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施工業者の方へ
第 3.05 版
施 工 要 領 書
固液分離型流量調整付
担体流動循環方式
ダイキ浄化槽
XEXE-5・7・10F 型
この度は、XE 型をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
この「施工要領書」をよくお読みになり、正しい施工をおこなってください。
目 次
1.施工前の手続き等
2.施工に関する基本事項
3.浄化槽の部品、重量、寸法一覧表
4.標準施工
5.特殊な施工
6.アフターサービスについて
<参考>
施工終了時チェックリスト
1
3
6
7
14
19
20
施工要領書内の警告および注意表示のある箇所を浄化槽の施工をおこ
注意
なう前に注意深くお読みになり、よく理解してください。
!
注意
次の注意事項を守らずに事故が生じた場合は、工事をした人の責任を問われるおそれがあります。
…1)マンホール・点検口等からの転落・傷害事故防止
注意
!
中 必
マ ホ ル 検口
①工事
②
!
は、
ン
ー
マ ホ ル 検口
ひ 割
発
要なとき以外は
・点
等の
ン
び
ー
・点
れ・破損等を
等の
蓋 必ず閉
ち 取替
を
めてください
見したら、直
に
り
。
えてください。
これらの注意を怠ると、転落・傷害の生じるおそれがあります。
吊
下 立ち
注意
槽の
槽の
玉掛
…2)傷害事故防止
り上げ・据え付けは、
には
け作業をおこなってください。
入らないでください。
これらの注意を怠ると、傷害事故の生じるおそれがあります。
!
注意
浮
…3)転落事故防止
据え付け後の水張り、
上防止金
具 取
の
り付け作業は
足 板 養
場
等で
これらの注意を怠ると、転落事故の生じるおそれがあります。
これらの注意を怠ると、転落事故の生じるおそれがあります。
!
注意
埋設工事に
!
際
穴 掘 周囲
…4)転落事故防止
して、
を
った
には、防
護柵 つ
を
生しておこなってください。
くり、関係者以外
立ち
入らないようにしてください。
これらの注意を怠ると、転落事故(
これらの注意を怠ると、転落事故(傷害)
傷害)の生じるおそれがあります。
注意
ポ プ 制御
電源 セ
ポ プ 制御
(ア ) 必 電 器 必ず
JIS 雨型 セ ご
器
電
資格 専門
…5)感電・発火事故防止
①送風機・
ン
②送風機の
③送風機・
・
盤等で接地工事
にコン
ン
・
電
ース が
ントを使用する場合は、
盤等の
気機
要な
気機
は、
防
コン
ントを
の工事は、
気工事に係る
接地工事をしてください。
使用ください。
のある
これらの注意を怠ると、感電・発火の生じるおそれがあります。
業者に
依頼
してください。
留意事項
浄化槽工事は、工事現場で浄化槽設備士が指導してください。
留意
①浄化槽の設置届けを確認してください。
留意
②工事施工要領書・工事仕様書、浄化槽工事の技術上の基準等の諸法令を、確実に守って工事してください。
工事が不完全な場合は、槽の破損による汚水漏れ・放流水質の悪化等の原因になります。
留意
③送風機を設置する場所は、通気・防湿・騒音に配慮してください。
振動防止のために、基礎はコンクリート製とし、送風機自体の重量や振動に耐えるものとしてください。
据付コンクリートの基礎は、建築物と直接繋げることなく、地盤(GL)より 10cm 以上高くし、送風機台の外寸よ
り 5cm 大きくしてください。
留意
④工事は浄化槽工事の技術上の基準を守り、特に、基礎工事、埋め戻し工事、上部スラブ打設等は、施工要領
書に基づき、正しくおこなってください。
また、駐車場・車庫にする場合、交通量の多い道路端に設置する場合、近くの建築物の荷重が槽本体に影
響する場合、軟弱地盤に施工する場合、多雪地帯に設置する場合等は特殊工事になりますので、槽本体に
影響を及ぼさないように補強工事をおこなってください。
特に、事務所、店舗関係で、不特定多数の車両が駐車されるような場所に浄化槽を設置される場合は、店舗
等の規模、駐車場の広さ等を勘案して、予見しうる最大荷重に耐えうる補強工事に留意してください。
留意
⑤浄化槽を破損しないように埋め戻しには、次のような事項に注意し、作業してください。
イ)水張りの後に、埋め戻し作業をおこなってください。
ロ)埋め戻しの土は、石ころ等が混入しない砂質土を用いてください。
ハ)埋め戻し時に重機のバケット等を槽に当てたり、高いところから埋め戻しの土を落とさないでください。
浄化槽設置工事に伴う残土・残材は「廃棄物の処理および清掃に関する法律」で産業廃棄物となりますの
で、その規定に従って処理してください。
留意
⑥浄化槽に入れる消毒剤は、浄化槽を使用開始するまでは開封しないでください。
この注意を怠ると、金属類の腐食を生じるおそれがあります。
留意
⑦設置工事完了後は、工事終了時チェックリストで確認してください。
留意
⑨取扱説明 証
⑩ 取扱説明
⑪
留意
留意
書・保
「
す。
留意
検 維持管 契約
ご指導
主 手渡 必ず受 受 取 管
渡
弊社 ご連絡
詳 弊社窓口 問 わせ
⑧使用者に、浄化槽の保守点
書等を施
業者と
に
書等」が使用者に
浄化槽の設置工事に関して不
理
をするよう、
す時は
領書を
っていないときは、
な点は
にお
け
に
い合
ください。
り保
すること。
いただけるよう、お
ください。
伝
えください。
郵 致
送
しま
1.施工前の手続き等
※ 浄化槽を設置する場合は、浄化槽法の規定に伴い、関係官庁に届出なければなりません。
1-1 浄化槽設置申請書の種類と届出先
(1) 確認申請書を伴う場合
建物を建築する際に、浄化槽を設置する場合は建築主事に浄化槽設置届出書を確認申請書と
共に提出します。
(2) 汲取便所から水洗便所に改造する場合
汲取便所から水洗便所に改造する場合
