線は故障の原 因になります 。 通電前に電 源接続を再確認 して下さい。
■1台 のコンピュー タから、2台 以上のコントロ ーラを接続す る場合、同一周 波
数では使 用できません 。コントローラ 毎に周波数を 変更するか、 1台のコント
ローラで 全ての送受信 器を接続してご 使用下さい。 (図1.1∼2 参照)
■ケーブル 類の単独配線
SOT-KSシ リーズに使用 するケーブル類 は、KSシリー ズ用以外の配 線ケーブル類
(動力線 、モーター電 源線、制御用信 号線等)とは 100mm以上離し 、単独で配線
してくだ さい。特にリ ンクケーブルは 、配線長が長 くなりますの で、電気ノイズ
の影響を 最小限に抑え るよう専用配管 などの対策を 実施してくだ さい。
1.1
使用 できる例
使用できる例1
(中継器)
I
/
F
ホスト 局
I
/
F
設定 :固定 局 f1
中 継器
固 定局1
コ ントロ ーラ
送受信器
1
2
1
15
14
f1
1
16
n
f1
4
1
コ ントロ ーラ
4
コント ローラ
移動
ローカ ル局
ロー カル 局
移動局 f1
この部 分の通 信に干渉 は有り ません 。
図1.1 a
使用できる例 2
(f変更 )
設定 :固定 局 f2
I
/
F
ホスト 局
I
/
F
コ ントロ ーラ
設定 :固定 局 f1
固 定局1
固 定局2
コ ントロ ーラ
送受信器
1
n
2
送受信器
f1
1
2
n
f2
4
コ ントロ ーラ
f1
ローカ ル局
1
1
移動
f2
移動 局 f1
4
コント ローラ
f1
ロー カル 局
f2
移動局 f2
外部コントロール入力で切替
図1.1 b
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DS4T832C
1.2
使用 できない例( 通信干渉)
設定 :固定 局 f1
I
/
F
ホスト 局
I
/
F
コ ントロ ーラ
設定 :固定 局 f1
固 定局1
固 定局2
コ ントロ ーラ
送受信器
1
n
2
送受信器
f1
1
1
2
n
f1
4
コ ントロ ーラ
ローカ ル局
移動 局 f1
移動
1
4
コント ローラ
ロー カル 局
この部分 の通信 は、干 渉しま す。
図1.2
1.3
設置 場所の留意点
次の ような場所で の使用は、誤 動作・故障の原 因となります ので避けて下 さい。
①水 ・油・薬品等 が直接飛散す る場所
②溶 剤の蒸気や腐 食性ガス雰囲 気の場所
③受 光部に太陽光 ・白熱電球な ど赤外成分を多 く含んだ光( 外乱光)が直 接入光する場所
④定 格を超える温 度・湿度が加 わる場所
⑤人 ・その他の障 害物により、 空間光伝送装置 の光路遮断を 起こす要因が ある場所
⑥磁 石やモーター 等強磁界を発 生する機器、及 びインバータ 等高周波ノイ ズ源のある場所
1.4
電源 リップルに対する 注意
電源 装置には、DC24Vの安定化電 源をご使用下 さい。
電源 投入時には、 過渡的に過大 電流が流れます 。電源装置の 定格に余裕を 持たせて下さい 。
1.5
電源 リセット機能に対 する注意
電源 投入直後(固 定局・移動局 共に全ての送受 信器に電源が 入ってから) 約4 秒間は、デ
ータ 伝送を行わな いで下さい。
1.6
誤接 続・誤配線の 注意
配線 を間違えます と故障する場 合があります。 又、定格を超 える電源電圧 を印加しますと
故障 の原因になり ます。
1.7
補助 出力の保護
① 出力の負荷電 流は、1点あ たり50mA 以下 にして下さい 。
出力回路には 、過電流保護 機能がありませ ん。安全対策 は外部機器側 で行って下さい 。
② 出力に補助リ レーなどの誘 導性負荷を接続 する場合は、 保護ダイオー ド(逆電圧100V
以上,順電流 1A以上)を接続 して下さい。
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DS4T832C
1.8
デー タ伝送の範囲
デー タ伝送は、送 受信器のCD表 示灯が点灯して いれば可能で すが、余裕度 を見込んでL1,L2
表示 灯(緑色)が 点灯するよう に固定局の配置 を行って下さ い。
1.9
コン トローラレデ ィ出力
コン トローラ及び 送受信器にエ ラー表示灯(ERR )が点灯し ているとき「 OFF」 します。
電源 投入後15秒以 上たってもこ の出力が「ON」し ない場合は、 電源を切り、 配線・終端コネ
クタ などの点検が 必要です。詳 細は32ページの 「14.トラブ ルシューティン グ」を参照下 さ
い。
1.10
デー タエラー時の ソフト処理
固定 局は、移動局 との通信条件 が良い局を自動 判定し、その 局の受信デー タをコントロー
ラに 出力します。 移動局の動き により、受信デ ータを出力す る固定局を切 替える際、コン
トロ ーラの受信デ ータ出力に数 ビットのデータ エラーを起こ す場合があり ます。外部機器
側で 受信データの エラーを検出 した時には、デ ータの再送処 理等で対処し て下さい。
固定 局は、移動局 の移動にとも ない通信条件の 良い局の受信 データに自動 切換を行います 。
1.11
他の 光機器への影 響確認
光電 センサなど他 の光機器があ る場合には、本 機の操作で機 器が誤動作し ないことをご確
認下 さい。
1.12
外乱 光の入射防止
受光 面に太陽光が 直接入光しな いようにして下 さい。
1.13
ケー ブル・コネク タ類の活線挿 抜禁止
コン トローラ、送 受信器に接続 するコネクタ・ ケーブルは、 電源ON状態で の挿抜、配線変
更及 び交換を行わ ないで下さい 。故障の原因と なります。
1.14
市販 LANケーブ ル加工品の使 用禁止
送受 信器のリンク ケーブルは、 SOT−KS専 用のコネクタ 接続です。 市 販のLANケー
ブル 加工品では、 通信ができま せん。
1.15
送受 信器KS1,2の混 在使用禁止
SOT-KS1、KS2は、 1システム内で の混在使用を しないでくだ さい。通信不能 領域が発生す る場
合が あります。
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DS4T832C
2.各部の 名称と機能
2.1
円形 送受信器 S OT−KS1
① 表示部
装 置の動作状態 を表示灯の点 灯状態で、確
認 できます。
各 表示灯の機能 については、 24ぺージの
「 6.4 各表示灯 の機能説明」 を参照して下
下さい。
2
1
② 受光部
相 手局からの光 信号を受信し ます。
③ 投光部
相 手局へ光信号 を送信します 。
3
4
④ 投受光部カバ −
投 光・受光素子 を汚れから保 護します。
⑤ 取付穴
送 受信器を天井 や台車等に固 定するための
ネ ジ穴です。( M4ネジ,深さ 7mm,6カ所)
⑥ 電源コネクタ (IN・OUT の 2カ所)
送 受信器への電 源供給用です 。
IN側のコネク タに電源を入力 して下さい。
OUT 側のコネ クタは、複数の 送受信器を使
用する場合に 、次局送受信器 へ電源を供給
するためのも のです。詳細は 、17ページの
「4.6 電源ケ ーブル」を参照 下さい。
6
7
8
9
⑦ リンクコネク タ (IN・OUT の 2カ所)
コ ントローラと のリンク信号 を接続します。
IN側のコネク タにコントロー ラ又は、前局
送受信器のリ ンクケーブルを 接続します。
OUT 側には、次 局送受信器の リンクケーブ
