Download Page 1 Page 2 安全に使用するための注意事工、 ー 本書に対する注意

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User’S
Manual
V署W∫E展IE二80
SLMC(スタイルE)
プログラマブル・パルス幅
出力調節計
IMIB4C3−02
YOKOGAMA◆
横河電機株式会社
IMIB4C3−02
8版
安全に使用するための注意事項
■本書に対する注意
(1)本書は,最終ユーザーまでお届けいただきますようお願いいたします。また,
本書は大切に保管していただきますようお願いいたします。
(2)本製品の操作は,本書をよく読んで理解したのちに行ってください。
(3)本書は,本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり,お客様の特定目的
に適合することを保証するものではありません。
(4)本書の内容の一部または全部を無断で転載,複製することは固くお断りいたし
ます。
(5)本書の内容については,将来予告なしに変更することがあります。
(6)本書の内容については万全を期して作成しておりますが,もしご不審な点や誤
り,記載もれなどお気付きのことがありましたら,お買い求めの販売店または
当社営業までご連絡ください。
■本製品の保護・安全および改造仁関する注意
(1)本製品および本製品で制御するシステムの保謬・安全のため,本書の安全に関
する指示事項にしたがって本製品をご使用ください。なお,これらの指示事項
に反する扱いをされた場合,当社は安全性を保証いたしません。
(2)本製品の部品や消耗品を交換する場合は,必ず当社の指定品を使用してくださ
い。
(3)本製品を改造することは固くお断りいたします。
(4)本製品の逆コンパイル,逆アセンブルなど(リバースエンジニアリング)を行う
ことは,固くお断りします。
(5)本製品は,当社の事前の承認なしにその全部または一部を譲渡,交換,転貸な
どによって第三者に使用させることは,固くお断りいたします。
■本製品の免責について
(1)当社は,保証条項に定める場合を除き本製品に関していかなる保証も行いませ
ん。
(2)本製品の使用によりお客様または第三者が損害を被った場合,あるいは当社の
予測できない本製品の欠陥などのため,お客様または第三者が被った損害およ
びいかなる間接的損害に対しても当社は責任を負いかねますのでご了承くださ
い。
2004.05.01−0◎
次・
目
Model SLMC
目
次
1.取扱いを始める前に・…・……………・………1−1
5.5;4 CHECK表示……………・…・…………・5−14
1.1 病名と仕様の確認・………………・・………1−1
5.5.5ALARM表示…………・・……・………5d4
1.2 取扱説明書を読まれる前に…・・∵………・1−1
5.6運転モード表示ランプの点滅………一・・5−15
2.概 要……………………・………・……・2−1
5.6.1現場操作時・…………………・・………・・5−15
2.1標準仕様……………・・…・………………2−1
5.6.2 バックアップ・モード時・…・…………・・5−15
2.2山名および仕様コ。ド・…………一・……2−2
5.7SPRGプログラマとの接続………・………・・5−15
2.3付加仕様……一・………・……・…・…・…2−2
5.7.1SPRGの接続・……・…………・………5−15
2.4付属品……・・…………・………………2−2
5.7.2SPRGの切り離し……………・…・・…・・5−15
3.設 置……………∵・・…………………・3−1
6.保 3.1配 線…・………・……・・…………・…・3−1
6.1 調整用器具……………・…・……・…………6−1
3.1.1 配線上の注意・・………………・………3−2
6.2 指示計の検査・校正および調整…………6。1
4.動作原理………・……・…・……・・…………・4−1
6.2.1調整用プログラムの作成…・・……・…6−1
4.1回路動作の説明…・…・…………・…………4−1
6.2.2 測定値指示計のゼロ点調整
4.1.1アナログ入力回路・・…・…・…・……・…4−1
(可動コイル形)・……………………・・6−1
4.1.2 アナログ/ディジタル変換回路………4−1
6.2.3 設定値指示計のゼロ点調整
4.1.3 ディジタル入力回路…・……・………・4−1
(可動コイル形)…………・…・…・……6−1
4.1.4 ディジタル演算回路…1…・…………・4−1
6.2.4蛍光バーグラフの指示計の調整………6−2
4.1.5 アナログ出力回路……・・…………・…4−1
6.2.5 操作出力指示計のゼロ点調整・・…・…6−2・
4.1.6 ディジタル出力回路・…・……………・4−1
6.2.6 傾斜取付の場合・……・…………・……6−2
4。2 演算と制御の動作原理・・…∵……・……・…4−1
6.2.7 蛍光バーグラフの指示計の輝度調整…6−2
・4.2.1 演算の動作原理 ………・…一…・……4−1
6.2.8 数値表示器の設定………・………・・…6−3
4.2.2入出力レジスタの構成………………4。2
6.3部門交換・・………………・……・…・・……6−5
4.2.3 制御機能の動作原理・・………・…・…・・4−2
6.3.1 ネームプレートの交換・……・…………・6−5
5.操 作…………・…・…・・……・…………・5.1
6.3.2 スケールの交換・…・……………・……6。5
5.1各部の名称と機能・…・……………………・54
6.3.3 ヒューズの交換…・・……………・……6−5
5.1.1可動コイル形指示計付調節計………5−1
6.3.4 データ保護用電池の交換……………6−5
5.1.2蛍光バーグラフ形指示計付調節計……5−3
6.3.5 ユーザズROMの交換 ………………6−6
5.1.3チューニング恢ネルの名称と機能……5−4
6.3.6 蛍光バーグラフの交換・・………………・6。7
5.2準 備・……………・…・………………5−8
7. トラブルシューティング…………………7・1
5.2.1 取付蔀品の確認……・…………・・……5−9,
7.1 トラブルシューティング・フロー ……7。1
5.2.2運転準備…・……・………・……・…・・5。9
7.2 計器の分解・組立て手順 ………………7−9
守…・…・…………・…………………6。1
メータ・アセンブリの取外し ……7・9
5.2.3 設定プログラム例・……………一・…5。11
7.2.1
5.3 運転開始と操作…・……・………・…・・……・5−12
7.2.2
メータ・アセンブリの分解 ………7。9
5.3.1 手動操作による運転開始……………5−129
7.2.3
電源ユニットの取外し ……………7・9
5.3.2警報チェックと自動運転への切換……5−12
7.2.4
コントロール・アセンブリの分解…7・9
5.3.3定常運転・………・………・・…・……・5。12
7.2.5
蛍光バーグラフ管の交換方法 ……7−11
7.2.6
再組立て…・・……………・………7−11
7.2.7
通電チェック ………・・………・……7−11
5.4自動調節・…・……一・・…・…・…・・………5−13
5.5異常動作表示時の対処方法…………・……5。13
5.5.1FAILランプ点灯時の対処一……・・…5。13
● Custρmer Maintenance
5.5.2ALMランプ点灯時の対処……………5−13
PartsしiSt・………・・…・・… CMPL 184C3 r O3E
5.5.3ALMランプ点滅時の対処……………5−13
電源接続端子形(付加仕様ノHT8)・・……IM lB4F1−11
◎Copyright 1986.8th Edition=Apr 2007(KP)
1MlB4C3ご02
1.取扱上の注意
Model SLMC
1−1
1.取扱いを始める前に
本四は工場において充分な検査をされて出荷されて
1.2 取扱説明書を読まれる前に
おります。本器がお手元に届きましたら,外観チェッ
クを行ない,損傷のないことをご確認ください。標準
本取扱説明書は,S:LMCプログラマブル調節計の取
付属品が添付されていることもご確認ください。
扱方法,運転方法および簡単な保守方法について説明
本項では取扱いに当って必要な注意事項を記載して
いたします。
ありますので,取扱いに先だち本項をよく読んでくだ
SLMCに目的とする機能を発揮させるには,計装フ
さい。本項記載以外の事項については関係する項目を
白一シートからプログラムを作成する作業,プログラ
ムをROM(Read Only Memory)に書き込む作業が
ご参照ください。
必要です(図1.2.ユ参照)。
これらの作業については,それぞれの説明書が用意
1。1 形名と仕様の碇認
されておりますので.それらを参照ください。
本器側面に貼付されたネーム・プレートに形名およ
STEP1プログラム作成方法に関する説明書および資料
び仕様コードが記載されています。2.2節の形名および仕
計装フローから.・SLMCのプログラムを完成させる
様コードとこの形名コード,仕様コードを照合させて,
までの作業
製品がご注文の仕様どうりであることをご確認くださ
① YS 80プログラマブル機器の機能と応用
TechnicaユInfo㎜ation
TI lB4C2−02
SLMCワークシート
WSユB4C2−11
SLMCデータシート
WSユB4C3−0ユ
S:LMCデータシート
WS IB4C2一ユ4
②③④⑤⑥
い。
お問い合せ事項が生じましたら,お買い求め先また
は当社営業所へご連絡ください。
S:LMCプログラムシート
WS IB4C2−15
SLMC制御ファンクション・シール
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ワークシート
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データシート
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プログラムシート
図1.2.l STEP 1で使う各シート
lM 184C3・02
Model SLMC
1−2
ST∈P2プログラムをROMへ害込む時の説明書
STEP 3 ROMをSLMCに蓑着し運転を始めるまでの
①SPRGプ・グラマ取扱説明書注)エM IB4Wl−02
作業
② YS80プログラマブル機器の機能と応用
STEP3が本取説の説明範囲です。
TIIB4C2−02
勤
ネーム・プレート
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一
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翻
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G
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SPRGプ9グラマ
図1.2.2ユーザROMとSPRGプログラム
注)
図1.2.3SしMCプログラマブル・パルス幅出力調節計
SPRG(スタイルA)プログラマでプログラ
ムする場合,S:LMC(スタイルE)プログラマブ
ル・パルス幅出力謁節計の機能は.SLMC(ス
タイルA)の機能範囲に限定されます。
lMIB4C3。02
Apr.1989
Model SLMC
2.概
要 2−1
要
SLMCプログラマブル・パルス幅出力調節計は,主
プログラマブル・ファンクション・キー(PFキー):1個
に電動弁を操作端とする流量制御,あるいは電磁弁を
ステータス入力信号として使用可能
操作端とする中和・混合制御などに使用され,次のよ
PFランプ:1個
うな特長を持っております。
ユーザ・プログラム定義で点灯/消灯操作可能
●電動弁,電磁弁制御におけるアプリケーションの多
様性に柔軟に対応するためにプログラマブル形です。
制御機能
●プログラムはSPRGプログラマを用い,電卓なみの
制御動作:PI制御,サンプル値PI制御
容易さでユーザ自身で作成が可能。
P(比例帯):6.3∼999.9%
●電動弁など積分特性をもつ操作端との組み合わせを
工(積分動作):1∼9999秒
考慮した制御アルゴリズムの採用。
サンプル周期:0∼9999秒
●通信機能を内蔵し,集中監視装置や計算機との結合
サンプル値PI制御時間:0∼9999秒
が容易
制御機能に内蔵する機能
測定値上下限警報:一6.3∼ユ06.3%
2.1 標準仕様
変化率警報:0∼ユ00.0%1秒
偏差警報:0∼100.0%
入力信号・出力信号仕様
操作出力リミッタ(弁開度フィードバック有):
アナログ入力信号:1∼5VDC 5点
一6.3∼106.3%
アナログ出力信号:1∼5VDC 2点
その他,出力トラッキング,入力補償信号加算,
4∼20mADC 1点
操作出力信号:UPIDOWNパルス幅操作出力信号
非線形制御,可変ゲイン,フィードフォワード信
号加算,設定値発信等.プログラムにより使用可
各ユ点
能。
云;礎霧:讐袈鶏 )欝形…)
パルス幅出力設定要素
弁走行時間(フルストローク):0∼999.9秒
フェイル出力信号:トランジスタ接点 1点
フニイル時フェイル接点出力開(停電時時)
表示・設定・操作機能
測定値および設定値指示計:
習字可動コイル形指示計 または
蛍光バーグラフ形指示計,4桁数値表示草付
出力指示計:可動コイル形
設定方式:
出力不感丁丁(デッドゾーン):0∼100.0%
出力最小時間幅:0∼ユ00.0%
出力分解能(パルス最小幅)二10ms
バヅクラッシュ補償:0∼100.0%
出力バイアス(アップ側):0∼100.0%
出力バイアス(ダウン側):0∼一1σ0.0%
弁開度フィードバック:有無を指定
制御・演算周期:0.2秒
手動設定;設定速度 40秒/フルスケール
外部設定:入力信号または毛馬による
運転モード切換:C/A/Mスイッチまたはユーザ・プ
ログラム定義による。
手動出力操作:レバー操作による2駿速度形
パラメータ設定・データ表示:側面チニーニング・パ
ネルによる。
1M184C3・02
del SLMC
2一・2
220V仕様;CEE 7 Wプラグ接続
演算機能
組込み演算 1組込み個数
演算関係
コード長;300㎝
寸法(高×幅×パネル面からの奥行):
馨萎撫撫∴=:=絶対値演算ハイセレクタ,ローセレクタハイリミッタ,O一リミッタ
182.5 ×87×480 (㎝)
o寮一
齬ヲ一
一般演算
黶毎鼈
宰一
0折線関数(入力等分割)任
モ折線関数上
タ警報,下限警報1
汳xれ微
ェむ
セ時間,変化率演算,移動平均演算変
番付演算
サ率リミッタ時
竦M号発生プ
鴻Oラム設定状
ヤ変化検出パ
泣X入力カウンタ
理積,論理和,排他的論理和.否定比
理演算
r分
,条件付分岐サ
u・プログラム分岐信
2 Q各
X4 W Q合
v3 U S ? W S
零。願
?一一?
