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暖
房
ボ
イ
ラ
〔油だき温水ボイラ〕
取 扱 説 明 書
も く じ
型名
DBF-670
DBF-670Y
このたびは長府製品をお買い求めいただきまして
まことにありがとうございます。
●ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みいた
だき、正しくお使いください。なお、取扱説明書
は工事説明書と共に必ず保管し、おわかりになら
ないことや、不具合が生じたときにお役立てくだ
さい。
●保証書は販売店からお受け取りになる際に、必要
事項が記入してあるか必ず確認してください。
●取扱説明書を紛失されたときは、お買い求めの販
売店、またはお近くの工場・支店・営業所にご連
絡ください。
●必ず良質の灯油(JIS1 号灯油)を使用してください。
●製品改良により、本体・仕様などが説明書の内容
と異なることがありますので、あらかじめご了承
ください。
●本文中のイラストは DBF-670 です。
10072641 (DU)
ページ
ご
使
用
の
前
に
特に注意していただきたいこと……
各部の名称とはたらき
DBF-670…………………………
DBF-670Y…………………………
表示部………………………………
床暖房用リモコン…………………
使用前の準備…………………………
運
転
の
し
か
た
使用方法
DBF-670 の使用方法……………
DBF-670Y の使用方法 …………
床暖房用リモコンの使用方法……
使用上の注意………………………
凍結予防……………………………
長期間使用しないとき……………
地震などの被害があったとき……
安全装置………………………………
その他の装置…………………………
1
6
6
7
7
9
11
12
13
16
16
16
16
17
18
上 日常の点検・手入れ………………… 18
手
に
使
っ
て
ね 定期点検……………………………… 21
故
障
か
な
?
故障・異常の見分けかたと処置方法
修理を依頼される前に……………
エラーコード一覧表………………
部品交換について……………………
別売部品について……………………
不凍液について………………………
仕 様…………………………………
アフターサービス……………………
据付け…………………………………
21
22
23
23
23
24
25
26
保証書………………………………… 巻末
特に注意していただきたいこと
警告(WARNING)
ガソリン厳禁
屋内設置禁止
(酸欠・不完全燃焼の原因)
ガソリンなど揮発性の高い油は、絶対に使用
しないでください。火災の原因になります。
低温やけどに注意
床暖房の上に身体の同じ箇所が長時間ふれた
ままになると、低温やけどをするおそれがあ
ります。
就寝用として使用しないでください。
1
屋外設置型ですので、絶対に屋内に設置しな
いでください。酸欠・不完全燃焼を起こして
大変危険です。
注意(CAUTION)
高温部接触禁止
不凍液に注意
(事故の原因)
燃焼中や消火直後は、高温部(機器、排気部、
配管接続部)
に手など触れないでください。
やけどのおそれがあります。
不凍液はお子様の手の届かない場所に保管し
てください。万一飲んだときはすぐに吐かせ、
医師の診断を受けてください。
可燃物禁止
囲い禁止
壁や周囲の可燃物から充分離して設置してく
ださい。(工事説明書参照)
また、機器の上や周囲に燃えやすいものを置
かないでください。火災のおそれがあります。
機器や排気部を波板などで囲わないでくださ
い。不完全燃焼や火災のおそれがあります。
分解修理・改造の禁止
純正部品以外は使用しない
(感電・漏電・火災の原因)
ご
使
用
の
前
に
(事故の原因)
故障、破損したら、使用しないでください。
不完全な修理や改造は危険です。
部品は必ず長府暖房ボイラ純正部品(指定さ
れた部品)を使用してください。
必ずアースをする
異常時使用禁止
この機器はアースが必要です。アースが不完
全なときは、感電するおそれがあります。
万一異常(音や煙、臭いなど)を感じたとき
は使用しないでください。異常燃焼のおそれ
があります。
2
特に注意していただきたいこと
注意(CAUTION)
油漏れに注意
用途に注意
(火災の原因)
(事故の原因)
機器や油タンクの送油経路、特に接続部など
に油漏れがないことを確認してください。
家庭用の暖房以外の用途には使用しないでく
