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入浴用車椅子 BWC-100 取 扱 説 明 書 ご使用になる前に ························ 3 安全上のご注意 ································3 各部の名称 ····································8 組み合わせ ····································9 始業点検について ······························10 操作方法 ······························ 12 キャスター ·····································12 手すり ········································13 安全ベルト ····································14 ヘッドレスト ····································15 フットレスト ····································16 チルト ········································17 入浴者を移乗させる ····························18 入浴用車椅子上で洗髪・洗身を行う ···············20 日常のお手入れ ························ 21 マットの着脱 ···································21 清掃 ·········································22 このようなときは ························ 24 機器について ··························· 26 保守・点検について ·····························26 保証とアフターサービス ··························26 仕様 ·········································28 ●このたびは、お買い上げいただき、 まことにありがとうございます。 正しく安全にお使いいただくため、 ご使用前にこの「取扱説明書」を よくお読みください。 ●「取扱説明書」は ・1部を現場用として、常に参照できる 状態を保ってください。 ・1部を保存用として、大切に保管して ください。 01-180① 1 に 01-138⑤ 01-215①P3 用 途 本製品は、当社車椅子式入浴装置専用の車椅子です。組み合わせて使用するこ とで、搬送から入浴作業を安全に効率よく行うことができます。 特 長 ● チルト機構 チルト 機構を 機構 を 採用 チルト機構の採用により、前ずれを防いで安定した姿勢で入浴できます。 ● スムーズな スムーズ な アプローチを アプローチ を 実現する 実現 する上下一体式 する 上下一体式 車椅子は分離しない上下一体式を採用しており、入出浴時のショックが少なくスムー ズなアプローチを実現しています。 ● 安心・ 安心 ・ 安全の 安全 の 対面入浴式 介助者が入浴者を常に確認しながら、安全に浴槽内に進入する対面方式を採用し ています。 本書に記載されている会社名および製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。 2 01-215① ご使用になる前に 安全上のご注意 本製品を安全に正しくご使用していただくために、各注意事項をよくお読みのうえ、 必ずお守りください。 表示について 危険や損害の程度を以下に区分し、表示しています。 危険 取り扱いを誤ると、 「 死亡または 死亡 または重傷 または 重傷を 重傷 を 負 うことに至 うことに 至 る 」 ことを示しています。 警告 取り扱いを誤ると、 「 死亡または 死亡 または重傷 または 重傷を 重傷 を 負 う 可能性が 可能性 が 想定される 想定 される」 される 」 ことを示しています。 注意 取り扱いを誤ると、 「 傷害または 傷害 または物的損害 または 物的損害の 物的損害 の 発生が 発生 が 想定される 想定 される」 される 」 ことを示しています。 絵表示の意味 禁止 行為を禁止することを示した表示です。 強制 必ず実行していただくことを示した表示です。 01-215① 3 ご使用になる前に/安全上のご注意 車椅子上での 車椅子上 での作業 での 作業 警告 移乗のときは 移乗のときは、 のときは、車椅子後輪の 車椅子後輪の浮きに気をつける 座面に浅く座ると、車椅子後輪が浮き、入浴者が落下する恐れがあります。 