Download 取扱説明書 - 黒田精工

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管理医療機器
機械器具 77
バイブレーター
家 庭 用 エ ア マ ッ サ ー ジ 器 ( 3 4 66 3 0 00 )
家 庭 用 エ ア マ ッ サ ー ジ 器
Hadomer- 220S
R
Pneu matic undul atory massage apparatu s HADO MER-220 S
医療機器認証番号:222AKBZX00024000
家庭用
取扱説明書
ご使用前に必ず本書をお読みください。
○
○
○
○
このたびはハドマー220Sをお買い上げいただき、ありとうございました。
安全のため注意事項を守って正しくお使いください。
この取扱説明書は必要なときにすぐ参照できるよう保管してください。
本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、ご不明な点や、
誤 り ,記 載 も れ な ど お 気 づ き の 点 が ご ざ い ま し た ら 、 お 買 い 上 げ 店 ま た は 弊 社
までご連絡ください。
○ 本製品は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠していないので、国外で
使用することは出来ません。
なお本製品を日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。
また本製品に関し、海外での保守サービス及び技術サポート等は行っており
ません。
管理番号:9IM-M014-a
作
成 : 2 0 1 0 . 0 4 .1 4 .
目
次
1.定格と仕様
2.注意書きについて
3.梱包内容のチェック
4.各部の名称
5.使用上の注意
6.効能効果
7.特長
8.使用手順
( 1) 長 ら く お 使 い に な ら な か っ た 場 合
( 2) 使 用 前 の 準 備
( 3) 動 作 テ ス ト
( 4) ご 使 用 の 手 順
( 5) 緊 急 停 止 の 方 法
9.お手入れのしかた
10.故障かなと思ったとき
11.廃棄方法について
12.付属品のご紹介
13.保証・サービスについて
1
1
2
2
4
7
7
8
8
8
9
10
11
12
14
15
16
裏表紙
1.定格と仕様
本 体 外 形 寸 法
本 体 質 量
定 格 電 圧
消 費 電 力
定 格 時 間
圧 力 調 整 範 囲
マッサージ速度
22 2 × 29 0 × 1 4 9 ㎜ ( 突 起 部 含 ま ず )
約 4 k g (重 量 4 kg f )
A C 10 0 V ( 5 0 /6 0 H z)
26 W
30 分
6 . 7~ 1 6 k P a ( 5 0 ~ 1 2 0 m m H g )
2 5 秒 / サ イ ク ル ( 5 0 H z)
2 0 秒 / サ イ ク ル ( 6 0 H z)
2.注意書きについて
この取扱説明書では、ハドマー220Sを安全にお使いいただくための注意事
項を、下記の2種類に分けて表示しています。内容をよくお読みになり、注意事
項を守って、安全に正しくお使いください。
!
警告
記載事項に従っていただかない場合、死亡もしく
は重大な傷害をもたらすかもしれない場合の警告。
!
注意
記載事項に従っていただかない場合、軽い傷害
もしくは物的損害の発生がありうる場合の注意。
- 1 -
3.梱包内容のチェック
○はじめに付属品が全てそろっているか、確認してください。
□ハドマー220S本体
×1台
□ 取 扱 説 明 書 (本 書 )
×1冊
□医療機器添付文書
×1冊
□保証書およびお客様登録カード×1枚
◎スリーブやコネクタユニット等の付属品は使用部位により異なります。
詳 細 は P. 1 6 「 1 2 . 消 耗 品 ( 別 売 ) の ご 案 内 」 を ご 覧 く だ さ い 。
※万が一、付属品が足りない場合や破損していた場合は、すぐにお買い上げ店に
お申し出ください。
4.各部の名称
(1)本 体
圧力計
PR
EC
IS
IO
N
電源スイッチ
IND
US
TR
IE
S
LTD
.
