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施工業者様用
工事説明書
熱交換気ユニット
品番
FY-16KB5A
入っているか、
確認してください!
この製品専用の付属品あるいは指定のもの
お願い (別売品)以外は使用しないでください。
■熱交換気ユニット(付属品)
防振ゴムNO.1(吊り金具用) ………4個
防振ゴムNO.2(吊り金具用) ………4個
ワッシャー(吊り金具用) …………8個
取扱説明書 …………………………1冊
(必ずお客様にお渡しください)
・この工事説明書に記載されていない方法で
施工され、それが原因で故障を生じた場合は、
商品の保証を致しかねますのでご注意くだ
さい。
取扱説明書は必ずお客様にお渡しください。
もくじ
安全上のご注意 …………………2∼3
取り付け参考図 …………………4∼5
換気システムの構成 ……………4∼5
各部の名前と寸法 ………………6∼8
施工方法 ………………………8∼23
試運転 …………………………裏表紙
安全上のご注意
必ずお守りください
人への危害、財産の損害を防止するため、必ずお守りいただくことを説明しています。
■誤った使いかたをしたときに生じる危害や損害の程度を区分して、説明しています。
警告
「死亡や重傷を負うおそれがある内容」です。
注意
「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」です。
■お守りいただく内容を次の図記号で説明しています。
(次は図記号の例です)
してはいけない内容です。
実行しなければならない内容です。
警告
■仕様変更・改造は ■交流100ボルト以外 ■メタルラス、ワイヤラス、
で使用しない
または金属板張りの木造造
絶対にしない
営物に金属製ダクトを貫通
火災・感電の
火災・感電・
する場合、メタルラス、ワ
原因となりま
けがの原因と
イヤラス、金属板と接触し
す。
なります。
ないように取り付ける
禁止
分解禁止
漏電した場合、火災
の原因となります。
警告
■炎があたるおそれの
ある場所には取り
付けない
禁止
2
プラスチック
部品が変形し
たり、着火し
て火災となる
おそれがあり
ます。
■配線工事は、電気設
備技術基準や内線規
程に従って、確実に
おこなう
誤った配線工
事は、漏電、
感電や火災の
おそれがあり
ます。
■浴室など、湿気の多
いところに取り付け
ない
感電や故障の
原因となりま
す。
水場使用禁止
注意
■部品は確実に取り付ける
■本体は、十分強度のあると
ころにしっかり取り付け、
強度不足の場合には補強す
る
落下により、けがをするおそれが
あります。
■本体は指定の方法で確実に
取り付ける
落下により、けがをするおそれが
あります。
落下により、けがをする
おそれがあります。
お願い
■本体はチューブも含めて、必ず
断熱空間内に設置してください。
断熱空間外に設置した場合、結露す
るおそれがあります。
断熱空間外に設置する場合は、断熱
材料でおおってください。
;; ;;;
;; ;;;
;; ;;;
断熱空間内
に設置
天井断熱の場合
屋根断熱の場合
■高温(40℃以上)になる場所で
使わないでください。
製品の変形やモーターの寿命を縮めます。
■点検口を設けてください。
保守点検ができません。
■台所など、油煙の発生する場所
には取り付けないでください。
ルーバーなどの破損の原因となります。
■次のような配管工事はしない
でください。
風量低下の原因となります。
(1)極端な曲げ
(2)吐出口のすぐそば
での曲げ
ジャバラなど
アダプター
(3)多数回の曲げ (4)接続ダクト径を
小さくする。
■4ページ記載の「換気システム
の構成」の部品を必ずお使いく
ださい。
製品仕様の換気量が確保できないことや
結露することがあります。
住宅品質確保促進法対応のために、下記内容をお守りください。(本機器は住宅性
