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JAPAN ≠ EDI CTOFGOVERNMENT± I no r d e rt op r o mo t ep u b l i ce d u c a t i o na n dp u b l i cs a f e t y ,e q u a lj u s t i c ef o ra l l , ab e t t e ri n f o r me dc i t i z e n r y ,t h er u l eo fl a w,wo r l dt r a d ea n dwo r l dp e a c e , t h i sl e g a ld o c u me n ti sh e r e b yma d ea v a i l a b l eo nan o n c o mme r c i a lb a s i s ,a si t i st h er i g h to fa l lh u ma n st ok n o wa n ds p e a kt h el a wst h a tg o v e r nt h e m. JIS S 0012 (2000) (Japanese): Guidelines for all people including elderly and people with disabilities -- Usability of consumer products Th ec i t i z e n so fan a t i o nmu s t h o n o rt h el a wso ft h el a n d . Fu k u z a waYu k i c h i 高齢者・障害者配慮設計指針 消費生活製品の操作性 JIS S 0012 : 2∞o (2006 植tm 伽 10 確冊 平成 12 年 II 月 20 日制定 日本工業標準調査会審議 (日本規格協会発行) 5 0012:20∞ まえがき この規格は,工業標準化法に基づいて, 日本工業探単調牽会の審曜を経て,通商産業大臣が制定した 日本工業規格である。 主務大臣:通商産業大臣 報公示;平成 12. 断定;平成 12.11.20 1 1 .2 0 原案作成協力者:財団法人日本規格協金 審捜部会:日本工藁調講 同輩会消費生活部会(部会長小見山二郎) この組格についての意見又は質問は.経涜産寮省産果独楠環境問標準隈環明生活僚憎化推進室 (ølOQ- 8901 東 京 都千代田区霞が関 1 丁目 3 -1)にご連絡くださ~ ' 0 なお.日本工業焼絡は.工業保準化法第 l5 条の焼定によって.少なくとも 5 年を経過する日までに日本工 会の審臓に付され,速やかに.確IÆ. 改正又は礎止されます。 J I S S0012:2000 日本工業規格 高齢者・障害者配慮設計指針 消費生活製品の操作性 正誤票 平成 22 年 i 月 I E I作成 日本 規格 J I S 高齢者・障害者配慮設計指針-消費生活製品の操作性 50012: 2000 正誤 同一、 111.国 2~:) fffi L E …押しボタン式の操 í'1"部などは, J .I SS0001 I ・・ 4手しさてタン式の Jマゴ宇部などは,次によ ]による廷か,立によ 構考1. 2 . この正紫は,前 1~2 崩IJ に対するものです。 この規格についての意見又は質問は, 00 8 9 0 1 都千托開 200l .6 FI 本規諮i議会発行 日本工業規格 JI5 高齢者・障害者配慮設計指針 5 0012:2000 消費生活製品の操作性 G u i d e l i n e sf o r0 1 1peoplei n c l u d i n ge l d e r l yondpeoplew i t hd i s a b i l i t i e s ュ U s o b i l i t yo fconsumerp r o d u c t s j事文 電子機器, OA機器, 寄生設舗機器, 写真機な どにおいて篭気操作スイッチをもっ様々な諮費生活製品に閉まれている。この規格は主に高齢者・障害者が消費生活 製品を穫期する誇の,使用性を向上されるための指針として枠成されたものである。規格の譲罵にきたっては製品の のf患の条件に応仁て瀧宜選定して適用すべきもので、為る。また,設備用,業務用,専門家患な る機械器具は対象としていない。 1.適用範囲 この規格は,一般清費者が日常業活で使用する消費生活用製品〈以下,製品という。)の電筑スイッチ などの操作部に視覚障害者や視力の衰えがみられる高齢者をはじめとするすべての使用者が梗用する消費生活製品の 操作性を高めるために,それらの製品を設計する捺の指針として基本的に留意すべき事項について規定する。 2 . ~I 用規絡次 iこ揚げる規務は,こ 引用きれることによって,この規格の規定の一部 る。これら その最新援を適用する。 J I SS 0011 3 . 定義 高齢者, この規格で用いる主な用語の定義 ti ,次によるの a) 諜作 便窮者が目的を達成するために,製品に対して行う行為。 b) 操作性 使思議が製品を関違いなく使用するための,操作の分かりやすさ及び、操作のしやすき o c) 操作要紫復帰者が製品を操作するために臨機カを加える部分及び、撮作の仕方,操作方向, 状態などを訴す表示部分の総稔。 伊1 :ボタン,つまみ,取っ手,ランプ,メータ,表示文字,図記号など。 d) 織作部操作要素の集合体。 例:操作パネルなど。 。) 4 . 操作部分使用者が, 一般的原間 を操作するための摺々 次による。 a) 製品の設計に当たっては, 1更患者の立場で棟作性の要因を十分に考議すること。 この場合,“維が'\“どのような状況で'\“どのような目的てぺ踊どのような方法で"及び“どのような操作 をしようとしているか"という要閣を考議し更に各要因の相友関係についても十分に考議すること。 b) 操作詮は,製品開発段階(例えば,製品企画段搭,設計段階,拭作品の検討段階など〉において,十分な検討を て評題すること。 c) 撒作性の評価は, よる試験・評価が困難な場合が多いので,想定する使用者にできるだけ近い評価者 2 S 0012:2000 による,実際に近い状況での評価を行うことが望ましい。 5 . 盤意事現 5 . 1 表示の分かりやすさ 製品の使用にかかわる表示は,その製品の使用環境において, とって分かりや すいもので,次に示す事項を考惑することが望ましい。 a) 表示(表本文字・昌記号・給文字)は,認知しやすい大ききとし,配色・コントラストについて ti ,表示語との 議7JIJ が明瞭であるよう考慮すること。 