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全自動洗濯機/全自動乾燥機 設置・施工手順書 設置・施工手順 重要 ビルトインは下のフローに示すステップに従って行ないます。 順を追って必要な設備、 加工作業を進めてください。 準備 重要 設置床の確認 (床の補強) ビルトインする場合 所要設備/ 隣接キャビネットの加工 輸送用固定 部品の取り外し 所要設備との接続 ※D種接地工事を必ず行ってください。 ■漏電しゃ断器について 400mm以上 排水管 松下電工 WKS294(露出型) 松下電工 WN1932(埋込型) 相当品 1/2エルボ (本体同梱品) 電源コンセント アース付 単相200V(上記相当品) 電源コードは1.9m 200mm以上 二段積み設置 ● 電 源 : 単相200V 専用コンセント アース付 アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) FL 所要設備との接続 (W3830WPS+T8432Cのみ) ■所要設備 HT40相当 手順1∼4:本体の設置 給水管 電磁弁付き給 水ホースのた め、最低 300mmの空間を確保 してください。 (W4144WPS/ W3830WPSの場合) ★上記の設備例は代表的な方法です。現場に応じて給・排水 管、 コンセントの位置は変えてください。 万一の漏電事故時の安全確保 のために、漏電しゃ断器の設 置が必要です。 推奨品 住宅分電盤用小型漏電ブレーカー品番: 203(松下電工) 定格電流20A・感度電流30mA(AC100-200V両用) ※既設分電盤の分岐安全ブレーカーHB型と同一サイズな ので、そのまま取り替えることができます。 ※なお、主幹に漏電しゃ断器が設けてある場合には、新に漏電遮断器を設置する必要はありません。 ● 給水管 : 1/2"または3/4" FL200∼300mm立ち上げ ● 排水管 : 耐熱塩ビ40φ (HT40相当) FL200mm以上立ち上げ ミーレの洗濯機は全てポンプによる強制排水方式です。 排水管は必ず200mm以上立ち上げてください。 ■設置上の注意点 ● ビルトイン機器の場合、キャビネット天板下部から床面まで最小820 mm以上確保してください。 ● 電源・給排水は手のとどく所に設備します。 ● 設置床面は水平・平坦にし、後で本体を手前にひきだせるようにして おいてください。 ● 凍結の恐れがある場所(室温0℃以下)には設置しないでください。 ● 機器を設置する床はコンクリートスラブに直か、もしくは根太により 頑丈に補強してください。(本体の重量、および運転時の荷重対応) ● この洗濯機/乾燥機は木造家屋の2F以上には設置しないでください。 ● この洗濯機/乾燥機は業務用には使用しないでください。 ■同梱部材リスト(本体) 機種により梱包されている部材が異なります。ビルトイン施工前に部品の確認をしてください。 洗濯機:W4144WPS/W3830WPS/W1712 ホース アダプター ドア オープナー ※-1 フック スパナ 排水管臭気 どめパッキン 1/2”エルボ 乾燥機:T9246C/T8432C/T7644C ドア オープナー 取扱説明書 保証書 ドレンホース ※ ホースバンド ※ ホース ガイド 取扱説明書 保証書 ※本体背面にセットされています。 ※-1. 本体の洗剤コンテナー内にセットされています。 設置床の確認/床の補強 重要 ※必ず設置前に確認してください 壁面 ■置床の場合 洗濯機を設置する床は、床下が直接コ ンクリートスラブに密着しているか 確認してください。 ユニットフロアなど、床下に空間があ る場合は、設置する部分をコンクリー トによって補強してください。 マンションなどの置床の場合、 機械を設置する床下を、根太受 け金具(フリースタンパー)9 本で補強します。金具の取り付 け位置は、概ね右図を参考にし てください。 ≒300 ≒300 ≒3 00 ≒300 フローリング 洗濯機 コンクリートスラブ ■木造床下を補強する場合 直接コンクリートで補強するのが困難な場合、 右図のように根太5∼6本+コンパネ2枚張で補 強してください。この時、本体の脚真下に根 太がくるようにしてください。 パーティクルボード 根太受け金具 (スタンパー) ≒300 ≒300 コンパネ2枚 根太 大引 1 ■参考 置床・根太受け金具 株式会社 工研技術 (03-3878-1566) WP型ロングタイプ相当品 W&D-090209 重要 輸送用固定部品の取り外し 1 2 ●洗濯機は輸送・運搬のために洗浄ドラムを固定してあります。 設置前に必ず、この輸送用固定部品を取り外してください。 ●輸送用固定部品なしで本体を運搬しないでください。 同梱のレンチを使 って固定金具90° 4 回してゆるめます。 