Download 取扱説明書 - 富士製作所

Transcript
シル バ ー ウイ ンチ
SXl丁 X型
取説 SX 05-01
取扱説 明書
● ご使 用 にな るお客様 に必 ずお渡 しくだ さい。
● お客 様 はご使用 になる前 に、必 ずお読 み くだ さい。
このたび はフジ製品 をお買 い求め いただ き、 まことにあ りが とうございます。
● この 取扱説明書 をよくお読みにな り、正 しくご使用 くだ さい。
●保守点検の際 には、 この取扱説明書 が必要 にな りますので、
お読み にな つた後 は大切 に保存 して ください。
後 お彙
お
客
様
メ
モ
日の ため に ご記入 して くださ い 。
司い 合 わせ や 、部 品 の ご用命 の 際
燿ι
「十ム キオ ^
の
日
林館祓富 士 製作所
年
日
日
安全上のご注意
シルバー ウインチの使 い方を誤 ると、つつた荷物の落下や感電などの危険な状態にな ります。
据え付け 。取 り付け、運転 ・操作 、保守点検の前に、必ずこの取扱説明書を熟読 し、正 しくご使用
ください 。
機器の知識 、安全の情報 、そして注意事項 のすべてについて習熟 してか らご使用 ください 。
この取扱説明書では 、注意事項を 『危険』、 『注意』の 2つ に区分 しています。
〉危険
△ 注意
取 い扱 いを誤 った場合 に、危険な状態が起 こ りえて、死亡 または重傷を受ける
可能性が想定される場合 。
取 り扱 いを誤 つた場合 に、危険な状態が起 こりえて 、中程度の傷害や軽傷を受
ける可能性が想定される場合および物的損害のみの発生が想定される場合 。
なお、 △ 注意 に記載 した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付 く可能性があ ります。
いずれも重要な内容を記載 しているので 、必ず守って ください。
絵表示の例
◇
◇ ・△記号は、危険 ・注意を促す内容があることを告げるものです 。図の 中に具体的な注意内
容 (左図の場合は感電注意)が 記載されています 。
○記号は、禁止 の行為であることを告げるものです 。図の中や近傍に具体的な禁止内容が記載
されています。
①
●記号は、行為を強制 した り指示 した りする内容を告げるものです。図の中や近傍に具体的な
指示内容 (左図の場合は必ずアースを接続 して ください)が 記載されてい ます。
*お 読みになった後は、お使 いになる方が いつで も見 られるところに必ず保管 して ください 。
■ .コ 又 り も及 しヽ 金 』 員
‐
`こ
い ■C
◇危 険
● 取扱説明書および注意銘板の内容を熟知 しない人は運転 しないでください。
③
● 運転資格のない人は、絶対にウインチ操作 、玉掛け業務 を行わないで ください。
また、行わせないで ください。
※事業者は労働者に電動 ウインチの運転を行わせる場合 、労働安全衛生法で定める特別教育
か
を行う義務があり、ウインチの運転にあたつては、特別教育を修了 したもので 、
ら指名されたものでなければ運転できません。
―
● 作業開始前の点検や定期 自主検査を必ず実施 してください。
●
2.据
え 付
『
す 、 取
に つ
り 付
い
て
`ナ
◇危 険
● 据え付けは、専門知識 のある人以外絶対行わないで ください.
● シルバーウインチを湿気や塵埃の多い場所など、規定以外の環境 には据え付け
しないで ください。
●
● 必ずアースエ事を行つて ください。また、アースのほかに漏電遮断器を
電路に取 り付けてください。
0
● シルバーウインチを据え付ける場合 は設置場所に十分な強度があること
を確認 して ください。
0
に つ い マr(続 き)
ツ署メ■千寸 け 、 コ又 り 子寸
`ナ
△注 意
● モータプ レーカ、ヒューズなどのモ ータ保護装置を取 り付けて ください。
3.運
転
.と 操
作
に っ
●
い て
◇危 険
● 定格を超える荷重は絶対 にかけないでください。
※定格荷重は本体銘板に表示 してあります。
● 吊 つた荷に人は乗 らないで ください。
また、人の乗る用途には絶対使用 しないでください。
● 吊 り荷の下に入 らないで ください 。
● 吊 り荷の動 く範囲 に人がいるときは、運転 しないで ください。
● ワイヤロープの内角範囲に人を立ち入 らせないでください。
※内角範囲には立ち入 り禁止する囲 いや標示を設けて ください。
● 荷がかかつた状態のままで運転位置 を離れないで ください。
● 運転中は荷から気をそらさないで ください。
● 荷を揺 らせるような運転はしないで ください。
※押ボタ ン操作でプラッキング (急逆転)や インチング (寸動運転 )を 多用 します
と荷 くずれを起 こし大変危険です。
● 地球づ り (建屋構造物 に引 つ掛 ける操作など)を しないでください 。
● 使用前に押ポタンの動作を確認 し、押ボタンが円滑に動作 しないときは運転 しない
でください。
● 押ボタンスイッチの指示 と違う方向に動 くときは直ちに運転をやめてください。
● 使用前にブ レーキの動作 を確認 し、プ レーキが確実に作動 しないときは運転 しない
で ください 。
● 損傷を受けたり異音や異常振動がするシルバ ーウインチを運転 しないでください。
● ワイヤ回―プの ドラム巻 き込み作業は単独で絶対 に行わないで ください。
※事前に合図などを十分 に確認 しておき、作業指揮者の指揮 により、専従の運転者
の操作 によつて行つて ください。
● ワイヤロープの長 さが作業揚程 に対 して適当であるかを事前に確認 してください。
● ワイヤロープの端末は、 ドラムに所定の方法で確実 に固定 してください。
● 余巻 きは3巻 以上必ず確保 してください。
● ワイヤ ロープが乱巻きにならないようにして ください。
※基礎 となる最初の 1段 (地巻 )を 強 く張 つて平均 に巻いてください。
● ワイヤ ロープに次の異常があるときは絶対に運転 しないでください。
・素線の断線 したもの
・直径の減少 (公称径の 7%以 上減少 したもの)
。キンク状態 となつたもの
。著 しい形 くずれ (ス トラン ドのへ こみ、心綱のはみだ し)、 又は腐食 したもの
・鋼索油のな くなつたもの
● シルバーウインチ本体や宙吊 りした荷などに電気溶接 しないでください。
注
●
意
● ● ● ●
定格電圧以外では使用 しないでください。
