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FOMA ユビキタスモジュール(FOMA UM01-HW)専用 3G モデム
SC-RSA100
取扱説明書
http://www.sun-denshi.co.jp/sc/
仕 様 一 覧 ...........................................................................................15
電 源 制 御 電 気 的 特 性 ..........................................................................15
RS-232C コネクタ(D-sub9 ピン、オス) ...................................................16
アンテナコネクタ( SMA 型 )....................................................................16
電 源 コネクタ(3 芯 コネクタ、DC ジャック) .................................................16
3.1
3.2
3.3
3.4
3 .5
取扱説明書 目次
•
•
•
•
•
1.
はじめに .........................................................................................
安 全 上のご注 意(必ずお守 り ください。) ..............................................
本 装 置の取り扱いについて ...............................................................
医 用 電 気機器 近くでの取り扱い について .............................................
ご使 用 時の取 り 扱 いにつ いて ............................................................
Rooster-A100 について ..................................................................
3.5.1
3.5 .2
1
2
2
4
5
7
FOMA カードを挿 入 する ........................................................................ 9
電 源 を入 れる / 切 る .............................................................................. 10
設 定 用 DIP スイッチについて ................................................................ 10
2.3
2.4
2 .5
通 信 速 度 /電 波 強 度 表 示 用 の設 定 方 法 ........................................................ 10
DIP スイッチの速 度 設 定 時 の AT コマンドについて ........................................... 11
ソフトウェア更 新 中 の着 信 信 号 の状 態 の設 定 方 法 .......................................... . 11
2.5.1
2.5.2
2.5 .3
表 示 LED について ............................................................................. 11
2 .6
通 常 時 の LED 表 示 ................................................................................... 11
電 波 強 度 表 示 /エラー時 LED 表 示 ............................................................... . 11
2.6.1
2.6 .2
本 装 置 で利 用 できるサービス ................................................................ 11
本 装 置 の利 用 上 の注 意 点 ................................................................... 11
2.7
2 .8
AT コマンドについて .................................................................................... 11
接 続 先 (APN)について .............................................................................. . 11
PPP について ........................................................................................... 13
圏 外 時 の動 作 について .............................................................................. 13
無 通 信 時 の PPP セッションについて ............................................................. 13
回 線 切 断 までの時 間 について ..................................................................... 13
2.8.1
2.8.2
2.8.3
2.8.4
2.8.5
2.8 .6
プロ トコルスタック ................................................................................ 13
2 .9
2.9.1
2.9. 2
モード遷 移 について ................................................................................... 13
各 モードにおけるプロトコルスタック ............................................................... 13
2 .10 FOMA UM01-HW の交 換 方 法 ............................................................ 14
2.10.1
2. 10.2
3.
FOMA UM01-HW の取 り外 し方 .................................................................. 14
FOMA UM01-HW の取 り付 け方 ................................................................ . 14
Rooster-A100 の仕様 ................................................................... 15
AT コマンド説 明 ..............................................................................21
5.
AT コマンド一 覧 ..................................................................................21
AT コマンドの注 意 事 項 ........................................................................22
5.1
5 .2
5.2.1
5.2.2
5.2 .3
5.3.1
5.3.2
5 .3.3
本 装 置 の更 新 LED およびソフトウェア更 新 中 の信 号 について........................... 22
ソフトウェア更 新 中 の AT コマンドについて ...................................................... 22
ソフトウェア更 新 中 のリザルトコード「REWRITING」について ............................. 23
組 み 込みガイドライン .......................................................................23
6.
Rooster-A100 の各 状 態 及 び制 御 の流 れ ...............................................23
アンテナの設 置 ...................................................................................24
6.1
6 .2
6.2.1
6 .2.2
•
•
AT コマンドの入 力 方 式 .............................................................................. 22
連 続 コマンド入 力 について .......................................................................... 22
コマンド後 の LF について ............................................................................ 22
ソフトウェア更 新 中 における動 作 について ................................................22
5 .3
ケーブル取 り付 け例 ..................................................................................... 9
電 源 プラグ抜 け防 止 クランプの取 り付 け例 ....................................................... 9
2.2.1
2.2 .2
接 続 する外 部 装 置 ..............................................................................20
4 .1
取 り付 け例 (下 図 参 照 ) ......................................................................... 8
設 置 上 の注 意 ...................................................................................... 9
2.1
2 .2
本 装 置 装着時 の注意 点 ..................................................................20
4.
基 本 的な取り扱い方法 ..................................................................... 8
2.
FG(接 地 )端 子 ...................................................................................18
UIM カードソケット ...............................................................................18
外 形 寸 法 ...........................................................................................19
3.6
3.7
3 .8
概 要 ................................................................................................... 7
主 な特 長 ............................................................................................. 7
外 形 図 ・各 部 の名 称 ............................................................................. 8
1.1
1.2
1 .3
電 気 的 インターフェイス ............................................................................... 17
電 源 について............................................................................................ 18
Rooster-A100 の固 定 設 置 利 用 について ...................................................... 24
アンテナの設 置 について ............................................................................. 24
保 証 とアフターサービス....................................................................25
サポートのご案 内 ............................................................................26
はじめに
はじめに
商標について
本装置のご使用にあたって
本 書 に記 載 されている会 社 名 、商 品 名 は各 社 の商 標 または登 録 商 標 です。
z 本 装 置 を FOMA ネットワークへ接 続 するためには、「FOMA サービス」のご契 約 が必 要 に
なります。
z 「Rooster」はサン電 子 の登 録 商 標 です。
z 「FOMA」、「moperaU」、「DoPa」、「FOMA ユビキタスモジュール」は NTT ドコモの商 標
または登 録 商 標 です。
z 本 装 置 は無 線 を利 用 しているため、トンネル・地 下 ・建 物 の中 など電 波 の届 かない所 、屋
外 でも電 波 の弱 い所 およびサービスエリア外 ではご使 用 になれません。また、高 層 ビル・
マンション等 の高 層 階 で見 晴 らしの良 い所 であってもご使 用 になれない場 合 があります。
なお、電 波 の特 性 上 、本 装 置 の電 界 強 度 レベルが十 分 な状 態 (T 2.6.2 電 波 強 度 表
示 /エラー時 LED表 示 )で移 動 せずに使 用 している場 合 でも通 信 が切 れることがあります
ので、ご了 承 ください。
z Windows は米 国 Microsoft Corporation の米 国 およびその他 の国 における登 録 商 標 で
す。
z その他 、本 書 に記 載 されている会 社 名 、商 品 名 は、各 社 の商 標 または登 録 商 標 です。
z 本 文 中 の各 社 の商 標 または登 録 商 標 には、TM、®マークは表 示 しておりません。
z 本 装 置 は電 波 を利 用 している関 係 上 、第 三 者 により通 信 を傍 受 されるケースもないとは
いえません。しかし、FOMA の通 信 方 式 はすべての通 信 について秘 匿 処 理 をしています
ので、第 三 者 が傍 受 したとしても、意 味 が不 明 なデータとなります。
T本 取 扱 説 明 書 の画 面 イメージは開 発 中 のものです。
実 際 の画 面 とは多 少 異 なる場 合 があります。
z 本 装 置 は無 線 による通 信 を行 っていることから、電 波 状 態 の悪 いところへ移 動 するなど、
送 信 されてきた信 号 を正 確 に復 元 できない場 合 には、実 際 の送 信 内 容 と異 なって受 信
する場 合 があります。
z 本 装 置 の誤 作 動 、不 具 合 、あるいは停 電 時 などの外 部 要 因 によって、通 信 などの機 会
を逸 したために生 じた損 害 等 の純 粋 経 済 損 失 については、当 社 は一 切 その責 任 を負 い
かねますので、予 めご了 承 ください。
z 本 装 置 は日 本 国 外 ではご使 用 になれません。
This device is exclusively for use in Japan.