入浴者を 入浴者をフットレストの フットレストの上に立たせない 車椅子後輪が浮き上がり、転倒の恐れがあります。 注意 入浴用車椅子上 入浴用車椅子 上 での洗髪 での 洗髪・ 洗髪 ・ 洗身作業時 洗身作業 時 の 入浴者の 入浴者 の 転倒や 転倒 や 落下に 落下 に 気 をつける ・狭い入浴用車椅子上での洗髪・洗身作業は入浴者の転倒や落下の恐れがあります。 ・体位変換作業は、介助者の方向へ抱き寄せるようにして、入浴者の落下を介助者が体で防止し ながら十分注意して作業を行ってください。 ・頭部に無理な力をかけたり、足を持ち上げたりすると転倒や落下する恐れがあります。 車椅子と 車椅子 と の 接触に 接触 に 気 をつける 入浴者の搬送用の車椅子からの移乗のときや、立たせた後に車椅子を移動させるときに、 .. 接触で思わぬけがをする恐れがあります。 。 車椅子の 車椅子の移動 警告 車椅子を 車椅子を移動するときは 移動するときは、 するときは、浴室の 浴室の排水溝蓋の 排水溝蓋の隙間等に 隙間等に気をつける キャスターが隙間等に挟まると、車椅子が傾いたり、転倒したりする恐れがあります。 注意 車椅子を 車椅子 を 移動するときは 移動 するときは、 するときは 、 周囲に 周囲 に 注意する 注意 する .. 周 囲 の 他 の 入 浴 者 や 障 害 物 に ぶ つ か り 、 けがを す る 恐 れ が あ り ま す 。 車椅子との 車椅子 との接触 との 接触に 接触 に 気 をつける 入浴者の移乗のときや、車椅子から立たせた後に車椅子を移動させるときに、車椅子との接 .. 触で思わぬけがをする恐れがあります。 4 01-215① ご使用になる前に/安全上のご注意 マット 注意 マットの マット の 損傷に 損傷 に 注意する 注意 する 破れや、マット止めピンの破損がある場合は新しいものと交換してください。損傷により思わぬ .. けが をする恐れがあります。 入 浴作業前に 浴作業前 に 全 てのマット ての マット止 マット 止 め ピンが ピン が 確実に 確実 に 取 り 付 けられていることを けられていること を確認する 確認する .. 完全に取り付けられていないと、マット止めピンがマットから浮き出し、入浴者がけが をす る恐れがあります。また、入浴中にマットが外れる恐れがあります。 マットを固定できない場合は新しいものと交換してください。 マットは マットは、高温による 高温による変形 による変形に 変形に注意する 注意する 高温(60℃以上)の湯で洗い流すと変形する恐れがあります。 マットは マット は 日陰干しにて 日陰干 しにて乾燥 しにて 乾燥する 乾燥 する 直射日光で乾燥させると劣化が早まります。 安全ベルト 安全ベルト 警告 安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 外 したときには したとき には、 には 、 入浴者のそばから 入浴者 のそばから絶対 のそばから 絶対に 絶対 に 離 れない 移乗などのためにやむを得ず外した場合、落下する恐れがありますので、とっさの対応が出来る ように入浴者のそばから離れないでください。体位変換後や移乗後は直ぐに安全ベルトを再装着 してください。 安全ベルト 安全ベルトの ベルトの長さは入浴者 さは入浴者に 入浴者に合わせ、 わせ、適切な 適切な長さに調節 さに調節する 調節する ベルトがゆる過ぎるなど固定が適切でないと、身体がずれて落下する、ベルトの端面やバッ .. クルで擦れてけが をする等の恐れがあります。 注意 皮膚の 皮膚 の 弱 い 入浴者の 入浴者 の 場合、 場合 、 接触部分に 接触部分 に タオル等 タオル 等 を 使 う 皮膚が薄くなり、弱くなっている入浴者の場合には、安全ベルトやマット等への軽微な擦れ .. で皮膚が傷つく恐れがあります。入浴中や入浴後はさらに皮膚が柔らかくなって、けが をし やすくなりますので接触部分にタオル等を巻いてください。 安全ベルト 安全 ベルト・ ベルト ・ バックルの バックル の 損傷に 損傷 に 注意する 注意 する 安全ベルトの固定力が低下すると、入浴者が落下する恐れがあります。 またほころびた部分や破損した部分で皮膚が傷つく場合があります。ほころび始めたり、 破損しかかったりしたときは新しい安全ベルト・バックルと交換してください。 01-215① 5 ご使用になる前に/安全上のご注意 各部の 各部の操作 警告 停止しているときは 停止 しているときは、 しているときは 、 必 ず キャスターを キャスター を ロックする ロック する キャスターがロックされていないと、移乗・洗身・清拭時などに車椅子が動いて入浴者が落 下する恐れがあります。 