Download 取扱説明書
Transcript
パイプ式盤用熱交換器(フ ヒート ラット タイプ)天丼取付型 メヾネ ル ヒ ー トエ ク ス チ ェ ン ジ ャ 取 扱 説 明 書 このたびは、弊社製品をお買い上げいただき誠 にありがとうご ざい ます。 ご使用 の前 に必ず この説明書をよくお読みの上 、 正 しくお使 い ください。 の 必ず保管 しておいて ください。) (こ 説明書 は、 安 全 の ための注意 事項 施工、 使用 (操作 ・ 保守・ 点検)の前に必ず この取扱説明書 とその他の注意書きをすべて熟読 し、 正 しくご使用 ください。機器の知識、 安全の情報そして注意事項のすべてについて習熟 してからご使用 い この くださ 。 取扱説明書では、 安全注意事項のランクを「 注意」として区分 してあ ります。 危険」「 ◇ 危険 △ 注意 取扱 い を誤 った場合 に、危険な状況が起 こ りえて、死亡又は重傷 を受ける可能性が想定 される場合。 取扱 い を誤 った場合 に、危険な状況が起 こ りえて、 中程度の傷害を受ける可能性が想定 される場合、及 び物的損害 だけの発 生が想 定され る場合。 なお、ど ゝ注 意 に 記載 した事項で も、状況によっては重大な結果に結びつ く可能性があ ります。 いずれも重要な内容を記載 していますので必ず守ってください。 ■ ファンに対する注意事項 △ 注 意 回転 物 注 意 けが の 恐 れ が あ りま す 。 ・フィンガーガー ドを外 さないで ください。 ・ファン回転部に指や果物 を入れないで ください。 ・保守 ・点検作業 は、必ず電源 を切 リファンが停止 してか ら 行 って ください。 ■各部名称 放熱 ユ ニ ッ ト (ヒー トパ イプ式) 夕Ⅲ l現PHE‐ 15TF 電源 リー ド線 付属 品 :取 付 ね じ 取扱説明書 ■仕 様 番 PHE-15TF PHE-15TF‐ 2 PHE-25TF PHE‐ 25TF‐ 2 PHE-40TF PHE-40TF― PHE-60TF PHE-60TF‐ 2 PHE-80TF PHE-80TF‐ 2 PHE-100TF PHE‐ 100TF‐ 2 コXタテXフカサ) 360(400)X200X200Ⅲ 皿 360(400)X200X300mm 400(440)X280X300醐 4 40(480)X280X300mm 440(480× 350× 400皿 m 490(530)X350X400mlll 寸法(ヨ 定 格 能 力 旦 里 質 作 動 16/17ヽ V/K 評〕7kg 23/26W/K 評J10kg 40/43ヽ V/K 52/58W/K 約 12kg 約 15kg 液 89/104ヽ V/K 約 21kg 評J25kg 4 4 純 水 フ ァン使 用 数 4 使 用 温 度 筐体 内60℃ 以 下/筐 体 外 60℃ 以 下 使 用 湿 度 85%以 下 立日 騒 69/80 ヽ V/K 約 57/61dB(A) 約 59/61dB(A) 約64/70dB(A) 約 64/66dB(A) 約65/69dB(A) 約 65/69dB(A) 電 気 仕 様 定 格 電 圧 定 格 電 流 0.42/0.38A0.24/0,22A0.84/0.76A0.48/0.44A0,72/0.64A0.34/0.32A0472/0464A0.34/0.32A1.44/1.28A0,68/0.64A1.44/1.28A0168/0.64A 起 動 電 流 0.56/0.50A0.32/0.28A1.12/1400A0.64/0.56A2,20/2.20A1,16/1.10A2.20/2.20AL16/1.10A 4,40/4.40A2,32/2.20A4.40/4.40A2.32/2,20A 定格消費電力 AC100V AC200V AC100V AC200V AC100V AC200V AC100V AC200V AC100V AC200V AC100V AC200V ( 5 0 / 6 0 H z ) ( 5 0 / 6 0 H z ) (50/60Hz) (50/60Hz) (50/60Hz) (50/60Hz) ( 5 0 / 6 0 H z ) (50/60Hz) (50/60Hz) ( 5 0 / 6 0 H z )( 5 0 / 6 0 H z ) ( 5 0 / 6 0 H z ) 28/26W 56/52W 60/64W 60/64W ア 120/128ヽヽ ア 120/128ヽヽ 注) 1 . 