ださい。思わぬ事故の原因になります。
安全装置が作動したときは
長期間使用しないときは
電源プラグを抜く
安全装置が作動したときは、この説明書に従
って処置をしてください。
処置をしないで何度もリセットを繰り返さな
いでください。火災や事故の原因になります。
17 ページ
家庭用以外の使用禁止
火災や予想しない事故の原因になります。
運転中や停止直後に圧力
キャップをあけない
(やけどの原因)
この機器は家庭用です。業務用には使用しな
いでください。寿命が短くなったり、故障の
原因になります。業務用に使用したときは、
保証の対象外になります。
3
運転中や停止直後に圧力キャップをあけると
不凍液が飛び散ってやけどをするおそれがあ
ります。
注意(CAUTION)
電源コードを傷めない
濡れた手危険
ご
使
用
の
前
に
電源コードに無理な力を加えたり、物をのせ
たりしないでください。また電源プラグを抜
くときは、コードを持って引き抜かないでく
ださい。火災や感電の原因になります。
電源プラグを抜いたり、ブレーカ
を「切」にして停止させない
電源プラグを抜いて機器を停止させないでく
ださい。火災や感電の原因になります。
電源コードは束ねたまま
使用しない
電源コードは絶対に束ねたまま使用しないで
ください。発熱や火災の原因になります。
電源プラグを濡れた手で触らないでください。
感電のおそれがあり、危険です。
電源プラグは確実に差し込む
電源プラグはコンセントに根元まで確実に差
し込んでください。また、傷んだプラグやゆ
るんだコンセントは使用しないでください。
火災の原因になります。
電源プラグのお手入れをする
ときどきは電源プラグを抜き、ほこり(及び
金属物)を除去してください。
ほこりがたまると湿気などで絶縁不良になり
火災の原因になります。
4
特に注意していただきたいこと
お願い(NOTICE)
電気器具の近くに設置しない
高地で使用するときは
ご相談を…
テレビやラジオなどの近くに設置すると映像
の乱れや雑音が入ることがあります。
離して設置してください。
標高 1,000m 以上の高地で使用するときは販
売店にご相談ください。
※標高 1,500m 以上では使用できません。
凍結に注意
落雷のおそれがあるときの処置
(故障の原因)
冬期には寒冷地だけでなく暖かい地方でも急
な寒波のため機器や配管が凍結して破損する
ことがあります。必ず当社純正不凍液(ロング
ライフ)を使用してください。
雷による一時的な過電圧で電子部品を損傷す
ることがありますので、雷が発生したときは、
すみやかに運転スイッチを「切」にして電源プ
ラグをコンセントから抜いてください。
サービススペースの確保
シーズンオフには灯油を
使いきるようにする
機器の周囲には点検や整備のためのサービス
スペースを確保してください。
(工事説明書参照)
5
灯油を残しておくと変質(酸化)灯油となり、
これを使用すると点火しにくい、消火後くさ
い臭いがする、着火時に煙が出るなどの原因
になります。
9 ページ
各部の名称とはたらき
外観図・本体構造図
● DBF-670
ご
使
用
の
前
に
● DBF-670Y
6
各部の名称とはたらき
表示部
床暖房用リモコン(CMR-1003)
DBF-670・・・・別売部品(端末器が E-CON 接続のみのときに、床暖房用リモコンが必要です。)
DBF-670Y・・・付属
●表示例は説明のためのもので、実際とは異なります。
7
ご
使
用
の
前
に
8
使用前の準備
燃料
燃料は灯油(JIS1 号灯油)
を必ず使用してください。
灯油とガソリンの見分けかた
灯油
ガソリン
変質灯油、不純灯油(汚れた灯油、
水の混じっている灯油など)は、
絶対に使用しないでください。
警告(WARNING)
ガソリン、シンナーなど揮発性の高いものを
使うと火災の原因になります。
ぬれたまま
すぐ乾く
灯油の保管のしかた
灯油は必ず火気、雨水、ゴミ、高温
および直射日光を避けた場所に保管
してください。
良い保管
悪い保管
注意(CAUTION)
変質灯油・不純灯油とは…
変質灯油
変質のひどいものは、黄色味をお
びたり、すっぱい臭いがします。
●古い灯油。
(ひと夏持ち越した灯油)
●長期間、日当たりのよい場所や、温度の
高い場所に保管した灯油。
●容器のふたが開けてあったり、白色のポ
リ容器で保管した灯油。
不純灯油
●灯油以外の油(ガソリン、シンナー、
天ぷら油、機械油、重油など)がほんの
少しでも混入した灯油。
●水やゴミが混入した灯油。
●水抜き剤や助燃剤を添加した灯油。
