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MUL:丁 1-TRRCK HARD DISK REEDRDER
HDR‐ 8
取扱説明書
この度はベスタクス製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。
本機の性能を充分 に発揮させて効果的にご利用 いただ くために、 ご使用の前にこの取扱説
明書を最後までお読み下さい。特に「ご使用上の注意」は必ずお読み下さい。お読みにな
った後は「保証書」 と共に一緒 に保管 していただきますと、使用中にわからな いことや不
具合が生じたときに、必ずお役 に立ちます。なお同封の 「登録カー ド」は、ユーザーサポ
ー トのデータとなるものですので、必ずご返送下さるようお願 いいたします。
Svstem Software Version 2.07
◆ユーザー登録カー ド
この製品 にはユーザー登録カー ドが添付 されています。お買 い上げ後、できるだけ早 い
機会 に、必要事項を ご記入の上 ご返送下さい。
ユーザ ー登録が されない場合、各種のバー ジョンア ップサー ビスなどが受け られません。
また、登録後にご連絡先の変更などがあった場合 にも、ご連絡下さいますようお願 いいた
します。
◆お問 い合わせ方法
どうしても解決できない問題が生 じた場合は、ユーザーサポ ー ト係を ご利用下さい.別
ペー ジにある調査依頼書を コピーの上、お問い合わせ事項をご記入 していただ き、ファッ
クス、 または郵送 していただければ、折 り返 しご連絡させて いただ きます。
なお、お問い合わせ 内容によっては調査などのために回答までお時間をいただ く場合があ
りますので、ご了承下さい。
ユーザーサポー ト連絡先
〒154 東京都世田谷区上馬2-37-1
ベ ス タ クス株 式会 社
HDRユ ーザ ーサポー ト係
電認::03-3412-701l
FAX:03-3412-7013
・ 電話 受付 曜 日・ 時 間 :、 月 ∼金 曜 日 9:30∼ 12:00/13100∼ 17:00
[宛 先 ]
東 京 都 置田 谷 区 上 馬 2371
ベ ス タ ク ス 株 式 会 社
HDRユ ー ザ ー サ ポ ー ト係
TEL:03-3412-701l FAX:03-3412-7013
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*購 入 年 月 日
*ご 購 入 店 名
*お 問 合 せ 内 容 :な
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年
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る べ く具体 的 (再 現 で き るよ う)に ご記 入 を お願 い 致 しま す。
この用紙を コピー し必要事項を ご記入の うえ、ベ スタクス株式会社 まで ご返送下 さい。
使用 上 の ご注 意
安全のため に
故障や火災・感電を防ぐために必ずお守 り下さい
!
◆湿気やホ コ リの多 い所 へ は置かない
湿気やホ コ リの多い所、調理台のそばなど油煙や蒸気が当たる所 には置かな いで下さい。
◆暖房器具の近 くには置かない
ス トープなどの発熱体のそばや直射 日光の当たる所 に置かな いで下さい。
◆不安定な所や振動 のある所 へは置かない
傾 いた所や振動のある所、 ぐらつ くような台の上 には置かないで下さい。落ちた り、倒
れた りして危険です。
◆通風孔をふ さがない
通風孔は内部の発熱を抑えるためのものです。毛足の長 い敷物やジュータン、布団、ベ
ッ ド、ソファーの上などに置 いた りしな いで下さい。火災や故障の原因にな ります。
◆液体をこばさない
本機の上に水が入った コ ップや花びん、金魚鉢、化粧品などを置かな いで下さい。万一、
内部に水な どが入 った場合は、すぐに電源 プラグを コンセン トから抜 き、修理を依頼 して
下さい。
◆異物を入れな い
通風孔な どからヘ アピンや針、硬貨な どの金属性の物、紙や マ ッチなどの燃えやすい物
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などを差 し込んだ り落 した りすると、故障や火災、感電の原因にな ります。
異物が入ったときは、す ぐ電源 コー ドを コンセ ン トから抜 き、修 理を依頼 して下さい。
◆分解 しな い
ディスクのインス トールやバー ジ ョンアップ以外で、本機のキヤ ビネ ッ トは外さないで
下さい。電圧の高 い部分があ りますので内部を触ると感電する恐れ があ ります.改 造は発
煙、発火の恐れがあ りますので絶対にしな いで下さい。お客様の改造による性能の劣化や
故障は当社では責任を負 いません。
◆電源 コー ドは引っ張 らな い
電源 コー ドの抜き差 しは電源プラグを持 って行って下 さい。また、濡れた手で取 り扱 う
と感電の恐れがあります。電源 コー ドを製品や家具などの下に敷 いた り、物にはさんだ り
しないでください。また、他の コー ドを継ぎ足 した り、往来の激 しい場所 に放置 しな いで
下さい。 コー ドを損傷 させ、感電や火災の恐れがあ ります。電源 コー ドはときどき点検
して、傷んで いた ら交換を依頼 してください。
◆異常 に気 がついた ら電源 プラグを抜 く
万一、異常な音や におい、煙が 出たときは、す ぐに電源プラグを コンセン トから抜き、
修理を依頼 して ください。
◆長時間使用 しない時は電源 プラグを抜 く
外出、旅行などで長時間留守にされるときは、安全のため電源プラグを コンセン トから
抜 いて下さい。
◆交流 100ボ ル ト以外では使用 しない
本機は日本国内専用仕様 (交 流 100V)で す。クー ラー用などの200Vコ ンセン ト
には接続 しないで下 さい。また、船舶などの直流 (DC)電 源も使用できません。
◆ SCMSに ついて
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SCMSは Senal cOpy Management Systemの 頭字語で、 「スカムズ」と発音 します。
これは著作権 のある音楽をデジタルで複数 コピーするのを防止するためのシステムです。
SCMSは すべてのCDプ レーヤー、 コンシューマータイプのDA T、 MD、 DCCレ コーダー
に適用され ます。基本的には、デジタルの孫 コ ピーができないようにするもので、アナ ロ
グ接続の場合は、この効果はあ りません。 HDRシ リーズではSCMSの 入ったデジタル信号
を受信 しても、録音する ことができます。ただ し、SCMSの 入って いな いデジタルオーデ
ィオデ ータとして録音 されます。
したがいま して、CD、 DA丁 、 MD、 DCCな どの著作権のあるオ ーディオ素材からデジ
タル録音する場合には、必ず使用許諾を得るか、著作権 フリーのものを使用 して下さい。
当社は、著作権法違反として生 じた処置に対 し、一切の責任を負 いません。
◆著作権 について
ベスタクスHDRシ リーズは コンピューターを使用 した機器で、ソフ トウエ アを搭載 した
ROMと ハー ドディスクを使用 しています。 したがってこの取扱説明書やハー ドディスク
には著作権法 の適用される情報が入って いますので、個人的な使用 目的以外に複製 した り、
修正を加える ことは法律で禁止されています。
設 置 上 の ご注 意
◆熱を発生するアンプな どの上に直接置 いて長時間使用 しますと、ディスクや本体 に悪 い
影響を与えますので、おやめ下さい。
◆チューナーやテ レビか ら離 して設置 して下さい。近 くに置 いた場合は、雑音や映像の乱
れが生 じることがあ ります。室内アンテナを ご使用の場合 に起 りやすく、このような時は、
屋外アンテナを使用するか、本機の電源を切ってください。
◆本機は水平な場所 に設置 してください。
◆結露について
本機を冷えきった状態のまま暖かい室 内に持ち込んだ り、急 に室温を上 げた りしますと、
動作部に露が生 じ (結 露)、 本機の性能を充分に発揮できなくなる ことがあ ります。
このよ うな場合には1時 間ほど放置するか、徐 々 に室温を上 げてか ら使用 して下さい。
◆HDRシ リーズはハー ドデ ィスク トライプを 内蔵 しています。特にいかの点に注意 してご
使用下 さい。
1.録 音中、再生中、編集中、またはフ ォーマ ッ ト中やバ ックアップ/ロ ー ド中に、本機
の電源をオ フにした り、本機を移動 した り、傾けた りしないで下さい。
ハー ドデ ィスクが損傷を受けデ ータが損なわれた り、動作 しなくなる可能性があ ります。
この場合 に生 じた故障は、保証の対象外 にな ります。
2.ハ ー ドディスク ドライプは超精密機器で、衝撃や振動 に弱いので、HDRシ リーズを陸
送、または空輸する場合、ウレタンク ッシ ョンの入 った専用の梱包箱で送ることをお奨め
します。
3.で きるだ け水平に設置 してお使 い下さい。垂直にした り、傾けて使用 しないで下さい。
4.HDRシ リーズをやむを得ず、寒いところか ら暖かいところへ移動 した り、室温を急 に
上げた場合 に、内部 に結露が生 じることがあ ります。 このような急激な温度変化があった
直後は使用なさらずに、必ず 1時 間以上待 って充分室温 にな じませてか ら使 うよ うにして
下さい。
5.本 機 の通 風 口をふ さ ぐよ うな設置 は しな いで 下 さい。 ハ ー ドデ ィス ク ドライ プは作 動
中に、最高70℃ まで温度が上昇します。他の機器と一緒にラックセウントする場合は、
適切な空気の流れを確保できるよう、他の機器との間隔を上下共最低 lU(約 44mm)は
空 けて 下 さ い。
◆保証書 (添 付 してあ ります)に ついて
保証書は必ず 「取扱店名・購入 日」などの記入を確かめ取扱店から受け取 つていただ き、
内容を良くお読みの上、大切 に保管 して下さい。
◆保証期間と保証内容について
保証期間は取扱説明書の注意事項にしたがった使用で、ご購入 日よ り1年 間です。なお
次のよ うな場合には保証 期間中、または保証期間経過後 にかかわ らず性能、動作の保証を
致 しません。また故障の場合の修理についてもお受けいた しかね ます。
「本 機 を 改 造 して使 用 した 場 合 、 不 正 使 用 や 使 用 上 の 誤 りの 場 合 、 ま た は他 社 製 品 や 純 正 以 外 の
付 属 品 と組 み 合 わ せ て使 用 した と き に、 動 作 異 常 な どの 原 因 が 本 機 以 外 に あ った 場 合 」
二故障、故障の修理に伴 う営業上の機会損失 (免 失利益)は 保証期間中、および保証期間
経過後にかかわらず保証 いた しかねますので、 ご了承下さい。
◆修理を依頼 されるとき
もう一度取扱説明書 をよくお読み いただ き、 ご確認 の上、なお異常がある場合 には必ず
電源 プラグを抜 いてから、次の容量で修 理を依頼 して下さい。
・ お願 い
故障内容 によつては、製品全体を取 り外す ことが必要とな ります。その場合 には据え付け
業者 に依頼 しなければサ ー ビスを行なえな い場合があ りますので、あらか じめご了承下さ
い
。
・保証期間中の場合
万一故障が生 じたときは、保証書 に記載 されている当社無料修理規定 に基づき、修理 いた
します。本機をお求め にな られた販売店にご相談下さい。
・保証期間が過ぎて いる場合
本機をお求め にな られた販売店 にご相談下 さい。修理すれば使用できる故障については、
ご希望によ り有償修理 いた します。
特長
◎よ り高度な作品づくりを可能にする、8ト ラック仕様。
◎24ビ ッ ト内部処理、 18ビ ッ トAD、 20ビ ッ トDAに よる高音質。
◎ 540MBハ ー ドディスク内蔵 により、各 トラック約 10分 の録音が可能。ディスクの増設
によ り、最大45分 までの録音時間の拡張ができます。
◎2バ ン ドフルバ ラメ トリックEQ、 2系 統AUXを 搭載 したデジタル ミキサ ーを内蔵.
◎デ ジタルアウ トか ら音質劣化な しで、直接DATレ コーダー にマスタ リングが可能。
◎プ レイ リス ト方式による編集機能 で、や り直 し可能なエディッ トが可能。
◎シンク ロナイザーな しで、台数制限な しの複数台同期が可能。HDR-6と の同期も可.