寸 法 の ( ) 内 は取付 フランジ部 を含 んだ寸法 です。 2 . 定格能力 は、盤用熱関連機器技術研究会技術 資料第0 0 4 号- 2 0 0 5 「 盤用熱交換器 の能力評価試験方法」に準拠 して表示 して あ ります。 ( △T = 2 0 K , 5 0 / 6 0 H z 運 転時) 3 . 定格電圧 は単相 です。 ■ 動作原理 本器 は、 筐体 内 の温 か い空 気 と外気 の冷 た い空気 をフ ァ ンに よ り、強制的 に本器 内部へ 引 き入 れ、 熱伝導 の優 れ た ヒー トパ イプを用 い た放熱 ユ ニ ッ トによ り、熱 の 吸収 と放熱 を同時 に行 い筐体 内 の温度上昇 を防止 す る とと も に、 外気 を直接筐体 内 に引 き入 れ ない ため、筐体 の密 閉 状態 を損 なわず、内部 の機器 ・電子装置 等 を熱、 ほこ り、 湿気 の 障害か ら守 ります。 ■取 付 1コ 屋内に使用 される密閉型筐体 に取付 けて ください。 2.筐体 の天丼面 に取付 けて ください。 注)1.ヒ ー トパ イプが水平 となるような側面取付 けは、 しないで ください。 2.吸気 田お よび排気 日の通風 を妨 げない よう、取 付位置 に注意 して ください。 3.フ ィル タの点検、清掃 が容易 な位置に取付 けて ください。 -2- 放熱 ユニ ッ ト ( ヒー トパ イプ) ●取付方法 ① 筐体 の天丼面 に図に従 って抜 き穴加工 して ください。 注)1.吸 気 口及 び排気 日の大 きさは冷却性能 に影響 します ので、指定寸法 で加工 して ください。 2.取付面 にバ リが生 じた場合 には、 防塵性能等 に影響 します のでバ リ取 りを行 って ください。 ② 付属 のパ ッキ ンを本器 の裏面、又 は筐体側 の取付面 に貼付 けて ください。 ③ 付属 のね じにて、筐体 に確実 に固定 して ください。 注)パ ッキ ンの厚 みがある程度残 るように締 め付 けて ください。 ④取付面に隙間がで きない ようにして ください。 注)使 用雰囲気 の余 り良 くない場所 では、パ ッキ ンと筐体取付面 との 間及 び取付ね じ周囲 を シリ コ ン系等 のシール材 で コーキ ングして取付 ける事 をおすす め します。 抜 き穴 (吸気 日) 注 ) 1 . 一点鎖線 は本器 外形 を示 します。 2 . キャビネ ッ ト外側 か ら見 た図です。 の抜 き穴 はPHE-80TF,100TF 3.※F日 のみ 必要です。 N―φ6抜 き穴又はM5 名 A B C D E F PHE-15TF(-2) 400 380 210 68 160 80 177 150 177 200 4 PHE-25TF(-2) 400 380 210 68 160 80 277 200 277 300 4 PHE-40TF(-2) 440 420 230 68 200 80 277 200 277 300 4 PHE-60TF(-2) 480 460 270 68 200 80 277 200 277 300 4 PHE-80TF(-2) 480 460 260 78 200 100 377 300 377 400 6 PHE-100T F(-2) 530 510 310 78 200 100 377 300 377 400 6 G H N ■結 線 1.電圧 は、銘板 の表示電圧 に従 って ください。 注 )使 用電圧 は、定格電圧の±10%以 内です。電源電圧が変動 した場合 でも使用電圧 を超 えないよう に して ください。 2.電源 リー ド線 (黒)の電源へ の接続は、圧着端子 (絶縁 キャップ付)で行 って ください。 3.アース線 (緑)を利用 して、本体 の アース接続 を行 って ください。 注)日 東盤用温度調節器 を使用す る場合 の結線 はオプションの項 を参照 して ください。 - 3 - ■保守点検 △ (注)保 守点検作業を行 う場合 には、必ず電源を切 リファンが停止 してから行 って ください。 