ルを接続しま す。
最終の送受信 器には、※終端 コネクタを接
続します。
※ 終端コネクタ は、コントロ ーラに付属品
として添付し ています。
C N 2 I N CN 1
C N 3 OU T C N 4
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DS4T832C
2.2
長円 形送受信器
3
2
1
SOT−KS 2
4
①表示部
装 置の動作状態を 表示灯の点灯 状態で、確
認 できます。
各 表示灯の機能に ついては、24ぺージの
「 6.4 各表示灯の 機能説明」を 参照して下
下 さい。
②受 光部
相 手局からの光信 号を受信しま す。
③投 光部
相 手局へ光信号 を送信します 。
④投 受光部カバ−
投 光・受光素子を 汚れから保護 します。
6
7
5
C N2
CN1
IN
OU T
CN3
C N4
⑤取 付穴
送 受信器を天井や 台車等に固定 するための
ネ ジ穴です。( M4ネジ,深さ 7mm,6カ所)
⑥電 源コネクタ (IN・OUT の 2カ所)
送 受信器への電源 供給用です。
IN側のコネクタ に電源を入力 して下さい。
OUT 側のコネク タは、複数の 送受信器を使
用 する場合に、 次局送受信器 へ電源を供給
す るためのもので す。詳細は、 17ページの
「 4.6 電源ケー ブル」を参照 下さい。
⑦リ ンクコネクタ (IN・OUT の 2カ所)
コ ントローラとの リンク信号を 接続します。
IN側のコネクタ にコントロー ラ又は、前局
送 受信器のリン クケーブルを 接続します。
OUT 側には、次局 送受信器のリ ンクケーブ
ル を接続します 。
最 終の送受信器 には、※終端 コネクタを接
続 します。
※ 終端コネクタは 、コントロー ラに付属品
として添 付しています 。
- 8 -
DS4T832C
コン トローラ
S OT−KSC □
1
P O W
C D
R D
S D
4
E RR
CN2
S O T -K SC
CN1
2.3
7
2
CN3
5
12
SW
3
6
CN4
①表示部
コント ローラの動作 状態を、表示灯 で確認できま す。
各表示 灯の点灯状態 は、24ページの 「6.4 各表示 灯の機能説明 」を参照して下
さい。
②リンク コネクタ
送受信 器へのリンク ケーブルを接続 します。SOT-KSC3,4では、 コネクタの1番
端子(SG)の接続があ りません。
③電源コ ネクタ
コント ローラへの電 源供給を行いま す。
④信号コ ネクタ
コント ローラ − 外 部機器間の通信 データ授受を 行います。
⑤周波数 切替スイッチ
コント ローラとリン クケーブルで接 続される送受 信器の、変調 周波数(通信チ
ャンネ ル)を設定し ます。
固定局 /移動局の設 定と、通信チャ ンネルf1/f2の切替をしま す。
詳細は 21ページの「 6.1 スイッチの 設定」を参照 して下さい。
⑥外部コ ントロール入 力
通信チ ャンネルの遠 隔切替操作用入 力です。この 入力は、周波 数切替スイッチ
が 移動 局 , f1 設定のときにの み有効です。
詳細は 30ページの「 11. 通信チャン ネルの外部コ ントロール機 能」を参照して
下さい 。
⑦取付穴
本体固 定用です。M4ネジまたは相当 品をご使用下 さい。
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DS4T832C
2.4
中継 器
SOT− KSB2
4
1
2
OUT
PO W
R D
ER R
IN
5
S OT − K SB 2
C N3
C N1 :P O WER
IN
C N2 :L I NK
IN
C N3 :L I NK
OUT
DC 24 V
CN2
3
CN1
L ot .
①表示部
コント ローラの動作 状態を、表示灯 で確認できま す。
各表示 灯の点灯状態 は、24ページの 「6.4 各表示 灯の機能説明 」を参照して下
さい。
②リンク コネクタ 入 力
上位局 (コントロー ラ)からのリン クケーブルを 接続します。
③電源コ ネクタ
中継器 の電源供給を 行います。
④リンク コネクタ 出 力
下位局 (最終局側) へのリンクケー ブルを接続し ます。
⑤取付穴
本体固 定用です。M4ネジまたは相当 品をご使用下 さい。
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DS4T832C
3.取 付 け
3.1
送受 信器(SOT −KS1,S OT−KS2)
①取 付けは、本体 底部の取付け ネジ穴(M4用 6カ所)を利用 し固定して下 さい。
ネ ジ穴の有効深 さは、 7mmで す。
②送 受信器には、 指向性があり ます。取付方向 は、34ページ の「15. 指向 特性」を参考に
し て下さい。
③取 付穴の加工寸 法は、39,40ペ ージの外形図 を参照して下 さい。
④取 付ネジは、締 め付けトルク 0.8N・m 以内 で固定して下 さい。
3.2
コン トローラ(S OT−KSC 3,4),中継 器(SOT− KSB2)
①取 付けは、本体 ケースの取付 け穴(φ5, 4カ 所)を利用し 固定して下さ い。
②取 付け穴の加工 寸法は、41,42ページの外形 図を参照して 下さい。
③取 付ネジhs、 締め付けはト ルク0.8N・m 以内で固定し て下さい。
■設 置場所の留意 点
次の ような場所で の使用は、誤動 作・故障の原 因となりますの で避けて下さ い。
①水・油 ・薬品等が直 接飛散する場所
②溶剤の 蒸気や腐食性 ガス雰囲気の場 所
③受光部 に太陽光・白 熱電球など赤外 成分を多く含 んだ光(外乱 光)が直接入光
する場 所
④定格を 超える温度・ 湿度が加わる場 所
⑤人・そ の他の障害物 により、光伝送 装置の光路遮 断を起こす要 因がある場所
⑥磁石や モーター等強 磁界を発生する 機器、及びイ ンバータ等高 周波ノイズ源の
ある場 所
■送受信器 を天井に取付 ける場合には、 送受信器の内 部に水やほこ りが入らないよ
うにして 下さい。
■送受信器 の設置間隔は 、通信能力より 余裕を持たせ た配置にして 下さい。
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DS4T832C
4.接
4.1
続
接続 例
終端コネクタ 4.6項
固定局
リンクケーブル4.5項
送受信器 4.2項
最終局
電源ケーブル4.4項
送受信器 4.2項
電源ケーブル4.4項
外部コントロール入力
4.7項
コントローラ(固定局)
4.3項
入出力信号4.3.3項
SO
OW
P
T−
KS
D
C
C
R
D
S
DE
移動局
R
R
安定化電源
コントローラ(移動局)
4.3項
電源ケーブル4.4項
SO
外部機器
- 12 -
P
OW
CD
T−
KS
C
RD
S
DE
R
R
DS4T832C
円形 送受信器
S OT−KS1
電 源コ ネク タ
リ ン クコ ネク タ
IN
I N CN1
2
C N2
1
CN3 OUT CN4
4.2
O UT
4.2.1 電源
電源 は、IN側の電 源コネクタ( CN1)に接続し ます。
OUT 側の電源コネ クタ(CN3)は 、他の送受信 器へ電源を供 給する場合に使 用します。
①推 奨電線と適合 コネクタは、 17ページの「4.6 電源ケーブ ル」を参照下 さい。
②電 源コネクタ配 線表
IN・ OUT 側共に共 通
信号名
略 号
