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RS-602/622
取 扱 説 明 書
http://mtc-japan.com
=重
要=
V-Pack TM ソフトウェアのサポートについて
V-PackTMソフトウェアはClear-Comからフリーソフトウェアとして供 給 される
RS-600シリーズ用 のPCコントロールプログラムです。
V- Pack T M ソフト ウェアは無 償 によるカスタ マイズ用 プログラム であるため 、まこと に
勝 手 ながら松 田 通 商 ではサポートを行 っておりませんので悪 しからずご了 承 願 います。
取 扱 説 明 書 本 文 中 にはV-Pack T M ソフトウェアについての記 述 もありますが、これは
英 文 取 説 の 内 容 を 基 に作 成 し てい るこ と によ る も の で 、 実 際 の ご 使 用 を 保 証 す る も の
ではありません。
V-Packソフトウェアについてのダウンロード及 びPCへのインストール、そしてカスタ
マイズ設 定 等 につきましては 、あくまでも設 定 さ れるユーザー様 ご自 身 の責 任 にお いて
行 っていただくこととなります。(日 本 語 の取 扱 説 明 書 も用 意 しておりません)。
つきましてはV-Packソフトウェアについての設 定 方 法 やトラブル発 生 時 などの対 処
方 法 に関 するご質 問 にはお答 えできない場 合 もありますので、くれぐれもその点 をご留 意
いただきたながら御 使 用 くださいますようお願 いいたします。
もし 、V- Pack T M ソ フ ト ウェア に関 わる不 具 合 が 発 生 し た場 合 、 R S-600シリ ーズ
本 体 の 保 障 期 間 内 であっても保 障 修 理 の対 象 とはなりませんので十 分 ご注 意 ください
ますようお願 います。
なお、、RS-600シリーズを修 理 及 び不 具 合 等 でお預 かりした場 合 は、機 器 本 体 に
問 題 があるかどうかを検 証 するため、設 定 を工 場 出 荷 時 の状 態 に戻 すこととなります。
また、ご返 却 は工 場 出 荷 時 の初 期 設 定 となりますので、ユーザー様 ご自 身 によってカス
タマイズされている場 合 は、その状 態 を控 えておいてくださいますようお願 いいたします。
以 上 、甚 だ勝 手 ではありますが状 況 をご理 解 のうえ、何 卒 ご了 承 賜 りますようお願 い
申 しあげます。
1
このたびは Clear-Com(クリアーカム) RS-602/622をご購 入 いただきありがとうございました。
機 器 を安 全 かつ快 適 にお使 い頂 くためにもご使 用 前 に必 ずお読 みください。
なお、ご不 明 な点 につきましては担 当 者 までお問 い合 わせいただきますようお願 いいたします。
※ 危 険※
本体に強い衝撃を与えないこと
本体に水や液体をかけないこと。
本体のカバーは決して開けないこと。
使用者は内部に触れないこと。
異常と思われるときにはすぐに使用を取り止めチェックを依頼すること。
*製品保証について*
本 機 の 製 品 保 証 に つ き ま し て は 、松 田 通 商 株 式 会 社 が 定 め る 国 内 保 証 規 定 に 準 じ る も の と し
ます。
*製品名及びロゴ等について
本取扱説明書記載の製品名及びロゴ等につきましては各社の商標または登録商標です。
※本取扱説明書から内容の無断転載及びコピー等は固くお断りします。
※製品のバージョンアップにともなう仕様変更によって、文面と実際の内容が一部相違する
場合もあります。
また、製品の仕様及び概観等は予告無く変更される場合があります。
※本製品を使用するためのソフトウェアのインストールによるコンピューター及びその周辺
機器についての不具合発生につきましてはその責任を負うことができません。
2012.10.17
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Revisoin 3.0
1.各 部 の説 明
1.トップパネル面
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6
1
4B
4A
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3
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1. トーク・ キー
送 話 ボ タンです。ト ー ク 機 能 がオンの と き は“ 6” の トー ク・ ライトが 点 灯 し ます。 設 定 に よってロ ック また はノン
ロック機 能 を選 択 できます。
2. コール・ キー
コール信 号 発 信 ボタンです。コール信 号 発 信 中 は“7”のコール・ライトが点 灯 します。
3. パワー・ステータス
Clear-ComラインからDC電 源 が供 給 されている場 合 に点 灯 します。
なお、最 低 動 作 電 圧 の12VDC未 満 の場 合 でも受 電 している場 合 は点 灯 します。
4. ボリューム・コントロール
接 続 されたヘッドセットのリスニング音 量 を調 整 します。なお、ヘッドセット・ドライバーにはリミッター回 路 が
装 備 されています。
4A: チャンネルAのボリュ ームはプログラムボ タンが押 された状 態 の 時 にはメインまたはAUXヘッドセットの
