Download データポートF 取扱説明書(PDF)
Transcript
取扱説明書 金秀カーポート ティーダポートF 5027 このたびは、金秀アルミの「金秀カーポート」をお買い上げいただきありがとうご ざいます。本説明書をよくお読みいただき、正しく安全に施工して下さいますよう宜 しくお願い致します。 ①姿図および施工寸法図 前枠 母屋 側枠 梁 雨樋 後枠 鋳物フレーム 柱 L=5010 615 615 D=2710 615 615 615 615 45 R1000 0 GL 550 GL H2=2487[2767](2987) 615 H1=1870[2150](2370) 615 1755[2035](2255) 45 1075 2860 1075 155 ・ロング柱は+500mmとなり、( )寸法となります。 ・セミロング柱は+280mmとなり、[ ]寸法となります。 - 1 - KCPF 金秀カーポート ②梱包組合せ表 ティーダポートF 5027 ①組み合わせ表 セ ッ ト 記 号 部材名称 F( )5027 数 量 品 種 標準柱 2本入り 2FH( )23 セミロング柱 2本入り 2FH( )26 ロング柱 2本入り 2FH( )28 D=27用 FD( 奥行部材 D=27用 FW27( 部品セット D=27用 FBS27( K ) ポリカーボネート板 4枚入り 標準柱 柱 部 材 間 口 部 材 梁・側枠 標準柱 F( )5027SL F( )5027L セミロング柱 ロング柱 1 1 1 )27 1 1 1 1 1 1 1 1 1 4FP27( W ) 2 2 2 1本入り 1FH( )23 1 セミロング柱 1本入り 1FH( )26 ロング柱 1本入り 1FH( )28 梁 1本入り 1FDA( )27 1 1 1 部品セット D=27用 FBS27C( K ) 1 1 1 垂木・ポリカ押え )50 ●3本柱用 柱 部 材 間 口 1 1 ②梱包明細表 品 種 柱 部 材 間 口 部 材 奥 行 部 材 部 品 セ ッ ト 品 名 数 量 2FH( )23 標準柱 2本(L=2305) 2FH( )26 セミロング柱 2本(L=2584.5) 2FH( )28 ロング柱 2本(L=2805) 梁・側枠・垂木・ポリカ押え 梁(2本)・側枠(2本)・垂木(7本)・ポリカ押え(9本) 前枠・後枠(ポリカ受け)・母屋・雨樋 前枠(1本)・後枠(1本)・母屋(4本)・雨樋(丸形1本・八角形1本) コーナーキャップ 前枠キャップ 左1/右1(2個)・後枠キャップ 左1/右1(2個) 梁キャップ 2個 後枠取付金具セット 後枠取付金具(2個)・M4×10トラス(4本)・平座金(4枚) アンカー棒 2本 FD( FW27( )27 )50 FBS27( K ) 前枠・母屋・後枠取付けネジ φ4×13鍋テクス(24本) 垂木・側枠取付けネジ φ4×25皿テクス(54本) 六角ボルトセット M10×25(16本)・平座金(16枚)・バネ座金(16枚) ポリカ押え取付けネジ(止水ワッシャー付) M4×10トラス(99本) グレージングビード L=4800 シリコンシーリング材 1本 取扱説明書 2部 鋳物フレーム 2本 雨樋部品セット パッキン(2枚)・メクラ板(1枚)・アタッチメント(1個)・丸エルボ(3個) φ4×20鍋テクス(4本)・M4×8鍋ビス(3本)・φ4×13鍋テクス(4本) ●3本柱用 部 品 セ ッ ト FBS27C( K ) 梁キャップ 1個 後枠取付金具セット 後枠取付金具(1個)・M4×10トラス(2本)・平座金(2枚) アンカー棒 1本 前枠・母屋・後枠取付けネジ φ4×13鍋テクス(12本) 六角ボルトセット M10×25(8本)・平座金(8枚)・バネ座金(8枚) 鋳物フレーム 1本 ※記号中の( )には、色記号が入ります。 ※色記号は SC:ステンカラー、SB:スーパーブロンズ、K:ブラック になります。 ※ポリカーボネート板の色調は W:ブルースモーク となります。 - 2 - ③お客様へのお願い (1)本製品は一般地域向け(積雪荷重600N/㎡対応)の製品です。積雪が20cmを越える前に、必ず雪下ろしを 行って下さい。 (2)多雪地域での取り付けは避けて下さい。 (3)屋根からの落雪を避けるために、建物から間隔を取って施工して下さい。 (4)強風時に本製品があおられるのを避けるために、建物側に前枠側を向けて施工して下さい。 (5)有償付属品の補助柱をご使用になると強度が一層増します。積雪時や強風時にはご使用する ことをお勧めします。 (6)高台や海岸沿いなど普段から風が強い地域は、補助柱で補強をして下さい。 (7)サイドパネルを取り付ける場合は、必ず補助柱を取り付けて下さい。 風 補助柱 風 ④施工手順 土間 コン 離 クリ 距 ー 上 ト外 以 縁端 200 周部 50以 上 柱 1.基礎寸法 溶接金網 または鉄筋 85 柱 浮き上り 防止突起 85 縁 200 端距 以 離 上 550 550 アンカー棒 550 50以上 100以上 土間 コンクリート 50以上 1075 土 50以上 100 100 100 グリ石 以 50 間コ 上 ンク リ ート 外周 部 50以上 2860 1075 (単位:mm) ( 図1 ) ( 図2 ) ●本製品の設置場所が決まりましたら、図1∼3を参照のうえ施工作業を行って下さい。 (1)基礎の大きさは、必ず規定寸法以上にして下さい。 (2)上記の基礎参考図は、長期地耐力50kN/㎡の場合の基礎サイズ設定になっております。 (3)所定の寸法に穴を掘った後、必ずグリ石を敷き詰め十分に突き固めて下さい。 (4)雨樋の取り付け場所(柱)を決め、図3の基準線シールに従って柱の埋め込みレベルを決めて下さい。 (5)コンクリート土間がある場合とない場合では、基礎の大きさが異なりますのでご注意下さい。 (6)コンクリート土間がある場合の基礎形状は、下記の施工条件の場合のみ適用可能です。 ・土間コンクリートの厚さが100mm以上あること。 GL GL ・土間コンクリートには、鉄筋や溶接金網が配置されていること。 ・浮き上がり防止の突起部の寸法は、50mm×50mm以上あること。 ・基礎の縁端部から土間コンクリート外周部までの最少距離(縁端距離) は、200mm以上あること。 (7)GLよりはみ出したシール部分は、埋め込み後切り取って下さい。 雨樋側柱 ( 図3 ) (8)コンクリート施工は骨組み完了後に行い、屋根パネルは硬化後に取り付けて下さい。 - 3 - 基本柱 施工時の注意 ・コンクリートおよびモルタルには、絶対に急結材を使用しないで下さい。 ・海砂は塩分が含まれてるため、使用しないで下さい。やむなく使用する場合は、十分に水洗いをした ものをご使用下さい。 ・コンクリートを打設後、十分な養生期間を取って下さい。 2.柱と梁の組み立て M4×10 トラス 平座金(M4用) 後枠取付金具 梁キャップ 鋳物フレーム 鋳物フレーム 六角ボルト(M10×25) バネ座金(M10用) 梁 平座金(M10用) 平座金(M10用) 柱 バネ座金(M10用) 六角ボルト(M10×25) 鋳物フレーム (1)鋳物フレームの上部に、M4×10トラスと平座金M4用で後枠取付金具を取り付て下さい。 (2)鋳物フレームを柱に差し込み、六角ボルトM10×25、バネ座金M10用、平座金M10用で 取り付けて下さい。 (3)柱と組み合わさった鋳物フレームの先端に梁を差し込み、六角ボルトM10×25、バネ 座金M10用、平座金M10用で固定して下さい。 (4)柱側、梁側とも六角ボルトは確実に締め付けて下さい。 (5)梁の先端に梁キャップを差し込んで下さい。 (6)梁キャップは前枠と一緒にビス止めをします。 - 4 - 柱 3.前枠・母屋・後枠の取り付け (1)鋳物フレームに取り付けた後枠固定金具に後枠を差し込み、φ4×13鍋テクスで固定して下さい。 (2)前枠を梁の先端部にφ4×13鍋テクスで取り付けて下さい。この時、梁キャップも固定されます。 (3)母屋(4本)を梁にφ4×13鍋テクスで取り付けて下さい。 φ4×13 鍋テクス 母屋 前枠 梁キャップ 梁 φ4×13 鍋テクス φ4×13 鍋テクス 後枠固定金具 後枠固定金具 後枠 鋳物フレーム 後枠 鋳物フレーム 柱 - 5 - 4.側枠・垂木の取り付け (1)側枠の両端にコーナーキャップ(前枠用・後枠用)を取り付けて下さい。 (2)側枠に取り付けたコーナーキャップを前枠と後枠にそれぞれ差し込んで下さい。その時、コーナーキャッ プのジョイント部には、コーキングを充分に施して下さい。 (3)側枠を前枠、母屋および後枠にφ4×25皿テクスで取り付けて下さい。 (4)(3)と同様に垂木を前枠、母屋および後枠にφ4×25皿テクスで取り付けて下さい。 φ4×25 皿テクス 前枠 母屋 φ4×25 皿テクス 垂木 前枠コーナーキャップ 側枠 ( 側 枠 ) 後枠 前枠コーナーキャップ 後枠コーナーキャップ シーリング ( 側 枠 ) 後枠コーナーキャップ - 6 - 5.屋根材の取り付け (1)ポリカーボネート板が左右均等になっているか確認後、後枠についているポリカ受けに差し込みます。 その後、M4×10トラス(止水ワッシャー付)を使いポリカ押えで上から固定します。ポリカ押えは、前枠 の突き当て部に当てる様にしてから固定して下さい。 ポリカ押え M4×10トラス 止水ワッシャー ポリカ押え 前枠 ポリカーボネート板 垂木 ポリカ-ボネート板 ※ポリカーボネート板は外側・内側 がありますので、ご注意下さい。 突き当て部 ポリカ押え 前枠 ポリカーボネート板 後枠 ポリカ受け (2)前枠とポリカーボネート板の隙間にグレージング ビードを差し込んで下さい。この時、ビードは1 スパンごとに切断して下さい グレージングビード 前枠 ポリカーボネート板 (3)漏水防止のため、ポリカ押えと前枠ジョイント部には 必ずシーリングを施して下さい。 シーリング 前枠 ポリカ押え ポリカーボネート板 - 7 - 6.雨樋の取り付け (1)下図を参照の上、雨樋セットを取り付け下さい。たて樋(八角形)および横樋(丸形)は現場での切断と なります。また、樋と丸エルボの各ジョイント部にはシーリングを施して下さい。 パッキン 後枠 アタッチメント φ4×20 鍋テクス M4×8 鍋ビス 横樋 丸エルボ シーリング φ4×13 鍋テクス 後枠 パッキン メクラ板 φ4×20 鍋テクス ※雨樋を使わない側は、パッキン(穴なし) およびメクラ板でふさいで下さい。 柱 ※たて樋(八角形)は上部側を切断し、 切欠部が下に来る様にして下さい。 お問合せは 製造元 金秀アルミ工業株式会社 沖縄県中頭郡西原町字掛保久217番地 ●改良のため、製品仕様を予告なしに変更する場合がございます。 - 8 - 柱