◎MIDlイ ンターフェース内蔵なので、MIDIク ロ ック、MIDlタ イム コー ド、MIDIマ シンコ
ン トロールで外部M:Dl機 器 と同期できます。
◎す べてのミキサーバ ラメーターは、M:D!コ ン トロールチェンジによる外部か らの コン
トロールが可能。シーケ ンサ ーなどによるオー トミックスも実現。
◎デ ータのバ ックアップ/ロ ー ドは、ランニ ング コス トの低 いDA丁 レコーダーにて可能。
◎2系 統のオプシ ョンス ロッ トには、今後発売されるADボ ー ド、SCS:イ ンターフェース、
SMPttEボ ー ド、デジタルエ フェク トボー ドがインス トールで き、機能拡張が可能。
◎内蔵 ミキサ ーの性能をフル に引き出す ミキシング コン トロー ラー も近 日発売。
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14
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3.3ソ ングエ リアのクリエイ ト ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 14
3.4イ ンプットのアサイン ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 15
3.5録 音の基本手順 ―一 ― 一 一 一 一 一 ― 一 一 一 一 一 一 一 一一 一 一 一 一 16
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9.5イ ンプットのアサイン ーーーーー ーーーーーーーー ーーーー ーー ー 31
32
9.7録 嘔貯同 期 の 設 員三 ―――――――――――――――――――――――――………――――――――――――――― 32
33
33
ーー ー ー ーー ー ー ー ーー ーー ー ー ー ーー ー ー ー 34
9。 10デ ィスクファンクション
35
9。 11プ レイリス トフアンクション ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
プレイリス トのリデ ュース ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 35
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14.1オ ー トパ ンチイン/ア ウ ト ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 41
14.2マ ニ ュアルバ ンチイン/ア ウ ト ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 43
エディットlitl‖ ヒ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー¨――――――――――――――――――――――――― 44
14.パ
/7ウ
ン
チ
ン
イ
ー
ー
ー
ー
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ー
ー
ー
ト
し
44
45
46
――――_____― ―――――――――――――…………………――…―――――――――――――――――― 47
18口 ヽ7-シ
'
48
コントロールチェンジナンバーー覧 ―一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ―49
19.1プ ログラムチャンネル ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー50
19.2コ ン トロールチェンジチャンネル ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 50
15.ム
ー
16.コ
ピ
17.デ
リ
19.MIDIに
19.3iン
プ
ー
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
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―― ―――― ―――― ――― ― ――― ――― ――― ― ―― ―― ― ―― ― ―― ―― ―― ―― ―― ―
51
19.4,ス トラれイ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 51
=ノ
MIDIク ロックのス トライプ ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52
MIDIタ イム コー ドのス トライプ ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52
19.5デ ィスプレイモー ド ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 53
19.6リ ファレンス トラック ー ー ーーー ーー ー ー ーー ー ーー ーー ーー ーー ーー ー ー 53
-2-
20.デ ータのバ ックアップ/ロ ー ド ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 54
20.1全 データのバ ックアップ ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 55
20.2ソ ング単位のバ ックアップ ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 55
20.3全 データの ロー ド ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 56
20.4ソ ング単位の ロー ド ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 57
21.複 数台のHDRの 同期方法 ―一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 -58
22.ハ ー ドディスクのインス トール ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 59
23.エ ラーメ ッセージ ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 60
24.プ ロプレムチ ャー ト ーー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 60
-3-
各部 の 名称 とはた らき
フロン トパ ネル
(1)パ ワースイ ッチ
電源 コー ドを抜 き差 しする際は、必ずパ ワースイ ッチをオ フにして下さい。
(2)リ セ ッ トボタン
相対時間 (relat市 e time)の カウンター表示を"00100:00"に リセ ッ トします。絶対時
間 (absolute time)表 示の場合でも、相対時間を リセ ッ トします。
(3)絶 対時間/相 対時間切 り替えボタン
カウンター表示を絶対時間 ("AbSolu"の 表示)と 相対時間 (同 "rELAt")と に切 り替え
るボタンです。相対時間は リセ ッ ト可能で、MIDIや SMPttEの タイム コー ドによる同期に
使われ ます。なお、絶対時間の表示の変更/リ セ ッ トはできません。
(4)カ ウンター/パ ラメーター (バ リュー)デ ィスプレイ
時間やバ ラメーターの値、操作の指示などを表示 します。
(5)A/Bボ タン
Aお よびBポ イン トの設定、ロケ ー トに使 います。詳 しくは「A/Bポ イン トの設定」、お
よび「A/Bポ イン トヘの回ケ ー ト」の項をご参照下 さい。
(6)エ ンター/エ グジッ トボタン
エ ンター (ENttER)ボ タンはパ ラメーターを決定する場合や、設定の変更などに使 いま
す。エグジッ ト (E測 丁)ボ タンは操作をキャンセルする場合や、現在のモ ー ドか ら抜け
るときに使 います。
(7)ABフ ァンクションボタン
A/Bポ イン ト間のシングル再生 (AB SiNGLE)、 A/Bポ イン ト間の リピー ト再生 (AB
REPEA丁 )、 ォ ー トパ ンチイン/ア ウ ト (AUTO PI/0)の 各ABフ ァンクシ ョンを選択 し
ます。操作方法 についての詳細は、それぞれの項を ご参照下 さい。
(8)エ デ ィッ トボタン
ムープ (MOVE)、 コピー (COPY)、 デ リー ト (DELEttE)の 各 エデ ィッ ト機能を選択 し
ます。操作方法 についての詳細は、それぞれの項を ご参照下 さい。
(9)ユ ーテ ィリテ ィーボタン
マー ジ (MERGE)、 MIDI、 バ ックアップ/ロ ー ド (BACK UP/LOAD)の ユティリティ
ーを選択 します。
-4-
͡
(10)ト ランスポー トコン トロールボタン
テー プレコーダ ー同様の操作を行います。早送 り (FF)と 巻き戻 し (REW)の 速度は3段
階の可変です。FFボ タン、あるいはREWボ タンの2回 押 し、3回 押 しで変化 します。また
͡
͡
再生時 にFFボ タンかREWボ タンを押すことで、キュー音を出力 しなが ら早送 りや巻き戻
しを行えますので、ポジシ ョンのサーチに便利です。
*ゼ ロ リター ン
ス トップボタンを押 しなが らREWボ タンを押すことで、‖
00100:00"の ポジシ ョンにロケ
ー トする ことができます。その時の時間表示モ ー ドによって、絶対時間か相対時間のどち
らかの"00:00:00"に ロケー トします。
(11)バ ーグラフデ ィスプレイ
各 トラックの再生 レベル、ミキサ ーの各パ ラメーターバ リュー、マスター レベルなどを表
示 します。詳 しくは、ディスプレイセ レク トボタン(18)の 項を ご覧下さい。
(12)ト ラックセ レク トボタン
録音、 ミ ックス、エディッ トなどの際 に任意の トラックを選択するために使 います。録音
時、選択された トラックは赤色に点滅、あるいは点灯 します。その他の場合はミュー ト状
態を除いて、緑色に点灯 します。ミュー ト状態の トラ ックは、緑色に点減 します。
(13)ミ ュー トボタン
任意の トラックをミュー ト状態 にするために使います。詳 しくは「ミュー ト」の項をご参
照下 さい。
(14)ロ ケー トボタン
オ ー トロケ ー トポジションの設定、 ロケ ー トに使 います。詳 しくは「ロケー ト」の項をご
参照下 さい。
(15)ビ ッチボタン
再生中、あるいは録音中にビッチを変えるときに使 います。 この ピッチ (PI丁 CH)ボ タ
ンを押 し、ジョグダイアル (23)を 回す ことで、上下200セ ン ト (48kHzサ ンプリングの
場合、上限は 100セ ン ト)の 範囲で2セ ン トづつ変化できます。 ビッチボタンをもう一度
押す ことで、 ビッチモ ー ドか ら抜けます。
‖/0を 使 う場合は、必ず ビッチを0に して下さい。
注)デ ジタノ
(16)シ ャ トルボタン 1
シャ トルモ ー ドに入るときに使 います。シャ トルモ ー ドとは、シャ トル (SHU丁 丁LE)ボ
タンを押 したポジシ ョンで 10フ レーム単位のル ー プ再生を行な うモー ドで、ジ ョグダイ
アル(23)を 回す ことで任意のポジシ ョンを正確にサ ーチする ことができます。
(17)フ ァンクシ ョンボタン
フ ァンクションモ ー ドに入るときに使います。詳 しくは、 「ファンクシ ョンモー ド」の項
をご参照下さい。
-5-
(18)デ ィスプレイセレク トボタン
バーグラフディスプレイ(11)の 表示モー ドの切り替えに使います。 トラックレベル
⊂RK LEVEL)モ ー ドの場合、バーグラフデ ィスプレイは各 トラックの再生レベルを表
示 します。ミキサー (MⅨ ER)モ ー ドの場合、任意のミキサーパ ラメーターの値を表示 し
ます。またマスター レベル (MASttER LEVEL)モ ー ドの場合、AUX lと 2の マスター レ
ベルおよびステレオマスターレベルを表示 します。
(19)ト ラック レベルセレク トボタン
内蔵デジタルミキサーのレベルに関するパ ラメーターを選択する場合に使います。詳 しく
は、「デジタルミキサーについて」の項をご参照下さい。
(20)EQlセ レク トボタン
内蔵デジタルミキサーのEQ lに 関するパ ラメーターを選択する場合に使 います。詳 しく
は、 「デジタルミキサーについて」の項をご参照下さい。
(21)EQ2セ レク トボタン
内蔵デジタルミキサーのEQ 2に 関するパ ラメーターを選択する場合に使 います。詳 しく
は、「デジタルミキサーについて」の項をご参照下さい。
(22)レ ベルセレク トボタン
内蔵デジタルミキサーのマスター レベルに関するパ ラメーターを選択する場合に使 います。
詳 しくは、「デジタルミキサーについて」の項をご参照下さい。
(23)ジ ョグダイアル
パ ラメーターの選択、値の入力、シャ トルモー ドでのサーチなどに使います。動作は各機
能によって異なります。
(24)イ ンプットボリューム1/2
フロン トパネルにあるアナログインプットジャック1/2の 入カレベルの調節に使います。
リアパネル にあるアナログインプットやデジタルインプットには影響を与えません。
(25)ヘ ッドフォーンポ リューム
ヘ ッドフォーンのモニター レベルの調節に使 います。
(26)イ ンプットジャック1/2
マイクや楽器などのアナログ音源を入力するアンバランス型フォーンジャックで、インプ
ットボリューム1/2(24)で レベルを調節 します。
(27)ヘ ッドフォーンジャック
モニター用ステレオヘ ッドフォー ンを接続するステ レオフォーンジャックで、ヘ ッドフォ
ーンポリューム1/2(25)で レベルを調節 します。
-6-
リア パ ネ ル
(28)ラ インインプットジャック1/2
+4dBmの アナ ログ信号を入力するバ ランス型フォー ンジャ ック
(丁
RS型 )で 、ミキシン
グ コンソールなどの業務用 レベルの機器の 出力を接続 します。 このジヤックの入カ レベル
は、+4dBm固 定 になっていて、インプ ッ トボ リューム(24)に よって変化 しません。なお
このジヤックの入力信号は、 フロン トパネルのイ ンプ ッ トジャック(26)の 入力信号 とミ
͡
ックスされます。
(29)AUXリ ター ンジャ ック
外部エ フェク トプロセ ッサーの 出力を接続 します。入力された信号は、その定位のままマ
スターバ スヘ送 られ ます。
(30)MIDIス ル ー ジャ ック
外部MIDI機 器を接続 します。MIDiイ ンジャ ック(32)に 入力されたMIDI信 号が、そのまま
出力されます。
(31)MIDIア ウ トジャ ック
シーケ ンサ ー、 コンピューター、シンク ロナイザ ーな どの機器のMIDIイ ンに接続 します。
MIDI同 期信号が この ジャックから出力され、外部機器 との同期を行な います。
͡
(32)MIDIイ ンジヤック
シーケ ンサー、 コンピューター、シンク ロナイザ ーな どの機器のMIDlア ウ トに接続 しま
す。 このジャック に入力されたMIDIク ロ ックを記録 した り、外部 M:DI機 器からの リモー
トコン トロールする際 に使います。
(33)マ スターアウ トジャックL/R
アナ ログのステ レオマスター出カジャックで、パ ワーアンプ、ミキシング コンソール、マ
スタ リング用テ ー プデ ッキな どに接続 します。
(34)AUXセ ン ドジヤック
外部エ フェク トプ ロセ ッサーヘAUX信 号を出力す るジャックです。 この 出カ レベルの調節
は、ミキサ ーパ ラメーターで行な います。
(35)コ アキシヤルデ ジタルアウ トジヤック
DA丁 レコーダーなどの外部デジタル機器の コアキシヤル (同 軸タイプ)S/PDIF入 力に接
続 します。接続 にはRCAケ ー プルを使 います。その外部デ ジタル機器がオブチカル のデ
ジタルインを装備 している場合は、オブチカルケ ー プルによる接続をお奨め します。
(36)コ アキシヤルデ ジタルインジャック
DATレ コーダーなどの外部デジタル機器 の コアキシヤル (同 軸タイプ)S/PDIF出 力に接
続 します。接続 にはRCAケ ープルを使 います。その外部デジタル機器がオブチカルのデ
ジタルアウ トを装備 して いる場合は、オブチカルケ ー プル による接続をお奨め します。
(37)オ ブチカルデジタルアウ トジヤック
DA丁 レコーダーなどの外部デジタル機器のオプチカル (光 タイプ)S/PDIF入 力に接続 し
ます。接続 にはAudio― DNPタ イプのオブチカルケ ープルを使 います。
-7-
(38)オ プチカルデジタルインジャック
DA丁 レコーダーなどの外部デジタル機器のオプチカル (光 タイプ)S/PDIF出 力に接続 し
ます。接続にはAudio― DNPタ イプのオプチカルケープルを使います。
(39)バ ンチイン/ア ウ トフットスイ ッチジャック
フットスイ ッチを接続 して、マニ ュアルバンチイン/ア ウ トを行ないます。モーメンタリ
ータイプ/ノ ーマ リーオープンのものをお使 い下さい。
(40)オ プションスロット1/2
専用オプションボー ドのス ロットです。ボー ドをインス トールする際はプランクパネルを
外 し、ボー ドに付属の説明書に従 い行な います。
注)オ プションボー ドのインス トールはベスタクスの特約店で行なって下さい。それ以外
でインス トールを行なった際にユーザーヘの損害や本体への損傷が生 じた場合、ベスタク
ス株式会社はその責任を負 いかねます。
(41)ヒ ューズホルダー
100V/1.5Aの ヒューズをお使 い下さい。
(42)ACイ ンレット
付属のACケ ープルをお使い下さい。このケープルのプラグはアースピン付きの3Pタ イプ
ですので、2Pタ イプの コンセン トをお使いになる場合は、変換プラグをお使 い下さい。
なお、異なるACケ ープルの使用や 100V以 外の電圧への接続により生じた事故について、
ベスタクス株式会社はその責任を負いかねます。
-8-
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おじ 含じ含じ♂C♂じ
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口国Zく﹄“く国“ ∩Zく いZOぼ﹄∞︲
さて各部の名称 とはた らきがわかったところで、実際 に操作 してみましょう。お手元に
あるHDRに は、出荷時にデモ曲が録音 されています。 このデモ曲を再生 しながら、ポ リュ
ームやバ ンなどを変更するな どして、操作の練習を してみて下さい。では順を追って、操
作 してみま しょう。
1)付 属のACコ ー ドをHDRの リアパネル に接続 して下さい。
2)リ アパネルのマスターアウ トをモニタ ー システムに接続 して下さい。 このとき、モニ
ター システムのポ リュームは絞 ったままにして下さい。
3)ACコ ー ドを壁の コンセン トに接続 して、電源スイッチをオンにします。ディスプレイ
にHHDR-8"と 表示 された後、システムバー ジ ョンが表示 され、時間表示 (“ 00:00")に な
ります。
4)さ ていよいよ再生です。モニ ター システムのポ リュームを適度 に上げて、プレイボタ
ンを押 してみましょう。デモ曲がされま したか。 この音はヘ ッ ドフォー ンジャック に接続
されたヘ ッ ドフォー ンか らも聴 くことができます。
5)ミ ュー トボタンを押 して下さい。ミュー トボタンのとな りのLEDが 点灯 し、 トラック
セ レク トボタンの上のLEDも 点灯 します。 ミュー トした い トラックのセ レク トボタンを押
してみて下さい。そのボタンの上のLEDが 点滅 して、ミュー ト状態である ことを表 します。
逆に緑色の点灯はミュー トされていないことを表 します。
6)次 に トラックのポ リュームを変化させてみま しょう。まずボ リュームLEDが 点灯する
ように、 トラック レベルボタンを押 して下さい。バーグラフディスプレイが各 トラックの
ポ リュームをバー表示 します。また、カウンターディスプ レイにはその値が、0∼ -63.5、
あるいは"OFF‖ と表示 されます。 ジョグダ イアルでその値を変更できます。
トラックボ リュームやミュー トなどのミキサ ーパ ラメーターを変化させた ら、それを次の
手順で 「プログラム」としてメモ リー してみましょう。
1)"SAV l‖ と表示 されるまで、フ ァンクションボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを回 して、表示を"SAV 10"と して下さい。
3)エ ンターボタンを押 して下 さい。 "don「 'と 表示されます。
4)次 に再生を して下さい。再生中に"PR0 10"と 表示されるまで、ファンクションボタン
を押 して下さい。
5)ジ ョグダイアルを使 って表示を‖PR0 1"に して、エ ンターボタンを押 して下さい。
"PR0 1・ としてセープされていたミキサ ーパ ラメーターが瞬時に呼び出され、セ ッティ
ングが変化 します。
-10-
2.ソ ング
‖
い
ソングを ク リエイ ト する ことによつて、各ソ ングに固有 のナンバーが付けられ、ハー
ドディスク上の特定のエ リアが録音用として割 り当て られます。ソングが ク リエイ トされ
た段階で、そのソングが呼び出された状態 とな ります。各ソングは独立 しているので、あ
るソングでのエディッ ト (編 集 )結 果が他のソング に影響を与えることはあ りません。
相対時間0ポ イン ト、ABポ イン ト、および8つ の ロケ ー トポイン トは、ソング ごとにス ト
アされます。また 128種 類の ミキサ ーセ ッティング は、ソング ごとにはス トアされません
(本 体全部で 128と お り).