マイクゲインの調 整 用 として働 きます。“5” のセットアップLEDによって状 態 を確 認 することができます。
方 法 はセットアップ・ボタンを押 しながらツマミを回 すことによって行 うことができます。なお、レベルがすでに
最 少 または最 大 のときには表 示 は点 灯 しないか、もしくは変 わりません。
マイクゲインは工 場 出 荷 時 にプリセットされています。なお、ゲインの調 整 はアッテネートのみ行 うことができ、
ゲインアップを行 うことはできません。また、コントロールはボリュームの中 央 位 置 近 辺 で作 用 します。
5. セットアップLED
セットアップ・ ボタンが3秒 以 上 押 されるセットアップ状 態 となり表 示 状 態 となります。もし7秒 以 内 に操 作 がな
されなか った 場 合 、表 示 は 消 えます。 も しセットアッ プ・ ボタン がマイク レベル 調 整 の ために押 さ れている 時 は、
ボタンが離 され、再 度 押 されるまでLEDは機 能 しません。
セットアップ・モード時 はモード番 号 や選 択 された機 能 が表 示 されます。また、マイクレベル調 整 時 はその
ゲインによ って、 0( ゼロ)を 表 示 する 6セグメント のうち の1 つが 点 灯 しま す。なお、 1セグメントは 約 3d B を 表
します。
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6. トーク・ライト
トーク機 能 がオンのときに緑 色 のランプが点 灯 します。ま た、オンボード・セットアップ時 のステータス表 示 とし
ても使 用 します。
7. コール・ライト
コール信 号 を発 信 中 、もしくは受 信 中 に赤 色 のランプが点 灯 します(なお、プログラム設 定 によって変 更
可 能 です) 。
2.底 面
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8. インターカムライン入 力 コネクター
Clear-Com用 インターカムライン入 力 コネクターです。
6ピンXLRメス: 1番 ピン=グランンド、 2番 ピン=電 源 (DC)、 3番 ピン=Bチャンネル音 声
4番 ピン=Aチャンネル音 声 、 5・ 6番 ピン=バランス・プログラム
9. インターカムライン・スルーアウト用 コネクター *RS-602のみ
Clear-Com用 のスルーアウト・コネクターです。他 のステーションに渡 り接 続 をするために使 用 します。
6ピンXLRオス: 1番 ピン=グランンド、 2番 ピン=電 源 (DC)、 3番 ピン=Bチャンネル音 声
4番 ピン=Aチャンネル音 声 、 5・ 6番 ピン=バランス・プログラム
10.メインヘッドセット・コネクター
Clea r-Co m 用 ヘッ ドセット ・コネクタ ーです。 標 準 で はダ イナミック・マイ ク 仕 様 となり ますが、 設 定 によ って
エレクトレット・マイクの使 用 も可 能 です。なお、エレクトレット・マイクに設 定 された場 合 、マイクゲインは自 動
調 整 となります。
なお、RS-602 は4ピン 仕 様 ヘッドセットによるモノラル ・リッスンとなっており、RS- 622 は6ピン 仕 様 ヘ ッ
ドセットによるスプリットチャン ネル・ モニ ター(Aチ ャンネル は右 耳 から、 Bチ ャンネルは 左 耳 から)リ ッスンとな
ります。
RS-602: 4ピンXLRオス: 1番 ピン=マイク・シールド、 2番 ピン=マイク・ライン、
3番 ピン=ヘッドホン・シールド、 4番 ピン= ヘッドフォン・ライン
RS-622: 6ピンXLRオス: 1番 ピン=マイク・シールド、 2番 ピン=マイク・ライン、
3番 ピン=Aチャンネル・ヘッドホン・シールド、 4番 ピン=Aチャンネル・ヘッドフォン・ライン
5番 ピン=Aチャンネル・ヘッドホン・シールド、 6番 ピン=Aチャンネル・ヘッドフォン・ライン
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11.AUXヘッドセット・コネクター(2.5mm径 ステレオプラグ用 )
Clear-Com CC-25軽 量 タイプヘッドセット接 続 専 用 のヘッドセット・コネクターです。装 備 されている
マイク・プリアンプはCC-25の特 性 に合 わせたものとなっており、CC-25以 外 の使 用 は想 定 していま
せん。 CC-25以 外 の使 用 による性 能 の低 下 や不 具 合 については一 切 サポート及 び保 証 できません
のでご注 意 ください。
携 帯 電 話 やトランシーバー用 のヘッドセットを使 用 した場 合 はパフォーマンスが低 下 するだけではなく、
システムに障 害 をもたらす場 合 もありますので使 用 は避 けてください。
なお、AUXヘッドセット・コネクターは常 にエレクトレット・マイク専 用 となっています。設 定 でメインヘッド
セット・コネクターがダイナミック・マイクであっても影 響 はしません。
また、AUXヘッドセットはモノラル仕 様 となっていますので、A、B両 チャンネル及 びプログラム入 力 がミックス
された状 態 となります。
12.オーディオ・ プログラム・ レベル・ ノブ
プログラム入 力 のレベルを調 整 します。プログラム入 力 はインターカム・ライン・コネクターの5・6番 ピンを
利 用 したバランス入 力 で、トランスフォーマーによりアイソレーションされます。またRS-602ではループ・
スルー・コネクターを利 用 して他 のプログラム入 力 可 能 な6ピン付 ステーションに渡 り接 続 することができ