一一零
鼈齬??
?切換
の他
レジスタ交換演算
演 激Wスタ回転 一
ー一準
量
本体:3.3kg
ハウジング:2kg(マウンティング・、串ットを除
く)
動作条件
温度:0∼50℃
湿度:5∼90%RH(結露しないこと)
電圧:直流交流両用
00V仕様
直流駆動;20∼130V,極性なし
交流駆動;80∼138V,47∼63H2
20V仕様
直流駆動;120∼340V,極性なし
交流駆動;138∼264V,47∼63H2
)表中“一寧一”は,使用個数の制限なし。
2 鉱山および仕様コード
システム通信機能
仕コー
EWPACK,μX:しの制御ユニット, CENTUMの制
テーションを通じて,YEWPACK,μXしまたは
h
C
NTUMのオペレータ・ステーションから操作監視
能。さらに上位計算機システムとの結合も可能。
計
ス
o●●o ●●o●●
仕様コー
イル
付
●
■ ● ■ ●
h
記
・●●9・●b●●。o.・・.
o
プ
@事
グラマブル・パルス幅出力
イ節計
コイル形 ホ2蛍光バーグラフ形
…・・一2
c・・
●
. 0 9 ● ●・ の■ o ● ● ■ ● ● … o O o■ 潤@● ● ● o
潤@■ ● ・ ● ・ ● ● ● o ● … .
●
可
コ・ニットまたは制御ステーションとの距離:
●
● ● ● ●
MS機山間通信機能
CMSプログラマブル演算ステーションとの1対1
器間通信が可能。 (上位システム通信との併存可
9
●o●go●ooo●●●‘●■
,
●●■●●●■●・●●●oo■
● ■● ・
イルコード
付加仕様葡 o
形状
ング収納),単独取付および三連密着取付
可能
取付:指示計ゼロ調整により垂直パネル面に取
付けた位置(0。)から後端下がり75。ま
で可能
方式:
外部信号接続:M4ねじ端子接続
電源,接地接続:
100V仕様;JIS C8303接地形2極差込プラグ
接続
184C3.02
Iプション
常
●●●● ● ● ・ 9● ●●o ・
強化形
ス
ζ0
イルE
PR!U
グラム不要ユー
oR一一ロ 一 一/A
U・プログラム付
嚠鼈齊l一 一 一共通
方式:屋内設置の垂直パネル面に取付(ハウジ
機
●
最大100m
一 鱒 一 一一一一 一 軸22
QER!M
OV系電源81マウ
sS/S
塔eィング・キットベゼ
bF・G口M/N 巨F変りハウ
gS!N
Wング別手配前面
oE
lームプレート文字彫幻
コ
ハウジング別手配の場合/A2!NHSと指定
蛍光バーグラフ形は受注停止です
Model SLMC
2−3
2.3 付加仕様
/NPR:プログラム不要,ユーザ自身でSPRGプログ
ラマを用いてユーザ・プログラムを作成する
場合に指定。
/UPR:ユーザ・プログラム付,プログラム作成を当
社へ依頼する場合に指定。
/A2ER:220V系電源
/MTS:マウンティングキット付
/SCF−G口M:ベゼル色変わり
/NHS:ハウジング別手配
/NPE:前面ネームプレート文字彫刻記入
乞4 付 属 品
ヒュ’一ズ 1A
1個
ROM 1個
(NPR指定の場合,何も書き込まれていないROMを付属します。部品番号AU23:LQ)
注:本ヒューズ(S9510VK)は製品専用のヒューズです。
他の製品への転用はしないでください。
Apr.1989
1MIB4C3−02
M◎del Sl_MC
3.設
3.設
置
3−1
置
設置および取付けに関する一般的事項は,取扱説明
表3.1.ユにSLMCの端子の結線を示します。形名,
書「パネル計器の取付」(工MユB4F1−01)を参照く
仕様コードに対応させて配線してください。
ださい。
■端子の結線
表3.1.1
○
1
①③⑤⑦◎㊦⑬⑮⑰⑲⑳②④⑥⑧⑩⑫@@㊧㊧
④⑬◎⑪㊥⑭①⑭㊤⑭⑲
O
(注1)SCCD通信専用シールド・ツイスト・ペア線をご使用
ください。
図3.1.1 端子配置図
4 一 の ︶押薪∴駕遍蘇青儒万行灘灘九>> > >> >>÷ 一 ÷ 一 一 ÷ 一 ÷ [ ÷ 一 ÷ 一 ÷ 一 ÷
1.2参照)。
名号信
配線後は必ずカバーをしてください(図3.1,1,図3.
17
@18 192021 ABCDFHJKLMN − i
へ接続します。カバーを外すと端子板が現われます。
㎝嬬惣霧欝g ロ ロ ・ o 一勾 嫡② 一3η下行行鴛謡蘇誌>>>>>>>﹀÷ 一 ÷ “ ÷ 一 ÷ 一 ÷ 一 ÷ 一 ÷ 岬 ÷ 一
信号配線は,ハウジング後部の端子板(M4ねじ端子)
ユ23 456789 10 H 12 13 14 15 16
SLMCプログラマブル・パルス幅出力調節計の外部
子、号端記
名 号 信Oi子号端記
3.1 配 線
(注2)6番端子と8番端子の間にはジャンパが取付けられて
います。
出力指示計を弁開度指示および出力操作指示に使用す
る時はA−B端子間をジャンパで短絡してください。
図3.1.2端子カバー
lM 184C3−02
Modei SLMC
3−2
閉する場合には,サージ・アブソーバ(保護ダイオ
3.1.1 配縁上の注意
(1〕端子に配謀する場合,配緑端末は丸形圧着端子を
ード,CR回路など)を負荷と並列に接続してください。
ご使用ください。
● 交流負荷を直接開閉できません。中継リレーを
② ステータス入力用の接点および電圧レベルは,仕
設置してください。
様に合致するものをご用意ください。特に過大導線
● 接点定格以上の負荷を接続しないでください
抵抗,導線内電圧降下,電圧レベル入力のときには
(30VDC,200mA以下)。
特控に注意してください。
(4)ステータス入力・ステータス出力は,プログラム
③ フェイル出力,ステータス出力は,トランジスタ
で指定されますので確認のうえ接続してください。
接点(絶縁形)です。外部の機器を接続する場合は.
指定がない場合はステータス信号1∼3が入力(DI),
ステータス信号4が出力(DO)となります。
下記に注意して配線してください(図3.1.3参照)。
● 接点には正,負の極性があります。極性を間違
(5)通信配線には,SCCD通信専用シールド付ッイス
えないよう注意してください。
トペア線をお使いください。
● リレーなどインダクタンス成分を含む機器を開
⑥ 電流出力は,使わない場合.短絡してください。
Vヒ。
保護ダイオード
プラス
。
十
驚
マイナス
接点出力回路
リレー
交流負荷
負荷
巳
!a蟹ーーー’
接点出力回路
﹁
o
rーー1−−:﹂
。
∼
交流電源
図3コ.3接点出力の接続
IM 184C3−02
Apr.1989
4.動作解説 4−1
Model SLMC
4.動作原理
4.1 回路動作の解説
4−4ページにSLMC回路ブロック図を示します。
通信線はフォトカプラにて光絶縁されています。
CPUに接続されているWDT(Watch Dog Timer
=見張の犬)は,CPUの動作を監視し,異常が発生する
とFAILランプを点灯させ,フェイル接点を出力しま嵐
4.1.1 アナログ入力回路
FAIL時,パルス幅出力を開とし,電動弁を現状保持
電圧入力信号は,RIN,, R1, C1で構i成される入力
とする必要がある場合には,このFAII.出力を利用し
回路に入力されます。
て外部にインタロック回路を組んでおきます。
R1Nは高抵抗(1MΩ)で,正常時には動作に関係
また,測定値指示計は自動的に,入力信号1番(X1)
しません。入力信号がオープンになった場合(入力の
を指示します。
断線など)に,入力ライン(+》と(一)を短絡する役目を果
4.1.5 アナログ出力回路
し,入力(+)ラインに不定な電圧が乗ることを防ぎます。
D/A変換されたアナログ出力信号は,バッファアン
入力信号OVDC(一25%)と等価です。
.プ,出力マルチプレクサを経て,電流出力回路,電圧
恥,C1は,時定数が約0.1秒の入力フィルターです。
信号のマイナス線は,S:LMC内部で結線されるコモ
出力回路に導かれます。
出力信号のマイナス線はコモンで,入力信号のマイ
ンラインになっています。
ナス線とも直結しています。
4.1.2 アナログ/ディジタル変換回路
4.1.6 スデータス出力回路
入力回路を通過したアナログ入力信号は,入力マル
出力ポートを出た信号は,トランス絶縁され,オー
チプレクサで順次選択さ払比較器→CPU→D/A
プン・コレクタ接点として,外部へ出力されます。
(ディジタル/アナログ変換回路)→バッファアンプA1で
(プログラムで出力用に指定された場合)。
構成される逐次比較形A/D変換回路を経て,ディジタ
ル値に変換されデータ記憶素子(RAM)に格納されます6
4.2 演算と制御の動作原理
4.2.1 演算の動作原理
4.1.3 スデータス入力回路
S:LMCの演算原理は,入力の読込,演算,出力の取
ディジタル入力信号は,入力回路でトランス絶縁さ
出しの3動作をソフトウェア化したものです。図4.2.1
れ,入力ポート,データバスを通り,RAMに格納さ
に2入力加算器のプログラム例を,図4.2.2に同プロ
れます(プログラムで入力用に指定された場合)。
グラムによる演算レジスタの動きを示します。演算はす
ステータス入力信号と同時に,計器のスイッチ(SET,
べて共通の演算レジスタSで行ないます。演算器への
C・A・M,MV, TUNING, ACTION)状態も読み込
信号の接続,すなわちSレジスタへの入力はLOAD命
まれます。
令(LDで記述する)で行ないます。 SレジスタはSI∼
S5のスタック構造になっておりLD命令で入力するこ
4.1.4 ディジタル演算回蕗
とにデータはSlからS2ヘプッシュダウンされます。
入力データが全て読み込まれると,マイクロプロセッ
入力したデータに演算を施すにはFUNCTION命令
サ(CPU)は,ユーザROMに書き込まれている演算・
を使用します。FUNCTIONには37種類の演算・制御
制御プログラムに従いデータ処理を実行します。
機能があり,命令はそれぞれの記号,たとえば+,÷,
得られた演算制御結果は,D/A回路または出力ポ
HSLなどで記述します。演算は必要な数のSレジス
ートを通じて出力されます。
タ内のデータを使って行ない結果をSレジスタのトッ
上位システムが接続される場合には,LCSカードを
プS1に出力します。これにつれてSレジスタの他の
経由してデータ通信を行ないます。
データもそれぞれポップアップします。
lM 184C3−02
4−2
Model SLMC
演算結果を取り出して出力レジスタ(後述)へ格納
4.2.2 入出力レジスタの橋成
する出力接続はSTORE命令(STと記述する)で行
図4.2.3にSLMCのレジスタ構成を示します。アナ
ないます。ST命令を実行してもSレジスタの内容は
ログ入力,ディジタル入力,設定パラメータなどの入
変化しません。
力は,ユーザプログラム実行開始前にそれぞれXN,
i▼
X一
D工N,P蕊の各レジスタに入ります。ユーザプログラ
X1
ムでは必要な入力信号やパラメータを,それぞれのレ
2
畷}入力読込
ジスタからLD命令で演算レジスタへ読込み,演算結
果をST命令で出力レジスタ(DO賢, Y餌)へ書き出しま
加 算
÷ }演算
STY1}出力取出し
す。続いて出力レジスタ(DO醒, YN)の内容がディジ
タル出力,アナログ出力として調節計から出力されま
Y2
す。
図4.2.1 2入力演算器とプ仁グラム
以上を一演算周期として0。2秒ごとに繰返し実行し
ています。
LDX1
STY2
LDX2
4.2.3 制御機能の動作原理
『コ『コ
SLMCの制御機能BSCファンクションは,測定値
−∩乙34一pO
S︻b︹bS︻b
X1+X2
X2
Xl
A
X1
A
B
C
D
A
B
C
B
C
PVを入力とし,設定値SVとの偏差をPI演算し,そ
X1÷X2
A
の結果をパルス幅出力の操作信号DO,, DO2として出
B
C
C
C
力する機能です。
消失
図4.2.2 プロケラムと演算レジスタの動き
1∼5V
L
入力変換
ウ 1
k華コ i 囚思詰 ラ 7 1 〔コ=コ〔三コ ディジタル入力可変パラメータ
入力レジスタ XN
♂
Aナロク
ユLザブロ.2フム
α2秒
縷返し
1
入力
LOAD X1
FUNC BSC
STORE Y1
1
o力︹耳三コレジ †スタ︹箪コ ウ
出力変換
o力 弁操Ψ作出カ ディジタル出力
o †回
’
@アナログ出力アナ『ク
@ 匝コ〔=亟コ l I l l l l l ! I l l I 日 1
1∼5V
出力指示計
(AB間短絡時)
図4.2.3 入出力レジスタの橋成
lM 184C3・02
Model SLMC
4−3
SLMCを単にパルス幅出力のP正調節計として働かす
にカスケード設定入力をST命令で接続し,フィード
ためのプログラムは次のように単純です。
フォワード補償が必要な場合はA4に信号を接続しま
ユ. LD Xユ
す。また入力警報の状態を出力する場合はFLユあるい
2. BSC
はFL 2の内容をDO3レジスタへ接続しま・す。
3.ST Y1(フィードバック信号表示用)
Aレジスタ,Bレジスタ, FLレジスタには,当初こ
4. END
れらの機能が無効となるような初期値が与えられてお
BSCファンクションには上記のような単純な機能だ
り,使わない場合にはレジスタの存在を意識する必要
けではなく実は図4.2、4に示すように極めて多くの機
はありません。
能を内蔵しています。これらの機能は,Aレジスタ,
この他制御要素という名称で調節計の制彼アルゴリ
Bレジスタ,FLレジスタをプログラムで使用すること
ズムを選択することができます。制御要素には標準
により利用できます。
PI,サンプル値P工があります。
たとえば設定値をカスケード設定にしたい場合はA1
測定値入力
S1
;?