端子 番号
21
+24V
V cc
1
0V
G ND
2
かん合面より 見た図
■電 源電圧はDC18V を下回らない こと。
■OUT 側コネクタ から電源を供給 することは出 来ません。
■OUT 側の電源出 力は、IN側の電 源供給から約 0.5秒遅れて出 力します。
■電源ON 状態でコネク タの挿抜、配 線変更及び交 換を行わないで 下さい。
故障の原 因となります 。
■電源ケー ブルの延長と 接続台数は、 1系統あたり 1.25mm2 電線で 全長150m
以内、6 台カスケード 接続までとし 、配線を分離 して下さい。
(消費電 流が長円形よ り多いため6 台程度にして 下さい。)
4.2.2 リン ク信号
リン ク信号は、リ ンクケーブル で送受信器間を 中継接続しま す。
コン トローラに近 い方のリンク ケーブルを、IN側のリンクコ ネクタ(CN2) に接続します 。
OUT側のリンクコネ クタ(CN4) には、次局送受 信器とのリン クケーブルを 接続します。
①推 奨ケーブルと 適合コネクタ は、17ページの 「4.7 リンク ケーブル」を 参照して下さい 。
②最 終局送受信器 のOUT側 リン クコネクタ(CN4)には、終 端コネクタを接 続します。
終 端コネクタは 、コントロー ラに 1個付属し ています。詳 細は、19ペー ジの「4.8 終端
コ ネクタ」を参 照下さい。
■ 電源ON状態 でコネクタの挿 抜、配線変更 及び交換を行わ ないで下さい 。
故障の原因と なります。
- 13 -
DS4T832C
4.3
長円 形送受信器
SOT−KS 2
リ ンク コネ ク タ
電 源コ ネク タ
1
C N1
CN3
IN
IN
OUT
CN4
CN2
2
OU T
4.3.1 電源
電源 は、IN側の電 源コネクタ( CN1)に接続し ます。
OUT 側の電源コネ クタ(CN3)は 、他の送受信 器へ電源を供 給する場合に使 用します。
①推 奨電線と適合 コネクタは、 17ページの「4.6 電源ケーブ ル」を参照下 さい。
②電 源コネクタ配 線表
IN・OUT 側共に 共通
信号名
略 号
端子 番号
21
+24V
V cc
1
0V
G ND
2
かん合面より見 た図
■電 源電圧はDC18V を下回らない こと。
■OUT 側コネクタ から電源を供給 することは出 来ません。
■OUT 側の電源出 力は、IN側の電 源供給から約 0.5秒遅れて出 力します。
■電源ON 状態でコネク タの挿抜、配 線変更及び交 換を行わないで 下さい。
故障の原 因となります 。
■電源ケー ブルの延長と 接続台数は、 1系統あたり 1.25mm2 電線に て全長150m
以内、8 台カスケード 接続までとし 、配線を分離 して下さい。
(消費電 流が円形より 少ないため8 台程度まで接 続できます。)
4.3.2 リン ク信号
リン ク信号は、リ ンクケーブル で送受信器間を 中継接続しま す。
コン トローラに近 い方のリンク ケーブルを、IN側のリンクコ ネクタ(CN2) に接続します 。
OUT側のリンクコネ クタ(CN4) には、次局送受 信器とのリン クケーブルを 接続します。
①推 奨ケーブルと 適合コネクタ は、17ページの 「4.7 リンク ケーブル」を 参照して下さい 。
②最 終局送受信器 のOUT側 リン クコネクタ(CN4)には、終 端コネクタを接 続します。
終 端コネクタは 、コントロー ラに 1個付属し ています。詳 細は、19ペー ジの「4.8 終端
コ ネクタ」を参 照下さい。
■ 電源ON状態 でコネクタの挿 抜、配線変更 及び交換を行わ ないで下さい 。
故障の原因と なります。
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DS4T832C
4.4
コン トローラ
PO W
C D R D
S OT−KSC □
SD
ER R
信号コネクタ(CN2)
S O T - K S C
リンクコネクタ(CN3)
外部コントロールコネクタ
(CN4)
CN3
電源コネクタ(CN1)
CN4
4.4.1 電源
電 源は、電源コ ネクタ(CN1) に接続します 。
①推 奨電線と適合 コネクタは、 17ページの「4.6 電源ケーブ ル」を参照下 さい。
②電 源コネクタ配 線表
信号名
+24V
0V
略 号
Vcc
GND
端 子番号
1
2
21
かん合面よ り見た図
■電 源電圧はDC18V を下回らない こと。
■電 源ON状態で コネクタの挿抜 、配線変更及 び交換を行わな いで下さい。
故 障の原因とな ります。
4.4.2 リン ク信号
リン ク信号は、リ ンクコネクタ (CN3)から 1台目の送受信 器へ、リンクケ ーブルで接続
しま す。
適用 ケーブルと適 合コネクタは 、17ページの「 4.7 リンクケ ーブル」を参 照して下さい。
4.4.3 入出 力信号
外部 機器との入出 力信号は、 信 号コネクタ( CN2)に接続し ます。
本体 コネクタは、 Dサブコネクタ
9極 ピン 端子(オス) です。
①適 合ケーブル
RS232C I/F用: 心線0.2∼0.3mm2 10心一括シ ールドケーブ ル
RS422 I/F用: 心線0.2∼0.3mm2 5対より一 括シールドケ ーブル
②推 奨コネクタ (ケーブル側 )
Dサブコネクタ
9極 ソケ ット端子(メス )です。
ソ ケット端子: XM2D-0901
オムロン㈱製
※フ ード
: XM2S-0913
オムロン㈱製 (インチネジ 用)
仕上 り外径 9mm以下
仕上 り外径 9mm以下
■取 り付けかん合 部のネジは、イ ンチネジ用を ご使用下さい。
■電 源ON状態で コネクタの挿抜 、配線変更及 び交換を行わな いで
下 さい。 故障の 原因となりま す。
- 15 -
DS4T832C
③信 号コネクタ配 線表
型
式
SOT-KSC1,3
I/F 形 式
RS232C
信 号 名
略 号 端 子番号
S D
3
送信入力
受信出力
キャリア出力
信号グランド
受光出力
コントローラレディー
送信停止入力
送信停止入力
R D
SOT-KSC2,4
RS422
略 号 端子番号
+SD
9
-SD
5
+RD
6
-RD
1
2
C D
S G
CDO
CRO
TCP
EXT+V
T C
1
5
6
7
9
8
4※
S G
CDO
CRO
TCP
EXT+V
3
2
7
8
4
1
5
6
9
かん合面よ り見た図
本体にはオ スコネクタ使用
※信号レベル
RS232C
※SOT-KSC3のみ 、送信停止入 力は、どちら か一方をご使 用下さい。
4.4.4 外部 コントロール 信号
①外 部コントロー ル信号は、本 体の 外部コン トロールコネ クタ(CN4)に 接続します。
②適 合コネクタは 、19ページの 「4.9 外部コン トロールケー ブル」を参照 して下さい。
③外 部コントロー ルコネクタ接 続表
321
信号名
略 号
端子 番号
信号コモン
EXT+V
1
周波数切替
f2
2
かん合面よ り見た図
セット
SET
3
■電 源ON状態で コネクタの挿抜 、配線変更及 び交換を行わな いで下さい。
故 障の原因とな ります。
4.5
中継 器
SOT− KSB2
リンクコネク タ O UT
O UT
POW
リ ンク コネクタ
R D ERR
IN
IN
SOT−KSB 2
C N3
CN1:POWER IN
CN2:LINK
CN3:LINK
DC2 4V
C N2
IN
OUT
C N1
Lot.