能表示における空気環境項目での全般換気対応の評価基準を満足した商品です。)
工事業者様へのお願い
適切な換気がおこなわれるように、風の通り道となる各居室、洗面所等のドアや仕切り
には、ガラリや1cm程度のアンダーカットを必ず設置してください。
3
取り付け参考図
天吊り施工の場合
断熱チューブ50
グリル
換気ボックス
SA
(給気)
ルーバー
分岐チャンバー
断熱チューブ100
SA
(給気)
RA
(室内吸込)
断熱チューブ100
熱交換気ユニット
分岐チャンバー
パイプフード
分岐Y管
断熱チューブ100
EA
(排気)
点検口
パイプ継手100
スイッチ
OA
(室外吸込)
換気システムの構成
品 名
品 番
断熱チューブ100 FY-KXH412
断熱チューブ50
別
分岐チャンバー
売
分岐Y管
品
パイプフード
換気ボックス
4
FY-KXH222
FY-BBH042
個数
個数
品 名
1
ルーバー
FY-25L67
1
φ100×12m
1
スイッチ
FY-SV11W
1
φ50×12m
2
FY-PMP04
2
FY-RHS01
1
内 容
熱交換気ユニット FY-16KB5A
2
別 パイプ継手100
売 ソフトテープ
品 グリル
品 番
内 容
FY-GMP022-W φ50用 色:ホワイト
FY-YHH042
1
FY-MFA043
2
グリル
ライト
FY-GMP022-T φ50用 色:ブラウン
FY-BLP04
1
リングプレート
FY-KTP02
7
3
壁付け施工の場合
断熱チューブ50
換気ボックス
ルーバー
断熱チューブ100
RA
(室内吸込)
SA
(給気)
パイプフード
パイプ継手
100
グリル
分岐チャンバー
EA
(排気)
点検口
OA
(室外吸込)
熱交換気ユニット
断熱チューブ100
スイッチ
分岐Y管
SA
(給気)
断熱チューブ100
分岐チャンバー
別売品
品 名
品 番
内
容
梱包数
給気清浄フィルター
FY-FD2217
取替用(目安:1回/2年)……………………… 1個
1
グリル
FY-GMF022
グリル(天井用):トイレ換気用………………… 1個
1
ダクトアダプター
FY-PJS02
トイレ排気用……………………………………… 1個
1
フレキチューブ50
FY-KXP210
φ50×10m:トイレ換気用………………………1本
1
●トイレ排気をおこなう場合は11ページを参照してください。
●別売部品は当社推奨品です。詳細は当社総合カタログより選定してください。
●別売部品の施工方法は、それぞれの工事説明書を参照してください。
5
各部の名前と寸法
■熱交換気ユニット
本体
単位:mm
吊り金具詳細
遮へい板(対面側)
給気清浄フィルター
熱交換素子
90
アダプター
φ
17
12
19
240
230
144
5
2.
R
5
4.
.5
R6
13
給気羽根
給気モーター
フィルターパネル
973
780
630±10
190
54
618
594
580
533
355
77
SA
(給気)
室内側
部詳細
237
148
OA
(室外吸込)
室外側
RA
(室内吸込)
EA
(排気)
63
給気ケーシング
155.5
電装ボックス
電源コード入口穴
排気モーター
63
排気羽根
排気ケーシング
■断熱チューブ100
■断熱チューブ50
FY-KXH222
φ71
(外径)
φ51
(内径)
φ130(外径)
φ102(内径)
FY-KXH412
12000
22000
■分岐チャンバー
分岐チャンバー
穴
380
φ99
φ130
12
49
φ
80
φ
45
200
φ
60 50
(490)
405
285
40
150
300
FY-BBH042
付属品
キャップ……………4個
6
12
φ
23.5
63
吊り金具
φ99
φ128
54
15
100
6
30
φ353.5(50mm動作時)
0
28
φ
φ110
付属品
φ99
φ
