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取扱説明書
目次
あらかじめご 承 知い ただきたいこと ............. 1
安 全 に つ い て のご 注 意 ....................... 2
●ご 注 意 ................................... 3
● P r o スクリーン 印 刷 機 のセット内 容 ........... 5
● 各 部 の 名 称とはたらき ...................... 6
● 微 調 整 ユ ニット部 の 名 称とはたらき .......... 7
●きれい に 印 刷 するために ................... 8
● 印 刷 の 手 順 .............................. 9
① T シャツの 準 備 ......................... 1 0
② フレームをとりつける .................... 1 0
③ プリント位 置を決める .................... 1 1
④ プリントする ............................ 1 2
⑤ できあがり ............................. 1 2
● 多 色 印 刷 ................................. 1 3
● 各 インク の 特 徴と使 い 方 ................... 1 5
● オプション 品 の 使 い 方 ..................... 1 6
●オプションとT シャツくん P r o の 関 連 商 品 ...... 1 7
● T シャツくんインフォメーション サービ ス ....... 1 8
製造・発売元/太陽精機株式会社ホリゾン事業部
〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-6-4
TEL 0422 (48) 5119(代) FAX 0422 (48) 5009
京都事業所
〒601-8204 京都市南区久世東土川町242
TEL 075 (921) 9225 FAX 075 (921) 9217
オリジナルプリントホームページ:http://www.taiyoseiki.com
091118/Pro 印刷機 /03J/YT.YT.YT/DV
UM107097-03
あらかじめご承知いただきたいこと
この 取 扱 説 明 書は、
「Tシャツくん P r ooス
スクリーン 印 刷 機 」
をお 使
い 頂くた めのガイドブックで す 。太 陽 精 機( 株 )
ホリゾン 事 業 部 の
「 P r ooス
スクリーン 印 刷 機 」
を初 めて お 使 い 頂く方はもちろん 、す でに
使 用 経 験をお 持ちの 方も知 識 や 経 験を再 確 認 する上 で お 役に 立
この 取 扱 説 明 書をよくお 読 みになり、内 容
つものと考えて おります 。
をご 理 解され た 上 で お 使 い 下さいますように お 願 いします 。また、
この 説 明 書を手 元に 置 か れ て 作 業されることをお 勧 めします。
この 製 品は 改 良 のた めに、仕 様を変 更 する場 合 が あります 。
こ
のた め、同 一 製 品に お い ても、
「 取 扱 説 明 書 」の 記 載 内 容 の 異な
る場 合もあり得ます の で 、製 品ごとの「 取 扱 説 明 書 」
を混 同し て 使
用しない で 下さい。
製 品またはこの 取 扱 説 明 書 の 内 容に つ いて のご 質 問は、下 記
まで お 問 い 合 わ せ 下さい。
製造・発売元/太陽精機株式会社ホリゾン事業部
〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-6-4
TEL 0422 (48) 5119(代) FAX 0422 (48) 5009
京都事業所
〒601-8204 京都市南区久世東土川町242
TEL 075 (921) 9225 FAX 075 (921) 9217
オリジナルプリントホームページ:http://www.taiyoseiki.com
1
安全についてのご注意
P r ooス
スクリーン 印 刷 機を安 全にご 使 用 い ただくには、
この 取 扱 説
明 書に 示され て いる安 全に 関 する注 意 事 項をよくお 読 みになり、
十 分に 理 解されるまで 印 刷 作 業を行 わな い で 下さい。
取 扱 説 明 書に 示し た 操 作 法 および 安 全に 関 する注 意 事 項は、
P r ooス
スクリーン 印 刷 機を指 定 の 方 法 で 使 用 する場 合に 有 効なもの
で す。
この 取 扱 説 明 書 外 の 使 用 、取 扱を行う場 合 の 安 全に 対 する
配 慮は、す べ てご 自 分 の 責 任とお 考え 下さい。
