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MS3300シリーズ 取扱説明書 付録A-4−MS3307に対する入出力の接続と校正方法
接続の方法
Rev. 1.1
MS3307
MS3307に対する入力、接点出力、
駆動電源の接続は、すべてソケッ
トのネジ端子に対しておこないます。
右図にソケットの端子配列を示し
ます。
8
7
6
9
10
5
IN+ 5
1 +
4
IN- 6
2 −
4
10 +
11 −
3
11
1
9
7 L /+
3
8 N /−
2
OUTPUT-1
OUTPUT-2
SUPPLY
校正の方法
信号変換器の校正は熟練を要する作業です。校正の必要な場合は、なるべく弊社の再校正サービスをお受
けください。やむを得ずお客様側で校正する場合は下記を参照して行ってください。
① 下図に従い各機器を接続してください。
(接続作業は、すべての機器の電源をOFFにして行ってください。)
MS3307
標準信号
発生器
(4∼20mA)
5 IN+
OUT1+ 1
+
6 IN-
OUT1- 2
-
DVM
4 COM
9
L/+
7
3
N/-
8
POWER SOURCE
② 上図の状態で書く機器に電源を投入し、その後最低30分間のウォーミング・アップを行って
ください。このウォーミング・アップが不十分ですと、正確な校正ができません。
③ 信号発生器の出力4mAに設定して下さい。
④ 上記③の状態でMS3307本体右下にあるゼロ・トリマ(右側にZと印字してある方)をゆっ
くりと回転させ、MS3307NO出力が0%となるように調整して下さい。
⑤ 信号発生器の出力を20mAに設定して下さい。
⑥ 上記⑤の状態で、MS3307本体前面右下にあるスパン・トリマ(右側にSと印字してある方)
をゆっくりと回転させ、MS3307の出力が100%となるように調整して下さい。
⑦ 上記③∼⑥を数回繰り返し、ゼロ、スパンともに完全に調整して下さい。
⑧ 信号発生器の出力を入力レンジ25%、50%、75%相当に準じ調整し、各々の出力値を記録して
直線性の確認を行ってください。