Download 取扱説明書 - Honda

Transcript
27
45
46
73
75
10/01/13 14:14:44 30KWNA00 0002 目
1
次
ご
使
用
の
前
に
ご使用の前に
ビジュアル目次
安全運転のために
触媒装置について
2
5
1
3
装備の使いかた
特徴的な装備の使いかた
連動ブレーキシステム
アイドリングストップ・システム
1
4
1
4
1
4
スタンダード装備の使いかた
計器類
表示灯・警告灯
シート
2
0
2
0
2
2
2
3
トランク
書類入れ
携帯工具入れ
グローブボックス
2
4
2
5
2
5
2
6
っ
乗
乗ってみよう!
エンジンのかけかた
スタートするとき
正しい走りかた
2
7
3
1
3
2
停車するとき
燃料の補給
駐車するとき
3
6
3
7
3
9
4
6
4
8
4
9
車両情報
主要諸元・サービスデータ
7
3
さくいん
さくいん
7
5
4
2
4
4
⋮
4
5
メンテナンスについて
メンテナンスを安全に行うために
日常点検・定期点検・簡単なメンテナンス
部品を注文するとき
車のお手入れ
保管
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
こんなときは…
こんなときは…
装
備
使の
い
か
た
日常点検
定期点検
簡単なメンテナンス
5
1
5
2
5
3
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:14:50 30KWNA00 0003 2
1 ビジュアル目次
ご使用の前に
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
冷却水
(P.
6
4)
は外観上見えている
箇所を示します
はメンテナンス部品
項目を表します
は外観上見えていない
箇所を示します
は機能・操作項目を表
します
右ブレーキリザーバタンク
(P.
5
5)
ラジエータリザーバタンク
っ
乗
(P.
6
4)
みて
よ
う
!
右ブレーキレバー(P.
5
5)
連動ブレーキリザーバタンク
(P.
5
5)
後席用ステップ
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
ヘッドライト
オイルレベルゲージ
(P.
5
9)
ガソリン注入口(P.
3
7)
メインスタンド
バッテリ(P.
6
7)
ヒューズ(P.
6
9)
10/01/13 14:14:54 30KWNA00 0004 1 ビジュアル目次
ご使用の前に
3
ご
使
用
の
前
に
サイドスタンド
トランク(P.
2
4)
書類入れ(P.
2
5)
左ブレーキレバー
(P.
5
3)
ヘルメットホルダ(P.
4
1)
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
ストップ・テールランプ
フロントウインカランプ
エアクリーナ(P.
7
0)
グローブボックス
(P.
2
6)
ブリーザドレン(P.
7
1)
タイヤ
こ
ん
とな
き
は
⋮
リヤウインカランプ
みて
よ
う
!
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
後席用ステップ
さ
く
い
ん
10/01/13 14:15:01 30KWNA00 0005 4
ご
使
用
の
前
に
1 ビジュアル目次
ご使用の前に
方向指示器表示灯
(P.
2
2)
装
備
使の
い
か
た
スタンバイ表示灯
方向指示器表示灯
モードスイッチ
(P.
2
0)
っ
(P.
2
2)
ディスプレイ(P.
2
0)
水温警告灯
(P.
2
2)
前照灯上向き表示灯
PGM-FI 警告灯(P.
2
2)
(ハイビームパイロット
ランプ)
(P.
2
2)
メインスイッチ(P.
2
8)
⋮
こ
ん
とな
き
は
は機能・操作項目を表
します
(P.
2
2)
乗
みて
よ
う
!
はメンテナンス部品
項目を表します
速度計(P.
2
0)
燃料タンクリッド/
シートオープナスイッチ
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
(P.
2
3,
3
7)
前照灯上下切換えスイッチ
アイドリングストップモード
ホーンスイッチ
車
両
情
報
(P.
3
2)
方向指示器スイッチ
(P.
3
2)
さ
く
い
ん
シャッター(P.
4
0)
(P.
3
2)
切換えスイッチ
(P.
3
0)
スタータスイッチ
(P.
2
9)
10/01/13 14:15:12 30KWNA00 0006 1 安全運転のために
ご使用の前に
服
装
心のゆとりと正しい服装が安全運転のキメ手です。
道路交通法を守り、あせらずにゆとりを持って落ち着いた運転を心が
けましょう。
運転者と同乗者は乗車時、必ずヘルメット、
保護具および保護性の
高い服を着用してください。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必要な基本的なもので
す。これらの項目をいつもお守りいただき、安全運転を心がけてくださ
い。
●運転者と同乗者は、必ずヘルメットを着用してください。これは、法
令でも定められています。ヘルメットの着用は、あごひもを確実に締
めるなど、正しく行ってください。
ヘルメットは二輪車用で PSC 、SG マークか JIS マークのあるものを
お勧めします。頭にしっくり合って圧迫感のないものをお選びくだ
さい。
●保護具や保護性の高い服を着用してください。
・フェイスシールドまたはゴーグルの使用
・くるぶしまで覆う靴の着用
・摩擦に強い皮製の手袋の着用
・長ズボンと長袖のジャケットの着用
−明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露出の少ないものを着
用してください。
−すその広いズボンや袖口の広いジャケットは、ブレーキ操作な
どの運転動作のじゃまになり思わぬ事故の原因にもなりますの
で避けてください。
ヘルメットを正しく着用していないと、万一の事故の際、
死亡また
は重大な傷害に至る可能性が高くなります。
5
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:15:17 30KWNA00 0007 6
ご
使
用
の
前
に
運転する前に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
1 安全運転のために
ご使用の前に
●日常点検を行ってください。
車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整備を必ず行いましょ
う。
日常点検は、
51ページ参照。
●定期点検を実施してください。
定期点検は、
52ページ参照。
10/01/13 14:15:27 30KWNA00 0008 1 安全運転のために
ご使用の前に
荷
物
荷物を積むと、積まないときにくらべてハンドルの感覚が少し変わり
ますから注意しましょう。積みすぎると、ハンドルがふられ運転を誤ま
ることがありますので、積みすぎに注意しましょう。
●グローブボックスから荷物がはみださないようにしましょう。ハン
ドル操作などに支障をきたすことがあります。
●ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作ができなくなる場合が
あります。物を置かないでください。
●荷物の積載は下記重量までです。
●レンガや鉄片等、固くて重いものをトランクに入れたまま走行しな
いでください。積載重量以内でもトランク本体が損傷する場合があ
ります。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
●荷物は指定の場所以外には積まないでください。カバー等が破損す
ることがあります。
ご
使
用
の
前
に
っ
●ヘッドライトレンズの前を荷物等でさえぎらないでください。過熱
によりレンズが溶けたり、荷物等まで損傷する場合があります。
7
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
グローブボックス: 1.0 kg
トランク: 10.0 kg
さ
く
い
ん
10/01/13 14:15:35 30KWNA00 0009 8
ご
使
用
の
前
に
乗りかた
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
1 安全運転のために
ご使用の前に
●排気ガスには、一酸化炭素などの有害な
成分が含まれています。エンジンは、風通
しの良い場所でかけてください。
●走行中、運転者は両手でハンドルを握り、
両足をフロアに置いてください。
●同乗者は、両足を後席用ステップに置き、
両手でからだを保持してください。運転
者は、同乗者の乗車姿勢を確認してくだ
さい。
●急激なハンドル操作や、片手運転は避け
てください。
これは、すべての二輪車の安全運転の原
則です。
10/01/13 14:15:41 30KWNA00 0010 1 安全運転のために
ご使用の前に
●この車は2人乗りです。同乗者はシート
後部にお乗りください。他の場所には乗
車できません。
なお、同乗者は両足を後席用ステップに
置き、両手でからだを保持してください。
●ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、
火気厳禁で行ってください。
9
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:15:52 30KWNA00 0011 10
1 安全運転のために
ご
使
用
の
前
に
駐
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
車
盗難防止のため、車から離れるときは必ず
ハンドルロックをかけ、キーを抜き、シャッ
ターを閉じてください。
メインスイッチのキーはお持ちください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
●マフラなどが熱くなっています。他の方
が触れることのない場所に駐車しましょ
う。
●エンジン回転中および停止後しばらくの
間はマフラ、エンジンなどに触れないで
ください。
●水平でしっかりした地面の場所に駐車し
てください。
●交通のじゃまにならない安全な場所を選
んで駐車しましょう。
●やむをえず傾斜地、砂利を敷いた所、でこ
ぼこな所、地面の軟らかい所等に駐車せ
ざるを得ないときは、車の転倒・動き出し
のないよう、安全処置に十分留意してく
ださい。
⋮
こ
ん
とな
き
は
ご使用の前に
サイドスタンドでの駐車について
車は水平な場所にハンドルを左にきって駐
車しましょう。
ハンドルを右にきった状態での駐車は、車
が不安定になり、転倒する恐れがあります。
マフラ、エンジンなどは、
エンジン回転
中および停止後しばらくの間は熱くな
っています。このとき、マフラ、エンジ
ンなどに触れるとヤケドを負う可能性
があります。
●エンジン回転中および停止後しばら
くの間はマフラ、エンジンなどに触
れないでください。
●他の方がマフラ、エンジンなどに触
れることのない場所に駐車してくだ
さい。
10/01/13 14:16:03 30KWNA00 0012 1 安全運転のために
ご使用の前に
改
造
●この車は排出ガス規制適合車です。
PCX (EBJ-JF28型)
平成19年排出ガス規制適合車
マフラの純正マークについて
マフラの後部には、Honda純正部品を表す
“HONDA”
マークが刻印されています。
“HONDA”マーク
メインスイッチのキーに
ついて
メインスイッチのキーについているシャッ
ターキーには、シリアルナンバーがありま
す。
このシリアルナンバーは、メインスイッチ
のキーを注文するときに必要になります。
メインスイッチのキーを注文する際は、
Honda販売店にご相談ください。
盗難防止のため、シリアルナンバーは他人
に知られないように保管してください。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
●車の構造や機能に関係する改造は、操縦
性を悪化させたり、排気音を大きくした
り、ひいては車の寿命を縮めることがあ
ります。不正改造は法律に触れることは
勿論、他の迷惑行為となります。
このような改造に起因する場合は、保証
が受けられません。
●この車は平成19年排出ガス規制適合車で
す。
排出ガス濃度を劣化させるような不正改
造は行わないでください。
また、マフラには排出ガスを浄化する触
媒装置が内蔵されています。
他のマフラをこの車に取付けると、排出
ガス規制に適合しなくなる可能性があり
ます。
マフラを交換する場合は、Honda 販売店
にご相談ください。
排出ガス規制について
11
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
シリアルナンバー
さ
く
い
ん
10/01/13 14:16:18 30KWNA00 0013 12
1 安全運転のために
ご
使
用
の
前
に
地球環境の保護について
ご使用の前に
二輪車リサイクルマーク/
リサイクル料金
お車および部品等の廃棄をするとき
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
地球環境を守るため、使用済みのバッテリ
やタイヤ、エンジンオイルの廃油等はむや
みに捨てないでください。これらのものを
廃棄する場合は、Honda 販売店にご相談く
ださい。
また、将来お車を廃車する場合も同様です。
