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●実際に商品をご使用になる前に、取扱説明書に記載されている使用上の注意及び危険防止に
関する注意事項をよくお読みくださいますようお願い申しあげます。
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●保証書が添付されている商品については、店名、ご購入期日の記載を確認の上、大切に保存してください。
システム一括購入の場合は、契約時に保証書の扱いについて販売店と必ずご相談ください。
【その他付記事項】
●仕様、外観および価格などは改良のため予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
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PA・DMI事業部 CA事業開発推進部
〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1
2007年10月作成
進化するデジタルライブサウンド
ヤマハデジタルミキシングコンソール PM5D は 2004 年の発売以来、
デジタルミキシングシステム DSP5D は、PM5D から操作子のみを除く
世界中のイベント会場で実績を重ね、累計2,000台以上が稼働しています。
フル機能を継承したラックユニットです。PM5D V2 には最大 2 台の
ライブ SR にデジタル技術を率先して導入した PM5D は、多機能性と
DSP5D を接続でき、144 系統のマイク入力と24 系統の Mix バスは、
実用性を両立し、高い信頼性と卓越したサウンドクォリティを実現。その
PM5D V2 から全てシームレスにコントロール可能です。PM5D V2 は
稼働台数が時代のニーズに応えたクオリティと操作性を証明しています。
デジタルケーブリングユニットDCU5Dを経由して、CAT5 ケーブル 1 本
また、世界中で活躍しているプロエンジニアたちとのリレーションは、
で DSP5D と伝送が可能です。オーディオとコントロール信号を含む
PM5Dの新たなる可能性を生み出します。よりユーザビリティを高めるた
デジタル信号をCAT5ケーブルのみで接続した多才なステージボックスと
め現場のプロエンジニアたちの高い要求に耳をかたむけ、その要望を具現
して使用できます。
化するために改良、改善を重ねました。
デジタルケーブルによる到達距離の延長、ノイズレスな信号伝達、CAT5
ケーブルによるセッティングの簡便さなど、ライブ SRに求められる数々の
その解答をPM5D V2としてここにリリースします。これまでの機能の改良、
高条件をPM5D V2システムは実現します。
改善はもちろん、さらなる拡張性を求め一緒に使用する機器の開発も同時
PM5D V2 へのアップデート用ファームウェアはヤマハプロオーディオ
に行い、PM5D V2はさらに大きなスケーラビリティーを得ました。
サイト*よりダウンロード可能(無償)となり、サポート体制も万全です。
拡張性においては、既にMYシリーズ拡張カードやAD8HR、DME64N
といった外部ヘッドアンプやプロセッサーなどとの組み合わせで可能性を
ヤマハプロオーディオサイト*
見いだしてきましたが、新製品であるデジタルミキシングシステムDSP5D
http://proaudio.yamaha.co.jp/
との親和性は、これまでの拡張性を遙かに凌駕し、PM5D V2 による
システムは別次元への発展を可能にします。
2
3
Return to Forever―高品位なSRとして
プロフェッショナルの音響現場で定評のあるPM5Dはエンジニアの皆様の声を反映し、操作性と機能性を追及したV2*をリリースいたしました。PM5D V2
DSP5Dの入出力には標準的なXLR端子が装備。簡単な接続でPM5D V2
の使用時には、別売のデジタルケーブリングユニットDCU5Dを経由して
は新発表されたデジタルミキシングシステムDSP5Dを最高 2 台まで接続することにより、従来のPM5Dの3 台分の機能をシームレスなシステムとして実現で
とのシステム化が可能です。DSP5Dの全ての機能はPM5D V2のパネル上
CAT5イーサネットケーブルを介し最大120メートル*までの延長が可能です。
きます。DSP5Dは高機能のステージボックスとしての使用が可能で、FOHポジションにあるPM5D V2とはDCU5Dとの同時使用でCAT5のイーサネット
に呼び出され、あたかも2台目のPM5Dとして操作することができるため、
ケーブルを介してオーディオデータとコントロールデータの転送ができます。
PM5Dに習熟していれば新たに操作方法を学習する必要ありません。
*最長距離はケーブルの性能に依存します。
下記アドレスを参照。
http://www.ethersound.com/technology/compatibility.php
*V2ファームウェアはヤマハプロオーディオウェブサイトにて無償ダウンロードできます。 http://proaudio.yamaha.co.jp/
PM5D V2の入力増強としての同じ場所での使用時には専用68ピンカスケ
ードケーブルにて直接接続し、また離れた場所でのステージボックスとして
軽量・コンパクトな 2 モデル
豊 富な入出力系 統
PM5D V2シリーズには、現在お使いのツアーおよびライブ SR 用アナログ
PM5D V2シリーズでは、入力系に48MONO+4ST、出力系に24MIX、
コンソールからの移行が容易なPM5D V2と、設備 SR 用途に便利なリコー
ST A、B、MONITOR(LCR、LR+MONOも可能)、CUE、8MATRIXを
ラブルヘッドアンプ(Recallable Head-amp)を搭載したPM5D-RH V2
コンパクトなボディに標準装備。そしてMIX OUT 端子はOMNI OUTとし
の2タイプを用意。SRコンソールの基本要素となる豊富な入出力だけでも、
て使用可能なため、フレキシブルな出力ルーティングを実現。事前にチャン
同クラスの従来機、PM3500を大きく上回る2 モデルに、PM1D ならびに
ネルプランが組めない場合でも円滑なセットアップができます。デジタルミキ
DM2000 から受け継いだ内部エフェクトやシーンメモリーなどの先進機能
サーに慣れた方なら、オプションスロットを活用して入出力コネクターを拡
を加え、サイズ・重量の両方で大幅なスケールメリットを実現しました。
張し、内部パッチングによる多彩な入出力パターンを組むことも可能。各イ
100kg 以下という軽量・コンパクトなデザインに凝縮された高い機能性。
ンプットからMIXバスへの送り出しは、通常のAUXセンドとなる「VARIABLE」
PM5D V2シリーズが備える多様性と機動性は、デジタル世代のSRコンソ
とフェーダーレベル固定(PREまたはPOST パン)で送り出す「FIX」のい
ールならではの大きなアドバンテージです。
ずれかで選べ、AUX/GROUPの構成を柔軟に変更できます。
ライブから設備まで広範囲に対応
DSP5D による機能拡張
その高い機動性と機能性は、短時間で移動の多いツアー用途、多数の演目
DSP5DはPM5D-RH V2の機能がそのままラックマウントユニットになりま
を扱う設備用途のどちらのニーズにも応え、同クラスのアナログコンソールや、
した。PM5D V2には最大 2 台まで DSP5D が接続可能で、PM5D V2に
プリ&ポストプロ向けデジタルコンソールの代替では為しえない複雑かつ斬
DSP5Dを1 台接続時には96 系統のマイク入力と16 系統のステレオ入力、
新なミックスにも余裕で対応します。装備されたXLR端子と、拡張スロット
DSP5Dを2 台接続時には144 系統のマイク入力と24 系統のステレオ入力
からの入力をあわせて130インプットを許し、さらに各チャンネルに装備さ
を実現し大規模なシステムに対応できます。
DSP5DとDCU5DとのCAT5ケーブルによる接続はEtherSoundの技術を応用しておりますが、DSP5D
とDCU5Dの専用接続となり、ESモニターから制御はできません。
PM5D-RH V2
れたディレイ、ゲート、コンプレッサー、また12 台分のグラフィックEQ や8
台分のSPX2000を備え、それらの設定は500のシーンメモリーにより管理
DSP5Dの機能
され瞬時に呼び出し可能です。ツアーの機材量とセットアップの労力を劇的
■ 48×マイク入力+ 4×ステレオ入力
に軽減し、また設備においては高いスペースファクターを発揮し、メンテナ
■ 24×ミックスバス(PM5D V2とカスケード接続可)
ンスも容易にしました。
■ 8×マトリックスバス
PM5D V2
■ 24×オムニアウト
■ ゲイン、EQ、フィルター、ダイナミックス、センドレベル/ 各チャンネル
96kHz プロセッシング
■ 8×エフェクト、 12×31バンドグラフィックイコライザー
PM5D V2シリーズは24bit/96kHz(FS=44.1kHz ∼ 96kHz)に対応し、
■ 2×Mini-YGDAI 拡張スロット
コンソール内部の信号はすべて32bit(アキュームレーターは58bit)完全
■ DSP5D Editorソフトウェアによるコントロール
デジタルで処理。しかも、96kHzプロセッシング時にミキシングチャンネル
■ 別売デジタルケーブリングユニットDCU5D 経由でPM5Dから
が半減するなどの制限は一切ありません。可聴帯域を越えて再生される高
DCU5D
リモートステージボックスとしての使用可能
音質デジタルサウンドは、一般に「空気感も伝える緻密さと奥行き」と表現
されるように、音質に伸びやかな印象を与えます。SRコンソールのダブルレ
ートプロセッシングは48kHz 時の 2 倍速処理により入力から出力に至るレ
DSP5D
イテンシー(遅延)が半減し、印象を失わない、より原音に忠実な音の立ち
上がりとして現れ、サウンドメイキングにおける大きなメリットとなります。
4
5
アウトボードに匹敵するエフェクト群
ヘッドアンプライブラリー
拡張性
エフェクターのグラフィックイコライザーへの転用
PM5D V2シリーズの入力系チャンネルには4バンドのPEQとHPF、さらに
PM5D-RH V2はマイクのゲイン設定をヘッドアンプライブラリーとして保
PM5D V2シリーズは4 基の Mini-YGDAIスロットを装備しています。入
本体に搭載されている8 基のSPX2000 相当のマルチエフェクターはより広
2 基のダイナミクス(ゲートとコンプ)と最大 1000msecのディレイが標準装
存可能です。また、8チャンネル ADコンバーターのヤマハAD8HRは拡張
出力信号のフォーマットに応じたMYカードを挿入し、入出力数の拡張が可
範囲なアプリケーションに対応するために31 バンドのグラフィックイコライ
備。また出力系のステレオアウトとミックスアウトには8バンドのPEQ、コンプ、
スロット経由で最大 8 台まで接続可能。接続されたAD8HR のゲイン設定
能。例えばヤマハAD8HR(8チャンネルリモートマイクプリアンプ付 ADコ
ザーもしくは8バンドパラメトリックイコライザーへの転用が可能となりました。
ディレイが装備され、マトリックスアウトには4バンドのPEQとコンプ、ディレ
は本体の設定と一括してヘッドアンプライブラリーとして保存されマイクの
ンバーター)を拡張スロット経由で接続しマイクゲインがリモート操作でき
DSPリソースの有効的活用です。31 バンドのグラフィックイコライザーは標
イが装備されています。これら入出力系のプロセッサーに加えて、SPX2000
ゲイン設定を効率的に行えます。
るステージボックスとしての活用ができます。またカスケード端子が装備さ
準装備されている12 基に加え、最大 20 基の使用が可能になりアウトプット
れており、PM5Dを最大 4 台までカスケード接続可能。大規模コンサートに
系統の設定の柔軟性を飛躍的にアップしました。
クラスのマルチエフェクトプロセッサーが8基と31バンドGEQの12基を搭載。
これらはアウトボードの単体ユニットにも匹敵するもので、入力系のチャンネ
サラウンド対 応
も十分対応できます(2 台接続時には信号は双方向、3 台以上接続時は片
ルと出力系のバスの任意のインサートポイントにパッチできます。パラメータ
豊富なアウトプットを活かし、PM5D V2 シリーズでは 24 系統あるMIX
方向でメインアウトは最後尾のユニットから取り出す)。またデジタルミキシ
データセキュリティ
ーはLCD 画面を通じてグラフィカルに設定 ・ 変更可能で、ライブラリーから
OUT の一部(1~8または9~16)を、3-1ch、5.1ch、6.1ch の3 種類のサ
ングエンジンのDME64Nをカスケード接続することにより、プロセッシング
Loadロック機能は、外部メモリーカードやPM5D Editorよりデータをロ
のプリセット設定のロード、オリジナル設定のライブラリーへのストアも可能。
ラウンドミックス用に構成できます。サラウンドミックスに使用するMIX
能力を飛躍的に高め、64 系統のMATRIXアウト、GEQ、クロスオーバー、
ードするときに本体上の重要な変更してほしくない特定のパラメータの設定
リバーブ、ディレイ、モジュレーションなど多彩なエフェクトを提供します。さ
OUT へのセンドレベルを決める際には、本体のLCD 画面がサラウンドパン
MATRIXミキサーなどの機能を追加でき、一部のパラメーターは PM5D
を保護します。これにより、例えば会場で設定した当日のデータが以前のデ
らにPM5D V2シリーズでは高品質リバーブのREV-Xに加え、定評のある
表示に変わり、MIX SENDノブの操作、本体のトラックパッド、外付けのマ
からの操作も可能です。
ータに不用意に置き換えられることを防ぐことができます。さらにアウトプッ
Addon Effects パッケージよりCompressor276、Compressor260、
ウスなどを利用して、各インプットの定位を決定。また、GPI INやMIDIコ
EQ601やOpen Deckプログラムが標準装備されました。
ントロールチェンジを利用して、サラウンドパンを外部からダイナミックに制
バーチャルサウンドチェック
パッチなどのパラメータは影響を受けません。また呼び出し専用の Read-
御することも可能です。
トップエンジニアの経験を元にV2で搭載された新機能。ミュージシャンが
Onlyシーンを設定することで、オリジナルの初期設定を保存することもでき
先進的で直感的インターフェース
いない状態で会場の設定や調整の作業を効率的に行うことができ、大規模
ます。
PM5D V2にはPM1Dの実績を踏襲した操作性の高いインターフェースの
なコンサートやイベントで特に効果を発揮します。リハーサル時に録音をし
数々が適用されました。
たマルチトラックソースをコンソールの入力側にパッチングして再生しなが
チャンネルムーヴ機 能
ら会場の音を調整します。"バーチャルサウンドチェック" 時の設定は直接保
V2では任意のチャンネルを移動して、既に使用中のチャンネルをクリアす
