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現地組立型単心SCコネクタ
0.25/0.9心線用
クイックSC
SC TM
0.25/0.9心線用 クイック
住友電気工業(株)
ETK0923122A
取扱説明書
!
安全にお使い頂くために
本製品は安全性を充分に考慮して設計しています。
しかし間違った使い方をすると、事故や製品の故障に
つながる恐れがあります。事故を防ぎ、安全にお使い
頂くために次のことを必ずお守り下さい。
★光ファイバおよび光ファイバ屑は小さく、先端が鋭利で
す。指に刺す、目に入る、と怪我をする恐れがありま
すので、取り扱いには十分注意して下さい。作業中は
安全メガネを着用して下さい。
安全メガネを着用
★コネクタ端面や光ファイバ端面をのぞき込まない
のぞき込まないで下
のぞき込まない
さい。強い通信光が出ている場合があり、目を傷つけ
る恐れがあります。通信光は目には見えませんので
十分注意して下さい。
★高所での作業の際には、組立工具を落とさぬ様にご注
意下さい。 (リストストラップ等をご使用下さい。)
必ずお読み下さい
①組立方法を誤ると本来の性能が得られない場合が
あります。本説明書をよくお読みになって
本説明書をよくお読みになってからご使
本説明書をよくお読みになって
用下さい。
②本製品はチリ・ホコリが大敵です。コネクタはご使用
の直前に開封する
直前に開封する様お願いいたします。
直前に開封する
③本製品は切断面により特性が大きく変わります。良
好な切断特性を有するカッタを使用下さい。
④コネクタへのファイバ挿入はゆっくり
ファイバ挿入はゆっくりと行って下さい。
ファイバ挿入はゆっくり
乱雑に挿入した場合、ファイバが破損して工事不良
につながる可能性があります。折れたファイバが飛
散する恐れもあります。
⑤異物の混入による光損失増を防ぐため、ダストキャ
ップはコネクタを接続するまで外さない
接続するまで外さないで下さい。
接続するまで外さない
⑥コネクタ内部には適量の屈折率整合剤を充填してお
ります。コネクタへのファイバ挿入を2回以上行わ
ファイバ挿入を2回以上行わ
ないで下さい。
ない
構成品
おすすめ工具
コネクタ(クサビ付き): 本体
ブーツ: 本体構成部品
保護チューブ:本体構成部品
ファイバホルダ : 添付治具
組立補助治具ベース: 添付治具
①ハンディ光ファイバカッター FC-7R
保護チューブ
クイックSCコネクタ
ブーツ
片側は斜めカット
※ファイバホルダ型
②ジャケットリムーバ JR-25
組立補助治具
ベース
ファイバホルダ
本コネクタの組立には、上記構成品の他に、下記工具が
必要となります。予めご準備下さい。
①ファイバカッタ(※ファイバホルダ型)
※心線の被覆が除去できる
②ジャケットリムーバ
(※φ0.25/0.9mm心線の被覆が除去できるもの)
[お問い合わせ先] 住友電気工業株式会社 光機器事業部
TEL (045) 853-7225 FAX (045) 851-1286
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0.9心線用クイックSC 組立手順
住友電気工業(株)
φ0.25mm素線に取り付ける場合、本文【
0.25mm素線に取り付ける場合、本文【4】 ~【8】項は、ETK0923122ETK0923122-01をご参照下さい。
【2】コネクタを治具にセット
【1】コネクタ準備
!
【3】ホルダの準備
中蓋
前蓋
ガイド
治具使用前に、U形
ガイド上にゴミ無き
ことを確認
クサビ
○
後蓋
×
出ていない
本体
安全メガネを着用
!
クサビが隙間なく
取り付けてある
ことを確認する
※外れている時は
押して取り付ける
ホルダ使用前に、前、中、後蓋を開け
て、ガイド後端が出てないことを確認。
出ている場合は後端を押す
コネクタを治具先端の壁と
U形ガイドの間にセットする
【4】ブーツを心線に通す 【5】0.9心線の被覆を剥く 【6】ファイバの清掃
【8】ホルダに心線セット①
【7】スクリーニング
±30°程度
30~35mmの
範囲で被覆除去
※当社製ファイバカッタFC-7R
ご使用の場合の被覆除去長
出ている
ファイバをホルダの
溝に入れ、セットする
指で撫でる様に数回曲
げて折れないことを確認
ガーゼに無水
アルコールを
付け、数回拭き
被覆屑を取り除く
上
!
