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デ ジ タ ル プ リ ン タ
MODEL
EP−3030
取 扱 説 明 書
東洋測器株式会社
本
社
横浜市港北区新羽町964−24
TEL 045−540−8353
FAX 045−544−8354
MA4-00169-R2(2014/4)
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目
次
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頁
§1 . 概 要 ............................................................................ 3
§2 . 外観お よ び 各部 名 称 ................................................................ 3
§3 . 操 作説 明 .......................................................................... 4
3−1) 動作 モ ー ドの 分 類 .............................................................. 4
3−2) 設定 項 目 一覧 .................................................................. 5
§4 . 印 字用 紙 の交 換 .................................................................... 6
§5 . イ ンク リ ボン の 交 換 ................................................................ 7
§6 . 積 算機 能 .......................................................................... 8
6−1) 積算 演 算 機能 .................................................................. 8
6−2) 偏差 演 算 機能 .................................................................. 8
6−3) 平均 値 印 字機 能 ................................................................ 8
§7 . 印 字動 作 およ び 印 字フ ォ ー マッ ト .................................................... 8
7−1) 設定 内 容 印字 .................................................................. 8
7−2) 日付 自 動 印字 .................................................................. 8
7−3) 手動 印 字 ...................................................................... 9
7−4) 毎回 印 字 ...................................................................... 9
7−5) 積算 印 字 (非 コ ー ド別 積 算 ) ...................................................... 9
7−6) コー ド 別 積算 印 字 ............................................................. 10
§8 . テ スト モ ード ..................................................................... 11
8−1) 基本 操 作 ..................................................................... 11
8−2) 各テ ス ト の動 作 仕 様 ........................................................... 11
§9 . 機 器の 据 付お よ び 接続 方 法 ......................................................... 12
9−1) 機器 の 据 付環 境 等 ............................................................. 12
9−2) 端子 結 線 ..................................................................... 12
§1 0 . 異常 時 の対 処 方 法 ............................................................... 13
10−1) 基 本 的 な点 検 項 目 ........................................................... 13
10−2) デ ー タ が表 示 さ れな い ....................................................... 13