ます。
なお、入 力 レベルは-20~+10dBVまでの範 囲 となっています。
13.プラグリース・ボタン
接 続 したXLRプラグはロックされます。プラグを引 き抜 く 場 合 はこのボタンを押 してロックを解 除 しながら引 き
抜 きます。
3.サイド面
*
セットアップ・ボタン
青 色 のセットアップ・ボタンを約 3秒 以 上 押 し続 けるとセットアップ・モードになり、オンボード・セットアップが
可 能 となります。もし7秒 以 上 操 作 を何 も行 わなかった場 合 、セットアップ・モードはキャンセルされます。
*
RS232接 続 用 コネクター( 3.5mm径 ステレオプラグ、VPC-1専 用 ケーブル接 続 用 )
セットアップ・ボタンの下 部 に位 置 する3.5mmジャックはRS232接 続 用 です。
専 用 のV P- 1ケ ーブ ルはD サブ 9ピン・ メス と 3. 5m m 径 ステレ オプラグ と の変 換 ケ ーブ ルとな って おり、 PC
とRS-601を接 続 することができ、専 用 のV-PackTMソフトウェアによって上 位 設 定 の変 更 を行 うことが
できます。
4.背 面
*
サイドトーン
サイドト ーンはヘ ッド フォンに 戻 す“ 自 分 自 身 の 声 ”の レベ ルを 調 整 します。 通 常 は調 整 用
ボリ ュー ム ポッ
トの回 転 範 囲 の中 間 位 置 でご使 用 ください。もし、使 用 上 において自 分 の声 の戻 りをもっと大 きくしたい場
合 や 小 さ く した い 場 合 は 小 型 のマイナ スド ライ バーで ゆ っ くり と 回 し なが ら 適 性 レベ ル となる ように 調 整 し てく
ださ い。なお、 極 端 なレベ ル 設 定 は システムに 不 具 合 が 生 じている 状 況 と 同 じような 症 状 を 引 き起 こす 場 合
があり ます ので 注 意 して く だ さい 。ま た、 そ のよ うな 設 定 が 必 要 とな って しま う 場 合 は ヘッ ドセッ トに 不 具 合 が
生 じている可 能 性 もあり ますので、他 のステーションでの確 認 も行 ってみてください。
なお、サイドトーンはA、Bチャンネル個 別 に設 定 することができます。
注 意 : ボリュームポットを回 すときはゆっくりかつ必 要 以 上 の力 を入 れないようにしてください。
回 し過 ぎにや力 の入 れ過 ぎによってボリュームポットを破 損 していまう恐 れがあります。
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* ベルトクリップ
ベ ルト ク リ ッ プ は 2 箇 所 の ね じ で 固 定 さ れ て いま す 。こ の ね じ を はず す と ク リ ッ プ 部 を 取 るこ と が で き 、 ク リ ップ
の向 きを90度 、180度 、270度 異 なった向 きに取 り付 け直 すことができます。
2.TW(2ワイヤー)仕 様 との互 換 性 について
RS-602/603は6ピンコネクターを用 いた2チャンネル仕 様 となっており、TWオプション仕 様 には対 応 して
いません。
TW仕 様 で使 用 する場 合 は、専 用 のRS-603シリーズをご使 用 ください。
各 ベルトパックの初 期 設 定 は以 下 の通 りです。
型
式
RS-601
RS-602
RS-622
RS-603
RS-623
RS-603R
RS-623R
チャンネル数
1
2
2
2
2
2
2
工場出荷時設定
Clear-Com標 準
Clear-Com標 準
Clear-Com標 準
Clear-ComTW
Clear-ComTW
RTS TW
RTS TW
ライン用 コネクター
3ピン・オス/メス
6ピン・オス/メス
6ピン・メス
3ピン・オス/メス
3ピン・オス/メス
3ピン・オス/メス
3ピン・オス/メス
H/S用 コネクター
4ピン・オス
4ピン・オス
6ピン・オス
4ピン・オス
6ピン・オス
4ピン・メス
5ピン・メス
3.設 定 について
RS-602/622は2つの方 法 で出 荷 設 定 を変 更 することができます。1つはPC経 由 によるV-Packソフト
ウェアによる設 定 で、詳 細 な設 定 や複 数 のベルトパックの設 定 変 更 を行 う場 合 に向 いています。もう1つはオン
ボード設 定 によるもので、ベルトパック本 体 で変 更 を行 うことができます。
1.V-Pack T M ソフトウェア
V-Packソフトウェアでによる設 定 の場 合 はまず V-Pa ckソフトウェアを使 用 する P Cにインストールしてください 。
RS-602/622とPCはRS232データ経 由 で通 信 されます。RS側 は3.5mm径 ジャックとなっていますので
接 続 にはVPC-1接 続 ケーブルの使 用 をお勧 めします。
なお、 PCで の 設 定 はRS - 6 0 1に 適 正 な 電 源 が 供 給 さ れてい る 状 態 で 行 うよう に し てく だ さい 。 電 源 が 供 給 さ
れていない場 合 は設 定 を行 うことはできません。
V-Packソフトウェアの使 用 方 法 及 び詳 細 についてはV-Packソフトウェアの取 扱 説 明 書 をご参 照 ください。
なお、ピンアサインは以 下 の通 りとなっています。
3.5mmプラグ側
Dサブ9ピンメス側
チップ―――――2番ピン
リング―――――3番ピン
スリーブ――――5番ピンチップ
ベルトパックの設 定 時 は規 定 のDC電 源 が供 給 されている必 要 性 があります。通 常 のClear-Comラインまたは
電 源 ユニットから電 源 を供 給 してください。
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複 数 のベルトパックを同 じ設 定 にする場 合 、ベルトパック・クローンニング機 能 を利 用 します。オリジナルのベルト
パック設 定 をコピーし、それを他 のベルトパックにペーストすることができます。なお、コピーしたした設 定 のペーストは
1 度 に 1 台 と な っ てい ま す の で、 複 数 の ベ ルト パ ッ ク を ク ロー ン ニ ング す る 場 合 は そ の 台 数 分 の ク ロ ー ン ニン グ 作 業
が必 要 となります。
V-Pack T M ソフトウェアでの 主 な設 定 可 能 な内 容 は以 下 の通 りとなっています。
 オペレーション・ モード
ベルト パ ッ ク 本 体 に 保 存 し た 4 つ の モー ド か ら 任 意 の モー ドを 選 択 し ま す。 なお 、 モー ド はベ ルト パッ ク 本 体 にメ モ
リーに保 存 され、電 源 投 入 時 は常 に最 後 に使 用 していたモードで立 ち上 がります。
 チャンネル設 定
A、Bチャンネルを入 れ替 えます。
 ラッチ・オペレーション
トーク・キーのラッチ・タイプをノン・ラッチ、ダブルタップ・ラッチ、シングルタップ・ラッチ、電 源 オン時 ラッチ、常 時
ラッチから選 択 できます。
工 場 出 荷 時 はモード1及 び2がダブルタップ・ラッチ、モード3及 び4がシングルタップ・ラッチ設 定 となっています。
 マイクロフォン・ フィルター設 定 オフ
Clear-Comシステムで使 用 する際 に送 話 を聞 きやすくするために独 自 のフィルター設 定 がなされています。
通 常 のClear-Comシステムで使 用 する際 にはオンのままで使 用 してください。
RTSシステムで使 用 する際 にはオフにしてください。なお、この設 定 はメイン及 びAUXヘッドセットそれぞれ可 能 と
なっています。
 ヘッドフォン・フィルター設 定 オン
ヘッドフォン 回 路 にフ ィル ター を設 定 するこ とがで きます。 標 準 で はフ ルレンジ とな って いますが、ハイカ ット・フィ ル
ターを選 択 することができ、約 8kHzからロールオフするようになっています。なお、この設 定 はメイン及 びAUX
ヘッドセットそれぞれ可 能 となっています。
 メインヘッドセット・マイクゲイン
工 場 出 荷 時 のマイクゲイン設 定 を変 更 します。通 常 変 更 する必 要 はありませんが、声 質 やバックグラウンド・
ノイズな どの 状 況 によ って変 更 するこ と ができま す。なお、 この設 定 は 工 場 出 荷 時 か ら レベルを 下 げるこ とはで き
ますが、上 げ ることはできません。
 AUXヘッドセット・マイクゲイン
工 場 出 荷 時 のマイクゲイン設 定 を変 更 します。通 常 変 更 する必 要 はありませんが、声 質 やバックグラウンド・
ノイズな どの 状 況 によ って変 更 するこ と ができま す。なお、 この設 定 は 工 場 出 荷 時 か ら レベルを 下 げるこ とはで き
ますが、上 げ ることはできません。
 オーディオプログラム・インプットレベル
外 部 プログラム入 力 感 度 を 30dBレンジで調 整 できます。なお、外 部 プログラム入 力 のリッスン・レベルの調 整 は
ベルトパック下 部 のボリュームによって行 います。
7
 コールLEDディマー
コールLEDの明 るさをノーマルとロウの2つから選 択 できます。出 荷 時 はノーマルですが、消 費 電 流 を抑 えたい
場 合 や、コールLEDの発 光 を目 立 たなくしたい場 合 に設 定 します。
 コールLEDモード
コールLEDの表 示 方 法 を、点 灯 、点 滅 、点 灯 無 しの3パターンから選 択 できます。出 荷 時 は点 灯 。もし、ベルト
パックがAC及 びDCコールの両 方 をを設 定 している場 合 はそれぞれ異 なった設 定 にすることもできます。
 コール・オン・トーク(トーク時 コール信 号 発 信 )
トーク・ボタンを押 したときにコール信 号 も同 時 に発 信 されます。トークがオン状 態 のときに常 にコールも発 信 状 態
となりますのでトーク・ボタンはノンラッチ設 定 にしておくことをお勧 め します。また、コール信 号 によるリレー機 能 を
有 したTW -40やKB-212をコントロールする場 合 にも便 利 です。この機 能 はチャンネルごとに設 定 可 能 です。
 エレクトレット・マイク使 用
メイン・ヘッドセット及 びAUXヘッドセットそれぞれにおいて、マイクロフォン・ タイプをエレクトレット仕 様 にします。
オンボード・セッティングではメイン・ヘッドセットのみ変 更 可 能 ですが、V-PackTMソフトウェア設 定 ではAUX
マイクの設 定 も行 うことができます。
なお、指 定 品 以 外 のヘ ッドセ ット使 用 における 不 具 合 等 につきま してはサ ポート外 と なります。メイン、AUXヘッド
セットとも、指 定 品 の使 用 を強 くお勧 め します。
 コールシグナル・セレクト
コールLEDを点 灯 させるため のコールシグナルをDC(Clear-Com標 準 )とAC( RTS標 準 )から選 択 できます。
