Download 取扱説明書 Windows NT4.0編

PCI-TXB.RevA.NT.fm 1 ページ ２０００年８月９日 水曜日 午後４時３５分
PN J613-M3518-02 Rev.A 000825
http://www.corega.co.jp/
この度は、
「corega PCI-TXB」LAN ア ダプター（以下、本製品）
をお買い上げいた だきまして誠にあ りがとうございます。
ピ ュー タ機種 で本 製品を ご使 用にな る場 合は、ユー
ザ ーサポートの対象外とさせ ていただきますので予め
ご了承ください。
この取扱説明書は、本 製品を Windows NT 4.0 のもと で正しく
ご利用いただく ための手引きです。ハ ードウェアの設 定などは、
本製品に付属の取 扱説明書＜ Windows98 編 ＞をご覧ください。
NEC PC98-NX にインストールされた Windows NTのも
とで本製品をご使 用になる場合、NEC によって保証さ
れ ていないインストール環 境でのご使用は、お客様の
責 任において行ってくださ い。それらの環境で本製品
を ご使用になる場合は、ユーザ ーサポートの対象外と
させていただきますので予めご了承ください。
また、以下に挙げた 例は一例であり、お 客様の環境によ っては、
手順や表示画面が 異なることがあり ますことをご了承く ださい。
本書では、下記の条件 を仮定したインス トール例を示します。
• ネット ワークアダプタ ー用ドライバー を含むネットワ ーク環
境は、全くインストールされておらずこれからインストールし
ます。
本 取扱説明書に記載した内 容は一例であり、お客様の
使 用するコ ンピュータ やネット ワーク環 境によって、
手 順や表示画面が異なるこ とがあります。予めご了承
ください。
• Windows NT Ver. 4.0 Workstation を使用し、Windows NT
が要求する問い合わせに対して、基本的にデフォルトで答えま
す。
本製品のインストールを Windows NT のインストール
と 同時に行う ことは避けて ください。必ず、Windows
NT のインストールを完了したあとで、本製品のインス
トールを行ってください。Windows NTは P lug & Playを
サポートしていないため、Windows NTと本製品のイン
ストールを同時に行うと、Windows NTのインストール
中 に本製品が使用するハード ウェアリソースが他のデ
バ イスと重複するおそれが あり、重複の回避に手間取
ることがあります。
目次
1 インストール時のご注意 ............................................................. 1
2 ドライバーのインストール .........................................................2
2.1 用意するもの ........................................................................ 2
2.2 新規インストール ................................................................2
3 インストールの確認とアダプターの設定 ................................ 5
3.1 リソース値の確認 ................................................................5
3.2 ドライバーの設定 ................................................................5
4 本製品を使用しないとき ............................................................. 6
5 ドライバーの削除.......................................................................... 6
6 ドライバーの再インストール .....................................................7
サービスパックについて
重要：WindowsNT のサービスパックをインストールし
ているか確認してください。
「スタート」→「プログラム」→「管理ツール（共通）
」
→「Windows NT診断プログラム」と進むと、
「バージョ
ン」タ ブが表示さ れます。表示が「Service Pack 2」以
上 であればサービスパックを インストールしています
の で、ドライバーのインスト ール後、コンピュータを
再 起動する前に必ずサービス パックの再インストール
を してください。サービスパッ クをインストールせず
にコンピュータを再起動すると、WindowsNT が起動で
きなくなることがあります。
1 インストール時のご注意
本製品のインスト ールを始める前に、以下のことをご確 認くださ
い。各操作・設定の手 順については Windows NT の マニュアル・
ヘルプをご覧くだ さい。
Windows NTのハードウェア互換性リスト
（Windows NT
パッケージに同 梱されています）に挙げら れていない
コンピュータ機 種で本製品をご使用に なる場合は、お
