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TMP SYSTEM CONTROLLER
TMP−02PF
取扱説明書
(1350
APPLICATION
OF
ELECTRONIC
改訂1)
DEVICES
ツ ジ 電 子 株 式 会 社
本
社/〒300-0013 茨城県土浦市神立町3739
TEL.029-832-3031㈹ FAX.029-832-2662
URL
http://www.tsujicon.jp
E-mail [email protected]
目 次
TN9509
1.本器で制御できるシステム
2
2.はじめに ∼本製品を使用する前に∼
1)排気システムの仕様
2)本器を発注するにあたって
3)本器が納入されたら
4)各コンポーネントを接続する
【 モード変更 】
2
2
3
3
3
3
3.排気手順
1)被排気槽が大気の時
2 ) 被 排 気 槽 が 低 中 真 空 の 時 ( > 1 0 −2P a )
3 ) 被 排 気 槽 が 高 真 空 の 時 ( < 1 0 −2P a )
4
4
4
4
4.停止手順
4
5.動作説明
1)フロントパネル面 スイッチ群
① OPERATION SW
② RP ON/RP FAIL SW
③ TMP ON/NORMAL SW
④ PUMP OFF SW
⑤ ILK OFF SW
⑥ ENABLE/OPEN SW
⑦ CLOSE SW
⑧ MV,FV AUTO/CLOSE SW
⑨ TMP RESET SW
⑩警報用ブザー
2)リヤパネル面 コネクタ群
①3φ AC200V コネクタ
②TMP CONTROL コネクタ
③RP コネクタ
④TMP POWER コネクタ
⑤MV コネクタ
⑥FV コネクタ
4
4
5
5
5
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6
6
6
6
6
7
7
7
6.制御シーケンス
8
7.外部接続方法及びコネクタ信号表
1)電源供給部コネクタ
2)ターボ分子ポンプ制御用コネクタ
3)ロータリーポンプ用電源出力コネクタ
4)TMP用電源出力コネクタ
5)メインバルブ用コネクタ
6)フォアラインバルブ用コネクタ
8.トラブルシューティング
9
9
9∼ 10
11
11
11
11
12
完成図面
巻末
- 1 -
TMPシステムコントローラー
TMP−02PF型
本装置は、ターボ分子ポンプを用いた真空排気システムを統括的に制御するコ
ントローラーです。
本器は、ロータリーポンプ・メインバルブ・フォアラインバルブ・各社ターボ分
子ポンプ制御電源に対応したリモート制御出力を持ち、従来面倒だった排気系の
統括的操作を簡単に行うことができます。例えば、排気系の保護及び油汚染の防
止に必要な時差動作や機器故障、停電などの異常時の自動停止なども容易です。
ハーフラックマウントタイプの本体は付属の取り付けパネルを用いて、各社ター
ボ分子ポンプ制御電源(ハーフラックタイプ)と一体化してラックに取り付ける
事ができます。なお、本器及び本説明書は高エネルギー物理学研究所放射光実験
施設(PF)の仕様に基づいて製作されています。
1.本器で制御できるシステム
作業者確認用
真空ゲージ
G
被排気槽
MV
リークバルブ
2.はじめに
LV
メインバルブ
TMP
ターボ分子ポンプ
FV
フォアラインバルブ
RP
ロータリーポンプ
∼本製品を使用する前に∼
1)排気システムの仕様
本器の電源電圧は3相AC200Vです。使用する場所で電源供給が可能
であることを確認して下さい。
各コンポーネントの電源(動作)電圧が下記の仕様のものを使用して下
さい。
TMP:単相AC200V
RP :3相AC200Vまたは単相AC200V
MV :AC200V(通電時 OPEN、開閉接点を有するもの)
FV :AC200V(通電時 OPEN)
L V : A C 2 0 0 V ( 通 電 時 C L O S E 、 スローリークタイプの も の )
セ イ コ ー 精 機 製 T M P ( STP-301,451) を 使 用 す る 場 合 は 、 購 入 時 に オ プ シ
ョ ン の 「 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 用 コ ネ ク タ ( アンフェノール 24P) 」 を 装 備 す る 必
要 が あ り ま す 。 な お 、 STP-301,451標 準 の 外 部 制 御 用 端 子 台 仕 様 で の 本 器 の
使用については制御動作の保証はできませんので、ご注意ください。
- 2 -
