Download トラック・バス用ソフト (日野車用) 取扱説明書 - DST-i
Transcript
ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) 取扱説明書 &ޣ56K࠻࠶ࠢࡃࠬ↪࠰ࡈ࠻㧔ᣣ㊁ゞ↪㧕ࠍߏ↪ߦߚߞߡޤ ᬺࠨࡐ࠻ߩࡔ࠾ࡘߦߪޔㆬᛯߒߚゞਔߢߪࠨࡐ࠻ߒߡߥᬺࠨࡐ࠻㗄⋡߇ ࠆࠇߐ␜ޓ႐ว߇ࠅ߹ߔޕ &56Kߢኻᔕߒߡࠆᬺࠨࡐ࠻㗄⋡ߢߞߡ߽ޔゞ⒳߿ᐕᑼߦࠃߞߡߪኻᔕߒߡߥ ޓ႐ว߇ࠅ߹ߔޕ ᬺࠨࡐ࠻ᯏ⢻ࠍߏ↪ߦߥࠆ႐วߦߪޔゞਔߩୃℂᦠ߅ࠃ߮&56K↹㕙ߦ␜ߐࠇࠆ ޓౝኈߦᓥߞߡޔᱜߒߊታᣉߒߡߊߛߐޕ ㊀ⷐ Product Name: DST-i Truck&Bus Software (for HINO Vehicle) Number of License: One ߅ቴ᭽߳㧦 ߅ቴ᭽߳㧦 એਅߩ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ↪⸵⻌ᄾ⚂㧔એਅᧄޟᄾ⚂ޠ㧕ࠍᵈᗧߒߡ߅⺒ߺਅߐ⻌⸵↪ࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ޕᄾ⚂ߪᄾ⚂ᦠߢߔޕ ຠߩ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ&ޟ56K࠻࠶ࠢࡃࠬ↪࠰ࡈ࠻㧔ᣣ㊁ゞ↪㧕ޠ߮ߘߩ㑐ㅪ⾗ᢱߪ⪺ޔᮭᴺ߮࿖㓙᧦⚂ߩ᧦㗄 ߦࠃߞߡ⼔ߐࠇߡ߹ߔ߅ޕቴ᭽ߪޔຠ߹ߚߪߘߩ৻ㇱࠍࠗࡦࠬ࠻࡞߹ߚߪ↪ߔࠆ೨ߦᧄᄾ⚂ߦหᗧߔࠆᔅⷐ߇ ࠅ߹ߔ߅ޔߒ߽ޕቴ᭽߇ᧄᄾ⚂ߩ᧦㗄ࠍᛚ⻌ߐࠇߥ႐ว߅ޔቴ᭽ߪᧄຠࠍ↪ߔࠆߎߣ߇ߢ߈߹ߖࠎޕ ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ↪⸵⻌ᄾ⚂ ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ↪⸵⻌ᄾ⚂ ຠߩ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ&ޟ56K࠻࠶ࠢࡃࠬ↪࠰ࡈ࠻㧔ᣣ㊁ゞ↪㧕ޠ߮ߘߩ㑐ㅪ⾗ᢱ㧔એਅޠࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޟ㧕ߪޔ ᩣᑼળ␠࠺ࡦ࠰㧔એਅޟᑷ␠ޠ㧕߹ߚߪߘߩࠗࡦࠨߩ⪺‛ߢߔޔߪࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޕએਅߩ᧦㗄߳ߩหᗧߦࠃ ࠅᑷ␠߆ࠄ߅ቴ᭽ߦ↪⸵⻌ߐࠇࠆ߽ߩߢࠅ⽼ޔᄁ߹ߚߪ⼑ᷰߐࠇࠆ߽ߩߢߪࠅ߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽߇ੱߢᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍ↪ߐࠇࠆ႐วޔ㨬߅ቴ᭽㨭ߪੱࠍᗧߒ߹ߔ߅ޕቴ᭽߇⡯ຬޔᓥᬺຬޔઍℂੱ߹ߚ ߪߘߩઁ␠ຬ㧔㑐ㅪળ␠ߩ␠ຬ㧕ߣߒߡᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍ↪ߐࠇࠆ႐วޔ㨬߅ቴ᭽㨭ߪᴺੱࠍᗧߒ߹ߔᧄޕᄾ⚂ߪ߅ޔ ቴ᭽߇ᧄᄾ⚂ߦหᗧߒߚᣣࠍ߽ߞߡ⊒ലߔࠆ߽ߩߣߒ߹ߔޕ 㧝㧚⸵⻌ᮭ ᑷ␠ߪ߅ޔቴ᭽ߦኻߒߡ߅ޔቴ᭽߇ゞタ㔚ሶᓮࠪࠬ࠹ࡓߩ㓚⸻ᢿࠍⴕ߁⋡⊛㧔એਅޠ⊛⋡ᧄޟ㧕ߩὑߦࠗᧄޔ ࡦࠬߦኻߔࠆࠗࡦࠬᄾ⚂߆ࠄᐕ㑆ࠍࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔ㧝บߩ&56Kࡂ࠼࠙ࠚࠕ㧔એਅޠࠕࠚ࠙࠼ࡂᧄޟ㧕ߦࠗ ࡦࠬ࠻࡞ߒࠆߔ↪ޔᮭࠍ⸵⻌ߒ߹ߔޕ 㧞㧚㒢 ߅ቴ᭽ߪ⊛⋡ᧄޔએᄖߩ⋡⊛ߩὑߦޕࠎߖ߹߈ߢߪߣߎࠆߔ↪ߪߚ߹࡞࠻ࠬࡦࠗࠍࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔ ߅ቴ᭽ߪⶄޔࠍࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔᢙߩࡂ࠼࠙ࠚࠕߦࠃࠅ↪ߔࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪ⼑ࠍࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔᷰ⾉ޔਈ⽼ޔࠬޔ࡞࠲ࡦޔᄁޔౣታᣉ⸵⻌߹ߚߪߘߩઁߩᣇᴺߢ╙ਃ⠪㧔߅ ቴ᭽߇ᧄᄾ⚂ߣోߡߩ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍ⼑ᷰߒ⼑ޔฃੱߪ᳗ਭߦᧄᄾ⚂ߩోߡߩ᧦㗄ߦหᗧߔࠆߣߒߡ߽㧕ߦ⒖ォߔ ࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪޔࠣࡦࠕ࠾ࠫࡦࠛࠬࡃࠍࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔㅒࠦࡦࡄࠗ࡞ޔㅒࠕࡦࡉ࡞ޔⶄޔ૬วޔᡷᄌ߹ߚߪ ᄌ឵ߔࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪߩࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔ᭴ᚑⷐ⚛߆ࠄ࠺ࡦ࠰ߩ⪺ᮭ߿⊓㍳ᮡߩઁߩߘޔᚲ⠪ߩᖱႎࠍขࠅ㒰ߡਇ ⍎ߦߔࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪ ޔKᩭེޔൻቇེߩ╬ེ࡞ࠗࠨࡒޔེ‛↢ޔᄢ㊂⎕უེߩ⸳⸘ޔ㐿⊒ޔㅧ⫾ޔⓍ߮↪ KK ߘߩઁޔァᵴേ߳ߩ↪ KKKߎࠇࠄߩᵴേࠍេഥߔࠆ߆ߥࠆ↪ࠍޔ࿖㓙⊛ߥᐔߣోࠍ⢿߆ߔ⋡⊛ߢ ߩ↪ߦ㑐ߒߡࠄ߆࠰ࡦ࠺ޔឭଏߐࠇߚ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕ߅ࠃ߮ᛛⴚߩઁߩߘޔຠߩㅧ߹ߚߪ㐿⊒ߦ㑐ࠊࠆ࠰ࡈ ࠻࠙ࠚࠕ߅ࠃ߮ᛛⴚࠍ↪ߔࠆߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪޔ⸥ߩᵴേߦ㑐ߔࠆ⍮⼂߿ផኤജߩࠆ╙ਃ⠪߿⸥ߩᵴേߦ㑐ਈߔࠆ߆ߥࠆ⠪ߦ⋥ޔធ⊛ߦ߽㑆ធ ⊛ߦ߽ᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍ⽼ᄁ߿ャ⾉ޔ⻌⸵↪ޔਈ⼑ޔᷰޔ㐿␜߹ߚߪߘߩઁߩᚻᲑߢឭଏߔࠆߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪޔࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔ㑐ㅪᛛⴚߘߩઁ৻ಾߩᖱႎ߅ࠃ߮ߘߩⶄ‛ࠍޔᣣᧄ࿖ᴺ߅ࠃ߮㑐ㅪ⋭ᚗߪ᧦ ߇ᱛߔࠆ࿖ᚗߪၞ߳⋥ធᚗߪ㑆ធ⊛ߦᜬߜߔߎߣޔᚗߪャߔࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍᣣᧄ࿖ᄖߢ↪ߔࠆߎߣߪߢ߈߹ߖࠎޕ ߅ቴ᭽ߪޔᑷ␠ߩᑼ࠙ࠚࡉࡍࠫ߆ࠄᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍ㆑ᴺߦ࠳࠙ࡦࡠ࠼ߒߡߪߌ߹ߖࠎߒ߽ޕ㆑ᴺߦ࠳࠙ ࡦࡠ࠼ߒߚ႐วߪ߇ࠠࠬࠢࠕޔήലߦߥࠅ߹ߔޕ 㧟㧚ᄾ⚂㆑ ᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍᮭ㒢ߥߊࠗࡦࠬ࠻࡞ߪߣߎࠆߔ↪ߪߚ߹ⶄޔ෩ᱜߥ᳃ⵙ್ߩ⚿ᨐޔೃ⟏ࠍ↢ߓࠆน⢻ᕈ߇ ࠅᦨޔᄢ㒢น⢻ߥ▸࿐ߢ๔⸷ߒ߹ߔޕ ߅ቴ᭽߇ᧄޔᄾ⚂ߩ᧦㗄ߦ㆑ߒߚ႐ว߅ޔቴ᭽ߩᚲᜬߔࠆోߡߩᇦ߆ࠄᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍᶖ߹ߚߪ⎕᫈ߔࠆ߽ ߩߣߒᧄޔᄾ⚂ߢ⸵⻌ߐࠇࠆ߅ቴ᭽ߩోߡߩᮭߪ⥄ޔേ⊛ߦ⸃㒰ߐࠇࠆ߽ߩߣߒ߹ߔߩߎޕ႐วޔᒰ⸃㒰ߪᑷ␠ ߩ߅ቴ᭽ߦኻߔࠆ៊ኂ⾩ఘ⺧᳞ࠍᅹߍࠆ߽ߩߢߪࠅ߹ߖࠎޕ 㧠㧚⽿ ᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕߪ߽⸽ࠆߥ߆ޔઃߐࠇߕߢޠ߹߹ߩ⁁ޟឭଏߐࠇࠆ߽ߩߢߔޕᑷ␠ߦࠃࠆᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕߩឭ ଏ߹ߚߪᧄᄾ⚂ਅߩᮭ⸵⻌ߪ╙ޔਃ⠪ߩ⍮⊛⽷↥ᮭࠍଚኂߒߥߎߣࠍ⸽ߔࠆ߽ߩߢߪࠅ߹ߖࠎޕᑷ␠ߪᧄޔ ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕߩ․ቯ↪ㅜ߳ߩㆡวᕈ߮ຠᕈࠍ⸽ߒ߹ߖࠎޕᑷ␠ߪߦ∎℩ߩࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔ㑐ߒߡ߆ߥࠆ⽿ છ߽⽶߹ߖࠎޕᑷ␠ߪ৻ߩߘߪߚ߹ࠕࠚ࠙࠻ࡈ࠰ᧄޔㇱߦ࿃ߒߡ⊒↢ߔࠆޔᚗߪᧄ࠰ࡈ࠻࠙ࠚࠕࠍࠗࡦࠬ࠻ ࡞ߦߣߎߥ߈ߢ↪ߪߚ߹ࠆߔ↪ޔ࿃ߒߡ⊒↢ߔࠆ⋥ធ⊛ޔ㑆ធ⊛․ޔޔઃ㓐⊛ޔᵷ↢⊛߹ߚߪߘߩઁ৻ಾ ߩ៊ኂߦߟߡ⾩ఘ⽿છࠍ⽶߹ߖࠎޕ 㧡㧚Ḱᴺ ᧄᄾ⚂ߪߩߘޔലᕈ㉼⸃ޔ߮ጁⴕࠍߩߡోޔ㗄ߦ㑐ߒߡޔᴺᓞߩ⚗ߦ㑐ࠊࠄߕᣣᧄ࿖ᴺߦḰߔࠆ߽ߩ ߣߒ߹ߔޕ 㧢㧚ખⵙ ᧄᄾ⚂ߦ࿃ߔࠆ߆ߥࠆ⚗ߢ߽ޔ࿖㓙ᬺળ⼏ᚲߩ⺞ߣખⵙߩ࡞࡞ߦᓥߞߚખⵙߦࠃࠅᦨ⚳⊛ߦ⸃ߔࠆ߽ ߩߣߒ߹ߔޕખⵙⵙ್ߩⵙቯߪᦨ⚳⊛߆ߟᒰ⠪ࠍ᜔᧤ߔࠆ߽ߩߣߒ߹ߔޕખⵙⵙ್ߪޔᣣᧄߩ᧲੩ߢၫࠅⴕ߹ߔޕ T02625Z は じ めに は じ めに こ のたびは、 ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) (以下、 「DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野 車用)」) をお買い上げいただ き、 ま こ と にあ り が と う ご ざいます。 ご使用の前に、 本書を よ く お読みにな り 、 正 し く 安全にお使い く だ さ い。 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) は、 (以下、 「DST-i」) の LCD 付き モデル用ソ フ ト ウ ェ ア です。 DST-i の LCD な し モデルおよび DST-i 以外のハー ド ウ ェ ア では使用で き ません。 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) を ご利用にな るには、 別途市販の SD メ モ リ ー カ ー ド が必要にな り ます。 -i- 安全にお使いいただ く ために 安全にお使いいただ く ために 本製品は、 適切な訓練を受け、 技能を身につけた自動車専門技術者によ り 使用 さ れる ものです。 以下、 取 扱説明書を通 じ て示 さ れてい る安全 メ ッ セージは、 本製品を使用する際に十分注意すべき こ と を使用者に 促す ものです。 車両の診断 ・ 整備には、 作業を行 う 個人の技能 と と も に、 多種多様な作業手順、 技術、 工具、 部品な ど を 使用 し 様々な結果が考え られる ため、 それら すべての状況を網羅する ア ド バイ スや安全 メ ッ セージ を提示 する こ と はで き ません。 従っ て、 診断シ ス テムについて十分な知識を持つ こ と は自動車専門技術者の責任 です。 適切な診断 ・ 整備の方法や処置のために活用 し 、 あなたの安全、 作業場にいる他の人の安全、 加え て、 診断する車両や装置の安全を損なわない よ う 、 適切な方法で作業を行 う こ と が重要です。 本製品を使用する前提 と し て、 使用者は車両シス テムを十分理解 し てい る もの と 想定 し ています。 本製品 を、 適切、 安全、 正確に使用する ためには、 本製品の操作方法だけでな く 、 車両シス テムの原理も十分理 解する こ と が必要です。 本書では、 警告 ・ 注意を促す内容や禁止の行為に記号を用いています。 その表示 と 意味は次の と お り です。 内容を よ く 理解 し てから本文をお読み く だ さ い。 警告 誤っ た取扱いによ り 、 死亡や重傷な どの重大な事故に結び付 く 可能性が大き い もの。 注意 誤っ た取扱いによ り 、 傷害を負 う 可能性、 または物的傷害の可能性がある も の。 状況によ っ ては重大な結果に結び付 く 可能性がある もの。 禁止 取扱いにおいて、 禁止 と な る行為。 強制 取扱いにおいて、 遵守 し なければな ら ない行為。 - ii - 安全にお使いいただ く ために 製品取 り 扱い上の警告 ・ 注意 警告 「安全な診断を行 う ためには」 に記載 さ れている注意事項に従い、 診断 ・ 修理作業を実施 し て く だ さ い。 