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R o H S 指令対応 H D L C ・ TC P / I P プ ロ ト コ ル コ ン バ ー タ Enet-HDLC-RoHS ユーザーズマ ニ ュ ア ル W PP- 14 14-130807 第 14 版 平成 25 年 8 月 デ ー タ リ ン ク 株式会社 安全に お 使い い た だ く た め に 必ず お 読み く だ さ い ! 火災、 感電、 怪我、 故障、 エ ラ ー の 原因に な り ま す ◆ 正し い 電源電圧で お 使い く だ さ い 。 ◆ 湿気や 埃、 油煙、 湯気が 多い 所に は 置か な い で く だ さ い 。 ◆ 暖房器具の 近く や直射日光が あ た る 場所など 、高温の 、 高温の 場所で 使用し た り 放置し ない で く だ さ い 。 ◆ た こ 足コ ン セ ン ト や 配線器具の 定格を 超え る 使い 方は し な い で く だ さ い 。 ◆ 電源ケ ー ブ ル に 加工や 熱を 加え た り 、 物を 載せ る な ど で 傷を つ け な い で く だ さ い 。 ◆ 内部に 異物を 入れ な い で く だ さ い 。 ((水厳禁 水厳禁)) ◆ 本体及び 付属品を 改造し な い で く だ さ い 。 ◆ 排気口の あ る 機種は 、 排気口を 塞い で 使用し な い で く だ さ い 。 ◆ 濡れ た 手で コ ン セ ン ト に さ わ ら な い で く だ さ い 。 ◆ 雷発生時は 、 本製品に 触れ た り 周辺機器の 接続を し た り し な い で く だ さ い 。 ◆ 設置、 移動の 時は 電源プ ラ グ を 抜き 、 周辺機器の 接続を 切り 離し て く だ さ い 。 有寿命部品に 関す る 保証規定 本製品に 付属、 ま た は 、 別売の AC ア ダ プ タ は 、 有寿命部品で す 。 使用時間の 経過に 伴っ て 摩耗、 劣化等が 進行し 、 動作が 不安定に な る 場合が あ り ま す の で 、 本製品を 安定し て お 使い い た だ く た め に は 、 一定の 期間で 交換が 必要と 必要と な り ま す 。 特に 長時間連続し て 使用す る 場合 に は 、 早期の 部品交換が 必要で す 。 有寿命部品の 交換時期の 目安は 、 使用頻度や 使用環境( 使用環境( 温湿度な ど ) 等の 条件に よ り 異な り ま す が 、 通常の ご 使用で 約 3 年で す 。 こ の 目安は 、 期間中に 故障し な い こ と や 無償交換を お 約 束す る も の で は あ り ま せ ん 。 摩耗や 劣化等に よ る 有寿命部品の 交換は 、 保証期間内 保証期間内(( 当社発送か ら 1 年) に お い て は 原則的 に 無償交換を 行い ま す が 、 劣悪環境で の 稼動、 落雷な ど 外部要因に 起因す る 故障な ど の 場合 は 、 標準保証の 対象外と な り 、 製品保証期間内で あ っ て も 有償交換と な り ま す 。 AC ア ダ プ タ は 社外購入品に つ き 、 代替品 代替品と と の 交換に 交換に て 修理に 代え さ せ て い た だ き ま す 。 ま た 、 保証期間経過後も 、 代替品の 有償交換を さ せ て い た だ き ま す 。 尚、 本体同様A C ア ダ プ タ の 故障ま た は そ の 使用に よ っ て 生じ た 直接、 間接の 障害に つ い て も 当社は そ の 責任を 負わ な い も の と し ま す 。 万一、 発熱を 感じ た り 、 煙が 出て い た り 、 変な に お い が す る な ど の 異常を 確認し た 場合は 、 直ち に 電源を 外し 使用を 中止し て お 買い あ げ の 販売店に ご 連絡下さ い 。 ● 本書の 一部ま た は 、全部を 、全部を 無断で 複製、複写、 複製、複写、転載、 転載、改変す 改変す る こ と は 法律で 禁じ ら れ て い ま す 。 ● 本書の 内容お よ び 製品の 仕様、意匠等に 仕様、意匠等に つ い て は 、改良の 、改良の た め に 予告な く 変更す る こ と が あ り ま す 。 ● 本書の 内容に つ い て は 、万全を 記し て 作成い た し ま し た が 、万一ご 不審な 点や 誤り 、記載漏れな ど お 気 付き の 点が ご ざ い ま し た ら 、ご 、ご 連絡下さ い ま す よ う お 願い 致し ま す 。 ● 本書に 記載さ れ て い る 各種名称、会社名、 各種名称、会社名、商品名な 商品名な ど は 一般に 各社の 商標ま た は 登録商標で す 。 目 次 目 次 序 章 は じ め に ...................................................... 1 序−1 梱包内容の 確認 .................................................................... 1 序−2 本機の 特徴 ........................................................................... 2 序−3 こ の マ ニ ュ ア ル の 読み 方 ..................................................... 4 序−4 各部の 名称と 働き (LE D と SW ) ........................................... 5 序−5 本書で 使わ れ る 用語 ............................................................ 6 第1 章 通信を 行う 前の 準備 .................................... 7 1 −1 1 −2 電源の 投入 ........................................................................... 7 通信条件の 設定を 行う ((プ プ ロ グ ラ ム モ ー ド ) ........................ 7 プ ロ グ ラ ム モ ー ド と は ........................................................................ 7 パ ソ コ ン と 本機を 接続す る ................................................................ 8 1 -2 -1 111 -2 -2 1 −3 プ ロ グ ラ ム モ ー ド へ の 入り 方、 終了方法 ........................... 9 PROG SW に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド ................................................. 10 TELNET に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド .................................................... 10 出荷時の 設定へ 戻す 方法 .................................................................. 12 1 -3 -1 111 -3 -2 11 -3 -3 1 −4 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 状態で の 設定方法 ................................. 13 基本的な 操作方法 ............................................................................. 13 表示画面 ........................................................................................... 14 1 -4 -1 111 -4 -2 1 −5 設定項目の 解説 ................................................................... 16 各項目の 意味、 設定範囲、 デ フ ォ ル ト 値 ......................................... 16 11 -5 -1 第2 章 簡単な 通信テ ス ト ...................................... 2 3 2 −1 p ing を 使っ た 簡単な 通信テ ス ト ........................................ 23 第3 章 伝送仕様に つ い て ...................................... 2 4 3 −1 受信パ ケ ッ ト 識別 ............................................................... 24 i 目 次 3 −2 ARP に 対す る 応答 ............................................................. 25 3 −3 3 −4 TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設 ............................................. 25 TCP/ TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン の 終了 ............................................. 27 3 −5 デ ー タ の 伝送 ..................................................................... 28 3 −6 実際の デ −タ 伝送 .............................................................. 30 3 -6 -1 3HDLC 機器→Enet-HDLC-RoHS HDLC機器→ Enet-HDLC-RoHS →イ −サ ネ ッ ト 機器へ の デ ー タ 伝送 ........... 3 3-6-2 イ ー サ ネ ッ ト 機器→ Enet-HDLC-RoHS → HDLC 機器へ の デ ー タ 伝送 ...................... 3 -6-3 全二重動作時の デ −タ 伝送例 .......................................................... 30 32 34 第4 章 情報フ レ −ム 送受信時の 誤り 回復動作 ...... 3 6 4 −1 RR に よ る 回復動作 ............................................................ 36 4 −2 4 −3 REJ に よ る 回復動作 .......................................................... 37 RN R に よ る b usy 状態回復動作 ........................................ 38 第5 章 伝送異常時の 動作 ...................................... 3 9 5 −1 FRM R 送信時の 動作 .......................................................... 39 5 −2 5 −3 FRM R 受信時の 動作 .......................................................... 40 情報転送フ ェ −ズ に お け る U A, DM , DISC 受信時の 動作 . 41 5 −4 イ −サ ネ ッ ト 間で の 伝送異常 ........................................... 42 第6 章 使用例 ....................................................... 4 3 6 −1 Enet-HDLC-RoHS を シ ス テ ム に 組み 込む 為の 手順 .... 43 6 −2 使用例 [[ホ ホ ス ト ワ ー ク ス テ ー シ ョ ン 等と の 接続] 接続] .............. 44 第 7 章 物理的仕様 ............................................... 4 6 7 −1 ii ハ ー ド 構成、 仕様 .............................................................. 46 目 次 7 −2 使用環境、 消費電流 ........................................................... 47 7 −3 形状、 重量 .......................................................................... 48 7 −4 H D LC チ ャ ン ネ ル ピ ン ア サ イ ン ......................................... 50 7 −5 7 −6 H D LC 機器接続例 ............................................................... 52 プ ロ グ ラ ム モ −ド 設定を RS232C で 行う 場合の パ ソ コ ン 等と の 接続方法 ...... 55 7 −7 添付ケ ー ブ ル 結線図 ........................................................... 56 7 −8 イ ー サ ネ ッ ト コ ネ ク タ (RJ45) ピ ン ア サ イ ン ..................... 56 第8 章 そ の 他 ....................................................... 5 7 8 −1 FAQ (よ ( よ く あ る 質問に つ い て ) ............................................. 57 8 −2 フ ァ ー ム ウ ェ ア の 更新 ........................................................ 59 8 −3 8 −4 ユ ー ザ サ ポ ー ト の ご 案内 .................................................... 60 付録 用語解説 ................................................................... 60 付録. TERM WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル ............. 6 2 保証規定 .................................................................. 6 6 iii 目 次 iv 序 章 はじ め に 序 章 章 は じ め に 序−1 梱包内容の 確認 Enet-HDLC-RoHS に は 以下の 品目が 含ま れ ま す 。 品目数量を ご 確認下さ い 。 不足が あ る 場合は 、 弊社営業部ま で ご 連絡下さ い 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS 本体 1台 ◆ AC ア ダ プ タ Enet-HDLC-RoHS 専用の ROHS 指令対応 AC ア ダ プ タ で す 。 1個 ◆ R o H S 対応調歩同期 R S2 3 2 C 用ク ロ ス ケ ー ブ ル 1 . 8 m 1本 Dsub 25 ピ ン オ ス と Dsub 9 ピ ン メ ス の RS232C の ク ロ ス ケ ー ブ ル で す 。 プ ロ グ ラ ム モ −ド の 設定に 使用し ま す 。 (7 (7-6) (Dsub 25/RS232C モ デ ル の み 添付) 添付) ◆ タ ー ミ ナ ル ソ フ ト TERM WIN C D - R こ の ソ フ ト で 条件設定、 簡単な 動作確認が 可能で す 。 使用方法は 本誌巻末を ご 参照く だ さ い 。 1枚 ◆ Enet-HDLC-RoHS ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル ((本誌 本誌)) 1冊 1 序 章 はじ め に 序−2 本機の 特徴 ◆ Enet-HDLC-RoHS は RoHS 指令に 対応し て い ま す 。 RoHS 指令と は 2003 年 1 月、 EU (欧州連合 (欧州連合)) は 電子電機機器に 含ま れ る 特定有害物質 ※ の 使用を 制限す る 制定を 可決い た し ま し た 。 同指令は 2006 年 7 月 1 日よ り 施行さ れ 、 そ れ 以降特定有害物質を 含む 対象 製品は 原則と し て 同地域で は 販売す る こ と が で き ま せ ん 。 ※ 特定有害物質 6 品種 「 鉛・ 鉛・水銀 水銀・ ・カ ド ミ ウ ム ・六価ク ロ ム ・PBB (多臭素化ビ (多臭素化ビ フ ェ ニ ー ル ) ・ PBDE (多臭素化ビ (多臭素化ビ フ ェ ニ ル エ ー テ ル ) 」 ◆ Enet-HDLC-RoHS は LAP LAP-B プ ロ ト コ ル と TCP TCP/ /IP プ ロ ト コ ル を 内蔵し て お り 、 LAPLAP -B 機器は Enet-HDLC-RoHS を 介し て UNIX マ シ ン 等と ネ ッ ト ワ ー ク 通信 する こ と ができ ま す。 ◆ Enet-HDLC-RoHS に 内蔵さ れ て い る LAP LAP-B プ ロ ト コ ル ※ 1 は HDLC (ハ (ハ イ レ ベ ル デ ー タ リ ン ク 制御手順) 制御手順) の BAC (Balanced op eration Asynchronous b alanced mod e class/ class/ 平衡型非同期平衡モ ー ド ク ラ ス ) の 基本機能に 付加機能 2,8 を 追加 し た サ ブ セ ッ ト で す 。 付加機能 2,8 は 以下の 通り で す 。 2 . REJ コ マ ン ド /レ ス ポ ン ス の 追加 8 . I レ ス ポ ン ス 削除 ※ HDLC 手順は 以下の よ う な 特徴が あ り ま す 。 ▼任意の ビ ッ ト パ タ ー ン の 送出が 可能 ▼受信側か ら の 応答を 待た ず に 、 連続し て デ ー タ の 伝送が 可能。 ▼デ ー タ を 両方向同時伝送 ((全二重 全二重)) が 可能。 ▼誤り 制御が 厳密 ※ フ ァ −ム ウ ェ ア の 入れ 換え に よ り フ リ −ラ ン へ の 対応も 可能で す 。弊社ユ 。弊社ユ −ザ サ ポ −ト へ ご 相談下さ い 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS は 非同期平衡モ ー ド (ABM) で 、 手順ク ラ ス は LAP LAP-B で 動作 し ま す。 ◆ Enet-HDLC-RoHS で サ ポ ー ト さ れ る コ マ ン ド 及び レ ス ポ ン ス は 以下で す 。 コ マ ン ド : I , RR RR, , RNR RNR, , SABM SABM, , DISC DISC レ スポン ス: RR, RR , RNR RNR, , FRMR FRMR, , UA UA, , DM DM 2 序 章 はじ め に ◆ イ ー サ ネ ッ ト 側は 、 TCP TCP/ /IP IP、 、 TELNET ※ 2 を 内部に 標準で 搭載し て い ま す 。 ネ ッ ト ワ ー ク 通信は 、 TCP TCP/ /IP IPソケット ソケットを を 用い て Enet-HDLC-RoHS と 通信を 行い ま す 。 ◆ TCP/ TCP/IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設/終了は 、 Enet-HDLC-RoHS 側/ホ ス ト 側の ど ち ら か ら も 可能で す 。 ◆ 通信条件、イ 通信条件、 イ ー サ ネ ッ ト 関係の ア ド レ ス 等は 、プ 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 対話式に 設定 が 可能で す 。 こ れ ら の 条件設定は 、 フ ラ ッ シ ュ ROM (電気的消去 (電気的消去・ ・ 編集可能 編集可能)) に 記憶さ せ ま す 。 設定は 、 HDLC ポ ー ト を 設定時の み RS232C チ ャ ン ネ ル ((ま または RS422チ RS422 チ ャ ン ネ ル ) と し て 使用し タ ー ミ ナ ル ソ フ ト +パ ソ コ ン の RS232C (RS422 モ デ ル は 変換器が 必要) 必要) を 使用し た 方法と TELNET LOGINに LOGIN に よ る 方法が 可能で す 。 ◆ HDLC チ ャ ン ネ ル は 、 Dsub 25 ピ ン メ ス ((電気的特性 電気的特性: : RS232C) ま た は Dsub 15 ピ ン メ ス ((電気的特性 電気的特性: RS422) か ら 選択が 可能で す 。 ((ご ご 注文時に ご 指定く だ さ い 。) 。) ※ 1: ※ 2: TCP/IP TCP/ IPと と LAP LAP-B と い う 異な る プ ロ ト コ ル の 変換を 行う 為に 、一部機能に 、一部機能に 制 限が あ り ま す 。 ((詳細は 詳細は 第 3 章、 第 4 章、 第 5 章を 参照下さ い ) ネ ッ ト ワ ー ク 端末よ り Enet-HDLC-RoHS に 対し て TELNET TELNET LOGIN を 行 う 事で Enet-HDLC-RoHS の 設定値変更/ Enet-HDLC-RoHS の 再起動 が 可能で す 。 ※ Enet-HDLC-RoHS の HDLC ポ ー ト は 送信/受信ク ロ ッ ク に よ り 同期を 取っ て 動 作し ま す 。ク 。ク ロ ッ ク 信号の 無い HDLC HDLC機器と 機器と は 接続出来ま せ ん 。 (DPLL (DPLL回路は 回路は 未搭載 で す 。) ※ 本製品は 異な る プ ロ ト コ ル の 同期を と り ま す が 、異常系の 、 異常系の 事象に よ っ て は 、通信 、 通信 の 継続が 出来な い 場合が あ り ま す 。 こ の よ う な ケ ー ス で は 、 一旦、 切断処理を 行い ま す 。 切断後は 、 再度接続を 行う 事に よ り 通信の 再開を 可能と し ま す 。 ※ 異常系の 動作に つ い て は 、ご 、ご 使用環境に お い て 十分な 検証を 行っ た 上で 検討さ れ て い る シ ス テ ム に て 運用可能で あ る か の 判断を 行っ て く だ さ い 。 例) 伝送が 継続出来な い 異常が 発生の 場合は 、 一旦、 HDLC 側及び LAN 側に 対し て 切 断処理を 行い ま す 。 