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エンジン噴霧機 取扱説明書 EF1551RH モデル -目 次- このたびはエンジン噴霧機をお買い上 げいただき、誠にありがとうございまし た。 ●お買い上げの製品を安全に能率よく お使いいただくために、ご使用前に取 扱説明書をよくお読みください。 ●取扱説明書を紛失や損傷したときは、お 買い上げの販売店またはお近くの当社 営業所に手配をお申し付けください。 ●国内排出ガス自主規制について ●シンボルマークについて - - - - ●安全上のご注意 - - - - - - - - - - - ●主要機能 - - - - - - - - - - - - - - - ●各部の名称 - - - - - - - - - - - - - - ●注意ラベル - - - - - - - - - - - - - - ●運転準備 - - - - - - - - - - - - - - - 1. 組立 2. 運転前の点検 3. エンジンオイルの点検・補給 4. 燃料の補給 5. 薬剤の調合 ●エンジンの始動 - - - - - - - - - - - ●散布作業 - - - - - - - - - - - - - - - ●薬剤の補給 - - - - - - - - - - - - - - ●停止 - - - - - - - - - - - - - - - - - - ●点検と整備 - - - - - - - - - - - - - - エンジンオイルの交換 エアクリーナの清掃 スパークプラグの点検 燃料フィルタの清掃 燃料パイプの交換 各締め付け部の点検 各部の清掃 キャブレタの調整 薬剤タンク内ストレーナの清掃 攪拌噴板の清掃 ノズルの清掃 ●格納方法 - - - - - - - - - - - - - - - ●便利な使い方 - - - - - - - - - - - - ●故障かな ? と思ったら - - - - - - ●最後に - - - - - - - - - - - - - - - - - ●その他 - - - - - - - - - - - - - - - - - ●保証書 - - - - - - - - - - - - - - - - - - ※ この取扱説明書はお手元に大切に保管してください。 - - - - - - 2 - 3 - 5 - 11 - 12 - 12 - 13 - - - - - - 20 - 23 - 24 - 24 - 25 - - - - - - 33 34 35 37 37 44 2 シンボルマークについて 製品および取扱説明書にシンボルマークを掲載しております。このシンボル マークの意味をご理解の上ご使用ください。 取扱説明書をよく読み内 容を十分ご理解の上使用 すること。 保護用の手袋をすること。 給油および機械を使用する 時は、タバコを吸わない。 作業場に人・動物がい ないこと。 給油および機械を使用す る時は、火気を近づけな いこと。 自動車用ガソリンを入れ ること。 換気の悪い場所では使用 しないこと。 エンジンを停止すること。 保護用のメガネと耳栓をする こと。 万一の場合に備えて救急 箱を用意しておくこと。 3 注意文の 警告 ご使用上の注意事項は 警告 と それぞれ次の意味を表します。 注意 注 の意味について 注意 と 注 に区分していますが、 警告 : 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を 負う可能性が想定される内容のご注意。 注意 : 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性 が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される 内容のご注意。 なお、 注意 に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く 可能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を記載していますの で、必ず守ってください。 注 : 製品および付属品の取り扱いなどに関する重要な注意。 4 安全上のご注意 全 般 警 告 1. ご使用前に取扱説明 書をよくお読みいた だき、内容を十分ご 理解のうえ、ご使用 ください。 3. 本機を他人に貸す場合は、取り扱い 方法をよく説明し、取扱説明書をよ く読むように指導してください。 また、子供には本機を貸さないで ください。 ・ 機械の取り扱い知識が 不十分な場合、事故やけがの原因に なります。 ・ 機械の取り扱いの知識が不十分な場 合、事故やけがの原因になります。 ・ 目的以外で使用されますと、事故や けがの原因になります。 ・ 思わぬ事故やけがの原因になります。 4. 誤った部品を取り付けたり改造を 2. 本機は防除・除草用の農園芸用薬 しないでください。 品の散布・散水を目的とした機械 ・ 噴霧管は標準付属品以外の長いもの は使用しないでください。(接続部の です。この目的以外には、使用し 液漏れの原因になります。) ないでください。 5 作業を始める前に 警 告 1. 次のときは本機を使用しないでく ・ 燃料の給油および燃料を抜くときは、 必ずエンジンを停止し、エンジンが ださい。事故の原因になります。 