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取扱説明書
特長
インプットチャンネル ..................................................................... 12ページ
最大6 つのマイク /ライン入力や、最大 4 つのステレオ入力に対応しています。
マイクからラインレベル機器、ステレオ出力のシンセサイザーまで幅広い機器を
組み合わせて使用できます。
コンプレッサー ............................................................................... 10ページ
マイクや生楽器( ギター ) などの入力にコンプレッサーをかけると、音声信号のピークを
圧縮して音を歪ませずに全体の音量を上げることができます。
AUXセンドとステレオ AUXリターン .............................................. 14ページ
AUX SEND端子信号を外部のシグナルプロセッサーに送ったあと、外部で加工した
ステレオ信号をRETURN 端子に戻すことができます。
高性能デジタルエフェクト(MG124CXのみ).........................16、17ページ
内蔵のエフェクトを使用すると、MG124CXだけでもバリエーション豊かな
音作りができます。
JA
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然
に防止するためのものです。必ずお守りください。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
∼しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
■ 「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するため
に、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
警告
この表示の欄は、
「死亡す
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、
「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
警告
電源 / 電源コード
分解禁止
電源は必ず交流100V を使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接続す
ると、
感電や火災のおそれがあります。
必ず実行
必ず実行
禁止
電源アダプターは、
必ず指定のもの(PA-20)
を使用する。
故障、
発熱、火災などの原因になります。
ただし、
日 本国外で使 用する場合は、付属の 電源アダプタ ーを使
用できないことがあります。
お買 い上げの販売店または巻末のヤ
マハ電気音響製品サービス拠点にお問い合わせください。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲げた
り、
傷つけたりしない。また、
電源コードに重いものをのせない。
電源コードが破損し、
感電や火災の原因になります。
禁止
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MG124CX/MG124C 取扱説明書
この機器 の内部 を開けた り、
内 部の
部品 を分 解し たり 改造 した りし な
い。
感電や火災、
けが、または故障の原因
になります。
異常を感じた場合など、
点検や修 理は、
必 ずお買 い上げ の販
売店または巻末のヤマハ電気音響製
品サービス拠点にご依頼ください。
水に注意
異常に気づいたら
この機器の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。ま
た、
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。
感電や火災、
または故障の原因になります。
必ず実行
禁止
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
禁止
必ず実行
電源コードやプラグがいたんだ場合、または使用中に音が出なく
なったり 異常な におい や煙が 出たり した場 合は、
す ぐに電 源ス
イッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、
または故障のおそ れがあります。
至急、お買い上げの
販売店または 巻末のヤマハ 電気音響製品 サービス拠点 に点検を
ご依頼ください。
この機器や電源アダプターを落とすなどして破損した場合は、す
ぐに電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、
または故障のおそ れがあります。
至急、お買い上げの
販売店または 巻末のヤマハ 電気音響製品 サービス拠点 に点検を
ご依頼ください。
注意
電源 / 電源コード
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセ
ントから電源プラグを抜く。
感電や火災、
故障の原因になることがあります。
イコライザーやフェーダーをすべて最大には設定しない。
接続した機器によっては、
発振し たりスピーカーを破損したりす
る原因になることがあります。
禁止
必ず実行
必ず実行
電源プラグを 抜くときは、電源コー ドを持たず に、
必ず電 源プラ
グを持って引き抜く。
電源コー ドが破 損して、感電 や火災の 原因に なるこ とがあ りま
す。
禁止
直射日光のあ たる場所(日中の車内 など)
や ストーブの近 くなど
極端に温度が 高くなると ころ、
逆に 温度が極端 に低いところ、ま
た、
ほこりや振動の多いところで使用しない。
この機器のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
不安定な場所に置かない。
この機器が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
禁止
電源アダプターは、
この機器から50cm以上離す。
この機器に雑音が生じる場合があります。
禁止
必ず実行
電源アダプターは、
布や布団で包んだりしない。
熱がこも ってケ ースが 変形し、火災の 原因に なるこ とがあ りま
す。
接続
禁止
設置
必ず実行
必ず実行
テレビやラジ オ、
ステ レオ、
携
帯電話など他の 電気製品の近
くで使用しない。
この機器または テレビやラジ
オなどに雑音が 生じる場合が
あります。
必ず実行
他の機器と接 続する場合は、すべて の電源を切っ た上で行なう。
また、電源 を 入 れた り 切っ た り する 前 に、
必 ず 機器 の 音量(ボ
リューム)
を最小にする。
感電、
聴力障害または機器の損傷になることがあります。
この機器を移動するときは、
必ず 電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、
お客様や他 の方々が転倒したりするおそれ
があります。
この機器を電源コンセントの近くに設置する。
電源プラグに容易に手の届く位置に設置し、異常を感じた場合に
はすぐに電源スイッチを切り、
電 源プラグをコンセントから抜い
てください。また、
電 源スイッチ を切った状 態でも微電流 が流れ
ています。この製品を 長時間使用し ないときは、必ず電源 プラグ
をコンセントから抜いてください。
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MG124CX/MG124C 取扱説明書
3
使用時の注意
スピーカーの 故障を防ぐ ために、
電 源を入れる ときは、
最 後にパ
ワーア ンプの 電源を 入れ る。
また、電源 を切る ときは、最初 にパ
ワーアンプの電源を切る。
禁止
必ず実行
この機器のパ ネルのすき間 から金属や紙 片などの異物 を入れな
い。
感電、
ショート、火災や故障の原因になることがあります。入った
場合は、
す ぐに電源ス イッチを切り、電源プ ラグをコンセ ントか
ら抜いた上で、
お買い上げの販売 店または巻末のヤマハ電気音響
製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
大きな音量で長時間ヘッドフォン/スピーカーを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
この機器のパネルのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
禁止
禁止
禁止
この機器の上 にのったり 重いものを のせたりしな い。
また、ボタ
ンやスイッチ、
入出力端子などに無理な力を加えない。
この機器が破損したり、
お客様や 他の方々がけがをしたりする原
因になります。
XLR タイプコネクターのピン配列は、以下のとおりです。
(IEC60268 規格に基づいています )
1: グラウンド (GND)、
2: ホット ( + )、
3: コールド ( − )
INSERT I/O 端子のフォーンジャックのピン配列は以下のとおりです。
Tip: OUT、
Ring: IN、
Sleeve:GND
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
電源スイッチを切った状態 ( 電源スイッチが「STANDBY」の状態 ) でも微電流が流れています。スタンバイ時の消費電力は、最小限の値で設計されています。こ
の製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
スイッチ、ボリュームコントロール、接続端子などの消耗部品は、使用時間により劣化しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必要になります。消耗部品の交換
は、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご相談ください。
電源 ON 時にはパネルとリアパネルの温度が上昇 (15 ∼ 20 ℃ ) しますが、異常ではありません。
室温が 30 ℃を超える環境では、パネルが 50 ℃以上となる場合がありますので、注意してください。
*
この取扱説明書は MG124CX と MG124C 共通です。この 2 つのモデルの主な違いは内蔵デジタルエフェクターの有無で、MG124CX のみデジタルエフェ
クターを内蔵しています。
*
本文中では、MG124CX/MG124C を「MG」と表記することがあります。また、MG124CX と MG124C の仕様が異なる場合は、MG124CX (MG124C)
で表記してあります。
*
この取扱説明書に掲載されているイラストはすべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
*
この取扱説明書に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標および商標です。
市販の音楽 / サウンドデータは、私的使用のための複製など、著作権上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することが禁じら
れています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いいたします。
仕様および外観は改良のため予告なく変更することがあります。
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MG124CX/MG124C 取扱説明書
はじめに
このたびは、YAMAHA ミキシングコンソール、MG124CX/MG124C をお買い求めいただきまして、まこ
とにありがとうございます。MG124CX/MG124C は、多彩なインプットチャンネルを装備しているので、
幅広い音楽シーンに応用できます。また、MG124CXは高品位デジタルエフェクトを内蔵していますので、
本格的な音作りが実現できます。
MG124CX/MG124C の優れた機能を十分に発揮させるとともに、末永くご愛用いただくために、この取扱
説明書をご使用の前に必ずお読みください。お読みになったあとは、保証書とともに保管してください。
目次
電源の準備
はじめに ..................................................... 5
1
目次 ...................................................................................... 5