か 表示は,色だけによる議定 IJ は行わない。 c) 表示文字は,認知しやすい警棒ー文字開踊・線の太ぎを考慮すること。 d) 検作しようとする状態で,手などによってその操枠に必要な表示が閥、れないようにすること。 e) 鵠覚的な表示の 1lÞ. tニ,必要に応じ触覚による認知のために触覚記号等による表示も考惑するこじ れ 説覚的な表示の他に,必要に応じ聴覚による認知のために音・音声による表示も考嘉すること。 g) 操作部分に関連する表ポ部分はできるだけ対象とする操作部分の近くに表訴し,その対応、が明確で、分かり いこと。 h) 印尉などによる表示は,通常の使用 5 . 2 用語・罰記号の分かりやすさ えないこと。 ρ 製品の護患にかかわる用語・ に理解できるように,次に どを考臆することが望ましい。 a) 操作部の機能・働きなどを指し示す用語は,その機能や犠きなどを容易にイメ…ジでき,かっ,できる援り平 務でー殻的なものを用いること。あいまいであった号,専門的な用語や技術的 お) 操#部の機能・働きなどを指し示す賠語は, J豆長Ijとして日本語を用い,外来語 として使用者の年代を関 b ずー接的に認知されているものに限り,カ夕方ナ 用いないこと。 いる場合 iこ辻,それが外来 ること。 c) 英字の組合せによる略語(イニシャノレイじした略語)は,一般的に認知されているものや,梨品名などとして費用 する以外は,露出として使用しないこと d) 毘一品目の基本機能・働きを指し示す用語;丸統ーした用語を使用すること。 。) 誤られたスペースに点字で用認を略語化して表示する場合,同一品自においては統ーした略耐を使用すること。 f ) 技術的用語及び専門用語で孝一殻北した日常踏に置き換えることができない用語を使用する場合は,取扱説明 どで用器の説暁を行フなど,使用者が理解できるよフに工夫をすること。 g) 謙作部 iこ表示する用語と,取扱説明書で費用する用語は必ず一散させ, 読んだ使用者の理解が促 されるようにすること。 h) 悶記号を使用する場合は,定患者の理解がより促進される方向であること。 なお,現格{ちきれた国記号又は一般的に普及している罷記号を櫨先的に使用し,一般に普及していない図記 号を稜損する場合は,例えば,操作表不用語を併記するなど,よく吟味して積用すること。 5 . 3 操作都合住鷺 操作部の空間的配置 tt , 領期者が無理なく操作できるように,次に示す事項などを考慮するこ とが望ましい。 a) 使用者の を考慮し, 中に身体の一部が意図しないで操作部に議触して誤操作を起〕 すことがないようにすること。 b) 1愛用者ーの手が単に操作部に届くだけで、なし製品の外形から操作部の位置が容易に軒続できること。 5. 4 . 織作要素の配置 操作要素は, 1愛用者の混乱・使用意欲の減退を引き恕こさないように,操作の優先肢を考車、 して配置し,使窮者が詩的とする謹作正行う際に必要な操作部分や表示部分を探しやすく,操作方法を理解しやすい ように,次に示す事項などを考慮、することが望ましい。 a) 操作部分と操作によって作動する部分とのを護関係は分かりやすい配慮、がなされていること。 3 5 0012:2000 む} 誌作要業の中で, 目的とする諌作に必要な謙作部分と 訂 操作要素は,使用頻度,操作手JI顕などを考躍し, 区拐できるようにすること。 ある配置にすること。 d) 操非要素は,機能ごとに形状,大きさ,色調などでグループ化していることが望ましい。 5 . 5 譲作要素の使いやすさ 操作製燕の使いやすさは,次による。 a) つまみの自転する方向やスイッチの作動方向は, f!更用者の自然な認知・動作特性に濃合するよう ましい。 ど よって起こる変化との開に,護用者が容易に理解できる分かり と されている と0 2) “入 ついては,それらの操作の方向につい る をもたせること。 b) 慣用者が直接操作する操作部分 'i ,使用者が機作方法を容易に理解できるとともに,操作状態における身鉢の 特性に適合し,目的とする操昨が容易 ι 行えるように,次に示す事項などを考題、することが望ましい。 1 ) 押す,ヲ i く,回すなどの操作方法が容易に理解できる形状とすること。 2 ) 適度なカで操作ができる形状,大きさとすること。 3) 語り ひっかかりを付けたり,指のかか与がよい形状とすること。 4 ) 接近し 5) ときは,指が地の操作部分に当たらないような形状及び間階にすること。 ト:訣のキーのような操作部分は,表面に出凸, ど も判別てできるよ となる どで読み取れる うにすること 0 6 ) 間務状の操作部分を連続して配列する場合 'i ,その中 ようにすること。 7) 押しながら毘すなどの,捜合的な動作を しないこと。ただし,火災, どを訪止する呂的の場合を 最く。 8 ) 誤操作を陪止する目的以外で,ニつの操作部分を同時に操作する操作方法を用いないこと 0 9 ) できる限り,一つの操作部分には…つの操作機能を割りさきてること。 複数の操作機能を割ワ当てる場合には,機能の働き ゃなをえ るよ との連動を考慮すること。 つ 10) 押す時間の長きで接龍の集い分けをしないことが望ましい。 日) 軽く触れるだけで作動しないことが望ましい。 12) 両手を同時に使わなければならない操作は避けることが望ましい。 13) 左右どちらの手でも操作できることが望ましい。 5 . 6 手 )1震の分すりやすさ 基本機能の操作の明硝化 ど ること そ 5 . 6 . 1 の基本機能を答易に護用することができるように,次に ましい。 a) 基本機能を開始させる操作が,操作部から寄易に理解・判別しやすいこと o b) 基本機能を絡 7 させる操作が,操作部から容易に理解・判別しやすいこと o 5 . 6 . 2 換作手!壊での配患 ては, タイマー予約操作,コース設定などの,幾つも 1更用者が習薄しやすく, どを入力するような操作におい また忘れた場合の手話トかりを と。 ることが望 ましい o a) 操作の手頗乞選択設を重ねた階溜構造とする場合は,その階寝構造があまり複雑にならないようにすること o h) 操作のやり直しがしやすいように,分かりやすい引|援の戻し操作手段を設けること。 c) 操作手JI闘の中での現在の位讃状況が分かるように車切な表示手段との連携をとること。 4 S 0012:2000 d) 使用者の操律を受け付ける時間に制限を設ける場合には,接作に横れな も頻繁に制設に吏ることの と,更には制捜時間に吏る過 ないよう,適切な余裕時間とすること。また,使爵者立命Ij 銀時間の存在を 程を通告する手段を設けることが望ましい。 5 . 