2)本器を発注するにあたって
発注にあたって、下記の事項を指定して下さい。
□TMP機種 ※注1※注2
□RP電源電圧、モーター容量 ※注3
□ 電 源 ケ ー ブ ル の 長 さ ( 標 準 6m 4222Rプラグ付 き )
例 ) T M P : セ イ コ ー 精 機 製 S T P − 3 0 1 ( オプションコネクタ付 き )
RP :3相AC200V
0.75KW
※注1:TMPの機種により接続ケーブルが異なります。必ず指定してく
ださい。なお機種変更の際は、接続ケーブルの変更で対応できま
すので、別途お申し付けください。
※注2:ライボルト製NT340Mを使用する時は、リモート端子が20
ピン仕様と24ピン仕様があります。接続ケーブルが異なります
ので必ず確認してください。
※注3:内部サーマルリレーの電流値を設定します
(標準設定:3相AC200V 1.5KW)
3)本器が納入されたら
添付品がそろっているかどうか、下記リストを見ながら確認してください。
□本体
□電源ケーブル
□ラックマウント用ラックフレーム
□TMPコントロール用ケーブル
□TMP接続用コネクター
□RP接続用コネクター
□MV接続用コネクター
□FV接続用コネクター
4)各コンポーネントを接続する
この説明書の接続方法の項にしたがって下記の各コンポーネントへの接続
ケーブルを製作して接続してください。
□RP接続用ケーブル
□MV接続用ケーブル
□FV接続用ケーブル
□TMP接続用ケーブル
LV使用時
□LV接続ケーブル
※LV制御出力は本器RP出力コネクターからロータリーポンプと一緒に
パラレル接続してください。
セ イ コ ー 精 機 製 TMPを 使 用 す る 場 合 は 、 T M P 制 御 電 源 の MANUAL/REMOTE切
替 ス イ ッ チ を REMOTE側 に 設 定 し て く だ さ い 。
使 用 す る R P 本 体 に ON/OFFス イ ッ チ が あ る 場 合 は ON側 に 設 定 し て く だ さ い 。
すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認してから、本器の電
源ケーブルを接続してください。
【 モード変更 】
本 製 品 は 出 荷 時 に 、 使 用 す る ターボ分 子 ポンプの メーカーに あ わ せ た モード設 定 が さ
れ て い ま す 。 モード変 更 の 必 要 が あ る と き は 、 下 記 の 操 作 を し て 下 さ い 。
・ PUMP OFFを 押 し な が ら 電 源 投 入 し 、 そ の ま ま 10秒 く ら い 待 つ と アラームが
鳴 り 、 モード変 更 さ れ た 事 を 示 し ま す 。 一 度 電 源 を 切 っ て 再 投 入 を し な い と
動 作 し ま せ ん の で ご 注 意 下 さ い 。 ( モードは 電 源 を 切 っ て も 保 持 さ れ ま す )
◇ ライボルトモード:電 源 投 入 時 に PUMP OFFが 数 回 点 滅 し ま す 。
◇ セイコー モード:電 源 投 入 時 の PUMP OFF点 滅 は あ り ま せ ん 。
- 3 -
3.排気手順
1)被排気槽が大気の時
ILK OFF SWと ENABLE/OPEN SWを 押 し な が ら RP ON SWを 押 す 。
→RPが起動しFV、MVが開となり排気が開始される。
被 排 気 槽 が 数 P a 程 度 の 真 空 に な っ た ら TMP ON SWを 押 す 。
→TMPが起動。
2 ) 被 排 気 槽 が 低 中 真 空 の 時 ( > 1 0 −2P a )
RP ON SWを 押 す 。
→RPが起動しFV開となる
ILK OFF SWを 押 し な が ら ENABLE/OPEN SWを 押 す 。
→MV開となり、排気が開始される。
TMP ON SWを 押 す 。
→TMPが起動される。
3 ) 被 排 気 槽 が 高 真 空 の 時 ( < 1 0 −2P a )
TMP ON SWを 押 す 。
→TMP,RPが起動される。
T M P が 定 常 回 転 ( NORMAL) に な っ た ら ENABLE/OPEN SWを 押 す 。
→排気が開始される。
4.停止手順
PUMP OFF SWを 押 す 。
→全ポンプ停止、自動バルブは閉となります。(LVのみ開)
注意:LVを使用していない場合は、ポンプ停止操作(異常停止も含む)を行う
とTMPはMV,FVにより真空封止されます。被排気槽をリークして本
システムにより再度真空引きを行う時は、TMPを手動でリークしてくだ