建物の建築を伴わないで浄化槽だけを設置する場合と既設の浄化槽の構造・規模を大幅に変
更する場合は、都道府県知事(保健所)に浄化槽設置届出書を提出します。
1-2 必要な書類
・ 浄化槽設置届
・ 建築平面図
・ 仕様書
・ 浄化槽の配置図
・ 委任状
・ 浄化槽の構造図(型式適合認定書等)
・ 付近見取図
・ 排水経路図
※届出書類は都道府県・市町村によって異なる場合があります。
届出書類は都道府県・市町村によって異なる場合があります。
設置届けの関係図
変更・廃止命令(21 日以内)
新築時に設置
確認申請書
浄化槽
設置承認通知
を設置
する者
浄化槽のみ設置
浄化槽設置届出書
改善勧告(21 日以内)
構造等が不適合
建 築 主 事
特 定 行 政 庁
浄化槽が構造基準等に適
合しているかをチェック
保 健 所
都道府県知事
衛生上不適正
浄化槽の計画が保守点
検・清掃その他衛生上適正
かをチェック
-1-
1-3 浄化槽の選定
日本工業規格 JIS-A-3302-2000 により建築物の用途に応じて処理対象人員を算出し、浄化槽の大
きさ(人槽)を決定してください。
(算出方法のわからない場合は弊社または代理店にお問い合わせください。)
〔設置について改善勧告・変更命令〕 (法第 5 条第 2・3 項)
浄化槽の設置届出を受理した日から 21 日(型式認定を受けた浄化槽は 10 日)以内に限り、
①都道府県知事は、保守点検・清掃その他生活環境の保全および公衆衛生の観点から改善の必要
があると認めるときは、改善勧告をすることができる。
②特定行政庁は、浄化槽の構造基準に適合しないと認めるときは、届出浄化槽の設置または変更・
廃止を命ずることができる。
〔上記期間内の工事着手禁止〕 (法第 5 条第 4 項)
届出の内容が相当であると認める旨の都道府県知事・特定行政庁の通知を受けた場合を除いて、
上記期間内は浄化槽工事に着手してはならない。
〔設置届けに関する罰則〕
①届出をせず、または虚偽の届出をした者
変更・廃止命令に違反した者
②期間内に浄化槽工事を施工した者
3 月以下の懲役または 20 万円以下の罰金
同
上
10 万円以下の罰金
〔浄化槽設置届出書の様式〕
浄化槽設置届出書の様式等は、昭和 60 年厚生省・建設省令第 1 号に規定され、記載事項の詳細は
昭和 60 年建設省住指発第 553 号建築指導課長通知に示されている。
〔関係法令〕
届出を要しない構造・規模の変更は、処理方式の変更を伴わず処理対象人員・日平均汚水量の
10%以上の変更を伴わないもの。(昭和 60 年厚生省・建設省令第 1 号第 2 条)
-2-
2.施工に関する基本事項
2-1 安全な施工をおこなうために
立ち入り禁止
①工事関係者以外の人が立ち入らないように、
の看板と施工現場の周囲にロープ等で
夜間でもわかるような防護柵をおこなってください。
②資格を要する機械の使用には、資格を持った人がおこなってください。
ン
(吊り下げ・玉掛け作業・クレー
フォ
作業・
リフト 重 車両
ーク
・
機
等)
2-2 浄化槽施工資格
該
①浄化槽を施工する場合、施工業者は当
録
ば
を受けなけれ
区域
業をおこなおうとする
ん
備士 実地 監督
なりませ
。
②浄化槽工事には、浄化槽設
が
に
轄
を所
登
する都道府県知事の
義務付
することが
けられています。
2-3 浄化槽工事業者登録票の掲示
登録票 掲
浄化槽を施工する際には、下記の浄化槽工事業者
の
義務付
示が
けられています。
(浄化槽工事業者登録票 昭和 60 年建設省令第 6 号 様式 第 8 号・第 9 号)
35cm
以上
氏名
〔備 考〕
登録
浄化槽工事業者
名称
氏名
済票
(届出
)
登 録
登録番
年
月
日
る浄化槽設
登又
知事(
届
)第
25cm
号
の
以上
は、
の
浄化槽設
の
業所に
とし、浄化槽工事
場 に置 か れる
とする。
訂〕
の大きさは
令
10
により
5cm 以上に、
以上に
が
土交通
が
5cm 以上から
0cm 以上から
されています。
2-4 設置場所の事前調査
(1) 現場のチェック
広
図 参考
m離
矢 打
材 搬 残土搬
差 障
や
打
施工に必要な
さは、施工
す。また、槽より 1
施主
の
れた所に
入・
地 埋
部 駐車
下
ただし、上
接
板を
ってください。
件 従
交
設とし、表 1 の条
を
に
場とする場合、
別
する場合等は特
距離
としてください。槽間
出等の作業に
(2) 設置条件
に
等を
し
建築業者・その他の関係者間でよく
①槽は、
げ
登録票
平成 23 年国
省
第 6号 縦 3
2
横 4
3 cm
改訂
備士
氏 名
浄化槽機
掲
業所に置かれ
場 にあ って は 当
〔改
号
浄 化 槽 設
の
の
る場合にあっては、当
または
代 表 者 の
備士 氏名 営
該営
備士 氏名
現
該現
備士 氏名
浄化槽設
常
は、通
むね mm
おお
500
としま
スペ ス
りのない
ー
を確保してください。
ち合わせをおこなってください。
ってください。
多 路端
別 「 殊
通量の
な工事が必要です。
い。
-3-
い道
項の 特
崖 や
」 参照
に設置する場合、さらに
な工事が必要な場合 を
下
建物等
してくださ
5
表 1 設置条件
許 地耐力
kN/m
垂直最 積雪
.m
.8kN/m
積 駐車
荷重 駐 車
※総重 9. kN t
車両
最 高 地
位
地盤面 cm
地 埋
礎床版 位
地盤面 .88m
最 埋 時
※XE F
排気管
位
横引 管 ば
管 軒 m 程度
臭気 題 起
配慮
③
易 来 へ
長期
容
深
量
10
場 以 外
載
下
置
基
(
-10
②
録
ば
義務付
業者でなけれ
置くことが
の
置
設
)
き
が
保守点検、清掃が容
に出
る所
上 1
備士
制度
備士 営 ご
と浄化槽設
の資格
業者は浄化槽設
を
登
が設けられ、
業所
とと工事現場に