0°
12
26
4
100
185
FY-BLP04
45
有効動作範囲
φ240
■換気ボックス
0∼50mm
単位:mm
落下防止用ストリング…………1個
12 0
°
タッピンねじ……………1個
4-
φ
5
(ストリング固定用)
■分岐Y管
■ルーバー
200
FY-YHH042
FY-25L67
□300
□240
275
45
(130)
45
29
21
φ130
310
180
φ99
φ12穴
■スイッチ
12 (30)
70
4-φ4.5穴
2-5×12長穴
強弱切換スイッチ
風量を『強』・『弱』に
切り換えます。
プレート
69
電源スイッチ(ランプ付)
『切』・『入』を切り換えます。
『切』のとき緑色のランプ、
『入』のとき赤色のランプ
が点灯します。
120
FY-SV11W
83.5
9
21
プレート枠
付属品
24時間換気お願いラベル……1枚
■パイプ継手100
φ100
φ180
5穴
φ11
2
12
φ119
101.5
41.5
FY-PMP04
FY-KTP02
φ100
■リングプレート
7
各部の名前と寸法(続き)
単位:mm
■グリル(ホワイト、ライトブラウン) ■パイプフード
FY-MFA043
FY-GMP022-W,-T
80
エルボ
4−φ4.5半抜き穴
177
120
φ57
φ49
25
ベース
96.5
抜け止め用金具
87.5
φ97.5
グリル
φ97
φ150
192
69.5
62
固定金具
9 47
68
138.5
110
8.5
フード
風量調節つまみ
17.8
167
195
ガラリ用固定ねじ
ガラリ
施工方法
以下の手順に従って施工してください。
熱交換気ユニットの取り付け
天吊り施工の場合
熱交換気ユニット取り付け寸法に合わせ吊りボルト(市販品:M8∼M10)
を設置し、熱交換気ユニットを吊りボルト(市販品)に取り付ける。
吊りボルト(市販品)
ワッシャー
(付属品)
吊りボルト(市販品)
防振ゴムNO.2(付属品)
防振ゴムNO.1(付属品)
ナット
(市販品)
お願い
熱交換気ユニット
●取り付けは、本体の質量(21kg)に十分耐えるようにしっかりと取り付けてください。
取り付けが不十分だと振動の原因となります。
●吊りボルト(市販品)は垂直に取り付けてください。
●特に振動防止に注意する必要がある場合は、防振吊り金具(FY-03BGH 別売品)を使用して
本体を取り付けてください。
●本体上下逆の取り付けはしないでください。
異常や故障の原因となります。
8
壁付け施工の場合
①熱交換気ユニットの吊り金具(4個)を取りはずし、図の位置に付け替えて
ください。
吊り金具
吊り金具
熱交換気ユニット
熱交換気ユニット
取り付ける
取りはずす
②十分強度のある支持材(市販品)を作成して、熱交換気ユニットを木ねじ
(4個 市販品 φ4×30)で取り付ける。
熱交換気ユニット
吊り金具
木ねじ
(市販品)
支持材
お願い
●取り付けは、本体の質量(21kg)に十分耐えるようにしっかりと取り付けてください。
取り付けが不十分だと振動の原因となります。
●取り付けは、寝室など騒音が気になるような場所から十分に離れたところに取り付けてくだ
さい。
9
施工方法(続き)
単位:mm
分岐チャンバーの取り付け
285
φ
●分岐チャンバー取り付け寸法に合わせてください。
12
穴
①吊りボルト(市販品M8∼M10)を設置する。
②分岐チャンバーを吊りボルト(市販品)に
取り付ける。
●締め付けすぎないように
してください。
吊りボルト
(市販品)
吊りボルト
(市販品)
ナット(市販品)
分岐チャンバー
ナット
(市販品)
ワッシャー
(市販品)
ワッシャー
(市販品)
分岐Y管の取り付け
①吊りボルト(市販品M8∼M10)を設置する。
190
●分岐Y管取り付け寸法に合わせてください。
13
穴
φ
②分岐Y管を吊りボルト
(市販品)
に取り付ける。
●締め付けすぎないように