強さ調節ダイヤル
タイマー
(反 対 側 )
コネクタ接続口
(図 1)
(2)電 源 コ ー ド
電源プラグ
コード
(図 2)
(3)コ ネ ク タ ユ ニ ッ ト (本 体 と ス リ ー ブ を つ な ぐ チ ュ ー ブ )
コネクタ
チューブ
ブッシュ
5
4
3
2
1
(図 3)
※コネクタ:本体のコネクタ接続口に差し込む部分です
ブッシュ:スリーブのエアソケットに差し込む部分です
- 2 -
(4)腕 用 ス リ ー ブ (腕 に 被 せ て マ サ ー ジ を 行 う 袋 )
腕用外袋
5
エアソケット
HADOMER
腕用チャンバ5番
型式番号:CA3-U5
CA3-U□
型式番号
4
開口部
腕用チャンバ4番
型式番号:CA3-U4
(チャンバ表面)
ファスナ
3
腕用チャンバ3番
型式番号:CA3-U3
エアソケット
腕用チャンバ2番
型式番号:CA3-U2
2
外袋の穴
ポート番号
(スリーブ裏面)
1
腕用チャンバ1番
型式番号:CA3-U1
(図 4)
(5)脚 用 ス リ ー ブ (脚 に 被 せ て マ ッ サ ー ジ を 行 う 袋 )
脚用外袋
5
HA DO ME R
エアソケット
4
開口部
CF3-U□
型式番号
脚用チャンバ5番
型式番号:CF3-U5
脚用チャンバ4番
型式番号:CF3-U4
3
(チャンバ表面)
ファスナ
2
脚用チャンバ3番
型式番号:CF3-U3
エアソケット
脚用チャンバ2番
型式番号:CF3-U2
1
外袋の穴
ポート番号
(スリーブ裏面)
脚用チャンバ1番
型式番号:CF3-U1
(図 5)
※外袋
:スリーブの外側をおおっている布の部分を現します。
チャンバ
:スリーブの中に入っている透明の空気袋のことを現します。
エアソケット:スリーブから飛び出している、ブッシュを接続する部分を
現します。
- 3 -
5.使用上の注意
ハドマー220Sをご使用前に必ずお読みください。また安全のため注意事項
に従い正しくお使いください。
禁忌
※次の人は絶対に使用しないでください。
●急性期の深部静脈血栓症の人は絶対に使用しないで
ください。肺塞栓症を発症する危険があります。
● 炎 症 性 浮 腫 ,蜂 窩 織 炎 の 人 は 絶 対 に 使 用 し な い こ と 。
ほ う か し き え ん
※急性期の深部静脈血栓症:体の深い部分にある太い静脈に血の固まりが出来
はじめの状態、もしくは出来てから間もない状態。
炎 症 性 浮 腫 : 細 菌 感 染 , ア レ ル ギ , 骨 折 ,捻 挫 等 に よ る 炎 症 で 腫 れ る こ と 。
肺塞栓症:血の固まり等が肺動脈に詰まり、呼吸困難や心疾患を起こす症状。
蜂窩織炎:浮腫の部分が細菌感染により、痛みと発熱を伴い赤く腫れる症状。
!
警告
◎ 次の人は使用しないでください
●医師からマッサージを禁じられている人
例 ) 血 栓 ( 塞 栓 ) 症 , 重 度 の 動 脈 り ゅ う (瘤 ) , 急 性 静 脈 り ゅ う ( 瘤 )
各 種 皮 膚 炎 お よ び 皮 膚 感 染 症 [皮 下 組 織 の 炎 症 を 含 む ]
◎ 次の人は必ず医師にご相談のうえご使用ください
●ペースメーカなどの電磁障害の影響を受けやすい体内植込み型医用
電気機器を使用している人。
● 悪 性 し ゅ よ う (腫 瘍 )の あ る 人 。
●心臓に障害のある人。
●妊娠初期の不安定期又は出産直後の人。
●糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害のある人。
● 施 療 ( マ ッ サ ー ジ )部 位 に 創 傷 ( ケ ガ ) の あ る 人 。
●安静を必要とする人。
例 ) 急 性 炎 症 症 状 [け ん ( 倦 ) 怠 感 ,悪 寒 ,血 圧 変 動 な ど ]の 強 い と き 。
衰弱しているとき。
● 体 温 3 8 ℃ 以 上 (有 熱 期 )の 人 。
● 骨 粗 し ょ う (鬆 ) 症 の 人 , せ き つ い ( 脊 椎 ) の 骨 折 , 急 性 [ と う ( 疼 ) 痛
性 ]疾 患 の 人 。
●捻挫,肉離れなど炎症性の人。
●スリーブ装着部にむくみや痛みのある人。
※本器を使用中に身体や皮膚に異常を感じた時は、直ちに使用を中止
し、医師にご相談ください。
- 4 -
!
