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MODEL 3565
ディジタル抵抗計
取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H26.5.13
I-01246
目
次
頁
1 . は じ め に ……………………………………………………………………………… 1
1.1 ご使用前の準備
…………………………………………………………… 1
1.1.1 点検
………………………………………………………………… 1
1.1.2 保管
………………………………………………………………… 1
1.2 ご使用前のご確認事項
………………………………………………… 1
1.2.1 電源
………………………………………………………………… 1
1 . 2 . 2 電 源 コ ー ド ………………………………………………………… 1
1.2.3 ヒューズの交換
………………………………………………… 2
2.各部の名称
………………………………………………………………………… 3
2.1 前面パネル
………………………………………………………………… 3
2.2 裏面パネル
………………………………………………………………… 5
3 . 操 作 方 法 ……………………………………………………………………………… 6
3.1 電源
………………………………………………………………………… 6
3.2 測定端子の接続
…………………………………………………………… 6
3 . 3 温 度 セ ン サ の 接 続 ………………………………………………………… 6
3.4 キーロック
………………………………………………………………… 7
3 . 5 測 定 レ ン ジ の 切 替 ………………………………………………………… 7
3.6 ゼロアジャスト
…………………………………………………………… 8
3.6.1 キー操作
…………………………………………………………… 8
3.6.2 リモート操作
…………………………………………………… 8
3.7 サンプリング周期の選択
……………………………………………… 8
3 . 8 コ ン パ レ ー タ 動 作 ………………………………………………………… 9
3.8.1 比較条件
…………………………………………………………… 9
3.8.2 比較出力
…………………………………………………………… 9
3.8.3 設定方法
………………………………………………………… 10
3.8.4 レンジランプの表示方法
…………………………………… 11
3.9 ブザー
……………………………………………………………………… 12
3.9.1 設定方法
………………………………………………………… 12
3.10 マニュアルモード
…………………………………………………… 13
3.11 メモリーモード
……………………………………………………… 13
3.11.1 メモリーの選択
…………………………………………… 13
3.11.2 メモリーの設定
…………………………………………… 14
3.12 断線検出・セルフチェック
……………………………………… 16
3.12.1 操作
…………………………………………………………… 16
4.外部制御
…………………………………………………………………………… 17
4.1 リモートコネクタ
……………………………………………………… 17
4.1.1 ピン操作
………………………………………………………… 17
4.1.2 メモリーモードのリモート操作
………………………… 18
4.1.3 外部コントロールタイミングチャート
………………… 19
4.2 外部制御(入出力端子台)
………………………………………… 20
5.設定方法
…………………………………………………………………………… 21
5 . 1 抵 抗 測 定 …………………………………………………………………… 21
5 . 2 温 度 測 定 …………………………………………………………………… 21
5.3 温度補正機能
…………………………………………………………… 22
5.3.1 基準温度・温度係数の設定
………………………………… 23
5.4 温度換算機能(銅巻線の温度上昇測定)
……………………… 24
5.5 比率表示機能
…………………………………………………………… 26
5.5.1 基準値・偏差の設定
………………………………………… 27
5.6 キャラクタ表示
………………………………………………………… 28
……………………………………………………… 29
6.パネルマウントでの使用
……………………………………………………………………… 29
6.1 組立図
6 . 2 パ ネ ル マ ウ ン ト 金 具 取 付 時 の 外 形 図 ……………………………… 29
7.校正
………………………………………………………………………………… 30
7.1 用意するもの
…………………………………………………………… 30
7 . 2 校 正 方 法 …………………………………………………………………… 30
7.2.1 抵抗測定レンジの校正
……………………………………… 30
7.2.2 温度測定レンジの校正
……………………………………… 31
8.仕様
8.1
8.2
8.3
8.4
8.5
8.6
………………………………………………………………………………… 32
形名
………………………………………………………………………… 32
測定範囲・確度
………………………………………………………… 32
一 般 仕 様 …………………………………………………………………… 33
初期設定値表(工場出荷時)
……………………………………… 34
外形図
……………………………………… 34
オプション
……………………………………………………………… 34
1.はじめに
この取扱説明書は、本製品をお使いになる担当者のお手元に確実に届くようお取
り計らいください。
本製品を正しくお使いいただくために、ご使用前にこの取扱説明書をよくお読み
ください。
3565は、サンプリング周期100回/秒、応答速度50msの高速タイプデ
ィジタル抵抗計です。抵抗測定は、300mΩ~300kΩのワイドレンジで、
10μΩの高分解能、高精度測定ができます。温度補正機能、比率表示機能及び
巻線抵抗の温度上昇測定ができる温度換算機能を標準装備しています。
また30パターンのコンパレータメモリー機能により複数の被測定物の試験条件
を事前に設定できます。
GP-IB、RS-232Cなど6種類のデータ出力付きを用意していますので、
単体使用からシステムユースまで幅広くご使用いただけます。
 注
意
●故障、誤動作、寿命低下の原因になりますので、次のような場所では
使用しないでください。
雨、水滴、日光が直接当たる場所
高温、多湿やほこり、腐食性ガスの多い場所
外来ノイズ、電波、静電気の発生の多い場所
振動、衝撃が常時加わったり、又は大きい場所。
●ケースを開けたり、本体を改造して使用しないでください。
1.1●ご使用前の準備
1.1.1
点検
本器がお手元に届きましたら仕様との違いがないか、あるいは輸送上での破損
がないか点検してください。
もし破損したり、仕様どおり作動しない場合は、形名・製品番号をお知らせく
ださい。
1.1.2
保管
本器を長時間にわたって保管する場合は、湿度が低く直射日光の当たらない場
所に保管してください。
1.2●ご使用前のご確認事項
1.2.1
電源
電源電圧は、AC90~AC250V以内、電源周波数50/60Hzで使用し
てください。また、電源コードを接続するときは、電源スイッチがOFFになっ
ていることを確認してください。
1.2.2
電源コード
本器に付属している電源コードのプラグはAC100V用です。AC200Vで
ご使用の場合は、専用のプラグに取り替えてください。
電源コードは本器裏面パネルの電源コネクタに接続してください。電源コードの
プラグは3ピンになっており、中央の丸形のピンがアースになっています。
プラグに付属のアダプタを使用してコンセントに接続するときは、アダプタから
出ているアース線を必ず外部のアースと接続して大地に接地してください。
-1-
1.2.3
ヒューズの交換
出荷時は250V/2Aの電源ヒューズを挿入しています。
本器のヒューズソケットは電源ライン入力用コネクタと共通になっています。
電源コードを接続する前に、下図のようにヒューズソケットのキャップを外して
ヒューズを取り出し定格を確認してください。ヒューズは予備を含めてキャップ
内に2本収納されています。
手前のヒューズ(予備ヒューズ)は左右方向に、奥のヒューズは下方に押し出す
と取り外せます。
-2-
2.各部の名称
2.1●前面パネル
1
13
S EN SE
Hi
S O U RC E
14
18
HI
F M S
TEM P
O HM
T.C
RATIO
TE
%
0 ADJ
Lo
MODEL 3565
12
①測定端子
TE M P
15
GO
kΩ
℃
LOCK
OHM
17
M AN'L
T.C
RATIO
LO
Ω
ONLINE
TE
mΩ
SHIFT
SHIFT
(RAT E) (0 ADJ) (S ET ) (MAN'L/MEM)(ONLINE) (L OCK)
3
2
SENSE
SENSE
SOURCE
SOURCE
4
5
6
7
16
19
300mΩ NO.
3Ω
30Ω
300Ω HI SET
3kΩ
REF
30kΩ
LO SET
300kΩ
AU TO
±Δ%
RANGE
SEL
(BUZZER)
COMP SET
8
9
20
℃
21
p pm
10
11
Hi :電 圧 入 力 の + 側 端 子 で す 。
Lo :電 圧 入 力 の - 側 端 子 で す 。
Hi :電 流 出 力 の + 側 端 子 で す 。
Lo :電 流 出 力 の - 側 端 子 で す 。
② OHM キ ー
( 0 ADJ )
抵 抗 測 定 を 選 択 す る キ ー 、 選 択 時 に OHM ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
(ゼ ロ ア ジ ャ ス ト の ON/OFFキ ー で 、 動 作 中 は 0 ADJ ラ ン プ が 点 灯 し ま
す。)
③ TEMP キ ー
( RATE )
温 度 測 定 を 選 択 す る キ ー で 、 選 択 時 に TEMP ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
(サ ン プ リ ン グ 周 期 を 選 択 す る キ ー で す 。 )
④ T.C キ ー
( SET )
温 度 補 正 機 能 を 選 択 す る キ ー で 、 選 択 時 に T.Cラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
(各種の設定に使用します。)
⑤ RATIO キ ー
( MAN'L/MEM )
比 率 表 示 機 能 を 選 択 す る キ ー で 、 選 択 時 に RATIO ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
(マニュアルモード/メモリーモードを切り替えるキーです。
マ ニ ュ ア ル モ ー ド で MAN'L ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。 )
⑥ TE キ ー
( ONLINE )
温 度 換 算 機 能 を 選 択 す る キ ー で 、 選 択 時 に TE ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
( GP-IB、 RS-485 、RS-232 Cのオンライ ンキーです。 )
⑦ SHIFT キ ー
(LOCK )
青 色 キ ー を 有 効 に す る キ ー で 、 有 効 中 に SHIFT ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。
ランプ点灯中に青色キーを押すと有効を解除します。
(前面パネルのスイッチ操作禁止スイッチです。3秒以上押すと禁止
及 び 解 除 が で き ま す 。 禁 止 中 は LOCK ラ ン プ が 点 灯 し ま す 。 )
⑧ RANGE キ ー
( BUZZER )
300mΩ ~ 300kΩ レ ン ジ 又 は AUTO レ ン ジ を 選 択 し ま す 。
(ブザー動作及び音量の設定を選択するキーです。)
⑨ SEL キ ー
COMP SET
各種の設定に使用します。
⑩キー
各種の設定に使用します。
⑪▲キー
各種の設定に使用します。
-3-
⑫ 0 ADJ ラ ン プ
LOCK ラ ン プ
MAN'L ラ ン プ
ONLINE ラ ン プ
SHIFT ラ ン プ
ゼロアジャスト動作で点灯します。
キーロックで点灯します。
マニュアルモードで点灯、メモリーモードで消灯します。
外部制御中に点灯します。
SHIFT キ ー と 連 動 し ま す 。
⑬ TEMP ラ ン プ
OHM ラ ン プ
T.C ラ ン プ
RATIO ラ ン プ
TE ラ ン プ
温度測定で点灯します。
抵抗測定で点灯します。
温度補正機能で点灯します。
比率表示機能で点灯します。
温度換算機能で点灯します。
⑭ Fラ ン プ
Mラ ン プ
Sラ ン プ
サ ン プ リ ン グ 周 期 が 100回 /秒 の と き 点 滅 し ま す 。
サ ン プ リ ン グ 周 期 が 20回 /秒 の と き 点 滅 し ま す 。
サ ン プ リ ン グ 周 期 が 4回 /秒 の と き 点 滅 し ま す 。
⑮ HI ラ ン プ
GO ラ ン プ
LO ラ ン プ
測定値が上限値以上で赤色LEDが点灯します。
良判定で緑色LEDが点灯します。
測定値が下限値以下で赤色LEDが点灯します。
⑯単位ランプ
測定している単位ランプを点灯します。
⑰レンジランプ
AUTO ラ ン プ
測定レンジのランプが点灯します。
オートレンジの選択で点灯します。
⑱表示部
測定値やキャラクタを表示をします。
⑲ NO 表 示
メモリーモードのメモリーNoを表示します。
⑳ HI SET 表 示 部
REF 表 示 部
コンパレータの上限値を表示します。
ブザーの設定で設定内容を表示します。
比率表示で基準値を表示します。
℃表示部
温度補正の設定で基準温度を表示します。
 LO SET 表 示 部
± △ %表 示 部
コンパレータの下限値を表示します。
ブザーの設定で音量を表示します。
比率表示で偏差を表示します。
ppm 表 示 部
温度補正の設定で温度係数を表示します。
* (青 字 )キ ー は SHIFT ラ ン プ が 点 灯 中 有 効 と な り ま す 。
-4-
2.2●裏面パネル
23
28
24
25
22
26
27
裏面測定端子
SENSE
SENSE
SOURCE
SOURCE
Hi :前 面 パ ネ ル の 測 定 端 子 ( SENSE Hi )と 共 通 で す 。
Lo :前 面 パ ネ ル の 測 定 端 子 ( SENSE Lo )と 共 通 で す 。
Hi :前 面 パ ネ ル の 測 定 端 子 ( SOURCE Hi )と 共 通 で す 。
Lo :前 面 パ ネ ル の 測 定 端 子 ( SOURCE Lo )と 共 通 で す 。
電源コネクタ
付属の電源コードを接続します。電源電圧、周波数を必ず指定の範囲でご使用ください。
250V 2Aの ヒ ュ ー ズ を 使 用 し ま す 。
電源スイッチ
供給電源のON/OFFスイッチです。
 REMOTE コ ネ ク タ
外部制御用のコネクタです。
入出力端子台
ホールド、リセットの入力及びコンパレータ出力の端子です。
5.3min.
端 子 ね じ : M3
締 付 け ト ル ク :0.6~ 1.0N・m
圧着端子:右図参照
4.4max.
6max.
φ3.2min.
 Pt100Ω コ ネ ク タ
3線 式 Pt100Ω の 測 温 セ ン サ の 接 続 コ ネ ク タ で す 。
インタフェースボードの挿入部
オプションのインタフェースボードの装着部です。
-5-
3.操作方法
3.1●電源
裏面パネルの電源スイッチがOFFになっている事を確認後、電源プラグをコン
セントに接続し、電源スイッチをONしてください。
本器は直ちに動作状態になりますが、30分以上の予熱時間をとってください。
また本器は、パラメータの保持機能を装備していますので、電源をOFFしても
下記の各状態を記憶しています。
(1)測定ファンクション及びレンジ
(2)コンパレータの設定値(30個のプログラムメモリ)
(3)温度補正機能の基準温度、温度係数
(4)比率表示機能の基準抵抗値
(5)キーロックの状態
(6)ブザーの状態
(7)ゼロアジャストの状態
3.2●測定端子の接続
前面パネル(又は裏面パネル)の測定端子に図3.2.1に示すように接続して
ください。
図3.2.1
注)測定端子にノイズが入ると、表示がふらついたりオートレンジ動作が不安定
に な る こ と が あ り ま す 。 シ ー ル ド 線 を 使 用 し 、 シ ー ル ド 側 を SOURCE Loに 接
続してノイズを防止してください。
ケルビンクリップ(バナナプラグ側)と抵抗計本体の差し込みは、下図のとおり
行ってください。
SOURCE HI(RED)
R ED(赤)
SE NSE
SENSE HI(R ED)
Hi
S OUR CE
S ENSE LO(BLA CK)
SOURC E LO(BLACK)
Lo
M OD E L 3 5 6 5
BLA CK(黒)
図 3 . 2 . 2 別 売 ケ ル ビ ン ク リ ッ プ ( MODEL5811-21B) の 接 続
3.3●温度センサの接続
温度測定、温度補正機能、温度換算機能をご使用の場合、オプションのPt10
0Ω測温センサ(MODEL5803-11)を裏面Pt100Ωコネクタに接
続してください。
-6-
3.4●キーロック
前面パネルのキーにより測定状態が不用意に変更されないように、前面キーの操
作を禁止するスイッチです。
キーロック中はLOCKランプが点灯します。キーロック中に他のスイッチを操
作するときは、キーロックを解除してから行ってください。
キーロックの方法
L O C K ラ ン プ が 消 灯 中 に 、 S H I F T ( L O C K )キ ー を 3 秒 以 上
押します。
キーロックの解除
L O C K ラ ン プ が 点 灯 中 に 、 S H I F T ( L O C K )キ ー を 3 秒 以 上
押します。
3.5●測定レンジの切替
抵抗測定の測定レンジ(オートレンジ又はマニュアルレンジ)を選択します。
メモリーモード、ONLINE及びHOLDの状態では操作できません。
(1)オートレンジ
・表示値が35000(3500)以上で測定レンジが上がり、
3000(300)未満でレンジが下がります。
・AUTOランプと自動的に検出したレンジのランプが点灯します。
注)( )内はFサンプリング時
AUTOレンジの選択
300kΩレンジの時にRANGEキーを押すとAUTOランプが点
灯し、オートレンジになります。
(2)マニュアルレンジ
・300mΩ~300kΩのレンジ固定となります。
・選択したレンジのランプが点灯します。
レンジの切替
RANGEキーを押すたびにレンジランプが移動、目的のレンジを
選択してください。
-7-
3.6●ゼロアジャスト
抵抗測定で治具などの抵抗を除去する機能です。
現在測定しているデータをゼロセット値として不輝発性メモリに記憶し、以後は
測定値からゼロセット値を差し引いた値を表示します。
表示値
=
測定値
-
ゼロセット値
・抵抗測定、温度補正機能、温度換算測定、比率表示機能のマニュアルモード及
びメモリーモードで動作します。
・ゼロセット値は全レンジで動作します。
・ 上位レンジでゼロアジャストした場合、下位レンジでオーバすることがあります。
・リモート操作が可能です。
・GP-IB、RS-232C、RS-485のインタフェースで外部制御が可
能です。
注)・温度測定及びホールド中は操作できません。
・ メモリーモードでメモリーを切り替えてもゼロアジャストは解除しません。
3.6.1
キー操作
①0 ADJランプ消灯中に、SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
②(0 ADJ)キーを押します。
0 ADJランプが点灯します。
ゼロアジャストの動作状態となります。
③解除はゼロアジャスト中に①、②の操作をします。
3.6.2
リモート操作
裏面パネルREMOTEコネクタの0 ADJピンをONしている間動作し0 A
DJランプ点灯し、ゼロアジャスト動作状態となります。
OFFすると動作を解除します。
注 ) キー操作で設定したゼロアジャスト動作はこのピンをOFFすると解除します。
3.7●サンプリング周期の選択
本体前面のキー操作でサンプリング周期を選択してください。
・GP-IB、RS-232C、RS-485のインタフェースで外部制御が可
能です。
・ホールド中は選択できません。
①SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
②(RATE)キーを押します。
サンプリング周期が切り替わります。
③
①、②を繰り返すと次の順序で切り替わります。
S→M→F→S
S点灯:
4回/秒
M点灯: 20回/秒
F点灯:100回/秒
注)Fのサンプリング周期が100回/秒では、入力に含まれる電源周波数ノイ
ズ除去が機能しません。
-8-
3.8●コンパレータ動作
表示値と上限・下限値とを比較するディジタルコンパレータです。
上限値、下限値1組をメモリー(No1~No30番)に30個記憶できます。
・メモリーはREMOTEコネクタで選択できます。
・ GP -IB 、R S-2 32 C及び RS -48 5のイ ンタ フェー スで も選択 でき ます。
注)・上限・下限値の設定、メモリーの呼出中はサンプリングを停止し、比較出
力を保持します。
・コンパレータは温度表示では動作しません。
3.8.1
比較条件
表示値≧上限設定値(HI SET)
上限設定値(HI SET)>表示値>下限設定値(LO SET)
表示値≦下限設定値(LO SET)
HI
GO
LO
出力
出力
出力
注)コンパレータはレンジを含めて比較します。
例.上限値を100.00mΩと設定した場合
300Ωレンジで10.00Ωを表示したときはHIを出力します。
3.8.2
比較出力
オープンコレクタ出力又はリレー接点出力を裏面の入出力端子台に出力します。
(4.2項を参照してください。)
表示・・・HI、LO:赤色、GO:緑色
-9-
3.8.3
設定方法
ONLINE中、BCDデータ出力のインタフェースで外部制御中及びホールド
中は設定できません。
設定範囲
上限値:-19999~35000
下限値:-19999~35000
単位及び小数点はRANGEキーで設定します。
この項ではマニュアルモードの抵抗値に対する上限・下限値の設定方法を説明し
ます。
・比率表示機能での設定は5.5項を参照ください。
・メモリーモードでの設定は3.11.2項を参照ください。
・設定中約5分間キー操作がないと測定モードに戻ります。
マニュアルモードに切替
①(3.10項参照)
ファンクションの選択
②OHMキー又はT.Cキーで抵抗測定に切り替えます。
上限値の設定
③SELキーを押します。
HI SET表示最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで数値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
下限値の設定
④SELキーを押します。