7 適切なフィードパック 使用者が操作に対する結果や状汎を 認識しスムーズに次の操作に移ることが るように,次に示す事噴などを考慮することが望ましい。 a) 操作に対する結果(“正常に受庁“エラ…"など)を使用者に -聴覚的・触覚的な るために, アィードパック お) フィードパックは操作:砲後に行うこと。ただし,操作による結果に時間がかかる場合は,動和枝聾(機能が動作 しているか否か)も知らせること。 c) --;i患の織作に対する反応時開には,極端な偏りがないようにすること d) 各操作スチップを諮んで操作するものについては,現在どの段諸にいて,かつ,何をしているのかも知らせる こと。 e) フィードパックの方法は,使用者の知覚・認知ー運動特性を考慮して設定すること f ) フィードパックは,視覚的・聴覚的‘触覚的に分かつやすくし,内容により重設して行うこと。 炉 開ーの操作によって,設定植や設定モードなど複数の選択肢を一定の顕番で切り換える(サイクリック) おいては, おいて音や音声を発する,視覚表示するなど漉留にフィードパックする補助手段を ることの h) つまみの回転量など操作盤と表不震との関係は,穫患者の知覚・認知・運動特性を考慮して設定すること。 5.8 報知審の分かりやすさ 操作のブィードパックや操作ガイド,機器の状態などを知らせるための情報法違の手 段として用いる報知音や音声は通常それらが黒いられると考えられる様々な稜用環境において,桂用者にとって聞 き取りやすく,目的や意味が理解・判裂しやすいように,次に示す事項などを考議することが望ましい。 a) 報知音は,聴覚の衰えや,報知すべき距離,問問の環境膏などに考章、し,過不足ないよう 続時間を適切に設定すること。また,可能な限り“入\“切肺機能や音量調節機能を設けるよう配車、すること が望ましい。 b) 操作の薙器, t桑作の誤りなどを報知する音 U. ,操咋と報知になるべく時間差がないよう じ 報知衰の種類,[R分,組合せは握力シンプんにし,容易に判別しやすくすること。 5 . 9 触覚じよる憤いやすさ ること。 製品の操f宇部に由記号を表示することによって,塊覚嘩害者や視力の斑えがみられる 高齢者をはじめとする使用者の操作性の向上を図るために用いる搾しボタン式の操作部などは, J I SS00秒 1-1 によ るほか,次による 5 . 9 . 1 己点を表示する雄作部分 凸点を る操作部分は,次による。 a) 揖覚揮害者にとって特に有効な揚千宇部分 5 . 9 . 2 凸パーを表示する操作部分 製品における基本機能のスタ…ト没び終了({亭止)を している操作部分 (ON/ OFF 兼舟の操作部分)には表示しない。 凸パーの費用は必要最小援に止める。 5 . 1 0 誤操作の対処・訪止費用者が機器に対したときの接作方法の想定の仕方や,操作部骨に加えるカ加減など は,年齢,障害の程変,関連機器の操作経験の宥無などによって大きく異なる。したがって,龍患者は設計者が想定 した正しい操作会するとは限らないので,あらかとめ,誤操作を予想した設計が必袈であり,次にオえす事頃などを考 主義することが望ましい。 a) 不用意に操作しではならない重要な操作部分は,他の操作部分から離し したり,ロック機構,カバーな どを設けること。 h) 誤操作した場合誌,その状況が使用者に蔽ちに分かるように 報知音,ラン ど,なるべく 5 5 0012:2000 数の感覚に訴える -警告を行うこと。 c) 万一誤操作し 操作の途中からでも 護婦できたり,やり寵しができるようにするこ と。 5.11 車扱いのしやすさ(参帯) に穫用で、きるよう,次に示す事項などについても ることが望 ましい。 a) 設簡及び雄続のしやすさ しやすきとも関連するが, な構造であること。また, 会 しやすいように配意を仔うこと。 b) 収納の簡便事 季節寵品などの収納の際に,収納鯖月号・寂喜朗境序などが分かりやすいように梱包にイラストを 入れるなどの配惑をすること。 c) 扉及びふたの開開のしやすさ 扉やふたをもつものにあっては,開閉時に使用者に負強がかからないようなパ ランスのよい講造とすること。 d) 持ち運びのしやすさ 持ち連びできるものにあっては,取っ手などは製品重量のバランえのよい問所に設ける }と。また,重量物にはキャスタ…などを設けること。 。) 手入れのしやすさ 日営の手入札を必要とする場合は,分解,組立てが容易であり,汚れが付着しでも容易に きにくい素材を採用すること。 f ) 製品の型替の襲来 製品の型番は, などに重己量 L~月五震に ること。 6 JIS S 0012:2000 高齢者・障害者配慮設計指針 消費生活製品の操作性 解説 この解説は,本体に規定した事柄,及ぴこれに した事柄を説明するものであり,規格の一部ではない。 加の解説は,時国法人日本意轄協会が絹集・ るものでみワ,この解説に関する問い合わせは財団法人民 務協会にご連絡ください。 1 . 制定の懇話及び経韓 1. 1 制定の韓首現在, 急速な高齢化が進展しており, -介助を必要とする高齢者の増加は今後一 題深刻な問胞となる。 高齢者の問題点の一つは,加齢などによる心身機能の抵下により目 おいて各種生活男品の梗用が国難とな ることで、みる。また,障害者も健常者を想定して設計された生活黒品 る際に不便さを感じていることでみる。 高齢者・障害者の日常生活での自立,きらには生活の質 (Quality o fli射を るためには,高齢者・障寄者に配麗し た生活用品の提供が必要である。 明のためには, a) 製品の設計開発段培から高齢者・障害者のニーズに配意した b) 同居家践と共同で梗用することが多い生活用品は,高齢者・ され,製品が提供されること でなく健常者も使用しやすい製品 品)とすること が求められている。 しかし,メーカー各社の製品設計において,高齢者・醸審者のニーズの艶嬢方誌が各社で異なると 逗乱を与える可能性があるため,記長撃方法の標準化が求められている。 日本工業調者会から出された“高齢者・障害者に配慮した標準化政策の在り方に関する建議"に基づき, イッチをもっ諸費生活製品において高齢者・障害者を含めたすべての使用者に対し機器の操作性を向上き せるためには操作性に関する配薬指針の制定が必、喪であり,この規桜を需Ij定することとなった。また,国際的な標準 化の動向としては, において, 1998 年チュニジアでイTh れた日O( 国際標準化機構)の第 20 回 COPOLCO( 活費者政策委員会) 日本から設置提案を行った“高輪者・欝害者へ特却なニ…ズ のワーキンググループ{曹引が設童きれ, 日本が議長院となって推進していることがあげられる。 