1.フ ァンは寿命 があ ります ので定期的に交換 を行 って ください。 尚、交換用 フ ァ ンは、 オプシ ョン部品 (オプ シ ョンの項 を 参照)と して用意 してお ります ので別途 ご用命 くだ さい。 ● フ ァ ンの 交換方法 外 部 フ ァン取外方法 ① カバーを外 してください。(図1) ② プラグコー ド (電源線、アース線)を クランプより外 してください。(図2) 図 1 をきます。 但 し、P H E - 1 5 , 4 0 , 6 0 T F ( - 2 )除 ③ ファン固定ねじを外 して、ファンを取外 して ください。 次にファンよ リプラグコー ドを引き抜 いて ください。 (図2,3) ④ アース端子を取外 して ください。 (図3) 但 し、P H E - 1 5 , 2 5 T F ( - 2 ) を 除 きます。 フ ィ ンガー ガー ド 内部 ファン取外方法 ① ファン取付金具を本器から取外 して ください。(図2) ② プラグコー ド (電源線、アース線)を クラ ンプよ り外 して ください。 (図2) 但 し、P H E - 1 5 , 4 0 , 6 0 T F ( - 2 ) を除 きます。 ③ ファン固定ねじを外 して、ファンを取外 して ください。 次にファンよ リプラグコー ドを引き抜 いて ください。 (図2,3) ④ アース端子を取外 して ください。 (図3) 但 し、P H E - 1 5 , 2 5 T F ( - 2 ) を除 きます。 外部 ・内部 フ ァン取付方法 ① 取外 したアース端子 を交換用 ファンに付替えて くださ い。 (図 3) プラグ コー ド フ ァン固定ね じ ファ フ ァ ン取 付 金 具 フ ィ ンガ ー ガ ー フ ァ ン固定 ね 図2 但 し、P H E - 1 5 , 2 5 T F ( - 2 ) を 除 きます。 ② ファンの取付 は、外部 ・内部 ファン取外 し方法 の逆手 順で下記 の項 目に注意 して行 って ください。 注) 1 . プ ラグ コー ドの電源線 ( 黒) は ファンの電源入力 端子 に、アース線 ( 緑) は ファンの アース端子 に 確実 に根元 まで挿入 して ください。 2 . プラグ コー ドがファンにまき込 まれない ように クラ ンプで固定 して ください。 2 . フィル タは一 ヶ月 に一度以上清掃 し、一年間使用 したもの は交換 して ください。交換 にはオプションの フ ィル タ ( オ プションの項 を参照) を 用意 してお ります ので別途 ご用命 ください。 電源線 (黒) 電源 入力端子 図 3 PHE-40・ 60・80。100TF(-2) ●フ ィル タの清掃方法 昼 く て 一 に し o 波 を い いさ た い め 洗 だ 薄 ぎ く で す て ツ つ △ロ キ 割 り 行 の よ を 5 9 に 燥 ・・水 乾 5 清 然 に て 自 懲 し ヽ 湯 押 お し ヽ 々 ひ チ ユ タ 剤 後 o 洗 漬 い 性 侵 さ 中 夜 だ 巾 晦 的 ①圧縮空気による吹きつけ。(図4) ②掃除機による清掃。 ③水槽内での押 し洗い。(図5) 図 4 図 5 3.本器 は、 フ ィル タを設 け てお ります が放熱 フ ィ ンにほ こ り 等 が付着す る場合 には、 定期 的 に清掃 して くだ さい 。 尚、放熱 ユ ニ ッ トは取外 し清掃 がで きます。 ●放熱 ユニ ッ トの取外 方法 X △ 放熱 フィンに直接手を触れないで ください。 ① カバーを取外 して ください。 (図 6) 図 7 ( 図8 ) 並許 執 だ く て つ 昼 一 ル に 波 o 軸 ぐ 割 し の を 5 9 い ・・ 洗 二 空 内 洗漬 ヽ ● 側 晩 儀 伴 帥 鰤 卵 ②放熱ユニ ット用取付ねじを取外 して ください。(図 6) ③放熱ユニ ットを上に引き上げ取外 して ください。(図6) ④ 放熱ユニ ットの取付 は、 ① ∼③ の逆手順で行 って ください。 注)1.放熱ユニ ットの向きに注意して取付けて ください。(図6) 2.放熱ユニ ットが傾いていないか注意して ください。(図7) 放熱 ユ ニ ッ 卜用取付 ね じ フ ィ ンガー ガー ド PHE‐ 15TF ■ お願 い 1.