LO SET表示最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで数値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
コンパレータレンジの設定
⑤RANGEキーで選択します。
選択したレンジランプが点滅します。
例はHI SETを02.017Ωから200.00Ω
LO SETを00.000Ωから100.00Ω
設定の終了
⑥SELキーを押します。
注1)測定モードに戻った時、測定レンジとコンパレータレンジが異
なるとコンパレータレンジのレンジランプが点滅します。
注2)H、L設定が設定範囲外の時、範囲外の設定項目にErrとし
ばらく点滅表示し③又は④の設定に戻ります。
-10-
3.8.4
レンジランプの表示方法
3565のレンジランプは測定レンジとコンパレータ設定値のレンジを表示する仕様と
なっております。
コンパレータの設定レンジと測定レンジが異なる場合、コンパレータの設定レンジを点
滅して表示します。
例)1.測定レンジとコンパレータ設定レンジが異なる場合
測定レンジ
3kΩレンジを選択
コ ン パ レ ー タ 設 定 H IGH 3 0 0 . 0 0 Ω LO W 1 0 0 . 0 0 Ω
(レンジは300Ω)
レンジ表示
3kΩ
点灯
300Ω 点滅
2.測定レンジとコンパレータ設定レンジが同じ場合
測定レンジ
300Ωレンジを選択
コ ン パ レ ー タ 設 定 H IGH 3 0 0 . 0 0 Ω LO W 1 0 0 . 0 0 Ω
(レンジは300Ω)
レンジ表示
300Ω 点灯
3.AUTOレンジの場合
測定レンジ
AUTO 3kΩレンジを選択
(入力抵抗により選択された)
コ ン パ レ ー タ 設 定 H IGH 3 0 0 . 0 0 Ω LO W 1 0 0 . 0 0 Ω
(レンジは300Ω)
レンジ表示
AUTO,3kΩ
点灯
300Ω
点滅
-11-
3.9●ブザー
ブザーの設定は前面パネルの(BUZZ)キーで行います。
・ブザーの設定中はサンプリングを停止し、比較出力を保持します。
・ホールド中、ONLINE中は設定できません。
・設定中約5分間キー操作がないと測定モードに戻ります。
3.9.1
設定方法
ブザーの設定
①SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯
②(BUZZER)キーを押します。
HI SET表示が点滅します。
ブザー動作の選択
③▲キーでブザー動作を選択します。
HI SET表示が点滅します。
表示

 
 


動 作
GO出力時にブザーが鳴ります。
HI出力時にブザーが鳴ります。
LO出力時にブザーが鳴ります。
HI及びLO出力時にブザーが鳴ります。
ブザーをOFFします。
音量の調整
④SELキーを押します。
ブザーが鳴ります。
▲キーで適当な音量に調整してください。
音量は10段階に調整できます。
例)ブザーOFFからGOOD、音量を10から5に調整。
終了
⑤SELキーを押します。
-12-
3.10●マニュアルモード
このモードでは温度測定、温度換算機能などの測定ができます。
・リモート操作でのONLINE点灯中はマニュアルモードに切替できません。
操作手順
・ S H I F T キ ー と ( MAN'L/MEM ) キ ー で マ ニ ュ ア ル モ ー ド / メ モ リ ー モ ー ド の 切
替をします。
マ ニ ュ ア ル モ ー ド 中 は MAN'L ラ ン プ が 点 灯 し 、 メ モ リ ー N o は 点 灯 し ま せ ん 。
3.11●メモリーモード
このモードでは記憶している30個のメモリーを選択して測定することができます。
サンプリング周期は共通設定となります。
3.11.1
メモリーの選択
●前面パネルによる方法
メモリーモードに入る
①SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
② ( MAN'L/MEM ) キ ー を 押 す 。
メモリーNoを表示します。
メモリーの呼び出し
③SELキーを押します。
メモリーNoを選択してメモリーを呼び出しま
す。
メモリーモードの終了
④SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
⑤ ( MAN'L/MEM ) キ ー を 押 し ま す 。
●リモート操作による方法
リモートコネクタ(4.1項)を参照してくださ
い。
-13-
3.11.2
メモリーの設定
メモリーモードにしてください。REMOTEコネクタによるMEM信号でメモ
リーモードの時はメモリーの設定はできません。
メモリーに設定できるのは下記の3種類です。
・ファンクションの設定(温度測定、温度換算機能は設定できません)
・コンパレータの設定(上限・下限値、比率表示機能のREF、±△%)
・抵抗測定レンジ
注)・温度補正機能の補正温度℃、抵抗温度係数ppmは設定できません。マニ
ュアルモードで設定した値がそれぞれのメモリーの共通値となります。
・ONLINEの状態では設定できません。
・ホールド中は設定できません。
・設定中はサンプリングを停止し、比較出力を保持します。
・設定中約5分間キー操作がないと測定モードに戻ります。
メモリーモードに入る
①(3.11.1項参照)
メモリーの設定
②SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
(SET)キーを押します。
表 示 部に と 点滅 表 示し ます 。
メモリーNoの選択
③メモリーNo表示が点滅
▲キーでメモリーNoを選択します。
例はメモリーNo10から15を選択。
ファンクションの設定
メモリーNo表示が点滅の状態で設定できます。
④OHM、T.C、RATIOキーでいずれかを
選択します。
測定レンジの設定
メモリーNo表示が点滅の状態で設定できます。
⑤RANGEキーで選択します。
-14-
コンパレータ・比率表示の設定
⑥SELキーを押します。
HI SET表示・ REF表示最上位桁が点滅
します。
④でOHM、T.Cを選択した場合
コンパレータ上限値を設定します。
(3.8.3項を参照ください。)
④RATIOを選択した場合
比率表示機能の基準値を設定します。
(5.5.1項を参照ください。)
⑦SELキーを押します。
LO SET表示・ ±△%表示最上位桁が点滅
します。
④でOHM、T.Cを選択した場合
コンパレータ下限値を設定します。
(3.8.3項を参照ください。)
④RATIOを選択した場合
比率表示機能の偏差を設定します。
(5.5.1項を参照ください。)
終了
④SELキーを押します。
メモリーNo表示が点滅の状態で終了できます。
⑤SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
(SET)キーを押します。
-15-
3.12●断線検出・セルフチェック
SOURCE、SENSEの測定リード線の断線チェック及び定電流回路の故障
診断を行います。
エ ラ ー を 検 出 し た 場 合 は 、 CC ERR出 力 が O N し ま す 。
ま た 、 CC ERR出 力 は SOURCE端 子 が 開 放 な ど 電 流 が 流 れ な い と き も O N し ま す 。
注)操作中はサンプリングを停止し、比較出力を保持します。
3.12.1
操作
準備
①測定リードを本体に接続します。
②測定リードの先端に被測定物を接続又はショートします。
断線検出・セルフチェックの開始
③REMOTEコネクタ、SW入力をONします。
(4.1.1項を参照してください。)
表 示部 に  と 表示 しま す 。
断線検出・セルフチェックの結果
④エラーが検出されなかった時
表 示部 に と 表示 しま す 。
⑤エラーが検出された時、表示部に次の表示をします。
: S OU R CE 側リ ー ド線 の 断線
: S EN S E側 リー ド 線の 断 線
リード線の状態をチェックしくてださい。
: 定 電流 回 路の 異常
内部回路の故障が考えられます。
断線検出・セルフチェックの終了
⑥REMOTEコネクタ、SW入力をOFFします。
-16-
4.外部制御
4.1●リモートコネクタ
4.1.1
ピン操作
(Dsub15pin)
ピン番号
信号
1
0 ADJ入 力
機 能
ONするとゼロアジャストします。
(3.6項を参照してください。)
2
NC
空きピン
3
MEM入 力
ONするとメモリーモードを選択します。
4
TRIG入 力
ホールド時に1回ONすると1サンプリングし判定結果
を出力します。
最小ON時間:5ms
5
SW入 力
ONすると断線検出・セルフチェックを開始します。
6
EOC出 力
AD変 換 を 終 了 す る と ト ラ ン ジ ス タ 出 力 を O N し ま す 。
7
CC ERR出 力 SOURCE端 子 が 開 放 な ど 電 流 が 流 れ な い 時 、 及 び 断 線 検 出
・セルフチェクでエラーを検出したときにトランジスタ
出力をONします。
9
10
11
12
13
14
M-SEL0
M-SEL1
M-SEL2
M-SEL3
M-SEL4
HOLD入 力
メモリーモードでメモリーNoを入力しメモリーを呼び
出します。
8,15
COM
入力、出力のコモンです。
入出力端子台のHOLDと同じ動作をします。内部で共
通に接続されてます。
-17-
4.1.2
メモリーモードのリモート操作
① MEM信 号 を O N し て い る 間 メ モ リ ー モ ー ド に な り ま す 。
・メモリーモードに移行しONLINEランプが点灯します。
・選択しているメモリーNoを表示します。
注)コード外のメモリーNoを選択している場合はメモリーモードに入れませ
ん。1~30のコードを入力してください。
②メモリーNoのコードを入力しメモリ-を呼び出します。
メモリーコード表
信 号 重 み 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
M-SEL0 1
○
○
○
○
○
○
○
○
M-SEL1 2
○ ○
○ ○
○ ○
○ ○
M-SEL2 4
○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○
M-SEL3 8
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
M-SEL4 1 6
信号
M-SEL0
M-SEL1
M-SEL2
M-SEL3
M-SEL4
重 み 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
1
○
○
○
○
○
2
○ ○
○ ○
4
○ ○ ○ ○
8
○ ○
16 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
26 27 28 29 30
○
○
○ ○
○
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
○:ONします。
ブランク:OFFします。
0,31: 変 化 な し
③ MEM信 号 を O F F し ま す 。
・マニュアルモードに移行しONLINEランプが消灯します。
・メモリーモードを終了します。
-18-
31
○
○
○
○
○
4.1.3
外部コントロールタイミングチャート
(1)測定動作
Tsh=サンプリング周期+3ms
サンプリング周期 F= 10ms
M= 50ms
S=250ms
(2)ゼロアジャスト
(3)メモリ切替(メモリ/マニュアル切替も同じ)
Ts=サンプリング周期
-19-
4.2●外部制御(入出力端子台)
端子配列図
オープンコレクタ出力
+5V
+5V
3565
1
GCOM
2
GO
3
LCOM
0V
4
LO
5
HCOM
6
HI
7
8
9
COM HOLD RST
6
Ha
7
コントローラ
+V
リレー接点出力
3565
1
Gc
2
Ga
3
Lc
4
La
5
Hc
8
9
(1)HOLD端子(ホールド)
裏面のHOLD端子をCOM端子に短絡すると、表示値、比較出力及びBCDデ
ータ出力を保持します。ホールド動作時は、全てのスイッチの操作ができなくな
ります。
(2)RST端子(リセット)
裏面のRST端子をCOM端子に短絡すると、比較出力を復帰し比較表示をOFF
します。
○ワンサンプリングホールド動作
HOLDを短絡した状態でRSTをON/OFFすることによりワンサプリン
グホールドができます。ワンサンプリングホ-ルドはマニュアルレンジで行っ
てください。オ-トレンジの場合は誤差が生じることがあります。
(3)比較出力
オープンコレクタ出力:HI、GO、LO各シンクタイプ
30V 30mAmax
リレー接点出力
:HI、GO、LO各1a接点
AC250V 1A抵抗負荷
-20-
5.設定方法
5.1●抵抗測定
操作手順
①マニュアルモードにします。(3.10項参照)
②OHMキーを押します。
OHMランプが点灯します。
③必要に応じて各種の設定をします。
測定レンジ(3.5項参照)
ゼロアジャスト(3.6項参照)
サンプリング周期(3.7項参照)
コンパレータ(3.8.3項参照)
④測定を開始します。
・GP-IB、BCDデータ出力、RS-232C及びRS-485
のインタフェースで外部制御が可能です。
・メモリーモード、オンライン及びホールド中は操作できません。
5.2●温度測定
操作手順
①温度センサ(Pt100Ω)を裏面コネクタに接続します。
②マニュアルモードにします。(3.10項参照)
③TEMPキーを押します。
TEMPランプが点灯します。
④測定を開始します。
・GP-IB、BCDデータ出力、RS-232C及びRS-485
のインタフェースで外部制御が可能です。
・ メ モ リ ー モ ー ド、 オ ン ラ イ ン 及 び ホ ー ル ド 中 は 操 作 で き ま せ ん 。
・コンパレータは動作しません。
・
・サンプリング周期の設定はできません。
-21-
5.3●温度補正機能
導体抵抗及び周囲温度を測定し、測定した導体抵抗を基準温度の抵抗値に換算し
て表示します。基準温度は0~149.9℃、温度係数は1000~4999p
pmの範囲で設定できます。
例 え ば 銅 線 の 場 合 、 基 準 温 度 2 0 ℃ 、 温 度 係 数 3 9 3 0 ppmで 設 定 し ま す 。
周囲温度の測定はPt100Ωセンサを接続して測定します。
・GP-IB又はBCDデータ出力のインタフェースで外部制御が可能です。
・設定モードでは、サンプリングを停止し、比較出力はリセット状態となります。
・メモリーモード、オンライン及びホールド中は操作できません。
演算式
R T=
Rt
(Ω)
1 + α T × 1 0 -6 ( t - T )
t :周囲温度(範囲 0~40℃)
RT :補正抵抗(Ω)
Rt:周囲温度t℃における抵抗値(Ω)
αT :温度係数(設定範囲 1000~4999ppm)
T :基準温度(設定範囲 0.0~149.9℃)
確度:抵抗測定の確度に±0.3% of rdgを加算
操作手順
①温度センサ(Pt100Ω)を裏面コネクタに接続します。
②マニュアルモードにします。(3.10項参照)
③T.Cキーを押します。
T.Cランプが点灯します。
注)測温センサが未接続又は断線などでレンジオーバしているとき
は、表示部にErr-1を表示し、HI、LOの比較出力を同
時に出力します。
④必要に応じて各種の設定をします。
測定レンジ(3.5項参照)
ゼロアジャスト(3.6項参照)
サンプリング周期(3.7項参照)
コンパレータ(3.8.3項参照)
⑤測定を開始します。
⑥温度補正機能を解除するには、他のファンクションを選択してく
ださい。
-22-
5.3.1
基準温度・温度係数の設定
・設定中はサンプリングを停止し、比較出力を保持します。
温度補正機能に移行
①操作手順参照してください。
基準温度の設定
②SHIFTキーを押します。
SHIFTランプが点灯します。
(SET)キーを押します。
℃表示部の最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで基準値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
設定範囲:0.0~149.9℃
温度係数の設定
③SELキーを押します。
ppm表示部の最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで数値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
例 は 基 準 温 度 2 0 ℃ 、 温 度 係 数 3 9 3 0 ppm
設 定 範 囲 : 1 0 0 0 ~ 4 9 9 9 ppm
終了
④SELキーを押します。
注)設定内容が設定範囲外の時、範囲外設定の項目にErrとしば
らく点滅表示し、設定②又は③に戻ります。
-23-
5.4●温度換算機能(銅巻線の温度上昇測定)
巻線の導体の初期状態の抵抗値と、通電試験終了後の抵抗値を測定し、通電によ
る巻線の温度上昇を測定します。
・コンパレータは設定できません。
上昇温度表示範囲:0~±199.9℃
演算式
T.E=
R2
( 2 3 5 + T 1) - 2 3 5 - T 2( ℃ )
R1
T.E:温度上昇値(℃)
T1
:温度試験開始時の周囲温度(範囲0~40℃)
T2
:試験終了時の周囲温度(範囲0~40℃)
R1
: 温 度 T 1に お け る 巻 線 の 抵 抗 値 ( Ω )
R2
: 温 度 T 2に お け る 巻 線 の 抵 抗 値 ( Ω )
操作手順
T 1、 R 1の 測 定 モ ー ド
①マニュアルモードにします。(3.10項参照)
②TEキーを押します。
OHMランプとTEランプが点灯します。
注)測温センサが未接続又は断線などでレンジオーバしているとき
は、表示部にErr-1を表示し、HI、LOの比較出力を同
時に出力します。
③必要に応じて各種の設定をします。
測定レンジ(3.5項参照)
ゼロアジャスト(3.6項参照)
サンプリング周期(3.7項参照)
④試験品をケルビンクリップで接続します。
T 1、 R 1の 記 憶
⑤TEキーを押します。
OHMランプが消灯し、TEランプが点灯します。
T 1、 R 1 値 を 記 憶 し T 2、 R 2の 測 定 に 移 行 し ま す 。
表示部は上昇温度を表示します。
試験品の通電試験
⑥試験品からケルビンクリップを外します。
試験品の通電試験などを実施してください。
・本器の電源を切ると⑤の状態から始まります。
・上昇温度を表示中は他のファンクションに切り替える事はできま
せん。
上昇温度の測定
⑦ 通 電 試 験 終 了 後 、 試 験 品 を ケ ル ビ ン ク リ ッ プ で 接 続 し T 2、 R 2を
測定します。
試験による上昇温度を表示します。
注 ) R 1が 0 Ω の と き ( ゼ ロ ア ジ ャ ス ト で 0 に し た と き ) は 表 示 部 に
Err-2を点滅表示し、HI、LOの比較出力を同時に出力
します。
-24-
終了
⑧TEキーを押します。
を 表 示し ま す。
(もう一度TEキーを押すと⑦に戻ります。)
他のファンクションを選択してください。
-25-
5.5●比率表示機能
測 定 抵 抗 R Xと 基 準 抵 抗 値 R Sと を 比 較 し 、 基 準 抵 抗 値 に 対 す る 割 合 を 1 0 0 分 率
で表示する機能です。
また偏差(±△%)で比較判定できます。
表示範囲
:0.0~199.9%
偏差値(±△%)設定範囲:0.0~±100.0%
演算式
Rx
X :比率(%)
X=
×100%
Rs
Rs:基準抵抗値(Ω)
Rx:測定抵抗値(Ω)
Rx
△ :偏差
(%)
△=
-1 ×100%
Rs
操作手順
①マニュアルモードにします。
(3.10項参照)
②OHM又はT.Cキーでどちらかのファンクシ
ョンを選択します。
③RATIOキーを押します。
RATIOランプが点灯
④必要に応じて各種の設定をします。
測定レンジ(3.5項参照)
ゼロアジャスト(3.6項参照)
サンプリング周期(3.7項参照)
⑤測定を開始します。
終了
⑥他のファンクションを選択してください。
・GP-IB又はBCDデータ出力のインタフェ
ースで外部制御が可能です。
・抵抗測定の比率表示のときはOHMキーに続い
てRATIOキーを押します。OHMとRAT
IOランプが点灯します。
・温度補正の比率表示のときはT.Cキーに続い
てRATIOキーを押します。T.CとRAT
IOランプが点灯します。
表 示 = ( (測 定 抵 抗 )× (温 度 補 正 演 算 )) 比 率 演 算
-26-
5.5.1
基準値・偏差の設定
比率表示機能に移行
①操作手順を参照してください。
基準値の設定
②SELキーを押します。
REF表示部の最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで数値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
③RANGEキーで基準値のレンジを設定します。
設定範囲:-19999~35000
偏差の設定
④SELキーを押します。
±△%表示部の最上位桁が点滅します。
キーと▲キーで数値を設定します。
キーで選択した桁は点滅します。
設定範囲:0.0~100.0%
終了
⑤SELキーを押します。
注)設定内容が設定範囲外のとき、範囲外の設定項目にErrをしば
らく点滅表示し、設定③又は④に戻ります。
-27-
5.6●キャラクタ表示
表示
名称
説
明

エラー0
測定のオーバのとき

エラー1
温度補正機能、温度換算機能の時に温度測定が
オーバしたとき

エラー2
演算エラーのとき

エラーSO
ソースオープンのとき

エラーSE
センスオープンのとき

エラーイン
定電流エラーのとき
セット
メモリーの設定
テストCC
断線検出、セルフチェックの開始




テストエンド 断線検出、セルフチェックの終了
設定エラー
設定項目が範囲外のとき、約1秒間点滅します
-28-
6.パネルマウントでの使用
6.1●組立図
パネルに取り付けて使用するときは、別売の取付金具を使用してください。
①本体底部の足(4箇所)を取る。
②パネルマウント金具を本体両サイドに固定する。(M4×15皿ねじ)
③パネル前面より本体を挿入し、本体取付金具にて本体をパネルに固定する。
注)底部の足取付け用タップを利用してシャーシなどに取り付ける場合、ねじの
長さは6+シャーシ厚(mm)としてください。
6.2●パネルマウント金具取付時の外形図
側面
2.6
169
20
正面
64
230
MO DE L 3 56 5
パネルカット寸法:213±0 .5 ×65 ±0.5
-29-
単位:mm
7.校正
7.1●用意するもの
3565を校正する場合、下記の校正用機器を用意してください。
抵抗測定レンジ校正用標準抵抗:
300mΩ、3Ω、30Ω、300Ω、3kΩ、30kΩ、300kΩ
温度測定レンジ校正用標準抵抗:
100Ω(0℃)、172.17Ω(190℃)
注)校正用機器の確度は、3565の確度を保証できる精度ものを選定してくだ
さい。
7.2●校正方法
7.2.1
抵抗測定レンジの校正
①電源スイッチをいったんOFFし、OHMキー
とTEMPキーを同時に押しながら、 電源スイ
ッチをONします。
HI SE T 表示 部 にと 表示 、 校正 モ ード
に入ります。
②OHMキーを押します。
OHMランプが点灯します
③標準抵抗を図のようにリード線で接続してくだ
さい。標準抵抗は各レンジに合った抵抗を接続
します。
④ キ ー を押 すと Z ER O が、 ▲ キー を 押す とM
AXが校正されます。RANGEキーで各レン