1998年 10 月から, 2000年2 月までに 5 面開ft長さ :h たワーキンググループ (W引にちいて,高齢者・障害者の特別なニ ーズ“政策宣言"及び“ガイド(案) "の偉戒を行った。“政策宣言"は公布の手続きが進められているのまた“ガイ ド(案) "に関しては, ISO/TMB の下に Ad h oc TAG(作業養員会)に審議の場を移行して引き続き検討することとなり, 2001 年3 月の完成をめざし作業が進められることになった。 な立場で高齢者・障害者に艶煙、した標準化を積極的に推進している吉本として,この設計指針を含め,必要 性の高い領域での標準化を世界に先駆けて実撞 L 1 .2 制定 ø経韓 研究のために; 出捺的な場で提案し,世界に貢献をしていく必要J詑もある。 “高齢者・障害者に配慮した標準化政禁の在り方に関する建議"に基づき,配車製品の諜準化調査 1998年6 月,対罰法人当本規格協会に“高齢者・障害者能窓生活用品標準化調査委員会" (委員長 解 1 吾 7 S 0012:2000 原 解説 主計)を講成し,更に関係者の臨広い意見を求めるためにワーキンググループを設蓋しニーズの調査を実務 た。更に 1999年7 丹には,凸記号表示及び議作性に関する配慮指針を検討するために“操作部ワーキンググループ" を設置し,知的年 3 月までに 5 聞の委員会を行い, JIS 原案作成の審議が行われた。 1 .2 . 1 J日規格化の考え方 家患などで使 b れる各種機器の諌作部分は,高齢者や揮害者にとって様々な梗いにくさ を残している。また,身手本的な機能抵下を起こしていない健常者にとっても,高齢者や障害者を意識した改善などが 操作部に泊されることによってより使いやすくなることが考えられる。 操作部ワーキンググループでは,家電製品,情報通信機器,住宅設備機器,事務機器,衛生設備機器,玩具などの 各種機器の操作部に関し,高齢者及び障害者の不便きやニーズの調査を行い,また為業界で自主的に進めているがイ ドライン化,規轄化などの活動内容を として,操作性に関する JIS化を検討した。 1 . 2 . 2 既存JIS 規捧及び間体規格の輯査 財開法人家電製品協会では, イドライン"をまとめた。このガイドラインをもとにして, 1994年に“家電製品の操作性向上のためのガ 1996年に“ JIS C 9102 ,家電製品の操作'性に関する設 計指針"が制定された。 その後,家電製品協会では,“家龍製品のバリアフリ…牝のあり方を調査研究する活動"を 1996年度から 3 か年計画 で推進した。初年度には, 400 人の高齢者と 202 人の視覚障害者の方々に家電製品(16 品語}の使用実態につい を実施した。翌年の 1997年度の調査では,初年度の造基礎調査の轍誌も兼ねた深擁閥査として家電4 品目{ピ 洗濯機,電子レンジ,ラジカセ)に絞りグループインタピュー彫式で,実際に家電製品を稜用する際に苦労している して使用している具体的な事例を収集した。また家電製品メーカー各社 した配謹製品に実際に触れてもらい,各メーカーが取り組む改善の方向の正しさを検註した。更に,海外先進 国(イギワス,スウェーデン, ドイツ,アメリカの 4か国)における製品のパワアフリー化に関する調査なども踏まえ, 1998年震に,“高齢者・障害者にも使いやすい家電製品開発指針"をまとめた。また,同協会で誌, 1997年震に“家電 製品における操作性向上のための出記号表示に関するガイドライン(第 l 販)"をまとめ,関連工業会で‘検討を行った。 操{宇部ワーキンググループで誌,財団法人家電製品協会が作成した“高齢者・欝害者にも使いやす 発指針(1 999年3 月) ",“家電製品における操作性舟上のための由記号表示に関するガイドライン(第 l 販) (1 998年9 月 γ 及びJIS C 9102 としてラ消費生活製品の操作'註向上を目的とした JIS規格化の検討をった。 1 .2 . 3 JIS 規祷の部門 機作性向上に関する でなく,あらゆる消費生活製品の中で擁作部を有する機器を漉用対象として, 高齢者・障害者を含むすべての人に対して肥慮、すべき指針につい ることとし fこ O したがって, JIS の部門は,すべての消費生活製品を対象としているので“ S(B 用品)刊とした。 1 .2 . 4 牒集作或と関係団体への書面審議 JIS規格の掠案として,操作部に由記号表示を若う場合の指針として“高 齢者・障害者配慮設計指針-消費生活製品の凸記号表示柿を,操千宇都全殻に対する記長撃事項を“高齢者・障害者配議 設許指針一消費生活製品の操作輩"にまとめた。この二つの JIS 原案を操作部ワーキングで検討し,さらにその結果 を高齢者,樟害者舵慮製品標準化調査委員会で審議した。また,関係する団体に書面にて JIS 原案の審議を依頼し, 各国棒からの;彦、見も踏まえて最終意案とした。書面審議を依頼した間体は次のとおりである。{声援不同) 社団法人詰本住宅設犠システム協会社団法人日本事務機機工業会 E 自本鍵康福祉用具工業会財団法人家電製品協会通信機械工業会社団法人信 社団法-人語本電機工業会社団法人日本電子機識工業会社団法人目 社開法人日本玩呉協全社盟法人日本スポーツ用品工業金社団法人日本庁、ス石油機器工業会 原案は,平成 12年 7 月 15 日に開催きれた日本工業標章調査会 成 12年 11 月に制定された。 2 . 審議中特に問題となった事項 解 2 消費生活部会{部会長 小晃山二郎)の審議を続て平 8 5 0012:2000 解説 2 . 1 JIS 規籍の対象諌枠部を有する消費生活用製品には,家監の中に設量されているもの以外に,自動販売機, 券売機, ATM 機などのように外出先などで操作するものも含まれるのではないかという意晃があった。外部に してみるこのような機器に対する不{更さ,改善についての意見も出たが,今回の検討では対象髄品を家既にある 生活用製品に絞った。 2.2 幾轄の適用 各団体から れた意見の中には,その機器特有の事項も含まれており,すべての機器に関す る項目を織羅すると膨大なものとなワ,事実上鱗理である。したがって,序文に“規格の適期に当たっては製品の種 類及びその他の条件に花、じて違宜選定して適用すべきものである"ことを明記した。また,“設構用,業務用,専門 家用などの特抹な用途に覆用する機械器具は対象としていない柿ことも明記した。 : 3 . 溜用範囲 “電機操作スイッチをもっ様々な消費生活製品"の操作鷺を高めるために,それらの製品を設計する 際の指針として留意すべき事項を規定している。製品の操作性は,製品の機能,性能,安全性など多くの製品特性と 関係がみるが,この規格では操作牲の向上だけを対象としている。