参照 : P.v 安全な診断を行 う ためには (安全にお使いいただ く ために) 本製品を使用する前には、 診断する車両または装置の メ ー カ ーによ り 提供 さ れてい る安全 メ ッ セージや適用診断手順 も参照 し 、 それに従っ て く だ さ い。 注意事項に従わない場合、 事故を引 き 起 こ す恐れがあ り ます。 走行中に作業を し ないで く だ さ い。 事故にな る危険があ り ます。 ケーブルは、 作業者または運転制御装置に絡ま る よ う な取 り 回 し 方を し ないで く だ さ い。 事故を引 き起 こ す恐れがあ り ます。 発熱、 発火、 破裂または感電の原因 と な り ますので、 以下のこ と を必ず守っ て く だ さ い。 -本製品を分解、 改造 し ないで く だ さ い。 -本製品の定格電圧を超え る電源に接続 し ないで く だ さ い。 -プ ローブ な ど を、 定格を超え る電圧部分に接続 し ないで く だ さ い。 - iii - 安全にお使いいただ く ために 注意 作業を実施する前に、 車輪に輪止めを し て動かない よ う に し て く だ さ い。 事故を引 き起 こ す恐れがあ り ます。 車両の下な どの目に見えに く い場所で作業する場合、 必ずキース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を OFF に し 、 車両が絶対に動かない よ う に し て く だ さ い。 事故を引 き起 こ す恐れがあ り ます。 エ ン ジ ン始動や車両を移動する際は、 周 り に他の作業者がいない こ と を確認 し てから行っ て く だ さ い。 ECU やイ ン ジ ェ ク タ には 100V を超え る高電圧が発生 し ています。 作業を行 う 際は、 感電に十分 注意 し て く だ さ い。 部品を取 り 外す際は、 バ ッ テ リ ーのアース線を取 り 外 し てから作業 し て く だ さ い。 コ ネ ク タ または車両の電気端子を接続 し た り 取 り 外す際は、 特別な指示がない限 り 、 必ずキー ス イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を OFF に し て く だ さ い。 車両側電気回路の損傷を引 き 起 こ す恐れがあ り ます。 回転物の近 く で作業を行 う 際は、 安全 メ ガネや保護衣服を着用 し て く だ さ い。 回転す る エン ジ ンに よ り 、 部品等が飛散 し 、 事故を引 き 起 こ す恐れがあ り ます。 エ ン ジ ンが冷えている と き以外は、 ラ ジ エー タ キ ャ ッ プ を取 り 外 さ ないで く だ さ い。 高温で加圧 さ れたエン ジ ン冷却水を浴び る 恐れがあ り ます。 排気装置、 マニホール ド 、 エ ン ジ ン、 ラ ジ エー タ な どの高温にな る部分に素手で触れないで く だ さ い。 やけ ど の原因 と な り ます。 高温のエ ン ジ ン ・ 部品を触れた り 、 扱 う 際は、 手袋を使用 し て く だ さ い。 エ ン ジ ンの回転中は、 本製品のケーブルな ど を エ ン ジ ンルームの上を通 し て作業 し ないで く だ さ い。 ベル ト やプー リ ーに よ り 、 ケーブル ・ 衣類な ど が巻 き 込まれ、 事故を引 き 起 こ す恐れがあ り ま す。 水がかかる よ う な場所で作業 し ないで く だ さ い。 本製品を落 と し た り 強い衝撃を与えた り し ないで く だ さ い。 本製品に接続 し たケーブルで本製品を持ち上げた り 、 引っ張っ た り し ないで く だ さ い。 移動や 設置の際は本製品を持 っ て移動 し て く だ さ い。 本製品に接続 し ている コ ネ ク タ に荷重をかけないで く だ さ い。 故障の原因 と な り ます。 使用する前に、 本製品に異物の付着やコ ネ ク タ ピ ンの破損がないか点検 し て く だ さ い。 - iv - 安全にお使いいただ く ために 安全な診断を行 う ためには バ ッ テ リ ーの上に金属工具を置かないで く だ さ い。 バ ッ テ リ ーの近 く では火花を起こ さ ないで く だ さ い。 バ ッ テ リ ーガ ス が発火す る恐れがあ り ます。 火のついた タ バ コ 、 スパー ク、 裸火、 その他の発火源は、 車両お よびバ ッ テ リ ーから遠ざけて く だ さ い。 バ ッ テ リ ー ・ ケーブルを取 り 外す前には、 必ずキース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を OFF に し 、 ヘ ッ ド ラ イ ト やその他のア ク セサ リ ーを OFF に し て く だ さ い。 電気シ ス テム ・ コ ンポーネン ト を整備点検する前には、 必ずバ ッ テ リ ーのアース線を取 り 外 し て く だ さ い。 バ ッ テ リ ーは、 金属製の装飾品を溶損する程の高い短絡電流を流す こ と がで き ます。 バ ッ テ リ ーの近 く で作業する前に、 指輪、 腕輪、 時計な どの装飾品を取 り 外 し て く だ さ い。 事故を引 き起 こ す恐れがあ り ます。 バ ッ テ リ ーを取 り 扱 う 作業者や近 く で作業 し てい る人は、 安全 メ ガネや保護手袋を使用 し て く だ さ い。 バ ッ テ リ ーを取 り 扱 う 場合は、 近 く にた く さ んの新鮮な水 と 石鹸を用意 し て く だ さ い。 万が一 バ ッ テ リ ー液が皮膚、 衣類、 または目に入っ た場合は、 該当部分を石鹸水で 10 分間洗っ て く だ さ い。 そ し て、 直ち に医療機関で診察、 治療を受けて く だ さ い。 バ ッ テ リ ーの近 く で作業 し てい る間は、 目を直接こ す っ た り 、 触れた り し ないで く だ さ い。 バ ッ テ リ ー液に よ り 、 目や皮膚にやけ ど をす る 恐れがあ り ます。 ジ ャ ンパ ・ ワ イヤまたは工具で、 バ ッ テ リ ー端子間の電気接続を行わないで く だ さ い。 電力を有 し ているか、 有 し てい るかも し れない電気端子を接地 し ないで く だ さ い。 