存でき、複雑なパッチング手順を要したり、誤って他の設定を変更してしま
ることなく挿入する機能が搭載されました。入力のパッチやヘッドアンプの
う心配はありません。
情報はもちろんチャンネルの移動に追従します。これによりパネル上のチャ
SELECTED CHANNEL:
任意の入力もしくは出力チャンネルのSELキーを押すことにより、そのチ
ャンネルのパラメーター情報は瞬時にSELECTED CHANNELエリア
ンネルレイアウトを容易に変更でき、楽器やプレイヤーの変更 ・ 追加時の操
に呼び出されます。エンコーダーによる調整ができLCD 画面にグラフィ
SURROUND SETUP
ダイナミクス
カルに表示されたパラメーターは精度の高いエディットも可能にします。
MIX SEND SELECT:
作性も格段にアップしました。
PM5D V2にはディエッサーが搭載されました。ボーカルや講演者の発す
L
R
L
C
選択されたMIX バスのキーが点灯し、そのバスへのセンドレベルが入
R
L
C
R
LFE
力チャンネルストリップのエンコーダーにより調整可能となります。
ENCODER MODE:
トアイソレーション機能によりシーンリコールされても、出力系の、EQ、DELAY、
S
STEREO
3-1
L
C
R
高い音作りが可能となりました。
LFE
Ls
Rs
5.1
Ls
る擦音が軽減され従来のダイナミクスプログラムと組み合わせ、より品質の
Bs
Rs
6.1
入力チャンネルストリップのエンコーダーはセンドレベルの調整機能の
他にもモードを切り換えることによりPAN、ゲイン、入力アッテネータ
ーの調整にも使えます。また、ALTレイヤーモード時には24 ∼ 48チャ
ンネルのレベルコントロールがエンコーダーにより可能になるためレイ
ヤーを切り換えることなく、全チャンネルの入力レベル調整ができます。
FLIP:
このキーが点灯時にはチャンネルストリップのエンコーダーとフェーダ
ーの機能が入れ替わり、フェーダーで MIX バスへのセンドレベルをコ
ントロールできるようになります。センドレベルをフェーダー上に展開す
ることにより、プレイヤーへのフォールドバックのモニターミックス作り
に威力を発揮します。
更にLCD 画面上の操作を支援するためのマウスやキーボードの挿入用
のPS2ポートが装備されています。
6
7
直感的な操作感、利便性を備えたコントロールパネル
信号ルーティングの柔軟性という点で、デジタルコンソールはアナログコンソールを大きく上回ります。PM5Dシリーズでは、アナログライクな操作感とデジタ
@ RCL、MUTE SAFE LED
# FADER
$ CUE
SELECTED CHANNELや画面内でシーンリコールに
対する除外設定のリコールセーフ(RCL)、ミュートグ
ループに対する除外設定のミュートセーフ(MUTE)を
設定している場合に、それぞれのLEDが点灯します。
チャンネルのレベルを設定するほかに、割り当てたパラ
メーターの操作子としても機能。モーター駆動のため、
シーンリコール時などには設定レベルに移動します。また、
FADER FLIPキーの点灯時にはエンコーダーとの機能
が入れ替わり、モニターコンソールとしての使用にも便
利です。
CUE/SOLO モードでのチャンネル選択、DCAグルー
プやMUTEグループへの割り当てと解除、LCD 画面で
の他チャンネルとの EQ、COMPRESSOR のリンク設
定に使用します。
ルならではの簡便さを同居させています。本体に標準装備される入力コネクターは機能固定とし、結線すれば直ちに音出しが始められるアクセシビリティの高
さを実現。拡張ユニットDSP5Dの入力系の設定はPM5D V2からシームレスに操作が可能です。
ヘッドアンプ コントロール
IN P UT P A TCH
STEREO INPUT チャンネル
ENCODER MODE &
PM5D V2シリーズにはヘッドアンプの違いによる2モデルがあります。従来の操作ス
本体装備のMONO×48、STEREO×
チャンネルストリップで操作するインプットを
FADER FLIP
タイルを踏襲したヘッドアンプを搭載するPM5D V2は、各インプット(MONO)にフ
4、2TR×5(デジタル×3、アナログ×2)
STEREO 1 ∼ 4、FX RETURN 1 ∼ 4(内部
チャンネルに付属するエンコーダーで扱う
ァンタム電源スイッチ、PADスイッチ(26dB)、GAIN、インサート入出力のON/OFF
の各入力信号、内部エフェクト1~8 の
入力)の2レイヤーで切り替えます。
を切り替えるINSERTスイッチを装備。4 系統のステレオインプットには、L、R のチャ
ステレオリターン信号、4 基のオプショ
ンネルごとにGAINを装備しています。ソフトウェア制御のリコーラブルヘッドアンプを
ンスロットを介した最大 64 の入力信号
ター(GAINはPM5D-RH V2 のみ)のコ
装 備 する P M 5 D - R H V 2 では 、ファンタム電 源 の O N / O F F や 入 力ゲインは
の出力先を、本体 LCD 画面に表示さ
ントロールをします。Fader Flipはエンコ
SELECTED CHANNELブロックや各インプットのエンコーダーで調節します。両モ
れるマトリクスを使って一元的に設定 ・
ーダーとフェーダーを入れ替えることがで
デルの全チャンネルに装備されるPEAK LEDとSIGNAL LEDは、共通仕様です。
確認が可能。同じ信号を複数のバスへ並行して送り出すようなパッチングもクリック操
きます。たとえば、ミックスセンド選択時には、
DSP5Dに搭載されたヘッドアンプはPM5D-RH V2と同仕様のため、PM5D V2シリ
作だけで簡単に実行できます。接続された拡張ユニットDSP5D のインプットパッチも
ミックスセンドレベルをフェーダーに展開
ーズからコントロールできます。
直接操作できます。
することができ、入力レベルがエンコーダ
パラメーターを決定します。ミックスバスへ
のセンドレベル、PAN、ゲイン/アッテネー
INPUT PATCH
ーで操作が可能になります。
3
2
チャンネルインプットブロック
SE LE CTE D CHANNE L ブロック
各インプットには、チャンネル ON/OFF、フェーダー、エンコーダー、インジケーターなど、必要な機能を集約し、計 48 の
コンパクト化と操作性を両立すべく、ヤマハのデジタルミキサーではアナログのインプット/アウトプットモジュールに相当するSELECTED
MONOインプットを24フェーダー×2レイヤーで構成。各種インジケーターやレベルメーターはチャンネルストリップ上にコン
CHANNELには、インプットブロックなどのSELキーで選択したチャンネルの機能が展開されます。
パクトに集約。LEDディスプレイとも併せてチャンネル情報が確実に把握できます。
4
1 EQUALIZER & HPF
1
6
CHANNEL を採用。SELECTED
EQUALIZERフルバンドスイープ方式の4 バンドEQ。HIGHとLOWについては、シ
ェルビング、ピーキングの切り替えも可能。本体 LCD 画面では2 種類のEQタイプを
切り替えて使うこともできます。STEREO OUT、MIX OUTには8バンドEQを搭載
し、UPPER、LOWERの両キーを用いて操作します。ハイパスフィルターは12dB/oct。
HPFキーを点灯させ、FREQUENCYノブでカットオフ周波数を設定して使用。
5
7
2 STEREO
STEREOバスへのアサインとPAN/BALANCEを決定します。
※アウトプット系チャンネルには無効です。
8
9
3 COMPRESSOR
本体 LCD 画面でコンプレッサー、エキスパンダー、コンパンダーの3 種類から機能を
選択。インサートポイントをPRE EQ(PRE/POSTインサート)、PRE FADER、
POST FADERから選べるほか、即戦力のライブラリーも搭載。本体 LCD 画面では、
全チャンネルのゲインリダクションメーターを一覧することもできます。
#
)
!
@
1 LAYER SELECT
レイヤー切り替えキー。チャンネルストリップ
で操作するインプットを1 ∼ 24、25 ∼ 48で
切り替えます。誤操作を防止するために敢え
て2つの専用キーを用意しました。拡張ユニッ
トDSP5D 接続時には操作レイヤーが追加さ
れます。
TO STEREO、NOISE GATE(GATEが閉じ
たときに点灯)、COMPRESSORのON/OFF
状態や動作状況が確認できます。
6 SEL
MIX バスへのセンドON/OFF。ENCODER
MODEのALTLAYERキー選択時には、裏レ
イヤーのチャンネルのON/OFFを行ないます。
チ ャン ネ ル ストリップ を S E L E C T E D
CHANNELブロックやLCD画面に展開。また、
隣り合うチャンネルとのペアリング設定 ・ 解除
のショートカットにも使用できます
MIX バスへのセンドの PRE/POSTフェーダ
ー切り替え。
8
5 TO STEREO、GATE、COMP LED
2 ENCODER ON
3 PRE
$
PM5D-RHやAD8HR 使用時にはGAINコン
トローラーとしても機能します。
7 CHANNEL NAME DISPLAY
4 ENCODER
チャンネルの名称を表示し、チャンネルのミュ
ート時には減光。エンコーダーやフェーダー
で設定中のパラメーター値も表示されます。
通常はMIXバスへのセンドレベルを設定します。
ENCODER MODEの設定により、PANや裏
レイヤーのレベルコントロールとして、また
チャンネルのON/OFF。FLIPキーの点灯時に
8 CH ON
は、エンコーダー側のONキーとの機能が
入 れ 替 わり、M I X バスへの 送り出しの
ON/OFFキーとして機能します。
9 METER
ユーティリティ機能で指定した検出位置
(PRE ATT、PRE GATE、PRE FADER、
POST FADER、POST ONのいずれか)
に お けるレ ベ ル を 6 ポ イントで 表 示 。
STEREOチャンネルでは、ステレオ仕様で
す。
) DCA LED
チャンネルのDCAグループアサイン(各 8
グループ)の状態を示します。
4 DELAY
6 NOISE GATE
8 CHANNEL SELECT
マイクロフォン間の距離による時間差、音源との距離に
よる位相差などの補正に利用し、最長 1,000msecのチ
ャンネルディレイが設定可能。
選択したソース信号(SELF、他のインプットチャンネル、
MIXバス等)によるキーイン機能を装備するノイズゲー
ト、DUCKERなどの機能を搭載。
5 GAIN/ATTENUATION/φ
7 GROUP
INC/DECキーを使ってSELECTED CHANNEL 側か
ら展 開するチャンネルを選びます。展 開中の設 定を
COPYキーでコピーし、INC/DECキーやチャンネル側
の SEL キーで呼び出した別のチャンネルへ PASTE キ
ーで上書きすることも可能。
リモート制御されたAD8HR 側のインプットや PM5DRHに対する入力ゲイン(GAIN)、ブーストも可能なデ
ジタルアッテネーター(ATTENUATION)の調整に使用。
φキーを点 灯させることで入力位 相を反 転できます
(MONO、STEREO、FX RETURNチャンネルについ
てのみ有効)。
選択中のチャンネルについて、DCAグループ1 ∼ 8(ア
ウトプット系は7、8のみ)とMUTEグループ1 ∼ 8への
割り当てと解除、リコールセーフとミュートセーフの設定 ・
解除が可能。ASSIGN MODEキーによる各モードへの
移行や、本体 LCD 画面で設定ページを開く必要はあり
ません。
! MUTE LED
MUTEグループアサイン(各 8グループ)
の状態を示します。
9
緻密かつ大胆に―アウトプット制御
Old Sweet Home―安心の充実機能
24 系統のMixバス+Stereo(LCR、LR+monoも可能)のメインアウトと、さらに8 系統のMATRIXアウトをコンパクトなボディに標準装備。全ての系統に
パーフェクトなミックスをサポートする、CUEモニター機能や監視ポイントを設定できるメーター機能が装備されています。
8 バンドパラメトリックEQ、コンプレッサーとディレイが装備され緻密な制御が可能です。拡張ユニットDSP5D 接続時には 8 系統のMATRIXが追加され、
16系統のMATRIXアウトが使用できます。
MIX SE ND 、MI X MA ST E R
CUE & SOLO
ME TE R
MIX SENDキー点灯時には、SELECTED CHANNELの一部として選択中のインプ
ACTIVE CUE LEDで現在CUEが有効になっているセクションを表示します。INPUT、
インプット系の各レイヤーとアウトプット系、またステレオインプットとFXリターンが切
ットチャンネルから各 MIX バスへのセンドレベルがエンコーダーにより設定可能。
DCA、OUTPUTの各 LEDは排他的に点灯し、内部エフェクトやキーイン信号のCUE
り替えで監視可能。またSTEREO A, BとCUEレベルは常に監視できます。PEAK
MIX MASTER 点灯時は出力系のマスターセクションとして機能します。ONにより対
が有効な場合には、各 LEDが同時に点灯します。CUE LEVELノブでCUE OUTから
HOLDをいつでも有効にできます。メーターポイントはLCD 画面上で様々なポイント
象のMIXバスへのセンドON/OFFを行います。PAIR LED 点灯時には2 本のMixバ
の出力レベルを調節します(アナログボリューム)。LAST CUE LED 点灯時にはLAST
から選択できます。LCD 画面内のメーターでは全ての入出力に加えコンプのゲインリ
スをステレオペアで使用することができインイヤーモニターなどステレオで送り出す場
CUEモードとなり、最後にCUEキーをONにした1チャンネルのみがソロ状態になりま
ダクションも一覧可能です。
合に有効です。CUE によりCUE/SOLO モードでのチャンネル選択を行います。TO
す(CUE、SOLOの両モードで有効)。LAST CUEキーが消灯している場合はMIX
STとTO MATRIXのLEDは、STEREOバスへのアサイン(MIX TO STEREO)や
CUEモードとなり、同じセクション内で必要なだけCUEを有効・無効にできます。
MATRIXバスに対するON/OFF(MIX TO MATRIX)を表示します。出力系のバス
はDCAグループの7-8が対象となり、[DCA 7-8]LEDによってDCAグループへのア
サイン状況を視認できます。
MA T RIX
通常 MATRIX OUT からの出力レベル
Left of LCD
を設定します。MIXマスター、STEREO
マスターの SELキーの長押しまたはダブ
MONITOR
ルクリックにより、そのバスマスターから
モニターソースを選択します。各ソースは排他選択で、STEREO AとSTEREO Bを
のセンドレベルを各 MATRIX マスター
同時に選んだ場合は LCR モニターが可能。DEFINEキーの点灯時には、本体 LCD
