Download 3885KB

Transcript
全 自動錠剤散薬分包機 一式仕様書
平成27年 1月
国立療養 所 宮古南静 園
全 自動錠 剤 散 薬 分 包機 導 入仕様 書
調達 機 器及 びそ の 構 成
処方入 力/解 析 システムにつ いて
1-1
処方入 力/解 析/監 査 システムは、以下 の 要件 を満たす こと。
内服 /外 用・ 注 射 処方 箋情 報 を上位 シス テ ム か ら受 診 す るオ ン ライ ン受 診画
面 と ロー カル 入 力画 面 を有 し、処 方 作 成 す る 機 能 を標 準 機 能 と して有 す る
こと。
1-1-1
調剤内規 に基づいた様 々な要求 に対応 しデ ー タ処理 を行 い、調剤機器 ヘ
デー タ転送する機能を有する こと。
調剤 内規設定 は 『調剤方 式設定 』と 『処方チ ェ ックパ ター ン』の組み合わ
せで行 い、おおむね 50通 りの方式設定が可能である こと。
検索機能 として患者履歴検索 。指定使用薬品検索機能 を有す ること。
l-1-2
1-1-3
1-1-4
1-2
1-1-5
指定 した 期間内 で集 計機能 と して処方 箋 、注射 箋枚数 。件数・ 剤数 を剤形
毎 に集計検索 、テキス トデ ー タ形式で出力できる機能 を有す ること。
1-1-6
拡張機能 と してデ ー タベー ス導入 にお いて 現 システム との整合性 の取れ た
運用ができる こと。
拡張機能としてデー タベー スを利用 した場合 の薬学的処方チ ック機能 を標準装備 し
て いること。
処方チ ェ ック はメイ ンサ ーバ に登録 され た各種情報 をもとに処方箋オ ー ダ
1-2-1
デ ー タ の みだ けでな く、注射 箋オー ダデ ー タも含 め以下 の項 目で行 える こ
と。
相互作用
重複薬品、成分、薬効
日数
)
用量
“ 長期投薬
配合変化
また、薬剤科で登録 された以下 の患者状態 を利用 してチ エ ックが行 える こ
と。
1-2-2
年齢、患者状態 (小 児 、妊婦 、高齢者等 )
他院服用薬・ 併用薬 (採 用薬/非 採用薬/OTC薬 品)
持込薬 (採 用薬/非 採用薬/OTC薬 品)
に)
常備薬 (採 用薬/非 採用薬/OTC薬 品)
アレルギー (食 品/そ の他
αU
71
00
l-2-3
l-2-4
l-2-5
1-2-6
)
(副 作 用 /併 発 疾患
疾患名 (現 病歴/既 往 歴/医 事病名)
症状
)
食事
化学療法 の プ ロ トコー ル に基づ いた抗癌剤 専用 のチ ェ ック機能 を有す る こ
と。 処方 オー ダ、注射 オー ダと合わせてチ ェ ックが行 える こと。
処方チ ェ ック による ワーニ ング情報 は、画面 とプ リン トア ウ トによ り確認
が行 える こと。
チ ェ ック項 目は全て パ ラメー タ化 され、必 要な項 目にチ ェ ック を入れ るだ
けで処方チ ェ ックが行 えること。
チ ェ ック は 自動 、 手動 の切 り換 えがで き、 Do処 方 の場合 は監査な しの設
定ができる こと。
1/5ペ ージ
全 自動錠剤散薬分包機導入仕様書
ェ
処方チ ック を行 い、 問題 の な い処方 は内規 に合致 した情報 処理 を し、各
調剤機器 へ 送信できる こと。
1-2-7
常備薬 (採 用薬/非 採用薬/OTC薬 品)
ア レル ギ ー
(食 品/そ の他
症状 (副 作用/併 発疾患
に 疾患名
)
l-3
1-4
)
(現 病歴/既往歴/医 事病名)
薬剤情報提供文書 が発行できること。
l-3-1
情報提供文書 の 出力指示 を し、薬袋印字 システムに送信できる こと。
1-3-2
薬剤情報 は科別 に文言 を区別 して出力できること。
1-3-3
薬剤情報 は用法・ 用量等 も含 んでいること。
1-3-4