通信を 継続す る に は 、 再度、 開設し て か ら 通信を 再開す る 事と な り ま す 。 再開設ま で の 許容時間等は 、シ 、シ ス テ ム に 依存し ま す の で 検討が 必要な 事項と な り ま す。 3 序 章 はじ め に イ ーサネッ ト ハブ イ ーサネッ ト 他の Enet シリ ーズ ハブ 10/100Base 10/100Base Enet-HDLC-RoHS HDLC Enet-HDLC-RoHS UNIXマ シ ン W ind owsPC等の ネ ッ ト ワ ー ク 機器 HDLC相手機器 HDLC 端末機器等 HDLC相手機器 序−3 こ の マ ニ ュ ア ル の 読み 方 初め て Enet-HDLC-RoHS を ご 使用に な る 場合は 、 こ の マ ニ ュ ア ル を 次の 順に 読み な が ら 実行し て 下さ い 。 Enet-HDLC-RoHS は 使用に 先立ち 、 1 台 1 台に 設定を 行っ て か ら で な い と 動作し ま せ ん の で 、 必ず 下記の 手順を 実行し て 下さ い 。 [第1章 通信を 行う 前の 準備] を 参照に し て Enet-HDLC-RoHSに 動作条件を 設 定し ま す 。 [第2章 簡単な 通信テ ス ト ]を 参照に し て 2点間の 物理的な 接続を 確認し ま す 。 [第3章 伝送仕様に つ い て ] [第4章 情報フ レ ー ム 送受信時の 誤り 回復動作] を よ く お 読み 頂い た 上で 、 シ ス テ ム 構成で 必要な 設定を 行い ま す 。 [第6章 使用例] を 参照に し て 実際の 通信を 行い ま す 。 HDLC/RS232C機器を 接続時に は [第7章 物理的仕様] の 中に RS232Cケ ー ブ ル 接続の 例が あ り ま す の で 接続機器に 合わ せ た ケ ー ブ ル を ご 利用下さ い 。 4 序 章 はじ め に 序−4 各部の 名称と 働き ( L E D と S W ) Enet-HDLC-RoHS E t h e r n e t /H D L C PROG POW ER PROG / CONNECT PACKET PACKET TCP、 プ ロ −ド キ ャ ス ト パ ケ ッ ト 送受信時に 緑で 点滅 P R O G R A M /C O N N E C T TC P /I P 開設時、 緑で 点灯、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 時、 赤で 点灯 POW ER 電源投入と と も に 赤に 点灯し ま す 。 PROG 電源投入時、 押下し て い る と 、 通信条件固定の プ ロ グ ラ ム モ ー ド か ら 起動す る 10/100Base 1 0 /1 0 0 B a s e コ ネク タ HDLC DC5V DC INジ ャ ッ ク HDLC Dsub 25ピ ン メ ス ( RS232Cモ デ ル ) ( DTE配列)止め ネ ジ M2.6 HDLC Dsub 15ピ ン メ ス ( RS422モ デ ル ) 止め ネ ジ M2.6 5 序 章 はじ め に 序−5 本書で 使わ れ る 用語 ◆ TC P/ P /I P チ ャ ン ネ ル イ ー サ ネ ッ ト に 接続さ れ る チ ャ ン ネ ル も し く は コ ネ ク タ 部の 総称 ◆ H D LC チ ャ ン ネ ル Enet-HDLC-RoHS の HDLC に 接続さ れ る チ ャ ン ネ ル ま た は コ ネ ク タ 部の 総称 ◆ 自機 Enet-HDLC-RoHS と 端末機器を 一体と し た ネ ッ ト ワ ー ク 上の 識別単位 ◆ 相手機器 Enet-HDLC-RoHS と TCP TCP/ /IP ソ ケ ッ ト 通信に よ っ て 、 イ ー サ ネ ッ ト を 介し て ネ ッ ト ワ ー ク 通信す る サ ー バ を 含む 通信相手機器の 総称 ◆ 端末機器 HDLC チ ャ ン ネ ル に 接続さ れ る 端末機器の 総称 ◆ フ ラ ッ シ ュ ROM 電気的消去、 編集可能な ROM ROM。 。 パ ソ コ ン 等で メ モ リ ス イ ッ チ 等に 使用さ れ て い る IC の 名称 ◆ TERM WIN 添付さ れ て い る ソ フ ト は パ ソ コ ン を 使用し て Enet-HDLC-RoHS の プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 実行す る 為に 使用し ま す 。 キ ー 入力が RS232C に 出力さ れ 、 RS232C (ま た は RS422) か ら の 入力は 画面に 表示さ れ ま す 。 ◆ プロ グラ ムモード プ ロ グ ラ ム モ ー ド と は 、 各種条件を 設定す る 際の Enet-HDLC-RoHS の 状態を 言い ま す 。ネ 。 ネ ッ ト ワ ー ク 関係の ア ド レ ス や HDLC の 通信条件等は 、利用に 、 利用に 先立ち 一度プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 設定を 行う 必要が あ り ま す 。不揮発性メ 。不揮発性メ モ リ に 記憶さ れ る 為、そ 為、そ の 後は 電源を 入れ る だ け で 設定さ れ た 条件で 動作し ま す 。 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド の 実行に は 以下の 2 通り の 方法が あ り ま す 。 1) Enet-HDLC-RoHS の HDLC ポ ー ト を 使用し て 、 RS232C ポ ー ト を 持つ パ ソ コ ン +タ ー ミ ナ ル ソ フ ト で 設定を 行う 方法。 2) ◆ Enet-HDLC-RoHS の イ ー サ ネ ッ ト ポ ー ト を 使用し て 、 TELNET が 起動可 能な 端末よ り 設定を 行う 方法。 CR LF キ ャ リ ッ ジ リ タ ー ン (0Dh) 、 ラ イ ン フ ィ ー ド (0Ah) の 2 バイ ト 。 コ マ ン ド 、 リ ザ ル ト の 文字列の 説明等で こ の 文字が あ る 場合、 ご 注意 6 CR LF の 2 バ イ ト が 付加さ れ て い ま す 。 1) の 場合、 Enet-HDLC-RoHS の HDLC チ ャ ン ネ ル は RS232C (ま 1)の (ま た は RS422) と し て 動作し ま す 。 RS422 モ デ ル は 別途変換器が 必要で す 。 第1 章 通信を 行う 前の 準備 第1 章 通信を 行う 前の 準備 1 −1 電源の 投入 添付の AC ア ダ プ タ を 差し 込む と 電源投入と な り ま す 。 。 POW ER の LED が 赤で 点灯 し ま す 。 。 ま た 、PROG 、 PROG と PACKET PACKETの の LED が 緑で 点滅し ま す 。 。 こ の 間に ハ ー ド ウ ェ ア の チ ェ ッ ク を 行っ て い ま す 。 正常な 場合 PROGと PACKETの LEDは 消灯し ま す プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 、 各種設定を 行な い ま す ご 注意 異常な 場合 PROGま た は PACKETの LEDが 赤で 点滅し ま す 弊社ユ −ザ サ ポ ー ト 課へ ご 連絡下 さい LED が 緑で 点滅後に 、 赤の 点滅 ((PROG PROG ま た は PACKET の い ず れ か ) と な っ た 場合は ハ ー ド ウ ェ ア チ ェ ッ ク で 異常を 検出し た 状態で す 。 弊社ユ ー ザ サ ポ ー ト ま で ご 連絡下さ い 。 1 −2 通信条件の 設定を 行う 1 −2 −1 (プ ロ グ ラ ム モ ー ド ) プロ グラ ムモ ード と は Enet-HDLC-RoHS は 、 各種通信条件、 相手機器の ア ド レ ス 等を フ ラ ッ シ ュ ROM に 記録し て 、 そ の 設定条件で 動作し ま す 。 従っ て 、 ご 利用前に 、 各種条件を フ ラ ッ シ ュ ROM に 予め 設定し て お く 必要が 有り ま す 。プ 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド と は 、フ 、フ ラ ッ シ ュ ROM へ の 編集、 書き 込み 作業を 行う モ ー ド で す 。 フ ラ ッ シ ュ ROM ROMは は 、電源を 、電源を 切っ て も そ の 内容が 消去さ れ る こ と は あ り ま せ ん 。再度、 。再度、 電源投入し た 後、設定さ 後、 設定さ れ た 内容で 動作し ま す 。フ 。 フ ラ ッ シ ュ ROM へ の 書き 込み 繰り 返し 寿命は 、 約 10 万回で す 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 終了時に 、 一括し て 書き 込み を 行い ま す の で 、 通常の 使用で は 充分の 回数で す 。 フ ラ ッ シ ュ ROM へ の 書き 込み は 以下の 2 つ の 方法が 可能で す 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS の シ リ ア ル チ ャ ン ネ ル を 使用し て タ ー ミ ナ ル 機能を 持つ 端 末機器 ((パ パ ソ コ ン 等) 等) を 使用す る 方法。 Enet-HDLC-RoHS の HD LC コ ネ ク タ を 一時的に RS232C 非同期通 (Dsub 25 25 / RS232C モ デ ル ) ま た は RS422 非同期通信 (Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル ※ 1 ) と し て 使用し ま す 。 7 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ◆ Enet-HDLC-RoHS の イ ー サ ネ ッ ト ポ ー ト を 使用し て TELNET が 使用可能な 端 末機器か ら 書き 込み を 行う 方法。 ※ ど ち ら の 方法も プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 対話的に 編集す る 事が 可能で す 。 メ モ ▼ シ リ ア ル チ ャ ン ネ ル を 使用す る 場合で 端末機器が W ind owsの owsの 環境下に あ る 場合は 、 添付の TERM WIN が 使用で き ま す 。 端末機器に W i n d o w s が イ ン ス ト ー ル さ れ て い れ ば W i n d o w s の Hyp erterminal 等で も プ ロ グ ラ ム モ ー ド は 実行可能で す 。 ▼ 出荷時の 通信条件は 、 BPS= 9600 デ ー タ 長 = 8ビ ット STOP= 2 パ リティ= 無 し です。 ※ 1 Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル の HDLC コ ネ ク タ を 一時的に RS422 非同期通 信と し て PC 通信す る た め に は 、 別途 RS422 RS422/ /RS232C 変換器が 必要と なり ま す。 1 −2 −2 パ ソ コ ン と 本機を 接続す る ◆ シ リ ア ル チ ャ ン ネ ル を 使用す る 場合 RS422モ デ ル に は RS232C/RS422 変換器が 必要( 別売) DOS/V機 W ind owsPC 9/25ピ ン ク ロ ス ケ ー ブ ル Enet-HDLC-RoHS TERM WIN CD-R ACア ダ プ タ ◆ TELNET を 使用す る 場合 イ ーサネッ ト Enet-HDLC-RoHS TELNETが 実行可能な 端末機器 8 第1 章 通信を 行う 前の 準備 1 −3 プ ロ グ ラ ム モ ー ド へ の 入り 方、 終了方法 ◆ 入り 方 詳細は 、 1 - 3 -1 , 1 -3 -2 を 参照し て 下さ い 。 正し く プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入る と 、 パ ソ コ ン 画面ま た は TELNET 端末に は 、 *** PRO G RAM M O DE *** CR LF が 送信さ れ プ ロ グ ラ ム モ ー ド へ 入っ た 事を 知ら せ ま す 。こ 。こ の 時、PROG 時、PROG LED が 赤く 点灯し ま す 。こ 。こ の 状態が プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 、 終了の 操作を 行っ て 通常状態に 戻る ま で 続き ま す 。 ◆ 終了方法 END CR LF を 送出し 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 終了し ま す 。 Enet-HDLC-RoHS は 、 END CR LF 1. *** PROG RAM EN D *** CR LF 2. (a) (b ) ご 注意 を 受信す る と 以下の よ う に 動作し ま す 。 を 返送し て プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 終了し ま す 。 PROG SW (1(1 -3 -1) に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド の 場合 変更内容を フ ラ ッ シ ュ ROM に 書き 込み ま す 。 な お 、シ 、 シ リ ア ル ポ ー ト の 通信条件を 変更し た 場合は 、フ 、 フ ラ ッ シ ュ ROM へ の 書き 込み 完了後、 通信条件が 変更さ れ ま す 。 TELNET (1(1 - 3 -2) に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド の 場合 上記メ ッ セ ー ジ を 送出後に さ ら に 動作の 選択要求が 送信さ れ ま す 。 。 詳細は [1 [1-3 -2 TELNET TELNETに に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド ] を 参照し て 下さ い 。 変更内容を フ ラ ッ シ ュ ROM に 書き 込む に は 約2 秒か 秒か か り ま す 。こ 。こ の 間に 電 源を 落と し ま す と 設定内容が 壊れ る 可能性が あ り ま す 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 終了後に 電源を 落と す 場合は 、プ 、プ ロ グ ラ ム モ ー ド 終了メ ッ セ ー ジ 確認後、 必ず 2 秒以上時間を 秒以上時間を 置い て か ら 電源を 落と し て く だ さ い 。 TELNET に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド で Reb oot以外の TELNETに oot以外の 場合は 、設定内容更新後、 、設定内容更新後、 必ず 2 秒以上時間を 秒以上時間を 置い て か ら 電源を 落と し て く だ さ い 。 9 第1 章 通信を 行う 前の 準備 1 −3 −1 P R O G S W に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド パ ソ コ ン を タ ー ミ ナ ル と し て 準備し た ら 、 PROG SW を 押し な が ら Enet-HDLCRoHS の 電源を 投入し て 下さ い 。 こ の 動作時の み E net -HD L C -R oHS の HD LC チ ャ ン ネ ル は RS232C (D sub 25/ 25 / RS232C モ デ ル ) ま た は RS422 (Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル ) と し て 動作し ま す 。 こ の 時の 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド で の 通信条件は 固定で す 。 通信速度: 通信速度 : 9600b p s デ ー タ 長: 長: 8 ビ ッ ト ス ト ッ プ ビ ッ ト : 2 ビ ッ ト パ リ テ ィ : 無し 端末機器の 通信条件を 上記に 合わ せ て 使用し て 下さ い 。 こ の 方法は 、 次の 様な 場合に 有効で す 。 ◆ TELNET Log in に よ る 設定変更が 不能な と き 。 ご 注意 Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル の 場合、 PC の RS232C ポ ー ト に 接続し て 通信を 行う に は 、 別途 RS422/RS232C 変換器が 必要に な り ま す 。 1 −3 −2 TE L N E T に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド イ ー サ ネ ッ ト を 介し て Enet-HDLC-RoHS と TELNET 通信可能な 端末よ り プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入り ま す 。 TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設中や デ ー タ 通信中で も プ ロ グ ラ ム モ ー ド へ 入る 事が 可能で す 。 ご 注意 Enet-HDLC-RoHS の IP ア ド レ ス は デ フ ォ ル ト で 192.168.0.10 と な っ て い ま す 。 Enet-HDLC-RoHS を 接続す る ネ ッ ト ワ ー ク が 上記ア ド レ ス の ま ま 使用し て も 問題が 問題 が な い 事を 確認し て 下さ い 。 以下の 様な 場合に は そ の ま ま の IP ア ド レ ス で TELNET 通信を 行う と 問題が 発生す る 可能性が あ り ま す 。 ▼接続す る ネ ッ ト ワ ー ク の ア ド レ ス 空間が 上記デ フ ォ ル ト と 異な る 場合。 ▼既に デ フ ォ ル ト の ア ド レ ス が 他の 機器で 使用さ れ て い る 場合。 10 こ の よ う な 場合は 、 一度、 前述 1 -3 -1 の 方法に て 使用可能な IP ア ド レ ス を 設定し た 後に 行う か 、影響の 、影響の な い セ グ メ ン ト 内で TELNET TELNETに に よ る 設定変更を 設定変更を 行い ま す 。 (例: Enet-HDLC-RoHS と 端末の 2 台の み を イ ー サ ネ ッ ト 接続す る 。) 。) 第1 章 通信を 行う 前の 準備 次に W ind ows98 で の TELNET Log in の 例を あ げ ま す 。 DOS プ ロ ン プ ト よ り 以下の コ マ ン ド を 入力し ま す 。 C: ¥W IND OW S> telnet 192. 168. 0. 10 TELNET接続さ TELNET 接続さ れ て 右の よ う な 画面と な り ま す。 Pa ssword : に Enet-HDLC-RoHS で 設 定 ((後述プ 後述プ ロ グ ラ ム モ ー ド 設定項目参照) 設定項目参照) さ れた パ ス ワ ー ド を 入力し エ ン タ ー キ ー 押し ま す 。 デ フ ォ ル ト の パ ス ワ ー ド は Enet-H で す 。 を (パ ス ワ ー ド は 表示さ れ ま せ ん ) 正し い パ ス ワ ー ド が 入力さ れ る と *** PRO G RAM M O D E *** CR LF が 表示さ れ プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入り ま す 。 誤っ た パ ス ワ ー ド を 入力し た 場合は 、 以下の 様な メ ッ セ ー ジ が 表示さ れ パ ス ワ ー ド の 再入力と な り ま す 。 Log in incorrect Pa ssw ord : プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入っ た 後の 設定変更等の 操作は 、 前述 1 -3 -1 と 同様で す 。 後述 [1[1 -4 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 状態で の 設定方法] 設定方法] [1[1 -5 設定項目の 解説] 解説] を 参照し て 下さ い 。 ◆ TELNET に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド の 終了 TELNETに TELNET に よ り プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 終了す る 場合は 、他の 、他の 方法と 同様に END(end ) CR LF を 入力し ま す 。 す る と *** PRO G RAM END *** CR LF が 表示さ れ プ ロ グ ラ ム モ ー ド が 終了し た 事 を 通知し ま す 。 ((他の 他の 方法と こ こ ま で は 同様で す 。) 。) し か し TELNET TELNETに に よ る プ ロ グ ラ ム モ ー ド で は 、設定変更を 、 設定変更を 行っ た 値は こ の 時点で は 書き 込ま れず に 、 END メ ッ セ ー ジ の 後に 以下の 様な メ ッ セ ー ジ が 表示さ れま す 。 そ れ ぞ れ の メ ッ セ ー ジ の 意味は 以下の と お り で す 。 1: U p d a te a nd Reb oot 2: Q uit a nd Reb oot 3: U p d a te a nd Q uit 4: Q uit Select num b er: 設定変更値を 更新し て Enet-HDLC-RoHS を 再起動 し TELNET セ ッ シ ョ ン を 終わ る 。 設定変更を 破棄し て Enet-HDLC-RoHS を 再起動し TELNET セ ッ シ ョ ン を 終わ る 。 設定変更を 行い TELNET セ ッ シ ョ ン を 終わ る 。 設定変更を 破棄し て TELNET セ ッ シ ョ ン を 終わ る 。 11 第1 章 通信を 行う 前の 準備 Select num b er の 所に 行い た い 処理の 番号を 入力し エ ン タ ー キ ー を 押し ま す 。 1 ∼ 2 を 選択時点で TCP TCP/ /IP デ ー タ 通信コ ネ ク シ ョ ン が 開か れ て い る 場合に 下記 メ ッ セ ー ジ が 表示さ れ ま す 。 デ ー タ 通信コ ネ ク シ ョ ン が 開か れ て い な い 場合は 、 選択さ れ た 処理が 行わ れ ま す 。 W a rning : U nd er com m unica tion running 1: O k 2: Ca ncel ncel Select num b er: Select num b er の 所に 行い た い 処理の 番号を 入力し エ ン タ ー キ ー を 押し ま す 。 1 を 入力の 場合は 、 デ ー タ 通信の 有無に 関わ ら ず 、 前述で 選択さ れ た 1 ∼ 3 の 処 理を 行い ま す 。 2 を 選択の 場合は 、 再度 1 ∼ 4 の 選択メ ッ セ ー ジ が 表示さ れ ま す 。 