のエンコーダーで設定。また MATRIX
画面で選んだMIXマスターや MATRIXマスターがモニターできます。MONITOR
MATRIX/ST ROUTING
の SELキーの同様な操作によりMIXマ
OUTからの出力を有効にするONキー、モニターレベルを調節するLEVELノブ、ヘッ
スター の エンコ ー ダ ー が 、選 択した
ドフォンレベルを調節するPHONES ノブ(いずれもアナログボリューム)を装備。
STEREO ブロック
MATRIXマスターに対するセンドコント
MONOキーを点灯させると、MONITOR
OUT からの出力をモノラルにできます。
ロールに切りかわります。なお、ペアリン
STEREO AとBのメインアウトを設定し
PHONESジャックにはモニター用のヘッドフォンを接続。PHONESジャックは、コン
グ時には奇数番号の MATRIXマスター
ま す 。チ ャ ン ネ ル ス ト リ ッ プ を
ソール右端手前にも用意されています。
のエンコーダーはパンニング / バランス
SELECTED
設定、偶数番号のエンコーダーはレベル
LCD 画面に展開。押すたびにL、R のチ
設定として機能します。MATRIXマスタ
MIX to MATRIX VIEW
CHANNELブロックや
ャンネルが切り替わります。SEL キーの
ーが DCA 7-8にグルーピングされてい
長 押しまたはダブ ルクリックすると、
る場合は、そのDCA7-8のLED が点灯。
STEREOマスターからMATRIX バスへ
ま た 、P A I R の L E D は 、隣 り 合 う
の送り出しが有効となり(TO MTRX LEDが点灯)センドレベルを各 MATRIXマス
MATRIX マスター同士でペアリング設
ターのエンコーダーで設定できます。STEREOマスターからMATRIX バスへの出力
定されている場合に点灯します。
時にはTO MTRX LED が点灯し、COMP LEDの点灯状態でCOMPRESSORの
ON/OFF 状態(SELECTED
DCA ブロック
PM3000 以降ポピュラーになったVCA
DCA GROUP ASSIGN (Out)
MONITOR
CHANNEL で設定)や動作状況が確認できます。
STEREOマスターが DCAにグルーピングされている場合にDCA7-8 LED が点灯し
DCA GROUP ASSIGN (In)
ます。STEREO BはMONOバスやLCRのセンターとしても機能します。
TALKBACK
制御をデジタル領域で拡張したDCA セ
クション。8 本のモーターフェーダーには、任意のインプットチャンネルだけでなく、マ
OUTP UT P A TCH
TALKBACK 信号はMIX/MATRIXの任意のアウトプットに直接ルーティングできま
スターチャンネル(出力系はDCA7-8のみ)も括ることができます。さらに通常のDCA
Input Patch 同様、パッチングは本体 LCD 画面に表示されるマトリクスを使って一元
す。ONキーを押して本体 LCD 画面で指定したトークバックマイクロフォンを有効にし
グルーピングに加え、GEQのフィジカルコントローラーとして、また任意の入力チャン
的に設定・確認。MIX OUT×24、STEREO OUT×2、MATRIX OUT×8、各イ
ます。もう一度押して無効のラッチ動作と、ONキーを押している間だけ有効になるア
ネルのみならずアウトプットチャンネルのフェーダーも組み合わせた8 本×6BANK(A
ンプット(MONO・STEREO)のDIRECT OUT(MONO 1 ∼ 48、STEREO IN
ンラッチ動作の両方に対応しています。
∼ F)のユーザーディファインドレイヤーとして利用することができます。NAME
1L&1R ∼ 4L&4R)とINSERT OUT、OSCILLATOR OUT、TALKBACK OUT、
DISPLAYにはDCAグループ名(FADER MODE=DCA)を表示し、ミュート時に
MONITOR OUT(L、R、C)をソースとして、カスケード出力、オプションスロット出
は減光。また、フェーダーをGEQの操作子として機能する場合には各バンドの周波数
(Frequency)が表示されます。
Right of LCD
力、本体装備の3 系統の2TRデジタル出力にルーティング可能。接続された拡張ユニ
ットDSP5Dのアウトプットパッチも直接操作できます。
TALKBACK
10
11
アナログとデジタルとの融合
PM5D V2とDSP5Dの提供するシステムは、アナログ的な明解なコンセプトとデジタル的な接続とアクセシビリティを融合しながら、無理なく操作できる環
境を実現します。ハイパフォーマンスな機能とトランスペアレントな音質はプロフェッショナルな現場で実力を発揮します。
・ ST IN Connectors
PM5D-RH V2・DSP5DのST IN端子はマイクレベルからラインレベルまで対応しますが、
PM5D V2 C o n n e c tor s
ST IN Connectors
PM5D V2のST IN端子はラインレベル専用です。
Input/Insert Connectors
MIX OUT Connectors
PM5D V2シリーズのMIX OUT端子はOMNI OUTとして
使用可能となります。
2TR IN ANALOG Connectors
OUTPUT Connectors
POWER INPUT
MONITOR/CUE/STEREO A, B/MATRIX
Connector
Master Phantom On/Off Switch
2TR OUT DIGITAL Connectors
MIDI Connectors
RS422 Connector
GPI Connector
HA REMOTE Connector
TO HOST (USB) Connector
PM5D-RH V2 Connectors
D SP5D Connec tor s
WORD CLOCK Connectors
2TR IN DIGITAL Connectors
INPUT
CASCADE IN/OUT
(D-sub 68pin)
ST IN
OMNI OUT
Expansion Slots for mini-YGDAI cards
CASCADE IN Connector
CASCADE OUT Connector
TIME CODE Connector
ST IN Connectors
Input Connectors
WORD CLOCK
IN/OUT
Network Connector
DC POWER INPUT
CASCADE IN/OUT (CAT 5)
Expansion Slots for mini-YGDAI cards
DCU 5 Digit a l C a bli n g U ni t
PW800W パワーサプライ
PSL120 パワーサプライリンクケーブル
DCU5Dデジタルケーブリングユニット経由して、DSP5DはCAT5イーサネットケーブルを介して最大 120メートル* 離れたPM5D V2のステージボックスとしての使用が可能になり
PW800Wは、新世代ヤマハSRコンソール専用のユニバーサル仕様のパワーサプライ。
2 台のPW800Wを二重化で運用する際に利用するパワーサプライリンクケーブル。
ます。DCU5Dは68ピンカスケードケーブルをCAT5ケーブルに変換し、オーディオとコントロールデータ転送のケーブルコストを劇的に削減するとともに高信頼性を実現します。
3U サイズ・10kg のコンパクト設計で、駆動効率を高めたスイッチング方式と低速回
DCU5Dは4ピンXLR 端子からの外部電源の供給可能で、電源の二重化が可能です。
転 型クーリングファンの採 用により、圧 倒 的な静 粛 性と信 頼 性を実 現 。2 台 の
PW800Wを専用ケーブルPSL120で接続することで二重化電源を構成すれば、通常
*最長距離はケーブルの性能に依存します。
は2 台の並列動作による50%ずつのロードシェアリング、一方が故障した場合には残
下記アドレスを参照。
http://www.ethersound.com/technology/compatibility.php
りの 1 台の稼働率が 100%となり、PM5D に対するフェイルセーフとして働きます。
DSP5DとDCU5DとのCAT5ケーブルによる接続はEtherSoundの技術を応用しておりますが、DSP5DとDCU5Dの専用接続となり、ESモニターから制御はできません。
DSP5Dのフェイルセーフ用の外部電源としても使用できます。
Front
12
Rear
13
的確・迅速なオペレーションを「再現」
D IR E CT R E CALL/MUTE
D ATA E NTR Y
MASTE R
本体 LCD 画面を操作する操作子には、パラメーター値を増減するINC/DECキー、パ
8つのダイレクトリコールスイッチとして、あらか
ラメーターを移動するカーソルキー、操作や処理を実行するENTERキー、マウスと同
PM5D V2シリーズではコンソールパネルの操作だけで基本的な音出しができますが、仕込み段での各ブロックの詳細設定、GEQほかの内部エフェクトの利
じめ割り当てた8 つの特定のシーンのリコール
等の操作を実現するトラックパッドと左右のボタン、データエントリー、カーソル移動、
用、外部入力を加えたパッチングなどには、大型 LCD 画面が作業効率を向上します。LCD 画面の表示は各ブロックのパネル操作に連動して対応する画面に自
に利用。各インプットに対する8 組のグループミ
リストのスクロールが可能なパラメーターホイールを装備。SHIFTキーは同時に押した
動的に切り替わり、設定内容の子細の確認やコンソール右下部のデータエントリー部で詳細な設定が可能です。
ュートスイッチとして利用する場合にはダイレク
キーの機能を変更するモディファイヤーとして機能します。なお、本体 LCD 画面はコン
トリコール 機 能との排 他 選 択になりますが 、
ソール前面のPS/2 端子に接続したPC用のキーボードやマウスでも操作できます。
USER DEFINED KEYSを利用して2つの機
能を切り替えれば、両機能を「併用」することも
LAMP D IMME R と LE D / L C D Br i g h t n ess
可能です。
背面の計 3 個所のランプコネクター(2 モデルで位置が異なり
SCE NE ME MOR Y
ランプの照度は本体パネル右上部のLAMP DIMMERノブで
ます)には、付属のグースネックランプ LA5000 を接続可能。
コンソールパネルの設定は、シーンとし
連続的に調節できます。アウトドアのコンサートからミュージカ
て本体に最大 500 種類まで記憶し、必要
ルまで会場の明るさに適合できるようにLEDとLCD のブライト
に 応 じ て リコ ー ル 可 能 。S C E N E
ネスが 8 段階で調節可能です。
MEMORYでは、ストア、リコール、プレ
ビューの各操作を通じてシーン情報を一
元的に管理できます。シーンのリコール
操 作については、U P / D O W N キーと
RECALLキーによる基本的なものから、
SCENE
任意の 8シーンをキーに割り当てて直接
リコールできるDIRECT RECALL、本
体 LCD 画面で必要なシーンを時系列順
にアレンジして順番にリコールするイベン
トリストの 3 種類があります。本体 LCD
画面では、シーンリコールに対する除外
設定であるリコールセーフ、シーン毎の
限定的なリコール(SELECTIVE RECALL)
RECALL SAFE
も設定できるため、安全かつ柔軟なリコ
ール操作が可能。また、リコール操作を
トリガーとしてMIDIイベントやGPI 信号
LCD DI S P L A Y
を送出することもできます。UNDO 機能
800×600ピクセル(SVGA)サイズのカラー液晶ディスプレイで、コンソー
によりエディットしたものをストアせずに
ルをGUI ベースでインタラクティブに設定・確認するのに利用。初期設定に
次のシーンをリコールしてしまった時で
よりバックライトのHIGH/LOWを切り替えられます。
もリコール直前の状態に戻ることができ
ます。またPREVIEW 機能により出力音
TRACKING RECALL
DISPLAY A C C E S S
USER DEF IN ED K EY S
声に影響を与えずに、ストアされているシーンの状態を盤面に展開して確認することが
PCMCIA CAR D SLOT
GLOBAL、OUTPUT、INPUT の 3グループに用意された各 8 つのキーを
25 個のUSER DEFINEDキー(1 ∼ 25)には、本体 LCD 画面を使ってコンソールのあらゆる
できます。
シーンメモリーほかコンソールの設定内容は本体前面に用意されたPCMCIAカード
使って、対応する画面(ページ)をLCDディスプレイにワンタッチで呼び出
機能が自由に割り当て可能。各キーに対する機能は4つのバンクに分けて指定できるため、総計
せます。各キーを押したままにして同一グループ内でページを正方向に切り
100 の機能の呼び出しや実行をワンプッシュで操作できます。25 番目のキーだけはステレオマ
替えたり(SHIFTキーとの同時押しでは逆方向)、ダブルクリックによって先
頭ページに移動できるなど、細部にPM1Dで培ったノウハウが盛り込まれて
スロットを介し、CFメモリーカードにセーブ /ロードできます。このメモリーカード1 枚
E VE NT LIST
にPM5Dシリーズの全設定データを保存できるため、レンタルで使用する場合や、固
スターとDCAセクションの上部に配置し、シーンを時系列順にリコールするなど、コンソールの
イベントリストには、シーンや、
定設備においても、あらゆる設定をいつでも再現できます。
中央で集中的に操作できるように配慮されています。
イベント発生のきっかけを時
系列順にアレンジすることで、
います。
手動、もしくは外部機器から入
力 さ れ た タ イム コ ード や 、
PM5D シリーズの内部タイム
コードによって自動的にリコー
ルできます。他のスイッチ類と
離して配 置した U S E R
DIFINED KEY 25と組み合
USER DIFINED KEY
わせて使用することで、ミスオ
ペレーションを回避しながら、
より便利に使用することができ
ます。
14
15
LIB RA R I E S
IN TERN A L EF F ECT
定評のある Add-on E ffec t シリーズが標準装備
HA R E MOTE
シーンやエフェクトを構成する各要素をパートごとにまとめたものがライブラリーです。
VCMタイプなど8 基のエフェクターを内蔵。出力バスだけではなく、任意の入力チャ
新アルゴリズムを採用した高密度なリバーブ REV-Xに加え、PM5D V2ではかつての
ヤマハ製の外部ヘッドアンプ(AD8HR、AD824)を
必要に応じてライブラリーをシーンと関連付けたり、切り離すことで、シーンリコール
ンネルにも直接インサード可能です。豊富なプログラムが音作りの可能性を拡げます。