吊り荷をほかの構造物や配線などに引つ掛けないで ください。
押ボタンコー ドを強 く引 つ張 らないで ください。
ワイヤ ロープを直接荷に巻 きつけないで ください。
③
運
転
と 操
作
に つ
い
て
(続 き)
△ 注 意
● シャープエッジ (鋭利な角)に ワイヤ ロープを接触させないで ください。
● 時間定格を超える使用 は絶対にしないで ください。
● 本体に取 り付けられた、警告および注意表示の銘板やラベルを外 したり、
不鮮明なまま使用 しないで ください 。
● 玉掛けは正 しく行 つてください。
● 巻上げは、ワイヤ ロープが張 つたところでいつたんFILし てください。
● 押ボタ ンの回 りにじんあい、砂などがたい積 しないよう常に清掃 してください 。
4.衝
事 手 点 議 貪 、 革 attに
③
三⊃ い マ=
危
険
● 富士製作所純正部品以外は絶対に使用 しないで ください。
●
●
●
●
保守点検 、修理を実施する前に必ず電源を遮断 してください。
保守点検 、修理は、事葉者が定めた専門知識のある人が行つてください。
保守点検 、修理をするときは、必ず無負荷状態で行つて ください。
保守点検で異常個所があつたときは、そのまま使用せず直ちに補修 してください。
●
△ 注 意
● 保守点検、修理を実施するときは、作業中の表示 (,『
点検中』や
『
通電禁止』など)を 必ず行つてください。
0
ご注意
● 分解、組み立てを伴 う検査項 目は必ず指定の修理工場 あるいは弊社 にご用命 ください。
ルの
ボ
注意
喚
起シン
説明
ン
の
渕レ
で
る
は鳴陶を
げ
も
す
告
。脆険
信
罰
◇シ
ン
ルは「
の
ボ
で
を
△ シ
意」
も
す。(注
意
注
告げる
信
号)
ン
の
の
詢レ
です。 脆険
を
は噛電
恐れ
あり
も
」
告げる
信
罰
◇ シ
ン
こ
ルは
の
ボ
で
止の
と
を
止
禁
ある
も
す。 {禁
行
為で
告げる
信
号)
cs)シ
ルは
の
ボ
で
たり
たり
する
も
す。 (強
行
為を
強
││し
指
示し
容を
内
告げる
制
信号)
0シ ン
ー
い
スを
ルは「
の
ボ
てく
で
必ず
ア
だ
さ
を
も
す。 (強
接
続し
」
告げる
制
号)
信
0シ ン
3 . 仕様 表 ――――――――――――――- 2
しい運転 ・操作 と注意事 項 ――――- 6
- 1 . 玉 掛 けに つ いて
-2.荷
の巻 き上 げ、巻下 げ
- 3 . 操 作 スイ ッチに つ いて
-4.安
全 な作 業 の ため
一――――一- 2
4 . 外観 お よび各部名 称 …―
10.保
―――一一―- 1
1 , 法的義務 に つ いて 一――
9.正
2 , 梱包 を解 い た ら 一――――――――- 1
5。
使用環境上 の ご注 意 一――――――- 3
管 方法 につ いて 一―――――――一一- 9
線 図 一―――――――一――――一――- 9
11.配
6 . 据え付 け ――――――一――――――- 3
- 1 . 本 体 の 取 り付 け
- 2 , 電 気配線
13.分
障 の 原 因 とその処 置一覧 ――――- 1 0
12.故
解方法 ―――――――――――――- 1 1
守 点検 ―一――――――――一――- 1 3
- 1 . 日 常点検
―――
―- 5
-2.月
8 . ヮイヤ ロー プにつ いて 一――
例 点検
- 1 . ヮイヤローフ°の選定
-3。
年 次点検
…2 . ヮイヤローフ°の 取 り付 け
- 3 . ヮイヤローフ°の 巻取 り作業
15,品
質保 証 につ いて 一―一―一――――- 1 5
7 . 試運転 ――――――――――――――- 4
ご注意
14.保
● この取 扱説 明書 は、事前 の予告 な く一 部 内容 を変更 する こ とが あ ります。
■
力 鍼 白勺 義 義 邪 籍
に
ノ
い
¬ご
シル バ ー ウイ ンチを安 全 に使 用 して いただ くため 、事業者 は使 用す る人 に労働安 全衛生法 で定 め
る安 全教 育 を行 う義務 があ ります。 ( 法第 5 9 条 )
た
も
ので
、
者から
事業
指
名さ
◇危険0需電老
弟
[L「
ム
8ぼ
青
児善
な;事
翼ド
呑
1読
纂3警
ご注 意
ご注 意
● シルバ ー ウイ ンチ をク レー ン、 簡易 リフ トと して使 用 す る場合 は、使用形態 や吊 り上
げ荷 重 によつてはク レー ン構造 規格 ・簡易 リフ ト構造規 格 の適 用 を受 け、法的手続 き
が 必 要 とな ります。
※ガ イ ドレー ル に沿 って 昇降す る搬器 に載せ て 、荷 のみ を運搬 す る事 を 目的 とす る機
下 の もの
械 装置 の うち、搬器 の 末面積 は l m 2 以 下 、又 は天丼 の 高 さが ■. 2 m 以
( 建設用 リフ トを除 く) を 簡 易 リフ トとい う。
又 、搬器 の 床面 積 が l m 2 を 超 え、天丼 の 高 さが 1 . 2 m を
超 え るものは 「エ レベ
ー タ」 とみな され ます 。
(労
働安 全衛生 法施行 令 1 条 )
● ウイ ンチ運 転 に於 ける関係法令 は以下 の もの です。必要 に応 じてご参 照 くだ さい。
労 働安全 衛生法 ( 前文 中では法 と略記 )
労 働安全衛生規則 ( 前 文 中で は則 と略記 )
労 働安全 衛生法 施行令
2.梱
包
を
解
い
た
JЬ
シル バ ー ウイ ンチ は一 台 ごとに 十分 に調整 し、試 運転 を行 った上で 出荷 してお りますが 、輸送 中 の
衝撃 等 に よる損傷 の 可能性 も皆無 と言 え ませ んので 、梱 包 を解 かれ た ら念 の 為次 の事項 を点検 して
くだ さい。
1 . ご 注文 の 仕様 の ものか 。 ( 銘板 を確 かめて くだ さい。 )
2 . 輸 送 中 の 取扱 い によ り損傷 を受 けて いないか 。
3 . 付 属 品 の 欠 品、脱落が ないか確認 して くだ さい。
4 . 各 部 のネ ジお よびボル トに異 常 はな いか 。
※ 本 体 に同梱 され て い ます付属 品は取扱説 明書、部 品表 、 六角棒 レンチ ( 呼び 4 又 は 5 ) 、御使用
者 カ ー ドの 4 点 で す。 また、 S X 型 は更 にア ー ス コー ドA s s ' y が付属 されて い ます。
-1-
型
度
速>
n
プi
m
・/
口m
格<
定
定 格 荷 重 50H2