また ソ ング単位 での パ ック ア ップ、 および ロー ドも可能 です。 この 場合 オ ー デ ィオ デ ー タ
のみ を扱 い ます。 つ ま リミキサ ー セ ッテ ィングや各 ポイ ン トはバ ックア ップ/ロ ー ドされ
ません。
ハー ドディスク全体をバ ックアップ/ロ ー ドした場合 には、オ ーディオデ ータ以外 にミキ
サーセ ッティングや各ポイン トも扱われます。
ソングモー ドには次の 3種 類のフアンクションがあ ります。
1)ソ ングのク リエイ ト
ハー ドディスク上 に録音可能なエ リアをつくります。 ここではソングの長 さ (length)
とソングナンバーを設定 します。
2)ソ ングの リコール
特定のソ ングをハー ドデ ィスクから呼び出 し、再生/録 音/エ ディッ トをできる状態 にし
ます。呼び出されて いるソングは、常に1つ だけです。
3)ソ ングのデ リー ト
以前にク リエイ トされたソ ングを消去 します。ただ しハー ドデ イスク上のエ リア情報を消
去するだけなので、オ ーディオデ ータは消去 されません。オ ーデ ィオデ ータを消去す るに
は、別の方法で行な います。
設 定 を す る場 合 の基 本 操 作
各ソ ングモ ー ドに入 つて設定を行な つた場合、HDRは 設定の確定待ちの状態 にな ります。
同時にエグジッ トボタンのLEDが 点滅 します。 この状態のときにエグジッ トボタンを押す
と、確定 しようとして いた設定がキャンセルされます。設定 している途中でその操作を中
止 した いときには、エグジッ トボタンを押 して下さい。
- 11-
注)も しソングをクリエイ トしようとして、‖
noFた “
と表示された場合はハー ドディスク
上にその長さのソングをクリエイ トする充分なスペースがないことを表 します。デ ィスク
全体の容量よりもクリエイ トするソングの長さが短いのにもかかわ らず表示される場合に
は、ディスク上の他のソングをデ リー トする必要があります。
録音後はソングの長さを変更することはできません。ソングのク リエイ トの際、ソングの
長さを設定するときには、長めに設定するのが良いで しょう。こうしておけば、ソングを
長くしたいときにでも対応可能です。録音を始めてからソングを長くしたくなった場合 に
は、一旦そのソングをバ ックアップして、長めにクリエイ トした別のソングエ リアにロー
ドしなおして下さい。
2.1ソ
ン グ の ク リエ イ ト
1)そ れではソングをクリエイ トしてみましょう。"Song X:と 表示されるまでファンクシ
ョンボタンを押 し、エ ンターボタンを押 して下さい。
2)"crEAte"と い う表示になるまでジョグダイアルを回して、エ ンターボタンを押 して下
さ
!い
.
3)再 び"Song X'と ιう表示になるので、ジ ョグダイアルを使ってクリエイ トしたいソン
.ヽ
グナンバーを選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
4)す るとソングの長さを設定する表示にな りますので、ジ ョグダイアルを使ってク リエ
イ トしたいソングの長さを設定 します。 このときの長さの表示は"XX:分 :DOCIttЖ フレー
ムにな りますのでご注意下さい。
2.2ソ ング の リ コー ル
1)ソ ングをリコールするには、WSong X:と 表示されるまでファンクシ ョンボタンを押し、
エンターボタンを押して下さい。
2)"recall"と 表示されますので、エンターボタンを押して下さい。
3)ジ ョグダイアルを使ってリコールするソングナンバーを選び、エンターボタンを押し
て下さい。
4)ま ず "busy"と 表示され、その後 "dond:と 表示 されて、 リコール完了にな ります。
- 12-
͡
2.3ソ ングのデ リー ト
ソングがクリエイ トされると、ハー ドディスク上にそのソング専用のエ リアが確保され
たことにな ります。ソングがデ リー トされた場合は、ハー ドディスク上にあるソングの長
さとナンバーに関する情報が削除 されます。一旦デ リー トを して しまったソングはリコー
ルできなくなつて しまいますので、デ リー トの際には充分な注意をして下さい。ただしソ
ングのデ リー トによってオーディオデータは消去されません。オーディオデータを消去す
るには別の方法で行な います。
͡
SOng X'と 表示されるまでファンクションボタンを押 し、
1)ソ ングをデ リー トするには、‖
エ ンターボタンを押 して下さい。
2)"delete"と いう表示になるまでジョグダイアルを回して、エ ンターボタンを押 して下
ヽ
さも
.
3)ジ ョグダイアルを使ってデ リー トしたいソングナンバーを選び、エ ンターボタンを押
して下さい。
4)デ ィスプ レイに"sure"と 表示されます。 このソングをデ リー トするので良ければ、エ
にはエグジットボタンを押 して下さい。
ンタ
=ボ タンを押 して下さい。もし違う場合
‖
5)エ ンターボタンを押 した場合は、まず busy"と 表示 され、その後"dondiと 表示されて、
デ リー ト完了にな ります。
- 13-
3.1ハ ー ドデ ィスクのプ ロテク トとその解除
HDRに 録音するには、ハー ドディスクのプロテク トが解除になっていなければな りませ
ん。ハー ドディスクのプロテク トを解除するには、まず"Protct"と 表示されるまでファ
ンクションボタンを押 して下さい。ジ ョグダイアルを使って"nOProt"と いう表示にし、
エ ンターボタンを押 して下さい。電源投入時には必ず、HDRは プロテク ト状態 になつてい
ます。
3.2サ ンプ リング周 波 数 の 選 択
1)"FS32"、
"FS441"、
もしくは"FS48"と 表示されるまでファンクションボタンを押し
て下さい。
2)ジ ョグダイアルで任意のサ ンプリング周波数を選びます。
3)エ ンターボタ ンを押 して、サ ンプリング周波数の選択は完了です。
注)サ ンプリング周波数は、そのソングでは一定に しておくことをお奨め します。もし異
なるサ ンプリング周波数を一つのソング中に混在させると、 トラック完の同期がとれなく
なつた り、音程 も変わ って しまうからです。
3ソ
ング エ リア の ク リエ イ ト
2.1セ クションを参照 して下さい。
3。
-14-
3.4イ ンプ ッ トのアサイ ン
ー般的 にマルチ トラックレコーダー に録音する場合 に、入カソースをどの トラックヘ ア
サインするか、またどの トラックを録音用 に選ぶかが必要にな ります。HDRの 場合、イ ン
プッ トアサインファンクションで行な います。 このフ アンクションによ つて一つ、または
複数の入カソースを一つ、または複数の トラックにアサインします。詳 しくは9.5セ クシ
ョンを ご参照下 さい。
1)‖ ln 1 2Lr"と 表示 されるまで、ファンクシ ョンボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを回 して、アサインを適切な順序にして下 さい。
3)エ ンターボタンを押 して完了です。
‖
基本アサインは ln 1 2Lr"と な ります。 この状態ですと、インプッ ト1が 録音 トラックと
してセ レク トされた トラックの うち、最も若 いナンバーにアサインされます。また、2チ
ャンネルのソースを録音するときは、インプッ ト2に も入カソースが接続 されます。 この
場合、セ レク トされた トラックの うち、次に若 いナンバーにアサインされます。
注)録 音 トラックのセ レク トは トラックセ レク トボタンを押す ことで行な います。録音 し
ている トラックが ミュー ト状態 にな つて いな いかを確認 して下さい。ミュー ト状態 にな つ
ている トラックは、録音中でも入力信号を受 けません。 この機能を利用する ことで、複数
の トラックのオ ーディオ信号を消去す ることができます。
- 15-
3.5録 音 の 基 本 手 順
1)楽 器、マイク、CDプ レイヤ ーなどをフ ロン トパネルのイ ンプ ッ トジャックに接続 しま
す。フ ロン トパネルのインプッ トジャックは、入カ レベルを調節することができます。 し
たがって、-50dBか らOdBま での幅広 い入カソースに対応 します。
リアパ ネルのインプッ トジャックはミキシング コンソールなどの、いわゆる業務機器用の
レベル に合わせてあ ります。なお規定入カ レベルは、+4dBの 固定です。 このジャックは
バ ランス/ア ンバ ランス兼用で、バ ランス入力の場合はステ レオフォー ンプラグ(TRS)を
使 います。 この とき、Tipが ホ ッ ト、Ringが コール ド、Sleeveが グラン ドにな ります。
また、フロン トとリアのインプ ッ トジャックは、同時に使 うこともできます。この場合は
フロン ト/リ ア共、同じ トラックにアサインされます。例えばインプ ッ ト1な らば、フロ
ン ト/リ アにかかわ らず同 じ トラックにアサインされます。インプ ッ ト2も 同様です。
2)イ ンプ ッ トアサインファンクシ ョンによって、入カソースを適当な トラックにアサイ
ンします。今回はアナ ログ入力 しか使わな いので、アサインは"ln 1 2Lr‖ にして下さい。
ほとんどの方の場合、常 にこのアサインで問題な いで しょう。
3)ト ラックセ レク トボタンを押 して、録音 トラックを選択 します。選択された トラック
のLEDが 点滅 します。
4)バ ーグラフメーターが入カソースの レベルを表示するので、インプッ トボ リュームで
レベルを調節 して下さい。 もしリアパ ネルのインプッ トジャックを使 っている場合 は、そ
こに接続 されているミキシング コンソールで調節 して下さい。メーターの左側にある 日盛
の、0と +12の 間が適正な レベル とな ります。 ピークLEDが 点灯する場合は入カレベルが
大き過ぎるので、歪みが生 じます。 ビークLEDが 点灯 しないように、入カレベルを調節 し
て下さい。
5)RECボ タンを押 しなが らプレイボタンを押すと、録音が開始されます。 このときの入
力信号はヘ ッ ドフォー ンやHDRを 接続 しているモニターシステムでモニ ターできます。
6)ス トップボタンを押 して、録音終了です。
7)ソ ングの初めまで巻き戻すには、ス トップボタンとREWボ タンを同時に押 します。
8)プ レイボタンを押 して、今の録音をプレイバ ック してみて下さい。 うまく録音できま
したか。
-16…
3.6デ ジタル 入 力端 子 の 選 択
デジタルインを使う場合、コアキシャル (同 軸)か オプチカル
ーフェースが使われているかをHDRが 自動的 に判断 します。
(光 )の
どちらのインタ
3.7デ ジ タ ル 録 音 の 手 順
HDRで は2チ ャンネルのデジタル信号を同時に録音することができます。 コアキシャル
とオプチカルの両方のインターフェースを搭載 していますが、もしソース側の機器も両方
のインターフェースを持って いる場合は、オプチカルをお使 い下さい。
͡
注)デ ジタルインをDA丁 レコーダーに接続 していて、そのDA丁 レコーダーが録音状態か
録音ポーズ状態の場合、HDRの サンプリングクロックはDA丁 レコーダーのクロックに同
期 します。これは他のデジタル機器を接続 した場合も同様です。 この状態のときにはサン
プリング周波数を変更 したり、ビッチファンクションを使 うことはできません。
1)DA丁 レコーダーのアウ トプットをHDRの デジタルインに接続 します。
2)"Sy― lnt"(シ ンクインターナル)と 表示されるまでファンクションボタンを押 します。
usy…
din‖ (シ ンクデジタルイン)と なるようにして、
ジョグダイアルを使って、表示が
エ ンターボタンを押 して下さい。
3)イ ンプットアサインを"in Lr1 2"に 設定 して下さい。詳 しくは9.5セ クションを ご参照
下さい。
4)RECボ タンを押 しながらプレイボタンを押 して、録音を開始 します。
5)ス トップボタンを押 して、録音終了です。
-17-
3.86種 類 の ソ ー ス を 4ト
ラ ッ ク に録 音
4つ のアナログインプ ットとデジタルインを使えば、6種 類の入カソースをHDRの 4つ の
トラックに同時録音することができます。
1)録 音 しようとする入カソースを接続 します。上図をご参照下さい。
2)DA丁 レコーダーを使 う場合は、そのDATレ コーダーを録音待機状態にして下さい。
DA丁 レコーダーのアナログ入力が、そのままデジタル出力されます。
3)‖ Sy― lnt"(シ ンクインターナル)と 表示されるまでファンクションボタンを押 します。
ジョグダイアルを使って、表示が"Sy― din‖ (シ ンクデジタルイン)と なるようにして、
エ ンターボタンを押 して下さい。
4)3.4セ クションで説明したように、インプットアサインをして下さい。
5)ト ラックセレク トボタンで、録音する トラックを選択 して下さい。
6)RECボ タンを押 しながらプレイボタンを押 して、録音を開始 します。
7)ス トップボタンを押 して、録音終了です。
-18-
HDRに 内蔵されて いるデジタル ミキサーでは、各 トラックのポ リューム、バ ン、プ リ
EQレ ベル、EQの セ ッテ ィング、AUXセ ン ドレベル、 マスター レベル、さらにミュー ト状
態を コン トロールできます。各パ ラメーターの値は、ジョグダイアルを使 って設定 します。
例えば トラック 1の ポ リュームの設定範囲は0.00∼ -63.5お よびOFFで す。 このとき値が
0.00の 場合は トラックレベルの減衰はあ りません。またマイナスの値のときには トラッ
ク レベルが減衰されていることを表 します。つま り値が0.00の ときには、 トラック 1の 信
号がフルボ リュームで再生されるわけです。 この ときジョグダイアルを反時計回りに回す
と減衰量が増 し、 トラックのポ リュームは小さくな ります。 さらにOFFに すると、 トラッ
クか らの出力はオフにな ります。
なお、 これ らの ミキサ ーセ ッティングは、セー プとリコールが可能です (9.1セ クシ ョン
をご参照下さい)。
ミキサーパネルの右上にあるディスプ レイボタンを使えば、 ミキサーのセッティングを素
早 くみる ことができます。 ミキサ ーセ ッティングの設定中な らば、 このボタンによ り3種
類の異なる表示を選択できます。
・ トラ ック レベ ル
各 トラックそれぞれの再生 レベルを表示 します。
・ マ ス タ ー レベ ル
L/Rマ スターバ スの 出カ レベル と各AUXの マスターセン ドレベルを表示 します。
・ ミキ サ ー
ミキサーセ ッティングの値を表示 します。
4.1ポ リュ ー ム
1)VOL(ボ リューム)LEDが 点灯するまで、レベルボタンを押して下さい。バーグラフ
が各 トラックの値を、カウンターが選択された トラックの値を表示 します。
2)任 意の トラックを選択 して下さい。その トラックLEDが 点灯 します。 この トラックの
ポ リューム値がカウンタ
表示 されます。 このときの値は、O.00∼ -63.5お よびOFFの
=に
範囲で設定できます。
3)ジ ョグダイアルを回 して値を設定 します。
ヒン ト)ミ キサーのその他のセ ッティングも同様の方法で行な います。
4)エ グジッ トボタンを押 して、ミキサ ーモ ー ドを終了 します。
-19-
4.2パ
ン
ステ レオイメー ジの中で、その トラックがどこに定位するかを設定 します。左、もしくは
右のス ピーカーのみ、またはそれ らの中間に定位 します。
1)PAN(バ ン)LEDが 点灯するまで、 レベルボタンを押 して下さい。
2)任 意の トラックを選択 して下さい。その トラックLEDが 点灯 します。 この トラックの
パ ンの値がカウンター に表示 されます。 この ときの値は、L1000/o∼ R1000/oの 範囲で設
定できます。
3)ジ ョグダイアルを回 して値を設定 します。
4)エ グジッ トボタンを押 して、ミキサーモー ドを終了 します。
4.3プ リEQレ ベル
EQに よってブース トされた トラックレベルを減衰させます。EQの セ ッティングによって
はレベルが上が り、信号が歪んで しまう場合があ ります (ピ ークLEDが 点灯 します)。 そ
のような場合 に、このプ リEQレ ベルを調節 します (た だし録音時に歪んで しまった場合
には効果がありません)。 なお、その トラックが歪んでいない場合は、プリEQレ ベルの
設定をOdBに して下さい。
1)PRE EQ LEVEL(プ リEQレ ベル )LEDが 点 灯す る まで、 レベル ボタ ンを押 して下 さい。
2)任 意 の トラ ックを選択 して下 さい。
3)ジ ョグダ イアル を 回 して 値 を設 定 しま す。
4)エ グ ジ ッ トボタ ンを 押 して 、 ミキサ ー モ ー ドを終 了 します。
4.4マ ス タ ー レ ベ ル
1)MASTER(マ スター)LEDが 点灯するまで、レベルボタンを押 して下さい。 トラック
セレク トボタンの1、 または2を 押すとマスターAUXセ ン ドレベル 1、 または2の 値がカウ
ンターに表示され ます。 トラックセレク トボタンの7、 または8を 押すとマスターバスL(左
チャンネル)、 またはR(右 チャンネル)の 値がカウンターに表示されます。
2)ジ ョグダイアルを回して値を設定 します。
3)エ グジットボタンを押 して、ミキサーモー ドを終了します。
-20-
͡
4.5イ コライザ ー
(EQ
HDRの 各 トラックには、独立した2系 統のイコライザーが装備 されています。EQタ イプは、
ハイシェルビング、日―シェルビング、およびパラメ トリックの中から選択できます。シ
ェルビングEQの スイープ周波数および、プース ト/カ ットレベル (最 大1 2dBで 1/10dB
単位)は 任意に設定できます。またパラメ トリックEQの 場合は、最大 1 2dBの プース ト/
カットと連続可変のQお よび連続可変の周波数 (39Hz∼ 1 2kHz)を 設定できます。
ヒント)は はパラメ トリックEQの ベルカープの幅を表します。∽ 値が小さいときには
シャープなベルカープとなり、値が大きいときにはワイ ドなベルカープになります。
∽ 値を小さくした場合は、狭い周波数範囲のみに効果をかけたいときに便利です。たと
えば、ある トラックにキック ドラムが録音されている場合、周波数をキック ドラムの帯域
に合わせ、QO値 を小さく設定すると音づくりがしやすくなります。
逆にQO値 を大きくすると幅広い周波数帯域 に効果があります。たとえば、ある トラック
