Download 応用化学専攻 - 旭川工業高等専門学校

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英語講読
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11001
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
櫻井 靖子
JABEE関連
教育プログラム科目区分
106一般基礎科目外国語講読系
教育プログラムの学習・教育目標 B-2(10%) C-2(20%) C-3(70%)
JABEE基準
af
教 科 書
補 助 教
参
考
教養・必修
時間
Orientation
1
Unit 1
Lizards succumb to global
warming
到達目標
学習到達目標、学習方法について理解する。特に、論文形式の
パラグラフの読み取り方について、留意点がわかる。
ある特定の種のトカゲについての文章を読み、個体数減少の原
4
因を検証するプロセスを理解する。また、種の絶滅に対する理
解を深める。
教育
プログラム
B-2
C-2
C-3
B-2
C-2
C-3
様々な母数に対する割合を読み取ることができる。
Unit 3
Cutting calories may improve
memory
名
材
書
カロリー制限のある食事と記憶力との関係についての文章を読
み、動物と人間それぞれに対する実験結果の関連性を理解す
4
る。被験者のグループごとに条件がどのように異なるか比較で
B-2
C-2
C-3
きる。収集データの質、サンプルサイズについて理解を深め
る。
A.
教育目標
さまざまな分野における科学技術研究について書かれた英文を、トピック・センテンスやパラグラフ構成に注意して正確に読
み取ること、また科学技術英語に多く用いられる語彙・表現・文体に習熟することを目指す。
概要
科学雑誌 Nature のウェブサイト記事を原文のまま採用した教材を使用しながら、科学技術分野の英文に対し内容理解を深
める。教科書の練習問題に加え、「要約」、「パラフレーズ」などの活動を通して読解力の養成を図る。また、各ユニット
のトピックに関連した additional reading を通して各分野の技術に対する見識を広める。さらに、スピーキング、リスニ
ングおよびライティングによる英語での質疑応答といった、コミュニケーション活動の演習も取り入れる。
Unit 5
Brain implant allows mute man to
speak
全身麻痺の患者の脳に電極を埋め込み、発話を可能にした実
例についての文章を読み、認知神経科学分野における脳とコン
4
ピューターの調和(インターフェイス)の研究を理解する。研究に
B-2
C-2
C-3
用いた装置の実用化やさらなる発展についての可能性を探る。
B.
異なる分野のインターフェイスについて理解を深める。
Unit 6
Blood tests using sticky tape and
paper
ある化学研究グループが開発した、粘着テープでの血液検査や
尿検査の方法に関する文章を読み、単純な材質による検査方
4
法が、とりわけ発展途上国に対してどのような利点を生み出し
B-2
C-2
C-3
ているかしているかを理解する。毛細血管現象や、非営利団体
学習上の留意点
主に英語を使用して授業を進める。専門知識のスキーマが必要となる箇所については日本語での補足を行なうが、テキスト
文の逐語訳は行わない。予習を必須とし、単語・熟語などの意味を確実に調べ、理解できない点を明らかにしてから授業に臨
むこと。パラグラフ構成の理解が足りなければ本当に英文を理解することにはつながらない。「語・句・文レベル」ではなく「パラ
グラフレベル」で因果関係・仮定・結論・考察などの理解に努めること。
本科目開講期に TOEIC で 400 点以上を取得した場合には、10 点を上限に最終成績に加点する。すでに 400 点以上を取得
している学生は、当該期に 50 点以上の得点の伸びがあった場合に、10 点を上限に加点する。
について、英語で知識を深める。
C.
D.
学習到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
科学技術分野特有の語彙を多く身に
つけ、基本的な語彙については定義
を英語で理解することができる。
英文をとおして科学技術に関するさ
まざまな見識を広め、自分の意見を
英語でまとめることができる。
評価方法
科学技術に関する情報や論旨につ
いて、記述および口頭による説明を
ほぼ理解し、自らもある程度説明す
ることができる。
科学技術分野特有の語彙をおおむ
ね身につけ、基本的語彙の定義をあ
る程度英語で理解することができる。
英文をとおして科学技術に関するさ
まざまな見識を広め、自分の意見を
英語である程度まとめることができる
達成度評価(%)
試験
小テスト
課題
総合評価割合
65
15
基礎的能力
60
15
因の一部であることについての文章を読み、飛行機雲が地球温
4
口頭
発表
成果品
実技
情報を正確に読み取る。炭素税について、英語で知識を深め
る。
北太平洋の海水に含まれる水銀(メチル水銀)に関する文章を
読み、メチル化の過程についての疑問点や、食物連鎖の観点
から今後の対処法について理解する。事実としてわかっている
科学技術分野特有の語彙の定着が
足りず、基本的な語彙についての定
義を英語で理解することができない。
英文をとおして科学技術に関する見
識を広めることができず、自分の意見
を英語でまとめることができない。
合計
15
5
100
10
5
90
限られた遺伝子情報からその人の目の色を高い確率で決定で
Unit 12
Genetic test predicts eye colour
きる方法が開発されたことに関する文章を読み、この方法が医
4
学や法医学に応用できる利点や、逆に倫理的な危険性をはら
5
5
10
B-2
C-2
C-3
んでいることを理解する。演算(アルゴリズム)や法医学につい
て英語で知識を深める。
(学年末試験)
◆自学自習
・予習復習(語彙を覚えるなど)
・小テスト・定期試験の準備
F.
60
日常の授業のための語彙の予習・復習、内容理解のため
のリーディング、および課題、小テスト、定期試験の準備
に充てる学習時間を総合したものとする。
関連科目
英語会話 I、英語会話 II
専門的能力
分野横断的能力
B-2
C-2
C-3
けることができる。システム理論について英語で知識を深める。
科学技術に関する情報や論旨につい
て、記述および口頭による説明を理解
できず、自ら説明することができない。
ポート
フォリオ
暖化を助長する仕組みやその解決策を理解する。数字による
B-2
C-2
C-3
事柄と未だに解明されていない事柄の記述をそれぞれ読み分
その他
指標と評価割合
旅客機からの排気、いわゆる「飛行機雲」が、地球温暖化の要
4
1. 科学技術に関する情報や論旨について、記述および口頭による説明を理解し、またそれを行なう。
2. 科学技術分野特有の語彙を身につけ、基本的な語彙については定義を英語で理解する。
3. 英文をとおして科学技術に関するさまざまな見識を広め、自分の意見を英語でまとめることができる。
未到達レベルの目安
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
科学技術に関する情報や論旨につ
いて、記述および口頭による説明を
理解し、自らも説明ができる。
Unit8
How aircraft emissions contribute
to warming
1
Unit 11
Ocean mercury on the increase
学習到達目標
到達目標
(後期中間試験)
旭川高専 2015
B-2
C-2
C-3
自己点
検
英語会話Ⅰ
科目名
JABEE科目
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
平井 しのぶ(非常勤講師)
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
達成度評価(%)
科目コード
Z11002
教養・必修
評価方法
試験
指標と評価割合
(手帳)
book
report
読書記録
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
free
writing
合計
総合評価割合
50
20
20
10
100
基礎的能力
25
20
20
5
70
5
30
専門的能力
教育プログラム科目区分
107一般基礎科目外国語コミュニケーション系
教育プログラムの学習・教育目標 C-2(100%)
JABEE基準
f
JABEE関連
分野横断的能力
E.
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
授業計画
授業内容
多読用英語図書
快読 100 万語!ペーパーバックへの道,酒井邦秀著,ちくま学芸文庫
オリエンテーション
A.
教育目標
本科で獲得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方を理
解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。英語でのコミュニケーション能力を向上させるために英語を日本語に訳さ
ず英語のまま理解する力をつける。そのために,英語圏の子ども達用に作られたやさしいレベルの多読用英語図書から段階
を経て大量に読むこととする。半年後には自ら英語図書を選択し,多読を継続できる力をつけることを目指す。また,毎時間ト
ピックに応じた free writing を行い,表現力を養う。
B.
概要
この授業でいう「多読」とは,辞書をひきながら一語一句理解する「精読」ではなく,「辞書は引かない,わからないところはと
ばす,つまらなければやめる」という三原則にそって各自のペースで読書を進めていくものである。担当講師は学習者それぞ
れにふさわしいまたは読みやすい図書をみつけるためにカウンセリングを行う(授業中の巡回指導または手帳を用いて指導す
る。)free writing については,授業の最後にトピック,語数を提示し,辞書を使わずに書くトレーニングとする。
25
時間
到達目標
2
多読三原則,多読用英語図書,読書記録,book report, free
writing について説明する。
この授業の多読は,絵本からはじめ,徐々に長い本に移行す
るもの。毎分 120 語程度の速度で物語文や説明文などを読
み,その概要を把握できることが目標。以下同様。
多読用英語図書(ORT, ICR, PYR, PGR, OBW, CER など)を用
多読演習
多読演習
14
選ぶ。
CD を聴きながら読む LR と,音を聞きながら声を出すシャドウイ
ングを実践する。
free writing
多読演習
毎時間トピックに応じた free writing を行う。(自分や身近なこと
に関する情報や考えについて, 200 語程度の簡単な文章を書く
ことができることが目標。以下同様。
14
C.
D.
文を回収してから内容に答える形式である。その形式に慣れ
るため, 模擬試験を行う。
(後期末試験)
自学自習
60
自学自習時間は,多読用図書を読む,多聴用 CD を聴く,シャ
ドウイングを総合したものとする。
1. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情
報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
2. CD を聴きながら読む LR,音を聞きながら声を出すシャドウイングを実践できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
毎分 120 語程度の速度で物語文や
毎分 120 語程度の速度で物語文
毎分 120 語程度の速度で物語文や
(Ⅲ-B)
説明文などを読み,その概要を把握
や説明文などを読み,その概要を
説明文などを読んで,その概要を把
できる。
ほぼ把握できる。
握できない。
到達目標項目 2
自分や身近なこと及び自分の専門に
同左の文章をほぼ書くことができ
同左の文章を書くことができない。
(Ⅲ-B)
関する情報や考えについて,200 語
る。
ルーブリック評価
引き続き多読用英語図書による多読を行う。英語を日本語に
訳さず英語のまま理解する。
LR,シャドウイングを実践する。
学年末試験は初見の数千語の英文を毎分 120 語で読み,英
学年末試験の模擬試験
学習到達目標
到達目標
F.
関連科目
英語購読,英語会話Ⅱ
程度の簡単な文章を正確に書くこと
ができる。
到達目標項目 3
LR,シャドウイングが実践できる。
LR,シャドウイングがほぼ実践でき
C-2
free writing を実践する。
free writing
◆
学習到達目標
グラム
い,多読を行う。英語のまま内容を理解できるレベルのものを
聴き読み(LR=ListeningReading)
シャドウイング
LR,シャドウイング
学習上の留意点
多読三原則のうち一番難しいのは「途中でやめる」ということだが,自分にあわないものはやめて新たな図書を選ぶこととす
る。快適に読めるレベル,ジャンルをみつけるのが難しいこともある。遠慮せず相談すること。学期末試験については初見の問
題を用いるので,試験対策などはできない。しかし,普段の授業で自分にあったたくさんの図書を読んでいれば,難しくはない
ので,講義時間は「読書をする」ことを心に留めておくこと。
教育プロ
LR,シャドウイングが実践でない。
る。
旭川高専 2015
C-2
自己点検
英語会話Ⅱ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11003
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
野月 朱美(非常勤講師)
教養・必修
JABEE関連
教育プログラム科目区分
107一般基礎科目外国語コミュニケーション系
教育プログラムの学習・教育目標 C-2(100%)
JABEE基準
f
時間
到達目標
1. テキスト プリテスト
2
テキストのプリテスト問題で,今の自分の実力を知る。
2.テキスト Unit 1
2
リスニング:Where の質問,上司と部下の会話など(相手が明
教育プロ
グラム
瞭に毎分 120 語程度の速度で,自分や身近なこと及び自分
の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合,その内容を
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
聴いて理解できる)
BEFORE-AFTER PRACTICE FOR THE TOEIC TEST (センゲージラーニング)
TOEIC 対策 e-ラーニング教材
教育目標
本科で獲得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考え方を理
解する基礎的な英語運用能力を養う。より具体的には,受講生が TOEIC で 400 点以上を取得できることを目指す。
概要
リスニング,リーディングともに,テキストを使って実践練習を行い,点数アップのための実力の積み上げを行う。
C.
学習上の留意点
英語を使いこなせる力は,勉強するというよりは訓練することにより習得するものだという事実を認識し,苦手意識を捨てる。
練習すれば上達すると信じて日々練習を続け,TOEIC 対策 e-ラーニング使って,自立的に学習を継続する習慣を身につける。
特に苦手意識のある学生は,NHK ラジオ番組(基礎英語1・2・3)を毎日聞くようにすること。
e-learning による自学自習を成績評価(10%)に用いる。
D.
2
4.テキスト Unit 3
2
リスニング:How の質問,買い物客と店員の会話など(同上)
5.テキスト Unit 4
2
リーディング:分詞の形容詞的用法,yet の使い方など(同上)
6.テキスト Unit 5
2
リスニング:Why の質問,イベント開催のスピーチなど(同上)
7.テキスト Unit 6
2
リーディング:Most of の使い方,レポートのデータなど(同上)
8.テキスト Unit 7
2
リスニング:What/How + 現在進行形,留守番電話など(同
9.テキスト Unit 8
2
リーディング:受動態,会社の会報など(同上)
10.テキスト Unit 9
2
リスニング:When + going to,天気予報など(同上)
11.テキスト Unit 10
2
リーディング:前置詞,ツアー広告など(同上)
12.テキスト Unit 11
2
リスニング:Would you like ...? アポを入れるなど(同上)
13.テキスト Unit 12
2
リーディング:Either + is/are,募集広告など(同上)
14.テキスト Unit 13
2
リーディング:Who is/was that ...,アンケートの回収に関して
15.テキスト Unit 14
2
など(同上)
リーディング:仮定法,面接の要請など
(後期末試験)
◆
自学自習
60
自学自習時間は,基本項目・単語をドリル等で勉強し,さらに
e-learning による時間を総合したものとする。
学習到達目標
1. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情
報や考えを理解したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
F.
関連科目
英語購読,英語会話Ⅰ
2. TOEIC スコア 400 点以上を獲得できるリスニング力とリーディング力を獲得する。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
相手が毎分 120 語程度の速度で話
相手が毎分 120 語程度の速度で
相手が毎分 120 語程度の速度で話
(Ⅲ-B)
す,身近な事柄及び自分の専門に関
話す,身近な事柄及び自分の専
す,身近な事柄及び自分の専門に
する基本的な情報や考え方を理解す
門に関する基本的な情報や考え
関する基本的な情報や考え方を理
ることができる。
方をほぼ理解することができる。
解することができない。
到達目標項目 2
毎分 120 語程度の速度で物語文や
毎分 120 語程度の速度で物語文
毎分 120 語程度の速度で物語文や
(Ⅲ-B)
説明文などを読み,その概要を把握
や説明文などを読み,その概要を
説明文などを読むことでその概要を
できる。
ほぼ把握できる。
把握することができない。
TOEIC スコア 400 点以上を獲得でき
TOEIC スコア 400 点を獲得できる
TOEIC スコア 400 点を獲得できるリ
るリスニング力とリーディング力を獲
リスニング力とリーディング力を獲
スニング力とリーディング力を獲得
得している。
得している。
していない。
ルーブリック評価
到達目標項目 3
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
指標と評価割合
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
e-learning
合計
時間
総合評価割合
40
50
10
100
基礎的能力
20
30
10
60
20
20
専門的能力
分野横断的能力
C-2
上)
学習到達目標
到達目標
リーディング:現在完了,動名詞など(毎分 120 語程度の速度
で物語文や説明文などを読み,その概要を把握できる)
A.
B.
3.テキスト Unit 2
40
旭川高専 2015
C-2
自己点検
技術者倫理
科目名
JABEE科目
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
岡田 昌樹
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
教養・必修
教育プログラム科目区分
205基礎工学科目⑤社会技術系
教育プログラムの学習・教育目標 B-3(100%)
JABEE基準
bd
JABEE関連
達成度評価(%)
科目コード
Z11004
評価方法
名
材
書
技術者倫理の世界(藤本温,他 ,森北出版)
DVD
大学講義 技術者の倫理入門(高城重厚,丸善)
教育目標
技術者はその社会的使命および職責を自覚し,品位を保持し専門技術の向上に努めなければならない。特に,技術的良心
に基づいて行動し,業務に対して中立公正であり,秘密の保守,公正,自由な競争の維持に努めることが大事である。また,
社会の諸問題に対する適切な判断を行いうる資質を醸成し,地球的視点から多面的に諸問題に興味関心を持ち理解すること,
専門分野の立場から職業的倫理を持ち,自己の技術行為が及ぼす影響について理解できることを目標とする。
概要
技術業務が社会全体に与える影響を把握し,社会規範や組織倫理から定まる行動規範を自らの良心に基づき,遵守する
高い倫理観を持った技術者倫理を理解することを狙いとする。
学習到達目標
3. 行動規範を理解し,問題への対応力を身に付けて課題解決のプロセスを実践できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
技術者倫理が必要とされる背景や重
技術者倫理が必要とされる背景や
技術者倫理が必要とされる背景や
要性を正しく理解し,技術者の役割と
重要性を理解し,技術者の役割と
重要性を理解できず,技術者の役
責任を適切に説明できる。
責任を説明できる。
割と責任を説明できない。
説明責任,内部告発,リスクマネジメ
説明責任,内部告発,リスクマネ
説明責任,内部告発,リスクマネジ
ントなど,技術者の行動に関する基本
ジメントなど,技術者の行動に関す
メントなど,技術者の行動に関する
的事項を正しく理解し,適切に説明で
る基本的事項を理解し,説明でき
基本的事項を理解できず,説明で
きる。
る。
きない。
行動規範を正しく理解し,問題への対
行動規範を理解し,問題への対応
行動規範を理解できず,問題への
応力を身に付けて課題解決のプロセ
力を身に付けて課題解決のプロセ
対応力が身に付いておらず課題解
スを適切に実践できる。
スを実践できる。
決のプロセスを実践できない。
フォリオ
その他
合計
10
10
20
20
分野横断的能力
30
40
40
時間
到達目標
1.倫理の概念
2
2.功利主義と費用便益分析
4
3.徳倫理学と義務倫理学
4
4.コンプライアンス
4
5.ヒューマンエラー
4
6.製造物責任法
4
7.内部告発
4
8.総括
4
◆ 自学自習
・予習課題
・復習課題
・情報収集
・定期試験の準備
60
倫理の概念について説明できる。
※宿題:功利主義の事例を考えてくること。
功利主義と費用便益分析の概要と違いを説明できる。また,
リスク管理手法を理解し,説明できる。
※宿題:フォード・ピント事件を分析し,結果で善悪を判定する
利点と問題点をまとめてくること。
結果によらない倫理的判断として,徳倫理学と義務倫理学に
ついて説明できる。
※宿題:現在のコンプライアンスに関する考え方をまとめ,事
例を考えてくること。
内部統制とコンプライアンスの基礎知識を修得し,実践的な
事例を分析できる。
※宿題:フェールセーフ,インターロック,ヒューマンエラーの
事例を考えてくること。
ヒューマンエラーの原因と対策法を理解し,実践的な問題を
発見し,その解決案を提案できる。
※宿題:独占禁止法,不正競争防止法,景品表示法,製造物
責任法の事例を考えてくること。
製造物責任法を理解し,各種訴訟事例を分析することで,実
践的な対策案を考え,提案できる。
※宿題:チャレンジャー号事故を分析し,内部告発についての
各自の考えをまとめてくること。
内部告発の各事例を分析し,道徳的に正当な考え方を導き
出せる。
※宿題:各自の研究課題について情報収集と分析を行い,発
表できるようにまとめてくること。
社会に出てから起こりうる事柄等について,本講義で修得し
た技術者倫理の視点から分析し,その原因と対応の問題点
を明らかにし,対策案を考え,提案できる。
・予習課題として,毎回出題される宿題レポートの作成やケ
ース文の分析
・復習課題として,分析報告書の作成
その他,授業で習得した知識を応用した考察の時間を総合
したものとする。
F.
100
70
授業計画
学習到達目標
2. 説明責任,内部告発,リスクマネジメントなど,技術者の行動に関する基本的事項を理解し,説明できる。
ポート
実技
専門的能力
1. 技術者倫理が必要とされる背景や重要性を理解し,技術者の役割と責任を説明できる。
到達目標
成果品
発表
基礎的能力
C.
D.
口頭
60
B.
学習上の留意点
予習課題としてレポートを作成し提出してもらう。授業は,その予習課題に関するもので,レクチャーと事例紹介の後,指定
のテーマについてグループディスカッション,全体発表を行ってもらい,質疑応答の中から考え方のレベルアップを図る。
なお,ディスカッションにおいては,より時事的な問題対応などを参考に,実践的な回答を探求するために,常日頃から社会
の変化や企業の対応等について情報収集を行っておいてもらいたい。
レポート
総合評価割合
授業内容
A.
小テスト
指標と評価割合
E.