冷えてから行ってください。 燃料の入っている燃料タンクのふた を開けるときはゆっくり開けてくだ さい。内圧により燃料が飛び出すこ とがあります。 燃料はこぼさないように注意してく ださい。こぼれたときは、きれいに 拭き取ってください。 ・ 燃料の給油をした場所でエンジンを 始動させないでください。少なくと も 3m 以上離れてください。 ・ ガソリン、ガス、塗料、接着剤など 引火性のある物の近くでは、使用し 燃料の取り扱いには十分注意して ないでください。 ください。 ・ 燃料の漏れがないか確認してください。 燃料が肌についたり、目に入ったり 4. エンジンの排気ガスは有毒です。 すると、アレルギーや炎症の恐れが 屋内、トンネル内など通気の悪い あります。体に異常がある場合は、 場所で使用しないでください。 直ちに専門医に相談してください。 ・ 通気の悪い場所で使用すると排気ガ 引火、火災の恐れがあります。 ス中毒の原因になります。 燃料の給油をするときは火気のない 所で行ってください。 燃料の給油および本機を使用すると き、手入れをするときなどはタバコ を吸ったり、火気を近づけないでく ださい。 ・ 疲れているとき、身体が不調なとき。 ・ 酒類や薬物を飲んで正常な運転操作 ・ ができないとき。 ・ 夜間の使用や悪天候などで視界が悪 いとき ・ ・ 妊婦による作業。 2. ・ 3. ・ ・ 5. 雨上がりなど足元が滑りやすい場 所、および急傾斜地では使用しな いでください。またハシゴに乗っ ての作業や、木に登っての作業な ど不安定な場所では使用しないで ください。 ・ 転倒してけがの原因になります。 6 警 告 6. 身体を冷やさないような服装で作 8. 防除作業に関係ない人を作業現場 業してください。 に近づかせないように配慮してく ださい。 7. 使用前に接続部のパッキンの脱落 がないこと、ネジのゆるみや欠落 9. 薬剤タンクに薬剤を入れた状態 した部品がないこと、ホースに亀 で、自動車等で運搬される場合 裂、摩耗、破損のないこと等、各 は、薬液が漏れる可能性がありま 部に異常のないことを確認してく すので、必ず薬剤タンクキャップ ださい。 をしっかり締めて、本機を傾かな ・ 不完全な機械を使用すると事故やけ い状態に固定してください。 がの原因になります。 7 農薬・薬液の取り扱い 警 告 1. 農薬の使用に当たっては、農薬の 3. 薬剤タンクキャップは、漏れない 説明書をよく読み、毒性・使用方 ようしっかり締めてください。 法について熟知してください。 4. 薬剤は絶対に別の容器に移し変え ないでください。 ・ 誤使用、誤飲の危険があります。 5. 薬剤の空容器は、散布液調合時に 必ずよく洗い、薬剤メーカーの指 示に従って、その都度正しく処分 してください。 2. 農薬が皮膚についた時は、ただち に石けんでよく洗ってください。 注 意 1. 火傷、火災の恐れがありますの 3. 調合が適切でない農薬は、作物を で、強酸性の薬品・塗料・シン 傷めるだけでなく人体にも有害に ナー・ガソリン・ベンジン等は絶 なる恐れがあります。農薬の調合 対に使用しないでくだい。 の際は、農薬の説明書をよく読み、 2. 農薬を選ぶ際には使用方法、効果 正しく希釈してから使用してくだ を対象物に合わせて最適な農薬を さい。 選択してくだい。 8 作業時 注 意 1. 農薬の吸入や付着による事故を防 5. 農薬中毒の危険がありますのでハ ぐため、帽子、保護メガネ、保護 ウス内では必ず換気を行いながら マスク、ゴム手袋、長袖の防除 作業してください。 衣、長ズボン、ゴム長靴を着用し 皮膚が露出せず危険のない服装で 作業を行ってください。 6. 気温が高い時の作業はさけてください。 7. 長時間の作業を避け、なるべく作 業者を交代して作業を行うように してください。 2. 運転は必ずタンクに、薬剤または 清水を入れて行ってください。 空運転はポンプを傷めることがあ ります。 3. 動かなくなったり、異常音がした 時は、直ちにエンジンを停止させ 使用を中止してください。 8. 少しでも頭痛や、めまいなどを感 じた場合にはただちに作業を中断 し医師の診察を受けてください。 また、医師に農薬名、作業状況を 正確に知らせてください。 4. 散布作業中は常に風向きを考え、 風上から風下に散布して薬剤が体 に直接付着しないように十分注意 してください。また、薬剤が周辺 に飛散しないよう注意し、風が強 い場合は作業を中止してください。 9. 噴霧状態が悪化した場合等、ノズ ルを清掃する場合は、顔面などに 薬液がかかる恐れがありますので、 必ずエンジンを停止して、ノズル を取りはずして清掃してください。 9 作業後・保管 注 意 1. 使用した容器や薬剤タンクを洗浄 3. した廃液は、河川へ流したり、地 下水の汚染することのない場所で 適切に処理してください。 4. 2. 使用した農薬が薬剤タンク、噴霧 ホース、噴霧管、ノズル等の内部 に残っていると薬害を起こす可能 性があります。特に除草剤散布に 使用した後は、残っている農薬を 5. 清水で十分に洗い流してください。 残った農薬は農薬専用の保管箱へ 保管し、子供の手の届かない場所 に保管してください。 作業終了後は機材を清水にて噴 霧・洗浄し、水を抜いてから、屋 内の直射日光が当たらず、凍結し ない、子供の手の届かない場所に 保管してください。 