ジごとに校正してください。
正し く 校正 され る と表 示 部に と しば らく
点滅表示します。
と表 示し た 場合 は 校正 で きる 範 囲を 超え
ています。正しい抵抗値を接続してください。
⑤各レンジに接続する標準抵抗値と表示値は次の
とおりです。
レンジ
300mΩ
3 Ω
30 Ω
300 Ω
3kΩ
30kΩ
300kΩ
標準抵抗値
300mΩ
3 Ω
30 Ω
300 Ω
3kΩ
30kΩ
300kΩ
ZERO表示値
0.00
mΩ
0.0000 Ω
0.000
Ω
0.00
Ω
0.0000kΩ
0.000 kΩ
0.00
kΩ
MAX表示値
300.00mΩ
3.0000 Ω
30.000 Ω
300.00 Ω
3.0000kΩ
30.000kΩ
300.00kΩ
⑥校正が終了したら電源をOFFして校正モードを解除してください。電源を
再投入すると測定状態に戻ります。
-30-
7.2.2
温度測定レンジの校正
①抵抗測定と同じ手順で、TEMPキーを押すと温度測定レンジの校正状態とな
ります。
②標準抵抗100Ωを図のように接続してキーを押すとZEROが校正されま
す。
③同様に172.17Ωを接続して▲キーでMAXを校正してください。
④校正時の表示値は次のとおりです。
ZERO表示値
0.0
℃
MAX表示値
190.0
℃
⑤校正が終了したら電源をOFFして校正モードを解除してください。電源を
再投入すると測定状態に戻ります。
-31-
8.仕様
8.1●形名
形
名
内
容
3565
-□ データ出力なし
3 5 6 5 - 0 1 - □ GP-IB付 き
3 5 6 5 - 0 3 - □ BCDデ ー タ 出 力 付 き ( TTLレ ベ ル )
3 5 6 5 - 0 4 - □ BCDデ ー タ 出 力 付 き ( オ ー プ ン コ レ ク タ )
3 5 6 5 - 0 5 - □ RS-232C付 き
3 5 6 5 - 0 6 - □ RS-485付 き
□:判定出力
なし:オープンコレクタNPN
RY:リレー出力
8.2●測定範囲・確度
■抵抗測定(SLOWサンプリング時)
測 定 レ ン ジ
300mΩ
3Ω
30Ω
300Ω
3kΩ
30kΩ
300kΩ
分
10μ Ω
100μ Ω
1mΩ
10mΩ
100mΩ
1Ω
10Ω
解
能
測 定 電 流
DC100mA
DC10mA
DC1mA
DC10μ A
測 定 最 大
30mV
300mV
3V
注1
± (0.08% of rdg +3digit)
300mV
3V
印 加 電 圧
確
度 ※
温 度 係 数
± (0.01% of rdg +0.5digit)/ ℃
開放端子電圧
DC7V MAX
注 1 ) ± (0.1% of rdg +8digit)
注 2 ) ± (0.1% of rdg +3digit)
※ 確 度 : 23℃ ± 5℃ 45~ 75% RHの 状 態 で 規 定
サ ン プ リ ン グ 周 期 が M E D I U M の 時 、 確 度 は 3 digitを 加 算
■抵抗測定(FASTサンプリング時)
測 定 レ ン ジ
300mΩ
3Ω
30Ω
300Ω
3kΩ
分
100μ Ω
1mΩ
10mΩ
100mΩ
1Ω
解
能
測 定 電 流
DC100mA
DC10mA
DC1mA
測 定 最 大
30mV
300mV
印 加 電 圧
確
度 ※
± (0.2% of rdg +5digit)
温 度 係 数
± (0.01% of rdg +0.1digit)/ ℃
開放端子電圧
DC7V MAX
※ 確 度 : 23℃ ± 5℃
45~ 75% RHの 状 態 で 規 定
-32-
3V
注2
■温度測定
測
定
分
範
解
確
温
-19.9~ 199.9℃
能
0.1℃
度※
度
セ
測
囲
係
ン
定
電
± (0.2% of rdg +0.2℃ )
数
± (0.02% of rdg +0.02℃ )/ ℃
サ
Pt100Ω
流
約 1mA
※ 確 度 : 23℃ ± 5℃
3 線 式 ( リ ー ド 線 抵 抗 5Ω 以 下 )
45~ 75% RHの 状 態 で 規 定
8.3●一般仕様
測
定
方
法:4端子法(抵抗測定)
最 大 許 容 印 加 電 圧 : 全 レ ン ジ 100V AC、 DC( 温 度 セ ン サ 入 力 は DC10V)
測 定 ケ ー ブ ル 抵 抗 : 5Ω 以 下
表
示 : 緑 色 L E D ( 文 字 高 さ 14.2mm)
抵 抗 測 定 ; 35000( FASTは 3500)
温 度 測 定 ; 199.9
ゼロサプレス機能付
オ ー バ 表 示: にて フ ラッ シ ング
単
位
表
示:mΩ、Ω、kΩ、%、℃
サンプリング周期:SLOW
( 4回 / 秒 )
M E D I U M ( 20回 / 秒 )
FAST
( 100回 / 秒 )
応
答
速
度:SLOW
; 約 500ms
M E D I U M ; 約 100ms
FAST
; 約 50ms
パラメータの保持:EEPROMによりファンクション、レンジ、定数等を記憶
書 換 回 数 100,000回
保 持 期 間 10年
絶
縁
抵
抗:端子一括 / 外箱間
DC 500V 100MΩ 以 上
耐
電
圧:端子一括 / 外箱間
AC1500V 1分 間
電
源 / 外箱間
AC1500V 1分 間
測 定 端 子 / 出 力 端 子 間 AC 500V 1分 間
供
給
電
源 : AC100~ 240V( 50/60Hz)
電 源 電 圧 許 容 範 囲 : AC 90~ 250V( 50/60Hz)
消
費
電
力 : 約 13VA
動 作 周 囲 温 度 : 0~ 50℃
保
存
温
度 : -20~ 70℃
質
量 : 約 1kg
付
属
品 : 電 源 コ ー ド 3P→ 2P変 換 プ ラ グ 付 き ・ ・ ・ ・ 1 本
リモートコネクタ・・・・・・・・・・・1個
取扱説明書・・・・・・・・・・・・・・1部
-33-
8.4●初期設定値表(工場出荷時)
測定レンジ
300Ω
メモリー1~30
抵抗測定、300Ωレンジ
コンパレータ
HI SET:300.00Ω、LO SET:000.00Ω
比率表示機能
基準値:300.00Ω
±△%:010.0%
温度補正機能
基準温度:020.0℃
温 度 係 数 : 3 9 3 0 ppm
キーロック
OFF
ブザー
OFF設定、音量5
ゼロアジャスト
OFF
8.5●外形図
169
20
64
2 05
51
11.5
MO D E L 3 56 5
単位:mm
8.6●オプション
○MODEL3565には下記のインタフェースを用意しています。
各インタフェースの取扱については、個別のインタフェース取扱説明書をご参照ください。
GP-IBインタフェースボード
:5811-01
BCDデータ出力ボード(TTL)
:5811-03
B C D デ ー タ 出 力 ボ ー ド ( オープンコレクタ) : 5 8 1 1 - 0 4
RS-232Cインタフェースボード :5811-05
RS-485インタフェースボード
:5811-06
○その他
(1)ケルビンクリップ
:5811-21B
5803-24
(2)抵抗用校正リード
:5811-51
温度用校正リード
:5811-52
温度センサ
:5803-11
パネルマウント取付金具:5811-31
-34-
保証について
1)保証期間
製品のご購入後又はご指定の場所に納入後1年間と致します。
2)保証範囲
上記保証期間中に当社側の責任と明らかに認められる原因により当社製品
に故障を生じた場合は、故障品の交換又は当社工場において無償修理を行
います。
ただし、次項に該当する場合は保証の範囲外と致します。
①カタログ、取扱説明書、クイックマニュアル、仕様書などに記載されて
いる環境条件の範囲外での使用
②故障の原因が当社製品以外による場合
③当社以外による改造・修理による場合
④製品本来の使い方以外の使用による場合
⑤天災・災害など当社側の責任ではない原因による場合
なお、ここでいう保証は、当社製品単体の保証を意味し、当社製品の故障
により誘発された損害についてはご容赦いただきます。
3)製品の適用範囲
当社製品は一般工業向けの汎用品として設計・製造されておりますので、
原子力発電、航空、鉄道、医療機器などの人命や財産に多大な影響が予想
される用途に使用される場合は、冗長設計による必要な安全性の確保や当
社製品に万一故障があっても危険を回避する安全対策を講じてください。
4)サービスの範囲
製品価格には、技術派遣などのサービス費用は含まれておりません。
5)仕様の変更
製品の仕様・外観は改善又はその他の事由により必要に応じて、お断りな
く変更する事があります。
以上の内容は、日本国内においてのみ有効です。
●この取扱説明書の仕様は、2014年5月現在のものです。
鶴賀電機株式会社
本社営業部
横浜営業部
東京営業部
名古屋営業部
〒558-0041 大 阪 市 住 吉 区 南 住 吉 1 丁 目 3 番 2 3 号
〒222-0033 横 浜 市 港 北 区 新 横 浜 1丁 目 2 9番 15 号
〒141-0022 東京都品川区東五反田5丁目25番16号
〒460-0015 名古屋市中区大井町5番19号サンパーク東別院ビル2F
TEL
TEL
TEL
TEL
06(6692)6700(代)
045(473)1561(代)
03(5789)6910(代)
052(332)5456(代)
FAX
FAX
FAX
FAX
06(6609)8115
045(473)1557
03(5789)6920
052(331)6477
当製品の技術的なご質問、ご相談は下記まで問い
合わせください。
技術サポートセンター
0120-784646
受付時間:土日祝日除く 9:00~12:00/13:00~17:00
ホームページ URL http://www.tsuruga.co.jp/
AN-10887.XLS
抵抗測定用ケルビンクリップの形状変更(取扱説明書補足説明)
抵抗測定用のケルビンクリップの形状が変更となりました。
抵抗計本体との接続を正しく行っていただけるようお願いします。
1.ケルビンクリップ形状と形名の変更
変更前
5811-21
2.ケルビンクリップ対応の抵抗計形名
変更後
5811-21B
3565
3566
3568
3569
356H
3.ケルビンクリップ(バナナプラグ側)と抵抗計本体の差し込みは、下図のとおり
行ってください。
SOURCE HI(RED)
RED(赤)
SENSE
SENSE HI(RED)
SOURCE
Hi
SENSE LO(BLACK)
SOURCE LO(BLACK)
BLACK(黒)
Lo
MODEL 356*
MODEL 5811-05
3565用 RS-232Cインタフェース
インタフェース取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H24.1.20
I-01252
目
次
頁
1.仕様
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
2.接続
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
2.1●コネクタと信号
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
2.2●Xon/Xoff制御
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
2.3●接続ケーブル
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
2.4●通信設定
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
2 . 5 ● オ ン ラ イ ン ス イ ッ チ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
3.通信動作の説明
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4
4.コマンドの説明
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
4.1●プログラムデータ
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
4.2●プログラムデータの詳細
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
4.2.1 B U Z Z = ( ブ ザ ー 設 定 ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
4.2.2 B U Z Z ? ( ブ ザ ー デ ー タ の 読 み 出 し ) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
4.2.3 M O D E = ( モ ー ド の 切 替 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
4.2.4 M E M = C A L L ( メ モ リ ー の 呼 び 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
4.2.5 M E M N o ? ( メ モ リ ー 設 定 デ ー タ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
4.2.6 M E M = ( メ モ リ ー デ ー タ の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
4.2.7 C O M P = ( コ ン パ レ ー タ の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
4.2.8 C O M P ? ( コ ン パ レ ー タ デ ー タ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
4.2.9 D A T A ? ( 測 定 デ ー タ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10
4.2.10 F U N C T I O N = ( 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
4.2.11 F U N C ? ( フ ァ ン ク シ ョ ン の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 11
4.2.12 H O L D = ( ホ ー ル ド の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
4.2.13 H O L D ? ( ホ ー ル ド 状 態 の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
4.2.14 R A N G E = ( 測 定 レ ン ジ の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13
4.2.15 R A N G E ? ( 測 定 レ ン ジ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 13
4.2.16 R A T I O S T D = ( 比 率 基 準 値 の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14
4.2.17 R A T I O S T D ? ( 比 率 基 準 値 デ ー タ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 14
4.2.18 R S T = ( 判 定 リ セ ッ ト )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15
4.2.19 R S T ? ( 判 定 リ セ ッ ト 状 態 の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 15
4.2.20 S A M P L I N G = ( サ ン プ リ ン グ 周 期 の 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16
4.2.21 S A M P L I N G ? ( サ ン プ リ ン グ 周 期 の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 16
4.2.22 T C = ( T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17
4.2.23 T C ? ( T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数 デ ー タ の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥ 17
4.2.24 Z E R O A D J = ( ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 設 定 )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18
4.2.25 Z E R O A D J ? ( ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 状 態 の 読 み 出 し )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 18
4.2.26 R E M O T E ( O N L I N E を オ ン す る )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 19
4.2.27 L O C A L ( O N L I N E を オ フ す る )
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 19
1.仕様
伝送方式
伝送速度
データビット長
ストップビット
パリティビット
デリミタ
Xon/Xoff
コネクタ
表1.1
調歩同期 全2重
9 6 0 0 ,4 8 0 0 , 2 4 0 0 b p s
(出荷時は9600bpsに設定)
8ビット
1ビット
なし、偶数、奇数(出荷時はなしに設定)
LF(0AH)
制御可能(出荷時Xon)
D-sub9ピン(オス)
2.接続
2.1●コネクタと信号
本器コネクタDサブ9P
1P
添付コネクタ:Dサブ9Pプラグタイプ
1P
XM2D-0901(オムロン)
ピン
番号
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
本器信号
JIS (RS-232C)
方向
RD (RXD)
SD (TXD)
入力
出力
SG (GND)
RS (RTS)
CS (CTS)
出力
入力
名称
未使用
受信データ
送信データ
未使用
信号用接地
未使用
送信要求
送信可能
使用しません
2.2●Xon/Xoff制御
ソフトハンドシエイク:Xoff受信で送信を止め,Xon受信で送信を再開します。
( X on: 1 1 H (ASCII)、 X off: 1 3 H (ASCII))
-1-
2.3●接続ケーブル
ハードウェアハンドシェイク無し
D-sub 9pin
メス
①
②
③
⑤
⑥
⑦
④
⑧
SHELL○
D-sub 9pin
メス
①
②
③
⑤
⑥
⑦
④
⑧
○ SHELL
-2-
D-sub 25pin
オス
⑧
③
②
⑦
⑥
④
⑳
⑤
①
2.4●通信設定
裏面ディップスイッチにより通信速度、パリティビットの設定を行います。
ONLINE
ODD
EVEN
9600
4800
2400
裏面ディップスイッチ図
通信速度の設定
ディップスイッチの1,2,3で設定します。
通信速度
1
2
3
○印をオンに設定します。
2 4 0 0 bps ○
×
×
×印をオフに設定します。
4 8 0 0 bps ×
○
×
9 6 0 0 bps ×
×
○
パリティビットの設定
ディップスイッチの4,5で設定します。
パリティビット
4
5
○印をオンに設定します。
偶数
○
×
×印をオフに設定します。
奇数
×
○
無し
×
×
注)ディップスイッチの設定は、電源OFFの状態で行ってください。
2.5●オンラインスイッチ
裏面ディップスイッチNO.8をON側にセットすると前面パネルのONLIN
Eが点灯し、RS-232Cによるリモートコントロール及びデータの設定読み
出しが可能となります。
オンラインの時のコントロール機能は以下の通りです。
・各設定値の設定が可能
注)・オンラインの時前面パネルからのキー操作はできません。
・測定データ、動作状態の読み出しはオフライン時、オンライン時に可能で
す。
-3-
3.通信動作の説明
上 位 (コンピュータ)
コマンドフレーム
3565
コマンドフレーム
レスポンスフレーム
レスポンスフレーム
レスポンスフレーム: 有 効 な 設 定 コ マ ン ド を 受 信 し た 場 合 、 設 定 内 容 を 返 信 し ま す 。
有効な出力コマンドを受信した場合、指定したデータを出力します。
無 効 な コ マ ン ド を 受 信 し た 場 合 、 “ Command Error” を 返 信 し ま す 。
例 有 効 コ マ ン ド : FUNCTION=OHM  の 場 合
レ ス ポ ン ス : FUNCTION=OHM 
無 効 コ マ ン ド : FUNCTION=MACHIGAI  の 場 合
レ ス ポ ン ス : Command Error 
-4-
4.コマンドの説明
4.1●プログラムデータ
プ ロ グ ラ ム デ ー タ は JISコ ー ド を 使 用 し ま す 。
例
RANGE=30kOHM
コマンド
1.コマンド
2.デリミタ
デリミタ
3565をコントロールするコマンドです。
送信データブロックの終了を3565に知らせる符号(デリ
ミタ)です。
(0AH)を受信したときデリミタとして判断します。
-5-
4.2●プログラムデータの詳細
4.2.1
BUZZ=(ブザー設定)
機能
OFF、GOOD、NG、HI、LOブザーの設定を行います。
構文
BUZZ= OFF/GOOD/NG/HI/LO , データ
BUZZ=
:ブ ザ ー 設 定 コ マ ン ド で す 。
OFF/GOOD/ :“ OFF” で ブ ザ ー O F F を 指 定 し ま す 。
NG/HI/LO
“ GOOD” で G O O D ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ NG” で N G ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ HI” で H I G H ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ LO” で L O W ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
注)ブザーの設定はいずれか1つしか設定できません。
データ
:ブ ザ ー 音 量 を 指 定 し ま す 。
音 量 は “ 01” ~ “ 10” の 9 段 階 で 指 定 し ま す 。
送信
GOODブザー音量を3に設定
BUZZ=GOOD,03 
4.2.2
BUZZ?(ブザーデータの読み出し)
機能
ブザーのモード、音量を読み出します。
構文
BUZZ?