にバ ックグランドボーカルが録音されている場合、鐘 大きめに設定し、周波数を2kHz
∼6kHzの 範囲に設定 してからEQレ ベルを上げると効果的です。
1)調 節 したい トラックを選択して下さい。EQl、 または2の ボタンを押 して、調節したい
EQを 選択 します。
2)調 節したいEQ/ヽ ラメーターが表示されるまで、ECド タンを押して下さい。
3)ジ ョグダイアルを回して値を設定します。必要に応 じて新しいEQセ ッティングを新し
いプログラムにセープします。
4)エ グジットボタンを押して、ミキサーモー ドを終了します。
注)再 生中にEQセ ッティングを調節すると、「プツッ」というノイズが発生する場合が
あります。またEQの レベルをブース トしすぎると、 ビークレベルが大きくなりすぎて歪
みが生じる場合があります。その場合はプリEQレ ベルを調節して下さい。
-21-
4.6 AUXセ ン ド
外部のエフェクトユニ ットに送る信号量を各 トラック独立で調節 します。 これによリトラ
ックごとに異なるエフェク トをかけたり、同 じエフェク トでも異なる量をかけたりができ
ます。よく使われるエ フェク トと して、リバープとディレイが挙げられます。
例えば トラック1に リー ドボーカルが、 トラック2と 3に バ ックボーカルが録音 されている
とします。外部 リバープユニ ットのインプットをHDRの AUX SEND lに 接続 し、リバープ
ユニ ットのアウ トプットをHDRの AUX REttURN lに 接続 します。そして トラック2、 3の
AUXセ ン ドレベル 1を トラック1よ りも大きくすれば、バ ックボーカルのリバープの方が
リー ドボーカルよりも深 いリバープになります。
ヒント)外 部 リバープユニ ットのアウ トプットはHDRの AUX REttURNの L/Rに 接続 しま
す。 これによリリバープの出力は、L/Rの マスターアウ トに自動的にアサインされます。
もしお手持ちの リバープユニ ットがモノラルアウ トしかなく、左右のチヤンネルに効果を
かけたい場合 には、Y型 ケープルを使 つてAUX REttURNの L/Rに 接続 して下さい。
AUXセ ン ドのプリ/ポ ス ト切 り替え設定が、ファンクションモー ドの中にあります。詳 し
くは9。 14セ クションを ご参照下 さい。
1)AUX SEND(AUXセ ン ド)LEDが 点灯するまで、AUXボ タンを押 して下さい。例えば
リバープユニ ットがAUX l、 ディレイユニ ットがAUX 2に 接続 されているとします。 リバ
ープユニ ットヘ送る信号量を調節するには、まずAUX lを 選んで下さい。バーグラフが各
トラックの値を、カウンターが選択された トラックの値を表示 します。
2)任 意の トラックを選択 して下さい。
3)ジ ョグダイアルを回して値を設定 します。
4)エ グジットボタンを押 して、ミキサーモー ドを終了 します。
-22-
͡
5.ミ ュー ト
トラックを ミュー ト状態にすると、その トラックからの再生音はオフされます。 この機
能は、特定の トラックをモニ ター して音づくりをする場合 に便利です。例えばボーカルだ
けを聴きた い場合、その他の トラックをす べてミュー トします。
1)ミ ュー トボタンを押 して下さい。 ミュー トLEDと トラックセ レク トLEDが 点灯 します。
2)ト ラックセ レク トLEDが 緑色 に点灯 して いるときには、その トラックは ミュー トされ
ていません。任意の トラックセ レク トボタンを押す ことで、その トラックはミュー トされ、
トラックLEDが 点滅 します。 もう一度 トラックセ レク トボタンを押すと、 ミュー ト状態が
解除されます。
3)ミ ュー トボタンを押 して、ミュー トモ ー ドを終了 します。 このとき、いずれの トラッ
クもミュー ト状態にな つていな い場合は、 ミュー トLEDは 消灯 します。ミュー ト状態 にな
っている場合は、 ミュー トLEDは 点減 します。
- 23-
6.ロ ケ ー ト
ロケ ー ト機能 について
ハー ドディスクレコーディングの長所の一つとして、瞬時にロケー トできることが挙げ
られます。 ロケー ト機能を使 いこなす ことにより、オーバーダビングや編集を素早く行な
うことができます。
ロケ ー トポイン トのセ ッ トと リコール
任意のポジションを ロケー トポイン トとしてセ ットするには、まずエ ンターボタンを押
します。A/Bボ タン、 ロケー トボタン、そしてエグジットボタンが点灯 し始めます。グジ
ットボタンを押すと、 ロケー トモー ドが終了します。他のモー ドに入っていない限り、エ
ンターボタンを押す ことでロケー トモー ドになります。
ロケ ー トポイン トのセ ッ ト方法
まず、 ロケー トポイン トとしてセットしたいポジションヘ移動 します。プレイボタンを
押 し、再生 してそのポジションに来たら、ス トップボタンを押 します。これでセ ットする
準備ができました。
1)エ ンターボタンを押 して下さい。
2)ロ ケー トボタンを押 して下さい。
3)デ ィスプレイに"loca xx"と 表示されます。これはロケー トポイン トの番号を表 します。
1ソ ングあたり、8ヶ 所の ロケー トポイン トを設定でき、ジ ョグダイアルを回すことによ
り任意の番号を選択できます。
4)こ こで再びロケー トボタンを押すと、現在のポジションが ロケー トポイン トの"XX"番
にス トアされます。
ロケ ー トポイン トの リコール方法
1)ロ ケー トボタンを押 して下さい。
2)デ ィスプレイに‖loca xx"と 表示されます。
3)ジ ョグダイアルを回して リコール したいロケー トポイン トを選択 します。
4)こ こで再びロケー トボタンを押すと、カウンターの表示が リコールされたポジシ ョン
にな ります。プレイボタンを押すと、そのポジシ ョンから再生が始まります。再び同じポ
ジションから再生 したいときには、ロケー トボタンを2回 押 して、プレイボタンを押 して
下さい。
-24-
͡
ビッチボタンを押すと再生中のビッチを変化させる ことができるようになります。例え
ばこれか ら生ピアノを録音 したいが、既に録音済みの トラックとビッチが合わないとしま
す。そのような場合、録音済みの トラックの ビッチを微調整 して、ビアノと合わせる こと
ができるわけです。
1)ビ ッチボタンを押 して下さい。 ビッチLEDが 点灯 し、カウンターに現在のビッチが表
示されます。なお、表示はセン ト単位です。
2)ジ ョグダイアルを使って ビッチの値を変化させます。-200セ ン ト∼+200セ ン ト (サ
ンプリング周波数が48kHzの 場合は-200セ ン ト∼+100セ ン ト)の 範囲で、2セ ン ト単位
で変化させます.
3)ビ ッチボタンを再び押す と、ビッチLEDが 消灯 し、ビッチモー ドを終了します。
注)デ ジタルソースから録音する場合には、ビッチの変化はできません。この場合外部の
‖
デジタル機器と同期をとるため、シンクモー ドが Sy― din"に 設定 されて います。
レレコーダーにミックスダウンする場合、 ビッチモー
またDA丁 レコーダーなどのデジタリ
ドはオフにして下さい。ほとんどのDA丁 レコーダーはサンプリング周波数が固定のため、
決められた以外のサンプリング周波数では録音できません。 ビッチが変化 した状態で
DA丁 レコーダーに録音 したい場合は、マスターアウ トからアナログ録音 して下さい。
-25-
8ロ
シ ャ トル 機 能
A/Bポ イン トを正確 にセ ッ トした い場合があるかも知れません。例えば、すばら しいソ
ロを録音 したとします。ほぼ完璧だったのですが、最後の 1音 の後に外部からのノイズが
混ざつて しまいま した。さて、どのようにそのノイズを取 り除きますか ?
い くつかの方法 があ ります。最初からソ ロを録 り直すのも一つの方法です。 ミックスダウ
ンのときに取 り除くこともできますね。または、A/Bボ タン、シャ トル機能、そ してオ ー
トパ ンチイン/ア ウ トを使 って、ノイズそのものを消去する方法 もあ ります。シャ トル機
能を使えば、A/Bポ イン トを正確 にセ ッ トする ことができます。A/Bポ イン トの範囲をム
ープ、 コピー、イ レース、デ リー トする ことができます。今回の例では、せつかく弾 いた
ソ ロを壊す ことな く、余計な ノイズをイ レースすれば良 いのです。
シャ トル機能を完全 に使いこなすには、多少の練習が必要です。完全 にマスター したと
き、 この機能 の便利 さに驚 くことで しょう。まず はA/Bポ イン トを正確 にセ ッ トする こと
が、この編集のカギにな ります。 これはちょうどアナ ログテ ープの切 り貼 りをデジタル で
再現するような ものです (ア ナ ログテ ー プの切 り貼 りのおかげで、数 々のすばらしいレコ
ー ドが誕生 したのも事実です。 「切 り貼 り」は技術的な面 だけではな く、芸術的な面でも
寄与 したわけです)。
編集作業を初 めて行な ったときにもし期待 どお りにな らな くて も、やる気をな くす必要は
あ りません。何事 も根気 と経験です。シャ トル機能、A/Bボ タ ンそ して ロケ ー トボタンを
使 いこなせるようになれば、HDRの 作業が快適 に行な うことができます。
1)HDRが 停止中、再生中、巻き戻 し中、または早送 り中の状態のとき にシャ トルボタン
を押 して下さい。一瞬再生音が止まり、 ごくわずかな範囲を繰 り返 して再生するよ うにな
ります。初めて聴 いたときには、何か奇妙 に聴 こえるかもしれません。 しか し慣れて くる
とその曲のどの部分か、す ぐにわかるようにな ります。ジ ョグダイアルを回す ことで、そ
の再生ポイン トが変化 します。
ヒン ト :今 回の例の場合、消去 したいノイズのす ぐ手前 にAポ イン トを設定 して下さい。
2)Aポ イン トを設定 して下さい (10セ クションをご参照下さい)。
3)シ ャ トル機能 を使 います。ジ ョグダイアルを使 って ノイズの終わ りの部分をさが しま
す。そのポイン トに来たらエ ンターボタンを押 し、さらにBボ タンを押 します。 これでB
ポイン トが設定できま した。 シャ トルボタンを押 して、通常のモ ー ドに戻って下 さい。
-26-
4)ノ イズを消去 したい範囲がA/Bボ タンによ り設定 されました。設定 した範囲を聴きた
い場合 には、A/Bシ ングルのLEDが 点灯するまで、A/Bフ ァンクシ ョンボタンを押 して下
さい。そ してエ ンターボタンを押す ことによ り、その範囲を 1回 だけ聴 くことができます。
さらに聴きた いときには、エ ンターボタンを押 して下さい。聴き終わ ったらエグジッ トボ
タンを押 します。
5)A/Bの 範囲を変更 したい場合があるかもしれません。そのときには、今の 1∼ 4の 手順
を繰 り返 して下さい。範囲が完全に設定されたら、エディッ ト/デ リー トかオ ー トパ ンチ
イン/ア ウ トを使 ってノイズを消去 します。
ヒン ト :オ ー トパ ンチイン/ア ウ トを使えば、ノイズを消 した後 (プ レイ リス トを リデュ
ースすることな しに、続けて録音することができます (プ レイ リス トの リデュースについ
ては、9.11セ クシ ョンをご覧下 さい)。
-27-
9.フ ァンクシ ョンモ ー ド
9。
1プ ログラムの リコール
ミキサーのセッティングと各 トラックのミュー トは、 「プログラム」として 128種 類セ
ープ (記 憶)で きます.ど のソングからも128種 類のいずれのプログラムもリコール (呼
び出し)す ることができます。
注)A/Bポ イン トと8つ の ロケー トポイン トは、ソング単位でス トアされます。 したがい
まして、プログラムの一部ではありません。
X:と 表示されるまでファンクションボタ ンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使つて任意のプログラムナンバー (1∼ 128)を 選びます。
3)エ ンターボタンを押すと、そのプログラムが リコールされます。
1)‖ PRO
ヒン ト)ソ ングが再生中でもプログラムを リコールすることができますが、 リコールされ
たプログラムが異なるEQセ ッティングを持 つている場合には、 「ブツッ」というノイズ
が出る場合があります。その場合は、EQセ ッティングが変わる トラックをミュー トして
からプログラムをリコール して下さい。
9.2プ ロ グ ラムの セ ー プ
この機能を使って、プログラムを128種 類までセープできます。一度セープしたプログ
ラムは、後で リコールすることができます。
1)"SAV X11と 表示されるまでファンクシ ョンボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 ってセー プ先のプログラムナンバー (1∼ 128)を 選びます。
3)エ ンターボタンを押すと、現在のミキサ ーセ ッティングがそのプログラムナンバーで
セー プされます。
M:Dlで プ ログ ラム を リコール す る には
HDRへ MIDlプ ログラムチェンジメ ッセー ジを送信することでも、プログラムを リコール
できます。 これ は大変便利な機能で、M:Dlシ ーケンサ ーなどを使 い、 「スナップショッ
ト」方式でのオ ー トミックスが可能です。
スナ ップシ ョッ ト :何 種類かのセ ッティングをあ らか じめプログラムとしてセープ してお
き、曲のパー トごとにリコール してミキサ ーのセ ッティングを変える方式です。
-28-
プログラムチェンジを送信する機器のMIDlア ウ トをHDRの MIDIイ ンに接続 します。そ し
て、お互いのプログラム (MIDl)チ ャンネルを同一のものにあわせます (詳 しくは19.1
セクションを ご覧下 さい)。
HDRが プログラムチェンジを受信すると、瞬時にプログラムが リコールされます。
9.3ア ン ドゥー 機 能
ェディットを失敗した場合、このアンドウー機能を使えばエデイット前に戻すことがで
きます。ムープ、 コピー、デ リー トの結果が気 に入らなか つたときにとても便利です。な
お、一番最後 に行なつたエデイットに対 してのみ、アン ドウーされます。
1)"UNDO"と 表示されるまでファンクションボタンを押 して、エ ンターボタンを押 して下
͡
さい。
2)"PLyLSt"と 表示 されますので、エ ンターボタンを押 して下さい。
SurE"と 表示 されますので、アン ドゥーをしたい場合は、エ ンターボタンを押
3)す ると“
して下さい。アン ドゥー したくない場合は、エグジットボタンを押 します。
9.4ソ ング フ ア ン ク シ ョン
ソングモー ドには、3つ のフアンクションがあります。
1:ソ ングのクリエ イ ト
ハー ドディスク上に、録音エ リアをつくります。このとき、ソングの長さとソングナン
バーを設定します。
͡
1)"SOng X'と 表示されるまでファンクションボタンを押 して、エンターボタンを押 して
下さい。
2)ジ ョグダイアルを使つて"CrEAte"と 表示するようにして、エンターボタンを押 します。
3)"Song rと 表示されますので、ジヨグダイアルを使 つて任意のソングナンバーを選択
し、エンターボタンを颯 して下さい。
4)続 いてソングの長さを指定するように表示が出ます。ジョグダイアルを使つて、ソン
グの長さを設定して、エンターボタンを押して下さい。なおこのときの表示は、左から2
桁 づつ、分、秒、フ レームですので注意 して下さい。
注)"no F忙 "と 表示 された場合 は、そのスペースが現在ハー ドデイスク上にな いことを
表 します。 ソングの長 さを短 く設定するか、既 にあるソングをデ リー トして下さい。
ソングの長 さは録音後 に変更する ことができません。録音前な らば、 ソングの長 さを設定
一
し直す ことで延長 されます。 もし録音後 にソングの長 さを変更する必要が出た場合 は、
旦バ ックアップしてか ら、長 く設定 し直 したソング にロー ドして下さい。
…29-
2:ソ ングの リコール
ハー ドディスク上から任意のソングをリコール し、録音、再生、エディットなどができ
るようにします。
今まで呼び出されていたソングと入れ替わ ります。
1)‖ SOng X:と
表示されるまでファンクションボタンを押 して、エ ンターボタンを押 して
下さい。
2)"recall‖ と表示されますので、エンターボタンを押 します。
3)ジ ョグダイアルを使 って リコール したいソングナンバーを選択 し、エ ンターボタンを
押 して下さい。
4)ま ず“
busy‖ と表示され、"dondlと 表示されて リコール完了です。
3:ソ ングのデ リー ト
ソングをクリエイ トしたときの情報をハー ドディスク上から消去 します。ただし、録音 し
たオーディオデータ (つ まり音そのもの)は 、消去されません。オーディオデータは別の
方法で消去 します。
ソングがクリエイ トされた場合、ハー ドディスク上の特定のエ リアがそのソングに占有さ
れることにな ります。またソングがデ リー トされた場合、ハー ドディスク上にあるソング
ナンバーとソングの長さの情報が削除されます。 したがつて、ソングをデ リー トして しま
うと、ソングを リコールする ことができなくなつてしまいますので、充分にご注意下さい。
1)"SOng X'と 表示されるまでファンクションボタンを押 して、エ ンターボタンを押 して
下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って"de!ete"と 表示するよ うにして、エ ンターボタンを押 します。
3)ジ ョグダイアルを使ってデ リー トしたいソングナンバーを選択 し、エ ンターボタ ンを
押 して下さい。
4)す ると‖
SurE"と 表示されますので、そのソングをデ リー トして良いならば、エ ンター
ボタンを押 して下さい。そうでない場合は、エグジットボタンを押 します。
done"と 表示されてデ リー
5)エ ンターボタンを押 した場合は、まず"busy"と 表示され、“
ト完了です。
-30-
͡
9.5イ ンプ ッ トのアサイン
マルチ トラックレコーダーに録音する場合は、入カソースをどの トラックに送るかをア
サインする必要があります。HDRの 場合は、インプットアサインファンクションでそれを
行な います。 これにより1つ 、またはそれ以上の入カソースを 1つ 、またはそれ以上の ト
ラックに送ることができます。入カソースとしては、アナログ2チ ャンネルとデジタル2
チャンネルを選択できます。またオプションのアナログ入カボー ドを使えば、デジタル入
力の代わりにアナログ入力を追加することができます.