10−3) 印 字 し ない ................................................................. 13
§1 1 . 仕 様 ......................................................................... 13
11−1) 印 字 部 ..................................................................... 13
11−2) シ リ ア ルI / O 部 ........................................................... 13
11−3) コ ン ト ロー ル I /O 部 ....................................................... 13
11−4) 操 作 部 ..................................................................... 14
11−5) 表 示 部 ..................................................................... 14
11−6) 総 合 ....................................................................... 14
§1 2 . 型式 一 覧、 附 属 品 ............................................................... 15
12−1) 型 式 ....................................................................... 15
12−2) 附 属 品 ..................................................................... 15
12−3) 消 耗 品 ..................................................................... 15
§1 3 . 外形 寸 法 ....................................................................... 15
※.本取扱説 明 書 はプ ロ グ ラム バ ー ジョン1.10以降に適合します。(2011/3以降出荷分)
プログラムの バ ー ジョ ン は テス ト モードで確認できます。
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§1 . 概
要
本器は弊社製 指 示 計よ り 出 力さ れ る シリアルデータを入力とするプリンタで、計量値のほか演算により
積算値・偏差 値 ・ 回数 等 の 印字 が 行 えます。
積算は単純積 算 動 作の ほ か、4 種類 の コード番号別積算も可能で、混合計量時に最適なバッチ毎 の累計
機能等も備え て い ます 。
§2 . 外 観 お よ び 各 部 名 称
本体外観図
① プリンタパネル(プリンタユニット)
プリンタが内蔵されています。
② プリンタ排紙口
印字用紙の出口です。用紙を切るためのカッタ
ーが付いているので手を切らないように注意
して下さい。
③ プリンタユニット止めローレットネジ
このネジを外す ことでプリン タユニット (プリ
ンタメカと用紙 ホルダー部 )が引き出 せます。
印字用紙、インクリボンを装着する場合 に外し
ます。
④ プリンタパネル取っ手
プリンタユニットを引き出すときに摘みます。
⑤ プリンタパネル止めローレットネジ
このネジを外すことでプリンタパネルを外せ
ます。インクリボンを交換する場合に外しま
す。
⑥ LED表示器
通常は日付、時刻、入力値、総計総積算値、総
計総回数のうち通常表示項目に設定された項
目値を表示します。また、キー操作時は 各設定
内容を表示します。
⑦ キースイッチ
PRINTキーは手動印字を行う場合に使用
します。FEEDキーは紙送りをする場 合に使
用します。その他のキーは各種設定値等の表
示、および設定変更時に使用します。
⑧ 電源スイッチ
電源の投入/切断を行います。白い丸印の方を
押すと電源が入ります。
⑨ 上段18ピン端子台
シリアル信号の入出力、各種印字指令お よびコ
ードの指定に使用します。
⑩ 下段5ピン端子台
AC100Vとシールドの接続、および 印字完
了信号の接点出力を接続します。
⑪ パネルマウント金具(両側面)
本器をパネルマウントする場合に使用します。
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§3.操作説明
3−1)動 作 モ ー ドの 分 類
※.本器は、 下 記 3つ の モ ード の 他 に、動作チェックを行うための「テストモード」を備えてい ます。
通常モード
L E D 表 示器 に 通 常表 示 設 定で 指 定 した項目値が表示されます。
PRINTキーを押すと入力値の手動印字を行います。
FEEDキーを押すと紙送りをします。
この状態で0∼9キーを押すと各キーの下段で示される項目の表示を行います。
FUNCキーを押すと と表示され、この状態で1∼5のキーを押すと
各キーの右上で示される項目の表示を行います。
 および各項目の表示中でキー操作を行わないと10秒後に通常表示に戻ります。
設定モード
各 機 能 の 設定 内 容 の確 認 や 変更 を 行 うモードです。
・ 設 定 モ ードへ の 入り 方