この 取 扱 説 明 書 及 び 製 品 へ の 表 示 では、製 品を正しくお 使 い
頂き、あなた や 他 の 人 々へ の 危 害 や 財 産 へ の 損 害を未 然に 防 止
するた めに、いろいろな 絵 表 示をし て います。そ の 表 示と意 味は
次 のようになって います。
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が障害
を負ったり財産が損害を受ける恐れがある内容を示し
ています。
絵表示の例
禁止の行為であることを告げるものです。
行為を強制したりする内容を告げるものです。
2
●ご 注 意
正しく安全にお使い頂くために、次の事項を特にご注意下さい。
注意
・ 風 通し の 良い 場 所 で お 使 い 下さい 。
インクには、溶 剤 が 使ってあります。
・ インクは 口 に 入 れない で 下さい 。 ・ スプレー のりを使うときは、換 気を十 分に 行って 下さい 。
・ ぐらつい た 台 や 傾い たところなど 不 安 定 な 場 所 に 置 かない で 下さい 。
落ちたり倒 れ たりして、
け が の 原 因 になることがあります。
・ お 手 入 れ のとき、有 機 溶 剤(シン ナ ー・ベンジン 等 )
は 使わない で 下さい 。
変 形 や 変 色ヒビ 割 れ の 原 因 になります。
・ 本 機を運 ぶときは、
シャーシ の 中 央 部を持って 下さい 。
シャーシ
3
注意
・ ヒンジ の 上 下 が 重 いときは 無 理 に 動 かさない で 、上 下 ステー のロータの 状
態をみ て 開 閉して 下さい。
ヒンジ
上下ステー
ヒンジ(フレーム)が上で止っている状態
この状態では、下げることは
できません。
下げるときは、ヒンジを少し
持ち上げるとロータが回転し
下ろせます。
ロータ
ヒンジ(フレーム)が下がる状態
この状態で、下げられます。
上げたままにするときは、
ロータが回転するまでヒンジ
を持ち上げて下さい。
4
● P r o スクリーン 印 刷 機 のセット内 容
2
1
3
4
9
5
6
7
セット 内 容
1
2
3
4
5
P r o スクリーン印刷機 .......... 1 台
P r o パネル .................... 5 枚
ステンレスヘラ(小)........... 1 本
パネル ストッパ ................ 2 本
専用スプレーのり( 4 3 0 m l ) ...... 1 本
10
8
●ご使用前に必ずこの取扱説明書をお読み下さい。
●取扱説明書と保証書は必ず保管して下さい。
11
6 マルチチョイスインク一般色( 1 0 0 g )
(黒・ 白・ 黄・ 赤・ 青・ 緑).......... 各 1
7 ふきとり& うすめ液 ............. 1 本
8 シリコンシート
(A 3 )............ 5 枚
9 業務用スキージ3 8 c m .......... 1 本
10 取扱説明書 ................... 1冊
11 保証書 ....................... 1枚
5
● 各 部 の 名 称とはたらき
パネルストッパ
プリント台とProパネルに装着した
Tシャツを固定します。
微調整ユニット部
プリント台
ピン
フレーム固定ネジ
フレームを固定します。
Proパネルの穴を合わせて
固定します。
前後引き出しアーム
プリント台固定ネジ×4
ネジをゆるめると、プリント台は
120ミリ移動できます。
シャーシ
ヒンジ
運ぶときは、ここを持って下
さい。
上下固定ネジ
印刷する厚さに合わせてフレームを
上下に移動できます。
上下ステー
フレーム(ヒンジ)を上げると保持状態
になります。
下げるときは、フレームを少し上げると
下ろせます。
前後固定ネジ
ネジをゆるめると調節部全体を前後に
100ミリ移動できます。
6
● 微 調 整 ユ ニット部 の 名 称とはたらき
微調整ツマミB
微調整ツマミA
固定レバー
● 多 色 印 刷 の 時、印 刷 位 置 の わず かなズレを修 正を行 います。
① 固 定レ バー
微調整部が動かないように固定します。各ツマミで微調整を行う時には最初にこのレバーをゆるめ
ます。
② 微 調 整ツマミA
微調整ツマミBで修正できない方向のズレを修正します。左右共に同じ方向へ回すと前後に移動し
ます。左右方向のみ、
または逆方向へ回すと回転方向へ移動します。
微調整幅は10mmまたは5°
です。
③ 微 調 整ツマミB( 左 右 各 1 ケ 所 )
左右方向のズレを修正します。
ツマミを右へ回すと・・・向かって左へ移動します。
ツマミを左へ回すと・・・向かって右へ移動します。
微調整幅は10mmです。
注意
・ 上 記の 微 調 整ツマミによって修 正 可 能なズレは約 10mm
四 方 以 内です。
10mm四
を取り付け直す 等、できるだけズレが 小さい
(スクリーン 版 )
これ 以 上のズレはフレーム
状 態に修 正してから微 調 整を行って下さい。
1.