警告
◎ 下 肢 (脚 )の 圧 迫 中 に 以 下 の 症 状 が ま れ に 現 れ る こ と
があるので、異常が認められたら直ちに使用を中止
し、早急に医療機関で適切な処置を受けてくださ
い。
※ 腓 骨 神 経 麻 痺 (ひ こ つ し ん け い ま ひ )
・ ヒ ザ か ら 下 に シ ビ レ や マ ヒ ( 麻 痺 )が 発 生 す る 症 状 。
※ コ ン パ ー ト メ ン ト 症 候 群 (区 画 症 候 群 )
・筋肉に炎症が起こり、腫れ上がり強い痛みが発生します。
◎ スリーブを装着したまま、ヒザやヒジを曲げないで
ください。
・スリーブにシワが寄り、その部分に過度の圧力が加わり、腓骨神経
麻痺やコンパートメント症候群の原因になるおそれがあります。
◎ 使用上の警告事項
○ 液 体 の か か る 場 所 、 湿 気 ,ほ こ り の 多 い 場 所 で 使 用 し な い で く だ さ
い 。 感 電 や シ ョ ー ト ,故 障 の 原 因 に な り ま す 。
○ 電 源 プ ラ グ は 家 庭 用 交 流 100V コ ン セ ン ト に つ な い で お 使 い く だ さ
い 。 こ れ 以 外 の 電 源 で 使 用 し ま す と 、事 故 や 故 障 の 原 因 に な り ま す 。
○ 濡れた手で電源プラグの抜き差しや、本機の操作をしないでくだ
さい。感電やショートのおそれがあります。
○ 電源プラグをコンセントに抜き差しするときは、必ず電源プラグ
部分を持って、抜き差ししてください。また電源コードを傷つけた
り、無理な力を加えますと電源コードを損傷し、感電やショートの
原 因 に な り ま す 。 ⇒ P. 2 ( 図 2 ) 参 照
○ 電源プラグやコードが損傷していたり、コンセントの差し込みが
ゆるいときは使用しないでください。発熱やショートの原因にな
ります。
○ もし電源コードに損傷や接触不良などの不具合が見付かった場合
は、安全のため即座に使用を中止し、弊社もしくは医療機器修理業
者に修理をご用命ください。危険ですので絶対にご自分で修理しよ
うとなさらないでください。
○ 本 機 の 作 動 時 は 、 チ ュ ー ブ の 先 端 を 目 ,鼻 , 耳 に 向 け な い で く
だ さ い 。 チ ュ ー ブ か ら 出 る 圧 縮 空 気 に よ り 、 目 ,鼻 ,耳 に 傷 害 を 負
うおそれがあります。
- 5 -
!
注意
◎ 使用上の注意事項
○ 安 定 な 場 所 ( 傾 斜 ,振 動 , 衝 撃 な ど が な く 、 水 平 で 丈 夫 な 床 の 上 )
に置いて使用してください。おもわぬ事故の原因になります。
○ 本体やスリーブを暖房器などの熱源の近くで使用しないでくださ
い。事故や破損の原因になります。
○ 他の機器と同時に使用しないでください。マッサージ効果を妨げ
るだけでなく、身体に悪影響を及ぼすおそれがあります。
○ ご使用前に、ブッシュの番号とエアソケットの番号が一致して
接 続 し て あ る こ と を 、 確 認 し て く だ さ い 。 ⇒ P.8 (図 11)参 照
誤って接続したままマッサージを行いますと、身体に悪影響を
及ぼすおそれがあります。
○ 本機の定格時間は30分です、1回の使用時間は30分以内
にしてください。
○ 使用中、本機に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止してくだ
さ い 。 ⇒ P.1 4 「 1 0 . 故 障 か な と 思 っ た と き 」 参 照
○ 自分で意志表示ができない人への使用は、避けてください。
また体の不自由な人だけでの使用は、避けてください。
事故やけがのおそれがあります。
○ 思わぬ事故を防止するため、子供だけで使用させたり、子供の手
の届くところに保管しないでください。
○ 思わぬ事故を防止するため、使用時以外は、電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。
○ 停 電 の と き は 以 下 の 部 分 を 初 期 状 態 (安 全 状 態 )に 戻 し て く だ さ い 。
使用時の状態のままにしておくと、停電が復旧したとき、思わぬ事
故につながることがあります。
・ 「タ イ マ ー 」を 「切 」に 戻 す 。
・ 「強 さ 調 節 」を 「弱 く 」に 戻 す 。
・ 「電 源 ス イ ッ チ 」を 「切 (下 側 を 押 す )」に 戻 す 。
・ 「電 源 プ ラ グ 」を コ ン セ ン ト か ら 抜 く 。
○ 本機を使用しても効果が現れない場合、もしくはお体に異常が感じ
られた場合は、本機の使用を中止し、速やかに医師もしくは専門家
にご相談ください。
◎ リンパ浮腫のセルフケアにお使いの方へ
○ お使いになる前に、必ず医師の診察を受け、本機の使用が患者様の
お 体 の 状 態 (症 状 )に 適 し て い る か ご 確 認 く だ さ い 。