作業終了後は全身を石鹸でよく洗 うとともに、目の洗浄とうがいを してください。作業期間中は衣服 を毎日取り替えてください。 その他 注 意 1. 万一の事故に備えて、必ず救急箱 2. 注意ラベルがはがれてしまった場 を作業場の近くに備え付けてくだ 合は、新しい注意ラベルを貼って さい。救急箱から持ち出した場合 ください。注意ラベルはお買い上 には、直ちに交換品を入れておい げの販売店またはお近くの当社営 てください。 業所に手配をお申し付けください。 3. いつも安全に能率よくご使用いた だくために定期点検をおすすめし ます。点検修理は、お買い上げの 販売店またはお近くの当社営業所 にお申し付けください。 ・ 修理の知識や技術のない人が修理し ますと事故の原因になります。 10 主要機能 農業機械の種類 エンジン噴霧機 型式名 EF1551RH 乾燥質量(kg) 7.4 寸法(全長×全幅×全高)(mm) 345 × 395 × 570 形式 特殊ロータリー式 最大圧力 MPa ポンプ 1.2(12) 噴霧時性能 (kgf/cm2) 薬剤タンク容量(L) 15 名称 EH025A 総排気量 mL 24.5 使用燃料 自動車用ガソリン 燃料タンク容量 L 0.6 エ 使用潤滑油 API 分類 SF 級以上の SAE10W - 30 オイル ン 潤滑油容量 L 0.08 ジ 気化器(キャブレタ) ダイヤフラム式 ン 点火方式 無接点マグネト式 点火プラグ(スパークプラグ) NGK CMR4A(C タイプ) 始動方式 リコイル式(楽らくスタート) 潤滑方式 強制潤滑方式 ノズル(広角 1 頭口、除草剤噴口)、 噴霧コック、工具一式、噴霧管掛け、 標準付属品 背負バンド、取扱説明書、 潤滑油給油容器 ・ 改良のため、主要機能および形状などは変更する場合がありますので、ご 了承ください。 11 各部の名称 ノズル 薬剤タンク蓋 噴霧管 薬剤タンク 噴霧管掛け 注意ラベル プライマポンプ 噴霧コック 握り スロットルレバー 噴霧ホース ストップスイッチ 燃料タンク リコイルスタータノブ 注意ラベル 本機を安全にご使用いただくために、本機には注意ラベルが貼ってあります。 注意ラベルをすべて読んでからご使用ください。 注意ラベルははっきりと見えるように、常にきれいにしておいてください。 本機に貼ってあるラベルが汚れ、破れ、紛失などで読めなくなったときは、新 しいラベルに貼り替えてください。 ラベルはお買い上げの販売店または、お近くの当社営業所に手配をお申し付け ください。 12 運転準備 1. 組立 (1)本機をご使用する際は下図を参考に、握り・噴霧コック・噴霧管・ノズル を液もれの無いようにしっかり取り付けてください。 噴霧管 噴霧コック ノズル 噴霧管掛け 噴霧ホース 握り (2)背負バンドの組み立て 下図の要領で背負バンド上部、下部を組付け、ねじれ等がないか確認して ください。 バンド上部の取り付け方 薬剤タンク ① 上側バックル ② ③ 13 バンドを矢印方向に 引っ張り折り返し部 をバックルに当てて ください。 バンド下部の取り付け方 ① 上側 バックル 下側 バックル 薬剤タンク A 2 枚重なるバンドの後ろ側のバンド 「A」部を金属フックに取付けます。 ② ③ この隙間に 「A」部を通 します。 図のように取付けもう片方を 同様に取付けたら完成です。 金属フックに「A」 部を通したら 90° 起こします。 A 金属フック 金属フック A 2. 運転前の点検 ・ 各締め付け部のゆるみや欠品がないか、確認してください。 ・ 必ず運転前に点検を行ってください。事故や故障を未然に防止することが できます。 14 3. エンジンオイルの点検・補給 ・ エンジンが冷えている状態で、以下の手順に従って行ってください。 ・ エンジンを水平にし、オイルキャップ(図1)をはずしオイルパイプの上 限・下限位置の範囲内(図 2)までオイルがあるか点検してください。 外側のマーク (上限) オイルキャップ 内側の段差 (上限) 内側の段差 (下限) オイルパイプ 図1 外側のマーク (下限) 図 2 オイルパイプ ・ 不足している場合(下限位置付近までオイル油面位置が低い場合)、上限位 置までオイルを補給してください。(図 3) ・ 外側のマークで囲まれる部分は中のオイルが透けて見えるので、オイル キャップをはずさなくても外からオイル量を確認できます。但し、オイル パイプが著しく汚れて中のオイルが見えにくくなった場合は内側の段差に て確認してください。 オイル オイルは内側の段差(上限)に油 面がかかるまで補給してください。 ここからオイルが透けて見えるので外側の 上限、下限マークを目印にオイル量を確認 してください。 図3 ・ 参考として、オイル補給時間は約 10 時間(燃料給油回数で、10 回(10 タ ンク) )です。 ・ 汚れや変色が著しい場合は交換してください。(交換時期、方法は 27 ペー ジ参照) 《推奨オイル》 - - - - - API 分類 SF 級以上の SAE10W - 30 オイル(自動車用 4 ストロークエンジンオイル)をご使用ください。 《オイル容量》 - - - - - 約 80mL 15 オイル点検・補給のポイント 1《オイルキャップ》 ・ オイル給油口周りのゴミや汚れを拭き取ってからオイルキャップをは ずしてください。 ・ 取りはずしたオイルキャップは、砂・ゴミ等が付かない場所に置いてく ださい。