1)‖ ln 1 2Lr"と 表示 されるまで、ファンクションボタンを押 して下さい。
この表示は、入カソースがどのように トラックに送られるかを表 しています。各 トラック
は、この表示の順番で入力信号を受けます。つまり録音待機状態になつている トラックの
うち、最も若 いナンバーの トラックから順番に、入カソースがアサインされます。
m2"が
1"が アナログインプット1を 表 し、
アナログインプット2(フ ロン ト、リアパネル
“
:が
共通)を 表 します。また、"ビ デジタルインプットのL(左 )チ ャンネルを表 し、"r'が
デジタルインプットのR(右 )チ ャンネルを表 します。つまり"ln 1 2Lr"の 表示の場合は、
録音待機状態の トラックのうち、ナンバーの若 い トラックから順番に、アナ ログインプッ
ト1、 アナログインプット2、 デジタルインプットL、 デジタルインプットRが アサインさ
れるわけです。
.
‖
例えば トラック1∼ 4が 録音待機状態 になっていて、インプットアサインが in Lr1 2"と な
っているとします。この場合は トラック1が デジタルL、 トラック2が デジタルR、 トラッ
ク3が アナ ログ1、 トラック4が アナログ2に それぞれ送られます。
2)ジ ョグダイアルを使って、任意の順番 にインプットアサインを設定 します。
3)エ ンターボタンを押 して、設定を確定 します。
- 31
9.6サ ンプ リング周波数の設定
このフ ァンクシ ョンで、HDRで 録音する場合のサ ンプ リング周波数を設定 します。CD
‖
制作用のマスターをつくる場合は、サンプリング周波数を FS441‖ (44.lkHz)に 設定
して下さい。 このサンプ リング周波数な らば、CDに する際 に周波数変換が不要です。な
‖
お最もクォリティーの高いサンプ リング周波数は、 FS48‖ (48kHz)で す。ちなみ に
"FS48‖ が、電源投入時の初期値 になつています。
1)"FS32"、 “
FS441"ま たは‖FS481と 表示されるまで、ファンクションボタンを押 して
下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って、任意のサンプ リング周波数を選択 して下さい。
3)エ ンターボタンを押 して設定を完了 します。
注)あ るソングの録音を任意のサ ンプリング周波数の設定で始めた ら、そのソングは毎回
同じ設定で録音 して下さい。そうしな いと トラック間の同期がとれな くなつた り、 ビッチ
が合わなくなつた りする場合があ ります。
9.7録 音 同 期 の 設 定
このフ アンクションはDATレ コーダーからデジタル録音する場合や、DA丁 レコーダー
をA/Dコ ンバーター として使 う場合 に使 います。
レ信号がオブチカル (優 先)ま たは コアキシヤル
設定が "Sy― din“ になっていて、デジタリ
入力端子 に入力されて いる場合は、HDRが そのデジタル信号のサンプリング周波数 に同期
して 自動的 に合わせます.ま た複数台のHDRを 同期させる場合は、ス レープユニ ッ トの設
‖
定を SLAvE‖ に して下さい。
1)"Sy― int‖ と表示されるまで、ファンクションボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使って、"Sy― din"(デ ジタル入力による録音の場合)、 または
uSLAvE‖
(HDRの 複数台同期の場合)を 選択 します。外部デジタルクロックに同期するま
で、一瞬"no din‖ と表示 して元の表示に戻 ります。
3)エ ンターボタンを押 して設定を完了します。
注)デ ジタル信号が入力されないときは、"no din‖ と表示されたままになります。このよ
うな場合、デジタルケープルの接続をもう一度確認 してみて下さい。
-32‐
͡
9.8ハ ー ドデ ィス クの プ ロテ ク ト解 除
HDRに 録音をする場合、ハー ドディスクのプロテクトを解除しなくてはなりません。デ
ータを保護するために、電源投入時にはプロテク ト状態 になつています。
表示されるまで、ファンクションボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って、“noProt‖ として下さい。
3)エ ンターボタンを押 して、設定完了です。
1)‖ PrOtCt"と
9.9バ ッファーサイズの設定
͡
この機能 で、メモ リーバ ッフアーのサイズを変更する ことができます。 このメモ リーバ
ッファー とい うのはパ ンチイン/ア ウ トに使われるもので、初期値は30秒 にな つていま
す。 もしバ ンテイン/ア ウ トする長 さが30秒 を超える場合は、 この機能を使 ってバ ッフ
ァーサイズを変更 して下さい。
1)"buF 30"と 表示 されるまで、ファンクシ ョンボタ ンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って、必要とする長 さに変更 して下さい。例えば、バ ンチイン/
アウ トする長 さに2分 間必要な場合は、"buF 120"と 設定 して下さい。
3)エ ンターボタンを押すとバ ッファーサイズが変更 されます。
- 33-
9.10デ ィ ス ク フ ァ ン ク シ ョ ン
この機能で、ハー ドディスクのフォーマ ット (初 期化)を します。
注意 :ハ ー ドディスクをフォーマ ットするとディスク上のすべてのデータが消去されて し
まいますので、充分 ご注意下さい。
ディスクのフォーマ ットにはかな りの時間を要 します。例えば、 12msの アクセススピー
ドを持つ540MBの ディスクの場合、45分 かかります。 この時間は、お使 いになるハー ド
ディスクのアクセススピー ドと容量によって異な ります。
1)"diSC"と 表示されるまでファンクションボタンを押 し、エ ンターボタンを押 して下さ
い
。
2)"FomA丁 "(Format)と 表示されますので、再度エ ンターボタンを押 して下さい。
3)す ると“d‖ vE l"と 表示 されます。2基 のディスク ドライプを内蔵 している場合は、ジ
ョグダイアルを使 ってフォーマ ッ トした い方のディスクを選択できます。ディスクの番号
を確認 して、エ ンターボタンを押 して下さい。
4)"SurE"と 表示されますので、それでよろしければエ ンターボタンを押 します。
5)再 度確認のために"PoStvE"(Positive)と 表示されますので、OKな らばエ ンターボ
タンを押 して下さい。
6)“ CY剛X"と 表示されて、順 に数字が減 つていきます。 "CY O"に なったらフォーマ ッ ト
終了です。
注意 :フ ォーマ ッ ト中にHDRの 電源を絶対 にオフにしないで下さい。デ ィスクがダメー ジ
を受け、動作 を しな くなる場合があ ります。 この場合の保証は致 しかねますので、充分 ご
注意下 さい。
-34-
͡
9.11プ レイ リス トフ ァ ンク シ ョン
1:プ レイリス トの リデュース
エデ ィッ トを行な う場合、その範囲をA/Bポ イン トとして設定 してから、ムー プ、 コピー、
デ リー トを行な います。 しか しHDR内 部では、実際にハー ドディスク上にそれ らのエデ ィ
ッ ト結果を書き込んでいるわけではあ りません。
どうい うことか とい うと、 「どこの範囲を何回再生 しなさい」とか「この範囲をとばして
再生 しなさい」というように、 リス トとして別に情報を持 っているのです。 この リス トの
ことを 「プレイ リス ト」と呼びます。 この方式ですと実際にはハー ドディスク上のデ ータ
を書き替えないため、 「非破壊式」のエディッ トができます。またエディッ ト結果をすぐ
に再生もできるの も特徴です。
͡
ただ しエディッ トを した トラックに録音をする前には、プレイ リス トの「リデュース」と
い う作業を しな くてはな りません。 リデュースを行な うとプレイ リス トにある情報にした
がい、エディッ ト結果 をハー ドデ ィスク上 にデ ータとして書き込みます。
リデュースに要する時間は、プレイ リス トのデ ータ量 (エ ディッ ト回数)や エデ ィッ トし
た範 囲の長さによって異な ります。エディッ ト結果を確定 して良い段階で毎回リデュース
すれば、プレイ リス トのデータ量は少な くて済むので、 リデュース時に長時間待 つことが
なくな ります。
1)"PLyLSt‖ と表示 されるまでファンクションボタンを押 し、エ ンターボタンを押 して
下さい。
2)"rEducE"と 表示 されますので、再度エ ンターボタンを押 して下さい。
3)・ SurE"と 表示 されますので、それでよろ しければエ ンターボタンを押 します。
͡ 4)HDRが リデュースを開始 します。表示 されている数字が徐 々 に減って いき、ゼ ロにな
った らリデュース完了です。
-35-
2:プ レイ リス トのデ リー ト
ときには、エディット結果をすべて元に戻 したい場合があると思います。プレイリス ト
全体を消去することでエディット結果を元に戻す ことができますが、 リデュースする前ま
でに限られ ます。
注)リ デュースされた場合、プレイリス ト中の情報 も消去されます。
1)“ PLyLSt"と 表示されるまでファンクションボタンを押 し、エ ンターボタンを押 して
下さい。
dELEtemと ぃう表示にし、エ ンタ
2)"rEducE"と 表示されます。ジョグダイアルを使って“
ーボタンを押 して下さい。
3)"SurE‖ と表示されますので、それでよろしければエ ンターボタンを押 します。
4)"dondlと 表示され、デ リー ト完了です。
9.12オ ー
トイ ン (モ ニ タ ー の 設 定 )
オー トパ ンチイン/ア ウ トの際に入力信号をモニターするかどうかを設定 します。オー
トパ ンチイン/ア ウ トモー ドの場合、自動的 にAポ イン トでバ ンチイン、Bポ イン トでパ
ンチアウ トします。
1:オ ー トインの場合
‖
Auto ln"を 選んだ場合は録音中、またはオー トパ ンチイン/ア ウ トのときを除いて、
再生音をモニターできます。録音状態になつたときに、入力されて いる信号をモニターで
きます。 したがつてオー トパ ンチイン/ア ウ トのときは、Aポ イン トとBポ イン トの間で
モニターできるわけです。
2:ノ ーオ ー トの場 合
No Auto"を 選んだ場合は録音 トラックを選ん だ時点で、入力信号をモニ ターで きます。
“
例えば録音する前に、録音済みの トラックに合わせて リハーサルをするときに便利 です。
注 )初 期設定は、オ ー トインの状態 になって います。
1)"Auto ln‖ と表示 されるまでファンクシ ョンボタンを押 して下 さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って "Auto ln“ 、もしくは"No Auto‖ を選びます。
3)エ ンターボタンを押 して、設定を完了 します。
-36-
͡
9.13デ ジタル シンクの設 定
一部の機種のDATレ コーダ ーで、S/PDIFの フォーマ ッ トのユーザー ビッ トの部分を独
自に使用 している場合があ ります。その場合 にHDRか らデジタル マスタ リング (ミ ックス
ダウン)を しよ うと しても、正常に動作 しません。そのような機種の場合は、デジタルの
同期信号を止める必要があ ります。
例え │」「ASCAM DA-30 MK2な どの機種の場合は、 この設定を"StopSY‖ に設定 してHDR
のデジタルアウ ト同期信号をキャンセル して下さい。
なおDATヘ バ ックアップす る場合は、 この 同期信号が 自動的にキャンセルされます。 し
か しデジタル マスタ リングの場合は、DA丁 レコーダ ーの機種によって設定を変えて下 さ
tヽ 。
1)"SEndSY"(Send Sync)と 表示されるまでファンクションボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って "StopSY"に 変更 します。
3)エ ンターボタンを押 して、設定を完了 します。
- 37-
9.14 AUXセ ン ドの設 定
ここでの設定はAUXセ ン ドを トラックレベルの コン トロールの前か ら出力する (プ リフ
ェーダ ー)か 、後か ら出力する (ポ ス トフェーダー)か を決めます。
PrEFAd“ に、ポス トフェーダ ーの場合は"Post"に 設定 して下さ
プ リフェーダーの場合は“
い。なお、 この設定は選択 した トラックのすべてのAUXに 共通にな ります。
HDRの 電源投入時 には、ポス トフェァダー に設定 されています。またこの設定は、プログ
ラムとしてのセー プはできません。
1)"AuSEnd"と 表示されるまでファンクシ ョンボタ ンを押 し、エ ンターボタ ンを押 して
下 さい。
2)ジ ョグダイアルを使 って設定 した い トラックを選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
3)ジ ョグダイアルを使 って いPoSt"、 または"PrEFAd"を 選び、エ ンターボタンを押 して
下さい。
AUXセ ン ドレベルは、エ フェク トレベルと トラックレベル とのバ ランスをとるため に使わ
れます。 これはウェッ ト/ド ライバ ランスとも呼ばれます (ウ ェ ッ トがエ フェク トレベル、
ドライが トラックレベルを表 します).