固定レバーを緩めます。
(90°
∼180°
緩めれば十分)
2.
各微調整ツマミでズレを修正する。
3.
固定レバーを締めます。
7
●きれい に 印 刷 するために
単 色 印 刷、多 色 印 刷ともに 以 下 のことに 注 意して 下さい 。
● スクリーン 版 のピン ホー ルは、
きれ い に 修 正しましょう。
スクリーン版が原稿どおりできていないと、
きれいに刷れません。
スクリーン版を光にあてて、
ピンホールがないかしっかり確認して下さい。
ピンホールの修正はスクリーン版の裏から専用の修正液を塗って下さい。
● 刷る前に 位 置を確 認しましょう。
プリントする位置の左右はスクリーン版のフレームをセットするときに決めて下さい。
前後(Tシャツの上下)
は、
プリント台固定ネジと、前後固定ネジの2ケ所で決めて下さい。
● インクは 図 柄 の 幅より広くの せて 下さい。
スクリーン版にインクをのせるときは、図柄よりも広くのせて下さい。スキージは70°
程傾けて下に
押さえながら手前に引いて下さい。
多 色 印 刷 の 場 合 の み、印 刷を行う前 に、以 下 のように 版 が 作られていることを
確 認しましょう。
同じ位置
● 絵 柄 が 重 なる部 分は 薄 い 色 の 版を
大きくし、重 ね 代を1 m m
程 度とって
m程
いること。
( ただし ベタ印 刷 の 上 に 重 ね て 印 刷
する場 合を除く。)
トンボ
●トン ボ の 位 置はす べ て の 版 で 同じで
あること。
トンボ
絵柄
絵柄
●トン ボ に 対 する絵 柄 の 位 置はす べ て
の 版で 同じであること。
同じ位置
● 色 が 重なる部 分は、薄 い 色 の 上 に 濃
い 色 が 重なるようにすること。
ト ・ マ ルチチョイスインクは 目 づまりしない の で、多 枚 数 のプリントに 最 適 で す。熱 処
ポイン 理をしないと乾かないインクで す。
8
*他のインクを使用する場合は、インク
それぞれの使用方法に従って下さい。
●印刷の手順
1
Step
2
ピンに穴
を合わせ
ます。
Step
3
Step
ProパネルにTシャツをセット
しプリント台に置きます。
Step
4
Tシャツをセットしたプリン
トパネルとプリント台を固定す
るスクリーンストッパーをセッ
トします。
フレームを本体にセットし、
版にインクをのせます。
5
Step
6
Step
スキージでインクを下に押し
つけるようにゆっくり移動し
印刷します。
ヒータで仮乾燥させます。
ヒートプレス機を用いてインク
を完全に乾燥させます。
9
1 T シャツの準備
注意
・ スプレーのりを使 用するときは
換 気を十 分に行って下さい。
1.
シワにならない
ように!
スプレーのりを吹き付けたProパネルに、
T
シャツのプリントする部分を、
シワにならないよう
にていねいに貼ります。
Proパネルの穴をプリント台の
ピンに合わせるだけで位置が
固定します。
ト ・ Tシャツにシワがあると印 刷 ポイン
シワをのばしてくだ を失 敗します。
さい。
2.