もしこれらが付いたまま組み立てると、オイル循環不良やエン ジン各所の摩耗を引き起こし、故障の原因となる恐れがあります。 (1)エンジンを水平にし、オイルキャップ をはずしてください。 (2)オイルを上限位置まで補給してくだ さい。 (前頁図 3)注入の時は、潤滑油 給油容器を使用してください。 (3)オイルキャップを確実に締めてくだ さい。 締め付けがゆるいとオイルが漏れる ことがあります。 オイル点検・補給のポイント 2《オイルをこぼしてしまったら…》 ・ 燃料タンクとエンジン本体の間にオイルをこぼしてしまった場合、その まま運転すると、冷却風取り入れ口よりオイルを吸い込みオイル汚れの 原因となります。必ずこぼしてしまったオイルを拭き取ってから運転し てください。 16 4. 燃料の補給 危険 注意 《燃料の取り扱いについて》 燃料の取り扱いには、十分な注意が必要です。燃料には溶剤に類似した物質が 含まれています。給油は換気のある部屋や野外で行ってください。燃料の蒸気 を吸ったり、燃料が肌に付かないようにしてください。頻繁に、又は長期間接 触しますと肌は乾燥し、その結果、皮膚病になる恐れがあります。アレルギー が起こることもあります。 目に入った場合には、直ちに清水で洗ってください。目の不快感が消えない場 合には、専門医に相談してください。 《燃料の保管期間》 燃料専用容器に入れ、日陰で風通しのよい場所に保管した場合で 4 週間以内に 使い切ることが目安です。 専用容器でない時、栓をしない時等、夏場では 1 日で劣化する場合があります。 本機並びに燃料専用容器の保存方法について 直射日光を避け、できるだけ涼しい所に保管してください。 自動車のトランクや車中に燃料を容器に入れたまま放置しないでください。 《燃料について》 このエンジンは 4 ストロークエンジンです。自動車用ガソリン(レギュラーガ ソリン又はプレミアムガソリン)を燃料として運転してください。 燃料のポイント ・ ガソリンにエンジンオイルを混合した、混合ガソリンを使用しないでくだ さい。カーボン堆積が多くなったり、故障の原因となる恐れがあります。 ・ 古い燃料を使用すると、始動不良の原因となります。 17 《補給について》 危険 注意 :火気厳禁 燃料の補給は、必ずエンジンを停止し、冷えてから行うこと。 《使用燃料》- - - - - - - 自動車用ガソリン ・ タンクキャップを少しゆるめ、燃料タ ンク内と外部との気圧差をなくしま す。 燃料タンク ・ タンクキャップをはずし、補給してく キャップ ださい。 (給油口いっぱいまで入れないでくだ さい) 燃料上限 ・ 補給後、タンクキャップをしっかり締 ラベル め付けてください。 ・ 燃料タンクキャップは消耗品であり、 2 ~ 3 年で交換が必要です。 燃料タンク 18 5. 薬剤の調合 (1)薬剤調合の仕方 1. 薬剤は有害ですから、取り扱いについては必ず薬剤メーカーの指導に従っ てください。 2. 農薬を希釈する場合、下表を参考にすると便利です。 3. 水和剤等を使用される場合は、バケツ等の容器によく溶かしてください。 4. 薬剤タンクに薬剤を入れる時は、必ず、タンクストレーナ(こし網)を通 してください。 5. 薬剤タンク蓋は、薬剤が漏れないように、しっかり締めてください。 6. 薬剤タンク内で薬剤を混合する場合は、薬剤タンクに水を入れてから薬剤 を入れてください。 注 意 ・ ケルセン水和剤(殺ダニ剤)は運転中にポンプの発熱により固まる性質があり、 ポンプが動かなくなりますので絶対に使用しないでください。殺ダニ剤を使用す る場合は、ケルセン乳剤、アカール乳剤、オサダン水和剤等をご使用ください。 ・ 水和剤・石灰硫黄合剤を使用される場合は、よく溶かしてご使用ください。 ・ 農薬の取り扱いは十分注意を払ってください。体に付着した場合はよく洗い流し てください。 (2)使用農薬をかえるとき 1. 薬剤タンク、ポンプ、ノズル等を清水で入念に洗ってください。 前の農薬が残っていますと、薬害を起こすことにもなりますので、十分に 注意を払うようお願いします。 【希釈倍率早見表】 希釈倍率 1000 倍 4 6 8 10 12 15 薬 水 4L 6L 8L 10L 12L 15L 500 倍 8 12 16 20 24 30 2000 倍 2 3 4 5 6 7.5 mL または g 19 エンジンの始動 始動に際しては、次の手順で行ってください。手順を 間違えると始動が困難になる場合があります。 最適な事故予防法を遵守してください。 警 告 ● 燃料を給油した場所でエンジンを始動させないでください。少なくとも 3m 以上離れた所で始動させてください。 ・ 引火、火災の原因になります。 ● エンジンの排ガスは有毒です。屋内、トンネル内など換気の悪い場所で 使用しないでください。 ・ 換気の悪い場所で使用すると排気ガス中毒の原因になります。 ● 始動後、音、におい、振動等の異常を感じたら直ちにエンジンを停止し、 点検を行ってください。 ・ そのままご使用されますと、事故の原因になります。 ● エンジン停止スイッチを押した時、エンジンが停止することを確認して ください。 注 意 ● エンジンを始動する時は必ず薬剤タンクに薬剤を入れてください。 ・ 入れないと空運転になるため、ポンプ故障の原因になります。 ● エンジン始動前に噴霧コックが閉じていることを確認してください。 始動に際しては、次の手順で行ってくだ さい。 