○ マッサージする圧力,時間,回数は、必ず医師の指導に従ってくだ
さい。
○ 医師の指導に従わず、むやみに圧力を高くしたり、マッサージ時間
を長くしたり、回数を増やしても、効果があがらないだけではなく
症状を悪化させてしまうおそれがあります。
- 6 -
6.効能効果
ハドマー220Sには、次の効能効果があります。
○ 血行を促進します
○ 筋肉の疲労を回復します
○ 筋肉のコリをほぐします
○ 神経痛、筋肉痛をやわらげます
この様なときにお薦めします
○手足の先が冷たく感じられるときに。
○長時間の立ち仕事で、手足がだるいときに。
○お仕事後の疲労回復に。
○スポーツ後のボディケアに。
7.特長
(1)
(2)
①②
①
空気圧を利用しているため、機械的な
ゴリゴリとした硬質の圧迫感がなく
ソフトなマッサージ感が得られます。
5室のチャンバからなるスリーブに、
手 先 ,足 先 か ら 胴 体 に 向 け 、 順 番 に 空
気圧が供給され、もみあげるように繰
り返しマッサージを行います。
※ (図 6)の よ う に 圧 迫 部 位 が 一 巡 す る こ
とを「1サイクル」と呼びます。
(3)
隣り合うチャンバ同士が重なり合う
ように配置されているので、すきま無
くマッサージを行うことができます。
(4)
隣り合うチャンバが2室同時に加圧さ
れ ま す の で 、 効 果 的 な 「も み あ げ 効 果 」
が得られます。
②
③
②
③ ④
③ ④
⑤
④
⑤
(図 6)
(5)
末梢側を強めに、体幹側を弱めに圧迫す
る、グラデーション機能を搭載していま
す 。 ⇒ (図 7)参 照
※末梢側:腕や脚の指の方
体 幹 側 : 胴 体 に 近 い 方 (付 け 根 に 近 い 方 )
(6)
マッサージする空気の圧力は、圧力計
を見ながらダイヤルひとつで簡単に調
節できます。
(7)
スリーブの外袋を洗濯できるので、
清潔にお使いいただけます。
強
圧
力
①
② ③ ④
チャンバ
⑤
①
②
⑤
③
(図 7)
- 7 -
④
8.使用手順
(1)長 ら く お 使 い に な ら な か っ た 場 合
下 記 3 項 目 の 点 検 を 行 っ て か ら 、 「 ( 2) 使 用 前 の 準 備 」 に 進 ん で く だ さ い 。
なお点検の結果、異常が発見された場合はご使用にならずに、お買い上げ店もしくは
弊社まで修理をご依頼ください。
① スリーブの点検
a.ス リ ー ブ が 清 潔 に 保 た れ て い る か 。
b.フ ァ ス ナ は ス ム ー ズ に 開 閉 で き る か 。
c.外 袋 の 縫 い 目 に ホ ツ レ や 、 布 部 分 に 裂 け が な い か 。
d.チ ャ ン バ が 経 年 変 化 に よ り 弾 力 を 失 っ て い な い か 。 ま た ヒ ビ 割 れ 等 に よ り 穴 が
開いていないか。
② コネクタユニットの点検
a.チ ュ ー ブ が 経 年 変 化 に よ り 弾 力 を 失 っ て い な い か 。
b.チ ュ ー ブ か ら コ ネ ク タ や ブ ッ シ ュ が 容 易 に 抜 け て し ま わ な い か 。 も し く は 抜 け
ていないか。
③ 本体の点検
a.電 源 コ ー ド の 被 覆 が 経 年 変 化 に よ り ヒ ビ 割 れ て い た り 、 弾 力 を 失 っ て い な い か 。
また被覆が破れて内部の導線が露出している部分はないか。
b.タ イ マ ー を 3 0 の 位 置 ま で 回 す と 、 2 7 ~ 3 3 分 の 間 に 「 切 」 の 位 置 ま で 戻 る
か。
(2)使 用 前 の 準 備
① 電 源 ス イ ッ チ が 「 切 ( 下 側 を 押 す )」 に
なっていることを確認してください。
この状態ではランプは消灯しています
② 電源プラグをコンセントに接続して
ください。
切
(図 8)
(図 9)
③ 強さ調節ダイヤルを「弱く」タイマー
を「切」に戻しておいてください。
とスリーブのエアソケットの番号を
合わせて差し込んでください。
15
10
20
5
弱く
強
強さ調節
④ コネクタユニットのブッシュの番号
25
30
切
タイマー
(図 10)
(図 11)
- 8 -
⑤ コネクタユニットのコネクタ部の△印
と、本体のコネクタ接続口の▽印の向
きを合わせ、真っ直ぐに奥までしっか
りと差し込んでください。
▽印
△印
(図 12)
※ご注意:コネクタを抜き差しする際、チューブ部分を握ったり、
コネクタ部分を上下左右にゆすったり、ねじったりしないで
く だ さ い 。 ノ ズ ル 部 分 (細 い 筒 状 の 部 分 ) が 折 れ る こ と が あ り
ます。
(3)動 作 テ ス ト
○ 実 際 に マ ッ サ ー ジ を 行 う 前 に 、 次 項 「 (4)ご 使 用 の 手 順 」 と 同 様 の 手 順 で
動作テストを行ってください。
○また万が一の事故を予防するため、動作テスト時はスリーブに腕や脚を入
れずに行ってください。
