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│ 薬 食 安 発,0818第 1号 薬食審査発 0818第 1号 平 成 22年 8月 1 8日 各都道府県衛生主管部 (局 )長 殿 ス クラブ等 の不溶性成分を含有す る洗顔料 の使用上の注意事項につ いて 1等 覗 徘 贅 』塊 極 ζFTI晰 傷つ けるおそれがあることがt独 立行政法人国民生活セ ンターの報告書 「火山灰を含む 洗顔料 の使い方 に注 意 !」 (平 成 22年 8月 i8日 )に お い で指 摘 され て い ます 11ヽ Ww:kO=uSen.go.jpノ news/data/n‐ 20100818_2.html)。 │ (httが ヽ │‐ このため、使用者に対 して、洗顔料中の不溶性成分が眼に入ることを未然に防止す る ための注意喚起を図る観 点か ら、当該製品に係 る容器又は外箱等に使用上の注意事項の 記載を徹底することとしたので(下 記 にういて、貴管下の関係 の化粧1品 製造販売業者 、 医薬部外品製造販売業者及び関係団体等に対 し周知及び指導方 よろしくお願 い します。 F「 │£ 賢 [卜 鶴 ′ ltti鐙 魂 │‐ │ │‐ 記 1:使 用上 の注意事項 として、次 の事項 について、、 既 に容器又 は外箱等 に記載 があ る場 合を除き、説明文書 の配布や情報 の掲示によ り情報提供す るよ う努 め る こと。 1)日 の周りには使用 しないか、日をうぶるなど日に入らないようにすること 2)不 溶性成分が目に入らたときには、こすらずにすぐに洗い流すこと 3)す すいでも日に異物感が残る場合には、眼科医に相談すること ' ‐ ││‐ 22801g ││ 2. 上記 1)れ 3)の 注意事項をこ別紙 1の 例文を参考にその容器上│ま 外箱等 記載す │1号 iこ 嬰IP琴 テ 二 ∴ 猛 lt:予TI守 呼 〒牢 l丁 馨 糧 ξ 足 隻 量 ち 奪 皐 舞 亀 ≦ 事 華 議 3. 別紙 2に 記載 した不溶性成分の確認試験法を参考 に して、製 品中に含 まれ る不溶性 al■ 成分の形状等 にっいて把握す るととも:に 、製造販 売す る製 品― の安全 の向上に著 める こ と。また、日に異物 が入 つた とす る1事 例 に係 る情報 の収集、検討等 の安全管理 を徹 i l 底す ることg ‐ │ 独立行 政法人 センタ■ 口民生活‐ 報道 発表資料 │ 1平 成 22年 8月 18日 独立行政法人国民生活ヤ ンタ= 火 山 灰 を含 む 洗 顔 料 の 使 い 方 に 注 意 : │ 目 ‐ : 的 ` ││ 火山灰由来の原材料を配合 した洗顔料が最近人気 となつてい る。これ らの洗顔料は「火山灰J や 「シラス」、「シラスバルー ン」(年 1)が 配合 されてお り、火山灰由来の幕材料 ││よ る皮膚の海 浄効果等を うたつた商品である。 ´ 方、国民生活センタこの危害情報 システム (注 Lヽ ││ "に は、洗顔料を使用 して限に異物が入っ .(43:5%)は たとの事例が 2005年 度以降の約 5年 間で 23件 寄せ られてし` る (等 鍮.う ち 10件 大 山灰 由来の原材‐ 料が配合 された洗顔料を使用 して発生 した事例であり1 lo件 中 9件 は通院 治療を要 していた。 「 199o年 頃にス クラブ斉1入 り洗顔料の使用による眼表面異物の事例 が多数報告され、当セン タTも 情報提供を行 つてい る !