左
右
折れた場合は
【5】項からやり
直して下さい
被覆剥き際
範囲0~2mm
下
ホルダに心線セット③ 【9】ファイバカット(当社製FC-7R使用) 【10】カット長の確認
ホルダに心線セット②
1
心線を溝に入れ、
後蓋を閉じる
2
ファイバ
先端位置
(溝の範囲内)
ガラス長:
9-11mm
ファイバホルダ
をしっかり突き
当てる
!
12.8~13.2mm
3
ファイバが動かないように、指で
押さえて、前蓋、中蓋の順に蓋
を閉じる
ファイバ挿入②
【11】ファイバ挿入①
U溝
ホルダを治具上のセット線に合わ
せて、U溝にファイバを落とし込む
被覆除去際
の位置範囲
※寸法が合ってない場合は
【5】項からやり直してください
!
ファイバ挿入③
ファイバ先端を当てな
いように注意する
中蓋を開ける
中蓋を突き当てる
注意!
!
止まるまでホルダを
ゆっくりスライドさせる
ファイバ挿入④
【12】ファイバたわみを確認
カチッ!
カチッ!
カチッと嵌まるまで
ゆっくり前進させる
ホルダは必ず
脇を持つこと。
【15】前蓋、後蓋を開ける
中蓋を開けないと、挿入ファイバと内蔵ファイバ
が突き当たらず、損失高となる恐れがある
【13】クサビロック解除
ホルダの脇を持たず、上下から
ファイバを押さえて持つと、ファイ
バがたわまず強く押し込まれ過ぎ、
内部で損傷する可能性がある
!
たわみがある
ことを確認
【14】クサビを取り外す
解除アームの中央部(矢印で
示す部分)を押し、クサビを外す
指でコネクタ
と治具ベース
を持って、
ロックレバー
を解除
【16】コネクタを取り外す 【17】ブーツ装着
ブーツ穴を突起に
嵌め込む
組立後の接続品質は
可視光で確認できる
接続良好(光見えない)
カチッ!
カチッ!
前蓋、後蓋を
開けて、ファイバを
フリーにする
完成
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接続不良(光見える)
0.25素線用クイックSC
0.25素線用クイックSC 組立手順
SUMITOMO ELECTRIC INDUSTRIES,
LTD.
φ0.25mm素線にコネクタを取り付ける場合、本文 ETK0923122 【4】 to 【8】 項は本書で実施下さい。
ETK0923122-01
【4】ブーツと保護チューブをφ0.25mm素線に通す
斜めカット側から通す
①ブーツを通す
②保護チューブを通す
【5】0.25素線の被覆を剥ぐ
【6】ファイバ清掃
【7】スクリーニング
※以下は当社製ファイバカッタ
ご使用の場合の被覆除去長です。
±30°程度
指で撫でる様に数回曲げて
折れないことを確認する
被覆
ガーゼに無水アルコール
を付け、数回拭き被覆屑
を取り除く
30~35mmの範囲
で被覆を除去する。
上
折れた場合は
【5】項からやり
直して下さい
下
保護チューブ
【8】ファイバホルダに心線セット①
ファイバをホルダの
溝に入れ、セットする
右
左
汚れたガーゼで
清掃しないで下さい
!
ファイバホルダに心線セット②
1
被覆剥き際は
保護チューブの
先端から
0~1mm範囲
2
保護チューブは
ガイドの先端から
0~2mm範囲
ファイバが動かないように指で押さえて、
前蓋、中蓋の順に蓋を閉じる
ファイバホルダに心線セット③
注意! 本文【10】項「カット長の確認」で
完成
3
ガラス長は以下の範囲になります
ファイバ先端
保護チューブ先端
ガラス長
: 9-11mm
心線を溝に入れ、後蓋を閉じる
ETK0923122 本文 【9】項 に戻る
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