z 本 装 置 をお使 いになる前 に、本 書 をよくお読 みの上 、正 しくご使 用 ください。
z 本 装 置 は付 属 品 を含 め、改 良 のため予 告 なく Rooster-A100 の全 部 または一 部 を変 更
することがありますので、予 めご了 承 ください。
本 説 明 書 の本 文 中 においては、Rooster-A100を「本 装 置 」と表 記 させていた だいておりま
す。予 めご了 承 ください。
表記について
本 取 扱 説 明 書 では、安 全 にお使 いいただくために、守 っていただきたい事 項 に次 のマークを
表 示 しております。
人 体 に危 険 を及 ぼしたり、装 置 に大 きなダメージを与 えたりする可 能 性 が
あることを示 しています。必 ずお守 りください。
機 能 停 止 を招 いたり、各 種 データを消 してしまったりする可 能 性 があること
を示 しています。十 分 に注 意 してください。
関 連 情 報 です。参 考 にお読 みください。
1
安全上のご注意(必ずお守りください。)
安全上のご注意(必ずお守りください。)
z
ご使 用 の前 に、この「安 全 上 のご注 意 」をよくお読 みのうえ、正 しくご使 用 ください。
z
ここに記 した注 事 項 は、お使 いになる人 や、他 の人 への危 害 、財 産 への損 害 を未 然 に防 ぐため
の内 容 を記 載 しておりますので、必 ずお守 りください。
本装置の取り扱いについて
分 解 、改 造 をしないでください。
この表 示 は、間 違 った取 り扱 いをした場 合 、「死 亡 または重 傷 を負 う危 険
が切 迫 して生 じることが想 定 される内 容 を示 しています。
分解禁止
この表 示 は、間 違 った取 り扱 いをした場 合 、「死 亡 または重 傷 を負 う可 能
性 が想 定 される」内 容 を示 しています。
禁止
火 災 、けが、感 電 などの事 故 または故 障 の原 因 になります。
火 のそ ば、暖 房 機 器 のそ ば、直 射 日 光 のあたるところ、炎 天 下 の車 内 な
ど、高 温 の場 所 での使 用 、設 置 、放 置 はしないでください。
機 器 の変 形 、故 障 、発 熱 、破 裂 、発 火 、性 能 や寿 命 の低 下 の原 因 となり
ます。またケースの一 部 が熱 くなり、やけどの原 因 となることがあります。
この表 示 は、間 違 った取 り扱 いをした場 合 、「傷 害 を負 う可 能 性 が想 定 さ
れる場 合 および物 的 損 害 のみの発 生 が想 定 される」内 容 を示 しています。
物 的 損 害 とは、家 屋 、家 財 および家 畜 、ペットに関 する拡 大 損 害 を示 して
います。
本 装 置 を濡 らさないでください。
禁止
禁 止 行 為 (してはいけないこと)を示 しています。
水 やペットの尿 などの液 体 が入 ると、発 熱 、感 電 、火 災 、故 障 、けがなどの
原 因 となります。
強 制 行 為 (必 ずしなければいけないこと)を示 しています。
なお、注 意 、禁 止 に記 載 した事 項 でも、状 況 によっては重 大 な結 果 に結 びつく場 合 がありま
す。いずれも重 要 な内 容 を記 載 していますので、必 ず守 ってください。
強 い衝 撃 を与 えたり、落 下 させたり、投 げ付 けたりしないでください。
禁止
禁止
機 器 の故 障 、火 災 の原 因 となります。
ガソリンスタンドなど、引 火 、爆 発 の恐 れがある場 所 では、使 用 しないでく
ださい。
プロパンガス、ガソリンなど引 火 性 ガスや粉 塵 が発 生 する場 所 で使 用 する
と、爆 発 や火 災 の原 因 となります。
禁止
電 子 レンジなどの加 熱 調 理 機 や高 圧 容 器 に、本 装 置 を入 れないでくださ
い。
機 器 の発 熱 、発 煙 、発 火 や回 路 部 品 を破 損 させる原 因 となります。
自 動 車 などを運 転 中 に使 用 しないでください。
禁止
2
安 全 走 行 を損 ない、事 故 の原 因 となる可 能 性 があります 。設 定 等 を行 う
場 合 は自 動 車 等 を停 車 し、操 作 してください。
本装置の取り扱いについて
禁止
ご使 用 中 に、異 臭 、発 熱 、変 色 、変 形 などが発 生 した場 合 は、ただちに本
装 置 の電 源 を切 り、本 装 置 から電 源 ケーブルを抜 いてください。
火 災 、感 電 、故 障 の原 因 となります。
湿 気 やほこりの多 い場 所 や高 温 になる場 所 には、保 管 しないでください。
端 子 をショートさせないでください。
禁止
強制
禁止
機 器 の故 障 やけがの原 因 となります。
航 空 機 内 や病 院 など、使 用 を禁 止 された区 域 では、本 装 置 の電 源 を切 っ
てください。
禁止
乳 幼 児 の手 の届 かない場 所 に保 管 してください。
また、航 空 機 内 での使 用 など禁 止 行 為 をした場 合 は法 令 によって罰 せら
れる場 合 があります。
強制
高 精 度 な制 御 や微 弱 な信 号 を取 り扱 う電 子 機 器 の近 くでは、本 装 置 の電
源 を切 ってください。
強制
けがなどの原 因 となります。
子 供 が 使 用 す る 場 合 は 、 保 護 者 が 取 り 扱 い の内 容 を 教 え て くだ さ い 。 ま
た、使 用 中 においても、指 示 どおりに使 用 しているかをご注 意 ください。
けがなどの原 因 となります。
電 子 機 器 が誤 作 動 するなどの影 響 を与 える場 合 があります。
※ご注 意 いただきたい電 子 機 器 の例
補 聴 器 、植 込 み型 心 臓 ペースメーカー及 び植 込 み型 除 細 動 器 、その他
医 用 電 気 機 器 メーカーもしくは販 売 業 者 に電 波 による影 響 についてご
確 認 ください。
強制
ぐらついた台 の上 や傾 いた場 所 など、不 安 定 な場 所 には置 かないでくださ
い。
落 下 して、けがや故 障 の原 因 となります。
電 子 機 器 や医 用 電 気 機 器 に影 響 を及 ぼす場 合 があります。医 療 機 関 内
における使 用 については各 医 療 機 関 の指 示 に従 ってください。
強制
故 障 の原 因 となります。
指 定 アンテナ以 外 の外 部 アンテナを接 続 しないでください。指 定 以 外 の外
部 アンテナを接 続 した場 合 、電 波 法 の規 定 に抵 触 する可 能 性 がありま
す。
3
医用電気機器近くでの取り扱いについて
医用電気機器近くでの取り扱いについて
z
強制
本 記 載 の内 容 は「医 用 電 気 機 器 への電 波 の影 響 を防 止 するための携 帯 電 話 端 末 等 の使 用 に
関 する指 針 」(電 波 環 境 協 議 会 )に準 拠 したものです。
屋 外 で使 用 中 に、雷 が鳴 り出 したら、本 機 やアンテナケーブル、電 源 ケー
ブル等 には絶 対 に触 れないでください。
落 雷 、感 電 の原 因 になります。
磁 気 カードなどを本 装 置 および外 部 アンテナに近 づけないでください。
禁止
医 療 機 関 の屋 内 では次 のことを守 って使 用 してください。
キャッシュカード、クレジットカード、テレホンカード、フロッピーディスクなど
の磁 気 データが消 えてしまうことがあります。
強制
一 般 のゴミと一 緒 に捨 てないでください。
禁止
禁止
発 火 、環 境 破 壊 の原 因 になることがあります。不 要 となった本 装 置 は、弊
社 サポートセンターへお送 りいただくか、回 収 をおこなっている市 町 村 の指
示 に従 ってください。
本 装 置 のコネクタに水 などの液 体 や金 属 片 、燃 えやすいものなどの異 物
を入 れないでください。
強制
火 災 、感 電 、故 障 の原 因 となります。
禁止
禁止
z
病 棟 内 では、本 装 置 を使 用 しないでください。
z
ロビーなどであっても付 近 に医 用 電 気 機 器 がある場 合 は、本 装 置 を使
用 しないでください。
z
医 療 機 関 が個 々に使 用 禁 止 、持 ち込 み禁 止 などの場 所 を定 めている
場 合 は、その医 療 機 関 の指 示 に従 ってください。
満 員 電 車 の中 など混 雑 した場 所 では、付 近 に植 込 み型 心 臓 ペースメーカ
および植 込 み型 除 細 動 器 を装 着 している方 がいる可 能 性 がありますの
で、本 装 置 の電 源 を切 ってください。
電 波 により植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動 器 の作 動 に
悪 影 響 を及 ぼす原 因 となります。
機 器 の故 障 やけがの原 因 となります。
植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動 器 を装 着 されている場
合 は、装 着 部 から本 装 置 の外 部 アンテナを 22cm 以 上 離 して携 行 および
使 用 してください。
強制
本 装 置 に給 電 した状 態 で、コネクタおよびアンテナケーブルの挿 抜 を行 わ
ないでください。
電 波 により植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動 器 の作 動 に
悪 影 響 を及 ぼす原 因 となります。
自 動 車 内 で使 用 する場 合 、自 動 車 メーカもしくは販 売 業 者 に、電 波 による
影 響 についてご確 認 の上 ご使 用 ください。
強制
車 種 によっては、まれに車 載 電 子 機 器 に悪 影 響 を及 ぼす原 因 となります
ので、その場 合 は直 ちに使 用 を中 止 してくだい。
強制
手 術 室 、集 中 治 療 室 (ICU)、冠 状 動 脈 疾 患 監 視 病 室 (CCU)には本
装 置 を持 ち込 まないでください。
本 装 置 を外 部 装 置 側 コネクタに接 続 するときにうまく接 続 できない場 合
は、無 理 に接 続 しないでください。
故 障 の原 因 となります。
強制
z
自 宅 療 養 など医 療 機 関 の外 で、植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み
型 除 細 動 器 以 外 の医 用 電 気 機 器 を使 用 される場 合 には、電 波 による影
響 について個 別 に医 用 電 気 機 器 メーカなどにご確 認 ください。
電 波 により医 用 電 気 機 器 の作 動 に悪 影 響 を及 ぼす原 因 となります。
本 装 置 に使 用 する UIM カードは指 定 したものを使 用 してください。また、本
装 置 の電 源 が入 った状 態 での UIM の挿 抜 は、決 して行 わないでください。
UIM カードの破 損 の原 因 となります。
4
ご使用時の取り扱いについて
ご使用時の取り扱いについて
z 本 装 置 に貼 付 してある水 濡 れシールを剥 がさないでください。
本 シールは、水 濡 れを確 認 するものであり、剥 がした状 態 では保 証 対 象 外 ですので有
償 修 理 となります。
取り扱い上のお願い
お客様が本装置を利用して公衆に著しく迷惑をかける不良行為を行った場合、法
律、条例(迷惑防止条例等)に従い処罰されることがあります。
