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1951 年 12 月 7 日 第三種郵便認可 THE SHAKAI SHIMPO 2013 年 1 月 号外(1) ■江南市議会議員 市政レポート NO.29■
【12月議会 一般質問】 読み書き支援サービスの実施を! 「家電製品の取扱説明書が読めず、使いこな
字文化普及協会」(事務局・東京)が代読・代
せない。」
「郵便物の内容確認ができず、重要な
筆のノウハウを持つボランティア「読み書き情
文書が入っていないか、通行人に頼み込んで読
報支援員」の養成事業を行い、サービスの普及
み上げてもらう。」
「商品のカタログの内容が分
を後押ししています。
からず、申込書に記入できない。」
江南市も同様の取り組みを行うように提案
独力で読み書きすることが困難な視覚障害
しました。「読み書き支援サービスは、高齢者
者や高齢者から、切実な声が寄せられています。 や障害者の自立した社会参加を促進する上で、
現代の高度情報化社会において、必要な情報に
情報を円滑に取得・利用できる手段として有効
アクセスしたり、発信したりできなければ、人
である。実効性あるものにするために、公的サ
間らしい生活を営むことはできません。その意
ービスに位置づける必要がある。」
「読み書き情
味で、読み書きはまさに「生きること」です。 報支援員は専門的技能の取得が必要で、人材育
そこで、日常生活や就業、学習・趣味の場に
成には相当の時間を要する。先進事例を調査・
おいて読み書きに不自由のある人々に、読み書
研究し、関係機関の連携も含めて検討していき
きのお手伝いをする「読み書き(代読・代筆)
たい。」旨の答弁がありました。
支援サービス」が広がっています。東京都品川
時代や市民のニーズに対応した新たな福祉
区、墨田区、三鷹市などが公的サービスと位置
サービスとして、読み書き支援サービスを広げ
付けて実施しています。また、
「NPO 法人大活
ていきたいと考えています。
私の思い 政治は人々の生活をより良くするために、いろいろな事柄を議論し、決定する場です。
だからこそ、議員にとって最も大切なのは、政治の主役である市民のみなさんとつなが
ることです。今年も、多くのみなさんと「つながる」ことに貪欲でありたいです。フェ
イスブックなどのソーシャル・メディアを活用して、若い世代とのつながりも作ってい
きたいです。みなさんとの対話を通じて、思いを感じとり、知恵を出し合い、全力で行
動します。謙虚な気持ちを忘れることなく、「人にやさしい政治」の実現という理想を
追求し続けます。今後とも、私の議員活動を厳しくチェックし、叱咤激励していたただ
ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。 「つながる」ことを大切にする1年に 1951 年 12 月 7 日 第三種郵便認可 THE SHAKAI SHIMPO 2013 年 1 月 号外(2) 就学援助制度の改善を要求 「就学援助制度」は経済的に厳しい家庭の子ども
治体の取り組みには相当の温度差があります。制度
に、自治体が学用品費や給食費などの費用を支給す
の広報の方法ひとつをとっても、毎年度全ての保護
る制度です。
者に案内をしているところもあれば、新入生にだけ
就学援助を受けている江南市の小中学生の数は、
2012 年末時点で 745 人に上ります。全国では、2011
案内する、ホームページにすら全く掲載がないとこ
ろなど、さまざまです。
年5月の文部科学省の調査で 156 万7千人余り(前
「子どもの貧困」が深刻化する中で、家庭の経済
年度比より約 17,000 人増加)に上り、過去最多を
的負担を軽減し、教育格差を是正することが喫緊の
更新しました。調査を開始した 1995 年度(約 76
課題です。
万6千人)から 16 年連続で増加し、対象者の割合
就学援助制度が積極的に活用されるよう、教育委
も過去最多の 16%(6.4 人に1人)に上昇しました。
員会に対して運用の改善を強く要求しました。特に、
就学援助制度には、全国共通の認定基準や申請方
法、給付内容が定められていません。そのため、自
お金をかけずにできることは、すぐに実行すべきで
す。
就学援助制度を必要とする人のために、先進自治体の事例に学んで、広報・周知活動 の改善に前向きに取り組むべきだが、いかがか。 答 今後、良い方向に向かうように、他市の状況も参考にしながら考えていきます。 高次脳機能障害の認知度アップを 「高次脳機能障害」は、交通事故などによる脳損
それをなくすには、障害に対する認知度を高めて
傷で、記憶障害や注意障害などが生じ、社会生活を
いく必要があります。そこで、まずは市民や市職員
送ることが困難になる障害です。
への正しい知識の普及啓発を行うよう提案したと
しかし、本人でさえ自覚することが難しく、外見
ころ、「広報こうなんで特集を組む、ホームページ
では障害があることが分かりにくいために「見えな
に紹介コーナーを設ける」との答弁がありました。
い障害」とも呼ばれ、誤解や偏見が生じることがあ
今後も、いろんな病気や悩みで苦しむ人々に寄り
ります。
添える立場でありたいと思っています。
≪連絡先:山としひろ事務所≫ 〒483-8332 江南市飛高町門野 168 Tel: 55-4739 Fax: 74-3588
E-mail: [email protected] URL: http://www.yamatoshihiro.com
江 南
市 
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