変質灯油・不純灯油の見分けかた
コップに水を入れ、その上に灯油を入れて
後ろに白い紙をあて、色を比較します。
必ず灯油用のポリ容器を
使用し保管してください。
少しでも色のついている灯油は変質・不純灯油です。
この方法はめやすです。着色していなくても変質・
不純灯油の場合があります。
9
給油
●給油は必ず消火を確かめてから行ってください。
1
給油の際の注意
2
給油口ふたは確実に閉める
ご
使
用
の
前
に
給油の際に水、ゴミなどが入らないように
特に注意してください。
水、ゴミなどは燃焼不良やバーナーの寿命
低下などの原因になります。
3
こぼれた灯油はふきとる
3
電源プラグの確認
点火前の準備と確認
1
水位および液漏れの確認
不凍液(赤色)が水位計の上限から下限の範
囲内にあることを確認します。
機器や接続部から液漏れしていないことを
確認します。
2
送油経路の点検
注意
油タンクや送油管の接続部などから油漏れ
がないことを確認してください。
注意
電源プラグをコンセントにしっかりと差し
込んでください。
10
使用方法
DBF-670 の使用方法
● DBF-670 には室内機(別売部品)
、浴室換気暖房乾燥機(別売部品)
を接続することができます。
使用方法は各機器同梱の取扱説明書を参照してください。
室内機(床置形ファン付コンベクター)接続の場合
室内機の操作パネルで操作します。
詳細は室内機の取扱説明書参照
浴室換気暖房乾燥機接続の場合
端末器が E-CON 接続のみのときは、別売部
品の床暖房用リモコンが必要です。
使用方法はリモコンの使用方法参照
13∼15 ページ
浴室換気暖房乾燥機のリモコンで操作します。
(床暖房用リモコンを操作する必要はありません)
詳細は浴室換気暖房乾燥機の取扱説明書参照
11
DBF-670Y の使用方法
床暖パネルと直接接続する場合
使用方法は床暖房用リモコンの使用方法参照
13∼15 ページ
ヘッダーボックス接続の場合
運
転
の
し
か
た
(1)DBF-670Y に接続した床暖房用リモコン(CMR-1003)の運転スイッチを押して「入」にし
ます。
(2)ヘッダーボックスに接続した各部屋の床暖房用リモコン
(別売部品)の運転スイッチを押
して「入」にします。
(3)温度調節
床暖房用リモコン(CMR-1003)の設定温度はヘッダーボックスに接続したすべての床暖
房用リモコンと同じか高めに設定してください。
使用方法は床暖房用リモコンの使用方法参照
13∼15 ページ
(4)停止
ヘッダーボックスに接続した床暖房用リモコンの運転スイッチを押して「切」にします。
12
使用方法
床暖房用リモコンの使用方法
現在時刻の設定
1 設定スイッチを 1 回
押します。
時計合せランプが点灯し、デジタル表示
が点滅します。
通常運転
運転
運転スイッチを押します。
熱源機は表示された温度で運転を行います。
温度調節
温度調節スイッチで
ご希望の温度に設定します。
2 時間調節スイッチで
時刻を合わせます。
DBF-670 の場合、室内機や浴室換気暖房
乾燥機などを使用するときは、リモコン設
定温度を最高温度にしてください。
時間調節スイッチは押し続けると早送り
になります。
停止
運転スイッチを押して
「切」にします。
ふたを閉じます。
3
13
予約運転
予約運転をするときは次の設定が必要です。
現在時刻の設定 → 予約時刻の設定 → 予約運転の設定
予約時刻の設定
●予約時刻は予約 1 の「入」「切」、予約 2 の「入」「切」と
2 つの時間帯で設定することができます。
●予約時刻は一度設定すると記憶されます。
次回からは時刻を設定する必要はありません。
2 回押します。
1 設定スイッチを
予約 1 ランプが点灯し、予約 1 表示・デジタル表示・
「入」表示が点滅します。
運
転
の
し
か
た
2 時間調節スイッチで予約 1 の
「入」時刻を設定します。 予約 1 の「切」時刻、予約 2 の「入」「切」時刻も同様に
設定します。(下表参照)
時計
現在時刻の設定
1 回押す 合せ
設定スイッチを
2 回押す
「入」時刻の設定
予約1
3 回押す
「切」時刻の設定
4 回押す
「入」時刻の設定
予約2
5 回押す
「切」時刻の設定
3 ふたを閉じます。
設定スイッチを押すことでも設定が完了します。
14
使用方法
床暖房用リモコンの使用方法
予約運転の設定
予約スイッチを押します。
「入」時刻になると自動的に運転を開始し、「切」時刻になると自動的に停止します。
予約スイッチを
1 回押す 予約 1