BSC
÷
@
上限警報PH
下限警報PL
f
入力警穀
9
L
一
変化率讐報VL“
蜘
測 定 指
A1
カスケード設
A16
設 定 指 針
Aエ2
設定値出
上限設定値PH
下限設定値PL
、、
A15
:
(MODE 2=1で有効)
、
BO7
BO9
変化率時間詮定VT
B10
偏差翻 T智恵DL
801 PB比例帯
BO 2 T!積分時間
L10
FL3
偏差警報設定鐙DL BO8
十
A3 7ダブティブゲイン 宰
BO6
変化率設定値VL
一一一一 @ C /A切換
A2 入 力 補
FL 1
FL2
FL4
C饗T
1=PI
非線形ギャップGW BO4
非業形ゲインGG BO5
サンプル周朝ST B13
2冨サンプル
値P工
制御時間幅SW B14
出力上限設定M且 B11
▼÷
A4 出 刀 補
出力下隈設定ML B12
C/A
占M
/M切婁 占了1−ll−i﹂
A9 弁搬フィードペ7ク
一
A王4 操 作 出 ,
一 一
↑一 一
C/A
△MV手動操作
躯 ﹁
出力リミッタ
r噂賜一一一
FL11
FB信号
ヤ
噸ー
EXT
パルス幅出力変換
SLMC L㏄AL
O o1
2
SLMC/LOCAL
切換
FL9
Sl DOI DO2
図4.2.4 BCSの機能
1M184C3・02
∼一一〇〇斜0ω−OM
DOO6 │12
または
DIOIOo+11
O十
DlO20 13
│140
DOOs o
躰撰
3
1
0
i4
O
1たO
DまD
o ig十一○
20
Rl酎
十
C豊
門
1◎一レv㏄
∫w響回操罧,回
v㏄司トOl
I
FA1L
FAIし
匙
go
X5
100
Rl
Cl
のI
80
R巳
“カポート
X4 R田
70+
6σ
比較器
AI
出カマルチ
プレクサ
FAIL
\
←
GND
十
㌘
ル
十
C
プレクサ
入力マルチ
WDT
!
LAMP)
ドAIL \
Vcc
言v
↓
v+
一日目
一σB
(4∼20mA)
Y1
15』hLl OA
一〇D
(卜5V)
Y2
σC
十
十
捲承形
MV
oJ
DO1
十
M
DO2
σL
α18
通信
十
Oi7
3∼
P
YGH
ゆ働
X3 R馳鵠
Rl
q
RI
CPU
工
Vcc
Vcc
SPRGコネクタ
ROM
ユーザ
︶
V
5
50+
30+
X2 RIN
40
2σ『
Cl
LAMP
DIA
RAM
タイマー
システムROM
データ・バス
口口□口
口口□口
ロロ[コ[]
[コロロロ
〇十 ドA−o
XI R邑図
入力ポート
十
DlOO4 DO
C AM
SV
91
R墓
Dl/DO
Dl
D!003 DO
Dl
DO
DlOO2
Dl
PV
8∂ε.
σ ︵ + 鱒
1Ω
DOO3−20
望1、?f飾
Di/DO
Dl/DO
DlOOI DO
馬
FA1』
5レ’
圃
.または
Dl/DO
m
Pl・b
表示部キーボード
斜−鉢
■Qりrζ0回鵬q,口q貸図
ト
通信ポート
轟団
一1﹁i凶一
﹁
十
十
﹂仁一く“⑩oo①
5.操
Model SLMC
5.操
作 5−1
作
5.1 各部の名称と機能
5コ.1 可動コイル形指示計付調節計
測定値・設定値の指示に可動コイル形指示計を用
いた調節計(SLMC−140菅E)の正面,側面各部
の名称と機能を,図5.ユ.1,図5。1.2に示します。
ネーム・プレート
=一100
ρF
PFランプ
一一
uル・
プログラマフル・
ファンクション・キー
?ン・キー
(PFキー)
FAlし
tェ』 Cル・ランプ
Aラーム・ランプ
工
ワぎ≡一・80曇ぎ妻一60曇写雪≡遜40曇﹃量≡一20≡
ン定値調整キー
三レ≡⋮呈
運転モード
=三一〇
リ換スイッチ
\匝動旧・1旧Mi
ll川1田1目llI目目1
ン定値指針(青)
ェ定値指針(赤)
o力指示計
◎茜晶。箪◎
@ 出力置針
闢ョ操作レバー
/
調節弁動作表示板
図5.1.1 計器正面図
iMIB4C3−02
Model SL.MC
5−2
クランプ金具
中間ストッパー ヒユース
コ不クタ
/
ク
’、
・可動コイル形
o
_ノ
匙
測定値指示計ゼロ調ねじ
ミ
ストッパー
チューニング
讐ミ§も
︾4〆
パネル
、 ﹁ 、、 、、
◎
o
翻翻翻
/
赴’軸
データ保護用電池
・蛍光パーグラフ憾
﹄
言
電源・接地
プラグ
端子板
数値表示器表示切換スイッチ(ζのスイッチ以外は,可動コイル形と同じです)
図5.1.2
計器測面図
(1) FAILランプ
パルス幅操作出力のON, OFF可能。
調節計の異常時に点灯。
設定値調整も可能。
(2)ALMランプ
(7}出力指示計
警報機能が動作したときに点灯。
出力指示計は,制御ファンクションとは独立です。
データ保護用電池の電圧低下時には点滅。
制御ファンクション実行後に,S1レジスタに格納
(3)測定値指針
されているデータを〔STY1〕命令にて出力指示計
BSCファンクションの測定値を指示。
に指示させることができます。
(4)設定値指針
S1レジスタの内容は,外部フィードバンク信号の有’
BSCファンクションの設定値を指示。
無運転モードにより次の通りになります。
㈲ 設定値調整キー
BSC実行後のS1レジスタデータ・
BSCファンクションの設定値を調整。
信号
設 定;囚キ7採作時,設定値増加
ド
運転モードAまたはMのとき調整可能。
運転モー
団キー操作時.設定値減少
C A ,
フィードバック信号
有
フィードバック信号
フィードバック信号
50%+」MVn
無
(同時操作時,設定値は停止)
操
作
微調整;キーを瞬時押すと(0.2秒位)設定値
は0.1%つつ移動。
(6)C・A・M運転モード切換スイッチ
中
設定時間;40秒/フルスケール
手動操作出力(」MV) 手動操作出力(」MV)
+50%
+フィードバック信号
M
ノぐノレス
出力
フィードバック信号
50%
’終了
該当押ボタンを操作することにより,目的とする
運転モードを選択します。ラシプ点灯。
(8)手動操作レバー
Cモード;自動制御。設定値は,演算機能また
BSCファンクションの操作出力信号のON, OFF
は通信データにて設定。
を行なう。
Aモード;自動制御。設定値は,SETキーに
運転モードMのとき調整可能。(正動作・5.ユ.3項(4)
て設定。
の場合)
Mモ・一ド;手動操作。手動操作レバーにて
操 作;左側にレバー操作時,弁操作出力2
0N.
lM184C3・02
5、操
Model SLMC
作
5−3
右側にレバー操作時,弁操作出力1
③ 測定値/設定値ディジタル表示器
0N.
BSCファンクションの測定値を工業量にて表示
設定速度;< ,レ 40秒/フルスケール
(4桁数値)。側面の表示切換押釦スイッチを押して
<<,レレ 4秒/フルスケール
いる間は,設定値を表示(図5.1.4参照)。
(9)プログラマブル・ファンクション・キー(PFキー)
この他の機能は,5.1.1項と同一です。
キーを押すと(0.2秒位)ステータス入力として動
作(ユーザ・プログラム定義した場合)
(10) PFランプ
ユーザ・プログラム定義で点灯/消灯操作可能
、5.1.2 蛍光バーグラフ形指示計付調節計
測定値・設定値の指示に,蛍光バーグラフ形指示詞
を用いた調節計(SLMC−240苦E)の正面,側
面の各部の名称と機能を図5..ユ。3に示します。なお計
器側面は,図5.ユ.2を参照してぐださい。
(1)’測定値指示バーグラフ
BSCファンクションの測定値をバーグラフ指示。
② 設定値指示カーソル
表示器
表示切換押ボタン
BSCファンクションの設定値を高輝度カーソルに
て指示。
図5.1.4 数値表示器の表示切換
ネームプレート
(PFキー)
フェイル・ランプ(赤)
`IM
Aラーム・ランプ(黄)
. 「
ン定値指示(高輝度力
t594
讐▲≡1
運転モード切換スイッチ
o×102
ファンクション・キー
==二====二==一
プログラマブル。
Pl一一
PFランプ
F醒し
測定値/設定値ディジ
ェ定値指示(バーグラ
ン定値調整キー
1口cl l口Al l口MI
h川1川ll川llllll
出力指示計
◎
ぐ《 < レ ←●・
@ 1=1
o力置針
0
手動操作レバー 一’
調節弁動作表示板
図5.!.3 計器正面図
lM 184C3−02
Model SL.MC
5−4
5.1.3 チューニング・パネルの名称と機能・
■ パネルの構成
右側面にはパラメータ設定・データ監視用のチュー
ニング・パネルが実装されています(図5。1.5参照)。
キー・ボードの
正動作ノ逆動作
設定禁止/許可スイッチ
切換スイッチ :弁開度フィードバック
CONTROLしER PWOUTPUT
表示器
MODEL LMC− 40今ぐ
5μ .800『
1澱9A噺,ON爵
、圓冒鮒H旧1T RVS 掴T ROM△
LTYPε一」一〇ATA一一一」
C。 認縞蓬認㌫。 早謁・
k﹁Li剛ii ︸1]L﹂i L︳一一一一.一.一一一一︳一一..︳エ﹁に:二:1二二::1::二:1,
回回虚言セ ll騨 f
l l
ル[一箪1i、
回回回
1、謎,。§喜,繍
一ド ’
キー・ボード
回回四一ご一7』T峯姻G−r
回回
ROM,コネクタ用
保護板
ROM用ソケット
SPRGプログラマ
接続用コネクタ
PROGRAMMER
図5.1.5 チューニング・パネル
(1}表示器
口 PZパラメータ
キーボードで選択されたデータの略号(TYPE)
PZは, CAS,AUTO運転でFL2ユ=1の時に,弁
と数値(DATA)を表示します。
走行時間(TF)に乗ずる時間調整係数です。またPZ
はB20レジスタに割当てられているたあ,ユーザ・プ
〔表示例〕
戸μ
牛ヨ2.1
L__一 L_」
ログラムにてPZ(=B20)を設定することも可能で
す。
TYPE DATA
従って,パルス幅出力がオンの場合,
② キー・ボード
設定するパラメータ,監視するデータの呼出し,
ton
×100+△FF
Σ△MV.=Σ△MV。一1+△Kp。一
PZ・TF
設定変更などに使い:ます。
なお,CAS,AUTO運転でFL21=0の場合,およ
押釦スイッチの名称と機能を表5.1.1および表5.