送信
BUZZ? 
応答
BUZZ=GOOD,03 
① ②
①モードのデータ(データ長=4)
② 音 量 デ ー タ 01~ 10 ( デ ー タ 長 = 2 )
-6-
4.2.3
MODE=(モードの切替)
機能
メモリーモード、マニュアルモードの切替。
構文
MODE= モード
MODE= : モ ー ド 切 替 コ マ ン ド で す 。
モード
: “ MEMORY” メ モ リ ー モ ー ド に 指 定 し ま す 。
“ MANUAL” マ ニ ュ ア ル モ ー ド に 指 定 し ま す 。
送信
メモリーモードに指定します。
MODE=MEMORY 
4.2.4
MEM=CALL(メモリーの呼び出し)
機能
No.で指定したメモリーを呼び出します。
注)メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM=CALL NO.
MEM= : メ モ リ ー 番 号 設 定 コ マ ン ド で す 。
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー を 指 定 し ま す 。
送信
メモリーNO.01に設定、以後メモリーNO.01で動作
MEM=CALL01 
4.2.5
MEM No ?(メモリー設定データの読み出し)
機能
No.で指定したメモリーデータを読み出します。
注)メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM No. ?
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー を 指 定 し ま す 。
送信
MEM01? 
応答
MEM=01,OHM_______ ,300mOHM,H35.000_OHM,L100.00_OHM 
① ②
③
④
⑤
①メモリー番号を示す。(データ長=4)
②ファンクションを示す。(データ長=10)
③レンジを示す。(データ長=7)
④メモリーのHIデータを示す。(データ長=7)
⑤メモリーのLOデータを示す。(データ長=7)
-7-
4.2.6
MEM=(メモリーデータの設定)
機能
メモリーのデータを設定します。
メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM= NO. , FUNC , RANGE ,H HI SET ,L LO SET
MEM=
:メモリーのデータ設定コマンドです。
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー 番 号 を 指 定 し ま す 。
FUNC
: フ ァ ン ク シ ョ ン “ OHM” ,“ OHM-RATIO” , “ TC-RATIO” ,“ TC”
RANGE
: レ ン ジ “ 300mOHM” ,“ 3OHM” ,“ 30OHM” ,“ 300OHM” ,
“ 3kOHM” ,“ 30kOHM” ,“ 300kOHM” の 何 れ か を 指 定 し ま す 。
HI SET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
LO SET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
注 1 ) HI SET,LO SETは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35.000kOHM
注 2 ) FUNCが RATIOの 時 は HI SET:基 準 値 、 LO SET:偏 差 △ を 設 定
設 定 例 H100.00OHM,L10.0%
注 3 ) 温 度 補 正 の 定 数 設 定 は “ TC=” ( 4 . 2 . 2 2 ) で 行 い ま す 。
送信
●ファンクションを温度補正に設定したとき
メ モ リ ー NO.1の FUNCを OHM、 RANGEを 3kΩ 、 HI SETを 2.0000kΩ 、 LO SETを 1.5000k
Ωに設定
MEM=01,OHM, 3kOHM,H2.0000kOHM,L1.5000kOHM 
●ファンクションを比率表示機能に設定したとき
メ モ リ ー NO.10の FUNCを OHM-RATIO、 RANGEを 300mΩ 、REFを 200mΩ 、△ を 10.0%に 設 定
MEM=10,OHM-RATIO, 300mOHM,H200.00mOHM,L010.0% 
-8-
4.2.7
COMP=(コンパレータの設定)
機能
コンパレータの上限・下限値及び単位を設定します。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が RATIO( 比 率 表 示 ) 、 TE( 温 度 換 算 ) の 時 は
設定できません。
構文
COMP=H HI SET , L LO SET
COMP=
:コンパレータ設定コマンドです。
HI SET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
LO SET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
注 1 ) HI SET,LO SETは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35.000kOHM
注 2 ) HI SET,LO SETの 単 位 、 小 数 点 位 置 を 合 わ せ て く だ さ い 。
送信
HI SETを 2.0000kΩ 、 LO SETを 1.5000kΩ に 設 定
COMP=H2.0000kOHM,L1.5000kOHM 
4.2.8
COMP?(コンパレータデータの読み出し)
機能
コンパレータの上限・下限値及び単位を読み出します。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が RATIO( 比 率 表 示 ) 、 TE( 温 度 換 算 ) の 時 は
読み出せません。
構文
COMP?
送信
COMP? 
応答
COMP=H300.00kOHM,L100.00kOHM 
①
②
③
①コンパレータデータ出力を示す。(データ長=4)
②コンパレータHIデータを示す。(データ長=10)
③コンパレータLOデータを示す。(データ長=10)
-9-
4.2.9
DATA?(測定データの読み出し)
機能
読み出すデータを測定データに指定します。
構文
DATA?
DATA?
:測定データ出力指定コマンド
送信
DATA? 
応答
①抵抗測定
OHM=199.99kOHM, JUDGE=HIGH LOW 
OHM=OVER kOHM, JUDGE=HIGH

オーバ表示のとき
②温度測定
TEMP=0100.0'C 
③比率測定
RATIO=0123.4%,Rs=1.0000_OHM,Rx=1.2345_OHM,JUDGE=GOOD 
④温度補正測定
T.C=127.76mOHM,R=130.02mOHM,TEMP=0024.5'C,JUDGE=GOOD 
⑤温度換算T1測定
R1=130.66kOHM,T1=0024.5'C,JUDGE=GOOD 
⑥温度換算T2測定
R2=130.66kOHM,T2=0024.5'C,JUDGE=NULL 
⑦温度換算T.E演算
T.E=0014.3'C,R1=130.66kOHM,T1=0024.5'C,R2=123.45kOHM,T2=0024.5'C,
JUDGE=NULL 
注)JUDGE出力
GO
時:JUDGE=GOOD
HI
時:JUDGE=HIGH
LO
時:JUDGE=LOW
判 定 出 力 な し:JUDGE=NULL
Err1,Err2の 時 : J U D G E = H I G H
-10-
LOW
4.2.10
FUNCTION=(測定ファンクション)
機能
測定ファンクションを指定します。
注)温度測定からは抵抗測定以外のファンクションの切替はできません。
構文
FUNCTION= ファンクションコード
FUNCTION=
:測定ファンクション設定コマンドです。
ファンクションコード : 表 2 . 1 に よ る 。
表2.1
ファンクションコード 測定ファンクション
OHM
抵抗測定
TEMP
温度測定
OHM-RATIO
比率測定(抵抗)
TC-RATIO
比率測定(温度補正)
TC
温度補正測定
TE-CLEAR
温度換算測定データクリア
TE
温度換算(T.E)演算
T1
温度換算(T1)測定
T2
温度換算(T2)測定
送信
測定ファンクションを抵抗測定に設定
FUNCTION=OHM 
4.2.11
FUNC?(ファンクションの読み出し)
機能
測定ファンクションの種類を読み出します。
構文
FUNC?
FUNC?
:測定ファンクション出力指定コマンド
送信
FUNC? 
応答
FUNCTION=OHM 
①
②
①ファンクションデータ出力を示す。 (データ長=9)
②測定ファンクションデータ
-11-
4.2.12
HOLD=(ホールドの設定)
機能
ホールドの開始及び解除を設定します。
構文
HOLD= ON/OFF
HOLD=
:ホールド設定コマンドです。
ON/OFF : “ ON” で サ ン プ リ ン グ を 停 止 し ホ ー ル ド し ま す 。
“ OFF” で ホ ー ル ド 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ホールドをONに設定
HOLD=ON 
4.2.13
HOLD?(ホールド状態の読み出し)
機能
ホールドの設定状態を読み出します。
構文
HOLD?
送信
HOLD? 
応答
HOLD=ON_ 
①
②
①ホールドデータ出力を示す。 (データ長=4)
②ホールドの設定状態データを示す。
-12-
4.2.14
RANGE=(測定レンジの設定)
機能
抵抗測定レンジを設定します。
注)温度測定時は、設定できません。
構文
RANGE= レンジ
RANGE=: 測 定 レ ン ジ 設 定 コ マ ン ド で す 。
レンジ
:抵抗測定の時は、300mΩ~300kΩまでのレンジを設定
します。
オートレンジにする時は、AUTOと設定します。
表2.2
レンジコード 測定レンジ
300mOHM
300mΩ
3OHM
3 Ω
30OHM
30 Ω
300OHM
300 Ω
3kOHM
3kΩ
30kOHM
30kΩ
300kOHM
300kΩ
AUTO
オートレンジ
送信
抵抗測定レンジを30Ωに設定
RANGE=30OHM 
4.2.15
RANGE?(測定レンジの読み出し)
機能
測定レンジの設定状態を読み出します。
構文
RANGE?
送信
RANGE? 
応答
RANGE=30kOHM 
①
②
①レンジデータ出力を示す。 (データ長=4)
②レンジの設定状態データを示す。
-13-
4.2.16
RATIOSTD=(比率基準値の設定)
機能
比率表示の基準値、偏差を設定します。
注)測定ファンクションが比率表示機能以外の時は設定できません。
構文
RATIOSTD= REF
, ±△
RATIOSTD=: 比 率 基 準 値 設 定 コ マ ン ド で す 。
REF
:基準抵抗値
±△
: 偏 差 △ % デ ー タ ( 00.0~ 100.0%)
送信
基準抵抗値に10.000kΩ、偏差△%に20.0%を設定
RATIOSTD=10.00kOHM,20.0% 
4.2.17
RATIOSTD?(比率基準値データの読み出し)
機能
比率基準値データを読み出します。
構文
RATIOSTD?
送信
RATIOSTD? 
応答
RATIOSTD=100.00kOHM,020.0% 
①
②
③
①比率基準データ出力を示す。
②基準値データを示す。(データ長=10)
③偏差△%データを示す。(データ長=6)
-14-
4.2.18
RST=(判定リセット)
機能
コンパレータ判定のリセットをON/OFFします。
(比較出力を復帰し比較表示をOFFします。)
構文
RST= ON/OFF
RST=
:判定リセット設定コマンドです。
ON/OFF : “ ON” で 判 定 出 力 復 帰 を 指 定 し ま す 。
“ OFF” で リ セ ッ ト 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
コンパレータ判定出力を復帰
RST=ON 
●ワンサンプリングホールド
3565がホールド中にリセットON後のリセットOFFで
3565はワンサンプリングホールドを行います。
4.2.19
RST?(判定リセット状態の読み出し)
機能
コンパレータ判定のリセット状態を読み出します。
構文
RST?
送信
RST? 
応答
RST=OFF 
①
②
①リセットデータ出力を示す。
②リセットの状態を示す。
-15-
4.2.20
SAMPLING=(サンプリング周期の設定)
機能
サンプリング周期を設定します。
温度測定は、サンプリング周期4回/秒固定で、切替はできません。
構文
SAMPLING= SLOW/MEDIUM/FAST
SAMPLING=
:測定サンプリング周期設定コマンドです。
SLOW/MEDIUM/FAST : “ SLOW” で 4 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
“ MEDIUM” で 2 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
“ FAST” で 1 0 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
SLOW
MEDIUM
FAST
表2.3
サンプリング周期
低速(
4回/秒)
中速( 20回/秒)
高速(100回/秒)
送信
測定サンプリング周期を低速(4回/秒)に設定
SAMPLING=SLOW 
4.2.21
SAMPLING?(サンプリング周期の読み出し)
機能
サンプリング周期の状態を読み出します。
構文
SAMPLING?
送信
SAMPLING? 
応答
SAMPLING=SLOW 
①
②
①サンプリングデータ出力を示す。
②状態を示す。
-16-
4.2.22
TC=(T.C
基準温度、温度係数
設定)
機能
T.C 基準温度、温度係数を設定します。
構文
TC= 温 度 データ 'C, α データ
TC=
ppm
:T.C 基準温度、温度係数設定コマンドです。
温 度 データ : 基 準 温 度 を 指 定 し ま す 。
設定範囲 0.0~149.9℃
α データ
:温度係数(α)を指定します。
設定範囲 1000~4999
送信
基準温度に25.0℃、温度係数に0.00393を設定
TC=25.0'C,3930ppm 
4.2.23
TC?(T.C
基準温度、温度係数データの読み出し)
機能
T.C 基準温度、温度係数データを読み出します。
構文
TC?
送信
TC? 
応答
TC=025.0'C,3930ppm 
① ②
③
①T.C基準温度値出力を示す。(データ長=2)
②基準温度データ(データ長=7)
③温度係数データ(データ長=7)
-17-
4.2.24
ZEROADJ=(ゼロアジャスト設定)
機能
ゼロアジャストの設定を行います。
ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 動 作 は 、 ZEROADJ=ONを 受 信 し た 時 点 の 測 定 値 を ゼ ロ セ ッ
ト 値 と し て 記 憶 し 、 ZEROADJ=OFFを 受 信 す る ま で 測 定 値 か ら ゼ ロ セ ッ ト 値
を引いた値を表示、出力します。
構文
ZEROADJ= ON/OFF
ZEROADJ=: ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 設 定 コ マ ン ド で す 。
ON/OFF
: “ ON” で 有 効 を 指 定 し ま す 。
“ OFF” で 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ゼロアジャストをONに設定
ZEROADJ=ON 
4.2.25
ZEROADJ?(ゼロアジャスト状態の読み出し)
機能
ゼロアジャストの設定を行います。
構文
ZEROADJ?
送信
ZEROADJ? 