これはA、Bチ ャンネルそ れ ぞれ自 由 に設 定 できま す。 またコール・センドとコ ール・ レシーブ も 別 個 の設 定 が 可 能
です。
例 えば、A氏 のベルパックのAチャンネルを通 常 のDCコールとして使 用 し、BチャンネルをTW-40トランシー
バー・ イン タ ーフェ イスのト リ ガー と して 使 用 する 場 合 、D Cコール とACコ ール 両 方 を 設 定 した と しま す。そ して TW
-40トリガー用 ベルトパックをACコールにしておくことによって、A氏 がチャンネルBをコールするとTW-40が
作 動 する と いうこ と になり ま す。ま た この と き、 TW - 4 0ト リガ ー 用 ベ ルト パッ ク 以 外 の B チ ャンネ ル をDC コー ルに
しておくことによってA氏 からのコールに対 してはTW-40とその他 のステーション全 てにコール信 号 が発 せられ、
逆 に他 のステーションからコール信 号 が発 せられた場 合 、A氏 はコールを受 けることはできますが、TW-40は動
作 さ せ ずに 済 み ま す 。 ま た 、 A 氏 の 設 定 を A Cコ ー ル の み に し た 場 合 、 A 氏 の コ ー ルは T W - 4 0 の ト リ ガ ー の み と
して働 き、他 のステーションへのコール発 信 を行 わないということもできます。このと き他 のステーションでコールが
発 せられた場 合 、A氏 はコールを受 けることはできませんが、他 のステーション間 ではコール発 信 されます。
 コールトーン発 信 (ヘッドセット・スピーカー)
ヘッドセット・スピーカーからアラート音 によるコールが可 能 となります。なお、トーンのレベルはプリセットとなって
いますので変 更 できません。ただし、リッスン・レベルによって音 量 は相 対 的 に変 化 します。この機 能 はコール
発 信 者 が声 を出 せないような場 合 や、コールシグナルの確 認 が困 難 な場 合 に便 利 です。
 ミニマム・ヘッドセット・レベル
ヘッドセットのリッスンボリュームを絞 りきったときの最 小 レベルを設 定 します。これによって絞 りきりによるオフ
状 態 での聞 き逃 しを避 けることができます。
 ステレオ・ヘッドフォン・ ミックス(RS-622のみ)
両 耳 仕 様 ヘッドセットのスプリットチャンネル・モニターをモノラルミックス・モニターに変 更 します。
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 マイク・ ノイズゲート
ヘッドセット・マイクにノイズゲートを設 定 することができ、スレッショルド・ レベルの調 整 を行 うことができます。
トーク・ ボタンのオン/オフをすることが難 しいハンズフリー・オペレーション時 に設 定 すると便 利 です。
 トーク・ ファンクション
トークをA、Bチャンネル同 時 に行 うことができる2チャンネル送 話 モードと、両 チャンネル同 時 には送 話 できない
バウンスバック・モードを選 択 できます。バウンスバック・モードではトークをセレクトしたチャンネルのみに送 話 が
可 能 となり、もう一 方 のチャンネルは自 動 的 にオフとなります。
 リモート・マイクキル
リモート・マイクキル機 能 は他 のベルトパック・ステーションのトークがオンの場 合 にオフにする機 能 です。
トーク・ オフ忘 れによって周 りのノイズを拾 っているような場 合 に他 のステーションからオフにすることができます。
2.オンボード・セットアップ
オンボード・ セットアップではベルトパック本 体 で設 定 の 変 更 を行 うことができます。設 定 内 容 はモード として4つ ま
でRS-602/622本 体 の不 揮 発 性 メモリー保 存 されます。モード1は初 期 設 定 となっており、これを変 更 して
モード2、 3、4と して保 存 しま す。、モード1 を含 めた 全 てのモードの 内 容 設 定 は 変 更 可 能 でそれ を上 書 き 保 存 す る
ことができます。保 存 した各 モードはリコールすることができます。
オンボード・セットアップを行 う場 合 はRS-602/622に適 正 な電 源 が供 給 されている状 態 で行 うようにしてくだ
さい。電 源 が供 給 されていない場 合 は設 定 を行 うことはできません。
なお、電 源 投 入 時 のモード は、最 後 に電 源 が落 とされ たときのモードと同 一 となります。つまり、オンボード・セット
アップによってモードが変 更 されない限 り、常 に同 一 の設 定 で使 用 することができます。
オンボード・セットアップは以 下 の方 法 で行 います。
1. RS-602/622に適 切 なClear-Com電 源 が供 給 されていることを確 認 してください。
2. R S - 6 0 2 / 6 2 2 本 体 横 に あ る 青 色 の セ ッ ト ア ッ プ ・ ボ タ ン を 約 3 秒 間 押 し 続 け る と 、 ト ッ プ パ ネ ル 上 の セ ッ ト
アップLEDが“P” と表 示 され、パワーLED以 外 のランプが全 て消 えるので、セットアップ・ボタンを離 してください。
“P” 表 示 が“ 1”となりセットアップ・ モードになったことを示 します。
なお、この状 態 で数 秒 間 操 作 を行 わないとセットアップ・モードはキャンセルされます。
3. モード(MODE): プリセットしたファンクションをストア及 びリコールします。