お車の廃棄を希望するときはお近くの廃棄
二輪車取扱店へご相談ください。
廃棄二輪車取扱店
廃棄二輪車取扱店とは(社)全国軽自動車協
会連合会の加盟販売店で廃棄二輪車取扱店
として登録されている廃棄二輪車を適正処
理するための窓口です。廃棄二輪車取扱店
には「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示されて
います。
この車には、二輪車リサイクルマークが車
体に貼付されています。
マークが車体に貼付されている二輪車は、
再資源化するためのリサイクル費用がメー
カー希望小売価格に含まれていますので、
二輪車を廃棄する際は、再資源化に必要な
リサイクル料金はいただきません。
ただし、お車をお客様から廃棄二輪車取扱
店および指定引取場所までの収集・運搬料
金はお客様のご負担となります。収集・運搬
料金については廃棄二輪車取扱店にご相談
ください。
二輪車リサイクルマークは、トランク内に
貼付しています。
二輪車リサイクルマーク
車
両
情
報
廃棄二輪車取扱店の証
さ
く
い
ん
二輪車リサイクルマークの取扱い
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマー
クが必要となります。
マークは車体から、
剥がさないでください。
マークの紛失、破損による再発行および販
売の取扱いはありません。
リサイクルマークの剥がれ等により、リサ
イクルマーク付対象車かどうか不明の場合
は、下記の(財)自動車リサイクル促進セン
ターホームページおよび二輪車リサイクル
コールセンターにてご確認ください。
廃棄二輪車のお取扱いに関しては、最寄の
廃棄二輪車取扱店または下記二輪車リサイ
クルコールセンターまでお問い合わせくだ
さい。
(財)自動車リサイクル促進センターホーム
ページ
http://www.jarc.or.jp/
二輪車リサイクルコールセンター
電話番号 0
33
5
9
88
0
7
5
受付時間 9:
3
0∼1
7
:
0
0
(土日祝日、
年末年始等を除く)
10/01/13 14:16:27 30KWNA00 0014 1 触媒装置について
ご使用の前に
触媒装置について
可燃物には注意を
触媒装置は高温になります。
枯れ草や紙、
油、
木材など燃えやすいものがあるところには
駐停車しないでください。
不適切な取扱いの例
●走行中にメインスイッチのキーを操作す
ること。
●エンジンを止めるとき、空ぶかし直後に
メインスイッチのキーを切ること。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
触媒装置が損傷したまま使用すると排出ガ
ス濃度を劣化させるだけではなく、この車
本来の性能を発揮できなくなりますので次
のことをお守りください。
●燃料は必ず無鉛ガソリンをご使用くださ
い。
●定められた点検整備を実施してください。
●点火系、充電系、燃料系の不調は触媒装置
に大きく影響を与えますので、エンジン
不調を感じたときはただちに Honda 販
売店で点検を受けてください。
ご
使
用
の
前
に
っ
触媒装置の働き
この車のマフラには、触媒装置が内蔵され
ています。
触媒装置の働きにより、排出ガスに含まれ
る一酸化炭素( CO )、
炭化水素( HC )、窒素酸
化物( NOx )の3つの有害物質の排出量を
低減します。
触媒装置を大切に
不適切な取扱いをすると触媒温度が異常に
高くなり焼損するおそれがありますので、
次のような取扱いはしないでください。
13
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:16:37 30KWNA00 0015 14
2 特徴的な装備の使いかた
ご
使
用
の
前
に
連動ブレーキシステム
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
装備の使いかた
●左ブレーキレバーを操作すると後輪ブレ
ーキが作動するとともに前輪ブレーキが
作動します。
●右ブレーキレバーを操作すると前輪ブレ
ーキが作動します。
ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレー
キレバーを同時に使いましょう。制動力を
効果的に得るためには、右ブレーキレバー
と左ブレーキレバーを同時に使う必要があ
ります。
アイドリングストップ・シス
テム
アイドリングストップ・システムとは
アイドリングストップ・システムは、信号待
ち等の停車時にアイドリングストップ(エ
ンジンを停止)することで燃料消費の低減
および騒音の抑制を目的としたものです。
●スロットルグリップを戻し、車が停止す
るとアイドリングストップします。
この時ヘッドライトは減光します。
●スタンバイ表示灯の点滅によりアイドリ
ングストップ状態であることを知らせま
す。
●スロットルグリップを回すことにより、
エンジンが再始動します。
アイドリングストップモード切換えスイッ
チにより、車が停止してもアイドリングス
トップしない状態にもできます。
(スイッチの操作は、
30ページ参照)
アイドリングストップ・システムが作
動しエンジンが停止した状態でもヘッ
ドライトは点灯しています。
バッテリが弱っている際にこの状態が
続くと、バッテリがあがって再始動で
きなくなるおそれがあります。バッテ
リが弱っている時は、アイドリングス
トップモード切換えスイッチを
“ IDLING ”
にし、
アイドリングストップ
しないようにしてください。
また、
お早
めに Honda 販売店でバッテリの点検・
交換を行ってください。
バッテリの点検は6か月ごとに Honda 販
売店で行ってください。
10/01/13 14:16:48 30KWNA00 0016 2
アイドリングストップ・システムが
作動する条件
アイドリングストップ・システムが作動す
るためには、いくつかの条件が必要です。次
の項目を守り正しくお使いください。
1
走行する前に
2
停車したとき
●スロットルグリップを全部、戻してくだ
さい。
スロットルグリップを回しているとアイ
ドリングストップしません。
エンジンを再始動させるとき
●スタンバイ表示灯の点滅を確認してくだ
さい。
●スタンバイ表示灯が点滅していないとス
ロットルグリップを回しても、エンジン
は再始動しません。
●アイドリングストップ状態で着座してい
ないときはスタンバイ表示灯は消灯し、
約3分以上着座していないとアイドリン
グストップ・システムは解除され、ヘッド
ライトが消灯します。
●アイドリングストップ状態でサイドスタ
ンドを出すとアイドリングストップ・シ
ステムが解除されます。
●スタンバイ表示灯が消灯した状態で再始
動するときは、ブレーキレバーを握り、ス
タータスイッチを押してください。
(エンジンの始動は、
27ページ参照)
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
上記の状態で走行(車速1
0km/h 以上)する
とアイドリングストップ・システムが作動
します。
3
15
っ
●エンジンの暖機を行ってください。
エンジンが冷えた状態ではアイドリング
ストップ・システムは作動しません。
●アイドリングストップモード切換えスイ
ッチを“IDLING STOP”にしてください。
●正しい姿勢で乗車してください。
シートに荷重がかかっていないと作動し
ない構造になっています。
●車を完全に停止してください。
速度が0 km/h にならないとアイドリン
グストップしません。
装備の使いかた
特徴的な装備の使いかた
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:16:56 30KWNA00 0017 16
2 特徴的な装備の使いかた
ご
使
用
の
前
に
アイドリングストップ・システムを安全に
使用するために次の項目をお守りください。
装
備
使の
い
か
た
●アイドリングストップ・システムが作動
している状態で車から離れないでくださ
い。
車から離れるときは必ず、キーを抜いて
ください。
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
装備の使いかた
●アイドリングストップ・システムが作動
しているとき、手や体をシートに押し付
けたり、シートの上に荷物を載せるなど、
乗車以外でシートに荷重をかけないでく
ださい。
乗車以外でも、シートに荷重がかかった
状態でスロットルグリップが回ると、エ
ンジンが再始動します。
●シートロックができない、またはロック
しづらいようなトランクへの荷物等の積
載はしないでください。
また、
シートとト
ランクの間に荷物等を挟まないでくださ
い。
10/01/13 14:17:09 30KWNA00 0018 2
装備の使いかた
特徴的な装備の使いかた
故障と思われる前に
こんなときは、故障ではありません。お買い上げのHonda販売店に持ち込む前に次のことを調べてみましょう。
処置をしても症状が改善されない場合は、お買い上げのHonda販売店へご相談ください。
症
状
車は停止していますか。
アイドリングストップ(エ
ンジンが停止)しない。
スロットルグリップを回してはいま
せんか。
一度、走行しましたか。
PGM-FI 警告灯が点灯していません
か。
エンジンが冷えている状態ではアイドリングストップ・システムは作
動しません。エンジンの暖機を行ってください。
速度が0 km/h にならないとアイドリングストップ・システムは作動し
ません。
完全に停止してください。
スロットルグリップを回しているとアイドリングストップ・システム
は作動しません。スロットルグリップを全部戻してください。
エンジンを始動したあと、走行(車速10km/h 以上)
しないとアイドリン
グストップ・システムは作動しません。一度、走行してください。
シートに荷重がかかっていないとアイドリングストップ・システムが
作動しない構造になっています。正しい姿勢で座ってください。
トランク内に荷物等を入れ過ぎるとシートが押し上げられ、アイドリ
ングストップ・システムが作動しない場合があります。
このようなとき
は荷物等を取り出してください。
PGM-FI 警告灯が点灯している状態では、エンジン保護のためアイドリ
ングストップ(エンジンが停止)しません。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
シートに正しい姿勢で座っています
か。
トランク内に荷物等を入れ過ぎては
いませんか。
処 置
アイドリングストップモード切換えスイッチを“ IDLING STOP ”
にし
てください。
ご
使
用
の
前
に
っ
確認してください
アイドリングストップモード切換え
スイッチは“ IDLING STOP ”になっ
ていますか。
エンジンは冷えていませんか。
17
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:17:19 30KWNA00 0019 18
ご
使
用
の
前
に
2 特徴的な装備の使いかた
装備の使いかた
症
状
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
スロットルグリップを回し
てもエンジンが始動しない。
確認してください
スタンバイ表示灯は点滅しています
か。点滅していないときは下記の項
目を確認してください。
シートに正しい姿勢で座っています
か。
トランク内に荷物等を入れ過ぎては
いませんか。
サイドスタンドは格納されています
か。
アイドリングストップモード切換え
スイッチは“ IDLING ”になっていま
せんか。
処 置
スタンバイ表示灯が点滅していないときは下記の処置を行ってくださ
い。
シートに荷重がかかっていないとアイドリングストップ・システムが
作動しない構造になっています。また、
約3分以上シートに荷重がかか
っていないとシステムは解除します。
正しい姿勢で座ってください。
トランク内に荷物等を入れ過ぎるとシートが押し上げられ、アイドリ
ングストップ・システムが作動しない場合があります。
このようなとき
は荷物等を取り出してください。
アイドリングストップ中にサイドスタンドを出すと、アイドリングス
トップ・システムは解除されます。
ア イ ド リ ン グ ス ト ッ プ 中 に“ I D L I N G ”に す る と 、ア イ ド リ ン グ
ストップ・システムは解除されます。
10/01/13 14:17:25 30KWNA00 0020 2
症 状
スタンバイ表示灯は点滅し
ているがスロットルグリッ
プを回してもエンジンが始
動しない。
確認してください
装備の使いかた
特徴的な装備の使いかた
処 置
スロットルグリップを回してもエンジンが始動しない場合はバッテリ
コード端子の緩み、
バッテリあがりが考えられます。
このようなときは、
バッテリコード端子に緩みがないか点検してください。バッテリがあ
がっていたら充電または、交換をしてください。
(バッテリの取付け、
取
外しは68ページ参照)
19
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:17:34 30KWNA00 0021 20
ご
使
用
の
前
に
2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
計器類
モードスイッチ
速度計
(スピードメータ)
水温警告灯
装
備
使の
い
か
た
方向指示器
表示灯
方向指示器
表示灯
っ
メインスイッチのキーを“ ON ”の位置にす
ると、
速度計(スピードメータ)の指針は、一
度最高目盛に振れた後、
“0”に戻ります。
乗
みて
よ
う
!