車両側電気回路の損傷を引 き 起 こ す恐れがあ り ます。 エ ン ジ ン を始動 し て作業する際は、 排気ガス を強制的に屋外へ排気する設備がある場所で使用 し て く だ さ い。 エン ジ ン排気ガ ス には、 無臭の致死的ガ ス が含まれてお り 、 中毒に よ り 、 死亡ま たは重傷にい た る可能性があ り ます。 地下ピ ッ ト や密閉 さ れた屋内のよ う に、 爆発性蒸気が集ま る環境で、 本製品を使用 し ないで く だ さ い。 作業中は、 喫煙 し た り 、 マ ッ チ をす ら ないで く だ さ い。 バ ッ テ リ ーガ スや爆発性のガ ス が発火す る 恐れがあ り ます。 診断を行 っ ている と き には、 引火性のある ス プ レーや洗浄用ス プ レーな ど を使用 し ないで く だ さ い。 万が一の爆発、 爆発に伴 う 火災に備え、 ガ ソ リ ン、 化学薬品お よび電気火災用の乾燥化学消化 器を作業場に備えて く だ さ い。 作業者や近 く で作業 し ている人は、 安全 メ ガネ と 保護衣服を使用 し て く だ さ い。 車両シ ス テ ムの故障や誤動作に よ り 、 燃料、 油蒸気、 高温蒸気、 有毒排気ガ ス、 酸、 冷媒、 そ の他の異物を排出す る恐れがあ り ます。 -v- 目次 目次 1 起動 と 終了 1-1 起動 .............................................................................................................................................................................................................. 1 1-2 終了 .............................................................................................................................................................................................................. 3 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2-1 画面の構成 ............................................................................................................................................................................................... 4 2-2 基本操作 .................................................................................................................................................................................................... 5 2-3 メ イ ン メ ニ ュ ー...................................................................................................................................................................................... 6 2-4 診断機能 .................................................................................................................................................................................................... 7 シ ス テム選択 .............................................................................................................................................................................................. 7 故障 コ ー ド 読出 ......................................................................................................................................................................................... 9 故障 コ ー ド 消去 .......................................................................................................................................................................................12 作業サポー ト ............................................................................................................................................................................................13 3 本体設定 明る さ 