セットアップ・モードになった後 すぐにトーク(TALK)ボタンを押 すとモード・セレクト状 態 となります。このとき
セットアップLEDの表 示 は“ 1”の点 灯 となりますがもう1度 トーク・ボタンを押 すと現 在 のモード番 号 が点 滅 表 示
されます。 さらにトー ク・ ボ タ ンを押 す と 数 字 がステッ プし ますので、1~ 4までの使 用 したい モード を選 択 してくだ
さい。選 択 後 、再 度 セットアップ・ボタンを 押 すとモードが確 定 しセットアップ・モードは解 除 されます。セット
アッ プ・ ボタ ンを 押 さず 、そ の ままの 状 態 にして おく と、セ ッ トアッ プ・モ ード は タイ ムアウ トとなり、 モ ード 変 更 は 行
われません。
注 意 : モ ー ド を 選 択 し た 場 合 、セ ッ ト ア ッ プ L E D は 常 に “ 1” を 点 灯 表 示 し ま す が 、 こ れ は 現 在 の モ ー ド を 表 示
しているわけではありません。再 度 トーク・ ボタンを押 した ときに点 滅 表 示 される数 字 が現 在 のモード番 号 となり
ます。
9
4. ファンクション( FUNCTI ON) : 実 際 の設 定 のオン/オフを設 定 します。
セットアップ・ モー ドになった 後 すぐにコール( CAL L)ボ タ ンを押 す とファン クシ ョン・セレクト状 態 となり、“ 2 ~9、
L”にステップし、どのファンクションを設 定 するかを選 択 します。それぞれのオン/オフの切 り替 えはトーク・
ボ タンを 押 すこ とによって 行 うことがで きます 。機 能 が オ ンの時 はト ーク LE Dが 点 灯 し確 認 すること ができま す。
選 択 後 、再 度 セットアップ・ボタンを押 すとモードが確 定 しセットアップ・モードは解 除 されます。セットアップ・
ボ タ ン を 押 さず 、 その まま の 状 態 に して お く と、 セ ット ア ッ プ・ モ ー ド は タイ ム ア ウト とな り、 モ ー ド 変 更 は 行 わ れま
せん。
なお、各 ファンクションの設 定 は1回 に1 つとなります。 複 数 の 設 定 を 変 更 する 場 合 は、操 作 を 必 要 回 数 行 って
ください。
5. セットアップ・ モードが解 除 さ れるとセットアップLEDは消 灯 し、他 のLEDが 再 び点 灯 し、通 常 のオペレーション・
モードとなります。
6. 各 ファンクションの説 明
 Function2: ラッチ機 能 無 効
トーク・ボタンのラッチ機 能 を無 効 にします。この設 定 はコール・オン・トーク機 能 を使 用 している時 に推 奨
される設 定 です。この機 能 はチャンネルごとに設 定 可 能 です。
 Function3: トーク機 能 無 効
トーク機 能 が無 効 となります。RS-601をリッスンのみで使 用 する場 合 の設 定 です。この機 能 はチャンネル
ごとに設 定 可 能 です。
 Function4: コール・オン・ トーク(トーク時 コール信 号 発 信 )
トーク・ボタンを押 したときにコール信 号 も同 時 に発 信 されます。トークがオン状 態 のときに常 にコールも発 信
状 態 となりますのでトーク・ボタンはノンラッチ設 定 にしておくことをお勧 めします。また、コール信 号 による
リレー機 能 を有 したTW -40やKB-212をコントロールする場 合 にも便 利 です。この機 能 はチャンネルごと
に設 定 可 能 です。
 Function5: エレクトレット・マイク使 用 (メイン・ヘッドセット)
メイン・ヘッドセットのマイクロフォン・ タイプをエレクトレット仕 様 にします。
 Function6: コールトーン発 信 (ヘッドセット・スピーカー)
ヘッドセット・スピーカーからアラート音 によるコールが可 能 となります。なお、トーンのレベルはプリセットと
なっていますので変 更 できま せん。この機 能 はコー ル発 信 者 が声 を 出 せないような 場 合 や、コール シグナル
の確 認 が困 難 な場 合 に便 利 です。
なお、コールトーン設 定 時 もコールランプは点 灯 します。
 Function7: チャンネル・スワップ
A、Bチャンネルの機 能 を入 れ替 えます。設 定 したベルトパックのみに対 して有 効 です。
 Function8: 占 有 チャンネル
AまたはBどちらか一 方 のみ を機 能 させます。トークやコ ール・ ボタンは選 択 した チャ ンネルのみ機 能 します。
また、ボリューム・コントロールも選 択 したチャンネルのみが機 能 します。Aチャンネルを占 有 にする場 合 は
Aチャンネルをラッチしてから セットアップ・モード状 態 にし 、この機 能 を設 定 してくださ い。Bチャンネルを占 有
にする場 合 も同 様 です。
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 Function9: ヘッドセット・ リッスンチャンネル・ミックス(RS-622のみ)
両 耳 仕 様 ヘッドセットのスプリットチャンネル・モニターをモノラルミックス・モニターに変 更 します。
 FunctionL: 全 オンボード・ アクセス・ロックアウト
オ ン ボ ー ド で の 設 定 を 不 可 と し ま す 。 フ ァ ン ク シ ョ ン ま で は ア ク セ スで き ま す が 設 定 変 更 は で き ま せ ん 。 再 度
