Download Keypad / Keyfader 共通取扱説明書

Transcript
注 意 : 輸 送 、返送を行う際は、輸送の間に起こりうる損害から機材を保護するた め に 、 お 買 い
上 げ 時 に 梱 包 さ れ て い た も の を ご 使 用 く だ さ い。不 適 当 な 梱 包 に よ り 引 き 起 こ さ れ る 損 害 に つ
い て は 、 保 証 の 対 象 外 と な り ま す 。メ ー カ ー は、デ ィ ー ラ ー に 返 却 さ れ る 場 合 で も 、 不 適 当 な
梱 包 に 寄 る 損 害は一切責任を負い ません。
keypad / keyfadr
規則に従った使用方法について
共 通 日 本 語 マ ニ ュ ア ル
• こ ち ら の 機器はプロフェッショナル MI DI コントローラです。
• 取 扱 説 明 書 に 記 載 さ れ て い る 目 的 以 外 の た め に 本 製 品 を 使 用 す る 際、製 品 に 損 害 が 起 こ る 場
合 が あ り 、そちらは補償の対象外となります。また、指定した目的に準拠しない 使 用 方 法 で は 、
回 路 の シ ョート、火災、電気ショックなど、危険を伴う場合があります。
• メ ー カ ー に よ っ て 決 め ら れ て い る シ リ ア ル ナ ン バ ー、補 償 の 権 利 を 証 明 す る た め に 大 切 に 保
管 し て く ださい。
!
メンテナンス
• 定 期 的 に 電源ケーブル、または筐体への損害、ならびに本体のパーツ ( ノブ 、 ス ラ イ ダ ー や
フ ェ ー ダ ー ) 、製品への取り 付けに関する技術的な安全をチェックしてくだ さ い 。
• 安 全 な 操 作 が 可 能 で は な い と 仮 定 さ れ る 状 況 下 で は、直 ち に 本 製 品 の 使 用 を や め 、 安 全 を 確
保 し て く ださい。常に電源プラグをアウトレットから外してください。
• 本 製 品 が、好 ま し く な い 状 況 下、ま た は 輸 送 ス ト レ ス 後 の 長 期 間 保 存 に よ り デ バ イ ス が 機 能
し て い な い、ま た は 目 に 見 え る 欠 陥 を 負 っ た 場 合、安 全 な 操 作 は も は や 不 可 能 だ と 仮 定 し な
け れ ば な りません。
はじめに
この度は、"Reloop Keypad / Keyfadr" をお買い上げいただき誠にありがとうござい
ます。この機器を使用する前に、この取扱い説明書をよく読み、すべての指示に従って操作
いただけますようお願いいたします。
箱から Reloop Keypad / Keyfadr を取り出してください。使用をはじめる前に製品が
輸送される間に破損していないことを確認してください。電源ケーブルや筐体に損傷があっ
た場合、製品を使用せずに販売店に連絡をしてください。
安全上のご注意
• 本製品は完全な状態で工場を出荷しています。この状態を維持してリスクのないオペレーションを確実にす
るためにユーザーは、この取扱説明書に記載されている安全に関する指示と警告を読む必要があります。安
全性と認可(CE)の理由から、本製品の未許可の改造、修正は禁止されています。本製品の未許可の修正
技術仕様
に起因する損害の場合、どのような保証請求も除外される点にご注意ください。
Keypad / Keyfadr に関してご質問がある場合は、下記サポート窓口までお問合せください。
なお、サポート・サービスをご利用いただくためには、Dirigent へのユーザー登録が必要です。
登録の確認ができない場合、サポート・サービスをご利用いただくことができません。予めご了
承ください。
■ Dirigent へのご登録方法:
D i r ig ent サ ポートページにアクセ スし、Reloop オンライン登録フォームよりご 登 録 を お 願 い
いたします。
■ Dirigent カスタマーサポート:
電話でお問い合わせの際は、Dirigent へのご登録確認のため、お名前・製品名・製品シリアルナ