例えば,安全性については各製品ごと が優先されるため,この難格では安全性に直接関連する事項については触れていない。 なお,具体的な機器の例としては,次のようなものがある。 家電製品(ラジカセ,ラジオ,テレピ,ビデオ,エアコン, レンジ,ジャーポット,加滋器,洗議機,乾換機 な 情報通信機器(電話,携苦電話,ファクシミ 1) など) OA機器(電卓,パソコン,コピー機など) 燃焼機器(石油ブアンヒ…ターなど} (幼児用) 住宅設機機器(給場器, -冷房機器, 一ット,塩水洗浄覆]Æ,住宅情報システムなど) 健牒福桂用具(介護用電動ベッドなど) (フィルムヌラメラ,デジタルカメラ〉 4 . 耀定要素の規定項目の内容 4 . 1 定義{本体の 3.) 家電製品に設定されている JIS C 9102 の“用語の定義"をもとに,消費生活製品企般に当 てはまるように字匂を修正した。また, J ISS 0011 “高齢者・障害者配慮設計指針一消費生活用品の と整合させ,“操作部"と“操作部分悼を区別して定載した。ここでいう輔操作部判とは,繰作要素の集合体でみり, 操作パネル部や 1) モコンなどを指している。“操作部分'とは,謹作するために直接力を加える部分をいい,スイッ チ,ボタン,つまみ,取っ手などをいう。 4 . 2 一般的原則(本体の 4.) 操作性を向上させる方議は,様々な要因によって大きく異なる。ごの壌とし 聞はその中でも主嬰とされる要因である。 a) 識が穫用者による濃い。高齢者,障害者を含めたすべての費用者への配憲はもとよ~ ,当該製品への慣れ, 知識,生活習讃など使患者に関して考車、すべき点は多い。 b) 状況使用者の周密の明るさなどの物理的状坑だけでなく,心理的状況,さらには助言者の宥無など様々な状 況の違いの考慮が必要で、ある。 c) 躍的 ボタンーっとっても,“電源を入れる押目的のボタンと“音量を調節する"自的のボタンではおのずと考 恵すべき点は異なる。 d) 方法 例えば誤明器具の電源操作においても,“壁"スイッチを使う;場合,“かも押スイッチを使う場合又はリ モコンを使う場合ではそれぞれ操作が遭うため,関己慮すべき内容が異なる。 e) 操作 押す,屈す,選ぶなどで操作要素の形,表示内容などが異なる。 解 3 S 5 0012:2000 f ) 椙玄関保 解説 上記の吾要国は独立したものではない。その製品の操作に慣れた若者が行う場合と,高齢者が初め て購入した磯器を操作する場合では,考露、すべき内容が大掘に変わると考えられる。 4 . 3 望意事噴(本体の 5.) a) 表示の分かりやすさ JIS C 9102 では“表示の見やすさ"となっているが,視覚障害者のた よる表示及び寄・音声による表示などの配願事項を考患い“表不の分かりやすさ"とした。 表示の分かりやすきについては,財団法人家電製品協会作成の特高齢者・障害者にも穂いやすい家電製品開 の解説から関連する部分を引用する。 きを決定する要閣には,表示文字であれば書体,文字の大き き,文宇関舗,文字色謁, などが考えら h る。この中で特に影響が大きいのは,文字の hA 」 {表示文字・図記号・絵文字)の認知し きさと背景とのコントラスト及び、その相互の関係が挙げられる。これらの最低基準を定量的に訴すことが望 ましいが,実際 iこは製品の慌用者,使用状態,使用きれる環境などに大きく左おされるので,一義的に決定す ることは器難である。しかし,高齢者も含めた護患者調査などを総合した経験的目安として,解説袈 1 に示す 龍を議たすことが望ましいときれている。 解説表 1 望ましい文字の大 ~ð とコン十ラス十 農水文字の大きさ(高き} 3 . 0 mm 以上 コントラス判明度差) 4.0 以上 億考 コントラストはマンセル{患の明度差を示したもの。 有彩色も明度差で判顕する。 〔財団法人家電製品読会・縄: -謀作性の yゲイドライシ 掠式会社通議政策広報社(1 994) ) 次に,家経内で家電製品を{吏用するときの操作面の部、度を輔定した結果を解説糠おに示す。接作蕗における 明るきの下援としては,照度30 lx程度を考躍することが望ましい。しかし,場所によってはlO lx程疫のと〕 ろもみること,また高齢者や視覚障害者の桟力を考意し製品によってはその対応が必要である。 解脱表お 家電製品の家鹿内の設置場所における操作冨の蕪度 単位 lx 明るきの 君豊島主1主!I日 l J l 電子レンジ 洗濯機 石油ファンヒータ 荷油ストーブ 状態 測定面 水平面 垂蜜語 水平面 垂直面 水平語 垂童謡 50 %以上の家庭での明るさ 1 0 0 3 5 1 1 0 1 0 0 1 0 0 1 0 0 7 0 %以上の家庭での明るき 5 0 1 9 7 0 5 0 43 4 0 8 0 %以上の家援での鳴るさ 3 0 1 0 40 40 3 0 2 7 〔財由法人家電梨品協会・編:家電製品・操作'注のガイドライン株式会社通産政策広報社 ( 1994)) また,窓轄の直射日光が当たる場所のように,期間の照度が明るい場合も想定する必要がある。特に表示灯 などは,明るい場所ほど点好が筏認しにくくなる。 想定する視認‘器知Jlli離ほ,製品を手で操作することを基準とすると 30-60 cm となる。製品の機能, 件,表示内容,表示手段, 13 的などによって,また警捜現者の認知能力(視覚,鵬、党,触覚)を考産 L ,さらに 大きな説認・認知距離を想定する必、要がある。 解 4 10 S 0012:2000 解説 年金総合研究センターの調査によると,男性では 85歳を過ぎても 78.9 %が新聞を読むが女性は 49.1 %である。 テレヒ、が年代により視聴率が増えているのとは異なる状況を示している。それは加齢に伴う裸眼視力の低下が 起こり,老眼が40~60歳くらいまでに進行することにより,文字が読みづ、らいといっ自の機能低下が起こるこ とによる。視力の変化はおおむね次のとおりである。 裸眼視力 60歳代 0.5~0.6 70歳代 0.4弱 80 歳代 0.2~0.3 文字から目を離してピントの合う距離 20歳代 10 センチメートル 40歳代 18 センチメートル 50歳代 50 センチメートル 60歳代 100 センチメートル (“高齢者にやさしい商品開発"服部万里子著日本経済新聞社よりヲ|用) 使用者の視力については,全世代の平均的な視力ではなく高齢者,視覚障害者を想定することが望まれる。 人は,加齢に伴い解説図 1 に示すようによく見える距離の範囲が狭くなる。また,遠くから近くに視線を移 動したときなどの焦点が合う速きが遅くなる。きらに,明るい場所から暗い場所へ移動したときなどに暗順応 する能力も解説図 2 に示すように低下するので,暗い場所に設置きれる製品には,特に考慮が必要となる。 