教 科 書
補 助 教
参
考
試験
教育
プログラム
B-3
自己点検
関連科目
環境マネジメント,環境科学,エネルギー工学特論,生命科学,生産システム工学,エンジニアリングデザイン,インターンシップ
旭川高専 2015
環境マネジメント
科目名
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
井口 傑
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
JABEE科目
達成度評価(%)
科目コード
Z11005
専門関連・必修
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
70
30
100
基礎的能力
40
20
60
30
10
40
専門的能力
教育プログラム科目区分
102一般基礎科目自然科学系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(50%) B-2(50%)
JABEE基準
ac
JABEE関連
分野横断的能力
E.
授業計画
時間
到達目標
教育プロ
グラム
グループディスカッション
2
世界および日本のエネルギー情勢
2
日本および世界のエネルギー情勢に関する
議論,発表
6
地球規模の環境問題
2
学習上の留意点
人間文明と地球自然との対立の緩和・解消は,21 世紀の人類的課題である。科学技術に携わる者には,科学と技術の果た
す社会的役割について考え,エネルギー問題および環境問題への関心を広げることが強く求められていることを常に意識する
こと。従って,日頃からニュース,新聞,専門分野に関連する書籍等から情報を収集し,自分の意見を構築することが重要であ
る。
授業において,少人数グループを構成し,協同学習を実施するため,主体的に議論に参加し,他者の意見を聞き,合意形
成を図ること。また,テーマに関する現状と目的を把握し,その乖離の中に課題を見つけ,課題の因果関係や優先度を理解し,
そこから主要な原因を見つけ出し,解決行動を提案できることが重要である。
地球規模の環境問題に関する議論,発表
6
A-1,B-2
新エネルギー,再生可能エネルギーの利用
2
新エネルギー,再生可能エネルギーの利用
に関する議論,発表
6
D.
エネルギー問題に関する外部専門家による
特別講演
2
環境問題に関する外部専門家による特別
講演
2
ブレーンストーミング形式,ワークショップ形
式の議論することができ,グループの合意形
成ができ,プレゼンテーションすることができ
る。
世界各国及び日本におけるエネルギー情勢
について説明できる。
グループディスカッションを通して,日本・世界
のエネルギー情勢の問題点を整理し,解決
策について議論できる。
地球規模の環境問題である温暖化問題に対
して CO2 排出が地球環境に与える影響につ
いて,説明できる。
グループディスカッションを通して,地球規模
の環境問題の問題点を設定し,解決策につ
いて議論できる。
新エネルギー,再生可能を用いた発電および
新しい電力利用技術の原理について,説明
できる。
グループディスカッションを通して,新エネル
ギー利用および再生可能エネルギーについ
て,問題点を設定し,解決策を議論できる。
エネルギー問題に関して,持続可能な開発の
視点から,工学的な知識から要点を整理し適
用できる。
環境問題に関して,工学的な知識から要点を
整理し適用できる。
自学自習時間として,日常の授業のための
予習復習,プレゼンテーションの考察・準備
や定期試験の準備のための勉強時間を総合
したものとする。
A-1,B-2
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
使用しません
プリント等
例えば,高橋:「エネルギーシステム工学概論」,電気学会,2007 年
授業内容
A.
教育目標
エネルギー問題および地球環境問題など持続的発展可能な技術の在り方と技術者に課せられている課題について,公衆
の健康・安全,経済,環境,倫理等の観点から問題点を認識する能力,およびこれらの問題点等から生じる制約条件下で解を
見出す能力を育成することを目標とする。
B.
概要
日本および世界各国のエネルギー問題および地球環境問題を理解し,工学分野からの実際の対応について学ぶ。エネル
ギー問題および地球環境問題の解決策として,電気エネルギー関連技術を切り口とし,省エネルギー・省資源,環境保全など
の他の工学知識と関連技術について学習し,工学と環境との調和について学習する。
C.
学習到達目標
学習到達目標
1. 集団において,合意形成のための基礎的技術を理解し,問題解決,アイディア創造等の活動ができる。
到達目標
2. 技術者を目指す者として,環境問題について配慮することができる。
3. 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて多くの人々が安心して暮らせる未来を実現するために配
慮することができる。
到達目標項目 1
(前期末試験)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
目的達成のために,考えられる提案
集団において,集団の意見を聞
集団において,集団の意見を聞き,
の中からベターなものを選び合意形
き,自分の意見も述べ,目的のた
自分の意見も述べ,目的のために
成の上で実現していくことができ,さ
めに合意形成ができる。
合意形成ができない。
技術者を目指す者として,環境問題
技術者を目指す者として,環境問
技術者を目指す者として,環境問題
について,関係する分野の知識を用
題について,自らの工学の分野の
について,自らの工学の分野の知
いて配慮できる。
知識を用いて配慮できる。
識を用いて配慮できない。
技術者を目指す者として持続可能な
技術者を目指す者として持続可
技術者を目指す者として持続可能
開発を通じて全ての人々が安心して
能な開発を通じて全ての人々が
な開発を通じて全ての人々が安心
暮らせる未来を実現するために関係
安心して暮らせる未来を実現する
して暮らせる未来を実現するために
する分野の知識を用いて 配慮でき
ために自らの工学の分野の知識
自らの工学の分野の知識を用いて
る。
を用いて配慮できる。
配慮できない。
ルーブリック評価
◆自学自習
・予習復習
・プレゼンテーションの準備
・定期試験の準備
60
らに,合意形成のための支援ができ
る。
到達目標項目 2
到達目標項目 3
F.
関連科目
環境科学(専攻科第 1 学年)
旭川高専 2015
自己点検
工学情報処理演習
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 演習 60 + 自学自習 30
井口 傑
JABEE関連
教育プログラム科目区分
103一般基礎科目情報技術系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(90%) D-2(10%)
JABEE基準
cd
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
B.
JABEE科目
名
材
書
E.
科目コード
Z11006
授業計画
授業内容
専門関連・必修
実習統計学入門(涌井 良幸、涌井 貞美 技術評論社)
Excel VBA による統計データ解析入門(著者 縄田和満、朝倉書店)
Excel による統計入門(著者 縄田和満、朝倉書店)
教育目標
 本授業は、基礎的な統計処理および情報処理技術の基礎知識の習得を目的とする。
 Excel の Visual Basic for Application(VBA)を用いたマクロの作成・実行方法を習得することを目的とする。
 研究計画策定のための特許情報収集と分類処理の効率化を行う。
概要
 Excel(スプレッドシート)は、一般企業においてもデータの分析・整理に広く用いられているソフトウェアである。
 本演習は、Excel を用いた大量データ整理、統計処理手法および、Excel のマクロおよび VBA を用いて、複雑な処理を簡単
に行うことができるアプリケーション作成方法を習得する。
 研究計画を立案する際の先行研究情報の収集と整理を効率的に行う方法論(パテントマップ作成)について習得する。
学習上の留意点
統計処理等について Excel の使い方だけでなく、統計値が表す意味を論理的に説明できる能力を身に付けることを期待す
る。
演習時に作成した課題は必ず期限内に計画的に作成し提出する。また、課題等の説明する発表用資料を作成し、効果的な
プレゼンテーションを行う努力を期待する。
時間
到達目標
1. ガイダンスと Excel 基本操作と表計算
4
2. グラフ作成と大量のデータ入力
4
3. データのフィルタリング(並び替えと抽
出)
4
4. 度数分布表による一次元のデータの整
理と分析
5. 代表値・散らばりの尺度の算定
4
6. 二次元のデータの整理と分析
8
 本演習について、説明を行う。
 Excel の基本的機能、セルを参照した計算式に
ついて使用することができる。
 データ種類および説明事項に応じたグラフが
作成できる。
 大量データの入力が効率的に処理できる。
 条件に従ったデータの並べ替えができる。
 任意の条件に基づく、データの抽出ができる。
 ピボットテーブル機能を利用できる。
 一次元のデータ整理・分析として、度数分布
表・ヒストグラムを用いることができる。
 データの代表値(算術平均、加重平均、中央
値、分位点)を計算し、分析することができる。
 データの散らばりの尺度(範囲、四分位偏差、
分散、標準偏差)を計算し、分析することがで
きる。
 二次元から構成されるデータから、散布図、分
割表を作成し、データの分析ができる。
 二次元から構成されるデータから、相関係数と
共分散を計算し、データの分析ができる。
 現実のデータに対して、これまでに行った統計
処理を利用することができる。
 解析結果のプレゼンテーションを行う。
 実験計画法の原理を理解し、利用できる。
 実験結果の検定・推定を Excel の機能を用いて
行うことができる。
 ワークシートからの入出力方法をマクロによっ
て実現できる。
 ユーザー定義関数を作成することができる。
 指定した範囲からの入力方法をマクロにて実
現できる。
 任意の位置からのセルの値の入力方法をマク
ロにより実現できる。
 繰り返し処理を行う VBA を作成することができ
る。
 配列を用いた VBA を作成することができる。
 IPDL の利用方法を理解し、情報収集できる。
 パテントマップ作成方法の基本を習得し、自ら
作成することができる。
 EXCEL の機能を用いて、キーワードによる分
類を行うことができる。
 自分の研究テーマに関する特許情報を収集
し、分類・整理した内容をプレゼンテーションす
る。
自学自習時間として、課題レポートの作成、日常
の演習の理解を深めるための演習課題の考察・
解法検討の時間、プレゼンテーションのための資
料収集、および発表内容のまとめと発表ツール
作成の時間を総合したものとする。
4
7. 実データの解析
8
8. 実験計画法
8
9. Excel マクロおよび VBA の基礎の習得
4
10. 配列の利用
11. IPDL(特許電子図書館)の利用と特許
情報の整理
4
8
C.
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。
到達目標
2. 情報を収集・分析し、適正に判断し、情報の加工・作成・整理、発信ができる。得られた情報を理解し、効果
的に創造的に活用できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
情報の意味と情報を適切に収集・処
情報の意味と情報を適切に収集・
情報の意味と情報を適切に収集・
理・発信するための基礎的な知識を
処理・発信するための基礎的な知
処理・発信するための基礎的な知
理解し十分に活用できる。
識を理解し活用できる。
識を理解し活用できない。
情報を収集・分析し、適正に判断し、
情報を収集・分析し、適正に判断
情報を収集・分析し、適正に判断
情報の加工・作成・整理、発信ができ
し、情報の加工・作成・整理、発信
し、情報の加工・作成・整理、発信
る。得られた情報を理解し、効果的
ができる。得られた情報を理解
ができる。得られた情報を理解し、
に創造的に活用できる。
し、活用できる。
活用できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
70
30
100
基礎的能力
40
20
60
F.
専門的能力
分野横断的能力
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・プレゼンテーションの準備
30
10
30
関連科目
40
旭川高専 2015
教育プロ
グラム
A-1
A-1、
D-2
A-1
自己点検
応用解析学Ⅰ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11007
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
降旗 康彦
JABEE関連
教育プログラム科目区分
101一般基礎科目数学系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門関連・必修
1.連立微分方程式
時間
4
6
4
2
クライツィグ 著『常微分方程式 (技術者のための高等数学) 』(培風館)
プリント等
2
2.変分法と古典力学
A. 教育目標
微分方程式は理工系の分野に様々な形で現れる。線形微分方程式について線形代数の応用という観点から体系的に学び,
非線形微分方程式については力学系という観点から解を調べる方法を学ぶ。また,変分法についても初等的な事柄を学ぶ。
4
6
2
B. 概要
連立線形微分方程式について解の振る舞いを線形代数の知識を用いて理解する。線形でない微分方程式を扱う視点とし
て,力学系の概念を導入し臨界点やその安定性を学ぶ。汎関数の極値問題によって定式化できる簡単な問題を扱い,変分法
の初歩を学ぶ。変分法の応用として,ハミルトンの原理により定式化される力学の問題を扱う。
C. 学習上の留意点
本科では簡単な微分方程式を解くことを学んだ。しかし,具体的問題に表れる微分方程式は閉じた形で解が表せない場合
がほとんどである。そのような場合に,微分方程式の解の性質をどのように調べるかということを知っておく必要がある。できる
だけ多くの具体例を扱うことで,様々な手法があることを知り,そのアイデアを理解するように努めること。
コア
到達目標
高階の線形微分方程式の解の構造を理解でき
る。
同次連立線形微分方程の解を相平面上の流
れとして理解できる
連立微分方程式の臨界点のタイプを判定し,安
定性を調べることができる。
非線形な微分方程式系に対して,解の振る舞
いを定性的に調べる方法を知り,使うことがで
きる。
小試験
(前期末試験)
◆自学自習
60
・課題によるレポート作成(30 時間)
・小試験および期末試験の準備(30 時間)
F. 関連科目
本科で学んだ数学,応用数学
学習到達目標
1. 定数係数線型連立微分方程式の解が,係数行列の性質から理解でき,解を求めることができる。
2. 2次元の自律的な微分方程式に対して,臨界点の安定性を調べることができる。
3. 変分法とは何か理解し,特に力学での応用について説明できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
定数係数線型連立微分方程式の解
定数係数線型連立微分方程式の
定数係数線型連立微分方程式の解
について,係数行列が重複する固有
解について,係数行列が重複する
について,係数行列が重複する固
値を持つ場合にも求めることができ
固有値を持たない場合に求めるこ
有値を持たない場合にすら求めるこ
る。
とができる。
とができない。
2次元の自律的な微分方程式に対し
2次元の自律的な微分方程式に
2次元定数係数線形微分方程式に
て,平衡点の安定性を評価すること
対して,平衡点の安定性の条件を
対して,平衡点の安定性が判定で
ができる。
理解できる。
きない。
変分法とは何か理解し,力学の分野
変分法とは何か理解し,変分問題
変分法とは何か理解できない。
でどのように利用されているか,例を
として定式化できる問題の具体例
あげて解の振る舞いまで理解できる。
をあげることができる。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
80
10
90
10
10
専門的能力
分野横断的能力
A-1
変分法とは何か理解し,変分問題として定式化
できる問題の具体例をあげることができる。
古典力学の運動方程式を変分問題として定式
化できる(ハミルトンの原理)。
ハミルトン系の具体例をあげ,その簡単な性質
調べることができる。
D. 学習到達目標
到達目標
教育
プログラム
旭川高専 2015
A-1
自己点検
応用解析学Ⅱ
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11008
授業計画
授業内容
時間
1. 直交関数による関数の展開
8
2. フーリエ変換の定義と基本
性質
6
演習
2
3. 一般化された導関数および
フーリエ変換
6
4. フーリエ変換の応用
4
教育目標
本科で学んだ数学および応用数学をもとに、より高度な数学的知識を身につける。また、物理や工学での問題を数学に「翻
訳」するとどのような理論に対応するか、その基本的な事柄についても理解し、工学などの問題に適切に活用する能力を身に
つけることが目標である。
5. 離散フーリエ変換と高速フ
ーリエ変換
4
B.
◆自学自習
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
冨永 徳雄
JABEE関連
教育プログラム科目区分
101一般基礎科目数学系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(100%)
JABEE基準
c
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門関連・必修
オリジナルテキスト
プリント等
フーリエ解析入門[谷川明夫著 共立出版] その他は授業にて紹介する
A.
概要
はじめにフーリエ級数の一般化として、任意の関数を直交関数系で展開する方法を学ぶ。それに関連して、2 乗平均収束と
いう考え方についても触れる。その後、フーリエ変換の定義および諸性質について学び、工学への応用として微分方程式の解
法や信号処理の問題を扱う。また離散フーリエ変換や高速フーリエ変換にも触れる。
C.
学習上の留意点
本科で学んだ数学および応用数学の内容が土台となるので、これらの基本事項を各自心得ておくこと。授業では毎回、次
回講義する内容についての予告をするので、各自、上に挙げた参考書等を利用して、その箇所の予習を行い、疑問点を整理
して授業に取り組むこと。また、その日に学んだ内容は、必ず復習をして理解すること。また、授業以外において、問題演習を
数多くこなすことも必要である。
D.
コア
到達目標
任意の関数を与えられた直交関数系によって展開できる。
2 乗平均収束について理解できる。
フーリエ変換の意味を理解できる。定義を用いて簡単な関
数のフーリエ変換を求められる。フーリエ変換の基本性質
を理解できる。
A-1
自学自習時間として、日常の授業のための予習復習時
間、理解を深めるための演習課題の考察・レポート作成の
時間および定期試験の準備のための勉強時間を総合した
ものとする。
A-1
60
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
F.
関連科目
本科で学んだ数学および応用数学
学習到達目標
2. フーリエ変換の数学的な概念を理解し、これを活用することができる。
3. 離散フーリエ変換の概念、高速フーリエ変換の数学的な構造およびその長所を理解できる。
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
直交性から関数空間という概念につ
関数か直交するという意味を理解
関数の直交性の理解が不十分で、
ながることを理解し、代表的な直交
し、代表的な直交関数およびそれ
直交関数およびそれらの基本的性
関数の性質をより深く把握できる。
らの性質を把握できる。
質を把握していない。
フーリエ変換の数学的な概念を十分
フーリエ変換の数学的な構造を理
フーリエ変換の数学的な概念の理
理解し、これをより多くの事例に活用
解し、これを基礎的な事例に活用
解が不十分で、これを基礎的な事
することができる。
することができる。
例に活用することができない。
離散フーリエ変換の概念を深く理解
離散フーリエ変換の概念、高速フ
離散フーリエ変換の概念および高
し、高速フーリエ変換の構造および
ーリエ変換の数学的な構造およ
速フーリエ変換の数学的な構造の
その長所を理解できる。
びその長所を理解できる。
理解が不十分である。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
80
20
100
基礎的能力
80
15
95
5
5
専門的能力
分野横断的能力
A-1
A-1
(後期末試験)
1. 関数の直交性について理解し、代表的な直交関数およびそれらの性質を把握できる。
ルーブリック評価
A-1
デルタ関数の性質を理解できる。デルタ関数を導関数にも
つ関数の扱いや、デルタ関数を含む関数のフーリエ変換
を理解できる。
フーリエ変換を用いて熱伝導方程式を解くことができる。
離散データから元の関数を再現するサンプリング理論を
理解できる。
離散的な信号に対するフーリエ変換について理解できる。
離散フーリエ変換の計算に用いられる高速フーリエ変換
の構造を理解できる。
学習到達目標
到達目標
教育プ
ログラム
A-1
旭川高専 2015
自己
点検
エネルギー工学特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11009
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
立田 節雄
JABEE関連
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(10%) D-1(70%) D-2(20%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門関連・選択
1.ガイダンス
2.化石燃料
2.1 石炭
2.2 石油
2.3 天然ガス
2.4 有害燃焼生成物
2.5 環境問題
3.燃焼計算
3.1 燃焼と燃焼反応
使用しない
プリント
授業の中で紹介する
(後期中間試験)
A. 教育目標
石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料について、基礎的な知識を習得するとともに、大量消費によって生じている地球規模
での環境問題について理解を深める。
B. 概要
我々は豊な生活を維持するために大量にエネルギーを消費しているが、そのエネルギーの大部分は化石燃料を燃焼させて
得られる化石エネルギーに依存している。この授業では、化石燃料の種類、資源、特徴、用途、有害燃焼生成物、環境問題、
燃焼計算などについて学ぶ。また、化石エネルギーに替わる持続可能なエネルギー源である自然エネルギーについて、利用
技術と普及状況を学習する。
C. 学習上の留意点
(1) 新聞などで報道されるエネルギー関連の情報に興味を持つこと。
(2) 授業を 3 割以上欠席している場合、評価の対象外となるので注意すること。
D.
3.2 理論空気量
3.3 理論燃焼ガス量
3.4 空気比
3.5 発熱量
4.自然エネルギー
4.1 太陽エネルギー
4.2 風力エネルギー
時間
1
到達目標
授業の内容が理解できる。
3
3
2
2
1
化石燃料の種類、特徴、用途を理解できる。
化石燃料の燃焼によって生成される有害物
質およびそれらに起因する地球環境問題に
ついて理解できる。
2
燃焼と燃焼反応の基礎知識を理解できる。
気体燃料および液体・固体燃料について、理
論空気量、理論燃焼ガス量、供給空気量、燃
焼ガスの量と組成、発熱量を計算できる。
4
2
自然エネルギーの特徴、利用技術、普及の
状況と課題を説明できる。
◆自学自習
・予習復習
・定期試験の準備
60
自学自習時間として、授業の予習復習時間、
定期試験の準備のための勉強時間を総合し
たものとする。
到達目標項目 3
2. 燃料の理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱量などを計算できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼
燃料の種類、特徴、用途、有害燃
燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼
生成物などを十分に説明できる。
焼生成物などを説明できる。
生成物などを説明できない。
理論空気量、理論燃焼ガス量、発熱
理論空気量、理論燃焼ガス量、発
理論空気量、理論燃焼ガス量、発
量などを正確に計算できる。
熱量などを計算できる。
熱量などを計算できない。
自 然 エネル ギ ー の特徴、利用技
自然エネルギーの特徴、利用技
自然エネルギー の特徴、利用技
術、普及の状況と課題を十分に
説明できる。
術、普及の状況と課題を説明
できる。
術、普及の状況と課題を説明で
きない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
小テスト
レポート
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
A-2
D-1
D-2
関連科目
熱力学Ⅰ・Ⅱ、熱エネルギー工学Ⅰ・Ⅱ、流体力学Ⅰ・Ⅱ、流体工学Ⅰ・Ⅱ、環境エネルギー工学、エネルギー工学、環境マ
ネジメント、環境科学
3. 自然エネルギーの特徴、利用技術、普及の状況と課題を説明できる。
到達目標項目 2
D-2
(学年末試験)
学習到達目標
到達目標項目 1
A-2
2
2
2
2
2
1. 燃料の種類、特徴、用途、有害燃焼生成物などを説明できる。
ルーブリック評価
自己点検
D-1
F.