プリント台のピンにProパネルの穴を合わせ
てさし込みます。
- プリントする枚 数 に 応じて、プリントパ ネ
ル にTシャツを固 定させて 用 意しておきま
す。
3.
プリント台とProパネルにTシャツを固定する
パネルストッパをセットします。
パネルストッパ
をプリント台に
セットします。
2 フレームをとりつける
1.
3箇所のフレーム固定ネジをゆるめ、
プリント
する図柄の天地を確認してスクリーン版のフ
レームを差し込みます。
フレーム固定ネジ
明るい(薄い)色の版から、順に印刷してい
きます。
10
2 . 刷る位置の左右を合わせ、フレーム固定ネ
左右の位置を決めたら
フレーム固定ネジを
しっかり締めます。
ジをしっかり締めます。
ト ・ 固 定 ネジ の 締 め 方 がゆるい
ポイン と、印 刷 のときにず れることがあり
ます。
フレーム固定ネジ
フレームのネジとフレーム固定ネジが当た
るときは、そのネジを避けてフレームを固定し
て下さい。
スキージ
ト ・ 多 枚 数 印 刷 するときは、ス
ポイン
キージ のエッジで スクリーン 版を
い ためます。あらかじめマスキング
テープを図 柄 の 外 側 に 貼って 補
強して 下さい 。
( マスキング テープ
は、別 売りで す。)
マスキング
テープ
3 プリント位置を決める
1 . プリントする位置は、前後固定ネジをゆるめ
厚い物をプリントする
ときは、上下固定ネジで
合わせます。
てスクリーン版を前後に動かします。
ト
ポイン
・ フレームを引き出しすぎると
ア ーム が 外 れます。
前後引き出しアーム
2 . 前後の位置が決まったら前後固定ネジ
を締めます。スクリーン版を下ろして位
置を確認します。
・ 上下固定ネジ(2ケ所)をゆるめ、スク
リーン枠の上下が移動できます。
・ さらに前後移動が必要なときは、プリ ント台の下にあるプリント台固定ネジ(4 ケ所)をゆるめると、プリント台が移動で きます。
・ 1色目のプリントの場合は、④「プリン
トする」へ進んでください。
前側
固定レバー
前後固定ネジ
3 . 2色目以降のプリントの場合は、前のプ
リントと今回の版のズレが10ミリ四方以内に
あることを確認してください。
・ 1 00ミリ四方以内にある場合
ミリ四方以内にある場合
微調節機能を使って、ズレを修正します。
(詳しい使い方は7ページを参照してください。)
・ 1 00ミリ四方以内にない場合
ミリ四方以内にない場合
②-2へ戻り、この範囲内におさまるように、
版を付け直してください。
後側
プリント台固定ネジ
ミリ四 方 の ズレ
0ミ
ト ・微 調 節 機 能は 1 0
ポイン
を修 正 できます が 、はじめ の 版 の
位 置をできるだけ 正 確に 合わ せる
ことが 、よりきれ いにプリントする
ポ イントで す。
11
4 プリントする
注意
・ マ ルチチョイスインクは 熱 処
理しないと乾 かないインクで す。
・ インクは 口 に 入 れない で 下さ
い。
1 . スクリーン版を下ろし、ヘラでインクを適量
のせます。インクは、図柄の幅より少し広い目
にします。
2 . スキージを70°程度手前に傾けて、下に押し
つけるようにゆっくり手前に引きます。
■マルチチョイスインクの使い方■
1. 使う前にインクをよく混ぜます。
2. 混色自由です。
3. かたい場合には、専用希釈剤
(別売り)
を混ぜます。
4. 60∼120メッシュまで対応
5. 常温では乾燥しませんので、熱処理が必要です。
6. 印刷後は、ふきとり&うすめ液を用いて、
スクリーン版のイ
ンクをふきとって下さい。
70°
■注意■
1. このインクは熱処理しないと何日でも乾かない状態が続きます。必ず熱処理を行って下さい。
2. 低温、短時間では熱処理不足による洗濯時のインクの脱落、又は、高温、長時間では過剰な熱処理により、