予約 1 がセットさ
れます。
2 回押す 予約 2
予約 2 がセットさ
れます。
3 回押す
予約 1 予約 1・予約 2 が
予約 2 セットされます。
4 回押す
予約運転が解除されます。
予約時刻の確認
予約確認スイッチを押します。
2 秒ごとに 予約 1「入」時刻
↓
予約 1「切」時刻
↓
予約 2「入」時刻
↓
予約 2「切」時刻
を表示した後、元の状態に戻ります。
停電があったときは
●現在時刻が解除されますので、再設定してください。
15
使用上の注意
注意(CAUTION)
1
排気部に注意
2
安全装置が作動したときは
排気部は高温です。手など触れないように注意してください。
やけどのおそれがあります。
6 ページ
安全装置が作動したときは、この説明書に従って処置をしてください。
処置をしないで何度もリセットを繰り返さないでください。
17 ページ
火災や事故の原因になります。
3
油切れに注意
4
日常の点検・手入れを行う
油タンクを空にしないように注意してください。
何度も空運転すると、電磁ポンプの寿命が短くなります。
別売部品の油切れ予告装置を取付けると、床暖房用リモコンに灯油の残量が少なくなる
とエラーコードを表示してお知らせします。
運
転
の
し
か
た
19・20 ページ
凍結予防
●当社純正不凍液(ロングライフ)を必ず使用してください。
外気温−20℃(無風状態)まで凍結しません。
長期間使用しないとき
●電源プラグをコンセントから抜きます。
●シーズンオフには灯油を使いきるようにしてください。
地震などの被害があったとき
●電源プラグをコンセントから抜いて機器の被害を確認し、お買い求めの販売店に
ご連絡ください。
16
安全装置
安全装置
はたらき
装置が作動したあとは
対震自動消火装置
( 感 震 器 ) 地震や強い振動、衝撃を受けた
ときに作動して自動消火します。
エラーコード「 」を表示して
お知らせします。
周囲の可燃物、機器の損傷、油
漏れ、液漏れ、異常がないこと
を確認して、リセットしてくだ
さい。リセットしても直らない
ときはお買い求めの販売店にご
連絡ください。
22 ページ
バーナーが着火ミスや失火、異
常燃焼したときに作動して自動
燃 焼 制 御 装 置
( 制 御 基 板 ) 停止します。
エラーコード「 」または「 」
を表示してお知らせします。
作動原因を処置してリセットし
てください。リセットしても直
らないときはお買い求めの販売
店にご連絡ください。
22 ページ
使用中に停電したり、電源プラ
停 電 安 全 装 置
過 熱 防 止 装 置
グが抜けたときに作動して自動
停止します。
温水サーミスタ、燃焼制御装置
(制御基板)の故障、空だきなどに
より熱交換器が異常に過熱した
ときに作動して自動停止します。
エラーコード「 」を表示して
お知らせします。
● DBF-670 の場合
再通電後はリモコンの運転ス イッチを押し直してください。
自動的には運転を再開しません。
● DBF-670Y の場合
再通電後は自動的に運転を再
開します。
電源プラグを抜くか、ブレーカ
を「切」にして、お買い求めの販
売店にご連絡ください。
22 ページ
※リセット(警報解除)の方法
● DBF-670 の場合
電源プラグを差し直してください。…①
室内機や機器に接続した床暖房用リモコンの運転スイッチを一度押して「切」にしてから、再
度押して「入」にすることでもリセットできます。…②
ただし、エラーコード「 」は電源プラグの差し直しだけではリセットされませんので、
②の操作も行ってください。
22 ページ
● DBF-670Y の場合
機器に接続した床暖房用リモコンの運転スイッチを一度押して「切」にしてから、再度押して
「入」にします。
17
その他の装置
その他の装置
はたらき
装置が作動したあとは
熱交温度ヒューズ
(221℃) 温水サーミスタ、燃焼制御装置(制
御基板)の故障、空だきなどにより
熱交換器が異常に過熱したときに
作動して自動停止します。
エラーコード「 」を表示してお
知らせします。
電源プラグを抜き、お買い求め
の販売店にご連絡ください。
バーナー温度ヒューズ
(214℃) バーナーサーミスタ、燃焼制御装
置(制御基板)の故障により、気化
器が異常に過熱したときに作動し
て自動停止します。
電 流 ヒ ュ ー ズ
(15A) 万一内部配線のショートなどで過
送 風 機 ヒ ュ ー ズ
(3 A ) 電流が流れたときに、ヒューズが
切れて自動停止します。
置
不凍液が少なくなると、エラー