本体の電源スイッチが切れている (STANDBYになってい
る )ことを確認します。
電源アダプターをご使用になるときは、付属のア
ダプター (PA-20) をご使用ください。
ほかの電源アダプターの使用は故障、発熱、発火
などの原因になります。このようなときは、保証
期間 内でも保 証いたし かねる 場合がご ざいます
ので、十分にご注意ください。
電源の準備 ........................................................................... 5
電源を入れる ....................................................................... 5
■ 基礎編
クイックガイド............................................ 6
スピーカーから音を出す.................................................... 6
ミキサーの基礎知識 ..................................... 8
2
電源アダプターのプラグをリアパネルの AC ADAPTOR IN
( 電源アダプター 接続) 端子に差し 込んだあと (1)、固定リ
ングを時計回りにまわして固定します (2)。
3
アダプターの電源プラグを家庭用 (AC100 V)コンセント
にしっかり差し込みます。
バランスとアンバランスの違い .................................... 8
信号のレベルとデシベル ................................................ 8
イコライザーは本当に使うべき ? ................................. 9
音場作り ........................................................................ 10
モジュレーションエフェクト :
フェーザー、コーラス、フランジャー ................. 10
コンプレッサー ............................................................ 10
■ リファレンス編
接続例 ..................................................... 11
各部の名称と機能 ..................................... 12
チャンネルコントロール部 ............................................. 12
マスターコントロール部................................................. 14
デジタルエフェクト部..................................................... 16
リアパネル部 .................................................................... 16
デジタルエフェクトPROGRAM 一覧 .......................... 17
端子一覧............................................................................ 17
困ったときは? ......................................... 18
• 本機 を使用し ないときや 落雷の恐れ があると
きは、必ずコンセントから電源アダプターを抜
いてください。
• 電源アダプターは、本機から 50cm 以上離し
てご使用ください。電源アダプターと本機を近
づけた状態でご使用になると、ノイズが生じる
場合があります。
仕様 ........................................................ 19
サービスについて ..................................... 23
付属品
□ 取扱説明書 ( 本書 )
□ 電源アダプター (PA-20)
□ 保証書
電源を入れる
電源スイッチを「ON」側に押すと、電源が入ります。
「STANDBY」側に押すと電源が切れます。
電源 スイッチが「STANDBY」の状 態でも微電
流が流れています。
本機を長時間使用しないときは、必ずコンセント
から電源アダプターを抜いてください。
MG124CX/MG124C 取扱説明書
5
基礎編
クイックガイド
基礎編
スピーカーから音を出す
お手 持ちのスピーカーを MG に接続して、音を出 してみましょう。接続する機器 によって手順や操作が異 なり
ますが、ここでは 2台のスピーカーを使ってステレオ出力してみます。
2
マイク ・楽器
スピーカ ー
2
パワーア ンプ
2, 4
モニタ ースピー カー
1, 4
ヘッドフ ォン
GAIN コントロ ール
4
2, 4
3
P EA Kイ ンジケー ター
ファン タム電源 スイッチ
イコライ ザー
4, 7
レベル メーター
パン
5
4
5
ONスイ ッチ
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
ON
PFL スイ ッチ
STスイ ッチ
1, 6, 7
STEREO OUT
マスタ ーフェー ダー
1, 7
チャンネ ルフェー ダー
1, 3
電源ス イッチ
6
MG124CX/MG124C 取扱説明書
1
GROUP 1-2フ ェーダー
基礎編
クイックガイド
1
電源 スイ ッチを 含む すべて のスイ ッチ をオ
フにして、レベルコントロール * を最小に設
定します。
* STEREO OUTマスター フェーダー、 チャンネル
フェーダー、 GROUP 1-2 フェーダー、 GAI Nコン
トロールなど
5
使用するチャンネルのONスイッチとSTス
イッチをオンにします。
6
STEREO OUTマスターフェーダーを“0”
に合わせます。
7
各チャンネルフェーダーを上下させてすべ
てのチャンネルをミックスし、STEREO
OUTマスターフェーダーでミックス全体の
レベルを調整します。
NOTE
イコラ イザーとパン は▼のある位 置に設定しま す。
2
すべての外部機器の電源をオフにして、各
チャンネルにマイクや楽器、スピーカーな
どを接続します。
NOTE
・ 外部機器の接 続については 、11 ページの接 続例を
ご参照くださ い。
・ ギターやベー スなどの楽器 を接続する場 合は、MG
とこれらの楽 器の間に DIやプリ アンプ、アン プ
シュミレータ ーなどを接続 してください 。MGとこ
れらの楽器を 直接接続する と、音やせや ノイズの原
因となります 。
3
NOTE
・ PF Lスイ ッチがオフ (
)、モ ニター信号切 り替え
スイ ッチがS TEREO (
)の状 態で、STEREO
L/ Rバス に送られる信 号がレベルメ ーターに表示 さ
れま す。
・ レベ ルメーターの PEAK LEDが頻繁 に点灯してし
まう 場合は、各チ ャンネルのフ ェーダーを少 しずつ
下げ 、信号が歪ま ないように調 整してくださ い。
スピーカー保護のために、周辺機器→ MG
→パワーアンプ (パワードスピーカー )の順
番で電源をオンにします。(電源をオフにす
るときは、逆の手順で行ないます。)
NOTE
ファン タム電源 を必要とす るマイクを 接続してい る場
合には 、パ ワーアンプ (パ ワードスピー カー )の電 源を
オン にする前 に、MGの ファンタ ム電源 スイッチ ( 15
ページ 参照) をオンに してください 。
4
楽器やマイクで音を出しながら、最大入力
時に PEAKインジケーターが一瞬点灯する
程度に GAINコントロールを調整します。
NOTE
各チャ ンネルの PFL スイッチを オンにすると 、よ り正
確な信 号のレベルを L EVEL メータ ーに表示でき ます。
LEVEL メーターの“ ▼”(0) の位置 をときどき超 える
よう に、入力 信号を GAIN コント ロールで 調整し てく
ださい 。
また、 PFL スイッチを オンにしたチ ャンネルの信 号を
PHONES 端子 か ら ヘ ッド フ ォ ンで モ ニ タ ーで き ま
す。
MG124CX /MG124C 取扱説明書
7
基礎編
ミキサーの基礎知識
ミキサー を手にし て使う準 備は万 端、とり あえずミ キサー にマイク や楽器な どを接 続してコ ントロ ールを回
してみたけど 、「どうした らいいのか わからない 。」って思われ るかもしれ ません。少 しミキサー を使った経
験がある 方でも、ミ キサー を使うの が初め ての方で も、この ミキサ ーの基礎 知識を 読むと意 外と知 らなかっ
たことやミキ シングのコ ツを知るこ とができま す。
バランスとアンバランスの違い
キ ーワードは、「ノイ ズ」です。
バ ランス伝送方 式はノイズ を打ち消すこ とができま すが、アンバラ ンス伝送方式 は打ち消す ことができま せん。ではノイ
ズ の打ち消しが なぜ重要な のかと言うと 、私たち が絶えずノイ ズに囲まれて 生活してい るからです。たとえば 、テレビや
ラ ジオからのノ イズはもち ろん、電線、 モーター、 電灯、コンピ ューターの 画面などから もノイズは発 生します。
そ のため、どんな 長さのケーブ ルでもアン テナのように あらゆるノ イズを拾って しまいます 。ケ ーブルが長 ければ長いほ
ど ノイズ を拾い やすく なるた め、長い ケーブ ルを使 うとき はバラ ンスケ ーブルを 選びま す。たと えば、ス テージ とミキ
サ ーの位置が遠 いライブハ ウスなどはバ ランスケー ブルがノイズ 対策に有効 ですが、部屋で使 う程度の距離 (1 ∼ 2 メー
ト ル ) ならアンバ ランスケー ブルでも問題 ないでしょ う。
ま た、マイク 入力にもバ ランスケーブ ルを使いま す。マイク からの出力は とても小さ いため、ミ キサーのヘ ッドアンプで
信 号を増幅する ときに、ノイズ もいっしょ に大きくなっ てしまいま す。ノイズ対策 にはバランス ケーブルを 選ぶことをお
す すめします。
バランス伝送方式
配線の目 安
ノイズ
ホット
(+)
コールド
(− )
位相反転
送信側
グラウン
ド (GND)
ケーブル
合成された信号
位相
反転
ノイズだけが打ち消し合う
マイクの配 線
バランスが 適切
ラインレベ ルの
短い配線
比較的ノイ ズが少ない
環境であれ ば、アンバ
ランスで OK
ラインレベ ルの
長い配線
バランスが 適切
受信側
信号のレベルとデシベル
オ ーディオによ く使われる 単位「デシベ ル (dB)」につ いて少し覚え
て おきましょう 。
人 の耳に聞こえ るもっとも 小さな音を「1」とする と、人が聞くこと
が できるもっと も大きな音 はおよそ「1,000,000」にもなり ます。
こ れ では 桁 が多 す ぎて 音量 を 表す の に不 便 です。 そこ で デシ ベル
(dB) を使っ て表してみる と「最小の 音と最大の音 の差は 120 dB」
に なります。
デ シベルと 言っても 、dBu, dBV, dBm など種類 がたくさ んありま
す が、dBu が一 般的です。デシベ ル (dBu) は、ある基準 レベルを 0
dBu とし たとき の相 対的な 値です 。ここ で言う 基準 レベル は、
「0
dBu =0.775 V」 にな り ます。 たと え ば、マ イク の 出力 が − 40
dBu(0.00775 V) と し て ミ キ サ ー の ヘ ッ ド ア ン プ で 0 dBu
(0.775 V) ま で信号を上 げると、100 倍 の音量にな ります。
ミキサーで扱う信号には、さまざまなレベルがあるので、出力レベル
と入力レベルの標準値をできるだけ合わせます。大抵の場合は、ミキ
サーのパネル上か取扱説明書に標準値( ノミナル) が書いてあります。
8
MG124CX/MG124C 取扱説明書
ミキサーやパワーアンプなどの
プロ用の音響機器には、ノミナル
( 標準 ) レベル+ 4 dBu のライン
入出力端子があります。
+ 20 dBu
0 dBu
-20 dBu
-40 dBu
-60 dBu
0.775 V
家庭用のオーディオ機器などに
は、ノミナル ( 標準 ) レベル
– 10 dBu のライン入出力端子
があります。
マイクの信号レベルは、音源に
よってさまざまです。
一般のスピーチでは – 30 dBu
程度ですが、鳥のさえずりなど
は – 50 dBu 以下であったり、
ドラムを間近で収音すると 0
dBu に達することもあります。
基礎編
ミキサーの基礎知識
イコライザーは本当に使うべき ?