通 常 モ ー ドで 上 記 の操 作 を 行う と 各 項目値が表示されます。
こ の 状 態 が「 確 認 状態 」 で す。 「 通 常モード」に戻るには キーを押します。
・ 設 定 変 更方法
任 意 の 項 目の 設 定 内容 が 表 示さ れ た 状態で行います。
・ 基 準 値 の設 定 は 0∼ 9 の テン キ ーで数値を設定します。
・ 項 目 を 選択 す る 設定 の 場 合は  キーを押すたびに選択項目が順次表示されます。
・日 付 、お よ び 時 刻の 場 合 は キ ー を押すたびに選択桁が順次点滅するので変更したい桁を点滅
さ せ て 0 ∼9 キ ー にて 変 更 しま す。
いずれも設定 変 更 中は 表 示 が点 滅 します。点滅中にキー操作をやめると3分後に通常モード に戻
ります。
点 滅 状 態 で、  キ ーを 押 す と、 設 定 変更が行われ、[通常モード]に戻ります。
操作のヒント
表示の点滅状 態 で 、 キ ー を押 す と 設定内容が変更されます。
点 滅 し て いな け れ ば「 確 認 状態 」 で すので、変更は行われません。
設 定 変 更 の途 中 (表 示の 点 滅 状態 )で キーを押すと、もとの設定値が表示され点滅が止まります。
「 確 認 状 態」 に 戻 りま す の で、 設 定 途中のキャンセルとして使用できます。
「 設 定 モ ード 」 に 於い て も 各印 字 指 令やコードの入力は受け付けます。
設 定 変 更 を行 っ た 場合 は 、 キ ー を 押した時点で、変更した設定内容で動作します。
テ ス ト モ ード 以 外 なら ば 、 キ ー を数回押せば、設定内容を変えることなく、「通常モード」に移
れます。
テストモード の 操 作は 、 §8. を 参 照して下さい。
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3−2)設 定 項 目 一覧
先 頭 の []内は 対 応 する キ ー の印刷、()内はガイド表示
キ ー の 印 刷が 右 上 の項 目 は FUNCキーを押してから対応するキーを押します。
な お 、 小 数点 位 置 は最 後 に 正常入力された内容に従います。
[REF0] コ ー ド0 基 準 値
(  )
5桁
(出荷時設定00000)
[REF1] コ ー ド1 基 準 値
(  )
5桁
(出荷時設定00000)
[REF2] コ ー ド2 基 準 値
(  )
5桁
(出荷時設定00000)
[REF3] コ ー ド3 基 準 値
(  )
5桁
(出荷時設定00000)
[REF4] コ ー ド4 基 準 値
(  )
5桁
(出荷時設定00000)
[DATE] 日 付
年 月 日 各 2 桁 (AB−CD−EF)
年は西 暦 の下 2 桁
 キ ー で 変更 し た い数 値 を 選択(選択された数値が点滅)。
A∼F は 数値 。
ABは 年 、設 定 値 は0 ∼ 9 9。
CDは 月 、設 定 値 は1 ∼ 1 2。
EFは 日 、設 定 値 は1 ∼ 3 1。
[TIME] 時 刻
時 分 各 2 桁 (GH−IJ)
 キ ー で 変更 し た い数 値 を 選択(選択された数値が点滅)。
G∼J は 数値 。
GHは 時 、設 定 値 は0 ∼ 2 3。
IJは 分 、設 定 値 は0 ∼ 5 9。
秒は設 定 完了 時 に 0に 設 定 。
[DATA] 入 力 デー タ 確 認
[TOTAL ] 総 計の 総 積 算値 確 認
[COUNT ] 総 計の 総 回 数確 認
[UNIT] 単 位 設定 (   )
項目選択 (出荷時設定   )
  : キ ログ ラ ム 、 : グ ラム、 :トン、:ニュートン、  :キロニュートン
  : メ ガニ ュ ー トン 、  :パスカル、 :ミリメートル、  :パーセント、
   : 単位 無 し
[ A V E ]平 均 印 字設 定 (  )
項目選択
  : 印 字有 り 、  : 印字無し
(出荷時設定
  )
[ D E V ]偏 差 印 字設 定 (  )
項目選択
  : 印 字有 り 、  : 印字無し
(出荷時設定
  )
[ C O U NT ] 回 数印 字 設 定 (  )
項目選択
  : 印 字有 り 、   : 印字無し
(出荷時設定
  )
[ D I S P] 通 常 表示 設 定 (   )
項目選択 (出荷時設定    )
    :入 力 値 、   :総計総積算値、 :総計総回数値、   :日付、
    :時 刻
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§4.印字用紙 の 交 換
①プ リ ン タ ホル ダ ー 止め ロ ー レッ ト ネ ジ2個を外しま
す。
②プ リ ン タ パネ ル の 取っ 手 を つま み 、 プリンタユニッ
ト を 手 前 に引 き 出 しま す 。
プリンタパネル
③古 い 印 字 用紙 が あ る場 合 は 、用 紙 を カッター等で切
り 、 FEEDキー を 数 回押 し て 排紙 し ま す。
外す。
④新しい印字用 紙 の 粘着 テ ー プを き れ いにはがし、ペ
ー パ ー シ ャフ ト を 差し 込 ん で左 図 の ようにセットし
ま す 。 用 紙の 向 き に注 意 し て下 さ い 。
⑤用紙を下に引 き 出 し、 ロ ー ラー の 下 側を通してプリ
ン タ の 開 口部 に 挿 入し ま す 。
⑥用紙を挿入し た ま ま、 FEEDキー を 数 回押すと用紙が
前 面 か ら 出て き ま す。 出 て こな い よ うでしたら用紙
が 曲 が っ てい な い か確 認 し てく だ さ い。挿入しずら
い よ う な ら用 紙 を 斜め に カ ット し て 下さい。
ユニット側面
ユニット側面
⑦インクリボン が ず れて し ま った 場 合 、次頁を参照し