してください。
分岐Y管
吊りボルト
(市販品)
ナット
(市販品)
吊りボルト
(市販品)
ナット
(市販品)
ワッシャー
(市販品)
ワッシャー
(市販品)
10
熱交換気ユニットと分岐Y管の間のチューブの取り付け
断熱チューブ100を適切な長さに切断し、熱交換気ユニットのSA側のアダプ
ターと分岐Y管に差し込み、セルフドリルねじ(市販品)で止めたあと、アルミ
テープ(市販品)で固定し、ソフトテープを3回巻いて断熱する。
●ソフトテープは、すき間のないように巻き付けてください。
トイレ排気を使用する場合
断熱チューブ100
ソフトテープ
熱交換気ユニット
分岐Y管
アルミテープ
(市販品)
アルミテープ
(市販品)
アルミテープ
(市販品)
①トイレ排気用アダプター取り付け位
置の遮へい板をはずし、別売のダクト
アダプター(FY-PJS02)を取り付ける。
②別売のフレキチューブ50を適切な
長さに切断し、ダクトアダプターに
差し込み、強くねじ込んでから、
アルミテープ(市販品)で固定する。
セルフドリル
ねじ(2∼3個)
ソフトテープ
遮へい板
ねじ
フレキチューブ50
(別売品)FY-KXP210
アルミテープ
(市販品)
ダクトアダプター
(別売品)FY-PJS02
分岐Y管
断熱チューブ100
分岐Y管と分岐チャンバーの間のチューブの取り付け
断熱チューブ100を適切な長さに切断し、分岐Y管と分岐チャンバーに差し込み、
セルフドリルねじ(市販品)で止めたあと、アルミテープ(市販品)で固定し、
ソフトテープを巻いて断熱する。
●ソフトテープは、すき間のない
ように巻き付けてください。
アルミテープ
(市販品)
分岐チャンバー
分岐Y管または
分岐チャンバー
断熱チューブ100
セルフドリル
ねじ(2∼3個)
ソフトテープ
断熱チューブ100
分岐Y管
11
施工方法(続き)
熱交換気ユニットと換気ボックス間のチューブの取り付け
①断熱チューブ100を適切な長さに切断し、熱交換気ユニットのRA側のアダプ
ターに差し込み、セルフドリルねじ(市販品)で止めたあと、アルミテープ
(市販品)で固定し、ソフトテープを3回巻いて断熱する。
ソフトテープ
断熱チューブ100
セルフドリル
ねじ(2∼3個)
アルミテープ
(市販品)
ソフトテープ
断熱チューブ100
熱交換気ユニット
熱交換気ユニット
アルミテープ
(市販品)
②換気ボックス設置場所まで断熱チューブ100を配設する。
分岐チャンバーとグリル間のチューブの取り付け
①断熱チューブ50を適切な長
さに切断し、分岐チャンバ
ーに差し込み、セルフドリ
ルねじ(市販品)で止めたあ
と、アルミテープ(市販品)
で固定し、ソフトテープを
巻いて断熱する。
ソフトテープ
断熱チューブ50
分岐チャンバー
アルミテープ
(市販品)
セルフドリル
ねじ(2∼3個)
ソフトテープ
アルミテープ
(市販品)
●ソフトテープは、すき間のない
ように巻き付けてください。
断熱チューブ50
②分岐チャンバーの使用しない開口部
は付属のキャップでふさぎ、アルミ
テープ(市販品)で固定する。
分岐チャンバー
キャップ
アルミテープ
(市販品)
分岐チャンバー
③グリルの設置場所まで断熱チューブ50を配設する。
お願い
●天井設置後にグリルと断熱チューブ50を接続しますので、作業しやすいように断熱チュー
ブ50を仮固定しておいてください。
12
熱交換気ユニットと外壁面側のチューブの取り付け
断熱チューブ100を適切な長さに切断し、熱交換気ユニットのEA側、OA側の
アダプターに差し込み、セルフドリルねじ(市販品)で止めたあと、アルミテー
プ(市販品)で固定し、ソフトテープを巻いて断熱する。
●ソフトテープは、すき間のないように巻き付けてください。
熱交換気ユニット
ソフトテープ
セルフドリル
ねじ(2∼3個)
断熱チューブ100
アルミテープ
(市販品)
断熱チューブ100
熱交換気ユニット
ソフトテープ
EA
アルミテープ