○なお動作テストにより不具合が発見された場合はご使用にならずに、お買
い上げ店もしくは弊社まで修理をご依頼ください。
① スリーブの外袋に縫い目のホツレや布の裂け等の損傷がないことを
確認してください。
② 動作テスト時は必ずスリーブのファスナを閉じて行ってください。
※ご注意:ファスナを開けたまま動作させると、スリーブが必要以上
に膨張し、破損するおそれがあります。
③ 下記操作部が正しく動作するかご確認ください。
a. 電 源 ス イ ッ チ を 「 入 」 に す る と ラ ン プ が 点 灯 す る か 。
また「切」にするとランプが消灯するか。
b. タ イ マ ー を 右 ( 時 計 回 り ) に 回 す と ポ ン プ が 動 作 を し 始 め る か 。
逆に「切」まで戻すとポンプが停止するか。
c. 強 さ 調 節 ダ イ ヤ ル を 右 (時 計 回 り )に 回 す と 、 マ ッ サ ー ジ 圧 は
上昇するか。
逆 に 左 (反 時 計 回 り )に 回 す と 、 マ ッ サ ー ジ 圧 は 下 降 す る か 。
④ 腕・脚スリーブの末梢側から体幹側に向け1,2,3,4,5の順
番 に チ ャ ン バ が 膨 ら む か 。 ⇒ P. 7 ( 図 6 ) 参 照
⑤ 動作テストが終了したら、コネクタを本体接続口から外し、スリー
ブ 内 の 空 気 を 抜 い て く だ さ い 。 ⇒ P .9 ( 図 1 2 ) 参 照
- 9 -
(4)ご 使 用 の 手 順
① スリーブを腕もしくは脚に装着してください。
※ご注意:マッサージ中にスリーブ内部の圧力によ
りファスナが開いてしまうことを防止す
るために、ファスナが長めになっていま
す。ファスナが破損するのを防止するた
めに、ファスナは必ず一番上まで閉めて
ください。
※ ご 注 意 : ス リ ー ブ に お お わ れ る 部 分 に 硬 い 物 (大
き な 指 輪 や ボ タ ン , 腕 時 計 ,ポ ケ ッ ト 内 の
(図 13)
鍵 束 な ど )が 無 い こ と を 確 認 し て く だ さ い 。 ス リ ー ブ が 膨 張
すると強い力で押し付けられるため、けがをしたりスリー
ブが破損する原因になります。
※ご注意:膨らんでいるスリーブに体重をかけたり、関節を曲げたり、
大きな力を加えると、スリーブに内蔵されているチャンバ
(空 気 袋 ) が パ ン ク す る こ と が あ り ま す 。
② 電 源 ス イ ッ チ を 「入 (上 側 を 押 す )」に 切 り 換 え て く
入
ださい。
電源が入ると電源スイッチが赤く点灯します。
(図 14)
③ 「タイマー」を時計回りにまわし、マッサージ
②
15
時間を設定してください。
10
※ ご 注 意 : 1 0分 以 下 の 比 較 的 短 い 時 間 に セ ッ ト す
る 場 合 は 、 ① い っ た ん 15分 以 上 に ダ イ
ヤルを回してから②戻すように回して
セットしてください。
20
5
①
25
30
切
タイマー
(図 15)
④ 「 圧 力 計 」 に は ス リ ー ブ に 供 給 さ れ て い る 空 気 の 圧 力 が 「 k P a (キ ロ
パ ス カ ル )」 単 位 で 表 示 さ れ ま す 。 こ の 圧 力 を 「 マ ッ サ ー ジ の 強 さ
(圧 )」 と お 考 え く だ さ い 。
4
6
8 10 12
2
0
14
16
kP a
+
(図 16)
- 10 -
⑤ 圧力計を見ながら「強さ調節ダイヤル」を回し、目的の強さに圧力
を 調 節 し て く だ さ い 。 ⇒ P. 8 (図 1 0 )参 照
※ご注意:マッサージの強さはダイヤルを回してから、1分くらいか
けて徐々に変化します。様子を見ながら少しずつ調節して
ください。
※ご注意:ダイヤルは軽く回ります。強く回すとダイヤルが破損する
ことがあるのでご注意ください。
⑥ 設定したマッサージ時間が経過しますと、マッサージが終了します。
○途中でマッサージを中止する場合は「タイマー」を手動で「切」に
戻 し て く だ さ い 。 ⇒ P.1 0 (図 15)参 照
⑦ マ ッ サ ー ジ 終 了 後 1 分 ほ ど か け て 、 自 動 的 に (少 し ず つ )ス リ ー ブ 内
の空気が抜けます。
お急ぎの場合は、コネクタをコネクタ接続口から抜いてください。
⇒ ( 図 17 ) 参 照
必ずスリーブ内の空気が抜けてからファスナを開き、スリーブを
腕・脚から外してください。
※ご注意:スリーブがパンパンに膨らんだ状態でファスナの開閉を行
いますと、ファスナが破損します。
⑧ 強さ調節ダイヤルを「弱く・」の位置まで戻してください。
タイマーが「切」に戻っていることを確認してください。
⑨ 電 源 ス イ ッ チ を 「切 (下 側 を 押 す )」に 戻 し て く だ さ い 。
電 源 ス イ ッ チ の ラ ン プ が 消 灯 し ま す 。 ⇒ (図 1 8 )参 照
