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概要 視覚障害者がコンピュータを利用することは基本的には困難である。それで も、職場や学校のみならず個人でもコンピュータを所有し利用しているユーザ は多く存在する。しかし、現在はどのような利用環境でも GUI ベースの OS である MS–Windows が主流であり、視覚障害者にとっては必ずしも利用しや すい環境とはいえない。そこで、GUI ベースの OS と比較して使いやすいと 考えられる CUI ベースの OS として PC–UNIX を取り上げる。PC–UNIX の導入に関して、視覚障害者のユーザ 1 人での OS のインストールが困難な こと、音声利用による日本語環境、コンピュータ利用においてほとんどのユー ザが必要とするマニュアルが視覚障害者には利用が不便であることを問題と して取り上げ、それについての現状と解決方法を考察した。また、PC–UNIX において、シェルはユーザインターフェイスであり、シェルの使用によりすべ ての作業が行なわれるといえる。しかし、視覚障害者が現在の対話型環境の シェルを利用するには、音声化の問題と音声化しても使いやすくならないと いう問題がある。そこで、その解決方法の一例としてシェルの日本語化を提 案し、使いやすい対話型シェルにするための考察をした。 ii