z 水 をかけないでください。
本 装 置 は防 水 仕 様 になっておりません。風 呂 場 など、湿 気 の多 い場 所 でのご使 用 や、
雨 などがかかる場 所 でのご使 用 はおやめください。
調 査 の結 果 、これらの水 濡 れによる故 障 と判 断 した場 合 、保 証 対 象 外 となり修 理 でき
ないことがありますので、予 めご了 承 願 います。なお、修 理 を実 施 できる場 合 でも有 償
修 理 となります。
本装置使用時に注意すべきことについて
本 装 置 に電 源 を供 給 して使 用 した場 合 、下 記 の事 項 を注 意 することを推 奨 いたします。
z 高 精 度 な制 御 や微 弱 な信 号 を取 り扱 う電 子 機 器 の近 くでは、本 装 置 の電 源 を切 れる構
造 とすることをお奨 めします。
z 本 装 置 に無 理 な力 がかかるような場 所 に置 かないでください。
多 くの物 がつまった荷 物 の中 に入 れると、故 障 の原 因 となり、保 証 の対 象 外 となりま
す。
電 子 機 器 が誤 作 動 するなど影 響 を与 える可 能 性 があります。
【ご注 意 いただきたい電 子 機 器 の例 】
z コネクタ部 のピンに触 れたり、無 理 な力 を加 えたりしないでください。
補 聴 器 、植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動 器 、その他 医 用 電 気 機
器 、火 災 報 知 機 、自 動 ドア、その他 の自 動 制 御 機 器 など
故 障 の原 因 となります。
z エアコンの吹き出し口付近の近くに置かないでください
※参 考 :「医 用 電 気 機 器 への電 波 の影 響 を防 止 するための携 帯 電 話 端 末 等 の使 用 に
関 する指 針 」(電 波 環 境 協 議 会 [平 成 9年 4月 ])
急 激 な温 度 の変 化 により結 露 し、内 部 が腐 食 し故 障 の原 因 となります。
z 極 端 な高 温 、低 温 は避 けてください。
z 本 装 置 は 、自 動 車 内 、航 空 機 内 、医 療 機 関 内 の ご 使 用 を 想 定 し た 設 計 は し て い ま
せん。
温 度 は-20℃~60℃、湿 度 は25%~85%の範 囲 でご使 用 ください。
本 装 置 を自 動 車 内 、航 空 機 内 、医 療 機 関 内 に持 ち込 まれる場 合 は、高 精 度 な制 御 や
微 弱 な信 号 を取 り扱 う電 子 機 器 に影 響 を与 える可 能 性 があります。
本 装 置 の電 源 を切 れる構 造 として、他 の機 器 に影 響 のないようにしてください。
z 使 用 中 、本 装 置 が温 かくなることがありますが、異 常 ではありませんのでそのままご使 用
ください。
z 長 い時 間 連 続 して通 信 をした場 合 など、本 装 置 が熱 くなることがありますので取 り扱 いに
ご注 意 ください。
z 本 装 置 は日 本 国 内 での使 用 を想 定 して設 計 しています。
海 外 でご使 用 をお考 えの場 合 は、弊 社 までご相 談 ください。
z 通 信 が正 常 に終 了 (NO CARRIER 表 示 または CD-LOW)してから、電 源 の切 断 をおこ
なってください。
z 本 装 置 の電 源 スイッチを切 り、電 源 LED が消 灯 するまでは、給 電 を保 持 してください。電
源 LED の消 灯 前 に電 源 供 給 を止 めた場 合 、通 信 ができなくなるなどの不 具 合 が発 生 す
る要 因 となります。
z 一 般 の電 話 機 やテレビ・ラジオなどをお使 いになっている近 くで使 用 すると、影 響 を与 え
る場 合 がありますので、なるべく離 れた場 所 でご使 用 ください。
z 強 い磁 界 の中 や腐 食 性 のガスの中 で使 用 したり保 管 したりしないでください。
故 障 の原 因 となります。
z お使 いになる環 境 や接 続 する外 部 装 置 によっては、本 装 置 がノイズによる影 響 を受 け、
無 線 特 性 が劣 化 する場 合 があります。
z 本 装 置 に貼 付 してある銘 版 シール(製 造 年 月 、製 造 番 号 等 印 字 シール)を剥 がさないで
ください。
本 シールは、技 術 基 準 適 合 証 明 、技 術 基 準 適 合 認 証 を取 得 していることを示 すもので
あり、剥 がした状 態 での使 用 は法 律 で禁 止 されています。
5
ご使用時の取り扱いについて
構成品
本 装 置 をお買 い上 げいただいたときの構 成 品 は、以 下 の通 りです。お買 い上 げ時 に、すべ
て揃 っているかご確 認 ください。
z Rooster-A100 本 体
z 保証書
z 電 話 番 号 シール
z 電 源 プラグ抜 け防 止 クランプ
6
Rooster-A100 について
1.2
1. Rooster-A100について
1.1
主な特長
z SMS 機 能 への対 応
概要
従 来 のパケット通 信 機 能 に加 え、SMS機 能 に対 応 。SMSによる全 角 最 大 70文 字 のメッ
セージ送 受 信 による情 報 掲 示 システムなど、パケット通 信 機 能 のみでは実 現 できなかっ
た利 用 シーンでの対 応 が可 能 です。
本 装 置 はFOMA UM01-HWを内 蔵 した3Gモデムです。
株 式 会 社 NTTドコモ社 FOMAパケット通 信 サービスを利 用 しパケット通 信 およびSMS(ショー
トメッセージサービス)を行 うことができます。
本 装 置 をFOMAネットワークへ接 続 するためには、「FOMAサービス」のご契 約 と、NTTドコモ
社 製 UIMカードを内 部 UIMカードソケットに装 着 する必 要 があります。
z RS232C インターフェイス
FOMA UM01-HW専 用 インターフェイス(60ピン B2Bコネクタ)をRS232C(D-sub
9pinコネクタ)に変 換 し、外 部 装 置 との接 続 を容 易 に行 うことができます。
z SMA タイプのアンテナコネクタ
本 装 置 には、電 気 通 信 事 業 法 第 56 条 第 1 項 の規 定 に基 づく端 末 機 器 の設 計 につい
て認 証 を受 けた以 下 の設 備 が組 み込 まれております。
SMAタイプのアンテナコネクタを搭 載 し、FOMAユビキタスモジュール対 応 アンテナ各 種
を利 用 することができます。
・機 器 名 称 :FOMA UM01-HW、認 定 番 号 :AD090995003
z 電 波 強 度 の LED 表 示
DIPスイッチのモード設 定 (T 2.5 設 定 用 DIPスイッチについて )により、電 波 強 度 を
LED表 示 できますので、設 置 時 等 の電 波 強 度 を確 認 することができます。
本 装 置 には、特 定 無 線 設 備 の技 術 基 準 適 合 証 明 等 に関 する規 制 第 2 条 第 1 項 第
11 号 の 3 に規 定 される以 下 の設 備 が組 み込 まれております。
電 波 強 度 表 示 には UIM カードが必 要 です。
・機 器 名 称 :FOMA UM01-HW、工 事 設 計 認 証 番 号 :001XYAA1632
z DTE 通 信 速 度 の切 り替 え機 能
DIPスイッチのモード設 定 (T 2.5 設 定 用 DIPスイッチについて )により、外 部 装 置 と
のRS-232Cによる通 信 速 度 を「1200bps、4800bps、9600bps、19200bps、
57600bps、115200bps、スルーモード」の7種 類 のいずれかに設 定 することができま
す。
スルーモードとは、デフォルト値 (115200bps)または、FOMA UM01-HW
に保 存 された通 信 速 度 です。下 記 の内 容 で変 更 が可 能 です。
z
AT コマンド「AT+IPR」で変 更 後 、AT コマンド「AT&W」で保 存 設 定 。
z
設 定 用 DIP スイッチによる通 信 速 度 設 定
z LED による状 態 表 示 機 能
圏 内 、通 信 中 などの状 態 表 示 をLEDで確 認 することができます。またスイッチの設 定 を
切 り替 えることにより、電 波 強 度 を確 認 することができます。
z UIM カ ー ド ソ ケ ッ ト 装 備 、 PIN コ ー ド 自 動 照 合 機 能
UIMカードソケットを搭 載 し、PINコード(暗 証 番 号 )の自 動 照 合 機 能 を搭 載 しています。
7
基本的な取り扱い方法
1.3
外形図・各部の名称
2. 基本的な取り扱い方法
本 装 置 の基 本 的 な取 り扱 い方 法 について説 明 します。本 装 置 をご使 用 になる前 に次 の準
備 を行 ってください。
2.1
取り付け例(下図参照)
1. 直 径 2.7mm の取 り付 け穴 を 124.5mm の間 隔 で、2 箇 所 開 け、お客 様 でご用 意 いた
だいたネジで本 装 置 を固 定 します。
(取 り付 け場 所 は、平 滑 な場 所 をお選 びください。)
図 2-1
取 り付 け例
2. アンテナをアンテナコネクタに接 続 します。アンテナコネクタには輸 送 時 の保 護 のため
キャップがついていますので接 続 前 に外 してください。
接 続 するアンテナは、NTT ドコモ社 の指 定 する製 品 をご使 用 ください。
このときアンテナの接 続 には無 理 な力 が加 わることのないようにご注 意 くだ
さい。
図 1-1
外 形 図 ・各 部 の名 称
3. 本 装 置 の電 源 コネクタに電 源 ケーブルを接 続 します。
本 装 置 の寸 法 についてはT 3.8 外 形 寸 法 をご参 照 ください。
本 装 置 で通 信 を行 うにはアンテナを接 続 する必 要 がありますので、本 装 置 に適 したアンテナ
をご使 用 ください。
適 合 する電 源 はNTTドコモ社 製 9601KO ACアダプタ、サン電 子 製
Rooster-A100 対 応 ACアダプタ、または電 源 仕 様 (T 3.5.1 電 源 につ
いて )に適 合 した外 部 電 源 装 置 です。
8
基本的な取り扱い方法
4. RS-232C を介 して接 続 される外 部 装 置 と本 装 置 の電 源 が投 入 されていないこと確 認
します。
2.2.2
電 源 プラグ抜 け防止 クランプの取り付け例
5. RS-232C ケーブルのコネクタと本 装 置 の RS-232C コネクタを接 続 します。
本 装 置 側 に接 続 される側 の RS-232C ケーブルのコネクタはメス型
D-sub9 ピンをご使 用 ください。ケーブル配 線 は外 部 装 置 の仕 様 に対 応 し
てください。
本 装 置 とケーブル(コネクタ)の抜 き差 しは、必 ず外 部 装 置 と本 装 置 の電
源 が OFF の状 態 で行 ってください。電 源 ON の状 態 で抜 き差 しを行 うと、
故 障 の原 因 となることがあります。また、本 装 置 とケーブルの接 続 は確 実
に行 ってください。
2.2
設置上の注意
z 設 置 場 所 は、平 滑 な場 所 をお選 びください。また、本 装 置 設 置 後 、コネクタの抜 き差 しが
十 分 行 えるようなスペースがある場 所 をお選 びください。
図 2-3
クランプ取 り付 け例