⑩ 電源プラグをコンセントから抜いてください。
コネクタ接続口からコネクタを抜き、本体とコネクタユニットを分
離してください。
エアソケットからブッシュを抜いて、コネクタユニットとスリーブを
分離してください。
(5)緊 急 停 止 の 方 法
※マッサージ中、お体の不調や本機の故障により緊急停止しなければな
らないときは、下記の2つの方法がございます。
①本体からコネクタを抜く
②電源スイッチを切る
・スリーブ内の空気を素早く抜く
・全機能が停止し、スリーブ
ことができます。
内の空気がゆっくり抜けます。
切
(図 17)
(図 18)
- 11 -
9.お手入れのしかた
!
警告
○ お手入れの際は、必ず電源プラグをコンセントから抜いてくだ
さい。湿らせた布で拭く際に感電するおそれがあります。
○ お手入れの際、本体に水等の液体をかけないでください。内部
に液体が残り、使用の際に感電やショートのおそれがあります。
!
注意
○ お 手 入 れ の 際 、 ベ ン ジ ン ,シ ン ナ 等 の 有 機 溶 剤 は 絶 対 に 使 用 し な い
で く だ さ い 。 色 落 ち ,部 品 の 損 傷 ,劣 化 の 原 因 に な り ま す 。
○ 本体を直射日光が当たる場所に置かないでください。
本機を損傷したり劣化を早める原因になります。
(1)本 体 の お 手 入 れ の し か た
① 本 体 ,コ ネ ク タ ユ ニ ッ ト は 、 ぬ る ま 湯 か 薄 め た 中 性 洗 剤 を 含 ま せ た
布をよく絞り、それで拭いてください。
② 本機は次回の使用に支障ないよう、必ず清浄にしてから、湿気が少
な く 、 日 影 の (紫 外 線 の 当 た ら な い )涼 し い 場 所 に 、 整 理 し て 保 管 し て
ください。
(2)ス リ ー ブ の お 手 入 れ の し か た
!
警告
○ スリーブにチャンバを入れたまま水洗いしない(液体に浸けな
い)でください。チャンバ内部に水分が残り、そのまま使用する
と感電や故障の原因になります。
- 12 -
!
注意
○ 不潔な状態でスリーブを使用すると、感染症の原因になるおそれ
があります。
特 に リ ン パ 浮 腫 の 患 者 様 の 場 合 は 、 蜂 窩 織 炎 (ほ う か し き え ん ) 発
症の原因になるおそれがあります。
○ お 手 入 れ の 際 、 ベ ン ジ ン ,シ ン ナ , 塩 素 系 の 洗 剤 や 消 毒 薬 は 絶 対 に
使 用 し な い で く だ さ い 。 色 落 ち ,部 品 の 損 傷 ,劣 化 の 原 因 に な り ま
す。
○ チャンバを直射日光や蛍光灯などの強い紫外線の当たる場所に長
時間置かないでください。急速に劣化します。
※ 以 下 の 説 明 は P.3 に あ り ま す ス リ ー ブ の イ ラ ス ト と 合 わ せ て ご 覧 く だ
さい。
① スリーブが汚れたら、清潔にしてからお使いください。以下に清潔
にするための手順をご説明いたします。
② スリーブのファスナを全開にして、「開き」の状態にしてください。
③ スリーブに内蔵されている半透明の空気袋を「チャンバ」と呼びま
す。スリーブ内側の開口部から、チャンバを全て取り出してください。
④ チャンバは薄めた洗剤または消毒用アルコールを染み込ませたタオ
ルで拭いてください。
a. 熱 に 弱 い の で 乾 燥 機 や ア イ ロ ン を 使 用 す る と 、 溶 け て し ま い
ます。
b. 素 材 が 傷 ま な い よ う に 風 通 し の 良 い と こ ろ で 、 陰 干 し し て く
ださい。
⑤ 「外袋」は一般的な衣類と同様に洗濯することができます。
a. 熱 に 弱 い の で 乾 燥 機 や ア イ ロ ン を 使 用 し な い で く だ さ い 。
耐熱温度は120℃以下です。
b. 布 が 傷 ま な い よ う に 風 通 し の 良 い と こ ろ で 、 陰 干 し し て く だ
さい。
⑥ チャンバを元通りに外袋に納めてください。なおチャンバは全て形
が異なります。エアソケットの近くに印刷されている型式番号と、
P. 3 の イ ラ ス ト を 参 考 に 、 正 し い 場 所 に 納 め て く だ さ い
⑦ スリーブは次回の使用に支障ないよう、必ず清浄にしてから、湿気
が 少 な く 、 日 影 の (紫 外 線 の 当 た ら な い )涼 し い 場 所 に 、 整 理 し て 保 管
してください。
(3)定 期 点 検 の お 勧 め
① 本機は医療機器です。安全にお使いいただくため、1~2年に一度、
定期点検を受けられることをお勧めいたします。
② 定期点検をご依頼の際は、本機をご購入になりましたお買い上げ店
または、弊社までご連絡ください。
③ 連絡先は本書の裏表紙に記載してございます。
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10.故障かなと思ったとき
!