(kg)
60H2
50Hz
60Hz
使 用 ロ ー プ 径
3.仕
様
SX…103
SX…201
300
300
180
SX…101
180
150
11.0
13.5
電 動 機
式
出
力
極
数
電圧 。電流
締
荷
自
制
時
0.75 kW
4 P
単本
目100V/50Hz 9.2A
100V/60Hz 8.4A
B
150%
TX‐305
TX‐310
1000
TX-403
360
TX‐405
600
60Hz
500
1000
300
5.5
2.4
16.0
500
10.5
6.5
2.9
19.0
08
010
60.0
06
電 動 機
絶
※
以上
2点 押釦 スイ ッチ によ る直接操作
89.4
89.4
160.2
全
0.75 kW
TX…505
TX‐510
600
1000
500
14.5
1000
5.7
360
300
22.5
6.8
27.0
φ10
φ6
60.0
160.2
1000
1000
12.5
φ8
ぎ
TX‐503
TX-410
600
8.0
9.5
17.5
φ8
φ10
89.4
60.0
冷型
2.2 kW
1.5 kW
4 P
3‖ヨ200Vノ50Hz 9.5A
200V/60Hz 8.8A
220V/60Hz 8.OA
3相 200V/50Hz 6.9A
200V/60Hz 6.2A
220V/60Hz 6.OA
3相 200V/50Hz 3.7A
200V/60Hz 3.3A
220V/60Hz 3.2A
B種
縁
F
負 荷 時 間 率
制
種
25% ED
50Hz
電圧 。電流
3本目200V/50Hz 3.7A
200V/60Hz 3.3A
220V/60Hz 3.2A
単相100V/50Hz ll.OA
100V/60Hz 10.4A
璽
力
φ6
51.1
全 閉 自冷 型
コ ンデ ンサ ー 始 動 、 コ ンデ ンサ ー 運 転 形
0.4 kW
量
数
9.0
11.0
89.4
法
出
19.0
22.5
08
06
方
極
2.4
2.9
010
60.0
5.5
6.5
二 焦‖ 動
型
300
300
1.0
―
定格 ロー プ速度 50Hz
(m/min)
60Hz
使 用 ロ ー プ 径
ロー プ巻取長 さ (m)
150
9.0
御
格 何
(kg)
1000
19.0
率
型
疋
500
22.5
51.1
TX‐303
TX-301
180
1000
5.5
コ ンデ ンサ ー始 動 形
SX-210
600
6.5
縁
間
SX-205
SX-203
300
300
150
ロ ー プ巻 取 長 さ (m)
型
表
種
25% ED
― キ 割l 動 窒
150%
以上
御
方
法
2点 押釦 ス イ ッチ によ る直接操 作
定 格 荷 重 ・速 度 は ドラ ム 3 層 目 の 表 示 で す 。
4.外
観
お
よ
び
各
部
名
称
( 仕様 例 : S X - 2 0 5 型
ケ ー シ ング
ブ レー キ カ バ ー
モ ー タフ レーム
ギヤボックス
ドラ ム
電源 コ ー ドA s s ' y
ベ ース
操 作 スイ ッチ
-2-
)
5.使
ご 注 意
用 環 境 」二の
〉危 険 0 使 用条件を確認して正しくご使用ください。次の条件での設置や、ご使用は大変危険
ですのでお避 け くだ さい。
・- 1 0 ℃ 以下 の低温 、 4 0 ℃ 以上
の 高温 、 9 0 % 以 上 の 高湿 の場所 。
酸や塩 分の多 い場所 。
。有機溶剤や爆発性粉 じん
な どの あ る場所 。
足
※動作不良 の原因に
な ります。
※引火爆発 な どの
危険があ ります。
※各部 の傷 みが激 しく
強度 も落 ち危険 です 。
補
。一般粉 じんの多 い場 所 。
●屋 外設置 は屋 内 に比 べ ます と、当然 内部 の 錆や絶 縁低 下 の進 度 は大 き くな って きま
す ので 、 な るべ く直接 風雨や 雪 か らお守 りいただ くよ うな ご配慮 をお願 い します 。
●環 境 が悪 い場所 での ご使用 に際 して は、各 部 の傷 みが激 しくな りますので 、頻繁 に
点検 を行 って 常 に正常 な状態 で ご使 用 くだ さい。
※ 低温 で の強度 低下 、ケ ー ブル 劣化 、高温 でのモ ー タ過熱 、絶縁劣 化な ど。
6.据
え
付
け
◇危険●婆
早91;:智
諄?9鼻
贔橿
合
撃
菅豚
濾
Ъそ
れ
があり
塁雀
雰
鍵
晟
暑
墓
叢f喜
、
大
変
危険
です。
6-1.本 体 の据 え付 け
C〉危 険 0通
ウインチ を据 え付 ける場合 は設置場所 に十分な強度が あることを確認 して く
警││「
◇危険0農2纂
:懸訴孫κ
T創難響[基
書鶴漢
に取 り付 けて くだ さい。
型
式
SX-101,1( 3 , 2 0 1 , 2 0 3
TX-101_nf 1
5スーZUD,ZI U
TX-305,31 0,403,405
TX-410.5〔3.505.510
ヨ又小†ガマリレ ト
M12
M16
C 〉危 険 0 設 置 場所 は作業状 態 を常 に把握 で きる見通 しの良 い場所 を選 んで くだ さい。
●や む得 ず 、見通 しの悪 い場所 で運転 しな けれ ばな らな い場合 は、合 図信号 の 方法 や
緊 急停止 の 方法 な どを十分検 討 し、誤操作 のな い よ うに注意 して運 転 して くださ い 。
△ 注 意 0 標 準仕様 の ウイ ンチは据 置 タイプ であ りますので、据置 以外 の取付 方 法 を採 用 され る
場合 は仕様 変更が必要 とな りますので ご注意 くだ さい。
※屋 外 にて壁取付 お よび逆 さ取 付で ご使 用 にな られ る場 合 には 、防雨対策上 、仕様 変
更 が必要 とな りますの で、そ の 際 に は当社 へ ご相 談 くだ さ い 。
補
足
● また、 ウイ ンチ を壁取 付 にされ る場合 、屋 内外 を問わ ずモ ー タが竪 方 向にな るよ う
な取付 は行 わな いで くださ い 。
●取 付方法 に よ リグ リースの増 量 が必 要 とな ります 。 1 3 P の 表 を参照 くだ さ い 。
△ 注 意 0 フ リー トア ング ル は 2 ° 以下 に して くだ さい。
っ。
I′
、
て
※ ウイ ンチ ヘ のス ラス ト荷重 を軽減 し、故 障 をな
くす るため、 またワイヤ ロー プの巻 取 りをス ム
ー ズに行 い 、か つ ワイヤ ロー プの傷 み を少 な く