基準も設けられた。
(法第 5 章 第 21 条~34 条)
(法第 21 条)
もうとする者は、当
登録 有効
ならない。
まで上げる等して、
してください。
登録制度
登録
技術
〔浄化槽工事業者の登録〕
ば
則 登録
は
設置してください。
けられた。また、浄化槽工事の
を受けなけれ
設
し、立ち上がり
こらないように
浄化槽工事業者の登録制度
罰
での
いては、浄化槽工事業者の
営
まで
下1
工事を施工することができず、
浄化槽工事業を
(2 )以下の
下
つ
浄化槽の工事に
6
下 30
法
置まで
の問
〔関係法令〕
量1
以下
型を除く
は所定の
できるだけ
2
水
方
深
以上
以下
1
場
設
2
33
の
該
業をおこなおうとする
区域
を所
轄
する都道府県知事の
登録
期間は 5 年とする。(法第 21 条)
営ん
を受けないで浄化槽工事業を
不正
だもの、
段 登録
な手
で
を受けた者
1 年以下の懲役または 50 万円以下の罰金
〔浄化槽工事業の定義〕
(昭和 60 年建設省経建発第 129 号)
自
負
浄化槽工事業は、浄化槽工事を
ても、浄化槽工事を他業者に下請
〔特例浄化槽工事業者〕
営む
者は、特
槽設
備士
ば
管
れ
①
例
自
させて
ら施工しない者は浄化槽工事業者に
(許可業者は届出 法 33 条)
許可
建設業法による
次 三 種
業者のうち、
の
業
許可 得
のいずれかで
を
件
営む
土木
浄化槽工事業を
②
工事業
③
建築工事業
-4-
負
っ
ている業者で、浄化槽工事業を
許可
が必要である。また、
ことはできない。
工事を請
当しない。
営
で届出により浄化槽工事業者として認められる。ただし、この場合も
を置く等浄化槽工事業者としての要
工事
含む
該
ら施工する工事業であるので、浄化槽工事を
業所
ご
とに浄化
業者であっても届出をしなけ
〔登録・届出の範囲は都道府県〕
(昭和 60 年建設省経建発第 129 号)
登録
浄化槽工事業者は都道府県知事
区域
域 管轄
営
府県の
内だけである。
を
する都道府県知事の
登録
区
ならない。
(法第 29 条・経建発第 129 号)
例
義務づ
含む
浄化槽工事業者も
と浄化槽工事現場に置くことが、
備士 営
)は、浄化槽設
9
けられている。(法第 2
を
ご
業所
とに置くこと
条)
違反者は、10 万円以下の罰金
〔登録の申請手続き〕
(法第 2 条・昭和 60 年建設省令第 6 号)
登録
類
の申請に必要な書
」
づ 登録 務
味運 つ
つ 」
○
窓口 一部
法令に基
く
事
用に
等の
意
、
に
いて で示されている。
留
取扱
いに
登録
「
文
運
」
建発 130 号建設業者通知 浄化槽
いて で示されている。また前途のように
経
9
建発第 12
等に
経済局
号建築
に関する条
は
浄化槽法の施工と
用
達「
長通
登録
許可 窓口
〔標識の掲示と帳簿の備付け〕
営
浄化槽工事業者は、その
を
つ
の県を除き建設業
帳簿 備え
経
意事項等は昭和 60 年建設省
いては、昭和 60 年建設省
申請の
「
、その様式等は昭和 60 年建設省令第 6 号 浄化槽工事業に係る
関する省令 で示されており、その
に
(届出)した都道
ば
を受けなけれ
浄化槽工事業者(届出による特
則
登録
めるのは、
業所がなくとも浄化槽工事をおこなう場合は、必ずその工事をおこなう
〔営業所と浄化槽設備士〕
罰
営
であるので浄化槽工事業を
の
と同じ
(法第 30, 31 条 建設省令第 6 号 9, 10 条)
業所および浄化槽工事の現場
義務付
、必要事項を記載することが
ご
とに
標識 掲
を
示することと、
営
業所
ご
と
けられている。
浄化槽工事の技術基準
技術
浄化槽工事は、浄化槽工事の
従
1
上の基準に
定により、昭和 60 年厚生省令・建設省令第 1 号第
ば
っておこなわなけれ
技術
条で、
ならない(法 6 条)、という規
基準が定められている。
浄化槽設備士制度 (法第 7 章 第 42 条~第 44 条、昭和 59 年建設省令第 17 号)
実地 監督
浄化槽工事を
に
国土交 臣
備士 営 ご
する者で、
浄化槽工事業者は、浄化槽設
を
通大
業所
備士免状 交付
義務づ
より浄化槽設
とと工事現場に置くことを
〔浄化槽設備士免状〕
備士免状 次
国土交 臣 交付
備士試験
備士 講習会 程 修了
浄化槽設
①浄化槽設
②浄化槽設
は、
の者に
通大
が
に合格した者
認定
の課
を
した者
-5-
する。
の
を受けた者をいう。
けられている。
3.浄化槽の部品、重量、寸法一覧表
(1) 部品一覧表
型
部品名
XE 7 F
荷姿
裸
裸
段ボ ル
ブ ワ梱包段ボ ル テ
貼 付
-5・ ・10
式
体
マンホ ルフタφ
ブ ワ 付属品:ホ スバンド
添付 類
浄化槽本
ー
ロ
600
(
ー
等)
書
の
に、
ロ
書(保
数
量
1 式
2
ー
書
※添付 類 中 取扱説明
型
証 付
書
ー
に
)、施工要領書、
ープで
維 管
持
り
理要領書、
1
け
個
台
1 式
シ ディング剤
ー
があることを確認してください。
(2) 仕様、寸法一覧表
循環水送水管 間欠定量移送装置 担体流動槽
流入管 φ100
(担体流動室)
循環水送水管
固液分離部
W
放流管 φ100
消毒槽
(緩担体流動室)
接触材充填部
臭突口2ヶ 汚泥貯留槽
沈殿槽
循環水移送装置 L
面図
平
マンホール φ600×2ヶ
05
2
00
3
H.W.L
ピークカット部 L.W.L
固液分離部
H
薬剤筒 汚泥貯留槽
嫌気濃縮汚泥床部
消毒槽
担体流動槽
項 目
処理対象人員
全長(L)
全巾(W)
全高(H)
流入管底
放流管底
流入・放流管径
汚泥貯留槽※
ピークカット部
担体流動槽
沈殿槽
消毒槽※
総容量
ブロワ風量
※L.W.L の容量
断面図
-6-
単位
人
mm
mm
