Download [LGA-2J取扱説明書

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L
G
A
2
J取
扱
説
明
書
l
本機は当社の高精度、高安定ログアンプ LGA-1の普及品で、小型、低価格を意図し
たものです.
LGA-1との比較では、アンチログ入方部のバッファ、オフセットテスト機能を省略
し、かつ、各トリミング精度を少し緩くしてありますが、その他の回路、部品等は同じで
す
。
入力、出力電圧関係も LGA-1と全く同じになっていますので、殆どの用途では置き
換えが可能です.
本機においても、 LGA-1同様に、基準電流、スケー jレファクタを固定にしています
が、とれは機器に組み込んだ後の温度安定度等を良好に保つためです.
特長
①②③④⑤
10000倍以上の広範囲で優れた対数直線性があります.
温度、電菰電圧等に対し高安定度です.
基準電圧、スケールファクタの固定化で周辺回路の設計が容易になっています.
レベルシフタに使用できる高安定の基準電圧 (VREF )が出力されています。
小型、低電力、低価格です.
仕様
。
共通仕様
O 基準点安定度
土
:
t2%以内
150ppm/
C
以内
O
対ー仰7~Jj安定度
:
tl00ppm/
C
以内
O
対数直線性誤差
土
O
基準点対-"'77~ Jj誤差
O オフセット電圧
0.5%以内
土 150μ V
以内
I
J
7ト
O オフセット f
土
3μV/
・C以内
O
出力アンプ雑音
4.5μV 以内(1 .5 Hz ~10k Hz入力換算)
O
使用温度範囲
0-+60・C
O 電源電圧/電流
O
す法/重量
土 12V~ 土 16V/ :t 3mA
30WX35LX16H/25g
。
2
(Vcニ 土 1 5V)
ログ使用時
O 入力、出力電圧対応
Eo =-KL0 g (E/EREF )
O 入力電圧範囲
+lmV~+10V
O 入力抵抗
約 75kQ
o
^
守
司
1
1
フ
ァ
ク
タ
K
O 最小負荷抵抗
3.32V/ 1 0倍 (K=1/Log2)
3kQ
O 小信号周波数応答
EI
f<
与
+lV
ー3kHz
ー300Hz
ー60Hz
+0.1V
十 0.01V
。
アンチログ使用時
(Vc= 15V)
O 入力、出力電圧対応
Eo =EREF X2'-E
O 入力電圧範囲
+10V~-6V
。
。
約 14kO
O 入力抵抗
出力電圧範囲
O 最小負荷抵抗
小信号周波数応答
30kH
z
+10V
け
図3
3kO
約 8kH
z
(ER
E
F = 160mV)
3
使用法.使用上の控意
ログ、アンチログいずれの場合も園 1,2のような簡単な接続で動作します.ただ、
0
・
・
A. .8点聞にアースのループ(複数の経路による環状回路)があると、精度、安定度
に問題が発生することがありますので往意して下さい.
もし、
ζ
のループにアース電読が発生していると、そこに誤差電圧が発生してオフセ
ット誤差となりますが、そのようなアース電流は一定ではないので、全体の動作が不
安定になります.
これを防ぐためには、アースのループを作らないようにするのが一番で、その具体例
は応用回路倒で示します.
o
L G A - 2では LGA-lにあるオフセット・テスト機能を省略してありますが、ア
ンチログ入力にき宅 +15Vを入れると出力はほぼ OVとなりますので、この状態でオフ
セット調整が出来ます.
O アンチログ入力にはバッファは入っていません.そのため、ポリューム出力を直接ア
ンチログ変換すると直線性が悪くなりますが、問題になる時はバッファを入れて下さ
、
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b
図1
品カ
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・
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図2
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B
(分ァ)
4
ログ使用応用回路倒
。
10mV~10Vrms の交流検波出力
(OV~+10V)
(+10mV~+10V)
をdB直棋電圧
に変換する
設計手順
1. L G A - 2の入出力関係(図 3) から、モジュール出力電圧は
+4V--5.96V
図3
+1
0
.
2
4
/
5
.
1
2
2
.
5
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1
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320m
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区
ノ
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V140m
20m
10m
5m
2.5m
1
.
2
5
m
O.6Jm
/
/
O.31m
O.16m
・
-
.10
6(Vl
図3
入出力関係図
2. 電圧変化分を合わせるため、ゲイン =10/ (-9.96) 、 O V入力時 +4.00V出
カにレベルシフトが必要。
3. とれを満足する回路が図 4で、トリミングも考慮して実用的な定数に変更する。
(必要な+入力電圧の計算は、+入力のゲインが
から、
96+ 10) /9.96 である
(9.
4.00X9.96/19.96=+2.0O Vと求まる)
図4
守岡値
8.2k.
j
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2
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尋)
(+lom +lOV
O~+IO マ貴ヰ無用
5
4. アース配鰻の詮意
a,交流検波回路 (AC/DC) と LGA-2が同一電源で、検波回路側でアースをと
っている時は、+入力はアースに接続しない. (
園 5参照)
b,検波回路が別電車機器の場合は+入力を安定させるために両方でアースする.
(電顕が別なのでループはできません)
園5
品内
│LG
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ぺ
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↑LG
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アンチログ使用応用回路倒
OV-+I0Vのランプ電圧(直線変化電圧)を +5mV-+I0Vの対数変化電圧
•
に変換する.
設計手順
1. +5mV、 +10Vの出力に必要な入力電圧はそれぞれ +5.00V、 -5.96V.
2. ゲ イ ン =- 10
.
96/10 0V入力時 +5.00Vに変換するレベルシフタが必要.
,
3. とれを満足する回路が園 6で、定数は実用的に変更する.
10+10
.
96) =2.'
38
5Vと計算)
(+入力電圧は 5x10/ (
園6
貨同イ直
lok+q
.
ワ 0+ I
k
-VR
.
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10.
6
4.アース配線の注意
a,同一電源で一般のシングJ
レエンド入力時は受け側でアースされていることが多いの
図 7参照)
で LGA-2側ではアースしない. (
別電源の時は両方でアースする.
b,当社の
vco、 V C F、 V C A等の制御電圧として使用するときは任意の一点で
アースにおとす.別電源のときは各モジュールでアースする。(図 8参照)
図7
シン 7
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