スタンバイ
表示灯
ディスプレイ
前照灯上向き表示灯
(ハイビームパイロットランプ)
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
モードスイッチ
積算距離計(オドメータ)、区間距離計(トリ
ップメータ)の表示切換え(21ページ)、区間
距離計(トリップメータ)のリセット(2
1ペ
ージ)
に使用します。
初期表示
メインスイッチのキーを“ ON ”の位置にす
ると、すべての表示があらわれます。
このとき表示されない部分がある場合は、
お買い上げの Honda 販売店で点検を受け
てください。
PGM-FI 警告灯
⋮
こ
ん
とな
き
は
速度計(スピードメータ)
走行中の速度を示します。法定速度を守り
安全走行してください。
ディスプレイ
積算距離計(オドメータ)
、
区間距離計
(トリ
ップメータ)
、
燃料計の表示を行います。
安全運転に支障をきたすおそれがあります
ので走行中はモードスイッチの操作は行わ
ないでください。
初期表示
10/01/13 14:17:45 30KWNA00 0022 2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
表示の切換え
モードスイッチを押すごとに表示が下図の
ように変わります。
積算距離計(オドメータ)
走行した総距離をkmの単位で示します。
モードスイッチ
モードスイッチ
燃料計
燃料タンク内のガソリンの量を示します。
ガソリンが減ってくるとFから順にマーク
が消灯していきます。
サイドスタンド状態では正確な表示はしま
せん。ガソリンの量を確認するときは車体
を垂直にして行ってください。
マークが1つになったときは早めにガソリ
ンを補給してください。
このときの燃料残量 : 約 1.5
積算距離計
さらに燃料タンク内のガソリンの量が減っ
てくるとマークが点滅します。
燃料計
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
マーク
ご
使
用
の
前
に
っ
区間距離計(トリップメータ)
メータをリセット(“0”に戻す)した時点か
らの走行距離を示します。
区間距離計のリセット
“ TRIP ”の状態でモードスイッチを2秒以
上押し続けます。
21
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
区間距離計
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/05/12 12:41:28 30KWNA00 0023 22
2 スタンダード装備の使いかた
ご
使
用
の
前
に
表示灯
警告灯
方向指示器表示灯
方向指示器スイッチを操作させると方向指
示器ランプと同時に表示灯が点滅し、作動
を表示します。
PGM-FI警告灯
メインスイッチが“ ON ”のとき PGM-FI シ
ステムに異常があると点灯します。
PGM-FI 警告灯が点灯した場合は高速走行
を避け、ただちに Honda 販売店にご相談く
ださい。
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
前照灯上向き表示灯(ハイビームパイロッ
トランプ)
照射角が上向きのときに点灯します。
スタンバイ表示灯
エンジン停止中にスタンバイ表示灯が点滅
している場合はアイドリングストップ・シ
ステムが作動していることを知らせます。
(14ページ参照)
PGM-FI 警告灯は、メインスイッチを
“ ON ”にすると点灯し数秒後に消灯す
るのが正常です。
水温警告灯
メインスイッチが“ ON ”のとき、エンジン
冷却水の温度が規定以上になると点灯しま
す。
エンジン回転中に点灯した場合、オーバー
ヒートのおそれがあります。ただちに安全
な場所に停車してください。
処置手順は、
4
5ページ参照。
水温警告灯が点灯したまま、走行を続
けるとエンジン故障の原因となります。
⋮
こ
ん
とな
き
は
装備の使いかた
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
アイドリングストップ状態で着座していな
いときはスタンバイ表示灯は消灯し、約3
分以上着座していないとアイドリングスト
ップ・システムは解除され、ヘッドライトが
消灯します。
高温下での長時間にわたるアイドリン
グにより、警告灯が点灯する場合があ
ります。
この場合は、
走行してエンジン
を冷やすか、またはエンジンが冷える
まで停止してください。
10/01/13 14:18:03 30KWNA00 0024 2
シート
開けかた
シート
1
2
3
SEAT/FUEL
メインスイッチ
燃料タンクリッド/
シートオープナスイッチ
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
シートをおろし、シート後部を上から押し
てロックします。シートをもち上げ、ロック
がかかったかを確認します。
ロックをかけないで走行すると、走行に支
障をきたすことがあります。
キーをトランク内に置き忘れた状態で
シートを下げると、自動的にロックさ
れ、キーを取出すことができなくなり
ますのでご注意ください。
23
っ
ハンドルを直進状態にします。
メインスイッチのキーをメインスイ
ッチに差し込み、
“ SEAT/FUEL ”の位
置にします。
燃料タンクリッド/シートオープナ
スイッチの“ SEAT ”を押して、シー
トロックを解除し、シートを開けま
す。
閉じかた
メインスイッチの
キー
装備の使いかた
スタンダード装備の使いかた
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:18:15 30KWNA00 0025 24
2 スタンダード装備の使いかた
ご
使
用
の
前
に
トランク
装備の使いかた
ヘルメット
トランク
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
シートの下にトランクがあります。
トランクへの最大荷物重さ: 10.0 kg
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
●シートは、シートロックを解除して開け
ます。
(2
3ページ参照)
●シートを閉めた後、完全にシートのロッ
クがかかったかを確かめてください。
ロックをかけないで走行すると、走行に
支障をきたすことがあります。
●トランク内に荷物等を入れ過ぎるとシー
トが押し上げられ、アイドリングストッ
プ・システムが作動しない場合がありま
す。このようなときは荷物等を取り出し
てください。
トランク内にヘルメットを収納する場合は、
ヘルメットの前側をトランク前方に向けて
収納してください。
●キーをトランク内に置き忘れた状態
でシートを下げると、自動的にロッ
クされ、キーを取出すことができな
くなりますのでご注意ください。
●トランク内はエンジンの熱で温度が
高くなります。熱の影響を受け易い
用品、食料品または可燃性のものは
入れないでください。
●貴重品やこわれ易いものは入れない
でください。
●洗車時等、内部に水が入ることがあ
ります。大切なものを入れる場合は
ご注意ください。
●トランク内にはヘルメット種類や形
状、大きさなどにより、
一部収納でき
ない場合があります。
10/01/13 14:18:22 30KWNA00 0026 2 スタンダード装備の使いかた
装備の使いかた
書類入れ
ビニール袋
携帯工具入れ
携帯工具
取扱説明書
25
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
トランクの中に携帯工具入れがあります。
取扱説明書やメンテナンスノートなどは、
ビニール袋に入れ、ここに格納してくださ
い。
携帯工具は上図のように収納して、ここに
格納してください。
⋮
トランクの中に書類入れがあります。
こ
ん
とな
き
は
洗車時、強く水をかけないでください。
内部に水が入ることがあります。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:18:32 30KWNA00 0027 26
2 スタンダード装備の使いかた
ご
使
用
の
前
に
グローブボックス
装
備
使の
い
か
た
装備の使いかた
ノブを引き、グローブボックスカバーを開
けます。
カバー
閉じかた
っ
グローブボックスカバーを押し込みます。
しっかり閉まっているか確認してください。
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
開けかた
グローブボックスから荷物がはみださない
ようにしましょう。ハンドル操作などに支
障をきたすことがあります。
ノブ
ハンドル左下にグローブボックスがありま
す。
グローブボックスの最大荷物重さ :1.0 kg
●貴重品やこわれ易いものは入れない
でください。
●洗車時等、内部に水が入ることがあ
ります。大切なものを入れる場合は
ご注意ください。
10/01/13 14:18:44 30KWNA00 0028 3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
慣らし運転について
適切な慣らし運転を行うと、その後のお車
の性能を良い状態に保つことができます。
この車は乗り始めてから500kmを走行する
までは急発進、急加速を避け控えめな運転
をしてください。
エンジンのかけかた
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成
分が含まれています。エンジンは、風通しの
良い場所でかけてください。
エンジン始動は、
28∼3
0ページの「始動手
順」に従い行ってください。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
エンジンをかけるときには、スロット
ルを全開にしないでください。
スロットルを全開にしてエンジンを始
動しようとすると、PGM-FIユニットが
燃料の供給を停止します。
ご
使
用
の
前
に
っ
●エンジンをかける前に、オイル、ガソリン
などの点検をしましたか。
必ず点検を行ってください。
(日常点検は、
51ページ参照)
●エンジンをかけるときは、必ずメインス
タンドを立ててください。
●この車には、サイドスタンドを出したま
まではエンジンがかからないイグニッシ
ョンカットオフ式サイドスタンドを採用
しています。エンジンをかける前に、必ず
サイドスタンドを格納してください。
また、エンジンがかかっているときにサ
イドスタンドを使用すると、エンジンが
止まります。サイドスタンドは、エンジン
を止めてから使用してください。
●急な飛び出しを防ぐために始動時は、必
ず左ブレーキレバーを強く握った状態で
行ってください。
●左ブレーキレバーを強く握った状態でな
いとスタータモータは回転しません。
●スタータスイッチを押して5秒以内
でエンジンがかからないときは、一
度メインスイッチを“ OFF ”
に戻して
1
0秒以上待ってから再始動してくだ
さい。
これはバッテリ電圧を回復させるた
めです。
●無用の空ぶかしや長時間の暖機運転
はしないでください。ガソリンの無
駄使いになるばかりでなく、エンジ
ン等に悪影響を与えます。
●万一転倒した場合は、最初にメイン
スイッチを“ OFF ”にしてください。
再度、走行を行う際は、
各部の損傷状
態や、走行に支障が無いかを十分に
確認してください。
27
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:18:56 30KWNA00 0029 28
ご
使
用
の
前
に
3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
始動手順
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
この車にはオートチョークが装備されていますのでエンジンが冷えて
いるとき、暖まっているときにかかわらず以下の始動手順に従ってく
ださい。
1.メインスイッチを
“ON”
にします。
2.左ブレーキレバーを強く握ります。
メインスイッチ
メインスイッチ
みて
よ
う
!