す るため にもフ リー トア ングル は 2 ° 以下 に し
て くださ い 。
補
足
トア ン グル を 2 ・ 以 下 に す
滑車 は ドラ ム幅 内側 の 中央 に設置 して くだ さ い 。 フ
SX-203.TX-301
SX-205,TX-210,TX-305,TX-310
TX-403,TX-405,TX-410,TX-503,TX-505,TX-510
6-2.電 気 配線
電 気 工 事 は電 気設備技術基 準 、お よび内線規定 に従 つて 行 つて くだ さい。
ス
アー
のほ
い
た
てく
ださ
、
。ま
行つ
◇危険O F 電
舌
番
で雇
省著
Fを
叢5 符
療
薫甕
題
畠た
黒
基
是
※ S X の 場合 、付属 のア ース線 を用
いて ベ ースの 下側 にあ るア ー ス端
子 か らアー ス を設 置 して くだ さ い 。
※ T X の 場合 、電源 コー ドの 4 線 の
内、緑色 の 1 線 を開閉器 のア ー ス
端子 に接続 して くださ い 。
緑 色 が ア ー ス線
ア ー ス端 子
開閉器 の ア ー ス端 子 ヘ
アー ス コー ド
△ 注 意 0 電 源 は定格 電圧以 外 で は使用 しな いで くだ さい。
△ 注 意 0妻
: : ミす ぎます と電 圧降下 を起 こ し、容量不 足等 の故 障 の原
橿 轄 百 三 雫薦轟 幕
因 とな ります。下表 を参照 に して適 切 な電線 を使 用 して くだ さ い 。
`=亨
SX-201.203i205,210
SX-101,103
ご注意
本表 は標準仕様 の 操作 コー ド ( 3 m ) に 於 け る数値 です。 操作 コー ドも変更 され ます
と、 これ に ともな って 数 値 も異 なって きます 。
ー
タ
△注意0翼
FPモ
害
マ
蒼
じ
モ
修
ぢ
最
符
轟
曇
こ
ごとの プ レー カ容 量 は右表 とな ります。
各機 種
ア レ …―力 累己lE
ウ イ ンチ 型 求
OA
SX-101,103
6A
SX-701.203.205.210
4A
TX-301,303,305,310
7.lA
10A
TX-403,405,410
TX-503.505.510
◇危険0隻蓄臀
ぃ
発さ
。
蓼
晶∵
層
FT:5遮
慕誘惑語
雪
顧磐目
押 ボタ ンスイ ッチの巻上 げ 、巻下 げを押 して次 の 事項 を確認 して くだ さい。
-4-
危 危
◇◇
険 0押
ボ タ ンス イ ツチの動作 を確認 し、円滑 に動 作 しな い と きは運 転 しな いで くだ さい。
く
険●
露を
漏是
曹口
雪急
ろ
色
2零
督
進
轟
F動
善
ム
※ ー ン
の
ケ シ グ の 矢 印 が巻 上 げ 時
転 方 向 を示 して い ます 。
ドラ
巻上 時 ドラム
回転 方 向
回
∩
螂
逆 回転 した ら→ 2線 を
※ T X の 場 合 は逆 方 向に回転 した時は電源
の ア ース 線 を除 く 3 線 の 内、 2 線 を入れ
替 え して くださ い 。
◇ 危 険 ● 損傷 を受 けた り、異音 や異 常振 動が す るもの は運転 しな いで くだ さい。
〈
0 危 険 ③ ブ レー キの動作 を確認 しブ レー キが確 実 に作 動 しな い ときは運転 しな いで くだ さい 。
△ 注 意 ● 本体 に取 り付 け られ た、警告 お よび注 意表示 の銘板 や ラ ベ ル を外 した り、不 鮮明 な ま
ま使 用 しな いで くだ さい。
8.ワ
イ
ヤ
ロ
ー
プ
に
ノ い
て
8 - 1 . ヮ イヤ ロ ー プの 選定
◇ 危 険 0 機 種 の容量 、揚程 に合 つた ワイヤ ロ ー プ を使 用 して くだ さい。
だ さい。
◇ 危 険 o異
裔 魔 葬 写】 塚F 某 馨 影 弱 湾 を 3 む 〔警曹 k F く
集暮 冒悪 τ 馨蜃 瀾
ロ プ に異 常が見 つか りま した ら、直 ち に新 品 ワイヤ ロ ープ に交
◇ 危 険0眠
tttT宅 ?ス fヤ
※異 常項 目につ いて は、本取扱 説 明書 1 3 P の 日常 点検 項 目を参照 くださ い 。
8-2.ヮ
イヤ ロ ー プの 取 り付 け
ワイヤ ロー プ端末部 を下図 の よ うにワイヤ ロー プ取付 穴 に入 れ、反対側 に完全 に突 き当た る ま
で差 し込 み、最後 に六角穴 付止 め ネ ジで しつか りと締 め付 けて くださ い 。
◇ 危 険 0 ワ イヤ ロ ー プ 端末 の取 り付 けは上記の方法 で確実 に行 つて くだ さい。
◇危険o交馨長t昌
警場
大
変危険です。
十常百
喜攘
岩
重が
掛かると
言サ
叢存兵だ
②確実に締める
ワ イヤ ー 先端 にテ ー プ
を巻 くと作 業 しや す い
こ
3巻
と
の
上
以
確
保
巻き
↓余
荷重 方向
-5-
8 - 3 . ヮ ィャ ロ ー プの巻 取 り作 業
〈
0危
険 ● ワイヤ ロープ の巻 取 り作 業 は単 独 で絶 対行わ ないで くだ さい。
※事 前 に合 図な どを十分 に確認 してお き、作 業指揮 者 の 指揮 に よ り、専従 の 運転者 の
操 作 によつて行 つて くださ い 。
△ 注 意 0 巻 取 り作業 は地巻 が しつか り していな い と、 ワイヤ ロ ー プが 傷 んだ り、食 い込 みの原
因 にな りますので 、で きるだけ ワイヤ ロ ープ を強 く引 きなが ら整然 と巻 き込 んで くだ
さい。
※特 に最初 の 1 層 目を強 く張 つて 平均 に巻 く事 が大 切で す。
ロト し い 撻廻 車云
9,
Ⅲ 蓼 酵 fTだ ヒ えL贅 讚 ヨ諄 珂頁
◇ 危 険 ● 操作 に必要 な教育 を受 けていない人 には、使用 させないで くだ さい。
9-1.玉 掛 けにつ いて
◇ 危 険 0ワ
イヤ ロ ー プ端末 と吊 り荷 との取 り付 けは確実 に行 つて くだ さい。
危険0慧
C〉
量
髯
員
マ単号
漂
弩
貴,蒼
農
して くだ さい。
用
※ 安全率 : 玉掛 けチェーンは5 以上
°
玉 掛 けローフ は6 以上
ャ ープエ ッジ ( 鋭 利 な角 ) に ワイヤ
ロープ を接 触 させ な いで くだ さい。
△ 注 意 ● ワイヤ ロープ を直接荷 に巻 きつ けない
で くだ さい。
△ 注 意 0シ
9-2,荷 の巻 き上げ、巻下げ
でく
◇危険③嚢鼈冒
増型5 お
馨モλ
扉翼ま
胤績線