mm
mm
mm
mm
m33
m3
m3
m3
m3
m
L/分
XE-5 XE-7 XE-10F
5
7
10
1900 1920 2520
1020
1320
1550
250
300
φ100
1.071 1.468 2.005
0.098 0.124 0.171
0.389 0.569 0.761
0.145 0.196 0.275
0.021
1.626
50
2.254
60
3.233
80
4.標 準 施 工
●工事の流れのフロー
工事の流れのフロー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
調査
↓
盛遣
↓
礎
↓
体据付 FRP 体
↓
張
↓
埋 戻
↓
配管
↓
ブ ワ 取付
↓
コン リ トスラブ 打
↓
消毒剤 開封
↓
試運転
↓
竣 査 引 渡
事前
水
方
基
工事
本
(
本
水
)
り
め
し
工事
ロ
ク
の
ー
け
の
設工事
の
工検
と
き
し
-7-
製品完了
工場内
ブ ワ
ロ
設置
4-1 事前調査
工事の
段取
りとしては、まず現場
調査
をおこない、工事をおこなうための
次
の条
件
を確認してくださ
い。
●
広
●ガス管 管 埋 位
●配管路 状況
●搬 搬 状況
●
状況
設置場所の
さ
・・・・・・・・・・・・・・・
・水道
の
の
・・・・・・・・・・・・・・・・・
入・
設の
出の
・・・・
●土質 良否
湧
有無
水の
さがあるか。
が
浄化槽の
・・・・・・・・・・・
および
通りの
・水道
・・・・・・・・・・・・・・
設置場所周囲の
の
置
図面
広
ガス管 管 埋
配管経路 障害
込
材 トラッ 残土 一時
ン トラッ
土質 状況 ど
湧
矢
電気
調整
自然放流 ポン アッ 放流
設置
設されていないか。
に
物はないか。
浄化槽の持ち
みができるか。
資
ク・
置場・
クレー
・・・・・
・
の
置場があるか。
クの作業が確保できるか。
の
は
うか。
水はあるか。
●
電力
工事
板等必要か。
状況
・工事用水の
・・・・・・
現場で
・工事用水が
か、
その他の確認事項として
官 へ 類
●
●
●
関係
庁
の書
済ん
の申請提出は
でいるか。
付属部品 整
ご 標識 掲
浄化槽および
は
っているか。
浄化槽の施工の際は現場
とに
を
げること。
4-2 水盛遣方
●
工事に掛かる前に、設置
りをして
スペ ス
ー
位
置の
縄張
の確認をしてくださ
い。
●
邪魔
位
打 込 芯
や高
備え
● 計地盤 ベ ンチマ
右図参照
杭
チェッ
工事の
にならない
置に水
ち
出し作業
さの
クに
設
み、
を
てください。
(
認してください。(
ーク)を事前に確
)
-8-
プ
プ
できるか。
か。
4-3 基礎工事
掘削工事にあたっては、下記の点に特に注意してください。
!
警 告
!
注 意
堀削工事をおこなう際は、必ず土留めをおこなってください。
※これらの注意を怠ると、転落事故や土砂崩れの生じるおそれがあります。
転落事故防止
埋設工事に際しては、穴を掘った周囲には、防護柵をつくり関係者以外立ち入
らないようにしてください。
※これらの注意を怠ると、転落事故(傷害)の生じるおそれがあります。
や流 管 流 管
(1) 掘削工事
設置場所
入
、
出
さい。
掘 ぎ
礎 不安
満
特に、深く
が
りす
ないよう
定となり、
の方
向
図面
を確認し、施工
気 つ
を
けてください。深く
に示す
掘 ぎ
不 沈
りす
水にしたときに水平がくるったり、
等
寸
礎
法で基
工事をおこなってくだ
ると、せっかくの
地山
をいため、基
下をおこしたりするおそれがありま
す。
※掘削時には、労働安全衛生法による掘削勾配に従って掘削工事を行ってください。
※コンクリート厚等行政庁の指導がある場合は、指導に従ってください。
栗石 割栗
石 目潰 砂利 切込 砂利
割栗石地
掘削
荒
地盤 固
目的
つ 固
栗石 土中 十分 込む
念
割栗石は、約 100mm の厚さで「タコ」等を用いてつき固めてください。
(2) 割栗石地業
(
際に
または玉
らされた
)と
を
し、
(
めるのが
み
)による
であるため、
き
業をおこないます。
めは、
が
に
くい
の
ように
入りにおこなう必要があります。
礎仕
高
約 mm コン リ ト 打
コン リ ト 略 砂
敷
礎
割栗石 鋭角 部分 直接 底面 接 破損
(3) 基礎コンクリート打ち
基
上げの
さを確認し、水平に
なお、これらの
されて、
ト
ー
ク
の
ー
な
を省
100
して
が
基
礎
工事を
完
全におこなうことは、槽全
多少
要です。また、槽の水平が
目視
認してください。
でも
打
のみによる
だけを
槽の
を用いてください。
狂
の
に
体
ク
ー
いたような基
し、
能 支障
に
設はしないでください。
-9-
ってください。
を作ると、長い間に
砂 洗 流
が
するおそれがあるので、必ず、
の水平の確保と
うと、処理機
を
不 沈
等
い
コン リ
ク
重
下の防止のため、きわめて
をきたします。必ず水準
器
で水平を確
4-4 本体据付け
●
浄化槽が
傾
勾配 /
据え付
槽は必ず水平に
けてください。水平
いていると、槽内の水の
は 1 200 以下としてください。
流 や ば 気 片寄
れ
、
質 悪
原因
●据付
向 流 放流 向 正
● 器
マンホ ル枠 数ヶ
●
4
誤
倒
担体流動
戻
●湧
浮
水
が
化する
けの方
水準
(
入、
の方
ー
に
槽を吊り上げるときは、必ず
)が
りが生じ、処理機
能 低
が
下して
放流
しいことを確認してください。
所あてて、槽の水平を出してください。
点吊りにしてください。
してしまった場合は、
認して槽内に
等に
になります。
を槽の
って槽を
っ
槽の
担体
してください。
水があるときは、
が槽外に出てしまうことがありますので、確
p.