インクが焦げるこ
とがありますので注意して下さい。
3. 幼児の手の届かない所に保存して下さい。
4. 吸汗処理の施されているTシャツ等には、使用できません。
5. 印刷後は、ふきとり&うすめ液を用いて、
スクリーン版のインクをふきとって下さい。
5 できあがり
1 . ProパネルからTシャツを外します。
注意
・印刷面
(インク)
に触れないように、注意して外してくださ
い。
・
ドライヤー等でインク表面を少し乾かした後、Proパネル
からTシャツを外すと作業しやすくなります。
・ P r o
パ ネル に 貼ったままTシャ
oパ
パ ネル が
ツを乾 燥させると、P r o
oパ
変 形 する場 合 があります。
2 . 熱処理をします。
■熱処理の方法■
●ヒー
トプレス機の場合
・プレス圧0、温度170℃に設定し、専用シリコンシートの表
面がプリント面に当たるようにして、1か所1分間位プレス
して下さい。
その後、冷めてからシリコンシートをはがして
下さい。
● 量産にはシリ
コンシートの代わりに何度でも使用できるテフ
ロンシート
(別売り)
をお勧めします。
12
ト ・ プレス時 間 の 時 間 が 短かかっ
ポイン
たり、温 度 が 低いときは、洗 濯する
と色 落ちする恐れがあります。
●多色印刷
ト
ポイン ・ 明るい 色 から順 に 刷ります。明るい 色 の 原 稿をつくるときは 少し 大きめにして、後
で 刷る濃い 色と重 なるようにします。
( 重 なり代は 約 1 m m
が 適 当 で す。)
mが
・ 1色目の明るい色が刷り終ったら、2色目のス
クリーンの版をセットをします。
・ Tシャツは 全 色 刷り終るまで
Pro
パ ネル からは がさないでくだ
oパ
さい 。
・ 各 色 印 刷 後 、スポット乾 燥 機
(
別売)
を使って 仮 乾 燥( 手にイン
ト
ポイン
クが 付 かない 程 度 )
させてくださ
い 。その 後、全 色 刷 れたら完 全 乾
燥 の 為 、プレ ス 機 又はア イロンで
インクの 熱 処 理 条 件 に 合 わ せて
熱 処 理を行ってください 。
警告
ヒーターとインクの間は30mm 以下に近づけな
いでください。インクが加熱され、
こげる可能性が
あります。また生地によっては、乾燥中にこげた
り、裂けたりする場合があります。
・ 印刷面を指で軽く触れてインクがつかなけれ
ば仮乾燥は完了ですが、十分に印刷面を冷
やしてから次の版を印刷してください。
・ 指触乾燥した1色目のProパネルをプリント台
に差し込み2色目のスクリーン版を下ろして版
の位置合わせをしてから、
フレームをしっかり
固定して下さい。
・ 3色目、4色目も同じ要領で繰り返します。
スポット乾燥機にはヒーターの温度調整機能はあ
りません。ヒーターを上下させて、Tシャツの温度調
整を行います。ヒーターからTシャツまでの距離が
約 50mmのとき、加熱60 秒後のTシャツの表面温
度は約 110∼120℃になります。
(市販のヒータで乾燥させるときは)
温度170℃で、
ヒータをインクに触れないようにして
乾燥させます。途中、
インクがこげないよう確認して
ください。
(3色以上の場合、さらに繰り返します。)
1
Step
グレーで刷る原稿
3
2
Step
Step
仮乾燥
黒で刷る原稿
4
Step
最後にプレス機で完全乾燥
(ただし、圧力はかけない
でください。自動機の
場合はヒータと生地の
間にすきまがあけられる
運転モードを使ってください。)
13
トンボ マークで 位 置 合 わ せをしましょう
1.原稿を2つ作ります。
黒で刷る原稿
に
は
よう
この 刷るに
で
2色
グレーで刷る原稿
グレーのベタ版は黒の
外側の線より小さいめに
(外側にはみ出さないように)
つくります。
同じ場所にトンボマーク(線)
をつけます。