⋮
車
両
情
報
LOCK
OFF
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
SEAT/FUEL
ON
SEAT/
FUEL
ON
OFF
SHUT
LOCK
SHUT
さ
く
い
ん
エンジンを停止した状態でメインスイッチを“ ON ”にしたまま、
長時間放置しないでください。
バッテリあがりの原因となります。
ハンドルがロックさ
れます。キーの抜き
差しができます。
エンジン停止位置で
す。
キーの抜き差しがで
きます。
シート、燃料タンク
リッドを開けること
ができます。
エンジンはかかりま
せん。
キーは抜けません。
(23、
3
7ページ参照)
エンジンがかかりま
す。
キーは抜けません。
メインスイッチのシ
ャッターが閉じてい
ます。
(40ペ ー ジ 参
照)
10/01/13 14:19:03 30KWNA00 0030 3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
3.スロットルグリップを完全に閉じ、スタータスイッチを押
します。
エンジンがかかったらすぐに、スタータスイッチから手をはなしてく
ださい。
●長時間ご使用にならなかった場合や、ガス欠をしたときにガソリン
を補給してもエンジンがかかりにくいことがあります。このような
ときは、スロットルグリップを回さずにスタータスイッチを普段よ
り多目に使用してください。
バッテリあがりを防ぐため、スタータモータは連続して15秒以上回
さないでください。
1
5秒以上回してもエンジンが始動しなかったときは、一度メインス
イッチを“OFF”
に戻して10秒以上待ってから再始動してください。
29
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
スタータスイッチ
エンジンが回転しているときスタータスイッチを押さないでくだ
さい。エンジンに悪影響を与えます。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
左ブレーキを強く握った状態でないとエンジンはかかりません。
さ
く
い
ん
10/01/13 14:19:09 30KWNA00 0031 30
ご
使
用
の
前
に
3 エンジンのかけかた
乗ってみよう!
アイドリングストップ・システムを作動させるとき
装
備
使の
い
か
た
アイドリングストップモード切換えスイッチを“ IDLING STOP ”にし
ます。
アイドリングストップ
モード切換えスイッチ
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
アイドリングストップモード切換えスイッチ
IDLING STOP
アイドリングストップ・システム作動
IDLING
アイドリングストップ・システム解除
アイドリングストップ・システムの詳細は14ページ参照
10/01/13 14:19:20 30KWNA00 0032 3 スタートするとき
31
3.左ブレーキレバーを放し、スロットルグリップをゆっくり
回せば、
車はゆっくりと走り出します。
ご
使
用
の
前
に
乗ってみよう!
スタートするとき
スタート
1.メインスタンドを外します。
装
備
使の
い
か
た
っ
●左ブレーキレバーを強く握ったまま、車を前に押してメインスタン
ドを外してください。
エンジンをかけてから走り出すまではエンジンの回転をむやみにあ
げないでください。
乗車する前に、サイドスタンド、メインスタンドは完全に納まってい
るか確認してください。
●スロットルグリップをいきなり手前に回すと急加速して危険です。
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
2.乗車します。
●車の左側から乗車し、シートにしっかりと腰をおろします。このとき
足を地面につけて、倒れないようにしてください。
乗車してスタートするまでは左ブレーキレバーを強く握ったままに
しておいてください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:19:35 30KWNA00 0033 32
3 正しい走りかた
ご
使
用
の
前
に
正しい走りかた
乗ってみよう!
発進
装
備
使の
い
か
た
スタート前に方向指示器スイッチで合図を出し、
後方の安全を
確認してからスタートしましょう。
っ
乗
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
上向き
…遠くを照らしたい場合に使用します。
下向き
…対向車のあるとき、市街地走行など上向きが不適当なときは、
下
向きにしてください。
昼間は、下向き(ロービーム)に点灯しましょう。
みて
よ
う
!
車
両
情
報
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
ホーンスイッチ
方向指示器スイッチ
メインスイッチのキーを“ ON ”にしてスイッチを入れると、方向指示
器が作動します。
解除は、方向指示器スイッチを押して行います。
メインスイッチが“ ON ”のとき、ホーンスイッチを押すとホーンが鳴
ります。
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
……右に曲がるときに操作します。
……左に曲がるときに操作します。
方向指示器スイッチは、自動的に解除しません。使用後は、必ず解
除してください。つけたままにしておくと他の方に迷惑となりま
す。
方向指示器スイッチ
さ
く
い
ん
ホーンスイッチ
10/01/13 14:19:47 30KWNA00 0034 3 正しい走りかた
乗ってみよう!
速度調整
ブレーキのかけかた
ブレーキは、右ブレーキレバーと左ブレーキレバーを同時に使
いましょう。
回す…速度が速くなる。
ゆっくり回しましょう。
登り坂ではスロットルグリップを徐々に回して力をつけましょ
う。
戻す…速度が遅くなる。
すばやく戻しましょう。
制動力を効果的に得るためには、右ブレーキレバーと左ブレーキレバ
ーを同時に使う必要があります。
●スロットルグリップを戻してから、ブレーキレバーを握りましょう。
●
“はじめやんわり、あときつく”がブレーキの上手なかけかたです。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
速度調整は、
スロットルグリップで行います。
33
乗
みて
よ
う
!
回す
戻す
左ブレーキレバー
右ブレーキレバー
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:19:57 30KWNA00 0035 34
ご
使
用
の
前
に
不必要な急ブレーキは避けましょう。
急激なブレーキ操作は、タイヤをロックさ
せ車体の安定性を損なうおそれがあります。
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
3 正しい走りかた
乗ってみよう!
●雨天走行や路面が濡れている場合、タイ
ヤがロックしやすく、制動距離が長くな
ります。スピードを落として、余裕をもっ
たブレーキ操作をしてください。
雨の日は、とくに慎重に走りましょう。
●雨の日や路面がぬれているところでは、
晴天時よりブレーキ停止距離が長くなり
ます。速度を落として走り、早めにブレー
キをかけるなど余裕をもって操作しまし
ょう。
●下り坂では、スロットルグリップを戻し
て速度に応じてブレーキをかけながらゆ
っくり走りましょう。
●連続的なブレーキ操作は、ブレーキ部の
温度上昇の原因となり、ブレーキの効き
が悪くなるおそれがありますので避けて
ください。
●水たまりを走行した後や雨天走行時には、
ブレーキの効き具合が悪くなることがあ
ります。
水たまりを走行した後などは、安全な場
所で周囲の交通事情に十分注意し、低速
で走行しながらブレーキを軽く作動させ
て、ブレーキの効き具合を確認してくだ
さい。
もし、
ブレーキの効きが悪いときは、
ブレーキを軽く作動させながらしばらく
低速で走行して、ブレーキのしめりを乾
かしてください。
●雪道や凍った道はすべりやすいので十分
に気をつけて、ゆっくり走りましょう。
10/01/13 14:20:08 30KWNA00 0036 3 正しい走りかた
乗ってみよう!
アイドリングストップモード切換えスイッチが
“IDLING STOP”のとき
●車が完全に停車し、スロットルグリップを全部戻した状態にすると、
数秒後にアイドリングストップします。
●このとき、スタンバイ表示灯が点滅して、アイドリングストップ状態
であることを知らせます。
●着座していないとエンジンは再始動しません。
●エンジンが再始動すると前照灯(ヘッドライト)
が明るくなります。
●エンジンが始動したことを確認してください。
●坂道等でのスタートは車が動きだす感触を確認してからブレーキレ
バーを放してください。
35
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
スタンバイ表示灯
●アイドリングストップしているときは、前照灯(ヘッドライト)が暗
くなります。
(消灯はしません)
⋮
こ
ん
とな
き
は
アイドリングストップ状態で長時間停止しているとバッテリあが
りの原因となります。
再スタートするとき
●スロットルを回すとエンジンが再始動します。
●アイドリングストップ状態でアイドリングストップモード切換えス
イッチを“IDLING”
にするとシステムが解除します。
●スロットルグリップを回してもエンジンが始動しない場合はバッテ
リコード端子の緩み、バッテリあがりが考えられます。
バッテリコー
ド端子に緩みがないか点検してください。バッテリがあがっていた
ら充電または、交換をしてください。
(バッテリの取付け、取外しは6
8ページ参照)
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:20:21 30KWNA00 0037 36
3 停車するとき
ご
使
用
の
前
に
停車するとき
乗ってみよう!
メインスイッチのキーを“ SEAT/FUEL ”や“ OFF ”、
“ LOCK ”の位置にす
ると電気系統は作動しません。走行中にメインスイッチのキーを操作
すると思わぬ事故につながるおそれがありますので必ず停車してから
操作してください。
止まりかた
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
止まる地点が近づいたら
●早めに方向指示器スイッチで合図を出し、後方や側方の車に注意し、
徐々に左に寄りましょう。
●スロットルグリップを戻して、早めに左・右のブレーキレバーを引き
ブレーキをかけましょう。
制動灯(ストップランプ)が点灯し、後車への合図になります。
みて
よ
う
!
左ブレーキレバー
右ブレーキレバー
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
完全に車が止まったら
方向指示器スイッチを戻し、メインスイッチのキーを“ OFF ”の位置に
してエンジンを止めます。
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでください。
OFF
左側におりて、
平らな場所でスタンドを立てましょう。
●交通のじゃまにならない平坦で足場のしっかりした場所を選び、ス
タンドを立てましょう。不安定な場所では車が倒れることがありま
す。
●メインスタンドを使用する場合は、左手でハンドルをまっすぐにし
て、右手でグラブレールをしっかり持ち右足でスタンドを左右同時
に地面につけて、立てましょう。
10/01/13 14:20:36 30KWNA00 0038 3 燃料の補給
乗ってみよう!
使用燃料
補給のしかた
無鉛レギュラーガソリン
1
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁で行ってください。
2
装
備
使の
い
か
た
乗
メインスイッチ
みて
よ
う
!
燃料タンクリッド
SEAT/FUEL
こ
ん
とな
き
は
⋮
ガソリンは、燃えやすくヤケドを負ったり、爆発して重大な傷害に
至る可能性があります。
ガソリンを取扱う場合は、
●エンジンを止めてください。また、裸火、火花、熱源などの火元を
遠ざけてください。
●燃料補給は、必ず屋外で行ってください。
●こぼれたガソリンは、すぐに拭き取ってください。
身体に帯電した静電気の放電による火花により、気化したガソリ
ンに引火し、ヤケドを負う可能性があります。
ガソリンを補給するときは、
●燃料タンクキャップを開ける前に車体や給油機などの金属部分
に触れて身体の静電気を除去してください。
●給油作業は静電気を除去した人のみで行ってください。
ご
使
用
の
前
に
っ
●必ず無鉛ガソリンを補給してください。
補給するときは、無鉛ガソリンであることを確認してください。
有鉛ガソリンを補給すると、触媒装置などを損ないます。
●高濃度アルコール含有燃料を補給すると、エンジンや燃料系な
どを損傷する原因となります。
●軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソリン)などを補給した
り、不適切な燃料添加剤を使うと、エンジンなどに悪影響を与え
ます。
メインスイッチのキーをメインスイッチに差し込み“ SEAT/
FUEL”の位置にします。
燃料タンクリッド/シートオープナスイッチの“ FUEL ”を押し
て、
燃料タンクリッドを開け、燃料タンクキャップを左に回して
開けます。
37
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
メインスイッチのキー
FUEL
燃料タンクリッド/
シートオープナスイッチ
さ
く
い
ん
10/01/13 14:20:42 30KWNA00 0039 38
ご
使
用
の
前
に
3 燃料の補給
乗ってみよう!