電源コ ネクタ
4.5.1 電源
電 源は、電源コ ネクタ(CN1) に接続します 。
①推 奨電線と適合 コネクタは、 17ページの「4.6 電源ケーブ ル」を参照下 さい。
②電 源コネクタ配 線表
信号名
+24V
0V
略 号
Vcc
GND
端 子番号
1
2
21
か ん合面より見 た図
- 16 -
DS4T832C
1
2
4.6
電源 ケーブル
4.6.1 適用 電線
AWG#20-16(0.50∼1.25mm2 )
4.6.2 適合 コネクタ
①プ ラグ
176271-□ タイコエレクトニクスAMP ㈱製
②リ セプタクル( 端子)
AWG#20-16:175152-□(連鎖 状)、175156-□(バラ) タイコエレクトロニクスAMP ㈱ 製 を使用して
下さい。
③圧 着工具
電源線とリセ プタクルの接 続には、専用工 具が必要です 。
推奨圧着手動 工具 914181-1 タイコエレクトロニクスAMP ㈱製 を 使用して下さい 。
④電 源コネクタ接 続表
2
信号名
略 号
プラグ端 子番号
電 源
Vcc
1
GND
2
1
4.7
リン クケーブル
4.7.1 適合 ケーブル
リン クケーブルに は、LAN 用ツ イストペアケー ブル 4P×0.5を使用して下 さい。
推 奨ケーブル: HUTP5 4P×0.5 H
㈱ 日立電線製
4.7.2 適合 コネクタ
電話 機用モジュラ ープラグ 8極 用を使用して下 さい。
推 奨コネクタ: 88PH2A-0064G
沖電線㈱ 製
4.7.3 リン クコネクタ配 線表
端 子番号 IN / OUT
信号名
状 態 ※1
モジュラコネクタ端子配列
1
白− 橙線 SOT-KS2,-KSC1,4;SG接続
ツ イスト
SOT-KS1,-KSC3,4;未 接続
ペア
2
橙
終 端入力 ※2
3
白− 緑線
通 信データ「-」
ツ イスト
4
緑
通 信データ「+」
ペア
5
白− 茶線
受 信データ「-」
ツ イスト
6
茶
受 信データ「+」
ペア
1
8
7
白− 青線 送信デ ータ「-」変調信 号
ツ イスト
8
青
送信デ ータ「+」変調信 号
ペア
※1 ツイストペア の組合せを間違 えないで下さ い。
※2 終局コネクタ 接続時に4番ピ ンと接続され る。
注) リンクコネク タの配線順序 は、一般用のL ANケーブル の結線とは異 なります。
■コ ネクタ配線表 のケーブル心線 色は、推奨ケ ーブルの場合で す。
■ツ イストペアの 組合せを間違え ないで下さい 。通信エラーの 原因になりま す。
■ 市 販のLANケ ーブル加工品は 使えません。
- 17 -
DS4T832C
4.7.4 接続
リン クケーブルと プラグの接続 は、次の手順で 行って下さい 。
この 作業には、専 用工具が必要 です。
推 奨圧接工具: MP-8クリンパ ー(8極用) ㈱ 白山製作所製 TEL 03-5951-1211
①ケ ーブルの外皮 を12mm切除し 、心線部を露出 させて下さい 。
導 体は露出させ ないで下さい 。
12mm
②心 線を整列させ 、プラグに差 し込んで下さい 。
( 心線がプラグ の先端に突き あたるまで確実 に差し込んで 下さい。)
③ケ ーブルを挿入 したプラグを 圧着部にセット し、工具のハ ンドルをゆっ くり閉じ圧着
し て下さい。
④以 上で加工作業 は完了です。
■コ ネクタの誤配 線は、故障の原 因になります 。配線確認を行 って
下 さい。
■プ ラグを正確に セットしないと 、圧着不良や プラグ破損など トラブルの原 因
になりま す。
■ツイスト ペアの組合せ を間違えない で下さい。通 信エラーの原因 になります。
- 18 -
DS4T832C
2
1
8
4
4.8
終端 コネクタ
4.8.1 適合 電線
LAN 用ツイストペ アケーブルの 心線を使用して 下さい。
推 奨ケーブル: HUTP5 4P×0.5 H ㈱日立電 線製
4.8.2 適合 コネクタ
リン クケーブル用 と同一品を使 用します。
4.8.3 接続
モジ ュラープラグ の圧接は、次 の手順で行って 下さい。
①接 続用の専用工 具をご用意下 さい。
推 奨圧接工具: MP-8クリンパ ー(8極用) (株 )白山製作所 製:TEL 03-5951-1211
②ケ ーブルを60mmに切断し、心 線1本を二つ折 りにして下さ い。
③心 線を2番、4番 に挿入して下 さい。
( 心線がプラグ の先端に突き あたるまで確実 に差し込んで 下さい。)
④ケ ーブルを挿入 したプラグを 圧着部にセット し、工具のハ ンドルをゆっ くり閉じ圧着し
て 下さい。
■プ ラグを正確に セットしないと 、圧着不良や プラグ破損など トラブルの原 因
に なります。
4.9
外部 コントロール ケーブル
4.9.1 適用 電線範囲
AWG#22-20(0.3∼0.5mm2)
4.9.2 適合 コネクタ
①プ ラグ
171822-3 タイコエレクトロニクスAMP ㈱製
②リ セプタクル( 端子)
AWG#20-16: 170204-□(連 鎖状)、170204-□(バラ) タイコエレクトロニクスAMP ㈱製
③圧 着工具
電線とリセプ タクルの接続 には、専用工 具が必要です 。
推奨圧着手動 工具 722560-1 タイコエレクトロニクスAMP ㈱製 を 使用して下さ い。
④コ ネクタ接続表
信号名
略 号
端子 番号
3
2
信号コモン
EXT+V
1
1
周波数切替
f2
2
セット
SET
3
ケーブ ルのコネクタ 付加工品も製 作致します。弊 社営業担当ま でお問い合わ せ下さい。
- 19 -
DS4T832C
5.リンク ケーブルの配 線
1.1
リン クケーブルの 配線
リンクケーブル
リンクケーブル
リンクケーブル
終端コネクタ
CN3
コントローラ
IN
OUT
CN2 CN4
送 受信器
1
IN
OUT
CN2 CN4
送受信器
2
IN
OUT
CN2 CN4
送受信器
最終局
① リンクケーブ ルは、コント ローラの(CN3) から送受信器 1のIN (CN2)へ、送受信器
1のOUT (CN4)から送受信 器2のIN (CN2)となる様に 接続して下さい 。
但し、コン トローラ1台 あたりの最大接 続台数は、
1)固定局 側 15台以 内、中継器を使 用する場合、 最大57台(中 継器3台使用)
2)移動局 側
4台以 内 として下さ い。
②送受信器最 終局のOUT 側 コネクタ(CN4)には、コント ローラ付属品の 終端コネクタ を
接続して下 さい。
③リンクケー ブルの総延長
1)固定局 側 300m以内 、中継器1台に つき300m延長 できます。
1)移動局 側
10m以内 として下さい 。
配 線上の注意点
■リ ンクケーブル の配線は、ノイ ズやサージ誘 導を受けないよ う、主回路や 高圧
電 線・負荷線と の近接や束線せ ず(100mm 以 上離す)単独で 配線して下さ い。
■ケーブル の保護を兼ね て配管或いは 、同等の方法 で施工して下さ い。
■リンクケ ーブルは耐振 構造ではあり ません。ケー ブルの一部に常 時振動・衝撃
がかかる 場所では、使 用しないで下 さい。
■リンクケ ーブルの屈曲 には、余裕を 十分持たせ、 モジュラーコネ クタ部に機械
ストレス を加えないよ うにして下さ い。
■電源ON 状態でコネク タの挿抜、配 線変更及び交 換を行わないで 下さい。
故障の原 因となります 。
- 20 -
DS4T832C
6.動
6.1
作
スイ ッチの設定( コントローラ )
CN3
12
SW
CN4
①コントローラ は、固定局と 移動局の設定 をして下さい 。
固定局と移動 局でデータ伝 送が行えます 。
②周波数切替f1/f2は、固定 局と移動局で 同じ設定にし て下さい。
隣接した場所 で使用する場 合、周波数を 切替えてご使 用下さい。
③組み合わせ表
SW −1
SWー2
OFF
ON
6.2
OF F
f1:固 定局
f2:固 定局
ON
f1: 移動局
f2: 移動局
通信 できる組み合 わせ
○
