Download 取扱説明書(411KB)
Transcript
スズキ(CAN 通信⾞)専⽤マルチゲジ X 2 S-C (X2S-C 2010 年 6 ⽉現在 No.4) 取扱説明 書 X2S-C MULTI GAUGE ø60 この度は PIVOT X2S-C スズキ(CAN 通信⾞)専⽤品をお買い上げ頂きありがとうございます。 お取り付け、ご使⽤の前には必ず本説明書をお読み頂き、装着後も⼤切に保管してください。 なお、説明書の再発⾏は有償となります。 警告 注意 下記内容を無視して誤った取り扱いをすると、 ⼈が死亡または重傷を負う可能性があります。 ●換気の悪い場所で作業しない ●運転中に操作をしない 排気ガス中毒や引⽕等で⼈体への危険が あります。 使⽤中に製品が外れブレーキなどに挟ま ると運転操作が⾏えず⼤変危険です。 本製品は DC12V ⾞⽤で、それ以外の電圧には 装着できません。 1. ECU が純正品と異なる場合やサブコンなどをご使⽤の ●ネジ・部品は元の状態に戻す 両⾯テープによる製品固定は装着初期ははげ やすくなっていますのでご注意ください。 配線処理や製品固定は運転の⽀障 や接触不良とならない状態にして ください。 ショート・接触不良等による⽕災、通信 不具合による電装部品・エンジン・⾞輛 破損の危険があります。 故障の原因となります。 ●装着直後は製品に強い⼒を加えない ●配線はテープなどで収納する ●コードの被ふくを傷付けない ●⾼温となる場所や⽔のかかる 場所へ装着しない ●DC12V ⾞で使⽤する 運転中の製品操作や表⽰確認は事 故の原因となりますので、安全に ⼗分配慮してご使⽤ください。 ●製品は安全な場所へ確実に固定する 下記内容を無視して誤った取り扱いをすると、⼈が傷害を負う 可能性と製品その他に物質的損害が発⽣する可能性があります。 ●眩しく感じる場所へ装着しない ●加⼯・分解および改造をしない ●薬品類は使⽤しない ゴミ・汚れが付着した場合はアルコール・シ ンナー・ベンジンなどの薬品類は使⽤せず、や わらかい布などで丁寧にふき取ってください。 内容物をご確認ください 場合、対応⾞でも適正表⽰しないため、対応不可です。 2. 他社の故障診断コネクターを利⽤する製品との併⽤は メーター 本体 できません。 3. 他の PIVOT 製品との併⽤については、こちらをご確認 ください。 http://pivotjp.com/information/obd_conjunction.html X2S-C の特⻑ ヘキサコ レンチ OBD2 コネクター付 4P コード インシュロック バンド シガライタープラグ付 電源コード 両⾯テープ ×2 クッション テープ バンド ホルダー カット ギボシ 取扱 説明書 X2S-C は故障診断コネクターに差し込むだけでスズキ専⽤の CAN 通信を解析し、2 種類を切換表⽰できるメーターです。 (対応⾞以外は不可) 2 種類表⽰ ブースト・⽔温の 2 種類を切換表⽰ ピークホールド ピーク値を記憶し表⽰ スムーズ動作 独⾃制御で滑らかな針動作 カプラーオンの簡単装着 故障診断コネクターとシガライターソケットに 差し込むだけの簡単装着 ⾒やすい LED 透過照明 ムラのない LED による透過照明 ステッピングドライブ ⾼精度ステッピングモーター採⽤で⾼精度表⽰ 各表⽰と⽤途 1. ブースト(絶対圧表⽰※1) 2. ⽔ 温 3. ピークホールド 表⽰ -100〜150Kpa 表⽰ -40℃〜150℃ ⽤途 ●瞬間的な最⼤ブーストチェック(ターボ⾞) ⽤途 ●ブーストチェック ●エコ⾛⾏⽤ [ バキューム ] ⽤途 ●オーバーヒート ●暖機チェック など ●最⾼⽔温チェック オープニングデモ オープニングデモの針の動きはマイナス⽅向に⼩刻 みに複数回動き、その後最⼤値を指し、現在の表⽰ 項⽬に移⾏します。 [ バキューム ] -40Kpa 表⽰例 [ ブースト ] 70Kpa 表⽰例 ※CAN 通信解析のためにエンジン始動後オープニン グまで最⼤10 秒かかる場合があります。 イルミ(⽂字板照明) ※1 絶対圧表⽰は気圧を含みますので相対圧(機械式)と多少数値が異なる場合があります。 ※1 キー ON 時のブースト指針は標⾼に応じて多少マイナスの表⽰となる場合があります。 95℃表⽰例 ブーストリミッターカットをしている場合は正常に表⽰できない場合があります。 配線接続⽅法 動作中は常時点灯状態ですが LED のためクルマへ の負担や寿命には影響ありません。 各配線は エンジンを OFF にし、キーを抜いた状態で⾏ってください。 エンジン OFF(キーを抜く) 【参考 1】OBD2 コネクターの取扱注意 ② 故障診断 コネクター ① 注意 故障診断コネクター位置 ① 運転席⾜元右側 ② 運転席⾜元左側 差し込み時/抜き 取り時はこの凸部 を持って⾏う。 OBD2 コネクター メーター 裏側 4P カプラー ⾚ ⿊ 凸部が握れない場合 予備配線(3-drive 装着⽤) ※通常は使⽤しません。 ⾚ ⿊ 1P カプラー 抜き取り時にコードを 持って引き抜くと断線の 恐れがありますので絶対 に⾏わないでください。 シガライター ソケットへ シガライタープラグ ⾞種により、コネクター が奥まで⼊り凸部が握れ ない場合があります。 インシュロック の輪の部分を 持って引き抜く。 IGN(キー ON で 12V) (ACC、常時電源は不可) こんなときは シガライターソケットを使わな い、または、エンジン始動でメー ターが動作しないことがある場合 メーター 裏側 ⿊ 4P カプラー シガライターソケットを使⽤せず配線 を直接⾏う場合は、右図を参考に⿊コー ドをカットして配線してください。 1P カプラー カット =カットギボシ(またはハンダ付け)⇒ 【参考 2】カットギボシの使い⽅ 【参考 2】カットギボシの使い⽅ 1 10 mm 2 10 mm 3 接続するコードの 被ふくをむく。 製品コード先端の 被ふくをむく。 4 5 確実にかしめる。 ビニールテープで絶縁する。 両⽅の芯線を 絡める。 ※かしめる際は圧着ペンチを使⽤するか、 ペンチで折りたたみ、 半⽥付けなどを⾏ってください。 こんなときは PIVOT 製 3-drive シリーズと併⽤する場合 ※ 【参考 3】オスギボシの使い⽅ 別売の「OBD2 配線キット」 (OBD-EH 税込¥3,360)をお使いいただくか、3-drive の OBD2 コネクターを カットし、X2S-C のギボシ付のコードに接続してください。 ※3-drive を同時装着する場合は、それぞれの対応⾞に該当する⾞種のみとなります。 ③ ⿊、⾚コードにギボシを付け、確実に接続する。 ⇒【参考 3】オスギボシの使い⽅ ① ⾞輛側の故障診断コネクターから OBD2 コネクターを抜く。 ② OBD2 コネクターから出ているコードを 適当な位置で切断する。 3 2 かしめるコードの コードの先端を 芯線を折りたたむ 10mm 位むく。 ように太くする。 カバーを通して おく。 4 5 6 圧着部にコード をセットする。 内側の圧着部と 芯線を確実にか しめる。 外側の圧着部を 被ふくの上から かしめる。 