3
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
ガソリンを注入口の下側にあるレベルプレート下端まで入れま
す。
ガソリンをレベルプレート下端以上に入れると、燃料タンクキャップ
のブリーザ孔からガソリンがにじみ出ることがあります。
4
5
燃料タンクキャップを右に回し、タンクキャップの“△”マーク
とキャップ下の“△”マークが合うところまで確実に回します。
燃料タンクリッドを閉じます。
燃料タンクキャップ
⋮
こ
ん
とな
き
は
レベルプレート
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
“△”マーク
さ
く
い
ん
10/01/13 14:20:54 30KWNA00 0040 3 駐車するとき
乗ってみよう!
ハンドルロック
かけかた
盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドルロックをかけ、メインス
イッチのキーを抜き、シャッターを閉めておきましょう。
チェーンロック等のご使用もおすすめします。
1
2
かけかた
ハンドルロック
ハンドルを左または右にいっぱいにきります。
メインスイッチのキーをいっぱいまで押し込み、
“ OFF ”から
“LOCK”
の位置まで回します。
ロックがかかりにくい場合は、多少ハンドルを左右に動かしてくださ
い。
メインスイッチのキーをいっぱいまで押し込み、
“ LOCK ”から“ OFF ”
に回すとロックが解除されます。
回す
●“ LOCK ”
の位置で、ハンドルが確実にロックされているか、ハン
ドルを左右に軽く動かして確認してください。
●交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐車しましょう。
押す
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
回す
ご
使
用
の
前
に
っ
外しかた
押す
39
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
外しかた
メインスイッチのキー
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:21:04 30KWNA00 0041 40
3 駐車するとき
ご
使
用
の
前
に
シャッター
装
備
使の
い
か
た
乗ってみよう!
閉じかた
盗難やいたずら防止のため、メインスイッチにシャッターを装備して
います。車から離れるときは、シャッターを閉じましょう。
シャッターキー
ツマミ
メインスイッチのキー
っ
乗
みて
よ
う
!
突起部
OPEN
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
SHUT
開けかた
⋮
こ
ん
とな
き
は
溝
メインスイッチのキーについているシャッターキーの突起部を溝にあ
わせて差し込み、
“OPEN”の位置まで回します。
メインスイッチのキーを抜き、ツマミを上方に動かして閉じます。
また、メインスイッチのキーについているシャッターキーの突起部を
溝にあわせ差し込み、
“ SHUT ”の位置まで回すことで閉じることもで
きます。
10/01/13 14:21:12 30KWNA00 0042 3 駐車するとき
乗ってみよう!
ヘルメットホルダ
かけかた
ヘルメットホルダ
1
2
3
シートを開けます。
(2
3ページ参照)
ヘルメットホルダワイヤをヘルメットのあごひもの金具に通し、
ヘルメットホルダにかけます。
ヘルメットホルダワイヤは、携帯工具の中にあります。
シートをおろし、シート後部を上から押してロックします。
シートをもち上げ、ロックがかかったかを確認します。
シートを開けて、ヘルメットを取外します。
キーをトランク内に置き忘れた状態でシートを下げると、自動的
にロックされ、キーを取出すことができなくなりますのでご注意
ください。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
ヘルメットホルダは、駐車時のみに使用するものです。
走行時に使用すると、ヘルメットが運転を妨げたり、車体に損傷を与え
ることがあります。また、ヘルメットに損傷を与え保護機能を低下させ
ます。
ご
使
用
の
前
に
っ
外しかた
41
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:21:19 30KWNA00 0043 42
3 車のお手入れ
ご
使
用
の
前
に
車のお手入れ
洗車のしかた
お車を定期的に清掃することは、品質や性能を維持するために大切な
作業です。
普段見逃しがちな異常の発見にもつながります。
1
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
乗ってみよう!
また、海水や路面凍結防止剤などに含まれる塩分は、車体のサビを促進
します。
海岸付近や凍結防止剤を散布した路面を走行した後は必ず洗車してく
ださい。
水を流しながら柔らかい布やスポンジで汚れを落としてくださ
い。
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
十分な水で洗剤を洗い
流してください。
2
柔らかい布で拭きあげてください。車体を乾燥させた後、
ブレー
キレバーやスタンドの取付け部へ注油し、
その後、
車体の腐食を
防ぐため、ワックスがけを行ってください。
10/01/13 14:21:28 30KWNA00 0044 3 車のお手入れ
乗ってみよう!
●洗車は、エンジンが冷えているときに行ってください。
●高圧洗車機などのような車体に高い水圧がかかる洗車は避けてくだ
さい。
特に可動部や電装部品等にかかると、作動不良や故障の原因となる
ことがあります。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
●洗車時、
マフラに水を入れないでください。
マフラ内部に水がたまる
と始動不良やサビの発生などの原因になることがあります。
●洗車時、
ブレーキの制動部分に水をかけないようにしてください。
水
がかかるとブレーキの効き具合が悪くなることがあります。
洗車後は、安全な場所で周囲の交通事情に十分注意し、
低速で走行し
ながらブレーキを軽く作動させて、ブレーキの効き具合を確認して
ください。もし、ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽く作動
させながらしばらく低速で走行して、ブレーキのしめりを乾かして
ください。
●ワックスやケミカル類を使用するときは、ボディの目立たないとこ
ろでくもりやキズ、色むら等が生じないか確認してからご使用くだ
さい。また、ワックス等で強く磨くと塗膜が薄くなったり、色むらが
生じますのでご注意ください。
●洗車直後などにヘッドライト内部がくもることがあります。この場
合、ヘッドライトを点灯することでくもりは徐々に消えていきます。
ヘッドライトの点灯は、エンジンをかけながら行ってください。
●ブレーキディスクやパッドにワックス、オイル等の油脂類が付着し
ないよう注意してください。ブレーキが効かなくなり、
事故の原因に
なる場合があります。
43
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:21:37 30KWNA00 0045 44
3 車のお手入れ・保管
ご
使
用
の
前
に
アルミ部品の取扱い
保
アルミ部品は、塩分などの汚れを嫌います。また、他の金属部品と異な
り、傷がつきやすくなっています。取扱いについては必ず次のことをお
守りください。
お車はできるだけご自宅の敷地内に保管し、屋外に保管する場合はボ
ディカバーをかけてください。
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
乗ってみよう!
管
アルミホイール
●砂入り石鹸や硬いブラシは、傷をつけますので使用しないでくださ
い。
●縁石への乗り上げやすり当てはさけてください。
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
ボディカバーはエンジンやマフラが冷えてからかけてください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
長期間、ご使用にならない場合は次の項目をお守りください。
●大事なお車をサビから守るために、保管する前にワックスがけを行
ってください。また、雨上がりには一度ボディカバーを外し、車体を
乾燥させてください。
●バッテリは自己放電と電気漏れを少なくするため車から取外し、完
全充電して風通しのよい暗い場所に保存してください。もし車に積
−
んだまま保存する場合は○側ターミナルを外してください。
10/01/13 14:21:53 30KWNA00 0046 4 こんなときは…
こんなときは…
オーバーヒートしたとき
3
ラジエータホースなどを点検し、水
漏れがないか確認します。
オーバーヒートの処置手順
1
メインスイッチでエンジンを止めま
す。
2
4
ご使用中に万一故障した場合は、お買いあ
げ販売店もしくは最寄りの Honda 販売店
へお気軽にお申しつけください。
エンジンがかからない。
走行中に止まってしまう。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
ラジエータカバーに異物等の付着がないか、
確認します。異物等がある場合は取り除い
てください。
メインスイッチが“ OFF ”の状態でエンジン
が冷えるのを待ちます。
●水漏れがある場合
エンジンをかけず、Honda 販売店にご相
談ください。
●水漏れがない場合
走行可能です。ただし、
異常が再発すると
きは、Honda販売店にご相談ください。
エンジンが始動しないとき
45
乗
みて
よ
う
!