一 般的に は、イコ ライザ ーの調 整は最 小限にす るのが いいで しょう 。ある周 波数帯 域をカ ットす ること がよくあ ります
が 、逆にブースト する場合は慎 重に控えめ に使ってくだ さい。音質の透 明感を出そ うと単純に高 音域や低音 域をブースト
し て、ひどい音に なるのは間違 ったイコラ イザーの使い 方です。ミック スしている 楽器と不自然 に飛び出し ている音の干
渉 を取り除くよ うにしまし ょう。
クリアなミックスにするためのカット
た とえば、シンバルの音 は低音域か ら中音域の範 囲に基
音 がある楽器で す。基音について 普段私たち が CD など
の 音楽を聞くと きは意識し ていませんが 、低音域 から中
音 域の 範囲 でほ かの 楽器の 明瞭 さを 干渉 する 場合 があ
り ます。基本的には 、シ ンバルの音 を入力してい るチャ
ン ネルの低音域 は、カットして おきます。ミック スした
音 はよりすっき りとした感 じになり、ほかの楽器 の低音
域 の音がより鮮 明に聞こえ るでしょう。同じよう にピア
ノ も低音域や中 音域に基音 がある楽器な ので、低 音域を
少 しカ ットす ること でほ かの楽 器の音 ( 特に ドラ ムや
ベ ース ) をより効 果的に引き 立てることが できます。た
だ し、ピアノを ソロで弾く 場合は、必要 ありません 。
逆 にキッ クドラ ムや ベース ギター の場合 は、基音 とな
る 低音域 以外に 中音域 から高 音域に わたっ て幅広 く倍
音 があります。楽器 の特性 ( 低音 域 ) をそのま ま活かし
て 、高音域 を下 げてミ ックス にスペ ースを 持たせ るこ
と があります。
基音
と倍音
のおおまかな分布
シンバル
ピアノ
バスドラム
スネアドラム
バス
ギター
トロンボーン
トランペット
20 50 100
200
500
1k 2k
5k
10 k
20 k (Hz)
基音 : 各楽器の音程感を与える周波数の音
倍音 : それ以外の周波数の音
周波数について
人 間の可聴範囲 は 20 Hz ∼ 20 kHz く らいとされて います。私た ちの会話は 3 00 Hz から 3 kHz く らいの間で行 なわれていま
す。
ギ ターのチュー ニングなどに 使われる音叉 の周波数は、 440 Hz で平均 律音階の「ラ (A)」にあ たります。た とえば、4 40 Hz を
基 準に、周波数 が 2 倍 (88 0 Hz) になると音 程は 1 オクタ ーブ上がり、 周波数が半分 (220 Hz) にな ると音程は 1 オクターブ下
が ります。
ブーストは慎重に
特 殊なエフェク トをかけた い場合は、好きなだけ ブース
ト してもかまい ませんが、良質なサ ウンドでミッ クスし
た い場 合は 、ほん の少 しだ けブ ース トし てみ てくだ さ
い 。た とえば、中音域を 少しブース トするとボー カルに
存 在感を与え、高音域を 少しブース トすると楽器 に生気
を 与えます。また、バス ドラムやベ ースのアタッ ク感を
強 調したい場合 は、高音 域を少しブ ーストしてみ るとい
い でしょう。クリアで洗 練されたサ ウンドではな い場合
は 、全体の ミックスをブ ーストして 明瞭にしよう とする
よ りも、音 を濁らせる周 波数帯域を 見つけてカッ トする
よ うにしましょ う。
ブ ースト しすぎ ると、 過大入 力にな ったり ノイズ を増
幅 したりするの で、気をつ けましょう。
MID ブースト
( 増幅 )
信
号
レ
ベ
ル
MID フラット
LOW ブースト
( 増幅 )
HIGH ブースト
( 増幅 )
LOW
フラット
HIGH
フラット
LOW カット
( 減衰 )
HIGH カット
( 減衰 )
(dB)
MID カット
( 減衰 )
周波数帯域 (Hz)
MG124CX/MG124C 取扱説明書
9
基礎編
ミキサーの基礎知識
音場作り
リ バーブ やディ レイな どのエフ ェクト をかけ ると、さ ら
に ミックスに磨 きをかける ことができま す。MG124CX
の 内蔵デ ジタル エフェ クターを 使って 、外部の エフェ ク
タ ーと同 じよう に各チャ ンネル にリバ ーブやデ ィレイ を
か けることがで きます。(16 ペー ジ参照 )
リバーブ / ディレイタイム
リ バーブ / ディレイタ イムをほんの 少し工夫す るだけで、
音 質に大 きな差 が生ま れます。 リバー ブタイ ムは、曲 の
テ ンポと 音の密 度しだ いですが 、バラー ドなど のテン ポ
が ゆっく りした 曲には リバーブ タイム を長め に、テン ポ
の 速い曲 や動き のある 曲には短 めに設 定しま す。ディ レ
イ タイム は、得よ うとし ている 効果に合 わせて 調整し ま
す 。ボーカ ルにデ ィレイ をかけ る場合 は、曲の テンポ に
合 わせて付点 八分音符 () の長 さなどに設 定すると、 心
地 よい効果が得 られるでし ょう。
リバーブトーン
リ バーブ系の PROGRAM には、高音域と 低音域のリバ ー
ブ タイム のバラ ンスの 違いや、 全体的な 周波数 特性の 違
い などさまざま なタイプが あります。自 然に生じる 残響
( リバ ーブ ) は、時間が経つに つれて低音 域より高音域 が
早 く減衰してい く傾向があ ります。高音域が強 すぎると、
不 自然な サウン ドにな るだけで なく、ミ ックス で調整 し
た ほかの 高音域 と干渉 してしま います 。ミック スした 原
音 よ り も 高 音 域 の リ バ ー ブ が 聞 こ え る 場 合 は、
PROGRAM を変え てみまし ょう。原 音の明 瞭さを保 ち
つ つ臨場 感を得 られるタ イプを 使うこ とをおす すめし ま
す。
リバーブレベル
ミ ックス の作業 を長時 間続けて いると 、音を聞 く感覚 が
麻 痺して きます。 加工し すぎの 色あせた ミック スを完 璧
な 作品と 思い込 んでし まうこ とがあ ります。 この「聴 覚
の 罠」に陥 らない ように 、一度リ バーブ レベル を下げ た
状 態から 音の変 化に気づ くまで リバー ブを徐々 に上げ て
み ま しょ う。リ バー ブを 上 げす ぎる と、「クセ のあ る エ
フ ェクト 」になっ てしま います 。お風呂 場みた いな音 の
効 果をね らって いるの でなけれ ば、少し 足らな いくら い
の 印象を受ける 程度にリバ ーブをかける のがコツで す。
モジュレーションエフェクト :
フェーザー、コーラス、フランジャー
基 本的には、 これらの エフェクト ( フェー ザー、コー ラ
ス 、フラン ジャー ) は同じ 原理 です。微 妙に遅 らせた 信
号 を原音 に戻し てミッ クスしま す。どの くらい 遅らせ る
かを LFO(Low Frequency Oscillator = 低周波発振 器 )
で 変調していま す。
10
MG124CX/MG124C 取扱説明書
フェ ーザーは、位 相をズラし た ( シ フト ) した信号を原
音に ミックスしま す。LFO で変 調された信 号と原音の位
相 のズレは 、ある周 波数を 打ち消 して、ほ かの信 号を強
調し ます。位 相のズ レ具合 を周期 的に変 化させる ことで
“シュワー”といっ た感じの独特 のうねりの あるサウンド
を生 み出します。
コー ラスとフラン ジャーは、LFO でフェー ザーより長い
デ ィ レ イ タ イ ム を 変 調 し て 原 音 と ミ ッ ク ス し ま す。
フェ ーザー の特長 に加え て、ディ レイタ イムの変 調は原
音に ミック スする ときに ピッチ をずら して、倍音 に豊か
なう ねりと クセの あるサ ウンド を生み 出します 。コーラ
スは 、1人の演奏 を 2 人以上の 合奏のよう な厚みのある
音 にするエ フェク トです 。フラン ジャー は、金属 的で強
力な うねりを加え るときに使 います。
コンプレッサー
コン プレッ サーに は、過大 入力時 に歪み を生じさ せるこ
とな く入力 信号を 適切な レベルに 合わせ るリミ ッターの
役割 と、ミック スの中で音を より際 立たせる ために「音
の ツブをそ ろえて 」音質を 良くす る役割 があり ます。コ
ンプ レッサ ーを使 うと、聴 覚上の 音圧が 上がるだ けでな
く音 の飽和 感を作 ること ができ ます。プ ロのエン ジニア
たち は、複数の パラメーター を 1 つ 1 つ苦 労して設定し
て 音を作っ ていま す。コン プレッ サーは 、プロの 音づく
りに は欠か せない ツール ですが、 使いこ なすには かなり
の知 識やノウハウ が必要です 。
そこ でこの MG の コンプレッサ ーは、使い 慣れていない
人で もつま み一つ で自動 的にパラ メータ ーを適 切なレベ
ルに 調節で きるよ うに設 計され ていま す。特に音 質にこ