薬剤情報 は削除・ 変更 の情報だ けで もできる こと。
l-3-5
薬剤情報 は再発行ができる こと。
1-3-6
薬剤情報文書 には検査薬説明内容 も一緒 に出力できること。
l-3-7
薬剤情報用紙 はA4サ イズである こと。
1-3-8
お薬手帳用の情報が出力できる こと。
ハ ー ドウ ェア構 成 につ いて
1-4-1
台数 はPC2台 、 モニ タ ー 2台 とす る こと。
1-4-2
PCは CPUが イ ンテルCore i3 240 2.00GHz本 目当以上、主記憶装置 の容量 は 2
GB以 上を備えて いること。
1-4-3
PCは 250GB以 上の物理容量 を持 つ磁気デ ィスク装置 を内蔵す る こと。
1-4-4
1-4-5
1-4-6
l-4-7
2
)
17イ ンチ以上、解像度 1280× 1024以 上の液 晶カ ラー デ ィスプ レイ、 日本語
キー入力付 きキ ー ボー ドおよび マ ウスを有 していること。
オペ レー テ ィ ングシステムに関 しては 日本語対応Windows7相 当以上 の性能
を有す ること。
PCは 1000Base― T以 上もしくは100Base― T以 上のインター フェース を 1個 有
し、通信プ ロ トコルはTCP/1Pで あること。
ラベル プ リンタの印字方式 は、感熱方 式であること。
既存 の 薬袋印字 プ リンター および現在使用 して いる薬袋 を利用 し、以下 の要件 を満た し
薬袋・ ラベ ル を発行す る こと。
2-1
2-1-1
2-1-2
薬袋・ 処方箋な どの発行 は既存 のXerox製 薬袋発行機
(型
式 :DocuPrint
C3200A)を 利用す る こと
ラベルプリンタの印字方式は、感熱方式であること。 台数は 1台。
2-1-3
処方箋、薬袋・ ラベ ル等 の表記 は本体 処方箋情報で、 自動的 に印刷 され、
表記内容 は最適で整合性が取 られて いること。 (氏 名 、 ID番 号 、生年 月
日、診療科 、用法、投与 日数、投薬開始 日、投薬番号、同姓 同名有 り印
字 、併診有 り等 )
2-1-4
薬品毎 に設定す る ことで 薬袋 とラベ ルの選択ができ、必 要な時 はその枚数
分発行す る機能 を有す ること。 また注射処方 の施用単位 の ラベ ル発行機能
も有す ること。
2-1-5
印字 に はWindowsフ ォ ン トを使用 で き る こ と。
2-1-6
2-1-7
2-1-8
粉砕等 の指示、 シロ ップ剤の混合 、外用剤 の練合等 の指示 が出力できる こ
と。
薬袋 へ は薬剤名、簡単な薬効が印字でき ること。
錠剤 を分包 した時、薬袋は服用 開始 が早 い方 か ら順番 (例 :朝 、昼、夕 )
に印刷 され ること。
2/5ペ ージ
全 自動錠剤散薬分包機導入仕様書
2-1-9
2-1-10
2-1-ll
2-1-12
2-1-13
処方箋な どに錠剤等の識別 コー ドが印字できる こと。
印字 は仮名 、漢字、片仮名、英数文字 、バ ー コー ド等 での印字が できるこ
と。
薬袋 の種類 、サイズ等は本体 処方情報 で 自動的 に判断 され ること。
薬袋印字装置か らは処方箋、薬袋、薬剤情報が印刷 され、患 者毎 にセ ッ ト
され ること。
処方内容 や 区分、患者状態 によって、機器 または排紙先の指定切替 が 自動
で行 えること。
2-1-14
薬袋 の別包処 理ができる こと。
2-1-15
麻薬処方 の仮処方箋 が出力できること。
2-1-16
至急 の 割 り込 み が で き る こと。
2-1-17
本装置 はA5∼ A4サ イズ に対応できる こと。
処方箋 薬袋 情報提供 が本装置よ り出力が可能な こと。
薬袋印字装置 にセ ッ トできる薬袋 は単票で、原則 HS規 定 のサ イズであるこ
2-1-19
と。
全 自動錠剤散薬分包 システムは、以下 の 要件 を満たす こと。