学習到達目標
到達目標
教育
プログラム
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
100
100
基礎的能力
20
20
専門的能力
80
80
分野横断能力
旭川高専 2015
電気回路特論
科目名
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
大島 功三
JABEE関連
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(30%) D-1(35%) D-2(35%)
JABEE基準
d
B.
名
材
書
E.
授業計画
授業内容
1.回路トポロジー
(1)回路とグラフ
(2)グラフの連結性
(3)木と補木
科目コード
Z11010
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
JABEE科目
専門関連・選択
使用しない
プリント
電気回路[1]-基礎・交流編―(小澤孝夫著,昭晃堂)
教育目標
電気回路の接続関係を表すグラフ理論を学習し,電気回路の解析の手順が理解できるようになる。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. グラフ理論を理解し,計算することができる。
到達目標
2. グラフ理論を用いて回路網方程式を導き出すことができる。
2
(6)双対グラフと平面グラフ
2
(4)混合解析
(5)相互誘導
(前期末試験)
◆自学自習
 予習復習
 演習課題
 小テスト・期末試験の準備
3. 回路網方程式を用いて,電圧,電流の計算をすることができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
グラフ理論を理解し,グラフと行列の
グラフ理論を理解し,計算すること
グラフ理論を理解し,計算すること
関係を説明できる。
ができる。
ができない。
グラフ理論を用いて各種回路網方程
グラフ理論を用いて基本的な回路
グラフ理論を用いて基本的な回路
式を正しく導き出すことができる。
網方程式を 表現するこ とがで き
網方程式を表現することができな
る。
い。
回路網方程式を用いて,電圧,電流
回路網方程式を計算することがで
回路網方程式を計算することができ
を正しく導き出すことができる。
きる。
ない。
グラフの概念を理解することができる
グラフの連結性について説明ができる
木と補木の選び方,木と補木の関係の
説明ができる
基本カットセットと基本ループの決定が
できる
グラフから既約接続行列,基本カットセッ
ト行列,基本ループ行列を作ることがで
きる
平面グラフであることが双対グラフが存
在することの必要十分条件であることが
説明できる
(5)グラフに関する種々の行列
(3)カットセット・タイセット解析
学習上の留意点
電気回路の解析の問題点は,キルヒホフの法則をもとに,いかにして独立な式を作るかである。この疑問に答えるため,例
題演習を数多く解く。また,回路の取り扱いには数学的な知識が必要である。
2
2
2
2
(2)網目解析
C.
到達目標
(4)基本カットセットと基本ループ
2.回路解析
(1)節点解析
概要
前半は,キルヒホフの法則(KCL,KVL)を回路に適用する際に,有効な手段となるグラフ理論について学ぶ。
後半は,グラフ理論をもとに回路網方程式を簡潔な形で表現することを学び,回路網解析を行う。
時間
F.
評価方法
試験
小テスト
レポート
総合評価割合
50
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
30
100
基礎的能力
5
5
10
20
専門的能力
35
15
10
60
分野横断的能力
10
10
20
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
4
4
4
節点方程式の導出ができる
網目方程式の導出ができる
カットセット・タイセット方程式の導出がで
きる
混合解析を行うことができる
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
2
相互誘導回路の計算ができる
A-2,D-1,D-2
60
自学自習時間として,日常の授業のた
めの予習復習時間,理解を深めるため
の演習課題の考察・解法の時間および
小テストや定期試験の準備のための勉
強時間を総合したものとする。
A-2,D-1,D-2
関連科目
電気回路
合計
20
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
A-2,D-1,D-2
4
達成度評価(%)
指標と評価割合
教育プログラム
A-2,D-1,D-2
旭川高専 2015
自己点検
生命科学
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
小林 渡
JABEE関連
教育プログラム科目区分
203基礎工学科目③材料・バイオ系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(50%) A-2(20%) B-3(10%) D-1(20%)
JABEE基準
bcd
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
E. 授業計画
科目コード
Z11011
専門関連・選択
授業内容
時間
到達目標
生命科学の基礎1
(生命科学の基本用語とマクロな生物学)
2
生命科学の基礎2
4
生命科学の基礎3
4
生命科学の基礎4
(遺伝子の構造と機能)
8
初歩のバイオテクノロジー
6
動物とヒトのバイオテクノロジー
(生命科学における特許と倫理)
6
DNA,遺伝子,ゲノムの関係を説明できる。ウ
イルス,原核生物,真核生物の違いを説明で
きる。生物進化と生物多様性について説明で
きる。
生命体を作り上げている物質(タンパク質)の
構造と生物の機能の関係について説明でき
る。(アルコールの代謝について)
体細胞分裂,減数分裂,受精,胚発生,がん
などの基本的な生命現象と病気,それに対し
ての遺伝子の関わりについて説明出来る。
(がんの原因について)
ゲノム中の遺伝子の機能について説明出来
る。ゲノム計画とポストシークエンス研究の現
状について説明できる。
バイオテクノロジーの目的と基礎的な技術,
遺伝子組換え作物について理解し説明でき
る。
(組換え DNA 技術について)
クローン生物,再生医療等の概要を学ぶこと
を通して,ゲノム情報の取り扱い(個人情報,
倫理,特許)について,自分なりの意見を構
築することが出来るようにする。
なし
プリント・視聴覚教材
図書館所蔵の生化学,分子生物学教科書,生命科学関連の新書や参考書
A.
教育目標
分子生物学を中心とした生命関連科学の基礎的な事項と,現代の先端科学の一端を担っているバイオテクノロジーに関す
る情報を理解する事ができ,各学生がそれぞれの専門分野と生命科学分野の関連を自ら見つける力を養うことを目的とする。
B.
概要
生物を非生物から区別する様々な性質は,ゲノムと呼ばれる DNA のデジタルな情報の機能に基づいている,ここでは,ゲノ
ムの構造,そしてゲノム中に含まれる遺伝子の機能とその調節の基礎を学ぶ。現在の生命科学の重要分野である再生医学,
遺伝子組換え技術等の目的と現状を学ぶと共に,先端科学に不可欠な倫理についても実例を基に考察する。
C.
学習上の留意点
生産システム工学専攻の学生については生命を分子の立場から理解することを,応用化学専攻の学生は生命を機械・エネ
ルギーの観点から観ることにそれぞれ注意する。また,生命倫理の観点から遺伝子に関わる技術について自分なりの意見を
構築することを目標に,日々の生命科学関連のマスコミ報道等にも関心を持つことが大切である。各講義テーマについて,予
復習課題を提出する。さらに毎回の講義終了時に質問や意見(質問票)の提出とゲノム科学,生命科学に関するレポートと小
論文の提出を求めるので,積極的に講義に取り組むこと。
D.
学習到達目標
◆自学自習
予習復習,レポート作成,
期末試験準備等
60
予復習の一部は各テーマの予復習課題の作
成に充てる。ヒトゲノム及び生命科学技術に
おける倫理に関するレポート作成,および試
験準備を残りの自学自習とする。
F. 関連科目
学習到達目標
生物(本科一般科目)
1. 遺伝物質,タンパク質などの生体分子の働きを基に生命現象を理解し,説明する事ができる。
到達目標
(期末試験)
2. 生命科学に関する最近の話題や先端研究・応用技術について理解し,社会生活の中での行動において適
切に判断する事ができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
遺伝子や種々のタンパク質の働きを
遺伝子や代表的なタンパク質の
理解し,様々な生命現象を説明する
働きを理解し,説明する事ができ
事ができる。
る。
生命科学分野の先端研究や応用技
生命科学分野の研究や技術の内
術の内容を正しく理解し,説明する
容を理解し,説明する事ができ
事ができる。
る。
未到達レベルの目安
左記に達していない。
左記に達していない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
70
基礎的能力
20
専門的能力
50
分野横断的能力
10
5
5
課題
成果品
ポート
その他
提出
実技
フォリオ
(質問票)
合計
10
10
100
5
5
30
5
60
5
10
旭川高専 2015
教育
プログラム
A-1
A-1
A-2
A-1
B-3
D-1
自己点検
システム制御工学
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11012
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
阿部 晶
JABEE関連
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(50%) D-1(25%) D-2(25%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
専門関連・選択
名
材
書
A.
教育目標
線形微分方程式としてモデル化できるシステムを状態方程式と出力方程式で表して,そのシステムの分析や制御法を修得
することが目標である。
B.
概要
前半では,機械系・電気系を具体例として,その動作を線形微分方程式としてモデル化した後に,古典制御理論の伝達関
数や現代制御理論の状態方程式・出力方程式として表現する方法を学ぶ。後半では,状態方程式・出力方程式を使ってシス
テムの可制御性,可観測性を調べ,良好な応答が得られるように制御系を設計する方法を学ぶ。
6
2
状態方程式の解法
4
3
同値変換
4
(前期中間試験)
2
4
可制御性と可観測性
5
直接法による極配置
4
6
6
可制御正準系による極配置
4
F.
システムの可制御性と可観測性の意味を理
解し,その判定ができる。
システムの固有値を所望の点へ配置する
直接的な方法を学び,フィードバックゲイ
ンが計算できる。
可制御正準系を利用した極配置法を学習
し,フィードバックゲインの計算ができ
る。
60
自学自習時間として,日常の授業のための
予習復習時間,理解を深めるための演習課
題の考察・解法の時間および試験の準備の
ための勉強時間を総合して 60 時間とする。
関連科目
応用数学Ⅰ,制御工学Ⅰ~Ⅳ
1. ブロック線図と状態方程式の関係を理解し,現代制御理論の観点から制御対象をモデル化することができ
到達目標
る。
2. システムを安定化するフィードバック制御を設計することができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
ブロック線図から,状態方程式・
ブ ロ ッ ク 線 図か ら , 状 態方程
ブロック線図から,状態方程式・
出力方程式が導出でき,その解を
式・出力方程式が導出できる。
出力方程式が導出できない。
同値変換を用いた極配置法から,フ
システムの固有値を所望の点へ
システムの固有値を所望の点へ配
ィードバックゲインが計算でき
配置する直接的な方法から,フ
置する直接的な方法から,フィー
る。
ィードバックゲインが計算でき
ドバックゲインが計算できない。
求めることができる。
到達目標項目 2
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
80
基礎的能力
専門的能力
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
20
100
20
5
25
60
15
75
教育プロ
グラム
A-2
D-1
D-2
(前期末試験)
D.
学習到達目標
・状態方程式・出力方程式の意味を説明で
きる。
・微分方程式あるいは伝達関数で記述され
るブロック線図から,状態方程式・出力
方程式を導出できる。
状態遷移行列から状態方程式の解を求め
ることができる。
状態変数の正則変換である同値変換の概
念を学習し,システムを対角正準系に変換
できる。
状態方程式と出力方程式
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・試験の準備
学習到達目標
到達目標
1
学習上の留意点
これまでの古典制御理論で学んできたシステムの安定判別等の知識は,現代制御理論の学習に必須である。したがって,
古典制御理論を充分に理解していることが望ましい。また,同値変換や極配置法による制御系の設計には,固有値解析等の
線形代数の知識が不可欠である。
C.
時間
分野横断的能力
旭川高専 2015
A-2
D-1
D-2
自己点検
センサ工学
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11013
授業計画
授業内容
時間
到達目標
1. センサ概論
2
 センサを取り扱う上で必要となる諸特性
(感度,分解能,スパン,直線性,ノイズ)に
ついて説明できる。
2. 各種センサの原理と活用方法
(位置,速度センサ,力センサ,圧力セン
サ,光センサ,温度センサ,化学センサ
など)
18
 担当したセンサの詳細を調査し,その動作
原理,特徴,出力形態,応用例などについ
てスライドを使って論理的に説明できる。
 質疑応答において,質問の意図を理解し,
適切な回答ができる。
 一部のセンサについて,測定原理を数式
化し,簡単な応答の計算ができる。
3. 信号の増幅・変換・処理
8
概要
人工の感覚器といわれ機械に知能をもたせるための最も重要なデバイスであるセンサについて学ぶ。本講義では,工業用
としてよく用いられている機械量検出センサ,光センサ,磁気センサ,化学センサに的を絞り,その動作原理や応用例について
学ぶ。また,センサからの信号を効率よく取得するための増幅回路やフィルタ回路について学び,さらにセンサの情報を計算
機に取り込むディジタル計測の基礎について学習する。最後に,近年注目されているセンサの開発状況や最新技術について
紹介する。
 信号増幅回路およびフィルタ回路について
の基本について学習し,用途および機能が
説明でき,簡単な計算ができる。
 ディジタル計測の基礎を学習し,単純な AD
変換の原理が説明できる。
4. 最新のセンサの技術動向
2
 最先端のセンサ技術を駆使したプローブ顕
微鏡や新しく開発されたセンサについて学
習し,これらの用途や簡単な原理について
説明できる。
C.
(前期期末試験)
60
自学自習時間として,日常授業のための予
習・復習時間,理解を深めるための演習課題
の考察・解法の時間およびレポート作成のた
めの勉強時間を総合したものとする。
D.
◆自学自習
 予習・復習
 演習課題
 レポート作成
 試験準備
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
中村 基訓
JABEE関連
教育プログラム科目区分
201基礎工学科目①設計・システム系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(40%) D-1(60%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
専門関連・選択
名
材
書
教育目標
人工の感覚器官であるセンサについて,外界からの情報の検出法および変換原理を理解することを目標とする。
B.
学習上の留意点
実験,実習等で使用した計測器,センサについて学ぶ。図書館に数多くある参考書などを活用してセンサの原理と構造,信
号処理,計測システム全般についての理解を深めてほしい。講義では,一人1種類のセンサを選択し,選択したセンサの構
造・動作原理・使用用途などを調査し,結果をまとめて15分程度で発表してもらう。なお,講義では毎回出欠を確認し,講義を
2 割以上欠席すると期末試験の受験資格を失うので注意すること。
学習到達目標
学習到達目標
F.
1. センサの特性を理解する上で必要な基本的諸特性について説明できる。
到達目標
2. 担当したセンサについて情報を集め,その動作原理や応用例などを論理的にプレゼンテーションできる。
関連科目
電気工学,電子工学Ⅰ,計測工学Ⅰ,計測工学Ⅱ,メカトロニクスⅠ,メカトロニクスⅡ
3. 各種センサの動作原理とその活用方法について説明でき,簡単な値の算出ができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
センサの特性を理解する上で必要な
センサの特性を理解する上で必
センサの特性を理解する上で必要
基本的な諸特性について説明でき
要な基本的な諸特性のうち,主要
な基本的諸特性について説明でき
る。
なものについて説明できる。
ない。
担当したセンサについてその詳細を
担当したセンサについてその詳細
担当したセンサについてその詳細を
まとめ,論理的なプレゼンテーション
をまとめ,論理的なプレゼンテー
まとめ,論理的なプレゼンテーション
を行い,質疑に対して的確に回答で
ションができる。
ができない。
講義の中で取り上げた各種センサの
講義の中で取り上げた各種セン
各種センサの動作原理とその活用
動作原理とその活用法を説明でき
サの動作原理を説明できる。
法を説明できない。
きる。
到達目標項目 3
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
60
基礎的能力
20
専門的能力
40
分野横断的能力
10
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
30
その他
合計
100
20
10
10
60
20
20
旭川高専 2015
教育プロ
グラム
A-2
D-1
A-2
D-1
自己点検
工業物理化学特論
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
千葉 誠
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
E.
科目コード
A11001
授業計画
授業内容
ガイダンス
専門的・必修
プリント
ELECTROCHEMICAL METHODS (A. J. Bard、L.R.Faulkner 著、Wiley)
時間
2
到達目標
本講義の趣旨、成績評価法を理解する。
Chapter 5 Controlled Potential Microelectrode
Techniques-Potential Step Methods
28
電気化学の基礎について理解し、説明できる。
◆自学自習
・授業内容の予習
60
授業内容の予習のための時間、60 時間を自学自
習時間とする。
F.
関連科目
物理化学Ⅰ~Ⅲ、電気化学
A. 教育目標
「電気化学」を中心とし、「表面科学」等の物理化学について学ぶ。授業は英語で書かれた教材を輪講形式で行うため、物理
化学に関する知識を深めると同時に英語読解力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力も高める。
B. 概要
「電気化学」を中心とした物理化学に関する英語教材を輪講形式で読み、その内容について学生自身が説明を行う。説明に
対し、学生による質問等を行い、議論することを通して、さらなる理解の向上を図る。
C.
学習上の留意点
英語教材を、他の学生に説明すること、あるいはその説明内容についての議論を通し、より深い理解に至ることが本講義の
目的である。このため、発表担当者は担当の文章を日本語に訳すのみにとどまらず、文中に出てきた数式や図の意味を理解
しておく必要がある。このため、予習は絶対に欠かさないこと。
D.
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
1.
本英語教材の内容を、他の学生との議論を通し、深く理解する。
理想的な到達レベルの目安
本教材を完全に理解できる。
標準的な到達レベルの目安
本教材をしっかりと理解できる。
未到達レベルの目安
本教材をしっかりと理解できない。
到達目標項目 2
到達目標項目 3
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
口頭
成果品
ポート
指標と評価割合
レポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
100
100
基礎的能力
20
20
専門的能力
40
40
分野横断的能力
40
40
旭川高専 2015
自己点検
応用化学特別研究Ⅰ
科目名
JABEE科目
学習到達目標
科目コード
A11002
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 研究 60 + 自学自習 30
物質化学工学科各指導教員
JABEE関連
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(20%) D-3(35%) E-1(20%) E-3(25%)
JABEE基準
defgh
1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
専門的・必修
3. 得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる。
到達目標
4. 目標・成果に関して現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけることができる。
5. 研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
6. 目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,対処することができる。
教 科 書 名
補 助 教 材
参
考
書
7. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し,ルールに従い行動できる。
8. 工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
目標達成のために必要な知識や能力を高
目標達成のために必要な知識や能力
目標達成のために必要な知識や能力を
め,困難な状況となっても前向きに考え,非
を高め,困難な状況となっても前向きに
高めたり,困難な状況となっても前向き
常に良好な対処ができる。
考え,ほぼ良好な対処ができる。
に考えたり,良好な対処がでない。
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及
技術が社会や自然に及ぼす影響や効
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果
到達目標項目 7
び技術者が社会に対して負っている責任を
果及び技術者が社会に対して負ってい
及び技術者が社会に対して負っている
(Ⅷ-D)
正確に理解し,ルールに従い行動できる。
る責任を概ね理解し,ほぼルールに従
責任を理解できず,ルールに従った行動
った行動ができる。
ができない。
自ら,工学的課題を理解し,現実を踏まえ,
教員の指導により,工学的課題を理解
教員の指導によっても,工学的課題を理
課題解決のための設計解(システム・構成
し,現実を踏まえ,課題解決のための
解し,現実を踏まえ,課題解決のための
要素・工程)を創案できる。
設計解を創案できる。
設計解を創案できない。
ルーブリック評価
到達目標項目 6
(Ⅷ-C)
配布プリントなど
A.
教育目標
応用化学特別研究Ⅰでは,応用化学特別研究Ⅱ(学習総まとめ科目)で行なう研究テーマの絞込みを意識しながら,今まで
学んできた工学全般の知識・技術をもとに,地球環境に配慮しつつ,研究計画の立案から試作・実験を通じて問題解決手法を
開発し,さらに目標達成に向けて研究結果を考察する能力を身につけることで,目標設定から達成までの研究活動に必要な
総合力やデザイン能力を養う。
到達目標項目 8
(Ⅷ-E)
達成度評価(%)
B.
概要
教員から示された特別研究テーマ,およびそれに関連するデザイン対象をもとに学生が選択し,各担当教員の指導のもとで
取り組み,企画・実行力,設計・創造力,発表能力(学会発表等)など研究遂行に必要な能力を養う。
C.
学習上の留意点
参考文献の講読・検索,実験の実施,データ解析,成果発表などあらゆる場面において,積極的且つ自立的な取り組みを
必要とする。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
3. 得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる。
到達目標
4. 目標・成果に関して現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけることができる。
評価方法
発表能力
(C-1)
企画・デザイ
ン力(D-3)
達成度
(E-1)
創意工夫
(E-3)
20
35
20
25
100
専門的能力
10
35
10
25
80
分野横断的能力
10
指標と評価割合
総合評価割合
基礎的能力
E.