さい。TMPをリークせずにMVを操作すると圧力差によりバルブが故障
する場合があります。
5.動作説明
1)フロントパネル面
スイッチ群
- 4 -
① OPERATION SW( ロ ッ ク 形 ト グ ル ス イ ッ チ )
1 ) ENABLE側 ・ ・ ・ ・ ・ 押 ボ タ ン ス イ ッ チ に よ る 各 種 操 作 が 可 能 に な り ま す 。
2 ) DISABLE側 ・ ・ ・ ・ 押 ボ タ ン ス イ ッ チ に よ る 各 種 操 作 が で き な く な り ま す 。
(誤操作防止)
② RP ON/RP FAIL SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1)スイッチ機構部・・RPを起動するためのスイッチです。
2 ) RP ON 表 示 ・ ・ ・ ・ R P 作 動 時 に 点 灯 し ま す 。
3 ) RP FAIL 表 示 ・ ・ ・ R P の 異 常 を 示 す 本 器 内 部 の サ ー マ ル リ レ ー が 動 作 し
た時に点灯します。
③ TMP ON/NORMAL SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1)スイッチ機構部・・TMP(RP停止時はRPも同時に)を起動させるた
めのスイッチです。
2 ) TMP ON 表 示 ・ ・ ・ T M P 作 動 時 に 点 灯 し ま す 。
3 ) NORMAL 表 示 ・ ・ ・ T M P が 定 常 回 転 し て い る 時 点 灯 し ま す 。
④ PUMP OFF SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1)スイッチ機構部・・全ポンプ停止を行うためのスイッチで、自動バルブは
閉 と な り ま す 。 (L V を 接 続 し て い る 時 、 L V の み 開 )
2 ) PUMP OFF 表 示 ・ ・ ポ ン プ 停 止 時 点 灯 し ま す 。
⑤ ILK OFF SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1)スイッチ機構部・・MVはインターロック機能により、TMPが定常回転
している時のみ開けることができます、それ以外の場
合 は ポ ン プ 作 動 時 に 本 ス イ ッ チ を 押 し な が ら 、 ENABLE
/OPEN ス イ ッ チ を 操 作 す る と M V を 開 け る こ と が で き
ます。
2 ) ILK OFF 表 示 ・ ・ ・ 本 ス イ ッ チ が 押 さ れ た 時 、 ま た は 上 記 操 作 を 行 っ て
MVを開けたとき点灯します。
上記操作を行ってMVを開けた場合、ターボポンプが
定 常 回 転 ( NORMAL) に 到 達 す る か 、 M V 閉 操 作 、 ま た
は全ポンプ停止操作をすると消灯します。
⑥ ENABLE/OPEN SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1 ) ス イ ッ チ 機 構 部 ・ ・ M V を OPENす る た め の ス イ ッ チ で す 。
2 ) ENABLE 表 示 ・ ・ ・ M V が OPEN可 能 で あ る と き 点 灯 し ま す 。
3 ) OPEN 表 示 ・ ・ ・ ・ M V の OPENス テ ー タ ス を 受 け て 点 灯 し ま す 。
⑦ CLOSE SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1 ) ス イ ッ チ 機 構 部 ・ ・ M V を CLOSEす る た め の ス イ ッ チ で す 。
2 ) CLOSE 表 示 ・ ・ ・ ・ M V の CLOSEス テ ー タ ス を 受 け て 点 灯 し ま す 。
⑧ MV,FV AUTO/CLOSE SW( ロ ッ ク 形 ト グ ル ス イ ッ チ )
1 ) CLOSE側 ・ ・ ・ ・ ・ M V 、 F V を 強 制 的 に OFF( 閉 ) し ま す 。 ※ 注 4
2 ) AUTO側 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 内 部 プ ロ グ ラ ム に 従 い M V を 開 閉 可 能 に 、 F V を
自動開閉します。
※ 注 4 : ⑥ ENABLE/OPEN SWの 操 作 に よ り M V 開 要 求 が さ れ て い る 場 合 、