の安全性と利便性をカスタマイズすることができます。AD8HR 併用時やPM5D-RH
では、HAライブラリーにより、ヘッドアンプの設定もリコール可能。様々なパラメータ
■ E ffe c t L is t
ーをシーンで一元的に管理することが可能になっています。
REVERB HALL
Name
Scene Memory
Input Patch Library
Output Patch Library
Input Channel Library
Output Channel Library
Input EQ Library
Output EQ Library
GATE Library
COMP Library
Effect Library
GEQ Library
HA Library
Number
Preset 1
Preset 1
Preset 1
Preset 1
Preset 1
Preset 40
Preset 3
Preset 4
Preset 36
Preset 55
Preset 1
Preset 1
+ User 500
+ User 99
+ User 99
+ User 199
+ User 199
+ User 159
+ User 196
+ User 195
+ User 163
+ User 144
+ User 199
+ User 199
Total
501
100
100
200
200
199
199
199
199
199
200
200
REVERB ROOM
REVERB STAGE
REVERB PLATE
アナログサウンドを再現するVCM(Virtual Circuitry Modeling)エフェクトをエフ
コンソール背面のHA REMOTEコネクターに接続す
ェクトライブラリーに追加。VCMテクノロジーは、往年のコンプレッサー、イコライザー、
ることで、そのリモート制御が可能。PM5D V2シリ
テープデッキサウンドを再現する、音楽的なモデリング技術です。VCMは、アナログ
ーズの後部スロットに別売オプション I/O カードで
回路の設計意図を深く理解し、アナログ素子レベルの特性までを入念に解析した精密
AES/EBU 入力を追加し、ヘッドアンプ側のデジタル
な結果を基本にして音楽的なエッセンスを加える、革新的なデリング技術です。
出力と接続することでステージとコンソール間でデジ
PM5D Editorもこれらのエフェクト設定用に対応されました。VCMテクノロジーによ
タル伝送のメリットを享受することができます。
HA
り、身近になった本物のアナログビンテージサウンドをPM5D V2のオンボードエフェ
EARLY REF.
GATE REVERB
REVERSE GATE
MONO DELAY
OPE R ATION LOCK
クトとして、シームレスに活用することができます。
HA LIBRARY
状況に応じて操作ミスを防ぐためのロック機能を2 種
■ CHANNEL STRIP(Effect No.49∼53)
STEREO DELAY
MOD. DELAY
DELAY LCR
ECHO
類用意。セットアップデータなどの任意の操作を禁止
VCM(Virtual Circuitry Modeling)テクノロジーをもとにアナログ回路を忠実に再現した
するパラメーターロック、オペレーターの離席などで
コンプレッサーとヴィンテージEQ 全 5タイプ。COMP276(モノラル)、COMP276S(ステレ
コンソール上のすべての操作をロックするコンソール
オ)はレコーディングスタジオで定番とされているチューブコンプレッサーの飽和感とトランジ
ロック。用途に応じたセキュリティが可能です。
スター世代のコンプレッサーのファーストレスポンス、周波数応答を、1台で併せ持つように
SECURITY
デザインされたモデル。COMP260(モノラル)、COMP260S(ステレオ)はライブ SRにおけ
OSCILLATOR
G RA PH I C E Q UA L I Z E R
る定番モデルのVCA 技術とRMS 検出技術のモデリングから生まれたコンプレッサー。アタッ
本体 LCD 画面での設定により、サイン波(MONO、
PM5D V2シリーズは12 基の31バンドのグラフィックEQを装備。8 基の内蔵エフェク
クやリリースタイムを可変とし、Kneeの設定も可能。EQ601は70 年代のアナログEQの効き
L&R)、ピンクノイズ、バーストノイズを指定したバス
ターもグラフィックEQに置き換えることができ、最大 20 基のグラフィックEQの使用が
を徹底的に追求したモデル。従来のデジタル EQと違い、TYPEによっては当時のイコライザ
(MIX1 ∼ 24、MATRIX1 ∼ 8、STEREO L/R)に
CHORUS
AUTO PAN
FLANGE
TREMOLO
SYMPHONIC
HQ PITCH
PHASER
DUAL PITCH
可能です。スペクトラムアナライザーを備え、EQカーブをビジュアルに表示。DCAフェ
ーの歪み感まで含めてモデリングし、アナログEQの周波数特性を忠実に再現しています。
送り出せます。OSC 画面表示時のみ「ON」が有効と
なるため、誤操作を回避できます。
ーダーの利用でそれぞれの帯域のブースト/カットを精確に調整することができます。
ROTARY
RING. MOD.
MOD.FILTER
Compressor 260 (mono) /
Compressor 260S
DISTORTION
EQ601
AMP SIMULATE
DYNA.FILTER
DYNA.FLANGE
GPI IN/OUT
4 入力/12 出力のGPIコネクターを装備し、多彩な外
Compressor 276 (mono)
Compressor 276S
部機器とのトリガーの入出力が可能。フェーダースタ
ート、トークバックの ON/OFF、シーンの切り替えな
DYNA.PHASER
■ MASTER STRIP Open Deck(Effect No.54)
どに加え、GPI 入力をトリガーとしてPM5D から特定
OPEN DECKは往年の銘機の業務用オープンリールテープレコーダーとテープの磁気特性
のMIDIイベントを出力することもできます。
GPI
をVCMテクノロジーによって忠実に再現したテープサチュレーション。アナログのテープデッ
GEQ PARAMETER
GEQ ASSIGN
REV+CHORUS
REV+SYMPHO.
DELAY->ER
REV->CHORUS
REV->SYMPHO.
DELAY+REV
REV+FLANGE
REV->PAN
DELAY->REV
REV->FLANGE
DELAY+ER
キでの録音 / 再生はピークレベルを抑え、帯域感を整える作用があるために、コンプレッサー
MS D E COD E
的に使用されていました。エミュレートしているデッキは、Swiss '70、Swiss '78、Swiss '85、
各インプットチャンネルに用意されたMSデコード機
American '70の4 機種。録音側、再生側個別に自由に組み合わせて選べるのも大きな特長
能により、MSマイクロフォンで収音されたソース音声
で、テープスピードの切り替えも可能。さらにオープンリールのテープタイプ、バイアス、EQを
のステレオ化(広がり)もコンソール単体でサポート
MODERN/VINTAGE と切替えることで “音の重心”、歪み感、飽和感が調整可能です。
しています。
M/S DECODE
MIX MINUS
DIST->DELAY
ミックスマイナス機能により、MIX バス側のSELキー
American ’70 with New
Swiss ’85 with New
Swiss ’70 with New
を押しながらインプット側の SEL キーを押すことで、
そのチャンネルを即座にミックスから除外することが
MULTIFILTER
FREEZE
STEREO REVERB
M.BAND DYNA
可能。各 MIX バスへのセンド設定をより迅速に決め
■ REV-X Reverb Programs(Effect No.46∼48)
られます。
REV-Xはマルチエフェクトプロセッサー SPX2000で搭載している、新規アルゴリズムのリバ
M.BAND COMP
REV-X HALL
REV-X ROOM
REV-X PLATE
ーブプログラム。従来のリバーブプログラムから格段の進歩を遂げた高密度で豊かな残響の
Wor d Cl oc k
音質、滑らかな減衰に、可変ルームサイズ等の豊富なパラメーターを持った新世代リバーブ
ワードクロックは96kHzまで対応でき、マスターにも
です。高密度に大空間の響きを表現したHALL、リアルな部屋での残響を誇るROOM、ボ
スレーヴにも設定可能。
ーカルの質感を最大限に引き出すPLATEと3つのタイプを内蔵しています。
COMP276
COMP276S
COMP260
COMP260S
MID I R E MOTE
WORD CLOCK
外部のMIDI 対応機器とMIDIメッセージを送受信す
ることで、プログラムチェンジによるシーンの切り替え、
EQUALIZER601
OPENDECK
DE-ESSOR
コントロールチェンジによるパラメーター値の変更な
REV-X HALL
16
REV-X ROOM
REV-X PLATE
どが可能です。
17
デスク・オン・デスクトップ―PM5D V2 Editor
オプション
PM5D V2シリーズのコントローラーおよびビューワーとして機能するPCアプリケーション、PM5D V2 Editor。オフライン環境で入出力パッチングやルー
PM5D V2シリーズは4 基、DSP5Dは2 基のMini-YGDAI 拡張スロット装備し、さまざまなアプリケーションの要求を満たす広範囲な入出力フォーマットに
ティングを設定すれば現場でのセットアップ時間を短縮できるほか、データバックアップとしても機能します。USB 経由でコンソール本体と接続したオンライン
対応します。
環境では、EVENT LISTやLEVEL METER、ALT LAYERやSELECTED CHANNELなどの状態を確認するビューワーとして利用することもできます。拡
*オプションI/Oカード(YAMAHA MYシリーズおよびサードパーティ製)は、カードの消費電力等の都合上、同時に使用できない組み合わせがあります。
詳しくは下記 webサイトのオプションI/Oカード同時使用可能枚数判定ページにてお確かめください。
張ユニットDSP5D Editorはイーサネットケーブル経由でWindows PCと接続されます。
http://proaudio.yamaha.co.jp
mini-YGDAI カード
Lay e r W in do w
Select ed Ch an n el Win d o w
入力系のパラメーターの一覧画面。パラメーターはアナログコンソールライクに展開さ
選択されたチャンネルの詳細情
れ、ミックスに関連するほとんどの調整はこの画面で可能です。
報が表示されます。Mix センド
■ Digital I/O カード
レベルを含むチャンネルの全て
のパラメーターがグラフィカル
に確認でき、コントロール可能
です。
MY16-AE
MY16-AT
MY16-TD
MY16-CII
MY16-C
16 channel AES/EBU format I/O
16 channel ADAT format I/O
16 channel TDIF format I/O
16 channel CobraNet™ I/O
16 channel CobraNet™ I/O
その他 PM5D V2シリーズのコンソール機能を完全に再現する充実のウインドウ群:
■ Effect Window
■ Meter Window
■ DCA/Mute Group Window
■ Patch Editor
■ Effect Window
■ Library Window
■ GEQ Window
■ Scene Window
■ Surround Editor Window
■ Setup Window
MY8-AE96
MY8-AE96S
MY8-AE
MY8-AEB
MY8-TD
8 channel AES/EBU format I/O
8 channel AES/EBU format I/O
(w/Sample rate converter)
8 channel AES/EBU format I/O
8 channel AES/EBU format I/O
8 channel TDIF format I/O
■ AD/DA カード
■ AD カード
Maste r W in do w s (M i x 、M a tr i x 、DC A、Ste r eo )
出力系のパラメーターに関する画面。EQ、コンプのゲインリダクション、ディレイを含
MY8-AT
MY8-ADDA96
MY8-AD96
MY8-AD24
MY4-AD
8 channel ADAT format I/O
8 channel Analog I/O
8 channel Anolog Input Card
8 channel Analog Input Card
4 channel Analog Input Card
む全てのパラメーターが一覧できます。
■ DA カード
18
■ サードパーティ製カード
MY8-DA96
MY4-DA
AVIOM 16/o-Y1
AuviTran AVY16-ES
Audio-Service MY16MADI64
8 channel Anolog Output Card
4 channel Anolog Output Card (20bit)
16 channel AVIOM A-Net Output Card
16 channel EtherSound I/O
MADI I/O
PW800W
PSL120
パワーサプライ
パワーサプライリンクケーブル
19
3 . ステージ袖での入出力を含む機 能 拡 張
システム構成例
入力と出力の両方の機能を有するステージボックスとしてDSP5Dを活用できます。
1 . リモートヘッドアンプによるインプットの拡 張
DSP5D
Stage
PM5D V2との接続はDCU5D 経由でたった1 本のCAT5のイーサネットケー
ブルです。従来のマルチケーブルに変わりケーブルコストと引き回しの手間が劇
PM5Dシリーズのオプションスロットに別売のYGDAIカードを装着し、AES/EBU 入力を増設、ステージ袖に配した8chADコンバーターのヤマハAD8HRを接続するこ
的に改善されます。最大 48 系統のマイク入力と24 基のオムニアウトをステージ
とで、アナログ伝送のロスを回避しながら、PM5Dシリーズにマイクロフォンレベルまで対応するリコーラブルヘッドアンプ搭載の高品位アナログインプットを追加できま
袖に配置し、その出力はステージ脇のパワーアンプラックへ最短距離で供給が
す。AD8HRのヘッドアンプ部はコンソール背面のHA REMOTE 端子を介したリモート制御が可能。PM5Dシリーズの本体 LCD 画面を通じ、チャンネル独立でファンタ
可能となります。システム全体としては96 系統のマイク入力、24 系統のMIX バ
