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LQD02-Mt 取扱説明書
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【 は じ め に】
こ の度 は 弊 社 の L E D調 光 器 L Q D0 2 − M t を お買 い あ げ 頂 き 、誠 に あ り が と う ご
ざいます 。 本 製 品 は 外 部の 接 点 信 号 によりフ ェ ー ド ・イ ン / ア ウ ト 動作 を 行う LED ド ラ
イ バ です 。 ま た 本 製 品 に子 機 を 連 結 す る こ と で 最 大 60 A を 駆 動 す る こ と が可 能 であり、
多数 の照 明 用LED モ ジ ュ ー ルの 一括調光制御をおこなうのに 最適 な 仕様 となっていま
す。
【 目 次】
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1. 商品 の 構成
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2.商品の概要
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3. 各部 の 説明
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4. 内 部 回 路と LEDの接続方法
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5. 電源 の 接続
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6. 制 御 信 号の 接続
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7. 操 作 方 法
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8. 調 光 特 性
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9. 仕様
5
10 .外 形 図
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11 .チャネル 増設
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1 . 商品 の構 成
LQD 0 2− M t ( 親機 の ボード)
1台
取 扱 説 明 書( 本書 )
1部
2 . 商品 の概 要
本 ボード は 外 部 の 接点信号 で 5 チャネル 出 力 の フェード ・ イ ン / アウト 制 御を 一 括 同 時 動
作でおこなうことができます。
●
各出力 に は 最 大 1 . 5A ま で 電 流 を流 す こ と が で き、 合 計 で 7 . 5A を 駆動 で き ま す 。
( 出力 の 並列接続 はできません 。)
●
各 チ ャ ネ ル ご と に 電 流 検 出 を お こ な っ て お り 、 過 大 電 流 に 対 す る 保 護 動 作を お こ な い ま
す。
●
外 部の 接 点 信 号で フ ェ ー ド ・イ ン/ アウト 動作 を お こ な い ま す 。( 調光 は 最小 1/1024 ス
テップ の PWM 方 式 でおこなっています 。)
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3 . 各部 の説 明
①
LED用 端 子
LEDか ら の電 線を こ の端 子 に結 線し ま す。
②
電源用端子
電源 からの電線 をこの端子 に 結線 します。
③
電源 ランプ
電源 が投 入 されているときに点灯 します。
④
制御信号用端子台
フェード ・ イン /ア ウ ト動 作 制 御 用の 接 点 信 号を
接続 します。
⑤
アラーム / トリップランプ
いずれかのLED回 路 に約 2 A以 上の 電 流が 流
れたときに 点 灯し ま す 。( アラーム 機 能)
さ ら に い ず れ か のL E D 回 路 に約 1 0 A 以 上 が流 れ る と 瞬 時 に全 て の出 力 をO F F
に し て こ のL E Dは 点 滅します 。( トリップ 機能 )
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ス ピ ー ド調 整ボリウム
フ ェ ー ド・ イン / アウト動作 のスピード を調 整 する トリマ です 。
4 . 内部回路 と LEDの 接 続 方 法
LEDはボード 上 の5 個の 2 ピン 端 子( ネジ 式 )に 結線 してください 。
● 下図 はL E Dモ ジ ュ ー ルの 接続例 です 。
+ と−を間違わないよう、注意してください。
出力を並 列 接 続することはできません。
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LQD02-Mt 取扱説明書
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●
下 図は LQD02-Mt の 出 力 部の 回路 で す。
●
各 チ ャ ネ ル が 駆 動 できる 電 流 は 最 大1 . 5 A で す 。よ っ て D C 2 4V の LEDモ ジ ュ ー
ル で あ れ ば 1 つ の チ ャ ネ ル で 最 大 36 W 、 D C 1 2V の L E D モ ジ ュ ー ルであれば 最 大
1 8W を 駆動 することができます。
●
装 置 の 内 部で は 電 流 検 出を 行 っ て お り 、 い ず れ か の チ ャ ネ ル の 出力電流 が約 2 Aを 超 え