だわ って設 計され ていま すので、 難解で わずらわ しいパ
ラメ ーター の設定 に悩む ことな く、プロ 並みの音 質を得
るこ とができます 。
コン プレッ サーは 通常ダ イナミ ックレン ジが極 端に広 い
ボーカルにかけます。コンプレッサーを程良く使うと、さ
さやくような歌声も聞こえるようになったり、歌い手が大
きな 声で力 強く歌 っても ちょう どいい具 合に抑 えられ た
りします。ベースギターにもコンプレッサーを使うと良い
効果が得られます。ただし、コンプレッサーを使いすぎる
と、ハウリングしやすくなりますので、少し抑えて使いま
しょう。
出力
( 最小 )
( 最大 )
入力
リファレンス編
接続例
リファレンス編
エレキギター
パワードスピーカー
シンセサイザー
フットスイッチ
(YAMAHA FC5)
ベースギター
レコーダー
マイクロフォン
CD プレーヤー
DI
エキサイター
エフェクター
ヘッドフォン
パワードモニター
スピーカー
パワードモニター
スピーカー
MG124CX
MG124CX/MG124C 取扱説明書
11
リファレンス編
各部の名称と機能
以下は MG124CX と MG124C 共通の説明です。名称が異なる場合は、MG124CX (MG124C) で表記してあります。
チャンネルコントロール部
1
チャンネル
1∼4
( モノラル )
1
チャンネル
5/6、7/8
( ステレオ )
チャンネル
9/10、11/12
( ステレオ )
1
4
3
3
XLR タイプのバランス型マイク入力端子です。(1:グラウン
ド、2:ホット、3: コールド )
2
3
4
7
7
LINE 入力端子 (CH5/6 ∼ 11/12)
フォ ーンタイプのステ レオのアンバラン ス型ライン入力端 子
です。
5
6
LINE 入力端子 (CH1 ∼ 4)
TRS フォーンタイプのバランス型ライン入力端子です。(T:
ホット、R:コールド、 S:グラウンド )
アンバランス型フォーンプラグを接続することもできます。
2
6
MIC 入力端子 (CH1 ∼ 4、5/6、7/8)
LINE 入力端子 (CH9/10、11/12)
RCAピンタイプのステレオのアンバランス型ライン入力端子
です。
NOTE
8
5
9
9
0
0
0
A
A
A
B
C
B
C
B
C
D
D
D
INSERT 端子 (CH1 ∼ 4)
各インプットチャンネル (CH1 ∼ 4) の、イコライザーとフェー
ダーの間に設けられた入出力端子です。
お手持ちのグラフィックイコライザーやコンプレッサー、ノイ
ズフィルターなどをチャンネルごとに接続できます。
INSERT 端子は、TRS ( チップ、リング、スリーブ ) 型のフォー
ン端子を利用した双方向の接続となっています。
NOTE
E
ON
E
ON
E
F
F
F
G
G
G
H
H
H
I
INSERT I/O 端子へ
スリープ ( グラウンド )
リング:IN
チップ:OUT
ON
MG124CX/MG124C 取扱説明書
チップ:OUT
チップ:IN
外部プロセッサーの
出力端子へ
INSERT 端子から出力される信号の位 相は、逆相
となります。エフェクターなどのように、INSERT
端子で入出力を行なう場合は問題ありません。この
端子を使って外部機器へ信号を出力する場合は、ほ
かの信号との位相にご注意ください。
I
MG124CX
12
接続 には下図のよう な特殊なインサー トケーブルが必要 で
す。別売のヤマハインサートケーブル YIC025/050/070
などをご使用ください。
外部プロセッサーの
入力端子へ
6
I
ひとつのインプットチャンネルで XLR タイプとフォーンタ
イプ、またはフォーンタイプと RCA ピンタイプの両方を同
時に 使用することは できません。どちら か一方の端子だ け
をご使用ください。
GAIN コントロール
入力信号のレベルに応じて感度を調整します。
信号の最大入力時に PEAK インジケーター 9 が点灯する程
度に設定すると、S/N とダイナミックレンジのバランスがと
れた良好な状態になります。–60 ∼ –16 はマイク入力の調整
レベルを表し、–34 ∼ +10 はライン入力の調整レベルを表し
ます。
リファレンス編
各部の名称と機能
7
C
( ハイパスフィルター ) スイッチ
ハイパスフィルターのオン / オフを切り替えます。
スイッチを
押すとハイパスフィルターがかかり、80 Hz 以下の周波数帯
域を減衰させます。ただしステレオインプットチャンネルのラ
イン入力 34 では、ハイパスフィルターがかかりません。
8
各チャンネルから EFFECT (AUX2) バスに送られる信号のレ
ベルを調整します。EFFECT (AUX2) バスに送られる信号は、
チャ ンネルフェーダ ーの影響を受け ます。ステレオチャン ネ
ル (CH5/6 ∼ 11/12) の場合は、L と R の信号がミックス
されて EFFECT (AUX2) バスに送られます。
COMP コントロール
コ ンプレッ サーのか かり具合を 調節しま す。COMP コン ト
ロ ールを右に回すと、圧 縮効果だけでな く出力レベルも 自動
的 に調整されます。過大 入力を圧縮して 信号を歪ませず に全
体の音圧を上げることができます。
NOTE
9
D
PEAK インジケーター
EQ ( イコライザー : HIGH、MID、LOW)
バンド
タイプ
基準周波数
HIGH
シェルビング
10 kHz
MID
ピーキング
2.5 kHz
LOW
シェルビング
100 Hz
NOTE
E
3 バンドイコライザーで、各チャンネルの高域 、中域、低域
を調整します。CH9/10、11/12 は高域と低域の 2 バンド
に なります。ツマミ を“▼”の位置にする とフラットな特 性
となります。ツマミを右に回すとその周波数帯域が増幅され、
左に回すと減衰されます。
各 帯域のイコライ ザータイプ、基準周 波数、最大可変幅 は下
記のとおりです。
PAN コントロール (CH 1 ∼ 4)
PAN/BAL コントロール (CH 5/6、7/8)
BAL コントロール (CH 9/10、11/12)
PAN コントロールは、各チャンネルの信号を、GROUP 1/2
バスまたは STEREO L/R バスのどの位置に定位させるかを
決めます。
BAL コントロールは左右チャンネルの音量バランスを決めま
す。LINE L ( 奇数チャンネル ) に入力された信号は GROUP 1
バスまたは STEREO L バスへ、LINE R ( 偶数チャンネル )
に入力された信号は GROUP 2 バスまたは STEREO R バス
へ振り分けられます。
COMP コントロールのレベルを上げすぎると出力レベルが
上 がるため、ハウリン グしやすくなり ますので少し抑 えて
設定してください。
イ コライザー後のピ ークレベルを検 出し、クリッピング の手
前 3 dB に達すると赤く点灯します。
XLR が 併設 さ れた ステ レ オイ ンプ ッ トチ ャン ネ ル (5/6、
7/8) は、イコライザー後および MIC アンプ後のピークレベ
ルを検出し、どちらかの信号がクリッピングの手前 3 dB に
達すると赤く点灯します。
0
EFFECT (AUX2) コントロール
ON スイッチ
スイッチをオンにすると、そのチャンネルが有効になります。
オンの状態でスイッチがオレンジ色に点灯します。
F
PFL スイッチ
プリフェーダーリッスン (Pre-Fader Listen) の略です。
スイッチをオンにすると選択したチャンネルフェーダー I 調
整前の信号を PHONES 端子と MONITOR OUT 端子でモニ
ターできます。
最大可変幅
G
±15 dB
1-2 スイッチ
各チャンネルの信号を GROUP 1/2 バスに出力するスイッチ
です。
NOTE
A
AUX (AUX1) コントロール
各チャンネルから AUX (AUX1) バスに送られる信号のレベ
ルを調整します。
ツマミの“▼”の位置を目安に調整してください。
ステレオチャンネル (CH5/6 ∼ 11/12) の場合は、LINE L
( 奇数チャンネル ) と LINE R ( 偶数チャンネル ) の信号がミッ
クスされて、AUX (AUX1) バスへ送られます。
NOTE
B
信号をバスへ出力するには、ON スイッチをオン (
してください。
) に
AUX PRE スイッチ
AUX (AUX1) の信号取り出し位置を、プリフェーダーまたは
ポ ストフェーダーに 切り替えること ができます。このス イッ
チをオンにすると、チャンネルフェーダー I 調整前の信号が
AUX (AUX1) バスへ送られ、チャンネルフェーダーの影響は
受けません。このスイッチをオフにすると、チャンネルフェー
ダー調整後の信号が AUX (AUX1) バスへ送られます。
PAN と BAL が併記されたコントロール (CH5/6、7/8)
で、マイク入力端子または LINE L (MONO) 端子だけに信