傾斜のきつい 傾斜 のきつい浴室床面 のきつい 浴室床面や 浴室床面 や 排水溝蓋上 排水溝蓋 上 に 停止しない 停止 しない キャスターが滑って車椅子が転倒し、入浴者が落下する恐れがあります。 車椅子に 車椅子 に 乗 せたら、 せたら 、 必 ず 手 すりを握 すりを 握 らせ、 らせ 、 ひじを手 ひじを 手 すりの内側 すりの 内側に 内側 に 入 れ 、 安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 使用する 使用 する .. ・握っていないと上肢が車椅子の外側に出てけがをする恐れがあります。握れない入浴者の場合には 上肢を保持するベルトなどを用いるなどして、上肢が車椅子の外側に出ないようにしてください。 ・ベルトをしなかったり、ベルトをゆるめ過ぎるなど固定が適切でないと、 .. 身体がずれて落下したり、ベルトの端面やバックルで擦れてけが をする恐れがあります。 チルト操作 チルト操作はゆっくりと 操作はゆっくりと行 はゆっくりと行い、必ずロックを ロックを確認する 確認する ・勢いよくチルトを倒したり、起こしたりすると入浴者にショックを あたえる恐れがあります。 ・チルトの操作中に手を離さないようにしてください。 ・勢いよくチルトを起こすと、前傾し転倒する恐れがあります。 注意 手 すりに無理 すりに 無理な 無理 な 力 をかけない ロックを解除しないで無理に手すりを跳ね上げようとしたり、手すりを持ち上げて車椅子 を移動させようとしたりすると、破損する恐れがあります 手 すりを操作 すりを 操作する 操作 する際 する 際 は 、 周 りに障害物等 りに 障害物等がないことを 障害物等 がないことを確認 がないことを 確認する 確認 する .. 破損やけが をする恐れがあります 6 01-215① ご使用になる前に/安全上のご注意 各部の 各部の操作 注意 ヘッドレストの ヘッドレストの 高 さ調節はゆっくりと 調節 はゆっくりと行 はゆっくりと行 い、 必 ずロックを ロックを確認する 確認 する ロックされていないとヘッドレストの高さが急に変わり、 入浴者にショックをあたえる恐れがあります。 ヘッドレストを ヘッドレストを下 げるときは、 げるときは、必 ずヘッドレストを ヘッドレストを持 って 支 える ヘッドレストを持たずに調節ノブを緩めると、 .. 急に下がって思わぬけが をする恐れがあります。 浴槽に 浴槽に進入するとき 進入するときは するときは、必ずチルト状態 チルト状態にする 状態にする チルトしないで車椅子を浴槽に進入させると、車椅子のフレームが浴槽に当たり 浴槽が破損します。 タワシや タワシ や ブラシは ブラシ は 使 わない 研磨材がついた 研磨材 がついたスポンジ がついた スポンジや スポンジ や 、 ネットに ネット に 包 まれたスポンジ まれた スポンジは スポンジ は 使 わない 入浴剤・ 入浴剤・保湿剤 注意 ミネラルオイル( ミネラルオイル(流動パラフィン 流動パラフィン) パラフィン)が含まれた製品 まれた製品を 製品を使用しない 使用しない ヘッドレストに付着すると、シワが発生します。 その他 その他 注意 塩素系の 塩素系 の 消毒剤、 消毒剤 、 洗浄剤等を 洗浄剤等 を 直接かけない 直接 かけない 脱色 、 変色 、 破損 の 原因 にな る 恐れ が あり ま す。 使用後は 使用後 は 、 換気を 換気を 行 い 室内の 室内の 湿度を 湿度 を 下 げる 湿気 に よる 錆 やか び など の発 生 を抑 え ます 。 01-215① 7 ご使用になる前に 各部の名称 背当マット 背当 マット →P.21 安全ベルト 安全 ベルト →P.14 手 すり →P.13 座面マット 座面 マット →P.21 レッグレストマット フットレスト →P.21 →P.16 ヘッドレスト →P.15 ヘッドレスト 高 さ 調節ノブ 調節 ノブ →P.15 チルト操作 チルト操作レバー 操作レバー →P.17 キャスターストッパー キャスターストッパー →P.12 8 01-215① ご使用になる前に 組み合わせ 本製品は、当社車椅子式入浴装置専用の車椅子です。 必ず専用の浴槽と組み合わせてご使用ください。 周辺装置 ・カトレア ・・・・CTA-200 操作方法については、浴槽の取扱説明書をご覧ください。 01-215① 9 ご使用になる前に 始業点検について ご使用前に始業点検項目 始業点検項目にもとづき、始業点検を実施してください。 