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D 1812B
装軌車用ディーゼル機関の耐久試験方法
解説
この解説は,本体に規定・記載した事柄,並びにこれらに関連した事柄を説明するもので,規
格の一部ではない。
1.
NDS D 1812 (以下 , 旧 規 格 と い う 。) は , 昭和 58 年(1983 年)8 月 20 日制定
改正の趣旨
以来,装軌車用ディーゼル機関の耐久性の評価に利用され,旧規格を引用して防衛庁規格,防衛
庁仕様書などが作成されてきた。
しかしながら,旧規格は当時の MIL 規 格 や 技 術 研 究 本 部 月 報 及 び NATO 提案資料を参考に制
定されており,実際の車両の使われ方及び現行 NATO 規格を考えた場合,一部試験方法の見直し
が必要となったため,改正するものである。
2.
防衛庁技術研究本部(以下,技本という。) は , 平成 14 年度,工業会へ本規格
改正の経緯
の改正規格原案(案)作成を委託した 。 工 業 会 は ( 株 ) 大 原 鉄 工 所 ,(株)小松製作所,(株)日
立製作所,三菱重工業(株)による委員会〔委員長:三菱重工業(株)〕を組織して改正規格原案
(案)を作成した。
3.
3.1
今回の改正点
引用規格
防衛庁規格原案の作成要領及び JIS Z 8301 (規格票の様式)に基 づき,引用規
格の項目を追加した。
3.2
測定装置の精度
NDS D 1801B ( 装 軌 車 用 デ ィ ー ゼ ル 機 関 の 性 能 試 験 方 法 通 則 )改正内容に
合わせ変更した。旧規格では項目“試験装置・器具”で測定装置や器具を特定する記載としていた
が,測定装置は時代と共に変化するものであるため,現行 JIS 規格を参考にし具体的機器名称を
廃し,測定装置の総称及び精度を定めることとした。
3.3
a)
耐久試験の考え方
運転モード(本文表 1)
旧規格では基礎資料として技術研究本部が実施した“戦車用機関
の走行間における出力ひん度について”( 技 術 研 究 本 部 月 報 第 8 巻第 78 号,第 9 巻第 89 号)
の 資 料 及 び 戦 車 用 機 関 と し て NATO 加 盟 の 専 門 家 グ ル ー プ の エ ン ジ ン 試 験 法 の 規 格 部 会 で
NATO に提案した資料を参考とし,従来の実績から 1 周期 5 時 間 の 運 転モ ー ド を 設 定 し て い
た(旧規格解説に記載)。
しかし,実際の車両の使われ 方及び NATO 規格(NATO AEP −5 )を参 考 に し た 場 合 , 運 転
モードへの加減速運転の追加が必要と考え運転モードの見直しを行った。加減速運転は
NATO 規格を参考に して 1 周 期 の 約 20% の 1 時 間 と し , 運 転 手 順 も 考 慮 し て 運 転 番 号 4 の
後に追加した。
また加 減 速 1 サイクルは “ ア イ ド リ ン グ運転 4 分⇔全 負 荷 運 転 6 分” の 計 10 分として,
解1