警告
○ 本機が故障したときは、むやみにいじらずコンセントから電源プラ
グを抜き、貼り紙等で故障の表示をし、他の人が誤って使用しない
ようにしてください。そのまま放置すると思わぬ事故の原因になり
ます。
○ 本機は絶対に分解したり、勝手に修理・改造を行わないでくださ
い。感電や事故の原因になります。またこれによる故障は保証期間
内であっても保証の対象外となります。
(1)下記 の 表を 参考 にし て、 点検 を 行っ てく ださ い。
症
状
原因と思われること
対 処 方 法
ブッシュをエアソケ
ブッシュとエアソケ
ブッシュの差し込み
① ッ ト に 抜 き 差 し す る の ッ ト の 滑 り が 悪 く な っ 部 分 に 食 用 油 (マ ー ガ
がキツイ。
ています。
リ ン や サ ラ ダ 油 )を テ
ィッシュ等を用い、極
少量塗ってください。
②
マッサージ中にファ
ファスナが摩耗して
ファスナ交換をお申
スナが途中から開いて いると考えられます。 し付けください。
しまう。
本体のコネクタ接続
本体の修理依頼をし
③
口内にあるノズルが折 てください。
れていませんか?
コネクタユニットの
コネクタユニットの
④
マッサージ圧が1箇 コネクタとチューブの 修理をお申し付けくだ
所だけ弱く感じる。
接続部分が折れていま さい。
せんか?
スリーブ内のチャン
パンクしているチャ
⑤
バがパンクしている場 ンバを、交換してくだ
合があります。
さい。
タイマーが動かない
タ イ マ ー の 故 障 (寿
タイマーを交換いた
⑥ ま た は 、 設 定 時 間 よ り 命 )と 考 え ら れ ま す 。 し ま す 。 修 理 を お 申 し
長くかかりすぎる。
付けください。
タイマーを短時間に
いったんダイヤルを
いったん15以上に
⑦ セットすると、タイマ 15以上まで回してい 回し、戻す様にしてセ
ーが動かない。
ますか?
ットしてください。
電 源 ス イ ッ チ を 「入 」
電源コードのプラグ
電源コードのプラグ
にしてもランプが点灯 はコンセントに接続さ をコンセントに接続し
⑧ しない。
れていますか?