到達目標項目 3
(Ⅷ-C)
到達目標項目 4
(Ⅵ-E)
到達目標項目 5
(Ⅷ-A)
時間
指導教員
(2014 年度)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
分析方法の選択,分析条件の設定,プロセ
分析方法の選択,分析条件の設定,プ
分析方法の選択,分析条件の設定,プ
スを正確に理解し,データをもとに正確な考
ロセスの理解,データをもとにほぼ正確
ロセスの理解,データをもとした考察が
察ができる。
な考察ができる。
できない。
塩素処理副生成物の電極反応と極微量分析に関する研究
松浦裕志
宮越昭彦
ルーブリック評価
(Ⅷ-A)
20
授業計画
授業内容 (特別研究テーマ(2014 年度))
8. 工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。
到達目標項目 2
10
●発表能力(C-1):【発表能力】スライドなどに研究内容を正確に表現し,発表,質疑対応が的確にできたか。
●企画・デザイン力(D-3):【実行力,エンジニアリングデザイン能力】研究目標に到達するプロセスを自ら考え,積極的に実
行できたか。デザイン能力を育成できたか。
●達成度(E-1):【論文など】研究成果の達成度や研究成果の取りまとめは適切にできたか。関連分野の工学知識を自主的・
継続的に習得できたか。
●創意工夫(E-3):【創造性】自ら創造性を発揮し,問題点を探求・解決することができたか。
7. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し,ルールに従い行動できる。
(Ⅵ-E)
合計
5. 研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
6. 目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,対処することができる。
到達目標項目 1
その他
NMR 分光法を用いた藻類由来脂質分析法の開発
松浦裕志
非水系バナジウム化合物の電極挙動と蓄電システムへの応用
小寺史浩
非常に効果的な説明方法や手段を用いて
効果的な説明方法や手段を用いて関
効果的な説明方法や手段を用いて関係
Aurantiochytrium 属藻類の発酵槽培養における培養条件の検討
関係者を十分に納得させることができる。
係者をほぼ納得させることができる。
者を納得させることができない。
低級炭化水素を原料とする芳香族化反応触媒の探索と応用
得られた情報を理解し,効果的・創造的に
概ね得られた情報を理解し,ほぼ効果
得られた情報を理解できず,効果的・創
活用することができる。
的・創造的に活用することができる。
造的に活用することができない。
自ら,解決すべき課題を見つけることができ
教員の指導により,解決すべき課題を
教員の指導によっても,解決すべき課題
る。
見つけることができる。
を見つけることができない。
自ら,観察,課題の設定から実施可能な方
教員の指導により,観察,課題の設定
教員の指導によっても,観察,課題の設
法を考察し,具体的な行動に結びつけるこ
から実施可能な方法を考察し,具体的
定から実施可能な方法を考察し,具体
とができる。
な行動に結びつけることができる。
的な行動に結びつけることができない。
◆ 自学自習
自学自習時間は,工学知識の復習,研究論文等の調査,実験データ
の整理作業,プレゼンの準備等を行うためのものとする。
F.
関連科目
全科目
旭川高専 2015
60
30
小寺史浩
教
育
プログラム
C-1
D-3
E-1
E-3
C-1
D-3
E-1
E-3
自己点検
応用化学特別実験
科目名
JABEE科目
●技術・知識習得度(A-3):実験内容を十分に理解し,正しく実験を行うことができたか。実験機器の原理・操作方法等を理解し,十分に使いこなすことができ
科目コード
A11003
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
4 単位 通年
180 時間 実験 120 + 自学自習 60
物質化学工学科教員全員
JABEE関連
教育プログラム科目区分
302専門工学科目②工学実験系
教育プログラムの学習・教育目標 A-3(20%) D-2(20%) E-1(30%) E-2(30%)
JABEE基準
deghi
たか。
●分析能力(D-2):実験によって得られた結果を正しく分析し,正しく解釈できたか。 データ処理・解析をきちんと行うことができたか。
専門的・必修
●達成度(E-1):体裁等が整い,適切な内容のレポートになっているか。期限内にレポートを提出できたか。
●積極性・協調性(E-2):自ら積極的に実験に参加したか。実験メンバー間で協調し,討議等を行いながら実験を進めることができたか。
E.
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
授業計画
授業内容
時間
実験テーマごとに各テキストが配布される
各実験テーマにおいて提示
各実験テーマにおいて提示
異なる炭素化合物の同定法
複数の未知炭化物試料について分析手法をグループで検討し,各自で
の探索と評価
分析・測定を実施した上で未知炭化物の同定を行う。
未知課題の解決
以下のような課題の中から一つを選択し,実験指針を立て,遂行し,得ら
れたデータを解析して結論を導くことができる(課題は年度により異な
る)。
教育目標
様々な専門分野の実験を通して,応用化学の固有技術や総合技術を習得する。また,様々なコンピュータソフトを利用して,
データ解析やレポート作成を遂行できる能力を養う。
B.
概要
数名からなる小グループに分割した上で,授業内容に示した実験を行い,自学学習時間を用いてレポートを作成する。また,
実験前には,実験を効率よく進めるために内容を理解し,操作手順・背景などを予習しておく。
C.
学習上の留意点
各実験担当教員の指導のもと実験を行う。実験日の 1 週間前までに各担当教員のもとへ赴き,事前レポート等の指示をうけ
ること。実験レポートは実験テーマ終了後 1 週間以内に提出する。
実験への取り組み,および提出されたレポートに対し,下表に基づいて評価を行う。但し,全てのレポートが受理されていな
ければ単位を取得できない。
・鉄板上に生成した鉄錆の主成分(組成)が何であるか明らかにせよ。
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
担子菌類(主にキノコ)や不完全菌類(カビの仲間)を取り扱うための基
糸状菌の取り扱い
本技術(培養・観察手法,防菌防黴剤の利用効果の確認手法など)を扱
うことができる。
PVDF 膜に転写したタンパク
電気泳動後のタンパク質を PVDF 膜に電気転写し,抗体等を用いて特
質の特異的検出
異的な検出を実施することができる。
スチレン,メタクリル酸メチル
モノマーの精製,ラジカル共重合ができる。
A-3
D-2
共重合体の精製と GPC に
上記共重合体を精製し,生成物の分子量をゲル浸透クロマトグラフィー
E-1
E-2
よる分子量測定
により測定できる。
共重合体の NMR による共
上記共重合体の組成比を核磁気共鳴装置により測定できる。
の精製とラジカル共重合
120
重合体組成比の検討
遺伝子組み換えした大腸菌を培養し,蛋白質を発現させることができ
培養と蛋白質の発現
る。
反応速度の温度依存性につ
二次反応の反応速度定数の決定およびこれに影響を及ぼす因子を理
1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
いて
解できる。
2. 目的達成のために他者と協調・協働して行動する意義を理解し,かつその行動できる。
酵素電極を用いるグルコー
グルコースオキシダーゼを用い酵素電極を作製し,グルコースの定量分
3. 体裁等が整い,他者が理解できる記述内容のレポートを作成できる。
スの定量
析に応用できる。
微細藻類由 来の代 謝産物
高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS)を用いて代謝産物の分析・
学習到達目標
ルーブリック評価
・繊維片の主成分を特定し,混合物である場合には組成比を決定せよ。
担子菌類・不完全菌類など
遺伝子組換えした大腸菌の
学習到達目標
到達目標
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
分析方法の選択,分析条件の設定,
分析方法の選択,分析条件の設定,
分析方法の選択,分析条件の設定,
の分析
同定ができる。
一連のプロセスを正しく理解し,デー
一連のプロセスの理解,データをもと
一連のプロセスの理解,データをもと
液相還元法による金属微粒
液相還元法を用いた金属微粒子合成法を理解し,合成条件と生成微粒
タをもとにした考察が良好である。
した考察をほぼ正確にできる。
した考察ができない。
子合成
状況判断しながら目的達成のために
目的達成のために他者と協調・協働
目的達成のために他者と協調・協働
◆
他者と協調・協働した行動ができる。
しての行動がほぼできる。
した行動ができない。
・レポート作成など
体裁等が整い,他者が理解しやすい
体裁等がほぼ整い,他者が理解でき
体裁等が不十分であり,他者が理解
記述内容のレポートを作成できる。
る記述内容のレポートを作成できる。
できる記述内容のレポートを作成でき
自学自習
子との相関を理解できる。
60
実験装置・方法の理解を深め正しい計測を行なうための予習復習時間,
A-3
D-2
実験結果を検討し報告書をまとめる時間等を総合したものとする。
E-1
自学自習の時間として,実験に係わる理論についての予習復習時間,
E-2
ない。
F.
達成度評価(%)
評価方法
技術・知識習得
分析能力
達成度
積極性
その他
合計
度(A-3)
(D-2)
(E-1)
・協調性(E-2)
総合評価割合
20
20
30
30
100
基礎的能力
10
10
10
5
35
専門的能力
10
10
10
5
35
10
20
30
指標と評価割合
分野横断的能力
教 育プ ロ
グラム
ガイダンス
A.
D.
到達目標
関連科目
応用化学特別ゼミナールⅠ・Ⅱ,応用化学特別研究Ⅰ・Ⅱ
旭川高専 2015
自己点検
応用化学特別ゼミナールⅠ
科目名
1 学年 応用化学専攻
2 単位 通年
90 時間 演習 60 + 自学自習 30
物質化学工学科各指導教員
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
●企画・デザイン力(D-3):文献検索,資料収集等を積極的に行ったか。デザイン能力を育成できたか。
●達成度(E-1):自らが考えて進めた研究内容・方法があったか。
●創意工夫(E-3):創造性を発揮して問題点を探求・解決することができたか。
科目コード
A11004
専門的・必修
E.
名
材
書
授業計画
授業内容
指導教員が指定した資料(英文)
英語学習プログラム
到達目標
60
専攻科学生が特別研究指導教員のもとで,特別研究関連分野の文
献(英文)を読み,内容の概要を発表する事を通して,英文読解力,
日本語表現力,発表技法を修得できる。
C-1
C-3
D-3
E-1
E-3
30
自学自習時間は,(1)事前に英文論文を読み,その内容を理解する
ためのもの,および(2)英語学習プログラムによる学習を行うための
ものとする。
C-1
C-3
D-3
E-1
E-3
◆ 自学自習
A.
教育目標
指導教員の指定する応用化学に関する学術書・論文等の 2〜3 テーマについて輪読形式で学習し,それらの内容に関する
考察結果の発表討論をとおして工学研究の手法を学ぶ。資料は原則として英文とし,正確な英語読解力と発表を通して内容を他
の人に理解させる日本語表現能力の育成を目標とする。
B.
概要
自学自習時間中に,特別研究指導教員が指定した特別研究関連分野の文献(英文)などの内容を理解し,授業時間に文献
に書かれている内容を指導教員に説明する。また,英語学習プログラムによる自学学習を行い,英語読解力を高める。
F.
関連科目
応用化学特別ゼミナールⅡ,応用化学特別研究Ⅰ・Ⅱ
C.
学習上の留意点
各テーマについて,文献検索や資料等の収集を行い,基礎理論についてあらかじめ学習を進めておき,疑問点の解決を授
業時間に行う等の自発的な学習態度が肝要である。教員から指定される資料は英文であるので,充分時間をかけて取り組む
こと。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解
到達目標
したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる
3. 得られた情報を理解し,効果的・創造的に活用することができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(Ⅲ-B)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
毎分 120 語程度の速度で説明文などを読
毎分 120 語程度の速度で説明文など
毎分 120 語程度の速度で説明文などを
み,その概要を正確に把握できる。
を読み,その概要をほぼ把握できる。
読んで,その概要を把握できない。
到達目標項目 2
非常に効果的な説明方法や手段を用いて
効果的な説明方法や手段を用いて関
効果的な説明方法や手段を用いて関係
(Ⅷ-A)
関係者を十分に納得させることができる。
係者をほぼ納得させることができる。
者を納得させることができない。
到達目標項目 3
得られた情報を正確に理解し,効果的・創
得られた情報を理解し,ほぼ効果的・
得られた情報を理解できず,効果的・創
造的に活用することができる。
創造的に活用することができる。
造的に活用することができない。
(Ⅷ-C)
達成度評価(%)
発表能力
(C-1)
読解力
(C-3)
企画・デザイン力
達成度
(E-1)
創意工夫
(E-3)
合計
(D-3)
20
40
10
15
15
100
専門的能力
10
40
10
15
15
80
分野横断的能力
10
評価方法
指標と評価割合
総合評価割合
基礎的能力
10
●発表能力(C-1):記述・討議ができるようになったか。
●読解力(C-3):英語等による技術論文や取扱説明書を理解することができたか。
教育プロ
時間
英文資料の読解と内容
の発表
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(20%) C-3(40%) D-3(10%) E-1(15%) E-3(15%)
JABEE基準
defgh
JABEE関連
教 科 書
補 助 教
参
考
JABEE科目
20
旭川高専 2015
グラム
自己点検
化学情報工学
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11005
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
松浦 裕志
JABEE関連
教育プログラム科目区分
202基礎工学科目②情報・理論系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(60%) D-1(20%) D-2(20%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門的・必修
使用しない
プリント
すぐわかる多変量解析(石村貞夫 著、東京図書)
例解多変量解析(鈴木義一郎 著、実教出版)
化学結合の量子論入門(小笠原正明、田地川浩人 著、共立出版)
など
A.
教育目標
化学的データの背後にある情報を抽出し整理するための統計手法である多変量解析と、理論化学の基礎となる量子論に
ついて理解する。
B.
概要
化学分野で取り扱われるデータから本質的情報を抽出し、目的に沿った形で取り扱う各種の方法について、基礎理論およ
び実際の解析法を理解する。また、物質の構造や性質に関する各種の情報を理論的に得る方法の基盤となる量子論につい
て理解する。
C.
学習上の留意点
数学的取り扱いの内容が多く出てくるが、化学的問題と関連している内容であることをつねに意識して受講すること。各自の
研究テーマとの関連についても意識し、どのような形で活用できるかを考えてみると良い。
D.
到達目標
概要説明、統計量の基礎知識
4
多変量解析
12
情報化学・化学情報工学の領域に属する内
容が何であるかを理解し、各自の取り組んで
いる研究分野と結び付けることができる。こ
の後の授業で必要となる各種の統計量につ
いて理解し、適切に取り扱うことができる。
重回帰分析、主成分分析、判別分析などの
解析手法について理解し、実際のデータ処理
を行うことができる。
量子論と電子構造
14
量子論と化学の関連について理解し説明で
きる。Bohr の水素モデルの特徴を説明でき
る。量子論の基礎式である波動方程式(シュ
レディンガー方程式)を適切に取り扱い、与え
られた条件下で解を得ることができる。
A-2
D-1
D-2
60
自学自習時間は、日常の授業のための予習
復習時間、理解を深めるための演習課題の
考察・解法の時間および定期試験の準備の
ための学習時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
F.
関連科目
基礎量子化学、情報処理演習、応用化学特別研究、応用化学特別実験、応用化学特別ゼミナールⅠ・Ⅱ
学習到達目標
1. 重回帰分析・主成分分析・判別分析などの解析を簡単なデータから実施できる。
2. シュレディンガー方程式をはじめとした量子論について、そのような考え方がうまれた背景を理解することが
でき、簡単なシュレディンガー方程式について解くことができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
重回帰分析・主成分分析・判別分析
重回帰分析・主成分分析・判別分
重回帰分析・主成分分析・判別分析
などの解析を簡単なデータから実施
析などの解析を簡単なデータから
などの解析を簡単なデータから実施
でき、自らの研究分野と関連付ける
実施できる。
できない。
シュレディンガー方程式をはじめとし
シュレディンガー方程式をはじめ
シュレディンガー方程式をはじめと
た量子論について、そのような考え方
とした量子論について、そのよう
した量子論について、そのような考
がうまれた背景を理論的に説明するこ
な考え方がうまれた背景を説明す
え方がうまれた背景を説明すること
とができ、シュレディンガー方程式を
ることができ、簡単なシュレディン
ができず、簡単なシュレディンガー
導出ができ、簡単なシュレディンガー
ガー方程式について解くことがで
方 程 式 に つい て 解 く こ と が で き な
方程式について解くことができる。
きる。
い。
ことができる。
到達目標項目 2
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
50
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
50
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
25
25
100
10
10
20
15
15
80
A-2
D-1
D-2
(学年末試験)
学習到達目標
到達目標
教育プロ
グラム
A-2
D-1
D-2
時間
旭川高専 2015
自己点検
インターンシップ
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
JABEE科目
1・2 学年 専攻共通
4 単位
180 時間 実習 120 + 自学自習 60
学習到達目標
科目コード
Z11014
1. 企業等における将来にわたるキャリアイメージをもとに,仕事とのマッチングを考えることとができる。
2. キャリアイメージを実現するために必要な自身の能力について考えることができ,それを高めようとする姿勢を取
専門的・必修
ることができる。
3. 企業あるいは技術者・研究者が持つべき仕事への責任を理解できる。
到達目標
4. 日本語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
5. 社会の一員としての意識を持ち,義務と権利を適正に行使しつつ,社会の発展のために積極的に関与することが
できる。人間性・教養,モラルなど,社会的・地球的観点から物事を考えることができる。
教育プログラム科目区分
304専門工学科目④実務対応系
教育プログラムの学習・教育目標 E-3(100%)
JABEE基準
dh
JABEE関連
6. 技術者として,技術と自らの現状および将来のあるべき姿を認識し,将来にわたって学習することの意義を理解
し,自らのキャリアを計画し,それに向かって継続的な努力ができる。
ルーブリック評価
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
到達目標項目 5
(Ⅸ-C)
A.
教育目標
企業・研究機関等で4週間の就業体験を通し,企業技術者あるいは研究者の指導のもとで学校では経験しない実際の課題
に取り組み,実務体験する。さらに,高専5年間に得られた知識,能力をさらに発展し,問題解決能力を養うことを目的とし,技
術者が社会に負っている責任を自覚し,技術者としての心構えについて学習する。
到達目標項目 6
(Ⅸ-G)
B.
概要
本科目は4単位としているが,インターンシップ先の都合で単位が満たせない場合は,他の実習先で単位を補う。実習期間
中,参加学生の業務内容や就業の様子について専攻科主任が実習先の対応責任者と連絡を取り合う。インターンシップ終了
後,実習証明書,報告書を提出する。さらに,報告・討論会において学んだ成果を発表し,質疑・討論をする。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
社会の一員としての意識を持ち,義
社会の一員としての意識を持ち,義務
社会の一員としての意識を持ち,義
務と権利を適正に行使しつつ,社会
と権利を適正に行使しつつ,社会の発
務と権利を適正に行使しつつ,社会
の発展のために積極的に関与するこ
展のために関与することが ほぼでき
の発展のために関与することができ
とができる。人間性・教養,モラルな
る。人間性・教養,モラルなど,社会
ない。人間性・教養,モラルなど,社
ど,社会的・地球的観点から積極的
的・地球的観点から物事を考えること
会的・地球的観点から物事を考える
に物事を考えることができる。
がほぼできる。
ことができない。
技術者として,技術と自らの現状お
技術者として,技術と自らの現状およ
技術者として,技術と自らの現状お
よび将来のあるべき姿を認識し,将
び将来のあるべき姿を認識し,将来に
よび将来のあるべき姿を認識し,将
来にわたって学習することの意義を
わたって学習することの意義をほぼ正
来にわたって学習することの意義を
正確に理解し,自らのキャリアを計
確に理解し,自らのキャリアを計画し,
理解できず,自らのキャリアを計画
画し,それに向かって継続的な努力
それに向かってほぼ継続的な努力が
し,それに向かって継続的な努力が
ができる。
できる。
できない。
達成度評価(%)
評価方法
C.
学習上の留意点
受入企業等の中から,学生の希望,企業等の要望を勘案し,インターンシップ先(民間企業,国,地方公共団体等)を決める。
ただし,インターンシップ先については本人の希望を考慮するが,インターンシップ先の都合により希望に沿えない場合もある。
課題はインターンシップ先から与えられ,与えられた制約の下で,自主的,積極的に仕事を進める。インターンシップ目的,心
構え,社会のルール等について理解し,行動すること。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 企業等における将来にわたるキャリアイメージをもとに,仕事とのマッチングを考えることとができる。
2. キャリアイメージを実現するために必要な自身の能力について考えることができ,それを高めようとする姿勢を取
ることができる。
3. 企業あるいは技術者・研究者が持つべき仕事への責任を理解できる。
到達目標
4. 日本語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
5. 社会の一員としての意識を持ち,義務と権利を適正に行使しつつ,社会の発展のために積極的に関与することが
できる。人間性・教養,モラルなど,社会的・地球的観点から物事を考えることができる。
6. 技術者として,技術と自らの現状および将来のあるべき姿を認識し,将来にわたって学習することの意義を理解
し,自らのキャリアを計画し,それに向かって継続的な努力ができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(Ⅶ-A)
到達目標項目 2
(Ⅶ-A)
到達目標項目 3
(Ⅶ-A)
到達目標項目 4
(Ⅷ-A)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
企業等におけるキャリアイメージをも
企業等におけるキャリアイメージをもと
企業等におけるキャリアイメージと
とに,仕事とのマッチングを正確に考
に,ほぼ正確に仕事とのマッチングを
仕事とのマッチングを考えることが
えることがきる。
考えることができる。
できない。
キャリアイメージの実現のため,必要
キャリアイメージの実現のため,自身
キャリアイメージの実現のために自
な自身の能力について考え,かつ能
の能力について考え,自身の能力を高
身の能力について考えること,さら
力を高める努力ができる。
める努力がほぼできる。
には能力を高める努力ができない。
企業,技術者・研究者が持つべき仕
企業,技術者・研究者が持つべき仕事
企業,技術者・研究者が持つべき仕
事への責任を正確に理解できる。
への責任をほぼ正確に理解できる。
事への責任を理解でない。
日本語を用い,効果的な説明方法や
日本語を用い,概ね効果的な説明方
日本語を用い,効果的な説明方法
手段を用いて関係者を十分に納得さ
法や手段を用いて関係者をほぼ納得
や手段を用いて関係者を納得させ
せることができる。
させることができる。
ることができない。
企業の評価
学生の報告書
報告・討論会
指標と評価割合
総合評価割合
インターンシッ
そのた
合計
プへの取組み
30
30
20
20
100
専門的能力
20
20
10
10
60
分野横断的能力
10
10
10
10
40
基礎的能力
E.