薬剤タンクに薬剤を必ず入れてください。 この時、噴霧コックが閉じていることを 確認してください。 閉 開 噴霧コックの開・閉方法 20 A:冷間時の始動 1)スロットルレバー スロットルレバーは低速(アイドリン グ)位置にしてください。 高速 低速 (アイドリング) 2)チョークレバー チョークレバーを閉じます。 チョークの開度は ・ 寒い時やエンジンが冷えている時は 全閉にします。 ・ 運転直後、再始動する場合は全開もし くは半開にしてください。 3)プライマポンプ 燃料がプライマポンプ内に入るまで、 プライマポンプを繰り返し押してく ださい。(7 ~ 10 回程度で燃料が上 がってきます) 押しすぎても必要以上のガソリンは 燃料タンクに戻りますので、問題はあ りません。 4)リコイルスタータ 楽々スタートを標準で装備しており ますので、より軽い引き力で始動が可 能です。本機が動かないように片手で 図のように押さえ、リコイルスタータ ノブをある程度勢い良く引っ張って ください。 ロープは一杯に引ききらないでくだ さい。引いたリコイルスタータノブ は、その位置から手放さずに戻してく ださい。 21 ストップ スイッチ 閉じる キャブレタ プライマ ポンプ リコイル スタータ ノブ 5)チョークレバー エンジンがかかりましたら、チョーク レバーを開きます。 ・ チョークレバーはエンジンの調子を 見ながら徐々に開き、最後には必ず全 開にしてください。 ・ 寒い時やエンジンが冷えている時、急 にチョークレバーを開くと、エンジン が停止する場合があります。 ご注意ください。 6)暖機運転 2 ~ 3 分間、暖機運転を行ってください。 B:暖機時の再始動方法 ① ス ロ ッ ト ル レ バ ー は ア イ ド リ ン グ、 チョークレバーは「開」のままにします。 ② プライマポンプを数回押します。 ③ 本機が動かないように片手で図のよ うに押さえ、リコイルスタータノブを 勢いよく引いてください。 ④ 以上の手順でエンジンが起動しない 場合、スロットルレバーを「半開」に し、リコイルスタータノブを勢いよく 引いてください。 開く リコイル スタータ ノブ 注 1)エンジンに触れて、少しでも温かいと感じる状態では上記手順にて始動 してください。停止後 30 分程度では、この手順で再始動可能です。 2)少しでも温かいと感じる状態でチョークレバーを「閉」にしないでくだ さい。チョークレバーを「閉」にすると燃料吸い込みすぎにより始動不 良となる湯合があります。 C:始動不良時の対応方法 チョークレバーは「開」とし、スロットルレバーを「半開」以上にしてください。 リコイルスタータを勢いよく引き続ければ、エンジンは確実に始動します。 22 散布作業 (1)エンジンが始動しましたら、本機ができるだけ体に近くなるよう、背負バ ンドの長さを調節して背負ってください。 ワンタッチ背負バンドの使い方 ベルトの長さ調節は下記の如く行います。 ・ バンドをゆるめる場合: ①バックルを上げ ②ベルトの本機に付いている側を 引っ張る ・ バンドを締める場合: ③ベルトのフリーになっている側を 引っ張る バックル ① ② ゆるめる 注)バンドを締める際、バンドに重量が加 わらないようにすると比較的スムー ズに動きます。 ③ 締める (2)噴霧作業に応じて、噴霧量をスロットトルレバーで調整してください。 ※噴霧量は噴霧コックでも調整可能です。 注 意 ● 噴霧はなるべく風上から風下に向かって噴霧し、薬剤が体に付着するの を十分に注意してください。 ※ 農薬については P.8『安全上のご注意』の『農薬・薬液の取り扱い』を参照してください。 23 薬剤の補給 噴霧が途切れたり、勢いがなくなったり、エンジン回 転数が急に高くなったりした時は、薬剤タンクが空に なっています。噴霧コックを閉じ、エンジン回転数を 下げ、ストップスイッチを押してエンジンを停止した 後、薬剤を補給してください。 停 止 (1)噴霧コックを閉じてください。 (2)スロットルレバーを低速(アイドリン ク位置)にしてください。 (3)ストップスイッチをエンジンが停止 するまで押してください。 高速 低速 (アイドリング) 24 ストップ スイッチ 点検と整備 注 意 ● 点検整備する時はエンジンを停止させ、エンジンが冷えてから行ってく ださい。スパークプラグからプラグキャップをはずしてください。 ・ プラグキャップを付けたままですと、やけどや不用意な始動による事故の原因 になります。 ● 点検整備後は必ずすべての部品を組み立てたことを確認してから運転を 行ってください。 ● リコイルスタータの取りはずしは事故の原因になりますので、お買い上 げの販売店又はお近くの当社営業所にお申し付けください。 本機の寿命を長くし、損傷を防ぐために、定期的に下記の点検・整備を行って ください。 日常点検 ・ 作業の前、各締め付け部のゆるみ、なくなっている部品がないか、調べて ください。 ・ 作業の前、常に冷却風通路およびシリンダフィン(羽根)のゴミ詰まりを チェックし、必要があれば掃除してください。 ・ 使用後は毎回外部の汚れを拭き、傷や漏れがないかチェックします。 ・ 作業の前、燃料タンクの外部を拭き、傷がないかチェックしてください。 ・ 給油後、スロットルレバー、ストップスイッチの作動をチェックしてくだ さい。 