ンバーをお伺いいたします。また、メールでのお問い合わせは、Dirigent サポートサイトのお問
い合わせフォームをご利用ください。
Dirigent サポートサイト:https://www.dirigent.jp/support/
電話番号:03-5159-1822 (受付時間:平日 10:30∼17:00)
を有するスタッフがメンテナンスを行なう以外は、保証が適用されません。
• ヒューズは、同じクラスのヒューズと交換しなければなりません。
• 規格に準拠したケーブルのみをご使用ください。すべてのジャックやブッシュが締められ、正しく接続され
ていることを確認してください。ご不明な点がありましたら、お買い上げの販売店にご確認ください。
• 本製品をセッティングする際に、ケーブルが鋭いものによって押しつぶされ、損害を受けないようにご注意ください。
• ケーブルが他のケーブルと接触しないようにご注意ください。電源ケーブルを接続する際は、十分にご注意
ください。濡れた手でこれらのパーツに決して触れないでください。
• 電源ケーブル使用しない場合、また掃除を行う前には本製品を電源アウトレットから外してください。その
際、必ずケーブルのプラグを持つようにしてください。ケーブルを持って引き抜かないようにしてください。
WWW.dirigent.jp
カ スタ マー・サ ポート
休業日:土日祝日および弊社特別休業日
• 外部から交換可能な消耗部品を除いて、製品の内部はメンテナンスを必要とするパーツはありません。資格
<Keyfadr>
- 重量:0.9kg
- サイズ:32 x 2.9 x 22 cm (W x H x D)
- プリセット数:2
- 鍵盤数:25 鍵(ベロシティ対応)
- プッシュ付きエンコーダー数:8
- ノブ数:16
- フェーダー数:8
- 入出力:mini-USB ポート x 1
- 電源仕様:USB バスパワー(100mA、5V DC)
WWW.dirigent.jp
<Keypad>
- 重量:1.3kg
- サイズ:32 x 2.9 x 28.5 cm (W x H x D)
- プリセット数:2
- 鍵盤数:25 鍵(ベロシティ対応)
- パッド数:16 個(ベロシティ対応)
- プッシュ付きエンコーダー数:8
- ノブ数:16
- フェーダー数:8
- 入出力:mini-USB ポート x 1
- 電源仕様:USB バスパワー(100mA、5V DC)
• 本製品は、水平の安定した不燃性の高い場所に設置してください。
• 本製品を設置し、操作を行う場合には、激しい衝撃を与えないでください。
• 設置する場所は、本製品が過度の熱、湿度、ほこりにさらされない場所に設置してください。ケーブルが煩
雑に置かれていないことを確認してください。上記を守れない場合、使用者を危険にさらす場合があります。
• 本製品の上に液体をこぼしやすい容器をそばに置かないでください。万が一、液体が本製品内にこぼれた場
合、直ちに電源プラグを抜いてください。再度使用する場合には、資格のあるサービス技術者によって確認
された製品をご使用ください。製品内部への液体の混入による損害は保証の対象外となります。
• 極端な高温(35℃以上)、または極端な低温(-5℃以下)で本製品を使用しないでください。直射日光、ラジエー
ター、オーブン(閉じられた車内も含みます)などの熱源に直接触れるような場所に本製品を置かないでく
ださい。冷却ファンや通気孔をふさがないでください。常に十分な換気を確保してください。
• 本製品は、暖かい環境から冷えた環境に移動した直後に動作させないでください。この状況で起こる結露に
よって故障の原因となります。周囲の温度に達するまで電源を入れずにお待ちください。
• コントロールやスイッチには、クリーニング剤や潤滑油などのスプレーを使用しないでください。本製品は
湿った布できれいに拭きとるだけにしてください。クリーニングのために石油ベースの溶剤や、洗浄液を使
用しないてください。
• 本製品を移動や、輸送する際、購入時に梱包されていた箱をご使用ください。
• 電気を供給される本製品は小さなお子様の手の届かない場所に保管してください。また、お子様のいる環境
下でのご使用には十分ご注意ください。