コード「 」を表示してお知らせ
します。
22 ページ
油 切 れ 予 告 装 置
(別 売 部 品)
油タンク内の灯油の残量が少なく
なると、エラーコード「 」を床
暖房用リモコンに表示してお知ら
せします。
22
定
水
位
装
ページ
お買い求めの販売店にご連絡く
ださい。
補充液(別売部品)を補給後、リ
セットしてください。リセット
しても直らないときはお買い求
めの販売店にご連絡ください。
エラーコードが表示されても、
バーナーはしばらく燃焼を継続
しますが、すみやかに給油して
ください。
運
転
の
し
か
た
上
手
に
使
っ
て
ね
日常の点検・手入れ
点検、手入れのときの注意
注意
●点検、手入れは必ず消火後、機器が冷えてから電源を「切」にして行ってください。
●点検、手入れの際は必ず手袋などの保護具を着用してください。
●点検、手入れの際は金属部に充分注意してください。
●部品の分解・調節は絶対にしないでください。
●異常があるときは販売店にご連絡ください。
18
日常の点検・手入れ
点検、手入れの必要項目、時期、方法
毎日
周囲の可燃物
排気部の周囲
排気部の周囲に可燃物がないこと、またス
注意
機器、排気部および油タンクの周囲に可燃
物や、危険物がないことを確認してください。
スがついていないことを確認してください。
ススがついていれば販売店に点検を依頼し
てください。
油漏れ、油のたまり、油のにじみ
注意
機器や油タンクの送油経路、特に接続部などに油漏れ、
油のたまり、油のにじみがないことを確認してください。
適時に
不凍液漏れ
不凍液の点検
不凍液は適時に点検してください。
不凍液の点検・交換は、お買い求めの販売
店に依頼してください。
23 ページ
機器、配管などから液漏れしていないこと
を確認してください。
19
1 カ月に 1 回以上
上
手
に
使
っ
て
ね
1 年に 1 回以上
ほこり
油タンク
機器外面にほこりがたまっていたり、汚れ
ていたら、布またはスポンジに中性洗剤を
つけてふきとってください。
油タンク内に空気中の水分が結露して水が
たまりますので、タンクのドレン栓を開け
て必ず抜きとってください。ドレン栓の開
閉はタンクによって異なります。
20
定期点検
●長期間ご使用になりますと、機器の点検が必要となります。
通常 1 年に 1 回程度はお買い求めの販売店で点検を受けることをお奨めします。
(定期点検は有料です。)
故障・異常の見分けかたと処置方法
修理を依頼する前に
●次のようなときは故障ではありません。
修理を依頼する前にもう一度確認してください。
現
21
象
説
明
排気部から湯気が出る
排ガスが水蒸気を多く含んでいるため、冷たい外気に触れ
て白く見えるためです。
運転スイッチを押して「切」にして
もしばらくの間、送風機が回って
いる
燃焼室内の排ガスを排出するためです。
すぐに温風が出ない
すぐにあたたまらない
不凍液の温度が設定温度になるまで時間がかかるためです。
燃焼しないときがある
不凍液の温度を制御しているためです。
故障ではありません。
エラーコード一覧表
●エラーコード表示部に故障・異常箇所をエラーコードで表示します。
上
手
に
使
っ
て
ね
故
障
か
な
?
※リセット(警報解除)の方法は 17 ページを参照してください。
22
部品交換について
部品交換が必要になったときは、お買い求めの販売店に
依頼してください
●部品は必ず長府暖房ボイラ純正部品(指定された部品)を使用してください。
●故障したままで使用しないでください。
●不完全な修理は危険です。故障して修理が必要なときは、お買い求めの販売店に依頼して
ください。
別売部品について
油切れ予告装置(OC-3)
この機器には油切れ予告装置を取付ける
ことができます。
取付けは販売店にご相談ください。
不凍液について
●試運転時から使用開始までの比較的短時間での液不足や、明らかな液漏れが確認されたとき
は原因を取除き純正不凍液を補給してください。
また長期使用において液不足が発生したときは、水分だけが蒸発していることがありますの
で純正補充液を補給してください。
●当社純正不凍液(ロングライフ)は約10 年の標準使用期間を想定していますが、システムの構
成や設定温度などにより交換時期が大きく異なることがあります。補充液は必ず当社純正品
を使用し、定期的に循環液の汚れや変色などの点検を実施してください。
交換の際は古い不凍液を全部ぬいて配管の洗浄を行ってから新しい不凍液を入れてください。
23
仕 様
故
障
か
な
?