て た る み をと っ て 下さ い 。
⑧用紙のたるみ が 無 いか 確 認 して 下 さ い。たるんでい
た 場 合 は ロー ル 紙 を回 し て たる み を とって下さい。
⑨ユニットを元 に 戻 し、 ロ ー レッ ト ネ ジをしめます。
⑩FEEDキ ー を押 し て 、用 紙 が 出て く る ことを確認します。
注意
○ ユ ニ ッ トを引 き 出す と き は、 内 部 に異物が入らないよう十分注意して下さい。
○ プ リ ン タユニ ッ トに 過 大 な力 を 加 えないで下さい。
正 常 な 場 合軽 く 引 き出 せ ま す。も し 、引っかかっている感じがした場合、一旦元に戻し、再度 、引き
出 し て く ださ い 。
ま た 、 ユ ニッ ト が 出て い る 状態 で 上 下左右に無理な力を加えると破損する場合があります。
○ 印 字 用 紙は用 紙 の終 了 す る約 1 m 前から縁が赤く印刷されて出てきます。これが出てきたら用紙を交
換 し て 下 さい 。 用 紙の 無 い 状態 で 印 刷すると印字ヘッドを傷める恐れがあります。
用紙カット時の注意
印 字 後 、 用紙 を 切 る場 合 、 斜め 上 に 引き上げるように切って下さい。
こ の 際 、 用紙 カ ッ ター に 用 紙が 食 い 込んでいると紙詰まりが起きます。
カ ッ タ ー の歯 に 出 てい る 用 紙の 先 端 を指で上から下へ押して紙詰まりがないか確認して下さい 。
ま た 、 カ ット 後 は 1回 紙 送 りを し て 下さい。
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§5.インクリ ボ ン の 交 換
① 印字用紙が出 て い る場 合 は カッ ト す るか、全て排
紙してくださ い 。
引き出してから外す。
② プリンタユニ ッ ト 止め ロ ー レッ ト ネ ジ2個を外し
ます。
プリンタパネル
③ プリンタパネ ル の 取っ 手 を つま み 、プリンタユニッ
ト を メ カ 部が 見 え る程 度 手 前に 引 き 出します。
外す。
④ プ リ ン タ パネ ル 止 めロ ー レ ット ネ ジ を外します。
ユニット側面
⑤ プ リ ン タ パネ ル を 上に 引 き 上げ な が ら外します。
⑥ 古 い リ ボ ンカ セ ッ トの PULLとあ る 部 分をつかみ、引
き抜きます。
⑦ 新しいインク リ ボ ンに た る みが な い か確認します。
たるみがあっ た 場 合 、リ ボ ン カセ ッ トのノブを矢印
の方に回して た る みを と り ます 。
⑧ 新しいリボン カ セ ット の 方 向を 確 認 し、ノブの付い
ている方から 挿 入 しま す 。この 際 、インクリボンは
印字ヘッドと プ ラ テン の 間 、もし く は印字ヘッドと
印字用紙の間 に く るよ う に しま す
⑨ もう一度、イン ク リ ボン が た るん で いないか確認し
ます。た る んで い た 場合 は ノ ブを 回 してたるみを取
ります。
印字ヘッド
プラテン
この部分が噛み合うこと
⑩ プリンタパネ ル と ユニ ッ ト の下 部 の 板金が噛み合うようにパネルを元に戻し、ローレットネジを締め
ます。
⑪ 用 紙 が 無 い場 合 は 前頁 を 参 照し て ロ ール紙をセットします。
⑫ ユ ニ ッ ト を元 に 戻 し、 ロ ー レッ ト ネ ジをしめます。
⑬ PRINTキ ー を押 し て 、印 字 が 行わ れ ることを確認します。
注意
○ユニットを 引 き 出す と き は内 部 に 異物が入らないよう十分注意して下さい。
○プリンタユ ニ ッ トに 過 大 な力 を 加 えないで下さい。
正常な場合軽 く 引 き出 せ ま す。も し 、引っかかっている感じがした場合、一旦元に戻し、再度、引き
出してくださ い 。
また、ユニッ ト が 出て い る 状態 で 上 下左右に無理な力を加えると破損する場合があります。
○インクリボ ン 無 しで 印 字 しな い で 下さい。印字ヘッドを傷める恐れがあります。
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§6 . 積 算 機 能
6−1)積 算 演 算 機能
毎回印字指令 入 力 時 、4b i t のコ ード信号を確認しCODE1∼4に分類します。なお、い ずれの
コード信号も 入 力 され な い 場合 は C ODE0として扱います。
複数のコード 信 号 が 入 力 さ れ た 場 合 は若いコ ード番 号を優先して分類 します。(CODE2とCODE3が 同 時
に 入 力 さ れた 場 合 は CODE2と して 扱 い ます。)
(コ ー ド 分 類機 能 が 不要 な 場 合は 、 コ ード入力をオープンとしておきます 。)
上 記 に よ り分 類 さ れた コ ー ド毎 の デ ータをもとに、小計値、総計値に関する演算を行います。
・ 積 算 は 入力 値 の 極性 を 含 んで 行 い ます。
・ 最 大 積 算 桁 数 は 8 桁 と し 、 超 え た 桁は 無視して演 算を行います。(ただ し、積算値がマイ ナ スの場
合は7桁)
・ 積 算 印 字に お い て積 算 値 が最 大 桁 数を超えていた場合、最上位桁の左側に*を印字します。
・ 回 数 桁 数は 4 桁 。
・ 回 数 印 字に お い て回 数 が 4桁 を 超 えていた場合、最上位桁の左側に*を印字します。
・ L E D 表示 で の TO T A Lお よ び COUNTの各表示値は総計の総合計データを使用します。
6 − 2 )偏差演 算 機能
コ ー ド 毎 に設 定 さ れた 基 準 値を も と に、入力値との偏差を印字します。
(設 定 に よ り、 偏 差 印字 の O N/ O F Fが可能)