発 生 し た り、 他 の 部 品 の 故 障 を 招
き 、 事 故 に つ な が り危 険 で す 。
必 要 以 上 の ワ イヤ ロー プ長 さは 巻
太 りに よ り過 負 荷 の 原 因 に な り ま
す 。 ワ イ ヤ ロ ー プ が トラ ム に 巻 取
られ る 層 数 に よ り、 巻 き 上 げ 可 能
な荷 重 や ロー プ速 度 が 変化 しま す 。
次 表 を ご 覧 くだ さ い 。
□ 一 プ 巻 取 層
数
と
定
過負荷
格
荷
重
ウ イ ンチ 型 式 と 『
ロープ
周波数
50Hz
巻取層数
SX-101
SX…201
TX‐301
SX‐103
SX…203
TX‐303
TX¨403
TX‐503
1∼ 3
1 80kg
5
146kg
300kg
293kg
360kg
299kg
276kg
239kg
6
8
1∼3
60Hz
5
1 50kg
122腋
300kg
244kg
6
8
-6-
関
係
荷重
SX-205
丁X-305
丁X‐405
TX-505
600kg
SX…210
TX…310
TX…410
丁X¨510
1000kg
480kg
931kg
437kg
300kg
500kg
1000kg
249kg
230kg
1 99kg
400kg
364kg
776kg
プ数
口巻
周波数
― プ 巻
一
明
□
層
と ロ ー プ 速
数
3
11 0
″
ウ イ ンテ 型 式 と ロー プ 運
SX-103
SX-201
SX…203
丁X-301
TX-303
69mノ 分
4 2 m ノ 分 14.7mノ
″
″
″ 19.0
90
55
`)
5
1■ 4
″
67
″
104
135
165
″
″
5.0
65
7.9
″
17.4
″
″
SX-101
85mノ
1
50Hz
取
分
度
60Hz
5
″
″
7.5
″
8.5
″
4.8
″
11 0
″
65
″
2.0
2.9
″
22.5
″
″
,75
″
134
″
Ul
″
じ.′
″
8.9
″
プ数
口巻
一
明
50Hz
60Hz
◇危
と ロ
ー プ
TX-405
丁X¨403
TX-410
8
Z4.U
3
15.lmノ 分 9.4mノ
″ 125
19.0
5
,つ 父
″
6
24.7
″ 17.1
8
28.5
″
5
速
度
″
の
ンチ 型 式 と ロープ
6
3
SX-210
丁X-310
1.7m/分
2.4
″
″
3.0
11.0
7.8mノ 分 40mノ 分
12.7m/分
″ 57
″
″ 105
160
〃 ′.3
″ 13.1
″
19.2
″ 14.4
″
208
1
SX-205
TX…305
″
23.2
6
周波数
関 係
4.lm/分
″
5.5
″
6.8
6
3
の
度
″
TX-505
TX-503
10.9mノ 分 56mノ 分
17.9m/分
″ 145
″
″
22.5
8.0
″ 10.3 ″
″ 18.0
27.0
″ 198
″
29.3
″
R3R
1■ ■
″
″
″
21.5m/分
13.lm/
4.8m/`
″ 270
″ 175
″
6.8
″ 32.4
″
″ 91 R
8.7
″ 24.0
″
35.1
″
40.6
険 ● 荷 を揺 らせ る ような運 転 は しな いで
くだ さい。
※押 ボタ ン操作で プラ ッキ ング ( 急
逆 転 ) や イ ンチ ング ( 寸動運 転 )
を多用 します と荷 くずれな どを起
こ し大変危 険で す。
9.5
122
″
″
さい。
※無 理 な力 が加 わ り本体 破損 の 原
因 にな ります。
◇ 危 険 ● 吊 り荷の反 転作業 は行 わ な いで くだ
さい。
※ 異常 に大 きな衝 撃 が発 生 す るおそ
れ があ ります。
張 つた り しな いで くだ さい。
※断線 のお それが あ ります。
6.7m/翁
◇危険●智
:│そ
ぞ搭
劉群認懸
嚢昇思≦
晉
△ 注 意 0巻
△ 注 意 ③ 操作 コー ドや電源 コー ドを引 つ
TX-510
き上 げ は ワイヤ ロ ープが 張 つた
ところで い ったん 停止 して くだ さ
い 。
※地 離れ の 衝撃 をや わ らげ ること
がで きワイヤ ロープの 傷 み も少
な くな ります。
― _
9-3.操 作 スイ ッチ に つ いて
操 作 ス イ ッチで 『上 』を押 す と上昇 し、離 す と停止 します。
『下 』を押 す と下降 し、離 す と停 止 します。
△ 注 意 0て
ゝ 薔 畠 見 り ます。
沐
暴 係車勇籠 _ ; 弓 藻 零 』 轟 轟 % け f ∴ 復 珈
△ 注 意 ● 操作 スイ ッチの回 りに じんあ い、砂 な どが た い積 しな い よう常 に清掃 して くだ さい。
9-4.安 全 な作業 の ため
。 危
危険Q曼
C〉
な◇
稔
絶嘉
農
席忘
異含
踏
置足
Fl函
険 ③ 吊 り荷 の下 に入 らな いで くだ さい。
″
。
気一
いで くだ さい。
※ 吊 つ た荷 は不安定 で、人 の転 落や
荷 が落下 す るお それが あ ります。
名
◇ 危 険●
運転位置 を離れな
奮1 言 是警議「
い
ら
さ
な
で
ら
そ
気を
●〒
●zlI呈
△危険
y ◇危険
臓
霧
害
横
献
港
害
石
9客
思
[そ
F
か
ズ
※立
る囲いや標示 を設
ち入 り禁止す
けて ください。
`
0麟 冨魏L誓ぞ
◇危険
落
:苦
「し
◇ 危 険 0ウ
イ ンチ本 体 や宙 吊 り した荷 な どに電気溶接 しな いで くだ さい。
△注意●雷ヮ〒
D最
、
1 5 0/ 回
えな
警
奢援半塞
じ隼
大
始
動頻度
h超
を
醤墓: :E発
警喬畠
壻
昌讐
費
暮緯
い範 囲で ご使用 くださ い 。
転 時間
舎 : 倉 量喜醤
゛
ン
チンク 回数 を含 む )
最 大始動 頻度 ■時間 当た りの押鋼 を押 す 回数 ( イ
モ ー タの焼 損 を防 ぐ為 、負荷 時間率 、最大始動頻 度 は絶対 にオ ーバ ー しな いで くだ
さ い 。 尚、定格範 囲内で の 使 用 に於 けるモ ータの温度 上昇 は異常で はあ りませ ん 。
モ ー タが許容温度近 くにな ります とモータ フ レー ムは 8 0 ℃ 程度 とな り長 く触 れ て
い られな くな ります。 ちなみ に、 6 0 ℃ で は 5 秒 程度 触 れて い られ る状態 です。
負荷 時間率 ( % E D ) = 7 〆 │ 百 ― X 1 0 0 ( % )
-8-
■ 0.