号を入力した場合は PAN、LINE L/R 端子に信号を入力し
た場合は BAL として利用します。
H
信号を GROUP 1/2 バスに出力するには、ON スイッチを
オン (
) にしてください。
ST スイッチ
各チャンネルの信号を STEREO L/R バスに出力するスイッ
チです。
NOTE
I
信号をバスへ出力するには、ON スイッチをオン (
してください。
) に
チャンネルフェーダー
イン プットチャンネ ルの信号の出力 レベルを調節し、チャ ン
ネル間の音量バランスを調整します。
NOTE
ノイ ズ減少のために、使 用しないチャン ネルのフェーダ ー
は下げておきます。
MG124CX/MG124C 取扱説明書
13
リファレンス編
各部の名称と機能
マスターコントロール部
1
2TR IN 端子
ステレオの音源を入力する RCA ピン端子です。
お手持ちの CD プレーヤーなどをダイレクトに接続し、 モニ
ターまたは STEREO L/R バスに出力します。
2
NOTE
1
5
2
3
REC OUT (L、R) 端子
MD レコー ダーな どの外 部レコ ーダー を接続し、STEREO
OUT 端子と同じ信号を録音するための RCA ピン端子です。
7
NOTE
4
6
8
3
B
RETURN L (MONO)、R 端子
NOTE
C
4
D
5
SEND 端子
STEREO OUT (L、R) 端子
ミ ックスされた 信号をステ レオ出力す る端子です。STEREO
OUT マスターフェーダーでレベル調整された信号が出力されま
す。メインスピーカーを駆動するパワーアンプなどを接続します。
・ XLR 端子
XLR タイプのバランス型出力端子です。
・ LINE 端子
TRS フォーンタイプのバランス型出力端子です。
E
G
6
F
* インピーダンスバランス型 :
ホットとコールドの出力インピーダンスを同じ値に
してあるため、誘導ノイズの影響を受けにくくなります。
GROUP OUT (1、2) 端子
GROUP 1/2 バ スの信号を 出力する フォーンタ イプのイ ン
ピーダンスバランス型 * 出力端子です。
MTR や外部ミキサーの入力端子などに接続します。
H
MG124CX
MG124CX/MG124C 取扱説明書
補助のステレオ入力としても利用できます。
L (MONO) 端子だけに接続した場合は、R 端子にも L 端子
と同じ信号が流れ、モノラル入力となります。
・ AUX (AUX1)
フォーンタイプのインピーダンスバランス型 * 出力端子です。
AUX (AUX1) バスの信号が出力されます。キューボックスと
いったモニターシステムやエフェクターなどを接続します。
・ EFFECT (AUX2)
フォーンタイプのインピーダンスバランス型 * 出力端子です。
EFFECT (AUX2) バスの信号が出力されます。外部エフェク
ターなどを接続します。
A
14
この端子から出力される信号は、STEREO OUT マスター
フェーダーの設定の影響は受けません。
録音レベルの調整はレコーダー側で行なってください。
フォーンタイプのアンバランス型ライン入力端子です。
こ の 端 子 から 入 力 さ れた 信 号 は、STEREO L/R と AUX
(AUX1) バスへ送ることができます。
通 常は リバ ーブや ディ レイ など 外部 エフェ クタ ーか らの リ
ターン信号を受けるのに使用します。
9
0
マスターコントロール部の 2TR IN 切り替えスイッチで信
号の出力先を選択し、2TR IN コントロールで信号レベルを
調整します。
7
MONITOR OUT 端子
モニ ターシステムなど を接続するステレ オフォーンタイプ の
出力端子です。
NOTE
この端子でモニターする信号は、マスターコントロール部の
モニター信号切り替えスイッチ、2TR IN 切り替えスイッチお
よび各インプットチャンネルの PFL スイッチで選択します。
リファレンス編
各部の名称と機能
8
PHONES 端子
D
ヘ ッドフォンを接続 する、ステレオフォ ーンタイプの出 力端
子です。MONITOR OUT と同じ信号が出力されます。
9
・ モニター信号切り替えスイッチ
GROUP(
) にすると GROUP 1/2 の信号が、STEREO(
)
に すると STEREO L/R の信 号が、MONITOR OUT 端子、
PHONES 端子、およびレベルメーターに送られます。
・ モニターコントロール
PHONES 端子と MONITOR OUT 端子に出力される信号の
レベルを調整します。
PHANTOM +48 V スイッチ
ファンタム電源をオン / オフするスイッチです。すべてのマ
イク入力端子のファンタム電源がオンになります。
コンデンサーマイクを使用するときは、このスイッチをオンに
してください。
NOTE
スイッチをオンにすると、MIC の XLR 端子の 2 番および
3 番ピンに DC+48 V が供給されます。
MONITOR/PHONES
E
2TR IN
・ 2TR IN 切り替えスイッチ
TO MONITOR(
) にすると 2TR IN端子から入力された信号
が MONIT OR OUT 端子、PHONES 端子および、レベルメー
ターに送られ、TO STEREO(
) にすると STEREO L/R バ
スに信号が送られます。
・ 2TR IN コントロール
2TR IN 端子から入力された信号のレベルを調整します。
• フ ァ ンタ ム電 源 が不 要な と きは、必 ずこ の ス
イッチをオフにしておいてください。
• フ ァンタム電源 をオンにす る場合は、コンデ ン
サーマ イク以外の機器がマイク入力端子 (CH1
から7/8) に接続されていないことを確認してく
だ さい。外部機器 の故障の原 因になりま す。た
だ し、バランス型ダ イナミック マイクは接続 さ
れていても問題ありません。
MONITOR OUT 端子、PHONES 端子、およびレベルメーター
に送られる信号とスイッチの組み合せは下図のとおりです。
• スピーカー保護のために、パワーアンプ ( パワー
ドスピーカー ) の電源がオフの状態で、ファンタ
ム電源をオン / オフしてください。
ま た、STEREO OUT マス タ ーフ ェ ーダ ー、
GROUP1-2 フェーダーなどの出力コン トロー
ル は、すべて最小に しておくこ とをおすすめ し
ま す。大音量が出 て、聴力障害ま たは機器の 損
傷になることがあります。
スイッチ
PFL
MONITOR/
PHONES
オン
−
MONITOR & PHONES
端子に送られる信号
2TR IN
−
PFL
TO STEREO
STEREO
0
RETURN
・ AUX (AUX1) コントロール
RETURN L (MONO)、R 端子から AUX (AUX1) バスへ送られ
る (L、R をミックスした ) 信号のレベルを調整します。
・ STEREO コントロール
RETURN L (MONO)、R 端子から STEREO L/R バスに送ら
れる信号のレベルを調整します。
NOTE
A
TO STEREO
GROUP
TO MONITOR
*
RETURN L (MONO)端子だけに信号が入力された場合は、
STEREO L/R バスに同じ信号が送られます。
GROUP
GROUP (+ 2TR IN)
MONITOR MIX 時の信号の流れ
2TR IN
再生信号
・ マスター AUX (AUX1) コントロール
AUX (AUX1) SEND 端子に出力される信号のレベルをそれぞ
れ調整します。
・ マスター EFFECT (AUX2) コントロール
EFFECT (AUX2) SEND 端子に 出力される信 号のレベルを
調 整します。
(MG124CXの場合)EFFECT バスから内蔵デジタルエフェ
クトに送られる信号のレベルは、このマスター EFFECT コ
ントロールの設定の影響は受けません。
STEREO + 2TR IN
*
: オーバーダビング時に再生信号と録音信号のモニター
レベルを個別に調節できます。
SEND マスター
NOTE
TO MONITOR
オフ
STEREO (+ 2TR IN)
2TR IN コントロール
MONITOR/PHONES コントロール
MONITOR OUT/
PHONES 端子
STEREO バス
録音信号
STEREO OUT マスターフェーダー
REC OUT
NOTE
F
各チャンネルの PFL スイッチをオンにしているときは、PFL
の信号がほかの信号より優先されて出力されます。
GROUP 1-2 フェーダー
GROUP OUT 端子に出力される信号のレベルを調整します。
B
POWER インジケーター
本体の電源をオンにすると点灯します。
C
G
ス イッチをオン にすると、GROUP 1-2 フェーダ ー F でレ
ベ ル調 整さ れた 信号 が STER EO L/R バ スに送 られ ます 。
GROUP1 → S TEREO L、GROUP 2 → STEREO R に送