吸 気 口及 び排気 日の通風 を妨 げ るよ うな取付 は しな い で くだ さい。 2.フ ィル タの点検、清掃 が容易 な位置 に取付 け て、指定 の上 下方 向 を守 って くだ さい。 3.定 格電圧 以 外 での使用 は、 故障原因 とな ります ので使用 しない で くだ さい。 4.フ ァ ン交換 の際 は、指定 の フ ァ ンを使用 して くだ さい。 5.屋 外 での使用 は絶対 に しない で くだ さい。 6.水 滴 がかか る場所、塩分 を多 く含 んだ環境下 では使用 しない で くだ さい。 7.振 動 ・衝撃等 の ある場所 では使用 しな い で くだ さい。 8.高 温、高湿、腐食性 ガス、可燃 性 ガス等 の雰 囲気、導電性 の ほ こ り(カー ボ ン繊維 ・金属粉等)が 浮遊す る場所 で の使用 は しない で くだ さい。 9.極 度 に塵 挨、 オイ ル ミス ト等 が多 い場所 での使用 は しな い で くだ さい。 尚、周 囲環境 によっては取付面及 び取付 ね じ周 囲 に シー リ ング処理 を施 して くだ さい。 - 5 - ■ オ プ シ ョン 18盤用換気扇 ●交換用 ファン 品名記号 PF-120 PF-120-2 PF-150A PF-150-2A 寸 ヨ コ 法 タテ 定格 電圧 (V) フカサ 120 172 適 用 機 一梱 種 入数 AC100 PHE-15TF,25TF 1 AC200 PHE-15TF-2,25TF-2 1 AC100 PHE-40TF,60TF,80TF,100TF 1 AC200 PHE-40TF-2,60TF-2,80TF-2,100TF-2 1 2 . フ ィル タ ●交換用 フ ィル タ 品名記号 寸 法 (Hlm) ヨ コ 適 用 タ テ 機 一梱 種 PHE― TF― Fl PHE-15TF(-2)用 PHE― TF― F2 PHE-25TF(-2)用 PHE― TF― F3 PHE-40,60TF(-2)用 PHE― TF― F4 PHE-80,100TF(-2)用 入数 3 日盤用温度調節器 ( パネル サ ー モ ) ●盤用熱交換器 を日東盤用温度調節器 ( パネルサーモ) と組合せて 自動運転す るこ とによ り、盤内の 最適な温度管理 を行 うことがで き、同時に経済的な省 エ ネ運転が行えます。 下記の 6 機 種 をおすす め します。 ( 設定温度が変更 で きる可変式温度調節器 もご利用 ください。) 品名記号 外 形 寸 法 ( m m ) フカサ 温 度 定 格 動作温 度 復帰温 度 PT… 60A 60℃ 45℃ 1 PT-50A 50℃ 35℃ 1 PT-40A 40℃ 25℃ PT-30A 30℃ 15℃ PT― C40A 40℃ 25℃ 1 PT― C30A 30℃ 15℃ 1 ヨ コ タテ 温 度公差 一梱 入数 ±5K(℃ ) 1 1 (PT-40A) ●盤用熱交換器と盤用温度調節器の組合せによる結線回路および運転状態は次のようになります。 結線 回路 運転状態 盤用温度調節器 盤 内温度 二 3言 そ 箸 8食 │:答 ) 「 動作 温度 N \/ \ ■ 復帰 温度 OFF ON 盤用熱交換 器 ON OFF 時間 盤 内温 度が動作温 度 まで上昇す る と盤 用熱 交換 器が始動 し制 御盤 内 を冷却 し、復帰温 度 まで下が る と停止 します。 注)パ ネルサ ー モ は熱 が こ も り易 い盤 内上 部 、 お よび熱 に対 して保護 の必要 な機器、装置 類 の近傍 に取付 けて使用 して くだ さい。 施工業者名 TEL 施 工 年月 日 仕様等、お断 りなしに変更することがあ ります のでご了承 ください。 また、 ご不明な点があ りました ら弊社 の技術相談室にお問い合 わせ ください。 高 D日 東 工 業株式会社 ◎ NITTO K06YO CORPORAT10N 年 月 日 この 取扱説 明書 の 内容 は2008年 5月 現在 の もの で す 。 技術相談室/ 愛 知県愛知郡長久手町蟹原2 2 0 1 番地 TEL<0561> 64-0152(イ t) httpi//www nito.co.〕 p - 6 - B893520922