応答
ZEROADJ=OFF 
①
②
①ゼロアジャスト状態の出力を示す。(データ長=7)
②ゼロアジャストの状態を示す。
-18-
4.2.26
REMOTE(ONLINEをオンする)
機能
オ ン ラ イ ン を オ ン し て RS-232Cか ら の 設 定 や コ ン ト ロ ー ル を 可 能 に し ま
す。
構文
REMOTE
送信
REMOTE 
注 ) RS-232Cボ ー ド の ONLINEス イ ッ チ ( № 8) が ONの と き は 操 作 で き ま せ ん 。
4.2.27
LOCAL(ONLINEをオフする)
機能
オ ン ラ イ ン を オ フ し 、 RS-232Cか ら 設 定 や コ ン ト ロ ー ル が で き ま せ ん 。
構文
LOCAL
送信
LOCAL 
注 ) RS-232Cボ ー ド の ONLINEス イ ッ チ ( № 8) が ONの と き は 操 作 で き ま せ ん 。
-19-
●この取扱説明書の仕様は、2012年1月現在のものです。
鶴賀電 機株式 会社
〒558-0041
〒222-0033
〒141-0022
〒460-0015
TEL 06(6692)6700
TEL 045(473)1561
TEL 03(5789)6910
TEL 052(332)5456
FAX 06(6609)8115
FAX 045(473)1557
FAX 03(5789)6920
FAX 052(331)6477
http://www.tsuruga.co.jp/
MODEL 5811-06
3565用 RS-485インタフェース
インタフェース取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H24.1.20
I-01253
目
次
頁
1.仕様
………………………………………………………………………………………………………………………… 1
2.接続
………………………………………………………………………………………………………………………… 1
2 . 1 接 続 端 子 …………………………………………………………………………………………………………… 1
2 . 2 機 器 番 号 設 定 ス イ ッ チ ………………………………………………………………………………………… 1
2.3 ターミネータ
…………………………………………………………………………………………………… 1
2.4 接続
………………………………………………………………………………………………………………… 2
3.通信動作
…………………………………………………………………………………………………………………… 2
3 . 1 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル ………………………………………………………………………………………… 2
3 . 2 動 作 説 明 …………………………………………………………………………………………………………… 2
4.データフォーマット
…………………………………………………………………………………………………… 3
5 . コ マ ン ド の 説 明 …………………………………………………………………………………………………………… 4
5.1 コマンドデータ
………………………………………………………………………………………………… 4
5 . 2 コ マ ン ド デ ー タ の 詳 細 ………………………………………………………………………………………… 5
5.2.1 BUZZ=(ブザー設定)
………………………………………………………………………… 5
5.2.2 BUZZ?(ブザーデータの読み出し)
……………………………………………………… 5
5.2.3 MODE=(モードの切替)
……………………………………………………………………… 6
5.2.4 MEM=CALL(メモリーの呼び出し)
…………………………………………………… 6
5 . 2 . 5 M E M N o ? ( メ モ リ ー 設 定 デ ー タ の 読 み 出 し ) ……………………………………… 6
5.2.6 MEM=(メモリーデータの設定)
…………………………………………………………… 7
5.2.7 COMP=(コンパレータの設定)
…………………………………………………………… 8
5.2.8 COMP?(コンパレータデータの読み出し)
…………………………………………… 8
5.2.9 DATA?(測定データの読み出し)
………………………………………………………… 9
5.2.10 FUNCTION=(測定ファンクション)
…………………………………………… 10
5.2.11 FUNC?(ファンクションの読み出し)
……………………………………………… 10
5.2.12 HOLD=(ホールドの設定)
……………………………………………………………… 11
5.2.13 HOLD?(ホールド状態の読み出し)
………………………………………………… 11
5 . 2 . 1 4 R A N G E = ( 測 定 レ ン ジ の 設 定 ) ………………………………………………………… 12
5.2.15 RANGE?(測定レンジの読み出し)
………………………………………………… 12
5.2.16 RATIOSTD=(比率基準値の設定)
……………………………………………… 13
5.2.17 RATIOSTD?(比率基準値データの読み出し)
……………………………… 13
5.2.18 RST=(判定リセット)
…………………………………………………………………… 14
5.2.19 RST?(判定リセット状態の読み出し)
……………………………………………… 14
5 . 2 . 2 0 S A M P L I N G = ( サ ン プ リ ン グ 周 期 の 設 定 ) ……………………………………… 15
5.2.21 SAMPLING?(サンプリング周期の読み出し)
……………………………… 15
5 . 2 . 2 2 T C = ( T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数 設 定 ) ………………………………………… 16
5.2.23 TC?(T.C 基準温度、温度係数データの読み出し)
………………………… 16
5.2.24 ZEROADJ=(ゼロアジャスト設定)
……………………………………………… 17
5.2.25 ZEROADJ?(ゼロアジャスト状態の読み出し)
……………………………… 17
1.仕様
表1.1
調歩同期
2線式半二重
9600bps
7ビット
1ビット
垂直パリティ : 偶数パリティ
BCC
JIS8単位符号に準拠
S T X ( 0 2 H ) start of text
E T X ( 0 3 H ) end of text
無手順
上位コンピュータを含め 最大32台
最大500m
00~99 各機器に設定 (重複しないこと)
裏面スイッチにて設定
200Ωでターミネート
裏面スイッチでON/OFF切替
同期方式
通信方式
伝送速度
データビット長
ストップビット
誤り検出
データ
制御文字
伝送手順
接続台数
線路長
機器番号
ターミネータ
2.接続
2.1●接続端子
端子番号
1
+
(A)
信号名
2
-
(B)
2.2●機器番号設定スイッチ
裏面のロータリスイッチで機器番号を設定します。
10
10
7 8
2 3
4 5 6
7 8
2 3
5 6
9 0 1
4
0
1
9 0 1
2.3●ターミネータ
裏面スイッチをON側にすると終端抵抗200Ωが並列に接続されます。
OFF ON
-1-
2.4●接続
RS-485は、上位コンピュータを含めると32台まで接続できます。
なお、伝送路の両端の機器は、エンド局の指定を行う必要があります。
エンド局の指定は、ターミネータスイッチをON側にしてください。
3.通信動作
3.1●リモートコントロール
前面スイッチ操作でONLINE状態の時RS-485によるリモートコントロ
ール及びデータの読み出しが可能となります。
オンラインの時のコントロール機能は以下の通りです。
・各設定値の設定設定及び読み出しが可能です。
・動作状態及び測定データの読み出しが可能です。
3.2●動作説明
上 位 (コンピュータ)
コマンドフレーム
3565
コマンドフレーム
レスポンスフレーム
レスポンスフレーム
レスポンスフレーム: 有 効 な 設 定 コ マ ン ド を 受 信 し た 場 合 、 受 信 内 容 を 返 信 し ま す 。
有効な出力コマンドを受信した場合、指定したデータを出力します。
無 効 な コ マ ン ド を 受 信 し た 場 合 、 “ Command Error” を 返 信 し ま す 。
例 有 効 コ マ ン ド : FUNCTION=OHMの 場 合
レ ス ポ ン ス : FUNCTION=OHM
無 効 コ マ ン ド : FUNCTION=MACHIGAIの 場 合
レ ス ポ ン ス : Command Error
-2-
4.データフォーマット
●コマンドフレーム
機器番号
STX
1
0
R
A
N
G
E
?
ETX
BCC
02H
31H
30H
52H
41H
4EH
47H
45H
3FH
03H
62H
×10
1
×10
0
●レスポンスフレーム
機器番号
STX
1
0
R
A
N
G
E
=
3
O
H
M
ETX
BCC
02H
31H
30H
52H
41H
4EH
47H
45H
3DH
33H
4FH
48H
4DH
03H
19H
×10
1
×10
0
BCC:STX直後からETXまで(ETXを含む)の排他的
論理和を演算した結果をBCCとする。
-3-
5.コマンドの説明
5.1●コマンドデータ
コマンドデータはJIS句点コードを使用します。
例
STX
0
1
機器番号
1.STX
2.機器番号
3.コマンド
4.EXT
5.BCC
RANGE=30kOHM
ETX BCC
コマンド
開始コード
3565をコントロールするコマンドです。
終了コード
誤り検出コード
-4-
5.2●コマンドデータの詳細
5.2.1
BUZZ=(ブザー設定)
機能
OFF、GOOD、NG、HI、LOブザーの設定を行います。
構文
BUZZ= OFF/GOOD/NG/HI/LO , データ
BUZZ=
:ブ ザ ー 設 定 コ マ ン ド で す 。
OFF/GOOD/ :“ OFF” で ブ ザ ー O F F を 指 定 し ま す 。
NG/HI/LO
“ GOOD” で G O O D ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ NG” で N G ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ HI” で H I G H ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
“ LO” で L O W ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
注)ブザーの設定はいずれか1つしか設定できません。
データ
:ブ ザ ー 音 量 を 指 定 し ま す 。
音 量 は “ 01” ~ “ 10” の 9 段 階 で 指 定 し ま す 。
送信
GOODブザー音量を3に設定
STX 機 器 番 号 BUZZ=GOOD,03 ETX BCC
5.2.2
BUZZ?(ブザーデータの読み出し)
機能
ブザーのモード、音量を読み出します。
構文
BUZZ?
送信
STX 機 器 番 号 BUZZ? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 BUZZ=GOOD,03 ETX BCC
①
②
①モードのデータ(データ長=4)
② 音 量 デ ー タ 01~ 10 ( デ ー タ 長 = 2 )
-5-
5.2.3
MODE=(モードの切替)
機能
メモリーモード、マニュアルモードの切替。
構文
MODE= モード
MODE= : モ ー ド 切 替 コ マ ン ド で す 。
モード
: “ MEMORY” メ モ リ ー モ ー ド に 指 定 し ま す 。
“ MANUAL” マ ニ ュ ア ル モ ー ド に 指 定 し ま す 。
送信
メモリーモードに指定します。
STX 機 器 番 号 MODE=MEMORY ETX BCC
5.2.4
MEM=CALL(メモリーの呼び出し)
機能
No.で指定したメモリーを呼び出します。
注)メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM=CALL NO.
MEM= : メ モ リ ー 番 号 設 定 コ マ ン ド で す 。
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー を 指 定 し ま す 。
送信
メモリーNO.01に設定、以後メモリーNO.01で動作
STX 機 器 番 号 MEM=CALL01 ETX BCC
5.2.5
MEM No ?(メモリー設定データの読み出し)
機能
No.で指定したメモリーデータを読み出します。
注)メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM No. ?
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー を 指 定 し ま す 。
送信
STX 機 器 番 号 MEM01? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 MEM=01,OHM_______ ,300mOHM,H35.000_OHM,L100.00_OHM ETX BCC
① ②
③
④
⑤
①メモリー番号を示す。(データ長=4)
②ファンクションを示す。(データ長=10)
③レンジを示す。(データ長=7)
④メモリーのHIデータを示す。(データ長=7)
⑤メモリーのLOデータを示す。(データ長=7)
-6-
5.2.6
MEM=(メモリーデータの設定)
機能
メモリーのデータを設定します。
メモリーモードに切り替えてから設定します。
構文
MEM= NO. , FUNC , RANGE ,H HI SET ,L LO SET
MEM=
:メモリーのデータ設定コマンドです。
NO.
: “ 01” ~ “ 30” メ モ リ ー 番 号 を 指 定 し ま す 。
FUNC
: フ ァ ン ク シ ョ ン “ OHM” ,“ OHM-RATIO” , “ TC-RATIO” ,“ TC”
RANGE
: レ ン ジ “ 300mOHM” ,“ 3OHM” ,“ 30OHM” ,“ 300OHM” ,
“ 3kOHM” ,“ 30kOHM” ,“ 300kOHM” の 何 れ か を 指 定 し ま す 。
HI SET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
LO SET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
注 1 ) HI SET,LO SETは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35.000kOHM
注 2 ) FUNCが RATIOの 時 は HI SET:基 準 値 、 LO SET:偏 差 △ を 設 定
設 定 例 H100.00OHM,L10.0%
注 3 ) 温 度 補 正 の 定 数 設 定 は “ TC=” ( 4 . 2 . 2 2 ) で 行 い ま す 。
送信
●ファンクションを温度補正に設定したとき
メ モ リ ー NO.1の FUNCを OHM、 RANGEを 3kΩ 、 HI SETを 2.0000kΩ 、 LO SETを 1.5000k
Ωに設定
STX 機 器 番 号 MEM=01,OHM, 3kOHM,H2.0000kOHM,L1.5000kOHM ETX BCC
●ファンクションを比率表示機能に設定したとき
メ モ リ ー NO.10の FUNCを OHM-RETIO、 RANGEを 300m、 REFを 200mΩ 、 △ を 10.0%に 設 定
STX 機 器 番 号 MEM=10,OHM-RATIO, 300mOHM,H200.00mOHM,L010.0% ETX BCC
-7-
5.2.7
COMP=(コンパレータの設定)
機能
コンパレータの上限・下限値及び単位を設定します。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が RATIO( 比 率 表 示 ) 、 TE( 温 度 換 算 ) の 時 は
設定できません。
構文
COMP=H HI SET , L LO SET
COMP=
:コンパレータ設定コマンドです。
HI SET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
LO SET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0~35000)
注 1 ) HI SET,LO SETは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35.000kOHM
注 2 ) HI SET,LO SETの 単 位 、 小 数 点 位 置 を 合 わ せ て く だ さ い 。
送信
HI SETを 2.0000kΩ 、 LO SETを 1.5000kΩ に 設 定
STX 機 器 番 号 COMP=H2.0000kOHM,L1.5000kOHM ETX BCC
5.2.8
COMP?(コンパレータデータの読み出し)
機能
コンパレータの上限・下限値及び単位を読み出します。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が RATIO( 比 率 表 示 ) 、 TE( 温 度 換 算 ) の 時 は
読み出せません。
構文
COMP?
送信
STX 機 器 番 号 COMP? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 COMP=H300.00kOHM,L100.00kOHM ETX BCC
①
②
③
①コンパレータデータ出力を示す。(データ長=4)
②コンパレータHIデータを示す。(データ長=10)
③コンパレータLOデータを示す。(データ長=10)
-8-
5.2.9
DATA?(測定データの読み出し)
機能
読み出すデータを測定データに指定します。
構文
DATA?
DATA?
:測定データ出力指定コマンド
送信
STX 機 器 番 号 DATA? ETX BCC
応答
①抵抗測定
STX 機 器 番 号 OHM=199.99kOHM, JUDGE=HIGH LOW ETX BCC
STX 機 器 番 号 OHM=OVER kOHM, JUDGE=HIGH
ETX BCC
オーバ表示のとき
②温度測定
STX 機 器 番 号 TEMP=0100.0'C ETX BCC
③比率測定
STX 機 器 番 号 RATIO=0123.4%,Rs=1.0000_OHM,Rx=1.2345_OHM,
JUDGE=GOOD ETX BCC
④温度補正測定
STX 機 器 番 号 T.C=127.76mOHM,R=130.02mOHM,TEMP=0024.5'C,
JUDGE=GOOD ETX BCC
⑤温度換算T1測定
STX 機 器 番 号 R1=130.66kOHM,T1=0024.5'C,JUDGE=GOOD ETX BCC
⑥温度換算T2測定
STX 機 器 番 号 R2=130.66kOHM,T2=0024.5'C,JUDGE=NULL ETX BCC
⑦温度換算T.E演算
STX 機 器 番 号 T.E=0014.3'C,R1=130.66kOHM,T1=0024.5'C,R2=123.45kOHM,
T2=0024.5'C,JUDGE=NULL ETX BCC
注)JUDGE出力
GO
時:JUDGE=GOOD
HI
時:JUDGE=HIGH
LO
時:JUDGE=LOW
判 定 出 力 な し:JUDGE=NULL
Err1,Err2の 時 : J U D G E = H I G H
-9-
LOW
5.2.10
FUNCTION=(測定ファンクション)
機能
測定ファンクションを指定します。
注)温度測定からは抵抗測定以外のファンクションの切替はできません。
構文
FUNCTION= ファンクションコード
FUNCTION=
:測定ファンクション設定コマンドです。
ファンクションコード : 表 2 . 1 に よ る 。
表2.1
ファンクションコード 測定ファンクション
OHM
抵抗測定
TEMP
温度測定
OHM-RATIO
比率測定(抵抗)
TC-RATIO
比率測定(温度補正)
TC
温度補正測定
TE-CLEAR
温度換算測定データクリア
TE
温度換算(T.E)演算
T1
温度換算(T1)測定
T2
温度換算(T2)測定
送信
測定ファンクションを抵抗測定に設定
STX 機 器 番 号 FUNCTION=OHM ETX BCC
5.2.11
FUNC?(ファンクションの読み出し)
機能
測定ファンクションの種類を読み出します。
構文
FUNC?
FUNC?
:測定ファンクション出力指定コマンド
送信
STX 機 器 番 号 FUNC? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 FUNCTION=OHM ETX BCC
①
②
①ファンクションデータ出力を示す。 (データ長=9)
②測定ファンクションデータ
-10-
5.2.12
HOLD=(ホールドの設定)
機能
ホールドの開始及び解除を設定します。
構文
HOLD= ON/OFF
HOLD=
:ホールド設定コマンドです。
ON/OFF : “ ON” で サ ン プ リ ン グ を 停 止 し ホ ー ル ド し ま す 。
“ OFF” で ホ ー ル ド 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ホールドをONに設定
STX 機 器 番 号 HOLD=ON ETX BCC
5.2.13
HOLD?(ホールド状態の読み出し)
機能
ホールドの設定状態を読み出します。
構文
HOLD?
送信
STX 機 器 番 号 HOLD? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 HOLD=ON_ ETX BCC
①
②
①ホールドデータ出力を示す。 (データ長=4)
②ホールドの設定状態データを示す。
-11-
5.2.14
RANGE=(測定レンジの設定)
機能
抵抗測定レンジを設定します。
注)温度測定時は、設定できません。
構文
RANGE= レンジ
RANGE=: 測 定 レ ン ジ 設 定 コ マ ン ド で す 。
レンジ
:抵抗測定の時は、300mΩ~300kΩまでのレンジを設定
します。
オートレンジにする時は、AUTOと設定します。
表2.2
レンジコード 測定レンジ
300mOHM
300mΩ
3OHM
3 Ω
30OHM
30 Ω
300OHM
300 Ω
3kOHM
3kΩ
30kOHM
30kΩ
300kOHM
300kΩ
AUTO
オートレンジ
送信
抵抗測定レンジを30Ωに設定
STX 機 器 番 号 RANGE=30OHM ETX BCC
5.2.15
RANGE?(測定レンジの読み出し)
機能
測定レンジの設定状態を読み出します。
構文
RANGE?
送信
STX 機 器 番 号 RANGE? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 RANGE=30kOHM ETX BCC
①
②
①レンジデータ出力を示す。 (データ長=4)
②レンジの設定状態データを示す。
-12-
5.2.16
RATIOSTD=(比率基準値の設定)
機能
比率表示の基準値、偏差を設定します。
注)測定ファンクションが比率表示機能以外の時は設定できません。
構文
RATIOSTD= REF
, ±△
RATIOSTD=: 比 率 基 準 値 設 定 コ マ ン ド で す 。
REF
:基準抵抗値
±△
: 偏 差 △ % デ ー タ ( 00.0~ 100.0%)
送信
基準抵抗値に10.000kΩ、偏差△%に20.0%を設定
STX 機 器 番 号 RATIOSTD=10.00kOHM,20.0% ETX BCC
5.2.17
RATIOSTD?(比率基準値データの読み出し)
機能
比率基準値データを読み出します。
構文
RATIOSTD?
送信
STX 機 器 番 号 RATIOSTD? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 RATIOSTD=100.00kOHM,020.0% ETX BCC
①
②
③
①比率基準データ出力を示す。
②基準値データを示す。(データ長=10)
③偏差△%データを示す。(データ長=6)
-13-
5.2.18
RST=(判定リセット)
機能
構文
コンパレータ判定のリセットをON/OFFします。
(比較出力を復帰し比較表示をOFFします。)
RST= ON/OFF
RST=
:判定リセット設定コマンドです。
ON/OFF : “ ON” で 判 定 出 力 復 帰 を 指 定 し ま す 。
“ OFF” で リ セ ッ ト 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
コンパレータ判定出力を復帰
STX 機 器 番 号 RST=ON ETX BCC
●ワンサンプリングホールド
3565がホールド中にリセットON後のリセットOFFで
3565はワンサンプリングホールドを行います。
5.2.19
RST?(判定リセット状態の読み出し)
機能
コンパレータ判定のリセット状態を読み出します。
構文
RST?
送信
STX 機 器 番 号 RST? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 RST=OFF ETX BCC
① ②
①リセットデータ出力を示す。
②リセットの状態を示す。
-14-
5.2.20
SAMPLING=(サンプリング周期の設定)
機能
サンプリング周期を設定します。
温度測定は、サンプリング周期4回/秒固定で、切替はできません。
構文
SAMPLING= SLOW/MEDIUM/FAST
SAMPLING=
:測定サンプリング周期設定コマンドです。
SLOW/MEDIUM/FAST : “ SLOW” で 4 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
“ MEDIUM” で 2 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
“ FAST” で 1 0 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
SLOW
MEDIUM
FAST
表2.3
サンプリング周期
低速(
4回/秒)
中速( 20回/秒)
高速(100回/秒)
送信
測定サンプリング周期を低速(4回/秒)に設定
STX 機 器 番 号 SAMPLING=SLOW ETX BCC
5.2.21
SAMPLING?(サンプリング周期の読み出し)
機能
サンプリング周期の状態を読み出します。
構文
SAMPLING?
送信
STX 機 器 番 号 SAMPLING? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 SAMPLING=SLOW ETX BCC
①
②
①サンプリングデータ出力を示す。
②状態を示す。
-15-
5.2.22
TC=(T.C
基準温度、温度係数
設定)
機能
T.C 基準温度、温度係数を設定します。
構文
TC= 温 度 データ 'C, α データ
TC=
ppm
:T.C 基準温度、温度係数設定コマンドです。
温 度 データ : 基 準 温 度 を 指 定 し ま す 。
設定範囲 0.0~149.9℃
α データ
:温度係数(α)を指定します。
設定範囲 1000~4999
送信
基準温度に25.0℃、温度係数に0.00393を設定
STX 機 器 番 号 TC=25.0'C,3930ppm ETX BCC
5.2.23
TC?(T.C
基準温度、温度係数データの読み出し)
機能
T.C 基準温度、温度係数データを読み出します。
構文
TC?