ご 注意 1 ∼ 3 の 番号の 処理を 実行し た 場合、プ 場合、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 内で 設定変更し た 値 が 書き 変わ っ た り 、 Enet-HDLC-RoHS が 再起動し ま す 。 こ の 場合に は 、 TCP/ TCP /IP IPコ コ ネ ク シ ョ ン 中の デ ー タ 通信用ポ ー ト の 状態が 維持出来な く な り ま す 。 ((イ イ ー サ ネ ッ ト チ ャ ン ネ ル 、シ 、シ リ ア ル チ ャ ン ネ ル 共に ) よ っ て 現在コ ネ ク シ ョ ン 中の 場合、 強制終了さ れ ま す 。 ま た 、 再起動が 行わ れ た 場合は Enet-HDLC-RoHS の 電源再投入と 同じ 動 作と な り ま す 。 1 ∼ 3 を 選択す る 場合は 、 現在の デ ー タ 通信状態が 破棄さ れ る 事を ご 承知の 上で 、 注意し て 行っ て 下さ い 。 ※ Up d ate 処理が 行な わ れ る と 、 Up d ate Comp leted ※ Reb oot 処理が 行な わ れ る と 、 Reb oot Comp leted ※ TELNET セ ッ シ ョ ン を 終了の 際に 、 Disconnected CR LF CR LF CR LF の メ ッ セ ー ジ が 表示。 の メ ッ セ ー ジ が 表示。 の メ ッ セ ー ジ が 表示。 1 −3 −3 出荷時の 設定へ 戻す 方法 ◆ IP設定な IP設定な ど を 忘れ て し ま い プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入れ な く な っ た 場合は 、以下の 、以下の 方 法で 出荷時の 設定に 戻す こ と が で き ま す 。 ① PRG SW を 押し な が ら 電源を 投入し て プ ロ グ ラ ム モ ー ド に 入り ま す 。 (PROG/ CONNECT の LED が 赤で 点灯し た 状態) 状態) ② PRG SW を 再び 押し ま す 。 ((押し 押し 続け ま す ) PRG SW を 押し 続け る と PAKECT の LED が オ レ ン ジ で 点灯し ま す 。 更に PRG SW を 押し 続け る と PROG PROG/ /CONNECT 及び PACKET の LED が 緑 の 点灯と な り ま す 。 こ れ を 確認し た ら 、 PRG SW を 放し ま す 。 12 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ③ PROG/ PROG /CONNECT CONNECT及び 及び PACKET の LED が 緑の 点滅と な り 、出荷時の 、 出荷時の 状態で 初期化さ れ ま す 。 ④ IP= 192.168.0.10 と な り ま す の で 、 TELNET で こ の IP に 対し て ロ グ イ ン 可 能と な り ま す 。 1 −4 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 状態で の 設定方法 1 −4 −1 基本的な 操作方法 ◆ 設定変更の 方法は ○○ = ○○○ ((エ エ ン タ ー キ ー ) が 基本で す 。 画面表示し て い る 書式と 同じ よ う に キ ー 入力し ま す 。 エ ン タ ー キ ー は 、 端末の Enter キ ー を 押す こ と を 表し て い ま す 。 ASCII コ ー ド の 英大文字、 英小文字、 数字、 記号を 使用し ま す 。 例) 通信速度の 変更例 19200b p s に 変更す る 。 B= 19200 ((エ エ ン タ ー キ ー ) ま た は b = 19200 ((エ エ ン タ ーキー) ((プ プ ロ グ ラ ム モ ー ド を 終了す る ま で 通信条件は 変わ り ま せ ん 。) 。) ◆ も し 誤っ た 書式や 設定で き な い 値を 入力し た 場合は ?を 返し ま す 。 ◆ エ ン タ ー キ ー ((直前に 直前に 文字を 打た ず に Enter キ ー の み ) を 押す と 、 現在の 設定値 ペ ー ジ ま た は 次の 設定値ペ ー ジ を 表示し ま す 。 事前に 変更入力が あ っ た 場合→変更入力さ れ た 項目の ペ ー ジ を 表示 事前に 変更入力が 無い 場合 →現在表示の 次の ペ ー ジ を 表示 ◆ 設定画面の ペ ー ジ は 全部で 3 ペ ー ジ あ り ま す 。 表示ペ ー ジ を 変え る に は 、前述の 、前述の エ ン タ ー キ ー に よ る 方法の 他に ペ ー ジ 番号指定 に よ る 方法が あ り ま す 。 例) 2 ((エ エ ン タ ー キ ー )=(2 ペ ー ジ 目を 表示す る ) 13 第1 章 通信を 行う 前の 準備 1 −4 −2 表示画面 *** PROG RAM M O DE *** + CR+ LF の 表示後、 エ ン タ ー キ ー を 押す と 1 ペ ー ジ 目が 表示さ れ ま す 。 1 ∼ 3 ペ ー ジ の 内容は 以下で す 。 ◆ 1 ページ目 *** PRO G RAM 1 /3 *** E ne t-H Ver 3 . 0 0 6 /XX Ver3 XX/ /XX TCLK = 1 B= 9 6 0 0 RO M VE RSI O N TX CLK SE LE CT [1: ST1 or 2: ST2 ] BPS [2 40 0/ 0 /48 00 /960 0/ 0 /1 92 00 /38 40 0/ 0 /7 68 00 /1 53 60 0 14 40 0/ 0 /28 80 0/ 0 /57 60 0/ 0 /11 52 00 /48000 48000/ /64000 64000]] CRC= 16 CRC SE LE CT [1 6 or 3 2 ] E F= 0 M A= 0 1 D ATA E N CO DI N G FO RM AT [0 : N RZ or 1 : N RZ I ] M Y AD DRE SS [01 -FE 8 b it O NLY] YA= 0 2 YOU AD DRE SS [01 -FE 8 b it O NLY] T1= 2 . 0 0 RESPON CE TI M ER [9 9. 9 9 se c ] N2= 5 T2= 1 . 0 0 RE TRY CO U N TE R [1 -2 0 ] TX RR RESPO N CE TI M ER [9 9. 9 9 se c ] T4 = 3 . 0 0 FO R RE M OTE CHAN N EL BU SY TI M E R [9 9 . 99 se c ] OC= 1 O U T STAN D I N G CO U N TE R [1 -7 ] DM= D PO W E R O N D M SE N D [E /D ] FLG = D FLAG SN E D [E /D ] ◆ 2 ページ目 *** PRO G RAM 2 /3 *** M AC= 0 0 : C0 : 8 4 : XX XX:: XX XX:: XX IP= 1 92 . 1 68 . 0 . 1 0 E TH E RN E T AD D RE SS I P AD D R E SS PORT= 00 0 0 SO U RC E PO RT N U M BE R N ETM = 0 . 0 . 0. 0 N E TM ASK D EFG = 0. 0. 0. 0 BRD A= 2 5 5. 2 5 5. 2 55 . 25 5 D E FAU LT G ATE W AY BR O AD CAST AD D RE SS W AI T= 1 2 0 TIM E W AIT (se c ) PASS= E n e t-H FTP o r TE LNE T PASS W O RD O BSP= 00 0 0 TRY = S O BSE RVATI O N U D P PO RT N U M BE R RE TR Y CO U N TE R [N /S] W TM= TM = KEEP W ATCH TIMER [ 00 - 60 Min ] 14 0 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ◆ 3 ページ目 *** PRO G RAM 3 /3 *** H O ST I P AD D RESS D E ST PO RT H O ST E TH E RN E T AD D RE SS 1 I= 0 . 0 . 0. 0 2 I= 0 . 0 . 0. 0 1 P= 0 0 0 0 2 P= 0 0 0 0 1M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 2M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 3 I= 0 . 0 . 0. 0 3 P= 0 0 0 0 3M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 4I = 0. 0 . 0. 0 4 P= 0 0 0 0 4M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 5 I= 0 . 0 . 0. 0 6 I= 0 . 0 . 0. 0 5 P= 0 0 0 0 6 P= 0 0 0 0 5M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 6M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 7 I= 0 . 0 . 0. 0 7 P= 0 0 0 0 7M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 8 I= 0 . 0 . 0. 0 8 P= 0 0 0 0 8M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 9 I= 0 . 0 . 0. 0 1 0I= 0. 0. 0 . 0 9 P= 0 0 0 0 1 0P= 0 00 0 9M = 00 : 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00 10 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 1I= 0. 0. 0 . 0 1 1P= 0 00 0 11 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 2I= 0. 0. 0 . 0 1 2P= 0 00 0 12 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 3I= 0. 0. 0 . 0 1 4I= 0. 0. 0 . 0 1 3P= 0 00 0 1 4P= 0 00 0 13 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 14 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 5I= 0. 0. 0 . 0 1 5P= 0 00 0 15 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 6I= 0. 0. 0 . 0 1 6P= 0 00 0 16 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 7I= 0. 0. 0 . 0 1 7P= 0 00 0 17 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 1 8I= 0. 0. 0 . 0 1 8P= 0 00 0 18 M = 0 0: 0 0: 0 0: 00: 00: 00 15 第1 章 通信を 行う 前の 準備 1 −5 設定項目の 解説 1 −5 −1 各項目の 意味、 設定範囲、 デ フ ォ ル ト 値 ◆プ ロ グ ラ ム モ −ド の 設定 1 /3 ペ −ジ ▼ ROM VERSIO N ソ フ ト バ ー ジ ョ ン を 表示し ま す 。 ▼ Enet-HDLC-RoHS 送信ク ロ ッ ク の 選択 TCLK= 1 CR LF RS232C Typ e RS422 Typ e TCLK= 2 CR LF RS232C Typ e RS422 Typ e デフ ォ ルト 1 送信ク 受信ク 送信ク 受信ク ロッ ロッ ロッ ロッ ク ク ク ク を 自機 ST1 出力と し ま す 。 を RXC 入力と し ま す 。 を 自機 ST ±出力と し ま す 。 を RXC 入力と し ま す 。 送信ク 受信ク 送信ク 受信ク ロッ ロッ ロッ ロッ ク ク ク ク を ST2 入力と し ま す 。 を RXC 入力と し ま す 。 を 自機 ST ±入力と し ま す 。 を RXC 入力と し ま す 。 デ フ ォ ル ト 9600 ▼ シ リ ア ル 通信速度 B= nnnn CR LF nnnn b p s と し ま す 。 値は 2400,4800,9600,19200,38400,76800,153600,14400,28800,57600, 115200,48000,64000 の い ず れか で す 。 ※ 48000,64000 選択時は 誤差が あ り ま す 。 ▼ CRC デ フ ォ ル ト 16 CRC= 16 CR LF CRC は CCITT CRC (X16+ X12+ X5+ 1) CRC= 32 CR LF CRCは CRC は CCITT CRC (X32+ X26+ X23+ X22+ X16+ X12+ X11+ X10+ X8+ X7+ X5+ X4+ X2+ X1+ 1) ▼ デ −タ エ ン コ −デ ィ ン グ フ ォ −マ ッ ト デフ ォ ルト 0 EF= 0 CR LF NRZ 形式と し ま す 。 EF= 1 CR LF NRZI 形式と し ま す 。 ▼ Enet-HDLC-RoHS の H DLC ア ド レ ス デ フ ォ ル ト 00 MA= hh CR LF Enet-HDLC-RoHS の ア ド レ ス を hh と し ま す 。 hh は 01h ∼ FEh の 16 進数で す 。 ▼ 相手 H D LC 機器の ア ド レ ス デ フ ォ ル ト 00 YA= hh CR LF 相手 HDLC 機器の ア ド レ ス を hh と し ま す 。 hh は 01h ∼ FEh の 16 進数で す 。 16 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ▼ 応答確認用タ イ マ 1 デ フ ォ ル ト 1.00 T1= nn.nn CR LF 応答確認用タ イ マ T1 を nn.nn と し ま す 。 nn は 0 ∼ 9 の 数値で す 。 応答確認用タ イ マ 1 は 、 P= 1 の フ レ ー ム 、 I フ レ ー ム ま た は FRMR レ ス ポ ン ス 等を 送信時に 起動し ま す 。 上記に 対す る 正し い レ ス ポ ン ス が 返送さ れ る と 停止し ま す 。 。 正し い レ ス ポ ン ス が 返送さ れ な い 場合は 、T1 、T1 タ イ マ に て N2 回再送を 行い ま す 。 ▼ 応答確認リ ト ラ イ 回数 デフ ォ ルト 5 N2= nn CR LF 応答確認リ ト ラ イ 回数 N2 を nn と し ま す 。 nn は 1 ∼ 20 の 数値で す 。 ▼ 応答確認用タ イ マ 2 デ フ ォ ル ト 0.50 T2= nn.nn CR LF 応答確認用タ イ マ T2 を nn.nn と し ま す 。 nn は 0 ∼ 9 の 数値で す 。 こ の タ イ マ は HDLC 機器よ り 正し い I フ レ ー ム を 受信し た 時に 起動し ま す 。 T2 が タ イ ム ア ウ ト し た 時に 、 受信 I フ レ ー ム の 応答確認と し て RR レ ス ポ ン ス を 送信し ま す 。 T2 が タ イ ム ア ウ ト す る 前に Enet-HDLC-RoHS よ り 送信す る I フ レ ー ム が あ る 場合は 、そ 、そ の I フ レ ー ム に 応答確認を 相乗り さ せ て 送信し 、T2 、T2タ タ イ マ を 停止し ま す 。 ※ 必ず T1> T2 と な る よ う に 設定し て 下さ い 。 ▼ 相手局 b u s y 監視用タ イ マ 4 デ フ ォ ル ト 3.00 T4= nn.nn CR LF 相手局 b usy 監視用タ イ マ 4 を nn.nn と し ま す 。 nn は 0 ∼ 9 の 数値で す 。 相手局 b usy 監視用タ イ マ は HDLC 相手機器よ り RNR を 受信時に 起動し ま す 。 そ の 後HDLC 後 HDLC 相手機器よ り b usy解除通知で usy 解除通知で あ る RR ま た は REJ REJを を 受信す る と 停止 さ れま す 。 Busy 解除通知を 受信し な い 場合は 、 RR コ マ ン ド を T4 タ イ マ 値に よ り N2 回再送 し ま す。 ▼ アウト スタ ンディ ング数 デフ ォ ルト 1 OC= n CR LF ア ウ ト ス タ ン デ ィ ン グ 数 OC を n と し ま す 。 nn は 1 ∼ 7 の 数値で す 。 相手か ら の 応答確認な し に 連続し て 送信で き る I フ レ ー ム の 数。 イ ー サ ネ ッ ト 相手機器よ り 受信し た デ ー タ を HDLC 機器に 対し て I フ レ ー ム と し て 送信毎に OC= n で 設定の 値と チ ェ ッ ク を 行い 、設定値n 、 設定値n 番目の I フ レ ー ム 出力時に P= 1 の I フ レ ー ム と し て 送信し ま す 。 P= 1 の I フ レ ー ム 送信後は 、 相手 HDLC 機器よ り の 受信確認を 待ち ま す 。 受信確認を 待つ 間は 、 次の I フ レ ー ム の 送信は し ま せ ん 。 17 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ▼ 電源投入後の D M 送信 DM= D CR LF DM= E CR LF デフ ォ ルト D 電源投入後に 、 何も 送信し ま せ ん 。 電源投入後に 、 DM レ ス ポ ン ス を 送信し 、 SABM を 待ち ま す 。 SABM を 受信し な い 場合は T1 T1タ タ イ マ 値で N2 N2回 回 DM を 送信し ま す 。 ▼ フ レ ー ム 間の フ ラ グ /ア イ ド ル の 送信 デフ ォ ルト D FLG= D CR LF フ レ ー ム 間で フ ラ グ を 送信し ま せ ん 。 フ レ ー ム 間は マ ー ク (1) で す 。 FLG= E CR LF フ レ ー ム 間で フ ラ グ を 送信し ま す 。 ◆プ ロ グ ラ ム モ −ド の 設定 2 /3 ペ −ジ ▼ 自機イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス MAC= 00:C0:84:hh:hh:hh CR LF こ の 項目は 、 変更で き ま せ ん 。 hh:hh:hh 部分は 、 個々の 装置に ユ ニ ー ク な 番号で す 。 ▼ 自機 I P ア ド レ ス デ フ ォ ル ト 192.168.0.10 IP= d d d .d d d .d d d .d d d CR LF 自機 IP ア ド レ ス を 設定し ま す 。 IP ア ド レ ス は 、 32 ビ ッ ト 長 (4 バ イ ト ) で 示さ れ ま す 。 8 ビ ッ ト (1 バ イ ト ) 単位を ド ッ ト で 区切り 、 各 8 ビ ッ ト を 10 進数で 表示し ま す 。 個々の d d d の 部分は 、 0 ∼ 255 で す 。 ▼ ソースポート ア ド レス デ フ ォ ル ト 0000 PORT= hhhh CR LF ソ ー ス ポ ー ト 番号を 設定し ま す 。 番号は 、 16 ビ ッ ト 長 (2 バ イ ト ) で 示さ れ ま す 。 16 進数で 指定し ま す 。 ※ ポ ー ト 番号は 0000 の 状態は 未設定と な り ま す 。 ご 注意 例) 18 Enet-HDLC-RoHS の PORT の 設定は 、 す べ て Hex (16 進数 進数)) で の 指定と な り ま す 。 通信相手機器の ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム 等の PORT PORT指定が 指定が Dec (10進数 (10 進数)) の 場合が あ り ま す の で 、 ご 注意下さ い 。 Enet-HDLC-RoHS 側で PORT を 1000 (Hex) と 指定し た 場合、 場合、 通信相手機 器で 設定す る Enet-HDLC-RoHS の ポ ー ト は 、10 進数で 4096 (Dec) と 指 定し ま す 。 ポ ー ト 番号の 0 ∼ 1024 (0400h) ま で は well well- known p ort と し て 予約さ れ て いま す。 通常の デ ー タ 通信に は 別の 番号を 設定し て 下さ い 。 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ▼ ネッ ト マ スク ア ド レス デ フ ォ ル ト 0.0.0.0 NETM= d d d .d d d .d d d .d d d CR LF サ ブ ネ ッ ト の 場合の ネ ッ ト マ ス ク 値を 設定し ま す 。 設定値は 、 IP ア ド レ ス と 同様な 書式で す 。 下図 [[異な 異な る ネ ー ッ ト ワ ー ク 間の 通信] 通信] を 参照し て 下さ い 。 ▼ デフ ォ ルト ゲート ウ ェ イ アド レス デ フ ォ ル ト 0.0.0.0 DEFG= d d d .d d d .d d d .d d d CR LF サ ブ ネ ッ ト の 場合の デ フ ォ ル ト ゲ ー ト ウ ェ イ 値を 設定し ま す 。 設定値は 、 IP ア ド レ ス と 同様な 書式で す 。 下図 [[異な 異な る ネ ー ッ ト ワ ー ク 間の 通信] 通信] を 参照し て 下さ い 。 ▼ ブロ ード キャ スト ア ド レス デ フ ォ ル ト 255.255.255.255 BRDA= d d d .d d d .d d d .d d d CR LF サ ブ ネ ッ ト の ブ ロ ー ド キ ャ ス ト ア ド レ ス 値を 設定し ま す 。 設定値は 、 IP ア ド レ ス と 同様な 書式で す 。 こ の 値は 、 IP と NETM の 設定で 連動し て 変化し ま す 。 特に 変更を 要す る 時 に こ の コ マ ン ド を 使用し ま す 。 下図 [[異な 異な る ネ ッ ト ワ ー ク 間の 通信] 通信] を 参照し て 下さ い 。 ※ 上記の ア ド レ ス 設定は 同一の セ グ メ ン ト 内で 通信を 行う 場合に は 必要あ り ま せ ん 。 ★ 異な る ネ ッ ト ワ ー ク 間の 通信例 ★ 相手機器 No.1 IP= 192.168.20.12 No.2 IP= 192.168.20.02 他ネ ッ ト へ ルータ ー No.1 IP= 192.168.20.01 192.168.20.0 のサブ ネッ ト ルータ ー ※太線が 通信さ れ る ル ー ト ネッ ト ワ ーク ルータ ー No.3 IP= 192.168.50.01 相手機器 No.2 IP= 192.168.50.40 192.168.50.0 のサブ ネッ ト 自機 Enet-HDLC-RoHS IP= 192.168.50.30 NETM= 255.255.255.0 DEFG= 192.168.50.1 BRDA= 192.168.50.255 相手No.1= 192.168.20.12 相手No.2= 192.168.50.40 19 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ▼ タ イ ム ウ ェ イ ト の 時間を 変更す る デ フ ォ ル ト 120 W AIT= nnn CR LF タ イ ム ウ ェ イ ト を nnn 秒と し ま す 。 nnn は 1 ∼ 999 秒で す 。 通常は 、 120 秒で す が 、 シ ス テ ム で こ の 値を 変更し て も 良い 良 い 場合に の み 変更し て 下さ い 。 [3[3 -4 TCP/ TCP/IP コ ネ ク シ ョ ン の 終了] 終了] を 参照し て 下さ い 。 ▼ TE LN E T Lo g in 時の パ ス ワ −ド を 指示す る デ フ ォ ル ト Enet-H PASS= xxxxxxxx CR LF タ イ ム ウ ェ イ ト を nnn 秒と し ま す 。 xxxxxxxx は 最大 8 文字で す 。 TELNET で 相手よ り ア ク セ ス が あ っ た 時、 PASS= で 指定さ れ て い る 文字列と チ ェ ッ ク を 行い ま す 。 一致し な け れ ば TELNET 通信は 行い ま せ ん 。 PASS= CR LF で 指定無し と な り ま す 。 ※ PASS 無し の 場合、 TELNET Log in に て セ キ ュ リ テ ィ な し で の Enet-HDLCRoHS の 再起動が 可能と な っ て し ま い ま す 。 安全の 為、 PASS の 設定を 行う 事を おすすめし ま す。 ▼ 将来拡張用ポ −ト 番号 OBSP= hhhh CR LF デ フ ォ ル ト 0000 拡張用の ポ −ト 番号で す 。 通常設定の 必要は あ り ま せ ん 。 ▼ TC P/ P / I P デ −タ の 再送、 終了要求パ ケ ッ ト FI N の 再送指定 デフ ォ ルト S TRY= S Enet-HDLC-RoHS は 、 通信相手に TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト を 送信後、 相手よ り の 応答ACK 応答 ACK パ ケ ッ ト を 待ち ま す 。こ 。こ の 時相手よ り 応答が 無い 場合 ((ケ ケ ー ブ ル 断、相手機器ダ 断、相手機器ダ ウ ン ) デ ー タ パ ケ ッ ト の 再送を 行い ま す 。 再送は 以下の タ イ マ 間隔で 行わ れ ま す 。 1 秒後→ 2 秒後→ 4 秒後→ 8 秒後→ 16 秒後→ 32 秒応答ウ エ イ ト し た 後 に 強制終了し ま す 。 再送タ イ ム ア ウ ト ま で 約 1 分で す 。 TRY= N 20 1 秒後→ 2 秒後→ 4 秒後→ 8 秒後→ 16 秒後→ 32 秒後→ 64 秒後→ 70 秒後→ 70 秒後→ 70 秒後→ 70 秒後→ 70 秒後→ 70 秒応答ウ エ ィ ト し た 後に 強制終了し ま す 。 再送タ イ ム ア ウ ト ま で 約 9 分か か り ま す 。 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ▼ 無通信時の コ ネ ク シ ョ ン 強制終了タ イ マ ー の 指定 デフ ォ ルト 0 W TM= 00 CR LF nn は 0 ∼ 60 ま で の 10 進数で 指定。 単位は 分で す 。 0 指定時に は こ の 機能は 無効と な り ま す 。 1 ∼ 60 を 指定の 場合、 デ ー タ 通信コ ネ ク シ ョ ン 中の 無通信時間を 計測し ま す。 TCP/ TCP /IP 通信相手よ り イ ー サ ネ ッ ト パ ケ ッ ト の 受信が な く 、 Enet-HDLCRoHS か ら パ ケ ト 送信し て い な い 場合で 、 設定時間を 経過す る と リ セ ッ ト パ ケ ッ ト を 送出し て コ ネ ク シ ョ ン を 強制終了し ま す 。 。 ま た 、HDLC 、HDLC側へ 側へ は DISC を 送信し て TCP TCP/ /IP の 切断を 通知し ま す 。 本機能は 、 何等か の 理由で 無通信状態と な っ て し ま っ た 場合に 、 EnetHDLC-RoHS の 遷移状態を 初期状態に 戻す こ と が 可能と な り ま す 。 ま た 、 HDLC 機器へ TCP TCP/ /IP 通信の 異常を 通知し ま す 。 使用例: 使用例 : 半開設状態の 早期リ カ バ リ 等で 使用。 尚、 1 ∼ 60 を 設定し て い て も TELNET Log in 中は 無効と な り ま す 。 21 第1 章 通信を 行う 前の 準備 ◆プ ロ グ ラ ム モ −ド の 設定 3 /3 ペ −ジ ▼ 相手 I P ア ド レ ス デ フ ォ ル ト 0.0.0.0 nnI= d d d .d d d .d d d .d d d CR LF テ ー ブ ル nn 番の 相手 IP ア ド レ ス を d d d .d d d .d d d .d d d と し ま す 。 nn は 、 1 ∼ 18 の テ ー ブ ル 番号で す 。 設定値は 、 IP ア ド レ ス と 同様な 書式で す 。 既に 設定さ れ て い た テ ー ブ ル nn 番の IP ア ド レ ス を 異な る 値に 設定し た 場合 場合 は 、 同じ テ ー ブ ル の 相手イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス を 消去し ま す 。 1I= 、 1P (1 番目 番目)) に 設定し た 相手に 対し て Enet-HDLC-RoHS よ り コ ネ ク シ ョ ン 開設を 行い ま す 。 1 ∼ 18 の 相手テ ー ブ ル に 登録し た 相手よ り 開設要求を 受信の 場合は 、HDLC 、 HDLC チ ャ ン ネ ル に SABM を 送信し ま す 。 (TCP/ (TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン 非開設時) 非開設時) TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン は 同時に 複数の 開設は 出来ま せ ん 。 ▼ 相手ポ ー ト 番号 デ フ ォ ル ト 0000 nnP= hhhh CR LF テ ー ブ ル nn 番の 相手ポ ー ト 番号を hhhh と し ま す 。 nn は 、 1 ∼ 18 の テ ー ブ ル 番号で す 。 設定値は 、 ソ ー ス ポ ー ト と 同様な 書式で す 。 ※ 0000 を 設定の 場合、 こ の テ ー ブ ル ナ ン バ ー は 未設定と な り ま す 。 相手機器と 通信を 行な う に は 必ず 必要な 設定で す 。 ▼ 相手イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス nnM= hh:hh:hh:hh:hh:hh こ の 項目は 、 設定す る 必要が 有り ま せ ん 。 ARP に よ り 自動的に 取得し ま す 。 開設失敗の 場合は 、 自動的に 消去し ま す 。 nnM= 0 CR LF で 消去す る 事が 出来ま す 。 消去さ れ た 場合は 、 再度 ARP か ら の 手順 と なり ま す。 ▼ 全て の 設定値を デ フ ォ ル ト と す る DEFAULT CR LF フ ラ ッ シ ュ ROM 内の 全て の 設定値が デ フ ォ ル ト 値と な り ま す 。 ご 注意 22 今ま で の 設定内容が す べ て 消え て し ま い ま す 。重要な 。重要な 設定値は 、他に 、他に メ モ を 残し て か ら 実行し て 下さ い 。 第2 章 簡単な 通信テ ス ト 第2 章 章 簡単な 通信テ ス ト 2 −1 p i n g を 使っ た 簡単な 通信テ ス ト 1) Enet-HDLC-RoHS と 通信す る イ ー サ ネ ッ ト 相手機器が UNIX マ シ ン ま た は W in d ows マ シ ン の 場合 ▼ Enet-HDLC-RoHS 自身の IP ア ド レ ス を 設定す る 。 ((第 第 1 章を 参照) 参照) 例: IP= 192.168.0.130 (同一セ (同一セ グ メ ン ト 内の 場合の 例で す ) ▼ 通信を 行う 相手機器よ り p ing コ マ ン ド を 実行す る 。 M icrosoft (R) W ind ow s 98 で の p ing テ ス ト 成功例 C: ¥W IN D OW S> p ing 192. 168. 0. 130 Ping ing 192. 168. 0. 130 w ith 32 b ytes of d a ta : Rep ly from 192. 168. 0. 130: b ytes= 32 tim e= 2m s TTL= 32 Rep ly from 192. 168. 0. 130: b ytes= 32 tim e= 2m s TTL= 32 Rep ly from 192. 168. 0. 130: b ytes= 32 tim e= 1m s TTL= 32 Rep ly from 192. 168. 0. 130: b ytes= 32 tim e= 1m s TTL= 32 上記が 返送さ れ れ ば 、 物理的な 接続は 問題あ り ま せ ん 。 M icrosoft (R) W ind ow s 98 で の p ing テ ス ト 失敗例 C: ¥W IN D OW S> p ing 192. 168. 0. 130 Ping ing 192. 168. 0. 130 w ith 32 b ytes of d a ta : Req uest tim ed out. Req uest tim ed out. Req uest tim ed out. Req uest tim ed out. 上記の よ う な メ ッ セ ー ジ が 返送の 場合は 、ケ 、ケ ー ブ ル 接続/経路等を ご 確認下さ い 。 2) Enet-HDLC-RoHS と 通信を 行う 通信相手機器が p ing コ マ ン ド を 実行で き な い 場合は 、 相手機器が 接続さ れ る セ グ メ ン ト 内の p ing が 可能な 機器よ り 実行し ま す 。 ((テ テ ス ト 方法/結果は 1) と 同様で す 。 ※ UNIX マ シ ン 等で の p ing の 実行方法は 機器の マ ニ ュ ア ル 等を 参考に し て 下さ い 。 ※ inform a tion Req uest/ uest/Rep ly Tim esta m p /Tim esta m p Rep ly Ad d ress M a sk Req uest/ uest/Rep ly に は 対応し て お り ま せ ん 。 23 第3 章 伝送仕様に つ い て 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −1 受信パ ケ ッ ト 識別 Enet-HDLC-RoHS は 、 自機宛の パ ケ ッ ト か 否か の 判定を 以下の よ う に 行い ま す 。 ◆ イ ーサネッ ト ヘッ ダ 部 デ ス ト ネ ー シ ョ ン ア ド レ ス ((送信先 送信先 MAC ア ド レ ス ) と 自機 MAC ア ド レ ス の 一致 ソ ー ス ア ド レ ス ((送信元 送信元 MAC ア ド レ ス ) と 自機保持の 相手 MAC ア ド レ ス の 一致 ◆ IP ヘ ッ ダ 部 デ ス ト ネ ー シ ョ ン IP ア ド レ ス ((送信先 送信先 IP) と 設定し た 自機 IP ア ド レ ス の 一致 ソ ー ス IP ア ド レ ス ((送信元 送信元 IP ア ド レ ス ) と 設定し た 相手 IP ア ド レ ス の 一致 ◆ TCP ヘ ッ ダ 部 デ ス ト ネ ー シ ョ ン ポ ー ト No (送信先ポ (送信先ポ ー ト No) と 設定し た 自機ポ ー ト No の 一致 ソ ー ス ポ ー ト No (送信元ポ (送信元ポ ー ト No) と 設定し た 相手ポ ー ト No の 確認 受信し た ソ ー ス ポ ー ト No と 設定し た 相手ポ ー ト No が 不一致の 場合、 一時的に ソ ー ス ポ ー ト No に 合わ せ て 通信を 行い ま す 。 ま た 、 TCP プ ロ ト コ ル の SEQ No、 No 、 ACK No の チ ェ ッ ク を 行い ま す 。 送出パ ケ ッ ト は 相手ア ド レ ス と 適切な SEQ SEQ、 、 ACK を 作成し て 出力し ま す 。 例) IP ア ド レ ス 、 ポ ー ト 番号の 設定例 下記の よ う な 設定で 、 自機と 相手機器と の 間で コ ネ ク シ ョ ン の 開設が 出来ま す 。 MAC= XX:XX:XX:XX:XX:XX イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス (装置固定) IP= 192.168.0.10 自機IPア ド レ ス PORT= A10C(Hex) 自機ポ ー ト ア ド レ ス nI= 192.168.0.20 相手IPア ド レ ス nP= B001 相手ポ ー ト ア ド レ ス イ ーサネッ ト ア ド レ ス (装置固定) 192.168.0.20 自機IPア ド レ ス B001 自機ポ ー ト ア ド レ ス IP= 192.168.0.10 相手IPア ド レ ス A10C(Hex) 相手ポ ー ト ア ド レ ス ◆ 矢印の よ う な 関係に な っ て い る 必要が あ り ま す 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS の ポ ー ト ナ ン バ ー の 指定は Hex (16 進数 進数)) で す 。 相手機器の ポ ー ト 指定を 10 進で 行な う 場合は 、 上記例の 場合、 A10C= 41228 (Dec) 、 B001= 45057(Dec) と な り ま す 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS の ポ ー ト ナ ン バ ー 指定で 、 0000 は 未設定扱い と な り ま す 。 必ず 0000 以外の 設定が 必要で す 。 24 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −2 A R P に 対す る 応答 Enet-HDLC-RoHS は 、 通信相手機器 ((サ サ ー バ ) 、 ル ー タ 等が 発行す る ARP ブ ロ ー ド キ ャ ス ト に 応答し ARP 応答を 返送し ま す 。 こ れ に よ り ARP 発行元は 、 Enet-HDLC-RoHS の イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス を 得る こ と が 出来ま す 。 ま た 、 Enet-HDLC-RoHS か ら コ ネ ク シ ョ ン を 開設す る 際に 、 相手 の イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス を 取得し て い な い 場合は 、 ARP ブ ロ ー ド キ ャ ス ト を 発行し ま す。 応答し て き た 相手の イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス を 取得し ま す 。 サ ブ ネ ッ ト 間の 通信を 行 う 場合は 、 NETM 等の 設定が 必要と な り ま す 。 [1 -5 設定項目の 解説] 解説] 中の NETM 等の 設定ぺ ー ジ 及び [[異な 異な る ネ ッ ト ワ −ク 間の 通 信例]] を 参照し て 下さ い 。 信例 3 −3 T C P / I P コ ネ ク シ ョ ン の 開設 ※ TCP TCP/ /IP IP通信で 通信で は 、コ 、コ ネ ク シ ョ ン 開設に 成功し な い と デ ー タ の 伝送は 出来ま せ ん 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS か ら の コ ネ ク シ ョ ン 開設 ( Enet-HDLC-RoHS ク ラ イ ア ン ト 動作) 動作) Enet-HDLC-RoHS か ら TCP TCP/ /IP の コ ネ ク シ ョ ン を 開設す る に は 、 以下の シ ー ケ ン ス と なり ま す。 ▼ HDLC 接続機器か ら SABM を 受信す る 。 ▼ SABM を 受信し た Enet-HDLC-RoHS は プ ロ グ ラ ム モ ー ド 3 /3 ペ ー ジ の 相手設定テ ー ブ ル No1 に 設定 ((1I= 1I= ,1P= ) し た イ ー サ ネ ッ ト 接続相手機器へ TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設要求を 送信し ま す 。 ※ こ の 時イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器は Enet-HDLC-RoHS よ り 開設要求を 受 信可能な 状態 ((ホ ホ ス ト 型) 型) で 動作し て い る 必要が あ り ま す 。 ▼ Enet-HDLC-RoHS が 送信し た 開設要求を 受信し た イ ー サ ネ ッ ト 相手機器 は 、 開設要求応答を 返送し ま す 。 ▼ Enet-HDLC-RoHS は HDLC 相手機器に UA を 返送し ま す 。 ※ こ こ ま で で の シ ー ケ ン ス 終了で TCP TCP/ /IP IPお お よ び HDLC HDLCの の ど ち ら も デ ー タ 伝送 可能と な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS は イ ー サ ネ ッ ト 通信相手よ り TCP TCP/ /IP 開設要求応答が 返送さ れ な い と UA レ ス ポ ン ス を 返送し ま せ ん 。 25 第3 章 伝送仕様に つ い て ◆ イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器か ら の コ ネ ク シ ョ ン 開設 ((Enet-HDLC-RoHS Enet-HDLC-RoHSホ ホスト 動作)) プ ロ グ ラ ム モ ー ド 3 /3 ペ ー ジ の 通信相手設定テ ー ブ ル に 設定さ れ た イ ー サ 動作 ネ ッ ト 通信相手機器か ら TCP TCP/ /IP IPコ コ ネ ク シ ョ ン 開設要求で あ る SYN パ ケ ッ ト 受信 し た 場合、以下の 場合、以下の シ ー ケ ン ス と な り ま す 。 ((相手テ 相手テ ー ブ ル に 未登録の 相手に は 応答 し ま せ ん 。) 。) ▼ HDLC 相手機器に SABM を 送信す る 。 ▼ HDLC 相手機器よ り UA が 返送さ れ た 場合、 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器へ TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設要求に 対す る 応答を 返送し ま す 。 ※ こ こ ま で で の シ ー ケ ン ス 終了で TCP TCP/ /IP IPお お よ び HDLC HDLCの の ど ち ら も デ ー タ 伝送 可能と な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS は HDLC 相手機器よ り UA レ ス ポ ン ス が 返送さ れ な い と TCP TCP/ /IP 開設要求に 対す る 応答は 返送し ま せ ん 。 ※ Enet-HDLC-RoHS が コ ネ ク シ ョ ン 開設中は 、 他の 通信相手機器か ら の 開 設要求は 受け 付け ま せ ん 。 ※ イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器が UNIX UNIXや や W indowsの indowsの ソ ケ ッ ト 通信プ ロ グ ラ ム の 場合、相手機器は 場合、 相手機器は ク ラ イ ア ン ト 型も し く は ホ ス ト 型の ど ち ら か の 動作と な り ま す。 相手機器が ホ ス ト 型の 場合は 、 Enet-HDLC-RoHS は ク ラ イ ア ン ト 動作を 行う 必要が あ り ま す 。 ま た 相手機器が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合は 、 Enet-HDLC-RoHS は ホ ス ト 型 の 動作で あ る 必要が あ り ま す 。 26 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −4 TC P / I P コ ネ ク シ ョ ン の 終了 ◆ Enet-HDLC-RoHS か ら コ ネ ク シ ョ ン の 終了 Enet-HDLC-RoHS か ら TCP TCP/ /IP の コ ネ ク シ ョ ン を 終了す る に は 、 以下の シ ー ケ ン ス と なり ま す。 ▼ TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設中に HDLC 相手機器よ り DISC を 受信 ▼ Enet-HDLC-RoHS は 、 FIN パ ケ ッ ト ((終了要求パ 終了要求パ ケ ッ ト ) を 発行し て 終了 手順を 実行し ま す 。 正し く 終了手順が 行わ れ た 後に 、 UA を 返送し タ イ ム ウ ェ イ ト 状態と な り ま す 。 タ イ ム ウ ェ イ ト は 、最後に 、最後に 発行さ れた パ ケ ッ ト が 確実に 消滅す る ま で の 時間 で 、ネ 、 ネ ッ ト ワ ー ク 回線の ハ ー ド 的要因で 規定さ れ て い ま す 。 。 こ の 間、同じ 間、同じ 相手に 対し て SYN (開設要求 (開設要求)) を 発行す る 事は 出来ま せ ん 。 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2 /3 ペ ー ジ で 設定の W AIT= nnn で 設定の 時間待た さ れ ま す 。 ※ 上記シ ー ケ ン ス で 終了さ れ る の は 、 TCP TCP/ /IP お よ び HDLC の ど ち ら も デ ー タ 伝送が TCP TCP/ /IP ack や HDLC RR に よ り 完結さ れ て い る 場合だ け で す 。 受信確認待ち が あ る 場合に は 、 TCP TCP/ /IP IPコ コ ネク ショ ン はリ セッ ト パケ ッ ト に よ り 強制切断と な り ま す 。 ◆ 相手機器か ら の コ ネ ク シ ョ ン の 終了 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器か ら の FIN FINパ パ ケ ッ ト を 受信し た 場合も 終了手順を 実行 し ま す。 