z ケーブル類 の引 きまわしは、コネクタに無 理 な力 がかからないように余 裕 を持 たせてくださ
い。
1. FG ネジを外 し、電 源 プラグを挿 します。
z ケーブル類 を伝 わる水 滴 が本 装 置 内 部 に侵 入 しないように、コネクタ近 くでいったんコネ
クタより下 方 にケーブル類 を引 きまわしてください。
3. 電 源 プラグ抜 け防 止 クランプにケーブルを挟 んだ状 態 で、FG ネジをしめます。
2. 付 属 の電 源 プラグ抜 け防 止 クランプに、ケーブルを挟 みます。
FG ケーブルを使 用 する場 合 は、電 源 プラグ抜 け防 止 クランプを手 前 にし
てください。
z 本 装 置 は雷 サージ対 策 を行 っていません。RS-232C を介 して接 続 されている外 部 装 置
側 や電 源 装 置 で対 策 を行 ってください。
2.2.1
ケーブル取り付 け例
2.3
FOMAカードを挿入する
FOMAカードをUIMカードソケットへ挿 入 してください。
以 下 の図 のように取 り付 けしたケーブルを引 きまわしてください。
データ破 損 および、UIM カード破 損 を防 ぐため、電 源 ON 時 に UIM カード
の挿 抜 は行 わないでください。
図 2-2
ケーブル取 り付 け例
9
基本的な取り扱い方法
2.4
電源を入れる/切る
2 . 5 .1
通 信 速 度/電 波 強 度表示 用 の設 定方 法
■電 源 を入 れる
1. 本 装 置 の電 源 を「切 」にします。
1. 電 源 コネクタ(3 芯 コネクタまたは DC ジャック)から電 源 を供 給 します。
2. 通 信 速 度 設 定 用 DIP スイッチ「2~4」を切 り替 えます。なお、自 動 設 定 はできません。
電 源 供 給 開 始 から2秒 以 上 あけてから本 装 置 の電 源 スイッチを「入 」にします。
電 源 LEDが点 滅 の後 、点 灯 します。
3. 本 装 置 の電 源 を「入 」にします。
2. RS-232C を介 して接 続 されている外 部 装 置 の電 源 をいれます。
通 信 速 度 設 定 用 DIP スイッチの設 定 値 は電 源 OFF から ON に切 り替 わ
る時 のみ読 み取 られます。
■電 源 を切 る
1. 通 信 中 の場 合 は通 信 を終 了 し、FOMA パケット通 信 網 との回 線 が切 断 されたことを確
認 します。
通 信 速 度 を再 設 定 する場 合 は、一 度 本 装 置 の電 源 を OFF にしたのち
DIP スイッチを設 定 して、再 度 電 源 を ON にしてください。
2. 本 装 置 の電 源 スイッチを「切 」にします。
表 2-1
電 源 LEDが点 滅 の後 、消 灯 します。
3. 電 源 OFF 完 了 後 、1 秒 以 上 あけてから本 装 置 への給 電 を停 止 してください。
2.5
z
本 装 置 の電 波 状 況 によっては電 源 OFF まで時 間 がかかる場 合 があり
ます。
z
電 源 OFF 直 後 の電 源 再 投 入 は、電 源 LED が消 灯 していることを確 認
してから行 ってください。
1
2
3
4
5
6
7
8
設定用DIPスイッチについて
下 記 の図 に示 すようにUIMカードソケットのキャップを開 け、内 部 のDIPスイッチを切 り替 える
と、下 記 の表 に示 す通 信 速 度 およびLED表 示 の切 り替 えを行 うことができます。
図 2-4
スルーモード
1200
4800
9600
19200
57600
115200
電 波 強 度 表 示 モード
DIP スイッチ速 度 設 定 内 容
SW2
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
SW3
OFF
OFF
ON
ON
OFF
OFF
ON
ON
SW4
OFF
OFF
OFF
OFF
ON
ON
ON
ON
スルーモードとは、デフォルト値 (115200bps)または、FOMA UM01-HW
に保 存 された通 信 速 度 です。下 記 の設 定 で変 更 が可 能 です。
DIP スイッチ図
10
z
設 定 用 DIP スイッチによる通 信 速 度 設 定 。
z
AT コマンド「AT+IPR」で変 更 後 、AT コマンド「AT&W」で保 存 設 定 。
リセット直 後 や、本 装 置 の起 動 時 には各 コマンドの値 が初 期 化 され
るため、リセット直 後 や、本 装 置 を起 動 した際 には、AT コマンド「ATZ」
にて、保 存 した値 を読 み出 しをする必 要 があります。
z
DIPスイッチ「2~4」を全 てONにした場 合 は電 波 強 度 表 示 モードにな
ります。電 波 強 度 表 示 モードでは通 信 機 能 は動 作 しません。
表 示 内 容 については(T 2.6 表 示 LEDについて )をご参 照 ください。
z
DIP スイッチにて通 信 速 度 を設 定 した場 合 は、その通 信 速 度 が本 装
置 に保 存 されます。
基本的な取り扱い方法
2.5.2
DIPスイッチの速 度設 定時 のATコマンドについて
2.6.2
本 装 置 起 動 時 に、以 下 のATコマンドが実 行 されます。
ATZ
AT&W コマンドで保 存 した値 を呼 び出 します。
AT+IPR
通 信 速 度 を DIP スイッチ指 定 の速 度 にします。※
FOMA UM01-HW の不 揮 発 性 メモリに保 存 します。※
AT&W
※ FOMA UM01-HWの通 信 速 度 がDIPスイッチの指 定 値 と一 致 しない場 合 のみ実 行
されます。
DIPスイッチ「2~4」を全 てONにすると電 波 強 度 をLEDで表 示 することができます。
表 2-4
電波強度
強い
中
弱い
UIM カードエラー
モジュールエラー
送 信 要 求 (RS)信 号 が停 止 の状 態 では、AT コマンドが送 受 信 できないた
め、その間 は本 装 置 の電 源 LED が点 滅 を続 けます。
2.5.3
電 波 強 度 表示 /エラー時LED表 示
電 波 強 度 /エラー時 の LED 表 示
電源
点灯
点灯
点灯
点滅
点滅
SD
点灯
消灯
消灯
消灯
点滅
RD
点灯
点灯
消灯
消灯
点滅
更新
点灯
点灯
点灯
消灯
点滅
電 波 強 度 を表 示 される際 には、利 用 可 能 な UIM カードを挿 入 してくださ
い。挿 入 しないと表 示 ができません。
ソフトウェア更 新 中の着信 信 号の状態 の設定 方法
DIPスイッチ「1」の切 り替 えで、ソフトウェア更 新 中 の着 信 信 号 の状 態 を設 定 できます。
表 2-2
SW1
2.6
DIP スイッチ着 信 信 号 設 定
ON
着 信 時 とファームウェア更 新 中 の間 、着 信 信 号 が ON になります。
OFF
着 信 時 のみ、着 信 信 号 が ON になります。
2.7
本 装 置 では、データ通 信 専 用 のパケット通 信 サービスのみ利 用 することができ、上 り最 大
64kbps/下 り最 大 384kbpsの高 速 パケット通 信 およびSMS(ショートメッセージサービス)が
可 能 です。
通 信 料 は送 受 信 したデータ量 に応 じて課 金 されますので、FOMAネットワークに接 続 中 でも
無 通 信 状 態 (データのやりとりが行 われていない状 態 )のときは通 信 料 がかかりません。
表示LEDについて
本 表 示 LEDで、電 源 の状 態 、パケット圏 内 、通 信 中 およびデータ送 受 信 の状 態 を確 認 する
ことができます。また、DIPスイッチを切 り替 えることにより、電 波 状 態 (電 界 強 度 レベル)を確
認 することができます。本 装 置 が異 常 な状 態 にあるときや、UIMカード異 常 も本 表 示 LEDに
て確 認 することができます。
2.6.1
通 常 時 のLED表 示
表 2-3
表示
電源
圏外
通信
SD
RD
更新
本装置で利用できるサービス
LED 状 態
点灯
点滅
消灯
2 回点滅
消灯
点滅
点灯
消灯
点滅
消灯
点滅
点灯
z
通 信 環 境 や混 雑 状 況 の影 響 により、通 信 速 度 が変 化 するベストエ
フォートです。
z
パケット通 信 を利 用 して、画 像 を含 むホームページの閲 覧 、データのダ
ウンロードなどデータ量 の多 い通 信 を行 うと、通 信 料 が高 額 となります
のでご注 意 ください。
通 常 時 の LED 表 示
内容
電 源 が入 っていて、使 用 可 能 な状 態 です。
起 動 中 もしくは、電 源 オフ中 の状 態 です。
電 源 が入 っていない状 態 です。
圏 外 、もしくはネットワーク検 出 中 です。
圏 外 です。
3G ネットワーク待 機 中 です。
3G パケット通 信 中 です。
DTE 側 からデータが流 れていない状 態 です。
DTE 側 からデータが流 れている状 態 です。
DTE へデータが流 れていない状 態 です。
DTE へデータが流 れている状 態 です。
ソフトウェアのアップデート中 です。
2.8
本装置の利用上の注意点
2.8.1
ATコマンドについて
外 部 装 置 とRS-232Cケーブルを接 続 し、ATコマンドを使 用 して本 装 置 を操 作 します。
2.8.2
接 続 先 (APN)について
FOMAパケット通 信 では、電 話 番 号 の代 わりに接 続 先 (APN)により接 続 先 の各 種 プロバイ
ダや社 内 LANを指 定 しダイヤルアップ接 続 を行 います。
あらかじめ本 装 置 に、接 続 先 毎 にAPN(Access Point Name)と呼 ばれる接 続 先 名 を登 録
し、その登 録 番 号 (cid)を接 続 先 電 話 番 号 欄 に指 定 して接 続 します。各 種 プロバイダや社
内 LANに接 続 する場 合 は接 続 先 毎 にAPNの登 録 が必 要 になります。
11
基本的な取り扱い方法
cid とは Context Identifier の略 で接 続 先 (APN)を登 録 するときに指 定 す
る番 号 のことです。本 装 置 に APN を登 録 するときに設 定 します。
„
WindowsXP で ハ イ パ ー タ ー ミ ナ ル を 用 い て 、 cid<1>へ 「 mopera.net」 を 登 録
する場合
1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[通 信 ]-[ハイパーターミナル]の順 にクリッ
クします。
2. 「名 前 」に任 意 の接 続 名 を入 力 し、 OK をクリックします
図 2-7
COM の プ ロ パ テ ィ
通 信 速 度 は本 装 置 の通 信 速 度 設 定 用 DIPスイッチで設 定 した速 度 (T
2.5 設 定 用 DIPスイッチについて )またはATコマンドで設 定 した速 度 に合 わ
せてください。
図 2-5
5. AT+CGDCONT の書 式 (下 記 参 照 )通 りに、使 用 する cid へ APN の登 録 を行 います。
新しい接続設定の名前入力
3. 「接 続 方 法 」は本 装 置 で使 用 する COM ポートを選 択 し、 OK をクリックします。
・登 録 :AT+CGDCONT=<cid>,”PPP”,”<APN>”
・現 在 の設 定 値 確 認 :AT+CGDCONT?