設定.................................................................................................................................................................................................15 ブザー設定.................................................................................................................................................................................................15 プ リ ン タ 設定 ............................................................................................................................................................................................16 4 エ ラ ーが発生 し た ら 4-1 通信エ ラ ー .............................................................................................................................................................................................17 4-2 画面のフ リ ーズ....................................................................................................................................................................................18 - vi - 1 起動 と 終了 1 起動 と 終了 1-1 起動 1. DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) がイ ン ス ト ール さ れた SD メ モ リ ー カ ー ド を DST-i に挿入 し ます。 アドバイス SD メ モ リ ー カ ー ド の挿入については、 LCD 付き DST-i 用ハー ド ウ ェ ア取扱説明書を参照 し て く だ さ い。 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) のイ ン ス ト ール方法については、 ラ イ セ ン ス証 に記載 し ている ダウン ロー ド サイ ト を参照 し て く だ さ い。 2. DST-i と 車両側の診断 コ ネ ク タ をデー タ リ ン ク ケーブルで接続 し ます。 ゞਔߩ⸻ᢿࠦࡀࠢ࠲ߦធ⛯ ಾࠅᰳ߈ 㧔ਛᄩ㧕 ࠬࠢࡘߢ࿕ቯߔࠆ T02005J 注意 DST-i 専用のデー タ リ ン ク ケーブル以外は使用 し ないで く だ さ い。 接続する前に、 各 コ ネ ク タ に異物の付着や コ ネ ク タ ピ ンの破損がないか確認 し て く だ さ い。 デー タ リ ン ク ケーブルを DST-i および車両側の診断 コ ネ ク タ へ接続する場合は、 コ ネ ク タ の 向き に注意 し 、 ま っ す ぐ静かに接続 し て く だ さ い。 誤っ た向 き で接続 し よ う と し た り 、 傾いた状態で差 し 込んだ場合、 コ ネ ク タ の端子が破損 し 、 車両や DST-i に異常を引 き 起 こ す原因 と な る 恐れがあ り ます。 DST-i に接続 し ている コ ネ ク タ に荷重をかけないで く だ さ い。 荷重をかけた場合、 コ ネ ク タ の端子が破損 し 、 車両や DST-i に異常を引 き 起 こ す原因 と な る 恐れがあ り ます。 -1- 1 起動 と 終了 3. 車両のキース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を ON に し ます。 アドバイス 車両のキース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) が OFF または ACC の状態では、 車両 と 通信 する こ と がで き ません。 DST-i を使用する際は、 キース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を ON またはエ ン ジ ン を始動 さ せて く だ さ い。 4. DST-i のモー ド ス イ ッ チ を ON に し ます。 オープニ ン グ画面が表示 さ れます。 ࡕ࠼ࠬࠗ࠶࠴ T01897J T02009J ࠝࡊ࠾ࡦࠣ↹㕙 アドバイス モー ド ス イ ッ チ を ON にする と 、 DST-i の電源イ ン ジケー タ が緑に点灯 し ます。 -2- 1 起動 と 終了 1-2 終了 1. DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) で車両 と の通信を終了 さ せます。 注意 作業サポー ト でア ク チ ュ エー タ を駆動中に DST-i のモー ド ス イ ッ チ を OFF に し た り 、 デー タ リ ン ク ケーブルを取 り 外 し た り する と 、 ア ク チ ュ エー タ が駆動状態のま まにな る場合があ り ます。 必ず作業サポー ト を終了 さ せてから、 終了処理 し て く だ さ い。 2. DST-i のモー ド ス イ ッ チ を OFF に し ます。 3. 車両のキース イ ッ チ (イ グニシ ョ ン ス イ ッ チ) を OFF に し ます。 4. デー タ リ ン ク ケーブルを DST-i と 車両側の診断 コ ネ ク タ から取 り 外 し ます。 