本 ス イ ッ チ を CLOSE側 か ら AUTO側 に す る と M V が 開 き ま す 。
⑨ TMP RESET SW( 照 光 式 押 ボ タ ン ス イ ッ チ )
1 ) ス イ ッ チ 機 構 部 ・ ・ TMP異 常 リ セ ッ ト 用 ス イ ッ チ で す 。 ※ 注 5
2 ) RESET 表 示 ・ ・ ・ ・ こ の ス イ ッ チ を 押 し た と き に 点 灯 し ま す 。
- 5 -
⑩警報用ブザー
このブザーは以下の異常状態時に作動します。
本装置とTMP制御電源との接続がはずれているとき。
TMP FAILま た は RP FAILの と き 。
T M P 制 御 電 源 側 が TMP REMOTEに な っ て い な い と き 。 ※ 注 5
T M P 温 度 異 常 ( OVER TEMP) の と き ( 間 欠 音 ) ※ 注 5
※ 注 5 : セイコー精 機 製 ターボ STP-200,300,400,301,451の み 対 応
2)リヤパネル面
コネクタ群
① 3 φ A C 2 0 0 V コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 4Pin:オス)
本器に主電源を供給するコネクタです。
な お 、 電 源 用 の ケ ー ブ ル は 付 属 品 と し て ( 2mm 2 × 4芯 VCTケ ー ブ ル L=6m
先 端 引 掛 型 コンセントプラグ付 き ) 一 緒 に 納 品 さ れ ま す 。
コンセント型 式 は アメリカン電 機 製 の 4222R( 旧 品 番 R163) プラグを 使 用 し て い ま す 。
② T M P C O N T R O L コ ネ ク タ ( アンフェノール24Pin)
TMPの各種信号を入出力するためのコネクタです。
標 準 で セ イ コ ー 精 機 製 STP-200,300,400,301,451及 び ラ イ ボ ル ト 製 NT340Mシリーズ
に対応しています。(指定機種の専用ケーブル1本、標準添付)
但 し 、 セ イ コ ー 精 機 製 T M P ( STP-301,451) を 使 用 す る 場 合 は 、 購 入 時 に オ プ
シ ョ ン の 「 リ モ ー ト コ ン ト ロ ー ル 用 コ ネ ク タ ( アンフェノール 24P) 」 を 装 備 す る 必 要
が あ り ま す 。 な お 、 STP-301,451標 準 の 外 部 制 御 用 端 子 台 仕 様 で の 本 器 の 使 用 に
ついては制御動作の保証はできませんので、ご注意ください。
また、標準対応品以外のTMP接続については、別途お問い合わせ頂けますよ
うお願いいたします。
③ R P コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 4Pin:メス)
RPの電源供給用コネクタです。
本器でRPを起動すると、ここから3φAC200Vが出力されます。
- 6 -
④ T M P P O W E R コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 3Pin:メス)
TMP用の電源出力コネクタです。
本器の電源を投入するとここから単相AC200Vが出力されます。
⑤ M V コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 6Pin:メス)
M V を 制 御 す る た め の コ ネ ク タ で 、 M V 動 作 出 力 ( AC200V) お よ び OPEN/CLOSE
のステータス信号(無電圧接点)の入力用です。
⑥ F V コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 2Pin:メス)
FV作動用のコネクタで、単相AC200Vが出力されます。
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6.制御シーケンス
START
TMP ON SW
or
RP ON SW
押す
RP 起 動
RP ON点 灯
←
Y
ILK OFF SW +
OPEN SW 同 時 に 押 す
ILK OFF点 灯
MV,FV 開
N
RP起 動 後 3 秒
待ち
FV
開
←
N
す で に TMP ON SW
が押されている?
TMP ON SW押 す
Y
TMP 起 動
TMP ON表 示
←
N
TMPは NORMAL?