びMAN運転の場合は, PZは機能しません。
1.2に示します。
従って,MAN運転の場合,
レバー操作量
パルス幅出力ON時間=TF×
ユ00
動作の詳細はTIIB4C2−02のユ3章を参照ください。
lM 184C3−02
5.操
Model SLMC
作
5−5
表5.1.1 キーボードの名称と内容
キーボード 一
i表 示
EN
タイプ
番号
(TYPE)
(N)
EN
1∼15
1ん15
CO
1∼ユ5
一
一
一
一
一
一
ST
パルス幅出力設定
弁走行時間(フルストローク)
出力不感動幅(デッドゾーン)
出力最小時間幅
バックラッシュ補償
出力バイアス(第1出力側)
出力バイアス(第2出力側)
サンプル値PI制御パラメータ
一
サンプル時間(周期)
制御時間
PH
PL
P
1
DI
PB
TI
PV
SV
DV
XN
YN
HI
LO
DP
DI
DO
MODE
DO
MODE
CHECK
CHECK
秒
非線形制御 ゲイン
01∼1ユ }10折線関数出力設定値
O1−11
01−11 (入力折点)
O1−11
O1∼11
O1−11
○
○
○
0∼9999
0∼9999
秒
秒
○
○
可変パラメータ
プログラム設定(時間)
プログラム設定(出力値)
一時記憶レジスタ
一
未使用
一
弁走行時間(TF)係数
0.0∼100.0
%
一
○
} qO∼10αo
%
0
一25.0∼125.0
%
一
一800.0∼800.0
%
0∼9999
秒
一25.0∼125.0
一800.0∼800.0
一
%
一
0.000∼8.000
一
一
一
一
偏差警報設定値
変化率警報 変化値設定値
変化率警報 変化時間設定値
SCAL封で設定した工業量
SCALEで設定した工業量
一
操作信号
一6.3∼106.3
操作信号上限リミット値
操作信号下限リミット値
一6.3∼1063
一6.3∼1063
一
一
一
一
一
一
6.3∼9999
1∼9999
一
一
制御偏差値
1∼5 アナログ入力レジスタ
1∼6 アナログ電流出力レジスタ Y 1
アナログ電圧出力レジスタ Y 2,3
補助出力データ Y 4,5,6
一
1∼9999
比例帯
積分時間
制御 測定入力値
制御 設定値
}
制御ファンクションPV/SVの工業量表示100完値
〃 0%値
” 小数点位置
一
一
一
秒
%
%
%
秒
SCALEで設定した工業量
SCALEで設定した工業量
SCALEで設定した工業量
一
一
一
工業量表示
0
0
0.0
0
0
○
0
0
○
○
○
○
○
0
0.0
’ノ
1∼4
一
一
一
一
106.3
一6.3
999.9
1000
×
X
ユ000
一
}
0/1
0/1
1
○
×
一9999∼9999
一9999∼9999
一6.3
×
一
一
●5.4章参照
0.0
100.0
100.0
”
自己診断 異常原因をコード表示
vロセス警報 警報原因をコード表示
α0
○
○
○
×
表5.1.2参照
100.0
潟jア設定
106.3
一
動作モード
0.0∼
○
○
一
1∼16 ステータス出力および内部ステータス宰1
1,000
×
”
1∼4 ステータス入力
1∼5
0.0
一
SCALEで設定した工業量
SCALEで設定した工業量
一
1.0
0.0
一
測定値 上限警報設定値
測定値 下限警報設定値
一
40.0
0.0
α000∼ユ.000
工業量表示’
可変パラメーータ
一
5.0
p (出力設定値)任意折線関数 (入力折点) (出力設定値) 一
09∼16
20∼29
30∼39
01−16
一
×
%
%
劣
%
%
0∼一100.0
非線形制御不感帯幅
一
`LARM `LARM
→
N
一
一
一
○
SCALE
VL
VT
MV
MH
ML
%
×
PV
SV
DV
XN
YN
TN
PX
PY
oZ
PH
PL
DL
X
X
%
DL
VL
VT
MV
MH
ML
PN
×
一
デフォルト値
○
TN
GG
設定
可否
%
非線形制御および折線関数パラメータ
一
01∼08,
PN
GW
FG
HILM
LINEAR
一
0∼999.9
0∼100.0
0∼100.0
0∼100.0
0∼100.0
単位
○
NON一
一800.0∼800.0
0/1
一800.0∼800.0
0/1
TF
DZ
田
BL
OU
OD
SW
表示・設定範囲
○○
SAMPLE
Eレジスタ
CIレジスタ
Dレジスタ
COレジスタ
1∼ユ5
CI
DN
PULSE
名 称 . 内 容
○
O
X
×
0
3
一
一
一
○
0
一
一
一
一
項目番号更新(タイプ番号(N)を更新する)
団
データ減少設定
一
一
一
一
応
設定増速(囚団釦と同時に押す。)
一
一
一
}
囚
データ増加設定
『
一
一
一
事1DOユ,DO2はパルス幅出力
lMIB4C3−02
5−6
Model SしMC
表5.1.2 動作モード(MODE)
MOD.E
1
0
i停電復帰)
1
2
i囹モード)
3
COLDスタート,手動運転,操作出力OFFより運転開始
0
1
回モード時は,制御ファンクションA1レジスタにストアされたデータが設定値になります。
2
回モード時は,上位システムより送信されたデータが設定値になります。
0.1
0
i上位バック
Aップ)
5
i上位設定)
0
HOTスタート,停電直前の状態より運転開始
回モード無効,外部設定がなく前面SET押釦スイッチより設定します。
このモードは使用できません。
1
繹ハシステム異常時,M(手動)モードに切換わり出力は手動操作で
通信を行なう
ォます。
鼾№ノ,設定
姓1) ・
(注2)
1
(注2)
0
オてください。
繹ハシステム異常時,A(自動)モードにて設定値を保持し,制御を行ないます。
0
0
0
(’注1)
4
デフォルト値
設 定,さ れ た 状 態
設定値
繹ハ機器からの設定・操作を許可します。
0
繹ハ機器からの設定・操作を禁止します。
(注ユ)上位システム:計算機またはオペレータ・ステ鵡ションを接続するシステム。
(注2)上位機器:計算機,CENTUM, YEWPACKおよびμXLオペレータ・ステーション(コンソール)を示します。
(3)TUNINGスイッチ
式における偏差Eが増加したとき,操作出力指示
キーボードのTUNING押釦スイッチ(団,團,囚)
がMVより増加し,弁操作出力1が0:Nとなる状態
の機能を禁止/許可します。
を正動作(DIR)とします。
ENABLE:設定変更’許可
INHIBIT:設定変更 禁止
逆動作(RVS)は,式のEの増加に対して操作出
(4)ACTIONスイッチ
います。
制御動作の正(DIR)/逆(RVS)動作を設定します。
制御対象と操作端のOPEN/CLOSEの関係を検討
自動調節モードにおいて偏差0の状態で出力指示
し,ACTIONスイッチの設定,調節弁動作表示マー
がMV(FB有のときフィードバック値, FB無のとき
クの設定を行ってください。
50%値)を指示しているとします。(次項参照)。
偏差(E)=測定値(PV)一貫定値(SV)
1M 184C3−02
力指示の減少および弁操作出力2がO:Nの状態を言
5.操
Model SLMC
作
5−7
(5)FBスイッチ
・弁開度フィードバック有の場合の出力指示
弁開度フィードバック信号FBの有無を設定しま
パルス幅出力完了時
フィー・ドバック入力
値を表示するため多
す。
手動齪・れた操作出力値雀回ることカ‘あり
100%
弁開度フィードバック信号が有る場合,FBスイ
操作出力(MV)
値指示
ッチをEXT側に設定し,無い場合INT側に設定しま
および 50%
弁解度フィー
ド!ぐック{直
△MV A一一/ V
0%
フィードパ・ンク値 1
無
コメント
3
1 時間
l i
コ ほ
通常はプログラムにて次のステップを組みます。
弁十度FB有
0フィードバック値
8 ブイードパック値
量 ‘
す。
FBの有無によって操作出力指示が異なります。
手動轟 レ/ i/
1手動レバーl
l I
l操作期間
5
l i
パルス幅ON
ON
出力
時間
tP)
△MVTFX 100
:LD XN
FB信号読込み
STAg
FB端子へ接続
TF:弁走行時間(フルストローク)
手動操作時の出力と指示(フィードバック有)
図5.1.6
・弁雪下フィードバック無の場合の出力指示
LDXユ
BSC
LDXl
測定信号読込み
BSC
パルス幅出力制御演算
STYユ
STYl
MVをメータ表示
操作出力値
END
END
プログラム終了
50劣
100%
△MV手動操作量
(MV)指示
時間
:FB信号有の場合:LD XN, ST A 9にて弁解度フィ
0%『
I l
l 1
ードバック値をBSC制御ファンクションに接続します。
卜一r手動レバー操作期間
l l
l l
出力指示計はBSCの後のST Y1命令にて弁解度フィ
l l
1
ードバック値を指示します。手動操作出力(M)時は
FB指示位置から手動操作量分を加減算した指示を行
(UP)
丁下x一可
ないます。操作出力完了後,フィードバック値を指示
↑F:弁走行時間(フルストローク)
します。C, A時はフィードバック値のみを指示します。
FB信号無の場合,出力指示計はC, A, M時ともに,
竺」⊆;;レー一響
パルス幅出力
図5.1.了 手動操作時の出力と指示(フィードバック無)
引
キーボードの操作(図5.1.8参照)
操作出力がOFFの状態で50%を指示し,操作出力は
50%位置から加減算され#値として指示されます。
CONTROLLER PWOUTPUT
5〆 θoo
操作出力完了後,再び50%を指示します。
弁操作出力2に結合されています。
」TYPε一」一〇ATA一一一」
u冒甲爵竈瀦ざ一鶉「
演
回回回ii;ヒll藝1■
手動操作時の出力と操作出力指示計の関係を図5.
1.6,図5.1.7に示します。
(6》ROMソケット
ユーザ・プログラムの書き込まれたROMを装
演
回回回i
l繍高高回振回回rrlr墨継「1 聾回回回旦
着します。ソケットのロックを時計方向に回して諦’
?目呼出し・ 自己診断 データ設定
パルス幅出力はBSC制御演算にて,弁操作出力1,
表示器 めつけるとROMが固定されます。反時計方向に回
転させればROMは引き抜きできます。
(7)CONNECTOR
SPRGプログラマのケーブルを接続するための
,項
レ番号の更新
5.1.8 キーボードの機能
コネクターです。
M 184C3。02
5−8
(1)項目(TYPE)呼出し
表示したし噸目のキーを押すと,キーと同じ英文
Model SしMC
備
5.2 準
字の項目表示(TYPE)とその数値(DATA)が表
準備作業は,調節計を計装盤に取付た状態,または
示されます。
取外して作業机上にて行ないます(ハウジング収納状態)。
同一キーに複数の項目が割当てられている場合に
内器をハウジングから引出す方法
は,キーを押す度に,項目が次々と変わります。
U}正面下部に手を当て,ストッパーを押し上げな
〔キー操作・表示例〕
① PV・SV・DVキー。矢印はキー操作1回に対応。
がら引き出します。計器側面のチューニングパネ
ルが見える位置で中間ストッパが働き,それ以上
引き出せなくなります(図5.2.1)。
② NONLINEARキー。矢EPはキー操作1回に対応。
\
o
。麟U
② 項目番号の更新
N [至]キーを押すと,項目番号を更新できます。
〔キー操作・表示例〕
o
XNの場合。矢印はキー操作1回に対応。
.竺φ’1
回
−
d4 回
(3)データの更新
TUNINGキー(団,團,囚)を押すと,データ
/
ストッパ
を増減することができます。
図5.2」 内器の引き出し
TUNINGスライド・スイッチが. ENABLE側に
設定されている場合のみ有効です。
② 内器をハウジングから取出す場合には,図5.2.