送信
STX 機 器 番 号 TC? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 TC=025.0'C,3930ppm ETX BCC
① ②
③
①T.C基準温度値出力を示す。(データ長=2)
②基準温度データ(データ長=7)
③温度係数データ(データ長=7)
-16-
5.2.24
ZEROADJ=(ゼロアジャスト設定)
機能
ゼロアジャストの設定を行います。
ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 動 作 は 、 ZEROADJ=ONを 受 信 し た 時 点 の 測 定 値 を ゼ ロ セ ッ
ト 値 と し て 記 憶 し 、 ZEROADJ=OFFを 受 信 す る ま で 測 定 値 か ら ゼ ロ セ ッ ト 値
を引いた値を表示、出力します。
構文
ZEROADJ= ON/OFF
ZEROADJ=: ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 設 定 コ マ ン ド で す 。
ON/OFF
: “ ON” で 有 効 を 指 定 し ま す 。
“ OFF” で 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ゼロアジャストをONに設定
STX 機 器 番 号 ZEROADJ=ON ETX BCC
5.2.25
ZEROADJ?(ゼロアジャスト状態の読み出し)
機能
ゼロアジャストの設定を行います。
構文
ZEROADJ?
送信
STX 機 器 番 号 ZEROADJ? ETX BCC
応答
STX 機 器 番 号 ZEROADJ=OFF ETX BCC
①
②
①ゼロアジャスト状態の出力を示す。(データ長=7)
②ゼロアジャストの状態を示す。
-17-
●この取扱説明書の仕様は、2012年1月現在のものです。
鶴賀電機株式会社
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FAX 06(6609)8115
FAX 045(473)1557
FAX 03(5789)6920
FAX 052(331)6477
http://www.tsuruga.co.jp/
MODEL 5811−01
3565用
GP−IBインタフェース
インタフェース取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H13.3.23
I-01251
目
次
頁
1.機能
………………………………………………………………………………………………………………………… 1
1.1 インタフェース
………………………………………………………………………………………………… 1
1.2 バスドライバ形式
……………………………………………………………………………………………… 1
1.3 デリミタ(区切り)
…………………………………………………………………………………………… 1
1.4 アドレス設定
…………………………………………………………………………………………………… 2
1.5 リモートスイッチ
……………………………………………………………………………………………… 2
2 . コ マ ンド の 説 明
…………………………………………………………………………………………………………… 3
2.1 プログラムデータ
……………………………………………………………………………………………… 3
2 . 2 プ ロ グ ラ ム デ ー タ の 詳 細 ……………………………………………………………………………………… 4
2 . 2. 1 B U Z Z = ( ブ ザ ー 設 定 )
………………………………………………………………………… 4
2 . 2. 2 B U Z Z ? ( ブ ザ ー デ ー タ の 読 み 出 し )
……………………………………………………… 4
2 . 2. 3 M O D E = ( モ ー ド の 切 替 )
……………………………………………………………………… 5
2 . 2. 4 M E M = C A L L ( メ モ リ ー の 呼 び 出 し)
…………………………………………………… 5
2 . 2. 5 M E M N o ? ( メ モ リ ー 設 定 デ ー タの 読 み 出 し )
…………………………………… 5
2 . 2. 6 M E M = ( メ モ リ ー デ ー タ の 設 定 )
…………………………………………………………… 6
2 . 2. 7 C O M P = ( コ ン パ レ ー タ の 設 定 )
…………………………………………………………… 7
2 . 2. 8 C O M P ? ( コ ン パ レ ー タ デ ー タ の 読 み出 し )
…………………………………………… 7
2 . 2. 9 D A T A 1 ? ( 測 定 デ ー タ の 読 み 出 し )
……………………………………………………… 8
2 . 2. 1 0 D A T A ? ( デ ー タ 出 力 指 定 3 5 7 3互 換 )
…………………………………………… 11
2 . 2. 1 1 F U N C T I O N = ( 測 定 フ ァ ン ク ショ ン )
…………………………………………… 12
2 . 2. 1 2 F U N C ? ( フ ァ ン ク シ ョ ン の 読 み 出し )
……………………………………………… 12
2 . 2. 1 3 H O L D = ( ホ ー ル ド の 設 定 )
……………………………………………………………… 13
2 . 2. 1 4 H O L D ? ( ホ ー ル ド 状 態 の 読 み 出 し)
………………………………………………… 13
2 . 2 . 1 5 R A N G E = ( 測 定 レ ン ジ の 設 定 ) ………………………………………………………… 14
2 . 2. 1 6 R A N G E ? ( 測 定 レ ン ジ の 読 み 出 し)
………………………………………………… 14
2 . 2. 1 7 R A T I O S T D = ( 比 率 基 準 値 の 設定 )
……………………………………………… 15
2 . 2. 1 8 R A T I O S T D ? ( 比 率 基 準 値 デ ータ の 読 み 出 し )
……………………………… 15
2 . 2. 1 9 R S T = ( 判 定 リ セ ッ ト )
…………………………………………………………………… 16
2 . 2. 2 0 R S T ? ( 判 定 リ セ ッ ト 状 態 の 読 み 出し )
……………………………………………… 16
2 . 2 . 2 1 S A M P L I N G = ( サ ン プ リ ン グ 周 期 の 設 定 ) ……………………………………… 17
2 . 2. 2 2 S A M P L I N G ? ( サ ン プ リ ン グ 周期 の 読 み 出 し )
……………………………… 17
2 . 2. 2 3 S R Q = ( サ ー ビ ス リ ク エ ス ト の 設 定)
………………………………………………… 18
2 . 2 . 2 4 S R Q ? ( サ ー ビ ス リ ク エ ス ト 状 態 の 読 み 出 し ) ……………………………………… 18
2 . 2. 2 5 T C = ( T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数 設 定 )
………………………………………… 19
2 . 2. 2 6 T C ? ( T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数デ ー タ の 読 み 出 し )
………………………… 19
2 . 2. 2 7 Z E R O A D J = ( ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 設定 )
……………………………………………… 20
2 . 2. 2 8 Z E R O A D J ? ( ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 状態 の 読 み 出 し )
……………………………… 20
3 . サ ー ビス リ ク エ ス ト
…………………………………………………………………………………………………… 21
3.1 ステータスバイト
…………………………………………………………………………………………… 21
4 . デ バ イス ク リ ア 機 能
…………………………………………………………………………………………………… 22
5 . デ バ イス ト リ ガ 機 能
…………………………………………………………………………………………………… 22
1.機能
1 .1 ● イ ン タ フェ ー ス
F UN CT ION
SH1
AH1
T8
L4
SR1
RL0
PP0
DC1
DT1
C0
表1.1
内
容
受信ハンドシェーク全機能あり。
送信ハンドシェーク全機能あり。
基本的トーカ機能。
MLAによるトーカ解除機能。
基本的リスナ機能。
MTAによるリスナ解除機能。
サービスリクエスト機能あり。
リモートローカル機能なし。
パラレルポール機能なし。
デバイスクリア機能あり。
デバイストリガ機能あり。
コントロール機能なし。
1 .2 ● バ ス ド ライ バ 形 式
オ ー プ ン コ レ ク タ ド ラ イ バ ( I E EE 4 8 8 − 1 9 7 8 準 拠 )
1 .3 ● デ リ ミ タ( 区 切 り )
+又はEOI
True
-1 -
を 受信 し た 時 デ リ ミ タ と し て 判 断 し ま す 。
1 .4 ● ア ド レ ス設 定
裏 面 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ に よ り 0 ∼ 30 ま で 任 意 設 定 で き ま す 。
ア ド レ ス 設 定 は 表 1 . 2 を 参 照 し てく だ さ い 。 な お 、 表 中 ○ 印 は デ ィ ッ プ ス イ ッ
チ を O N に 、 − 印 は デ ィ ッ プ ス イ ッチ を O F F に 設 定 し て く だ さ い 。
表1.2
ア
ド
レ
ス
ディ ッ プ ス イ ッ チ
5
4
3
2
0
1
2
3
4
5
6
7
8
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
○
−
−
−
−
○
○
○
○
−
−
−
○
○
−
−
○
○
−
9
10
11
12
13
14
15
−
−
−
−
−
−
−
○
○
○
○
○
○
○
−
−
−
○
○
○
○
−
○
○
−
−
○
○
1
ア
ド
レ
ス
ディップスイッチ
5
4
3
2
1
−
○
−
○
−
○
−
○
−
16
17
18
19
20
21
22
23
24
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
−
−
−
−
−
−
−
○
−
−
−
−
○
○
○
○
−
−
−
○
○
−
−
○
○
−
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
−
○
25
26
27
28
29
30
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
−
−
○
○
○
−
○
○
−
−
○
○
−
○
−
○
−
裏面ディップスイッチ図
G P − I B 上 で は 、 最 大 1 5 台 ま で接 続 で き る た め 、 各 機 器 に ア ド レ ス を 設 定 す
る必要があります。
ま た 、 ア ド レ ス 3 1 番 は 設 定 で き ませ ん 。 3 1 番 を 設 定 し て も 3 0 番 と し て 内 部
処理します。
注 ) ア ド レ ス 設 定 は 電 源 オ フ の 状 態で 行 っ て く だ さ い 。
1 .5 ● リ モ ー トス イ ッ チ
裏 面 デ ィ ッ プ ス イ ッ チ N O . 8 を ON 側 に セ ッ ト す る と 前 面 パ ネ ル の O N L I N
E L E D が 点 灯 し 、 G P − I B によ る リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 及 び デ ー タ の 設 定
読み出しが可能となります。
リ モ ー ト O N 時 の コ ン ト ロ ー ル 機 能は 以 下 の 通 り で す 。
・ 各 設 定 値 の 設 定 及 び 読 み 出 し が 可能
・ 動 作 状 態 及 び 測 定 デ ー タ の 読 み 出し が 可 能
注 ) リ モ ー ト O N 時 前 面 パ ネ ル か らの キ ー 操 作 は で き ま せ ん 。
-2 -
2.コマンドの説明
2 .1 ● プ ロ グ ラム デ ー タ
プ ロ グ ラ ム デ ー タ は J I S 句 点 コ ード を 使 用 し ま す 。
例
RANGE=30kOHM
コマ ント ゙
1.コマンド
2.デリミタ

テ ゙リ ミタ
3 5 6 5 を コ ント ロ ー ル す る コ マ ン ド で す 。
送 信 デ ー タ ブ ロッ ク の 終 了 を 3 5 6 5 に 知 ら せ る 符 号 ( デ リ
ミタ)です。
-3 -
2 .2 ● プ ロ グ ラム デ ー タ の 詳細
2.2.1
BUZZ =(ブザ ー設定)
機能
O F F 、 G O O D 、 N G 、H I 、 L O ブ ザ ー の 設 定 を 行 い ま す 。
構文
BU ZZ = OF F/ GO OD /N G/ HI /L O , テ ゙ー タ
BU ZZ =
:ブ ザ ー 設 定 コ マ ン ド で す 。
OF F/ GO OD / :
NG /H I/ LO
O FF で ブ ザ ー O F F を 指 定 し ま す 。
G OO D で G O O D ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
NG で N G ブ ザ ー を 指 定 し ま す 。
HI で H I G H ブ ザ ー を 指 定 し ます 。
LO で L O W ブ ザ ー を 指 定 し ま す。
注 ) ブ ザ ー の 設 定 は い ず れか 1 つ し か 設 定 で き ま せ ん 。
デ ータ
:ブ ザ ー 音 量 を 指 定 し ま す 。
音 量 は 0 1 ∼ 10 の 9 段 階 で 指 定 し ま す 。
注 ) ブ ザ ー O F F 設 定 時 、 音 量 は 設定 で き ま せ ん 。
送信
GOODブザー音量を3に設定
B UZ Z= GO OD, 03  
2.2.2
BUZZ ?(ブザ ーデータの 読み出し )
機能
ブ ザ ー の モ ー ド 、 音 量 を 読み 出 し ま す 。
構文
BU ZZ ?
送信
B UZ Z?  
応答
B UZ Z= GO OD, 03  
① ②
①モードのデータ
② 音 量 デ ー タ 0 1∼ 1 0
-4 -
2.2.3
MODE =(モー ドの切替)
機能
メ モ リ ー モ ー ド 、 マ ニ ュ アル モ ー ド の 切 替 。
構文
MO DE = モー ド
MO DE = : モ ー ド 切 替 コ マ ン ド で す 。
モー ド
:
ME MO RY
MA NU AL
メ モ リー モ ー ド に 指 定 し ま す 。
マ ニ ュア ル モ ー ド に 指 定 し ま す 。
送信
メモリーモードに指定します。
M OD E= ME MOR Y 
2.2.4
MEM= CALL (メモリー の呼び出 し)
機能
N o . で 指 定 し た メ モ リ ーを 呼 び 出 し ま す 。
注 ) メ モ リ ー モ ー ド に 切 り替 え て か ら 設 定 し ま す 。
構文
ME M= CA LL N O.
ME M= : メ モ リ ー 番 号 設 定 コ マ ン ド で す 。
NO .
:
01
∼
30
メモリーを指定します。
送信
メ モ リ ー N O . 0 1 に 設 定 、 以 後 メモ リ ー N O . 0 1 で 動 作
M EM =C AL L01  
2.2.5
MEM
N o ?( メモリー 設定データ の読み出 し)
機能
N o . で 指 定 し た メ モ リ ーデ ー タ を 読 み 出 し ま す 。
注 ) メ モ リ ー モ ー ド に 切 り替 え て か ら 設 定 し ま す 。
構文
ME M No . ?
NO .
:
01
∼
30
メモリーを指定します。
送信
M EM 01 ? 
応答
M EM =N O. 01, OH M_ __ __ __ , 30 0m OH M, H35 .0 00 _O HM ,L 10 0. 00 _OH M 
① ②
③
④
⑤
① メ モ リ ー 番 号 を 示 す 。 ( デ ー タ 長= 5 )
② フ ァ ン ク シ ョ ン を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 1 0 )
③レンジを示す。(データ長=7)
④ メ モ リ ー の H I デ ー タ を 示 す 。 (デ ー タ 長 = 1 1 )
⑤ メ モ リ ー の L O デ ー タ を 示 す 。 (デ ー タ 長 = 1 1 )
-5 -
2.2.6
MEM= (メモリ ーデータの 設定)
機能
メ モ リ ー の デ ー タ を 設 定 しま す 。
メ モ リ ー モ ー ド に 切 り 替 えて か ら 設 定 し ま す 。
構文
ME M= N O. , F UN C , RA NG E , H HI S ET , L LO S ET
ME M=
:メモリーのデータ設定コマンドです。
NO .
:
FU NC
: フ ァ ンク シ ョン
RA NG E
: レ ン ジ 3 00 mO HM ,
3 kO HM , 3 0kO HM
01
∼
30
メ モ リ ー 番 号 を 指 定 しま す 。
OHM
,
O HM-R ATIO
,
TC-R ATI O
,
TC
3O HM , 3 0O HM , 30 0O HM ,
, 3 00 kO HM の 何 れ か を 指 定 し ま す 。
HI S ET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0∼35000)
LO S ET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0∼35000)
注 1 ) HI S ET ,L O SE Tは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35 .0 00 kO HM
注 2 ) FU NC が RA TI Oの 時 は HI S ET :基 準 値 、 L O SET :偏 差 △ を 設 定
設 定 例 H1 00 .0 0O HM, L1 0. 0%
注 3 ) 温 度 補 正 の 定 数 設 定 は T C= ( 2 . 2 . 2 5 ) で 行 い ま す 。
送信
● フ ァ ン ク シ ョ ン を 温 度 補 正 に 設 定し た と き
メ モ リ ー NO .1 の FU NC を OH M、 R AN GE を 3 kΩ 、 H I SE Tを 2 .0 000 kΩ 、 L O SE Tを 1 .5 00 0k
Ωに設定
M EM =0 1, OHM ,3 kO HM ,H 2. 00 00 kO HM ,L 1.5 00 0k OH M 
● フ ァ ン ク シ ョ ン を 比 率 表 示 機 能 に設 定 し た と き
メ モ リ ー NO.10の FUNCを OHM-RATIO、 RANGEを 300mΩ 、 REFを 200mΩ 、 △ を 10.0%に 設 定
M EM =1 0, OHM -R AT IO ,3 00 mO HM ,H 20 0. 00m OH M, L0 10 .0 % 
-6 -
2.2.7
COMP =(コン パレータの 設定)
機能
コ ン パ レ ー タ の 上 限 ・ 下 限値 及 び 単 位 を 設 定 し ま す 。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が R AT IO ( 比 率 表 示 ) 、 T E( 温 度 換 算 ) の 時 は
設定できません。
構文
CO MP =H H I SE T , L LO S ET
CO MP =
:コンパレータ設定コマンドです。
HI S ET : コ ン パ レ ー タ 上 限 値 設 定 デ ー タ
(数値設定範囲0∼35000)
LO S ET : コ ン パ レ ー タ 下 限 値 設 定 デ ー タ
( 数 値 設 定 範 囲0 ∼ 3 5 0 0 0 )
注 1 ) HI S ET ,L O SE Tは 単 位 、 小 数 点 を 付 加 し て 設 定
設 定 例 35 .0 00 kO HM
注 2 ) HI S ET ,L O SE Tの 単 位 、 小 数 点 位 置 を 合 わ せ て く だ さ い 。
送信
H I SE Tを 2. 00 00 kΩ 、 L O SE Tを 1 .5 000 kΩ に 設 定
C OM P= H2 .00 00 kO HM ,L 1. 50 00 kO HM  
2.2.8
COMP ?(コン パレータデ ータの読 み出し)
機能
コ ン パ レ ー タ の 上 限 ・ 下 限値 及 び 単 位 を 読 み 出 し ま す 。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が R AT IO ( 比 率 表 示 ) 、 T E( 温 度 換 算 ) の 時 は
読み出せません。
構文
CO MP ?
送信
C OM P?  
応答
C OM P= H3 00. 00 kO HM ,L 10 0. 00 kO HM  
①
②
③
① コ ン パ レ ー タ デ ー タ 出 力 を 示 す 。( デ ー タ 長 = 4 )
② コ ン パ レ ー タ H I デ ー タ を 示 す 。( デ ー タ 長 = 1 1 )
③ コ ン パ レ ー タ L O デ ー タ を 示 す 。( デ ー タ 長 = 1 1 )
-7 -
2.2.9
DATA 1?(測 定データの 読み出し )
機能
測 定 デ ー タ を 読 み 出 し ま す。
構文
DA TA 1?
DA TA 1?
: 測 定 デ ー タ 出 力指 定 コ マ ン ド
送信
D AT A1 ? 