3. 濃い色(黒)を刷ります
2. うすい色(グレー)から刷ります
●グレーをプリントします。
インクが
乾いてから
Tシャツにトンボがプリントされ
ないようにします。
(最初の1枚だけです。)
Tシャツのトンボ位置にマスキング
テープをTシャツに貼っておきます。
14
●グレーでプリントした
トンボに合わせて黒の版
をセットします。
2枚目からは、ピンの穴を
合わせるだけでプリント
できます。
●各インクの特徴と使い方
インク容器や付属の取扱説明書に記載されている注意事項や使い方をよく読んでからご使用くださ
い。またインクは必ずよく混ぜてからお使いください。ここでは一般的に使われているインクの特
徴と簡単な使い方を記載しています。
● マ ル チチョイスインク
(油性)
『 標 準インク・多 色 印 刷 用 』
用途:綿・綿混紡
対応スクリーン:60M・80M・120M
布専用の油性インクです。油性インクですので、水性一般インクより目づまりしにくいインクです。完全乾燥には必ず熱処
理(ヒートプレス機又はヒートプレートを使用)
を行ってください。自然乾燥では、乾きません。
※インクが硬いときはマルチチョイスインク専用希釈剤を混ぜてください。
(ふきとり&うすめ液は混ぜないでください。)
※吸汗処理を施されているTシャツ等には使用できません。
(水性インク各種:多色印刷には適しません)
蛍光インク
●一般インク、蛍光インク
●一般インク、
用途:T シャツ、ハンカチ等の綿製品及び紙、白木等、水をはじく物にはできません。
対応スクリーン:60M・80M・120M
少ロット印刷プリントには最適のインクです。濃色地への印刷時は、白色で印刷して乾燥させた後、お好
みの色で印刷するとより鮮やかな発色になります。
※インクが硬いときは、水性バインダーを混ぜてください。
※金・銀インクは、60M 又は 80M のスクリーンを使ってください。
●発泡インク
用途:T シャツ、ハンカチ等綿製品。
対応スクリーン:60M・80M・120M(より発泡させたいときは、粗いメッシュ 80M をお使いください。
)
手につかなくなるまで自然放置(30 ∼ 60 分)またはドライヤでよく乾燥させたのち、印刷した部分の裏
からスチームアイロンをかけます。インクがぷくぷくと盛り上がり、遊び心いっぱいのプリントが楽しめ
ます。
※よく混ぜてからお使いください。
●ポリウレタンインク
用途:綿・ポリエステル・ナイロン・ポリウレタン
対応スクリーン:60M・80M・120M
ポリウレタン樹脂インクは伸縮性に富み、ナイロン 100%・ポリウレタン 100%素材にもプリントできま
す。
(はっ水加工素材にはプリントできません。
)
一般水性インクより柔らかな色目で、パステル調のプリントが楽しめます。
※目づまり除去液は使えません。もし、目づまりしたときは版の作り直しが必要です。
※インクが硬いときはポリウレタンインク専用バインダーを混ぜてください。
● ナ イロンウエア 用 インク
(油性)
用途:ナイロンサテン・ナイロンタフタ
対応スクリーン:60M・80M・120M・230M
※必ずナイロンインク専用硬化剤を混ぜてください。
※インクが硬いときはナイロンインク用溶液を混ぜてください。
● 一 般 油 性 インク
(油性)
用途:紙・木・金属塗面・ガラス・アクリル・エンビ・ABS
対応スクリーン:120M・230M
プリント面の完全乾燥には約 24 時間かかります。
※インクが硬いときはふきとり&うすめ液を混ぜてください。
15
各 インクの 特 徴と使 い 方
オプション 品 の 使 い 方
●オプション品の使い方
製品ごとの取扱説明書、注意事項をよく読んでからご使用ください。
● 修 正 液( 一 般 用 / ナ イロンインク 用 )
スクリーンのキズ(不要に空いてしまったピンホールなど)
を埋めるとき使います。