24
アフターサービス
修理を依頼するとき
修理を依頼する前に 21・22 ページの
「故障・異常の見分けかたと処置方法」
の項を見て、
今一度確認してください。不具合があるときはご自分で修理せず、お買い求めの販売店に
ご連絡ください。
●アフターサービスをお申しつけいただくときは、次のことをお知らせください。
1.
2.
3.
4.
5.
6.
品 名…………長府暖房ボイラ
型 名………… DBF-670・DBF-670Y
お買い上げ年月日
故障の状況…………できるだけ詳しく
ご住所、お名前、電話番号
訪問ご希望日
保証・修理について
この機器には
「保証書」がついています(巻末)
●正常な使用状態において故障したときは、保証書の規定に従って修理いたします。
お買い求めの販売店にご相談ください。
●保証期間経過後の修理についても、お買い求めの販売店にご相談ください。
●家庭用以外の特殊な使用方法でのクレーム発生につきましては、保証の対象外となりま
すのでご注意ください。
●凍結による故障は、保証期間内でも有料となります。
補修用性能部品について
長府暖房ボイラの補修用性能部品の保有期間は
製造打ち切り後 11 年です
●性能部品とはその製品の機能を維持するために必要な部品です。
25
据付け
据付け工事は販売店に依頼する
据付けや移動工事は販売店または据付業者に依頼し、お客様ご自身では行わないでください。
据付け場所の選定および標準据付け例
据付けについては、火災予防条例、電気設備に関する技術基準など法令の基準があります。
工事説明書の
「特に注意していただきたいこと」
をお読みになり、お買い求めの販売店また
は据付業者とよくご相談してください。
また、「標準据付け例」については工事説明書を参照してください。
騒音防止について
設置場所の選び方次第で騒音は大きく変わります。
騒音公害とならないよう充分配慮して設置場所を選定してください。
転居または機器を移設するとき
転居するときはお買い求めの販売店にご相談ください。
移設は販売店に依頼し、お客様ご自身で行わないでください。
据付け後の確認
据付けが終わりましたら、もう一度、工事説明書の
「特に注意していただきたいこと」
を
お読みになり、工事説明書に記載されている通りに据付けられているかどうか確認して
ください。
故
障
か
な
?
26
据付け
試運転
(試運転はお買い求めの販売店または据付業者とご一緒に必ず確認してください。)
運転準備
準備内容
(確認事項)
チェック
(1)油タンクに灯油が入っていますか。
(2)油タンクや送油管の接続部から油漏れはありませんか。
(3)送油管が逆 U 字型になっていませんか。
(4)機器や配管から液漏れはありませんか。
(5)機器の電源プラグがコンセントにしっかりと差し込まれていますか。
(6)不凍液が規定の範囲まで入っていますか。
運転
(1)運転開始手順
● DBF-670 の場合
室内機、浴室換気暖房乾燥機、床暖房用リモコンいずれかの運転スイッチを押して「入」にし
ます。
● DBF-670Y の場合
機器と接続している床暖房用リモコンの運転スイッチを押して「入」にします。
ヘッダーボックスを接続しているときはヘッダーボックスに接続した床暖房用リモコン
も押して「入」にします。
(2)正常運転のめやす
室温調節、タイマー運転ができるか、排気部からススや煙が出ていないか、また異常音が
していないか確認してください。
●試運転時は内部の防錆油が燃える
(気化する)
ため、煙や臭いが出ることがありますが、
しばらく燃焼すると防錆油が燃える煙や臭いは出なくなります。
●燃焼ランプが点滅してバーナーが停止したときは、エラーコードを参照して原因を調べ
て処置してください。
22 ページ
停止
運転スイッチを押して
「切」
にしてください。
27
おぼえがき
お買い上げ日
年 月 日
販 売 店 名
電話番号
●記入しておくと修理などの依頼のときに便利です。
愛情点検
長年ご使用の暖房ボイラの点検を!
こんな症状は
ありませんか?
TM
お願い
●油漏れがある。
このような症状の場合は使用を中止
●煙が出たり、強い臭いがする。
し、故障や事故防止のため技術者に
●運転中にこげくさい臭いや、異常
よる保守点検を受けていただくこと
な音や振動がする。
をお奨めします。
●その他の異常や故障がある。
詳しくは販売店にご相談ください。