僣程 確彗 ノゴ カな に
つ
い
て
シル バ ー ウイ ンチは屋 外 で使 用で きますが 、長期 間雨 ざ らしに します とブ レー キ カ バ ー 内に水 が
入 り、発錆や絶 縁不 良 を招 き思 わぬ トラブル を引 き起 こ す事 が あ ります。屋外設 置 の場 合 は防雨
カバ ー を付 け るな ど して 、本 体 にな るべ く直接雨水 が掛 か らな い よ うな ご配慮 をお願 い します 。
△ 注 意 ● 雨 ・霧 にさ ら した り湿気 の多 い所 には、な る べ く放 置 しな いで くだ さい。
△注意o量響 意 :危
T留
春
督9鐘
暮
主諄
是な雫事ス
農嘗=象
呂
F暮
事3お
冒
岳暮 裏
墓
程農お
転 を して、滑 り、 その他 の故障 が ない事 を確 認 した上 で、 ご使 用 くだ さい。
■
■ .酉 己線
図
SX‐210
T X ‐3 0 1
403
503
TX‐310
■ 2.
故
障
の
原
因
と
く=の
処
置
―一 覧
ご注 意 ● 本機 の主 な故 障 の原 因 とそ の 処置 につ いて 下記 に示 します が、実 際 の修 理 を行 う場合 、
比較的 高度 な専 門技 術 を要 す る個 所 もあ り、その ため修理 ミス に よ り事 故発生 も危ぶ ま
れ ます 。弊社 と しま して もその よ うな場 合事故 責任 を負 いかね ますので 、修理 は必ずお
求 めの販売代 理店 、あ るいは 弊社 に ご用命 くだ さ い 。
危
危
C 〉危
◇ 危
〈
危
〇〉
△ 注
険 ● 製 品 お よび付属 品 の改造 は絶対 に しな いで くだ さい。
険 ● 富士製作所純正部 品以外 は絶対 に使用 しな いで くだ さい。
険 ◇ 修理 を実施 す る前 に必 ず電源 を遮断 して くだ さい。
険 0 保 守 点検修理 は、事業者 が定 め た専門知識 の ある人 が 行 つて くだ さい。
険 0 修 理 をす る ときは、必 ず空荷 ( つ り荷 が な い ) 状 態 で行 つて くだ さい 。
意 0 修 理 を実施 す る ときは、作葉 中 の表示 ( 『点検 中 』や 『通電禁 止 』な ど) を 必 ず行 つ
て くだ さい。
モ ー タが
しな い
電源 が入 つて いない
モ ー タが うな り
動かない
く いつ き
押ド タンの指 示 と異
な つた 動作 をする
゛゛
モータ
ハ ナスイッチ
`D力
にな つ て い る
の Sと Tを 入 れ替 える
で きな い
゛
ギ甲ホ タンスイッチ0
通チェック後 、損傷部 品 を交換
下 げ で きな い
-10-
曾 ユニ: ′・1 ご P : ′ 1 守
も
時 、 フ レーキが滑 る
モータが 異 常 に
■ 3.
ジ)メ 嬰Fブゴ カ餞
前項 の故 障 の 原 因 とそ の 処置 一覧 の 中か ら、※印項 目に つ いて 更 に具体的 に分解 の 方法 と処置 を
以下 に示 します 。
部 品構成 につ いては部 品図 を参照 し、実施 して くだ さい。
※ ―①
電磁 ブ レーキ部 の隙間調整方法
ブ レーキが 摩 耗 します とブ レーキ が滑 つ
た り、 またブ レーキ が解放 せず ウイ ンチ
が動作 しな くな つ た りします。各 機種毎
の ブ レーキ 隙 間 の 限界値 は右表 とな って
い ます。調整 は一 回 のみ 可 能です ので 、
再 度 、隙間が限界 を超 え ます と 電磁 ブ レ
ー キ の交換 が必 要 です 。
。
① 先 ず電源 を切 つて くださ い 。
② 。 十字穴付 ナ ベ 小ネ ジを外 し、 プ レーキ
カ バ ー を取 り外 して くだ さ い 。
③ . 隙 間 ゲ ー ジで現 在 の ブ レーキ 隙間 ( 構造 図 の空
隙 a ) を 確認 して くだ さい。
ブ レー キ カ バ ー
隙間 ゲ ー ジで測定
④ 。ブ レーキ隙間が上表の限界値 に達 して いた ら、構造 図の空 隙 a に 隙問ゲー ジを差 し込み、調整
ナ ッ ト3 カ 所 を回 し、空隙が平均かつ 規定値 の範囲にお さまるように して調整 して くださ い。
① . ステーター
② . コイル
③ . トルクスプリング
④ . リー ド線
⑤ .アーマチ ュア
゛ー
ローター (フレ
キ
板)
⑥。
.