スクリーンの裏側(インクのつかない面)
より、修正個所に均一に塗り、完全に乾燥させてから、
プリントします。
※ナイロンインク使用の場合、ナイロンインク専用修正液をお使いください。
● 目 づまり除 去 液
水 性インクを取り除くとき使います。
スクリーン上に目づまりした水
目づまり部分にスプレーして、
インクを溶かします。除去液を拭き取り、完全に乾燥させてから、
プリントします。多数
回使用すると、
スクリーンが傷みますのでご注意ください。
※油性インクや水性ポリウレタンインクには使えません。
● スクリーン 補 強 剤
多枚数のプリントの場合、
スクリーンの強度をあらかじめ高めたいときに使います。
製版後、
プリントする前に、
スクリーンの裏側(インクのつかない面)に全面スプレーします。スプレー後すぐに、
スク
リーンの表側(絵柄部分)の補強剤を拭き取り、完全に乾燥させてから、
プリントします。
● マスキング テープ
1版での多色印刷、多色印刷時の位置合わせ時等に使います。
テープを数枚重ねることもできます。
● ふきとり&うすめ 液
一般油性インクの拭き取りとうすめ用に使います。
スキージ等にこびりついた水性インク及びマルチチョイスインクの拭きとり用としても使えます。
● ナ イロン インク用 溶 液
ナイロンインク専用の拭き取りとうすめ用に使います。
ナイロンインクが硬いときは粘度調整用としてインクに混ぜてください。
● ナ イロン インク専 用 硬 化 剤
ナイロンインク使用時には必ずお使いください。
(硬化剤なしではインクは固まりません。)
インク量の5∼10%の硬化剤を混ぜてからプリントします。
● マ ル チチョイスインク 専 用 希 釈 剤(うすめ 液 )
マルチインクが硬いときは、粘度調整用としてインク量の1∼ 5%を混ぜてください。
●シリコン 紙
マルチインクを乾燥(熱処理)
させる時に使用します。
●ミド ル スクリーン ●ワイド スクリーン ● 各フレーム・マット
小さい原稿の場合は、
サイズに応じたスクリーンを使うと便利です。
● スキージ( 大 )
版の図柄が小さいときに使用します。
16
●オプションと
Tシャツくん
Pro
の関連商品
●オプションとT
んP
oの
商品名
Proスクリーン製版機
商品内容
付属品:マット,Proフレーム,試し用Proスクリーン3枚,ハケ,修正液 ,原 稿用 紙2 種,
スプレーのり(大)
Proスクリーン印刷機
付 属 品 : 試 し 用 マ ル チ イ ン ク 100g6色 ,シ リコ ン紙 ,ふ きと り& うす め液 ,ヘ ラ,
業務用スキージ38cm,Proパネル5枚,スプレーのり(大)
Proスクリーン4色回転印刷機
付属品:試し用マルチインク100g6色,ふきとり &う すめ 液, ヘラ ,業 務用 スキ ージ
38cm,スプレーのり(大)
Proスポット乾燥機
インクの仮乾燥機用のヒーター(ジョイント式、スタンド式の2種)
付属品:アルミフレーム3,ポリエステル生地80メッシュ,Proボンド,
Proヘラ&ハケ,Pro溶剤,Proテープ
Proスクリーン 5枚入
Proフレーム用スクリーン(サイズ53x53cm)60,80,120,230メッシュ
Proスクリーン 25枚入
Proフレーム用スクリーン(サイズ53x53cm)60,80,120,230メッシュ
原稿用紙A3コピー紙 30枚
専用のコピー原稿用紙
原稿用紙A3インクジェット紙 30枚
専用のインクジェット原稿用紙
Proパネル 1枚
ヒートプレスにも対応できる木製パネル(サイズ40x45(53)cm)
簡単にスクリーンが張れるワンタッチフレーム(外寸45x45cm、
Proフレーム 45x45cm
内寸40x40cm)8個ねじ付き
Proアルミフレーム 45x53cm
アルミフレーム(外寸約45x約53cm、内寸約40x48cm)