異常が再発しない場合でも、なるべ
く早く Honda 販売店で点検を受け
てください。
エンジンが冷えてから、リザーバタ
ンクの冷却水量を確認します。
(64ペ
ージ参照)
⋮
こ
ん
とな
き
は
冷却水が不足していたら、リザーバタンク
に補給してください。
(65ページ参照)
こんなときは、Honda 販売店に持ち込む前
に、次のことを調べてみましょう。
●ガソリンは入っていますか。
メインスイッチを“ ON ”にしたとき、燃
料計のマークが残り1つになっていたら
ガソリンを補給してください。
●エンジンのかけかたは正しいですか。
(エンジンのかけかたは、
2
8ページ参照)
●PGM-FI警告表示は点灯していませんか。
点灯している場合は、ただちに Honda 販
売店にご相談ください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:22:01 30KWNA00 0047 46
5 メンテナンスを安全に行うために
ご
使
用
の
前
に
整備はエンジンを停止しキーを抜いた状態
で行ってください。
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
メンテナンスについて
場所は、平坦地で足場のしっかりした所を
選び、メインスタンドを立てて行ってくだ
さい。
エンジン停止直後のメンテナンスは、エン
ジン本体、マフラやエキゾーストパイプな
どが熱くなっています。ヤケドにご注意く
ださい。
10/01/13 14:22:07 30KWNA00 0048 5 メンテナンスを安全に行うために
メンテナンスについて
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成
分が含まれています。しめきったガレージ
の中や、風通しの悪い場所でエンジンをか
けての点検はやめてください。
走行して点検する必要があるときは、安全
な場所で周囲の交通事情に十分注意して行
ってください。
メンテナンスに工具を必要とするときは、
適切な工具を使用してください。
47
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:22:13 30KWNA00 0049 48
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
5 日常点検・定期点検・簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いただくために、日常の
お車の使用状況に応じて、お客様の判断で適時行っていただく日常点
検と、1年毎(1
2か月毎)、2年毎(2
4か月毎)の定期点検整備を設けてあ
ります。
安全快適にお乗りいただくために、必ず実施してください。
点検整備の方法を正しく行わないことや、
不適当な整備、
未修理は、
転倒事故などを起こす原因となり、死亡または重大な傷害に至る
可能性があります。
●点検整備は、取扱説明書・メンテナンスノートに記載された点検
方法・要領を守り、必ず実施してください。
●異状箇所は乗車前に修理してください。
各点検、メンテナンス等については、以下のページをご覧ください。
部品を注文するとき
1か月目点検について
日常点検
定期点検
簡単なメンテナンス
ブレーキ
タイヤ
エンジンオイル
ファイナルギヤオイル
冷却水
クリップ
バッテリ
ヒューズ
エアクリーナ
ケーブル・ワイヤ類
ブリーザドレン
4
9
4
9
5
1
5
2
5
3
5
3
5
7
5
9
6
2
6
4
6
6
6
7
6
9
7
0
7
1
7
2
10/01/13 14:22:20 30KWNA00 0050 5 部品を注文するとき
メンテナンスについて
1か月目点検について
新車から1か月目(または、
1,
00
0km時)は、特に初期の点検整備が車の
寿命に影響することを重視し、点検を無料でお取扱いいたします。
お買いあげのHonda販売店で行ってください。
他の販売店にてお受けになると有料となる場合があります。
また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実費をいただきます。
交換部品について
点検整備の結果、部品の交換が必要となった場合は、
あなたのお車に最
適な
“Honda純正部品”をご使用ください。
純正部品は、厳しい検査を実施し、Honda 車に適合するように作られ
ています。
お求めは、Honda販売店にご相談ください。
純正部品には、次のマークがついています。
純正部品マーク
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
詳細については、別冊「メンテナンスノート」をご覧ください。
49
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:22:29 30KWNA00 0051 50
ご
使
用
の
前
に
色物部品をご注文のとき
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
5 部品を注文するとき
メンテナンスについて
色物部品をご注文のときは、カラーラベル
に記載されているモデル名、カラーおよび
コードをお知らせください。
●カラーラベルは、トランク内に貼ってあ
ります。
カラーラベル
フレーム号機
フレーム号機は、部品を注文するときや、車
の登録に関する手続に必要です。
また、フレーム号機は、お車が盗難にあった
場合に、車を捜す手掛りにもなります。ナン
バプレートの登録番号と共に別紙に記録し、
車と別に保管することをおすすめします。
フレーム号機打刻位置
フレーム号機打刻位置
エンジン号機打刻位置
エンジン号機打刻位置
10/01/13 14:22:40 30KWNA00 0052 5 日常点検
メンテナンスについて
日常点検
日常点検項目
●ブレーキ
この車に適用される点検項目は、右記「日常点検項目」です。
下線のついている項目については、
「簡単なメンテナンス」に説明があ
ります。
53ページ以後を参照してください。
また、点検項目の部位を 2∼4 ページの「ビジュアル目次」で示します。
参照してください。
●タイヤ
●エンジン
点検方法・要領は、別冊「メンテナンスノート」をご覧ください。
・レバーの遊び
・レバーの遊び
(油圧式)
・ブレーキの効き具合
・ブレーキ液の量
・空気圧
・亀裂、損傷
・異状な摩耗
・溝の深さ
・冷却水の量
・エンジンオイルの量
・かかり具合、
異音
・低速、加速の状態
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
安全快適にご使用いただくために法令に準じ、日常のお車の使用状況
に応じて、お客様の判断で適時行う点検です。
点検時期の目安としては、長距離走行や洗車時、給油時などに実施し、
その結果をメンテナンスレコードに記入してください。
51
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
●灯火装置及び方向指示器
●運行において異状が認められた箇所
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:22:47 30KWNA00 0053 52
5 定期点検
ご
使
用
の
前
に
定期点検
点検整備のデータは、
7
4ページのサービスデータを参照してください。
定期点検は、道路運送車両法に準じて設けられた1年毎(12か月毎)、2
年毎(2
4か月毎)の点検と、使い始めてから1か月目(または、
1,
000km
時)に行う点検があります。
また、これらの点検項目のほかに Honda が指定する点検整備項目もあ
ります。
点検結果は、別冊「メンテナンスノート」の定期点検整備記録簿に記入
し、大切に保存、
携行してください。
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
メンテナンスについて
安全快適にお車をご使用いただくために、点検整備を必ず実施してく
ださい。
点検整備の実施は、お客様の責任です。これは、
ご自身で行う場合も、他
に依頼する場合も同様です。
●ご自身で実施できない場合は、Honda販売店にご相談ください。
●ご自身で実施する場合は、安全のためご自分の知識と技量に合わせ
た範囲内で行ってください。難しいと思われる内容については、
Honda販売店にご相談ください。
バッテリの点検は6か月ごとにHonda販売店で行ってください。
10/01/13 14:22:57 30KWNA00 0054 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
簡単なメンテナンス
ここでは、通常行われることが多い簡単な
メンテナンス(点検整備)について説明して
います。
左ブレーキレバーの遊びの点検
抵抗を感じるまで、手でブレーキレバーを
引き、レバー先端の遊びの量が規定の範囲
内にあることをスケールなどで確認します。
調整のしかた
ブレーキレバーの遊びはハンドルを直進状
態にして調整します。
1
アジャスタを半回転ずつ回し、遊び
を調整します。
左ブレーキレバーの遊び: 10−20 mm
規定の範囲を超えている場合は調整してく
ださい。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
ご自身の知識、技量に合わせた範囲内で、適
切な工具を使用し、メンテナンスを行って
ください。
安全のため、技量や作業に必要な工具をお
持ちでない場合は、Honda 販売店にご相談
ください。
ブレーキ
53
乗
みて
よ
う
!
アジャスタ
⋮
こ
ん
とな
き
は
遊びが多くなる
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
遊びが少なくなる
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/02/04 15:29:24 30KWNA00 0055 54
ご
使
用
の
前
に
5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
2
装
備
使の
い
か
た
調整後、ブレーキアームを押してア
ジャスタとピンの間に隙間があるこ
とを確認します。
またスタンドを立てて後輪を地面か
ら浮かせ、ブレーキをかけない状態
で後輪が軽く回ることを確認してく
ださい。
っ
ブレーキアーム
乗
ブレーキシューの摩耗の点検
アジャスタの凹部は、半回転ごとにピ
ンの凸部に一致します。遊びの調整後、
これらが一致していることを確認して
ください。
アジャスタ
みて
よ
う
!
ブレーキインジケータ
ピン
こ
ん
とな
き
は
押す
⋮
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
ピン
調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認し
てください。
ブレーキの遊びの調整について、詳しくは
Honda販売店にご相談ください。
レバーの調整範囲を超えた場合は、Honda
販売店にご相談ください。
さ
く
い
ん
ブレーキレバーをいっぱいに引いて、ブレ
ーキインジケータの先端とブレーキパネル
の△マークが一致しないことを確認します。
一致する場合は、ブレーキシューの使用限
界ですので交換してください。
ブレーキシューの交換は、Honda 販売店に
ご相談ください。
アジャスタ
△マーク
10/01/13 14:23:16 30KWNA00 0056 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
右ブレーキレバーの遊びの点検
ブレーキレバーの引き具合より、エアが混
入していないかを確認します。
ブレーキレバーを強く引いたとき、やわら
かくふわふわする感じの場合は異常です。
Honda販売店にご相談ください。
ブレーキ液の量の点検
平坦地でスタンドを立て、ハンドルを動か
し、右ブレーキリザーバタンクキャップ上
面を水平にします。
液面が下限( LOWER )以上にあることを確
認してください。
連動ブレーキリザーバタンクの液面が上限
( UPPER )と下限( LOWER )
の間にあること
を確認してください。
55
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
下限
下限
こ
ん
とな
き
は
液面が下限以下の場合はブレーキパッドの
摩耗が考えられます。パッドの摩耗の点検
を行ってください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
ブレーキパッドが摩耗していない場合は、
ブレーキ系統の液漏れが考えられます。
異状箇所の修理やブレーキ液の補充は
Honda販売店にご相談ください。
車
両
情
報
⋮
上限
みて
よ
う
!
さ
く
い
ん
10/01/13 14:23:23 30KWNA00 0057 56
ご
使
用
の
前
に
5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
指定ブレーキ液
Honda純正ブレーキフルード
DOT3 または DOT4
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
銘柄の異なるブレーキ液を使用しない
でください。
銘柄の異なるブレーキ液を使用すると、
ブレーキ液が変質したりブレーキ装置
の故障の原因となることがあります。
ブレーキパッドの摩耗の点検
ブレーキキャリパの下側からのぞいて、パ
ッドの摩耗限界ラインがブレーキディスク
の側面に達したら、パッドの摩耗限界です。
摩耗限界に達したら、ブレーキパッドを左
右同時に交換してください。
ブレーキパッドの交換は、Honda 販売店に
ご相談ください。
ディスク
パッド
パッド
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
ブレーキキャリパ
摩耗限界ライン
10/01/13 14:23:36 30KWNA00 0058 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
タイヤ
車を安全に運転するには、タイヤを良い状
態に保つことが必要です。
常に適正な空気圧を保ってください。
また、規定の数値を超えてすり減ったタイ
ヤは、使用せず交換してください。
空気圧の点検
亀裂と損傷の点検
タイヤの接地部のたわみ状態を見て、空気
圧が適当であるかを点検します。
タイヤ接地部のたわみ状態が異状な場合は、
タイヤが冷えている状態でタイヤゲージを
使用し、適正な空気圧に調整してください。
タイヤの全周に亀裂や損傷及び釘、
石、
その
他の異物が刺さったり、かみ込んだりして
いないかを点検します。
道路の縁石等にタイヤ側面を接触させたり、
大きな凹みや突起物を乗り越した時は、必
ず点検してください。
57
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
過度にすり減ったタイヤの使用や、不
適正な空気圧での運転は、転倒事故な
どを起こす原因となり、死亡または重
大な傷害に至る可能性があります。
走行後のタイヤが温まっている状態ではタ
イヤの空気圧は高くなることがありますの
で、必ず冷えた状態で調整してください。
タイヤの空気圧
1人
前輪
乗車時 後輪
2人
前輪
乗車時 後輪
200 kPa (2.00 kgf/cm
225 kPa (2.25 kgf/cm
200 kPa (2.00 kgf/cm
225 kPa (2.25 kgf/cm
)
)
)
)
こ
ん
とな
き
は
⋮
取扱説明書に記載されたタイヤの空気
圧を守り、規定の数値を超えてすり減
ったタイヤは交換してください。
タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、
タイヤによっては空気圧不足が見た目では
わかりづらいものもあるため、少なくとも
一カ月に一度はタイヤゲージを使用して空
気圧の点検を行ってください。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:23:48 30KWNA00 0059 58
ご
使
用
の
前
に
5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
異状な摩耗の点検
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
タイヤの接地面が異状に摩耗していないか
を点検します。
タイヤの状態が異状な場合は、Honda 販売
店にご相談ください。
溝の深さの点検
溝の深さに不足がないかをウェアインジケ
ータ(スリップサイン)により確認します。
ウェアインジケータがあらわれたときは、
ただちに交換してください。
指定タイヤ
サイズ
前輪 タイプ
サイズ
後輪 タイプ
90/90−14M/C 46P
IRC SS−560F
チューブレス
100/90−14M/C 51P
IRC SS−560R
チューブレス
ウェアインジケータ
表示マーク
みて
よ
う
!