固定局:f 1
移動局:f1
×
×
×
×
固定局:f 2
移動局:f2
○
○:通 信可能
×:通 信不可能
- 21 -
DS4T832C
6.3
動作 説明
ホスト
固定局
コ ント ローラ
※1
固定 局
f1
送受信器
1
2
1
4
コント ローラ
※1 ※2
移動 局 f1
※3
OF F
n
3
1
コントローラ
※1 ※2
移 動局 f 1
4
※3
ON
ローカ ル局
ロ ーカル局
移動局1
移動局2
送信停止
※1 コントローラ の切替スイッ チ設定によって 切替
※2 コン トローラの切替 スイッチ設定 または外部コン トロール入力に よって切替
※3 送信停 止入力を使用し て、同時に複数 の移動局から送 信しない様に して下さい。
①配 線に間違いの ないことを確 認し、本体に電 源を投入して 下さい。コン トローラと各送
受 信器の電源表 示灯(POW)と エラー表示灯 (ERR)が点灯 します。
注 )コントロー ラ(SOT-KSC3,4)に送受信器 (SOT-KS2) を接続した場合 、一度 ERR表 示
が点滅しま す。その後、 コントローラは SOT-KSC1,2の 動作をします 。
②コ ントローラと 送受信器は、 電源投入時に約 4秒間、互い の接続状態を セルフテストし
ま す。
セ ルフテスト中 は、コントロ ーラと送受信器 のエラー表示 灯(ERR) が 点灯します。ま
た コントローラ のレディ出力 が「OFF」 して います。デー タ通信は行え ません。
a.セルフテスト が正常終了し た場合
コントローラ と送受信器の エラー表示灯( ERR) が消灯 し、コントロ ーラレディ出力
が「ON」しま す。
b.セルフテスト で異常が見つ かった場合
(ERR) 表示 灯が点灯また は点滅します。 コントローラ レディ出力も ERR表示に連動 し
て「OFF」または 、点滅を出力 します。
ERR 表示
点灯
消灯
( ERR表示灯 と出力の関係)
コント ローラレディ
OFF
ON
詳 細は31ページ の「13.エラー 表示」を参照 して下さい
- 22 -
DS4T832C
③固 定局と移動局 の間でデータ 通信が可能であ れば、送受信 器の受光量に 応じて受光表示
灯 (CD)及び、 受光レベル表 示灯(L1∼L4) が点灯します 。
④外 部機器からの 送信データは 、コントローラ を介して接続 されている送 受信器から、同
時 ・同位相の光 信号で送信し ます。
⑤相 手局からのの 送信データは 、 1台の送受信 器が受信した データのみを コントローラを
介 して、外部機 器へ出力しま す。移動局の移 動によって、 同時に複数の 送受信器が同じ
デ ータを受信し ても、この内 の 1台の受信デ ータのみを選 択し、自動切 換します。
注 1)受信データ を選択切換す る過程で、受信 データに一時 的にノイズが 乗り、数ビット の
のデータエ ラーを起こす 場合があります 。ホストコン ピュータ側で 、データエラー
検知時のリ トライ処理を ソフトに追加し て下さい。
注 2)複数台の移 動局が同時に 送信した場合は 、正しく通信 できません。 必ず送信停止入
力で、 1台 のみ送信を行 うようにして下 さい。
⑥デ ータ通信中は 、移動局・固 定局共に受光レ ベル表示(L1∼L4) が点灯 していることを
確 認して下さい 。
⑦光 路を遮断する と受光表示灯 (CD)が消灯し 、データ伝送 ができなくな ります。
移 動局又は、固 定局送受信器 の受光レベル表 示(L1∼L4) が点灯せず、 受光表示灯(CD)
の みが点灯して いる様な場合 は、データエラ ーが起こる可 能性がありま す。
⑧エ ラー表示灯( ERR) が点灯 、点滅したまま の時は、配線 ・終端コネク タの設定ミスが
考 えられます。 31ページの「 13.エラー表示 」または、「 14. トラブルシ ューティング 」
を 参照して下さ い
⑨移 動局は、外部 コントロール 入力によって通 信チャンネル を随時切替る ことができます 。
外 部コントロー ル入力の使用 方法は、30ペー ジの「11. 通 信チャンネル の外部コントロ
ー ル機能」を参 照下さい。
- 23 -
DS4T832C
6.4
各表 示灯の機能説 明
6.4.1 円形 送受信器 S OT−KS1
RD
POW
ERR
L4
CD
L1
6.4.2 長円 形送受信器
POW
ERR
L2
CD
L1
CD
POW
SOT-KSC
POW
ERR
R D
機
能
本機に電源 を印加すると 点灯(赤色)し ます。
伝送装置が 受信可能にな ると点灯(赤色 )します。
受光レベル に応じて点灯 (緑色)します 。
受信データ 出力時に点灯 (赤色)します 。
電源投入時 及びコントロ ーラとの通信 に不具合が
生じた時に 点灯(赤色)し ます。
表示 灯
記号
POW
C D
R D
S D
ERR
※
機
能
本機に電源 を印加すると 点灯(赤色)し ます。
伝送装置が 受信可能にな ると点灯(赤色 )します。
受信データ 出力時に点灯 (赤色)します 。
送信データ 入力時に点灯 (赤色)します 。
電源投入時 及び固定局と の通信に不具 合が生じた
時に点灯(赤色)します。
SO T−KSB2
RD
PO W
表示 灯
記号
POW
C D
L1, L2
R D
ERR
※
S OT−KSC □
RD SD
ERR
6.4.4 中継 器
機
能
本機に電源 を印加すると 点灯(赤色)し ます。
伝送装置が 受信可能にな ると点灯(赤色 )します。
受光レベル に応じて点灯 (緑色)します 。
受信データ 出力時に点灯 (赤色)します 。
電源投入時 及びコントロ ーラとの通信 に不具合が
生じた時に 点灯(赤色)し ます。
SOT−KS 2
RD
6.4.3 コン トローラ
表示 灯
記号
POW
C D
L1∼ L4
R D
ERR
※
ERR
SOT-KSB2
表示 灯
記号
POW
R D
S D
ERR
※
機
能
本機に電源 を印加すると 点灯(赤色)し ます。
受信データ 出力時に点灯 (赤色)します 。
送信データ 入力時に点灯 (赤色)します 。
電源投入時 及び固定局と の通信に不具 合が生じた
時に点灯(赤色)します。
※31ペ ージの「13.エ ラー表示」を 参照して下さ い。
- 24 -
DS4T832C
7.入出力 回路
7.1
RS232Cインタフェ ース
ピン No. 略 号
(3) SD
−V
(2)
RD
受信出力
(1)
(4)
CD
TC
キャリア出力
送信停止入力
(5)
SG
信号グランド
(6)
CDO
受光出力
(7)
CRO
コントローラ
レディ出力
(8)
EXT+V
入力コモン
(9)
TCP
送信停止入力
(H で送信停止)
−V
+V
7.2
3.4KΩ
※注:信号ケ ーブルの延長 は、15mを限度 とし、最短と なるようにして 下さい。
RS422 インタフェ ース
+V
100KΩ 15KΩ
220Ω
ピンNo. 略 号
(9) +SD
100KΩ 15KΩ
+V
3.4KΩ
名 称
送信入力
(5)
−SD
(6)
+RD
(1)
ーRD
(3)
SG
信号グランド
(2)
CDO
受光出力
(7)
CRO
コントローラ
レディ出力
(4)
EXT+V
TCP
入力コモン
送信停止入力
(8)
7.3
名 称
送信入力
受信出力
※注:送信・ 受信信号のケ ーブル延長は1,200m、その他 の信号ケーブ ル延長は 15mを
限度と し、最短とな るようにして下 さい。
外部 コントロール入 力
+V
+V
3.4KΩ
ピン No. 略 号
(1) EXT+V
(2) f2
名 称
入力コモン
周波数切替入力
3.4KΩ
(3)
SET
セット入力
※注:信号ケ ーブルの延長 は、15mを限度 とし、最短と なるようにして 下さい。
- 25 -
DS4T832C
8.信号論 理
8.1
入出 力論理
コント ローラ(固定 局と移動局間)
条
自機
件
送信入 力
入力 側の
モード
送信停 止入力