通常はポス トフェーダーが使われます。 この場合 トラック レベルに応 じて、AUXセ ン ドレ
ベル も変化 します。 トラック レベルを大きくすると、セン ドレベルも大きくな ります。
あま り使われな いかもしれませんが、プリフェーダー にすれば、AUXセ ン ドレベルを変化
させず に、 トラック レベルを調節する ことができます。
ヒン ト)通 常AUXセ ン ドは、 トラック ごとの信号を外部エ フェクターに送る場合 に使われ
ます。 これ によ リ トラック ごとに異なるエ フェク ト効果をかけた り、エ フェク トのかか り
具合を変えた りできます。
… 38-
͡
0.A/Bポ
A/Bポ イン トは通常の 回ケー トポイン トとしても使用できます。またオー トパ ンチイン
/ア ウ トやすべてのエディットの範囲の指定をする場合にも使われます。
A/Bポ イン トの設定は、HDRの 再生中、停止中、またはシャ トルモー ドのときに行なえま
す。
1)ポ イン ト設定 したいロケーションにしたら、エ ンターボタンを押 して下さい。 ロケー
ト、A、 B、 およびエグジッ トLEDが 点滅 します。
2)Aま たはBポ イン トの設定 したい方を押 して下さい。
3)設 定が完了するとLEDの 点減が消え、エ ンターボタンを押す前の状態にな ります。
注)A/Bポ イン トを通常の ロケー トポイン トとしても使用する場合は、 Bポ イン トがAポ
イン トの前の ロケーションにあっても問題ありません。 しかしエディットや オー トパン
チイン/ア ウ トの範囲指定に使う場合は、Bポ イン トが必ずAポ イン トの後に来るように
設定 して下さい。
11.A/Bポ
A/Bポ イン トが設定されている場合、Aま たはBボ タンを押す ことで、そのロケーション
に瞬時にロケー トします。
12.A/Bボ
A/Bポ イン トで設定 した範囲を 1回 だけ再生する機能です。A/Bポ イン トの範囲を確認す
るのに便利です。
注 )こ の機能を使 うには、 Bポ イン トが必ずAポ イン トの後に来るように設定 して下さい。
1)ABシ ングルが選ばれるまで、ABフ ァンクションボタンを押 して下さい。ABシ ングル
LEDが 点灯 し、エグジッ トとエ ンターのLEDが 点滅 します。
2)エ ンターボタンを押 して下さい。A/Bポ イン トで設定 した範囲が 1回 だけ再生されま
す。
3)エ グジッ トボタンかス トップボタンを押すと、再生が停上 しこのモ ー ドが終了 します。
-39-
エグジットボタンかス トップボタンが押されるまで、A/Bポ イン トで設定 した範囲を連続
再生する機能です。ソングの特定の部分を リハーサルするのに便利な機能です。また、 ド
ラムル ープを組むなどの リズム トラックをつくる場合に、A/Bポ イン トで設定 した範囲を
確認する場合にとても便利です。
注)こ の機能を使うには、 Bポ イン トが必ずAポ イン トの後に来るように設定 して下さい。
1)ABリ ピー トが選ばれるまで、ABフ ァンクシ ョンボタンを押 して下さい。ABリ ピー ト
LEDが 点灯 し、エグジットとエ ンターのLEDが 点滅 します。
2)エ ンターボタンを押 して下さい。A/Bポ イン トで設定 した範囲が連続再生されます。
3)エ グジットボタンかス トップボタンを押すと、再生が停止 じこのモー ドが終了します。
-40-
14.バ ンチイン/ア ウ ト
14.1オ ー トパ ンチイ ン/ア ウ ト
オー トパンチイン/ア ウ トモー ドでは、自動的にAポ イン トでバンチイン、Bポ イン ト
でバンチアウ トされます。 したがつてオー トパ ンチイン/ア ウ トを使 う前に、A/Bポ イン
トを設定する必要があります。8つ ある ロケー トポイン トのいくつかをAポ イン トの少 し
前に設定すると便利です。このロケーシヨンは「プリロール」と呼ばれます。 このプリロ
ールを使えばバ ンチインアウ トの少 し前に瞬時にロケー トできるので、バ ンチインのや り
直 しやチェックなどが素早くできます。
・ リハー サルモ ー ド
実際にバ ンチインする前に練習を したい場合、 リハーサルモー ドを使 います。 このモー ド
を使えば、録音に指定 した トラックがAポ イン トとBポ イン トの間で ミュー トされ、代わ
りに入力信号がモニターできるようにな ります。またA/Bポ イン トの設定が、正 しくされ
ているかどうかの確認 にも便利です。
1)P1/0(バ ンチイン/ア ウ ト)が 選ばれるまで、ABフ ァンクションボタンを押 して下
さい。ディスプレイに"rEcord“ (レ コー ドモー ド)、 または"rEHrSE"(リ ハーサルモー
ド)と 表示されます。
2)ジ ョグダイアルを使 って“rEHrSE‖ を選択 し、エ ンターボタンを押 して下さい。すると
"rEAdY"と 表示されます。
3)ト ラックセレク トボタンを押 して、 リハーサル したい トラックを選びます。
4)RECボ タンを押 しながらプレイボタンを押すと、再生が開始 されます。そしてAポ イ
ン トとBポ イン トの間で指定 した トラックがミュー トされ、代わ りに入力信号がモニター
できます。
ヒン ト)Aポ イン トの少 し前にプリロール として ロケー トポイ ン トを設定 しておくと、 リ
ハーサルのや り直 しもすぐにできます。Bポ イン トになつた時点で ロケー トボタンを2回
押せば、すぐにプリロールにロケー トできます。
-41-
・ レコー ドモ ー ド
実際にバ ンチインする場合、直接ハー ドディスクに書き込む方法 (unOsA∨ E")と 一旦
バ ッファーに書き込む方法 (・ SA∨ E")の 2種 類があります。usAVE"を 選んだ場合プレイ
リス トがつくられ、元々存在 したオーディオデータとは別にバ ンチインされたデータを持
ちます。つまリバンチインした結果が気 に入 らなかった場合は、元に戻す ことが可能です。
注)"SAVE"を 選んだ場合はハー ドディスクがバ ッフ ァーを読むために、機械的なノイズ
が発生 します。アコースティック楽器などを録音する場合 に、このノイズが気 になるよう
unOSA∨ E"を
ならば、
選択 して下さい。この場合はA/Bポ イン トで指定 した区間で、ハー
ドディスクに直接録音されます。 したがって、元々あつたオーディオデータは消去されま
すので注意 して下さい。
1)PI/0(バ ンチイン/ア ウ ト)が 選ばれるまで、ABフ ァンクションボタンを押 して下
さい。ディスプレイに"rEcord"(レ コー ドモー ド)、 または"rEHrSE"(リ ハーサルモー
ド)と 表示されます。
2)ジ ョグダイアルを使って"rEcord"を 選択 し、エ ンターボタンを押 して下さい。すると
"SAVE"、 または"noSAVE"と 表示されますので、どちらかをジョグダイアルで選んで下
さい。エ ンターボタンを押すと、現在の ロケーションを表示 します。
3)ト ラックセレク トボタンを押 して、パ ンチインしたい トラックを選びます。
4)Aポ イン トの少 し前にロケーションを移動 し、 (プ リロール)ロ ケー トポイン トとし
て設定 します。
5)RECボ タンを押 しながらプレイボタンを押すと、再生が開始 されます。そしてAポ イ
ン トとBポ イン トの間でバンチインが行なわれます。
6)ロ ケー トボタンを2回 押 して、プリロールヘ ロケー トして下さい。そしてプ レイボタ
ンを押せば、今のパンチインの結果を確認することができます。 この段階ではオー トパ ン
チイン/ア ウ トモー ドのままなので、すぐにや り直 しもできます。バンチインの結果に問
題がなければ、エグジットボタンを押 して終了 します。
7)"noSAVE口 を選んでいた場合は、一瞬"Pピ 'と 表示されてバ ンチイン完了です。
8)‖ SAVE"を 選んでいた場合は、今の結果を最終的にハー ドディスクに書き込むかどうか
SAVE忙 "(デ ィスクに書き込む)、 または"rEJEct"(元
を選ばなくてなりません。ここで‖
の状態に戻す)と 表示されます。ジョグダイアルを使って、どちらかを選んで下さい。
"SAVE社 "を 選んだ場合は、その トラックに元々あつたデータは消去されて、今バ ンチイ
ンしたものと置き換えられます。また"rEJEct"を 選んだ場合は、今バ ンチインしたもの
が消去されて、その トラックが元の状態に戻 ります。どちらかを選んだら、エ ンターボタ
ンを押 して完了です。なおこの結果はアン ドゥー機能では元 に戻せません。
注)バ ンテインアウ ト中にA/Bポ イン トの間でエグジットボタンが押された場合、バ ンチ
インしていたデータは消去されます。エグジットボタンを押す場合は、A/Bポ イン トの間
から抜けたかどうかを確認 して下さい。
-42-
14.2マ ニ ュ アル バ ンチイ ン/ア ウ ト
フ ッ トスイ ッチを使えば、再生 中にマニ ュアルによるパ ンチイン/ア ウ トができます。
フ ッ トスイ ッチは、 「モ ーメ ンタ リー (ア ンラッチ)タ イプ」で 「ノーマ リーオープン」
(踏 んでいる間だけシ ョー トする)の ものが使えます。なおマニ ュアルバ ンチインした場
合は、アン ドゥー機能で元に戻す ことはで きません。
注)パ ンチインする前にモニターモー ド (9.12セ クシ ョン)を 選択 しておいて下さい。
1)リ アパ ネルにあるパ ンチイン/ア ウ トジャックに、フ ッ トスイ ッチを接続 して下さい。
2)バ ンチインしたい トラックを、 トラックセ レク トボタンで選びます。
3)プ レイボタンを押 して下さい。
͡
注)RECボ タンを押 しなが らプレイボタンを押 して しまうと、す ぐに録音が始まつて しま
い、フ ッ トスイ ッチ は効きません。
4)フ ッ トスイ ッチ を 1回 踏むとバ ンチインが開始され、もう1回 踏むと解除されます。
-43-
エデ ィッ ト機能
15.ム ー ブ
この機能を使えばA/Bポ イン トで指定 した範囲を任意の ロケ ー シ ョンにムー プ (移 動)
する ことができます。 この場合のムTブ 先は、同― トラックで も異なる トラックでも可能
です。
またムー プ先では、元 々あつたデ ータにオーバー ライ ト (置 き換え)す るか、そのポジシ
ョンにインサ ー ト (挿 入)す るかを選択できます。イ ンサ ー トの場合は、元 々あつたデ ー
タが後ろにずれます。
なおエディットボタンが押 される前にディスプレイに表示されているロケーションが、ム
ープ先の ロケーションにな ります。
エディット結果が気に入らなかつた場合は、アン ドゥー機能で元に戻せます。
1)ム ー プ先の ロケー シ ョンに移動 します。ディスプ レイにその ロケ ーシ ョンが表示する
よ うにして下さい。
2)ム ー プLEDが 点灯するまで、エディッ トボタンを押 して下さい。 エ ンター とエグジッ
Iと
トLEDが 点減 し、デ ィスプレイに"Ab ALピ 表示 されます。
3)こ こで全 トラックをムー プするか、 1ト ラックのみをムー プするかを選択できます。
ジョグダイアルを使 つて選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
4)続 いてジ ョグダイアルを使 つてムー プ先の トラックを選択 し、エ ンターボタンを押 し
て下さい。
OvEri(オ ーバーライ ト)か “lnSErt"(イ ンサ ー ト)と 表示 さ
5)す るとディスプレイに“
れるので、ジ ョグダイアルで選んで下さい。エ ンターボタ ンを押す と"dOnrと 表示され、
ムープ完了です。
-44-
͡
16.コ ピー
この機能を使えばA/Bポ イン トで指定 した範囲を任意の 回ケ ー ションにコピーする こと
ができます。 この場合の コ ピー先は、同一 トラックでも異なる トラックでも可能です。
また コピー先では、元 々あつたデ ータにオ ーバー ライ ト (置 き換え)す るか、そのポジシ
ョンにインサー ト (挿 入)す るかを選択できます。インサー トの場合は、元 々あつたデ ー
タが後ろにずれます。
また コピー回数は一度 に24回 までできます。
なおエディッ トボタンが押 される前にディスプレイに表示されているロケー ションが、 コ
ピー先の ロケ ー シ ョンにな ります。
エデ ィッ ト結果が気 に入 らなかった場合は、アン ドゥー機能 で元に戻せ ます。
・ す べ ての トラ ックを コ ピー す る場合
1)コ ピー先の ロケ ー シ ョンに移動 します。ディスプレイにそのロケーションが表示する
よ うにして下さい。
2)コ ピーLEDが 点灯するまで、エデ ィッ トボタンを押 して下さい。 エ ンター とエグジッ
:と
トLEDが 点減 し、デ ィスプ レイに"Ab ALピ 表示 されます。 これは全 トラックを コピー
するとい う意味です。
3)エ ンターボタンを押 して下さい。この場合は、ディスプ レイに"to ALL"と 表示されま
す。
4)さ らにエ ンターボタンを押 して下さい。ディスプレイに"OvEri(オ ーバーライ ト)か
‖lnSErtu(ィ
ンサー ト)と 表示されます。ジ ョグダイアルで選び、エ ンターボタンを押
して下さい。
5)す るとデ ィスプレイにncoPy Ж "と 表示されるので、 コピー回数をジョグダイアルで
選んで下さい。最大 24回 まで可能です。エ ンターボタンを押 して下さい。
6)デ ィスプレイに"busy"と 表示 され、続いて ‖
donE"と 表示されて コピー完了です。ステ
ップ2に 戻るので、連続 して コピー したい場合は、この操作を繰 り返 して下さい。エグジ
ッ トボタンを押せば、 コピーモー ドが終了 します。
-45-
・ 1ト ラ ックのみ を コピーする場合
1)コ ピー先の ロケーションに移動 します。ディスプ レイにその ロケーションが表示する
ようにして下さい。
2)コ ピーLEDが 点灯するまで、エディットボタンを押 して下さい。エ ンターとエグジッ
トLEDが 点滅 します。
Ab ALL"と 表示されますので、 コピー元の トラックをジョグダイアル
3)デ ィスプレイに‖
で選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
4)デ ィスプレイに"to trXX"と 表示 されます。今度はコピー先の トラックをジョグダイア
ルで選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
‖
5)デ ィスプレイに"OVEr'(オ ーバーライ ト)か lnsErt"(イ ンサー ト)と 表示されます。
ジョグダイアルで選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
6)す るとディスプ レイに"CoPy Ж "と 表示されるので、 コピー回数をジョグダイアルで
選んで下さい。最大24回 まで可能です。エ ンターボタンを押 して下さい。
:と
don「