・設 定 可 能 な値 のリスト表 示 :AT+CGDCONT=?
図 2-6
新しい接続設定の接続方法
4. 「ビット/秒 」および「フロー制 御 」は適 切 な値 、フロー制 御 を選 択 し、「データビット」=8、
「パリティ」=なし、「ストップビット」=1 を選 択 します。(ここは例 として 115200bps、
ハードウェアフロー制 御 として行 います。
図 2-8
12
AT コ マ ン ド 入 力 画 面
基本的な取り扱い方法
2.8.3
PPPについて
„
本 装 置 では通 信 の接 続 /切 断 の際 にPPPを用 います。PPPは外 部 装 置 とFOMAネットワー
ク(交 換 機 )の間 で終 端 です。
2.8.4
各 モードにおけるプロトコルスタック
2. 9.2
オフラインコマンドモード
AP データ
TCP/UDP
圏 外 時 の動作 について
IP
本 装 置 は圏 外 に移 動 した際 にもPPPセッションを保 持 しますので、条 件 により圏 内 復 帰 後 に
再 度 発 着 信 することなく、通 信 を再 開 できる場 合 があります。
PPP
AT
シリアル I/F
2.8.5
無 通 信 時 のPPPセッションについて
外部装置
PPPセッションを保 持 したまま、一 定 時 間 データのやり取 りを行 わなかった場 合 、ネットワー
ク側 からPPPセッションを切 断 する場 合 があります。
2.8.6
„
L1
本装置
オンラインデータモード
TCP/UDP
TCP/UDP
IP
プロトコルスタック
2.9.1
AT
シリアル I/F
AP データ
回 線 切 断までの時 間 について
本 装 置 の電 波 状 況 によっては、回 線 の切 断 処 理 に時 間 がかかる場 合 があります。
2.9
PPP
PPP
PPP
AT
AT
シリアル I/F
モード遷 移 について
外部装置
本 装 置 には、オンラインコマンドモード、オンラインデータモード、オンラインコマンドモードがあ
ります。各
ます。各 モード遷 移 については下 記 の図 を参 照 ください。
„
IP
シリアル I/F
PPP
L2
L2
L1
L1
FOMA ネットワーク
交換機
企 業 LAN
側 ルータ
L1
本装置
IP
オンラインデータモード
AP データ
TCP/UDP
TCP/UDP
IP
PPP
AT
シリアル I/F
外部装置
図 2-9
モード遷移図
13
IP
PPP
PPP
AT
シリアル I/F
本装置
L1
IP
L2
L2
L1
L1
FOMA ネットワーク
交換機
企 業 LAN
側 ルータ
基本的な取り扱い方法
2.10 FOMA UM01-HWの交換方法
3. FOMA UM01-HW をコネクタから外 します。
4. RF ケーブルのコネクタを専 用 の工 具 にて取 り外 します。
本 装 置 には FOMA パケット通 信 モジュール(FOMA UM01-HW)が内 蔵 さ
れています。FOMA UM01-HW は非 常 に精 密 な構 造 となっていますので、
やむを得 ない場 合 を除 いて、お客 様 ご自 身 での付 け外 しは行 わないでくだ
さい。また、他 のモジュールと交 換 された場 合 は、保 証 の対 象 外 となります
のでご注 意 ください。
2 . 1 0.1
FOMA UM01-HWの取り外 し方
1. 本 装 置 の底 面 、4 箇 所 の M3 ネジを外 し、下 ケースを外 します。
図 2-12
RF ケ ー ブ ル コ ネ ク タ
RF ケーブルのコネクタは専 用 工 具 (下 記 参 照 )にて取 り外 します。専 用 工
具 を使 用 しないと本 装 置 RF コネクタを壊 す恐 れがあります。なお専 用 工
具 は別 途 ご用 意 ください。
図 2-10
z
U.FL-LP-N-2:ヒロセ電 機 ㈱
z
U.FL-LP(V)-N-2:ヒロセ電 機 ㈱
4 か 所 の M3 ネ ジ の 場 所
2. FOMA UM01-HW の固 定 ネジを外 し、FOMA UM01-HW 固 定 金 具 をモジュールから
外 します。
2.10.2
FOMA UM01-HWの取り付 け方
上 記 の「FOMA UM01-HWの取 り外 し方 」と逆 の手 順 で、FOMA UM01-HWを取 り付 けてく
ださい。この時 、FOMA UM01-HWの銘 版 側 が上 になるようにしてください。
図 2-11
FOMA UM01-HW 固 定 ネ ジ お よ び 金 具
14
Rooster-A100 の仕様
振動条件
装 置 単 体 において、加 速 度 19.6m/ss(2G)、
振 動 周 波 数 30~100Hz の振 動 (1 掃 引 時 間 20
分 )を上 下 /左 右 /前 後 に加 えた後 に、各 部 の損 傷 、
部 品 などの脱 落 がなく、機 能 ・性 能 に問 題 ないこと
外部端子
RS-232C コネクタ(D-sub9 ピン、オス)
3. Rooster-A100の仕様
3.1
仕様一覧
品名
型名
JAN コード
対 応 サービス
Rooster-A100
SC-RSA100
4907940130070
FOMA パケット通 信
RF インターフェ
イス
動作環境
保存環境
保 守 コネクタ(USBmini コネクタ)
RS-232C
信号
SD、RD、ER、DR、RS、CS、DC、CI
下 ケース
ABS 樹 脂
600/1200/2400/4800/9600/19200/38400/
取付金具
鋼板
材質
57600/115200(初 期 値 )/230400
伝 送 フォーマット
Start:1bit、Stop:1bit、Data:8bit、Parity:none
送受信制御
ハードウェアフロー制 御
通 信 プロトコル
PPP
制 御 コマンド
AT コマンド
無線周波数
2GHz/800MHz帯 (FOMA プラスエリア対 応 )
アクセス方 式
W-CDMA(DS-CDMA)
データ通 信 速 度
ソフトウェア更 新
アンテナコネクタ(SMA)
インターフェイス
伝送速度
シリアル
インターフェイス
電 源 コネクタ(3 芯 )、EIAJ RC5320A(ジャック)
上 り:最 大 64kbps
下 り:最 大 384kbps
保証
1 年間
付属品
保 証 書 、電 話 番 号 シール、電 源 プラグ抜 け防 止 クラ
ンプ
ソフトウェア更 新 に対 応
電源制御電気的特性
3.2
温 度 :-20~60℃
湿 度 :25~80%(結 露 なきこと)
1
2
温 度 :-30~80℃
DC5.0V±0.25V
電 源 リップル
50mVp-p 以 下
消費電流
通 信 時 ・ソフトウェア更 新 時 :800mA 以 下 (最 大 送
信出力時)
待 受 時 :約 90mA
約 115(W)×65(D)×30(H) (本 装 置 突 起 部 除 く)
外形寸法
ABS 樹 脂
※1 ノイズを印 加 し続 けた際 の動 作 を保 証 するものではございません。
※本 装 置 は精 密 機 器 のため、電 源 は規 定 範 囲 の電 力 を安 定 供 給 し、瞬 断 を起 こさないよう
にしてください。
※本 装 置 では、FOMAパケット通 信 サービスおよびSMS(ショートメッセージサービス)がご利
用 になれます。
※本 装 置 では、音 声 通 話 、テレビ電 話 、iモード、FOMA64kデータ通 信 はご利 用 いただけま
せん。
湿 度 :25~85%(結 露 なきこと)
電源電圧
上 ケース
約 135(W)×73(D)×34(H)
(本 装 置 突 起 部 (コネクタ含 む)、取 付 金 具 含 む)
単 位 mm
重量
約 160g
静 電 耐 力 ※1
±7.5kV
15
項目
電源電圧
電源電圧絶対最大規格
Min
4.75
0
Typ
5.00
-
Max
5.25
6.5
単位
V
V
Rooster-A100 の仕様
3.3
RS-232Cコネクタ(D-sub9ピン、オス)
3.4
アンテナコネクタ(SMA型)
アンテナを接 続 するときは、このコネクタに接 続 します。
接 続 するアンテナはFOMAユビキタスモジュール対 応 アンテナをご使 用 ください。
図 3-1
9 ピンシリアルポート
表 3-1
端
子
番
号
1
略号
コネクタの詳 細
項目
図 3-2
信号方向
機能概要
CD
キャリア検 出
端 末 ←Rooster
2
RD
受 信 データ
端 末 ←Rooster
3
SD
送 信 データ
端 末 →Rooster
4
5
ER
SG
端 末 装 置 レディ
信 号 用 アース
端 末 →Rooster
-
6
DR
データセットレディ
端 末 ←Rooster
7
8
RS
CS
送信要求
送信許可
端 末 →Rooster
端 末 ←Rooster
キャリア受 信 中 通 知 信 号
Rooster から端 末 に送 られるデータ
信号
端 末 から Rooster に送 られるデー
タ信 号
端末通信可能信号
信 号 用 アース(信 号 の基 準 電 圧 )
Rooster が送 受 信 可 能 状 態 を示 す
信号
RS/CS フロー制 御 に使 用
RS/CS フロー制 御 に使 用
9
CI
呼 出 し検 出 ※
端 末 ←Rooster
着信検出信号
3.5
アンテナコネクタ
コネクタ端 子
信号
No
端子名
内容
TRX コネクタ
送受信
1
TRX
送受信号
2
SG
接地
信号方向
(本装置⇔
アンテナ)
入出力
-