ま た 、 相手機器よ り リ セ ッ ト パ ケ ッ ト ((強制終了パ 強制終了パ ケ ッ ト ) を 受信の 場合も コ ネ ク シ ョ ン を 終了し ま す 。 ど ち ら の 場合も 、 HDLC 相手機器に DISC を 送信し UA 待ち と な り ま す 。 ※ Enet-HDLC-RoHS は 、 デ ー タ 再送タ イ ム ア ウ ト 時に も リ セ ッ ト パ ケ ッ ト を 送 出し て TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン を 強制終了し ま す 。 こ の 時、 HDLC 相手機器に は DISC が 送信さ れ ま す 。 27 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −5 デ ー タ の 伝送 TCP/IPコ IPコ ネ ク シ ョ ン が 開設中で HDLC HDLC側も 側も 情報転送フ ェ ー ズ で あ る 場合は 、HDLC 、HDLCチ チャ ン ネ ル に 受信す る I フ レ ー ム デ ー タ は TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト と し て 送出さ れま す 。 TCP/ TCP /IP IPか か ら の デ ー タ パ ケ ッ ト 受信は 、そ 、 そ の デ ー タ 部分を HDLC チ ャ ン ネ ル に 送出し ま す。 デ ー タ の 伝送中に な ん ら か の 理由で 相互の パ ケ ッ ト 交換に 異常が 発生し た 場合は 、 送信元は 送信間隔を 変え て 再送を 行い ま す 。 再送回数の 既定値を 越え て も 正常に 復帰し な い 場合は RST RSTパ パ ケ ッ ト を 送り 強制終了 と なり ま す。 Enet-HDLC-RoHS か ら TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設/デ ー タ の 伝送/終了 ホスト 型 相手機器 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト SABM 相手MAC未取得の 場合 ブ ロ −ド キ ャ ス ト ARP ARP応答 開設要求SYN SYN/ACK ACK UA 情報転送フ ェ −ズ Iフ レ −ム P= 1 デ −タ "123456789" RRレ ス ポ ン ス F= 1 Iフ レ −ム P= 1 デ −タ "ABCDEF" RRレ ス ポ ン ス F= 1 Disc コ ネ ク シ ョ ン 開設成功 デ −タ "123456789" ACK デ −タ "ABCDEF" ACK FIN ACK FIN UA ※P= 1:Pollビ ッ ト 1を 表し ま す 。 28 ACK タ イ ムウ ェ イ ト W AIT= nnn F= 1:Finalビ ッ ト 1を 表し ま す 。 第3 章 伝送仕様に つ い て イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器か ら TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設/デ ー タ の 伝送/終了 クラ イアント型 相手機器 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 開設要求SYN SABM UA TCP/IP側は 、 ま だ 通信 でき ない 情報転送フ ェ −ズ Iフ レ −ム P= 1 デ −タ "12345" SYN/ACK ACK TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン 開設 Iフ レ −ム P= 1 デ −タ "ABCDEF" デ −タ "ABCDEF" デ −タ "12345" ACK(12345に 対す る ) RR F= 1 RR F= 1 ACK("ABCDEF"に 対す る ) Disc UA FIN ACK FIN ACK 29 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −6 実際の デ ー タ 伝送に つ い て TCP/IP が 開設中か つ HDLC 側が 情報転送フ ェ ー ズ の 場合、 HDLC 機器は 、 EnetTCP/ HDLC-RoHS を 介し て 相手機器と の 間で デ ー タ 伝送が 可能な 状態と な り ま す 。 3 −6 −1 H DLC 機器→ Enet-HDLC-RoHS →イ ー サ ネ ッ ト 機器へ の デ ー タ 伝送 ◆ Enet-HDLC-RoHS は HDLC 機器か ら の フ レ ー ム を 受信す る 際に 、 HDLC チ ャ ン ネ ル の RXC (17番ピ (17 番ピ ン ) に 入力の ク ロ ッ ク 信号に よ り 同期を と り 、HDLC 、HDLCフ フ レー ム を 受信し ま す 。 従っ て 、HDLC 、 HDLC 機器よ り 送信の フ レ ー ム に 同期し た 送信ク ロ ッ ク 信号が 出力さ れ な い 場合は 同期が と れ ず フ レ ー ム を 受信出来ま せ ん 。 ◆ TCP TCP/ /IP で は 、 1 パ ケ ッ ト で 伝送出来る 最大長が 規定さ れ て い ま す 。 そ の 値は 通常、 1460 バ イ ト で す 。 よ っ て HDLC 機器よ り 一度に 受信可能な I フ レ ー ム 情報部の 長さ の 上限は 1460 バ イ ト と な り ま す 。 。 ま た 、イ 、 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器に よ っ て は 一度に 受信可 能な TCP TCP/ /IP パ ケ ッ ト の デ ー タ 長が 1460 バ イ ト 以下の 機器も あ り ま す 。 こ れ は MSS (最大セ (最大セ グ メ ン ト サ イ ズ ) に よ り 決ま り ま す が 、 MSS 値は コ ネ ク シ ョ ン 開設時に の み 通知さ れ ま す 。 よ っ て コ ネ ク シ ョ ン 開設時に 通知さ れ た MSS 値が 1460 バ イ ト 以下の 場合、 例え ば 1024 バ イ ト の 時は 、 Enet-HDLC-RoHS が 一度に 受信可能な I フ レ ー ム 情報 部の 長さ は 1024 1024バ バ イ ト と な り ま す 。 。 あ ら か じ め 使用ネ ッ ト ワ ー ク の MTU MTU値 値 ((最 最 大伝送ユ ニ ッ ト ) や イ ー サ ネ ッ ト 通信相手の MSS 値を 検討し て 下さ い 。 ◆ TCP TCP/ /IP IPが が 開設中か つ HDLC HDLC側が 側が 情報転送フ ェ ー ズ で 正し く 受信し た I フ レ ー ム の 情報部の み を TCP TCP/ /IP へ 送信し ま す 。 ※ HDLC 機器と Enet-HDLC-RoHS で 設定の ボ ー レ ー ト を 合わ せ て も 必ず 誤差が 誤差が 生じ る 為、 ク ロ ッ ク 信号が な い と 同期が と れ ま せ ん 。 30 第3 章 伝送仕様に つ い て 例) 実際の 転送 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン 開設済 Iフ レ −ム (0,0)① フラグ アドレス 制御部 情報部 FSC フラグ 1∼1460 2or4 7E 1バイト 1バイト バイト バイト 7E Iフ レ −ム (0,1)② ①デ −タ TCP/IPデ −タ と し て 「 情報部」 の み ※1 ①デ −タ に 対す る ACKが 返送 さ れ な い の で 出力し な い ①に 対す る ACK ②デ −タ ②に 対す る ACK Iフ レ −ム (0,2,P= 1)③ ③デ −タ ③デ −タ に 対す る ACK RR(3,F= 1)④ Iフ レ −ム (0,3)⑤ T2タ イ マ (プ ロ グ ラ ム モ −ド T2= nn.nnで 設定) ⑤デ −タ ⑤デ −タ に 対す る ACK RR(4,F= 0)⑥ ※ ( 0 , 2 , P = 1 ) は 、 N ( R ) , N ( S ) , P o l l フ ラ グ 1 を 表 し ま す 。 ① I フ レ ー ム の 情報部の み TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト と し て 送信さ れ ま す 。 ② I フ レ ー ム デ ー タ は 受信済み で す が 、 上記①の デ ー タ に 対す る TCP TCP/ /IP ack が 未 返送の 為、 TCP TCP/ /IP へ は 送信し ま せ ん 。 ③ Poll フ ラ グ = 1 の I フ レ ー ム を 受信、 ③デ ー タ に 対す る TCP TCP/ /IP ack を 受信後に 、 ④ HDLC チ ャ ン ネ ル へ RR を Final フ ラ グ = 1 で 出力し ま す 。 ※ Enet-HDLC-RoHS は HDLC よ り 受信の I フ レ ー ム を TCP TCP/ /IP へ 送信し 、 TCP/ TCP /IP の ack を 必ず 待ち ま す 。 TCP TCP/ /IP よ り 受信確認の ack が 返送さ れ な い と HDLC HDLCチ チ ャ ン ネ ル へ 受信確認の RR RRを を 返送し ま せ ん 。 ((TCP TCP側の 側の 応答を 待 た ず に HDLC チ ャ ン ネ ル に 受信確認応答を 返送し な い : 内部留保は し な い ) こ れ は 、 HDLC チ ャ ン ネ ル よ り 受信の I フ レ ー ム を TCP TCP/ /IP 側へ 送信し た だ け で は 確実に 相手に 届い た 保証は な く 、ま 、ま た こ の 時点で 受信確認を HDLC HDLCに に 返送し た 場合に TCP TCP/ /IP 相手機器が 通信不能状態だ っ た 場合、 HDLC 相手機 器か ら 見る と デ ー タ 送信完了/イ ー サ ネ ッ ト 相手機器か ら みる と デ ー タ 未受 信と な っ て し ま う 事を 防ぐ 為で す 。 ⑤ Final フ ラ グ = 0 の I フ レ ー ム 送信後、 転送デ ー タ 無く な っ た 。 ⑥ ⑤に 対す る TCP TCP/ /IP ack 返送受信後、 T2= で 設定の 時間が 経過し た の で F= 0 で RR 受信確認を HDLC チ ャ ン ネ ル へ 返送す る 。 31 第3 章 伝送仕様に つ い て 3 −6 −2 イ ー サ ネ ッ ト 機器→ Enet-HDLC-RoHS → HDLC 機器へ の デ ー タ 伝送 ◆ 通常の 伝送 TCP/ TCP /IP IPの の デ ー タ パ ケ ッ ト を 受信し た 場合は 、そ 、そ の デ ー タ 部分を HDLC HDLCチ チャ ン ネル に 送出し ま す 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS か ら HDLC 機器に 送信さ れ る I フ レ ー ム の Poll フ ラ グ は プ ロ グ ラ ム モ ー ド の OC= n で 設定し た 値に よ り 変わ り ま す 。 例え ば OC= 2 と し た 場合は 、 Enet-HDLC-RoHS か ら HDLC 相手機器に 送出さ れ る I フ レ ー ム の 2 番目、 4 番目、 6 番目に 送信I フ レ ー ム の Poll フ ラ グ が 1 と な り 送信さ れ ま す 。 Poll フ ラ グ = 1 で I フ レ ー ム を 送信し た 場合は 、 HDLC 相手機 器よ り の RR レ ス ポ ン ス 等を 待ち ま す 。 こ の 間に イ ー サ ネ ッ ト 相手機器よ り 次 の デ ー タ を 受信し て い て も HDLC チ ャ ン ネ ル へ は 送信し ま せ ん 。 ◆ 受信し た TCP TCP/ /IP IPデ デ ー タ パ ケ ッ ト に 対す る ack ackは は HDLC チ ャ ン ネ ル へ I フ レ ー ム と し て デ ー タ を 送信後に HDLC 相手機器か ら 受信確認応答で あ る RR 等を 受信し て か ら 返送さ れ ま す 。 ((内部留保は 内部留保は し ま せ ん 。 前述 3 -6 -1 と 同様の 理由よ り ) 従っ て 、HDLC 、 HDLC 機器よ り の 受信確認応答が 遅れ た 場合に イ ー サ ネ ッ ト 相手機器が デ ー タ の 再送状態と な る 事が あ り ま す 。((イ イ ー サ ネ ッ ト 側の 通信速度が HDLC HDLCに に比 べ る と 遙か に 高速で あ る 為) 為) プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 設定の ア ウ ト ス タ ン デ ィ ン グ 数の 値 (OC= ) を 大き く す る と イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器よ り の デ ー タ 再送が 発生し や す く な り ま す 。 ((相手機 相手機 器に よ り ま す が ) OC= は 1 ∼ 3 程度に 押さ え た 方が イ ー サ ネ ッ ト 側だ け み る と 効 率が 良い 事に な り ま す 。 ((ご ご 使用さ れ る シ ス テ ム の デ ー タ 発生状態に 依存し ま す ) ご 使用さ れる シ ス テ ム 及び HDLC 相手機器に 合わ せ て 設定を 行う 必要が あ り ま す 。 ◆ イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器が パ ケ ッ ト を 連続送信す る 際の 注意点 Enet-HDLC-RoHS は 、 受信し た イ ー サ デ ー タ パ ケ ッ ト を I フ レ ー ム へ 変換し て HDLC機器へ HDLC 機器へ 送信し ま す が 、HDLC 、HDLC機器か 機器か ら 受信完了の RR RR応答が 応答が 返送さ れ な い と イ ー サ ネ ッ ト 通信相手に 対し て TCP/IP IP ACK を 返送し ま せ ん 。 RR 応答が 遅れ た 状態で 、 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器が 次の パ ケ ッ ト を 連続送信 し た 場合、イ 場合、 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器の 通信ソ ケ ッ ト に よ っ て は 、複数の 、 複数の デ ー タ パ ケ ッ ト を 1 つ の パ ケ ッ ト に ま と め て 1 パ ケ ッ ト と し て 送信し て し ま う パ ッ キ ン グ と い う 事象が 発生す る 事が あ り ま す 。 こ の よ う な ケ ー ス の 場合は 、 HDLC 機器 側が 対応出来ず エ ラ ー デ ー タ と な る 可能性も あ り ま す 。 従っ て 、 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器は 、 デ ー タ パ ケ ッ ト 送信の 際に HDLC 機器へ デ ー タ 送信の 際の 実時間 ((例 例: 9600b p s で 100 バ イ ト な ら 約 100msec の 送信時間 が 必要) 必要) 及び RR 応答時間を 考慮し た 上、 パ ッ キ ン グ が 発生し な い 間隔で イ ー サ デ ー タ パ ケ ッ ト を 送信す る 必要が あ り ま す 。 32 第3 章 伝送仕様に つ い て 例) 実際の 転送 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン 開設済 ヘッダ- ② 相手機器 デ −タ 部 ABCDEF CRC I(0,0) TCP/IPデ −タ ④ ⑦ ③ I(0,1) TCP/IPデ −タ ⑥ ① ⑤ I(0,2,P= 1) RR(3,F= 1) デ −タ ①に 対す る ACK デ −タ ③に 対す る ACK デ −タ ⑤に 対す る ACK TCP/IPデ −タ ⑨ ⑩ ⑧ I(0,3) RR(4,F= 0) デ −タ ⑧に 対す る ACK ※Enet-HDLC-RoHS プ ロ グ ラ ム モ −ド 設定 OC= 3の 場合 ① TCP/ TCP/IP デ ー タ パ ケ ッ ト の デ ー タ 部の み が I フ レ ー ム と し て 取り 出さ れ ま す 。 ② 上記①で 取れ 出さ れた デ ー タ 部の み が I フ レ ー ム と し て HDLC HDLCチ チ ャ ン ネ ル に 送信 さ れ ま す 。 (Poll (Pollフ フ ラ グ は 0) ③ 2 パ ケ ッ ト 目の TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト を 受信 ④ HDLC チ ャ ン ネ ル へ 2 パ ケ ッ ト 目の I フ レ ー ム デ ー タ を 送信 Poll フ ラ グ は 0 ⑤ 3 パ ケ ッ ト 目の TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト を 受信 ⑥ Enet-HDLC-RoHS に 設定の ア ウ ト ス タ ン デ ィ ン グ 数が OC= 3 の 為、 HDLC チ ャ ン ネ ル に 送信す る 3 パ ケ ッ ト 目の I フ レ ー ム デ ー タ の Poll フ ラ グ は 1 と な る 。 ⑦ HDLC 相手機器よ り 受信確認の RR が 返送さ れ る 。 Final フ ラ グ = 1 全て の 送信I フ レ ー ム に 対す る 受信確認を 受信し た の で 受信パ ケ ッ ト 分の TCP TCP/ /IP ack を 返送す る 。 ▼ RR RRが が 未返送の 状態で ⑧の デ ー タ を 受信し て も HDLC HDLCチ チ ャ ン ネ ル へ は ⑨の I フ レ ー ム デ ー タ は 送信し な い 。 ▼ 転送例で HDLC チ ャ ン ネ ル の ボ ー レ ー ト が 9600 で 1 ∼ 3 番目の パ ケ ッ ト の デ ー タ 長が 1024 バ イ ト の 場合、②か 場合、 ②か ら ⑥ま で の 物理的な 転送時間は 下記と なり ま す。 33 第3 章 伝送仕様に つ い て 1024 バ イ ト シ リ ア ル 転送に 必要な 時間 0.85Sec × 3 パ ケ ッ ト 分 = 2.55Sec こ の 時、イ 時、イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器は ①で 送信の パ ケ ッ ト に 対す る ack ackが が上 記時間待た さ れ る 事に な る の で 、 通常で あ れ ば ①の 再送状態と な り TCP TCP/ /IP 側の 転送効率が 落ち る 事に な り ま す 。 ((再送ま 再送ま で の 時間等は 相手機器に 依存 し ま す 。) 。) よ っ て HDLC 側通信速度が 遅く TCP TCP/ /IP か ら 受信の デ ー タ 長が 長 い 場合に は OC= n の 設定値を 小さ く す る 必要が あ り ま す 。 ⑧ 4 パ ケ ッ ト 目の TCP TCP/ /IP デ ー タ パ ケ ッ ト を 受信 ⑨ HDLC チ ャ ン ネ ル へ 4 パ ケ ッ ト 目の I フ レ ー ム デ ー タ を 送信 Final フ ラ グ は 0 ⑩ 上記⑨に 対す る 受信確認応答RR 受信確認応答 RRを を 受信し た の で 、デ 、デ ー タ ⑧に 対す る TCP TCP/ /IP ack を 返送 3 −6 −3 全二重動作時の デ ー タ 伝送例 HDLC機器 Enet-HDLC-RoHS HDLC イ −サ ネ ッ ト ク ライアント型 相手機器 TCP/IP開設要求SYN SABM UA ① SYN/ACK ACK 情報転送フ ェ −ズ I(0,0) TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン 開設 I(0,0) TCP/IPデ −タ (1) ② ③ ③の TCP/IPデ −タ ⑥ I(1,1) ④に 対す る ACK TCP/IPデ −タ (2) ④ ⑤ ⑦ ②に 対す る ACK ⑥の TCP/IPデ −タ ⑧ ⑥に 対す る ACK ⑨ ⑩ ⑫ I(2,1,P= 1) RR(2,F= 1) I(2,2,P= 1) ⑦に 対す る ACK ⑫の TCP/IPデ −タ ⑫に 対す る ACK ⑬ 34 RR(3,F= 1) ⑪ 第3 章 伝送仕様に つ い て ① Enet-HDLC-RoHS が ホ ス ト 動作、 イ ー サ ネ ッ ト 相手機器が ク ラ イ ア ン ト 動作 に よ り TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設要求を 送信、 HDLC チ ャ ン ネ ル へ SABM 送信。 UA の 受信に よ り TCP TCP/ /IP へ SYN SYN/ /ACK を 返送。 TCP/ TCP /IP よ り ack を 受信し TCP TCP/ /IP 開設状態へ 移行。 HDLC は 情報転送フ ェ ー ズ 図例で は Enet-HDLC-RoHS の ア ウ ト ス タ ン デ ィ ン グ 数設定は 2 と し て い ま す 。 ② イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器よ り 1 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ を 受信 ③ HDLC チ ャ ン ネ ル へ 1 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ 送信中に HDLC 相手機器よ り も 1 番 目の I フ レ ー ム デ ー タ を 受信。 ④ 上記③で 受信の 1 番目の I フ レ ー ム デ ー タ を TCP TCP/ /IP デ ー タ と し て 送信 ⑤ 上記④に 対す る TCP TCP/ /IP ack を 受信 ⑥ HDLC HDLC相手機器よ 相手機器よ り ③で 送信し た 1 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ の 受信確認を 上乗せ し た 2 番目の I フ レ ー ム を 受信 ⑦ ほ ぼ ⑥と 同時に イ ー サ ネ ッ ト 相手機器よ り 2 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ を 受信 ⑧ ⑥で 受信の 2 番目の I フ レ ー ム を TCP TCP/ /IP へ 送信 ⑨ OC= 2 の 設定よ り HDLC チ ャ ン ネ ル へ P= 1 の 2 番目の I フ レ ー ム を 送信 ⑩ ⑧で 送信の P= 1 の 2 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ に 対す る 受信確認応答を 受信 ⑪ ⑦で 受信の 2 番目の パ ケ ッ ト デ ー タ に 対す る ack を 送信 ((⑧の ⑧の 受信に よ り ) ⑫ HDLC 相手機器よ り 3 番目の I フ レ ー ム デ ー タ が 送信さ れ る 。 上記デ ー タ に 対す る TCP TCP/ /IP ack が 返送さ れ た の で 受信確認応答 RR を 送信 35 第4 章 情報フ レ −ム 送受信時の 誤り 回復動作 第4 章 章 情報フ レ −ム 送受信時の 誤り 回復動作 4 −1 R R に よ る 回復動作 最後の I フ レ ー ム ((情報フ 情報フ レ ー ム )を 送信時に 伝送誤り が 発生し て 相手 HDLC 機器に よ っ て 受信さ れ な い 時は 、 順序誤り は 検出さ れ ま せ ん 。 