25 保守のスケジュール 運転時間 作業前 給油後 使用後 10 時間 50 時間 200 時間 2年間 項目 エンジン オイル 点検・補給 各締め付け部 点検 清掃・点検 燃料タンク ○ ○ 交換 15 ○ ※1 27 ○ ○ 30 25 ○※ 3 33 燃料を抜く スロットル 機能確認 レバー ストップ 機能確認 スイッチ ストレーナ・ ノズル・噴板 点検 の目詰まり 低速回転数 点検・調整 エアクリーナ 清掃 スパークプラグ 点検 冷却風通路 清掃・点検 点検 燃料パイプ 交換 休業 記載頁 休止時 ○ 25 ○ 25 ○ 32 ○ 31 28 29 25 30 ○ ○ ○ ○ ○※ 2 燃料タンク 交換 キャップ 燃料フィルタ 清掃・交換 吸・排気弁 調整 の隙間 エンジンの オーバーホール 30 ○ ○ 18 29 ○※ 2 - ○※ 2 - ○※ 3 33 キャブレタ 燃料を抜く ※ 1 - - - 初期交換は 20 時間運転後に行ってください。 ※ 2 - - - 200 時間点検事項は販売店もしくは当社営業所にご用命ください。 ※ 3 - - - 燃料タンクを空にした後、エンジンを運転し続けてキャブレタ内の 燃料を抜いてください。 26 エンジンオイルの交換 エンジンオイルが汚れていると、摺動部や回転部の寿命を著しく縮めます。交 換時期、オイル容量を守りましょう。 警告 :エンジン停止直後はエンジン本体の温度や油温が高くなってい ます。十分に冷えてからオイル交換を行ってください。やけど をする恐れがあります。 《交換時期》- - - - - - - 初期 20 時間運転、その後 50 時間運転毎 《推奨オイル》 - - - - - API 分類 SF 級以上の SAE10W - 30 オイル(自動車用 4 ストロークエンジンオイル)をご使用ください。 《オイル容量》 - - - - - 80mL 交換に際しては、次の手順で行ってください。 1)ドレンスクリュ(排出用スクリュ)を はずします。この時ドレンスクリュに 付いているガスケットをなくさない でください。はずした部品はゴミが付 かないような場所に置いてください。 ドレンスクリュ 2)ド レ ン ス ク リ ュ を は ず し、オ イ ル キャップをはずすとオイルがオイル ドレン孔(排出孔)より排出されます。 3)オイルがすべて抜けたら、ガスケット とドレンスクリュを組み立てます。ド レンスクリュはゆるんでオイルが漏 れないようしっかりと締め付けてく ださい。 ※付着したオイルはウエス等できれ いに拭き取ってください。 4)エンジンを水平状態にして上限位置 まで新しいオイルを徐々に補給して ください。 5)補給後、オイルキャップがゆるまない ように確実に締め付けてください。締 め付けがゆるいとオイルが漏れるこ とがあります。 27 オイル ドレン孔 上限位置 オイル ガス ケット オイルに関するポイント ・ 交換後のエンジンオイルはゴミの中や地面、排水溝等に捨てないでくだ さい。オイルの処理方法は、法令で義務付けられています。法令に従い 適正に処理してください。不明な点はオイルをお買い上げになったお店 にご相談の上処理してください。 ・ オイルは使用しなくても自然に劣化します。定期的に点検、交換を行っ てください。(6ヶ月に 1 回は新しいオイルと交換) エアクリーナの清掃 危険 注意 :火気厳禁 《清掃・点検時期》- - 毎日(10 時間運転毎) ・ エアクリーナカバーの組み立てボル エアクリーナカバー トをはずします。 エレメント ・ エアクリーナカバー下側を引っ張る 切り口をこの位置 ようにして、エアクリーナカバーをは (左上)にしてくだ ずします。 さい。 ・ チョークレバーを全閉側にし、キャブ レタに塵埃等が入るのを防ぎます。 プ レ | ト ・ エレメント部分を取りはずし、ぬるま 湯又は水で薄めた中性洗剤で洗い、完 全に乾かします。 組み立ては、図 4 のラインに合わせて ください。 ・ エアクリーナカバーとプレートのブ リーザ部付近に付いたオイルをウエ ス等で拭き取ります。 ・ 掃除が終わり次第、エアクリーナカ バーを組み立てて、ボルトで締め付け ます。 (エアクリーナカバーを組み立 てる場合は、上側の爪をはめ込んでか ら下側の爪をはめ込んでください) 28 ブリーザ部 ボルト ライン(斜線部) エレメント(点線) 図4 スパークプラグの点検 注意 :エンジン回転中には絶対にプラグキャップに触らないこと。 高圧感電の危険があります。 《清掃・点検時期》- - 10 時間運転毎 ・ スパークプラグの取りはずしや取り 側方電極 付けには付属のボックスレンチを 使ってください。 ・ スパークプラグの 2 電極間(右図参照) は、0.7 ~ 0.8mm です。 電極隙間 この間隔が広すぎたり狭すぎたりす 0.7mm ~ 0.8mm る場合には、正しく調整します。 ・ スパークプラグにカーボンが溜まっ ていたり、汚れている場合には完全に掃除するか交換します。 燃料フィルタの清掃 危険 注意 :火気厳禁 《清掃・点検時期》- - 50 時間運転毎 ・ 燃料フィルタが目詰まりすると始動 燃料パイプ 困難になったり、エンジンの回転数が 上がらない場合があります。 ・ 燃料フィルタは次の手順で定期的に ホース チェックしてください。 クランプ ① 燃料タンクキャップをはずし、燃料を 抜き、燃料タンクを空にしてくださ い。この時、燃料タンク内に異物が 残っていないかを確認し、残っている 燃料 場合はきれいに抜き取ってください。 