授業計画
授業内容
時間
・インターンシップ事前準備
到達目標
教育プ
ログラム
≪事前準備≫
・インターンシップ期間
・インターンシップ後
インターンシップ先となる企業等: 旭川高専産業技術振興会会員企業
を中心とし,その他受け入れ可能な企業,国,地方公共団体,教育委
員会,大学等で補う。
課 題: インターンシップ先からのテーマを学生と企業等の間で協議し
決定する。
≪インターンシップ期間≫ 原則として 4 週間(120 時間)とする。
・与えられたテーマについて問題解決できるよう企画,方策が提案で
き,担当者との討論ができる。
インタ
ーンシ
ップ期
間:
・作業を進める上で PDCA を考えながら,継続的に実行できる。
・グループ内での責任を理解し,自主的な行動ができる。
・地域・企業・研究機関との連携を通じて,社会貢献の意義を理解し,行
動できる。
E-3
120
≪インターンシップ後≫
報告書の作成: 学生はインターンシップ終了時に報告書を作成し,実
習先と学校に提出する。
・得られた成果を論理的な文章にまとめ,分かりやすい表現ができる。
インターンシップ先からの評価: インターンシップ先から学生の実習状
況について,評価書を学校に提出していただく。
報告・討論会: 教職員および旭川高専産業振興会会員企業等が参加
し,学んだ成果の報告・討論会を行う。
・成果の整理と分かりやすいプレゼンテーション資料が作成できる。
・質疑に対して考えをまとめ,適切に答えることができる。
◆
自学自習
インターンシップの事前準備,報告書作成,報告・討論会の発表準備
60
(要旨集,プレゼンテーション資料)のための時間を総合したものとす
る。
F.
関連科目
卒業研究,特別研究Ⅰ,特別研究Ⅱ,実験,実習
旭川高専 2015
E-3
自己点検
応用有機化学特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11006
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
津田 勝幸
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(60%) D-2(40%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
名
材
書
専門的・選択
Organic Chemistry 8 ed., John McMurry, Brooks/Cole
時 間
到達目標
1.共役化合物と紫外分光法
5
2.ベンゼンと芳香族性
5
3. カルボニル化合物の反応
10
・反応機構の観点から,速度論支配・熱力学的支配
に基づき,生成物が予測できる。(14 章)
・芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明でき
る。(15 章)
・代表的な官能基に関して,その構造および性質が
説明できる。それらの官能基を含む化合物の合成
法およびその反応が説明できる。代表的な反応に
関して,その反応機構が説明できる。(22,23 章)
4.軌道と有機化学:ペリ環状反応
10
教育プロ
グラム
D-1
D-2
・ペリ環状反応を説明できる。(30 章)
(学年末試験)
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
教育目標
分子および反応を動的に捉えながら有機化学を自ら再構築することを目的とする。
概要
分子構造と物理的性質との関連を学び,基本的な有機化合物の反応性を考える。また有機化合物の英語名やそれらの発
音にも留意させる。
60
自学自習時間は,日常の授業のための予習復習,
授業時間外の課題,定期試験の準備等の学習時間
を総合したものとする
B.
F.
関連科目
有機化学Ⅰ・Ⅱ,生化学,有機化学実験,材料化学Ⅰ・Ⅱ,高分子化学,材料化学実験,有機化学特論
C.
学習上の留意点
授業の進度が割合速いので教科書の問いや補充問題は自習し,疑問点は質問・討論することで解決すること。また,板書
や小テストは英語で行う。
D.
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
1. IUPACの命名法を理解し,構造から名前を,また名前から構造を誘導できる。
2. 代表的な官能基に関して,その性質を理解でき,それらの官能基についての代表的な反応およびそ
の分子内への導入法を説明できる。
3. 有機電子論が理解できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
到達目標項目 1
IUPAC の 命 名 法 を 正 確 に 理 解 IUPAC の 命 名 法 を ほ ぼ 理 解
し,構造から名前を,また名前か し,構造から名前を,また名前
ら構造を正確に誘導できる。
から構造をほぼ誘導できる。
IUPAC の 命 名 法 を 理 解 で き な
い。
到達目標項目 2
代表的な官能基に関して,その
性質を正確に理解でき,それらの
官能基についての代表的な反応
およびその分子内への導入法を
正確に説明できる。
代表的な官能基に関して,その
性質を理解できない。
到達目標項目 3
代表的な官能基に関して,そ
の性質をほぼ正確に理解でき,
それらの官能基についての代
表的な反応およびその分子内
への導入法をほぼ正確に説明
できる。
有機電子論を正確に理解し,正 有機電子論をほぼ正確に理解
確に説明できる。
し,ほぼ正確に説明できる。
有機電子論を理解できない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
70
30
100
基礎的能力
30
15
45
専門的能力
40
15
55
分野横断的能力
旭川高専 2015
D-1
D-2
自己点検
機器分析特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11014
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
古崎 睦
専門的・選択
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
時間
到達目標
ガイダンス
1
授業の目標、内容、予定、評価法がわかる。
1.吸光光度法
1
2. 赤外分光法
2
3.ラマン分光法
2
4.原子吸光分析法
2
5. ICP 発光分析法
2
概要
授業は、ある機器分析法の原理や装置構成、特徴、応用例などについて、担当教員と担当学生が週交代でまとめ、作成し
た資料に基づいて解説を行う。中間試験は行わない。
6.蛍光 X 線分析法
2
C.
7.X 線回折分析法
2
教員によるプレゼンテーションの例示を通し
て、次週以降の進め方がイメージできる。
赤外分光法の原理・特徴・応用例などが説明
できる。装置の構成、装着部品の構造・原理が
説明でき、装置カタログを解説できる。
ラマン分光法の原理・特徴・応用例などが説
明できる。装置の構成、装着部品の構造・原
理が説明でき、装置カタログを解説できる。
原子吸光分析法の原理・特徴・応用例など
が説明できる。装置の構成、装着部品の構
造・原理が説明でき、装置カタログを解説でき
る。
ICP 発光分析法の原理・特徴・応用例などが
説明できる。装置の構成、装着部品の構造・
原理が説明でき、装置カタログを解説できる。
蛍光 X 線分析法の原理・特徴・応用例などが
説明できる。装置の構成、装着部品の構造・
原理が説明でき、装置カタログを解説できる。
X 線回折分析法の原理・特徴・応用例などが
説明できる。装置の構成、装着部品の構造・
原理が説明でき、装置カタログを解説できる。
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
なし
装置カタログ、プリント
基礎化学選書 7 機器分析(裳華房)
A.
教育目標
代表的な機器分析法の基本原理、装置構成、特徴、応用例等を習得するとともに、その知識を活用しながら、ある実験課題
に対して適切な分析方法を選択し、実験指針を立案できる能力を習得する。
B.
学習上の留意点
発表は、機器分析法の解説・質疑応答(20〜30 分)、および装置カタログの解説・質疑応答(10〜20 分)からなり、解説のわ
かりやすさ、質疑応答の的確さなど 6 項目について、教員および発表者を除く受講学生により評価を行う。
D.
学習到達目標
8.クロマトグラフィー
2
9. 質量分析法
2
10.熱分析法
4
11. 走査分析電子顕微鏡
4
12. その他(特別研究に関連のある分析法を
選択)
4
1. 代表的な機器分析法について深く理解し、それらの原理や装置構成、特徴や応用例等を正しく説明できる。
2. 与えられた課題に対して適切な実験指針を立案し、機器分析により得られるデータを正しく予測・説明でき
る。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
代表的な機器分析法について深く
未到達レベルの目安
代表的な機器分析法について深く
代表的な機器分析法の原理や装
理解し、それらの原理や装置構成、 理解し、それらの原理や装置構成、
置構成、特徴や応用例等を正しく説
特徴や応用例等を詳細に説明でき 特徴や応用例等を正しく説明でき
明できない。
る。
到達目標項目 2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
(前期中間試験)
学習到達目標
到達目標
教育
プログラム
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
る。
与えられた課題に対して適切な実
与えられた課題に対して適切な実
与えられた課題に対して実験指針
験指針を立案し、機器分析により得
験指針を立案し、機器分析により得
を立案できず、機器分析により得ら
られるデータを正しく予測・説明でき
られるデータを予測・説明できる。
れるデータを予測・説明できない。
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
20
80
100
基礎的能力
5
10
15
専門的能力
15
70
85
ガスクロマトグラフィーまたは液体クロマトグ
ラフィーの原理・特徴・応用例などが説明でき
る。装置の構成、装着部品の構造・原理が説
明でき、装置カタログを解説できる。
質量分析法の原理・特徴・応用例などが説
明できる。装置の構成、装着部品の構造・原
理が説明でき、装置カタログを解説できる。
熱重量分析、示差熱分析および示差走査熱
量測定の原理・特徴・応用例などが説明でき
る。装置の構成、装着部品の構造・原理が説
明でき、装置カタログを解説できる。
走査分析電子顕微鏡の原理・特徴・応用例
などが説明できる。装置の構成、装着部品の
構造・原理が説明でき、装置カタログを解説で
きる。
特別研究に関連する機器分析法を選択し、
その原理・特徴・応用例などが説明できる。
D-1
D-2
プレゼンテーション実施のための、調査・整
理、発表用資料の作成に要する学習時間を総
合したものとする。
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
(前期末試験)
◆自学自習
プレゼンテーション実施のための準備
60
分野横断的能力
F.
関連科目
機器分析、応用化学特別実験Ⅰ・Ⅱ
旭川高専 2015
自己点検
複合材料
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11007
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
梅田 哲
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門的・選択
なし
プリント、VTR(新素材 IV 複合材料編)
高分子加工 One Point -9 複合材料をつくる(高久 明・多田 尚:共立出版)
時間
到達目標
1.複合材料の基礎知識
8
複合材料の発展や分類について説明できる。
複合材料の機械的強度や複合則について説明でき
る。
2.繊維強化の機構
4
強さの複合則、比強度、比剛性について説明でき、
複合化するメリットを理解できる。
古典積層理論による疑似等方性について説明でき、
強度・破損則について理解できる。
3.強化用繊維
6
ガラス繊維、炭素繊維などの強化用繊維の製造法を
説明できる。
4.マトリクス樹脂
6
マトリクス樹脂の種類・製造法・特徴などについて理
解できる。
5.複合材料の成形
2
繊維強化プラスチックの成型法を説明できる。
6.複合材料の応用
4
航空機における使用や極限環境における使用を説
明できる。
複合材料の様々な用途への応用法などについて説
明できる。
60
プレゼンテーションのための資料収集・スライド作成
などのための時間および日常の予習復習の時間を
総合したものとする。
教 育
プログラム
D-1
D-2
A.
教育目標
汎用・先端材料として幅広く使用されている複合材料の定義、歴史、種類およびその基本的な物性や形成法について習得
する。
B.
概要
様々な種類の複合材料があるなか、本講義では今日最も多く用いられているプラスチック系複合材料を中心にして講義を
進める。
C.
D.
学習上の留意点
身のまわりの多種多様の物質を「材料」という切り口から解析することがベースとなる。
学習到達目標
学習到達目標
1. 無機材料、金属材料、有機材料の長所と短所を説明できる。
到達目標
2. 繊維複合化理論の基礎を理解し、複合則の概念を用いて複合材料の強度計算ができる。
3. 金属材料、有機材料、無機材料を母材とする種々の複合材料の製造技術、複合プロセスや性質を説明でき
る。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
無機材料、金属材料、有機材料の長
無機材料、金属材料、有機材料
無機材料、金属材料、有機材料の
所と短所を正しく説明できる。
の長所と短所を説明できる。
長所と短所を説明できない。
繊維複合化理論の基礎を理解し、複
繊維複合化理論の基礎を理解
繊維複合化理論の基礎を理解し、
合則の概念を用いて複合材料の強
し、複合則の概念を用いて複合材
複合則の概念を用いて複合材料の
度計算が正しくできる。
料の強度計算ができる。
強度計算ができない。
金属材料、有機材料、無機材料を母
金属材料、有機材料、無機材料を
金属材料、有機材料、無機材料を
材とする種々の複合材料の製造技
母材とする種々の複合材料の製
母材とする種々の複合材料の製造
術、複合プロセスや性質を正しく説明
造技術、複合プロセスや性質を説
技術、複合プロセスや性質を説明で
できる。
明できる。
きない。
(学年末試験)
◆自学自習
プレゼンテーション準備、予習復習
F.
関連科目
高分子化学、応用化学特別研究
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
50
50
100
基礎的能力
25
10
35
専門的能力
25
20
45
20
20
分野横断的能力
旭川高専 2015
D-1
D-2
自己点検
環境触媒化学特論
科目名
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
宮越 昭彦
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
JABEE科目
専門的・選択
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(30%) D-1(70%)
JABEE基準
de
JABEE関連
達成度評価(%)
科目コード
A11008
評価方法
教 科
書
名
補 助 教
参
考
材
書
総合評価割合
70
10
基礎的能力
30
5
専門的能力
40
5
分野横断的能力
授業内容
フォリオ
その他
10
5
5
100
55
5
5
10
35
触媒の定義や一般的な触媒分野の用語を説明できる。
活性化エネルギーと化学反応の関係を理解し、触媒の
役割を表現できる。
均一系、不均一系の触媒を例示して、その特徴を説明
できる。
触媒化学分野の歴史的背景を工業触媒発展と学術的
な進展の経緯から説明できる。
物理吸着と化学吸着の違いを理解し、触媒が関与する
いろいろな活性化機構や固体表面の作用について表
現できる。
石油精製に関わる触媒反応を例に、クラッキング反応、
水素化反応、接触改質反応の機構を説明できる。
環境触媒技術が発展した歴史的背景を理解し、説明す
ることができる。
窒素酸化物の分解触媒について、反応機構と特徴を表
現することができる。
自動車排ガス浄化触媒の特性や求められる性能につ
いて理解し、将来に向けてどのような課題があるのかを
説明できる。
光触媒の特性や性能を理解し、TiO2 触媒の浄化作用
について説明できる。
2
(4)触媒化学の歴史
4
B.
(5))触媒機能の発現
4
2. 触媒の利用
(1)工業プロセスへの応用例
(2)環境触媒-1
6
4
(3)環境触媒-2
2
(4)環境触媒-3
2
(5)環境触媒-4
2
学習到達目標
教育プ
ログラム
D-1
A-2
1. 触媒の定義や触媒分野の専門用語について理解し、活性化エネルギーに関連づけた説明ができる。
到達目標
2. 触媒化学分野の発展について、工業的観点と学術的観点の両面から説明ができる。
3. 石油精製プロセス反応、自動車排ガス浄化反応、光触媒反応に関する基本反応を提示して、触媒反応機構
について具体的に説明ができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
固体触媒反応の定義や触媒の分類
固体触媒反応の定義や触媒の分
固体触媒反応の定義や触媒の分類
ついて例示しながら正確に説明でき
類ついて説明ができる。
ついて説明ができない。
固体触媒の機能発現について、固体
固体触媒の機能発現について、
固体触媒の機能発現について、固
の吸着現象に関連づけた説明がで
固体の吸着現象に基づいた説明
体の吸着現象に基づいた説明がで
きる。その際、鍵要因を示して触媒
ができる。また、触媒機能を左右
きない。また、触媒機能を左右する
作用の原理を的確に説明できる。
す る 鍵 要 因 を 挙 げ る こ とが で き
鍵要因を挙げることができない。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
る。
到達目標項目 2
(期末試験)
◆自学自習
(1) 予習
(2) 復習
(3) レポート
(4) 定期試験の準備
F.
60
自学自習時間として、日常の授業のための予習復習時間、
理解を深めるための演習課題の考察・解法の時間および定
期試験の準備のための勉強時間を総合したものとする。
関連科目
材料化学Ⅰ、Ⅱ、化学工学、物理化学、反応工学、化学工業
る。
到達目標項目 3
石油精製反応、自動車排ガス浄化
石油精製反応、自動車排ガス浄
石油精製反応、自動車排ガス浄化
触媒反応、光触媒反応の触媒メカニ
化触媒反応、光触媒反応の触媒
触媒反応、光触媒反応の触媒メカ
ズムを具体的に表現し、触媒活性種
メカニズムの特徴を説明し、触媒
ニズムの特徴が説明できず、触媒
や活性劣化因子について正確に説
活性種や活性劣化因子を挙げる
活性種や活性劣化因子を挙げるこ
明ができる。
ことができる。
とができない。
合計
10
2
(3)触媒の分類
学習到達目標
ポート
実技
1. 触媒化学の概要
(1)触媒とは何か
2
D.
成果品
発表
到達目標
(2)化学平衡と活性化エネルギー
学習上の留意点
本講義では、吸着や化学平衡といった触媒化学の基礎概念となる現象の説明と、環境触媒を中心とする実用例について授
業時間を多く配置している。最初は、触媒化学の考え方に馴染みづらく理解するのに時間を要するが、「触媒反応が進行する
ための鍵要因は何であるのか。」という視点を持って授業や学習に取り組んでもらいたい。講義期間の中盤期以降で触媒分野
に関連する調査報告(プレゼンテーション発表)を行う。なお、小テストは毎回実施する。
口頭
時間
教育目標
触媒化学の基本的な考え方を習得し、触媒作用がどのような原理に基づいて発現するのかを理解する。また、触媒化学が
化成品製造や地球環境浄化など、主要な工業技術に応用されていることを学び、触媒化学技術の現状と課題について理解す
る。
C.
レポート
授業計画
A.
概要
前半は、固体触媒が有する表面の機能性に焦点を当て、固体触媒反応が様々な吸着作用に基づいて発現することを学習
する。また、触媒化学の発展について、工業的な背景と学術的背景の両面から理解し、触媒開発や触媒機能が解明された経
緯を学ぶ。
後半は、工業プロセス用触媒と環境触媒を取り上げ、触媒作用の原理とその特徴について学習する。とくに環境触媒につい
ては、現在の代表的な触媒とともに将来的な課題についても説明する。
小テスト
指標と評価割合
E.
新しい触媒化学 第2版 (服部 英、多田 旭男、菊地 英一、瀬川 幸一、射水 雄
三、共著、三共出版)
プリント
環境触媒(日本表面学会編、共立出版社)ほか
試験
旭川高専 2015
D-1
A-2
自己点検
有機合成化学
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1 学年 応用化学専攻
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
堺井 亮介
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(30%) D-1(50%) D-2(20%)
JABEE基準
cde
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
JABEE科目
名
材
書
E.
科目コード
A11009
専門的・選択
なし
プリント(演習問題、各種データ集など)
マクマリー有機化学 第7版 上・中・下 (John McMurry 著、東京化学同人)
プログラム学習 有機合成化学 (Stuart Warren 著、講談社)
概要
はじめに、官能基変換や C-C 結合形成反応、保護・脱保護反応について説明し、様々な合成反応を設計する能力を養う。
さらに、逆合成などの方法論を用いて、多段階の合成ルートを設計する能力を習得する。
C.
学習上の留意点
最終的な目標である多段階反応の合成ルートを設計するためには、個々の有機化学反応に関する知識が不可欠である。
従って、復習などの自学自習に努める必要がある。また、演習問題や課題を課すので、必ず定められた期限までに行うこと。
時間
到達目標
1.官能基変換および C-C 結合形
成反応
18
種々の官能基変換反応および C-C 結合形成反応に関し
て、有機電子論に立脚し、構造と反応性の関係が予測で
きる。
反応機構の観点から、速度論支配・熱力学支配に基づき、
生成物が予測できる。
2.保護・脱保護
4
複数の官能基をもつ化合物の合成における保護基の重要
性を理解し、保護・脱保護を含む合成ルートを設計できる。
A-2
D-1
D-2
3.逆合成
2
有機合成法の概念として、逆合成解析について理解し、論
理的かつ合理的な逆合成を行うことができる。
A-2
D-1
D-2
4.多段階合成
6
複雑な有機分子の合成について、複数の化学反応を組み
合わせた多段階の合成ルートを設計することができる。
A-2
D-1
D-2
60
自学自習時間は、日常の授業のための予習復習時間、理
解を深めるための演習課題の考察・解法の時間および定
期試験の準備のための学習時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
(後期末試験)
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
F.
