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察の質が向上したとの回答もあった。
施設の改善により、診療科目ごとに診察室が作られたため患者は診察室を間違えることが少な
くなり、また待ち時間の短縮も実現した。機材についても検査装置、診療機材、診断機材等が更
新されたことにより、効率的な診療が行われるようになった。
以上により、第 2 期において対象とした施設・調達機材は、診療目的を満たし、かつ、機材使
用者の技術レベルに適合するものであったと判断できる。
サービス廊下が出来たことにより、共用廊下を使用せずに清潔品、汚物などを搬送することが
出来るようになった。また、手術室と病棟の段差が無くなり患者搬送がスムーズになった、食事
の運搬が効率的になったなど、機能面の改善が図られた。
ソフトコンポーネントの実施によって医療従事者の維持管理に関する技術・意識・意欲の向上
が見られた。院内設備の不具合の発生頻度には大きな減少は見られないものの、以前は不具合を
放置したままであったものが、不具合発生時に施設維持管理部門に連絡を取って対処できるよう
になった。
ソフトコンポーネントで作成支援を行った書類(メンテナンス書類回覧ルール表、設備機器台帳、
設備機器操作標準手順書、医療機材操作標準手順書、医療統計報告書等)について、そのうち医療
統計報告書は以前から病院が独自に有していたものを現在も使用していたが、その他は有効に使
われていた。
以上より、本事業の実施により概ね計画通りの効果発現が見られ、有効性は高い。
3.4 インパクト(間接的効果)
3.4.1 間接的効果の発現状況
本事業のソフトコンポーネントで行われた研修の成果を活かして保健省が研修を制度化し、ル
アンダ州をはじめアンゴラ国全域の医療施設に波及することが期待されている。しかしながら予
算、人的な制約から現時点ではジョシナ・マシェル病院内の一部のみでの実施にとどまっている。
3.4.2 その他正負の間接的効果
廃棄物は、各部署でコンテナに集めたのち専門業者が回収・処理している。医療排水は、本事
業にて設置された汚水中和プラントで処理されている。放射線の防護については、防護基準に基
づいた処置が行われており、環境への影響は無いと考えられる。
以上より、負のインパクトは発生していないことが確認できた。
3.5 持続性(レーティング: b )
3.5.1 運営維持管理の体制
医療機材の軽微な不具合は院内の維持管理技術者が対応している。放射線機器、患者モニター
等の複雑な機材については、院内の技術者は初期対応のみ実施し、実作業は代理店等に委託して
いる。また、放射線機器等の定期保守の必要な機材については、当該機器の代理店と定期的な維
持管理契約が結ばれており、体制上の問題は見られない。
病院施設のうち、電気、空調、発電機、ボイラー関連機材、ランドリー機材については、
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