こ の 為、 送信し た I フ レ ー ム に 対す る 受信確認を 受け 取っ て い な い Enet-HDLCRoHS は 以下の よ う な 手順で I フ レ ー ム を 再送す る 動作を 行い ま す 。 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IP開設状態 TCP/IPデ −タ ① I(0,0) TCP/IPデ −タ ② I(0,1、P= 1) × T1タ イ マ RR受信待ち タ イ ムア ウ ト RR(0,P= 1) RR(1,F= 1) I(0,1,P= 1) 上記①②の 再送 ③ 上記①②の 再送 ④ 伝送誤り デ −タ の 再送 RR(2,F= 1) デ −タ ①に 対す る TCP/IP ACK デ −タ ③に 対す る TCP/IP ACK ※④の RRが 返送さ れ な い 場合は 、 T1タ イ マ 設定値で N2設定値回数分③の 再送を 行い 、 TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン を 切断し て 開設待ち 状態と な り ま す 。 36 第4 章 情報フ レ −ム 送受信時の 誤り 回復動作 4 −2 R E J に よ る 回復動作 順序誤り を 検出時の 回復動作は 以下と な り ま す 。 以下の 例で は 、 Enet-HDLC-RoHS が R E J フ レ ー ム を 受信時の 動作と な っ て い ま す が 、 Enet-HDLC-RoHS が 順序誤り を 検出し た 場合も 同様の 動作と な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IP開設状態 TCP/IPデ −タ ① I(0,0)①’ TCP/IPデ −タ ② × I(0,1)②’ 障害発生 TCP/IPデ −タ ③ I(0,2)③’ REJ(1) I(0,1)②’ I(0,2)③’ 再送 RR(3) ①∼③に 対す る TCP/IP ACK 37 第4 章 情報フ レ −ム 送受信時の 誤り 回復動作 4 −3 R N R に よ る b u s y 状態回復動作 b usy 状態と は 、 一時的に I フ レ ー ム の 受け 入れ が 出来な く な っ た 状態の 事で す 。 こ の 時 RNR フ レ ー ム が 使用さ れ ま す 。 b usy 状態か ら の 復帰は 以下の よ う に な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IP開設状態 TCP/IPデ −タ 送信① I(0,1) TCP/IPデ −タ 送信② I(0,2) TCP/IPデ −タ 送信③ I(0,3) RNR(4,P= 1) busy状態通知 TCP/IPデ −タ 送信④ RR(0,F= 1) RR(4,P= 0) I(0,4) 38 busy状態了承 busy解除通知 TCP/IPデ −タ ④の Iフ レ −ム 第5 章 伝送異常時の 動作 第5 章 伝送異常時の 動作 5 −1 F R M R 送信時の 動作 FRMR レ ス ポ ン ス は 通常以下の よ う な 場合に 送信さ れ ま す 。 ◆ 未定義ま た は 実行で き な い 有効な フ レ ー ム を 受信の 場合 ◆ 使用出来る バ ッ フ ァ の 容量を 超え る 長さ の 情報部を 持つ I フ レ ー ム や U I フ レ ー ム を 受信の 場合 ◆ 無効 無効N N (R) を 持つ フ レ ー ム を 受信の 場合 FRMR を 送信の 場合は 以下の よ う な 動作と な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IP開設状態 無効N(R)を 持つ Iフ レ −ム FRMR リ セッ ト パケッ ト によ る TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン の 切断 SABM または Disc ① または DM TCP CP/ /IP IPコ コ ネ ク シ ョ ン を 切断後の 動作は 相手HDLC 相手HDLC機器か 機器か ら の 応答に よ り 異な り ま す 。 ◆ SABM 受信の 場合、 通常 LAP LAP-B で は UA を 返送し て 通信可能状態と な り ま す が 、 Enet-HDLC-RoHS の 場合は 動作が 異な り ま す 。 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手が ホ ス ト 型の 場合は 、SABM 、SABM を 受信後再び イ ー サ ネ ッ ト 通 信相手に 対し て コ ネ ク シ ョ ン 開設要求を 送信し 開設に 成功す れ ば UA UAを を 返送し て 通信可能状態と な り ま す 。 し か し 、イ ー サ ネ ッ ト 通信相手が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合は あ く ま で も イ ー サ ネ ッ ト 通信相手よ り の 開設要求を 待つ 動作と な る 為、 SABM に 対す る 応答は 行い ま せ ん 。 ◆ DISC を 受信の 場合は 、 UA を 返送後に 初期状態へ 戻り ま す 。 DM を 受信の 場合は 、 何も 返送せ ず に 初期状態へ 戻り ま す 。 39 第5 章 伝送異常時の 動作 5 −2 F R M R 受信時の 動作 FRMR を 受信時の 動作は 以下と な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS HDLC機器 相手機器 HDLC イ −サ ネ ッ ト 情報転送フ ェ −ズ TCP/IP開設状態 無効フ レ −ム FRMR リ セッ ト パケッ ト によ る TCP/IPコ ネ ク シ ョ ン の 切断 ※相手機器が ホ ス ト 型か 、 ク ラ イ ア ン ト 型か に よ り 異な る DM 相手機器が ホ ス ト 型の 場合、 DMを 送信し て SABM勧誘動作と な る SYN SABM 40 相手機器が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合、 相手か ら の 再開設要求SYNに よ り SABM送信す る 第5 章 伝送異常時の 動作 5 −3 情報転送フ ェ −ズ に お け る U A , D M , D I S C 受信時の 動作 ◆ 情報転送フ ェ ー ズ に お い て UA ま た は DM 受信の 場合は 、以下の 、 以下の 動作と な り ま す 。 ① 開設中の TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン を リ セ ッ ト パ ケ ッ ト に よ り 切断す る 。 ② イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器が ホ ス ト 型の 場合は DM DMを を 送信し て HDLC HDLC相手機 相手機 器よ り の SABM 勧誘を 行い 、 TCP TCP/ /IP IP再コ 再コ ネ ク シ ョ ン /デ ー タ 転送可能状態 へ の 移行を 試み ま す 。 相手機器が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合は 、HDLC 、HDLC相手機器に 相手機器に 対し て 何も 返送し ま せん。 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器よ り の 再開設要求で あ る SYN パ ケ ッ ト を 受信す れ ば 、 HDLC 相手機器に 対し て SABM を 送信し ま す 。 ◆ DISC 受信時に 応答確認さ れ て い な い パ ケ ッ ト が 無い 場合に は 、 TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン を 切断要求 FIN に よ り 切断し ま す 。 ま た 、 TCP TCP/ /IP 切断に 成功す る と UA を 返送し ま す 。 DISCに DISC に よ る 切断時は 、イ 、イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器が ホ ス ト 型で も DM DM送信は 送信は 行い ま せん。 UA 返送後に HDLC 機器よ り SABM を 受信し て も プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2 /3 で 設定の W AIT= nnn (単位は (単位は Sec) 時間の 間は イ ー サ ネ ッ ト 通信相手に 対し て 開設要求は 送 信し ま せ ん 。 ご 注意 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器の 動作 ((ホ ホ ス ト 型/ク ラ イ ア ン ト 型) 型) を ど ち ら で 行う か を ご 使用に な ら れ る シ ス テ ム と 合わ せ て ご 検討下さ い 。 異な る プ ロ ト コ ル の 接続を 行っ て い る 為、双方の 為、双方の プ ロ ト コ ル の 一部動作が 仕 様と 異な る 点に 留意し て シ ス テ ム 構築を 行っ て 下さ い 。 41 第5 章 伝送異常時の 動作 5 −4 イ −サ ネ ッ ト 間で の 伝送異常 ① ARP 送信時 ARP に 対す る 応答が 無い と 以下の 動作と な り ま す 。 応答が 無い 場合は コ ネ ク シ ョ ン 開設は 出来ま せ ん 。 5 秒間隔で ARP 要求を 4 回送信し ま す 。 こ の 間に 応答が な い 場合は タ イ ム ア ウ ト と な り 初期状態 ((CLOSED CLOSED 状態 状態)) へ 移行し ま す 。 ② TCP/ TCP/IP 開設要求 SYN 送信時 SYN に 対す る 応答が 無い と 以下の 動作と な り ま す 。 応答が 無い 場合は コ ネ ク シ ョ ン 開設は 出来ま せ ん 。 5 秒間隔で SYN 要求を 4 回再送し ま す 。 そ の 後30 後30秒応答を 秒応答を 待ち 応答が 無い 場合は タ イ ム ア ウ ト と な り 初期状態 ((CLOSED CLOSED 状態)) へ 移行し ま す 。 状態 ③ デ ー タ 送信に 対す る 受信確認 ACK 待ち 及び 、 終了要求 FIN 送信に 対す る ACK 待 ち の 場合 下記間隔で DATA ま た は FIN を 再送し ま す 。 タ イ ム ア ウ ト 後は 初期状態へ 移行 し ま す。 1 秒→ 2 秒→ 4 秒→ 8 秒→ 16 秒→ 32 秒間応答を 待つ →タ イ ム ア ウ ト プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2 /3 ペ ー ジ TRY= S 設定時 TRY= N と す る と 再送間隔は 以下と な り ま す 。 1 秒→ 2 秒→ 4 秒→ 8 秒→ 16 秒→ 32 秒→ 64 秒→ 70 秒→ 70 秒→ 70 秒→ 70 秒 → 70 秒→ 70 秒間応答を 待つ →タ イ ム ア ウ ト ④ イ ー サ ネ ッ ト 相手機器よ り リ セ ッ ト パ ケ ッ ト を 受信し た 場合は 、 TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン を 切断後、 HDLC 相手機器に 対し て DISC を 送信し UA を 待ち ま す 。 UA を 受信後は 、 再開設待ち と な り ま す 。 ※ イ ー サ ネ ッ ト 相手機器よ り TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 終了要求 FIN を 受信時の 場合も ④と 同様の 動作と な り ま す 。 。 但し こ の 場合は 正常な 切断シ ー ケ ン ス と な り ま す 。 42 第6 章 使用例 第6 章 使用例 6 −1 E n e t -H D L C - R o H S を シ ス テ ム に 組み 込む 為の 手順 こ こ で は 、 シ ス テ ム に Enet-HDLC-RoHS を 組み 込む 際の 基本的な 手順の 例を 挙げ ま し た 。 そ れ ぞ れ の 状況を 加味し て ご 検討下さ い 。 ど のよ う なイ ーサネッ ト に接続する か確認し ま す。 回線仕様、 ハード 、 コ ネク タ 、 相手機器の仕 様、 ソ ケ ッ ト 通信 (ク ラ イ ア ン ト 型orホス ト 型) 、 サブ ネッ ト の有無 HDLCチ ャ ン ネ ル の 通信条件 (ボ ー レ ー ト 、 ク ロ ッ ク 選択、 デ ー タ コ ー ド 化フ ォ ー マ ッ ト の 選択、 ア ド レ ス の 設定等) シス テ ム管理者に自機IPア ド レ ス を 割り 当てて も ら い、 相手機器IPの情報を 得ま す。 他のサブ ネッ ト と の接続の場合は、 サブ ネッ ト マ ス ク 、 デフ ォ ルト ゲート ウ ェ イ 、 サブ ネッ ト ブ ロ ー ド キャ ス ト ア ド レ ス の情報も 得ま す。 取得し た 情報を 元に 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド で 必要条件を 設定し ま す 。 (プ ロ グ ラ ム モ ー ド は RS232Cも し く は Telnetよ り ) 必ず 設定が 必要な 項目 HDLC関連: 通信条件(DM=xを 除く 全て の 項目) イ ー サ ネ ッ ト 関連: 自機IP、自機PORT (プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2/3Pag e IP= ,PORT= ) 相手IP、相手PORT (プ ロ グ ラ ム モ ー ド 3/3Pag e nI= ,nP= nは 相手TABLE No) 場合に よ り 設定が 必要な 項目 HDLC関連: 電源投入時の DM送信 イ ー サ ネ ッ ト 関連: サ ブ ネ ッ ト 関連ア ド レ ス (プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2/3Pag e NETM= ,DEFG= ,BRDA= ) 設定終了後、 プ ロ グ ラ ムモ ード を 終了し ま す。 イ ーサネッ ト 通信相手機器よ り ping等によ り イ ーサネッ ト 部分の物理結線が常かど う か確認し ま す。 詳細は [第2章] を ご 参照く ださ い。 HDLC相手機器を 接続し ま す 。 接続の 際に は ケ ー ブ ル 結線に 十分に 注意し ま す 。 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合 Enet-HDLC-RoHSに 対し て コ ネ ク シ ョ ン 開設要求を 送信し ま す 。 HDLC相手機器に 対し て SABMが 送信さ れ ま す 。 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手が ホ ス ト 型の 場合 HDLC相手機器よ り Enet-HDLC-RoHSに 対し て SABMを 送信し ま す 。 正し く 開設の 場合 LEDCONNECTが 緑 で 点灯し 、 デ ー タ 送信可能状態に な り ま す。 LEDCONNECTが 緑で 点灯し な い 場合は デ ー タ 通信出来ま せ ん 。 最初か ら 以下も 手順を 確認し ま す 。 ①Enet-HDLC-RoHSの 設定は 正し い か ? ②イ ー サ ネ ッ ト 通信相手の IP,port等は 正し い か ?起動し て い る か ? ③HDLCケ ー ブ ル 結線は 正し い か ? ④物理的結線は 正常か ? ⑤設定の HDLCア ド レ ス は 正常か ? 実際に 運用の 機器接続構成/ア プ リ ケ ー シ ョ ン で 動作確認 43 第6 章 使用例 6 −2 使用例 [ ホ ス ト ワ ー ク ス テ ー シ ョ ン 等と の 接続] 接続 ] ユ −ザ −様作製の ソ ケ ッ ト 通信の ア プ リ ケ ー シ ョ ン プ ロ グ ラ ム が 必要に な り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS が サ ポ ー ト し て い る 手順、 ホ ス ト マ シ ン が サ ポ ー ト し て い る 手 順を 組み 合わ せ て 構築し て 下さ い 。 イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器 UNIX イ ーサネッ ト Or W indowsの 場合 Enet-HDLC -RoHS HDLC HDLC 相手機器 + ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム (ユ ー ザ ー 様作製) Enet-HDLC-RoHS に は 自機 IP IP/ /PORT の 設定 ((IP= IP= ,PORT= ) 及び ホ ス ト マ シ ン の IP IP/ / PORT(nnI= , nnP= ) の 設定が 必要で す 。 ※ ホ ス ト か ら 開設の 場合で も 、 nnP= hhhh を 適当な 値で 必ず 設定し ま す 。 ◆ ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム か ら TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設/切断が 可能で す 。 ク ラ イ ア ン ト 型で 動作し て い る ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム か ら の 開設要求を 受信す る と HDLC 相手機器側に SABM を 送信し ま す 。 HDLC 相手機器よ り UA を 受信す る と TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン を 開設し ま す 。 LED CONNECT が 緑で 点灯し ま す 。 ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム か ら の 切断要求を 受信時に HDLC 相手機器に 対し て DISC を 送信し ま す 。 TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン を 切断し ま す 。 LED CONNECT が 消灯し ま す 。 HDLC 相手機器よ り UA を 受信の 場合は 、 初期状態に 戻り ソ ケ ッ ト よ り の 再接続 要求を 待ち ま す 。 UA が 受信出来な い 場合は 、 DISC を T1 タ イ マ に よ り N2 回再送し ま す 。 再送の タ イ ム ア ウ ト 後は 、 初期状態に 戻り ま す 。 ※ ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム 側に は 、 Enet-HDLC-RoHS の IP= /PORT= で 指定の 値を 設 定す る 必要が あ り ま す 。 Enet-HDLC-RoHS で の PORT= の 指定は 16 進指定で す 。 ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム で 指定の PORT No が 10 進指定の 場合は 、 表記の 違い に ご 注意下さ い 。 44 第6 章 使用例 ◆ Enet-HDLC-RoHS 側か ら TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン の 開設/切断が 可能で す 。 HDLC 接続相手機器よ り SABM を 受信す る と 、 通信相手 TBL の 1 番目に 設定さ れ た イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器に 対し て TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設要求を 送信し ま す。 こ の 時、ソ 時、ソ ケ ッ ト 通信プ ロ グ ラ ム は ホ ス ト 型に て 起動済み で コ ネ ク シ ョ ン 開設を 待っ て い る 状態で な け れ ば コ ネ ク シ ョ ン 開設は 出来ま せ ん 。 ま た 、 ソ ケ ッ ト 通信プ ロ グ ラ ム が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合も 通常は コ ネ ク シ ョ ン 開設が 出来ま せ ん 。 TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン が 開設さ れ る と LED CONNECT が 緑で 点灯し ま す 。 コ ネ ク シ ョ ン を 切断す る に は 、 通常 HDLC 接続相手機器よ り の DISC 受信に よ り 行わ れ ま す 。 DISC を 受信し た Enet-HDLC-RoHS は 、 ホ ス ト 型ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム に 対し て コ ネ ク シ ョ ン 切断要求の FIN を 送信し ま す 。 (受信確認が 終了し て い な い デ ー タ 送信が あ る 場合は TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン は リ セ ッ ト パ ケ ッ ト に よ り 切断さ れ ま す 。) 。) HDLC チ ャ ン ネ ル に UA を 送信し ま す 。 正し い 切断応答を 受信に よ り TCP TCP/ /IP タ イ ム ウ ェ イ ト 状態と な り ま す 。 タ イ ム ウ ェ イ ト 時間は プ ロ グ ラ ム モ ー ド 2 /3 ペ ー ジ の W AIT= nnnで nnn で 指定の 時間と なり ま す。 こ の 時間が 経過す る 前に 、 HDLC チ ャ ン ネ ル よ り SABM を 受信し て も TCP TCP/ /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設動作を 行い ま せ ん の で ご 注意下さ い 。 ウ エ イ ト 時間の デ フ ォ ル ト は 、 W AIT= 120 (秒 (秒) で す 。 ウ ェ イ ト 時間の 設定は ユ ー ザ 様環境に 合わ せ て ユ ー ザ 様の 判断に よ り 設定し て 下さ い 。 