ム電源の供給、HPF の設定が可能なほか、インプットブロックのエンコーダーなどで入力ゲインも1dB 刻みで緻密に決められます。AD8HR 経由の入力は、INPUT
ス、16 系統のMATRIX バス、48 基のオムニアウトという構成で余裕をもったミ
PATCHにより、コンソール標準の入力と同等の処理やルーティングができます。
キシング環境を提供します。
CASCADE
D-sub 68pin (male) Cable
CAT5 Cable
HA Remote
AD8HR
HA Remote
AD8HR
CASC
CASCADE
ASCADE
ADE IN
Slot 1
OUT
CASCADE
CASC
ASCADE
ADE IN
OUT
Slot 2
DCU5D
HA Remote
Slot 3
AD8HR
HA Remote
Slot 4
AD8HR
PM5D
PM5D (RH)
2. FO H コンソールの機能拡張
4 . 多目的ホール向けデュアル DS P5 D システム
PM5D V2にDSP5Dを追加することにより96 系統のマイク入力、共有化される
演劇やコンサートなど多目的な使用用途を要求されるホールには 2
DCU5D-2
24 系統の Mix バス、アウト数が 2 倍になった16 系統の Matrix バスというシス
CASCADE
OUT
台のDSP5Dを上手・下手のステージ袖へ分散配置することで、より
Stage
テム構成となり大規模コンサートまで対応可能です。任意の出力系バスは48 基
多くの機能を高い信頼性で実現できます。PM5D V2と1 台目の
のオムニアウト端子から自在に出力可能です。標準ラックサイズのDSP5DはCD
DSP5Dとの間、1 台目と2 台目のDSP5Dの間、これらはDCU5Dを
プレイヤーなどの外部機器と同じラックに納めることにより、客席をつぶすことな
経由してCAT5ケーブルで接続されます。例えば、パフォーマーのワ
くFOHポジションにセットアップできます。
イヤレスマイクの入力はステージ袖のDSP5D へ入力可能で、マイク
は近距離で安定した性能を発揮できます。また、アンプへの出力は
CASCADE
WIRELESS SYSTEM
DSP5D
T5n
Stage
DSP5D
T5n
DSP5Dより接続可能で、ケーブリングを最小限にできます。ステー
D-sub 68pin (male) Cable
ジ袖だけで 96 系統のマイク入力、16 系統の MIX バス、24 系統の
IF2115
IF2115
IS1218
IS1218
MATRIX バス、48 基のオムニアウトの機能を実現し、それらは
PM5D V2よりシームレスな環境で一元的に制御されます。
D-sub 68pin (male) Cable
CASCADE
CAT5 Cable
XLR Cable
(male)
CASCADE IN
OUT
CASCADE IN
(female)
OUT
Speakon Cable
CASCADE
CASC
ASCADE
ADE IN
OUT
CASCADE
CASC
ASCADE
ADE IN
OUT
DCU5D-1
DSP5D
PM5D (RH)
PM5D (RH)
20
21
5 . ミュージカル・オペラでの使用例
PM5D V2, PM5D-RH V2 一般仕様
D-sub 25pin (male) Cable
FOHにPM5D V2、オーケストラピットへ1台目のDSP5Dを、
またステージ袖へ 2 台目のDSP5Dを配置します。
それぞ
れへ DCU5Dを経由してDsub68ピンケーブルとイーサネットケーブルの組み合わせで接続されます。
オーケストラピット
All faders are nominal when measured. Output impedance of signal generator:150Ω
内部処理
32-bit (Accumulator 58-bit)
サンプリング周波数
Internal
External
44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
Normal rate: 44.1kHz — 48kHz
Double rate: 88.2kHz — 96kHz
信号遅延時間
PM5D
Less Than 2.3ms INPUT to STEREO A, B (@ Fs = 48kHz)
Less Than 1.15ms INPUT to STEREO A, B (@ Fs = 96kHz)
Less Than 2.5ms INPUT to STEREO A, B (@ Fs = 48kHz)
Less Than 1.25ms INPUT to STEREO A, B (@ Fs = 96kHz)
D-sub 68pin (male) Cable
とステージ袖ではそれぞれの場所で 48 系統のマイク入力が可能で、トータル 96系統のマイク入力のヘッドアンプのゲイ
ンはFOH 側のPM5D V2 から一元化された制御が可能です。ステージ袖の DSP5DにはDME64N が接続され、FOH
CAT5 Cable
やモニターなどの各スピーカー用出力ソースの信号処理が統合管理されます。オーケストラピットのDSP5D の出力は演
奏者へのモニター用として使用されます。
XLR Cable
(male)
(female)
Speakon Cable
PM5D-RH
-20 — 60˚C
同梱品
照明ランプ (3 本)、パワーサプライケーブル (3.6m) 、カバー
全高調波歪率*2
Less Than 0.05% 20Hz — 20kHz @+4dBu into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT (@Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
Less Than 0.05 % 20Hz — 40kHz @+4dBu into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT (@Sampling frequency = 88.2kHz or 96kHz)
*1 ハム&ノイズレベル、ダイナミックレンジの測定には20kHz、∞dB/Octに相当する、12.7kHz、6dB/Octの
Input Gain = Min.
PM5D
T5n
Ochestra Pit
AVIOM A16-II
AVIOM A16-II
HEADPHONE
AVIOM 16/o-Y1
AVIOM A16-II
-128dBu Equivalent Input Noise (20Hz — 20kHz) STEREO A, B OUT
-86dBu Residual Output Noise, ST Master Off.
最大電圧利得
84dB INPUT 1 — 48 to STEREO A, B OUT, Rs = 150 Ω, Input Gain: Max., PAD: Off
84dB INPUT 1 — 48 to MIX OUT/MATRIX OUT/CUE OUT/MONITOR OUT
(via STEREO Bus)
CASCADE
CASCADE IN
IF2108
PM5D (RH)
501
Input Patch Library
Preset 1 + User 99
100
Output Patch Library
Preset 1 + User 99
100
Input Channel Library
Preset 1 + User 199
200
Output Channel Library
Preset 1 + User 199
200
Input EQ Library
Preset 40 + User 159
199
Output EQ Library
Preset 3 + User 196
199
GATE Library
Preset 4 + User 195
199
COMP Library
Preset 36 + User 163
199
Effect Library
Preset 55 + User 144
199
GEQ Library
Preset 1 + User 199
200
HA Library
Preset 1 + User 199
200
PW800W 一般仕様
消費電力・電源電圧
寸法
44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz
Normal rate: 44.1kHz — 48kHz
Double rate: 88.2kHz — 96kHz
信号遅延時間
Less Than 2.5ms INPUT to OMNI OUT (@ Fs = 48kHz)
Less Than 1.25ms INPUT to OMNI OUT (@ Fs = 96kHz)
全高調波歪率*2
Less Than 0.05% 20Hz - 20kHz @+4dBu into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to OMNI OUT 1-24ch
(@ Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
Less Than 0.05% 20Hz - 20kHz @+4dBu into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to OMNI OUT
(@Sampling frequency = 96kHz)
ダイナミックレンジ*
OUT
DCU5D-1
合計メモリー数
Preset 1 + User 500
Internal
External
1.0, -3.0dB 20Hz — 20kHz @1kHz into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to OMNI OUT
(@ Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
1.0, -3.0dB 20Hz — 40kHz @1kHz into 600 Ω
INPUT 1 — 48ch to OMNI OUT
(@ Sampling frequency = 96kHz)
1
IF2108
OUT
メモリー数
Scene Memory
32-bit (Accumulator 58-bit)
周波数特性
CASCADE IN
ライブラリー
サンプリング周波数
IF2108
IF2108
LIBRARIES
内部処理
Input Gain = Min.
IF2108
110 typ. DA Converter (STEREO A, B OUT)
(@Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
108 typ. AD + DA (to STEREO A, B OUT),
GAIN: Min., PAD: ON (@Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
110 typ. DA Converter (STEREO A, B OUT) (@Sampling frequency = 96kHz)
106 typ. AD + DA (to STEREO A, B OUT),
GAIN: Min., PAD: ON (@Sampling frequency= 88.2kHz or 96kHz)
ハム&ノイズレベル*1
Rs = 150 Ω
Input Gain = Max.
Input Pad = 0dB
Input sensitivity = -60dB
DSP5D-1
IF2108
1.0, -3.0dB 20Hz — 20kHz @1kHz into 600Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT
(@Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
1.0, -3.0dB 20Hz — 40kHz @1kHz into 600Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT
(@Sampling frequency = 88.2kHz or 96kHz)
DSP5D 一般仕様
DCU5D-2
HEADPHONE
0.5, -1.5dB 20Hz — 20kHz @1kHz into 600Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT
(@Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
0.5, -2d B 20H z — 40kH z @1kH z in to 600Ω
INPUT 1 — 48ch to STEREO A,B OUT
(@Sampling frequency = 88.2kHz or 96kHz)
フィルターを用いています。
*2 全高調波歪率の測定は80kHz、18dB/Octのフィルターを用いています。
*3 クロストークの測定には、22kHz、30 dB/Octのフィルターを用いています。
DSP5D-2
IS1218
HEADPHONE
PM5D: 98kg, PM5D-RH: 97kg
+10 — -138, -∞dB All Faders
@1kHz
IS1218
1551 x 950 x 283
重量
フェーダー分解能
MY8-DA96
IF2115
寸法 W x D x H (mm)
10 — 35˚C
(Max. level to noise level)
Stage
480W DC 24V 20A (Use PW800W Only)
528W DC 24V 22A (Use PW800W Only)
保管温度
ダイナミックレンジ*1
IF2115
PM5D
PM5D-RH
動作温度
AMP Rack
DME64N
消費電力・電源電圧
Moterized, Stroke: 100mm All Faders
PM5D-RH
Dressing Room
-100dB*3, -80dB 隣接チャンネル間
-100dB*3, -80dB 入出力間
フェーダー
周波数特性
T5n
クロストーク
@1kHz
110 typ. DA Converter (OMNI OUT)
(@ Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
108 typ. AD + DA (to OMNI OUT)
GAIN; Min., PAD: ON (@ Sampling frequency = 44.1kHz or 48kHz)
110 typ. DA Converter (OMNI OUT)
(@ Sampling frequency = 96kHz)
106 typ. AD + DA (to OMNI OUT)
GAIN; Min., PAD: ON (@ Sampling frequency = 96kHz)
ハム&ノイズレベル*1
Rs=150Ω, Input Gain = Max.