6 − 3 )平均値 印 字機 能
コ ー ド 毎 に毎 回 印 字の 回 数 をも と に 、小計および総計印字の際に各々の平均値を印字します。
(設 定 に よ り、 平 均 印字 の O N/ O F Fが可能)
§7.印字動作 お よ び 印 字 フ ォ ー マ ット
印字に関する外 部 指 令 (毎 回 印 字 指 令 ・ 紙 送り指令 ・バッチ累計印字指令・小 計印字指令・総計 印字指
令)は同時入力 や 連 続入 力 を 行え ま せ ん。指令後に本器より印字完了信号が出力される事を確認 した後、
次の印字関連 指 令 を入 力 す る様 に し て下さい。(本器印字中に入力された外部指令は無視されます。)
7−1)設 定 内 容 印字
キー操作[FUNC]→ [PRINT]に より 、 現在の各機能の設定内容を印字します。
a). 日 付 (年 月 日)
b). 時 刻 (時 分 )
c). 偏 差 演 算 用基 準 値
d). 平 均 印 字 ON/OFF設 定
e). 偏 差 印 字 ON/OFF設 定
f). 回 数 印 字 ON/OFF設 定
ヒヅケ
ジコク
キジュンチ
CODE0
CODE1
CODE2
CODE3
CODE4
ヘイキンインジ
ヘンサインジ
カイスウインジ
7 − 2 )日付自 動 印字
日 替 わ り 時 (午 前 0 時)、 自 動的 に 日付(年月日)を印字します。
a). 年 月 日 自 動印 字
2005年12月31日
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2005年12月31日
09 :0 0
120.00kg
100.00kg
80.0 0k g
60.0 0k g
0.0 0k g
ON
ON
ON
7−3)手 動 印 字
・デ ー タ手 動 印 字
キー操作[PRINT]または[DATA]→[PRINT]により、現在の 入力デ
ータを印字します。ただし、積算および回数の加算対象 から除
外され、外部コードも無視します。印字完了信号も出力 しませ
ん。なお、時刻の左側に手動印字を示す「M」を印字し ます。
キー操作[DATE]→[PRINT]にて現在の日付(年月日)を印字。
キー操作[TIME]→[PRINT]にて現在の時刻(時分)を印字。
・ 日 付 手 動印 字
・ 時 刻 手 動印 字
a). [PRINT]ま たは [DATA]→ [PRINT]
b). [DATE]→ [PRINT]
c). [TIME]→ [PRINT]
M09:00
M2005年12月31日
M09:00
123.45kg
7−4)毎 回 印 字
外 部 指 令 によ り 毎 回印 字 指 令が 入 力されると、計量データ(入力データ)と共に 時刻・印字回 数・偏
差 を 印 字 しま す 。 ただ し 、 印字 回 数、偏差については設定により非印字とすることが可能です。
な お 、計量 デ ー タが オ ー バー 状 態であった場合は計量値に換えて「OVER」を印字し、2秒間以 上正常
な デ ー タ が 受 信 さ れ て い な い 場 合 、 計量値に換えて 「no data」を印字します 。いずれの場合 も積算
および回数の 加 算 は行 い ま せん 。 また印字完了信号も出力しません。
時刻
a). コ ー ド 信 号無 し の 場合
(コー ド 欄 は印 字 し ない )
09:00
b). コ ー ド 信 号有 り の 場合
(CODE1∼ 4のい ず れ かが ON)
09:00
CODE
回数
計量値
単位
(偏差値)
1 123.45kg
DEV(−
0.45)
C1
1
DEV(
120.45kg
0.45)
・ 回 数 、 計量 値 お よび 偏 差 値は ゼ ロサプレス印字。
7−5)積 算 印 字 (非コ ー ド 別積 算 )
単 一 原 料の 計 量 で は コ ー ド 信 号 は 接続 せ ずに 使 用し ま す 。内 部 的に C OD E 0と し て処 理 され ま
す。
小 計 お よ び総 計 印 字の 際 に CO D E0のみの実績だった場合はコード毎の実績を印字しません。
な お 、 平 均値 に つ いて は 設 定に よ り非印字にできます。
a). 毎 回 印 字
(偏 差 印 字 OFFの 場 合 )
09:00
09:01
09:02
Σ09:02
b). 小 計 印 字
100.12kg
99.8 5k g
101.00kg
AVE(
300.97kg
100.32kg
ST
09:00
c). 毎 回 印 字
(偏 差 印 字 ONの 場 合 )
1
2
3
09:01
d). 小 計 印 字
Σ09:02
ST
e). 総 計 印 字
Σ09:02
GT
1
99.8 8k g
DEV(−
0.12)
2 100.22kg
DEV(
0.22)
200.10kg
AVE( 100.05)
AVE(
紙 送 り 方 向↑
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501.07kg
100.21)
5回
7−6)コ ー ド 別 積算 印 字
複数原料の計 量 で、外 部 コー ド 信 号が入力される場合は、そのコード番号毎に分類し積算されます。
小 計 お よ び総 計 印 字に お い ては コ ード毎の内訳を印字します。この時、積算実績の無いコードは印
字 し ま せ ん。 (コ ー ド入 力 が 1と 2 のみの場合はCODE1とCODE2の積算値のみを印字。)
な お 、 平 均値 に つ いて は 設 定に よ り非印字にできます。(小計、総計共通設定)
小 計 値 は 小計 印 字 後、 総 計 値は 総 計印字後に自動的にクリアします。
な お 、 コ ード 信 号 が入 力 さ れな か った場合(全てオープン)はCODE0として分類し処理します。