Y
Y
ILK OFF表 示 中
ILK OFF消 灯
N
←
ENABLE点 灯
MV動 作 可 能
ポンプ定常状態
・異常時の動作
RP、TMP異常:PUMP OFF 動作
TMP温度異常 :アラーム(間欠音)※注6
※ 注 6 : セイコー精 機 製 ターボ STP-200,300,400,301,451の み 対 応
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7.外部接続方法及びコネクタ信号表
1 ) 電 源 供 給 部 コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 4Pin)
信号名
1
3φ AC200V R相
2
3φ AC200V S相
3
3φ AC200V T相
4
アース( 接 地 )
パネル取 付 コネクタ(オス)
適 合 プラグ
(メス)
NCS-304R( 七 星 )
NCS-304P (七 星 )
2 ) タ ー ボ 分 子 ポ ン プ 制 御 用 コ ネ ク タ ( アンフェノール 24Pin)
信号名
信号名
1
+24V OUT
13
POWER OUT
2
+24V OUT
14
RESET OUT
3
+24V OUT
15
START OUT
4
+24V OUT
16
STOP OUT
5
0V (+24V GND)
17
REMOTE IN
6
POWER ON IN
18
POWER ON IN
7
0V (+24V GND)
19
EMERGENCY IN
8
0V (+24V GND)
20
FAILURE IN
9
0V (+24V GND)
21
OVER TEMP IN
10
POWER ON IN(+15V GND)
22
POWER ON IN(+15V)
11
0V (+24V GND)
23
ACCELERATION IN
12
0V (+24V GND)
24
NORMAL IN
パネル取 付 コネクタ
適 合 プラグ
57-20240-D35(DDK)
57-30240-D76(DDK)
適合ケーブル型式(指定機種用1本標準添付)
・ STP-200,300,400 用
TYPE: C A 4 0 0
・ STP-301,451
用
TYPE: C A 4 5 1
・ NT-340M( 24ピン) 用
TYPE: C A 3 4 0 2 4
・ NT-340M( 20ピン) 用
TYPE: C A 3 4 0 2 0
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ターボ分子ポンプ制御用コネクタ信号詳細
・ POWER OUT COM側 +24V
TMPの 電 源 ONす る た め の 出 力 で す 。
TMP RESET SWを 押 し た 時 の み OFF に な り ま す 。
・ RESET OUT COM側 +24V
フ ロ ン ト パ ネ ル 面 の OPERATION SWが ENABLE側 で 、 か つ TMP RESET SWが 押 さ れ た
時 、 ONさ れ ま す 。
・ START OUT COM側 +24V
TMPを 起 動 す る た め の 出 力 で す 。
・ STOP OUT COM側 +24V
TMP運 転 を 停 止 す る た め の 出 力 で す 。
・ REMOTE IN ※ 注 7
TMPの 外 部 制 御 モ ー ド ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
この入力がONでない場合、ポンプは作動しません。
・ POWER ON IN ※ 注 7
TMPの 電 源 O N ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
この入力がONでない場合、ポンプは作動しません。
・ EMERGENCY IN ※ 注 7
TMPの 異 常 ( EMERGENCY) ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
こ の 入 力 が O N に な る と 本 器 は PUMP OFF動 作 を し ま す 。
・ FAILURE IN ※ 注 7
TMPの 異 常 ( FAILURE) ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
こ の 入 力 が O N に な る と 本 器 は PUMP OFF動 作 を し ま す 。
・ OVER TEMP IN ※ 注 7
TMPの 温 度 異 常 ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
こ の 入 力 が O N に な る と 本 器 の アラーム( 間 欠 音 ) が 鳴 り ま す 。
・ POWER ON IN(+15V) ※ 注 7
ラ イ ボ ル ト 製 NT340M接 続 時 、 NT340Mか ら の +15V出 力 を POWER ONス テ ー タ ス と し
て入力に使用します。
・ ACCELERATION IN ※ 注 7
TMPの ロ ー タ 加 速 中 状 態 ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