ら れます。
レベルメーター
モニター信号切り替えスイッチ D 、2TR IN 切り替えスイッチ
E 、およびPFLスイッチで選択された信号のレベルをLEDで表
示します。
“0”の位置が規定出力レベルを示し、クリッピングレベルが近
づくと PEAK LED が赤く点灯します。
ST スイッチ
H
STEREO OUT マスターフェーダー
STEREO OUT 端子に出力される信号のレベルを調整します。
MG124CX/MG124C 取扱説明書
15
リファレンス編
各部の名称と機能
デジタルエフェクト部
* この機能は MG124CX のみに内蔵されています。
1
FOOT SWITCH 端子
フォーンタイプの 入力端子です。フットス イッチを接続します。別売 の
フットスイッチ FC5 をこの端子に接続すると、内蔵デジタルエフェクト
のオン / オフを足元で切り替えることができます。
1
2
2
PROGRAM 選択ダイアル
内蔵のデジタルエフェクトのプログラムを 16 種類から選択します。エ
フェクトの詳細につきましては、17 ページをご覧ください。
3
4
3
PARAMETER コントロール
選択したエフェクトプログラムのパラメーター ( エフェクトの効 き具合
や変化の速さなど ) を調整します。
パラメーターの値は、エフェクトのプログラムごとに保存されます。
NOTE
5
4
ON
エフェクトのタイプを切り替えたときは、PARAMETER コントロール
の位置に関係なく、前回そのエフェクトで設定した値が有効になります。
電源をオフにすると、初期値に戻ります。
AUX コントロール
内蔵デジタルエフェクトから AUX バスに出力される信号のレベルを調
整します。
6
5
ON スイッチ
スイッチをオンにすると、内蔵エフェクトが有効になります。
オンの状態でスイッチがオレンジ色に点灯します。
別売のフットスイッチ FC5 を FOOT SWITCH 端子に接続すると、内蔵
エフェクトのオン / オフを足元で切り替えることができます。
NOTE
7
6
電源スイッチをオンにするたびに、ON スイッチが点灯して内蔵エフェ
クトが有効になります。
PFL スイッチ
内蔵デジタルエフェクトの信号を PFL バスに出力するスイッチです。
MG124CX
7
EFFECT RTN フェーダー
内蔵デジタルエフェクトから STEREO L/R バスに出力される信号のレ
ベルを調整します。
リアパネル部
1
電源スイッチ
電源の ON/STANDBY を切り替えるスイッチです。
電源が STANDBY の状態でも微電流が流れています。長時間
使用しないときは、必ず電 源アダプターをコンセン トから抜い
てください。
2
AC ADAPTOR IN 端子
付属の電源アダプター (PA-20) を接続する端子です。(5 ページ参照 )
必ず付属の電源アダプター (PA-20) を ご使用ください。それ
以外のものを使用する と、火災や感電の原因となる ことがあり
ます。
1
16
MG124CX/MG124C 取扱説明書
2
リファレンス編
各部の名称と機能
デジタルエフェクト PROGRAM 一覧
No
Program
Parameter
エフェクトの内容
1
REVERB HALL 1
REVERB TIME
2
REVERB HALL 2
REVERB TIME
3
REVERB ROOM 1
REVERB TIME
4
REVERB ROOM 2
REVERB TIME
5
REVERB STAGE 1
REVERB TIME
6
REVERB STAGE 2
REVERB TIME
7
REVERB PLATE
REVERB TIME
鉄板エコーのシミュレーションです。硬めの残響感が得られます。
8
DRUM AMBIENCE
REVERB TIME
ドラムキックに適した短めのリバーブです。
9
コンサートホールなどの広い空間をシミュレートしたリバーブ ( 残響効果 ) です。
小さな空間 ( 部屋 ) での響きをシミュレートしたリバーブです。
広いステージをシミュレートしたリバーブです。
KARAOKE ECHO
DELAY TIME
カラオケでの使用を想定したエコーです。
10
VOCAL ECHO
DELAY TIME
ボーカル用を想定したエコーです。
11
CHORUS 1
LFO 周波数
12
CHORUS 2
LFO 周波数
異なる遅延時間の音を複数加えて、音に厚みを加えます。
PARAMETER コントロールでは、遅延時間を変調する LFO(*) の周波数を調整します。
13
FLANGER
LFO 周波数
音色が音程感をもったような強いうねりを加えます。
PARAMETER コントロールでは、遅延時間を変調する LFO(*) の周波数を調整します。
14
PHASER
LFO 周波数
音の位相を変化させて、音にうねりを加えます。
PARAMETER コントロールでは、位相を変調する LFO(*) の周波数を調整します。
15
AUTO WAH
LFO 周波数
周期的に変化するワウ効果を加えます。
PARAMETER コントロールでは、ワウフィルターを制御する LFO(*) の周波数を調整します。
16
DISTORTION
DRIVE
音を歪ませた、いわゆるディストーションの効果を加えます。
* LFO: Low Frequency Oscillator ( 低周波発振器 ) の略です。別の信号を周期的に変化 ( 変調 ) させる場合に使います。
端子一覧
入出力端子名
MIC INPUT、STEREO OUT
端子の極性
ピン 1: グラウンド
ピン 2: ホット (+)
ピン 3: コールド ( –)
LINE INPUT(CH1 ∼ 4)
GROUP OUT、STEREO OUT、
MONITOR OUT、AUX (AUX1)、
EFFECT (AUX2)*
チップ : ホット (+)
リング : コールド (–)
スリーブ : グラウンド
INSERT
チップ : Output
リング : Input
スリーブ : グラウンド
PHONES
チップ : L
リング : R
スリーブ : グラウンド
RETURN
LINE INPUT (CH5/6 ∼ 11/12)
チップ : ホット
スリーブ : グラウンド
端子の形状
INPUT
OUTPUT
リング
スリーブ
チップ
スリーブ
チップ
* これらの端子にモノラルタイプのフォーン端子を使用することもできます。その場合は、アンバランスになります。
MG124CX/MG124C 取扱説明書
17
リファレンス編
困ったときは ?
■ 電源が入らない
□ 付属の電源アダプターが電源コンセントに正しく接続されていますか ?
□ 付属の電源アダプターと本体は正しく接続されていますか?
■ 音が出ない
□ 外部機器 ( マイクを含む ) やスピーカーは、正しく接続されていますか ?
□ 各チャンネルの ON スイッチと ST スイッチは ON になっていますか?
□ 各チャンネルの GAIN コントロール、チャンネルフェーダー、STEREO OUT マ
スターフェーダー、GROUP 1-2 フェーダーなどは、
適切に調節されていますか ?
□ モニター信号切り替えスイッチや 2TR IN 切り替えスイッチは適切に設定されて
いますか?
□ スピーカーケーブルがショート ( 断線 ) していませんか ?
□ それでも音が出ない場合は、取扱説明書 ( 本書 ) に記載されているヤマハ電気音
響製品サービス拠点にご相談ください。
■ 音が小さい、音が歪む、
雑音が入る
□ 各チャンネルの GAIN コントロール、チャンネルフェーダー、STEREO OUT マ
スターフェーダー、GROUP 1-2 フェーダーなどは、
適切に調節されていますか ?
□ ひとつのインプットチャンネルに XLR タイプとフォーンタイプ、またはフォーン
タイプと RCA ピンタイプの両方を接続していませんか ?
どちらか一方の端子だけをご使用ください。
□ ミキサーに接続した機器からの入力信号のレベルは適切ですか ?
□ エフェクトをかけすぎていませんか ?
□ マイクは CH1 ∼ 7/8 の MIC 入力端子に接続されていますか?
□ コンデンサーマイクを使用の場合は、PHANTOM +48 V スイッチが ON になっ
ていますか?
■ エフェクトがかからない
(MG124CX の場合 )
□ 各チャンネルの EFFECT コントロールは、適切に調節されていますか ?
□ デジタルエフェクトの ON スイッチは、ON になっていますか ?
□ EFFECT の PARAMETER コントロールと EFFECT RTN フェーダーは適切に
調節されていますか ?
■ スピーチの声をはっきり
させたい
□
スイッチは、ON になっていますか ?
■ モニター用の信号を出力
したい
□ AUX (AUX1) 端子 * にアンプ内蔵スピーカー(パワードスピーカー)を接続し、
□ EQ(イコライザー :HIGH/MID/LOW)は、適切に調節されていますか ?