て再度確認願います。
電気的な故障が起き
本体の修理依頼をし
ていると考えられま
てください。
す。
(2)上 記の 表を 参考 に点 検 を行 った 上で 、 なお 異常 があ る場 合は 直 ちに 使用 を
中止し、お買い上げ店または弊社までご連絡ください。
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11.廃棄方法について
○ハドマー220S及び、その付属品等がご不要になりました場合の、廃棄方法
についてご説明申し上げます。
(1)ハ ド マ ー 2 2 0 S 本 体 の 廃棄 方 法
○一般的な家電製品を廃棄する際の地方自治体のルールに従ってくださ
い。
(2)コ ネ ク タ ユ ニ ッ ト の 廃棄 方 法
○プラスチックゴミを廃棄する際の地方自治体のルールに従ってくださ
い。
○素材 ・コネクタ部分:ABS
・ブッシュ部分:POM
・チューブ部分:ポリウレタン
(3)ス リ ー ブ の廃 棄方 法
○外袋:古着,古布を廃棄する際の地方自治体のルールに従ってくださ
い。
素材
・布部分 :ポリエステル
・ファスナ:ナイロン,真鍮
○チャンバ:プラスチックゴミを廃棄する際の地方自治体のルールに従
ってください。
素材
・ポリウレタン
(4)取 扱 説 明 書 等 、 書 類 の廃 棄 方法
○古紙を廃棄する際の地方自治体のルールに従ってください。
※保証書には個人情報が記載されています。廃棄の際にはご注意くださ
い。
(5)梱 包 材 の 廃棄 方法
○箱
:段ボールを廃棄する際の地方自治体のルールに従ってくださ
い。
素 材 : 段 ボ ー ル (紙 )
○緩衝材:プラスチックゴミを廃棄する際の地方自治体のルールに従っ
てください。
素材:ポリエチレン
○ポリ袋:プラスチックゴミを廃棄する際の地方自治体のルールに従っ
てください。
素材:ポリエチレン
- 15 -
12.付属品のご紹介
付属品はお客様の使用目的に合わせて別途お買い求めいただくことが出来ます。
詳細につきましては、お買い上げ店もしくは弊社までお問い合わせください。
※ ご 注 意 : ハ ド マ ー 2 2 0 S に は 、 下 記 に 指 定 し た 付 属 品 以 外 の も の を 使 用 (接 続 )し な
いでください。
(2)脚 用 ス リ ー ブ :C F- PU 3
1
2
3
HADOMER
○指先から上腕部までをマッサージ
するための袋です。
○外袋,チャンバ単体でも販売して
おります。
4
5
(1)腕 用 ス リ ー ブ :C A- PU 3
5
4
3
HAD OMER
○つま先から大腿部までをマッサー
ジするための袋です。
○外袋,チャンバ単体でも販売して
おります。
1
2
(3)コ ネ ク タ ユ ニ ッ ト S :C U -S
○ ス リ ー ブ を 1 枚 (片 腕 も し く は 片 脚 )で 使 用 す る と き に 用 い る 、 本 体 と
スリーブをつなぐチューブです。
5
4
3
2
1
(4)コ ネ ク タ ユ ニ ッ ト W :C U -W
○ ス リ ー ブ を 2 枚 同 時 (両 腕 も し く は 両 脚 )に 使 用 す る と き に 用 い る 、
本体とスリーブをつなぐ分岐型のチューブです。
5
4
3
2
1
5
4
3
2
1
(5)腕 用 エ キ ス パ ン ダ : EA - PU 3
(6)脚 用 エ キ ス パ ン ダ : EF - PU 3
○スリーブが入らないときやキツイときに、サイズを拡げるための部品です。
⇒ お客様のサイズに合わせてお作りいたします。詳細はお買い上げ店まで
お問い合わせください。
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13.保証・サービスについて
保 証 書 , お 客 様 登 録 カ ー ド に 、 お 買 い 上 げ 日 ,お 買 い 上 げ 店 名 の 記 入 が 無 き
場合には、その保証書は無効となりますのでご注意ください。
(1)
保証期間中に、万一製造上の原因・理由に基づく故障が発生した場合、
お買い上げ店、または弊社まで、保証書をご提示いただければ、無償で修理
いたします。
(2)
ハドマー220S本体の保証期間(無償修理期間)は、お買い上げ日よ
り1ヶ年です。
(3)
次の場合は、保証期間中でも修理費を頂戴いたします。
① お取り扱い上の不注意による故障の場合。
② 不 当 な 修 理 , 改 造 , 調 整 ,分 解 な ど を さ れ た 場 合 。
③ 地 震 ,火 災 ,水 害 な ど の 天 災 地 変 に よ る 故 障 の 場 合 。
④ 他の用途に使用して故障した場合。
⑤ 保証書のご提示がない場合。
⑥ お客様登録カードを、ご返送なさっていない場合。
⑦ 消耗品の修理やお買い換えの場合。
・スリーブ,コネクタユニット,エキスパンダは消耗品です。
・消耗品はそれぞれ単品で販売しております。お買い上げ店まで
ご注文ください。
(4)
保証期間経過後の修理などについては、お買い上げ店または弊社まで
お問い合わせください。
(5)お 客様 登録 カー ドに つ いて
① お手数ではございますが必要事項をご記入のうえ、必ず弊社まで
お送りください。
(6)
(7)
保証書は再発行いたしませんので、大切に保管してください。
保証書は日本国内においてのみ有効です。
お買い上げ店
製 造 販 売 元
黒田精工株式会社
〒 2 1 2 -8 5 6 0 神 奈 川 県 川 崎 市 下 平 間 23 9 番 地
T E L ( 直 )0 4 4 -5 5 5 - 35 2 1 ( 代 ) 0 4 4 -5 5 5 -3 8 0 0
第二種医療機器製造販売業 14B2X00015
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