始業点検項目 ① マットの破れはありませんか? ⑨ 手すりに緩みやガタつき等 の異常はありませんか? ⑦ 車椅子は通常状態、チルト状態 を保持できますか? ② 安全ベルトにほつれ等の破損はありませんか? ③ 安全ベルトのバックルに破損はありません か? ⑩ フットレストに緩みやガタつき等の 異常はありませんか? ⑧ ヘッドレストに緩みやガタつきはありませんか? また高さ調節がスムーズに行えますか? ④ キャスターに緩みやガタつき等の 異常はありませんか? ⑤ 直進・回転時にキャスターが スムーズに動きますか? ⑥ キャスターストッパーを踏み込んだ状態で キャスターはしっかりロックされますか? 10 01-215① 点検の際は、本ページをコピーしてご使用ください 始業点検チェックリスト: 入浴用車椅子(BWC-100) 項目 点検内容 点検方法 点検日 チェック ① マットの破れ 目視 □ OK・□ NG ② 安全ベルトの破損 ほつれや切れかかっている ところがないか確認。 □ OK・□ NG ③ バックルの破損 割れ等がないことを確認。 □ OK・□ NG ④ キ ャ ス タ ー の 緩 み 、 ガ タ つ 目視 き、抜け出し、車輪の磨耗 及び触って確認。 ⑤ キャスターの動き 直進、回転がスムーズに動くこと を動かして確認。 □ OK・□ NG ⑥ キャスターのロック ロックした状態でタイヤが回転、 旋回しないことを動かして確認。 □ OK・□ NG ⑦ チ ル ト 操 作 レ バ ー が し っ か りロ 通常状態,チルト状態でのロ ックされている状態で、大きなガ ック タつきが無いことを確認。 □ OK・□ NG ⑧ ヘッドレストの緩み、 ガタつき、高さ調節 目視 及び触って確認。 □ OK・□ NG ⑨ 手すりの緩み・ガタつき 大きなガタつきが無いこと を確認。 □ OK・□ NG ⑩ フットレストの緩み・ガタつ 大きなガタつきが無いこと き を確認。 □ OK・□ NG 年 月 日 備考 □ OK・□ NG これ以外でも部品が破損しているなど、日頃お使いになられていたときとは違う異常を感じまし たら、本製品を使用せずに、最寄りの営業所にご連絡ください。尚、故障中は故障した機器を誤 って使用しないように、周囲の方が分かるように表示(故障中の貼り紙等)をお貼りください。 01-215① 11 操作方法 キャスター 4輪全てにキャスターストッパーがついています。 移乗作業、洗髪・洗身作業、浴槽連結時、清拭作業時など入浴用車椅子上で作業をするときは、 車椅子が動かないようにロックしてください。 ロック キャスターストッパーを右図のように踏み込みます。 ストッパー ロック解除 キャスターストッパーを右図のように踏み込みます。 ストッパー 警告 警告 ・停止しているときは 停止 しているときは、 しているときは 、 必 ず キャスターを キャスター を ロックする ロック する キャスターがロックされていないと、移乗・洗身・清拭時などに、車椅子が動いて入浴者 が落下する恐れがあります。 ・ 傾斜のきつい 傾斜 のきつい浴室床面 のきつい 浴室床面や 浴室床面 や 排水溝蓋上 排水溝蓋 上 に 停止させない 停止 させない キャスターが滑って車椅子が転倒し、入浴者が落下する恐れがあります。 12 01-215① 操作方法 手すり 移乗などの際に、手すりが邪魔になるときには、手すりを跳ね上げることができます。 手すりを上げる 手すりの根元を押し込むとロックが解除されます。 グリップ 押し込んだまま車椅子上方に回転させます。 ② ① 手すりを下ろす 手すりを前方に回転させます。 根元から手を離して水平まで回転させるとロックされます。 注意 ・ 手 すりを下 すりを 下 ろす際 ろす 際 は 、 入浴者の 入浴者 の 手 や 腕 に 注意 入浴者の手や腕が椅子の外に出た状態で手すりを下 ろすと、手や腕を挟みこみ、入浴者が怪我をする恐 れがあります。 01-215① 13 操作方法 安全ベルト 入浴者の姿勢安定のために安全ベルトを備えています。 車椅子へ入浴者を移乗させたら安全ベルトのバックルをはめ、入浴者に合わせて長さを調節 します。 バックル 警告 警告 ・車椅子に 車椅子 に 乗 せたら必 せたら 必 ず 手 すりを握 すりを 握 らせ、 らせ 、ひじを手 ひじを 手 すりの内側 すりの 内側に 内側 に 入 れ 、安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 使用する 使用 する .. 握っていないと上肢が車椅子の外側に出てけがをする恐れがあります。握れない入浴者の場合に は、上肢を保持するベルトなどを用いるなどして、上肢が車椅子の外側に出ないように してください。 ベルトをしなかったり、ベルトをゆるめ過ぎるなど固定が適切でないと、身体がずれて .. 落下したり、ベルトの端面やバックルで擦れてけがをする恐れがあります。 ・ 安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 外 したときには、 したときには 、 入浴者のそばから 入浴者 のそばから絶対 のそばから 絶対に 絶対 に 離 れない 移乗などのためにやむを得ず安全ベルトを外した場合、落下する恐れがありますので、 とっさの対応が出来るように入浴者のそばから離れないでください。 体位変換後や移乗後は直ぐに安全ベルトを再装着してください。 注意 ・ 皮膚の 皮膚 の 弱 い 入浴者の 入浴者 の 場合、 場合 、 接触部分に 接触部分 に タオル等 タオル 等 を 使 う 皮膚が薄くなり、弱くなっている入浴者の場合には、安全ベルトやマット等への軽微な 擦れで皮膚が傷つく恐れがあります。入浴中や入浴後はさらに皮膚が柔らかくなって、 .. けが をしやすくなりますので接触部分にタオル等を巻いてください。 ・ 安全ベルト 安全 ベルト・ ベルト ・ バックルの バックル の 損傷に 損傷 に 注意する 注意 する 安全ベルトの固定力が低下すると、入浴者が落下する恐れがあります。 また、ほころびた部分や破損した部分で皮膚が傷つく場合があります。ほころび始めたり、 破損しかかったりしたときは新しい安全ベルト・バックルと交換してください。 14 01-215① 操作方法 ヘッドレスト 位置調節 固定用ノブ 1.背背もたれ裏側 もたれ 裏側の 裏側 の 、 固定用ノブ 固定用 ノブを ノブ を ゆるめます ゆる めます。 めます 。 2.入浴者 入浴者の 入浴者 の 頭 の 位置に 位置 に 合 わせて、 わせて 、ヘッドレス ト の 位置を 位置 を 調節します 調節 します。 します 。 3.位置 位置を 位置 を 決 めたら固定用 めたら 固定用ノブ 固定用 ノブを ノブ を し め 、ヘッドレ ストを スト を 固定します 固定 します。 します 。 脱着 外れるまで回す 1.ノブ ノブが ノブ が 外 れるまで回 れるまで 回 します。 します 。 固定用ノブ 2.ヘッドレスト ヘッドレストを ヘッドレスト を 取 り 外 します。 します 。 3.洗浄後 洗浄後は 洗浄後 は 、 ヘッドレストを ヘッドレスト を 差 し 込 み 、 固 定用ノブ 定用 ノブを ノブ を し め て 固定します 固定 します。 します 。 01-215① 15 操作方法 フットレスト 移乗時の足周りスペースを確保するために跳ね上げ・回転操作ができます。 回転する フットレストの根元を上に持ち上げて、 外側に 90°回転させます。 ① ② 跳ね上げる フットレストの先端を持ち、フットレストの 根元を中心にして上方向に 90°回転させて、 フットレストを跳ね上げます。 16 01-215① 操作方法 チルト 車椅子をチルト状態にすることができます。 倒す チルト操作レバーを引き上げるとロックが解除されます。 ロックが解除されたら、ゆっくり後方に倒します。 レバーから手を放し、チルト位置まで倒れると自動で ロック状態になります。 起こす チルト操作レバーを引き上げるとロックが解除されます。 ロックが解除されたら、車椅子上部を起こします。 レバーから手を放し、通常の位置まで起きると自動で ロック状態になります。 警告 チルト操作 チルト操作はゆっくりと 操作はゆっくりと行 はゆっくりと行い、必ずロックを ロックを確認する 確認する ・勢いよくチルトを倒したり、起こしたりすると入浴者にショックをあたえる 恐れがあります。 ・チルトの操作中に手を離さないようにしてください。 ・チルトを起こす際は、前傾し転倒する恐れがあります。 01-215① 17 操作方法 入浴者を移乗させる .. 車椅子に移乗させる際には、落下やけが に十分注意して操作を行ってください。 1.キャスターストッパー キャスター ストッパーを ストッパー を ロックし ロック し ます。 ます 。 平らで安全な床面に停止させキャスターストッパーをロックし ます。 チルトしている場合は起こした状態にしてください。 2.手すりを跳 すりを 跳 ね 上 げ 、 フットレストを フットレスト を 外側に 外側 に 開 きます。 きます 。 移乗する側の手すりをはね上げ、フットレストを外側に開きます。 側方から移乗する場合は、移乗する側の手すりを跳ね上げ、反対側の手すりは水平状態の ままにして入浴者の転倒・落下に注意しながら移乗作業を行います。 3.移乗させ 移乗 させます させ ます。 ます 。 前方からゆっくりと入浴者の臀部を座面に乗せます。 入浴者の転倒・落下に注意しながら移乗作業を行います。 注意 ・入浴者 入浴者の 移乗の際は、座面奥に 座面奥に座らせる 入浴者の移乗の ・座面前側に座らせるとチルト時の操作力が大きくなり、 操作が困難になります。 ・入浴者の 入浴者の背中を 背中を車椅子の 車椅子の背もたれに当 もたれに当てるようにする ・前かがみ状態だと、チルト時の操作力が大きくなり、操作が 困難になります。 18 01-215① 操作方法/入浴者を移乗させる 4.