学習到達目標
関連科目
有機化学、応用有機化学
学習到達目標
1. 種々の官能基変換反応、C-C 結合形成反応、および保護・脱保護反応について理解できる。
到達目標
2. 複雑な有機分子の合成について、複数の化学反応を組み合わせた多段階の合成ルートを設計することが
できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
種々の官能基変換反応、C-C 結合
種々の官能基変換反応、C-C 結
種々の官能基変換反応、C-C 結合
形成反応、および保護・脱保護反応
合形成反応、および保護・脱保護
形成反応、および保護・脱保護反応
について正しく説明できる。
反応について説明できる。
について説明できない。
複数の化学反応を組み合わせた多
複数の化学反応を組み合わせた
複数の化学反応を組み合わせた多
段階の合成ルートを正しく設計でき
多段階の合成ルートを設計でき
段階の合成ルートを設計できない。
る。
る。
達成度評価(%)
評価方法
試験
指標と評価割合
総合評価割合
小テスト・
課題
レポート
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
70
30
100
専門的能力
60
20
80
分野横断的能力
10
10
20
教育プロ
グラム
A-2
D-1
D-2
授業内容
教育目標
様々な有機化合物あるいは機能性有機物質の合成に必要な有機化学反応を自ら設計する能力を身につける。
B.
D.
授業計画
基礎的能力
旭川高専 2015
自己
点検
環境科学
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11015
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 専攻共通
2 単位 後期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
吉田 雅紀
JABEE関連
教育プログラム科目区分
102一般基礎科目自然科学系
教育プログラムの学習・教育目標 A-1(80%) A-2(20%)
JABEE基準
cd
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門関連・必修
新訂 地球環境の教科書 10講(東京書籍)
ビデオ
必要に応じて紹介する
時間
到達目標
公害・環境汚染
2
日本の公害の歴史について説明できる。
公害・環境汚染の防止策について説明でき
る。
地球温暖化
4
地球温暖化の現象を科学的について説明
できる。
温暖化防止の必要性について説明できる。
エネルギー資源問題
4
エネルギー資源問題について説明できる。
環境科学概論
16
環境の現状について説明できる。
オゾン層の破壊について説明できる。
地球温暖化の現状と原因について説明でき
る。
酸性雨について説明できる。
森林の減少について説明できる。
廃棄物処理問題について説明できる。
大気汚染について説明できる。
水質汚濁について説明できる。
廃棄物処理技術
4
廃棄物処理の目的について説明できる。
資源化について説明できる。
◆自学自習
60
課題によるレポート作成(20 時間),発表に
対する準備(20 時間),復習(20 時間)
A.
教育目標
「環境に優しい」,「地球に優しい」という言葉が今日よく聞かれるが,地球環境問題は,まず科学的な視野から理解すること
が必要である。この講義では,世界各国そして日本が,地球環境に対する循環型社会へ,どのように取り組んでいるかを学び,
私達個人が地球環境保全にどんな貢献ができるか考えることを目標とする。
B.
概要
地球環境問題を通して,実態と解決にむけての取組みを学習し,地球環境の保全教育を想定する。 我々の身の回りと環
境問題,またエネルギーの資源と保全対策等について学ぶ。
C.
学習上の留意点
地球規模の環境汚染の実態や世界各国での汚染対策への取組みを学ぶ。身の回りの環境問題,環境汚染をもたらした化
学現象,文明社会がもたらした環境汚染について主体的に学習すること。
D.
教育プログラ
ム
A-1
A-2
学習到達目標
学習到達目標
1. 人間活動と環境問題との関わりについて説明できる。
到達目標
2. 種々の環境汚染の要因及びその対策について説明できる。
3. ゴミや廃棄物,エネルギーや水などの資源の現状とその問題の解決法について説明できる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
人間活動と環境問題との関わりにつ
人間活動と環境問題との関わりに
人間活動と環境問題との関わりに
いて正しく説明できる。
ついて説明できる。
ついて説明できない。
種々の環境汚染の要因及びその対
種々の環境汚染の要因及びその
種々の環境汚染の要因及びその対
策について正しく説明できる。
対策について説明できる。
策について説明できない。
ゴミや廃棄物,エネルギーや水など
ゴミや廃棄物,エネルギーや水な
ゴミや廃棄物,エネルギーや水など
の資源の現状について正しく説明で
どの資源の現状について説明で
の資源の現状について説明できな
きる。
きる。
い。
F.
関連科目
分析化学
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
20
40
40
100
基礎的能力
5
5
5
15
専門的能力
10
25
25
60
分野横断的能力
5
10
10
25
旭川高専 2015
A-1
A-2
自己点検
メカトロニクス特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
Z11016
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 専攻共通
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
三井 聡
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 D-1(50%) D-2(50%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門関連・選択
時間
到達目標
1.メカトロニクス概要
2
メカトロニクス製品をタイプ別に分類でき
る。
メカトロニクスの構成要素とその役割につ
いて説明できる。
2.アクチュエータ
(1)DCモータの動作原理と状態方程式、
3
DCモータの動作原理が説明でき、状態方
程式を導くことができる。
プリント(参考資料)
MECHATRONICS(CRC PRESS)
教育目標
これまで独立して学習してきた機械、電気、電子、情報、制御工学を関連付け、それらを統合したメカトロニクス技術につい
て理解し、機械をコンピュータで制御する方法について学習する。簡単なメカトロニクス製品の基本設計ができる能力を養うこ
とを目的とする。
(2)DCモータの制御方法
3
(3)ステッピングモータの動作原理
1
ステッピングモータの動作原理が説明でき
る。
(4)ACモータの動作原理
3
誘導モータ、同期モータ、ブラシレス DC モ
ータの動作原理が説明できる。
(5)リニアモータの動作原理
2
リニアモータの構造、動作原理、特徴が説
明できる。
A.
B.
概要
メカトロニクスは、コンピュータ制御された機械システム、およびその基本要素について学習する。アクチュエータ、センサ、
パワーエレクトロニクスなどの基本要素について学習し、その応用例として工作機械、ロボット制御について学習し、理解を深
める。
C.
学習上の留意点
アクチュエータ、センサ、パワーエレクトロニクスなどの基本要素について学習し、メカトロニクスの基本事項の理解を深める。
実際には、メカトロニクス製品の持つ機能を達成するために、構成要素がどのような役割を担っているかを理解することがポイ
ントである。MECHATRONICS(CRC PRESS)を各自分担して和訳する課題を課す。
D.
(後期中間試験)
2
3.センサ
(1)位置、速度、加速度検出
(2)パルスエンコーダの原理と信号処理
2
2
到達目標
1.
2.
3.
4.
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
学習到達目標
各種アクチュエータの種類、各種モータの動作原理、特性を理解し、説明できる。
位置、速度センサの種類、動作原理、特性を理解し、説明できる。
PWM 制御を理解し、説明できる。
工作機械、ロボットマニピュレータの制御を理解し、説明できる。
未到達レベルの目安
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
(2)PWM 制御
2
5.NC 工作機械の制御
(1)NC 工作機械の構成
(2)工具経路補間
2
6.ロボットマニピュレータの制御
(1)運動方程式
2
ロボットマニピュレータの運動方程式を求
めることができる。
60
自学自習時間は、課題の和訳の時間およ
び試験の準備のための勉強時間を総合し
たものとする。
アクチュエータの種類、各種モー
アクチュエータの種類、各種モータ
動作原理、特性を理解し、説明でき
タの動作原理、特性をある程度理
の動作原理、特性をある程度理解
る。
解し、説明できる。
し、説明できない。
(学年末試験)
位置、速度センサ の種 類、動 作原
位置、速度センサの種類、動作原
位置、速度センサの種類、動作原
理、特性を理解し、説明できる。
理、特性をある程度理解し、説明
理、特性を説明できる。
PWM 制御を理解し、説明できない。
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・試験準備
F.
PWM 制御を理解し、説明できる。
PWM 制御を理解し、ある程度説
エンコーダを使用した位置、速度、加速度
の検出方法について説明できる。
パルスエンコーダの動作原理と論理回路
を使ってエンコーダの分解能を上げる方
法について説明できる。
チョッパ回路による電圧変換、PWM 方式
による直流-交流変換の原理、モータの回
転制御が説明できる。
PWM による電流変化について説明でき
る。
NC 工作機械の構成、機能について説明
できる。
工具経路補間方法について説明できる。
2
アクチュエータの種類、各種モータの
できる。
到達目標項目 3
DCモータの電圧制御方法が説明できる。
4.パワーエレクトロニクス
(1)DC-DC、DC-AC 変換
学習到達目標
2
明できる。
到達目標項目 4
工作機械、ロボットマニピュレータの
工作機械、ロボットマニピュレータ
工作機械、ロボットマニピュレータの
制御を理解し、説明できる。
の制御を理解し、ある程度説明で
制御を理解し、説明できない。
関連科目
工作実習、CAD/CAM 演習、加工学Ⅰ、材料学
きる。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
総合評価割合
50
50
100
基礎的能力
10
10
20
専門的能力
40
40
80
分野横断的能力
教育
プログラム
D-1
D-2
旭川高専 2015
D-1
D-2
D-1
D-2
自己点検
応用化学特別研究Ⅱ
科目名
JABEE科目
学習到達目標
科目コード
A11010
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 応用化学専攻
8 単位 通年
360 時間 研究 240 + 自学自習 120
物質化学工学科各指導教員
JABEE関連
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(20%) D-3(25%) E-1(30%) E-3(25%)
JABEE基準
defgh
1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
専門的・必修
3. 得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる。
4. 目標・成果に関して現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけることができる。
到達目標
5. 研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
6. 目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,対処することができる。
7. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し,ルールに従い行動できる。
8. 工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。
9. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ、身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解し
たり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
ルーブリック評価
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
自ら,観察,課題の設定から実施可能な方
教員の指導により,観察,課題の設定
教員の指導によっても,観察,課題の設
法を考察し,具体的な行動に結びつけるこ
から実施可能な方法を考察し,具体的
定から実施可能な方法を考察し,具体
とができる。
な行動に結びつけることができる。
的な行動に結びつけることができない。
目標達成のために必要な知識や能力を高
目標達成のために必要な知識や能力
目標達成のために必要な知識や能力を
め,困難な状況となっても前向きに考え,非
を高め,困難な状況となっても前向きに
高めたり,困難な状況となっても前向き
常に良好な対処ができる。
考え,ほぼ良好な対処ができる。
に考えたり,良好な対処がでない。
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及
技術が社会や自然に及ぼす影響や効
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果
到達目標項目 7
び技術者が社会に対して負っている責任を
果及び技術者が社会に対して負ってい
及び技術者が社会に対して負っている
(Ⅸ-F)
正確に理解し,ルールに従い行動できる。
る責任をほぼ理解し,ほぼルールに従
責任を理解できず,ルールに従った行動
った行動ができる。
ができない。
自ら,工学的課題を理解し,現実を踏まえ,
教員の指導により,工学的課題を理解
教員の指導によっても,工学的課題を理
課題解決のための設計解(システム・構成
し,現実を踏まえ,課題解決のための
解し,現実を踏まえ,課題解決のための
要素・工程)を創案できる。
設計解を創案できる。
設計解を創案できない。
自分の専門に関する情報や考えについて,
自分の専門に関する情報や考えについ
自分の専門に関する情報や考えについ
200 語程度の簡単な文章を正確に書くこと
て,200 語程度の簡単な文章をほぼ正
て,200 語程度の簡単な文章を書くこと
ができる。
確に書くことができる。
ができない。
自分の専門に関する情報(例:実験成果な
自分の専門に関する情報(例:実験成
自分の専門に関する情報(例:実験成果
到達目標項目 9-2
ど)や考えについて,前もって準備をするこ
果など)や考えについて,前もって準備
など)や考えについて,前もって準備が
(Ⅲ-B)
とで毎分 120 語程度の速度で約 2 分間の口
することで毎分 120 語程度の速度で約
できず,毎分 120 語程度の速度で約 2 分
1. 目的応じた分析方法の選択,分析条件の設定,一連のプロセスを理解し,データをもとに考察ができる。
頭説明ができる。
2 分間の口頭説明がほぼできる。
間の口頭説明ができない。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
相手が明瞭に毎分 120 語程度の速度で,
相手が明瞭に毎分 120 語程度の速度
相手が明瞭に毎分 120 語程度の速度
3. 得られた情報を理解し,効果的に創造的に活用することができる。
繰り返しや言い換えを交えて話し,適切な
で,繰り返しや言い換えを交えて話し,
で,繰り返しや言い換えを交えて話し,
到達目標項目 9-3
助言,ヒント,促しなどが与えられれば,自
適切な助言,ヒント,促しなどが与えら
適切な助言,ヒント,促しなどが与えられ
(Ⅲ-B)
分の専門に関する簡単な情報や考えにつ
れれば,自分の専門に関する簡単な情
ても自分の専門に関する簡単な情報や
6. 目標達成のために必要な知識や能力を高め,困難な状況となっても前向きに考え,対処することができる。
いて口頭でやり取りや質問・応答が正確に
報や考えについて口頭でやり取りや質
考えについて口頭でやり取りや質問・応
7. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果及び技術者が社会に対して負っている責任を理解し,ルールに従い行動できる。
できる。
問・応答がほぼ正確にできる。
答ができない。
参考文献多数
到達目標項目 5
(Ⅷ-E)
A.
教育目標
各指導教員のもとで絞り込んだ研究テーマに取り込み,今まで学んできた工学全般の知識・技術をもとに,地球環境に配慮
しつつ,研究計画(学修総まとめ科目履修計画書)の立案から試作・実験を通じて問題解決手法を開発し,さらに目標達成に
向けて研究成果を考察する能力を身につけることで,目標設定から達成までの研究活動に必要な総合力やデザイン能力を養
う。
概要
第1学年の特別研究Ⅰを基礎にし,各担当教員の指導のもとで研究活動に取り組み,企画・実行力,設計・創造力,発表能
力など研究遂行に必要な能力を養う。
到達目標項目 6
(Ⅸ-B)
B.
到達目標項目 8
(Ⅹ-A)
C.
学習上の留意点
これまでに学んだ知識などをもとにし,参考文献の講読・検索,実験の実施,データ解析,成果発表などあらゆる場面にお
いて,積極的且つ自立的な取り組みを行う。
D.
学習到達目標
学習到達目標
4. 目標・成果に関して現状と目標との乖離から解決すべき課題を見つけることができる。
到達目標
5. 研究テーマに関連した観察,課題の設定から実施可能な方法を考察し,具体的な行動に結びつけることができる。
到達目標項目 9-1
(Ⅲ-B)
8. 工学的課題を理解し,現実を踏まえ,課題解決のための設計解(システム・構成要素・工程)を創案できる。
達成度評価(%)
9. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ、身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解し
たり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(Ⅵ-E)
到達目標項目 2
(Ⅷ-A)
到達目標項目 3
(Ⅷ-C)
到達目標項目 4
(Ⅷ-D)
評価方法
発表能力
(C-1)
企画・デザイ
ン力(D-3)
達成度
(E-1)
創意工夫
(E-3)
20
25
30
25
100
専門的能力
10
25
20
25
80
分野横断的能力
10
指標と評価割合
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
分析方法の選択,分析条件の設定,プロセ
分析方法の選択,分析条件の設定,プ
分析方法の選択,分析条件の設定,プ
スを正確に理解し,データをもとに正確な考
ロセスをほぼ理解し,データをもとにほ
ロセスの理解,データをもとした考察が
察ができる。
ぼ正確な考察ができる。
できない。
非常に効果的な説明方法や手段を用いて
効果的な説明方法や手段を用いて関
効果的な説明方法や手段を用いて関係
関係者を十分に納得させることができる。
係者をほぼ納得させることができる。
者を納得させることができない。
得られた情報を理解し,効果的に創造的に
得られた情報を理解し,ほぼ効果的に
得られた情報を理解できず,効果的に創
活用することができる。
創造的に活用することができる。
造的に活用することができない。
自ら,解決すべき課題を見つけることができ
教員の指導により,解決すべき課題を
教員の指導によっても,解決すべき課題
る。
見つけることができる。
を見つけることができない。
総合評価割合
その他
合計
基礎的能力
10
20
●発表能力(C-1):【発表能力】スライドなどに研究内容を正確に表現し,発表,質疑対応が的確にできたか。
●企画・デザイン力(D-3):【実行力,エンジニアリングデザイン能力】研究目標に到達するプロセスを自ら考え,積極的に実
行できたか。デザイン能力を育成できたか。
●達成度(E-1):【論文】研究成果の達成度や研究成果の取りまとめは適切にできたか。関連分野の工学知識を自主的・継続
的に習得できたか。
●創意工夫(E-3):【創造性】自ら創造性を発揮し,問題点を探求・解決することができたか。
E.
授業計画
授業内容 (特別研究テーマ(2014 年度))
時間
指導教員
(2014 年度)
宮越昭彦
マイクロ波加熱を利用する新規なメタン改質プロセスの実証的研究
フェニルアラニン由来アミド基を有するポリ(フェニルアセチレン)によるキラル
堺井亮介
識別
千葉 誠
乾湿繰返し環境における Al 合金の腐食に関する研究
240
新たな電極活性種を用いた電気化学的デバイスの開発
小寺史浩
塩素電極反応の解析と環境・エネルギーデバイスへの応用
小寺史浩
ホタテ貝殻焼成物を触媒として用いたバイオディーゼル燃料合成の試み
古崎 睦
木材保存に用いるバイオコントロール糸状菌と担持材料の相互作用
富樫 巌
◆
自学自習
自学自習時間は,工学知識の復習,研究論文等の調査,実験データの整理
作業,プレゼンの準備等を行うためのものとする。
F.
関連科目
全科目
旭川高専 2015
教
育
プログラム
120
C-1
D-3
E-1
E-3
C-1
D-3
E-1
E-3
自己点検
エンジニアリングデザイン
科目名
2 学年 専攻共通
2 単位 通年
90 時間 演習 60 + 自学自習 30
三井 聡・非常勤講師
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
名
材
書
達成度評価(%)
科目コード
Z11018
専門的・必修
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育目標 D-3(60%) E-2(20%) E-3(20%)
JABEE基準
dehi
JABEE関連
教 科 書
補 助 教
参
考
JABEE科目
企画・デザイン
力(内容理解
度)(D-3)
チームワーク
(E-2)
創造性
(E-3)
合計
総合評価割合
60
20
20
100
基礎的能力
20
専門的能力
20
分野横断的能力
20
評価方法
指標と評価割合
E.
プリント(参考資料)
世界一やさしい問題解決の授業(ダイヤモンド社)、ゼロからはじめてよくわかる
多変量解析(技術評論社)
A.
教育目標
工学基礎科目と専門基礎関連科目で展開し、学生の自発的学習、論理的思考、グループ活動、プレゼンテーションなどの
能力を養成し、技術者・研究者として指導できる能力を育成することを目標とする。さらに、チームで協力しながら総合的なエン
ジニアリングデザインを体験する。
授業内容
到達目標
1.オリエンテーション
4
2.課題設定、企画
8
マイスタ、チーム編成を行い、教育プログラムの説明を受ける。目
的、心構え、社会のルール等について理解し、行動できる。
チームで協力しながら課題を設定し解決する方策を考える。与えら
れた課題について解決できるよう企画、方策が提案でき、担当者と
の討論ができる。チーム内での責任を理解し、自主的な行動ができ
る。作業を進める上で PDCA を考えながら、継続的に実行できる。
マイスタ、学生間で、チーム毎の課題、解決方法について発表し、
討論を行う。課題設定、調査方法、課題の探求、実験方法、器具、
条件について調査したことを説明することができる。質疑に対して考
えをまとめ、適切に答えることができる。
課題、解決方法、計画等の修正を行なう。
作業を進める上で PDCA を考えながら、継続的に実行できる。
課題解決のため、進捗状況に応じて計画等の修正を行ないながら
作業を進める。作業を進める上で PDCA を考えながら、継続的に実
行できる。各自が問題を設定し、課題を解決することができる。
成果の中間発表を行い、討論する。成果の整理と分かりやすいプレ
ゼンテーション資料が作成できる。質疑に対して考えをまとめ、適切
に答えることができる。
進捗状況に応じて計画等の修正を行ないながら作業を進める。各
自が問題を設定し、課題を解決することができる。
成果の最終発表を行い、討論する。残留課題を含めた成果の整理
と分かりやすいプレゼンテーション資料が作成できる。質疑に対して
考えをまとめ、適切に答えることができる。
自学自習の時間として、課題に対する調査・検討時間、進捗状況に
応じた作業時間、成果について検討し報告書をまとめる時間等を総
合したものとする。
3.アクションプラン発表
8
4.企画立案、修正
8
C.