客様 の責 任にお いて ご使用 くだ さい。それ らの コン
NT-service.tif
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3. 「ネットワークセットアップウィザード」ダイアログが表示さ
れ ます。
「ネットワー クに接続（W）:」にチェ ックマークを
付け、
「次へ（N）」をクリックしてください。
NT-inst02.tif
図 1-1 サービスパックの確認
2 ドライバーのインストール
図 2.2-3
2.1 用意するもの
ネットワークセットアップウィザードの起動
• PCI-TXB アダプター本体、UTP ケーブルなど
4. 以下のダイアログが表示されたら、
「一覧から選択（S）...」を
クリックしてください。
• コンピュータ（Windows NT 4.0 インストール済み）
NT-inst03.tif
• Windows NT の C D-ROM
• PCI-TXB ドライバーディスク（本製品に付属）
• Windows NT サービスパック（サービスパックをインストール
している場合のみ）
2.2 新規インストール
1. 「スタ ート」→「設 定」→「コン トロ ール パネ ル」と進 み、
「ネットワーク」アイコンをダブルクリックしてください。
図 2.2-4
NT-con_net.tif
ネットワークアダプタは一覧から選択
5. 「ネッ トワークアダプタの選択」ダイアログが表示されます。
「ディスク使用（H）...」をクリックしてください。
NT-inst04.tif
図 2.2-1 「ネットワーク」
（コントロールパネル）
2. 下のダイアログが表示されます。
「今すぐインストールします
か？」の問いに対して、
「はい（Y）」をクリックしてくださ
い。※ 1
NT-inst01.tif
図 2.2-5
ネットワークアダプタの選択にディスクを使用
6. 次 のダイ アログ が表示さ れます ので、本製 品のド ライバー
デ ィ ス ク を フ ロ ッ ピ ー ド ラ イ ブ に 挿 入 し、パ ス
「A:¥windows.nt 」を入力し、
「OK」
をクリックしてください。
図 2.2-2 ネットワークのインストール開始
PCI-TXB-NTinst01.tif
※ 1. 「Windows NT ネットワークのインストール」で「まだネットワー
クに接続しない （D）
」を選択したとき、このダイアログが表示され
ます。このダ イアログではなく「ネットワーク」パネ ルが表示され
た場合は、既にネットワークに関する WindowsNT ファイルがイン
ストール されています。この場合は「ネット ワーク」パネルの「ア
ダプタ」タブ→「追加」と進むと、手順 5. の図 2.2-5 が表示され、
本製品のみのインストールが始まります。
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図 2.2-6
ドライバーの所在の指定
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7. 次のダイアログで、
「corega PCI-TXB Ethernet Adapter」を
選択し、
「OK」をクリックしてください。
PCI-TXB-NTinst02.tif
図 2.2-7 選択するドライバーを確認
図 2.2-10 使用するサービスをチェック
8. 「ネットワークアダプタ（A）:」の「corega PCI-TXB Ethernet
Adapter」にチェックマークを付け、
「次へ（N） :」をクリッ
クしてください。
11.メッセージを確認して、
「次へ（N）」をクリックしてください。
NT-inst07.tif
PCI-TXB-NTinst03.tif
図 2.2-11 ネットワークコンポーネントのインストール
図 2.2-8 ドライバーファイルの検索開始
9. 使用する ネットワーク プロトコルにチ ェックマーク を付け、
「次へ（N）:」をクリックしてください。
（詳 細はシステム管
理者にご確認ください。
）ここでは、
「TCP/IP プロトコル」の
みをチェックすると仮定します。
12.Windows NT の CD-ROM をドライブに挿入し、
「D:¥i386」
と入力してください。
NT-inst08.tif
NT-inst05.tif
図 2.2-12 WindowsNT ファイルの所在の指定
13.本製品の設定ダイアログが出ますので、Connection Type を
選択してください。
Connection Typeについて詳しくは、
「3.2
ドライバーの設定」を参照してください。
PCI-TXB-NTinst04.tif
図 2.2-9 使用するネットワークプロトコルをチェック
10.使用するサービスを設定し、
「次へ（N）」をクリックしてく
ださい。お客様のネットワークでどの ようなサービスが使用
されているかは、システム管理者にご確認ください。
図 2.2-13 本製品の設定（例）
NT-inst06.tif
14.ドライバーおよび Windowsファイルのコピーが始まります。
手 順 9. で「TCP/IP プロトコル」を 選択した場合はここで
「DHCP を使用するか？」を質問されます。ここでは、デフォ
ルトである「いいえ（N）」をクリックすると仮定します。
NT-DHCP.tif