OBD2 コネクター ⾚ カット 1 メーター 裏側 3-drive ⿊ ⾚ ⾚ ⿊ ⿊ 電源 OBD2 コネクター =ギボシ接続 4P カプラー 製品の固定 3-drive ※オス・メスギボシは接続後オスカバー がメスカバーの内側へ⼊り込むように しっかりネジ込んでください。 各部の名称 ⾞内の⾒やすい場所へ取り付けます。 A. バンドホルダーを使⽤する B. パネルなどに埋め込む 強度のある場所へ両⾯テープを使⽤して固定します。 (コラムカバー上、ダッシュ上など) バンド ホルダー ① ネジを多少ゆるめ、 メーターをバンド ホルダーへ装着。 ② 1 スタンド 装着⾯の形状に 合わせてスタンド を曲げる。 2 装着⾯ 六⾓⽳付ネジ クッション テープ ③ 両⾯テープで固定。 (貼り付け部の油分 や汚れはキレイに する。) 両⾯テープ (付属) 汚れ・油分を キレイにする ⾒やすい⾓度に 合わせてから ネジを固定。 六⾓⽳付 ネジ メーターの根本にクッション テ ー プ を 巻 き、直 径 60mm の⽳に圧⼊状態で差し込み ます。 1 モードランプ 使⽤しているモードを表⽰。 2 スイッチ モード切り換えや各設定⽤。 3 針 現在の数値や設定を指します。 基本操作⽅法 1 3 パネル等 ④ キースイッチ ON (エンジン始動) 2 ※3 CAN 通信解析のためにエンジン始動後オープニングまで最⼤ 10 秒かかる場合があります。 3 オープニング デモ ※3 ブースト/ ⽔温表⽰ 4 キースイッチ OFF (エンジン停⽌) 各表⽰切換 スイッチ押すごとにブースト/⽔温表⽰が切り換わります。 ブースト スイッチ 2 秒⻑押し (リアル) ブースト (ピーク値) 6 秒間操作なし BOOST ランプ点灯 メーター OFF 5 10 ピーク値のリセット⽅法 ピーク値 表⽰中 スイッチ 2 秒⻑押し スイッチ 2 秒⻑押し (リアル) ピーク値リセット ⽔温 (ピーク値) 6 秒間操作なし TEMP ランプ点灯 2秒 押す BOOST ランプ点滅 リアル表⽰に戻る ⽔温 針はオープニング位置で ⽌まります。 TEMP ランプ点滅 ※ リセットはピーク表⽰している項⽬のみです。 ※ 各ピーク値はキー OFF でリセットされます。 原 因 対 策 故障と思われるまえに 症 状 エンジン始動で動作しない。 4P カプラー・OBD2 コネクター・シガライタープラグの接続不良。 再度ご確認ください。 対応外の⾞種に取り付けている。 対応⾞種表をご確認ください。 メーターと ECU の起動ズレが⽣じるため。 シガーライターソケットを使⽤せず、電源を IGN(キー ON で 12V)に変更してください。 表⽰が純正や他のメーターとズレる。 本製品の各表⽰数値はクルマ側の ECU の情報で、⼀部⾞種で純正や他のメーターと誤差が⽣じる場合があります。 ブースト圧表⽰が純正や他のメーターとズレる。 本製品のブースト計は絶対圧式で、相対圧式のメーターとは表⽰がズレる場合があります。 キー ON 時ブースト指針がマイナスになる。 絶対圧センサーは気圧分をマイナスして表⽰します。 (例:標⾼ 700m 地点=マイナス 8Kpa) 始動時、切り換えたモードから始まらない。 モード切り換え後 3 秒以内にエンジンを停⽌すると設定は記憶されませんので 3 秒以上経ってからエンジンを停⽌してください。 オープニングデモ前に針が⼀瞬動く。 メーターの特性で異常ではありません。 株式会社 〒390-0313 長野県松本市岡田下岡田 87-3 TEL0263-46-5901(代) http://pivotjp.com/ 2