表示 されて コピー完了です。
busy"と 表示され、続 いて“
7)デ ィスプレイに口
8)エ グジッ トボタンを押せば、 コピーモー ドが終了 します。
17.デ リー ト
この機能を使えばA/Bポ イン トで指定 した範囲を消去することができます。
A/Bポ イン トで指定 した範囲を消去 して、Bポ イン トから後はそのままにする場合は、
"ErASE"(イ レース)を 選びます。
また、A/Bポ イン トで指定 した範囲をBポ イ ン トの後ろにずらして空白部分をつくる場合
には、"SHiFt"(シ フ ト)を 選びます。
1)デ リー トLEDが 点灯するまで、エディットボタンを押 して下さい。エ ンターとエグジ
ットLEDが 点滅 します。
Ab ALピ :と 表示されますので、デ リー トしたい トラックをジョグダイ
2)デ ィスプレイに‖
アルで選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
3)デ ィスプレイに"ErASE"(イ レース)か “SHiFt"(シ フ ト)と 表示されます。 ジョグダ
レで選び、エ ンターボタンを押 して下さい。
イアメ
1と
4)デ ィスプレイに‖busy"と 表示され、続 いて"don日 表示されて コピー完了です。
5)エ グジットボタンを押せば、 コピーモー ドが終了 します。
-46-
͡
18.マ ー ジ
この機能は2つ 以上の トラックを 1つ 、ある いは複数の トラックにまとめるものです。
例えば、 トラック 1と 2に ベースと ドラムがステ レオで、 トラック3に エ レキギター、 トラ
ック4に ア コーステ ィックギターが録音されて いるとします。 これ ら4ト ラック全部を こ
のマー ジ機能を使 って、 トラック5と 6に まとめる ことができます。 マー ジした後の トラ
ック 1∼ 4は 消去する ことができるので、また別の楽器用に使えるわけです。
このマー ジはデジタルによ って各 トラックをまとめるので、アナ ログ レコーダーの ビンポ
ンのよ うな音質劣化はあ りません。 マー ジ機能を繰 り返 し使 うことで、無限の トラック数
を使 うことができます。完璧なバ ランスをとる には、多少の練習が必要です。 しか し、こ
の機能を使 いこなす ことで、HDRで の作業が飛躍的に向上するで しょう。
マー ジ処理中は、内部のデジタル ミキサ ーが使われます。 つまり各 トラックのパ ン、EQ
ボ リューム、ミュー ト、 マスター レベルの設定によリバ ランスがとられるわけです。また
AUXり ターンに入力された信号 もデジタル に変換されて、他の トラックと共 にマー ジされ
ます (つ ま リマー ジの際のエ フェク ト処理も可能なわけです)。
もしマー ジ先が 1つ の トラックになる場合 は、各 トラックのパ ンの設定は無視されます。
注)各 トラックにおける トラック レベルやプリEQレ ベルの設定を大きくしすぎな いよう
に注意 して下さい。 マー ジ先の トラックで、歪んで しまう可能性があ ります。
2つ の トラックにマー ジする場合はマージ先の若 い方の トラックナ ンバーがL(左 )チ ャ
ンネル に、大きい方のナ ンバ ーがR(右 )チ ャ ンネルにな ります。
1)マ ー ジLEDが 点灯するまで、ユーティリテ ィーボタンを押 して下さい。
2)デ ィスプレイに"SurE"と 表示されます。OKで したらエ ンターボタンを押 して下さい。
口
busy"と 表示された後、現在の ロケー シ ョンが表示 されます。
3)マ ー ジ先の トラックを トラックセ レク トボタンで選んで下さい。
4)RECボ タンを押 しなが ら、プ レイボタンを押 して下さい。 マー ジを開始 します。 マー
ジ元の トラックの信号が内部ミキサーを経由して、マー ジ先の トラックに送 られます。
5)ス トップボタンを押 して、マー ジ完了です。
6)エ グジッ トボタンを押 して下さい。 "buSy‖ と表示 された後、現在の ロケ ー ションが表
示 されます。
-47-
こつ い て
HDRを 外部MIDI機 器に接続することで、さまざまな機能を外部か らコン トロールできる
ようにな ります。
内部 ミキサーの各パ ラメーターはMIDiの コンテ ィニ アス コン トロー ラー (CC)メ ッセー
ジで コン トロール できます。つまり、MIDIス ライダー (フ ェーダ ーコン トロー ラー)や
ミキサ ーマ ップを持 ったシーケ ンスソフ トなどで、HDRの 内部ミキサ ーを外部から操作で
きるようにな ります。特 にシーケ ンスソフ トのミキサ ーマ ップを使 う場合は、 コンピュー
ターの画面上にセ ッティングを表示できた り、その動 きをシーケ ンサー に記録する ことで
オー トミックスができるなど多くのメ リッ トがあ ります。
コン トロールチェンジのナンバーは、内部 ミキサ ーのパ ラメーター に対応させる必要があ
ります:コ ン トロール ナンバーのアサイン表にしたがって、MIDIコ ン トロー ラーやシー
ケ ンスソフ トのミキサ ーマ ップを設定 して下さい。
録音、再生などの トランスポー ト系ボタンの操作や録音 トラックの選択などは、MIDIマ
シンコン トロール (MMC)で コン トロールできます。MMCは シーケンスソフ トや専用
MIDIコ ン トローラーな どか ら送信できます。
同期信号に関 してHDRは 、MIDlク ロ ックとMIDIタ イムコー ド (MTC)に 対応 しています。
これ らの同期信号はHDRの 同期信号専用の トラックに記録されますので、外部機器と同期
する際もオ ーデ ィオ トラックを使 うことがあ りません。
MIDI機 能を使 う場合は、HDRの M!DIイ ンと外部機器のMIDiア ウ ト、HDRの MIDIア ウ トと
外部機器のMIDiイ ンをMiDIケ ー プルで接続 します。
-48-
M:D:コ ン トロー ル チ ェ ン ジナ ンバ ー 対 応 表
゛
ハ―
CCナ ン
0-7(00-07Hex)
゛
ー
ー
コ
ロ
レ
ン
シ
ント
ラ
ー
ー
ー
ゞラ
ノ
ミ
メ
タ
サ
キ
Pre EQ Leve:,Tr l-8 fu‖ sca:e
° ーー
ハラ
ン
デ
メタレ
off,-57.50,-57.25,...+6.00dB
(2 byte contro‖ er accepted)
8-15(08-OF)
Track VOlume,Tr l-8 fu‖ scale
off,-63.50,‐ 63.25,.¨ 0,00dB
(2 byte contro‖ er accepted)
16-23(10-17)
Pan,Tr l-8
14-114
24-25(18-19)
28(lC)
29(lD)
Aux Send Master l-2 fu‖ scale
Left Master Volume fu‖ scale
Right Master Volume fu‖ scale
32‐ 39(20-27)
OptiOnal LSB for Pre EQ Level,Tr l‐
40‐
47(28-2F)
48-55(30-37)
56-63(38-3F)
64-71(40-47)
L100%,9896,...R100%
Center=64
off,-63.00,-62.50,...0.00dB
off,-63.00,-62.50,...0。 00dB
off,-63.00,-62.50,.… 0.00dB
8
OptiOnal LSB for Track Volume,Tr l-8
EQ l Gain,Tr l-8
4-124
EQ l Freq,Tr l-8
EQ l Type,Tr l-8
12-120
0-65
-12.0,-11.8,...+12.OdB
OdB=64
50,53,...11.986kHz
None,Hi Shelf,Lo Shelf,
Be‖
72-79(48-4F)
EQ 2 Gain,Tr l‐ 8
4‐ 124
0,3,...4 0ctave
-12.0,-11.8,...+12.OdB
OdB=64
80-87(50-57)
EQ 2 Freq,Tr l-8
88-95(58… 5F)
EQ 2 Type,Tr l-8
96-103(60-67)
104-111(68-6F)
l12-119(70‐ 77)
12-120
0-65
Aux Send l,Tr l-8 fu‖ scale
Aux Send 2,丁「 1-8 fu‖ sca!e
Mute,Tr l-8
s、 Mtch
-49-
50,53,…
Ⅲ
l l.986kHz
None,H:She!f,Lo Shelf,
Be‖ 0.3,..。 4 0ctave
off,-63.0,-62.5,...0.00dB
off,‐ 63.0,-62.5,Ⅲ …0.00dB
O-63 unmuted,64-127 muted
19.1プ ロ グ ラ ム チ ャ ン ネ ル
あらかじめプログラムとしてメモ リー した、128種 類の ミキサーセ ッティングをMIDI
プログラムチェンジメッセージで リコールすることができます。 この機能を使 うためには、
プログラムチェンジを送信する機器 とHDRと のMiDlチ ャンネルを合わせる必要がありま
す (詳 しくは9.1セ クションと9.2セ クションをご覧下さい)。
1)MIDI LEDが 点灯するまで、ユーティリティーボタンを押 して下さい。ディスプ レイに
"Pro cH"と 表示されますので、エ ンターボタンを押 して下さい。
2)ジ ョグダイアルを使って外部機器が送信するMIDIチ ャンネル に合わせて、エ ンターボ
タンを押 して下さい。
3)"donげ と表示された後、現在の ロケーションに戻 ります。
HChnOnE‖
(チ ャンネル
注)1∼ 16チ ャンネル以外 に、"cH ALL"(チ ャンネルオール)と
ucH ALL"に
設定すると、すべてのMIDIチ ャンネルを受信 じ
ノーン)に も設定できます。
ます。例えばプログラムチェンジが複数チャンネルで送信される場合、そのチヤンネルが
わからなくても動作するわけです。また"ChnonE"に 設定すれば、プログラムチェンジを
受信 しません。
19.2コ ン トロ ー ル チ ェ ン ジチ ヤ ンネ ル
内部ミキサーのすべてのパラメーターは、コントロールチェンジによって外部 コントロ
ールできます。 この機能を使 うためには、コントロールチェンジを送信する機器とHDRと
のMIDIチ ャンネルを合わせる必要があります。
1)MIDI LEDが 点灯するまで、ユーティリティーボタンを押 して下さい。ジョグダイアル
を使つて、ディスプレイに"CC CH‖ と表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下さ
い。
2)ジ ョグダイアルを使 って外部機器が送信するMIDIチ ャンネルに合わせて、エ ンターボ
タンを押 して下さい。
3)"done"と 表示された後、現在の ロケ ー シ ョンに戻 ります。
注)1∼ 16チ ャンネル以外 に、"cH ALL・ (チ ャンネルオ ール )と "ChnonE"(チ ャンネル
ノー ン)に も設定できます。 "CH ALL"に 設定する と、すべてのMIDIチ ャンネルを受信 し
ます。例えば コン トロールチェンジが複数チャンネルで送信 される場合、そのチヤンネル
‖
がわか らなくて も動作するわ けです。また ChnonE"に 設定すれば、 コン トロールチェン
ジを受信 しません。
-50-
͡
19.3シ
ン ク ス イ ッチ
HDRか らMiDIの 同期信号を送信するかどうかを設定 します。外部MIDI機 器をHDRに 同
期させる場合には、HDRか らMIDIの 同期信号を送信する必要があります。
1)MID!LEDが 点灯するまで、ユーテイリティーボタンを押 して下さい。ジョグダイアル
を使って、ディスプレイに"SYnc"と 表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下さ
い
。
2)ジ ョグダイアルを使 つて、"SEndSY"か "noSEnd"を 選び、エ ンターボタンを押 して下
さい。
3)ndond:と 表示された後、現在の 回ケ ー シ ョンに戻 ります。
19.4ス トラ イ プ
͡
MIDIク ロックやMttCを 記録することを「ス トライプ」と呼びます。同期信号は専用の
トラックに自動的にス トライプされるので、通常の録音のように録音 トラックを選ぶ必要
はあ りません。
同期信号の種類は、同期 させる外部機器 に合わせて選択 して下さい。
HDRで は次の同期信号に対応 しています。
・MIDIク ロック
・MTC 24フ レーム
・MttC 25フ レーム
・MTC 30ド ロ ップフレーム
・MttC 30フ レーム
͡
注)MIDlク ロ ックのス トライプはMttCの ス トライプと方法が異な りますので、 ご注意下
さい。 またス トライプする前に、ソングがク リエイ トされて いる こととハー ドディスクの
プロテク トが解除されていることが必要です。
-51-
`MID!ク ロ ックのス トライ プ
1)ロ ケ ー シ ョンをソングの初め にします (カ ウンター表示は、‖
00:00100・ )。
2)MIDI LEDが 点灯するまで、ユーティリティーボタンを押 して下さい。ジ ョグダイアル
を使 つて、ディス プレイに"StriPE"と 表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下
さい.
3)デ ィスプレイに"rEc cl"と 表示 されますので、エ ンターボタンを押 して下さい。
4)す るとデ ィスプ レイに‖SurE"と 表示されますので、OKだ ったらエ ンターボタンを押 し
て下さい。
5)HDRが 再生を始めますので、MIDIク ロ ックを送信する機器 (シ ーケ ンサ ーなど)を ス
ター トして下さい。
6)HDRが M:Dlク ロックを記録 し始めます。MIDIク ロ ックが正常 に受信 されて いれ ば、デ
ィスプレイ上の ビー トカウンターの表示が増えて いきます。
7)曲 が終わるとシーケンサーが停止 します。するとHDRの ディスプ レイは、 ビー トカウ
ンター表示か ら通常の ロケ ー シ ョン表示に戻 り、再生を続 けます。
8)ス トップボタンを押 して、ス トライプを終了 します。
・ MIDlタ イ ム コー ドのス トライ プ
1)MIDI LEDが 点灯するまで、ユーテ ィリテ ィーボタンを押 して下さい。ジョグダイアル
‖
を使 つて、ディスプレイに StriPE"と 表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下
さもヽ
。
2)ジ ョグダイアルを使 つて任意のフレーム レイ トを選択 し、エ ンターボタンを押 して下
さもヽ
。
3)デ ィスプ レイに‖OFFSEt"(オ フセ ッ ト)と 表示 されますので、エ ンターボタンを押 し
て下さい。
4)す るとデ ィスプ レイに"000"と 表示 されます。
オフセ ッ トとは ?