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図 2.2-14 DHCP メッセージ
15.14. で「いいえ」を選択した場合は「TCP/IP のプロパティ」
として IP アドレスなどの値を設定します。
以下の説明で は、具体的なアドレス、名称を 使用しま
すが、これらはお客 様の環境におけるもの を入力して
ください。
PCI-TXB-NTinst05.tif
図 2.2-17 TCP/IP の設定（「WINS アドレス」タブ）
必要 であれ ば、さらに「ル ーティ ング」の設 定を行 い、最後に
「OK」をクリックしてください。これらの設定 の詳細については
システム 管理者にご確認く ださい。
Windows NT Server をご使用の場合は「DHCP リレー」
タ ブがあ ります。DHCP リ レーの詳 細は Windows NT
Server のマニュア ルまたはオンライ ンヘルプをご覧く
ださい。
18.「次へ（N）」をクリックしてください。
NT-inst10.tif
図 2.2-15 TCP/IP の設定（「IP アドレス」タブ）
上図（図 2.2-15）は、あくまでも設定例です。 IP アドレスの
設定について詳しくはシステム管理者にご確認ください。
16.DNS （Domain Name System）の設定をします。
「DNS」の
タブをクリックしてください。下 に入力例を示します。ここ
では、ホスト名として「PC1」を仮定しています。
NT-inst09.tif
図 2.2-18 バインドの確認
19.「次へ（N）」をクリックしてください。
NT-inst11.tif
図 2.2-16 TCP/IP の設定（「DNS」タブ）
図 2.2-19 ネットワーク起動の確認
17.続いて、
「WINS（Windows Internet Name Service）アドレ
ス」の設定を行います。
PCI-TXB-NTinst06.tif
20.「次へ（N）」をクリックしてください。ここでは「ワークグ
ループ（W）」をそのまま使用すると仮定します。詳細はシス
テム管理者にご確認ください。
NT-inst12.tif
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れ、管理され ます。割り当てられた 値を確認するには Windows
NT 診断プ ログラムをご使用く ださい。
「スタート」→「プログ ラム」→「管 理ツール（共通）
」→「Windows
NT 診断 プログラム」と 進み、
「リソー ス」タブをク リックする
と、本デ バイス「COBPCITX」に 割り当 てられ たリソ ースを確
認するこ とができます。
PCI-TXB-NTdri01.tif
図 2.2-20 ワークグループなどの設定
21.「完了」をクリックしてください。
NT-inst13.tif
図 3.1-1
リソースの確認（IRQ）
PCI-TXB-NTdri02.tif
図 2.2-21 インストールの完了
WindowsNT のサー ビスパックをイ ンストールして いる場
合、「いいえ（N ）」 をクリックし、サービスパックをインストー
ルした後にコンピュータを再起動してください。
サー ビ スパ ック を イン スト ー ルし てい な い場 合、「は い
（Y）」をクリックしてコンピュータを再起動してください。
NT-inst14.tif
図 2.2-22 再起動の確認
重要：本製品のドライバーをインストールすると、
サ ービ ス パッ ク によ っ てイ ン スト ー ルさ れ てい た
WindowsNT の最新のファイルが、CD-ROM の古いバー
ジョンのファイ ルによって上書きされ ます。サービス
パックをインス トールしている場合、コン ピュータを
再起動する前に 必ずサービスパックの再イ ンストール
をしてください。サ ービスパックをインス トールせず
にコンピュータを再起動すると、WindowsNT が起動
できなくなることがあります。
図 3.1-2
リソースの確認（I/O ポート）
コ ンピュータに予め組み込ま れているデバイスの中に
は「Windows NT診断プログラム」上に表示されないも
のもあります。コンピュータのマニュアルと「Windows
NT 診断プログラム」の 2 つを用いて確認を行ってくだ
さい。
3.2 ドライバーの設定
3 インストールの確認とアダプターの
設定
ここでは、本製品のネットワ ーク通信モードに 関する設定を行い
ます。
1. 「コントロールパネル」の「ネットワーク」をダブルクリック
し、
「アダプタ」タブをクリックしてください。
3.1 リソース値の確認
PCI-TXB-NTdri03.tif
コンピュータを再 起動すると、本製 品に対してリソー ス（I/O ア
ドレス、イン タラプト）が 割り当てられます。これらの値 は PCI
ローカルバス仕様 により、
コンピュー タによって自動的 に設定さ
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• 10 Full Duplex
10Mbps の Full duplex（全二重）モードに設定します。
• 100 Half Duplex
100Mbps の Half duplex（半二重）モードに設定します。
• 100 Full Duplex
100Mbps の Full duplex（全二重）モードに設定します。
3. 「ネッ トワーク」ダイアログに戻り、