ま た 、 バ ッチ 累 計 印字 指 令 によ り 、コードに無関係な積算値の印字ができます。
混 合 計 量 の際 、 1 バッ チ の 混合 実 績を印字できます。
バ ッ チ 累 計値 は バ ッチ 累 計 印字 後 自動的にクリアします。(小計印字によってもクリア)
総 計 印 字 後、 全 て の積 算 値 、回 数 はクリアされます。
09:00
C1
09:01
C2
b). バ ッ チ 累 計印 字
Σ09:01
BT
c). 毎 回 印 字
(偏 差 印 字 0FFの 場 合 )
d). バ ッ チ 累 計印 字
Σ09:05
09:06
Σ09:06
C1
C2
BT
e). 小 計 印 字
Σ09:06
ST
a). 毎 回 印 字
(2 原 料 の 混合 計 量 例)
C1
1
DEV(
1
DEV(
100.02kg
0.02)
80.22k g
0.22)
180.24kg
2
2
100.12kg
80.00k g
180.12kg
360.36kg
2回
AVE(
C2
2回
AVE(
200.14kg
100.07)
160.22kg
80.11)
f). 毎 回 印 字
(偏 差 印 字 0FFの 場 合 )
g). バ ッ チ 累 計印 字
09:10
09:11
∑09:11
C1
C3
BT
100.05kg
60.10k g
160.15kg
h). 小 計 印 字
(平 均 印 字 0FFの 場 合 )
∑09:11
ST
160.15kg
C1
C3
∑09:12
i). 総 計 印 字
C1
1回
1回
100.05kg
60.1 0k g
GT
520.51kg
3回
AVE(
C2
2回
C3
1回
AVE(
AVE(
紙 送 り 方 向↑
- 10 -
300.19kg
100.06)
160.22kg
80.11)
60.1 0k g
60.10)
§8 . テ ス ト モ ー ド
本器はテスト モ ー ドを 備 え てお り 、 デジタルI/Oのテストが行えます。
システムに動作 不 良 が 発 生 し た 時 に 、 テ ストモード を使用してI/O関係のテスト を行う事により 、 本器
側の故障で有 る か 否か の 判 断に 役 立 ちます。
8−1)基 本 操 作
1).  キ ー を 押し な が ら電 源 を 投入することでテストモードになります。
テスト モ ー ド の 終 了 は 一 旦 電 源 をOFFにするか、 プ ログラムバージョ ンの表示にお いて、  キ
ーを3 回 押す 事 に 依り ま す 。
FUNCキ ー を押 す と テス ト 項 目が1つ次に進みます。カレントループ入出力テストの次はプログ
ラ ム バ ー ジョ ン 表 示に 戻 り ます。
8 − 2 )各テス ト の動 作 仕 様
()内 は ガ イド 表 示
● プ ロ グラム の バー ジ ョ ン表 示 ( )
表示が   の 場 合バ ー ジ ョン1.00を示します。
こ の モ ー ドで  キ ーを 3 回 押す と 、通常のモードに移行できます。
● L E Dテス ト (    )
①  キ ー を 押す 度 に 左端 の セ グメ ントが次の順番に1つずつ点灯します。
(a→ b→ c→ d→ e→ f→g→ D.P.)
②  キ ー を 押す と 左 端の 全 セ グメ ントが点灯します。
③  キ ー を 押す 度 に 表示 器 の 各桁 の全セグメントが左から右の順番に1桁ずつ点灯します。
● キ ー テスト (    )
押されたキー を 表 示し ま す 。た だし、最初にFUNCキーを押すと次の項目に移るので、FUNCキ ー以 外
の キ ー か ら押 し て 下さ い 。
 キ ー は    、 キ ー は    と表示されます。
●コード入 力 テ スト (    )
入力されてい る コ ード の 番 号を 表 示します。
●外部指令 入 力 テス ト (   )
入力されてい る 指 令を 1 文 字単 位 で表示します。
 : 補 助 入力 、  :総 計 印 字指 令 、  :小計印字指令
 :バッチ累 計 印 字指 令 、  : 紙 送り指令、  :毎回印字指令
●リレー出 力 動 作テ ス ト (     )
 キーを押す た び に右 端 の 表示 と リレー出力が (ブレーク)と  (メーク)に変わります。
●カレント ル ー プ入 出 力 テス ト (   )
カ レ ン ト ルー プ の 入力 と 出 力を 接 続します。正常なら     、異常なら   と表示します
●テスト印 字
PRINTキー を 押 し な が ら 電 源 を 入 れ るとテスト印 字 を行います。テスト印 字は本器のキャ ラクタパ
ターンを全て 印 字 しま す 。
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§9 . 機 器 の 据 付 お よ び 接 続 方 法
9−1)機 器 の 据 付環 境 等
1). 本 器 の 使 用温 度 範 囲は 0 ℃ ∼40℃です。直射日光の当らない場所への設置を考慮して 下さい。
2). 本 器 は A C1 0 0 V±1 0 %の電源で動作します。電源事情の悪い場合は、定電圧トラ ンス等
の 使 用 を お勧 め し ます 。
3). 本 器 の 内 部に 粉 塵 や水 分 を 含んだ物が入ると故障の原因になります。そのような可能性 がある
場 合 は 防 塵カ バ ー やエ ア パ ージ等を御検討下さい。
4). 本 器 は パ ネル マ ウ ント 構 造 となっています。付属の取り付け金具を使用して取り付けて下さい。
9 − 2 )端子結 線
本 器 へ の 配線 は 幅 6 mm迄 の M3 用 圧着端子を使用して下さい。
1). シ リ ア ル I/ O お よび コ ン トロール用端子台
上 段 7.62mmピ ッ チ 圧着 端 子 用18ピン端子台
No.