アルミフレーム(外寸約45x約53cm、内寸約40x48cm)に感光液のついてない
Proアルミフレームポリエステル生地付
ポリエステル80Mまたは120M付(価格同じ)
Pro感光液 1kg
感光液がついてないポリエステル生地に感光液を塗るための液(約15版分)
感光液がついたポリエステル生地の感光液を落とす液(約30版分)*Tシャツくんスク
Proリムーバー 2kg
リーンの感光液は落せない
Proバケット大 39cm
感光液をポリエステル生地に塗るときの道具(大)
感光液をポリエステル生地に塗った後、不要液をすくい取る道具。バケット大と併用
Proバケット小 3cm
すると便利
Proアルミフレーム用マット
製版時の密着用マット
Proフレームマット
製版時の密着用マット
感光液がついてないポリエステルの生地80Mまたは120M(価格同じ)必要サイズ
Proポリエステル生地M 65cmx5m
65x70cm(7枚分)
アルミフレームにポリエステル生地を貼るときのボンド。Pro溶剤と1:1で混ぜる
Proボンド 1kg
(その場合約60版分)
Proボンドと併用。アルミフレームやヘラ&ハケに付いたボンドをはがすときに
Pro溶剤 1.5kg
使用
Proテープ
アルミフレームにポリエステル生地を貼るときに使用
Proヘラ&ハケ
アルミフレームにつけたボンドを伸ばすためのヘラとハケのセット
UVカット20wライト
UVをカットしたランプ(感光液を塗る際に必要)
スプレーのり(大) 430ml
原稿用紙やProパネルに使用
業務用スキージ 38cm
印刷時に使用(樹脂製、木製取っ手付)
ウレタンスキージ9mm厚 36cm 安定感のある9mm厚のスキージ、印刷時に使用(ウレタン製、木製取っ手付)
ウレタンスキージ9mm厚 38cm 安定感のある9mm厚のスキージ、印刷時に使用(ウレタン製、木製取っ手付)
ウレタンスキージ9mm厚 46cm 安定感のある9mm厚のスキージ、印刷時に使用(ウレタン製、木製取っ手付)
ヘラ(ステンレス大)
インクを攪拌して柔らかくするときとインクを取り出すときに使用
マルチインク1kg一般色
布用油性インク一般色(熱処理が必要、常温では乾かない)
希釈剤 50cc
マルチインクが硬すぎるときに混入
ふきとり&うすめ液 200ml
スクリーン版についているマルチインクを落とすときに使用
テフロンシート 40x50cm
インクを乾かすとき(熱処理)などに使用
Proスクリーンテンショナー
*感光液は紫外線に弱い性質ですので完全にUVの入らない部屋にて作業が必要です。
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わからないこと、失敗したとき現象を詳しくご連絡下さい。担当者が適切なアド
バイスを致します。失敗したスクリーン・原稿をお手元に残しておかれると、より
原因がわかりやすくなります。
1 .. 版ができない。
版ができない。
2 .. プリントができない。
プリントができない。
お 問 い 合 わ せは
TEL 0422
(4 8
)5 1 1 9( 東 京 )
8)
TEL 075
(9 2 1
)9 2 2 5( 京 都 )
1)
3 .. 使い方が分からない。
使い方が分からない。
仕様
プリント台面積/
400
×4 5 0
(5 4 0
)m m
プリント台面積/4
0×
0(
0)
外寸/
465
×7 8 0
(9 0 0
)×
300
(4 8 0
)m m
/4
5×
0(
0)
×3
0(
0)
重量/
18kg
/1
プリント台移動/
120mm
プリント台移動/1
クランプ移動/
100mm
/1
昇降角度/
35
°、ガード機能付き
/3
5°、ガード機能付き
微調整/上下、左右、前後
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