囚 :データ増加設定
2の要領で中閤ストッパを押し下げながら引き抜
團 :増速設定(囚または団と同時操作)
いてください。
団 データ減少設定
(4)自己診断
中間ストッパ
CHECK, ALARMキーを押すと,調節計の運転
状態をチェックすることがでぎます。呼出方法は(1}
と同様です。
亀
詳細は,5.5.4項,5.5.5項を参照ください。
\
(5〕表示器の消灯
データ設定が完了しすべてのキー操作が終わると,
表示器は約30分後に自動的に消灯します。
o
これは不必要な電流を消費しないための処置であ
り,再びキー操作を始めると点灯します。
使用していない信号,パラメータ
アプリケーション・プログラムにて使用していない入出
力信号,パラメータも,キーボード操作にて「呼出し」「設
,定」することができます。しかし,これらのデータは制御・
演算の実行と無関係であり,干渉を与えることはありません、
lMIB4C3−02
図5.2.2 内器の引き抜き
5。操
Model SLMC
作・ 5−9
(3)内器前面を図5.2.3のように下方に向けた状態で,
(2)チューニング・ボードの設定(図5.2.5)
コネクターを引き抜いてください。内器はハウジン
ACTIONスイッチのDIRIRVS設定およびFIBス
グから分離されます(図5.2.3)。
イッチのEXTIINT設定を行ないます。
次に,電源を投入し,TUNINGスイッチをENA
BLEに設定すると’, キーボードからパラメータ設
定可能になります。
コネクタ 毒
レ目目lNHI81T RVS INT ROM
MODEL SLMC−140※E
TUMNG ACTION FB
四
掘l
lllllll
llll
ll
ll
/
ハウジング
dNA8LE OIR EXT
内三
図5額スライド・ス病チの設定
㈲ パルス幅出力設定
図5.2.3 コネクターの取外し
5.21 取付部品の確認
チューニング・ベネルのPU:LSEキーを押す毎に
次の各項が表示さ.れます。
ヒューズ,データ保護用電池,アプリケーションROM
表示 内容 設定範囲
が所定の位置に取付けられていることを確認します。
TF 弁走行時間(フルストローク) 0∼999.9秒
取付けられて無い場合には,後述する取付方法にて
DZ 出力不感動幅(デッドゾーン)0∼100.0%
取付けます(6.3節 部品交換 参照)。
MW 出力最小時間幅 ’0∼100.0%
BL バックラッシュ補償 0∼100.0%
5.2.2 運転準備
OU 出力バイアス(第1出力側)0∼ユ00.0%
(1)調節弁動作方向表示板の設定(図5.2.4)。
OD 出力バイアス(第2出力側)0∼一ユQ(ゆ%
調節弁の動作(正動作,逆動作)と表示板の位置を
① 弁走行時間TFの設定
一致さ・せます。
操作端の全開から全閉(あるいはその逆)に要す
表示板は,指のッメやピンセットにて引抜けます。
る時間(フルストローク)を設定します。
回回
CLOSE(調節弁が閉じる方向)
OPEN (調節弁が開く方向)
② 出力不感動幅DZ,出力最小時間幅MW
パルス幅出力
@ ON
@ (UP)
MW
十
Σ14MV
DZ
ON
iDOWN)
図5.2.69 pルス幅出力動作
図5.2.4 調節弁動作表示マークの設定
lMIB4C3−02
5−10
Model SLMC
0.2秒周期で実行される偏差に対する制御演算出力
’(4)MODE設定
の積算値Σ」MVは,図5.2.6のDZになるまでパル
キーボードにてMODEを呼び出し,囚 団押釦
ス幅出力とならずにストアされ,DZを越えるとパル
にて設定します。
スが出力されます。出力されるパルスの時間幅は設定
〔表示・設定例〕
されたMWが最小となります。
MWは操作端が応答できる値以上に設定してくださ
押釦操作
M乙1コε1 θ
い。使用する操作端の応答が不明な場合は1∼2%程
度に設定してください。
DZは操作端のON/OFF頻度を少なくするために
使用される設定値で,目安としては,MWの5倍程度
に設定してください。
記事
表示器
囚
暫Dコε1 1
困
〃θコε8 1
団
Mθ刀ε∂ o
ただし,DZ≦MWの場合は, DZはMWに等しい値
0でよければそめまま
次の操作へ
1でよければそのまま
次の操作へ
とみなして,出力演算が行なわれます。
③バックラッシュ補償Bしの設定
囚団 操作は約1秒かかります。 (誤設定防止
操作端がOPEN⇔C:LOSEと方向が逆転すると
のため)
きのバックラッシュ値を弁走行時間の%値で設定
(5) SCALE設定
します。
測定値,設定値を工業量で表示するスケールを,
④出力バイアス補償OU, ODの設定
最大値,最小値,小数点の順に作ります。
スライディングノズル等で応力の影響を補正し
最大値(H■) :内部データ1.0のときの表示値を
’たいような場合に,出力パルス幅に補正値を加算
設定します』整数4桁符号付。
できます。不要な場合は0.0%とします。
最小値(乙θ) :内部データ0.0のときの表示値を
⑤SLMC/LOCA:L切換
設定します。整数4桁符号付。
現場(LOCAL)で, SLMCと切り離して弁の開閉
小数点(三戸) :小数点の位置を設定します。小数:
操作を行なう場合,それをSLMCに伝えますと操作
点は,置かれる位置に番号が付い
出力は停止し,LOCAL切換時であることを表示しま
ており,その番号を設定します。
す。この役割をFL9レジスタが果たしており,現場
からの接点信号DINをFL9が読み込んでSLMC/
「一一DATA一一一
LOCAL切換を行なっています。(P.5−11プログラ
小数点
番号●
ム例参照)
1
●FL9=0のとき
2
SLMCからの操作出力により弁の開閉が行なわれま
す。
●FL9=・1のとき
現場で弁の開閉操作を行なえます。
SLMCからの操作出力は停止し(DO1,DO2ともに
OPEN),.切換直前の運転モード表示ランプが点滅し
ます。また,上位のオペレータ・ステーションが接続
されている場合には,その画面にOOPと表示されま
す。
iM 184C3−02
』
3
4
5.操
Model SLMC
⑧ 傾斜取付
〔例〕一10.00∼40.00を作る場合
傾斜取付の場合に憾指示計のゼロ調整が必要です。
表示器
記事
月■ 10〃o
kTYPF」LDATA」
DATA部には現在のHI
押釦操作
作 5−11
フ値が表示される
第6章2項 検査・調整に従い,正しく調整します。
すべての準備が完了したならば電源プラグを外し,
囚
計装盤に取付け.信号配線と電源投入を行ないます。
肛・籾ρo
團併用可
Lθ θ
DATA部には現在のLO
kTYPE」LDATA」
フ値が表示される
団
Lθ 一’o〃。
二η戸 ヨ
5.2.3’
ン定プログラム例
図5.2.7に制御ループ例を示します。
囹併用可
X1
DATA部には現在のDP
フ値が表示される
ぎ;:
AI5点
図を参照。
ケ日.毛。日
団
コ戸 ∂
AO 3
潤G
小数点の詳細は前ページ
スだし,設定変更する場
合は囚,団を使う・
DI
o
(6)その他のパラメータ設定
制御・演算に必要なパラメータを,漏れなく設定
、 ノ
_
します。予め,データ・シート等にパラメータを書
PV
ます。
DO2
tィードバック・
FB
表5.1.1にパラメータと設定範囲が記載されてい
FAIL
Relay
DO1
き出しておくと便利です。
cO 1
Xライド
l電動弁
STED−410
〔パラメータ設定例〕
積分時間を600秒に設定する場合
表示器
押釦操作
h lO〃θ
V’1 6〃。
現在のTIの値が表示される
@團併用可能
他のパラメータも同様に,次の順序で設定できま
す。
①項目呼出し 11個の項目キーで呼出す。
② 番号呼出し 団 キーで更新
③ データ設定 [画 團 囚キーで設定
(7)初期値,デフォルト値
初期値は,SPRGプログラマでユーザプログラ
ムをROMに書き込む時,同時に書き込むことがで
きます。
電源と電池の事故により,’キーボードで設定した
この場合の簡単なプログラム例を示します。
LD DI l S:LMC/LDCALステータス読込み
¶1n∠nj4虞﹂ρD
楽団
7−
図5.2了 制御ループ例
記事
ST FLOg F:L 9ヘストァ
:LD X2
弁開度F.B.信号
ST AO9
LD Xl
BSC
弁開度:F.B.端子へ接続
7.ST Y1
8.END
測定信号読込み
パルス幅制御演算(パルス幅出力は
結合済)
MVをメータへ表示(注)
(注)FBスイッチ(5.1.3項15))をEXT側に設定
します。
C,A時弁開度フィードバック値を表示。
M時,操作出力値を表示。
値が消失した場合,初期値が設定データとして読み
込まれ制御が始まります。
デフォルト値はSPRGと接続した状態でプログラ
マの初期化及びパラメータの初期化を実行した時の
値です。新規にユーザープログラムを作成する場合
は必ずプログラマの初期化及びパラメータの初期化
を行ってください。(表5.1.1,表5⊥2参照)
1M184C3・02
5−12
Model SLMC
5.3.2 警報チェックと自動運転への切換
5.3 運転開始と操作
手動操作によって適切な応答が得られ,測定値が設
定値あるいはその付近で平衡したとします。
(1)警報チェック (図5.3.3)。
意
注
前面のALMランプが点灯している場合には,何
本項では,単純なPI制御を例に,運転開
らかの信号異常が発生しています。側面チューニン
グ・バネ・レの[回船亟項目を呼び出し,
始と操作方法を解説します。
実行する演算・制御プログラムにより,運
異常原因を発見し,異常を取除いてください。
転開始と操作方法の異なる場合があります。
FAILランプが点灯している場合には,調節計
演算・制御内容を理解した上で,本項の作
自身に異常が発生しています。
業を,お進めください。
5.5節を参照ください。
② 手動操作より自動運転への切換
5.3.1 手動操作による運転開始
回.囚
図運転モード切換スイッチにて囚
(1)手動操作レバーによる手動運転
を押すと,
囚 ランプが点灯し自動運転になりま
(a) 回囚図 運転モード切換スイッチを図
す。
にします。(押釦埋込みランプが点灯)(図5.3.1)。
甘τ
酬 !一
裂
・・吊]
1
100三
鶉二2◎一∫1
口
即禮
押ボタンスイ
PF
Q
乏︾
一
.勢…」
回
一 4
≡藝80
ALM
フェイルランプ(赤)
デラームランプ(黄)
ノ
≡≡⋮ヨ≡
一〇
o
FAIし
≡
≡
≡
≡60
/ニニ
≡
≡
≡
、 \
図5.3.1 運転モードの切換
図5.3.3 FAILランプ,ALMランプ
(b)手動操作レバーを左(または右)に倒して操作出
力信号のON, OFFを行ないます。
5.3.3 定常運転
U)運転モードの切換
、
o
調節計の運転モードは, 回 囚 図押釦スイ
罰三
望 一 ! o
設定値調整キー
ッチを押すことにより自由に切換可能です(図5.3.1)。
(ただし, 図一[◎への直接切換は禁止して
Σ3二1誕・
∫/’’ 一
いる。)
_20
三1
二』 / 凶
手動操作レバー
1
.二〃上1
一
② チューニング・パネルでのパラメータ設定
パラメータの設定変更が必要な場合には,調節計
内器を引き出しチューニング・パネルにて設定しま
9
’. @ ■
す。設定後はTUNINGスイッチをINHIBIT側
に倒し,誤操作による設定ミスを防ぎます。
図5.3.2 手動出力操作
〔c}設定値は,SETキーを操作し目標値に設定し
ます(図5.3.2)。
lMIB4C3。02
Model SLMC
54 自動調節
5.操
作 5−13
5.5 異常動作表示時の対処方法
調節計を未知のプロセスに使用する場合には,手動
本器は,調節計内部の異常,信号の異常などを前面
調節で運転したときの状況をよく調べておくことが大
のFAILランプ, ALMランプで表示します。ランプが
切です。
点灯(あるいは点滅)を始めた場合は,速かに適切な処
自動調節に入る際,比例帯・積分時間を決めるのに
置を施してください。
役立つからです。
5.5.1 FAiLランプ点灯時の対処
たとえば調節計の出力をわずかに変化させただけで
FAILランプの点灯は,調節計内部に重大な異常が
測定量が大きく変わるような場合は,安全性をもたせ
発生していることを意味します。
るために比例帯を広くする必要があり,逆の場合には
(ユ}SLMCのFAIL時はパルス幅出力のON/OFFは
せまくしなければなりません。
オープン状態となります。
また調節計の出力を変化させたとき,それに追従す
る時間の短かいプロセスでは積分時間を短かくすべき
であり,回復時間の長いプロセスでは大きくすればよ
(注)FAIL時,手動操作レバーによる出力操作は可