注 4)が t火 山灰由来の原材1斗 が配合された洗顔料 も、使用時に 誤 らて限に入 つた場合、使用者 自身では異物を容易には除去できず、1艮 表面に残 つて しまうお ― ‐ それがあると考えられたち :そ こで、火山灰出来の原材料を配合 したペース ト状の洗顔料 について、眼に入 つた場合、眼 に残らて眼表面を傷つけて しま うおそれのある粒子が入 つていないかtテ ス トを行い、消費者 1 に情報提供 す る こ とと した。 ││ ′ ‐ │ ││ シラ ス」 とは、「南 九州地方 に広 く分布す る庫 い軽石流 (軽 石凝灰角礫 岩)(『 輩下軽石層、及 び これ らの二 次lt積 層で、第3紀 末から第1紀 にかけて始良・阿多火山辱から噴出したもめJと 定義され.て いる:シ ラス (注 1)「 . (注 の 75∼ 80%は 大山ガラスであ り、 シラスに含 まれる大 山ガラスを約 1000℃ で短時間の熱処理をすること により得 られ,る 中空 のガラス球が 「シラスパルァン」である。 │ │ スの応用地質学的諸問題.地 学轍誌 98(4):379-400,1989) (参 考 :岩 松〕 │シ ラ 軍 福重安雄 ,郡 山榮 ・ 2)商 品やサー ビス等に より生命や身体に危害を受 けた り (危 害情報)、 そのおそオ1の ある情報 (危 険情報)を 全国の危害情報収集協力病院及び消費生活センターからオンライ ンで収集・ 分析 、消費者被害の来然防 、 、 │ │ 止 二拡大防止に役立てることを目的 として作 らオ1,た システノ . 3)2005年 度以降 2010年 5月 31日 までに登録 された、全国の消費生活センタ■に寄せ られた危害情報 と、2005 年度以降 2010年 3月 3]日 までに登録 された、危害情報収集協力病院か ら寄せ られた受診情報 の合算.報 告 書 に掲載 した件数は全て本調査のため特別に事例を精査 したものである。 ││ `1)「 国民生活」 1990年 12月 号よ り:′ L´ ′ (注 (注 2:テ ス ト実 施 期 間 検 体 購 入 :2010年 6月 γ7月 テ ス ト期間 :2010年 6月 ∼7月 3:危 害情報 システム よ り 国民生活センターの危害情報システムに寄せ られた、火山灰由来の原イ オ料が配合 された洗顔 │‐ 料を使用 して発生した危害事例についてt概 要をまとめた。 ■ │‐ (1)洗 顔料による危害事例 危害情報システムには、洗顔料による危害事例が 2005年 度以降の約 3年 間で 215件 寄せ ら れ ている 継 う。危害部位別 にみると、最も多いのは 「顔面」 (138件 (64.2%)で あり、次 に 「眼」 (58件、27.0%)が 多い。 │ 洗顔料による「眼」の危害事例の うち 23件 は洗顔料の使用 により眼に異物が入 つたとの事 例であつた。 うち、「火山灰J由 来の原材料が配合 された洗顔料 による事例が 10件 t「 ス クラ ブ」配合の洗顔料による事例が 12件 、洗顔料の種類が不明な事例が 11件 であらた。 (2)火 山荻由来の原材料が配含された洗顔料による危害事例 : 1)危 害事例の概要 ││ │l t ‐ ( ` 危害情報 システ ムには、大 山灰由来の原材料が配合された洗顔料による危書事例が 2005年 度以降の約 5年 間で 22件 寄せ られている {牛 い。危害部位別にみ ると (50%)は 「顔 111件 面」、10件 (45.5%)は 「眼」、1件 は危害部位 が不朗 な事fFllで あぅた:危 答部位が 「眼Jの ■事例 10件 はいずオ も限に異物が人らたとの事例であ り12008年 度以降に発生 していた (図 1): 危害部位が 「眼」っ 10件 中 9件 は通院治療を要 してお り、治療期間が 3週 間∼lヶ 月の事例 l″ 1 が 2件 あった。 ‐ (注 .1,1)全 5)22件 はいずオ (件 ) 10 ‐ 2)主 な事 例 国 の 消費生活 セ ンター に寄せ られた相談. 図 1.年 度別 、危害部位 別件数 ■ 危害部位 :眼 口 危害部位 :顔 面 露危害部位 :不 明 2005 1 ││ ■ . 2006 2007 2008 (年 2009 度) 1 1 ││ 1 . ■│ ` 火山灰入 りの石けんで洗顔後、眼に具物が入 りて大変痛か らた161411眼 科 に行き、異物を取 ・ ‐ つて もらつた。 1 i 事例 1】 【 (事 故発 生年月 :2010年 3月 、50歳 代 女性 愛知県、危害程度 :治 療 β週間∼lヶ 月) ‐ 事例 2】 【 通信販 売 で購入 した洗顔石鹸を使用 し、朝 日覚 めると日に痛み があ■た: 眼科 にて まぶたに 刺 さつた何 らか の粒子が眼球を傷つけた状態 と診断 された1 (事 故発生年月 :2009年 5月 、40歳 代 女性 4ヒ 1 海 道、危害程度 :治 療 1週 間未 満 ) │││ 4.テ ス : ト対 象 銘 柄 ││ │ : 楽天市場及び Yahoo!シ ョッピング 讐りの各サイ トの「スキンケアIの ヵテ ギ リ■について 「火山灰」 と「シラス」 とい う語句で検索 した時に、両方のサイ トで し し、,か つ ヒツ ト数 '卜 の多からた洗顔料 と、検索サイ トであるG6ogle及 び Yahoo:JAPAINの トレ プペ‐ジか ら「火山 灰」、「シラス」、 F洗 顔」 とい う語句で検索 した時に ヒット数が多かうた洗顔料合わせて 10銘 ‐柄をテスト対象とした 9.参 考資料」参照 テスト対象銘柄はいずれもぺ∵スト状の洗顔 (「 )。 料 で あ り、9銘 柄 は化粧 品 、 1銘 柄 は医薬部 分 晏 であ らた。 ││ ‐│ イ ンターネ ット通信販売利用者あ 75:7%が 楽天市場を、 37`ケ (注 6)社 団法人 日本通信販売協会 の調査によると、 % が Yah60!シ ョッピングを利用 しているとい う結果であつたため、これ ら 2つ の大手モールサイ トに掲載 され ‐ た販売店を調査 した。 (2008年 11月 17日 プ レス リリースより) │ │ . ‐ ′ │ . 5。 : │ │ │ │ テ ス ト結 果 ││ ‐ ′ (1)眼 表面に残るおそれのある粒子の観察 1)全 て│の 銘柄 の不溶性成分にT定 以上の大 きさめ粒子やとがった艶全を含む粒子 が含まれて いた。これちの粒子の一 テ ス ト対象銘柄に含 まれ る水 に溶 け る成分や石 けん成分等 は眼本市異物.に は な らなぃ と て眼表面 に残 らえ Iい と推績Jき ふ′ 考え られ′ る,そ こで 、テ 、また 、水 に浮 く成分 は涙で流 されン ス ト対象銘柄 か ら、水 (エ タ ノー ル 、アセ トンー に不溶で、かつ短時 間で沈殿 す る物 質を採取 ヽ したし│‐ │ その結果、企ての銘柄で不溶性成分が残留 した。不溶性成分の量は、供試量の11%未 満 の ものが 2銘 柄、175%未 満 の ものが 4銘 柄、5∼ 1lo%未 満 の ものが 2銘 柄、10%以 上の │‐ ものが 2銘 柄であった。 全てあ轟轟│1長 径力115脚 以上の 粒子がみ られた。