1 0 0 75 語力 1 0 点 近 ( c m ) 5 0 (0) 5 oL 25 0 1 0 20 30 40 50 60 年齢(歳) 解説図 1 視点の近点と調節力の年齢による変化 [佐藤方彦他:人間工学基準数値数式便覧技法堂出版(1992) ] 解 5 70 11 S 0012:2000 解脱 S ヲ 円。「り どう孔径 m m 4 明 JII資応 3 /一一 \\~ー 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0 年齢(歳) 解説簡 2 明・晴 )1闘応時のどう孔の年齢による変仕 [金子末子組:高齢化社会と械環境人間工学Vol. 2 5 現 0.3 ( 19 8 9 )] る場合は,高齢f~ による色の見え方の変化を考章、する必要がある。人は, 25識頃から加齢とと どに変北し始め, 40歳頃から色の見え方の葦が出てくる。 60歳以持ではそれが頴箸に現れ もに るようになる 。これが高齢北に持う後天的な色覚異常の代表的な現象である。 実警告の見え方として, 及び“青"は, “総"及び“黄緑" ,ま, 又は“黒"に 品青 又は“濃い緑"に は“自"に “赤特は砧暗い罪"又は“ピンク"に見えるようになる。 したがって,上記の色の組合せは区別しにくくなる。 区別しにくい色の組合せとして“自"と“黄“黒"と“青ぺ“緑"と“習時が挙げられる。まえ 者・弱視者 i 丸“自い背景"に品赤い文字"は視認しにくいので持に、注意が必袈である。 目に現れる者{ちの一つに老人性白内障がある。これは,水晶体が謂って不透明になり,また茶急味を警びる ため,視力が{晶子備し,色の区別が困難になり,著しい場合は失明に至るものである。水晶体が茶色味を帯びる ことによって,緑・曹は黒っぽく見え,どンクと素の毘別が困難になる。 白内欝;ま 50議代で60 %, 70地代で90 %, 90歳代でほとんど 100 %の入にみられるといわれるが,水晶体の どの部設の濁りが強いかによって詣覚症状が出る場合と出ない場合があり,また,産設も違う。治療は手術に よって j寄った水晶体を取り除き,代わちに人工のプラスチックレンズを挿入する。{東京都老人総合研究所編 “サクセスフルエイジング悼抹式会社ワールドプランニングより引用} よる認知のための触覚記号による表示については,広範な龍患者が数知しやすい凹凸の形状や寸法を る。 関しては, JIS S 0011 に規定き れている。 他に“数覚による としては,振動によって接倖部分の設置や意味を指し示すようなものも含ま札る。 点字については,出点の形状,大きさを均一にすること及び材費による感触の違いも考慮し雄知しやすい表 ポとすることが必要で、ある。点字の印Jþg 方式,すま,高きなれこついては,“ TR 脂インキ点字加工技術"に 説覚的な表示の他に, T 0007:2000紫外練硬佑樹 ~tLている。 よる表示も考癒すること る表示については,製品の{愛用者, f愛用状態,使用される 解 6 ましい。聴覚による どを考意し,適正な ための音や音声によ 適切な強き, 12 S 0012:2000 解説 他の音との区)j lj , 話的に合った特性(情緒性)などを考婚、することが必要である。 b) 用語・図記号の分かりやすさ 国記号を使用する場合, 外来語の表記については,平成 3年6 月 28 日内閣告示第二号を参照きれたい。 JIS , ISO, IEC などの国際規格及び団体規格で定められた規格があるものは,それ らと整合を留ることが望ましい。関連す7 る主な毘記号規格を 1) JIS JIS B 0139 JIS S 0101 消費者用警告図記号 JISZ 0152 包装物品の取扱い注意サ…ク 2) ISO ISO 3864 c o l o u r sa n ds a f e t ys i g n s ISO 7000 G r a p h i c a ls y m b o l sf o ru s eone弓 uipment-Index ands y m b o l s G r a p h i c a ls y m b o l sf o ru s eon叫 uipment-Part 1 O v e r v i e wa n da p p l i c a t i o n IE仁 60417-1 IEC60417-2 G r a p h i c a lηmbols f o ru s eon叫 uipment- P a r t2:Symbolso r i g i n a l s 3) 工難合などの規格 EIAJ CP-1103 AV機器の罷記号(社団法人日本電子機械工業会発行) CES-Dl ファクシミリに関する絵文字表示(社団法人通俗機械工業会発行) 仁拡S-D2 電話機に関する絵文字表示(社団法人通信機械工業会発行) JBMS 12 事務機械に関する絵文字表ホ(社団法人隠 JEIDA パソコン間記号ガイドライン(社団法人日 JCIS26 カメラのグラブイツクシンボ/レ (8 DSCSG002 デジタ/レカメラ・グラブイツクシンボル(日本写真機工業会発行) AS-DOOOI~0003 c) 擁作部の位置 セキュリティ関連表示機器の絵文字表示{住宅 '1育報化推進協端会発行) 例え i 工措隷壊の扉の間関時のような場合,操f宇都の高きによって使用者の姿勢も変化する。 稜 先度の高い操作部はできるだ行楽な姿勢で操作できるように配車することが望ましい。また,車いすの使用者 にとっては動作範聞が限られる。(解説関 3 参照)高齢者 ι おいては身体の組訴に菌難を生じる;場合があること 心配癒することが望ましい。 d ) 擁作要素の配寵 操岸部分と操作によって作動する ξ の位軍関係の対;店、は,解説間 4 のように岳銭な対Þr..~ 単位 cm σヲ ば〉 解説図 3 車いすにおける酷作範題 (“) 11 崎高福祉のまちづくり条例の施設整備マニュアル勺 解? 13 5 0012:2000 配鍵倒 1 配醤例 2 の 0 。。 。。 00 解説図4 解説 コンロとつまみの分かりやすい配聾例 [D. んノ…マン:“誰のためのデザイン"新隠社(1 990) して作成] づ、けがなされていることが使舟者にとって望ましい。 e) 操作饗棄の使いやすさ つ甲しながら屈すなどの寵合的な動律神及び“ニつの操作部分を同時に操作する操作" については,火災,障害及が誤操作を防止する話的以外には鵠わないことを した。カホス議器,燃焼機器の つまみなどでは,誤議作防止の目的で押しながら留すタイブのものがある。 