能です。
いわけです。
● 電動弁制御におけるP,1設定の目安
プロセスが,ゲイン(K),むだ時間(L)+1次遅
(2}側面のチューニング・パネルで「CHECK」項を
選択し,異常原函を調べます(5.5.4項)。
れ(T)で近似される場合に,次の概算式によって比
例帯(PB)および積分時間(1)の目安値を求めます。
比例帯(PB)は
5.5.2AしMランプ点灯時の対処
調節計の上下限警報が動作したり,入出力信号が
現している場合などに点灯します。
L
PB=・K・n(1十一)×100(%)
T
側面チューニング・パネルで.rCHECK」項と
−n=0.8,T:1次遅れ時定数,工.:むだ時間
「ALARM」項を選択し,異常原因を調べます(5.5.4
K::プロセスゲイン
項,5.5.5項参照)。
フローノイズがある場合は,n>0.9とします。
これは,操作端のON, OFF頻度を少なくするためで
す。
積分時間(TI)は
L
一≦0.5のとき TI=T (秒)
T
異常原因により,適切な処置を施してください。
5.5.3 ALMランプ点瞬時の対処
データ保護用電池の電圧が低下すると,ALMラン
プが点滅を始めます。電池を交換してください(交換
要領は6.3.4項参照)。
(注 記)
I」 L
(1}通常運転時にALMランプが点滅を始めたなら
T 4
ば,速やかに電池を交換してください。
TI=T+一(分)とします。
一>0.5のとき
(21ALMランプの点滅表示は,点灯表示より優先
します。従ってランプ点滅中に,警報状態を表示
することはできません(側面チューニング・パネ
ルでは表示可能)。
lMIB4C3−02
5−14
Model SしMC
5.5、5 ALARM表示
5.5.4 CHECK表示
CHECKの表示項目を示します。
ランプ
CHECK
診 断 内 容
¥ 示
oθ
『
制御ファンクションの警報状態を2桁数値で表示し
ます。またALMランプが点灯します。
〔表示〕
正常
FAIL
FAIL
Ol
A/D変換部分の異常
o∼
D/A変換部分の異常
A:LM
〃午
演算レンジのオーバーフロー(絹)
ALM
oθ
入力信号のレンジオーバー
FAIL
1〃
ユーザROMの未着装または異常(紐)
ALM
∼〃
データ保護用電池の未着装または電圧低
A:LM
子〃
電流出力信号の開放または負荷過大(紹
A:LM
θo
制御要素の警報
常に0
下(ランプ点滅)
P㈱甜得
FAIL
一
¥ 示
。 ノ ヨ 亭 θ
A:LM
AしARM
内部データの消失(柴4)
電源電圧が異常に低い
計器異常(表示不能)
診断内容
正 常
上限警報
下限警報
偏差警報
変化率警報
(刊)弁走行時間TF(5.2.2項)が0秒と設定されてい
る場合にも,:オーバーフローとなります。
(菅2)SPRGプログラマを用いて,制御ファンクション
のSSC, CSCをプログラムした場合にもFAI:Lラ
ンプが点灯します。
複数の警報が同時に発生すると,個々の表示値の加
算値が表示されます(16進数加算)。
〔例〕
月∠.月月!イ 06
(苦3)この場合,上位機器(5.1.3項,表5.ユ.2)のオペ
6r2+4(下限警報と偏差警報)
レータ・ステーション画面には00Pの表示はあ
りません。
(斎4)ALMランプが点灯し. CHECK=80が表示された
場合は,設定パラメータがイニシャライズされて
いるのでサイドパネルで,すべての設定値を設定
し直してください。
複数の異常が同時に発生すると,個々の表示値の加
算値が表示されます(ただし,16進数の加算)。
〔例〕
1〔Hε1〔κ θ[’
OC=04+08(演算オーバー,入力オーバー)
[θεπκ 月D
AO=20+80 (電池異常,デ「ター消失)
表示値は,該当する異常原因が除去されると,00
に戻ります。
ただし,80(内部データ消失)は自動的には戻りま
せん。 団キーでQOに設定します。
1MIB4C3−02
表示値は,該当する警報が正常に戻ると,0になり
ます。
Model SLMC
5.6 運転モード表示ランプの点滅’
以下の各動作時,運転モード表示ランプが点滅しま
す。
5.操
作 5_15
5.7 SPRGプログラマとの接続
設定データや制御プログラムを変更する場合には,
SPRGプログラマを用います。
SPRGの詳しい取扱い操作はSPRGの取扱説明書
5.6.1 現場操作(LOCAL切換)時
SLMCが動作中, FL 9レジスタ(P。5−10参照)が現
場からの接点信号によりLOCAL側に切り換わった場
合には,切り換わる直前の運転モード表示ランプが点
(IM lB4W1)を参照ください。ここではSLMC
との接続手順を説明します。
やも ま
圧 思、
滅し,現場で弁の開閉操作が行なわれていることを知
SLMC通電中のSPRGコネクタの接続お
らせます(DO1, DO2ともにOPEN)。
よび切り離しは,絶対に行なわないでくださ
再びFL 9レジスタが現場側からの接点信号により
い。
SLMC側に切り換わった場合には,表示ランプが点滅
から点灯に変わり,その運転モードですみやかに制御
が行なわれます。
5.6.2 バックアップ・モード時
バックアップとは,上位システム異常時の動作で,
モード選択(5.1.3項)によりあらかじめ動作モード
(MANまたはAUT)を決めておきます。
バックアップ時は,バックアップ・モード(Mまた
はA)にかかわらず,Cモード表示ランプが点滅しま
5.7.1 SPRGの接続
(1)SLMC, SPRGとも電源オフにします。
(2)sPRGをPRQGRAMモードにします。
(3)SLMCにSPRGのケーブルコネクタを接続しま
す(図5.7.ユ参照)。
(4)SPRGの電源をオンにします。
(5)SLMCの電源をオンにします。
す。
ただし,MANあるいはAUTO時に上位システム
5.7.2 SPRGの切り離し
が異常になってもバックアップ・モードにはなりませ
(1)SPRGをPROGRAMモードにします。
ん。
(2}SLMCの電源をオフにします。
(3)SPRGの電源をオフにします。
(注1)バックアップ・モード時にSI.MCが接点信
(4}SPRGを切り離します。
噛号によりLOCA:L側に切り換わった場合には,現
場操作が優先されます。
一一/多
(注2)Cモード表示ランプが点滅している状態で,
LOCAL切換か上位システム異常かを判断する必
要がある場合には,側面チューニング・パネルで
DIN’(現場側からの接点信号を接続している端子)
を呼び出して調べます。オン(1)ならばLOCAL
切換時で,オフ(0)ならば上位システム異常で
す。
亥ヨ’函囚庫
7
ア
つoo
つ。〔つ
つ⊂〕o
⊂〕〔う
ク
し /
SPRGプログラマ
図5.7.備 SしMCとの接続
Apr.1989
IMIB4C3−02
Model SしMC
6.保
6.保
守 6−1
守
ここでは,比較的簡単な指示計の調整,部品の交換
100%になることを校正マークにて確認します。許
について説明します。
容差はスパンの±0.5%です。この時視線は指針を
水平に見る位置でそれぞれの校正マークを潅認してく
ださい。
6.1 調整用器具
(5)(4)項で許容差を外れる点がある場合は,再び3.O
直流標準電圧発生器:
VDCを入力し,指示値を50%土0.5%の範囲で,わ
横河:電機製7651または同等品.ユ台
SPRGプログラマ:1台
ずかに調整します。
{6}{4順と同様のチェックを行ない,全点が許容値内
に収まるまで.(4順と⑤項を繰り返し行ないます。
6.2 指示計の検査・校正および調整
6.2.1 調整用プログラムの作成
調整を行なう調節計とSPRGプログラマを接続し,
\辱
次に示すプログラムを作ります。
o
の
〔調整用プログラム〕
、、
プログラム
01
LD X2
02
ST AO1
03
LD X1
04
BSC
05
06
LD X3
ST Y1
07
END
この他,設定パラメー
タ等を設定する必要は
ありません。
o
一老
凹
回
ステップ
図6.2.1 測定値指示計のゼロ調整
6.2.3 設定値指示計のゼロ点調整(可動コイル形)
.(1)入力X2(端子番号3(+),4(一))に3.OVDC
プログラム書き込みが終了したならば,SPRGプロ
グラマをTEST RUNモードと’ オ, SLMC調節計のチ
の電圧を標準電圧発生器から与えます。
ューニング・パネルにてMODE2を1とし, C・A・M
スイッチを回モードにしてから,下記調整を実行し
てください。
6.2.2 測定値指示計のゼ。点調整(可動コイル形)
{1)入力X1端子(端子番号ユ(+),2(一))に3.0
・VDCの電圧を標準電圧発生器から与えます。
{2)測定値指針が50%±0,5%を指示することを目盛
板上の校正マークにて確認します。
(3}指示値がズレている場合には,図6.2.1の要領で,
ゼ。点調整ねじを調整し,指針を50%に合わせます。
マイナスドライバー
(4}入力信号を1.OV,2,0V,40V,5.OVDCと変化
させ,そのときの指示値が各々0%,25%,75%,
図6.2.2 設定値指示計のゼロ調整
lMIB4C3−02
6−2
Model SLMC
(2)(2順以降は,測定値指示計(6.2.2項)と同様に
調整ください。設定値指示計のゼロ点調整図を図6.
2.2に示します。
⑰ N
◎
1曲
の
6.2.4 蛍光バーグラフ指示計の調整
σo
測定値指示,設定値指示ともにゼロ点調整は不要で
す。6.2.2項の要領で(1),(2},(3}のチェックのみ実施
⑪
⑦⑦
o
e
ください。
6.2.5 操作出力指示計のゼロ点調整
マイナスドライバ一
(1)入力端子X3(端子番号5(+).6(一))に3.O
VDCの電圧を標準電圧発生器から与えます。
ノ
(このとき,電流出力端子A(+),B(一短絡しておきます。)1ま)
② 出力指針がちょうど中央の親目盛を指しているこ
とを確認します。許容差は±2.5%(目盛区分の1/2
図6.2.4・出力指示計のゼロ点調整
に相当)です(図6.2.3参照)。
6.2.6 傾斜取付の場合
傾斜取付の場合には.計器を実際の取付角度に設置
指針
した状態で,測定値指示計(6.2.2項),設定値指示
計(6.2。3項)の調整を行なってください。
6.2.7 蛍光バーグラフ指示計の輝度調整
蛍光バーグラフの明るさが低下した場合には,図6.
2.5の要領で明るさを調整してください。
(注記)必要以上に明るくすると,蛍光管の寿命に悪
図6.2.3 出力指示計の親目盛
い影響が出ることがあります。
(3}指示値がズレている場合には,図6.2.4の要領で
ゼロ点調整ねじを調整し.指針を親目盛に合わせます。
(4)入力信号をユ.OV.2.OV,4.OV,5.OVDCと変化
させ,そのときの指示値が各々左端の親目盛,左か’
、\
O
郭
ら2番目の親目盛,右から2番目の親目盛,右端の
B
、h
, ・●4
・ご6
o
’ 響
“
{5)(4)項で許容差を外れる点がある場合は,再び3。O
VDCを入力し,指示値を許容差の範囲で,わずか
〔コ
4
±2.5%(目盛区分の1/2)です。この時視線は目
地板に対して,垂直になる位置で確認します。
o
, ■
レ死
。 【9
回
マイナスドライバー
に調整します。
㈲ (4順と同様のチェックを行ない,全点が許容値内
に収まるまで,(4順と(5順を繰り返し行ないます。
lMIB4C3−02
雷
親目盛になることを確認します。許容差はスパンの
o
・6G
o
図6.2.5 蛍光バー。グラフ指示計の輝度調整
6.保
Model SLMC
守 6−3
6.2.8 数値表示’器の設定
目盛板
(注記) 8桁DIPスイッチの設定は,ツメの先または
[rrT瑞IL,
小さなドライバーで慎重に行なってください。
サ
晒F{冊
一二 ・100
蛍光バーグラフ指示形の場合,計器前面のバーグラ
「齢(L)
.二.80
フ指示計の右横に4桁のディジタル表示器を備えてい
A 、 ’
,、
ます。
,覧
@ 8誓,㈹
二 .60
ディジタル表示器の数値は,目盛板と同一に設定さ
れています。
仕様変更等で目盛板を交換する場合には,次に示す
スイッチの設定方向を示します。
方法により,設定変更してください。
図の設定では,0.1∼100.0を設定
しています。
陸
“日
ZO﹂﹂0
マE
q日
引日
,B
O日
卜B
O日
O日
卜日
O
B
のH
マ日
O
B
d日
SW2(R)
SW 1(L)
図6.2.7 目盛板上のD量Pスイッチ用設定方向の印刷
Go
a
⑤ 4桁数字表示器の表示を目盛板目盛値と異なる範
囲で表示させる必要がある場合は,次の要領で,8
桁DIPスイッチを設定してください。
・ノ;/
︳易ノ7
⑤
㈲ 希望する表示値(最小値および最大値)を表6.