上防止工事をおこなってください。(
4点吊り
16)
60°以下
水準器を数カ所あてる
水準棒
シャックルを使用する 4点吊り
本体一体吊り具(穴径20φ)
5,7人槽
60°以下
マンホール枠
フランジ部吊り具
10人槽
ワイヤ
器
ーロープの掛け方
水準
のあて方
4-5 水張り
● 張
●
水
水位線・水準目安線5ヶ所
埋 戻
張
りは、必ず
浄化槽に水を
目安線
め
りながら下
図 位
ますので手を
位
レ
置の
置にある水準
板は出
ーおよび
循
置に
汚泥貯留槽
、
し
てください。
4-6 埋め戻し
●
土砂
マンホ ル フタ
●埋 戻 土 石 ろ 混
良質土 山砂
● 締
埋 戻 突 棒 突 固
●埋 戻 後 養
十分
槽内に
め
水
め
が入らないように、
しの
は、
こ
等が
めをおこないながら
し
、
生期間を
め
ー
に
入しない
し、
き
をしてください。
(
等で
(担体流動室)
担体流動槽
(緩担体流動室)
一
戻
れないようにしてください。万
位
△
○
環
に設定されてい
置がずれてしまった場合は所定の
○
△
△○
わないことを確認してくださ
い。その際に
水
の
狂
空気調整バルブ バ
移送装 調整
荷時
触
にて水平が
マンホール2ヶ所
し前におこなってください。
等)を用いてください。
き
にとってください。
-10-
めてください。
○
△
△
○
沈殿槽
消毒槽
4-7 配管工事
●次 配管材料 備
配管名称
硬質塩 ビニルパイ
の
を準
してください。
化
入
● 排
●起 屈曲
直線部分
点、
または
な
流
点、合
水は、
インバ ト升
m ご インバ ト升
は、およそ 10
●臭突管
●エアコン室
●臭突管
位 配慮
●横引管
勾配
●
高
(2) 臭突配管
の立ち上げ
って下り
取 扱
によっては
り
異
いの
な
放流管接続後 雨 升
に浄化槽の
近隣
の建物の
くし、浄化槽に
軒
さは、建物の
してください。
倒
地区
向
の
水
を設置しないでください。
屋
(平
の場合)
1m以上
か
になるようにしてください。
立ち上げ
等で
短
さないでください。
しないでください。
して決めてください。
はできるだけ
●風
対に
の
置は、
流
ってください。
を
位
)
13
65
を設置してください。
配管 絶 接続
器 付近
外機等の機
(
VU
を設置してください。
ー
従
には、汚水の
置を
ー
とに
ることもありますので指導に
または
対に浄化槽に
点には、
送気管 空気管
VP
65
100
絶
殊 排
水以外の特
臭突管
VP
、
100
プ
(1) 汚水配管
生活
流 管 放流管
VP
VU
m
上より 1
サポ ト つ
れないように
ー
を
以上と
横引き管
(勾配)
けてくだ
さい。
(2
階
浄化槽
建ての場合)
1m以上
横引き管
(勾配)
浄化槽
●空気配管長さは、全長 5m 以内とし、曲がりは5箇所以内としてください。5m を越えて 10m 以内の場合
は、配管径を径違いソケットで VP16 または VP20 に上げて風量の損失を防いでください。
●空気配管工事を行う際には、ゴミ等が入らないように注意してください。
(3) 空気配管
-11-
4-8 ブロワの取り付け
●降雨や積雪 ブ ワ 浸
●ブ ワ
面
面
●可燃性ガス 漏
へ
●運転音 気
寝室や 接 近 へ
避
●風
良
陰
●湿気 多
や風 吹 溜
ホコリやゴミ 多
避
●換気扇 真
油分 含ん 空気 吸 込む可能性
ろ
(1) ブロワの設置場所について
ブロワの設置場所について
で
ロ
ロ
が
は浄化槽水
の
の
より上
に設置してください。
れるおそれのある場所
になる所(
通しの
応
いできるだけ日
の
い場所
の
の
下等、
い。
理に
は設置しないでください。
間の
く等)
の設置は
けてください。
の場所に設置してください。
き
まり等
を
便利
●維 管
持
水するおそれのない場所に設置してください。
の
だ
を
い場所は
い
けてください。
のあるとこ
から
離
して設置してくださ
ろ
なとこ
が適当です。
●ブ ワ 配線 漏電ブ カ
取 付
●ブ ワ 屋 取 付
コンセント
●コンセント 易 取
●付属ブ ワ
接地 ア ス
不
(2) 電気工事について
ロ
用の
ロ
を
には
外に
は容
ロ
レー
り
ーを必ず
り
けてください。
けるときは、防水型
に
を必ず使用してください。
り外しできない構造としてください。
を使用する場合、
(
ー
)工事は
●ブ ワ 専 据付台
● 礎 コン リ ト製 強固 製
●据付台 地
高 雨 跳ね返
犬走 やコ ナ
極力
要です。
(3) 設置工事について
ロ
基
は
用の
は
ク
は、
また、
に設置してください。
ー
等で
上より
り
に
くして
ー
作し、水平に設置してください。
水の
ブ ワ 侵
りが
ー等には
ロ
に
入しないようにしてください。
ブ ワ 取扱説明
設置しないでください。詳しくは、
ロ
の
参照
書を
してください。
●ブ ワ 多
可能性
屋根
● 音
部温度 4 ℃ 超え
換気扇 取
付
●ブ ワ キャ タイヤケ ブル ブ ワ 体 接触
異常音 原因
ロ
に
防
り
量の水がかかる
のあるときは、水よけの
、防水のための囲いを設けるときは、囲いの内
または囲いを設けてください。
が
0
を
ないよう、
を
けてください。
ロ
の
プ
ー
は、
ロ
本
に
させないでください。
の
になる
場合があります。
4-9 コンクリートスラブの打設工事
●埋 戻
ホ ル
完了
マン
コン リ ト 打
め
し工事が
ー
の 周囲に
ク
設します。
●標 埋
準
設の場合は 、
ー
マンホール枠
0
G.L. 3
したら、
を
右図 参考
浄化槽本体
を
にしてください。
4-10 消毒剤の開封
●薬剤筒 中 ポリ袋 消毒剤
消毒剤 取
薬剤筒
の
して
注
の
を
意
に
り出し、
直
に入れ
消毒剤
浄化槽に入れる
が入っていますので、浄化槽を使用
開始
する
時
してください。
開始
は、浄化槽を使用
開封
するまでは
-12-
ポリ袋 開封
には、
しないでください。
を
4-11 試運転
終了
工事が
終了時チェッ リスト」 p.