PRE スイッチを ON にしてください。AUX (AUX1) 端子 * の出力信号は、各
チャンネルと SENDマスターのAUX (AUX1)コントロールで調節してください。
* MG124CX (MG124C) で表示しています。
18
MG124CX/MG124C 取扱説明書
リファレンス編
仕様
■ 電気的特性
周波数特性
STEREO OUT GAIN: 最小 (CH 1-7/8)
GROUP OUT 20 Hz-20 kHz
EFFECT/AUX ノミナル出力レベル @ 1 kHz
(AUX1、2*) SEND 入力 : CH 1-11/12、RETURN、2TR IN
MIN
TYP
MAX
UNIT
-3.0
0.0
1.0
dB
0.1
-128
%
MONITOR OUT、
REC OUT
全高調波歪率 (THD + N)
ハム & ノイズ
@12.7 kHz、6dB/octave の
ローパスフィルターで測定
(@20 kHz、- ∞ dB/octave
フィルターに相当 )
STEREO OUT +14 dBu @ 20 Hz-20 kHz、GAIN コントロール : 最小
CH INPUT 1-4 MIC 入力換算ノイズ : Rs = 150 Ω、GAIN: 最大
STEREO OUT STEREO OUT マスターフェーダー、GROUP 1-2 フェーダー :
GROUP OUT ノミナルレベル
全チャンネルの ST、1-2 スイッチ : オフ
EFFECT/AUX マスター部の EFFECT/AUX (AUX1、2) コントロール : ノミナル
(AUX1、2*) SEND 全チャンネルの EFFECT/AUX (AUX1、2) コントロール : 最小
-88
-81
STEREO OUT STEREO OUT マスターフェーダー、GROUP 1-2 フェーダー、
GROUP OUT CH1-4 のチャンネルフェーダー : ノミナル
クロストーク(1 kHz)
最大電圧ゲイン (1 kHz)
測定時、全レベルコント
ロールは最大
PAN/BAL: 左か右に回し切る
-64
STEREO OUT 残留ノイズ
入力チャンネル間 CH 1-4
-98
-70
入出力間 STEREO L/R、CH 1-4、PAN: 左か右に回し切る
Rs = 150 Ω MIC → CH INSERT OUT
INPUT GAIN: 最大 MIC → STEREO OUT
MIC → GROUP OUT
-70
84
94
62.2
MIC → MONITOR OUT、ST TO MONITOR
MIC → PHONES OUT
94
83
MIC → AUX (AUX1*) SEND PRE
MIC → AUX (AUX1*) SEND POST、EFFECT (AUX2*) SEND
76
86
CH 5/6、7/8 LINE → STEREO OUT
CH 5/6、7/8 LINE → GROUP OUT
58
CH 5/6、7/8 LINE → AUX (AUX1*) SEND PRE
CH 5/6、7/8 LINE → AUX (AUX1*) SEND POST、EFFECT
(AUX2*) SEND
Rs = 150 Ω RETURN → STEREO OUT
RETURN → EFFECT (AUX2*) SEND
ファンタム電源
Rs = 600 Ω 2TR IN → STEREO OUT
MIC 負荷なし
dB
60
MIC → GROUP → ST
MIC → REC OUT
CH 9/10、11/12 → STEREO OUT
CH 9/10、11/12 → GROUP OUT
dBu
dB
47
57
34
16
9
27.8
48
V
■ 一般仕様
ハイパスフィルター
イコライザー
最大± 15 dB
シェルビングタイプのターンオーバー /
ロールオフ周波数 : 最大可変幅に対して
3 dB 下がったポイント
CH 1-7/8、80Hz、12 dB/oct
CH 1-7/8 HIGH: 10 kHz ( シェルビング )
MID: 2.5 kHz ( ピーキング )
LOW: 100 Hz ( シェルビング )
CH 9/10-11/12 HIGH: 10 kHz ( シェルビング )
LOW: 100 Hz ( シェルビング )
PEAK インジケーター
イコライザー後の信号 (CH 5/6、7/8 は MIC アンプ後またはイコライザー後の信号 ) がク
リッピングの手前 3 dB (+17 dBu) に達すると赤く点灯
16 プログラム、PARAMETER コントロール
フットスイッチ ( オン / オフ )
内蔵デジタルエフェクト *
LED レベルメーター
電源アダプター
モニターレベル調整前 2x12 ポイント LED メーター (PEAK、+10、+6、+3、0、-3、-6、-10、-15、-20、-25、-30 dB)
信号レベルがクリッピングレベル手前 3 dB に達すると PEAK が点灯
PA-20 AC 35 VCT、0.94 A、ケーブル長さ : 3.6 m
消費電力
最大外形寸法 (W x H x D)
30 W
346.2 mm x 86.1 mm x 436.6 mm
質量
3.2 kg (MG124CX)、3 kg (MG124C)
特に指定のない場合、コントロールはノミナル位置。
シグナルジェネレーターの出力インピーダンス : 150Ω
* MG124CX(MG124C) で表示しています。
MG124CX/MG124C 取扱説明書
19
リファレンス編
仕様
■ 入力仕様
入力端子名称
ゲイン
-60 dB
CH INPUT MIC
(CH 1-4)
CH INPUT LINE
(CH 1-4)
入力イン 適合インピー
ピーダンス
ダンス
50− 600Ω
Mics
3kΩ
-16 dB
-34 dB
600Ω
Lines
10k Ω
+10 dB
ST CH MIC
INPUT
(CH 5/6、7/8)
-60 dB
ST CH LINE
INPUT
(CH 5/6、7/8)
-34 dB
50− 600Ω
Mics
3kΩ
-16 dB
+10 dB
10k Ω
600Ω
Lines
最大ノンクリッピング
レベル
感度 *
ノミナルレベル
-80 dBu (0.078 mV)
-60 dBu (0.775 mV)
-40 dBu (7.75 mV)
-36 dBu (12.3 mV)
-16 dBu (123 mV)
+4 dBu (1.23 V)
-54 dBu (1.55 mV)
-34 dBu (15.5 mV)
-14 dBu (155 mV)
-10 dBu (245 mV)
+10 dBu (2.45 V)
+30 dBu (24.5 V)
-80 dBu (0.078 mV)
-60 dBu (0.775 mV)
-40 dBu (7.75 mV)
-36 dBu (12.3 mV)
-16 dBu (123 mV)
-6 dBu (389 mV)
-54 dBu (1.55 mV)
-34 dBu (15.5 mV)
-14 dBu (155 mV)
-10 dBu (245 mV)
+10 dBu (2.45 V)
+30 dBu (24.5 V)
端子仕様
XLR-3-31 タイプ
( バランス型 [1 = グラウンド、
2 = ホット、3 = コールド ])
TRS フォーンジャック
( バランス型 [T = ホット、R =
コールド、S = グラウンド ])
XLR-3-31 タイプ
( バランス型 [1 = グラウンド、
2 = ホット、3 = コールド ])
フォーンジャック
( アンバランス型 )
フォーンジャック
( アンバランス型 )
RCA ピンジャック
TRS フォーンジャック
( アンバランス型 [T = アウト、
R = イン、S = グラウンド ])
ST CH INPUT
(CH 9/10、11/12)
−
10k Ω
600Ω
Lines
-30 dBu (24.5 mV)
-10 dBu (245 mV)
+10 dBu (2.45 V)
CH INSERT IN
(CH 1-4)
−
10k Ω
600Ω
Lines
-20 dBu (77.5 mV)
0 dBu (0.775 V)
+20 dBu (7.75 V)
RETURN (L 、R)
−
10k Ω
-12 dBu (195 mV)
+4 dBu (1.23 V)
+24 dBu (12.3 V)
フォーンジャック
( アンバランス型 )
2TR IN (L 、R)
−
10k Ω
-26 dBV (50.1 mV)
-10dBV (0.316V)
+10dBV (3.16 V)
RCA ピンジャック
600Ω
Lines
600Ω
Lines
0 dBu = 0.775 Vrms、0 dBV= 1 Vrms とする
* 入力感度 : 最大レベル設定時で +4 dB (1.23 V) またはノミナルレベルを出力するときに得られる最小レベル ( レベルコントロールはすべて最大 )。
■ 出力仕様
出力インピー
ダンス
適合インピー
ダンス
ノミナルレベル
最大ノンクリッピング
レベル
STEREO OUT (L、R)
75Ω
600Ω Lines
+4dBu (1.23 V)
+24 dBu (12.3 V)
GROUP OUT (1、2)
150Ω
10k Ω Lines
+4dBu (1.23 V)
+20 dBu (7.75 V)
EFFECT/AUX
(AUX1、2*) SEND
150Ω
10k Ω Lines
+4dBu (1.23 V)
+20 dBu (7.75 V)
CH INSERT OUT
(CH 1-4)
75Ω
10k Ω Lines
0 dBu (0.775 V)
+20 dBu (7.75 V)
REC OUT (L、R)
600Ω
10k Ω Lines
-10 dBV (0.316 V)
+10 dBV (3.16 V)
MONITOR OUT (L、R)
150Ω
10k Ω Lines
+4 dBu (1.23 V)
+20 dBu (7.75 V)
PHONES OUT
100Ω
40Ω Phones
3 mW
75 mW
出力端子名称
0 dBu=0.775 V、0 dBV=1 V とする
* MG124CX(MG124C) で表示しています。
20
MG124CX/MG124C 取扱説明書
端子仕様
XLR-3-32 タイプ ( バランス型 [1 = グラウンド、
2 = ホット、3 = コールド ])
フォーンジャック ( バランス型 [T = ホット、
R = コールド、S = グラウンド ])
フォーンジャック
( インピーダンスバランス型
[T = ホット、R = コールド、S = グラウンド ])
フォーンジャック
( インピーダンスバランス型
[T = ホット、R = コールド、S = グラウンド ])
フォーンジャック
( アンバランス型 [T = アウト、R = イン、
S = グラウンド ])
RCA ピンジャック
フォーンジャック
( インピーダンスバランス型
[T = ホット、R = コールド、S = グラウンド ])
ステレオフォーンジャック
リファレンス編
仕様
■ 寸法図
86.1
79.6
346.2
433.9
436.6
2
単位:mm
MG124CX/MG124C 取扱説明書
21
LINE
–60dBu
–50dBu
–40dBu
–30dBu
–20dBu
–10dBu
0dBu
+10dBu