フィルタ ② 燃料フィルタを針金等を使い、給油口 から引き出します。 ③ 燃料フィルタの表面が汚れている場 合はガソリンで汚れを落としてください。汚れたガソリンは各自治体指定 の方法で処理してください。 燃料フィルタの汚れが著しい時は交換してください。 ④ 燃料フィルタを燃料タンク内に戻し、燃料タンクキャップを確実に締め付 けてください。 交換についてはお買い上げの販売店又は当社営業所へお申し付けください。 29 燃料パイプの交換 危険 注意 :火気厳禁 《清掃・点検時期》- - 10 時間運転毎 《交換》- - - - - - - - - - 200 時間運転毎 ご使用の頻度に関らず、異常が認められ た場合、燃料パイプは交換してください。 (交換目安:約 1 年)燃料漏れにより引火 する危険があります。 なお、点検時漏れ等があるものは即交換 してください。 交換については、販売店又は当社営業所 にご用命ください。 燃料パイプ 各締め付け部の点検 ・ ゆるんだボルト、ナット等は増し締めします。 ・ 燃料やオイル漏れがないか点検します。 ・ 破損部品は新品と交換し、安全を心がけてご使用ください。 各部の清掃 ・ エンジンは、いつもきれいにするよう心がけてください。 ・ シリンダのフィン等にゴミが詰まると、エンジン焼付きの原因にもなりま すので、十分注意してください。 30 キャブレタの調整 注 ● キャブレタは工場出荷時に調整済みです。アイドリング以外は調整しな いでください。もし調整が必要になりましたら、お買い上げの販売店へ ご相談ください。 1)アイドリングの調整 ・ アイドリングは 3400 ± 200min-1 に セットします。 調整が必要な時は、ドライバーを用い て、アイドリング調整スクリューを回 し調整することが可能です。アイドリ ング調整スクリューを右に回すと回 転が上昇し、左に回すと降下します。 アジャスト スクリュー 気化器 低速 高速 31 薬剤タンク内ストレーナの清掃 薬剤タンクの中にあるストレーナはド レーンから薬剤を出した後、引き抜いて 清水で清掃してください。 (使用後毎日) ストレーナ 攪拌噴板の清掃 攪拌噴板は運転中、ポンプからの噴流に より、常時薬剤タンク内をかきまわし、沈 殿を防ぎます。もし攪拌が行われない時 は薬剤タンクドレーンから薬剤を抜いた 上、袋ナットをはずし、攪拌噴板を清掃 してください。 袋ナット 攪拌噴板 ノズルの清掃 ・ 使用後、噴霧管からノズルを取りはず し、ノズルを清掃してください。 噴霧管 ノズル 32 格納方法 (1)薬剤タンクを清水で清掃し、水を抜い てください。ポンプ内の水は、ポンプ ドレーンプラグを1/4~1/2周ゆるめ、 抜いてください。特に冬季格納時ポン プ内に水が残っていますと、凍結して ホース接手等が割れる心配がありま す。 (2)タンクストレーナをはずし、きれいに 清水で清掃してください。 (3)ノズル、噴霧コック等を清掃し、水を ポンプドレーン 切ってください。 プラグ (4)燃料タンクの燃料を全部抜いてくだ さい。 (燃料タンクを空にしてプライ マポンプを数回押すとキャブレタ内 の燃料も抜くことができます) (5)本機に付着した薬剤、汚れをきれいに拭き取ります。 (6)金属部はオイルを染み込ませたウエス等で拭いてください。 (7)可動部分に注油します。 (8)湿気の少ない場所に保管してください。 (9)スパークプラグをはずしてシリンダ内にエンジンオイルを 1 ~ 2 滴たらし ます。 リコイルスタータノブを数回引いてからピストンを最上点で止め、スパー クプラグを組み付けます。 33 便利な使い方 (1)噴霧管掛け 方向を間違えずに組み付けてください。 注)機能上、組み付けには力を必要としますが、噴霧管を曲げないようご 注意ください。 使い方(休憩、薬液補給、保管格納時等にご使用ください) ①薬剤タンク肩部の突起に掛ける場合 ②背負バンド上部吊り金具に掛ける場合 (2)薬剤タンク突起部 突起部は薬剤タンク蓋の仮置き場と もなりますので、蓋をちょっと掛けた い時等にご使用ください。 (3)タンクストレーナ タンクストレーナの切り欠き部に水 道ホースを挿入すると手を離すこと ができ、便利にご使用いただけます。 34 水道ホースを 入れる 故障かな?と思ったら 修理をお申し付けされる前に、まずご自身で点検を行い、その上でなお異常が ある時は、取扱説明書の記載内容以外はむやみに分解しないでください。お買 い上げの販売店又は、お近くの当社営業所に修理をお申し付けください。 不具合の状況 原因(状態) 対応 プライマポンプの操作忘れ。 7 ~ 10 回押してください。 スタータロープの引き速度が遅い。勢いよく引き出してください。 燃料切れ。 燃料を給油してください。 燃料フィルタの目詰まり。 清掃してください。 燃料チューブが折れている。 折れ目を直してください。 燃料が古くなると通常より始 動が困難になります。新しい 燃料が古い。 燃料と変えてください。 (約 1ヵ月が目安です) チョークレバーは「開」と し、スロットルレバーを「半 開」以上にして、エンジンが 始動するまでリコイルスター タを勢いよく引いてくださ エンジンが始動 い。それでも始動しない時 燃料の吸い込み過ぎ。 しない。 は、スパークプラグをはず し、電極を乾燥させ、元通り 組み立てて、同様の始動操作 を行ってください。 (参考 P.20) プラグキャップがはずれている。確実に取り付けてください。 スパークプラグの汚れ。 清掃してください。 スパークプラグ電極の隙間の 隙間を調整してください。 異常。 スパークプラグのその他の異常。交換してください。 キャブレタの異常。 点検整備をお申し付けください。 スタータロープが引けない。 点検整備をお申し付けください。 駆動系の異常。 点検整備をお申し付けください。 35 不具合の状況 原因(状態) 対応 暖機不足 暖機運転してください。 エンジンが暖まっているのに エンジンがすぐ チョークレバーを“閉”にし“開”にしてください。 ている。 止まる。 清掃してください。 エンジンの回転 燃料フィルタの目詰まり。 が上がらない。 エアクリーナの汚れ、目詰まり。清掃してください。 キャブレタの異常。 点検整備をお申し付けください。 駆動系の異常 点検整備をお申し付けください。 エンジンが 止まらない コネクタがはずれている。 確実に組み立ててください。 ↓ エンジンをアイ ドリングにし て、チョークレ バー“を閉”に 電気系の異常。 する 点検整備をお申し付けください。 36 最後に 本機を安全にご使用いただくために、十分にご注意いただきたい事項を繰り返 しますと、 (1)作業前には必ず作業点検を行ってください。 (2)農薬の取り扱いは十分注意を払って行ってください。体に付着した時はよ く洗い流してください。 (3)燃料の補給はエンジンを停止させ十分冷えてから行ってください。 (4)作業が終わりましたら薬剤タンクを空にしてきれいに清掃してください。 (5)体調が不十分な場合や著しく疲労している場合は噴霧作業に従事しないで ください。 (6)少しでもめまいや頭痛を感じた場合は直ちに作業を中断し医師の診断を受 けてください。 その他 1)ノズルの選択 ・ 下表を参考にノズルを選択してください。 使い方 適応ノズル 除草剤散布 一般除草剤噴口、ラウンドアップノズル 消毒一般 環状 4 頭口、縦広角 2 頭口、その他一般ノズル 消毒一般 環状 4 頭口、ジェット噴口、スズラン (高圧、延長ホース・高所) 37 2)主な病害虫について ・ 薬剤の取り扱いについては、必ず農薬メーカーの 指導に従ってください。 ・ 農薬は、よく溶かしてから、ご使用ください。 名称 虫 症状 対策(薬品名) 新芽・新梢や葉裏に 繁殖力が旺盛なため長時間効果 群棲する 1.5 ~ 3mm の続くオルトラン水和剤が最適。 くらいの小さな虫が アクテリック乳剤、スミチオン アブラムシ類 汁を吸っている。枯 乳剤等は発生の都度こまめに噴 れることはないが生 霧。 育が悪くなる。 体調 0.5mm くらい で、主に葉裏に寄生 クモの仲間の害虫であり、一般 して汁を吸っており、 的に卵・幼虫・成虫まで一度に 葉裏から見ると白く ハダニ類 退治する。ケルセン乳剤やア カスリ状になる。生 カール乳剤等を噴霧。 育は悪くなり、落葉 枯死することもある。 種類は多く、枝や葉 5 ~ 7 月の幼虫期にオルトラン 等に固着し表面がロ 水和剤、アクテリック乳剤等を ウ質分で覆われてい 月 2 ~ 3 回樹全体にていねいに カイガラ虫類 る。樹汁を吸って加 噴霧。冬期に越冬成虫をマシン 害しているため生育 油乳剤や石灰硫黄合剤を噴霧し が悪くなり、スス病 て殺虫する。 の原因にもなる。 チョウやガの幼虫で 花や茎、葉等を食害 小さい若令幼虫期に防除するこ し著しい場合は丸坊 とが大切。オルトラン水和剤、 ケムシ類 アオムシ類 主になり、草花類は アクテリック乳剤、スミチオン 枯れ、庭木類は衰弱 乳剤等を噴霧。 する。 葉を巻く前の若令幼虫期ではア 葉を巻いたり、数枚 クテリック乳剤やスミチオン乳 つづり合わせてその 剤などを噴霧。その後は浸透性 ハマキムシ類 中に棲息し、葉を食 のオルトラン水和剤が効果的で 害する。 ある。 若令幼虫は葉裏等に いるが、成虫は昼間 隠れて夜間食害する 若令期にオルトラン水和剤やア ヨトウムシ ため発見は難しい。 クテリック乳剤を噴霧。 著しい時は、丸坊主 になる。 38 名称 症状 対策(薬品名) うどん粉をまぶした 発生を認めたらベンレート水和 うどんこ病 ような花弁、葉、花 剤、モレスタン水和剤、サブ 梗や葉が白くなる。 ロール乳剤等を噴霧。 葉の緑から褐色に変 斑点性病害 色してきたり、葉に カビ性のものが多く、マンネブ 〔黒星病、炭 褐色・白・黒等の斑 ダイセン水和剤等を数回噴霧。 ソ病等多数 点を生じる病気で、 細菌性にはマイシン S 等を噴霧。 の病気〕 カビ性と細菌性のも のとがある。 花弁や果実にしみ状 の斑点ができ、次第 ロブラール水和剤が特効的。ベ 灰色かび病 に広がって最後に灰 ンレート水和剤やダコニールで (ポトリチス病) 色のカビが生えてく も効果がある。 病気 る。 葉や幹、枝等が、ス スをかぶったように すす病自体はベンレート水和剤 黒ずんでくる。生育 を噴霧すればきれいになるが、 すす病 が悪くなるとともに カイガラムシ等が原因になる害 美観が著しく損なわ 虫を退治しないとすぐ再発する。 れる。 葉の裏面にやや隆起 したかさぶたのよう マンネブダイセン水和剤、ベン な病班をつくるのが レート水和剤、サブロール乳剤 さび病 特長である。病班は を発生初期に数回連続して噴霧。 赤・黄・白・黒など 様々な色をしている。 39 40 41 42 882835A9 NNP 44