応答
注 ) 1 . _は ス ペ ー ス ( 2 0 H ) 、  は 復 改 ( 0 D H ) 、
 は 改 行 ( 0 A H)
2 . デ ー タ は 全 て J I S 句 点 コー ド
●抵抗測定
O HM __ _: 350 .0 0_ kO HM ,
①
②
① 抵 抗 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 6 )
②測定データ(データ長=11)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シン グ 表 示 ) の と き
__ OV ER
を出力します。
__ OV ER
を出力します。
●温度測定
T EM P_ _: __1 00 .0 _' C_ ,
①
① 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 6 )
②測定データ(データ長=11)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シン グ 表 示 ) の と き
●比率測定
R AT IO _: 123 .4 5_ %_ __ ,_ R_ __ __ :1 23 .45 _m OH M, _s et __ _: 10 0.0 0_ mO HM ,
①
②
③
④
⑤
⑥
① 比 率 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 6 )
② 比 率 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER _m OH M を 出 力 し
ます。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 2 表 示 ) の と き _ ER R2 __ mO HM を 出 力 し ま す 。
③ 測 定 抵 抗 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
④ 測 定 抵 抗 値 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 11 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER _O HM
を出力し
ます。
⑤ 基 準 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ 長 =7 )
⑥基準値データ(データ長=11)
-8 -
●温度補正測定
T C_ __ _: 127 .7 6_ _O HM ,_ R_ __ __ :1 30 .02 __ OH M, _T __ __ _: __ 24. 5_ 'C __ ,
①
②
③
④
⑤
⑥
① 温 度 補 正 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デー タ 長 = 6 )
② 温 度 補 正 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 =1 1 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 1 表 示 ) の と き _ ER R1 __ _O HM を 出 力 し ま す 。
③ 抵 抗 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
④ 抵 抗 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
⑤ 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
⑥ 温 度 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
●温度換算(T1)測定
R 1_ __ _: 130 .6 2_ _O HM ,_ T1 __ __ :_ _2 4.5 _' C_ _, 
①
②
③
④
① 温 度 換 算 ( T 1 ) 測 定 値 出 力 を 示す 。 ( デ ー タ 長 = 6 )
② 温 度 換 算 ( T 1 ) 測 定 デ ー タ ( デー タ 長 = 1 1 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 1 表 示 ) の と き _ ER R1 __ _O HM を 出 力 し ま す 。
③ 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
④ 温 度 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
● 温 度 換 算 ( T 2 )測 定
R 2_ __ _: 1.2 34 5_ kO HM ,_ T2 __ __ :_ _2 4.5 _' C_ _, 
①
②
③
④
① 温 度 換 算 ( T 2 ) 測 定 値 出 力 を 示す 。 ( デ ー タ 長 = 6 )
② 温 度 換 算 ( T 2 ) 測 定 デ ー タ ( デー タ 長 = 1 1 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 1 表 示 ) の と き _ ER R1 __ _O HM を 出 力 し ま す 。
③ 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
④ 温 度 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
-9 -
● 温 度 換 算 ( T . E) 演 算
T e_ __ _: __1 4. 3_ 'C __ ,_ R2 __ __ :1 .2 345 __ OH M, _T 2_ __ _: __ 24. 5_ 'C __ ,_
①
②
③
④
⑤
⑥
R 1_ __ _: 130 .6 6_ _O HM ,_ T1 __ __ :_ _2 4.5 _' C_ _, 
⑦
⑧
⑨
⑩
① 温 度 換 算 演 算 値 出 力 を 示 す 。 ( デー タ 長 = 6 )
②測定データ(データ長=11)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 1 表 示 ) の と き _ ER R1 __ _O HM を 出 力 し ま す 。
エ ラ ー 測 定 ( E r r 2 表 示 ) の と き _ ER R2 __ _O HM を 出 力 し ま す 。
③ 温 度 換 算 ( T 2 ) 測 定 値 出 力 を 示す 。 ( デ ー タ 長 = 7 )
④ 温 度 換 算 ( T 2 ) 測 定 デ ー タ ( デー タ 長 = 1 1 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
⑤ 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
⑥ 温 度 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
⑦ 温 度 換 算 ( T 1 ) 測 定 値 出 力 を 示す 。 ( デ ー タ 長 = 7 )
⑧ 温 度 換 算 ( T 1 ) 測 定 デ ー タ ( デー タ 長 = 1 1 )
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
⑨ 温 度 測 定 値 出 力 を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 7 )
⑩ 温 度 測 定 デ ー タ ( デ ー タ 長 = 1 1)
オ ー バ 測 定 ( 0 0 0 0 0 フ ラ ッ シ ン グ 表 示 ) の と き __ OV ER __ OH M を 出 力 し
ます。
注 ) ③ ④ ⑤ ⑥ は T 2 測 定 デ ー タ を 出力
⑦ ⑧ ⑨ ⑩ は T 1 測 定 デ ー タ を 出力
- 10 -
2.2.10
DA TA?( データ出 力指定3 573互換 )
機能
G P − I B で 読 み 出 す デ ータ を 測 定 デ ー タ に 指 定 し ま す 。
構文
DA TA ?
DA TA ?
:測定データ出力指定コマンド
送信
D AT A?  
応答
①抵抗測定
O HM =1 99. 99 kO HM , JU DG E= HI GH L OW 
②温度測定
T EM P= 010 0. 0' C 
③比率測定
R AT IO =01 23 .4 %, Rs =1 .0 00 0_ OH M, Rx= 1. 23 45 _O HM ,J UD GE =GO OD  
④温度補正測定
T .C =1 27. 76 mO HM ,R =1 30 .0 2m OH M, TEM P= 00 24 .5 'C ,J UD GE =GO OD  
⑤温度換算T1測定
R 1= 13 0.6 6k OH M, T1 =0 02 4. 5' C, JU DGE =N UL L 
⑥温度換算T2測定
R 2= 13 0.6 6k OH M, T2 =0 02 4. 5' C, JU DGE =N UL L 
⑦温度換算T.E演算
T .E =0 014 .3 'C ,R 1= 13 0. 66 kO HM ,T 1=0 02 4. 5' C, R2 =1 23 .4 5kO HM ,T 2= 00 24 .5 'C ,
J UDG E= NU LL  
注)JUDGE出力
GO
時:JUDGE=GOOD
HI
時:JUDGE=HIGH
LO
時:JUDGE=LOW
判 定 出 力 な し:JUDGE=NULL
E rr 1,E rr 2の 時 : J U D G E = H I G H
- 11 -
LOW
2.2.11
FU NCTI ON=( 測定ファ ンクション )
機能
測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン を 指 定し ま す 。
注 ) 温 度 測 定 か ら は 抵 抗 測定 以 外 の フ ァ ン ク シ ョ ン の 切 替 は で き ま せ ん 。
構文
FU NC TI ON = ファ ンク ショ ンコ ート ゙
FU NC TI ON =
: 測 定 フ ァ ンク シ ョ ン 設 定 コ マ ン ド で す 。
ファ ンク ショ ンコ ート ゙ : 表 2 . 1 に よ る 。
下 記 の 構 文 で も 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ンを 指 定 で き ま す 。
構文
M
テ ゙ー タ
M
:測定ファンクション設定コマンドです。
デ ータ :
0
∼
9
で フ ァ ン ク シ ョ ン を 指 定 しま す 。
表 2. 1
ファンクションコード データ 測定ファンクション
O HM
M0
抵抗測定
T EM P
M1
温度測定
O HM -R AT IO
M2
比率測定(抵抗)
T C- RA TI O
M3
比率測定(温度補正)
TC
M5
温度補正測定
T E- CL EA R
M6
温度換算測定データクリア
TE
M7
温度換算(T.E)演算
T1
M8
温度換算(T1)測定
T2
M9
温度換算(T2)測定
送信
測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン を 抵 抗 測 定 に 設定
F UN CT IO N=O HM  
M O 
2.2.12
FU NC?( ファンク ションの 読み出し)
機能
測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン の 種 類を 読 み 出 し ま す 。
構文
FU NC ?
FU NC ?
:測定ファンクション出力指定コマンド
送信
F UN C?  
応答
F UN CT IO N=O HM  
①
②
① フ ァ ン ク シ ョ ン デ ー タ 出 力 を 示 す。 ( デ ー タ 長 = 8 )
②測定ファンクションデータ
- 12 -
2.2.13
HO LD=( ホールド の設定)
機能
ホ ー ル ド の 開 始 及 び 解 除 を設 定 し ま す 。
構文
HO LD = ON /O FF
HO LD =
:ホールド設定コマンドです。
ON /O FF :
ON で サ ン プ リ ン グ を 停 止 し ホ ー ルド し ま す 。
O FF で ホ ー ル ド 解 除 を 指 定 し ま す 。
下 記 の 構 文 で も ホ ー ル ド 設 定 を 指 定で き ま す 。
構文
H0 /H 1
H1 : サ ン プ リ ン グ を 停 止 し ホ ー ル ド し ま す 。
H0 : ホ ー ル ド 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ホールドをONに設定
H OL D= ON  
2.2.14
HO LD?( ホールド 状態の読 み出し)
機能
ホ ー ル ド の 設 定 状 態 を 読 み出 し ま す 。
構文
HO LD ?
送信
H OL D?  
応答
H OL D= ON _ 
①
②
①ホールドデータ出力を示す。 (データ長=4)
② ホ ー ル ド の 設 定 状 態 デ ー タ を 示 す。
- 13 -
2.2.15
RA NGE= (測定レ ンジの設 定)
機能
抵 抗 測 定 レ ン ジ を 設 定 し ます 。
注 ) 温 度 測 定 時 は 、 設 定 でき ま せ ん 。
構文
RA NG E= レ ンシ ゙
RA NG E= : 測 定 レ ン ジ 設 定 コ マ ン ド で す 。
レン ジ
: 抵 抗 測 定 の 時 は 、3 0 0 m Ω ∼ 3 0 0 k Ω ま で の レ ン ジ を 設 定
します。
オ ー ト レ ン ジ に す る 時 は 、A U T O と 設 定 し ま す 。
下 記 の 構 文 で も 抵 抗 測 定 、 電 圧 測 定レ ン ジ を 設 定 で き ま す 。
構文
R
R
テ ゙ー タ
:測定レンジ設定コマンドです。
デ ータ :
0
∼
9
でレンジを設定します。
表2.2
レンジコード データ 測定レンジ
3 00 mO HM
R0
30 0 m Ω
3 OH M
R1
3 Ω
3 0O HM
R2
30 Ω
3 00 OH M
R3
30 0 Ω
3 kO HM
R4
3kΩ
3 0k OH M
R5
30kΩ
3 00 kO HM
R6
30 0 k Ω
A UT O
R9
オ ート レ ン ジ
送信
抵抗測定レンジを30Ωに設定
R AN GE =3 0OH M 
2.2.16
RA NGE? (測定レ ンジの読 み出し)
機能
想 定 レ ン ジ の 設 定 状 態 を 読み 出 し ま す 。
構文
RA NG E?
送信
R AN GE ? 
応答
R AN GE =3 0kO HM  
①
②
①レンジデータ出力を示す。 (データ長=5)
②レンジの設定状態データを示す。
- 14 -
2.2.17
RA TIOS TD=( 比率基準 値の設定)
機能
比 率 表 示 の 基 準 値 、 偏 差 を設 定 し ま す 。
注 ) 測 定 フ ァ ン ク シ ョ ン が比 率 表 示 機 能 以 外 の 時 は 設 定 で き ま せ ん 。
構文
RA TI OS TD = RE F
, ±△
RA TI OS TD =: 比 率 基 準 値 設 定 コ マ ン ド で す 。
RE F
:基準抵抗値
±△
: 偏 差 △ % デ ー タ ( 00 .0 ∼ 10 0. 0% )
送信
基 準 抵 抗 値 に 1 0 . 0 0 0 k Ω 、 偏差 △ % に 2 0 . 0 % を 設 定
R AT IO ST D=1 0. 00 kO HM ,2 0. 0%  
2.2.18
RA TIOS TD?( 比率基準 値データの 読み出し )
機能
比 率 基 準 値 デ ー タ を 読 み 出し ま す 。
構文
RA TI OS TD ?
送信
R AT IO ST D? 
応答
R AT IO ST D=1 00 .0 0k OH M, 02 0. 0%  
①
②
③
① 比 率 基 準 デ ー タ 出 力 を 示 す 。 ( デー タ 長 = 8 )
② 基 準 値 デ ー タ を 示 す 。 ( デ ー タ 長= 1 0 )
③ 偏 差 △ % デ ー タ を 示 す 。 ( デ ー タ長 = 6 )
- 15 -
2.2.19
RS T=(判 定リセッ ト)
機能
コ ン パ レ ー タ 判 定 の リ セ ット を O N / O F F し ま す 。
(比 較 出 力 を 復 帰 し 比 較 表 示 を O F F し ま す 。 )
構文
RS T= O N/ OF F
RS T=
:判定リセット設定コマンドです。
ON /O FF :
ON で 判 定 出 力 復 帰 を 指 定 し ま す 。
O FF で リ セ ッ ト 解 除 を 指 定 し ま す 。
下 記 の 構 文 で も リ セ ッ ト 設 定 を 指 定で き ま す 。
構文
C0 /C 1
C0 : リ セ ッ ト を 解 除 し ま す 。
C1 : 判 定 を リ セ ッ ト し ま す 。
送信
コンパレータ判定出力を復帰
R ST =O N 
●ワンサンプリングホールド
3 5 6 5 が ホ ー ル ド 中 に リ セ ッ トO N 後 の リ セ ッ ト O F F で
3 5 6 5 は ワ ン サ ン プ リ ン グ ホ ール ド を 行 い ま す 。
2.2.20
RS T?(判 定リセッ ト状態の 読み出し)
機能
コ ン パ レ ー タ 判 定 の リ セ ット 状 態 を 読 み 出 し ま す 。
構文
RS T?
送信
R ST ? 
応答
R ST =O FF  
①
②
① リ セ ッ ト デ ー タ 出 力 を 示 す 。 ( デー タ 長 = 3 )
②リセットの状態を示す。
- 16 -
2.2.21
SA MPLI NG=( サンプリ ング周期の 設定)
機能
サ ン プ リ ン グ 周 期 を 設 定 しま す 。
温 度 測 定 は 、 サ ン プ リ ン グ周 期 4 回 / 秒 固 定 で 、 切 替 は で き ま せ ん 。
構文
SA MP LI NG = SL OW /M ED IU M/ FAS T
SA MP LI NG =
: 測 定 サ ン プ リ ン グ 周 期 設 定コ マ ン ド で す 。
SL OW /M ED IU M/ FA ST :
S LOW で 4 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
M EDI UM で 2 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
F AST で 1 0 0 回 / 秒 に 指 定 し ま す 。
下 記 の 構 文 で も 測 定 サ ン プ リ ン グ 周期 を 指 定 で き ま す 。
構文
S
テ ゙ー タ
S
:測 定 サ ン プ リ ン グ 周期 設 定 コ マ ン ド で す 。
デ ータ :
0
SL OW
ME DI UM
FA ST
∼
2
で サ ンプ リ ン グ 周 期 を 指 定 し ま す 。
表2.3
コード
サンプリング周期
S0
低速(
4回/秒)
S1
中速( 20回/秒)
S2
高速(100回/秒)
送信
測 定 サ ン プ リ ン グ 周 期 を 低 速 ( 4 回/ 秒 ) に 設 定
S AM PL IN G=S LO W 
2.2.22
SA MPLI NG?( サンプリ ング周期の 読み出し )
機能
サ ン プ リ ン グ 周 期 の 状 態 を読 み 出 し ま す 。
構文
SA MP LI NG ?
送信
S AM PL IN G? 
応答
S AM PL IN G=S LO W 
①
②
① サ ン プ リ ン グ デ ー タ 出 力 を 示 す 。( デ ー タ 長 = 8 )
②状態を示す。
- 17 -
2.2.23
SR Q=(サ ービスリ クエスト の設定)
機能
サ ー ビ ス リ ク エ ス ト の 設 定を 行 い ま す 。
E N A B L E に 設 定 す る とサ ン プ リ ン グ 終 了 時 に S R Q = T R U E を 出
力します。
注 ) サ ー ビ ス リ ク エ ス ト は電 源 O N 時 D I S A B L E と な っ て い ま す 。
構文
SR Q= E NA BL E/ DI SA BL E
SR Q=
: サ ー ビ ス リ ク エ ス ト の 設 定 コマ ン ド で す 。
EN AB LE /D IS AB LE :
E NA BLE で 許 可 を 指 定 し ま す 。
D IS ABL E で 禁 止 を 指 定 し ま す 。
送信
サービスリクエストを許可に設定
S RQ =E NA BLE  
2.2.24
SR Q?(サ ービスリ クエスト 状態の読み 出し)
機能
サ ー ビ ス リ ク エ ス ト の 状 態を 読 み 出 し ま す 。
構文
SR Q?
送信
S RQ ? 
応答
S RQ =E NA BLE  
①
②
① サ ー ビ ス リ ク エ ス ト デ ー タ 出 力 を示 す 。 ( デ ー タ 長 = 3 )
② サ ー ビ ス リ ク エ ス ト の 状 態 を 示 す。
E NA BLE で 許 可 状 態 を 示 す 。
D IS ABL E で 禁 止 状 態 を 示 す 。
- 18 -
2.2.25
TC =(T. C
基準 温度、温 度係数
設 定)
機能
T.C 基準温度、温度係数を設定します。
構文
TC = 温 度 デ ータ ' C, α テ ゙ー タ
TC =
pp m
: T . C 基 準 温度 、 温 度 係 数 設 定 コ マ ン ド で す 。
温 度 デ ータ : 基 準 温 度 を 指 定 し ま す 。
設定範囲 0.0∼149.9℃
α デ ータ
:温度係数(α)を指定します。
設定範囲 1000∼4999
送信
基 準 温 度 に 2 5 . 0 ℃ 、 温 度 係 数 に0 . 0 0 3 9 3 を 設 定
T C= 25 .0 'C, 39 30 pp m 
2.2.26
TC ?(T. C
基準 温度、温 度係数デー タの読み 出し)
機能
T . C 基 準 温 度 、 温 度 係 数 デ ー タ を 読 み 出 し ます 。
構文
TC ?
送信
T C?  
応答
T C= 02 5. 0'C ,3 93 0p pm  
① ②
③
① T . C 基 準 温 度 値 出 力 を 示 す 。 (デ ー タ 長 = 2 )
②基準温度データ(データ長=7)
③温度係数データ(データ長=7)
- 19 -
2.2.27
ZE ROAD J=(ゼ ロアジャ スト設定)
機能
ゼ ロ ア ジ ャ ス ト の 設 定 を 行い ま す 。
ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 動 作 は 、 ZER OA DJ =O Nを 受 信 し た 時 点 の 測 定 値 を ゼ ロ セ ッ
ト 値 と し て 記 憶 し 、 ZE RO ADJ =O FF を 受 信 す る ま で 測 定 値 か ら ゼ ロ セ ッ ト 値
を 引 い た 値 を 表 示 、 出 力 しま す 。
構文
ZE RO AD J= O N/ OF F
ZE RO AD J= : ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 設 定 コ マ ン ド で す 。
ON /O FF
:
ON で 有 効 を 指 定 し ま す 。
OF F で 解 除 を 指 定 し ま す 。
送信
ゼロアジャストをONに設定
Z ER OA DJ =ON  
2.2.28
ZE ROAD J?(ゼ ロアジャ スト状態の 読み出し )
機能
ゼ ロ ア ジ ャ ス ト の 設 定 を 行い ま す 。
構文
ZE RO AD J?