-128dBu Equivalent Input Noise (20Hz - 20kHz)
-86dBu Residual Output Noise, OMNI OUT
クロストーク
@1kHz
-100dB*3, -80dB 隣接チャンネル間
-100dB*3, -80dB 入出力間
消費電力・電源電圧
300W, AC 100 — 240V 50/60Hz
寸法 W x D x H (mm)
480 x 460 x 440 (11U) + 13 (leg)
重量
38kg
使用可能温度
10 — 35˚C
保管温度
-20 — 60˚C
同梱品
D-sub 68 ピンケーブル10m (2 本)
1000W (Max.), 100 — 240V, 50/60Hz
W x D x H (mm)
480 x 355 x 132 (3U)
重量
10kg
使用可能温度
10 — 35°C
保管温度
-20 — 60°C
PW800W 出力規格
出力端子
DC OUTPUT
フォーマット
レベル
コネクター
—
DC 24V
JL05-2A22-14PC 24pin (Male)
DCU5D 一般仕様
サンプリング周波数
Nomal rate; 44.1kHz - 48kHz
Double rate; 88.2kHz - 96kHz
消費電力・電源電圧
12W, 100-240V 50/60Hz
DC IN; XLR-4-32 type (4pin=+12V, 1pin=GND), 11.4V-15V, 1.5A
寸法 W x D x H (mm)
480 x 150 x 44
重量
2.3kg
使用可能温度
10 — 35°C
保管温度
-20 — 60°C
*1 ハム&ノイズレベル、ダイナミックレンジの測定には20kHz、∞dB/Octに相当する、12.7kHz、6dB/Octの
フィルターを用いています。
*2 全高調波歪率の測定は80kHz、18dB/Octのフィルターを用いています。
*3 クロストークの測定には、22kHz、30 dB/Octのフィルターを用いています。
22
23
PM5D V2/PM5D-RH V2/DSP5D 対応オプションI/Oカード仕様概略
PM5D V2 アナログ入力規格
PAD
INPUT 1 – 48
入力
インピーダンス
ソースインピーダンス
3kΩ
50-600Ω Mics & 600 Ω Lines
GAIN SW
*4
-60dB
0
26
STEREO INPUT 1 – 4 [L, R]
GAIN
入力レベル
規定レベル
感度 *1
-80dBu ( 0.0775m V )
-16dB
-34dB
—
4kΩ
600Ω Lines
—
INSERT IN 1 – 48
10kΩ
600Ω Lines
—
2TR IN ANALOG 1, 2 [L, R]
10kΩ
600Ω Lines
TA L K BA CK
3kΩ
50-600Ω Mics & 600 Ω Lines
10dB
+24dB (default)
-60dBu ( 0.775m V )
*オプションI/Oカード(YAMAHA MYシリーズおよびサードパーティ製)は、カードの消費電力等の都合上、同時に使用できない組み合わせがあります。
詳しくは下記 webサイトのオプションI/Oカード同時使用可能枚数判定ページにてお確かめください。
コネクター
最大ノンクリップレベル
http://proaudio.yamaha.co.jp
-40dBu ( 7.75m V )
-36dBu (12.3mV)
-16dBu (123mV)
+4dBu (1.23V)
XLR-3-31 Type (Balanced)
-10dBu (245mV)
+10dBu (2.45V)
+30dBu (24.51V)
-54dBu (1.55mV)
-34dBu (15.5mV)
-14dBu (155mV)
-10dBu (245mV)
+10dBu (2.54V)
+30dBu (24.51V)
-16dBu (123mV)
+4dBu (1.23V)
+24dBu (12.28V)
-6dBu (388mV)
+4dBu (1.23V)
+24dBu (12.28V)
+18dB
-12dBu (195mV)
-2dBu (0.616V)
+18dBu (6.16V)
—
-60dBu (0.775mV)
-50dBu (2.45mV)
-30dBu (24.5mV)
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
品番
*2
*3
Phone Jack (TRS) (Balanced)
XLR-3-31 Type (Balanced)
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
*2
フォーマット
インプット
アウトプット
使用装着枚数
MY4-AD
ANALOG IN
4 IN
—
4
MY8-AD24
ANALOG IN
8 IN
—
4
MY8-AD96
ANALOG IN
8 IN
—
MY4-DA
ANALOG OUT
—
MY8-DA96
ANALOG OUT
MY8-AE96
MY8-AE96S
品番
フォーマット
インプット
アウトプット
使用装着枚数
MY8-AT
ADAT
8 IN
8 OUT
4
MY8-TD
TASCAM
8 IN
8 OUT
4
4
MY8-AE
AES/EBU
8 IN
8 OUT
4
4 OUT
4
MY16-AT
ADAT
16 IN
16 OUT
4
—
8 OUT
4
MY16-TD
TASCAM
16 IN
16 OUT
4
AES/EBU
8 IN
8 OUT
4
MY16-AE
AES/EBU
16 IN
16 OUT
4
AES/EBU
8 IN
8 OUT
4
MY16-CII*
CobraNet
16 IN
16 OUT
4
• シリアル機能はスロット1でのみ使用可能
• I/Oスロットはデジタルインターフェースカード用です
PM5D-RH V2 アナログ入力規格
-62dB
INPUT 1 – 48
3k Ω
-62dB
STEREO INPUT 1 – [L, R]
GAIN SW
50-600Ω Mics & 600 Ω Lines
3kΩ
+10dB
ソースインピーダンス
—
50-600Ω Mics & 600 Ω Lines
+10dB
2TR IN ANALOG 1, 2 [L, R]
10kΩ
600Ω Lines
TA L K BA CK
3kΩ
50-600Ω Mics & 600 Ω Lines
*4
—
+24dB (default)
+18dB
—
入力レベル
規定レベル
感度 *1
最大ノンクリップレベル
-82dBu (61.6 µV)
-62dBu (0.616mV)
-42dBu (6.16mV)
-10dBu (245mV)
+10dBu (2.45V)
+30dBu (24.5V)
-82dBu (61.6 µV)
-62dBu (0.616mV)
-42dBu (6.16mV)
-10dBu (245mV)
+10dBu (2.45V)
+30dBu (24.5V)
-6dBu (388mV)
+4dBu (1.23V)
+24dBu (12.28V)
-12dBu (195mV)
-2dBu (0.616V)
+18dBu (6.16V)
-60dBu (0.775mV)
-50dBu (2.45mV)
-30dBu (24.5mV)
DSP5D アナログ入力規格
コネクター
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
XLR-3-31 Type (Balanced)
STEREO A, B [L, R]
負荷インピーダンス
150Ω
MONITOR OUT [L, R, C]
Ω
600Ω Lines
150Ω
600Ω Lines
150 Ω
600Ω Lines
150
CU E O U T [ L , R ]
MATRIX OUT 1 – 8
GAIN SW
*4
規定レベル
+24dB (default)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
+18dB
-2dBu (616mV)
+18dBu (6.16V)
+24dB (default)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
+18dB
-2dBu (616mV)
+18dBu (6.16V)
+24dB (default)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
+18dB
-2dBu (616mV)
+18dBu (6.16V)
+24dB (default)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
+18dB
-2dBu (616mV)
+18dBu (6.16V)
+24dB (default)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
+18dB
-2dBu (616mV)
+18dBu (6.16V)
+4dBu (1.23 V)
+24dBu (12.28 V)
2TR IN
DIGITAL
*2
XLR-3-32 Type (Balanced)
*1
XLR-3-32 Type (Balanced)
*1
75mW
*6
150mW
Stereo Phone Jack (TRS)
40Ω Phones
—
65mW
*6
150mW
(Unbalanced)
AES/EBU
データ長
24bit
24bit
3 COAXIAL
IEC-60958
24bit
—
—
レベル
RS422
RS422
0.5Vpp/75 Ω
RS422
コネクター
XLR-3-31 Type (Balanced)
フォーマット
AES/EBU
Professional Use
2 AES/EBU
AES/EBU
Professional Use
3 COAXIAL
IEC-60958
Consumer Use
—
—
*1. Dither : リード長 16/20/24 bit
*2. バランス (1 = GND, 2 = HOT, 3 = COLD)
*3. サンプリングレートコンバーター付き
データ長
XLR-3-31 Type (Balanced)
MIDI
RCA Pin Jack
D-Sub Half Pitch Connector 68P (Female)
コネクター
RS422
XLR-3-32 Type (Balanced)
*2
XLR-3-32 Type (Balanced)
*2
*1
24bit
*1
RS422
24bit
*1
0.5Vpp/75 Ω
RS422
3kΩ
出力レベル
規定レベル
最大ノンクリップレベル
50-600Ω Mics. &
-82dBu
-62dBu
-42dBu
600Ω Lines
-10dBu
+10dBu
+30dBu
50-600Ω Mics. &
-82dBu
-62dBu
-42dBu
600Ω Lines
-10dBu
+10dBu
+30dBu
コネクター
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
XLR-3-31 Type (Balanced)
*2
*1. 感度はGAIN最大で+4dBuまたは規定レベルを出力するための最低レベルです(全フェーダー、全コントロール最大)。
*2. バランス (1=GND, 2=HOT, 3=COLD)
• 入力用ADコンバーターは24ビット/128倍オーバーサンプリング(48kHz時)
• +48V DC(ファントム電源)はそれぞれに独立したスイッチで、XLR入力端子(1∼48)に供給されます
• 最大入力を変更する内部スイッチ
XLR-3-32 Type (Balanced)
ッチ
*5. PM5D V2のみ
*6. レベルコントロールは最大よ
り10dB下
• 0dBu = 0.775 Vrms.
• 出力用DAコンバーターは24ビッ
*1
Phone Jack (TRS) (Balanced)
*2 *5
ト/128倍オーバーサンプリング
(48kHz時)
フォーマット
レベル
コネクター
—
B type USB Connector
IN
MIDI
—
DIN-5pin
OUT
MIDI
—
DIN-5pin
THRU
MIDI
SMPTE
WORD CLOCK
IN
—
150Ω
600Ω Lines
GAIN SW
*2
規定レベル
出力レベル
最大ノンクリップレベル
+24dB (default)
+4dBu
+24dBu
+18dB
-2dBu
+18dBu
コネクター
XLR-3-32 Type (Balanced)
*1
*1. バランス (1=GND, 2=HOT, 3=COLD)
*2. 最大出力を変更する内部スイッチ
• 出力用DAコンバーターは24ビット/128倍オーバーサンプリング(48kHz時)
DSP5D デジタル入力規格
端子
フォーマット データ長
レベル
CASCADE IN
—
—
RS422
CASCADE IN
—
—
100 Base-TX (RJ-45)
DSP5D デジタル出力規格
端子
コネクター
D Sub Half Pitch Connector 68P (Female)
*EtherConはNEUTRIKの登録商標です。
フォーマット データ長
レベル
CASCADE OUT
—
—
RS422
CASCADE OUT
—
—
100 Base-TX (RJ-45)
コネクター
D Sub Half Pitch Connector 68P (Female)
*EtherConはNEUTRIKの登録商標です。
• カスケードケーブルは48kHz時最大200m、96kHz時50m
*3
USB1.1
SMPTE
負荷インピーダンス
• カスケードケーブルは48kHz時最大200m、96kHz時50m
USB
TIME CODE IN
ソースインピーダンス
OMNI OUT – 24
PM5D V2
*1
レベル
24bit
-62dB
+10dB
端子
TO HOST
PM5D V2/PM5D-RH V2 デジタル出力規格
2TR OUT
1 AES/EBU
DIGITAL
ST IN 1 – 4 [L, R]
寸法図
—
0.3Vpp(min.)/10Vpp(max.), 10k
TTL/75 Ω(ON/OFF)
単位: mm
DIN-5pin
Ω
XLR-3-31 type
PM5D-RH V2
単位: mm
283
283
271
271
260
260
BNC
—
TTL/75 Ω
GPI
—
—
HA REMOTE
—
RS422
D-sub 9pin(male)
REMOTE
—
RS422
D-sub 9pin(female)
KEYBOARD
PS/2
—
MOUSE
]
PS/2
—
LAMP 1,2,3
—
2.5V-11.5V
MEMORY CARD
—
—
OUT
端子
3kΩ
PM5D V2/PM5D-RH V2 コントロール入出力規格
*1
*1. バランス (1 = GND, 2 = HOT, 3 = COLD)
*2. サンプリングレートコンバーター付き
CASCADE OUT
*1
—
AES/EBU
*3
XLR-3-32 Type (Balanced)
8Ω Phones
2 AES/EBU
CASCADE IN
*1
—
フォーマット
1 AES/EBU
XLR-3-32 Type (Balanced)
10kΩ Lines
15Ω
*1. バランス (1 = GND, 2 = HOT,
3 = COLD)
*2. バランス (Tip = HOT, Ring =
COLD, Sleeve = GND)
*3. アンバランス (Tip = LEFT,
Ring = RIGHT, Sleeve =
GND)
*4. 最大出力を変更する内部スイ
コネクター
150 Ω
PM5D V2/PM5D-RH V2 デジタル入力規格
端子
出力レベル
最大ノンクリップレベル
600Ω Lines
PHONES (x2)
-62dB
+10dB
出力端子
150Ω
M I X O U T 1 – 24
INSERT OUT 1 – 48
600Ω Lines
INPUT 1 – 48
感度*1
ソースインピーダンス
DSP5D アナログ出力規格
PM5D V2/PM5D-RH V2 アナログ出力規格
出力
インピーダンス
入力インピーダンス
GAIN
*2
*1. 感度はGAIN最大で+4dBuまたは規定レベルを出力するための最低レベルです(全フェーダー、全コントロール最大)。
*2. バランス (1 = GND, 2 = HOT, 3 = COLD)
*3. バランス (Tip = HOT, Ring = COLD, Sleeve = GND)
*4. 最大入力を変更する内部スイッチ
• 0dBu = 0.775 V rms.