ファンクションにアクセスする場 合 は工 場 出 荷 時 状 態 に 戻 すか、PC経 由 で 行 わなければなりません。なお、
モードについては選 択 可 能 です。
7. RS-602/622を工 場 出 荷 時 の設 定 に戻 す
RS-602/622を工 場 出 荷 時 の設 定 に戻 したい場 合 は以 下 のように行 ってください。
まず、セットアップ・モードで“P”表 示 させ、セットアップ・ボタンを離 します。次 にコール・ボタンを 押 し続 ける と
表 示 が“1”から“2”に変 わりますので、そのまま押 し続 けた状 態 で再 度 セットアップ・ボタンを押 します。LED
表 示 が“ F” となったあとにLED表 示 が消 え、通 常 のオペレーション・ モードとなります。
8. 実 際 の設 定 例
モード1を基 準 設 定 とし、モード3を変 更 して使 用 する場 合 は以 下 のように行 います。
ⅰ.セットアップ・ モードにする。LEDハ“ 1”が点 灯 表 示 。
ⅱ.トークを押 して“3”の点 滅 表 示 とさせる。
ⅲ.セットアップ・ モードを終 了 する。これでRS-601のモードは“3” となります。
ⅳ.再 度 セットアップ・ モードにする。LED表 示 は“1”点 灯 ですが実 際 のモードは“3”となります。
(このときトークを押 すと“ 3”の点 滅 表 示 となりモードが“3”となっていることが確 認 できますが、
ここではその操 作 は行 いません)
ⅴ.コール・ボタンを押 して“ 2~7、L”の変 更 したいファンクションを選 択 します。
ⅵ.選 択 後 、トーク・ ボタンを押 してオン/オフを選 択 。
ⅶ.セットアップ・ ボタンを押 して確 定 させる。これでモード“ 3”の設 定 が変 更 されました。
複 数 の設 定 を変 更 させる場 合 は操 作 を繰 り返 してください。
上 記 の設 定 状 態 でモード1に変 更 する場 合 は次 のように行 ってください。
ⅰ.セットアップ・ モードにする。LEDハ“ 1”が点 灯 表 示 。
ⅱ.トークを押 すと現 在 のモードである“ 3”が点 滅 表 示 となる。
ⅲ.再 度 トークを押 して“ 1” の点 滅 表 示 を選 択 する。
ⅳ.セットアップ・スイッチを押 してセットアップ・モードを解 除 。これでモードは“1”に変 更 されます。
3.工 場 出 荷 時 状 態 に戻 す場 合
RS-600シリーズを工 場 出 荷 事 状 態 に戻 す方 法 はPCからの設 定 または本 体 リセットの2通 りあります。
V-Packソフトウェアによるリセット。
ソフトウェア上 で所 定 のセクションで変 更 を行 います。
オンボード・セットアップによるリセット。
まず、セットアップ・モードで“P”表 示 させ、セットアップ・ボタンを離 します。次 にコール・ボタンを押 し続 けると
表 示 が“1” から“2”に変 わりますので、そのまま押 し続 けた状 態 で再 度 セットアップ・ボタンを押 します。LED表 示 が
“F”となったあとにLED表 示 が消 え、通 常 のオペレーション・モードとなります。
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4.その他
1.使 用 ケーブルについて
接 続 に用 いるケーブルは信 頼 性 のある2芯 シールド・ケーブルを用 いてください。クロストークや DC電 圧 低 下 の
問 題 を 防 ぐため にも抵 抗 値 の少 ない良 質 なケーブルを 用 いてください。弊 社 では
L-4E6 相 当 以 上 の ご使 用 を
お勧 め しています。
なお、クロストークについてはヘッドセット・ケーブルが原 因 となる場 合 もあります。Clear-Com
では指 定 の
ケーブルを用 いた場 合 のみに、3mまでの延 長 を認 めています。指 定 以 外 のケーブルや長 さでの使 用 における不 具
合 につきましては対 処 いたしかねますのでご注 意 願 います。
松 田 通 商 ではヘッドセット延 長 用 として3mの専 用 ケーブルを販 売 しております。
2.使 用 ヘッドセットについて
RS - 6 0 1 と 組 み 合 わ せ て 使 用 す る ヘ ッ ド セ ット 及 び マ イ ク ロ フ ォン 等 に つ い て は Cl e a r - C o m の 純 正 品 ま た は
推 奨 された指 定 品 をご使 用 ください。
R S - 6 0 1 の ヘ ッ ド フ ォ ン ・ア ン プ は 5 0 ~ 2 0 0 0 Ω 、 マ イ ク ・ プ リ ア ン プ は 5 0 ~ 1 0 0 0 Ω ま で の イ ン ピ ー ダン ス に対
応 していま すが、 純 正 品 及 び指 定 品 以 外 の ものにつ き ましてはサ ポートを 行 ってお りません。ご 使 用 によるトラブル
については対 応 できませんのでご了 承 願 います。
3.お手 入 れについて
使 用 後 は表 面 のほこりや汚 れを取 り除 いてください。RS-610は防 水 仕 様 ではありませんので、内 部 に水 分 が
入 る ような 清 掃 は 行 わない でく だ さい 。 汚 れ がひ ど い 場 合 に は 中 性 洗 剤 をを 染 み 込 ませ た 布 で ふき 取 っ た 後 、 強 く
絞 った布 で水 拭 きしてください。
なお、お 手 入 れの 際 は 通 電 状 態 では 決 して 行 わない でくだ さ い。ま た、 お 手 入 れ 後 は RS- 6 0 1が 完 全 に 乾 いて
から使 用 してください。