「
したら 施工
ク
(
後 次 順序 試運転
正
20)で工事の適
を確認
、
の
で
をお
こなってください。
移送 バルブ 循 調整 散気 バルブ 逆洗 バルブ 切
(1) 設定の確認
用
、
環水
板、
用
、
用
が適
な設定になっているか確認
してください。
移送用バルブ(灰)
散気用バルブ
(青)
循環用バルブ
(白)
人槽表示
許容範囲表示
許容範囲表示
バルブ等の種類
設定位置
●間欠定量移送装置よりある一定のサイクルで揚 間欠定量移送装置
移送用バルブ
水されているか確認してください。
●循環水移送装置により揚水されているか確認し
てください。
●移送装置の揚水がない場合は、配管内の目詰ま
揚水 ⇒
りを確認してください。
ユニオンを緩めて配管を外し、ゴミの付着や目詰 循環用バルブ
まりを解消してください。
※ブロワの電源を入れても動かない場合、保護スイッチが
作動している場合があります。ブロワの「取扱説明書(施工・維持
管理業者様用)」12 章をお読みになって、保護スイッチを解除して
ください。クリーナカバーのみを取り外せば解除作業可能となります。
(2) 移送装置の揚水の確認
ユニオン(緩担体)
散気管(緩担体)
散気管(担体)
⇒揚水
ユニオン(担体)
散気用バルブ
循環水移送装置
ブロワより
●担体流動槽の上面から気泡が出ているか確認してください。
流動担体は、水張り直後は水に馴染んでいないため浮上していますが、汚水が流入してから 1 週間程
度で流動するので問題ありません。
(3) 担体流動槽のばっ気状態確認
4-12 竣工検査と引き渡し
● 備
●
設
完了
工事が
轄
したら、所
施主には、浄化槽に
添付
官 竣 査
後
「取扱説明 」 渡 正
関係
庁の
されている
い。
●
工検
保守点検業者が決まっている場合には、
を受けた
書 を
引渡
し、
こなってください。また、保守点検業者が決まっていない
に立ち
は、
き
しい使用法を
一緒
会
時 紹介
しの際に
-13-
引 渡
、設置者に
してください。
十分 説明
うように
に
してくださ
連絡 引継ぎ
して
するようにしてください。
をお
5.特殊な施工
5-1 駐車場に設置する場合(
駐車場に設置する場合(総重量2t以下の車両の駐車場で支柱を省略する場合
総重量2t以下の車両の駐車場で支柱を省略する場合)
支柱を省略する場合)
上記の場合は、次の要領で施工してください。
① スラブの広さは浄化槽の外寸以上としてください。
② スラブ、捨てコン、切込砕石の厚さは下図を参考に施工してください。
※市長村等により、別途指導がある場合はそれに従ってください。
※浮上防止が必要な場合は、施工仕様が変わりますので、弊社にお問い合わせください。
名称
上部スラブ
基礎スラブ
版厚
100 ㎜
100 ㎜
配筋仕様
仕
様
縦・横 D10 @200 シングル
縦・横 D10 @200 シングル
③ 浄化槽の設置場所は、下図のように車の前輪または後輪が長期間、マンホール上に乗らない位置を
選んでください。
※総重量 2t を超える場合の仕様
を超える場合の仕様は、弊社にお問い合わせください。
の仕様は、弊社にお問い合わせください。
-14-
5-2
5-2 深埋めの場合
● mm 超え
mm 超え
300
を
300
絶
土圧
るかさ上げは、
を
ると、大きな
す。
対にしないでください。
操
また、保守点検の
別売
が浄化槽本
十分
作・作業が
体
にかかり、槽の変
形
および
え 放流 質 悪
におこな
ず、
水
が
破損
のおそれがありま
原因
化する
になります。
枠
(1) 深埋めが 300mm 以下の場合
のかさ上げ
〈施工方法〉
〈施工方法〉
を使用し、かさ上げをおこなってください。
体 マンホ ル枠 別売 嵩 枠 取 付
枠 高
カット
①本
の
ー
②かさ上げ
を
に
の
上げ
さに合わせて
原 ポン
埋
プ槽を設置して、深
mm
めを 300
にしてください。
原 ポン
水
り
けてください。
してください。
(2) 深埋めが 300mm を超える場合
水
を
プ槽が設置できない場合は、
ピット
以下
工事
をおこなってください。
ピット 次 例 参考
〈ピット工事の施工例〉
●土圧
壁
右図 例
壁
荷重 十分 討
工事は
の
を
にしてください。
から浄化槽を保護するために、浄化槽の周
囲によう
を設けてください。
は施工
らの
です。よう
等を
めてください。
●ピット
内には水
ださい。
●ピット
抜
してよう
き用の
レ
は、
、上
壁 仕
の
ド インパイ
面 縞鋼
の上
土圧 部
にかかる
に検
ピット
様を決
プを設けてく
よう壁
基礎コンクリート
捨てコンクリート
割栗石
フタ
板等で
をしてください。
5-3
5-3 湧水がある場合
●地
の
切
下水の
掘削
多
や軟弱 地盤
面崩壊
い場所
は、必ず法
チェッカープレート
マンホール
中間スラブ
ドレインパイプ
か
な
排水
の場合
側溝など 防止のため、適
な施工をしてください。
●湧
水がある場合には
を作り、
ポン 排
プで
右図
のようにかま場
P かま場 水しながら作業をおこ
なってください。
●地
下水
位 ベ スコン リ ト 面 高
が
ー
ク
ー
上
より
い場合には、槽の
浮
〈浮上防止工事の施工〉
● 浮
根巻 コン リ ト
浮
具 別売
浮 や
上
槽本
体 破損
の
を防止するため、
上防止工事をおこなってください。
槽の
上を防止するため、
上防止金
(
き
ク
ー
フランジ
(外槽
部
の上
mm
100
)による工事を行なってください。この場合、浄化槽
営
さ、厚みが変わる場合がありますので、必ず弊社
以上まで)工事、または
仕 及 礎スラブ 広
様
び基
業所にお問い合わせください。
※弊社にご相談なく、
※弊社にご相談なく、浮上防止対策