• 入力用ADコンバーターは24ビット/128倍オーバーサンプリング(48kHz時)
• +48V DC(ファントム電源)はそれぞれに独立したスイッチで、XLR入力端子(1∼48)に供給されます
出力端子
入力端子
BNC
D-sub 25pin(female)
DIN 6pin
DIN 6pin
865
入力
インピーダンス
865
GAIN
950
入力端子
950
入力端子
XLR-4-31 type
PCMCIA(CF)
RCA Pin Jack
D-Sub Half Pitch Connector 68P (Female)
1450
1450
1551
1551
※仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
※このカタログに記載の社名・商品名等は、各社の商標または登録商標です。
24
25
System Level Diagram
Block Diagram
PM5D(NotRecallable HA)
OFF
0
26
INSERT OUT
+10
+4
0
0
-10
-20
-30
-10
-40
-20
-50
-30
-60
-40
-70
-50
-80
-60
-90
-70
-80
-100
-110
-90
-120
-100
-130
-110
-140
-120
-150
-130
-140
-160
-170
-150
-180
-160
-190
-170
-200
-180
-210
-190
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
1 Max. Input [+30dBu]
INSERT IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
Digital Clipping Level
Max. Output
[+24dBu]
2 Max. Input [+24dBu]
CASCADE OUT
CASCADE IN
1 Nominal
Input [+10dBu]
OUT
OUT
OUT
OUT
OUT
OUT
+30
+24
+20
2 Nominal [+4dBu]
Input
PHONES
Max Output
(150mW@8Ω)
3 Max. Input [-14dBu]
Nominal Output
(75mW@8Ω)
[The position of the level
control is 10dB lowered
from Max]
5 Max. Input [-30dBu]
3 Nominal Input [-34dBu]
4 Max. Input [-40dBu]
ATT
OUT
OUT
METER METER
GR
GR
INSERT
METER METER
INSERT
4BAND
EQ
HPF
INPUT 1-48
GATE
SIGNAL
AD
ST IN L
INSERT IN
ST IN 1-4 L
ON
KEYIN
METER
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
CH1-8 Post EQ/
CH9-16 Post EQ/
...
CH41-48 Post EQ
LINK ON/OFF
INSERT
FIXED MIX PAN
POST
TO ST
FOLLOW
PAN
MIX1
PreEQ/
PreFader/
PostON
-10
+48V MASTER
PreEQ/
PostEQ/
PreDelay/
PostFader
x4
[ST IN]
(1-4)
-30
OFF
default setting
4 Nominal Input [-60dBu]
INSERT OUT 1-48
1 INPUT 1-48 (GAIN MIN.,PAD ON)
ST IN (GAIN MIN.)
To
SLOT1
-70
SLOT2
SLOT3
SLOT4
-90
SLOT3 1-16
16
SLOT4 1-16
FOLLOW
PAN
MIX1
Pre EQ/
PreFader/
PostON
16
-110
MIX 1~24
INSERT OUT
FX2 OUT L/R
FX3 IN L/R
FX4 OUT L/R
EFFECT
1-8
FX5 IN L/R
FX5 OUT L/R
ON
FX7 OUT L/R
FX8 IN L/R
Lch
METER
Same as the matrix master 1
USE IN (1-48)
AS TALKBACK
METER
LEVEL
IN 1-48
2TR IN DIGITAL 2
AES/EBU
2TR IN DIGITAL 3
COAXIAL
2
SRC
2TR IN D2 L/R
SRC
2TR IN D3 L/R
ON
CUER
From CASCADE IN SELECT
TALKBACK
SELECT
AD
2TR IN A1 L/R
31BAND
GEQ
INSERT OUT
R
INSERT IN
12
L
-180
AD
2TR IN DIGITAL 5
SELECT
SPECTRUM
ANALYZER
STEREO A
STEREO B
MIX1-24
MATRIX1-8
DIRECT OUT 1-STIN-4R
INSERT OUT
OSC OUT(Lch)
TB OUT
MONITOR L,R,C
2TR IN A2 L/R
R
10
INPUT PATCH
-190
To MONITOR SELECT
L
CUE OUT
R
DA
PHONES
LEVEL
OUT ATT.
DA
CUE/SOLO LOGIC
DA
PHONES
DA
OUTPUT PATCH
1
CUE OUT
LEVEL
DA
ON
MONITOR
SELECT
CASCADE
OUT
ON/OFF
METER
From 2TR IN DIGITAL1-3,
ANALOG1-2
OUT ATT.
2
SLOT1 1 6
DITHER
2
SLOT2 1 6
SLOT1
DITHER
24
SLOT3 1 6
SLOT4 1 6
MIX1-24
MATRIX1-8
SLOT2
DITHER
8
SLOT3
DITHER
56
DA
INSERT
MONITOR
LEVEL
2
STEREO A
STEREO B
2TR IN D1
2TR IN D2
2TR IN D3
2TR IN A1
2TR IN A2
L
2TR IN DIGITAL 4
-170
CUE OUT
DELAY
INPUT/
OUTPUT/
DCA
TRIM
30
32
CASCADE OUT
METER
CUE OUT
DELAY
30
DIGITAL
CUE
LEVEL
METER
BYPASS
CUE L
BI DIRECTION
CASCADE
IN
ON/OFF
To OUTPUT PATCH
GEQ 1(...12)
-160
Max. DSP Noise Floor
METER
From
CASCADE IN
SELECT
SLOT1-4(1-16)
TB OUT
8
To OUTPUT
PATCH
External CUE
SELECT
ON
AD
TALKBACK
2TR IN D1 L/R
DA
OSC OUT To OUTPUT PATCH
2
-150
To OUTPUT PATCH
OUT ATT.
ON
Rch
METER
FX8 OUT L/R
SRC
AES/EBU
[MATRIX OUT]
(1~8)
INSERT OUT
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
PFL/
PostON
Same as the above
METER
2TR IN DIGITAL 1
1
DA
To OUTPUT PATCH
STEREO B-L
STEREO B-R
OFF
FX6 OUT L/R
FX7 IN L/R
2
OUTPUT
DELAY
HPF LPF
+48V
FX6 IN L/R
-140
LEVEL
OSC(L)
OSC(R)
Pink Noise
Burst Noise
FX3 OUT L/R
FX4 IN L/R
-130
VARI
PostDelay
OUT ATT.
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Stereo A,B,Matrix1-8 Post EQ
LINK ON/OFF
MIX24
Same as the above
FX1 OUT L/R
24
95
ON
PostON
INSERT
COMP
STEREO A-R
MIX PAIR
METER
PostFader
CUE
FX2 IN L/R
-120
4BAND
EQ
EFFECT
FX1 IN L/R
5 TALKBACK
MIX 24
To OUTPUT PATCH
PreFader PreEQ
KEYIN METER
IN
OUT
OUT
METER METER
METER
GR
INSERT METER INSERT LEVEL/
DCA7-8
To METER
IN
METER
INSERT
MIX1
MIX24
To BUS SUMMING
4 INPUT 1-48 (GAIN MAX.,PAD OFF)
To OUTPUT PATCH
Same as the mix master 1
LEVEL69
ON
FIX
MIX2
TO
External
CUE
SELECT
30
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
PFL/
PostON
STEREO A-L
METER
MIX 1
To OUTPUT PATCH
PreON/
PostON
INSERT OUT
TO ST
LCR
16
16
PostDelay
OUTPUT
DELAY
ON
PreFader/
PostFader/
PostON
PAN
CUE
FIXED MIX PAN
POST
TO ST
SLOT2 1-16
16
[STEREO A]
R
PostON
ON
INSERT
CUE
ON
CSR
PAN
4BAND
EQ
ATT HPF
16
32
-100
PFL/
AFL/
POST PAN
SLOT1 1-16
16
CASCASE IN
3 ST IN (GAIN MAX.)
ON
LEVEL/
DCA1-8
CASCADE IN SELECT
16
L
OUT ATT.
OUT
METER
GAIN
-60
-80
2 INSERT IN 1-48
2TR IN ANALOG 1,2 [L,R] (default setting)
IN
METER
DA
[STEREO A]
METER
PostFader
MIX to STEREO
METER
PreFader
PostFader
PostON
PreAT
T
METER
ST IN 1-4 R
LEVEL/
DCA7-8
INSERT
COMP
to MATRIX
ON
LCR
PreGate PreATT
Pair configuration of Mono channel
PEAK
SIGNAL
AD
8BAND
EQ
BI DIRECTION
CSR
FX RTN 1-4
ON
ST IN R
R
To OUTPUT PATCH
METER Keyin
Self Pre EQ/Self Post EQ/Mix21-24 OUT/
To MONITOR SELECT
OUT
Mix1-12 Post EQ/Mix13-24 Post EQ
PreFaderPreEQ
METER LINK ON/OFF
OUT
IN
METER METER
GR
INSERT
INSERT METER
To METER
ON
ST IN 1-4 L
OFF
-50
KEYIN
IN
METER
Same as the above
SIGNAL
GAIN
STEREO A,B[L,R]
MONITOR OUT[L,R,C]
CUE OUT[L,R]
MATRIX OUT1-8
MIX OUT1-24
DIRECT OUT
ON
GAIN
DA
DA
To OUTPUT PATCH
KEYIN CUE
ON
5 Nominal Input [-50dBu]
ON
Same as the monaural input
AD
-40
Same as the stereo master A
PostON
PreFader
PreEQ
PreHPF
PreATT
INPUT 1-48
ON
L
To OUTPUT PATCH
To MONITOR SELECT
PEAK
ST IN L
DA
To OUTPUT PATCH
To MONITOR SELECT
Same as the stereo master L
Pair configuration of Mono channel
SIGNAL
AD
ON
PostDelay
OUT ATT.
OUTPUT
DELAY
PFL/
PostON
ON
VARI
ST IN 1-4
+48V
ON
INSERT
PreFader/
PostFader/
PostON
MIX24
To OUTPUT PATCH
PEAK
OFF
INPUT
ON
COMP
to MATRIX
CUE
ON
LEVEL/
DCA7-8BAL
PostON
OUT ATT.
TO TALKBACK
ON
-20
8BAND
EQ
To OUTPUT PATCH
METER
PostFader
MIX PAIR
INSERT OUT
x 48 OFF ON
[INPUT]
(1-48)
INSERT OUT
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
PreFader PreEQ
ST IN 1-4 R
TO TALKBACK SELECT
+48V
To METER
ON
BI DIRECTION
FIX
METER
OUT
IN
OUT
METER METER
METER
GR
INSERT METER
INSERT
IN
METER
From
CASCADE IN
SELECT
LCR
MIX2
AD
PM5D RH(Recallable HA)
TO ST
PAN
SIGNAL
GAIN
ST IN R
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Stereo A,B,Matrix1-8 Post EQ
LINK ON/OFF
KEYIN
ON
CSR
PEAK
+10
+4
0
STB
(C) CUE
CUE
INSERT
LEVEL/
DCA1-8
INPUT
DELAY
COMP
METER
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Keyin Filter
CH1-8 Post EQ/
CH9-16 Post EQ/
...