MttCを ス トライプする際、オフセ ッ トタイムを設定する ことができます。 この「オフ
セ ッ ト」とい うのは、HDRと MIDI機 器との ロケーシ ョンを調節する役割を持ちます。 も
し外部M:DI機 器がオフセ ッ トの設定を必要 としな い場合は、 ここでの設定 は"000"の ま
まで結構です。
5)必 要 に応 じてオフセ ッ トタイムを設定 し、エ ンターボタンを押 して下さい。
6)"SurE"と 表示されますので、OKだ ったらエ ンターボタンを押 して下さい。
7)HDRが MIDIタ イム コー ドをジェネ レー トし、同時 にMIDIト ラックに記録を始めます。
ソングの終わ りに来たら、 自動的にス トライプを停止 します。
- 52-
͡
19.5デ ィ ス プ レイ モ ー
ド
受信するMIDIコ ン トロールチェンジに応 じて、ディスプレイにパ ラメーターを表示す
るか、 しないかを設定 します。
設定を"rESPnd"(レ スポン ド)に すると、 コン トロールチェンジを受けたときに対応す
るミキサーパ ラメーターのパーグラフが表示され、同時にその値がカウンターディスプレ
イに表示 されます。
また"norESP"(ノ ーレスポン ド)に 設定 してもコン トロールチェンジによる外部 コン ト
ロールはされますが、バーグラフやカウンターディスプ レイにはパラメーターの値は表示
されません。
1)MIDi LEDが 点灯するまで、ユーティリティーボタンを押 して下さい。ジョグダイアル
を使って、ディスプ レイに"disPLAY“ と表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下
さい。
2)ジ ョグダイアルを使 つて"rESPnd“ か‖norESP"を 選び、エ ンターボタンを押 して下さ
い.
3)デ ィスプレイに"dond:と 表示され、現在の ロケーションに戻 ります。
19.6リ フ ァ レ ンス トラ ッ ク
2台 以上のHDRを 同期させ、さらにMIDIマ シンコントロール (MMC)で 外部からコン
トロールを行な う場合、HDRの 各ユニ ッ トの トラックを異なるナンバーに設定 しな くては
な りません。そうしな いと、シーケ ンスソス トなどから、それぞれのユニ ッ トの録音 トラ
ックを選 べなくな つて しまいます。 ここでは、そのHDRの 一番始めの トラックのナンバー
͡
を設定 します。例えば2台 日のHDRの 一番始めの トラックナンバーを"trAc 9"に 設定すれ
‖
ばよいわけです。そ うすれば、そのHDRの トラック2の トラックナンバーは 10‖ にな りま
す。 1台 しか使わない場合は、もちろん初期値の"trAc l"の ままで結構 です。
それぞれのHDRの トラックナンバーは、重複 しないようにして下さい。なお、 この設定は
メモ リーされませんので、電源投入のたびに設定を して下さい。
1)MIDI LEDが 点灯するまで、ユーティリティーボタンを押 して下さい。ジョグダイアル
を使って、ディスプ レイに"rEF tr・ (リ フ ァレンス トラック)と 表示するようにして、エ
ンターボタンを押 して下さい。
2)デ ィスプレイに"trAc X'と 表示されますので、ジョグダイアルを使 つて一番始めの ト
ラックのナンバーを設定 して下さい。そ して、エ ンターボタンを押 して下さい。
3)各 HDRの ユニ ットに、この設定を繰 り返 して下さい。
-53¨
20.デ ータのバ ックアップ/ロ ー ド
・ 新 しいソング用のス ペー スをつ くる
ソングをクリエイ トすることによ り、ハー ドディスク上にそのソング用のスペースが割
り当てられます。さらにソングをク リエイ トすると、ハー ドディスク上のスペースがなく
なつていきます。新 しいソング用にハー ドディスク上のスペースをつくるには、既にある
ソングをデ リー トするか、DA丁 レコーダーにバ ックア ップするしかありません。
ソングがデ リー トされると、そのスペースが新 しいソングに使えるようにな ります。ただ
し、デ リー トしたソングはリコールできなくな ります。
注)ソ ングがデ リー トされても、オーディオデータはハー ドディスク上 に残っています。
しか しソングとして リコールできないので、再生はできません。同 じスペースにソングを
クリエイ トして録音 しようとすると、デ リー トしたソングのオーディオデータも聴 こえて
しまいます。その場合は、消去 したい トラックを録音 トラックとしてセレク トし、その ト
ラックをミュー ト状態にしてから録音を開始 して下さい。HDRは 4ト ラックまでの同時録
音ができるので、この方法を2回 繰 り返す ことにより、すべての トラックのオーディオデ
ータを消去することができます。消去後 に新たに録音する際に、ミュニ:卜 状態を解除する
ことを忘れないで下さい。そうしないと、せつかく演奏 したものが録音されません。
・ DA丁 レコーダ ーヘのパ ックア ップ
ソングをバ ックアップした場合、それを再びHDRヘ ロー ドする ことができます。 ロー ド
する ことで再び作業を続ける ことができます。バ ックア ップにはハー ドディスク全体をバ
ックアップする方法とtソ ング単位で行なう方法の2種 類があります。
ソング単位でバ ックアツプしたデータは、ソング単位でロー ドしなくてはなりません。同
様 にディスク全体をバ ックア ップした場合は、ディスク全体の 回― ドを行なわなくてはな
りません。
ディスク全体をバ ックアップ した場合は、全ソング、全 ロケー トポイン ト、プログラムが
バ ックア ップされます。HDR-8の 場合は、最大録音時間の4倍 の時間がバ ックア ップにか
かります。
またソング単位でバ ックアップした場合 には、現在選ばれているソング しかバ ックア ップ
しません。また、 ロケー トポイン トとプログラムのデ ータもバ ックアップされません。同
様 にHDR-8の 場合は、そのソングの長さの4倍 の時間がバ ックアップにかか ります。
-54-
20.1全 デ ー タ の パ ッ ク ア ッ プ
1)HDRの デジタルアウ ト (オ プチカル、またはコアキシャル)と DA丁 レコーダーのデジ
タルインプットを接続 して下さい。
2)バ ックァップ/ロ ー ドのLEDが 点灯するまでユーティリティーボタンを押 し、エ ンタ
ーボタンを押 して下さい。そしてジョグダイアルを使って、ディスプレイに‖
bAcALL"と
表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下さい。
3)デ ィスプレイに"rEcdAtuと 表示されます。
注)バ ックアップ中はデータが音として、マスターアウ トからも出力されます。スピーカ
ーなどを破損する場合もあるので、次のステ ップに進む前にモニターシステムの音量を下
げて下さい。
͡
4)DATレ コーダーヘの録音を開始 します。初めの10秒 程度を無音状態で進めてから、
HDRの エ ンターボタンを押 して下さい。
5)デ ィスプレイに"trAc l"と 表示され、順次各 トラックをDA丁 レコーダーヘバ ックアッ
プしていきます。バ ックアップが完了すると、現在の ロケーションに戻 ります。
20.2ソ
ン グ 単 位 の パ ック ア ッ プ
1)HDRの デジタルアウ ト (オ プチカル、またはコアキシャル)と DA丁 レコーダーのデジ
タルインプットを接続 して下さい。
2)バ ックァップ/ロ ー ドのLEDが 点灯するまでユーティリティーボタンを押 し、エ ンタ
ーボタンを押 して下さい。そ してジョグダイアルを使って、ディスプレイに"bcSong“ と
表示するようにして、エンターボタンを押 して下さい。
3)デ ィスプレイに‖rEcdAt"と 表示されます。
͡
注)バ ックアップ中はデータが音として、マスターアウ トからも出力されます。スピーカ
ーなどを破損する場合もあるので、次のステップに進む前にモニターシステムの音量を下
げて下さい。
4)DA丁 レコーダーヘの録音を開始 します。初めの 10秒 程度を無音状態で進めてから、
HDRの エ ンターボタンを押 して下さい。
5)デ ィスプレイに"trAc l"と 表示され、順次各 トラックをDA丁 レコーダーヘバ ックア ッ
プ して い きます。 バ ックア ップが 完了す る と現 在 の ロケ ー シ ョンに戻 ります。
- 55-
20.3全 デ ー タの ロー ド
ハー ドディスク上全体をバ ックアップしたデータは、この機能を使 ってロー ドします。
現在ハー ドディスク上にあるデータは、入れ替わって しまうのでご注意下 さい。
1)HDRの デジタルイン
(オ プチカル、またはコアキシャル)と
DA丁 レコーダーのデジタ
ルアウ トプットを接続 して下さい。
2)バ ックアップ/ロ ー ドのLEDが 点灯するまでユーティリティーボタンを押 し、エ ンタ
ーボタンを押 して下さい。そしてジヨグダイアルを使って、ディスプレイに"Ld ALL"と
表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下さい。
no din"(ノ ーデジタルイン)と 表示される場合は、DA丁 レコーダー
注)デ ィスプレイに“
からデジタルクロックを正 しく受信 していない状態を表 します。デジタルケープルの接続
͡
をご確認下さい。もしくは、DA丁 レコーダーの仕様などをご確認下 さい。DA丁 レコーダ
―によっては、再生をしないとデジタルクロックを送信 しない機種があります。 この場合
は次のステップに進む前に、DA丁 レコーダーの再生を始めて下さい。
3)デ ィスプ レイに一瞬"nO
din"と 表示され、続 いて"dAtPLA"(DATプ レイ)と 表示さ
れます。
4)DA丁 レコーダーの再生を開始 します。ディスプレイに‖
trAc l“ と表示され、順次各 ト
ラックをHDRへ ロー ドしていきます。 日― ドが完了すると現在のロケーションに戻 ります。
-56-
20.4ソ
ング単 位 の ロー ド
ソング単位でバ ックア ップしたデータは、 この機能を使 って ロー ドします。
全デ ータをバ ックア ップ した場合は、 この機能を使 っての ロー ドはできません。また ロケ
ー トポイン トとミキサ ーセ ッティングのプ ログラムは、全データのバ ックアップを したと
きのみバ ックアップされるので、 この機能を使 つてもロー ドできません。
ソングを回― ドする前 にロー ド先のソングが ク リエ イ トされ、 リコール されて いる必要が
あ ります。またそのソングの長 さは、 日― ドしようとするソ ングと同 じか、それ以上でな
‖
くてはな りません。 no Fit‖ と表示される場合は、 ロー ド先の ソングが充分な長さではな
いことを表 します。も し、この表示が 出た場合 は一旦そのソングをデ リー トし、充分な長
さでクリエ イ トし直 して下さい。
1)HDRの デジタルイン
(オ プチカル、または コアキシャル)と DA丁 レコーダーのデジタ
ルアウ トプッ トを接続 して下さい。
2)バ ックアップ/ロ ー ドのLEDが 点灯するまでユーティリテ ィーボタンを押 し、エ ンタ
ーボタンを押 して下さい。そ してジョグダイアルを使 つて、デ ィスプ レイに"LdSong"と
表示するようにして、エ ンターボタンを押 して下さい。
3)デ ィスプレイに一瞬"no din"と 表示され、続 いて "SurE‖ と表示 されます。エ ンターボ
タンを押 して下さい。
注)デ ィスプレイに"no din"(ノ ーデ ジタルイン)と 表示される場合は、DA丁 レコーダー
からデジタルク ロックを正 しく受信 して いな い状態を表 します。デジタルケ ープルの接続
をご確認下さい。もしくは、DATレ コーダーの仕様などを ご確認下 さい。DATレ コーダ
ーによっては、再生を しないとデジタルク ロ ックを送信 しない機種があ ります。 この場合
は次のステ ップに進む前に、DA丁 レコーダーの再生を始めて下さい。
4)‖ dAtPLA“ と表示 されますので、DA丁 レコーダーの再生を開始 して下さい。 ここで "no
Fit"と 表示 される場合は、ソングの長さが充分ではあ りません。 一旦ソングをデ リー トし、
充分な長さでクリエ イ トし直 して下さい。
5)デ ィスプレイに"trAc l"と 表示され、順次各 トラックをHDRヘ ロー ドして いきます。
日― ドが完了すると現在の ロケー ションに戻 ります。
- 57-
次の手順 にしたが って設定すれば、HDRを 何台で も同期させる ことができます。
注)MIDIマ シンコン トロールや内部ミキサ ーをMIDlで コン トロールする場合、マスター
になるHDRの MIDlス ル ーをス レー プになるHDRの MIDIイ ンと接続 して下さい。それ以上
の台数が同期 している場合は、ス レープユニ ッ トのMID!ス ル ーを次のス レー プユニ ッ ト
のMIDIイ ンと接続 して下 さい。
1)オ ブチカルケ ー プルを使 って、マスターユニ ッ トのデジタルアウ トとス レー プユニ ッ
トのデジタルインとを接続 して下さい。さらにス レープユニ ッ トがある場合は、 1台 目の
ス レー プのデジタルアウ トと2台 目のス レー プのデジタルインとを接続 します。同様にチ
ェー ン接続することで、す べてのHDRが 同期 します。
注)各 ス レー プユニ ッ トについて次の設定を行な って下 さい。
2)"Sy― lnt"と 表示するまで、フアンクシ ョンボタ ンを押 して下さい。
・ SLAvE"を 選択 して下さい。
3)ジ ョグダイアルを使 って、
4)エ ンターボタンを押 して、確定 します。
ヒン ト)す べてのユニ ッ トが同期するだけではなく、デジタル接続 を通 じて各ユニ ッ トの
マスターアウ トが次のユニ ッ トヘ送 られます。 つまり外部 ミキサーなどを使 うことな しに、
全 トラックのステ レオ 出力が 1番 最後 のユニ ッ トか ら出力されます。
-58-
22.ハ ー ドデ ィスクのインス トール
HDRに は2台 目のハー ドディスクを追加することがで きます。 これによ り録音時間を拡
張することがで きます。
インス トールの前に、2台 目のハー ドデ ィスクを「ス レープ」、または「セカンダ リー」
の設定 して下さい。通常はジャンパー ビンなどによって行な います。ハー ドディスクの種
類 によ り、その設定は異な りますのでご注意下さい。
ハー ドデ ィスクによっては、HDRに 使用できない機種もあ ります。詳 しくは、お買 い
求め
のお店か、ベスタクス (株 )ま でお問い合わせ下さい。
1)HDRか ら電源ケ ー プルを取 り外 します。
2)6本 のネジを外 し、本体カバーを取 り外 します.
3)ハ ー ドデ ィスクをマ ウン トしてあるシャー シ (デ ィスクベース)の 3本 のネジを外 し
て下さい。
4)そ のデ ィスクベースを跳ね上げ、付属のネジで新 しいハー ドディスクを固定 します。
5)1台 目のハー ドディスクと同様に、フラ ッ トケ ープル とパ ヮーケ ー プルをハー ドデ ィ
スクに接続 して下さい。
6)各 ケ ープルが確実に接続 されて、ゆるんでな いことを確認 して下さい。
7)各 ネジ、本体カバーを元に戻 して完了です。
-59-
23.エ ラー メ ッセ ー ジ
表示
意味
対処 方法
セクション
Protct
プロテク ト状態になつています。
プロテク トを解除して下さい。
9.8
noSong
rEducE
ソングがありません。
ソングをクリエイ トして下さい。
9.4
トラックがエディットされて
プレイリス トをリデュース
9.11
いるので、リデュースする
必要があります。
して 下 さ い 。
A/Bポ イントが正しく設定
A/Bポ イ ン トを設定 して下 さ い。
SEtAb
10
されていません。
no din
no Fit
デジタルクロックが入力
レの接続 を
レケ ー プリ
デ ジタリ
されていません。
確認 して下 さい。
ソングの長さが正 しくありません。
一旦 ソングをデ リー トして、
9.4
ク リエ イ トし直 して下 さい。
no Hd
ハー ドディスクのエラー。
デ ィスク とその接続 を
確認 して下 さい。
症状
バ ックアップしたデータをロー ドできない。
デジタルマスタリングの際、DATレ コーダーが
録音を開始 しない。
対処 方法
バ ックア ップ したときの方法が全デ ータの単位 か、
ソング単位 かを確認 して下さい。バ ックアップ し
たときと同 じ方法で ロー ドする必要があ ります。
デジタルの同期信号 を止めてみて下さい。
詳 しくは9.13セ クシ ョンをご覧下さい。
HDR8」
-60-
V10CT95