右:時計方向 左:反時計方向 左 右 マイナスドライバーなど を使って、 固定金具のカバ ーを手前に引き出し、 取り 外します。 3 目隠しカバーをは めこみます。 取り外した固定金 具は、 背面の保管 用フックに固定し ておいて下さい。 5 レンチのカギ部分 を使って金具を手 前に引き出しま す。 準備 所要設備/隣接キャビネットの加工 (ビルトイン兼用機種W3830WPS+T8432C) 所要設備/隣接キャビネットの加工(ビルトイン兼用機種W3830WPS+T8432C) この洗濯機・乾燥機は「消防法 告示第一号(対象火気設備等及び火 気器具等離隔距離に関する基準)に適合しております。建築物の可燃 物等からの距離は表に掲げる値以上の距離を保ってください。 ■キャビネットの開口 580 以上 消防法 基準適合 組込型 可燃物からの離隔距離(mm) 上方 側方 前方 後方 0 0 (開放) 10 ■隣接キャビネットの加工〈給排水管の立ち上げ〉 開口 50×90 0 12 54 4 70 必ず580mm以上の奥行き を設けてください。 54 4 洗濯機 815∼830mm A φ50 φ24 B 6 815∼830mm 台輪開口部 00 ●キッチン天板下部から床面まで最大 820mm以上確保してください。 出せるよう設置床面Aと機械前床面B は同レベルに仕上げてください。 天板を外した場合 596 ■洗濯機と乾燥機を並列に設置する場合 φ50 φ24 70 開口 50×90 100 120 70 開口100×100 所要設備は必ず洗濯機右側に設けてください。乾燥機 側に設けますと、給排水ホースが届きません。 58 0以 上 洗濯機を右側、乾燥機を左側 に設置してください。 70 開口100×100 595 ●メンテナンスなどで機械を前に引き 0 10 FL820以上 乾燥機 給・排水・電源設備スペース (洗濯機は右開き、乾燥機は左 開きのため) FL820以上 逆に設置しても機械的には差 しつかえありませんが、 洗濯機から乾燥機に洗濯物を 入れ替えるときにドアが邪魔 になり作業性がおちることが 考えられます。 0 0+1 120 ■給・排水管の立ち上げ 1/2”アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) 乾燥機 洗濯機 ●1/2”止水栓とエルボを使用する場合 専用コンセント 単相200V 20A アース付 (FL300mm) ミーレの洗濯機はポンプによ る強制排水方式です。 排水管は必ず指定の高さに立 ち上げてください。 1/2”エルボ (本体同梱品) 給水管 FL400mm 以上 2 排水管 FL200mm 以上 W&D-090209 準備 所要設備/隣接キャビネットの加工 所要設備/隣接キャビネットの加工 (セットイン兼用機種W1712+T7644C) この洗濯機・乾燥機は「消防法 告示第一号(対象火気設備等及び火 気器具等離隔距離に関する基準)に適合しております。建築物の可燃 物等からの距離は表に掲げる値以上の距離を保ってください。 消防法 基準適合 組込型 可燃物からの離隔距離(mm) 上方 側方 前方 後方 0 0 (開放) 10 ■キャビネットの開口 580 以上 54 4 φ50 φ24 54 4 ON OFF 850∼865mm 洗濯機 ON OFF 6 850∼865mm 台輪開口部 B 00 ●キッチン天板下部から床面まで最大 820mm以上確保してください。 70 開口100×100 φ50 開口 50×90 100 120 70 開口100×100 596 φ24 70 595 ●メンテナンスなどで機械を前に引き 出せるよう設置床面Aと機械前床面B は同レベルに仕上げてください。 開口 50×90 0 10 FL850以上 乾燥機 0 12 A ■隣接キャビネットの加工〈給排水管の立ち上げ〉 70 必ず580mm以上の奥行き を設けてください。 ■洗濯機と乾燥機を並列に設置する場合 58 0以 上 洗濯機を右側、 乾燥機を左側に設置してください。 (洗濯機は右開き、乾燥機は左開きのため) FL850以上 逆に設置しても機械的には差しつかえありませんが、 洗濯機から乾燥機に洗濯物を入れ替えるときにドアが邪魔 になり作業性がおちることが考えられます。 0 0+1 120 ON OFF ON OFF 所要設備は必ず洗濯機右側に設けてください。乾燥機 側に設けますと、給排水ホースが届きません。 乾燥機 洗濯機 給・排水・電源設備スペース ■給・排水管の立ち上げ 1/2”アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) ●1/2”止水栓とエルボを使用する場合 専用コンセント 単相200V 20A アース付 (FL300mm) ミーレの洗濯機はポンプによ る強制排水方式です。 