ノ誕廻
翻
o
o
翻
o
40
≡iii華iiiiiiiii………
」」L 一
(b)こ・の最小値および最大値に対応する2進数値を
1…iiiiiiiii簗iiiiiiii…
DIPスイ.ッチのSW1(L)およびSW2(R)に設定
o
t。
= = =
=
2.1から選択してください。
i
到
o
0
してください。
’
2
q
最小値はSW 1(L)のNα1∼7,最大値はSW 2
e
カ
o
e
カバー
(R)のNα2∼8スイッチにて設定してください。
Al 噌1
1 一
J、
回如・ ・う @
0
(注1)表6.2.1にある表示値以外の表示をさせる
ことはできません。
図6.2.6 8桁DIPスイッチ
(注2) 4桁数値表示器の表示範囲は一1999∼4999
(1)図6.2.6に示す要領で,カバーを外します。
です。
(2)カバーの奥には,8桁DIPスイッチが2個(L,
(注3) 4桁数値表示器の表示は,入力(1∼5VDC)
R)並んでいます(図6.2.6参照)。
に対してリニアです。
(3)一方,目盛板の上方には,このDIPスイッチの設
(6)小数点位置(D・P)の設定
定方向が印刷されています(図6.2.7参照)。
4桁数値表示値に小数点が含まれている場合は,
(4}目盛板の設定方向のとおりに,DIPスイッチを設
上の最小値,最大値設定とは別に,小数点だけを設
恕すれば,ディジタル表示器の表示と目盛板の目盛
定する必要があります。
が一致します。
小数点位置によって,SW1(L)のNα8とSW2(R)
のNα1は次のように設定してください(図6.2.8参
照)。
lMIB4C3−02
Model SLMC
6−4
︶はたま値値小大最最︵高高表
表6.2.1 表示器の表示とDlPスイッチの設定
0
01
010
0⊥
0噌1
11
・11
1∩
0︶0
︶0
000
1O
1O1
11
111000
11
10
10
1噌
⊥1
11
11
11
∴1
10
00
0∩
00
∩0
V0
OO
O1
O1
O1
0101010101010101010鴫⊥01010101︵U101∩︶−∩︶00110011001100ユー0011001100110011001000011110000111100∩V∩︶111100001111000
小数点位置が2桁目にある場合[[[エコー[工[[[[工]コ[ユ=[エエエエエコ
図6.2.8 小数点位置の設定
000000000000000000000000000000000090000000000000000000000000000000000967890ユ23456789012345678901234567899ーユー12222222222333333333344444444444
’9
0∩︶000∩︶00000000001噌⊥11⊥11←噌⊥1ームー−︷⊥−噌⊥−噌⊥111
0
0000000000000000000000000000000000
D・P設定スイッチ
注)最小値の小数点位置と最大値の小数点位置を変える
01010101010101∩V101∩鴇101010101010ユ0101001100工100110011001工00110011001100111⊥ーヨ⊥10000噌⊥ 1110000¶⊥1 14⊥∩︶0∩︶01111⊥∩︶00011⊥11
− 瑠⊥ 1 1⊥ − て⊥ 可⊥ 1 1 1 11 つ⊥ 1 1 11 1ニ 一⊥ 雪⊥ 1 0 0 0 000 0 0 ∩︶ 00 00 0 0 0
ことはできません。
11 1 ーユ 一 −← − つ⊥ 1 11¶⊥ − 可⊥ ヨ⊥1 1 1 1 000000∩∪ 0 0 0000000
〃
111噌⊥00∩︶0∩︶00011工﹁11⊥1 1 つ⊥000000∩︶0■⊥111111 1
0
00001111111111111ーユ0000000000000000
90000000000000000000000000000000000090ρ0000000000000000000000000000000009987654321098765432101234567890123451111雪⊥i⊥111 11⊥00∩︶0∩︶00000000∩︶0︵UO∩︶01⊥噌⊥−⊥11噸⊥一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
lM 184C3−02
[エエエコー[一
4
〃
〃
定設のチ
臼 cq Qつ 「守 LΩ く∫⊃ 卜 CO
一 N Oつ 寸 しΩ く。) 卜 oo
イ
[工員エコー[工工工工工工ココ回ユ=[工=[[コ
3
PlD
P−D
□=ロコー[□]ココ=[回[正[[エユ=[エコ
小数点が無い場合
イ
SW2(R)
SW1(L)
4桁数値表示器
ツ
ス
ツ
ス
6.保
Model SしMC
守 6−5
6.3.3 ヒューズの交換
6.3 部品交換
故障の原因がヒューズである場合,ヒューズホルダ
6.3.1 ネームプレートの交換
の内部が汚れ,接触不良を起している場合があります
内器を少し引き出し前面上部のふたを上に開くと,
ので確認してください。
ネームプレートを上に引き抜くことができます。交換
推奨交換周期:約3年
するネームプレートをさし込んでください(図6.3コ)。
(1)ヒューズの交換は,ヒューズホルダのキャップに
表示されている矢印の方向(左)にまわすとキャッ
フが外れ,ヒューズが出てきます。
②交換するヒューズの定格を確認してから取り付け
てください。キャップはしっかりとしめてください。
注:ヒューズは製品専用のヒューズ(sg510VK)を使用してく
ださい。他の製品からの転用はしないでください。
ミ…
図6.3.1 ネームプレートの交換
\ミミ
6.3;2 スケールの交換
’ごQ葛
本器前面上部のふたを上に開くと,目盛板押えのキ
r!、
、
ヤップがありますので,小さなマイナスドライバを使
って外してください。
\
’こ曳こ
ピンセットで目盛板の上部をつまみ,引き抜いてく
ださい。交換する目盛板をさし込み,キャップを再び
ヒューズ 部品番号 S9510 VK
はめてください。
定 格 1A
(*可動コイル形のみ)
〔目盛板の取扱い〕
○目盛板の印刷面および裏面には,なるべく触れぬよ
図6.3.3 ヒューズの交換
う取扱いください。
6.3.4 データ保護用電池の交換
○目盛板が汚れた場合には,柔らかい布などで軽くふ
計器正面のALMランプが点滅し始めたならば,速
きとってください(アルコールや有機溶剤は,印刷
やかに電池を交換してください。
を剥離させるため使用しないでください)。
推奨交換周期:約5年(通電状態,周囲温度45℃以下)
、
約1年(非通電状態,周囲温度45℃以下)
りも ま
、
軋
}王 層、
電池の交換は,必ず通電中に行なってくだ
さい。停電時に電池を取り外すと,設定デー
\
==oo
∫=}1’試
\
一一 、。
黛 、 ,
︸
キャップ
’ u匂 ・
一
暫B
’、
一
o
騎
一〇,
1
o
ω6
m内器をハウジングから少し引き出し,取り付けら
れている電池カバーおよび電池を取り出します(図
6.3.4,図6.3.5参照)。
② 新しい電池を取り付け,電池カバーを確実には
一
1
f副も
タを消失することがあります。
め込みます。
s口
1 /オ
図6.3.2 目盛板の交換
(3)計器正面のALMランプ点滅が止まったことを
確認します。
1MIB4C3−02
Model SしMC
6−6
(4}取扱上の禁止事項
〔データ保護用電池の保管と取扱上の注章〕
(1)保管条件
充電
周囲温度:一10∼60℃
火の中への投入,加熱
周囲湿度:5∼95%RH(結露しないこと)。
両極の短絡,正負の誤まった装着
腐食性ガスの少ない場所
強い衡撃,分解
② 電池単体での交換は行なわないこと。
もし,行なう場合には電池ケースに表示された記号
6.3.5 ユーザROMの交換
を読み,極性を間違わないよう注意してください。
(3)電池電圧を測定する場合には,必ず高入力抵抗を
リヤ ま
圧 ,思
有する電圧計で測定してください。テスター等で測
通電中に,ユーザROMを取り外したり,
定してはいけません。
取り付けたりしてはいけません。
電圧:2.45V以上
調節計はFAILモードになり,設定データ
が破壊されることもあります。
〔ユーザROM取扱上の注意〕
覧
ユーザROMはMOS−IC(Meta10xide
■ ,
〃
彪②
㌶
〆 .
SernicondUcter−IC)と呼ばれる種類のPR
?﹃
暢
寄下
㊤ ク
OMです。この種類のICは静電気の帯電に
翻
よって破壊されることがありますので,取り
扱いには注意を要します。また素子の窓から
賃蟹
σ
紫外線を照射すると書き込んだプログラムが
o
陶
1
迄ご1−1
取り扱いには次の注意を守ってください。
0
一
魯 o
向
ε〕周
消滅します。
%
q ム
0静電気に対する注意
運搬,保管時は導電性マットを使用して
ください。PROMを帯電しそうな衣服や
図6.3.4 保護カバーの取外し
機材と接触させないでください。
化学繊維の手袋をして取り扱わないでく
ださい。
影
○紫外線に対する注意
消去の目的以外にはPROMのシールを
0
取らないでください。
本器に新しく取り付けるPROMには必
/1甘
/li
’41
!レ..ノ
。
レ
0
6
図6.3.5 電池の取外し
lM 184C3−02
ず所定のシールを貼ってください。
Oピンを変形させない注意
.ピンを変形させてしまった場合は,ピン
の付け根に力が加わらないように修正して
ください。
MODELSLPC
6,保
守 6−7
(2)ユーザROMの取付け
a)計器への電源供給を切ります(電池はそのまま)。
b)ROMの取り付け方向は,凹部が上方になります。
c) ROMのピンとソケットの対応が確実に一致し
ている事を確認します。24ピンROMを取りつ
ける場合は,ソケットの上方2ピンずつを使用し
ない状態が正しい位置です。(マーク位置確認)
d) 指でゆっくり押し込んで取り付けます。
e) ROMソケットのROMロック部を,小形マ
イナス・ドライバで,時計方向に回転が止まる
図6.3.6 ROMシール
まで(1/4回転程度)回します。
プログラムの変更などでユーザROMを交換する場
合には,次の順序に従って行ないます。
(1)ユーザROMの引き抜き
a)計器への電源供給を切ります(電池はそのまま)。
b)側面チューニング・パネルの保護板を外すと,
ユーザROMが装着されています(図6.3.7)。
c) ROMソケットのROMロック部を,小形マ
イナス・ドライバで,反時計方向に1/4回転
させます。
d) ROMを手でつまみ,ピンを変形させないよう
に軽く引き上げると,簡単に外れます(図6.3.8)。
図6.3.8’ROMの引き抜き
メ ノ
死
O
_一ζ二巧,
@ C
ρ9 5帆。角α1ぴ
鵬回
目q6諺
つののむ ゴ の
!99願ノ
’湾
髄
■24Pin
@ユーザROM
丘〕〔己廷〕㊧
症〕〔び己〔己
○
匡〕〔8㊧日
匡〕〔8【び己
/
ROMロック
潤@ 日
O 0
_ROMソケン
..一グ1
保護板
図6.3.了 チューニング・パネルの保護板とROMの取外し
6.3.6 蛍光バーグラフの交換
推奨交換期間:約5年以上
蛍光バーグラフは時間とともに光量が減少します。
計器側面の輝度調整ボリュームにて補正しますが,
補正困難になった場合には交換してください。
Apr.1989
1MIB4C3−02
MODEL SLMC
7
の
7. トラフルシューティング
7−1
トラブルシューティング
動作異常が発生したときには,現象をよく把握し7.
内の展開ケーブルを利用すると便利です。
1項のトラブルシューティング・フローに従って対処
なお,難かしいトラブルと推定される場合には当社
ください。トラブル探策にはサービスキット(SSKD)
サービス・ステーションにご相談ください。
7.1 トラブルシューティング・フロー
〔1〕 状況の把握
計器異常
全く動作しない
YES
〔2〕項へ
NO
フェイルランプ
アラームランプ
YES
NO
設定,操作不能
YES
〔3〕項へ
アラームランプ点灯,点滅
〔4〕項へ
C,A,Mモード切換不能
〔5〕項へ
設定値増減不能
NO
指示計不良
フェイルランプ点灯
〔6〕項へ
YES
出力操作不能
〔7〕項へ
NO
チューニング
パネル不良
YES
〔8〕項へ
NO
入出力信号
不良
YES
NO
通信不良
接点入出力信号不農
〔9〕項へ
アナログ入出力信号不良
〔10〕項へ
YES
〔ll〕項へ
NO
スタートモード
不良
YE:S
〔[2〕項へ
NO
再チェック
2秒以上停電させた後に,
異常現象を再確認ください。
lMIB4C3−02
MODEL SLMC
7−2
〔2〕全く作動しない
内器とハウジング
の接続を確認
ヒューズ
は正常
YES
NO(断線)
ヒューズ交換
再び断線する}一…
ハウジング交換
…一一 ラ甥論、もどす
パワーユニット
不良,交換
lMIB4C3−02
MODEL SLMC
7. トラブルシューティング
7−3
〔3〕 フェイルランプ点灯
CHECK項は
NO
表示できるか
YES
NO
CHECK
=00
YES
NO
N。偏奇艦劃
CHECK
正常動作
=01,=02
CHECK=10
ユーザROM
YES
YES’
〈諮以外)
未着装または異常
(注1)
NO
回路電圧
は正常か
ト
一,
四三
ユ交
ワ良
パ不
YES
電源OFF後
ツ
(2秒以上)
再チェック
1/0カード
交換
ディスプレイ
ユニット交換
辮搬書下ー
…騰罐℃学
CPUカード
不良,交換
注1)ユーザROMのユ2番ピン,24番ピン問の電圧が4.8∼5.2 Vのこと。
IM IB4C3−02
7−4
MODEL SLMC
〔4〕アラームランプの点灯,点滅
YES
電源電圧を確認
PWR ERR表示?