プレー
ト
⑦
ローターハ ブ
③。
⑨ . カラー
⑩ . スタッ トボル ト
⑪ . 調整ナッ ト
⑫ . 補助スプ リング
ロータースプ リング
⑬。
ご注 意 ●再組立 の際 には、差 し込み プ ラグ の接続 不良、 リー ド線 とプ レー キ回転 部分 との接触 の
有無 、プ レー キ カバ ー と リー ド線 の噛み込 み に よる損 傷 な どが起 こらな いよう に配線 経
路 に十分注意 し、組 立 を行 つて くだ さい。
※―②
電源装置 の調査 ・交換
押釦 ス イ ッチを押 して も、電磁 ブ レーキが 解放 しない場 合 ( 『 カチ カチ 』 とブ レーキの 動作音 が し
ない場合 ) の 主 な原 因 と して は以下 4 項 目が考 え られ ます。
( 2 ) 電 磁 ブ レー キの故 障
(1)電 源 装置 の 破損
( 3 ) コ ネ クタ ーの接続 不 良
ー ド線 の 断線
(4)リ
ところで電源装 置 は リー ド線 の 端子 が露 出 して いな い為 、電源 装置単体 で はテ ス ターに よる導通 チ
ェ ックがで きませ ん。 よって 、電磁 ブ レー キ、 リー ド線 及び コ ネ クタ ー部 の接続 部 に異常 が無 く電
磁 ブ レーキが動作 しな けれ ば、電源 装置 が破損 して い る とほぼ判断 で きます。
① . 先 ず電源 を切 って くださ い 。
② . プ レーキカ バ ー を取 り外 して くだ さい。電源 装置 は プ レーキカ バ ー に内蔵 されて い ます。
③ 。 電磁 ブ レーキの リー ド線 と電源 装置 を接続 して い る コ ネ クタ ー の 接続 を外 し、電磁 ブ レーキ コ
イル の導 通 チ ェ ックと抵抗値 を測定 して くだ さい。
電磁 ブ レーキ 、 リー ド線 、 コ ネ クタ ー 部 に異常 が無 ければ電源 装置 を交換 して くだ さい。
各機 種 の電磁 ブ レーキの コ イル抵抗
値 は右表 の 通 りで す。
測定 した抵 抗値 が右表 と大 き く異な
って いる場合 には、電磁 ブ レーキ を
交換 して くださ い 。
ブ レーキの 温度 が上昇 して い る場合
は、温度 が周囲温 度 まで下が つてか
ら測 定 して くださ い 。
※―③
-101,SX-103
BXL-10-10-A-4
324Ω
± 10%
電磁 ブ レー キの交換
電磁 ブ レー キが破 損 して いた場合 は接 続
して い るコ ネ クター を外 し、 3 本 の六 角
穴付 ボル トを取 り外 し電磁 ブ レニ キ を外
して くだ さい。
電磁 ブ レ=
スプ リング
ご注 意 ● 一部型 式 によつては □―タ ーハプ に防振 用
の小 さな スプ リングが付 いている ものが あ
ります ので、取 り外 しの際 には十 分注意 し
て取 り扱 つて くだ さい。
-12-
※―④
ウイ ンチ型 式
壁 取
l(垂 直 〕
ドラ ム
bX-lUl,SX-lU3,bX―ZUl
SX-203.TX-301.TX-303
SX-205,SX-210,TX-305
TX-310,TX-403,TX-405
TX-410,TX-503,TX-505
TX-510
付>
取さ
井逆
天<
付>
取平
準水
標て
グ リー スの 交換
( 新 日本 石 油 ) を 使用 し
本機 の 油脂 は特殊 グ リースパ イ ロノ ックユニバ ーサル 0 0 0 号
てお り点検 、交換 はほ とん ど不要 です。
しか し、高温 域や高頻度 で 使用 され る場合 には定期 的 に点検 され る事 をお奨 め します 。
又 、点検等 に よ り流 失 したグ リー スは補 充 が必 要です 。 ウイ ンチ は取付 方 向に よ り、 グ
リー ス量 を増 量 す る必要 が あ ります。下表 を参照 して グ リー ス を増量 して くだ さい。
ドう ノ
.下
0.6′
1,0′
1,0′
1.0′
1.5′
2.5′
3.5′
2.5′
なお、特殊 グ リース であ る為、他 社 メ ー カ ー に同等 品 はあ りませ ん。必 ず、パ イ ロノ ッ
クグ リース 0 0 0 号 をご使用 くだ さ い 。最寄 りのガ ソ リンスタ ン ド等 で入手 で きな い場
合、お買 い上 げ代理店 を通 じ、弊社 へ お 申 し付 け くだ さい。
■ 4.