(市販品)
OA
外壁面とチューブの接続
①外壁面には塩化ビニル管:呼び径100VU管(市販品)を設置し、パイプ継手
100で断熱チューブ100と接続する。
②セルフドリルねじ(市販品)で固定し、アルミテープ(市販品)とソフトテープを巻
いて断熱する。
ソフトテープがはがれるのを防ぐため、
アルミテープをもう1回巻く。
③壁面とテープ部分にスプレー式断熱材などを施す。
気密フィルム
パイプ継手100
スプレー式断熱材
断熱チューブ100
断熱材料(グラスウールなど)
外壁(サイディングなど)
30mm
塩化ビニル管
(市販品)
勾配
(1/100∼1/50)
ソフトテープ
アルミテープ
(市販品)
周囲をコーキング
(壁内への雨水浸入防止のため)
パイプ出代
セルフドリルねじ
6mm以下(FY-MFA043の場合)
周囲をコーキング
(各2∼3個)
(気密フィルムのすき間防止)
(市販品)
●壁面とソフトテープ部分にスプレー式断熱材などを施す。
●ソフトテープは、すき間のないように巻き付けてください。
●VP管には取り付けできません。塩化ビニル管使用時はVU管を使用してください。
13
施工方法(続き)
パイプフードの取り付け
①パイプフードを取り付ける前にコーキング材
(市販品)を施す。
コーキング材
1m以上離す
(最低45cm以上)
お願い
20mm程度あける
②パイプフードの開口部が下になるよ
うに、壁に設置しておいた塩化ビニ
ル管にパイプフードを差し込む。
室内側
●パイプフード間の中心距離は、1m程度離して
取り付けることをお勧めします。
(最低45cm以上離してください。)
③パイプフードと壁面のすき間および
全周に雨水浸入防止のために、コー
キング材(市販品)を施す。
室外側
室外側
室内側
壁
壁
塩化ビニル管
塩化ビニル管
パイプフード
パイプフード
コーキング
■固定用半抜き穴を使用した場合の施工方法
①フード部の固定用半抜き穴をプラスドライバーなどの工具を使って抜いて
ください。(2か所)
②フードをダクトに差し込み、ステンレス製タッピングねじ(市販品)
で壁に
締め付け固定する。(2か所)
フード
お願い
・ねじが2か所だけで固定できない場合には、
さらに上部2か所で固定してください。
・タッピングねじで固定できない壁材の場合
には、あらかじめプラグ(市販品)を埋め
込み(2か所または4か所)
、ボルト(市販品)
でフードを固定してください。
タッピングねじ
(4か所固定の場合)
タッピングねじ
(2か所固定の場合)
14
熱交換気ユニットとスイッチの結線
結線図に従って正しく結線する。
12
11
10
9
(接地側)
8
7
電源(a.c.100V)
コンデンサー 6
(電圧側)
茶 5
黒
リレー
赤
4
黒
LED
3
7
橙(中) 2
黄
共通
8
白(強) 1
黄
4
黒
茶
赤
黄
橙
白
12
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
黒
茶
赤
黄
橙
白
8
7
6
5
4
3
2
1
本体
0
3
1
スイッチ
弱 白
強 白
速結端子
6
5
白
2
黄
(コネクター) 8
7
3
白 コンデンサー 6
茶 5
1
赤
4
3
橙(中) 2
白(強) 1
排気モーター
給気モーター
(コネクター)
お願い
●熱交換気ユニットの結線は、VVFケーブル(3心)をご使用ください。
●結線は、
「共通」、
「強」、
「弱」を確認の上、正しく結線してください。
結線を誤りますと、スイッチを入れても正常な動作をしません。
●結線終了後、電源を入れる前に再度、結線が間違っていないか確認してください。
段むき寸法
電源スイッチ
強弱切換
スイッチ
12mm段むき
電源
a.c.100V
[電圧側]
この端子は
使用しません
[接地側]
本体弱へ
本体強へ
本体共通へ
15
施工方法(続き)
熱交換気ユニットと電源の結線
熱交換気ユニットの結線をする。