排水管は必ず指定の高さに立 ち上げてください。 1/2”エルボ (本体同梱品) 給水管 FL400mm 以上 3 排水管 FL200mm 以上 W&D-090209 手順 1-1 天板保護材の取り付け(W3830WPS) 洗濯機W3830WPSをビルトインして使用する場合は、必 ず機器の天板を取り外し、上面にカウンター保護材を取り 付けてから実施してください。 1 2 a (T20) 2 (T20) カウンター保護材 ビルトインキット :UBS-W/T-G (税込) b ×4 ナイロンワッシャー 別売:12,600円 1 座金付 トルクス ネジ(T-20) トルクス タッピングネジ (T-20) ×4 ×4 天板両サイドの目隠しキャップ(a)を外し、中にあるビスをト ルクスレンチ(T20)を使用してゆるめ、押し込んで下さい。天 板を上に持ち上げて取り外して下さい。 トルクス タッピングネジ (T-20) 3 2 天板の後部を固定している白いホルダ (b) のねじを外し、 横に (内 側方向)スライドさせて取り外して下さい。 3 図のようにトルクスタッピングねじで背面2カ所、座金付トル クスネジとナイロンワッシャーで上面4カ所を固定して下さい。 手順 1-2 ナイロンワッシャー 天板保護材の取り付け(T8432C) 乾燥機T8432Cをビルトインで使用する場合は、必 ず機器の天板を取り外し、上面にカウンター保護材 を取り付けてから実施してください。 1 2 a (T20) b カウンター保護材 座金付 トルクス ネジ(T-20) (T20) 2 ×4 ビルトインキット :UBS-W/T-G 座金付 トルクス ネジ(T-20) ナイロンワッシャー c ×4 別売:12,600円 (税込) 1 トルクス タッピングネジ (T-20) ×4 天板両サイドの目隠しキャップ(a)を外し、中にあるビスをト ルクスレンチ(T20)を使用してゆるめ、押し込んで下さい。天 板を上に持ち上げて取り外して下さい。 2 天板の後部を固定している白いホルダ (b) のねじを外し、 横に (内 側方向)スライドさせて取り外して下さい。 同時にセパレータ(c) を外します。 3 図のようにトルクスタッピングねじで背面2カ所、座金付トル クスネジとナイロンワッシャーで上面4カ所を固定して下さい。 4 トルクス タッピングネジ (T-20) 3 座金付 トルクス ネジ(T-20) ナイロンワッシャー W&D-090209 手順 2 所要設備との接続/設置方法 専用コンセント 単相200V 20A アース付 ■給・排水管との接続 排水 ホース 臭気止め パッキン 1/2”アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) 排水管 排水管に臭気止めパッキンを 差し込み、排水ホースを 所定の深(100∼150mm) まで差し込みます。 1/2”エルボ (本体同梱品) 排水管 FL200mm 以上 給水管 FL400mm 以上 ■給水ホースの接続 詳細図 ■排水ホースの接続 詳細図 1/2エルボ 呼び径1/2" (本体同梱品) 1/2エルボ 呼び径1/2" (本体同梱品) 排水ホースのみ込みは、 150mm以内としてくだ さい。 ※差し込みすぎに注意 臭気止めパッキン (同梱品) 100 400mm以上 給水ホースは 上向き (矢印を上向きに) 400mm以上 アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) 150 mm 200mm以上 W1712 ∼ W3830WPS / W4144WPS アングル止水栓 (TOTO THY226U相当品) その後、排水ホースは ビニールテープ で固定します。 FL 給水管 手順 2 給水管 排水管 所要設備との接続/設置方法 ■本体の水平だし ● 洗濯機本体の水平がでていないと脱水時の 洗濯機 ロックナット ゆるむ ロックナット しまる 本体下がる 本体下がる 本体上がる 振動や異音の原因になる場合があります。 本体4箇所のアジャスタ脚で高さを調整し、 水平器で水平確認してください。 ● また調整後は必ずロックナットを締めてお いてください。 手順 2 並列設置方法(本体の並べ方) T7644C+W1712 T9246C+W4144WPS T8432C+W3830WPS ON OFF ON OFF 乾燥機 洗濯機 乾燥機 乾燥機 洗濯機 洗濯機 洗濯機、 乾燥機は、 パネルデザインやスペックの相性上、 上図のような組み合わせで設置して下さい。 洗濯機を右側、 乾燥機を左側に設置してください。 所要設備は必ず洗濯機右側に設けてください。乾燥 機側に設けますと、給排水ホースが届きません。 (洗濯機は右開き、乾燥機は左開きのため) 5 逆に設置しても機械的には差しつかえありませんが、 洗濯機から乾燥機に洗濯 物を入れ替えるときにドアが邪魔になり作業性がおちることが考えられます。 