4.トラブル・シューティング
以 下 にいくつかのトラブル例 を示 しますが、問 題 が解 決 さ れない場 合 は弊 社 技 術 までお問 い合 せ下 さいますよう、
お願 いします。
 症 状 : 音 量 が低 い
原 因 : 複 数 ターミネーション(メインステーション及 びパワーサプライを計 2台 以 上 使 用 の場 合 )
対 策 : ターミネーションを1つのステーションのみで設 定 する
原 因 : ケーブルの長 さや太 さが原 因 となる抵 抗 値 の増 大
対 策 : 良 質 かつ径 の大 きなケーブルを使 用 する
 症 状 : コールランプが点 灯 したままとなる
原 因 : DCが音 声 ラインに乗 っている
対 策 : ケーブルのショートや、ピン番 号 の配 線 を確 認 する。ターミネーションが正 しく設 定 されて
いるかを確 認 する
 症 状 : マイクレベルが極 端 に高 いまたは低 い
原 因 : 口 からマイクまでの距 離 、マイクゲイン設 定 、サイドトーンレベルなどが適 切 でない。
またはターミネーションがオフまたは複 数 でオンとなっている。
対 策 : 上 記 設 定 の確 認 。また、ヘッドセットを変 えて試 してみる。
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 症 状 : ヘッドセットのレベルが極 端 に高 いまたは低 い
原 因 : ターミネーションがオフ、不 適 切 なインピーダンス仕 様 のものを使 用 、回 線 のショート
対 策 : ターミネーション、ケーブル接 続 を確 認 する。純 正 又 は指 定 ヘッドセットに交 換 し、サイド
トーンやリッスンレベルを調 整 してみる
 症 状 : コンフィグレーションの変 更 ができない
原 因 : ロックアウト状 態 となっている
対 策 : PCからの変 更 または工 場 出 荷 時 にリセットする
5.保 証 について
松 田 通 商 株 式 会 社 に よ っ て輸 入 ・ 販 売 され た 正 規 の C l e a r- Co m ( ク リ ア ー カ ム ) 製 品 は 全 て
松 田 通 商 株 式 会 社 の日 本 国 内 における保 証 規 定 によって保 証 されます。
RS-600シリーズの保 証 期 間 は販 売 日 から1年 間 となります。
ただし、以 下 の場 合 は保 証 の対 象 とはなりません。
・弊 社 保 証 規 定 に該 当 しない状 況 での使 用
・弊 社 サービススタッフ以 外 による修 理 ・回 路 変 更 がなされた場 合
・誤 った電 源 電 圧 の使 用
・運 送 便 途 中 による事 故
・自 然 災 害 などによるもの
・落 下 及 び衝 突 による外 傷
・誤 った使 用 によるもの
・故 意 ・過 失 によるもの
・その他 につきましては社 会 通 念 に照 らし合 わせた扱 いといたします
なお、修 理 品 の運 搬 費 用 につきましては保 証 の対 象 とはなっておりません。別 途 ご負 担 いただく
こととなりますのでご了 承 願 います。
その他 ご不 明 な点 につきましては弊 社 担 当 までお問 い合 わせください。
保 証 規 定 につきましては変 更 される場 合 があります。
この保 証 規 定 は使 用 者 の法 的 な権 利 に影 響 を与 えるものではありません。
保 証 修 理 を受 ける場 合 には弊 社 への事 前 連 絡 をお願 いします
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6.仕 様
一 般
アンプ仕 様 : ICアンプリファイヤー、電 流 及 びショートプロテクション回 路
S/N: >75dB、 ブリッジ・インピーダンス: >15kΩ
ラインレベル: -14dB~+5dBmax
サイドトーン・アジャスト: >35dB
EMI &RFIリジェクション: >60dB
マイクロフォン・プリアンプ
ヘッドセットマイク・インピーダンス: 200Ω
ゲイン(マイク・トゥ・ライン): 41dB( ダイナミック)
リミッター・レンジ: 26dB
周 波 数 特 性 : 200Hz~12kHz
ヘッドフォン・ アンプリファイヤー
ロード・インピーダンス: 50~2,000Ω
アウトプット・レベル: +17dBv
ワイ率 : <0.1% THD@1kHz
ゲイン(ライン・トゥ・ アウトプット): +34dB
周 波 数 特 性 : 100Hz~18kHz、±2dB
プログラム・インプット
バランス、トランスフォーマー・アイソレーション
入 力 感 度 : -20dBv~+10dBv
周 波 数 特 性 : 50Hz~18kHz、±2dB
コネクター
RS-602 インターカムライン: 3ピンXLRオス座 ×1、 3ピンXLRメス座 ×1
ヘッドセット: 4ピンXLRオス×1
RS-622 インターカムライン: 3ピンXLRメス座 ×1
ヘッドセット: 6ピンXLRオス×1
電 源
待 機 状 態 : 55mA、 トーク時 平 均 : 62mA、 トーク+コール時 : 80mA、 動 作 電 圧 : DC12~32V
使用環境
温 度 : 0℃~70℃、 相 対 湿 度 : 0~90%
寸 法 及 び重 量
116(H) ×95(W) ×34(D)mm、 220g
*0dBv=0.775V RMS
製 品 の仕 様 及 び外 観 は予 告 無 く変 更 される場 合 があります
2012.10.17 ky
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