①熱交換気ユニットからねじ(2個)をはずし、電装ボックスを引き出す。
熱交換気ユニット
電装ボックス
ねじ
a 下に引き出し、
b 少し斜めにして取り出す
②VVFケーブル(3心)をコードブッシングに通し、速結端子に接続する。
■風量を切り換える場合は以下に従って
おこなってください。
●電装ボックス内の給気モーター用リード線、
排気モーター用リード線を下図のように強
から中につなぎ換えてください。
コネクター
速結端子
共通 弱
強
給気
(白)
15mm段むき
給気 強
単線専用
15mm
15mmゲージφ1.6
φ2Cu
給気 中
(接地側)
VVFケーブル
コードブッシング
(φ1.6またはφ2)
(白)
(橙)
排気 中
排気
(白)
排気 強
コネクター
(白)
(橙)
●工場出荷時は、強結線になっています。
③電装ボックスを熱交換気ユニットの元の位置にはずした逆の順序でもどし、
ねじ(2個)で固定する。VVFケーブルは結束バンドで固定し、余りは切り
取る。
結束バンド
はさみ
熱交換気ユニット
電装ボックス
16
結束バンドの
余りは切り取る
スイッチの取り付け(スイッチボックス(市販品)を使用する場合)
事前にスイッチボックスを設置しておいてください。
①マイナスドライバーなどを使用して
プレートをはずす。
②ハンドルの右端を指で引き上げ、
ハンドルをはずす。
●プレート表面に傷をつけないように気を
つけてください。
ひねる
ハンドル
はずし溝
③結線図の通りに結線して、ねじ
(2個) ④ハンドルを取り付ける。
●左側の軸とツメの位置に注意してください。
でスイッチボックスに取り付る。
スイッチボックス
軸
51−+8
ハンドル
0
スイッチ
90+5
−0
ねじ (市販品)
連絡電線
ツメ
⑤プレートをはめ込む。
●プレートの上下を間違えないように
確認してください。
プレート
スイッチ
17
施工方法(続き)
単位:mm
スイッチの取り付け(スイッチボックス(市販品)を使用しない場合)
②結線図の通りに結線して、はさみ金具
①スイッチボックスを使用する場合
(パナソニック(株)製)を使用して壁
と同様にしてプレートをはずし、
ねじをゆるめてプレート枠をはずし、 に取り付ける。
ハンドルをはずす。
51−+8
●プレート表面に傷をつけないように気を
つけてください。
0
95−0
+10
ねじ
(市販品)
スイッチ
プレート
プレート枠
連絡電線
はさみ金具
ハンドル
スイッチ
ハンドル
スイッチ本体
③ハンドル、プレート枠、プレートの順に
取り付ける。
●プレート、プレート枠の上下を間違えない
ように確認してください。
●ハンドルの取付位置に注意してください。
(左側の軸とツメの位置に注意してくだい。)
プレート
プレート枠
天井板の貼り付けと点検口の取り付け
50以上
(点検口端面より)
天井
□600点検口
メンテナンス用
RA
(室内吸込)
室外側
SA
(給気)
600
室内側
OA
(室外吸込)
600
20
※熱交換気ユニットの交換を前提とする場合は、
800×1200の点検口を設置してください。
18
A
EA
(排気)
B
※点検口は A または B に
開くように取り付けてください。
(方向が違いますと点検が困難に
なります。)
単位:mm
■換気ボックスの取り付け
施工前にお守 ●天井材は、板厚が35mm以下のものを使用してください。
りください。 ●天井材は、野縁との合計板厚が50mm以下になるように施工してください。
●天井材の強度は、板厚が9mmの石こうボード以上のものを使用してください。
●ロックウールなどのやわらかい天井材に取り付ける場合は、必ず天井材上に補強材
(鉄板・ベニヤ板など)をかまして、野縁などにしっかりと固定してください。
天井材利用の場合
①天井材をはり付け、天井材に丸穴をあける。
丸穴
7
17
φ250
17
7
②アダプターを本体枠より、はずす。
単位:mm
ミシン目