f) 手 JI闘の分かりやすさ 操作の手}I闘でいう“階菊構造"とは,自的の操作内容を選ぶ手 }I偵の方式の…つである Q すなわち,操作すべき機能の内容をみらかじめ項目別にグループ分けしておき,まず最初の操作で泣大項目の リストを表示してその一つを選ばせる。次に指定きれた境目に含まれる中,項目リストを表訴し選ばせるとい うように順次,段階を諾んで呂的の機能に遣する手績の構造をいう。高齢者・障害者にとって,この間層講迭は 理解しにくい場合が多い。各階屠のリストの項目数はできるだけ少なし階層の深き i まできるだけ浅くすると いった配騒が必要である。また,よく使うモードの場合,使い終わってもその次に使うときにそのモ…ドに会 っていることも必要で、ある。 操作のやり直しについては,基本的に最初に戻ることがよい。ただし,かなり階!蓄が深い場合は最初に戻っ てしまうとかなり時間がかかるため,比較的使い慣れた使用者には直前まで渓れるように配聾することも必要 で為る。複雑な階層構造の議作では,全体のなかで今どの操作段階にあるか理解できなくなってしまうことも ら h る。このため,今どういう状態になっており,どういう接作段階にあるかが十分理解できるようにす ることが必要で、みる。 g) 適場なフィードパック 塊覚的なフィードパックとしては文学,図記号などの表示及び光(点灯麹点滅・フラッ シュ光など)があり,聴覚的なブイードパックとしては音・膏声ィ数覚的なブイードパックとしては振動やクリ ック!惑などがある。シート状のスイッチやタッチパネんでのフィードパックは,工夫が必要である。特にタッ チパネルでは触覚的なクザック感が得られないため,操作をしたかどうかの反応を視覚又は聴覚に十分に ることが必要である。 また,高齢者・障答者へのフィードパックは,規覚的・聴覚的・触覚的に重複していることが3重要でみる。視 と触覚で,聴覚障害者は視覚と触覚でフィードパックを認知できる。 h) 報知奮の分方、りやすき ここに記載した内容は報知音として要求される定性的な事項であるが,東に 栓様(周謹数,音在レべんなど}については定量的に定めることが必要である。これらの報知音の 詳細については,別途JIS1 むを検討中である。 i) 触覚による捜いやすさ 活用品の 関して拡 JIS された事項による。 解 8 S 0011 14 S 0012:2000 解醗 j) 誤操作の対処・防止 ここでいう誤操作とは, φ梗用者の意図しない操作(斜.ボタンやスイッチの押し間違い。 誤って指などがボタン,スイッチに触れた場合)舎定められた手願どおり行われていない諌作(伊正しくない }I慎 れた操作守をいう。 操作することを防 iとするように配意された設計の間には次のような機器がある。 例1 例2 レンジや脱水機はドアを閉めないと しない 点火することを防止するためのチャイルドロック機構が付 石油ブアンヒーターでは, いている 主) 取扱いのしやすさ 日 るが,長、ずしも操作性に しない内容もある が,特に高齢者・障答者じよって配意きれることがのぞましい事項であるため特に“参考"として記載した ο 1) 操作性配議事項の偶 家電製品そ;まじめとする各種の消費生活製品で実施さ孔ている議作性改善の事例を解説 表 a~4 にまとめた。ここで、は,すべての項目について紹介している b けではなし代表的な事例を挙げたもの である。 万代 解説表3 襲品名 操倖性改善の事部{その 1) 配議事墳の1JU 操作部又は 操作部分 操作ボタン l 大きな操沖ボタンで操作容易,メカ式なので理解容易 期明 |操作部を照らす照明で暗いところでも操作容易 聞き取りにく に調整 |取扱説明書 i カセットテープによる音問の取扱説明書 アンテナ テレビ |っそコン i 折れにくく柔らかいアン !大きな操作ボタン 用語,数字の字体を大きく表示 チャンネルボタンの 5ι 凸点を付設 チャンネルボタンの配列辻電話機のテンキー配列じ準 拠 機能ごとにボタンの形状,色を区7J1J エアコン リモコン |穫期頻痩の高いボタンだけを大きめにして表面にレイ アウトし,その他のボタンはふたの中 ι レイアウト 運転/{;亭止ボタン誌他のボタンよ号大きし凸点を付 け色を区別 ジャーポット |容器 水を入れる幸子器がカートリッジ式でハンド/レがついて おり,絵本・清掃が容易 IH調理器 大きめにし点字表示を併用 機能によってボタンの形状,色,を芭別 議作のお知らせ,現荘の状況報知と注意、喚起 |取議盟明書!カセットテープによる 解 9 15 S 0012:2000 解説褒3 対象分野 製品名 操作性政警の事現J(その 1) (統計 操作部又は 凱慮、事項の櫛 操作部分 家背番1) 品 全自動洗濯磯 操作ボタン 機能;こよってボタンの彰状,大きき,急を区部 を f井用 スタートボタンは特に大きし凸点を封殺 報知官 ドラム 石油ファンヒ ボタン謀作により報知昔が鳴り操作状況の確認、可能 手前に傾いており洗謡物の取り出しが容易 油畳表示 暗い場所でも給油量が光って見えるので給拍が容易 操作ボタン 機能によ 誤操作防止 チャイルドロックの付設 タンクのキ 取っ手を付けて給油時に手が汚れず持ち運び、も容易 タ… てボタンの形状,色を i玄別 ヤツブ。 玩呉 電捕を穫期する:電池輩 ふたの位謹と開け方が手で数って理解可能 玩具 電池を入れる方向が手で触って理解可能 スイッチのみる スイッチ 動〈 ;スチッチの状態が触手により理解可能 スイッチ“:tン"傍i に凸点付設 坑具 報知膏 離れた場所に移動しでも音で位護の確認が可能 解 10 解説 16 5 0012:2000 解説 解説饗4 操作性改善の事例(そのお 配議事項の伊j 製品名 対象分野 事務機器!ホームファック ス ックライトイすき キ一入力昔及び入力確定時間などが揖整可能 相手の名前を呼ぶだけでダイヤル可能な音声自動確認 j 機能 住宅設備 i 給湯器 冷畷房機器 i 操作ボタン;大きな文字の援罵及ぴ識別しにくい色同士の組合せは 行わないことによる見やすさ向上 i:'水洗浄梗感 !操作ボタン.[使用頻度の高いスイッチの大型化 表示蔀 調理用機器 i パックライト付きスイッチによる見やすき向上 i 操作スイソ!大型レバー式操{字、ソ?ミにより手首をひねらずに点火 チ i 可詑 点火/諸火の状態がレバーの位護及びランブで薙認可 能 コンロ用とグリル用のスイッチの色を変え,誤操作防 止 住宅情報システ!