注意 デー タ リ ン ク ケーブルを DST-i および車両側の診断 コ ネ ク タ から取 り 外す場合は、 コ ネ ク タ に対 し て ま っ す ぐ静かに引き抜いて く だ さ い。 傾いた状態で引 き 抜いた場合、 コ ネ ク タ の端子が破損 し 、 車両や DST-i に異常を引 き 起 こ す 原因 と な る 恐れがあ り ます。 引き抜 く 際は、 コ ー ド の部分ではな く 、 必ず コ ネ ク タ の部分を持っ て引き抜いて く だ さ い。 コ ー ド の部分を持っ て引 き 抜いた場合、 ケーブルが断線す る 恐れがあ り ます。 -3- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2-1 画面の構成 DST-i ト ラ ッ ク ・ バ ス用 ソ フ ト (日野車用) の画面の構成は、 以下の と お り です。 ࠲ࠗ࠻࡞ࡃ ࠲ࡉ ᖱႎ␜ࠛࠕ ࠟࠗ࠳ࡦࠬࠛࠕ T02626J ↹㕙ߩ᭴ᚑ タ イ ト ルバー 現在表示中の画面 タ イ ト ルが表示 さ れます。 T02627J ࠲ࠗ࠻࡞ࡃ タブ 現在表示中の画面内の選択可能な項目が表示 さ れます。 T02628J ࡔࠗࡦࡔ࠾ࡘ↹㕙 アドバイス 車種や画面によ っ て、 タ ブの有無や表示 さ れる項目は異な り ます。 ガイダンスエ リ ア 現在表示中の画面に対す る 操作ガ イ ダ ン ス が表示 さ れます。 T02629J ࡔࠗࡦࡔ࠾ࡘ↹㕙 -4- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2-2 基本操作 DST-i には、 6 つの操作キーが配置 さ れてい ます。 ࠠ Ꮐࠠ ฝࠠ ਅࠠ #ࠠ $ࠠ T02469J 画面に よ っ て、 操作キーの機能は異な り ます。 ガ イ ダ ン ス エ リ アに表示 さ れ る 操作ガ イ ダ ン ス に従っ て操作 し て く だ さ い。 B キーを押 し た と き の動作は、 特に操作ガ イ ダ ン ス の表示がない場合は 1 つ前の画面に戻 り ます。 (一部 画面を除 く ) -5- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2-3 メ イ ン メ ニ ュ ー オープニ ン グ画面が表示 さ れてい る 状態で、 いずれかのキーを押す と 、 メ イ ン メ ニ ュ ー画面が表示 さ れま す。 T02634J ࡔࠗࡦࡔ࠾ࡘ↹㕙 アドバイス DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) がイ ン ス ト ール さ れた SD メ モ リ ー カ ー ド が挿入 さ れて いない場合は、 メ イ ン メ ニ ュ ー画面に 「日野車ソ フ ト 」 は表示 さ れません。 DST-i ス タ ン ダー ド ソ フ ト (別売) がイ ン ス ト ール さ れた SD メ モ リ ー カ ー ド が挿入 さ れていない場 合は、 メ イ ン メ ニ ュ ー画面に 「ス タ ン ダー ド ソ フ ト 」 は表示 さ れません。 1 枚の SD メ モ リ ー カ ー ド に DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) と DST-i ス タ ン ダー ド ソ フ ト (別売) の両方を イ ン ス ト ールする こ と がで き ます。 メ イ ン メ ニ ュ ー画面か ら 選択可能な機能について説明 し ます。 機 能 内 容 故障 コ ー ド の読出/消去、 作業サポー ト 機能に よ り 、 車両診断 ・ 整備に役立て る 日野車ソ フ ト こ と がで き ます。 ス タ ン ダー ド ソ フ ト DST-i ス タ ン ダー ド ソ フ ト 取扱説明書を参照 し て く だ さ い。 本体設定 DST-i の設定を変更 し 、 カ ス タ マ イ ズす る こ と がで き ます。 -6- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 2-4 診断機能 シス テム選択 故障診断す る 車両情報やシ ス テ ム を選択 し ます。 1. メ イ ン メ ニ ュ ー画面で 「日野車ソ フ ト 」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 車両分類選択画面が表示 さ れます。 T02634J T02635J ࡔࠗࡦࡔ࠾ࡘ↹㕙 ゞਔಽ㘃ㆬᛯ↹㕙 アドバイス DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) のバージ ョ ン によ っ て、 表示 さ れる車両分類は 異な り ます。 2. 車両分類選択画面で故障診断を行 う 車両の分類を選択 し 、 A キーを押 し ます。 排出ガ ス記号選択画面が表示 さ れます。 T02636J ឃࠟࠬ⸥ภㆬᛯ↹㕙 アドバイス DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) のバージ ョ ンおよび上位 メ ニ ュ ーで選択 し た内 容によ っ て、 表示 さ れる排出ガス記号は異な り ます。 -7- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 3. 排出ガス記号選択画面で故障診断を行 う 車両の排出ガス記号を選択 し 、 A キーを押 し ます。 シ ス テ ム区分選択画面が表示 さ れます。 T02637J ࠪࠬ࠹ࡓಽㆬᛯ↹㕙 アドバイス DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) のバージ ョ ンおよび上位 メ ニ ュ ーで選択 し た内 容によ っ て、 表示 さ れる シ ス テムは異な り ます。 4. シス テム区分選択画面で故障診断を行 う シ ス テムを選択 し 、 A キーを押 し ます。 故障診断 メ ニ ュ ー画面が表示 さ れます。 T02638J 㓚⸻ᢿࡔ࠾ࡘ↹㕙 アドバイス 車種やシ ス テムによ っ て、 故障診断 メ ニ ュ ー画面に表示 さ れる項目は異な り ます。 -8- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 故障 コ ー ド 読出 故障 コ ー ド と は、 車両の ECU の自己診断機能に よ っ て、 故障の系統や異常な状態を検出 し 、 ユーザや整 備 メ カ ニ ッ ク に知 ら せ る コ ー ド の こ と です。 故障 コ ー ド は、 故障系統毎に分け ら れてい る ため、 故障原因の特定に役立て る こ と がで き ます。 DST-i ト ラ ッ ク ・ バ ス用 ソ フ ト (日野車用) では、 現在の故障 コ ー ド 、 過去の故障 コ ー ド 、 判定中の故障 コ ー ド を表示す る こ と がで き ます。 故障 コ ー ド には以下の種類があ り ます。 故障 コ ー ド の種類 現在 過去 判定中 内 容 現在発生 し てい る と 思われ る 故障 コー ド です。 過去に検出 し た故障 コ ー ド です。 エ ミ ッ シ ョ ン関連で、 故障 コ ー ド 検出には至っ ていないが、 故障の可能性があ る こ と を示す故障 コ ー ド です。 アドバイス 車種やシ ス テムによ っ て、 サポー ト し ている故障 コ ー ド の種類は異な り ます。 1. 故障診断 メ ニ ュ ー画面で 「故障 コ ー ド 」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド メ ニ ュ ー画面が表示 さ れます。 T02638J T02640J 㓚⸻ᢿࡔ࠾ࡘ↹㕙 2. 㓚ࠦ࠼ࡔ࠾ࡘ↹㕙 故障 コ ー ド メ ニ ュ ー画面で 「故障 コ ー ド 読出」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド 表示画面が表示 さ れます。 T02641J 㓚ࠦ࠼␜↹㕙 ߩ㓚ࠦ࠼৻ⷩ -9- 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 3. 故障 コ ー ド 表示画面 (現在の故障 コ ー ド 一覧) で右キーを押 し ます。 タ ブが 「過去」 に切 り 替わ り 、 過去の故障 コ ー ド 一覧が表示 さ れます。 さ ら に故障 コ ー ド 表示画面 (過去の故障 コ ー ド 一覧) で右キーを押 し ます。 タ ブが 「判定中」 に切 り 替わ り 、 判定中の故障 コ ー ド 一覧が表示 さ れ ます。 T02642J T02643J 㓚ࠦ࠼␜↹㕙 ㆊߩ㓚ࠦ࠼৻ⷩ 㓚ࠦ࠼␜↹㕙 ್ቯਛߩ㓚ࠦ࠼৻ⷩ アドバイス 右キー、 左キーで一覧表示を切 り 替え る こ と がで き ます。 車種やシ ス テムによ っ て、 サポー ト し ている故障 コ ー ド の種類は異な り ます。 サポー ト し てい る 故障 コ ー ド の種類のみ タ ブが表示 さ れ、 故障 コ ー ド の一覧を表示す る こ と がで き ます。 4. 故障 コ ー ド 表示画面 (過去の故障 コ ー ド 一覧) で任意の故障 コ ー ド を選択 し 、 A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド 詳細表示画面が表示 さ れます。 T02644J 㓚ࠦ࠼⚦␜↹㕙 㓚ౝኈ - 10 - 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 5. 故障 コ ー ド 詳細表示画面で右キーを押 し ます。 詳細情報 (2 桁のダ イ ア グ コ ー ド ) が表示 さ れます。 T02645J 㓚ࠦ࠼⚦␜↹㕙 ⚦ᖱႎ アドバイス 詳細情報は、 過去の故障 コ ー ド 一覧から し か表示で き ません。 また、 車種やシ ス テムによ っ て、 詳細情報が表示 さ れない場合があ り ます。 故障 コ ー ド メ ニ ュ ー画面に戻るには、 B キーを押 し て 1 画面ずつ戻 っ て く だ さ い。 故障 コ ー ド が記憶 さ れていない場合 ECU に故障 コ ー ド が記憶 さ れていない場合は、 故障 コ ー ド 表示画面に メ ッ セージが表示 さ れます。 T02646J 㓚ࠦ࠼␜↹㕙 - 11 - 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 故障 コ ー ド 消去 ECU に記憶 さ れてい る 故障 コ ー ド を消去す る こ と がで き ます。 1. 故障 コ ー ド メ ニ ュ ー画面で 「故障 コ ー ド 消去」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド 消去画面が表示 さ れます。 T02647J T02648J 㓚ࠦ࠼ࡔ࠾ࡘ↹㕙 2. 㓚ࠦ࠼ᶖ↹㕙 故障 コ ー ド 消去画面で A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド が消去 さ れた後、 消去完了 メ ッ セージが表示 さ れます。 T02649J 㓚ࠦ࠼ᶖቢੌ↹㕙 3. 故障 コ ー ド 消去完了画面で A キーを押 し ます。 故障 コ ー ド メ ニ ュ ー画面に戻 り ます。 - 12 - 2 DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) の操作 作業サポー ト 作業サポー ト では、 DPR 点検やポ ンプ交換時機差学習を実施す る こ と がで き ます。 1. 故障診断 メ ニ ュ ー画面で 「作業サポー ト 」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 作業サポー ト メ ニ ュ ー画面が表示 さ れます。 T02638J T02651J 㓚⸻ᢿࡔ࠾ࡘ↹㕙 2. ᬺࠨࡐ࠻ࡔ࠾ࡘ↹㕙 作業サポー ト メ ニ ュ ー画面で実施する作業サポー ト を選択 し 、 A キーを押 し ます。 「DPR 点検」 を選択 し た場合は、 DPR 点検 メ ニ ュー画面が表示 さ れます。 T02652J &24ὐᬌࡔ࠾ࡘ↹㕙 作業サポー ト メ ニ ュ ー画面か ら 選択可能な機能について説明 し ます。 