手すりを下 すりを下 ろし、 ろし、 フットレストを フットレスト を 元 に 戻 します。 します。 移乗後は、安全のため必ず安全ベルトを着用して、手すりを下ろして握らせます。 フットレストを元に戻して足を乗せます。 安全ベルトを着用する 移乗側のみ跳ね上げ、 手すりを握らせる 移乗後は元に戻す フットレストを 戻して足を乗せる 警告 ・車椅子 車椅子に せたら、必 ず 手 すりを握 すりを握 らせ、 らせ、ひじを手 ひじを手 すりの内側 すりの内側に 安全ベルト 車椅子 に 乗 せたら、 内側 に 入 れ 、安全ベルト を 使用する 使用 する .. ・握っていないと上肢が車椅子の外側に出てけがをする恐れがあります。握れない入浴者の場合には 上肢を保持するベルトなどを用いるなどして、上肢が車椅子の外側に出ないようにしてください。 ・ベルトをしなかったり、ベルトをゆるめ過ぎるなど固定が適切でないと、 .. 身体がずれて落下したり、ベルトの端面やバックルで擦れてけがをする恐れがあります。 ・安全ベルト 安全ベルトの ベルトの長さは入浴者 さは入浴者に 入浴者に合わせ、 わせ、適切な 適切な長さに調節 さに調節する 調節する ベルトがゆる過ぎるなど固定が適切でないと、身体がずれて落下したり、 .. ベルトの端面やバックルで擦れてけがをする恐れがあります。 ・ 安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 外 したときには、 したときには 、 入浴者のそばから 入浴者 のそばから絶対 のそばから 絶対に 絶対 に 離 れない 移乗などのためにやむを得ず安全ベルトを外した場合、落下する恐れがありますので、 とっさの対応が出来るように入浴者のそばから離れないでください。 体位変換後や移乗後は直ぐに安全ベルトを再装着してください。 01-215① 19 操作方法 入浴用車椅子上で洗髪・洗身を行う .. 車椅子上で洗髪・洗身をする際は、落下やけが に十分注意して操作を行ってください。 1.キャスターの キャスター の ロックを ロック を 掛 け ます。 ます 。 平らで安全な床面に停止させキャスターのロックを掛けます。 2.チルトを チルト を 起 こします。 こします 。 チルトを倒している場合は起こしてください。 3.安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 着用させます 着用 させます。 させます 。 安全ベルトは、少し余裕をもった長さに調節して、必ず着用してください。 警告 入浴車椅子上での 入浴車椅子上 での洗髪 での 洗髪・ 洗髪 ・ 洗身作業中 洗身 作業中は 作業中 は 転倒や 転倒 や 落下に 落下 に 注意する 注意 する ・狭い入浴用車椅子上での洗髪・洗身作業は入浴者の転倒や落下の恐れがあります。 ・体位変換作業は、介助者の方向へ抱き寄せるようにして、入浴者の落下を介助者が体 で防止しながら十分注意して作業を行ってください。 ・頭部に無理な力をかけたり、足を持ち上げたりすると転倒や落下する恐れがあります。 20 01-215① 日常のお手入れ マットの着脱 外す マットの端を軽く持ち上げ、付属のスナップボタン外しをマットの下に差し込むと マット止めピンが外れます。 スナップボタン外し マット止めピン 着ける マット止めピン マットを背当・座面部分に乗せて、マット止め穴と マット止めピンが合っていることを確認し、 マットの表面からマット止めピンを押して、 しっかり差し込みます。 マット止め穴 注意 ・ マットの マット の 損傷に 損傷 に 注意する 注意 する 破れや、マット止めピンの破損がある場合は新しいものと交換してください。 .. 損傷により思わぬけが をする恐れがあります。 ・ 入 浴作業前に 浴作業前 に 全 てのマット ての マット止 マット 止 め ピンが ピン が 確実に 確実 に 取 り 付 けられていることを けられていること を確認する 確認する 完全に取り付けられていないと、マット止めピンがマットから浮き出し、 .. 入浴者がけが をする恐れがあります。また、入浴中にマットが外れる恐れがあります。 マットを固定できない場合は新しいものと交換してください。 01-215① 21 日常のお手入れ 清掃 フレーム 1.やわらかい布 やわらかい 布 または、 または 、 やわらかいスポンジ やわらかい スポンジに スポンジ に 浴室用中性洗剤を 浴室用中性洗剤 を 含 ませ、 ませ 、 フレーム等 フレーム 等 の 汚 れを落 れを 落 とします とし ます。 ます 。 推奨品: 推奨品 : 酒井医療㈱「 酒井医療 ㈱「浴槽 ㈱「 浴槽クリーナ 浴槽 クリーナ A 」 お願い ・中性洗剤をかけたまま放置しないでください。 ・強くこすらないでください。キズの原因になります。 注意 ・ タワシや タワシ や ブラシは ブラシ は 使 わない ・ 研磨材がついた 研磨材 がついたスポンジ がついた スポンジや スポンジ や 、 ネットに ネット に 包 まれたスポンジ まれた スポンジは スポンジ は 使 わない 2.フレームについている フレーム についている泡 についている 泡 を シャワーで シャワー で 十分洗い 十分洗 い 流 します。 します 。 お願い ・泡が残っているとカビが発生しやすくなります。 ・お湯で洗い流した場合、最後は水で洗い流してください。 3.乾いた布 いた 布 で 水滴を 水滴 を 軽 く 拭 き 取 ります。 ります 。 お願い ・水滴を残すと水垢などが残り、くすみの原因となります。 注意 使用後は 使用後 は 、 換気を 換気 を 行 い 浴室内の 浴室内 の 温度・ 温度 ・ 湿度を 湿度 を 下 げる 湿気 に よる 錆 やか び など の発 生 を抑 え ます 。 22 01-215① 日常のお手入れ/清掃 マット・安全ベルト 1.マット、 マット 、 安全ベルト 安全 ベルトを ベルト を 取 り 外 し ます。 ます 。 やわらかい布 やわらかい 布 または、 または 、 やわらかいスポンジ やわらかい スポンジに スポンジ に 浴室用中性洗剤を 浴室用中性洗剤 を 含 ませ、 ませ 、 汚 れを落 れを 落 とします とし ます。 ます 。 推奨品: 推奨品 : 酒井医療㈱「 酒井医療 ㈱「浴槽 ㈱「 浴槽クリーナ 浴槽 クリーナ A 」 お願い ・中性洗剤をかけたまま放置しないでください。 ・強くこすらないでください。キズの原因になります。 2.マット、 マット 、 ベルトについている ベルト についている泡 についている 泡 を シャワーで シャワー で 十分洗い 十分洗 い 流 します。 します 。 お願い ・泡が残っているとカビが発生しやすくなります。 ・お湯で洗い流した場合、最後は水で洗い流してください。 注意 マットは マットは、高温による 高温による変形 による変形に 変形に注意する 注意する 高温(60℃以上)の湯で洗い流すと変形する恐れがあります。 3.乾いた布 いた 布 で 水滴を 水滴 を 軽 く 拭 き 、 マットは マット は 、 表面に 表面 に 水 が 残 らないように立 らないように 立 てかけて、 てかけて 、 日陰干しに 日陰干 しにて しに て乾燥させます 乾燥させます。 させます。 注意 ・ マットは マット は 日陰干しにて 日陰干 しにて乾燥 しにて 乾燥する 乾燥 する 直射日光で乾燥させると劣化が早まります。 ・ 使用後は 使用後 は 、 換気を 換気 を 行 い 浴室内の 浴室内 の 温度・ 温度 ・ 湿度を 湿度 を 下 げる 湿気 に よる か びな ど の発 生を 抑 えま す 。 01-215① 23 このようなときは まずは次の内容を確認いただき、なお異常があるときは最寄りの営業所までご連絡ください。 このようなときは ここを確認してください ●キャスター キャスターストッパーが ストッパーが踏み込まれた状態 まれた状態に 状態に なっていませんか なっていませんか? いませんか? キャスターが キャスター が 動 かない P.12 キャスター →キャスターストッパーを上げて、 キャスターのロックを解除してください。 ● 異物を 異物を挟み込んでいませんか? んでいませんか? キャスターが キャスター が ロックできない ロック できない →異物が無いかを確認し、解消できない場合は 最寄りの営業所にご連絡ください。 ●キャスターストッパー キャスターストッパーが ストッパーが確実に 確実に 踏み込まれていますか まれていますか? ていますか? P.12 車椅子が 車椅子 が 動 いてしまう →キャスターストッパーを最後まで踏み込んで、 キャスターをロックしてください。 手 すり ● 手 すりの根元 すりの 根元がしっかり 根元 がしっかり押 がしっかり 押 されていますか? されていますか ? → 手すりの根元を押し込んで、手すりを回転させ P.13 手 すりが上 すりが 上 がらない て上げてください。 ● チルト 操作 レバー がしっかり 引 き 上 げられて いますか? いますか ? 倒 せない P.17 →チルト操作レバーをしっかり引き上げてから チルト操作を行ってください。 ● 異物を 異物を挟み込んでいませんか? んでいませんか? ロックされない ロック されない →異物が無いかを確認し、解消できない場合は最 寄りの営業所にご連絡ください。 チルト ● チルト 操作 レバー がしっかり 引 き 上 げられて いますか? いますか ? 起 こせない →チルト操作レバーをしっかり引き上げてから 起す操作を行ってください。 