電 源 コネクタのPWR端 子 を使 用 して本 装 置 の電 源 ON/OFF制 御 を行 うことができます。
本 装 置 側 に接 続 される RS-232C ケーブルのコネクタはメス型 D-sub9 ピ
ンをご使 用 ください。ケーブル配 線 は外 部 装 置 の仕 様 に対 応 してください。
図 3-3
z 使 用 ネジ:インチネジ(#4-40UNC)
Negative 出 力
2GH z /800MH z
高周波
電源コネクタ(3芯コネクタ、DCジャック)
※DIPスイッチの設 定 でスイッチ「1」がONの時 には、ソフトウェア更 新 中 の信 号 も出 力 され
ます。
略 号 はJIS規 格 に準 拠 します。
信 号 レベル
Positive 入 力
Negative 入 力
Positive 出 力
備考
RS-232C 信 号 の電 圧 規 格
> +3V
< -3V
+5V~+13V
-5V~-13V
16
外 から見 た電 源 コネクタの図
Rooster-A100 の仕様
„
電 源 ON( VCC 供 給 前 の 状 態 か ら )
VCC
電源供給
端子番号
1
2
端子名称
VCC
PWR
3
SG
信 号 の方 向
入力
入力
OPEN
-
備考
DC5.0±0.25V
SG:電 源 OFF(3 秒 以 上 )
OPEN:電 源 ON(10KΩのプルアッ
プ抵 抗 内 蔵 )
接地
OPEN
PWR
GND
入
電 源 スイッチ
コマンド制 御 可 能
切
15 秒 以 上
点灯
電 源 LED
z
PWR は外 部 電 源 装 置 から本 装 置 の電 源 を ON/OFF するための信 号
で、VCC に給 電 かつ本 装 置 の電 源 スイッチが ON の状 態 で使 います。
VCC に給 電 を開 始 する際 には電 源 スイッチは「切 」の状 態 としてくださ
い。
z
外 部 電 源 装 置 側 はオープンコレクタ、オープンドレイン、リレー接 点 の
回 路 構 成 にしてください。
z
PWR はデータ通 信 中 に電 源 OFF(PWR-SG 間 )しないでください。
z
本 装 置 電 源 投 入 時 の注 意 点 についてはT 2.4 電 源 を入 れる/切 る
を参 照 してください。
z
PWR による電 源 OFF の際 、電 波 状 況 によっては電 源 LED が消 灯 す
るまでに時 間 がかかる場 合 があります。外 部 装 置 側 で ER-High 状 態
として DR を監 視 し、DR が Low レベルとなるまで PWR を SG とし続 け
てください。
z
PWR で電 源 を OFF にした場 合 、本 装 置 が電 源 ON(PWR-SG 間 )の
状 態 で PWR を OPEN することで再 度 電 源 を ON とすることができま
す。
2 秒以上
点滅
消灯
„
電 源 OFF
VCC
電源供給
OPEN
3.5.1
電 気 的 インターフェイス
本 装 置 の電 源 コネクタの入 力 端 子 (PWR)のインターフェイス等 価 回 路 を以 下 に示 します。
これらを考 慮 して接 続 してください。
OPEN
PWR
GND
入
電 源 スイッチ
切
約 3秒
約 8秒
点灯
電 源 LED
点滅
電 源 OFF
状態
図 3-4
消灯
17
本装置入力端子への接続図
Rooster-A100 の仕様
3.7
本 装 置 の電 源 OFF 時 は、ハイインピーダンス状 態 になります。
UIMカードを挿 入 するためのUIMカードソケットです。NTTドコモ社 製 UIMカードを挿 入 して使
用 してください。
UIMカードとは、電 話 番 号 などの情 報 を記 録 できるICカードです。
データ破 損 および、UIMカード破 損 を防 ぐため、電 源 ON時 にUIMカードの抜 き差 しは行 わな
いでください。
本 装 置 電 源 OFF 時 は、外 部 装 置 側 のすべての出 力 ピンをハイインピーダ
ンス状 態 にしてください。
電 源 について
3.5.2
UIMカードソケット
本 装 置 に電 源 を供 給 する方 法 として、以 下 の2タイプがあります。
„
AC ア ダ プ タ を 使 用 す る 場 合
製品名
NTT ドコモ 9601-KO AC アダプタ
サン電 子 A100 専 用 AC アダプタ
„
上 記 AC ア ダ プ タ 以 外 の 外 部 電 源 装 置 を 使 用 す る 場 合
項目
電源
コネクタ
電 源 コード
3.6
供給条件
入 力 電 圧 :AC100V±10%
入 力 電 圧 :AC100V±10%
仕様
定 格 電 圧 :DC5.0±0.25V
定 格 電 流 :800mA 以 上
電 圧 リップル:50mVp-p 以 下
3 芯仕様
本 装 置 側 のコネクタ
53108-0330(日 本 モレックス㈱)
電 源 コード側 のコネクタハウジング 51030-0330(日 本 モレックス㈱)
電 源 コード側 のコネクタピン
50083(日 本 モレックス㈱)
DC ジャック仕 様
EIAJ RC-5320A 準 拠
電 流 容 量 1.0A 以 上 のもの
図 3-5
UIM カ ー ド ソ ケ ッ ト カ バ ー
1. UIM カードソケットカバーをスライドさせ外 します。
FG(接地)端子
アース線 はこの端 子 に接 続 します。
アース線 を接 続 する場 合 は、お買 い上 げ時 FG(接 地 )端 子 に取 り付 けられているネジで取 り
付 けてください。
z
FG( 接 地 ) 端 子 に 取 り 付 け ら れ て いる ネ ジ 以 外 は 仕 様 し ない で く だ さ
い。
z
電 源 プラグ抜 け防 止 クランプと同 時 に使 用 する場 合 は、電 源 プラグ抜
け防 止 クランプを手 前 にしてください。
電 源 プラグ抜 け防 止 クランプの取 り付 けについてはT 2.2.2 電 源 プ
ラグ抜 け防 止 クランプの取 り付 け を参 照 してください。
図 3-6
18
UIM カ ー ド ソ ケ ッ ト カ バ ー を ス ラ イ ド
Rooster-A100 の仕様
3.8
2. UIM カードソケットに UIM カードを UIM カードソケットカバーの図 と同 じ向 きで、カチッと
音 がしロックされるまで挿 入 します。
図 3-7
UIM 挿 入
3. UIM カードソケットカバーを元 に戻 します。
19
外形寸法
本装置装着時の注意点
4. 本装置装着時の注意点
4.1
特性項目
電圧範囲
電 源 リップル
定格電流
接続する外部装置
z 組 み合 わせる外 部 装 置 は、以 下 の本 装 置 受 信 周 波 数 帯 におい不 要 輻 射 のないことを
確 認 してください。受 信 周 波 数 帯 の不 要 輻 射 により受 信 感 度 劣 化 が発 生 し、通 信 中 の
切 断 、データ通 信 速 度 の低 下 などの原 因 になります。
特 に、FOMAパケット通 信 網 への接 続 制 御 に使 用 するチャンネルに不 要 輻 射 がある場
合 、回 線 接 続 不 能 、回 線 接 続 性 の劣 化 などの原 因 になります。
使 用 する受 信 周 波 数 はサービスエリアや回 線 接 続 ごとに変 わりますので、本 装 置 の電
波 強 度 表 示 モード(T 2.6.2 電 波 強 度 表 示 /エラー時 LED表 示 )を利 用 するなどして、
すべての受 信 周 波 数 で問 題 ないことを確 認 してください。
受信周波数
バンド
2GHz帯
800MHz帯
z 本 装 置 を組 み込 んだ際 に、外 部 装 置 の内 部 温 度 が本 装 置 の動 作 環 境 温 度 (-20℃~
60℃)を超 えることがないように、外 部 装 置 の熱 設 計 を行 ってください。
周波数
2110.000MHz~2170.000MHz
869.000MHz~894.000MHz
z 本 装 置 は高 周 波 電 力 回 路 (最 大 出 力 0.25W)を内 蔵 しているため、外 部 装 置 の回 路 及
び信 号 ラインに妨 害 を与 える可 能 性 があります。妨 害 による不 安 定 な動 作 を防 止 するた
め、以 下 の対 策 を行 ってください。
送信周波数
„
„
バンド
2GHz帯
800MHz帯
規格値
DC5.0V±0.25V(負 荷 条 件 :1mA~800mA で安 定 供 給 )
50mVp-p 以 下 (0Hz~2.5GHz)
0.8A
周波数
1920.000MHz~1980.000MHz
824.000MHz~849.000MHz
高 周 波 電 力 に よ り 動 作 が 不 安 定 に な る 可 能 性 が あ る 回 路 は 、シ ー ル ド 構 造 に す
るなどの対策を実施してください。
イ ン タ ー フ ェ イ ス 部 の ハ イ イ ン ピ ー ダ ン ス ラ イ ン に つ い て は 、妨 害 防 止 の た め
にバイパスコンデンサを実装するなどの対策を実施してください。
また外部装置の静電気対策などの筐体シールド板がアンテナとして機能する場合
がありますので、外部装置およびアンテナ構造を設計する場合には十分に注意し
てください。
z 本 装 置 に接 続 する外 部 装 置 は、本 装 置 の FG(接 地 )端 子 および RS-232C コネクタの
SG(接 地 )端 子 にノイズが入 らないようにしてください。不 要 な GND 電 流 などで送 受 信 特