機 能 DPR 状態表示 DPR 点検 DPR 状態 リ セ ッ ト DPR 強制再生 DPR 差圧モニ タ ポン プ交換時機差学習 内 容 DPR 状態を モニ タ す る こ と がで き ます。 DPR 状態に よ り 、 DPR の点検お よ び洗浄の必要性を確認 し ます。 DPR 状態を リ セ ッ ト す る こ と がで き ます。 DPR を強制的に再生す る こ と がで き ます。 エン ジ ン回転数 と DPR 差圧を確認す る こ と がで き ます サプ ラ イ ポ ンプ を修理、 交換 し た際、 エン ジ ン ECU 内に記録 さ れてい る 学習値を更新す る こ と がで き ます。 アドバイス 車種やシ ス テムによ っ て、 使用で き る機能は異な り ます。 使用で き ない機能は、 メ ニ ュ ーに表示 さ れません。 - 13 - 3 本体設定 3 本体設定 DST-i の設定を変更 し 、 カ ス タ マ イ ズす る こ と がで き ます。 1. メ イ ン メ ニ ュ ー画面で 「本体設定」 を選択 し 、 A キーを押 し ます。 設定 メ ニ ュ ー画面が表示 さ れます。 T02653J T02038J ࡔࠗࡦࡔ࠾ࡘ↹㕙 2. ⸳ቯࡔ࠾ࡘ↹㕙 設定 メ ニ ュ ー画面で設定する項目を選択 し 、 A キーを押 し ます。 選択 し た項目の設定画面が表示 さ れます。 - 14 - 3 本体設定 明る さ 設定 明 る さ 設定では、 画面のバ ッ ク ラ イ ト の輝度を調整す る こ と がで き ます。 1. 明る さ 設定画面で右キーまたは左キーを押 し て希望の明る さ に合わせ、 A キーを押 し て決定 し ま す。 A キーを押 さ ずに B キーを押す と 、 変更はキ ャ ン セル さ れます。 T02654J ࠆߐ⸳ቯ↹㕙 アドバイス 現在設定 さ れている明る さ の数値が画面に表示 さ れます。 ブザー設定 ブザー設定では、 DST-i 操作時のブザー音の有無を設定す る こ と がで き ます。 1. ブザー設定画面で右キーまたは左キーを押 し て希望する設定に し 、 A キーを押 し て決定 し ます。 A キーを押 さ ずに B キーを押す と 、 変更はキ ャ ン セル さ れます。 T02039J ࡉࠩ⸳ቯ↹㕙 アドバイス 現在設定 さ れている ブザー音の ON ・ OFF が画面に表示 さ れます。 - 15 - 3 本体設定 プ リ ン タ 設定 プ リ ン タ 設定では、 DST-i 用モバ イ ルプ リ ン タ ー (以下、 「Bluetooth プ リ ン タ 」) の登録 と テ ス ト 印刷を行 う こ と がで き ます。 アドバイス DST-i ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) では、 Bluetooth プ リ ン タ を使用する こ と はで き ません。 Bluetooth プ リ ン タ は、 DST-i ス タ ン ダー ド ソ フ ト を ご利用時に使用で き ます。 プ リ ン タ 設定については、 DST-i ス タ ン ダー ド ソ フ ト 取扱説明書を参照 し て く だ さ い。 - 16 - 4 エ ラ ーが発生 し た ら 4 エ ラ ーが発生 し た ら 4-1 通信エ ラ ー DST-i ト ラ ッ ク ・ バ ス用 ソ フ ト (日野車用) を使用中に通信エ ラ ーが発生 し た場合、 下記のエ ラ ー メ ッ セージ画面が表示 さ れます。 ㅢାࠛ$ ㅢାࠛ# T02656J T02655J ࠛࡔ࠶ࠫ↹㕙 㧔ᜎุᔕ╵㧕 ࠛࡔ࠶ࠫ↹㕙 㧔ήᔕ╵㧕 通信エ ラ ー が発生 し た と き の対処方法は、 まず A キーを押 し て再試行 し ます。 その結果、 再び通信エ ラ ーが発生 し た場合は、 以下の通 り 、 通信エ ラ ーの発生を確認 し ます。 通信エ ラ ー A 通信エ ラ ー A は、 DST-i か ら の要求に対 し てシ ス テ ム (ECU) が応答 し ない場合に表示 さ れます。 原因 と し ては、 以下が考え ら れます。 ・ 車両のキース イ ッ チ ( イ グ ニシ ョ ン ス イ ッ チ) が ON ではない。 ・ デー タ リ ン ク ケーブルが接続 さ れていない、 ま たは接触不良。 ・ 車両に診断対象のシ ス テ ムが搭載 さ れていない。 ・ DST-i ト ラ ッ ク ・ バ ス用 ソ フ ト (日野車用) が当該のシ ス テ ムに対応 し ていない。 通信エ ラ ー B 通信エ ラ ー B は、 DST-i か ら の要求に対 し てシ ス テ ム (ECU) か ら 拒否応答があ っ た場合に表示 さ れ ます。 原因 と し ては、 以下が考え ら れます。 ・ 実施 し よ う と し てい る 作業に対 し て、 車両側の条件が整っ ていない。 例えば以下の場合が考え ら れます。 メ ーカお よ び車両に よ っ て、 「故障 コー ド 消去」 はエン ジ ン停止中 し か実施で き ない場合があ る が、 作業ガ イ ダ ン ス に従わず、 エン ジ ン回転中に実施 し た場合な ど。 上記を確認 し て も 問題が解消 さ れない場合は、 ご購入店 も し く は最寄 り の株式会社デン ソ ーセールス ま で お問い合わせ く だ さ い。 - 17 - 4 エ ラ ーが発生 し た ら 4-2 画面のフ リ ーズ DST-i ト ラ ッ ク ・ バ ス用 ソ フ ト (日野車用) を使用中に画面が動かな く な っ た場合は、 以下の手順で対処 し ます。 1. DST-i のモー ド ス イ ッ チ を OFF に し ます。 モー ド ス イ ッ チを OFF に し て も 画面の フ リ ーズが解消 さ れない場合は、 ご購入店 も し く は最寄 り の株式会社デン ソ ーセールス ま でお問い合わせ く だ さ い。 2. DST-i のモー ド ス イ ッ チ を ON に し て再起動 し ます。 再起動 し て も 画面の フ リ ーズが解消 さ れない場合は、 ご購入店 も し く は最寄 り の株式会社デン ソ ーセールス ま でお問い合わせ く だ さ い。 - 18 - ト ラ ッ ク ・ バス用ソ フ ト (日野車用) 取扱説明書 初版 2013 年 1 月