指定以外のタイヤを取付けると、操縦
性や走行安定性に悪影響を与えること
があります。
そのことが原因で転倒事故などを起こ
し、死亡または重大な傷害に至る可能
性があります。
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に
記載された指定タイヤを取付けてくだ
さい。
交換タイヤの選択について
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤ
を使用してください。
指定以外のタイヤは、操縦性や走行安定性
に悪影響を与えることがありますので使用
しないでください。
タイヤの交換は、Honda 販売店にご相談く
ださい。
10/01/13 14:24:07 30KWNA00 0060 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
エンジンオイル
6
オイルがオイルレベルゲージの上限
と下限の間にあることを確認します。
オイル量が下限に近かったら、上限
まで補給します。
エンジンオイルの補給は、
6
1ページ
参照。
オイルレベルゲージを確実に取付け
ます。
オイルレベルゲージ
上限
3
4
●JASO T 903規格
(二輪車用オイル規格)
:
MB
●SAE 規格:外気温に応じ次ページの表か
ら選択
●API分類:SG、
SH、
SJ、
SL級相当
相当品がすべての規格を満たしている場合
でも特性が異なりこの車に適合しない場合
があります。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
2
平坦地でメインスタンドを立て、エ
ンジンを3∼5分間アイドリングさ
せます。
エンジン停止2∼3分後にオイルレ
ベルゲージを外します。
布等でオイルレベルゲージに付いた
オイルを拭きます。
オイルレベルゲージをねじ込まず差
し込みます。
オイル容器の表示を確認し、下記のすべて
の規格を満たしているオイルをお選びくだ
さい。
下限
オイル量の点検
1
相当品をご使用の場合
ご
使
用
の
前
に
っ
エンジンオイルは走行距離や時間の経過と
ともに劣化したり減っていきます。
そのため、定期交換時期に行う交換だけで
はなく日常点検によるオイル点検・補給が
必要です。
汚れたオイルや古くなったオイルは、エン
ジンに悪影響を与えますので、早めに交換
してください。
エンジン停止直後のメンテナンスは、エン
ジン本体、マフラやエキゾーストパイプな
どが熱くなっています。ヤケドにご注意く
ださい。
エンジンオイルの点検はアイドリングスト
ップモード切換えスイッチを“ IDLING ”に
して行ってください。
5
59
オイルの補給
推奨オイル
Honda純正オイル(4サイクル二輪車用)
JASO T 903規格
SAE規格
API分類
ウルトラE1
MB
10W-30
SL級
銘柄やグレードの異なるオイルを混用
しないでください。
また、
低品質オイル
は使用しないでください。オイルの変
質などにより、この車本来の性能が発
揮できないばかりでなく、エンジンの
故障や損傷の原因となります。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:24:19 30KWNA00 0061 60
ご
使
用
の
前
に
5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
外気温と粘度との関係
装
備
使の
い
か
た
API 規格マークの入っている相当品を
使用する場合、エナジーコンサービン
グを取得したオイルには摩擦係数の低
いものがあり推奨しません。
JASO T 903 規格とは4サイクルエン
ジンオイルの性能を分類する規格です。
なお、規格に適合し届け出されたオイ
ルの容器には、次の表示があります。
上段: オイル販売会
社の整理番号
みて
よ
う
!
下段: 性能分類の表
示MB性能で
あることを示
しています。
っ
乗
推奨しません
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
推奨します
エンジンオイルは、外気温に応じた粘度の
ものを下表にもとづきお使いください。
(SAE規格)
(外気温)
交換時期
初回:1,000 kmまたは1か月
以後:6,000 kmまたは1年ごと
エンジンオイルの交換は、Honda 販売店に
ご相談ください。
●次の使用条件下ではオイルの劣化が早ま
りますのでお早めに交換してください。
・未舗装路での頻繁な走行
・短距離走行の繰り返し
・アイドリング状態での頻繁な使用
・寒冷地での使用
10/01/13 14:24:29 30KWNA00 0062 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
5
補給のしかた
オイルレベルゲージを確実に取付け
ます。
1 平坦地でメインスタンドを立て、エ
2
3
オイルレベルゲージ
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
補給するときは、オイル注入口からごみな
どが入らないようにしてください。また、オ
イルをこぼしたときは完全に拭き取ってく
ださい。
オイルは規定量より多くても少なくて
も、エンジンに悪影響を与えます。
ご
使
用
の
前
に
っ
4
ンジンを3∼5分間アイドリングさ
せます。
エンジン停止2∼3分後にオイルレ
ベルゲージを外します。
布等でオイルレベルゲージに付いた
オイルを拭きます。
オイルレベルゲージでオイル量を確
認しながら、注入口よりオイルをオ
イルレベルゲージの上限まで補給し
ます。
61
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
上限
下限
注入口
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:24:41 30KWNA00 0063 62
5 簡単なメンテナンス
ご
使
用
の
前
に
ファイナルギヤオイル
メンテナンスについて
オイル量の点検
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
1
2
平坦地でメインスタンドを立てます。
ボルトを取外し、アウターカバーを
ずらします。
ボルト
さ
く
い
ん
エンジン停止2∼3分後にオイルチ
ェックボルトを外します。
オイルがボルト穴の下端まであるこ
とを油面の位置で確認します。
オイルチェックボルト
油面が低い場合は、ボルト穴からオイルが
出てくるまでオイルを補給してください。
補給するときは、オイル注入口からごみな
どが入らないようにしてください。また、
オ
イルをこぼしたときは完全に拭き取ってく
ださい。
6
オイルチェックボルトを確実に取付
けます。
アウターカバーを取付けます。
ボルト穴
オイルは規定量より多くても少なくて
も、エンジンに悪影響を与えます。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
4
5
⋮
こ
ん
とな
き
は
エンジン停止直後のメンテナンスは、エン
ジン本体、マフラやエキゾーストパイプな
どが熱くなっています。ヤケドにご注意く
ださい。
3
アウターカバー
10/01/13 14:24:49 30KWNA00 0064 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
オイル漏れの点検
推奨オイル:
Honda純正オイル(4サイクル二輪車用)
JASO T 903規格
SAE規格
API分類
ウルトラE1
MB
10W-30
SL級
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
相当品をご使用の場合、オイル容器の表示
を確認し、次の範囲内でお選びください。
●JASO T 903規格(二輪車用オイル規格)
:
MB
●SAE規格:10W−30
●API分類:SG, SH, SJ, SL級相当
ファイナルギヤケースなどから、オイルが
漏れていないことを確認します。
63
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
銘柄やグレードの異なるオイルを混用
しないでください。また、低品質オイル
は使用しないでください。オイルの変
質などにより、この車本来の性能が発
揮できないばかりでなく、エンジンの
故障や損傷の原因となります。
交換時期
初回5年目、以後4年ごと
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:25:01 30KWNA00 0065 64
5 簡単なメンテナンス
ご
使
用
の
前
に
冷却水
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
さ
く
い
ん
冷却水の補給
補給はリザーバタンクのキャップから行い、
通常はラジエータキャップを外さないでく
ださい。
冷却水量の点検
装
備
使の
い
か
た
車
両
情
報
メンテナンスについて
1
2
3
平坦地で車体を垂直にします。
シートを開けます。
(23ページ参照)
冷却水がリザーバタンクの上限と下
限の間にあることを確認します。
水量が下限に近かったら、上限まで
補給します。
エンジンが熱いときにラジエータキャ
ップを外すと、
冷却水が噴き出し、
重い
ヤケドを負います。
冷却水の補給は、次ページを参照してくだ
さい。
冷却水の減り具合が著しいときは、ラジエ
ータ本体、キャップ、ホースなどからの水漏
れが考えられます。
また、リザーバタンクに冷却水がない場合
も異常です。
Honda販売店にご相談ください。
上限
ラジエータキャップを外す前には、必
ずエンジン、ラジエータが冷えている
ことを確認してください。
下限
リザーバタンク
指定以外のラジエータ液や不適当な水
を使うとさびなどの原因となります。
10/01/13 14:25:10 30KWNA00 0066 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
冷却水指定液
Honda純正ウルトララジエータ液
クリップ
メンテナンスリッド
指定液の濃度を上水道(軟水)で下記濃度に
薄めてお使いください。
指定濃度:3
0%(寒冷地は50%)
濃度による不凍温度は、
30%の場合−16℃まで
50%の場合−37℃まで
っ
乗
みて
よ
う
!
4
5
こ
ん
とな
き
は
⋮
3
シートを開けます。
(23ページ参照)
クリップを外し、メンテナンスリッ
ドを取外します。
(クリップの脱着は66ページ参照)
リザーバタンクのキャップを外しま
す。
平坦地で車体を垂直にし、リザーバ
タンクの上限まで冷却水を補給しま
す。
キャップ、メンテナンスリッドを取
付け、シートを閉じます。
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
補給のしかた
1
2
65
上限
リザーバタンクのキャップ
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:25:18 30KWNA00 0067 66
5 簡単なメンテナンス
ご
使
用
の
前
に
クリップ
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
メンテナンスについて
取外し
取付け
1
2
1
中央部のピンを押し込んでロックを解除します。
クリップを引き抜きます。
2
3
ピンの先端を軽く開きながら、ピンを押し戻して取付け状態に
します。
クリップを穴に差し込みます。
ピンを軽く押してロックします。
10/01/13 14:25:34 30KWNA00 0068 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
バッテリ
この車は、メンテナンスフリータイプのバ
ッテリを使用しています。バッテリ液の点
検、補給は必要ありません。
バッテリのターミナル部に汚れや腐食があ
る場合のみ清掃してください。
●バッテリ取扱い時には、ショートによる
火花やたばこ等の火気に十分注意してく
ださい。
●バッテリ液は、希硫酸ですので目や皮膚
に付着しないよう十分注意してください。
●バッテリの近くで作業する時は、保
護メガネと保護服を着用してくださ
い。
●バッテリを、子供の手の届く所に置
かないでください。
清掃のしかた
1
バッテリを取外します。
(次ページ参
照)
●ターミナル部が腐食して白い粉が付いて
いる場合は、
ぬるま湯を注いで拭きます。
●ターミナル部の腐食が著しいものは、ワ
イヤブラシまたはサンドペーパで磨きま
す。
2
清掃後、バッテリを取付けます。
万一の場合の応急処置
●電解液が目に付着したとき
コップなどに入れた水で、
15分以上洗浄
してください。加圧された水での洗浄は、
目を痛めるおそれがあります。
●電解液が皮膚に付着したとき
電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の
水で洗浄してください。
●電解液を飲み込んだとき
水、または牛乳を飲んでください。
応急処置後、直ちに医師の診察を受けてく
ださい。
バッテリを交換する場合は、必ず同型式の
メンテナンスフリーバッテリをご使用くだ
さい。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
密閉式バッテリですので、液口キャッ
プは絶対に取外さないでください。
バッテリの充電時も液口キャップを取
外す必要はありません。
バッテリには、希硫酸が電解液として
含まれています。希硫酸は腐食性が強
く、目や皮膚に付着すると重いヤケド
を負います。
ご
使
用
の
前
に
っ
バッテリの取扱い
バッテリターミナル部の清掃
67
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/08/06 14:49:41 30KWNA00 0069 68
ご
使
用
の
前
に
5
メンテナンスについて
簡単なメンテナンス
バッテリの取付け、取外し
4
5
取外し
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
1
2
3
6
メインスイッチを“OFF”にします。
シートを開けます。
(23ページ参照)
クリップ中央をドライバーで左へ回
し、中央が飛び出た状態でクリップ
を引き抜き、バッテリカバーを取外
します。
みて
よ
う
!