5.実践
8
6.成果中間発表
8
7.実践
8
8.成果最終発表
8
◆ 自学自習
・レポート作成など
30
学習到達目標
学習到達目標
1. 工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して協力者との協議を経て、与えられた
到達目標
目標を達成するための解決方法を考え、導くことができる。
2. 状況分析の結果、場合によっては問題(課題)を発見することができ、解決方法を考え、導くことができる。
3. 種々の発想方法や計画立案方法を用い、より効率的、合理的にプロジェクトを進めることができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
自らの専門知識を駆使して協力者と
自らの専門知識を駆使して協力
自らの専門知識を駆使して協力者
の協議を経て、目標を達成するため
者との協議を経て、目標を達成す
との協議を経て、目標を達成するた
の解決方法を考え、導くことができ
るための解決方法を考え、ある程
め の解 決方 法を 導 くこ とが でき な
る。
度導くことができる。
い。
状況分析の結果、場合によっては問
状況分析の結果、場合によっては
状況分析の結果、場合によっては
題(課題)を発見することができ、解
問題(課題)を発見することがで
問題(課題)を発見することができ、
決方法を考え、導くことができる。
き、解決方法を考え、ある程度導
解決方法を導くことができない。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
20
時間
概要
豊富な知識と経験を持つ企業経験者(マイスタ)による技術者教育を導入する。マイスタの指導のもとでチームごとに異なる
課題を解決していくエンジニアリングデザイン教育を実施する。与えられた課題について、チームで様々な角度から取り組み方
や具体化の方法を調査・検討し、発表する。次に、実際に具体化し、その結果を検証し、成果を発表する。
D.
20
20
F.
関連科目
くことができる。
到達目標項目 3
種々の発想方法や計画立案方法を
種々の発想方法や計画立案方法
種々の発想方法や計画立案方法を
用い、より効率的、合理的にプロジェ
を用い、より効率的、合理的にプ
用い、より効率的、合理的にプロジ
クトを進めることができる。
ロジェクトをある程度進めることが
ェクトを進めることができない。
60
授業計画
B.
学習上の留意点
チームごとに配置されたマイスタの指導のもとで、地域企業等のニーズを調査し、課題を探す。課題解決のため、調査に基
づいて企画、立案し、進捗状況に応じて計画等の修正(PDCA)を行ないながら具体化していき、その成果を発表する。毎週進
捗レポートを提出し、2回のプレゼンテーションを行う。積極的に参加すること。
20
できる。
旭川高専 2015
教育プ
ログラム
D-3
E-2
E-3
D-3
E-2
E-3
自己点検
応用化学特別ゼミナールⅡ
科目名
2 学年 応用化学専攻
2 単位 通年
90 時間 演習 60 + 自学自習 30
物質化学工学科各指導教員
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
●企画・デザイン力(D-3):文献検索,資料収集等を積極的に行ったか。デザイン能力を育成できたか。
●達成度(E-1):自らが考えて進めた研究内容・方法があったか。
●創意工夫(E-3):創造性を発揮して問題点を探求・解決することができたか。
科目コード
A11011
専門的・必修
E.
名
材
書
授業計画
授業内容
指導教員が指定した資料(英文)
英語学習プログラム
到達目標
60
専攻科学生が特別研究指導教員のもとで,特別研究関連分野の文
献(英文)を読み,内容の概要を発表する事を通して,英文読解力,
日本語表現力,発表技法を修得できる。
C-1
C-3
D-3
E-1
E-3
30
自学自習時間は,(1)事前に英文論文を読み,その内容を理解する
ためのもの,および(2)英語学習プログラムによる学習を行うための
ものとする。
C-1
C-3
D-3
E-1
E-3
◆ 自学自習
A.
教育目標
応用化学特別ゼミナール I に引き続き行われ,指導教員の指定する応用化学に関する学術書・論文等の 2~3 テーマについ
て輪読形式で学習し,それらの内容に関する考察結果の発表討論をとおして工学研究の手法を学ぶ。資料は原則として英文
とし,正確な英語読解力と発表を通して内容を他の人に理解させる日本語表現能力の育成を目標とする。
B.
概要
自学自習時間中に,特別研究指導教員が指定した特別研究関連分野の文献(英文)などの内容を理解し,授業時間に文献
に書かれている内容を指導教員に説明する。また,英語学習プログラムによる自学学習を行い,英語読解力を高める。
F.
関連科目
応用化学特別ゼミナール II,応用化学特別研究Ⅰ・Ⅱ
C.
学習上の留意点
各テーマについて,文献検索や資料等の収集を行い,基礎理論についてあらかじめ学習を進めておき,疑問点の解決を授
業時間に行う等の自発的な学習態度が肝要である。教員から指定される資料は英文であるので,充分時間をかけて取り組む
こと。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 本科で修得した英語コミュニケーション能力を発展させ,身近な事柄及び自分の専門に関する基本的な情報や考えを理解
到達目標
したり伝えたりする基礎的な英語運用能力を養う。
2. 日本語と特定の外国語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる
3. 得られた情報を理解し,効果的・創造的に活用することができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(Ⅲ-B)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
毎分 120 語程度の速度で説明文などを読
毎分 120 語程度の速度で説明文など
毎分 120 語程度の速度で説明文などを
み,その概要を正確に把握できる。
を読み,その概要をほぼ把握できる。
読んで,その概要を把握できない。
到達目標項目 2
非常に効果的な説明方法や手段を用いて
効果的な説明方法や手段を用いて関
効果的な説明方法や手段を用いて関係
(Ⅷ-A)
関係者を十分に納得させることができる。
係者をほぼ納得させることができる。
者を納得させることができない。
到達目標項目 3
得られた情報を正確に理解し,効果的・創
得られた情報を理解し,ほぼ効果的・
得られた情報を理解できず,効果的・創
造的に活用することができる。
創造的に活用することができる。
造的に活用することができない。
(Ⅷ-C)
達成度評価(%)
発表能力
(C-1)
読解力
(C-3)
企画・デザイン力
達成度
(E-1)
創意工夫
(E-3)
合計
(D-3)
20
40
10
15
15
100
専門的能力
10
40
10
15
15
80
分野横断的能力
10
評価方法
指標と評価割合
総合評価割合
基礎的能力
10
●発表能力(C-1):記述・討議ができるようになったか。
●読解力(C-3):英語等による技術論文や取扱説明書を理解することができたか。
教育プ
時間
英文資料の読解と内容
の発表
教育プログラム科目区分
303専門工学科目③課題解決系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(20%) C-3(40%) D-3(10%) E-1(15%) E-3(15%)
JABEE基準
defgh
JABEE関連
教 科 書
補 助 教
参
考
JABEE科目
20
旭川高専 2015
ログラム
自己点検
インターンシップ
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
JABEE科目
1・2 学年 専攻共通
4 単位
180 時間 実習 120 + 自学自習 60
学習到達目標
科目コード
Z11014
1. 企業等における将来にわたるキャリアイメージをもとに,仕事とのマッチングを考えることとができる。
2. キャリアイメージを実現するために必要な自身の能力について考えることができ,それを高めようとする姿勢を取
専門的・必修
ることができる。
3. 企業あるいは技術者・研究者が持つべき仕事への責任を理解できる。
到達目標
4. 日本語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
5. 社会の一員としての意識を持ち,義務と権利を適正に行使しつつ,社会の発展のために積極的に関与することが
できる。人間性・教養,モラルなど,社会的・地球的観点から物事を考えることができる。
教育プログラム科目区分
304専門工学科目④実務対応系
教育プログラムの学習・教育目標 E-3(100%)
JABEE基準
dh
JABEE関連
6. 技術者として,技術と自らの現状および将来のあるべき姿を認識し,将来にわたって学習することの意義を理解
し,自らのキャリアを計画し,それに向かって継続的な努力ができる。
ルーブリック評価
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
到達目標項目 5
(Ⅸ-C)
A.
教育目標
企業・研究機関等で4週間の就業体験を通し,企業技術者あるいは研究者の指導のもとで学校では経験しない実際の課題
に取り組み,実務体験する。さらに,高専5年間に得られた知識,能力をさらに発展し,問題解決能力を養うことを目的とし,技
術者が社会に負っている責任を自覚し,技術者としての心構えについて学習する。
到達目標項目 6
(Ⅸ-G)
B.
概要
本科目は4単位としているが,インターンシップ先の都合で単位が満たせない場合は,他の実習先で単位を補う。実習期間
中,参加学生の業務内容や就業の様子について専攻科主任が実習先の対応責任者と連絡を取り合う。インターンシップ終了
後,実習証明書,報告書を提出する。さらに,報告・討論会において学んだ成果を発表し,質疑・討論をする。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
社会の一員としての意識を持ち,義
社会の一員としての意識を持ち,義務
社会の一員としての意識を持ち,義
務と権利を適正に行使しつつ,社会
と権利を適正に行使しつつ,社会の発
務と権利を適正に行使しつつ,社会
の発展のために積極的に関与するこ
展のために関与することが ほぼでき
の発展のために関与することができ
とができる。人間性・教養,モラルな
る。人間性・教養,モラルなど,社会
ない。人間性・教養,モラルなど,社
ど,社会的・地球的観点から積極的
的・地球的観点から物事を考えること
会的・地球的観点から物事を考える
に物事を考えることができる。
がほぼできる。
ことができない。
技術者として,技術と自らの現状お
技術者として,技術と自らの現状およ
技術者として,技術と自らの現状お
よび将来のあるべき姿を認識し,将
び将来のあるべき姿を認識し,将来に
よび将来のあるべき姿を認識し,将
来にわたって学習することの意義を
わたって学習することの意義をほぼ正
来にわたって学習することの意義を
正確に理解し,自らのキャリアを計
確に理解し,自らのキャリアを計画し,
理解できず,自らのキャリアを計画
画し,それに向かって継続的な努力
それに向かってほぼ継続的な努力が
し,それに向かって継続的な努力が
ができる。
できる。
できない。
達成度評価(%)
評価方法
C.
学習上の留意点
受入企業等の中から,学生の希望,企業等の要望を勘案し,インターンシップ先(民間企業,国,地方公共団体等)を決める。
ただし,インターンシップ先については本人の希望を考慮するが,インターンシップ先の都合により希望に沿えない場合もある。
課題はインターンシップ先から与えられ,与えられた制約の下で,自主的,積極的に仕事を進める。インターンシップ目的,心
構え,社会のルール等について理解し,行動すること。
D.
学習到達目標
学習到達目標
1. 企業等における将来にわたるキャリアイメージをもとに,仕事とのマッチングを考えることとができる。
2. キャリアイメージを実現するために必要な自身の能力について考えることができ,それを高めようとする姿勢を取
ることができる。
3. 企業あるいは技術者・研究者が持つべき仕事への責任を理解できる。
到達目標
4. 日本語を用い,効果的な説明方法や手段を用いて関係者を納得させることができる。
5. 社会の一員としての意識を持ち,義務と権利を適正に行使しつつ,社会の発展のために積極的に関与することが
できる。人間性・教養,モラルなど,社会的・地球的観点から物事を考えることができる。
6. 技術者として,技術と自らの現状および将来のあるべき姿を認識し,将来にわたって学習することの意義を理解
し,自らのキャリアを計画し,それに向かって継続的な努力ができる。
ルーブリック評価
到達目標項目 1
(Ⅶ-A)
到達目標項目 2
(Ⅶ-A)
到達目標項目 3
(Ⅶ-A)
到達目標項目 4
(Ⅷ-A)
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
企業等におけるキャリアイメージをも
企業等におけるキャリアイメージをもと
企業等におけるキャリアイメージと
とに,仕事とのマッチングを正確に考
に,ほぼ正確に仕事とのマッチングを
仕事とのマッチングを考えることが
えることがきる。
考えることができる。
できない。
キャリアイメージの実現のため,必要
キャリアイメージの実現のため,自身
キャリアイメージの実現のために自
な自身の能力について考え,かつ能
の能力について考え,自身の能力を高
身の能力について考えること,さら
力を高める努力ができる。
める努力がほぼできる。
には能力を高める努力ができない。
企業,技術者・研究者が持つべき仕
企業,技術者・研究者が持つべき仕事
企業,技術者・研究者が持つべき仕
事への責任を正確に理解できる。
への責任をほぼ正確に理解できる。
事への責任を理解でない。
日本語を用い,効果的な説明方法や
日本語を用い,概ね効果的な説明方
日本語を用い,効果的な説明方法
手段を用いて関係者を十分に納得さ
法や手段を用いて関係者をほぼ納得
や手段を用いて関係者を納得させ
せることができる。
させることができる。
ることができない。
企業の評価
学生の報告書
報告・討論会
指標と評価割合
総合評価割合
インターンシッ
そのた
合計
プへの取組み
30
30
20
20
100
専門的能力
20
20
10
10
60
分野横断的能力
10
10
10
10
40
基礎的能力
E.
授業計画
授業内容
時間
・インターンシップ事前準備
到達目標
教育プ
ログラム
≪事前準備≫
・インターンシップ期間
・インターンシップ後
インターンシップ先となる企業等: 旭川高専産業技術振興会会員企業
を中心とし,その他受け入れ可能な企業,国,地方公共団体,教育委
員会,大学等で補う。
課 題: インターンシップ先からのテーマを学生と企業等の間で協議し
決定する。
≪インターンシップ期間≫ 原則として 4 週間(120 時間)とする。
・与えられたテーマについて問題解決できるよう企画,方策が提案で
き,担当者との討論ができる。
インタ
ーンシ
ップ期
間:
・作業を進める上で PDCA を考えながら,継続的に実行できる。
・グループ内での責任を理解し,自主的な行動ができる。
・地域・企業・研究機関との連携を通じて,社会貢献の意義を理解し,行
動できる。
E-3
120
≪インターンシップ後≫
報告書の作成: 学生はインターンシップ終了時に報告書を作成し,実
習先と学校に提出する。
・得られた成果を論理的な文章にまとめ,分かりやすい表現ができる。
インターンシップ先からの評価: インターンシップ先から学生の実習状
況について,評価書を学校に提出していただく。
報告・討論会: 教職員および旭川高専産業振興会会員企業等が参加
し,学んだ成果の報告・討論会を行う。
・成果の整理と分かりやすいプレゼンテーション資料が作成できる。
・質疑に対して考えをまとめ,適切に答えることができる。
◆
自学自習
インターンシップの事前準備,報告書作成,報告・討論会の発表準備
60
(要旨集,プレゼンテーション資料)のための時間を総合したものとす
る。
F.
関連科目
卒業研究,特別研究Ⅰ,特別研究Ⅱ,実験,実習
旭川高専 2015
E-3
自己点検
生物工学特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11012
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
杉本 敬祐
専門的・選択
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(15%) D-1(55%) D-2(30%)
JABEE基準
df
復習(遺伝子からタンパク質へ)
復習(蛋白質の性質)
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
使用しない
プリント
時間
到達目標
3
遺伝子からタンパク質が合成される仕組みを説明するこ
とができる。
3
D-1
のように重要であるか説明できる。
・タンパク質における様々な相互作用を説明できる。
初期段階におけるタンパク質の精製操作(菌破砕方法、
硫安沈殿など)を行うことができる。
D-1
D-2
タンパク質の調製 2
4
イオン交換・ゲルろ過クロマトグラフィーの原理を理解し、
タンパク質の精製条件を検討することができる。
4
疎水、アフィニティークロマトグラフィーなどの原理を理解
し、タンパク質の精製条件を検討することができる。
3
クロマトグラフィーを行う上で必要な操作(濃縮、脱塩な
ど)の原理を理解し、実際に行うことができる。
HPLC およびカラムのカタログに記載されている情報を理
解することができる。
タンパク質の結晶化の原理を理解し、タンパク質の結晶
化実験を計画することができる。
B.
A.
タンパク質の調製 4
概要
有用なタンパク質製品を生産する上で、タンパク質工学は重要な分野の一つである。本講義では、(1)タンパク質の性質を知
った上で、微生物によるタンパク質の生産、抽出、精製方法、(2)蛋白質の立体構造解析の導入部分であるタンパク質の結晶
化方法、(3)タンパク質の機能を改良するための遺伝子変異方法などを講義していく。
タンパク質の結晶化
学習上の留意点
教科書だけでなく、教員が配付するプリントの内容についても予習、復習を行なう。講義中に分らないことがあれば、必ず質
問をすること。また、提出期限を越えたレポート課題は評価しない。
4
C.
D.
DNA の改変操作について
6
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
遺伝子導入・変異方法を理解することができる。
様々なプラスミドの特性を理解することができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
遺伝子組み換え技術の原理を用い
遺伝子組み換え技術の原理を説
遺伝子組み換え技術の原理を説明
て、応用技術を自ら考え出すこと
明することができる。
することができない。
高度かつ効率的な蛋白質の精製方
様々な蛋白質の精製方法を説明
蛋白質の精製技術を説明すること
法を自ら考え計画することができ
することができる。
ができない。
◆自学自習
課題演習(15 時間)
試験の準備(15 時間)
予習復習(30 時間)
F.
60
自学自習時間として、日常の授業のための予習復習時
間、理解を深めるための演習課題の考察・解法の時間
および定期試験の準備のための勉強時間を総合して 60
時間と考えている。
達成度評価(%)
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
70
30
100
70
30
100
基礎的能力
専門的能力
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
D-1
D-2
C-1
D-1
D-2
関連科目
生化学、基礎生物学、生化学実験、微生物学、生物環境化学、生物工学Ⅰ、生物工学 II、タンパク質科学、応用微生物学、
基礎生命科学
応用分子生物学(専攻科)、応用微生物学特論(専攻科)
る。
評価方法
D-1
D-2
学年末試験
1. 遺伝子組み換え技術の原理を理解することができる。
2. バイオテクノロジー技術を用いることで、従来の蛋白質精製技術よりも高度・効率的に精
製することができることを説明できる。
ができる。
到達目標項目 2
自己
点検
D-1
pKa、pI および至適 pH などがタンパク質を取り扱う上でど
3
タンパク質の調製 3
グラム
アミノ酸、タンパク質-pH の関係を理解することによって、
タンパク質の調製 1
教育目標
タンパク質の立体構造解析を目指したタンパク質の調製や結晶化方法を修得する。さらに、タンパク質の改良を行う操作・
知識も身につける。
教育プロ
分野横断的能力
旭川高専 2015
機能性材料
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11013
授業計画
時間
到達目標
1. 高分子の構造と合成法
6
様々な高分子の合成法,分子量制御,分子構造について
説明できる。
教育プロ
グラム
D-1
D-2
2. 高分子の精密合成
4
精密重合,一次,高次構造の制御について学び、構造と
物性の関係を理解する。
D-1
D-2
3. 環境調和型高分子
4
高分子のリサイクル、および生分解性高分子について説
明できる。
D-1
D-2
4. 超分子材料
6
超分子ポリマーの設計と合成を理解する。
D-1
D-2
5. 医用高分子材料
4
医用用途で利用される生体適合性材料やドラッグデリバリ
ーシステム等について理解する。
D-1
D-2
6. プレゼンテーション
6
機能性材料に関する文献を選び,自分の言葉でレポート
にまとめ,口頭発表する。
C-1
60
自学自習時間として,授業の復習、およびプレゼンテーシ
ョンの資料作成・準備のための時間とする。
C-1
D-1
D-2
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
堺井 亮介
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(30%) D-1(35%) D-2(35%)
JABEE基準
df
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
専門的・選択
なし
プリント
工学のための高分子材料化学(川上浩良著、サイエンス社)
高分子材料の化学(井上祥平著 丸善)
高分子合成の化学(大津隆行著 化学同人)
A.
教育目標
金属,セラミックスと並ぶ三大材料群の一つである高分子を用いた機能性材料について概説する。この科目では,特に高分
子材料に注目し、機能性材料としてどの様に使われているかを理解し,最新の技術について学ぶ。また,関連分野の文献を
読み,理解し,自分の言葉でまとめる力を養う。
B.
(後期末試験)
概要
高分子化学のおさらいから始め,高分子精密合成法および代表的な高分子を用いた機能性材料について概説する。
C.
学習上の留意点
後半は,機能性材料に関する文献を各自選び,理解した内容をレポートにまとめ提出すること。また,その内容を口頭で説
明してもらう。
D.
F.
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
◆自学自習
(1) 授業の復習
(2) プレゼンテーション準備
関連科目
高分子化学,有機化学,材料化学,複合材料
1. 種々の高分子の構造と性質、合成法について理解できる。
2. 機能性材料として使われている高分子の構造や特性について理解できる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
種々の高分子の構造と性質、合成法
種々の高分子の構造と性質、合
種々の高分子の構造と性質、合成
について正しく説明できる。
成法について説明できる。
法について説明できない。
機能性材料として使われている高分
機能性材料として使われている高
機能性材料として使われている高
子の構造や特性について正しく説明
分子の構造や特性について説明
分子の構造や特性について説明で
できる。
できる。
きない。
達成度評価(%)
評価方法
口頭
成果品
ポート
課題
発表
実技
フォリオ
60
40
100
専門的能力
45
10
55
分野横断的能力
15
30
45
指標と評価割合
総合評価割合
試験
小テスト・
レポート
その他
合計
基礎的能力
旭川高専 2015
自己
点検
応用微生物学特論
科目名
JABEE科目
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
富樫 巌
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 C-1(30%) D-1(50%) D-2(20%)
JABEE基準
df
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
E.