送信停 止入力
SD表示灯
光
路
状
SD
(RS232C)
+SD/-SD(RS422)
TC P
TC (RS232C)
態
(1)
(2 )
(3)
(4)
(5)
H
L/H
OFF
L
点灯
L
H/ L
OFF
L
消灯
オープン
オープン
OFF
L
消灯
※
※
ON
H
※
※
※
※
※
※
受光
受光
受光
※
遮光
H
L
L
L
L
L/H H/ L H/L H/L H/L
キャリア出 力
H
H
H
L
L
出力 側の
受光出 力
ON
ON
ON
OFF
OFF
モード
RD表示灯
点灯
消灯
消灯
消灯
消灯
CD表示灯
点灯
点灯
点灯
消灯
消灯
※ 注1.※は、 各状態に対し 、それぞれ関係 しない。
2.入出力 のアクティブ状態 は、各々RS232Cは「H」,RS422の+/-は「L/ H」となります 。
3.送信停 止入力がオープンの時は、送信 停止機能は働 きません。また 、TCP、
TC( RS232C)は、 どちらか一方を ご使用下さい 。
相手 機
8.2
RD
(RS232C)
+RD/-RD(RS422)
CD
(RS232C)
CD O
受信出 力
入出 力レベル
入出力回路
RS232C
信号名
SD
TC※
RD
CD
+SD/
-SD
RS422
+RD/
-RD
論理 レベル
信号レ ベル
H
L
H
L
2.4V≦Vi≦30V
-30V≦Vi≦0.8V
Vo≧ 5.0V
Vo≦-5.0V
L/ H
Vi−−Vi +>2.0V
Vo:RD・CDとSG間 の電圧
RDとSG間及びCDと SG間に
3KΩの負荷抵抗
Vi+ :+SDとSG間の 電圧
H/ L
Vi+−Vi −>2.0V
Vi− :-SDとSG間の 電圧
L/ H
Vo−−Vo +>2.0V
Vo+ :+RDとSG間の 電圧
H/ L
Vo+−Vo −>2.0V
Vo− :-RDとSG間の 電圧
+RDと-RD間に100Ωの
負 荷抵抗
※;TC信 号はSOT-KSC3のみに装備して います。
- 26 -
条
件
Vi:SDとSG間の電 圧
DS4T832C
9.タイム チャート
送 送信入力 ※2
信
器
側 送信停止入力
H
L
OFF
ON
受光
遮光
光路状態
受信出力 ※2
H
L
※1
t1
受
H
信 キャリア出力
器
L
側 (RS232Cのみ)
受光出力
t2
OFF
ON
※1;不安 定な出力、外部 機器側の通信 ソフト等で対 処して下さい。
※2;RS232C I/Fの場合を 表す。RS422 I/Fの場合は、 26ページの
「8.入出力論理」を 参照して下さ い。
t1 = 3m s以下,t2 = 5ms以下
- 27 -
DS4T832C
10. 1: N ポーリング 通信
10.1
シス テム構成
固定局
ホスト
コントローラ
1
送受信器
1
4
2
1
ON
1
4
ON
コントローラ
ローカル局
送信停止
移動局1
10.2
4
O FF
コントローラ
ローカル局
n
3
コントローラ
ローカル局
送信停止
移動局2
送信停止
移動局N
注意 点
複 数の移動局と ポーリング通 信を行う場合に は、以下の点 にご注意下さ い。
10.2.1移動 局の送信停止 制御
移 動局どうしの 混信を防止す るため、移動局 は通常時には 送信停止状態 にし、固定局
側 からの呼び出 しを受けた移 動局のみ送信停 止を解除して 送信を行いま す。
25ページ の 「7.入出力回 路」を参考にし て、送信停止 入力を接続し て下さい。
DC2 4V
3.4KΩ
D C24 V
EXT +V
3. 4KΩ
TCP
E XT+ V
T CP
リレ ーの接 点
0V
トラ ンジス タ
0V
- 28 -
DS4T832C
10.2.2通信 制御上の注意 点
①移動局の送 信停止解除と データ送信タイ ミング
移動局が、 固定局に対し てデータを送信 する時は、送 信停止入力の 応答遅れを考慮
し、送信停 止解除から 5ms以上送信デー タの入力を遅 らせて下さい 。
②移動局の送 信停止のタイ ミング
移動局が、 固定局へのデ ータ送信を完了 後、送信停止 するまでの時 間は、データと
送信停止時 のゴミ信号と の区別を明確に するため、 5ms以上遅らせ て下さい。
③ホスト局と ローカル局の 受信データ判定
ホスト局と ローカル局間 の通信データに は、送信停止 時のゴミ信号 による誤動作を
防ぐため、 通信データの 中にスタートコ ード・データ 数・エンドコ ードなどの識別
コードやチ ェックデータ などを付加して 下さい。
④ホスト局と ローカル局の 受信データバッ ファのクリア
ゴミ信号が 外部機器の受 信データバッフ ァ内に残らな いようにする ために、外部機
器の受信デ ータバッファ のクリアを行っ て下さい。
<受信デー タバッファの クリアタイミン グ例>
a.データ 送信を完了し 、次のデータを 受信する直前
b.受信し たデータを読 み出し完了直後
※c.ゴミ信 号によるSIO エラー発生時
※:ゴミ信 号でSIO エラ ーを発生しない 場合もありま す。
⑤電源投入時 に送信停止を 行う場合は、コ ントローラの 電源投入後 2秒以内に送信停
止入力(TCP) をONにして 下さい。
- 29 -
DS4T832C
11.通信チ ャンネルの外 部コントロー ル機能
外部 コントロール 機能は、移動 局送受信器の通 信チャンネル (周波数)を 外部機器から遠
隔切 替する機能で す。
11.1
外部 コントロール 入力
① スイッチ設定
外部コントロ ールを使用す る場合は、コン トローラ本体 の設定スイッ チを下表の通り
に設定して下 さい。
スイッチ
状態
内 容
SW−1
ON
移動局設定 ※
SW−2
OFF
f1の設定
※ 固定 局の設定では 、正しく動作し ません。
② 周波数を切り 替えるには、 外部コントロー ル入力の周波 数切替入力を 「ON」または
「OFF」 に設定 してから、セ ット入力を「ON」します。
セット入力が 「ON」されてい ない場合、チ ャンネルは変 更されません。
OFF
周波数切替
t2
ON
t1
t3
OFF
セット入力
ON
t4
t4
t5
t5
f1
周波数
f2
コントローラ
OFF
レディ
0N
部分は、使 用できません。
・
t1≧0m s、t2≧6 ms、t3≧ 5ms、t4≧ 1ms、t5=
・100ms
設定: 固定局 f2
I
/
F
ホスト 局
I
/
F
コント ローラ
設定: 固定局 f1
固定 局1
固定 局2
コント ローラ
送受 信器
1
n
2
送受 信器
1
2
f1
f2
1
4
コン トロー ラ
f1
ロー カル 局
n
1
移動
f2
移動局 f1
4
コン トロー ラ
f1
ロ ーカル局
f2
移 動局 f2
外部 コント ロール 入力で 切替
- 30 -
DS4T832C
12.保守点 検
SOT-KSシリーズの 性能を維持す めために、定期 的に保守・点 検を実施して 下さい。
1
2
3
項
目
投受光部カバー
の清掃
取付状態の確 認
受光レベルの確 認
内
容
投受光 部カバーの汚れを 点検し、必要 に応じ乾いた
布等で 清掃する
アルコール・ シンナーなどの溶 剤は使用禁止
各種固 定ネジの緩み・ ガタがないこと を確認する
必要に 応じ増し締めす る
送受信 器の受光レベル1∼4の表示が通 信中は点灯
するこ と
実施周期
1ヶ月
1ヶ月
1ヶ月
13.エラー 表示
表示点灯
13.1
表示消灯
SO T−KS1, SOT−KS B2
エ ラー表示
コントローラレディ出力
エラ ー内容
正常 動作中
※
リン クケーブル通 信異常。
通信 が無い。また は、通信にエ ラーがある。
リン クケーブル通 信異常
下位 局から通信が 無応答である 。
繰返 す
13.2
SO T−KS2
エ ラー表示
コントローラレディ出力
エラ ー内容
正常 動作中
※
リン クケーブル通 信異常。
通信 が無い。また は、通信にエ ラーがある。
下位 局から通信が 無応答である 。
13.3
SO T−KSC3 ,4