化粧品及び医薬部外品に含まれ る粒子の本き0警 │1関 する規定はないが、 写真 得 られた不溶性成分を顕微鏡で観察す ると で 1)、 日本薬局方の眼軟膏剤及び点眼剤 (懸 濁性点llN斉 1)の 製剤総即では,含 まれ る粒子の大きさ は通例 75 μm以 下と0オ ている。 │ : ││ │ また、粒子の形状をみ ると、全ての銘柄でとがつ‐ た部分を含む粒肝が観察 された。眼表面 │ │ 1ノ 異物 に関す る文献によると、眼表面異物 の大部 分 は縁や断面がギザ眸伊 した形状 の粒子であ るとされて い る 1次 ぺ■ ジ参照)が 、テス ト対象銘柄 の不溶性成分 ヽ同様 の形状 的特徴 を有 してい た こ とか ら、誤 つて限に入 ると粒子が眼に残 つて眼表面を傷つけるおそれ が あ ると考 ・ えられた。 さ らに、エ ネルギー分散型 X線 分析 装置 を用 しヽ て 1.シ bkの 化学組成 不溶1生 成 分の定性分析 を行 つた ところ、 全銘柄 の不 Fo0 Si02 溶1生 成分か らケイ素、アル ミニ ウム、鉄 、ナ トリウ Fe103 '110315 18∼ 15 Ca0 M彗 0 Na.0 K.,0 2∼ 3.5 2-3.5 3∼ 4 2tZl ‐ 68^こ 71 ム:マ グネ シ ウムが検出 さオ た。これ らの元素 の酸 (%)1注 7 1´ ■3.5 1′ 化物 は シラスに含 まオ る成分 であることか ら (表 l′ 1)、 不溶性成分は火山灰由来の成分 である可能性 が 高 い と考 え られ た。 (注 7)岩 松暉 ,福 重安雄.郡 山榮 ・ │ :シ ラ スの応 用地質学的諸問題 . 地学雑誌 98(1):379-.100,1989 <娘 表面異物の大 きさや形状に関する文献情報> の `眼 表面異物 で眼科専門医を受診 した症例 調査 ‐ (=り │ │ によると、鉄粉以外の眼表面異物 .(角 膜 異物、結膜異物)に ついては長径が 0。 l lllnI(100Ⅲ )以 上の異物の痒lFllが 報告されてい る: ・ 角膜 に異物が刺さると流涙 と瞬 目 (ま ばたき)力 iお こる。瞼 を閉じる口 判の上眼瞼縁は角膜を 厚 さが 015 強く押 さえながら早いス ピー ドで下降す るのでほとん どの異物は掃き出されるが、 11 mm(500脚 )以 下の異物は掃き出されずに角1莫 上に残る。鮭0 。ほとんどの異物は縁や断面がギザギザになっており、表面はザラザラで結膜に東 1さ る構造を │ して い る。119) (注 (注 │ │ . 3)松 原稔 :角 結膜 異物成 立機序 t79研 究.On科 臨床医報 95(3):225-231,20011 9)松 原稔 1結 膜異物 の研究 .1眼 科臨床医報 85(9)12253-2260,1991 写真 1.不 溶性成分の顕微鏡写真 (例 、写真は全て異なる銘柄) 2)商 品に表示された方法で泡立てた泡にもとがった部分を含む粒子量金まれていた テス ト対象銘柄を顕微鏡で観察 したところ、いずれの銘柄 にも 1)│の テス トで得 られた不 た よ うなとがつた部分を含む粒子が観察 された│こ とか ら、とがらた部分 溶性成分中にみ られ′ ‐ ■│ を含む粒子は製 品中に含まれる t)の であることが分からた。 ‐また、テス ト対象銘柄:を 表示され′ た使用方法で泡立てた ときの泡を顕微鏡で観察 した とこ ろ (写 真 2)、 、泡の中にもとがつた部分を含む粒子 が観察 された。 │││ │ │ ・ ― (2)表 示 について │ テ ス ト対象銘柄の本体、外箱及び添付 の取扱説明書、パ ンフレッ トに記載 された表示にうい ■│ て調がた。 : 11)眼 に関する注意表示がなされていたのは 10‐ 銘柄中 8銘 柄であった ││ 以前から眼表面異物の症例が報告されているスクラブ剤入り洗顔料については、業界団体‐ である日本化粧品工業連合会が眼に関する注意表示にらいて白主基準を定めてぉり`IЮ :旨 、 「眼 「眼に入らないよう注意する」旨、「粒子が限に入つた場合はこすら│ザ に洗い流す」 │ │ )、 │‐ 示例は下記参照)。 1 + │ であるとしている (表 に異物感が残る場合は眼科医に相談する」旨の 3点 を主に表示す : ^き テス ト対象銘柄の本体、外箱t及 び添付の取扱説明書、パ ンフレッ トに眼に関す る注意表 . .が なされていた 示 なされてい るかを調べたところ (表 2)、 眼 に関す る何 らかの注意表示力き ・ 銘柄は 10銘 柄中 8銘 柄であつた.ス クラブ斉1入 り洗顔料の表示自圭基準に規定 された前述 の 3点 の表示事項全てが表示 されていた銘柄 l■ 4銘 柄のみでぁった:│ 10)日 本 │ヒ 粧品 工業連合会 「ス クラブ剤入 り洗顔料 の 注意表 示につぃ てJ(平 Fl‐ ,牛 10丹 8日 ) (注 . 表 2:眼 に関す る注意表示Q宣盤 ││ 表示 があ らた銘柄数 8銘 柄 限 に 関す る注意表示が あ らた 銘柄 表 示内 容 一 「1艮 に入 らないように注意す る」旨 7錦 柄 「 1民 に入 つた場合 は洗 い 流 す l旨 8銘 栖 「眼科医 の診察 を薦 め る」 旨 5銘 柄 「使用時は ■ンタク トレンズ を外す」 旨 4銘 柄 <ス クラブ剤入 り洗顔料の表示 自主基準に記載 された注意表示例 >│ [例 1]1:日 のまわ りは避 けて ご使用 くだ さい。 ′ 2.す すぐ時は、日に人 らなぃよ う:に 注意 してくださ│ヽ t ‐ 3,粒 が日に入らたら、こすらずに洗い流してください。│ 1 [例 [例 4. ` 国談 ヽだ さい:: すす い で も日に果 物感 が残 る場 合 は t眼 Ⅲ 医 に こ本 2]1. 粒 子が 日に入 らない よ うご注意 くだ さい。 ││ 2. 粒 子が 目に入 うた ときは 、 こす らず にす ぐ洗 い流 して くだ さい。 3, すす い で 1)日 に異物感 が残 る場合 に 、1畏 科 医に ご11談 くだ さいぅ 3]1, 目に人 らない よ うご注意 くだ さい。 'ま │ 2. 人 った場 合は tこ す らず にす ぐ洗 い 流 して くだ さいヽ 3: 日に異物感 が残 る場合 は 、眼科 医 に ご相談 くだ さいざ 1)上 血 炭由えあ藍轟轟が配 合 され ているこ1.ぶ 表祟 か らは読み取れ碁tl銘 柄があ った : 商品 に 「火 山灰Jと い う単語が表示 されてお らず 、火山灰 由来の凍ィ オ料 が配合 されてい る ・ ことが表示 か ら読み取れない銘柄 が 1銘 柄 あらた。こ?銘 柄 ││、 消常十′t火 山辱 出来?層 材 ` │ 料 が配合 され て い る との 自党な く使用 して しま う可能性 がある。 ││ ‐ │ ー 6:消 費者 へ のア ドバ イス 、 ■ 火山灰由来の原材料が配含 された洗顔料は誤 つて眼に入ると粒子が眼表面に残るおそれがある。 使用時は眼に入 らないように注意 し、万=眼 に入うて異物感や痛みを感 じたときは眼科医の診 ‐│ 察を受けた方が良い 。 │ 以前か ら、スクラブ斉J入 り洗顔料による眼表面異物の症例が報告されてお り、注意喚起がな されている6火 山灰由来の原材料が配合された洗顔料もスクラブ剤入 り洸顔料同様 に眼表面異 物 の原因 となるおそれがあると考えられることか ら、使用時は眼に入 らないよ う注意すべきで ・ ある。 ‐ また、粒子が眼表面に残 うた場合t自 力では取 り出せ ない場合もあることから、眼に異物感 や痛みを感 じたときは眼科医の診察を受けた方が良い: ■ ‐ . 7.事 業者■の要望 │ する │ _ ‐ 以前から、スクラブ斉1人 り洗顔料による眼表面異物の症例が報告 されてお りt注 意喚起がな されている。テス ト結果 より、大山灰由来の原材料が配合さオた洗顔料 も眼表面異物の原因と l′ │ なるおそれがあると考えられたちテ不 卜対象銘柄の中には限に関する注意表示がなされていな い銘柄があつたが、ネクラブ剤入り洗顔料同様t商 品への注意表示の徹底を含め、消費者への 注意喚起を行 うよう要望するなまた、限に傷を付けるおそれ もあると考えられることか ら、安 全性を向上させるよう、商品の改善を要望する。 ○情報提供先 消費者庁 厚 生労働省 ││ : 政策調整課 医薬食品局 安全対策課 日本化粧品 工業連合会 │l i::1li:11!:ll:Ⅲ lillill!!::::::1::::::lli::::│!」 r ::::::l:ユ │ : 商品テス ト判 `: 042-758-3165 8.テ 111 ス ト方 法 ││ に残るおそれのある粒子の観察 (1)眼 表面‐ 1)不 溶性成分の抽出試験 ‐ ス 50 ml試 lgを し ト 水 験管に採取 、 20 テ 対象銘柄約 ‐ ││‐ ml‐ を加えコ 0.│℃ │ │ 湯浴中で 10分 間、 毎分 100回 水 平振 と うした。10分 間静置後、上清を除き沈殿物を得│た :こ の操 作をさらに 2 回繰 り返 し、得 られた沈殿物について、エ タノール 2011・ で 回(ア セ トン 20 mlで 2回 同 2‐ 様 の抽出操作 を繰 り返 し、沈殿物 を得た。沈磐物を精密岬紙 (孔 径 IⅢ )で 濾 澤 し,195℃ ` ■で 2時 間乾燥 させ た。得 られた不溶性成分を走査型電子顕微鏡 (目 立ハイテ ク ,走 査電子顕 `1 _ 微鏡 S1300N)で 観察 した。 不溶性成 分 の定性分析 は、■ ネル ギー分散型 ENERGY)に より行 つた: 2)泡 の観察 X線 分析装置 (株 式会社堀場製作所 ,EMAX : ■ ' テ ス ト対象銘lllを 商 品に表示 された 方法 ‐ lC泡 │ │ │ : tが 付 属 しそ し` た銘柄は 立てた。7包 立そネ シ‖ 付属のネッ トを使用 した。泡立 ったものにエ タノニ ルを適量滴下し劇消泡 し、乾燥 させた。 得られた残留物を走査型電子顕微鏡で観察 した。 │ │ (2)表 示について テス ト対象銘柄の本体、外箱 t及 び添付の取扱説明書、バ ンフ レジ トに記載された注意表 示 を調 べ た 。 │││ 0:参 考 資 料 (テ ス ト対象銘柄 )│ テ ス ト対 象銘 柄 の概要 (表 3)t外 観 (写 真 3)を 以下 に示す。 