性 が劣 化 する原 因 になります。
z 接 続 する外 部 アンテナについては外 部 アンテナ(T 3.4 アンテナコネクタ(SMA型 ) )の
記 載 を必 ずお守 りください。記 載 の外 部 アンテナ以 外 のものを接 続 した場 合 、電 波 法 の
規 定 に抵 触 する可 能 性 があります。また、回 線 接 続 率 、データ伝 送 スループットなどを劣
化 させる原 因 になります。
z 外 部 装 置 へのアンテナ取 り付 けは、機 器 操 作 時 の人 体 などの影 響 によりアンテナ特 性
が大 きく変 化 しないように、機 器 の構 造 やアンテナの取 り付 け位 置 を調 整 してください。
z 電 源 電 圧 は、本 装 置 の入 力 コネクタ端 の電 圧 で規 定 します。
z 使 用 電 圧 範 囲 、電 源 リップル仕 様 は以 下 の通 りです。
20
AT コマンド説明
5. ATコマンド説明
5.1
ATコマンド一覧
コマンド
機 能
+CLIP
着 信 した電 話 番 号 の表 示 /非 表 示 を設 定 します。
+CMEE
本 装 置 では以 下 のATコマンドをサポートします。
ATコマンドの詳 細 に関 しましては「FOMAユビキタスモジュール(UM01-HW)取 扱 説 明 書 」を
参 照 ください。
FOMAユビキタスモジュール(UM01-HW)取 扱 説 明 書 はNTTドコモのWEBサイトよりダウン
ロードしていただけます。 http://www.docomo.biz/module
+CMGD
+CMGF
+CMGL
SMSの形 式 を設 定 します。
メモリ<mem1>に保 存 されているSMSのうち、<stat>で
指 定 した条 件 のSMSを表 示 します。
メモリ<mem1>に保 存 されているSMSのうち、<index>
(保 存 位 置 )で指 定 した条 件 のSMSを表 示 します。
-
-
コマンド
機 能
+++
オンラインデータモードからオンラインコマンドに移 行 します。
-
A/
直 前 に実 行 したATコマンドを実 行 します。
-
%AUTORESET
設 定 した時 間 になるたびに、本 装 置 が自 動 的 に再 起 動 処 理
を開 始 します。
%BAR
電 波 の強 度 を表 示 します。
-
%CURC
%SMMEMFULL 出 力 の有 無 を選 択 します。
-
%FOTAABORT
ソフトウェア更 新 を中 断 します。
-
+CMT
受 信 したSMSを保 存 せずに直 接 外 部 装 置 に通 知 します。
-
%FOTAIND
ソフトウェア更 新 状 態 の通 知 設 定 、およびソフトウェア更 新 状
態 の通 知 を行 います。
-
+CMTI
受 信 したSMSの保 存 位 置 を通 知 します。
-
-
+CNMI
SMS受 信 時 の通 知 方 法 を設 定 します。
-
+CNUM
自 局 電 話 番 号 を表 示 します。
-
+COPS
接 続 する通 信 事 業 者 を選 択 します。
-
+CPIN
PIN1コードの入 力 や入 力 の要 否 の確 認 に使 用 します。
-
+CPMS
SMSの表 示 、保 存 などに使 用 するメモリ(<mem1><me
m2><mem3>)の設 定 や指 定 したメモリの使 用 状 況 など
の確 認 をします。
+CPWD
UIM カードのPIN1コードの変 更 に使 用 します。
-
+CRC
拡 張 リザルトコードを使 用 するかどうかを設 定 します。
-
+CSCA
SMSセンターの番 号 を設 定 します。
-
+CSCS
外 部 装 置 の文 字 コードを設 定 します。
-
+CUSD
USSDコードを利 用 してネットワークサービスを設 定 します。
-
%FOTASTART
%RESET
%SMMEMFULL
ソフトウェア更 新 機 能 を起 動 します。
設 定 した時 間 の経 過 後 、FOMA UM01-HW は再 起 動 処 理 を
開 始 します。
SMSを保 存 するメモリ容 量 がいっぱいになったことを通 知 しま
す。
%SYSCFG
ネットワーク接 続 について設 定 します。
%SYSINFO
本 装 置 の動 作 時 に登 録 されているネットワークの情 報 を問 合
せます。
&C
外 部 装 置 へのCDの出 力 条 件 を選 択 します。
&D
&F
&W
本 装 置 がオンラインデータモードの場 合 にシリアルインタフェー
スのERを検 出 し、LOWからHIGHに変 化 したときの動 作 を設
定 します。
本 装 置 のコマンド設 定 (パラメータ)やSレジスタを初 期 化 しま
す。
本 装 置 のコマンド設 定 (パラメータ)やSレジスタの状 態 を本 装
置 内 の不 揮 発 性 メモリに保 存 します。
メモリ
本 装 置 がリザルトコード「+CME ERROR:<err>」を使 用
してエラー情 報 を通 知 するかどうかを設 定 します。
AT+CPMSコマンドで設 定 されたメモリ<mem1>に保 存 さ
れているSMSを<index>(保 存 位 置 )や既 読 、送 信 済 みな
どの状 態 を指 定 して削 除 します。
メモリ
+CMGR
+CMGS
●
+CMGW
+CMSS
●
○
○
-
SMSをPDUモードまたはTEXTモードで送 信 します。
SMSをAT+CPMSコマンドで設 定 されたメモリ<mem2>に
保 存 します。
AT+CPMSコマンドで設 定 されたメモリ<mem2>からSMS
送 信 します。
-
●
+GMI/+CGMI
FOMA UM01-HW のメーカ情 報 を表 示 します。
-
-
+GMM/+CGMM
FOMA UM01-HW のモデル(製 品 名 )を表 示 します。
-
+GMR/+CGMR
FOMA UM01-HW のファームウェアのバージョン情 報 を表 示 し
ます。
-
+IFC
フロー制 御 方 式 を指 定 します。
+CCLK
時 刻 情 報 の取 得 や設 定 を行 います。
-
+CEER
直 前 の通 信 の切 断 理 由 を表 示 します。
-
+CGDCONT
パケット通 信 のパラメータを表 示 /設 定 します。
+CGREG
パケット通 信 の電 波 状 態 が圏 内 か圏 外 か、およびネットワーク
登 録 状 態 を通 知 するかどうかを設 定 します。
-
+CGSN
FOMA UM01-HW の製 造 番 号 (IMEI)を表 示 します。
-
+CLCK
UIM カードのPIN1コード照 合 機 能 の有 効 /無 効 設 定 や設 定 の
確 認 をします。
-
●
+IPR
¥S
21
シリアルインタフェースで接 続 されている外 部 装 置 との伝 送 速
度 を設 定 します。
現 在 設 定 されている各 コマンドとSレジスタの内 容 を表 示 しま
す。
○
○
-
A
本 装 置 の着 信 応 答 を行 います。
-
D
パケット通 信 または音 声 通 話 の発 信 処 理 を行 います。
-
AT コマンド説明
コマンド
機 能
メモリ
外 部 装 置 から受 信 したコマンドに対 して、本 装 置 がエコーする
かどうかを設 定 します。
パケット通 信 を切 断 します。また、パケット着 信 拒 否 にも使 用 し
ます。
E
H
5.2.2
○
リザルトコードの待 ち合 わせなしで連 続 してコマンドを入 力 した場 合 、エコーの間 にリザルト
コードが出 力 される場 合 があります。この対 処 方 法 としては以 下 の2つがあります。
-
I
FOMA UM01-HW の製 品 情 報 を表 示 します。
O
オンラインデータモードへ復 帰 します。
S0
自 動 応 答 までのリング(呼 び出 し)回 数 を設 定 します。
○
X
CONNECT表 示 への速 度 表 示 の有 無 を設 定 します。
-
・コマンドの入 力 はリザルトコードが返 ってきてから行 う
・リザルトコードが返 ってくるのを待 たない場 合 はATE0コマンドにてエラーを返 さない設 定 と
する
-
5.2.3
AT&Wコマンドで本 装 置 内 の不 揮 発 性 メモリに保 存 したパラ
Z
メータを本 装 置 内 に復 元 します。
○:パラメータが&Wコマンドで、FOMA UM01-HWの不 揮 発 性 メモリに記 憶 されるコマンド
です。
●:コマンドのパラメータ変 更 後 、FOMA UM01-HWの不 揮 発 性 メモリに保 存 されます。
- :コマンドのパラメータは電 源 をOFFにすると消 去 されます。
5.2
z
コマンドを連 続 して送 信 した場 合 、応 答 コード ERROR を返 すことがあ
ります。
z
リセット直 後 や、本 装 置 の起 動 時 には各 コマンドの値 が初 期 化 される
ため、リセット直 後 や、本 装 置 を起 動 した際 には、AT コマンド「ATZ」に
て、保 存 した値 を読 み出 しをする必 要 があります。
・コマンドにはLFを付 加 しない
・ATE0コマンドにてエコーを返 さない設 定 とする
例1
入力
ATX0|<CR><LF>
出力
ATX0<CR><LF>|<CR><LF>OK<CR><LF>
エコー
リザルトコード
例2
入力
出力
ATコマンドの入 力 方 式
例3
入力
出力
ATコマンドはコマンドに続 くパラメータ(数 字 や記 号 )を含 めて必 ず1行 で入 力 します。通 信 ソ