エ ラー表示
コントローラレディ出力
OFF
O N
※
OFF
O N
OFF
繰返 す O N
繰返す
OFF
繰返 す O N
繰返す
エラ ー内容
正常 動作中
リン クケーブル通 信異常。
通信 が帰ってこな い。
リン ク信号異常
リン クI/Fの故 障
リン クケーブル通 信異常
送受 信器からの通 信にエラーが 発生。
※初期 設定中は、約4 秒間点灯しま す。
- 31 -
DS4T832C
14.トラブ ルシューティ ング
SOT-KSシリーズに 異常が発生し た場合には、次 の手順で各部 を点検して下 さい。
症状 1
電源表示 (POW )が点 灯しない
コントローラ
送 受信器
① 誤接続・誤配 線
電源端子に、 定格の電圧( DC18∼28V )が 印加されてい ること、極性 が正しいこと、
また、送受信 機電源コネク タのIN側より 電源を供給し ていることを 確認して下さい 。
(OUT側からは 、電源を供給 できません。 )
② 電源装置の容 量不足
電源投入時に 、電源装置の 過電流保護回路 が働いていな いか確認して 下さい。
固定局・移動 局には、電源 投入時過渡的に 過大電流が流 れます。
電源装置の負 荷定格に余裕 を持たせて下さ い。
③ 電源回路の故 障
電源電圧が定 格以上に高く なっていないか 確認して下さ い。
過大電圧の印 加は、装置故 障の原因となり ます。
症状 2
エラー表 示(ERR )が 点灯する
コントローラ
送 受信器
① コントローラ と全ての送受 信器が点灯する
a.リンクケー ブルが誤配線 又は配線されて いない可能性 があります。
b.終端コネク タの接続が正 しいか確認して 下さい。
② 一部の送受信 器が点灯する
a.その送受信 器へのリンク ケーブルが、誤 配線又は配線 されていない 可能性があり
ます。
症状 3
コントロ ーラレディ出 力がONしない
コントローラ
① コントローラ と全ての送受 信器がエラー表 示(ERR)が 点灯する
a.リンクケー ブルが誤配線 又は配線されて いない可能性 があります。
b.終端コネク タの接続が正 しいか確認して 下さい。
(終端コネク タを接続した 場合電源を再投 入して下さい 。)
- 32 -
DS4T832C
症状 4
送信・受 信動作しない
コントローラ
送 受信器
① コントローラ のスイッチ設 定が間違ってい る
21ページの「 6.1 スイッチ 設定」を確認し て下さい。
② 送信停止入力 が「ON」してい る
送信停止入力 を「OFF」にして 下さい。
③ CD,L1,L2 が点 灯していない
CD,L1,L2 が点 灯する様、固 定局と移動局 の配置を再検 討して下さい。
④ SD表示灯が点 灯しない
送信入力の配 線を確認して 下さい。
⑤ RD表示灯は点 灯するが、受 信データとして 受け取れない
a.送受信器、 コントローラ …………受信出 力の配線を確 認して下さい 。
b.送受信器… ……………… …送受信器間の リンクケーブ ルのコネクタ 配線状態を確認
して下さい 。
市販されて いる、コネク タが付いたLA Nケーブル加 工品は使えま せん。
⑥ 送受信器KS1,2の混在使用
SOT-KS1,2は1 システム内で の混在使用を しないでくだ さい。
症状 5
送受信デ ータにエラー が多発、又は通 信が時々停止 する
コントローラ
送受信器
① 受光量不足
固定局と移動 局の間隔が離 れ過ぎていない か確認して下 さい。
固定局・移動 局の配置を再 検討して下さい 。
② 光路遮断する 所がある
通信エリアに 障害物がない か確認して下さ い。
③ 複数の移動局 が同時に光送 信している
通信プロトコ ルを見直し、 光伝送ライン上 のデータの衝 突を回避して 下さい。
④ 送信停止時の ゴミ信号発生
a.データ送信 完了後、送信 停止するまでの 時間を延ばし 、データの判 別を確実にして
下さい。
b.外部機器側 での受信デー タチェックコー ドの認識を行 うなど、通信 プロトコル上で
のエラー処 理を強化して 下さい。
⑤ 他の光機器か らの干渉(太陽 光を含む)
a.通信エリア 内の窓などか ら太陽光が、送 受信器の受光 部に直接入光 していないか確
認して下さ い。
b.溶接火花・ 電球式回転灯 ・インバータ式 蛍光灯などの 影響を受けて いないか確認し
て下さい。
⑥ リンクケーブ ルのコネクタ 接続不良
a.送受信器間 のリンクケー ブルのコネクタ 配線状態を確 認して下さい 。
b.市販されて いる、コネク タが付いたLA Nケーブル加 工品は使えま せん。
⑦ ケーブル類の 配線状況確認
SOT-KSシリー ズ用のケーブ ル類が、他の設 備機器用の配 線と100mm以上 離して単独配 線し
ていることを 再確認してく ださい。特にリ ンクケーブル は、高速高周 波の微少信号伝 送
していますの で配線方法に 注意が必要です 。
- 33 -
DS4T832C
15.指向特 性
通 信エリア代表 特性
SOT −KS1
設定距離
光軸方向
5
設定距離1m
10
5
0
光軸方向
設定距離2m
5
設定距離3m
10
5
Vcc=DC24V
Ta=25℃
単位[m]
通 信エリア代表 特性
SOT −KS2
Vcc=DC24V
Ta=25℃
単位[m]
設定距離
光軸方向
5
設定距離1m
10
5
0
光軸方向
5
- 34 -
5
設定距離2m
設定距離3m
10
DS4T832C
16.主な仕 様
16.1
型式 の見方
SO T−
K
S
□
□
外部イ ンタフェース □:送受信器
1,3:RS232C
2,4:RS422
形状
1:円形
送受信器
2:長円形 送受信器
C:コントロ ーラ
B2:中継器
シリー ズ型式
16.2
:KS
主な 仕様
16.2.1円形 送受信器
項
目
(1)変 調周波数
f1
※2
f2
(2)信 号ケーブル総 延長
(3)定 格電源電圧
(4)使 用電源電圧
(5)消 費電力
(6)設 定距離
(7)指 向 性
(8)伝 送方式
(9)伝 送速度
(10)LEDの波長
(11)変調方式
(12)送受信器 I/F
(13)接
(14)表
続
示
(15)使用周囲温度
(16)使用周囲湿度
(17)使用周囲照度
※1
※2
固 定局設定※1
SOT−K S1
移動局設定※ 1
3.58MHz
4.5 MHz
4.0 MHz
5.0 MHz
300m
10m
DC24V リップル10%以下(120Hz時 )
DC18 ∼ 28V
8W以下
0.5 ∼ 3m
直 径16m(設定距離 3m時)
全 二重双方向
19.2kbps(MAX)
870nm
FSK
平 衡 型
電
源
: コネクタ接続
: モジュラコネクタ 8ピン
送受信器インタフェ-ス
P O W :電源表 示灯(赤)
C D
:受光表 示灯(赤)
L1∼4 :受光レベル表示灯(緑)
R D
:受信表 示灯(赤)
E R R :エラー 表 示灯(赤)
0 ∼ +40℃
30 ∼ 85%RH以下 但し、結露 しないこと
3,000lx以下 但し 、外乱光が直 接受光部に入 光しないこと
固定局/ 移動局の切り 替えはコント ローラにて設 定します。
変調周波 数 f1/f2 の切替はコン トローラにて 設定します。
送受信器 に、固定局、 移動局の区別 はありません 。
- 35 -
DS4T832C
16.2.2長円 形送受信器
項
目
(1)変 調周波数
f1
※2
f2
(2)信 号ケーブル総 延長
(3)定 格電源電圧
(4)使 用電源電圧
(5)消 費電力
(6)設 定距離
(7)指 向 性
(8)伝 送方式
(9)伝 送速度
(10)LEDの波長
(11)変調方式
(12)送受信器 I/F
(13)接
(14)表
続
示
(15)使用周囲温度
(16)使用周囲湿度
(17)使用周囲照度
※1
※2
固 定局設定※1
SOT−K S2
移動局設定※ 1
3.58MHz
4.5 MHz
4.0 MHz
5.0 MHz
300m
10m
DC24V リップル10%以下(120Hz時 )