る とアラーム /トリップランプ を点 灯 させ 、さらに約 1 0A 以 上で 全出力をOFF に し 、
ランプ を 点滅 さ せ ま す。
5 . 電源 の接 続
電源 は ボード上の 2ピ ン 端子 (ネ ジ 式)
に結 線 してください。
左図のように DC7V ∼ 24V の範囲 の電 源
を接続します 。
+と−を 間違わないよう、 注意してくだ
さい。
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6 . 制御信号 の 接続
外 部 制 御 用の 接 点 信 号を 制御信号用端子台 に下 図 の よ う に接 続してください 。
外部接点信号 が
オ ー プ ン→ シ ョ ー ト で フ ェ ー ド・ イ ン動 作、
シ ョ ー ト→ オ ー プ ン で フ ェ ー ド・ アウト 動作
を 行 います。
接点信号
オープン
ショート
オープン
100%
LED 調 光
0%
FADE
IN
FADE
OUT
7 . 操作方法 と 動作
本 ボードの操 作は 以 下の 手 順で 行ってください 。
①
本書 の 4 , 5 、 6 項に し た が っ てL E D ・ 電 源 及び 外 部 制 御 信 号の 配 線を お こ な っ て
く だ さ い。
②
外 部 電 源か ら電 源 を供 給 してください。
③
外部接点信号が シ ョ ー ト するとL E Dは フ ェ ー ド・ イ ン動 作( 徐 々に 明 るくなる 動 作 )
を お こ な い ま す 。 外 部 接 点 信 号 がオ ー プ ン になると フ ェ ー ド ・ アウト動作 ( 徐々 に 暗
くなる動作 )をおこないます 。
④
フ ェ ー ド ・ イ ン / アウトの 動 作 ス ピ ー ド は スピード 調 整 ボ リ ウ ムで 調 整し て く だ さ
い。
注 意: ア ラ ー ム/ ト リ ッ プ ラ ン プ( 赤色 ) が点 いたら
電源投入時にアラーム /ト リ ッ プ ラ ン プ が点 灯 または点 滅 したら速 やかに
電 源を 切り 、 L E D のシ ョ ー ト 、誤配線 などの 異 常の 有無 を チェック してく
ださい 。
異常 を 取り 除 いてから 再 度 電 源を 投 入してください 。
8 . 調光特性
本製品 の 調光制御 は PWM 方 式
( パ ル ス 幅変調方式 ) で 行 っています 。
フェード ・ イン /ア ウ ト動 作 時にこの
PWM 信 号 の デ ュ ー テ ィ を 経 過 時 間 に 比 例
させると 、 経過時間 と LED の 見た 目 の
明るさは 比 例し ま せ ん 。
本 ボードでは 右図 の よ う に 経過時間
とLED の 見た 目の 明 るさが比例 する
ように補 正 した PWM信号 を 生成 して
おり 、よ り 自然 な調光制御 を 実現 して
います。
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9 . 仕様
項目
仕様
電源電圧
DC 7 V∼ 24 V
出力数
5( ただし 全 出 力 同 一 動 作)
出力電流
各チャネル 1. 5 A( max )、 合計 7 .5 A ( max )
外部制御入力
接点信号
外部接点信号が
オープン →ショート で フェード ・ イン 動作 、
ショート →オープン で フェード ・ アウト動 作
を行 う
調 光スピード 調整
ス ピ ー ド調 整ボリウム により フ ェ ー ド・ イン / アウト
のスピード を約 0.5sec ∼ 10sec の 範囲 で調整可能
調光方式
PWM方式 (最 小 1/1024 ステップ の パルス幅 変 調
方式 )
ボード 連 結による
最大 7 枚の 子機 ( LMD04A - Sv ) を 連 結し て
出 力チャネル の増 設
合計 4 0チ ャ ネ ル まで 増 設 可 能
保護回路
い ず れ か の チ ャ ネ ル に 約 2 A以 上 の 出力電流 が 流 れ る
とL E Dが 点灯 、 また 約 10 A以 上 で全 ての 出 力を
OFFにし LEDが点 滅 する 。
消費電流
15 mA( max )
( 制 御 回 路が 消費 す る電 流 )
使用温度範囲
0∼ 4 0℃
外形寸法 (約)
W 8 4 , H 22 , D 5 4
( mm )
※LED などの 突起部を含 ま ず。
質量
( 約)
40 g
1 0 .外形図
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1 1 .チ ャ ネ ル 増設
本ボ ー ド は チ ャ ネ ル増 設 用 の 子 機( L Q D 0 4 A − S v ) を 連 結す る こ と で 、出 力 を
最 大4 0 チャネル ま で増 設 し最 大6 0 Aを 駆動 することができます。
ボードは下 図のように 連 結します 。
注1)親機はグループAです。連 結 用の子機は全てグループBを使用してください。
注2)ボード を連 結するとボ ー ド間 の端子台への結線作業はできなくなるので、連結
する前 にあらかじめ結線 しておきます。
注意
:
連 結 した 子 機に は、 そ の子 機を 使 用し な い場 合で も
必 ず 電源 を 供給 してください。 電 源 未 供 給の 子機 を
連 結 すると誤動作の 原 因と な り ま す。
開発 ・製 造 元
〒 242 - 0001
神奈川県大和市下鶴間 1777 - 3 - 305
フィットデザイン
TEL
046-273-9231 / e - mail [email protected]
URL
www.fitdesign.biz
LQD02- Mt 取扱説明書
第1版
2010年4月
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