W&D-090209 手順 2 2段積み設置用スタックキットの組み合わせとおよび作業手順 スタックキットWTV406(W3830WPS+T8432C) A 490(ドアオープン時) 827 乾燥機 T8432C 洗濯機 W3830WPS 20mm以上 (本体側面と壁の間隔) 2 b 1 a 390 (ドア開) 814 WTV406 定価 29,400 円 (税込) 2 3 390 1681 40 245 0∼15 (脚高さ調整範囲) 20mm以上 (本体背面と壁の間隔) 1 天板両サイドの目隠しキャップ (a) を外し中にあるビスをゆるめ、 押し込んで下さい。 天板を上に持ち上げて取り外して下さい。 2 天板の後部を固定している白いホルダ (b) のねじを外し、 横に (内 側方向) スライドさせて取り外して下さい。 このネジは、次にスタックキットを取り付ける際に使用します のでなくさないで下さい。 3 引き出しテーブルを抜き取ります。 4 図のようにトルクスタッピングねじで背面2カ所、 「2」で取り 外した座金付トルクスネジで上面4カ所を固定して下さい。 そ の 後 、引 き 出 し テ ー ブ ル を 元 の よ う に 差 し 込 み 、手 前 に 10cm程度引き出しておいて下さい。 注意 しテーブルを差し込むことができま 乾燥機本体を載せてからでは、引き出 せん。ご注意下さい。 4 5 乾燥機の脚を全て20mmにセットし、図のように乾燥機の脚を (後ろの脚から)ミゾに入れ、 本体を奥まで押し込みます。 このとき乾燥機の六角形の脚は、スタックキットの脚差し込み 部分の前面と合わせておいて下さい。 (乾燥機の脚の角が前面より出ていると、次に固定プレートを 差し込むことができません。) 注意 には絶対に載せないで下さい。テーブ 乾燥機本体は引き出しテーブルの上 ル破損の原因になります。 20 6 10cm 7 5 6 7 6 固定プレートを入れ、化粧カバーを取り付けて 完成です。 W&D-090209 乾燥機T9246Cは、水平な操作パネルなので、二段積み 設置には適しません。機種選定には十分ご注意下さい。 2段積み不可な乾燥機 スタックキットWTV414(W1712+T7644C) 500 40 832 乾燥機 T7644C 847 洗濯機 W1712 WTV414 定価 29,400 円 (税込) 470 0∼15 (脚高さ調整範囲) 20mm以上 (本体側面と壁の間隔) 1 450 1719 B 20mm以上 (本体背面と壁の間隔) 洗濯機の操作パネル前面とスタックキット(WTV414)の引き出し前 面を合わせて置きます。 収納付引き出しを引き抜き、スタックキットを直接、天板6本のタッ ピングネジで取り付けます。 ON OFF 引き出し収納 を引き抜く ON OFF スタックキットを「前面合わせ」 でセット 全ての脚 2 20 乾燥機の脚を全て20mmにセットし、図の ように乾燥機の脚を(後ろの脚から)ミ ゾに入れ、 本体を奥まで押し込みます。 このとき乾燥機の六角形の脚は、 スタックキットの脚差し込 脚固定プレート み部分の前面と合わせて おいて下さい。 3 2 ON OFF 3 脚固定プレートを取付、前面化粧カバーをは め込んで完成です。 引き出し収納 を差し込む 7 W&D-090209 手順 6 6 ドレンの取り付け(コンデンサタイプ全乾燥機) コンデンサタイプ乾燥機 T9246C、 T8432C、 T7644Cは、 排水を排水コンテナに貯めずにドレンホースによっ て直接排水管に排水することができます。 付け根が折れ 曲がりすぎない ように注意 ※ 排水ホース長さ フックから=1.4m 1 ドレンホースは図の位置のドレンホースホルダーに巻き 付けて固定されています。 かるく引っ張って支持部からホースを取り外します。 ※ホースに残っている水がある場合、それを容器に取り出 してください。 2 排水管に接続するのに必要な長さだけドレンホースを引き 出します。 (ホース全延長は1.5mです。 ) 必要に応じて右または左に取り付けます。 ドレンホースホルダ 支持部 乾燥機 ゆるやかなカーブで 洗濯機 排水管 3 注意 水漏れの原因になることがあり ますので、ホース付け根が折れ 曲がりすぎないように注意して ください。 洗濯機の排水ホースと一緒に、排水管に接続し ます。 水漏れに注意し、接続はビニルテープ等を使って 確実に行って下さい。 施工手順、設置上不明な点や問題点、設置する機器に不具合を発見されたときは お手数ですが弊社までお問い合わせください。 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー11F 電話(03)5784-0033(代)FAX(03)5784-0035 8 W&D-090209