7
バッテリバンドを取外します。
− 側コードの端子を外し、− 側コー
ドを取外します。
+ 側コードの端子を外し、+ 側コー
ドを取外します。
バッテリを取出します。
バッテリバンド
+側コード
バッテリカバー
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
バッテリ
車
両
情
報
さ
く
い
ん
−側コード
クリップ
取付け
取付けは、
取外しの逆手順で行います。
クリップの取付けは、クリップを穴に差し
込み、飛び出ている中央を平らになるまで
押し込みます。
バッテリコードは、必ず先に + 側より取付
けてください。
また、ターミナル部にゆるみが生じないよ
うに確実にボルト/ナットを締付けてくだ
さい。
10/01/13 14:25:58 30KWNA00 0070 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
ヒューズ
ヒューズ切れ
ヒューズボックスカバー
ヒューズの点検、交換
交換してもすぐにヒューズが切れる場合は
ヒューズの劣化以外の原因が考えられます。
原因を調べて、直してから新品と交換しま
しょう。
装
備
使の
い
か
た
フック
乗
取外し
1
2
3
みて
よ
う
!
スペアヒューズ
取付け
取付けは、取外しの逆手順で行います。
電装品類(ライト、計器など)を取付け
るときは車種毎に決められている
「 Honda アクセサリ」をご使用くださ
い。それ以外のものを使用するとヒュ
ーズが切れたり、バッテリあがりをお
こすことがあります。
こ
ん
とな
き
は
⋮
4
メインスイッチを“OFF”にします。
バッテリカバーを取外します。
(6
8ペ
ージ参照)
フックを外し、ヒューズボックスカ
バーを開けます。
ヒューズを指でつまみ、引き抜きま
す。
ご
使
用
の
前
に
っ
メインスイッチを切り、ヒューズが切れて
いないことを確認します。
ヒューズが切れている場合は、指定されて
いる容量のヒューズと交換します。
指定容量を超えるヒューズを使用すると、
配線の過熱、焼損の原因になるので絶対に
使用しないでください。
69
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:26:08 30KWNA00 0071 70
5 簡単なメンテナンス
ご
使
用
の
前
に
エアクリーナ
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
メンテナンスについて
2
この車には、ろ紙にオイルを含ませたビス
カス式のエアクリーナエレメントが装備さ
れており、点検・清掃は不要です。
20,
000kmごとに交換してください。
エアクリーナエレメントの交換
1
ビスを外し、エアクリーナカバーを
取外します。
取外し後ケース内にゴミやほこり等がない
ことを確認し、ある場合は取除きます。
エアクリーナエレメント
ビス
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
ビス
エアクリーナカバー
取外しの逆手順で、新品のエアクリ
ーナエレメントを取付けます。
●エアクリーナエレメントの取付けが
不完全であると、ゴミやほこりを直
接吸ってシリンダの摩耗や出力低下
を起こし、エンジンの耐久性に悪影
響を与えます。確実に取付けてくだ
さい。
●また、洗車時エアクリーナに水を入
れないようご注意ください。エアク
リーナ内部に水が入ると、始動不良
等の原因になります。
10/01/13 14:26:16 30KWNA00 0072 5 簡単なメンテナンス
メンテナンスについて
ケーブル・ワイヤ類
ラバーブーツの点検
ケーブル・ワイヤ類の点検
ブレーキレバー、スロットルグリップを作
動させ、スムーズに動くか、作動が異状に重
くないか、ブレーキレバー、スロットルグリ
ップから手を放したときにレバーやグリッ
プがスムーズに戻るかを点検してください。
また、ケーブル・ワイヤの外表部に損傷がな
いかを点検してください。異状を感じた場
合はHonda販売店にご相談ください。
ブレーキケーブル
ご
使
用
の
前
に
装
備
使の
い
か
た
っ
ケーブル類にはインナーケーブル保護のた
め、ラバーブーツが取付けられています。常
に正しく取付けられているか点検してくだ
さい。
洗車時には、ラバーブーツに直接水をかけ
たり、ブラシを当てたりしないでください。
汚れのひどい場合は、固くしぼった布等で
拭き取るようにしてください。
71
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
ラバーブーツ
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
ラバーブーツ
スロットルワイヤ
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:26:24 30KWNA00 0073 72
5 簡単なメンテナンス
ご
使
用
の
前
に
ブリーザドレン
メンテナンスについて
ブリーザドレンの清掃
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
エンジンの性能を維持するためには、定期
的なブリーザドレンの清掃が必要です。
清掃のしかた
(Honda指定1年点検整備項目)
1
2
3
ブリーザドレンの下に受け皿等を置
きます。
ブリーザドレンを外し、ブリーザド
レン内の堆積物を取除きます。
ブリーザドレンを確実に取付けます。
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
ブリーザドレン
さ
く
い
ん
10/01/13 14:26:39 30KWNA00 0074 6 主要諸元・サービスデータ
車両情報
主要諸元
さ
距
量
量
員
輪
輪
高
※
径
比
力
量
式
期
数
K
リ
チ
EBJ−JF28
1,915 mm
740 mm
1,090 mm
1,305 mm
ガソリン·4サイクル / 0.124
126 kg
2人
90/90−14M/C 46P
100/90−14M/C 51P
130 mm
53.0 km/ (車速 60 km/h 定地走行テスト値)
2.0 m
11.0
8.5 kW(11.5 PS) / 8,500 rpm
6.1
フル·トランジスタ式 バッテリ点火
BTDC15° / 1,700rpm
1,700 rpm
CPR7EA−9
12V−6Ah
乾式多板シュー式
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。したがって、走行時の気象、道路、車両、整備などの諸条件により異なります。
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
※
式
さ
ご
使
用
の
前
に
っ
型
長
幅
高
軸
原 動 機 種 類 / 総 排 気
車
両
重
乗
車
定
タ
イ
ヤ
前
サ
イ
ズ
後
最
低
地
上
燃
料
消
費
率
最
小
回
転
半
圧
縮
最
高
出
燃 料 タ ン ク 容
点
火
形
点
火
時
ア イ ド リ ン グ 回 転
点 火 プ ラ グ
N
G
バ
ッ
テ
ク
ラ
ッ
73
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:26:54 30KWNA00 0075 74
6 主要諸元・サービスデータ
ご
使
用
の
前
に
サービスデータ
装
備
使の
い
か
た
っ
乗
みて
よ
う
!
⋮
こ
ん
とな
き
は
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
車両情報
左 ブ レ ー キ レ バ ー の 遊 び
タ イ ヤ 空 気 圧
1人乗車時
前輪
後輪
前輪
2人乗車時
後輪
エンジンオイルの量
全
容
量
オ イ ル 交 換 時
ファイナルギヤオイルの量
全
容
量
オ イ ル 交 換 時
ヒ
ュ
ー
ズ
メインヒューズ 1,2
ヒ
ュ
ー
ズ
点 火 プ ラ グ の 点 火 す き ま
エ ア ク リ ー ナ エ レ メ ン ト の 形 式
電球
(バルブ)
ヘ
ッ
ド
ラ
イ
ト
ポ ジ シ ョ ン ラ イ ト
ス ト ッ プ・テ ー ル ラ ン プ
方向指示器(ウインカ)
前
ランプ
後
ラ イ セ ン ス ラ ン プ
10−20 mm
200 kPa (2.00 kgf/cm )
225 kPa (2.25 kgf/cm )
200 kPa (2.00 kgf/cm )
225 kPa (2.25 kgf/cm )
0.9
0.8
0.18
0.16
10A, 30A
10A, 15A
0.8−0.9 mm
ろ紙式(ビスカスタイプ)
12V−35/30W
12V−5W
12V−21/5W
12V−21W
12V−21W
12V−5W
10/01/13 14:27:06 30KWNA00 0076 7 さくいん
さくいん
ア
■
色物部品をご注文のとき
運転する前に(安全運転のために)
1
4
3
0
4
4
5
表2
5
0
計器類
ケーブル・ワイヤ類
携帯工具
2
0
7
1
2
5
サ
■
シ
■
サービスデータ
7
4
シート
シャッター
主要諸元
触媒装置について
書類入れ
2
3
4
0
7
3
1
3
2
5
水温警告灯
スタータスイッチ
スタートするとき
スタンバイ表示灯
スピードメータ ⇒
2
2
2
9
3
1
2
2
2
0
6
エアクリーナエレメントの交換
エンジンオイルの補給
エンジンオイルの量の点検
エンジンが始動しないとき
エンジンのかけかた
7
0
6
1
5
9
4
5
2
7
オ
■
お車および部品等の廃棄をするとき
オドメータ ⇒ 積算距離計
1
2
2
1
カ
■
改造(安全運転のために)
各部の名称
ガソリンの補給 ⇒ 燃料の補給
簡単なメンテナンス
ク
■
区間距離計
車のお手入れ
グローブボックス
1
1
2∼4
3
7
5
3
2
1
4
2
2
6
ス
■
セ
■
速度計
積算距離計
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
前照灯上向き表示灯(ハイビームパイロットランプ)
2
1
3
2
2
2
ソ
■
装備の使いかた
速度計
2
0
2
0
タ
■
タイヤの点検
正しい走りかた
5
7
3
2
装
備
使の
い
か
た
乗
みて
よ
う
!
こ
ん
とな
き
は
⋮
ケ
■
ご
使
用
の
前
に
っ
イ
■
ウ
■
エ
■
アイドリングストップ・システム
アイドリングストップモード切換えスイッチ
アルミ部品の取扱い
安全運転のために
安全に関する表示について
75
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
10/01/13 14:27:19 30KWNA00 0077 76
7 さくいん
ご
使
用
の
前
に
チ
■
地球環境の保護について
駐車(安全運転のために)
1
2
1
0
テ
■
定期点検
ディスプレイ
5
2
2
0
ト
■
止まりかた
トランク
トリップメータ
3
6
2
4
2
1
装
備
使の
い
か
た
さくいん
っ
乗
みて
よ
う
!
区間距離計
ニ
■
日常点検
日常点検・定期点検・簡単なメンテナンス
荷物(安全運転のために)
5
1
4
8
7
ネ
■
燃料計
燃料の補給
2
1
3
7
ノ
■
ハ
■
乗りかた(安全運転のために)
ヒ
■
PGM-FI 警告灯
ヒューズ
表示灯
⋮
こ
ん
とな
き
は
⇒
にメ
つン
いテ
てナ
ン
ス
車
両
情
報
さ
く
い
ん
ハイビームパイロットランプ
バッテリ
ハンドルロック
8
⇒
前照灯上向き表示灯
2
2
6
7
3
9
2
2
6
9
2
2
フ
■
ファイナルギヤオイルの点検
服装(安全運転のために)
部品を注文するとき
ブリーザドレン
ブレーキの点検
フレーム号機
6
2
5
4
9
7
2
5
3
5
0
ヘ
■
ヘッドライト上下切換えスイッチ
ヘルメットホルダ
3
2
4
1
ホ
■
方向指示器スイッチ
方向指示器表示灯
ホーンスイッチ
保管
3
2
2
2
3
2
4
4
マ
■
メ
■
マフラの純正マークについて
1
1
メインスイッチ
メンテナンスを安全に行うために
2
8
4
6
モ
■
レ
■
モードスイッチ
2
0
冷却水の補給
冷却水の量の点検
連動ブレーキシステム
6
5
6
4
1
4
77
MEMO
78
MEMO
79
MEMO
80
MEMO
27
45
46
73
75