・ NORMAL IN ※ 注 7
TMPの 定 常 運 転 ス テ ー タ ス 入 力 に 使 用 し ま す 。
注7:無電圧接点を接続してください。
本 器 の 内 部 回 路 に つ い て は BOX内 回 路 図 を 参 照 し て く だ さ い 。
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3 ) ロ ー タ リ ー ポ ン プ 用 電 源 出 力 コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 4Pin)
信号名
1
パネル取 付 コネクタ(メス)
適 合 プラグ
(オス)
NCS-304RF( 七 星 )
NCS-304PM (七 星 )
3φ AC200V R相
2
3φ AC200V S相
3
3φ AC200V T相
4
アース( 接 地 )
3φ 200VR P を 使 用 す る 時 は 、 R,S,T相 を
正しく接続してください。RPが逆回転
する場合があります。
単 相 200VR P を 使 用 す る 時 は 、 R,S,T相 の
いずれか2つを接続してください。
安 全 の た め アースは 必 ず 配 線 し て く だ さ い 。
4 ) T M P 用 電 源 出 力 コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 3Pin)
信号名
1
1φ AC200V
2
1φ AC200V
3
アース( 接 地 )
パネル取 付 コネクタ(メス)
適 合 プラグ
(オス)
NCS-253RF( 七 星 )
NCS-253PM (七 星 )
安 全 の た め アースは 必 ず 配 線 し て く だ さ い 。
5 ) メ イ ン バ ル ブ 用 コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 6Pin)
信号名
1
パネル取 付 コネクタ(メス)
適 合 プラグ
(オス)
NCS-256RF( 七 星 )
NCS-256PM( 七 星 )
OPEN接 点 入 力 ( COM)
2
OPEN接 点 入 力 ( + )
3
M V 作 動 出 力 ( AC200V)
4
M V 作 動 出 力 ( AC200V)
5
CLOSE接 点 入 力 ( + )
6
CLOSE接 点 入 力 ( COM)
OPEN/CLOSE接 点 は 無 電 圧 接 点 を
使用してください。
M V は 通 電 時 ( AC200V) OPENの
タイプを 使 用 し て く だ さ い 。
6 ) フ ォ ア ラ イ ン バ ル ブ 用 コ ネ ク タ ( メタルコンセント型 2Pin)
信号名
パネル取 付 コネクタ(メス)
適 合 プラグ
(オス)
1
FV作動出力
( AC200V)
2
FV作動出力
( AC200V)
NCS-252RF( 七 星 )
NCS-252PM( 七 星 )
通 電 時 ( AC200V) OPENの タイプを 使 用 し
てください。
- 11 -
8.トラブルシューティング
本器の運転開始時または運転中に異常を認めた場合は、下記のチェックおよび処
置をしてください。
症状
原因
対策
アラームが鳴ってい
る。
本 器 と TMPが 正 し く 接 続
されていない。
TMP型 式 に 合 っ た ケーブルを 使
用する。
ケーブルが は ず れ て い る 。
TMPの MANUAL/REMOTE切 替
ス イ ッ チ が MANUAL側 に な
っている。
REMOTE側 に 設 定 す る 。
TMP
異常
TMPを リセットす る 。
TMPリセットし て も FAILが 消 え
な い 時 は TMPの 取 扱 説 明 書
を参照してください。
アラームが鳴ってい
る。(間欠音)
TMP
温度異常
TMPの 温 度 を 下 げ る 。
RP FAIL点 灯
RPの 過 負 荷 、 欠 相 。
本 器 内 の RP保 護 用 サーマルリレー
が 作 動 し て い る 。 RPの 状 態
を 確 認 の う え 、 サーマルリレーを
リセットす る 。
真空漏れを少なくする。
被排気槽内の脱ガスを少な
くする。
サーマルリレーの 電 流 設 定 不 良
サーマルリレーを RPモータ容 量 に あ っ
た電流値に設定する。
RPが 起 動 し な い
RP本 体 の 起 動 スイッチが OFF
になっている。
起 動 スイッチを ONに す る 。
真空が引けない。
真空漏れがある。
真空漏れを少なくする。
RPが 逆 回 転 し て い る 。
RP電 源 の U,V,W相 を 正 し く
接続する。
TMPの 過 負 荷 。
30分 た っ て も TMPが
NORMALに な ら な い 。
真空漏れを少なくする。
被排気槽内の脱ガスが多い
脱ガスを少なくする。
TMP起 動 後 30分 程 度
で 自 動 的 に PUMP OFF
してしまう。
本製品は改良の為、予告なく仕様変更する場合があります。
従来と異なった使用法をされる場合は弊社までお問い合わせ下さい。
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