+20dBu
+30dBu
HA
LINE R
ST CH INPUT
R
R
L
R
FOOT SW
EFFECT ON/OFF
[–10dBV]
[–7.8dBu]
2TR IN
[+4dBu]
RETURN
L/MONO
(CH9/10, 11/12)
[–10dBu]
L
[–34 to +10dBu]
CH IN MIC Gain:Max [–60dBu]
CH IN LINE Gain:Max [–34dBu]
CH IN MIC Gain:Min [–16dBu]
HPF
[6 to 50dB]
GAIN Trim
INV
INV
INV
INV
HA
HA
HA
HA
ST CH IN MIC Gain:Max [–60dBu]
ST CH IN LINE Gain:Max [–34dBu]
ST CH IN MIC Gain:Min [–16dBu]
ST CH IN
[–10dBu]
Clip Level
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[0dBu]
TH+GAIN
COMP
ST CH IN LINE Gain:Min [+10dBu]
Clip Level
HPF
HPF
[–34 to +10dBu]
[16 to 60dB]
GAIN Trim
[–34 to +10dBu]
LINE L/MONO
CH IN LINE Gain:Min [+10dBu]
(CH5/6, 7/8)
ST CH INPUT
[–60 to –16dBu]
MIC
[0dBu]
INSERT
I/O
(CH1 to 4)
[–34 to +10dBu]
CH INPUT
[–60 to –16dBu]
HA
+48V
3-Stage EQ
[0dBu]
3-Stage EQ
LOW
2-Stage EQ
3-Stage EQ
LOW
MIC
MID
MID
HPF
YE
YE
ON
ON
2TR IN [–10dBV]
CH Level [–7.8dBu]
ST CH Level
[Nominal:–10dB]
RETURN [+4dBu]
Clip Level
IN
RO
+15V
[–6dBu]
PFL
[–14dBu]
[–6dBu]
[–14dBu]
EFFECT *1
[–14dBu]
AUX *1
[0dBu]
[0dBu]
[–14dBu]
G1-2
ST
PFL
EFFECT *1
[–14dBu]
[0dBu]
[0dBu]
[–6dBu]
AUX *1
G1-2
ST
PFL
AUX *1
BA
AUX
RETURN
2TR IN
[Nominal:–6dB]
[–14dBu]
[0dBu]
TO STEREO/TO MONITOR
BA
CH AUX *1
[Nominal:–6dB]
PFL
[–10dBu]
EFFECT RETURN
[0dBu]
G1-2 [0dBu]
ST
AUX *1
ST
[–6dBu]
+15V
PRE
+15V
PRE
+15V
2TR IN
[0dBu]
BAL
[0dBu]
BAL/PAN
PRE
EFFECT *1
[0dBu]
PAN
EFFECT RETURN
[Nominal:–10dB] ST CH AUX *1
DSP AUX
[Nominal:–6dB]
DIGITAL
EFFECT
(DSP)
BA
BA
BA
BA
BA
LO
[–10dBu]
CH Fader
[–10dBu]
CH Fader
[-10dBu]
CH Fader
[0dBu]
[0dBu]
YE
ON
only MG124CX
ON
PARAMETER
PROGRAM
(1-16)
Clip Level
2-Stage EQ
[0dBu]
YE
[0dBu]
PEAK
RE
PEAK
RE
PHANTOM
HIGH
HIGH
[0dBu]
LOW
MG124CX/MG124C 取扱説明書
HIGH
AUX *1
EFFECT *1
STEREO L
STEREO R
GROUP 1
GROUP 2
PFL L
PFL R
PFL CTRL
[–6dBu]
22
RE
[0dBu]
INV
SUM
SUM
BA
AUX
Clip Level
AUX1
STEREO Master
[Nominal:–10dB]
GROUP OUT [+4dBu]
Clip Level
MG124C
INV
INV
REC OUT [–7.8dBu]
R
L
R
L
2
1
PHONES
[+4dBu]
PHONES [3mW @ 40ohms]
–30dBu
–20dBu
–10dBu
0dBu
+10dBu
+20dBu
+30dBu
[+4dBu]
EFFECT SEND *1
[+4dBu]
AUX SEND *1
[3mW @ 40ohms]
R
MONITOR OUT
L
[–10dBV]
[–7.8dBu]
REC OUT
[+4dBu]
ST OUT
[+4dBu]
GROUP OUT
MONITOR OUT [+4dBu]
Clip Level
MONITOR/PHONES
[Nominal:–16dB]
STEREO OUT [+4dBu]
AUX2
EFFECT
FUNCTION NAME
LED METER
MODEL
BA
BA
DR
[–16dBu]
MONITOR/PHONES
LED METER
[0dBu]
MG124CX
[–6dBu]
EFFECT SEND *1
*1
DR
[0dBu]
[–6dBu]
AUX SEND *1
GROUP Fader
[Nominal:–10dB]
AUX SEND *1 [+4dBu]
BA
TO ST
BA
BA
STEREO Fader
[–10dBu]
INV
MONITOR MIX
[0dBu]
[0dBu]
SUM
SUM
[0dBu]
[–10dBu]
GROUP Fader
[0dBu]
[0dBu]
STEREO/GROUP
Clip Level
SUM
SUM
[0dBu]
AUX SEND *1
[Nominal:–6dB]
SUM
SUM
SUM
SUM
リファレンス編
仕様
■ ブロック / レベルダイアグラム
サービスについて
■ 保証書
■ 調整・故障の修理
この商品には保証書がついています。販売店でお渡しし
ていますから、ご住所・お名前・お買上げ年月日・販売店
名など所 定事項の記 入および記載 内容をおたし かめの上、
大切に保管してください。
保証 書は当 社が お客様 に保証 期間 内の無 償サ ービス を
お約束するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より
1 年です。
保証 期間 内の転 居や、ご 贈答 用に購 入さ れた場 合な ど
で、記載事項の変更が必要なときは、事前・事後を問わず
お買上げ販売店かお客様ご相談窓口、またはヤマハ電気音
響製品サービス拠点へご連絡ください。継続してサービス
できるように手配いたします。
「故障かな ?」と思われる症状のときは、この説明書をも
う一度よくお読みになり、電源・接続・操作などをおたし
かめください。それでもなお改善されないときには、お買
上げ販売店へご連絡ください。調整・修理いたします。
調整・修理に際しては保証書をご用意ください。保証規
定により、調整・修理サービスをいたします。また、故障
した製品をお持ちいただくか、サービスにお伺いするのか
も保証書に書かれています。
修理 サー ビスは 保証 期間が 過ぎた 後も 引き続 きお こな
われ、そのための補修用性能部品が用意されています。性
能部 品と は製品 の機能 を維 持する ために 不可欠 な部 品の
ことをいい、PA 製品ではその最 低保有期間は製造打切後
8 年です。この期間は経済産業省の指導によるものです。
■ 損害に対する責任
この商品 ( 搭載プログラムを含む ) の使用または使用不
能により、お客様に生じた損害 ( 事業利益の損失、事業の
中断、事業情報の損失、その他の特別損失や逸失利益 ) に
ついては、当 社は一切そ の責任を負 わないもの とします。
また、如何 なる場合で も、当社が負担 する損害 賠償額は、
お客様が お支払にな ったこの商品 の代価相当額 をもって、
その上限とします。
■ お客様ご相談窓口
ヤマハ PA 製品に関するご質問・ご相談はお客様ご相談
窓口へ、アフターサービスについてのお問合わせはヤマハ
電気音響製品サービス拠点へおよせください。
● お客様ご相談窓口 : ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口
ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター
Tel: 03-5791-7678 Fax: 03-5488-6663 ( 電話受付=祝祭日を除く月∼金 /11:00 ∼ 19:00)
ONLINE support : http://proaudio.yamaha.co.jp/
● 営業窓口
国内楽器営業本部 LM 営業部 企画推進室
PA・DMI 事業部 MP 推進部 マーケティンググループ
☎ 03-5488-5430
☎ 053-460-2432
〒 108-8568 東京都港区高輪 2-17-11
〒 430-8650 浜松市中沢町 10-1
● ヤマハ電気音響製品サービス拠点 ( 修理受付および修理品お持込み窓口 )
◆ 修理のご依頼 / 修理についてのご相談窓口
ヤマハ電気音響製品修理受付センター
受付時間 月曜日∼金曜日 9:00 ∼ 19:00、土曜日 9:00 ∼ 17:30
( 祝祭日および弊社休業日を除く )
ナビダイヤル ( 全国共通番号 )
0570-012-808
※一般電話・公衆電話からは、市内通話料金でご利用いただけます。
FAX
(053)463-1127
◆ 修理品お持込み窓口
受付時間 月曜日∼金曜日 9:00 ∼ 17:45 ( 祝祭日および弊社休業日を除く )
* お電話は、電気音響製品修理受付センターでお受けします。
北海道サービスステーション
首都圏サービスセンター
浜松サービスステーション
名古屋サービスセンター
大阪サービスセンター
九州サービスステーション
FAX
FAX
FAX
FAX
FAX
FAX
(011)512-6109
(03)5762-2125
(053)462-9244
(052)652-0043
(06)6330-5535
(092)472-2137
〒 064-8543
〒 143-0006
〒 435-0016
〒 454-0058
〒 564-0052
〒 812-8508
札幌市中央区南十条西 1 丁目 1-50 ヤマハセンター内
東京都大田区平和島 2 丁目 1-1 京浜トラックターミナル内14 号棟A-5F
浜松市和田町 200 ヤマハ ( 株 ) 和田工場内
名古屋市中川区玉川町 2 丁目 1-2 ヤマハ ( 株 ) 名古屋倉庫 3F
吹田市広芝町 10-28 オーク江坂ビルディング 2F
福岡市博多区博多駅前 2 丁目 11-4
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http://proaudio.yamaha.co.jp/
ヤマハマニュアルライブラリー
http://www.yamaha.co.jp/manual/japan/
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