45 第7 章 物理的仕様 第7 章 章 物理的仕様 7 −1 ハ ー ド 構成、 仕様 HDLC 部 通信速度 同期ク ロ ッ ク 2400,4800,9600,19200,38400,76800,153600 14400,28800,57600,115200,48000,64000 受信ク ロ ッ ク RXC 入力固定 送信ク ロ ッ ク 自機ST1出力 or 自機ST2 入力選択 CRC CRC16 or CRC32 デ ー タ 符号化方式 NRZ or NRZI ア ド レ ス 指定 8bit (自局、 相手局) タ イ マ 指定 T1,T2,T4 コ ネク タ Dsub25ピ ン メ ス (DTE配列: RS232Cモ デ ル ) ま た は Dsub15ピ ン メ ス (RS422モ デ ル ) ハ ー ド 構成 CPU MC68302 モ ト ロ ーラ LANコ ン ト ロ ー ラ LAN91C111 SMSC バッ フ ァ メ モ リ シリ ア ルコ ネク タ 46 M514270 HM62256 日立相当 Dsub25ピ ン メ ス (RS232C/DTE配列) ま た は Dsub15ピ ン メ ス (RS422) シリ ア ルト ラ ン シーバ MAX232A マ キ シ ム 相当 イ ーサネッ ト コ ネク タ 10 / 100Baseコ ネ ク タ RJ45モ ジ ュ ラ コ ネ ク タ 第7 章 物理的仕様 7 −2 使用環境、 消費電流 【 Enet-HDLC-RoHS 本体】 ◆ 動作条件 温度 湿度 ◆ 保存条件 温度 ◆ 入力電圧範囲 DC ◆ 消費電流 5V 【 AC ア ダ プ タ 】 ◆ メ ーカ ー ◆ サイ ズ ◆ ケーブ ル長 ◆ 重量 ◆ 動作条件 ◆ 保存条件 ◆ 定 格 ◆ 出力プ ラ グ ◆ 安全規格 ◆ EMI 規格 ◆ 環境規格 ※1 0 ∼ 50 50℃ ℃ 30 ∼ 80 80% % ((但し 但し 結露な き こ と ) − 30 ∼ 50 50℃ ℃ 5V (± (± 5 %) 最大 520mA KAGA COMPONENTS KAGA 横: 48m m m 高さ : 25.4mm 25.4mm 奥行: 奥行: 54mm 約 1950m m 約 85 ± 10g (ケ (ケ ー ブ ル を 含む ) 温度 0 ∼ + 40℃ 40 ℃ 湿度 20 ∼ 80% RH (但し (但し 結露な き こ と ) 温度 − 40 ∼ 70 70℃ ℃ 湿度 20 ∼ 80 80% %RH (但し (但し 結露な き こ と ) 入力: 入力 : AC100 AC100 50/60Hz 出力: 出力 : DC5V DC5V 1.6A EIAJ EIAJ Typ e2 e2 セ ン タ ー + PSE FCC CLASS B /VCCI CLASS B RoHS 指令 AC ア ダ プ タ を ご 使用の 場合、 動作条件及び 保存条件は 本体と AC ア ダ プ タ の 低い 方の 値と な り ま す 。 47 第7 章 物理的仕様 7 −3 形状、 重量 【 Enet-HDLC-RoHS Enet-HDLC-RoHS】 】 ◆ 寸法 幅 高さ 奥行 ◆ 重量 120m m (ネ (ネ ジ 頭含む ) 30mm (ク (ク ッ シ ョ ン ラ バ ー 含む ) 189m m (コ (コ ネ ク タ 突起部含む ) 約 600g ◆ 外観図 120 DC5 V HDLC 189 1 0/100Base Ethernet/HDLC PROG 48 PROG/ POW ER CONNECT PACKET 30 Enet-HDLC-RoHS 縮尺Free (単位:mm ) 第7 章 物理的仕様 【 AC ア ダ プ タ 】 ◆ 寸法 幅 48m m 高さ 25.4mm 奥行 54m m ◆ 重量 ABOUT 85 ± 10g 1950±100 ◆ 外観図 KAGA COMPONENTS PES 4.0±0.1 48±1 Plug : EIAJ typ e2 25.4±1 54±1 49 第7 章 物理的仕様 7 −4 H D L C チ ャ ン ネ ル ピ ン ア サ イ ン ① Dsub 25/ 25 /RS232C モ デ ル Enet-HDLC-RoHS チ ャ ン ネ ル の Dsub 25 ピ ン は 、 DTE 配列に 準拠し て い ま す 。 パ ソ コ ン 等の DTE 配列の 端末機器と 接続す る 場合は 、 ク ロ ス ケ ー ブ ル と な り ま す 。モ 。モ デ ム 等の DCE 配列の 端末機器と 接続す る 場合は 、ス 、ス ト レ ー ト ケ ー ブ ル と な り ま す。 ピ ン 番号 信号名 1 FG 2 TXD 3 RXD 4 RTS 5 CTS 6 DSR 7 SG 8 CD 15 ST2 17 RXC 20 DTR 22 RI 24 ST1 方向 − → ← → ← ← − ← ← ← → ← → 説明 フ レ ームグラ ン ド 送信デ ー タ 受信デ ー タ 送信要求 送信可能 データ セッ ト レ ディ シグナルグラ ン ド キ ャ リ ア 検出 送信信号エ レ メ ン ト タ イ ミ ン グ 受信信号エ レ メ ン ト タ イ ミ ン グ データ タ ーミ ナルレ ディ リ ング 送信信号エ レ メ ン ト タ イ ミ ン グ ※ 記載さ れ て い な い ピ ン は 全て NC (未接続 (未接続)) で す 。 ※ 方向 → ← Enet-HDLC-RoHS か ら の 出力信号 Enet-HDLC-RoHS へ の 入力信号 ※ Enet-HDLC-RoHS で は 、 8 番 CD 入力、 22 番 RI 入力は 意味を 持ち ま せ ん 。 4 番 RTS RTS、 、 5 番 CTS CTS、 、 6 番 DSR DSR、 、 20 番 DTR は 仕様上未使用で す 。 ま た 、 4 番 RTS 及び 20 番 DTR は 電源投入後、 稼働状態で 常に 有効と な り ま す 。 50 第7 章 物理的仕様 ② Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル Enet-HDLC-RoHS チ ャ ン ネ ル の Dsub 15 ピ ン は 、 以下の 配列と な っ て お り ま す。 接続す る 相手機器に 合わ せ て 結線す る 必要が あ り ま す 。 ピ ン 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 信号名 方向 FG − TXD+ → RTS+ → RXD+ ← CTS+ ← RXC+ ← → ST+ ← SG − TXD− → RTS− → RXD− ← CTS− ← RXC− ← → ST− ← NC TCLK=1選択時 TCLK=2選択時 TCLK=1選択時 TCLK=2選択時 説明 フ レ ームグラ ン ド 送信デ ー タ + 送信要求+ 受信デ ー タ + 送信可能+ 受信信号エ レ メ ン ト タ 送信信号エ レ メ ン ト タ 送信信号エ レ メ ン ト タ シグナルグラ ン ド 送信デ ー タ − 送信要求− 受信デ ー タ − 送信可能− 受信信号エ レ メ ン ト タ 送信信号エ レ メ ン ト タ 送信信号エ レ メ ン ト タ イミ ング+ イミ ング+ イミ ング+ イミ ング− イミ ング− イミ ング− ※ 記載さ れ て い な い ピ ン は 全て NC (未接続 (未接続)) で す 。 ※ 方向 → ← Enet-HDLC-RoHS か ら の 出力信号 Enet-HDLC-RoHS へ の 入力信号 ◆ 7 , 14 番ピ ン ST ST+ + ,ST ,ST- は Enet-HDLC-RoHS の 設定に よ り 入出力が 切り 替わ り ま す 。 ご 注意下さ い 。 ◆ 3 , 10 番ピ ン RTS RTS+ + ,RTS ,RTS- は Enet-HDLC-RoHS 電源投入時に Read y と な り ま す。 ◆ 15 ピ ン NC は 未設続で す 。 ◆ 相手 HDLC と 論理が 逆の 場合が あ り ま す 。 こ の 場合は 、 同じ 信号名で EnetHDLC-RoHS の ((+ +) と 相手の ((− −) を 接続す る と う ま く 通信で き る 可能性が あ り ま す。 51 第7 章 物理的仕様 7 −5 H D L C 機器接続例 ① Dsub 25/ 25 /RS232C モ デ ル ※ 添付ケ −ブ ル と は 別に 、 ケ −ブ ル を ご 用意下さ い 。 ◆ HDLC 接続例1 (DTE 配列を も つ HDLC 相手機器と 接続す る 場合) 場合) Enet-HDLC -RoHS 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 相手機器 ※ Enet-HDLC-RoHS プ ロ グ ラ ム モ ー ド 設定 TCLK= 1 1 選択時の 場合 送信ク ロ ッ ク は 自機よ り 出力 24 (ST1) 受信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 17 (RXC) こ の 場合は 、 Enet-HDLC-RoHS の 15 (ST2) は 未使用と な り ま す 。 相手機器の 15 (ST2) の 処理に 関し て は 接続機器の 仕様を ご 確認下さ い 。 Enet-HDLC -RoHS 52 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 相手機器 第7 章 物理的仕様 ◆ HDLC 接続例3 (DCE 配列を も つ HDLC 相手機器と 接続す る 場合) Enet-HDLC -RoHS 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 1 2 3 4 5 6 7 8 15 17 20 22 24 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (ST2) (RXC) (DTR) (RI) (ST1) 相手機器 ※ Enet-HDLC-RoHS プ ロ グ ラ ム モ ー ド 設定 TCLK= n は 相手機器の 設定に 依存 し ま す。 ▼ TCLK= 1 選択時の 場合の Enet-HDLC-RoHS の 動作は 以下と な り ま す 。 RS232C Typ e 送信ク ロ ッ ク は 自機よ り 出力 24 (ST1) 受信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 17 (RXC) RS422 Typ e 送信ク ロ ッ ク は 自機よ り 出力 7 (ST+ ), 14 (ST-) 受信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 6 (RXC+ ) ,13 (RXC-) ▼ TCLK= 2 選択時の 場合の Enet-HDLC-RoHS の 動作は 以下と な り ま す 。 RS232C Typ e 送信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 15 (ST2) 受信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 17 (RXC) 送受信ク ロ ッ ク の ど ち ら も 相手機器よ り 入力の ク ロ ッ ク で 動作と な り ま す 。 RS422 Typ e 送信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 7 (ST+ ) ,14 (ST-) 受信ク ロ ッ ク は 相手機器よ り 入力 6 (RXC+ ) ,13 (RXC-) ※ 相手機器側の ク ロ ッ ク 選択方法に つ い て は 、 接続機器の 仕様を ご 確認下さ い 。 ご 注意 接続機器に よ っ て 、信号名の 、信号名の 表現が 逆の も の が あ り ま す 。接続機器の 。接続機器の ピ ン ア サ イ ン を ご 確認下さ い 。 Enet-HDLC-RoHS の HDLC チ ャ ン ネ ル は 独立同期式で す 。 ((ビ ビ ッ ト 同期) 同期) ク ロ ッ ク 信号に よ り 同期を 取っ て い ま す の で ク ロ ッ ク 信号が 無い 機器と は 通 信出来ま せ ん の で ご 注意下さ い 。 (DPLL (DPLL回路は 回路は 搭載し て い ま せ ん ) 53 第7 章 物理的仕様 ② Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル 下図で は 、 送信は 自機、 受信は 相手の ク ロ ッ ク に よ る 同期と な り ま す 。 ((EnetEnetHDLC-RoHS は TCLK= 1 の 設定) 設定) Enet-HDLC-RoHS (Dsub15ピ ン メ ス ) { 受信 タイミ ング 送信要求 送信可能 { { 1 8 2 9 4 11 6 13 7 14 3 10 5 12 (FG) (SG) (TXD+ ) (TXD-) (RXD+ ) (RXD-) (RXC+ ) (RXC-) (ST+ ) (ST-) (RTS+ ) (RTS-) (CTS+ ) (CTS-) ITU.T X.21 イ ン タ ー フ ェ イ ス 機器 (Dsub15) 1【 8【 2【 9【 4【 11 【 6【 13 【 7【 14 【 3【 10 【 5【 12 【 FG】 保安用ア ー ス SG】 信号用ア ー ス T(A)】 送信 T(B)】 R(A)】 受信 R(B)】 S(A)】 信号 タイミ ング S(B)】 ST1(A)】 送信 ST1(B)】 タ イ ミ ン グ C(A)】 コ ン ト ロ ール C(B)】 I(A)】 イ ン ディ ケーショ ン I(B)】 } } } } } } ※【 】 内な X.21名称 ご 注意 54 接続機器に よ っ て 、信号名の 、信号名の 表現が 異な る 場合が あ り ま す 。接続機器の 。接続機器の ピ ン ア サ イ ン 、 入出力方向を ご 確認下さ い 。 接続機器に よ り 信号の 論理が 異な る 場合が あ り ま す の で ご 注意く だ さ い 。 Enet-HDLC-RoHS の HDLC チ ャ ン ネ ル は 独立同期式で す 。 ((ビ ビ ッ ト 同期) 同期) ク ロ ッ ク 信号に よ り 同期を 取っ て い ま す の で ク ロ ッ ク 信号が 無い 機器と は 通 信出来ま せ ん の で ご 注意下さ い 。 (DPLL (DPLL回路は 回路は 搭載し て い ま せ ん ) 第7 章 物理的仕様 7 −6 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 設定を R S 2 3 2 C で 行う 場合の パ ソ コ ン 等と の 接続方法 ※ Dsub 25/ 25 /RS232C モ デ ル に つ い て の 解説で す 。 Dsub 15/ 15 /RS422 モ デ ル で も 同様に 非同期の RS422 で 動作し ま す が 、 PC の RS232C ポ ー ト と 接続す る に は RS422/ RS232C 変換器が 別途必要と な り ま す 。 ◆ Enet-HDLC-RoHS の PROGRAM SW を 押し な が ら 電源を 投入す る と 、 HDLC チ ャ ン ネ ル は RS232C で 動作し プ ロ グ ラ ム モ ー ド と な り ま す 。 LED PROG/ PROG /CONNECT CONNECTが が 赤で 点灯し ま す 。 ◆ RS232C RS232Cケ ケ ー ブ ル と パ ソ コ ン 等+タ ー ミ ナ ル ソ フ ト ウ ェ ア に よ り プ ロ グ ラ ム モ ー ド の 設定が 可能で す 。 プ ロ グ ラ ム モ ー ド に つ い て の 詳細は [[第 第 1 章 通信を 行う 前の 準備] 準備] を 参照下さ い。 ▼ RS232C 動作時の Enet-HDLC-RoHS (RS232C モ デ ル ) の ピ ン ア サ イ ン 及び PC と の 接続例 1 2 3 4 5 Enet-HDLC -RoHS 6 RS232C動作時 7 8 20 22 (FG) (TXD) (RXD) (RTS) (CTS) (DSR) (SG) (CD) (DTR) (RI) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (CD) (RXD) (TXD) (DTR) (GND) (DSR) (RTS) (CTS) (RI) DOS/V パ ソ コ ン 等の 相手機器 ※ 添付の Dsub 25 オ ス − Dsub 9 メ ス 1.8m ク ロ ス ケ ー ブ ル が 使用可能で す 。 Enet-HDLC-RoHS の 5 (CTS) が 有効で 無い 場合、 Enet-HDLC-RoHS か ら デ ー タ 送信さ れ ま せ ん の で ご 注意下さ い 。 55 第7 章 物理的仕様 7 −7 添付ケ ー ブ ル 結線図 ◆ Dsub 25 ピ ン オ ス − Dsub 9 ピ ン メ ス 1.8m ク ロ ス ケ ー ブ ル 結線図 25ピ ン オ ス F G 1 TXD 2 RXD 3 RTS 4 CTS 5 DSR 6 GND 7 DCD 8 DTR 20 R I 22 9ピ ン メ ス 1 DCD 2 RXD 3 TXD 4 DTR 5 GND 6 DSR 7 RTS 8 CTS 9 R I ※25ピ ン 1(FG)と 両コ ネ ク タ の シ ェ ル も 接続さ れ て い ま す 。 ※ Dsub 25/ 25 /RS232C モ デ ル の み に 添付と な り ま す 。 7 −8 イ ー サ ネ ッ ト コ ネ ク タ ( R J4 5 ) ピ ン ア サ イ ン Enet-HDLC-RoHS は 、 イ ー サ ネ ッ ト コ ネ ク タ と し て 、 10 10/ /100Base を 装備し て い ま す。 ピ ン 番号 1 2 3 4 5 6 7 8 56 信号名 デ ー タ 出力+ デ ー タ 出力− デ ー タ 入力+ NC NC デ ー タ 入力− NC NC 方向 → → ← ← 説明 送信線+ 送信線− 受信線+ ※ 方向 → 未接続 未接続 受信線− ← 未接続 未接続 Enet-HDLC-RoHS か ら の 出力信号 Enet-HDLC-RoHS へ の 入力信号 第8 章 そ の 他 第8 章 章 そ の 他 8 −1 F A Q ( よ く あ る 質問に つ い て ) Q . ど の よ う な イ ー サ ネ ッ ト 機器と 接続実績が あ り ま す か ? A . UNIX マ シ ン 、 W ind ows2000、 ows2000 、 W ind owsXP マ シ ン 等と の 接続実績が あ り ま す 。 Q . イ ー サ ネ ッ ト 側通信相手機器に ソ ケ ッ ト ア プ リ ケ ー シ ョ ン が 必要と あ り ま す が 、 ど う い う 事で す か ? A . Enet シ リ ー ズ は 、通常 、 通常TCP TCP/ /IP IPプ プ ロ ト コ ル を 使用し て イ ー サ ネ ッ ト 機器と 通信を 行い ま す 。 た と え ば 、 W ind ows の PC と Enet が 通信を 行う 場合、 Enet シ リ ー ズ よ り 受信し た TCP TCP/ /IP IPデ デ ー タ を ど の よ う に 扱う の か ((画面に 画面に 表示/集計/フ ァ イ ル 書き 込み 等) 等) ま た は 、 PC よ り ど の よ う な TCP TCP/ /IP デ ー タ を Enet シ リ ー ズ に 送信 す る の か ?等は 、ユ ー ザ 様シ ス テ ム 固有の 処理と な り ま す 。 導入シ ス テ ム に 合わ せ た ソ ケ ッ ト ア プ リ ケ ー シ ョ ン が 必要と な り ま す 。 。 ソ ケ ッ ト ア プ リ ケ ー シ ョ ン は W ind ows 環境で あ れ ば 、 マ イ ク ロ ソ フ ト 社の VC ++や VB VB、 、 ボ −ラ ン ド 社の Delp hi 等で 作成が 可能で す 。 Q . p ing 応答は あ り ま す が 、 作成し た TC P/ P / IP ソ ケ ッ ト 通信と コ ネ ク シ ョ ン 開設 が 出来ま せ ん 。 A . 1 . Enet-HDLC-RoHS の PORT 番号は 正し く 設定さ れ て い ま す か ? Enet-HDLC-RoHS で は 、 TCP TCP/ /IP ソ ケ ッ ト と 通信す る に は 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 内で 自機IP 自機 IP、 、PORT (ソ (ソ ー ス ポ ー ト 番号) 番号) と 相手IP 相手 IP、 、PORT (デ (デ ス ト ネ ー シ ョ ン ポ ー ト 番号) 番号) が 必要で す 。 こ れ ら を ご 確認下さ い 。 ま た 、 PORT PORT番号 番号 は デ フ ォ ル ト で 0000 (Hex) と な っ て お り 、 0000 (Hex) の ま ま で は 未設定の 扱い と な り ま す 。 TCP/ TCP /IP ソ ケ ッ ト 側よ り コ ネ ク シ ョ ン 開設 ((ク ク ラ イ ア ン ト 型) 型) を 行う 場合、 Enet-HDLC-RoHS の 相手 PORT (デ (デ ス ト ネ ー シ ョ ン ポ ー ト 番号) 番号) に は 仮の 値を 設定し て 下さ い 。 相手よ り の 開設要求パ ケ ッ ト の 相手 PORT No よ り 自 動取得し 動取得 し ま す。 2 . PORT 番号の 設定方法を 確認し て 下さ い 。 Enet-HDLC-RoHS で は PORT 番号の 指定は 全て 16 進表記で 行い ま す 。 一方、 ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム で 相手ポ ー ト 番号を 指定す る 場合は 、 10 進表記 を ご 使用さ れ て い る ケ ー ス が よ く あ り ま す 。 従っ て Enet-HDLC-RoHS の ソ ー ス ポ ー ト No を ’ 1000 1000’ ’ ((16 16 進) と 指定し た 場合、ソ 場合、 ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム 内 で の 10 進数表記に よ る 開設 要求先で あ る Enet-HDLC-RoHS の ポ ー ト No は 4096 (10 進) と す る 必要が あ り ま す 。 57 第8 章 そ の 他 Q . Enet シ リ ー ズ は ク ラ イ ア ン ト ま た は ホ ス ト ど ち ら の 動作も 可能な の で す か ? A . ど ち ら も 可能で す 。 基本的に 以下の よ う な 動作と な り ま す 。 1 . 通信条件設定モ ー ド ((プ プ ロ グ ラ ム モ ー ド ) に て 通信相手の IP IPア ア ド レ ス を 設定 し ま す 。 通信相手は 最大 18 件ま で 登録可能。 上記で 設定の 通信相手 IP よ り TCP/ TCP /IP コ ネ ク シ ョ ン 開設要求が あ っ た 場合、 ホ ス ト の 動作と な り ま す 。 2 . Enet 側よ り コ ネ ク シ ョ ン 開設を 行う 場合は 、 ク ラ イ ア ン ト 動作と な り ま す 。 コ ネ ク シ ョ ン を 開設す る に は 、接続さ 、 接続さ れ た HDLC 相手機器よ り SABM コ マ ン ド を 受信す る と 、プ 、 プ ロ グ ラ ム モ −ド 3 /3 ペ −ジ の 1 番目の テ −ブ ル に 設定さ れ た 相手 相手IP IPへ へ 接続を 行い ま す 。 ((他の 他の 通信に 必要な 項目も 設定さ れ て い る 必要が あ り ま す 。) 。) Q . TCP/ TCP/IP ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム か ら Enet-HDLC-RoHS に TCP コ ネ ク シ ョ ン 開 設、 デ ー タ を 送信し て コ ネ ク シ ョ ン を 終了後、 再び コ ネ ク シ ョ ン を 開設し よ う と し ま し た が う ま く 行き ま せ ん で し た 。 何故で し ょ う か ? A . 上記の ケ ー ス の 場合、ソ 場合、ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム 側よ り コ ネ ク シ ョ ン 開設/終了を し て いま す。 