「閉じる」をクリックし
ます。
4. 「ネットワーク設定の変更」ダイアログで「今すぐコンピュー
タ を再起動 しますか？」とい う問いに 対して、
「はい」をク
リッ クしてください。変更した設定は再起動することで有効
となります。
図 3.2-1 ネットワーク（
「アダプタ」タブ）
2. 「corega PCI-TXB Ethernet Adapter」をダブルクリックして
ください。本製品の設定ダイアログが表示されます。
PCI-TXB-NTdri04.tif
4 本製品を使用しないとき
ドラ イバーの インスト ール後、一時 的に本製 品を使用 しないと
き、
例えば UTP ケーブルを 本製品から外して いるなどの場合は、
ドライバ ーをアンロードし てください。
ドライ バーがロードされ
たままに しておくと、
Windows NT はこれらの 現象をネットワー
クのエラ ーとして検出し、
イ ベントビューアに よる警告が表示さ
れる ようにな ります。この 現象はド ライバー をアンロ ードする
（バインド しない）ことによって 回避できます。
図 3.2-2 ネットワークメディアの設定
「Duplex Mode」
リストからご使用 の環境に合ったもの を選択し、
「OK」をクリ ックしてください。詳細 はシステム管理者 にご確認
ください。
各項目の意味は以 下の通りです。
• AUTO（デフォルト）
1. 「コントロールパネル」→「ネットワーク」→「バインド」と
進みます。
「バインドの表示」で「すべてのアダプタ」を選択
してください。
2. 本 製品のアイ コンを選択 し、
「無効」をクリック してくださ
い。本 製品のアイコンが無効（
Auto-negotiation を有効（Enable）に設定します。 この項目
を選択した場合、 接続先機器の仕 様によって動作は以下のよ
うに変わりますのでご注意ください。
）アイコンに変わります。
使用 を再開する場合は、本製品のアイコンを選択し、
「有効」
をクリックします。
PCI-TXB-NTdri05.tif
接続先機器が Auto-negotiation をサポートしている場合
可能な最 高の速度（100/10 Mbps）およびモード（Full/Half
duplex）となります。
接続先機器が Auto-negotiation をサポートしていない場合
接続先機 器（ハブなど）が Auto-negotiation 機 能をサポー
トしていない場合にこの 「A UTO」 を選択すると、ネットワー
クメディアは通信速度（100/10 Mbps） のみ自動的に検出
し、 検出された速度の Half duplex モードとなります。 した
がって、接続先機器が 100Mbps の Full duplex モードをサ
ポートしていても Auto-negotiation 機能をサポートしていな
い場合に最高速度（ 100Mbps Full duplex）を得るために
は、「100 Full Duplex」を選択する必要がありますのでご注
意ください。
接続先機器が Half duplex （半二重）のみに対応している場
合、本製品を Full duplex（ 全二重）に設定すると、ネッ
ト
ワーク障害の原因となりますので避けてください。この場合
は、接続先機器と同様に Half duplex に固定するか、
「AUTO」 を選択してください。
• 10 Half Duplex
10Mbps の H alf duplex（半二重）モードに設定します。
図 4-1 バインドの無効化
5 ドライバーの削除
本製品の 登録内容を削除し、再びインストール する手順は以下の
とおりで す。ただし、ドラ イバーを削除しても、本製品にバイン
ドして いたプロトコ ルやサービスは 削除されませ ん （一部の設
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定値、
例えば TCP/IP にお ける IPア ドレスなどは削除 されます）
。
したがって、本製品を再イ ンストールすれば、再びそれ らのプロ
トコル、サービスなど を使用できます。
1. 「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「ネット
ワーク」と 進み、
「アダプタ」タ ブをクリッ クしてくだ さい
（図 3.2-1）
。
2. 「ネットワークアダプタ（N）:」の「corega PCI-TXB Ethernet
Adapter」を選択し、
「削除（R）」をクリックしてください。
PCI-TXB-NTdri06.tif
図 5-1 ネットワークアダプタを削除
3. 以下のダイアログが表示されます ので、フロッピーディスク
ドライブにフロッピーディスクが入 っている場合は取り出し
て、
「はい」をクリックし、コンピュータを再起動します。
NT-del.tif
図 5-2 削除の確認
6 ドライバーの再インストール
ドライバーを再イ ンストールする手 順は以下の通りです。
1. 「5 ドライバーの削除」の手順にしたがい本製品のドライバー
を削除します。
2. 「コントロールパネル」の「ネットワーク」をダブルクリック
し、
「アダプタ」タブで「追加 ..」ボタンをクリックしてくだ
さい。
「2.2 新規インストール」の手順 5. から再開すること
になります。
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