CH41-48 Post EQ
LINK ON/OFF
InsertIn
METER
PEAK
GAIN
OUT
Nominal Output
[+4dBu]
OUT
METER
IN
METER
INSERT
ON
x4
STA
MIX1-24
PFL/
AFL/
Post PAN
PostON
KEYIN
AD
INSERT IN
[ST IN]
(1-4)
SELECT
+30
+24
+20
METER
PostFader
To METER
MSDECODE
TO TALKBACK SELECT
INSERT
OFF
PreFader
IN
METER
PreAT
T
METER
To
METER
PAD
INPUT
dBu
CH 1(...48)
SIGNAL
GAIN
MONO
Bit
PreATT
PreGate
PEAK
+48V
ON
DIM
x 48
[INPUT]
(1-48)
Analog
MONITOR
DELAY
2
2
2
MONITOR
DELAY
2
2
L
DA
R
DA
C
24
2
METER
8
METER
DEFINE
SLOT4
MONITOR OUT
INSERT
MONITOR
DELAY
2
DA
INSERT
DIM
AD
Analog
BUS
EQ
MASTER
DCA MASTER
OUTPUT
PAN
INSERT
INSERT COMP INSERT
BAL
INSERT DELAY
DA
Adder
(x8/4)
LEVEL
(x2)
ON
PATCH
MONO
GAIN
DCA
MSEQ
INSERT ON
PHASE ATT.
HPF INSERT
INSERT GATE COMP INSERT DELAY LEVEL
DECDE
(x4)
(x8)
MONO
dBFS
PAD
INPUT
PATCH
MATRIX1
MATRIX2
MATRIX3
MATRIX4
MATRIX5
MATRIX6
MATRIX7
MATRIX8
dBu
Digital
Digital
Digital
Analog
Analog
DIGITAL
MONITOR
LEVEL
To OUTPUT PATCH
ON
OUT ATT.
METER
95
DITHER
SRC
2
1
2TR OUT DIGITAL 1
AES/EBU
1
DITHER
SRC
DITHER
SRC
2
3
2TR OUT DIGITAL 2
AES/EBU
2TR OUT DIGITAL 3
2
COAXIAL
STEREO A
STEREO B
MIX1-24
MATRIX1-8
[0dBu = 0.775Vrms]
[0dBFS = Full Scale]
PM5D V2 / PM5D-RH V2
INPUT
PATCH
PHASE ATT.
Analog
IN
METER
PreATT
METER
dBu
Bit
-10
+10
+4
0
-20
-10
-40
-30
-20
-50
-30
-60
-40
-70
-50
-80
-60
-70
-90
-100
-80
-110
-90
-120
-100
-130
-110
-140
-120
-150
-130
-140
-160
-170
-150
-180
-160
-190
-170
-200
-180
-190
-210
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
1 Max. Input [+30dBu]
INSERT IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
IN
Digital Clipping Level
IN
Max. Output
[+24dBu]
CASCADE OUT
2 Max. Input [+24dBu]
CASCADE IN
1 Nominal
Input [+10dBu]
OUT
OUT
OUT
OUT
MSDECODE
OUT
OUT
OUT
METER METER
GR
INSERT
INSERT GR
METER METER
ATT
4BAND
EQ
HPF
GATE
METER
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Keyin Filter
CH1-8 Post EQ/
CH9-16 Post EQ/
...
CH41-48 Post EQ
LINK ON/OFF
InsertIn
METER
OUT
Nominal Output
[+4dBu]
2 Nominal [+4dBu]
Input
PHONES
Max Output
(150mW@8Ω)
4 Max. Input [-30dBu]
3 Max. Input [-42dBu]
+10
+4
0
-20
[The position of the level
control is 10dB lowered
from Max]
-30
KEYIN
METER
LEVEL/
DCA1-8
STEREO A,B[L,R]
MONITOR OUT[L,R,C]
CUE OUT[L,R]
MATRIX OUT1-8
MIX OUT1-24
ON
ON
CSR
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Stereo A,B,Matrix1-8 Post EQ
LINK ON/OFF
TO ST
PAN
From
CASCADE IN
SELECT
LCR
FOLLOW
PAN
MIX1
PreEQ/
PreFader/
PostON
FIX
MIX2
ON
BI DIRECTION
+48V
[INPUT]
(1-48)
TO TALKBACK SELECT
PostON
PreFader
PreEQ
PreHPF
PreATT
OFF
PostDelay
OUTPUT
DELAY
AD
x4
OFF
ON
PFL/
PostON
STEREO A-R
STEREO B-L
ON
STEREO B-R
To OUTPUT PATCH
KEYIN METER Keyin
To OUTPUT PATCH
Self Pre EQ/Self Post EQ/Mix21-24 OUT/
OUT
IN
OUT
Mix1-12 Post EQ/Mix13-24 Post EQ
METER METER
METER LINK ON/OFF
PreFader PreEQ
GR
METER
LEVEL/ PostFader
INSERT
INSERT METER
INSERT
To METER
PostON
IN
METER
BI DIRECTION
Same as the above
AD
ST IN 1-4 L
AD
ST IN 1-4 R
FX RTN 1-4
Pair configuration of Mono channel
PreFader
IN
METER
SLOT1 1-16
LEVEL/D
CA1-8
ATT HPF
PFL/
AFL/
POST PAN
ON
CSR
PAN
4BAND
EQ
16
16
32
ON
FOLLOW
PAN
MIX1
Pre EQ/
PreFader/
PostON
SLOT3 1-16
LEVEL
MIX2
SLOT4 1-16
16
32
32
From CASCADE OUT
4BAND
EQ
MIX24
VARI
-110
-130
FX3 IN L/R
FX5 IN L/R
FX6 IN L/R
FX7 IN L/R
-140
FX8 IN L/R
OSC(L)
OSC(R)
Pink Noise
Burst Noise
FX3 OUT L/R
FX4 IN L/R
EFFECT
1-8
PostDelay
OUTPUT
DELAY
MATRIX 1
To OUTPUT PATCH
INSERT OUT
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
PFL/
PostON
To OUTPUT PATCH
CUE
FX2 OUT L/R
24
92
PostON
INSERT
COMP
STEREO B-R
Same as the above
FX1 OUT L/R
FX2 IN L/R
MIX 1~24
INSERT OUT
METER
PostFader
STEREO B-L
MIX24
CUE SELECT
To OUTPUT PATCH
PreFader PreEQ
LEVEL/
DCA7-8 ON
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
Stereo A,B,Matrix1-8 PostEQ
LINK ON/OFF
STEREO A-R
MIX PAIR
EFFECT
FX1 IN L/R
To OUTPUT PATCH
MIX 24
KEYIN METER
IN
OUT
OUT
METER METER
METER
GR
INSERT To METER INSERT METER INSERT
IN
METER
To BUS SUMMING
METER
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
MIX1
ON
FIX
To External
-120
INSERT OUT
STEREO A-L
16
16
32
CASCADE IN D-SUB
PreON/
PostON
Same as the mix master 1
TO ST
FIXED MIX PAN
POST
TO ST
SLOT2 1-16
CASCADE IN SELECT
16
MIX 1
To OUTPUT PATCH
PFL/
PostON
CUE
CUE
LCR
16
SLOT2
PAN
PostDelay
OUTPUT
DELAY
OUT
METER
To METER
GAIN
16
SLOT1
-100
INSERT
ON
PreFader/
PostFader/
PostON
MIX to STEREO
METER
PostFader
PostON
PreATT
METER
ON
COMP
to MATRIX
LCR
PreGate PreATT
ON
ST IN R
CASCADE IN RJ-45
8BAND
EQ
ON
CSR
ON
ST IN L
-70
DCA7-8
ON
INPUT 1-48
GAIN
ON
STEREO A-L
To OUTPUT PATCH
Same as the stereo master L
KEYIN CUE
CASCADE OUT RJ-45
4 TALKBACK
PostON
INSERT
PreFader/
PostFader/
PostON
To OUTPUT PATCH
ST IN 1-4
Pair configuration of Mono channel
+48V
ON
INPUT
[ST IN]
(1-4)
32
3 INPUT 1-48 (GAIN MAX.)
ST IN (GAIN MAX.)
ON
COMP
to MATRIX
VARI
DIRECT OUT
+48V MASTER
-60
-90
LEVEL/
DCA7-8BAL
To OUTPUT PATCH
PreEQ
METER
PostFader
Same as the stereo master A
To OUTPUT PATCH
TOTALKBACK
x 48 OFF
ON
-50
2 2TR IN ANALOG 1,2 [L,R] (default setting)
INSERT OUT
PreEQ/
PostEQ/
PreFader/
PostOn
PreFader
MIX PAIR
-40
-80
8BAND
EQ
CUE
ON
Same as the monaural input
1 INPUT 1-48 (GAIN MIN.)
ST IN (GAIN MIN.)
KEYIN
METER
OUT
IN
OUT
METER METER
METER
GR
INSERT
INSERT METER
INSERT
To METER
IN
METER
MIX24
GAIN
PM5D-RH V2
ST B
(C) CUE
CUE
FIXED MIX PAN
POST
TO ST
Keyin
Self Pre EQ/
Self Post EQ/
Mix21-24 OUT/
CH1-8 Post EQ/
CH9-16 Post EQ/
...
CH41-48 Post EQ
LINK ON/OFF
PreEQ/
PostEQ/
PreDelay/
PostFader
OFF
3 Nominal [-62dBu]
Input
ST A
MIX1-24
PFL/
AFL/
Post PAN
INSERT
INSERT OUT
-10
Nominal Output
(75mW@8Ω)
default setting
4 Nominal [-50dBu]
Input
METER
PostFader
PostON
INPUT
DELAY
COMP
KEYIN
+30
+24
+20
FX4 OUT L/R
FX5 OUT L/R
LEVEL
FX7 OUT L/R
MATRIX 8
Same as the matrix master 1
ON
Rch
METER
TALKBACK
TALKBACK
IN 1-48
SELECT
FX6 OUT L/R
Lch
METER
Same as the above
OSC OUTTo OUTPUT PATCH
To OUTPUT PATCH
HPF LPF
METER
ON
SLOT1-2(1-16)
TB OUT
BYPASS
CUE L
BI DIRECTION
CASCADE
IN
ON/OFF
To OUTPUT PATCH
FX8 OUT L/R
METER
From
CASCADE IN
SELECT
External CUE
SELECT
ON
CUE R
32
From CASCADE IN SELECT
INPUT PATCH
-150
INPUT/
OUTPUT/
DCA
TRIM
32
CUE OUT
DELAY
CUE OUT
DELAY
METER
DIGITAL
CUE
LEVEL
ON
L
CUE
R
To OUTPUT PATCH
CASCADE OUT D-SUB
GEQ 1(...12)
-160
METER
METER
32
To CASCADE IN/OUT RJ-45
Max. DSP Noise Floor
-170
INSERT OUT
31BAND
GEQ
-180
-190
SELECT
1
OUTPUT PATCH
SPECTRUM
ANALYZER
STEREO A
STEREO B
MIX1-24
MATRIX1-8
DIRECT OUT 1-STIN-4R
INSERT OUT
OSC OUT(Lch)
TB OUT
CUE L,R
STEREO A
STEREO B
MIX1-24
MATRIX1-8
DSP5D
CASCADE
OUT
ON/OFF
INSERT IN
12
[0dBu = 0.775Vrms]
[0dBFS = Full Scale]
26
OUT
METER
INSERT
INSERT IN
OUT
3
To METER
SELECT
0
PreFader
IN
METER
To METER
+30
+24
+20
1
PreATT
PreGate
CH 1(...48)
Analog
MSEQ
DCA
EQ
BUS
MASTER
DCA MASTER
OUTPUT
HPF INSERT
INSERT GATE COMP INSERT DELAY LEVEL
INSERT ON PAN
INSERT
INSERT COMP INSERT
BAL
INSERT DELAY
DA
DECDE
(x4)
(x8)
(x8/4)
Adder
LEVEL
(x2)
ON
PATCH
1
MONO
AD
[MIX OUT]
(1~24)
DA
8
95
DIM
dBFS
GAIN
OUT ATT.
MATRIX1
MATRIX2
MATRIX3
MATRIX4
MATRIX5
MATRIX6
MATRIX7
MATRIX8
dBu
Digital
Digital
Digital
Analog
Analog
2
MONO
PM5D V2
INSERT OUT
OSC OUT(Lch)
TB OUT
MONITOR L,R,C
2
24
INSERT OUT
OSC OUT(Lch)
TB OUT
CUE L,R
2
OUT ATT.
SLOT1 16
DITHER
SLOT1
DITHER
SLOT2
2
SLOT2 16
24
SLOT3 16
DITHER
8
SLOT4 16
56
DITHER
92
1
1
2
2
2
24
OMNIOUT24
DA
[OMNI OUT](1-24)
8
92
1
1
2
27