ご相談なく、浮上防止対策などを実施した場合、
浮上防止対策などを実施した場合、弊社
などを実施した場合、弊社免責となりますのでご注意ください。
弊社免責となりますのでご注意ください。
-15-
の
5-4
5-4 特殊な荷重がかかる場合(建築物、道路の近く及び
特殊な荷重がかかる場合(建築物、道路の近く及びがけ下等)
近く及びがけ下等)
路 及
建築物、道
際
非常
びがけ下等は、
おこなってください。
荷重 及ぶ範
図
部摩擦角 “ 土質 異
建物等の
土
(
の
の内
囲は、
) で、
敷地 広
安
線 側
土圧
に大きな
の要領で工事を
“4 °+φ
の通り
により
次
が浄化槽にかかりますので、
5
なります。
(1) 建物等の荷重が及ぶ範囲が不明の場合
建物等の荷重が及ぶ範囲が不明の場合
が
は、
の
い場合
や土質 不明
が
の場合
全のため浄化槽を建物等から
の外
4°
5
に設置してください。
狭
荷重 及ぶ
(2) 建物等の荷重が及ぶ場合
建物等の荷重が及ぶ場合
設置場所が
範
く、建物等の
が
壁
囲に浄化槽を設置する場合は、よう
を
鉄筋コンクリ-ト擁壁
設けてください。
鉄筋コンクリ-ト擁壁
壁 鉄筋コン リ ト
鉄筋
径 ピッチ
壁
土圧
よう
の
、
ク
は、よう
ー
の厚さ、
に作用する
に応
じて決めてください。
大きな土圧
5-5
5-5 屋内に設置する場合
● 泥貯留
換気 備
●ブ ワ ポン
●
●
体
汚
炭酸ガスや硫 素
槽では、
設
ロ
化水
を設けてください。
、
騒音や振動
プ等の
維 管 十分
荷重
持
理が
には、建物の
酸素 消費
槽では
を
しますので、必ず
十分 策
に対して
浄化槽の周囲には、
浄化槽本
担体流動
等が発生し、
な対
え
多
におこな
をおこなってください。
る場所を設けてください。
がかかることが
いので、事前に
荷重
討 十分
の検
を
おこなってくだ
さい。
5-6
5-6 寒冷地に設置する場合
凍
(1) 保温対策
槽内が
てください。
埋
深
るおそれのある場合は、水
「 埋
めの方法は、 深
面
地
がその
mm 超え
めが 300
を
方の
凍結 度
深
埋
以下になるように、深
」 p.
る場合 (
15)と同様の方法によりおこなってくださ
い。
(2) 多雪地に施工する場合
多雪地
多少
って
に
屋根
直接
が
における施工に
つ
いては、
地域
によ
部
荷重
鉄筋コンクリ-トスラブ
の相違はありますが、浄化槽の上
囲い等をして
積雪
により浄化槽に
かからないように施工をしてください。
-16-
めを施し
GL
土肩
5-7
5-7 ポンプアップを必要とする場合
放流管底
放流先 排 溝 高
XE
ン
型の
の
」
天端
mm
ポン アッ
は、浄化槽
水
が
から 300
い場合は、
プ
プが必要です。
プ槽 の設置をしてください。
XE +放流ポン
● 張
型
側
!
次
体 流
プ槽を設置する場合は、
水
からおこなってください。
・・・ポン 側
プ槽
から水
合、浄化槽が
張
の
し
しは
プ槽の
プ槽の
間には
に
一体 ポン
型
事
プ槽
「放流ポ
放流ポンプ槽
入
浄化槽
が生じる
おそれがあります。
め
りの浄化槽
りをおこなった場
転倒 傷害 故
●埋 戻 放流ポン
底部
ン
隙
十分 土
別売
のことに注意してください。
りをおこなう場合は、必ず浄化槽本
警告
となっています。
および浄化槽と
を入れて、槽に
荷重
ポ
が
均等にかかるように施工をしてください。
!
注意
・・・放流ポン 底部
放流ポン 隙 十分土
破損
プ槽の
プ槽の
いないと槽の
●ポン
ります。
プ槽の水
組 付
み
中ポン
埋め戻しの際、放流ポンプ槽の底部および
が入って
浄化槽とポンプ槽の隙間には十分土を入れ
間に
が生じるおそれがあ
配送中 破損
ん
埋 戻 完了後
プは
けられていませ
および浄化槽と
の
ので、
防止のため、
め
し
梱 部品 接続
チャッキ弁 締 付
ば右図
中ポン フ トスイッチ 正 動
同
の
を
を
プの
てください。
に
放流管
してください。
め
けていただけ
ロー
が
のように水
しく作
するように
浄化槽
放流ポンプ槽
設置できます。
●ポン
電気配線
ポン 配
線 配管 口 配線後 塩素ガス 逆流
コ キング
●放流ポン
排気管
つ
プ槽の
用
入
ため、必ず
工事に際しては
は
ー
に
プ槽の
の
防止の
チャッキ弁 処理をしてください。
プ槽を設置する場合の
工事に
いて
放流ポンプ槽を設置すると放流管が水封されます。水封されたままだと浄化槽内の空気の
逃げ道が無くなり、浄化槽から臭気が発生したり、消毒剤から発生する塩素ガスによって浄
化槽内の機器類、建物内の台所及びドア取手などの金属類が腐食する恐れがあります。
そのため、放流ポンプ槽を設置する場合は臭突管を立ち上げるか、臭突管の立ち上げが困
難な場合は排気管を設けるようにしてください。
排気管を設ける場合は放流ポンプ槽に側溝の排水が逆流することのないよう、側溝の高い
位置に上向きこう配に接続するように注意してください。なお、排気管から塩素ガス等が排
気されますので、ガスによる腐食等防止のため周囲に支障のない場所に(機器類や動植物か
ら離して)排気管を設置してください。
放流ポンプ設置時の配管例
処理水の放流先が浄化槽の放流管底より浅い場合や、浄化槽の放流管から放流先までの配
管にこう配がとれない場合は、放流ポンプ槽を設け、処理水を放流先まで圧送してください。
(1)
放流ポンプ槽から放流先までの配管は、処理水が配管内に溜まらないようにする。
(2)
放流管は放流先の最高水位よりも高く設置する。
-17-
(3)
浄化槽本体の臭突口には必ず臭突管を設ける。やむを得ず臭突管を設けることができ
ない場合には、下図に示すように排気管を設ける。
放流側
左側 キャッ