送信
Z ER OA DJ ? 
応答
Z ER OA DJ =OF F 
①
②
① ゼ ロ ア ジ ャ ス ト 状 態 の 出 力 を 示 す。 ( デ ー タ 長 = 7 )
②ゼロアジャストの状態を示す。
- 20 -
3.サービスリクエスト
3 5 6 5 は S R Q = E N A B L E を受 信 後 、 測 定 サ ン プ リ ン グ が 終 了 し た 時 、 S
R Q = T r u e ( ス テ ー タ ス バ イ トb i t 6 を 1 ) に し 、 コ ン ト ロ ー ラ に 対 し サ
ービス要求を行います。
サ ー ビ ス 要 求 の あ っ た コ ン ト ロ ー ラは 、 シ リ ア ル ポ ー ル で 、 ス テ ー タ ス バ イ ト を
読 み 出 す こ と に よ り 、 サ ー ビ ス リ クエ ス ト の 発 信 し た 機 器 を 知 る こ と が で き ま す 。
S R Q T r u e は コ ン ト ロ ー ラ のシ リ ア ル ポ ー ル に よ り ク リ ア さ れ ま す 。
3 .1 ● ス テ ー タス バ イ ト
シ リ ア ル ポ ー ル モ ー ド で 送 信 す る ステ ー タ ス バ イ ト の フ ォ ー マ ッ ト は 次 表 の 通 り
です。
b it
7
0
6
SR Q
1 . S R Q (b it 6)
5
HO LD
4
0
3
0
2
H IG H
1
G OO D
0
LO W
サ ー ビ ス リ ク エ ス ト 出 力 を 許 可 し た時 、 3 5 6 5 が 測 定 ( サ
ンプリング)終了時、True( 1 )を出力します。
S R Q = T r u e は ホ ス ト か ら の シリ ア ル ポ ー ル に て 解 除 し
ます。
電 源 O N 時 、 又 は 、 サ ー ビ ス リ ク エス ト 出 力 を 禁 止 し た 時 は 、
常 時 F A L S E ( 0 ) を 出 力 しま す 。
2 . H O L D (b it 5) 3 5 6 5 が ホ ー ル ド 動 作 中 で サ ン プ リ ン グ が 停 止 し て い る 時
に 1 となります。
3 5 6 5 が 測 定 動 作 中 で 0 と なり ま す 。
3 . H I G H (b it 2) 3 5 6 5 が H I 判 定 出 力 中
1
とな り ま す 。
4 . G O O D (b it 1) 3 5 6 5 が G O 判 定 出 力 中
1
とな り ま す 。
5 . L O W (b it 0)
1
とな り ま す 。
3565がLO判定出力中
注 1 ) b it7 ,b it 4, bi t3 は 0 固 定
注 2 ) 判 定 リ セ ッ ト コ ン ト ロ ー ル によ り 判 定 を リ セ ッ ト し た 時 、
H I G H (b it 2) , G O O D (bi t1 ), L O W ( bi t0 )は 0 と な り ま す 。
- 21 -
4.デバイスクリア機能
3 5 6 5 は 、 デ バ イ ス ク リ ア ( D CL , S D C ) を 受 信 す る と 、 シ ス テ ム 初 期 化
を 行 い 電 源 O N 時 の 状 態 と な り ま す。
注 ) デ バ イ ス ク リ ア 後 3 5 6 5 の 各設 定 は 再 設 定 す る 必 要 が あ り ま す 。
前 面 キ ー 操 作 で O N L I N E にし て い る 場 合 、 デ バ イ ス ク リ ア 後 オ ン ラ イ ン
は オ フ と な り ま す 。 再 度 キ ー 操作 で オ ン ラ イ ン に し て く だ さ い 。
( G P − I B ボ ー ド の デ ィ ッ プス イ ッ チ で O N L I N E に し て い る 場 合 は 、
デ バ イ ス ク リ ア 後 も オ ン ラ イン 状 態 と な り ま す 。 )
5.デバイストリガ機能
3 5 6 5 は 、 ホ ー ル ド 中 に デ バ イ スト リ ガ ( G E T ) を 受 信 す る と 、 ワ ン サ ン プ
リングを行います。
- 22 -
● こ の 取 扱説 明 書 の 仕 様 は 、 2 0 0 6 年 3 月 現 在 の も ので す 。
MODEL 5811−03、04
3565用 BCDデータ出力
インタフェース取扱説明書
鶴賀電機株式会社
H12.8.1
I-01250
目
次
頁
1.BCDデータ入出力仕様
……………………………………………………………………………………………… 1
1.1 MODEL 5811−03(3565−03)
…………………………………………………… 1
1.2 MODEL 5811−04(3565−04)
…………………………………………………… 1
2 . コ ネ ク タ ピ ン 配 列 ………………………………………………………………………………………………………… 2
3 . 入 出 力 信 号 の 説 明 ………………………………………………………………………………………………………… 3
3 . 1 出 力 信 号 …………………………………………………………………………………………………………… 3
3. 1. 1 測 定 デー タ 出力 : 1、 2 、4 、 8( ×1 0 0∼× 10 4)
………………………………… 3
3.1.2 単位出力:UNIT
………………………………………………………………………………… 3
3.1.3 小数点出力:DP1∼DP4
……………………………………………………………………… 3
3 . 1 . 4 極 性 出 力 : P O L ……………………………………………………………………………………… 3
3.1.5 オーバ出力:OVER
……………………………………………………………………………… 3
3.1.6 ストローブ出力:STROB
……………………………………………………………………… 3
3 . 2 入 力 信 号 …………………………………………………………………………………………………………… 4
3.2.1 データイネーブル:OUTPUT ENABLE
………………………………………… 4
3.2.2 外部ホールド入力:HOLD
……………………………………………………………………… 4
3.2.3 データセレクト入力:SEL
……………………………………………………………………… 4
3.2.4 外部制御入力:INT./EXT.
…………………………………………………………… 5
3.2.5 ファンクション入力:FUNCTION
……………………………………………………… 5
3.2.6 レンジ入力:RANGE
…………………………………………………………………………… 6
4.操作方法
…………………………………………………………………………………………………………………… 7
4 . 1 抵 抗 測 定 …………………………………………………………………………………………………………… 7
4 . 2 温 度 測 定 …………………………………………………………………………………………………………… 7
4 . 3 温 度 補 正 …………………………………………………………………………………………………………… 7
4 . 4 比 率 表 示 …………………………………………………………………………………………………………… 7
4 . 5 温 度 換 算 …………………………………………………………………………………………………………… 8
5.タイミングチャート
…………………………………………………………………………………………………… 9
5 . 1 デ ー タ 出 力 ………………………………………………………………………………………………………… 9
5.2 ファンクション切替タイミングチャート
……………………………………………………………… 9
BCD出力ボードを用いて、3565の測定データを出力するとともに、測定機
能及び測定レンジを外部制御することができます。
 注
意
●機器の電源をOFFにしてから、コネクタの脱着を行ってください。
●出力を短絡したり、電圧を印加しないでください。。
1.BCDデータ入出力仕様
1.1●MODEL
5811−03(3565−03)
BCDデータをTTLレベルで出力します。
出力方式:BCD並列コード 正論理
論理 0 で L レベルを出力
1.2●MODEL
論理
1
で
H
レベルを出力
5811−04(3565−04)
BCDデータをオープンコレクタで出力します。
出力方式:BCD並列コード
論理 0 で OFF を出力 論理
-1-
1
で
ON
を出力
2.コネクタピン配列
信号名
ピン番号
0
1 26
1
2 27
UNIT
2
3 28
3
4 29
1
5 30
2
6 31
×100
4
7 32
8
8 33
1
9 34
2
1
0 35
×102
4 11 36
8 12 37
×104
1 13 38
OUTPUT ENABLE 14 39
HOLD
15 40
DP1
16 41
DP2
17 42
DP3
18 43
DP4
19 44
1 20 45
2 21 46
FUNCTION
4 22 47
8 23 48
INT./EXT. 24 49
DATA COM
25 50
信号名
4
5
6
7
1
2
4
8
1
2
4
8
UNIT
×101
×103
POL
OVER
STROBE
1
2
4
2
1
2
4
SEL
×104
RANGE
NC
DATA
COM
コネクタ:(アンフェノール)57−30500
注)NCピンは内部回路と接続していますので使用しないでください。
-2-
3.入出力信号の説明
3.1●出力信号
3.1.1
測 定 デ ー タ 出 力 : 1 、 2 、 4 、 8 ( × 1 0 0∼ × 1 0 4)
測定データを並列BCDコードで出力します。
注) × 10 0桁が ブ ラン ク 表示 の 時( サ ンプ リン グ 周期 が FA S Tの 時 )0 を 出
力します。
3.1.2
単位出力:UNIT
単位出力を8ビットコードで出力します。
単位コード表
単位
7
1
1
0
1
1
mΩ
Ω
kΩ
℃
%
3.1.3
6
0
1
1
0
1
5
0
1
1
1
1
UNIT
4
3
1
1
1
1
0
0
1
0
0
0
2
0
1
1
0
0
1
0
1
0
0
0
0
0
0
1
1
0
小数点出力:DP1∼DP4
小数点の位置を4ビットコードで出力します。
出力コード表
出
力
DP4 DP3 DP2 DP1
350.00(350.0□)
1
1
0
1
35.000(35.00□)
1
0
1
1
3.5000(3.500□)
0
1
1
1
※□ × 10 0桁ブ ラ ンク
表
3.1.4
示
極性出力:POL
プラス極性時 1 を出力します。
マイナス極性時 0 を出力します。
3.1.5
オーバ出力:OVER
エラー0:データが35000(3500□)を越えたとき又は、温度測定で測
定範囲を越えた場合、OVERが 1 となり00000のデータを
出力
エラー1:温度補正機能、温度換算機能のとき温度測定範囲を越えた場合、
OVERが 1 となりデータ 00001のデータを出力
エラー2:演算エラーのときOVERが 1 となり00002のデータを出力
エラー3:データセレクト入力が指定コード以外のときOVERが 1 となり
00003のデータを出力
3.1.6
ストローブ出力:STROBE
データの更新時、下図の L パルスを出力しますので立ち上がりを利用してデ
ータ処理してください。
注)オープンコレクタ出力仕様の時ONを出力
+5V(OFF)
サンプリング周期
FAST
SLOW、MIDIUM
0V(ON)
t
出力データ
-3-
tms
約 1ms
約10ms
3.2●入力信号
3.2.1
データイネーブル:OUTPUT
ENABLE
L レベルでSTROBを除くすべての出力が
となります。
3.2.2
ハイインピーダンス
の状態
外部ホールド入力:HOLD
H レベルでサンプリングを行い、測定データを逐次出力します。
L レベルでサンプルングを停止しBCDデータ、表示値を保持します。
ホールド中前面パネルのスイッチ操作は受け付けません。
3.2.3
データセレクト入力:SEL
温度補正、温度換算及び比率表示測定時にセレクトコードを入力すると表示デー
タ以外の測定データも出力できます。
データセレクトを行う時は、表示及びデータをホールド状態にしてから行ってく
ださい。
注1)ホールドせずに行うと表示値とデータ出力とが異なる場合があります。
注2)データセレクトしても、表示は切り替わりません。
例
温 度補 正 機能 を 動作 中 の表 示値 は 基準 温 度に お ける 補 正抵 抗 (R T)を 表 示
しています。
周囲温度(t)や周囲温度t℃における抵抗値(Rt)のデータ出力が必要
な場合はセレクト入力で出力データを選択してください。
セレクト方法
表のセレクトコードを入力し、必要なデータを選択してください。
データ出力及びセレクトコード表
セレクトコード
機 能
抵抗測定時
温度測定時
温度補正時
比率表示時
温度 T1 測定
換算時 T2 測定
TE換算
4 2 1
L L L
OHM
TEMP
Err3
Err3
Err3
Err3
Err3
4 2 1
L L H
OHM
TEMP
Rt
RS
T1
Err3
T1
4 2 1
L H L
OHM
TEMP
t
Rx
R1
Err3
R1
4 2 1
L H H
OHM
TEMP
Err3
Err3
Err3
T2
T2
4 2 1
H L L
OHM
TEMP
Err3
Err3
Err3
R2
R2
4 2 1
H L H
OHM
TEMP
Err3
Err3
Err3
Err3
Err3
4 2 1 4 2 1
H H L H H H
OHM
OHM
TEMP TEMP
Err3
RT
Err3
X
Err3
R1
Ter
R2
Ter
TE
注1)
機能
抵抗測定時
温度測定時
温度補正時
比率表示時
温度換算時
記号
OHM
TEMP
Rt
t
RT
Rs
Rx
X
T1
R1
T2
R2
Ter
Te
内
容
抵抗値
温度
周囲温度(℃)における抵抗値
周囲温度
補正抵抗
基準抵抗値
測定抵抗値
比率
試験開始時の周囲温度
温度T1における巻線抵抗値
試験終了時の周囲温度
温度T2における巻線抵抗値
TE計算した巻線の温度上昇分を遂時に出力
Teに切り替え時の巻線の温度上昇
注2)セレクトコードが指定コード以外の入力時は「エラー3」の信号を出力し
ます。
(Err3:オーバ出力が 1 でデータ出力が00003となります。)
-4-
○データセレクトタイミングチャート
HOLD
SEL
SEL FUNC
セレクトコード
STROBE
MAX 3ms
DATA OUT
3.2.4
外部制御入力:INT./EXT.
L レベルにすることにより、下記の操作を外部から制御することができます。
この場合、前面のスイッチによる操作はできなくなります。
・ファンクションの選択
・レンジの選択
注)・ホールド中は制御できません。
・メモリーモードのリモート操作中はファンクション、レンジの選択はでき
ません。
3.2.5
ファンクション入力:FUNCTION
ファンクションコードの指定により各機能を外部より制御することができます。
ファンクションコードを入力するときはINT./EXT.入力を L レベル
にしてから行ってください。
ファンクション
抵抗測定
温度測定
温度補正
比率表示 OHM RATIO
T.C RATIO
温度換算 Te CLR
T1
T2
Te
8
H
H
L
L
L
L
L
L
L
注)上記以外の設定は無効となります。
-5-
4
L
L
H
H
H
L
L
L
L
2
L
L
L
H
L
H
H
L
L
1
H
L
L
H
H
H
L
H
L
3.2.6
レンジ入力:RANGE
レンジコードを入力することにより外部から抵抗レンジを選択することができま
す。
レンジコードを入力するときはINT./EXT.入力を L レベルにしてか
ら行ってください。
RANGE
4
2
1
L
L
L
L
L
H
L
H
L
L
H
H
H
L
L
H
L
H
H
H
L
H
H
H
レンジ
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
抵抗測定
オートレンジ
300mΩ
3 Ω
30 Ω
300 Ω
3kΩ
30kΩ
300kΩ
○レンジ切替タイミングチャート
INT./EXT.
STROBE
RANGE入 力
1
内部レンジの切替
2
1
-6-
3
2
3
4.操作方法
4.1●抵抗測定
本体取扱説明書5.1項を参照してください。
①外部制御入力(INT./EXT.)を L レベルにしてください。
②ファンクション(FUNCTION)に抵抗測定コードを入力します。
③レンジ(RANGE)にレンジコードを入力し抵抗レンジを選択します。
④測定開始
4.2●温度測定
本体取扱説明書5.2項を参照してください。
①外部制御入力(INT./EXT.)を L レベルにしてください。
②ファンクション(FUNCTION)に温度測定コードを入力します。
③測定開始
4.3●温度補正
本体取扱説明書5.3項を参照してください。
①外部制御入力(INT./EXT.)を L レベルにしてください。
注1)基準温度、温度係数の設定
INT./EXT.を H レベルにして前面スイッチで設定します。
②レンジ(RANGE)で抵抗レンジを選択します。
③ファンクション(FUNCTION)に温度補正コードを入力します。
④測定開始
4.4●比率表示
本体取扱説明書5.5項を参照してください。
①外部制御入力(INT./EXT.)を L レベルにしてください。
注)基準抵抗値を数値設定する場合
INT./EXT.を H レベルにして前面スイッチで設定します。
②レンジ(RANGE)で抵抗レンジを選択します
③ファンクション(FUNCTION)にOHM RATIO又はT.C RA
TIOコードを入力します。
OHM RATIO:抵抗測定での比率表示を行います。
T.C RATIO:温度補正での比率表示を行います。
④測定開始
-7-
4.5●温度換算
本体取扱説明書5.4項を参照してください。
①外部制御入力(INT./EXT.)を L レベルにしてください。
②Te CLRコードを入力してください。(内部メモリをクリアします)
③試験品を測定入力に接続してください。
本体のOHM、TEランプが点灯します。
④T 1コ ード を入 力 して く ださ い 。
⑤T 2コ ード を入 力 して く ださ い 。
入 力 した 時 のT 1、R 1を 記憶 しま す 。
OHMランプが消灯します。
⑥測定入力の接続を外し、試験品の通電試験を行ってください。
⑦試験終了後の試験品を測定入力に接続してください。
⑧Teコードを入力してください。
入力した時の温度上昇をTeとして記憶します。
⑨各データの読みだし
温 度 換 算 終 了 後 、 S E L の 選 択 で 、 T 1 、 T 2 、 R 1、 R 2 、 T E の デ ー タ を 出 力
します。
注1)測定は通電試験電源と切り放して行ってください。試験品が通電状態で
は測定できません。
注2)ゼロアジャスト機能は使用できません。
○動作
℃
3565に 接 続
非接続
3565に 接 続
巻
線
温
度
Te
Ter1
Ter2
Ter3
巻線温度
0
0
時間
非通電
巻線
通電
非通電
INT./EXT.
FUNCTION
入力
①
Te Clr T 1
②③④
表示
BCDデータ出 力
T2
⑤⑥
⑦⑧⑨
R1
R1
Te
Ter
R1T 1
T 2 、R 2 、Ter
-8-
T1、R1、T2、R2、Te、Tr
5.タイミングチャート
5.1●データ出力
H
INT./EXT.
L
Ts
SAMPLING
1
2
3
4
Tsh
Tsh
5
5V(OFF)
STROBE
0V(ON)
DATA OUT
t
0
1
3
4
HOLD
RST
COMPARATOR
0
1
3
5
3ms Max
OUTPUT
ENABLE
Ts:サンプリング周期
(SLOW:250ms MEDIUM:50ms
Tsh:Ts+3ms
部 High Impedance
5.2●ファンクション切替タイミングチャート
H
INT./EXT.
L
SAMPLING
5V(OFF)
STROBE
0V(ON)
FUNCTION
OHM
T.C
Ts
DATA OUT
OHMデータ
-9-
T.Cデータ
FAST10ms)
●この取扱説明書の仕様は、2000年8月現在のものです。
鶴賀電 機株式 会社
〒558-0041
〒222-0033
〒141-0022
〒460-0015
TEL 06(6692)6700
TEL 045(473)1561
TEL 03(5789)6910
TEL 052(332)5456
FAX 06(6609)8115
FAX 045(473)1557
FAX 03(5789)6920
FAX 052(331)6477
http://www.tsuruga.co.jp/