科目コード
A11015
専門的・選択
よくわかる最新抗菌と殺菌の基本と仕組み(高麗寛紀著,秀和システム)
プリント
わかりやすい殺菌・抗菌の基礎知識(高麗・河野・野原 共著,オーム社)
授業計画
授業内容
時間
到達目標
1. ガイダンス
2.微生物と微生物の増殖因子
3.微生物との戦いと抗菌の歴
史
4
4.殺菌・抗菌・滅菌・静菌・除菌
の違い
5.殺菌剤・抗カビ剤の種類と抗
菌,および抗カビのメカニズ
ム
4
微生物の種類,各種微生物の生理・生態・増殖因子に
ついて理解し,説明できる。
微生物災害と微生物制御の歴史を理解し,説明できる
(微生物災害を理解し,食品加工・感染症対策・抗菌剤・
抗菌製品についての技術的概要を説明できる)。
殺菌,静菌,除菌の種類(物理的殺菌,化学的殺菌な
ど)とそれらのメカニズムを理解し,説明できる。
・微生物制御に用いられる薬剤など(光触媒系含む)につ
いて理解し,説明できる。
・殺菌と抗カビの違い,用いられる薬剤などの作用メカニ
ズムを理解し,説明できる。
・除菌の考え方と方法について理解し,説明できる。
抗生物質の種類と作用メカニズム,および化学療法の
歴史,耐性菌の発現とその対策について理解し,説明
できる。
各受講生が種々の微生物災害例を調査し,その内容を
講義体験すると共に,全員での質疑・討論を行なう。
4
6
A.
教育目標
微生物の活動が原因で引き起こされる健康被害や各種材料の劣化などの「微生物災害」,および微生物災害を防ぐ「微生
物制御技術」に関する基本的な事項を理解することで,微生物と化学の関わりを習得する。
B.
概要
本科で学んだ微生物の特性・特徴を確認し,微生物によって引き起こされる微生物災害を学習することで微生物制御の役
割と化学の関わりを習得する。また,微生物災害と微生物制御への理解を深めるために,受講生に解説課題を課し,その内
容について授業体験および質疑対応を行なう。
学習上の留意点
目に見えない微生物が人々の日常生活や産業活動に与える影響を考えながら予習・復習を行い,講義を聴講し,興味を持
った点に関してより深い知識を得るために授業体験の準備に励むこと。なお,期末試験の答案採点結果は受講学生に返却し,
点検を受けることとする。
6.微生物災害例,各種の微生
物制御に関する調査・ 授業
体験(プレゼンと質疑など)
4
7.衛生・清潔と微生物制御
2
8.殺菌・抗カビの試験方法と評
価
6
C.
D.
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目 1
到達目標項目 2
到達目標項目 3
指標と評価割合
学習到達目標
1. 微生物の活動が原因で引き起こされる「微生物災害」を理解し,説明できる。
2. 微生物災害を防ぐ「微生物制御技術」とその必要性を理解し,説明できる。
3. 抗菌剤・抗菌製品(抗カビ含む)の性能評価法を理解し,説明できる。
未到達レベルの目安
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
「微生物災害」を正確に理解
「微生物災害」をほぼ正確に理解し, 「 微 生 物 災 害 」 を 理 解 で き な
し,分かり易く説明できる。
ほぼ正確に説明ができる。
い。
「微生物制御技術」とその必要 「微生物制御技術」とその必要性を
「微生物制御技術」とその必要
性を正確に理解し,分かり易く
ほぼ正確に理解し,ほぼ正確に説明 性を理解できない。
説明できる。
できる。
抗菌剤・抗菌製品(抗カビ含む) 抗菌剤・抗菌製品(抗カビ含む)の性 抗菌剤・抗菌製品(抗カビ含
の性能評価法を正確に理解
能評価法をほぼ正確に理解し,ほぼ む)の性能評価法を理解でき
し,分かり易く説明できる。
正確に説明できる。
ない。
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト レポート
授業体
成果品
ポート
その他
合計
験
実技
フォリオ
総合評価割合
70
30
100
基礎的能力
20
10
30
専門的能力
50
10
60
10
10
分野横断的能力
教育プロ
グラム
C-1
D-1
D-2
・食品製造・加工工場などの微生物制御の意味と必要
性を理解でき,説明できる。
・微生物災害とバイオフィルムの関わり,バイオフィルム
の防除方法を理解でき,説明できる。
・JIS を中心とした抗菌剤・抗菌製品の性能評価法,およ
びそれらの安全性評価方法を理解し,説明できる。
・各種・各分野で利用されている抗菌加工製品の意味と
意義について理解し,説明できる。
(前期末試験)
◆ 自学自習
・予習復習
・授業体験準備(2 回発表/人)
・期末試験の準備
F.
60
・自学自習時間(60 時間)は,授業の予習・復習,授業体
験の準備・まとめ,および定期試験のための学習を総
合したものとする。
関連科目
微生物学,生物工学Ⅰ,生物工学Ⅱ,応用微生物学(以上,物質化学工学科)
旭川高専 2015
C-1
D-1
D-2
自己点検
生物資源化学特論
科目名
JABEE科目
E.
科目コード
A11016
授業計画
授業内容
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
2 学年 応用化学専攻
2 単位 前期
90 時間 講義 30 + 自学自習 60
松浦 裕志
JABEE関連
教育プログラム科目区分
301専門工学科目①専門応用系
教育プログラムの学習・教育目標 A-2(25%),D-1(50%),D-2(25%)
JABEE基準
d
教 科 書
補 助 教
参
考
A.
名
材
書
専門的・選択
使用しない
プリント
資源天然物化学(秋久俊博他著、共立出版)、ビギナーズ有機構造解析(川端潤
著、化学同人)、天然生理活性物質の化学(多田全宏編、宣教社)、有機化合物の
スペクトルによる同定法(Silverstein 他著、荒木俊他訳、東京化学同人)
教育目標
生物由来の機能性物質に関する知識を学ぶ。また、これらの分子構造や物理的性質の解析方法を習得する。
B.
概要
生物由来物質の分子構造の解析方法を理解し、実際の分析データから解析できるようにする。また、生物由来の機能性物
質に関する知見を学ぶ。さらに、実用化事例や最近の研究動向を知る。
C.
学習上の留意点
生物が作り出す物質も身近な製品として用いられることに着目して講義に臨むこと。生化学や有機化学Ⅰ・Ⅱ、機器分析の
内容を適宜復習することが望ましい。
D.
1.生物資源と機能性物質
2
生物の多様性、機能性物質の位置づけにつ
いて説明できる。
2.生物由来化合物の分子構造解析
10
生物由来化合物の分子構造解析に用いる分
析機器の特徴について説明できるとともに、
簡単な化合物の構造解析ができる。
A-2
D-1
D-2
3.生物由来の機能性物質
12
生物由来のテルペノイド、アルカロイド、脂
質、糖質、アミノ酸・ペプチドの特徴、機能に
ついて説明できる
A-2
D-1
D-2
4.生物由来機能性物質の応用例
6
各種生物由来機能性物質の実用化事例や
最近の研究動向について説明できる。
A-2
D-1
D-2
60
自学自習時間は、日常の授業のための予習
復習時間、理解を深めるための演習課題の
考察・解法の時間および定期試験の準備の
ための学習時間を総合したものとする。
A-2
D-1
D-2
◆自学自習
・予習復習
・演習課題
・定期試験の準備
F.
関連科目
1. 生物由来の機能性物質に関して、生物の多様性と関連付けて説明することができる。
2. 生物由来化合物の分子構造を各種データから解析することができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
生物由来の機能性物質の主な物質
生物由来の機能性物質の主な物
生物由来の機能性物質の主な物質
とその由来生物について、生物多様
質とその由来生物について説明
とその由来生物について説明する
性と関連付けて説明することができ
することができる。
ことができない。
生物由来化合物の分子構造を各種
生物由来化合物の分子構造を各
生物由来化合物の分子構造を各種
データから解析することができる。
種データおよびヒントを元に解析
データおよびヒントを元に解析する
することができる。
ことができない。
ルーブリック評価
る。
到達目標項目 2
達成度評価(%)
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
60
基礎的能力
専門的能力
自己点検
(前期末試験)
(専攻科)
学習到達目標
到達目標項目 1
到達目標
生化学、有機化学Ⅰ・Ⅱ、生物環境化学、機器分析、生物工学Ⅰ・Ⅱ、高分子化学、生物資源化学、機器分析特論(専攻科)、複合材料
学習到達目標
到達目標
教育プロ
グラム
A-2
D-1
D-2
時間
60
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
20
20
100
10
15
25
10
5
75
分野横断的能力
旭川高専 2015
語学研修
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1・2 学年 専攻共通
1 単位
科目コード
Z11019
D.
学習到達目標
学習到達目標
1.
選択科目
到達目標
海外において,技術的分野等に係わるディスカッション能力の研鑽に取り組むことができる。
海外の技術者等とコミュニケーションを図ることができる。
異なる文化を学ぶことができる。
2.
3.
特別研究担当教員,引率教員
ルーブリック評価
到達目標項目 1
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
意欲的・積極的に海外で ディスカッ
海外でディスカッション能力の研
海外での ディスカッション 能力の
ション 能力の研鑽に取り組むことが 鑽に取り組むことができる。
JABEE対象外
到達目標項目 2
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
到達目標項目 3
外国人と的確にコミュニケーションを
外国人とコミュニケーションを図る
外国人とコミュニケーションを図るこ
図ることができる。
ことができる。
とができない。
異なる文化を学び,意欲的に尊重す
異なる文化を学び,我が国の文
異なる文化を学ぼうとしない。
ることができる。
化と比較することができる。
達成度評価(%)
評価方法
A.
研鑽に取り組むことができない。
できる。
教育目標
日本の文化・歴史とは異なる国や地域に赴き,国際的に活躍できる技術者(研究者含む)に必要な能力の研鑽を図る。
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
口頭
成果品
ポート
その他
発表
実技
フォリオ
(準備)
総合評価割合
50
40
概要
国際的に活躍できる技術者の育成を目指し,実際に外国に行き,異なる文化を持つ人々と積極的にコミュニケーションを図
るための態度や能力の基礎を養う。現地では企業実習・成果発表・Excursion等を通して知識や見聞を広め,短期間での実践
的コミュニケーション能力の向上を図る。
基礎的能力
10
10
40
30
C.
E.
B.
学習上の留意点
この科目は,実際に海外において異文化コミュニケーションを体験することを目的としている。基礎的な英会話を初めとする
事前研修,実際に海外の教育機関等において体験する英語コミュニケーション実習,帰国後に体験し,勉強したことを取りまと
めて発表する報告会等の実施ノルマがあり,単なる海外体験とは異なる学習機会として臨むこと。
日常接することのない異文化に触れる,母国語の日本語と異なる英語を常時用いるとなど,我が国に暮らしていては体験で
きないことを学べる絶好の機会である。見るもの聞くもの,全てを吸収しようという意気込みを持ち,貴重な経験とすること。
英語(外国語)科目,言語表現を始めとする人文系科目,我が国の文化・歴史を学ぶ社会系科目も関連科目となることを留
意すること。
10
合計
100
20
専門的能力
分野横断的能力
10
80
授業計画
講義の明細
授業内容
到達目標
活動開始前
履修願の提出
履修を希望する場合は,「研修履修願」を担当教員に
提出すること。
事前指導①
基礎的な英会話を学び,外国人と
のコミュニケ-ションに備える。
事前指導②
海外渡航に係わる手続きをする。
海外研修
海外に渡航し,英語等を用いてデ
ィスカッション能力の研鑽や外国人
とのコミュニケーションを図る。
海外での体験や学習を報告書に
まとめる。
報告書にまとめたものを報告会に
おいて発表する。
海外で研修するための基礎的な英会話や,当地の文
化等を事前に学び,研修の意義や役割について理解
できる。
パスポートや航空券手配等渡航に係わる手続きを事
前に処理することができる(海外旅行保険に必ず加入
する)。
心身の健康状態に十分に気を付けた上で旭川高専
生として誇りある研修をすることができる。
事後指導①
事後指導②
研修の内容や,体験・学習したことを他者に伝えるた
めの報告書を適切に書くことができる。
報告書の内容を適切に他者に発表することができる。
総講義時間数
F.
自己点検
関連科目
全科目
旭川高専 2015
30 時間以上
課外研修
科目名
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
1・2 学年 専攻共通
1 単位
科目コード
Z11020
D.
学習到達目標
学習到達目標
選択科目
学外で実施される様々な教育的研修により,自らのキャリアを考え,自己を研鑽することができる。 ※詳細な到
到達目標
達目標は研修ごとに単位取得申請書(別紙様式1)に明記される。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
研修事前準備を十分に行い,研修の
自身が何を学びたいのかを理解
目的を理解しないまま研修に参加
目的を良く理解した上で研修に参加
して研修に参加できる。適切な報
し,自身の将来との関連についても
し,研修で学んだことを自身の将来
告書の提出と参加報告を行う事
考えることができない。
にどのように役立てていけるかにつ
ができる。
ルーブリック評価
各学科専攻主任,専攻科長
到達目標項目
JABEE対象外
いても考察することができる。
達成度評価(%)
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
A.
教育目標
学外で実施される旭川高専専攻科の教育目標に関連する様々な研修に参加し,技術者(研究者含む)を目指す学生として
の自己研鑽を図る。
概要
学外で実施される旭川高専専攻科の教育目標と関連する目的を持った様々な研修に参加して自己研鑽を図る。なお,研修
参加のみに留まらず,そのための事前準備や報告書の提出および口頭による研修参加報告も目標に含まれる。
評価方法
試験
小テスト
レポート
指標と評価割合
総合評価割合
口頭
成果品
ポート
発表
実技
フォリオ
その他
合計
特別研修の評価方法について:
教育目標とのの係わりから研修ごとに評価項目が設定され,総合成績が60 点以上で合格とする。ただし,研修
基礎的能力
参加報告書の提出と口頭による研修参加報告は必ず評価に含まれ,それらは複数教員により評価される必要
専門的能力
がある。詳細については単位取得申請書に記載される。
分野横断的能力
報告書は任意書式とする。
B.
C.
学習上の留意点
研修参加による単位認定については,当該研修が本校の教育目標に照らして適切であり教育的効果が認められることが条
件である。課外研修に該当するか否かについては,研修指導教員等から提出された申請書に基づき教務委員会の審議より
決定される。
研修期間(必要に応じて準備時間む)及び報告会等の実施時間を合算して30時間以上となる場合に1 単位を認定する。た
だし,1 回の研修で30 時間以上に到達しても,同一学年で認定する単位数の上限は1 単位である。また,同一学年で30時間
以上の研修に2 回以上参加しても,単位申請できるのはいずれか1 単位相当の研修だけとする。単位認定を申請する際に
は,研修実施機関が発行した研修修了証明書または成績証明書等,あるいは本校別紙様式2 による研修の参加証明書を提
出すること。
※研修時間には研修実時間の他に日誌や週報の作成時間,参加報告書の作成と参加報告会も時間に含むので,分けて記
載する。また,実施機関の成績評価を特別研修の成績評価に用いる場合は成績証明書を添付すること。研修のために行う
事前の準備時間については教務委員会が認めた場合に時間数に含めることができる。
E.
授業計画
講 義 の 明 細(特別研修実施と単位取得に係る手続きの流れ)
授業内容
具体的な行動達成目標
研修開始前
事前研修報告書(様式は別途定める)
の提出
研修の内容,研修期間中の自己目標について事前研修報告書を提
出する。あらかじめその研修で何を学ぼうとするのか,良く考えておく
こと。
研修活動開始に係る手続き
1)単位取得申請書の提出
1)事前に「課外研修単位取得申請書(別紙様式1)」を研修の研修指
導教員から学生課教務係に提出する。提出された申請書について
は,研修内容,本校教育目標との関連,評価方法等が本校の単
位として適切かどうかを教務委員会で審議する。
2)研修に参加する場合において,国内外の旅行をともなう場合,また
は研修中に怪我をする可能性がある作業等を行う場合には個別
に傷害保険等に加入しておくことが望ましい。
2)傷害保険契約締結
課外研修の実施
1)課外研修
研修期間中は報告日誌(様式は別途
定める)を毎日書くこと
2)参加証明書等の提出
研修参加終了後
1)心身の健康状態に十分に気を付けた上で,高専生として誇りある
活動を常に心がけ,行動や言動に責任を持ち,礼節を守って研修
に参加する。また,研修中に事故があった場合,不測の事態に遭
遇した場合には速やかに学校へ連絡すること。研修期間中は報告
日誌を毎日書くこと。
2)研修終了(修了)後,当該研修の参加証明書または成績証明書等
を学生課教務係に提出すること。また,参加証明書は,実施機関
が発行した証明書のコピーまたは本校別紙様式2 を用いること。
研修参加報告書および研修ごとに定めた評価方法に応じた必要な
文書等を提出し,研修参加の報告を行うとともに複数教員による評
価を受けること。
総学習時間
F.
自己点検
関連科目
全科目
旭川高専 2015
30 時間以上
1・2 学年 専攻共通
1 単位
学年・学科等名
単位数・開講期
総時間数
担当教員
E.
科目コード
Z11021
地域社会研修
科目名
講義の明細(地域社会活動単位取得に係る手続きの流れ)
授業内容
選択科目
各学科専攻主任,当該窓口担当教員
JABEE対象外
教 科 書
補 助 教
参
考
名
材
書
1)履修を希望する場合は,「地域社会研修履修願」を担当教員に提出すること。
2)地域社会活動への参加や関係文献による学習等により,地域社会活動の果た
す役割や意義について事前に十分に理解しておくこと。
活動開始に係る手続き
1)活動届の提出
1)指定書式の「地域社会研修届」を事前に担当教員に提出すること。
【研修対象となる地域社会活動】
①学生委員会またはその他本校教員が計画して実施する地域社会活動
②地方公共団体等の公的機関が主催する地域社会活動
③その他参加希望があった活動のうち学生委員会が承認した地域社会活動
2)災害復興のための活動等の危険を伴う活動に従事する場合は,必ず地域社会
活動保険に加入すること。また,それ以外の活動についても同様に地域社会
活動保険に加入しておくことが望ましい。
地域社会活動の実施
1)活動の実施
B. 概要
地域社会活動を通じて,実社会の生きた知識を身に付け,地域社会に貢献することの意義を理解することを目的とし,実働
による地域社会貢献を到達レベルとする。
C. 学習上の留意点
地域社会活動にあたっては,地域社会活動の役割や意義を十分に理解した上で,高専生として誇りある活動を常に心がけ,
その行動や言動に責任を持ち,礼節を守ること。また,活動にあたっては,安全面及び心身の健康状態に十分に注意して臨
むこと。
所定の「地域社会活動報告書」および「地域社会活動証明書」またはそれに替わる書類で30 時間以上の活動を行ったこと
を確認することにより,達成を評価する。
地域社会活動により「態度・志向性(人間力)」の主体性,責任感,チームワーク,倫理観を評価するものとする。なお,前年
度において対象となる地域社会活動に参加した学生については,その活動時間(30時間に満たない時間)を本年度の活動時
間に合算した累計活動時間として確認を受けることができることとする。
具体的な行動達成目標
活動開始前
1)履修願の提出
2)事前の学習活動
2)災害保険契約締結
A. 教育目標
地域社会活動を通じて実社会の生きた知識や知恵を学ぶことで,実践的研究開発型技術者を目指す糧とする。
D.
授業計画
2)活動証明書の作成
活動終了後
1)活動証明書の提出
2)活動報告書の提出
1)心身の健康状態に十分に気を付けた上で高専生として誇りある活動を常に心
がけ,行動や言動に責任を持ち,礼節を守って活動を行うこと。また,活動中に
事故があった場合等,不測の事態に際しては速やかに学校へ連絡すること。
2)所定の「活動証明書」に活動した日時及び活動内容を記入し,受入機関の担当
者に内容の確認及び証明を依頼すること。
1,2)活動終了後速やかに所定の「研修報告書」を作成し,上記の「活動証明書」
と一緒に担当教員に提出すること。
地域社会活動総時間数
F.
関連科目
全科目
学習到達目標
学習到達目標
到達目標
ルーブリック評価
到達目標項目
地域貢献活動の役割や意義を十分理解した上で,高専生として誇りをもって活動ができる。
理想的な到達レベルの目安
標準的な到達レベルの目安
未到達レベルの目安
地域社会活動の役割や意義を十分
地域社会活動の役割や意義を十
地域社会活動の役割や意義を十分
に理解し,その行動や言動に責任を
分に理解している。
に理解していない。
持ち,礼節を守ることができる。
達成度評価(%)
評価方法
指標と評価割合
総合評価割合
試験
小テスト
レポート
口頭
成果品
ポート
その他
発表
実技
フォリオ
(研修報
合計
告書)
100
100
100
100
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
自己点検
旭川高専 2015
30 時間以上