2-1-18
3
3-1
3-1-3
処方入力/解 析システムよ り直接受信 し、連動する機能を有 して いるこ
と。なおデー タ変換によるデー タ受け渡 しを必要とする接続に関 しては、
不安要素を多分 に含 むとい う判断か ら本院としてはこのような接続を認め
な いこととする。
処方入 力解析装置よ り発行 した バー コー ドを読み込 む ことで 分包す る患者
を限定 し、薬包紙 に患 者名 、用法名、薬品名等 を印字で きる こと。
処方 区分 、病棟毎に 自動で印字内容 を変更できること。
3-1-4
台数 は制御用 ノー トPCl台 、全 自動錠剤散薬分包機 1台 とする こと。
3-1-1
3-1-2
3-1-5
3-1-6
3-1-7
3-1-8
3-1-9
3-1-10
3-1-11
3-1-12
3-1-13
3-1-14
3-1-15
全 自動錠剤散薬分包機 の 分包速度 は、 45包 /分 以 上で あ り、 高速 =45
包 /分 、 中速 =40包 /分 、低速 35包 /分 相 当の切 り替 えが可能で ある
こと。
全 自動錠剤散薬分包機 の 散薬分包機部 は分包 数が 1∼ 90包 の包 装数設定
可能な分割機であ る こと。
全 自動錠剤散薬分包機 の分包紙 は薬品 に対 しての品質保持 に優れて いるこ
と。又シールずれのな いニツ折 り分包紙 を採用 し交換 も容易である こと。
全 自動 錠剤 散 薬分包 機 の 印字 は全行 印字熱 転 写方 式 で あ る こと。
全 自動錠剤散薬分包機 の集塵効率 は、0.5ミ ク ロン・ 95%以 上であること。
全 自動錠剤散薬分包機 の錠剤分包機部 は 42マ ス以 上の錠 剤 コ ンベ アが あ
り、筐体 内 に収納できること。
42マ ス錠剤 コ ンベ アユニ ッ トの予備撒 きカセ ッ トは標準添付 品であ り、
本体 か ら取 り外 して他の場所 にて あ らか じめ錠 剤 を撒 いて 準備 してお くこ
とができること。
タ ッチ パ ネル式 の ノー ト型 パ ソコ ンである こと。
オペ レー テ ィ ングシステムは、 日本語対応Windows 7相 当以 上の性能機能
を有 して いること。
1000Base― T以 上のイ ンター フェースを 1個 有 し、通信プロ トコルはTCP/1P
であること。
CPUは 、イ ンテル Core i3-4010Uプ ロセ ッサー (動 作周波数 1.70 GHz)相
当以上の性能機能 を有 していること。
3-1-16
主記憶装置 の容量 は、 4GB以 上であること。
3-1-17
物理的容量 は、
128GB以
上の磁 気デ ィスクを内蔵す ること。
3/5ペ ージ
全 自動錠 剤散 薬 分 包機 導 入仕様 書
3-1-18
3-1-19
3-1-20
3-1-21
3-1-22
3-1-23
3-1-24
3-1-25
3-1-26
3-1-27
3-1-28
3-1-29
3-1-30
3-1-31
3-1-32
3-1-33
3-1-34
モニ タ ー は、対 角 11.6イ ンチ 以 上・ 解 像 度 1920× 1080ド ッ ト
以 上 のTFTカ ラー IPS液 晶 Full HD(静 電 容 量 式 マ ル チ タ ッチ パ ネル)で あ る
こと。
全 自動錠剤散薬分包機 の錠剤分包機部 は薬 剤 の収納 カセ ッ ト数 が 60種 以
上であること。
全 自動錠剤散薬分包機 の錠剤分包機部 は 薬剤 の補充 の 度合 いに合 わせ 、配
置 を自由に変更できる こと。
全 自動錠剤散薬分包機 の錠剤分包機部 の 薬品収納 カセ ッ トは抗菌性、防湿
性等 に優れて いる こと。 また、電気 関係機械関係 と別機構 と し、洗浄 が容
易 にできること。
全 自動錠剤散薬分包機 の錠剤分包機部 のカセ ッ トの配置換 えが容 易 に行 え