表 3:テ ス ト対象銘柄 一 覧 ‐ │ シ ラス と泥 の もちもち石けん ホ フイ トバルー ン <発 売 元 >コ モ ライ フ榊 <製 造販売元 >婦 サテ ィス製薬 1,764 発 売 元 同 タカハ ラ 製造販売元 榊 サテ ィス製薬 3,000 売 元 >榊 MTシ ステ ム <製 造販売元 >mシ ヤ ロン 3,150 く発 桜島はい美人 1,890 発 ‐売 元 :長 寿 の里 製 造 販売 元 :榊 長寿 乃里 1,890 ナ チ 三 ラル コ ス メチ ック │き ん ご きスノご 製造販売元 ) ・ シラ ス ・ 火 山灰 ・ 火山灰 (シ ラス) ◆鹿児島のシラス (火 山灰) 1 ' はい バ シラ不 ルー ン (吸 着成分) 超微粒子 シラスバル ァ ン pktlrE ,vF z 灰 山 ︲ 火¨ ネアームクレイウォッシニ 製造販売者 榊 タイ ヨー つ か つ て み ん じゃ い よ か 石 けん 朱山灰が配合されている と受け取れる表示(抜 粋 購入価格 (税 込 i円 ) 製造者又 は販売者名 商 品名 (ケ イ酸・ケイ酸アル ミニ ウム焼成物) ・ 火山灰 シラス 1,890 榊天元 火山灰 自1土 島火山灰 ミネ ラル配合 火山灰 シラス 火 山灰 のモチモチ泡 │ 火 山灰 .腰 発 売 元 :田 ブ レー ンコスモ ス ヒ学榊 製造販売元 :日 本 生イ 1,890 製造販売元 榊 ファインケメテ ィックス 2,079 お 茶 !入 うた よ∼ わ っぜ !!大 山灰 せ つ けん 製 造販売 元 :榊 メデ ィカル ドー ズ 1,.390 1灰 1火 に ■桜島火 山の灰 シラス 黒流火 山灰石 鹸 発 売 元 :榊 プラセス製薬 製 i昔 販売元 :側 メデ ィカル ドーズ 2,079 ■火 山灰 火 山灰 でで きた │す ごか石 けん 気持 ち良か よ∼ 石 けん なし (注 ll) │ で あ 品 ,, ※このテ ス ト結果は、テス トのために購入 した商品のみに関するもので│あ る: ム 菅 電 嚢 涯 寒 更 島 2讐 P9銘 貫 亀 僣 桑 糀 垣 筆 膳 継 亀 稀 窪 轟 縁 聾 叢 義 (注 H)イ TIキ ンター ネ ットの販売サイ トには、火山灰を配 合 した旨の広告があつた。 写真 :3.テ ス ト対象銘柄外観 ‐ ‐ │││ │1彎 男り 1砥 1 使用上の注意事項についての例文 例1 1:日 のまわ りは避けてご使用 ください。 ■ │‐ 3.不 溶性成分が 目に入 つた ら、こす らずに洗い流 してください。 │ 2.す す ぐ時は、日に入 らない ように注意 して ください。 すすいで も日に異物感 が残る場合は、眼科医に ご相談くだ さい。│ 4。 例2 -‐ │1 1 「 ‐ ■ ● 1.不 溶性成分が 目に入 らない よ うご注意 くだ さい。 2.不 溶性成分が 目に入 らた ときは、 こす らず にす ぐ洗い糠 して くだ 奉い。 3:す す いでも日に異物感 が残 る場合 には、眼科医に ご相談 くだ さしヽ 例3 ‐ 1: 目に入 らない よ うご注意 くだ さい。 だ さい。 2.入 らた場合 は、 こす らずにす ぐ洗い流 して く― 3.目 に異物感が残 る場合 は、1眼 科医に ご相談 くだ さい。 │ 別紙 2 溶性成分 の確認試験法 参考 :不‐ 試料約 1.Ogを 精密に量 り、水 20五 1を 加えてよくかき混ぜる。1水 浴上│で 10分 間加 温 して振とうし、10分 間静置した後、上清を除き沈殿物を得る │: . 2. │ 1 1 ‐ 沈殿物 に水 20 mlを 加え、同様 に加温振 とうし、上清 を除いて彙浄 し、さらに水 20 撃1で 1回 、■タノ‐ル20韓 1で 2回 、アセトイ39、 ふ1で 2甲 準権を排り導す。 ′ 3. │1 1 ‐ ‐ 195, し て ス m)を 、 の ろ し (lμ に ラ アセ ト 繊維 懸濁 紙 残留物を少量 てガ ン 用い う過 で 2時 間乾燥 した後、質量を量 りt形 状 を顕微鏡 で観察す る。