フトのター ミナル 画 面 で は、 最 初 の文 字 から リタ ーンキーを押 し た直 前 までの 文 字 を 1行 と
し、256文 字 (ATを含 み<CR>を含 まない)まで入 力 できます。
ATコマンドは大 文 字 (AT)および小 文 字 (at)のどちらでも入 力 可 能 です。
[ATコマンドフォーマット]
AT(at)
command
コマンド後 のLFについて
コマンドのCRの後 にLFが付 加 されている場 合 、エコーのLFが出 力 される場 合 と出 力 されな
い場 合 があります。この対 処 方 としては以 下 の2つがあります。
ATコマンドの注意事項
5.2.1
連 続 コマンド入 力 について
5.3
<CR><LF>
ATX0|<CR><LF>
ATX0<CR>|<CR><LF>OK<CR><LF>
エコー
リザルトコード
ATX0|<CR><LF>
ATX0<CR>|<CR><LF>OK<CR><LF>|<LF>
エコー
リザルトコード
エコー
ソフトウェア更新中における動作について
5.3.1
本 装 置 の更新 LEDおよびソフトウェア更 新 中の信号 について
本 装 置 の更 新 LEDおよびソフトウェア更 新 中 の信 号 は、FOMA UM01-HWのFOTA_N信 号
を使 用 し て出 力 してい ます 。 FOTA_NがLowに なった 場 合 で も 、% FOTAINDを 受 信 で きな
かった場 合 (出 力 停 止 設 定 時 )は、約 10秒 間 、更 新 LEDおよびソフトウェア更 新 中 の信 号 が
延 長 されます。
ER 信 号 線 は本 装 置 のシリアル部 電 源 の ON/OFF に使 用 しているため AT
&D の設 定 値 に関 わらず、ER を LOW とするとシリアルデータの送 受 信 が
できなくなります。シリアルデータの送 受 信 を行 う場 合 は、必 ず ER を HIGH
としてください。
5.3.2
ソフトウェア更 新 中のATコマンドについて
ソフトウェア更 新 中 、以 下 のATコマンドについては、DIPスイッ チ設 定 モードによって動
作 が異 なります。
22
組み込みガイドライン
AT コマンド
%FOTAABORT
5.3.3
6. 組み込みガイドライン
DIP スイッチ設 定 モード
スルーモード
通信速度設定
%FOTAIND:10 受 信 後 、ダウ 使 用 できません。
ンロードが完 了 するまで使 用 で
きます。
6.1
ソフトウェア更 新 中のリザルトコード「REWRITING」について
ソフトウェア更 新 中 、リザルトコード「REWRITING」が出 力 されるATコマンドは以 下 のよ
うにDIPスイッチ設 定 モードによって異 なります。
DIP スイッチ設 定 モード
スルーモード
通信速度設定
・%FOTASTART
全 ての AT コマンド
・%D(パケット発 信 ) のみ
23
Rooster-A100の各状態及び制御の流れ
組み込みガイドライン
6.2
アンテナの設置
6.2.1
Rooster-A100の固定 設置 利 用 について
FOMAユビキタスモジュール(FOMA UM01-HW)組 み込 みガイドラインを参 照 ください。
6.2.2
アンテナの設置 について
FOMAユビキタスモジュール(FOMA UM01-HW)組 み込 みガイドラインを参 照 ください。
24
保証とアフターサービス
保証とアフターサービス
・本 装 置 および内 蔵 されているFOMA UM01-HWに貼 付 されている銘 版 シールは剥 が
さないでください。
銘 版 シールには、技 術 基 準 を満 たす証 明 書 の役 割 があり、銘 版 シールが故 意 に剥
がされたり、貼 り替 えられた場 合 など、銘 版 シールの内 容 が確 認 できないときは、技
術 基 準 適 合 の判 断 ができないため、故 障 修 理 をお受 けできない場 合 がありますので
ご注 意 願 います。
z 保 証 について
本 装 置 には保 証 書 がついていますので、必 ずお受 け取 りください。記 載 内 容 および「販 売 会
社 名 ・お買 い上 げ日 」などの記 載 事 項 をお確 かめの上 、大 切 に保 管 願 います。必 要 事 項 が
記 載 されていない場 合 は、担 当 営 業 へお申 しつけください。保 証 期 間 はお買 い上 げ日 より1
年 間 です。
„
保 証 対 象 物 品 は本 装 置 のみであり、そ の他 の付 属 品 については保 証 対 象 外 となりま
す。
本 装 置 は、付 属 品 を含 め、改 良 のため予 告 なく本 装 置 の全 部 または一 部 を変 更 することが
ありますので、予 めご了 承 ください。
z こんな場 合 は本 装 置 を使 用 しないでください。
z アフターサービスについて
„
・使 用 禁 止 の場 所 にいる場 合
本 装 置 を使 用 してはいけない場 所 があります。以 下 の場 所 では本 装 置 を使 用 しない
でください。
・航 空 機 内
・病 院 内
※医 用 電 気 機 器 を使 用 している方 がいるのは病 棟 だけではありません。ロビーや
待 合 室 でも、使 用 しないでください。
・満 員 電 車 の中 や優 先 席 付 近 など、植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動
器 を装 着 した方 が近 くにいる可 能 性 がある場 合
植 込 み型 心 臓 ペースメーカおよび植 込 み型 除 細 動 器 に悪 影 響 を与 える恐 れがあり
ます。
故障の場合は
故 障 等 のお問 合 せは、担 当 営 業 もしくはご購 入 時 の契 約 に準 じてご連 絡 ください。
„
保証期間内は
保 証 書 の記 載 内 容 に基 づき、無 料 で修 理 いたします。
故 障 修 理 を実 施 の際 には、必 ず保 証 書 をお持 ちください。保 証 期 間 内 であっても保 証
書 の提 示 がないもの、お客 様 のお取 扱 い不 良 による故 障 ・損 傷 等 は有 料 修 理 となりま
す。
指 定 以 外 の機 器 および消 耗 品 の使 用 に起 因 する故 障 は、保 証 期 間 内 であっても有 料
修 理 となります。
„
次の場合は、修理できないことがあります。
水 濡 れシールが反 応 している場 合 、試 験 の結 果 、水 濡 れ・結 露 ・汗 等 による腐 食 が発
見 された場 合 、および内 部 の基 板 が損 傷 ・変 形 している場 合 は修 理 できないことがあり
ますので、予 めご了 承 願 います。なお、修 理 が実 施 できる場 合 でも保 証 対 象 外 ですの
で有 料 修 理 となります。
„
保証期間が過ぎた場合は
修 理 によって機 能 が維 持 できる場 合 は、ご要 望 により有 料 修 理 いたします。
„
部品の保有期間は
本 装 置 の補 修 用 性 能 部 品 (機 能 を維 持 するために必 要 な部 品 )の最 低 保 有 期 間 は、
製 造 打 ち切 り後 5年 間 です。この部 品 保 有 期 間 を修 理 可 能 期 間 といたします。また、保
有 期 間 が経 過 した後 も、故 障 個 所 によっては修 理 可 能 な場 合 がありますので、次 項 の
「サポートのご案 内 」の連 絡 先 へお問 合 せください。
„
保証対象物品について
お願い
・本 装 置 および付 属 品 の改 造 はおやめください。
A) 火 災 ・けが・故 障 の原 因 となります。
B) 本 装 置 は、電 波 の混 信 やネットワーク故 障 を防 ぐため、法 律 により技 術 基 準 が
定 められており、技 術 基 準 を満 たさない装 置 は使 用 できません。
C) 改 造 (部 品 の交 換 ・改 造 ・塗 装 など)が施 された場 合 は、改 造 部 分 を元 の状 態 に
戻 していただいた場 合 のみ、故 障 修 理 のお取 扱 いをさせていただきます。ただ
し、改 造 の内 容 によっては、故 障 修 理 をお断 りする場 合 があります。
25
サポートのご案内
サポートのご案内
z 最 新 情 報 の入 手
Rooster-A100に関 する最 新 情 報 は、弊 社 ホームページから入 手 することができます。
また、バージョンアップ情 報 につきましても公 開 しております。
„
製 品 紹 介 ページ
http://www.sun-denshi.co.jp/sc/a100/
z ご質 問 ・お問 い合 わせ
Rooster-A100に関 するご質 問 やお問 い合 わせは、下 記 へご連 絡 願 います。
ユーザー サポートセンター
z
電話
0587-55-0161
z
FAX
0587-55-0815
z
メール
[email protected]
z
受付時間
月 曜 ~金 曜 10:00~16:00(12:00~13:00 を除 く)
祝 祭 日 、弊 社 休 日 を除 く
SC-RSA100
取 扱 説 明 書 Ver.1.1
2011 年 2 月 発 行
サ ン 電 子株式 会 社
〒483-8555 愛 知 県 江 南 市 古 知 野 町 朝 日 250
※無 断 複 写 ・転 載 を禁 止 します。
(110227)
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