るよ うに、薬剤収納カセ ッ ト種 は2種 (大 。小)以 下 で ある こと。
全 自動錠剤散薬分包機 は至急 の割 り込み及び機器 の指定 もできること。
全 自動錠剤散薬分包機 の非実装薬剤 の 1包 化が容 易 に 出来 、非実装薬剤 の
リス トが制御 タッチ パ ネル に表示できる こと。
全 自動錠剤散薬分包機 は コ ンタ ミを防 ぐ観 点か ら、 「錠剤分包処方優先す
る」な どの設定機能 を有 し運用 に あった分包順番設定機能が行 える こと。
全 自動錠剤散薬分包機 は分包 した薬剤内容 の確認が容易 に行 える こと。
全 自動錠剤散薬分包機 は分包紙 へ の印字 は鮮 明で ある こと。 [氏 名 、 ID番
号 、用法 (特 殊な場合 も含 む)等 ]
全 自動錠剤散薬分包機 は分包紙 へ の 印字 レイア ウ トの変更 も機器制御 制御
画面よ り容 易 に変更確認 が行 えること。
全 自動錠剤散薬分包機 は情報提供 の観 点 か ら、薬品名な どを印字可能な こ
と。
全 自動錠剤散薬分包機 の操作 は容易 に 出来て、保守 。点検 が 容 易 にできる
こと。
既存 の散薬監査 システム (W:30011ull D:200111111 H:400111111)を 分包機筐体内に
設置する ことができること。
散 薬 ビ ンを設 置 で き る棚 が付 属 して い る こと。
散薬 ビンを扱 う調剤 0監 査の際の薬塵 の 飛散 を防止 して くれ る集塵 フー ド
を標 準装備 して いること。
全 自動錠剤散 薬分包 機本体 のサ イズ はW:H00mm× D:650mm× H:2000111111以 下
で、本 院薬局で指定す る場所 に設置できる こと。
′ヨ
(性 能、機能以外 に関す る要件 )
4-1
搬入 及 び:据 え付 け及 び調 整等
4-1-1
調達 物 品 の 搬 入 及 び据 え付 け、稼 動 の た め の 調 整 を行 な う こ と。
4-1-2
装置 の納入場所 につ いては、当院 と協議す ること。
搬入 0据 え付 け調整 にあた り建物 の改修等 を行な う必 要が生 じた 場合 は、
納入業者 の 負担 で行 な う こと。なお、納入場所 の 面積・ 設備等 の 詳細 は当
院 に問 い合わせ る こと。
装置 の設置 にあた り別途電源 配線・ 配管等 を必要 とす る場合 は、納入業
者 の 負担 で行な う こと。なお 、現在準備 して い る電源等 につ いて は、 当院
に問 い合わ せ ること。
4-1-3
0
4-1-4
4-1-5
4-2
調達物品 の構成内容 について は、当院 に問 い合わ せ る こと。
障害支援体制
4-2-1
4-2-2
4-2-3
メンテナ ンスサ ー ビスの拠点が県 内 にあること。
障害時 は、早急 な復 旧を可能 にす るサ ー ビス体制 を有す る ことを証明す る
こと。
定期点検 を実施 し機 器 の安定稼動 をサポ ー トす ること。
―ン
4/5ぺ ‐
全 自動錠剤散薬分包機導入仕様書
本調達 品 の保証期間 は、安定稼動時 か ら 1年 間 とす ること。
調 達 物 品 は、納 入 後 にお いて も稼 動 に必 要 な 消 耗 品及 び故 障 時 に対 す る 交
換 部 品 の 安定 した 供給 が確 保 され て い る こと。
取扱説明書 は、 日本語版で 1部 以 上提供す る こと。
1週 間程度 の講習 を含 む取扱説明 を行な うこと。
調達物 品 には、基本的機能 を損なわな いよ う必要な物品を備えること。
現在使用 して いる錠剤分包機 1台 、散薬分包機 2台 は指定す る場所 に移せ る
こと。
調達物 品 の うち薬事法 の製造承認 の対象 とな る医療用具 につ いて は、厚 生
労働大 臣の承認 を受 けて いること。
5/5ペ ージ