DC18 ∼ 28V
6W以下
0.5 ∼ 3m
幅 3m 長さ16m (設定距離3m時 )
全 二重双方向
19.2kbps(MAX)
870nm
FSK
平 衡 型
電
源
: コネクタ接続
: モジュラコネクタ 8ピン
送受信器インタフェ-ス
P O W :電源表 示灯(赤)
C D
:受光表 示灯(赤)
L1∼2 :受光レベル表示灯(緑)
R D
:受信表 示灯(赤)
E R R :エラー 表 示灯(赤)
0 ∼ +50℃
30 ∼ 85%RH以下 但し、結露 しないこと
3,000lx以下 但し 、外乱光が直 接受光部に入 光しないこと
固定局/ 移動局の切り 替えはコント ローラにて設 定します。
変調周波 数 f1/f2 の切替はコン トローラにて 設定します。
送受信器 に、固定局、 移動局の区別 はありません 。
- 36 -
DS4T832C
16.2.3コン トローラ
項 目
(1)定 格電源電圧
(2)使 用電源電圧
(3)消 費電力
(4)伝 送方式
(5)伝 送速度
(6)コンピュータI/F
(7)接
続
(8)接 続台数
(9)表
示
(10)設 定スイッチ
(11)外 部コントロー ル入力
※3
(12)補 助入力
(13)補 助出力
(14)信 号ケーブル総 延長
①送受信I/F
②コンピュータI/F
(15)使 用周囲温度
(16)使 用周囲湿度
※3
SOT-KSC1,3
SOT-KSC2,4
DC24V リップル 10%以下(120Hz時)
DC18 ∼ 28V
2W以下
全 二重双方向
19.2kbps(MAX)
RS232C 準拠
RS422 準拠
電
源
: コネクタ接続 AMP製
2ピン
: コネクタ接続 モジュラー コネクタ8ピン
送受信器インタフェース
外 部インタフェース
: コネクタ接続 Dsub オス
9ピン
固 定局15台MAX 又 は、移動局 4台MAX
P O W :電源表示 灯(赤)
C D :受光表示 灯(赤)
R D :受信表示 灯(赤)
S D :送信表示 灯(赤)
E R R :エラー表 示灯(赤)
S W-1:固定局/ 移動局切替
「OFF 」 固定局
「 ON 」 移動局
S W-2:f1/f 2周波数切替
「OFF 」 周波数 f1
「 ON 」 周波数 f2
①f 2 :周波数f 2切替入力 「ON」時 周 波数f2設定
②S ET:セット入 力 「ON」時 周波数セッ ト
入 力形式:フォト カプラ入力
入 力定格:DC18∼ 28V (DC24V時 5mA)
TCP
:送信停 止入力
送信停 止入力「ON」時 送信停止
入 力形式:フォト カプラ入力
入 力定格:DC18∼ 28V (DC24V時 5mA)
CDO
:受光出 力
受光時 出力トラン ジスタ「ON」
CRO
:コント ローラレディ ー出力
通信準 備完了時 出 力トランジス タ「ON」
出 力形式:オープ ンコレクタ NPN トランジス タ
出 力定格:DC30V,50mA MAX / 1回路
固 定局の場合300mMAX、移動局 の場合10mMAX
15m MAX
1,200m MAX (RS422)
15m MAX
(補 助入出力)
0 ∼ +50℃
30 ∼ 85%RH以下
但し、結露 しないこと
外部コント ロール入力を 使用する場合 は、必ず設定 スイッチを
SW− 1「ON」(移 動局)
SW− 2「OFF」(f 1)にして下さ い。
詳しくは、 30ページの「 11.通信チャン ネルの外部コ ントロール機 能」を参照して
下さい。
- 37 -
DS4T832C
16.2.4中継 器
(1)型 式
(2)定格電源電圧
(3)使用電源電圧
(4)消費電力
(5)表示灯※1
S OT−KSB2
DC24V リップル10%以下(120Hz時 )
DC18V ∼ 28V
2W以下
電 源表示灯
赤色:通電時 点灯
R D表示灯※2 赤色:データ を受信した場 合、点滅
E RR表示灯
赤色:異常発 生時点灯また は、点滅
電源
コネクタ 接続(AMP製 2ピン)
(6)接 続
モジュラ ーコネクタ 8ピン
送受信器インタフェース
(7)接続台数 ※3
15台MAX(SOT− KSB2の出 力側)
(8)信号ケーブル延 長
300mMAX(SOT− KSB2の出 力側)
(9)使用周囲温度
0 ∼ +50℃
(10)使用周囲湿度
30 ∼ 85RH%以 下 (ただし、 結露しないこと )
(11)コネクタ部品
電 源コネクタ、リ ンクコネクタ はオプション です。
※1送 信データの表 示は出来ませ ん。
※2受 信データは、 移動局から受 信したデータで す。
※3中 継器を接続す る場合は、中 継器も1台と数 えます。
- 38 -
DS4T832C
17.外 形 図
円形 送受信器
SOT-KS1
φ140
17.1
89
17
32
40
カバー(ボリカーボネート樹脂)
本体(アルミ)
120
100
74
20
本体(ポリカーボネート樹脂)
- 39 -
40
ポリカーボネート樹脂 UL94V−0
ポリカーボネート樹脂 UL94V−0
アルミ
透明
黒色
クロメート処理透明(アルミ部分)
34
質:カバー
:本 体
:
表面色 :カバー
:本 体
:
C N 2 I N CN 1
材
CN 3 OU T C N4
6−M4 有効深さ7mm
DS4T832C
17.2
長円 形送受信器
SOT-KS2
50
160
18
90
27
45
カバー(アクリル樹脂)
本体(アルミ)
本体(ABS樹脂)
6−M4 有効深さ7mm
74
C N1
CN4
OU T
CN3
40
IN
34
C N2
20
100
140
材
質:カバー
:本 体
:
表面色 :カバー
:本 体
:
- 40 -
アクリル樹脂
ABS樹脂
アルミ
ブルースモーク(透明)
黒色
クロメート処理透明(アルミ部分)
DS4T832C
17.3
コン トローラ
SOT-KSC□
5−表示灯
PO W
C D
R D
S D
E RR
信号コネクタ
55
70
S OT - K SC
電源コネクタ
4 -φ5 取付穴
90
25
105
120
リンクコネクタ
外部コントロール入力
周波数切替スイッチ
- 41 -
材
質:鋼板製
表面処理:塗装 黒色半ツヤ
DS4T832C
中継 器
SOT-KSB2
120
105
90
4 −φ5取付 穴
OUT
PO W
R D
25
E RR
IN
SOT −KSB2
C N3
C N 1:P O WE R
IN
C N 2:L I NK
IN
D C24 V
C N 3:L I NK
OU T
C N2
55
70
17.4
C N1
L o t.
リン クコネクタ OUT
電源コネ クタ
リンクコネ クタ IN
材
質: 鋼板製
表面処理: 塗装 黒色(半ツヤ)
- 42 -
DS4T832C
18.製品保 証
18.1
保証 期間
ご 指定場所に納 入後1年と致 します。
18.2
保証 範囲
上 記保証期間中 に当社の責に より故障を生じ た場合は、故 障部分の交換 又は、修理を
当 社の責任にお いて行います 。但し、次に該 当する場合は 、この保証の 対象範囲から
除 外させて頂き ます。
① ユーザー側の不適 当な取扱い、 並びに使用に よる場合
② 故障の原因が 本装置以外の 事由による場合
③ 当社以外の改 造又は、修理 による場合
④ その他 天災 ・災害などの 当社の責にあら ざる場合
尚 、ここでいう 保証は、本装 置単体の保証を 意味するもの で、本装置の 故障により誘
発 される損害は ご容赦頂きま す。
19.改定履 歴
日
付
改
定
内
容
担
当
2001年 5月
初版発行
開
2
2003年5月
A版発行
組織変更、営 業所在地変更
リンクケーブ ル配線について の注記追加
フォントの統 一
開
2
2003年7月
B版発行
SOT-KSC1,2の 記述追加
開
2
2004年5月
C版発行
1.項 ケーブ ル類の単独配 線に関する注 記追加
14.項 トラブ ルシューティ ングにケーブ ル配線トラブル
例の追 記
技開2
以下余白
- 43 -