こ の 場合、 ソ ケ ッ ト 側が ク ラ イ ア ン ト 型と な り ま す 。 こ の 場合、 同じ 相手 ((IP IP/ / PORT) に 対し て の 接続に は 2分間の 待ち 時間が 必要で あ る と い う プ ロ ト コ ル 上の 決ま り が あ り ま す 。 待ち 時間を 無く す に は 、ご 、ご 使用の マ シ ン 環境や プ ロ グ ラ ム 環境で の 対応が 必要と な り ま す 。 メ ー カ ー に お 問い 合わ せ 下さ い 。 尚、 Enet-HDLC-RoHS 側よ り コ ネ ク シ ョ ン 開設/終了を 行っ た 場合も 同様の 動作と な り ま す 。 待ち 時間を 変え る に は 、 プ ロ グ ラ ム モ ー ド 内 2 /3 ペ ー ジ の W AIT = 120 (単位秒 (単位秒)) の 設定を 変更し ま す 。 値の 変更は ユ ー ザ 様の 責任に お い て 実行し て 下さ い 。 58 第8 章 そ の 他 Q . 通信出来ま せ ん 。 何故で す か ? A . ど の 部分の 障害な の か を 切り 分け を し な が ら 確認し て 下さ い 。 2 つ の 部分に 分け て 考え ま す 。 そ し て ひ と つ づ つ 確認し な が ら 障害原因を 探し て 下さ い 。 1 . イ ー サ ネ ッ ト 相手機器と Enet-HDLC-RoHS 間 ((イ イ ー サ ネ ッ ト 部分) 部分) 物理的な 接続は 問題な い か ? (相手機器よ り p ing 要求を 送出し て 応答あ り ?) ?) 設定し た IP ア ド レ ス /ポ ー ト N o 等に 間違え は な い か ? 異な る ネ ッ ト ワ ー ク 間通信を し て い な い か ? ((セ セ グ メ ン ト 間通信) 間通信) イ ー サ ネ ッ ト 通信相手機器は ク ラ イ ア ン ト 動作か ホ ス ト 動作か ? 2 . Enet-HDLC-RoHS と HDLC 相手機器間 (HDLC 部分 部分)) ケ ー ブ ル 結線は 誤っ て い な い か ? ((ク ク ロ ッ ク 等) 等) 通信条件の 設定に 問題は な い か ? ((ア ア ド レ ス 、 デ ー タ 符号化方式等) 符号化方式等) LAPLAP -B プ ロ ト コ ル に よ り 動作し て い る か ? イ ー サ ネ ッ ト 通信相手の ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム が ホ ス ト 型の 場合は 、 HDLC 相手機器よ り SABM コ マ ン ド が Enet-HDLC-RoHS に 対し て 送信さ れ な い と 接続し ま せ ん 。 ま た 、ソ 、 ソ ケ ッ ト プ ロ グ ラ ム が ク ラ イ ア ン ト 型の 場合で 、HDLC 、HDLC相手機器よ 相手機器よ り SABMコ SABM コ マ ン ド が 送信さ れて い る 場合は 、タ 、タ イ ミ ン グ に よ り 接続出来な い 場 合が あ り ま す 。 8 −2 フ ァ ー ム ウ ェ ア の 更新 Enet-HDLC-RoHS は フ ラ ッ シ ュ ROM を 搭載し て お り 、 最新の フ ァ −ム ウ ェ ア へ の 書き 換え が 可能で す 。 フ ァ −ム ウ ェ ア へ の 書き 換え は 、 RS232C ま た は イ −サ ネ ッ ト を 使用し て い ま す 。 書き 換え 方法な ど の 詳細に つ き ま し て は 、 弊社ホ −ム ペ −ジ の フ ァ ー ム ウ ェ ア バ ー ジ ョ ン ア ッ プ を ご 参照く だ さ い 。 h ttp : //w w w . d a ta -lin k . c o. jp /se rvic e . h tm l (バ ー ジ ョ ン ア ッ プ さ れ て い な い 場合は 掲載さ れ て お り ま せ ん 。) 。) ご 注意 フ ァ −ム ウ ェ ア の ア ッ プ グ レ −ド 作業は 、お 、お 客様ご 自身の 責任で 行っ て く だ さ い 。 ア ッ プ グ レ −ド 作業中は 、 Enet-HDLC-RoHS の 電源や ケ −ブ ル を 抜か な い で く だ さ い 。 現行フ ァ −ム の ROMVer /日付と バ −ジ ョ ン ア ッ プ を 行う フ ァ イ ル の Ver を 確認し て く だ さ い 。 59 第8 章 そ の 他 8 −3 ユ ー ザ サ ポ ー ト の ご 案内 ご 購入頂き ま し た Enet-HDLC-RoHS に 関す る ご 質問・ 質問・ ご 相談は 、 弊社ユ ー ザ サ ポ ー ト 課ま で お 問い 合わ せ 下さ い 。 デ ー タ リ ン ク 株式会社 ユ ー ザ サ ポ ー ト 課 TEL 04 − 2924 − 3841 ( 代) TEL FAX FAX 04 − 2924 − 3791 受付時間 月曜∼金曜 ( 祝祭日は 除く ) AM9: 00 ∼ 12: 00 00 PM1: 00 ∼ 5: 00 E-mai l suppor t @dat a-l i nk. co. j p 8 −4 付録 用語解説 ■ ACK No Acknowled g ment Numb erの er の 略で TCP TCPプ プ ロ ト コ ル に て 受信パ ケ ッ ト を ど こ ま で 処 理し た か を 示す も の で す 。 ■ ARP Ad d ressResolutionProtocol の 略で IP ア ド レ ス か ら ハ ー ド ウ ェ ア ア ド レ ス を 得る 為の プ ロ ト コ ル で す 。 ■ ICMP Internetwork Control Messag e Protocolの Protocolの 略で IP IPネ ネ ッ ト ワ ー ク 上に 発生し た エ ラ ー 等さ ま ざ ま な 情報を や り と り す る プ ロ ト コ ル 。 ■ IP ア ド レ ス IPア IP ア ド レ ス は 、OSI7 、OSI7層モ 層モ デ ル の ネ ッ ト ワ ー ク 層に お い て 機器を 識別す る 番号で す 。 ネ ッ ト ワ ー ク に 接続す る 場合に 、他の 、他の 機器と 異な る IP IPア ア ド レ ス が 設定さ れ て い な く て は な り ま せ ん 。 も し 、 同じ IP ア ド レ ス が 同一ネ ッ ト ワ ー ク 内に 存在す る と 、 正常な LAN を 構築す る 事が 出来ま せ ん 。 Enet-HDLC-RoHS に IP ア ド レ ス を 設 定す る 際に は 、シ 、 シ ス テ ム 管理者等に ご 相談の 上、正し 上、 正し い IP IPア ア ド レ ス を 設定す る 必 要が あ り ま す 。 IP ア ド レ ス は 32 ビ ッ ト 長 (4 バ イ ト ) で 示さ れ ま す 。 通常 8 ビ ッ ト (1 バ イ ト ) 単位を ド ッ ト で 区切り 、 各 8 ビ ッ ト を 10 進数で 表示し ま す 。 60 第8 章 そ の 他 ■ MAC ア ド レ ス 機器固有の ハ ー ド ウ ェ ア ア ド レ ス で す 。 デ ー タ リ ン ク 層で 定義さ れ る 物理ア 物理 ア ド レ ス 。 イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス と も 言わ れ ま す 。 Enet シ リ ー ズ は 、 IEEE よ り 個別 の MAC ア ド レ ス が 割り 当て ら れ 、1 、 1 台 1 台異な る ア ド レ ス を 出荷時に 設定し て あ り ま す 。 こ れ は ハ ー ド 個別の 固有値で す か ら 変更出来ま せ ん 。 00: 00 : C0 C0: : 84 84: : hh hh: : hh hh: : hh 割当部分 個々の 番号 イ ー サ ネ ッ ト ア ド レ ス は 、 48 ビ ッ ト 長 ((6 6 バ イ ト ) で 示さ れ ま す 。 通常 8 ビ ッ ト (1 バ イ ト ) 単位を コ ロ ン で 区切り 、 各 8 ビ ッ ト を 16 進数で 示し ま す 。 ■ PORT 番号 送信元、 宛先を 識別す る 為の 番号で す 。 ポ ー ト 番号は 、 16 ビ ッ ト 長 (2 バ イ ト ) で 示さ れ ま す 。 送信元ポ ー ト 番号を SourcePort 宛先ポ ー ト 番号を DestinationPort 番号と 呼び ま す 。 ポ ー ト 番号の 0∼1024 (400H) ま で は ウ ェ ル ノ ン ポ ー ト と し て 予約さ れ て い ま す 。 ソ ケ ッ ト 等で 使用す る 場合は 、 上記以外で 使用さ れ て い な 番号を 使用し ま す 。 ■ SEQ No Seq uence Numb er の 略で 、 TCP プ ロ ト コ ル に て デ ー タ 全体に お け る そ の パ ケ ッ ト の セ グ メ ン ト 位置を し め す 。 ■ TELNET TELNETは TELNET は 、ネ 、ネ ッ ト ワ ー ク を 介し て リ モ ー ト 端末を 接続す る 為の プ ロ ト コ ル で す 。 ■ DPLL (Dig ital Phase Lock Loop ) 上記回路が あ る と 外部か ら の 受信ク ロ ッ ク 無し で 受信を 行う 事が で き ま す 。 Enet-HDLC-RoHS は 上記回路を 未搭載の 為、 受信し た デ ー タ と 同期し た ク ロ ッ ク の 入力が な い と デ ー タ を 正し く 受信出来ま せ ん 。 61 付録 TERM WINユ WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル 付録. TERM WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル 1 概 要 こ の マ ニ ュ ア ル ((付録 付録)) は 、 RS232C 簡易通信プ ロ グ ラ ム TERM WIN の 使用方法 に つ い て 説明し て い ま す 。 TERM WIN は 、 キ ー ボ ー ド 入力デ ー タ の RS232C ポ ー ト へ の 送信、 及び 画面表示、 RS232C ポ ー ト か ら の デ ー タ 受信、 及び 画面表示を 行う プ ロ グ ラ ム で す 。 TERM WIN を 使用す る に 当た っ て 、Wind 、 Wind ows98以上の ows98 以上の DOS-V DOS-Vパ パ ソ コ ン が 必要で す 。 ご 注 意 本プ ロ グ ラ ム は 、 特定の 機種に よ る 動作確認の み を 行っ た サ ー ビ ス 品で す の で 、 つ ぎ の 点に ご 注意の 上ご 使用く だ さ い 。 ◆プ ロ グ ラ ム の 開発に 当た っ て は 、 DOS/V 仕様機で の 動作を 前提に し て お り ま す が 、 機種に よ っ て は 動作し な い こ と も 考え ら れ ま す 。 こ の よ う な 場合で も 、 弊社は 保証い た し ま せ ん 。 ◆本プ ロ グ ラ ム は 、 使用者の 責任に お い て ご 使用く だ さ い 。 万一、 ご 利用に よ る 不利益や 損害が 生じ た 場合で も 、 弊社は 責任を 負い か ね ま す 。 ◆本プ ロ グ ラ ム の コ ピ ー 、 及び 配布は 認め て お り ま せ ん 。 コ ピ ー 、 及び 配布は 絶 対に 行わ な い で く だ さ い 。 2 TERM WIN デ ィ ス ク の 内容 TERM WIN デ ィ ス ク に は 、 つ ぎ の フ ァ イ ル が 含ま れ て い ま す 。 Tw1220.exe: ア プ リ ケ −シ ョ ン 解凍 Termw10.cnt: CNTフ ァ イ ル Termw10.hlp: ヘ ル プ フ ァ イ ル TermW in.exe: 実行フ ァ イ ル TERMW IN.ini: 設定フ ァ イ ル TERMW IN.stf: STFフ ァ イ ル 3 動作環境 パ ソ コ ン : DOS-V パ ソ コ ン ,OS ,OS: : W ind ows98 以上 , メ イ ン メ モ リ : 640K バ イ ト 以上 4 基本仕様 画面表示 エ ラ ー 表示 バ ッ フ ァ 容量 62 カ ラ ー、 モ ード 送信デ ー タ を 水色、 受信デ ー タ を 白色で 表示 通信条件の 不一致、 パ リ テ ィ エ ラ ー 等で 正常な 受信が 行わ れ な い 場合は 、 当該受信デ ー タ を ブ リ ン ク ( 点滅) 表示 送信バ ッ フ ァ 、 受信バ ッ フ ァ 共に 4Kバ イ ト 付録 TERM WINユ WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル 5 起動と 終了 TERM WIN の 起動 ① TERM WIN デ ィ ス ク を パ ソ コ ン の CD ド ラ イ ブ に 挿入し ま す 。 ② 保存先に 指定す る フ ォ ル ダ を 新規に 作成し 、 [Tw1220.exe] を コ ピ −し ま す 。 ③ [Tw1220.exe] を ダ ブ ル ク リ ッ ク し 、解凍先に 、解凍先に ②の フ ォ ル ダ を 指定す る と 、5 、5 つ の フ ァ イ ル が 表示さ れ ま す 。 ④ [TERMW IN.EXE] フ ァ イ ル ア イ コ ン を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て 起動し ま す 。 ⑤ メ イ ン 画面が 表示さ れ 、 使用可能な 状態に な り ま す 。 TERM WIN の 終了 [F12] キ ー ま た は 、 右下の [Exit] ボ タ ン で 終了し ま す 。 6 メ イ ン 画面 メ ニ ュ ーバー デ ー タ 表示領域 機能バ ー 制御 LED デ ー タ 表示領域 制御LED 送受信デ ー タ が 表示さ れ ま す 。 RTS、 DTR、 CTS及び DSR制御ラ イ ン の 状態が 表示さ れ ま す 。 機能バ ー で は 、 フ ァ ン ク シ ョ ン キ ー に [通信速度の 変更]等の 各種機能 が 割り 当て ら れ て い ま す 。 機能バ ー 内の 四角は 左か ら 順に [FI]キ ー ∼[F12]キ ー に 対応し て お り 、 各種機能や 通信速度等の 現状を 表し て い ま す 。 尚、 空白の 四角は 、 対応す る フ ァ ン ク シ ョ ン キ ー に 何も 機能 が 割り 当て ら れ て い な い こ と を 表し て い ま す 。 63 付録 TERM WINユ WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル 7 各種機能 ◆ス ト ッ プ ビ ッ ト 長 の 選択 [ 2St op] ボ タ ン ス ト ッ プ ビ ッ ト 長を 選択し ま す 。 キー : [[F1 F1]] キ ー ス ト ッ プ ビ ッ ト 長: 長 : 1 /1. 5/ 5 /2 ((ビ ビッ ト) 初期値 : 2 ◆パ リ テ ィ の 選択 [ P=None] ボ タ ン パ リ テ ィ を 選択し ま す 。 キー : [F2] キ ー パリ テ ィ : none (なし ) /even (偶数 偶数))/odd (奇数 奇数)) 初期値 : none ◆デ ー タ 長の 選択 [ 8Len] ボ タ ン デ ー タ 長を 選択し ま す 。 キー : [F3] キ ー デ ー タ 長: 長: 7/8 ((ビ ビッ ト) 初期値 : 8 ◆通信速度の 選択 [ 9600] ボ タ ン 通信速度を 選択し ま す 。 キー : [F4] キ ー 通信速度: 通信速度 : 1200 1200/ /2400 2400/ /4800 4800/ /9600 9600/ /19200 /28800 28800/ /38400 38400/ /57600 57600/ /76800 76800/ /115200 ◆シ リ ア ル ポ − ト の 選択 [ Com1] ボ タ ン シ リ ア ル ポ −ト を 選択し ま す 。 キー : [F5] キ ー 初期値 : Com1 ◆送 受 信デ ー タ の 表 示 形式 の 選択 [ Nor ma l ] ボ タ ン 送受信デ ー タ の 表示形式を 選択し ま す 。 キー : [F6] キ ー 表示形式: 表示形式 : normal (キ ャ ラ ク タ 表示) 表示) / hex (16 進数表示 進数表示)) 初期値 : normal ◆送 信デ ー タ の 表 示/ 非 表示 の 選択 送信デ ー タ の 表示/非表示を 選択し ま す 。 キー : [F7] キ ー 表示/非表示: 表示/非表示 : Full (表示 (表示)) /Half (非表示 (非表示)) 初期値 : Full 64 [ Ful l ] ボ タ ン 付録 TERM WINユ WIN ユ ー ザ ー ズ マ ニ ュ ア ル ◆デ リ ミ タ コ ー ド の 選択 [ CR + LF] ボ タ ン [ Enter Enter] ] キ ー を 押下し た 時に 送出す る デ リ ミ タ コ ー ド を 選択し ま す 。 キー : [F8] キ ー デ リ ミ タ コ ー ド : CR (0Dh の み 送出) 送出) /CR + LF (0Dh と 0Ah を 送出) 送出) 初期値 : CR + LF ◆デ ー タ 表 示領 域 の ク リ ア [ Cl ea r ] ボ タ ン デ ー タ 表示領域を ク リ ア し 、 カ ー ソ ル を 表示領域左上隅に 移動し ま す 。 キー : [F9] キ ー ※ キ ー ボ ー ド 入力の 誤打を ク リ ア す る 機能で は あ り ま せ ん 。 ◆ コ マ ン ド キ ー ワ ー ド の 送出 [LI K #] ボ タ ン [F8] キ ー を 押下す る 度に LINK# の 文字列を 送出し ま す 。 こ の 文字列は 、 弊社製マ ル チ プ レ ク サのデフ ォ ルト のコ マ ン ド キーワ ード です。 キー : [F11] キ ー ◆ TERM WIN の 終了 [ Ex i t ] ボ タ ン 本プ ロ グ ラ ム を 終了し ま す 。 キー : [F12] キ ー ◆固 定 文 字 列 の 送 出 64 バ イ ト の 固定文字列を 指定回数分送出す る こ と が 可能で す 。 そ の 他、 送信間隔等も 指定で き ま す 。 キー : [Shift] キ ー + [F1] キ ー [送信 送信]] ボ タ ン を ク リ ッ ク し 、 固定文字列の 送出を 開始し ま す 。 固定文字列の 送出を 中止す る に は [ESC] キ ー を 押下し ま す 。 ◆ RTS ラ イ ン の ON ON/ / OFF 選択 [Shift Shift]] キ ー + [[F2 F2]] キ ー を 押下す る と 、 RTS ラ イ ン が ON ON/ /OFF 交互に 切り 替わ り ま す 。 キー : [Shift] キ ー + [F2] キ ー 初期値 : ON ◆ DTR ラ イ ン の ON ON/ / OFF 選択 [Shift Shift]] キ ー + [[F3 F3]] キ ー を 押下す る と 、 DTR ラ イ ン が ON ON/ /OFF 交互に 切り 替わ り ま す 。 キー : [Shift] キ ー + [F3] キ ー 初期値 : ON W PP- 03 03-100922 RS232C 簡易通信プ ロ グ ラ ム TERM WIN 取扱説明書 ((付録版 付録版)) 2010 年 9 月 第 3 版 65 保証規定 1 当社製品は 、 当社規定の 社内評価を 経て 出荷さ れ て お り ま す が 、 保証期間内に 万一故障し た 場合、 無償に て 修理さ せ て い た だ き ま す 。 お 買い 求め い た だ い た 製品は 、 受領後直ち に 梱包を 開け 、 検収を お 願い 致し ま す 。 デ ー タ リ ン ク 製品の 保証期間は 、 当社発送日よ り 1 カ 年で す 。 保証期間は 、 製品貼付の シ リ ア ル ナ ン バ ー で 管理し て お り 、 保証書は ご ざ い ま せ ん 。 な お 、 本製品の ハ ー ド ウ エ ア 部分の 修理に 限ら せ て い た だ き ま す 。 2 万一当社製品に RoHS 指令基準値を 超え る 六物質 ((鉛、 鉛、 水銀、 カ ド ム ウ ム 、 六価ク ロ ム 、 PBB、 PBB 、 PBDE) が 含ま れ て い た 場合は 、 購入後 1 年以内に 限り 製品の 交換も し く は 、 部品 に 含有し て い た 場合は そ の 部品の み の 交換 ((修理 修理)) と な り ま す 。 保証の 総額は 製品価格が 限度と な り ま す 。 3 本製品の 故障、 ま た は そ の 使用に よ っ て 生じ た 直接、 間接の 障害に つ い て 、 当社は そ の 責 任を 負わ な い も の と し ま す 。 4 次の よ う な 場合に は 、 保証期間内で も 有償修理に な り ま す 。 (1) お 買い 上げ 後の 輸送、 移動時の 落下、 衝撃等で 生じ た 故障お よ び 損傷。 (2) (3) ご 使用上の 誤り 、 あ る い は 改造、 修理に よ る 故障お よ び 損傷。 火災、 地震、 落雷等の 災害、 あ る い は 異常電圧な ど の 外部要因に 起因す る 故障お よ び 損傷。 (4) 5 当社製品に 接続す る 当社以外の 機器に 起因す る 故障お よ び 損傷。 無償保証期間経過後は 有償に て 修理さ せ て い た だ き ま す 。 補修用部品の 保有期間は 原則製 造終了後 5 年間で す 。 な お 、 こ の 期間内で あ っ て も 、 補修部品の 在庫切れ 、 部品メ ー カ の 製造中止な ど に よ り 修 理で き な い 場合が あ り ま す 。 6 PCB 基板全損、 IC 全損な ど 、 故障状態に よ り 修理価格が 新品価格を 上回る 場合は 修理で き ま せ ん 。。 7 出張修理は 致し て お り ま せ ん 。 当社あ る い は 販売店へ の 持ち 込み 修理と な り ま す 。 8 本製品に 付属、 ま た は 、 別売の AC ア ダ プ タ は 有寿命部品で す 。 本紙巻頭 ((表紙裏面 表紙裏面)) の 9 【 有寿命部品に 関す る 保証規定】 を 必ず お 読み く だ さ い 。 上記保証内容は 、 日本国内に お い て の み 有効で す 。 ユ ー ザ サ ポ ー ト の ご 案内 Enet-HDLC-RoHSに Enet-HDLC-RoHS に 関す る ご 質問、ご 相談は 、ユ ー ザ サ ポ ー ト 課ま で お 問い 合わ せ 下さ い 。 デ ー タ リ ン ク 株式会社 ユ ー ザ サ ポ ー ト 課 TEL04TEL04 -2924 2924- 3841 3841㈹ ㈹ FAX04 FAX04-2924 2924- 3791 3791 E -m a il: s u p p o rt@ d a ta -lin k . c o . jp 受付時間 月曜∼金曜 ((祝祭日は 祝祭日は 除く ) AM9:00∼ AM9:00 ∼PM12:00 PM12:00 PM1:00 PM1:00∼ ∼PM5:00 Enet-HDLC-RoHS Enet-HDLC-RoHS 取り 扱い 説明書 2013 2013年 年8 月 第14 第14版 版 製造、発売元 デ ー タ リ ン ク 株式会社 〒359-1113 359-1113 埼玉県所沢市喜多町10-5 埼玉県所沢市喜多町10-5 TEL04TEL04 - 2924 2924- 3841 3841㈹ ㈹ FAX04 FAX04- 2924 2924- 3791 66