接 続 信 号
1
C/L IN
カ レ ン ト ループ信号入力
(無 極 性 )
2
C/L IN
3
C/L OUT
カ レ ン ト ループ信号出力
(無 極 性 )
4
C/L OUT
5
SHL
カ レ ン ト ループ用シールド
6
PRINT
毎 回 印 字 指令
7
FEED
紙送り指令
8
BATCH
バ ッ チ 累 計印字指令
9
ST
小 計 印 字 指令
10
GT
総 計 印 字 指令
11
AUX
予備入力
12
CODE-1
外 部 コ ー ド1
13
CODE-2
外 部 コ ー ド2
14
CODE-3
外 部 コ ー ド3
15
CODE-4
外 部 コ ー ド4
16
D.COM
外 部 指 令 コモン
17
D.COM
外 部 指 令 コモン
18
SHL
外 部 指 令 入力用シールド
C/L
シリアル
外部指令信号
2). 電 源 お よ び印 字 完 了出 力
下 段 7.62mmピ ッ チ 5ピ ン 端 子台
No.
接 続 信 号
19
AC100V
AC電 源 (AC100V)
20
AC100V
21
E
接地
22
P-END
印 字 完 了 信号(接点信号)
23
P-END
3). 結 線 上 の 注意
各 ケ ー ブ ルの シ ー ルド は 本 器または各接続先のいずれか一方で接地して下さい。
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§1 0 . 異 常 時 の 対 処 方 法
本 器 が 動 作不 良 の 場合 、下記 に 示 す対処によっても不具合が解消されない場合は、弊社宛てご 連絡下
さ い 。 こ の時 、 型 名・ 製 品 シリ ア ル 番号ならびに出来るだけ詳しい故障の症状をお知らせ下さ い。
10−1)基 本 的 な 点検 項 目
1). 供 給 電 源 は正 常 か 、確 認 し て下さい。本器は、AC100V仕様です。
2). 端 子 台 の 接続 が 確 実に 行 わ れているか確認して下さい。
10−2)デ ー タ が 表示 さ れ ない
デ ー タ の 換わ り に 全桁 マ イ ナスで点滅している場合、次のことが考えられます。
1). 断 線 し て いる 。
計量器と のシ リ ア ル回 線 を 確認 して下さい。
2). 計 量 器 側 の電 源 が 入っ て い ない。
計量器側 の電 源 を 確認 し て 下さ い。
3). 計 量 器 側 もし く は プリ ン タ 側のハードウェアが故障している。
プリンタ のシ リ ア ル回 線 を 外し 、テストモードでカレントループ入出力テストを行って 下さい。
本器の故 障か 計 量 器側 の 故 障か 判断できます。
10−3)印 字 し な い
1).紙詰ま り があ っ た 場合
本器はプ リン タ の 焼損 防 止 のた め一旦紙詰まりを検出すると、一度電源を切り、再通電するまで
印字動作 を行 い ま せん 。 紙 詰ま りが無いか確認の上、再通電して下さい。
2).インク リ ボン が 詰 まっ た 場 合
一旦電源 を切 り 、 イン ク リ ボン 交換の要領でインクリボンの状態を確認して下さい。
§11.仕
様
11−1)印 字 部
1). 印 字 方 式
2).印字速 度
3). 桁 数
4). 文 字 寸 法
5). 用 紙
6). 寿 命
7). 印 字 色
8). イ ン ク リ ボン
11−2)シ リ ア ル I/ O 部
1). イ ン タ ー フェ ー ス 規格
2). 接 続 可 能 距離
3). 接 続 可 能 機器
4). 入 力 デ ー タ
5).出力デ ー タ
ドットインパクト方式
約2行/秒
24桁
1.62×2.4mm(6×8ドット)
57.5mm幅、普通紙ロールペーパー
100万行以上
単色印字(黒)
専用カートリッジリボン(黒) リボン寿命:約25万文字
0−20mAカレントループシリアル信号
入力・出力共に約100m(シールドケーブル使用において )
弊社指示計で、専用シリアル出力(C/Lシリアル)が標準装備ま たはオ
プ ション装着されている機種
標 準装備:DLS-5025B,DLS-5026A,DLS-5028A,DLS-5031
O P装着:DLS-5025A,DLS-5028(OP-4)
(2011 年 3 月 現在 )
弊社指示計より出力される専用フォーマットデータ
弊社外部機器のカスケード接続用専用I/F(C/Lシリアル)
11−3)コ ン ト ロ ール I / O部