僣程 ギ テ メヨ 布象
故 障 に対 す る基 本 的な対策 は、保守 点検 に よ る予 防的措 置 を行 う こ とです 。そ の ため に も、 日常点
検 、月例 点検 、年次点検 を確 実 に実施 して くださ い。
比較 的高度 の専 門知識 を要 す る月例 、年次 点検 に つ いて は弊社 の 指 定 す る専 門 の 修理店 で行 つて く
ださい。
◇ 危 険 0 保 守 点検 、修理 は、事華 者が定 めた専 門知識 の ある人が 行 つて くだ さい。
◇ 危 険 ◇ 保守 点検 、修理 を実施 す る前 に必 ず電源 を遮 断 して くだ さい。
◇ 危 険 0 保 守 点検 、修理 をする ときは、必 ず空荷 ( つ り荷が な い ) 状 態 で行 つて くだ さい。
く
危 険 0 保 守 点検 で異常個所が あ つた ときは、 その ま ま使用 せず 直 ち に補修 して くだ さい。
〇〉
△ 注 意 0 保 守 点検 、修理 を実施 す る ときは、作 業中の表示 ( 『 点検 中 』や 『通 電禁止 』な ど)
を必 ず行 つて くだ さい。
14-1.日
常点検
毎 日作業 を始 め る前 に空荷 の まま運 転 して 、次 の 事項 に つ いて 確認 して くださ い 。
して い な い か
えて い な い
-13-
14-2.月
例点検
シル バ ー ウイ ンチの月例 点検 は、安 全上 の重要性 、保守 上 の難 易、使用頻 度 の大 小、消 耗 品か否 か
等 に よって 、各 部 品 の 点検時期 を定 め るの が望 ま しいので 下表 に示 す よ うに点検 基準 を分類 します
分
用
「る
分
1月 1回 J
lと し て
A
B
機械 の
C級
D級
B級 に準 す る 点検 事 項 及 C
摩 耗 破 損 度 合 いの少 な い
は 1
の
点
検
に 1
∼
h
は 点 検 した 方 が 良 い
1 コ は 点 検 した 方 が 良 い
目
項
C
状 態
操作関係
`Dl
夕甲3ロスイッチ
!j_ド
A
4
ケ ー スの
B
7
8
9
ワイヤ
ロープ
□ ︱ プ
ワイ ヤ
「レ ー キ
本体
フ レー ム
14
ドラ ム
い
゛
去ヽ 。ま lLト
: の有 無
の 状 態 ( l M Ω 以 上 で あ る事 )
「
無及び緊結 状1
□―フ
吊 手
旦
T―
シ
シ ヤ ック ル
巻 上 、巻 下
試運
転
―
B
C
ホ傷 の 有 無 及 び 取 付 状
りの : 「無
B
A
素線の断線
直 径 の 減 少 (公 称 径 の 7%以 下 )
著
い形 くず れ 、
又 は キンク、
腐 食 の有 無
A
ロ ー プ エ ン ド異 常 の 有 無
A
A
A
油捧 布の有無
B
き
の有
D
変
ツ
曖
D
A
部の損傷
みの有無
油 用目
玉
掛用
B
状態
6
ケ ー プ
え ジ ∩ 援 A
3
5
Lの有 無
キ ンクヽ 鷹耗 ヽ 傷 の 有 無
°
ヒ ッチの fmで 、
線 径 の 減 少 、き裂 の 有 無
、Л
蟹ヨ き裂 の 有 無
が lF
D
A
A
A
A
い か 、 塁 冒 音 rlIな い か
に動 ′ す るか
キ
不良内容及び 処置
分類 良否
A
補足 ・備考
使用 頻度 は荷重 、実動 時間、起 動停 止、イ ンチ ングの 回数 を総 合 して考慮 して くださ い 。
ブ レーキ 動作試 験 は、荷重 を 吊 り、巻下 げ 中、 ス イ ッチ を切 つて か ら停止 す るまでの荷 重 の移 動距
下 が正 常です 。
離 が 1 分 間 の巻 上距離 の 1 . 5 % 以
14-3.年
次点検
点 検 基 準
点 検 項 目
1
歯
機
械
車
2
朝゛
゛
へ アリンク
ー
オイ, シ
レル
3
表
6
示
ブ レー キ
4
5
7
部
ドラ ム
8
上 げ歯 車 歯 厚 の 摩耗
噛 み 合 い歯 面 の 状 態
油
]旨
そ の 他
機械部 分
が ‖ い
の llA熊
ベ ア リ ング の 損 イ
オ イ ルシ ー ルの損 傷
さ傷 _ ヨ
l 力. ヽ 績 が 曇 しヽ墓
円 滑 に回 転 す る 事
°
リッフ 叉 は 揺 触 面 に 有 署 な 傷 が 無 い 事
綿 等 の 寿 景 が 読 み Wれ
板 等 の表 示 の状 態
る墓
'レ
…
電 磁 フ ーキの フ レーキ板 の 積 傷 有゛害 な 損 傷 が 無 い薯
慶揮 の有 無
フ レーキ隙 F E R が
摩 耗 限 界 を超 え て い な い事
や有 署 な 変 形 、 摩 穐 が 無 い畢
き裂 、 変 形 、 摩 耗 の 有 無
ワイヤl L め 部 の 異 常 の
分
°
ヒ ッチ円 上 で 原 寸 厚 さの 1 0 % 以 下
漏 れ の有 無
損傷 の有 無
有
:な損 傷 が 無 い事
しの 無 い 事
有 審 な積 傷 が 無 い事
-14-―
良
否
点 検 基 準
点 検 項 目
■ 5。
品
質
保
言正 F こ ‐
い
て
当社 で は 製 品 の 品 質 を 1年 間 保 証 い た します 。
次 の 保 証 期 間 内 の 故 障 ま た は 破 損 した製 品 に つ い て は 無 償 に て 修 理 い た しま す 。
( 1 ) 製 品 に 同 封 の 『御 使 用 者 カ ー ド』 の 郵 送 消 印 日付 け よ り 1 年 間
( 2 ) 前 項 の カ ー ドの ご 返 送 な き場 合 は 検 査 合 格 証 の 『検 査 日』 よ り 1 年 間
た だ し次 の よ う な 場 合 は 保 証 い た しか ね ま す の で ご 注 意 くだ さ い 。
( 1 ) 時 間 定 格 を超 え る 高 頻 度 で 使 用 さ れ た 場 合 。
( 2 ) 定 格 を 超 え る荷 重 で 使 用 さ れ た 場 合 。
( 3 ) 製 品 お よび 付 属 品 を勝 手 に 改 造 さ れ た 場 合 。
( 4 ) 本 取 扱 説 明 書 に 記 載 した 注 意 事 項 を順 守 さ れ な か つ た場 合 。
( 5 ) 使 用 条 件 を超 え る過 酷 環 境 下 で 使 用 さ れ た 場 合 。
( 6 ) そ の 他 、 当 社 の 責 任 と認 め ら れ な い 事 項 が 原 因 に よ る場 合 。
本 機 の 故 障 に よ る 納 期 遅 れ な ど の 2 次 損 害 に つ い て は 、 保 証 い た しか ね ま す 。
こ の よ う な 事 態 が 予 想 さ れ る場 合 に は 、 あ ら か じめ 補 機 な ど を 準 備 さ れ る か 、 当 社 に ご 相 談 くだ さ
い 。 な お 、 保 証 期 間 内 で あ つて も離 島 ま た は 離 島 に準 ず る遠 隔 地 へ の 出 張 修 理 を行 つ た場 合 に は 、
出 張 に 要 す る 実 費 を 申 し受 け ま す 。
-15-
検査合格証
この 製 品 は 弊 社 の 品 質 規 格 に も とづ き製 造 され 、
検 査 に 合 格 した こ と を 証 明 し ま す 。
機
型
械
名
シル バ ー ウ イ ンチ
式
製 造 番 号
検査年月 日
検
査
η ″
株式会社 富 士 製 作 所
〒929-0101 石川 県能美市赤井町 は -195
T E L 0761-55-0253 FAX 0761-55-3519
□ 0120-57-0253
定 価 525円 (本体 500円 )
08.06 (144)