• 商業的な施設でプロフェッショナルな組織のオーガナイズによる事故防止のための規則を遵守しなければなりません。
• 学校、トレーニング施設、趣味、ワークショップなどで本製品を使用する際は、訓練されたスタッフの責任
を持って監視する必要があります。
• 後に質問や問題が発生した場合、参照するためにこの取扱説明書を安全な場所に保管してください。
各部の名称
2. 操作
2.1 ノートの入力:
キーボード -1- または パッド -2- を使ってノート(音階)を入力します。オクターブ -12-/-13- ボタンを使うとキーボードを1オクターブずつずらします。
最大で 9 オクターブが入力可能になります。初期状態に戻るまでオクターブボタンは点灯しつづけます。尚、オクターブはパッドには適用されません、パッ
ド 1 は常に C1 となります。
3
2.2 コントロールチェンジとプログラムチェンジの入力:
パッドも同様にコントロール・チェンジ (cc) とプログラム・チェンジ (PC) を送信する事ができます。CC を送信する場合は CC-8- を押します。PC を送
信する場合は シーン / シフト -5- と CC-8- を押します、選択されるプリセットによって CC またはノートを送信します。
2.3 内部機能:
Keypad / Keyfadr は多くの機能を搭載しています。これらいくつかの機能は専用のボタンで起動できます。また、シーン / シフト -5- ボタンと対応す
るボタンを同時に押すことで、機能が働きます。内部機能が動作するとき、リセット -7- が常に点灯します。また、リセットボタンの点灯を解除すると内
部機能が解除されます。
2.3.1 アルペジエイター:
アルペジエイター -9- を押すと起動します。ベロシティ -11- をテンポよく押すと、そのテンポが反映されます。シフト -5- を押しながら、アルペジエイト・
タイム -16- を選択することでアルペジエイトのインターバルを設定できます。シーケンスを変更したい場合は、シフト -5- を押しながらアルペジエイター・
モード -15- を押します。
2
Notes:
C(-1)-H(-1)
C0-H0
C1-H1
C2-H2
C3-H3
C4-H4
C5-H5
C6-H6
C7-H7
C8-H8
2.3.2 コード・モード:
シーン / シフト -5- と コード -14- を押すと、コード・モードが有効になります。コード・モード
が有効なとき、一つのキーを押すだけでコード ( 和音 ) のノートを送信します。右図を参照ください。
7
4
5
8
9
10
11
12
2.3.3 スケール:
シーン / シフト -5- と スケール -17- を押すと、スケール・モードが有効になります。この機能は
4 つの異なるモードからなっていて:メジャー、マイナー、ペンタ、ブルースです。この機能が有
効な時、選択されたスケールに沿った音階のみが送信されます。
13
2.3.4 トランスポーズ:
キーボードの音程を半音ずつずらします。シーン / シフト -5- を押しながら、トランスポーズ -18を押すことで、半音ずつ音をずらすことができます。
6
Chords:
minor 4
minor 9
minor 6
minor 7
minor
major
major 7
major 6
major 9
major 4
2.3.5 ベロシティ
ベロシティ -11- ボタンを押すと、全てのノートがベロシティの最大値 (127) に固定されます。ベロシティボタンを再度押すと、機能は解除されます。
1
2.3.6 サステイン
サステイン -10- ボタンを押し続けると、ノート信号が継続されて送信しつづけるので、サステイン効果を可能にします。ソフトウェア・インストゥルメ
ントによっては、サポートされていない場合もございます。
2.3.7 リセット
リセット -7- ボタンを押すと、全ての内部機能を解除します。
3.Abelton Live での機能
17
18
1.キーボード
2.パッド (こちらはKeypadのみ搭載)
3.ミックス・セクション
4.トランスポート・セクション
5.シーン/シフト
6.シーン表示LED
7.リセット