1). 印 字 関 連 外部 指 令 入力
6bit、無電圧ワンショットメーク接点(パルス幅0.2s)
下 記 印 字 関 連 指 令の 同 時 入 力 および連続入力は不可。印字完了信号が出力された事を確認した
後 、 次 の 印字 関 連 指令 の 入 力を行う事。
①毎 回 印 字
入 力データの印字および積算
②紙 送 り (FEED)指 令
ワ ンショット信号1回に2行の紙送り
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③バッ チ 累 計印 字 指 令
④小計 印 字 指令
⑤総計 印 字 指令
⑥補助
2).原料種 別 コー ド 選 択入 力
① CODE-1∼ 4
3). 制 御 用 接 点出 力
①印 字 完 了 信号
1 1 − 4 )操作 部
1).キース イ ッチ
① REF0( 0 )
② REF1( 1 )
③ REF2( 2 )
④ REF3( 3 )
⑤ REF4( 4 )
⑥ DATE( 5 )
⑦ TIME( 6 )
⑧ DATA( 7 )
⑨ TOTAL(8 )
⑩ COUNT(9 )
⑪ FUNC
⑫
⑬ PRINT
⑭ FEED
⑮ ESC
⑯
1 1 − 5 )表示 部
1). L E D 表 示
① 計測 表 示
②設定表示
非 コード別積算データの印字およびバッチ累計値のクリア
コ ード別小計積算データの印字および小計値のクリア
コ ード別総計積算データの印字および総計値のクリア
未 使用
4bit、無電圧継続メーク接点
本 コード選択信号は、毎回印字指令入力時に読み込むため、 毎回印
字 指令入力前に状態が安定している事。コード選択信号が複 数入力
さ れた場合は若いコード番号を優先して割り当てます。
(CODE-2 と CODE-3 が同時に入力された場合は CODE-2 として扱う)
原 料コード1,2,3,4
1bit、1a無電圧接点出力、パルス幅0.2s
接 点定格:DC30V 2A,AC100V 0.4A (共に抵抗負荷)
外 部指令による印字を行う際、印字動作完了時に出力します。
16キー(シートキー)
各 項目キーは一部テンキー(0∼9)と兼用
偏 差値演算用基準値設定(非コード別積算用)
CODE-1偏差値演算用基準値設定(コード別積算用)
CODE-2
〃
CODE-3
〃
CODE-4
〃
日 付(年月日)設定
時 刻(時分)設定
入 力データ確認
総 積算値確認
総 積算回数確認
機 能設定
・ UNIT 入力データ単位選択
(kg,g,t,N,kN,MN,Pa,mm,%,ナシ)
・ AVE
平均印字ON/OFF選択
・ DEV
偏差印字ON/OFF選択
・ COUNT 回数印字ON/OFF選択
・ DISP 通常表示項目選択
選択項目候補呼び出し(NEXT)
デ ータ手動印字
紙 送り
設 定または確認のキャンセル
設定(エントリィ)
7セグメント赤色LED、8桁、文字高さ 8mm
日付、時 刻、入力値、総積算値、総積算回数のうち、通常表示項目
に 設定された項目値を表示する。
キ ー操作時、各設定内容を表示する。
1 1 − 6 )総合
1). 停 電 対 策 (メモリ内 容 の バックアップ)
2). 時 計 用 電 池寿 命
3). 電 源 電 圧
4). 消 費 電 流
5). 使 用 温 度 ・湿度 範 囲
6). 取 り 付 け 方法
7). 質 量
各設定データは不揮発性メモリに書き込み
出荷時より5年
AC100V±10%
約40VA typ.
0∼+40℃、20∼85% R.H.
パネルマウント型
約2kg
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§1 2 . 型 式 一 覧 、 附 属 品
12−1)型 式
EP−303 0
( オプション設定無し)
12−2)附 属 品
1). 取 扱 説 明 書
2).専用カ ー トリ ッ ジ リボ ン (黒 )
3). ロ ー ル ペ ーパ ー
4). ペ ー パ ー シャ フ ト
1部
1個
1本
1本
1 2 − 3 )消耗 品
1). 専 用 カ ー トリ ッ ジ リボ ン (黒 ) IR−91B−PACK
2). ロ ー ル ペ ーパ ー RP 5 8 60−BOX
1パック(5個入り)
1箱(20本入り)
§13.外形寸 法
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