報知音 ム 者声によっ操作手JII裂をガイド 換作ボタン|コールボタンは大型の形状とし,表示文字を大きくし て容易に呼び、出し用の判 5JIJ が可龍 揮し庄式で押したという感覚が得られ,呼び出し rþ で あることの表法灯も併設 解 11 1γ 5 0012:2000 解説 高護者者・障害者配慮生活用品標準化委員会講或衰 氏名 {委員) 原主 持奈川 議秀蕗 財団法人家霞製品協会措費者部{シャー 7 株式会社商品信頼性本部) 春夫 方詩 久明 小宮敏夫 0 社団法人自本色装技術協会 司本デザイン 株式会社レナウンアパレル科学研究所 大 宏 株式会社リーガルコ 中田 誠 社団法人目 塩崎 ポレーショ (掠式会社日本靴科学研究所) システ 日 ) 1 1 員き自法人共用品推進機構 伊藤文 財団法人日本消費者協会鞘品テスト 社団法人日本社会福祉士会 埼 江木和子 消費者団体新語草消団連アクティー 万代善久 掠式会社日本能率協会総合研究所 丹 敬一 司本生活協同組合連合会期発金踊部 伊 依久子 消費科学連合会 墨. 枝 馬場 論 ドパイザ… 日 井尻時雄 (関係者) ン工学科 システ 吉本寄生材料工業連合会 家庭用ラッブ技術連絡会 堀木敏 財団法人家電製品協会清費者部 中野義 沖電気工業株式会社(自本人間工学会) 小林清 通語産業省機械措報産業局 久子 新 ンサルタント 通商産業省機械情報産業烏 央 茜 JII 蔵 i踊臨産業省工業技締詑標準部 渡 i金 夫 通路産業者工業技術院標準部 千野雅人 構本 財団法人日本規格協会技衛部 石垣正 財団法人日本農務協会技補部 操作蔀JIS原案作成ワーキンググループ携成農 所属 (ワ キン 財団法人家電製品協会諸費者部(シャープ株式会社商品信頼性本部) Tf手5五r3 自日 万代 久 吉本能率協会総合研究所 中田 誠 自本玩具協会 富山和措 社団法人全日本文具協会 北島 社団法人日本事務機械工業会 l村 田晴良 三洋電機抹式会社研究開発本部(財団法人家電製品協会) 田和 員を盟法人ベターリピング 井明 財団法人日本消費者協会 解 12 18. S 0012:2000 (関係者) 解麓 ノト熊芳雄 フランスベッド株式会社生産本部研究部(日本懐康福祉工業会) 小暮 東京都若人クラ 小宮敏 株式会社レナウンアパレル科学研究所 木塚泰弘 社会議祉法人器本ライトハウス 堀 光 前団法人家電製品協会消費者部 i護 武夫 F砦 央 四久子 通商産業省機械情報厳業局 本 進 慰問法人日本規格協会技術部 荏垣正夫 財団法人吾本規格協会技術部 解 13. * 内容についてのお問合せは.技術部規格開発銀へ FAX : 03- 3405- 5541 でご連絡ください。 *JIS 規格累の正誤票が発行された場合は.次の要領でご案内いたします。 ( 1 ) 当協会発行の月刊誌“療準化ジャーナル"に , 正・ 棋 の内容を掲眠いたします。 ( 2) 毎月第 3 火曜日に,“日経産業新聞"及び“日刊工業新聞"の JIS 発行の広告欄で.正誤 が発行された JlS 規格番号及び規格の名称をお知らせいたします。 なお,当也会の JIS 予約者の方には予約されている部門で正誤票が発行された場合には自動 的にお送りいたします。 *JIS 規格票のご注文及び正際緊をご希盟の方は . 普及事業部普及業務甥 (FAX : 03- 3583- 0462) 又は下記の当協会各支部へ FAX でお願いいたします。 ] I SS0012 平成 12 年 11 月 30 B ・ 1'"発行 平成 13 年 5 B 錫 Z.Jl行(ま文社} 月 15 '‘. 坂 ~行人 省吾 発行所 財団法人日本規格協会 〒 107-8440 東京都港区赤痕 4 丁目 1- 2 4 TEL 東京 (03) 3S幻-~~: (規格出版腺) FAX 東京 (03) 札 幌 支部 〒 060-0003 3582-3372 札幌市中央区北 3 条西 3 丁目 1 TEL 札幌 (01 1) 26 ト似S 札幌大同生命ピル内 FAX 札幌 (011)221-4020 :027ω ー 7- 4 3 5 1 東 北支部 〒 980-0014 仙台市青葉区本町 3 丁目 5 -22 宮城県管工事会館内 TEL 仙台 (022)227 ・ 8336(代表) 名古屋支部 FAX 仙台 (022ロ“ー ω05 :022'∞ -4-81 “ 〒 460- 0008 名古屋市中区栄 2 丁目 6- 1 TEL 名古屋 (052) 2 21 -8316( 代表) 橿嘗;∞叙)()- 2 -23羽3 白川ピル別館内 FAX 名古血 (052) 却3-4806 0053 大阪市中央区本町 3 丁目 4- 1 0 本町野村ピル内 TEL 大阪 (06)6261- 8 0 8 6(代表) FAX 大阪 (06)626 ト 9114 :ω)9 10- 2 -2 6 3 6 関西支部 〒 541- 広 島 支郵 干 730-00 1 1 広島市中区基町 5 -44 広島商工会膳所ピル内 TEL 広島 (ω2)22 ト 7023 , 7035 , 7036 撮醤: 四 国 支部 干 760- 0023 高松市寿町 2 丁目 2-10 TEL 高佳 (087)821-7851 揮昏: 福 岡支部 〒 812 - 0025 FAX 広島 (082)223-7568 0 1 3 4 0 -9-9 4 7 9 住友生命高松舟町ピル内 FAX 高訟 (087)82 ト 3261 0 1 6 8 0 -2-3 3 5 9 福岡市博多区店屋町ト 31 東京生命福岡ピル内 TEL 福岡 (ω2)282 耐 9080 撮.. : 0 1 7 9 0 -. 5 -2 1 6 3 2 8 ;i1ドハイコム徐式会社印珊・組本 FAX 福岡 (092)282- 9 1 1 8 P r i n l c di n1 . 戸目 2 ∞9-07 -02 SW JAPANESE INDUSTRIAL STANDARD Guidelinesf o ra l lpeople i n c l u d i n ge l d e r l vandpeople withd i s a b i l i t i e sュ U s a b i l i t vofconsumer products JIS 5 0012 : 2側 E s t a b l i s h e d 2000-1 120 Investigated by Japanese I n d u s t r i a l Standards Committee P u b l i s h e d by Japanese Standards Assoc ホa t i o n 定価 1 ,470 円(本体 1 ,4 00 円) ICS 01 .1 1 0;1 3.1 2 0;9 7 .0 2 0 Descripto 悶: 8 .c c i d e n tprevention , domest i caccident5, h o u s e h o l dequipment , o l dpeople , Refer encenumber:JIS S 0012:2000 ( J) ergonomiω