8.CC / PC
<コントロール・チェンジ/プログラム・チェンジ>
16
11.ベロシティ
12.オクターブ(マイナス)
13.オクターブ(プラス)
14.コード
15.アルペジエイター・モード
16.アルペジエイト・タイム
17.スケール
18.トランスポーズ
9.アルペジエイター
10.サステイン
3.ミックス・セクションの詳細
3.1 フェーダー
3.2 録音スタンバイ
(アサインブルボタン)
3.3 ソロ
3.4 チャンネルON/OFF
3.5 センド1
(コントロールノブ)
3.6 センド2
3.7 パン(エンコーダー)
}
}
15
14
3. ミックス・セクション
3.1 フェーダー
3.2 録音スタンバイ
3.3 ソロ
3.7
3.5
4.1 再生
4.2 停止
4.3 録音
チャンネル ON/OFF
センド 1
センド 2
パン
3.6
3.1 フェーダー:
対応するチャンネルのボリュームを調整します。
3.4
3.1
3.2 録音スタンバイ:
対応するチャンネルを録音可能状態にします。
シフト -5- と同時に押すと、下記の機能となります。
3.2
4.1
3.7
3.5
ミックスセクションは Abelton Live のチャンネル・ストリップが基になっています。
下記の機能は既に Ableton Live 9 にアサインされています。
3.3
4.トランスポート・
セクションの詳細
3.4
3.5
3.6
3.7
4.2
4.3
1. スタートアップ
■ 本体を付属の USB ケーブルを使ってコンピュータの USB ポートと接続します。Ch1(3.4) または 2(3.4) を接続前に押し続けることで、プリセッ
トを選択することができます。
■ 本体の接続を解除すると、最後に選択されたプリセットの状態が保存されます。DAW ソフトウェアなどで Keypad / Keyfadr を選択します。
MIDI クロックを設定するには、アルペジエイターボタン -9- を押しながら、本体と USB ケーブルを接続します。
■ 次に Ch1 と Ch8 の On/Off-3.4- ボタンが点灯します。Ch8 の On/Off ボタンを押すと、アルペジエイターが外部 MIDI クロックと同期します。
Ch1 の On/Off ボタンを押すと、内部 MIDI クロックと同期します。こちらの設定は本体の電源を再び投入するまでは保存されます。
SHIFT
SHIFT
SHIFT
SHIFT
SHIFT
SHIFT
SHIFT
SHIFT
+
+
+
+
+
+
+
+
Channel
Channel
Channel
Channel
Channel
Channel
Channel
Channel
1
2
3
4
5
6
7
8
Rec:マーカーのセット
Rec:前のマーカーに移動
Rec:次のマーカーに移動
Rec:ループを有効にする
Rec:タップ
Rec:メトロノームを有効にする
Rec:ナッジ - ( マイナス )
Rec:ナッジ + ( プラス )
3.3 ソロ:
対応するチャンネルをソロ・モードにします。複数のチャンネルをソロ・モー
ドにするには、シフト -5- を押しながら、任意のチャンネルのソロ・ボタン
を押します。
3.4 チャンネル ON/OFF:
チャンネルの有効 / 無効を設定します。複数のチャンネルに適用する場合は、
シフト -5- を押しながら、任意のチャンネル ON/OFF を押します。
3.5 センド 1:
Send トラック 1 に送るレベルを調整します。
3.6 センド 2:
Send トラック 2 に送るレベルを調整します。
3.4
3.6
3.1
3.3
3.2
3.8
3.9
3.10
3.7 パン:
左右に振り分けるレベルを調整します。
3.8 再生:
再生を行います。選択されているシーンを再生するには、シフト -5- を
押しながら操作します。
3.9 停止:
停止します。選択されているシーンを停止するには、シフト -5- を押し
ながら操作します。
3.10 録音:
録音を行います。上書き録音を有効にするには、シフト -5- を押しなが
ら操作します。
3.11 シフト / シーン:
8 つのトラックに自動的にアサインされます。