からみて、
配管
プを
右図
り外し
放流ポン FRP製 キ
穴 排気配管 差込 パイ
コ キング剤 十分固
プを外し
プの周囲を
プ槽(
に
ー
)は、
を
で
側溝
のよ
してください。
10 人槽の
ャッ
プを設け
キャッ 取
てあります。
うに
に
浄化槽
放流
ポンプ槽
×× WL
み、
定して
下さい。
(10
-18-
人
槽)
GL
注)
最大水位から
100mm以上
排気管(VU40)取り付け 注)V字配管にしないこと
6.アフターサービスについて
一異常 状態
(1) アフターサービス
アフターサービス
ご
使用
連絡
中
に万
な
が発生した場合は、
ご契約 維 管
の
持
理店、または弊社
営
業所
へご
ください。
開始
体
駆動部
品
部部品
証
故障 つ 修 致
証 ご覧
証 「 客 名 取扱 名 据付 」
切 管
経過後 修 つ
気軽 ご 談
取扱説明
従 正常
状態 故障
づ 無償修
約束
証 「 能」 証
証
ん
(2) 保証について
証
保
期間は使用
が 1 年です。保
さい。また、保
証
証
書に お
期間
の
保
期間内に
記載内容に基
を保
算して、槽本
書の記載内容通りに
保
「性能」
起
日から
様
理に
に
、お
店
いて
、
いても、お
相
理
に限る)・内
しますので、詳しくは保
に保
書を
くだ
してください。
ください。
って、
理をおこなうことをお
するものではありませ
(弊社指定
日 を記入し、大
に
書の注意書きに
き
が 3 年、
な使用
にて
した場合には、本書
するものです。ただし、保
は 機
を保
し、
。
〈保証対象品〉
体: 体 殻 仕切
※ 体 耐 数
程度
転
証
駆動部 ブ ワ 送風装 ポン 制御盤 部部品
※
品
つ
証
※開口部 フタ
傷 錆 証致 ん
フタ 能 耐荷重強度 つ
証
※消耗部品 ダイヤフラム 欠 移送装 逆 弁 パッキン類 消毒剤
①槽本
本
槽本
の外
の
用年
浄化槽以外に
②
(
、
ロ
は 30 年
置、
の対象外となります。
プ、
以外のものに
の
となります。
用をする場合は、保
、
弊社指定
板
等)・内
いては保
の対象外となります。
等は使用上に発生した外観上の
あくまでも
の機
(
(
)に
、間
・
いて保
定量
等は保
しませ
。
するものです。
置の
止
、
、
等)は対象
外となります。
部品 最低 有 数 製 中 後
品 一 交換
※
維 管
ご 談
過ぎ
ご了承願
(3) 部品の保有年数
部品の保有年数
の
の
保
式
が必要となる場合がありますので
詳しくは
年
持
は
造
理店に
止
相
5 年です。5 年を
替品
ると、代
部品 供給や 部
による
の
、
います。
ください。
送
(4) 浄化槽の取扱説
浄化槽の取扱説明書等を
扱説明書等を紛失
明書等を紛失・
紛失・破損された場合は、
破損された場合は、弊社
された場合は、弊社に
弊社にご連絡ください。
ご連絡ください。
直
ちにお
りします。
(5) その他
その他不明な点は、弊社
不明な点は、弊社ま
弊社までお問い合わせ
お問い合わせください。
※「
」
浄化槽法 により浄化槽の
費
ます。これらの
維 管
持
理(保守点検・清掃・検
べ 客 ご負担
用はす
てお
様の
-19-
となります。
査
)はお
客 義務付
様に
けられてい
施工終了時チェックリスト
成
作
年 月 日
AM・PM( : )
名称 氏名
住
TE :
-
-
年月日
年 月 日
固液分離型
調整
方式
担
循環方式
造
株式会社ダ キア シ
目
細
管 管 勾
先 状況
誤
有無
桝 位 種
各種 管 状況
状況
施工
日
氏
天
時
施工業者
(
・
(
所)
気・気
設置
流量
使用開始
付
体流動
浄化槽製
業者
・放流
イ
放流
等の
配
の
ク
ス
型
0m
0m
L 以
L 以
(
類
・汚物や汚水の停滞がないか
・起点・屈曲点・合流点や一定間隔毎の桝設置は適切か
・管の露出等により変形・破損のおそれはないか
等の
かさ上げの
・バルブの操作等の維持管理を容易におこなえるか
・保守点検・清掃が困難な場所に設置されていないか
周辺 状況
有無
平状況
ば 装
間欠 移 装
循環 移 装
変形
固
稼 状況
装 変形
固 状況
浄化槽本体の上部及び
その
の
漏水の
浄化槽本体の水
・
・
っ気
置
定量
送
水
送
・破損・
及び
消毒
・保守点検・清掃の支障となるものが置かれていないか
・コンクリートスラブが打たれているか
・漏水が生じていないか
・水平が保たれているか
・各装備に変形や破損はないか
・しっかり固定されているか
・空気の出方や流水に片寄りはないか(担体流動室・緩担体流動室)
定
動の
置の
・
置
置の
・破損
定の
・間欠定量移送装置および循環水移送装置が揚水しているか
・消毒装置に変形や破損はないか
・しっかり固定されているか
・薬剤筒は傾いていないか
・ポンプ桝に変形や破損はないか
ポ プ 備
ポ プ ポ プ
稼 状況
ン
(原水
ン
・放流
設置・
・ポンプ桝に漏水のおそれはないか
設
ン
・ポンプが 2 台以上設置されているか
等)の
動
・計画どおりの能力のポンプが設置されているか
・ポンプの取り外しが可能か
・ポンプ・配管等がレベルスイッチの稼動を妨げないか
送風機の設置・
稼 状況
動
・防振対策がなされているか
・固定が十分おこなわれているか
・漏電のおそれはないか
-20-
、
、
0m
0m
L 以
L 以
槽)
・雨水や工場排水が流入していないか
置及び
配
年 月 日
BOD 2 g/ 下 COD 3 g/ 下
SS 2 g/ 下 T-N 2 g/ 下
式 XE
人 型
目
・放流口と放流水路の水位差は適切か、逆流しないか
接合等
の
℃
年月日
処理水質
チェック項
流水
/
)
L
処理
名
温
チェック