NO
…{灘が正常な
CHECK:
=00
パワーユニットの
不良交換
YES
NO
YES 消灯しない
ALARM
=00
プログラムパラメ
ータに問題があり
YES
CHECK
NO
=04
ます。
NO
YES
測定入力信号に
警報発生
CHECK
=08,=40
NO
入力信号または電
流出力信号異常
C:HECK
=20
YES
(電圧2.45V以上)
NO
コネクタ(CN 1など)の
CHECK
電池交換
正常にもどらないとき
YES
=80
p一
「↑」キーを押して
再チェック
接続をチェックします。
NO
…擁ぎ
(CHECK=錺)
コネクタ(CN4など)の
接続をチェックします
正常にもとらないと
1/0カード
不良,交換
ト
複数の異常が発生
5.5.4項参照
ディスプレイ
ユニット交換
鑛鎌蹴て〕一
1/0カード
不良,交換
lM 184C3−02
MODEL SLMC
7. トラブルシューティング
〔5〕C,A,M運転モードの切換の異常
7−5
〔6〕設定値あるいは操作出力が変化しない
操作出力
C,A,M
(モード切
NO 換不可能)
出力はON/OFF
するか
動作正常
YES
設定値
NO
YES
運転モードは
切換わるが,
電源OFF後
ランプ表示の
み異常
(2秒以上)
再チェック
《三鷹
設定値は
増減するか
YES
指示計不良
NO
L7〕項へ
チューニングパネル
コネクタ(CN4)の
接続をチェックします。
一臨聾
ディスプレイ
ユニット交換
では操作可能か
NO
変更可能な
モードか
YES
ディスプレイ
ユニット交換
鴨脇)の
設定チェック
憾転細蟹きて
一十常にもどらないとき
フェイル
ランプ点灯
YES
1/0カード
交換
NO
1/0カード
不良交換
し3〕項へ
lM IB4C3−02
7−6
MODEL SLMC
〔7〕測定値,設定指示計の指示異常
YES
〔8〕チューニング・パネルの不良
【コ囚画,MODE,
(チューニングパネルのSV, PV表示で確認します。)
チューニング・スイッチ
指示不安定
の設定値をチェックします6
NO
指示誤差が
多少大きい
NO
.YES
表示は正常か
YES
NO
零点調整
(6.2節参照)
電源OFF後
(2秒以上)
再チェラク
…騰ぎ
NO
NO
操作出力
は正常か
項目選択
できるか
YES
(Y2,Y3をチェック)
〔10〕項へ
YES
NO
ディスプレイ
ユニット交換
設定変更
できるか
YES
現象の再チェック
CPUカード
不良,交換
lM IB4C3−02
7. トラブルシューティング 7_7
MODEL SLMC
〔g〕接点入出力信号の不良
〔10〕 アナログ入出力信号の不良
麿
入力の読み込み,
ハウジング交換
正常一 一 一 一 一 r r 一 一
YES
出力ができない
正常にもどらないとき
NO
交換部品を元にもどして
@ 交換
コネクタ接続
iCN1など).
チェックします。
ハウジング交換
正常にもどらないと⇒一
コネクタ接続
一一
(CN1)をチェック
します。
1ノ○カード
s良,交換
正常にもどらなし・と母…
信号値の異常
YES
Nδ(瀞舞殉
現象の再チェック
1/0カード
交換
lM IB4C3−02
MODEL SLMC
7−8
〔11〕通信異常
上位機器通信のみ(LCSカード経由プ
SCMS機器問通信のみ
通信機器
謙輪信)あり
SCMSの通信モードを
確認(MODE2=1)
SCMSの通信モードを
確認(MODE2=2)
SCMS取りはずし
SCMS交換
または,交換
μXL, CENTUM−Xし
のオペレータ・ステーション
のシステム・メッセージ画面
にて異常をチェック
正常?
“CARD ERROR”?
NO(FAIL)
YES YES
正常?
NO
NO
YES
(LCS以下の異常)
LCSカード
SCMS異常
上位機器の異常
交 換
憐羅麗きて
SLMCの内器
交換
正常?
YES(SLMC異常)
NO(内器以外の異常)
ハウジング
交換
コネクタ接続
(CNlなど)
をチェックします。
〔12〕 スタートモード不良
MODE1を希望する状態(0;COLDスタート,
1;HOTスタート)に設定し,所定の時間停電した
誕正常にもどらないとき}
後に定められたモードでスタートせぬ場合は,1/0カ
ードの不良です。
通信ケーブルチェック
(極性,断線短絡)
1/0カード
不良,交換
(プログラマを接続していると,瞬停も2秒以上の停
電とみなします)
lM IB4C3−02
7. トラブルシューティング 7_9
MODEL SLMC
7.2 計器の分解・組立て手順
(M モールド部の③ネジ3本を外すとメータ本体を分
離できます(蛍光バーグラフ形も同様)。
故障推定ユニジトの交換は,本節の分解・組立て順
了.2.3 電源ユニットの取外し
序に従ってください。
(i)図7.2.2にて①ネジ4本を外します。
㈲電源ユニットを背面方向に引き出し,コネクタ
注
意
(CN2)を引き抜くと,電源ユニットを取外すこ
とができます。
分解は必要最少限にとどめてください。
7.2.4 コントロール・アセ・ンプリの分解
本節にて解説していない部分の分解は,当社
(i)72.1項,7.2.3項の順序でメータ・アセンブリ,
サービス・ステーションにおまかせください。
電源ユニットを取外します。
㈲ 図7。2.2にて⑥ネジ2本を外すと,1/0ボード・
まず,図7.2.1の要領にてカバー「を取外します。
アセンブリがシャーシから分離します。
面)⑦ネジ2本を外してカバーを開けると⑧ネジが現
7.2.1 メータ・アセンブリの取外し
われます(図では裏面)。
(i)図7.2.2にて②ネジ7本を外します。
(iv)⑧ネジ2本を裏面より外すと,チューニングパネ
(五)コネクタCN3,CN4,CN7を上方へ引き抜きます。
ル(CPUボード・アセンブリ)が分離できます。
価)メータ・アセンブリを正面方向に,慎重に引き出
(v}コネクタCN5,CN6を下方に引き抜くと,1/0
してください。
ボード・アセンブリとチューニングパネル(CPU
7.2.2 メータ・アセンブリの分解
ボード・アセンブり)を分離できます。
(i)図7.2.2の④ノブを引き抜きます。
(④⑪ネジ3本を外すと,チューニングパネルとブラ
(五)⑤ネジ4本を外すと前面フレームは分離します。
ケットを分離できます。
(血}図7.2.3にて,①ネジ2本を外しA/Mユニット
を下方に引き抜きます。
メータ本体
り /
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1
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ー藩働
1…レρ
3
CN1
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〃多多 σ
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①
ノ む
・ ・.コ ↓下方に
・ 引抜く
A/Mユニット
図7.2.3ディスプレイユニットの分解
図7.2.1 カバーの取外し
lM IB4C3・イ〕2
MODEL SLMC
7−10
% 驚一
カバ_
2
\
CPUボード・アセンブリ
\
\
o
1/0ボードアセンブリ
ブラケット
11
5
。
\(
メータ・アセンブリ
//
1
コ リ
乙
。;.焔11
で
も コ ア
図7.2.2 本体の分解
MIB4C3−02
1
MODEL SLMC
7. トラブルシューティング 7_11
7.25 蛍光バーグラフ管の交換方法
7.2.6 再組立て
(i)7.2.1項,7.2.2項の順序で,ディスプレイ・ア
故障部品交換後の再組立ては,分解とは逆の順序で
セリブリを分解します。
行ないます。
(五)図7.2.4にて,①ネジ2本を外しカバーを取外す
〈組立て注意事項〉
と蛍光管が現われます。
(i)ネジは全て共通です。
㈹ 蛍光管のプリント板部分を持ち,慎重に正面方向
伍)コネクタの接続(CN1∼CN7)忘れのないよう
に引き抜きます。
注意してください。
(iv)新しい蛍光管を取付け,分解とは逆の順序で組立
価}コネクタの挿入位置,表面(凸突起あり,目に見
てます。このとき,蛍光管の封止部分(図7.2.4)
える側)と裏面(プリント板に合わさる側)を確認
を破壊せぬよう注意してください。
し,確実に挿入してください。
7.2.7 通電チェック
一度分解すると内部データが消失し,通電時アラー
ムランプが点灯します。
チューニングパネルではCHECK・=80が表示され
ますので田キーを押してリセットし,所定のデ」タを
再設定してください。
陵
二
0
〃
︵\
蛍光管の封止部分
\.
ク
アイスフレイモード・
アセンブリ
カバー
図7.2.4 蛍光バーグラフの交換
lM 184C3−02
Customer
Maintenance
Model SLMC(StYle E》
Programmable lndicating Controller
with Pulse Width Output
Parts List
YモW∫E側E三80
2
3
8
/
∼
、
\憂
1
4
1tem
5
ε9711GQ
6
E9712BE
6
5
Qt V
引一−1門■1511
4
2
3
YOKOGAWA◇
Part No.
E9711TG
Y9405LB
Y9422NP
E9711DH
1
》
1
Description
Cover
B.H. Screw, M4 x 5
Tag No。 Label(blank}
BatterY AssemblY
Cover
Cover
◎Copyright Sep.1986(YK)。4th Edition:May 2004(KP)
CMPLlB4C3−03Ei
2
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Aρr.1988
3
Qty
2一345
E9714LB
E9714FB
A11231−Q
Below
6
1
1
1911・ 11111■噌2
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E9716YB
E9716YS
S9510VK
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E9714AA
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Part No.
1
O寸斜。O∼倫﹂の
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石で。Σ
1tem
Y9306JB
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E9714BF
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E9711KC
E9711KD
E9711TD
E9711TE
Y9306JB
Descrlptlon
臨膿認1y}SeeP・g・4
Scale(specify range when ordering}
Control Assembiy
l!OBoard AssembiV
CPU Board AssemblV
EP ROM
Power Supply Unit
For 100 V Version
For 220 V Version
Fuse−」「A1250 Vπ
Pan H.. Screw, M3 x 6
Plate《blank}
Bracket
Bracket
Knob
Pla‡e
Tip−」4C”
Tip−440”
Stopper
Screw
Pan HξScrew, M3 x 6
ρ
Aug.1997
CMPLlB4C3。03E
4
E9714AA Meter Assembly
E9714AC Display Assembly
3
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Y9306JB
11 E9711GP
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CMPLlB4C3−03E
12112
E9811KM
E9714CW
F◎
111∩∠1211・−2
E9711FH
1
Oく寸に①山
E9711DA
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E9714AB
E9714AD
E9716WN
E9711FR
Y9306JB
67890
−・2345
1
Item Part No.
くく寸K①山
Qty
5
Descrlptlon
Meter Assembly
DisplaY Assembly
Display Board AssemblY.
Cover
Pan H.Screw, M3 x 6
Frame Assembly
Knob
AIM Unit
PF Key Assembly
Pan H. Screw, M3 x 6
Cover
Pan H. Screw, M3 x 6
Apr.1988
Printed in Japan
Instru(tion
/HTB
Manual
電源接続端子形
1.概 要
電源接続を端子にて配線する仕様をご要求された場合(/HTB)は,電源端子への配線作業が必要と
なります。
2.適用機種
名
称
形 名
SRVD
SIHM
記録計
指示計(ハウジング収納形)
SIHF
蛍光バーグラワ指示警報計
SIHK
SLCD
SLPC
指示警報計
指示調節計
SLMC
SMLD
プログラマブル調節計
プログラマブル・パルス幅出力調節計
手動操作器
SMST
SMRT
SCMS
手動操作器
比率設定器
SBSD
バッチ設定器
SI.CC
混合調節計
バッチ調節計
SLBC
STLD
プログラマブル演算ステーション
演算計
3.各部の名称および電源端子記号
O
●●
信号端子
(注1)
記 事
端子記号
LNナ
①③⑤⑦⑨⑰⑬⑤⑰⑲②②④⑥◎⑨⑫⑭⑯⑭㊤④⑧◎◎⑤⑧⑨⑧﹂@⑧
O
〉電源(DCまたはAC)
@接地
信号端子
(注1)信号端子にもし.N端子があるのでご注意く
ださい。
NL
電源端子
端子配置図
4.電源および接地配線
(1)配線はM4ねじ用丸形圧着端子を使用下さい。
(2)適合線材例
導体公称断面積:1.25∼2.Omm2
適合電線例 :600Vビニル電線(IV)より線(JISC3307)
電気機器用ビニル絶縁電線(KIV)より線(JISC3316)
(3)電源および接地配線終了後は,電源端子カバーを必ず取り付けて下さい。
YO KO GAWA◆
横河電機株式会社
◎⊂oρyright Feb.1991〈YK).15t Edition:Feb」991(YG>
FDNo.00006−S
lM旧4F1.11