また入浴者の体重でチルト操作レバーが上が りにくくなっている場合、一度チルトを倒す方 向にハンドルを倒しながらチルト操作レバー を引き上げてください。 ● 入浴者の 入浴者の臀部が 臀部が座面前側で 座面前側で前かがみになっていま せんか? せんか? →入浴者の位置を座面奥になるようにし、背中を 背もたれに付いた状態にしてください 24 01-215① P.17 このようなときは このようなときは ここを確認してください ● マット止 マット 止 め ピンが ピン が 穴 にしっかり差 にしっかり 差 し 込 まれて いますか? いますか ? マット P.21 マットが マット が 外 れてしまう →すべてのマット止めピンを完全に差し込んでく ださい。 ● マット止 マット 止 め ピンが ピン が 損傷していませんか 損傷 していませんか? していませんか ? →損傷している場合は、最寄りの営業所にご連 絡ください。 ・その他、ご不明な点につきましては最寄りの営業所にご相談ください。 ・ご使用中万一故障が発生したら、ただちに入浴者を安全な場所に退避させた後、 使用を中止して最寄りの営業所へご連絡ください。 01-215① 25 機器について 保守・点検について ・本製品を使用する際は、機器の管理者の方が P.10 の始業点検(日常点検)及び 定期点検(月 1 回程度)を必ず実施してください。 ・長期間使用しなかった製品を使用再開する場合は、機器が正常に動作するか 十分な点検を行ってください。 ・点検時 点検時に 点検時 に 異常が 異常 が 発見された 発見 された場合 された 場合は 場合 は 、 製品の 製品 の 使用を 使用 を 中止して 中止 して最寄 して 最寄りの 最寄 りの弊社営業所 りの 弊社営業所まで 弊社営業所 まで ご 連絡ください 連絡 ください。 ください 。 ・清掃等の簡単な保守は機器の管理者等によって実施するようお願いいたします。 ● 定期保守点検契約のお 定期保守点検契約 のお勧 のお 勧 め 製品を長期間正常な状態で安全に使用できるように保証期間後の「保守点検契約」の 締結をお勧めします。詳しくは別添の「保守点検契約のお勧め」をご覧になるか、 最寄りの弊社営業所へお問い合わせください。 保証とアフターサービス 保証書と保証期間 ・保証書(別添)は再発行致しませんので紛失されないよう大切に保管してください。 保証書がないと保証期間中でも有償修理とさせていただく場合があります。 ・保証期間は 1 年です。但し本体フレームは 5 年間です。 保証の規定につきましては保証書をご覧ください。 修理をご依頼いただく場合 ・修理をご依頼いただく場合は、下記のことをお知らせください。 機種名 : BWC-100 お買い上げ: 年 月 故障状況(できるだけ詳細に) 住所,氏名,電話番号 日 ・メーカーより指示のあるとき以外は、機器を分解したりしないでください。 耐用期間 10 年:保守点検などの当社推奨環境で使用された場合 26 01-215① 機器について 損耗品 (使用により、磨耗・劣化・変質等が生じ、本来の機能が発揮できなくなるもの) ・正常な使用において、交換の目安が約 約 2 年 のもの。 ベルト パッド ヘッドレスト マット止めピン 背当マット 座面マット レッグレストマット 踵受け ・正常な使用において、交換の目安が約 約 3 年 のもの。 キャスター グリップカバー 損耗品の 損耗品 の 交換時期 交換 時期が 時期 が 来 ましたら弊社営業所 ましたら 弊社営業所までご 弊社営業所 までご用命 までご 用命ください 用命 ください。 ください 。 点検して 点検 して必要 して 必要により 必要 により有償交換 により 有償交換いたします 有償交換 いたします。 いたします 。 保守用性能部品の保有期間 保守用性能部品の保有期間は、販売中止後 10 年です。ただし、性能部品が製造中止など により入手不可能になった場合は、保有期間が短くなる場合もあります。 01-215① 27 機器について 仕様 型 BWC-100 式 外形寸法 標準姿勢 1067×539×1130~1280mm (L×W×H) チルト時 1259~1297×539×1028~1165mm 質 約 49 ㎏ 量 100 ㎏以下 使用可能体重 材 機 フレーム ステンレス 手すり ステンレス(グリップカバー付) マット プラスチック(EVA) ヘッドレスト プラスチック(ポリエチレン) 踵受け プラスチック(ポリエチレン) キャスター プラスチック 質 能 φ100(4 輪ストッパー付) 手動チルト機構(水平より 58°) 跳ね上げ式手すり 高さ調整式ヘッドレスト(ノブ式) 回転式フットレスト(踵受け付) 安全ベルト(パッド付) 注.都合により予告なく仕様の変更を行う場合があります。 28 01-215①