アダプター
梱包材
型紙
●梱包材には、丸穴をあけるための型紙がありますので、
カッターなどでミシン目に沿って切り取り、ご利用ください。
●天井材は、野縁などにしっかりと固定してください。
断熱チューブ100
アダプター
④①であけた丸穴から30cm以内の野縁など
のしっかりした場所に、付属の落下防止用
ストリング(1個)のワッシャーへ付属のタ
ッピンねじ(1個)を通して取り付ける。ま
た、他端のスナップを本体枠の天板外周部
に設けた長穴に取り付ける。
野縁
(
タッピン
ねじ
アルミテープ
(市販品)
ワッシャー
天井材
落下防止用
ストリング
⑤本体枠をアダプターのガイドに確実に引
っかけ、固定金具を1か所ずつ指で押さ
えながら、天井材に設けた丸穴に挿入す
る。
アダプター
(5)
または左図のように、
野縁などのしっかり
した場所に結んで取
り付ける。
長穴
丸穴
天板
スナップ
本体枠
⑥本体枠固定用ねじ(3か所)をドライバ
ーで締め込み、本体枠を天井材に固定
する。
天井材
本体枠
ガイド
固定金具
(3か所)
(
③断熱チューブ100を室内に引き込み、ア
ダプターを差し込んでアルミテープ(市
販品)で固定したあと、断熱チューブ
100を天井材上にもどす。
本体枠
天井材
落下防止用
ストリング
本体枠
天板
フランジ
●天井材に挿入する前に、固定金具(3か所)を上図のよう
に立て、落下防止用ストリングの余分なたるみを本体枠
の天板上にのせて天井材に挿入してください。
●本体枠側面に落下防止用ストリングが垂れると、フラン
ジと天井材にはさみ込まれ、すき間の原因となります。
本体枠固定用ねじ
ドライバー
●本体枠の取り付けは、すき間のないように確実に
取り付けてください。風漏れの原因になります。
19
施工方法(続き)
野縁利用の場合 (本体枠のフランジ部と木枠コーナー部のすき間をふさぐ必要があります。)
①約30mmの角材(1寸角)で木枠を作り、 ②アダプターを本体枠より、はずす。
野縁に取り付ける。
アダプター
;;
内寸□250
野縁
木枠
補強材
●木枠には補強材を設けるなど十分に強
度を持たせてください。
本体枠
③アダプターをタッピンねじ(市販品:
ステンレス製呼び径4、長さ30、
1個)で木枠に取り付ける。
④断熱チューブ100をアダプターに差し込
み、アルミテープ(市販品)で固定する。
断熱チューブ100
アダプター
アダプター
アルミテープ
(市販品)
木枠
タッピンねじ
木枠
●取付穴はすき間防止のため薄肉がついています
ので、取り付けの際、ねじ先端で薄肉部を突き
破ってください。
⑤本体枠をアダプターのガイドに確実
に引っかけ、固定金具を1か所ずつ
指で押さえながら、木枠に挿入する。
⑥本体枠を、タッピンねじ(市販品:ステ
ンレス製呼び径4、長さ30、4個)で取
り付ける。
アダプター
取付穴
本体枠
木枠
ガイド
(5)
フランジ
落下防止用
ストリング
本体枠
フランジ
天板
●木枠に挿入する前に、固定金具(3か所)を上
図のように立てて木枠に挿入してください。
20
タッピンねじ
木枠
固定金具
(3か所)
●取付穴はすき間防止のため薄肉がついていま
すので、取り付けの際、ねじ先端で薄肉部を
突き破ってください。
天井材のはり付け
へ
吊りボルト利用の場合
吊り金具取付位置
①吊り金具FY-KB061(別売品)をねじ
(吊り金具付属:2個)で取り付ける。
本体枠
(
(
110
この部分にねじを
差し込む
ねじの先端で薄肉部を
突き破ってください。
290 +24
ー20
ねじ
薄肉部
吊り金具
差し込む
②本体枠を吊りボルト(市販品:M8∼
M10)に取り付ける。
③断熱チューブ100をアダプターに差し込
み、アルミテープ(市販品)で固定する。
断熱チューブ100
アルミテープ
(市販品)
吊りボルト
ナット(市販品)
防振ゴムNo.2(吊り金具付属品)
吊り金具
防振ゴムNo.1(吊り金具付属品)
ワッシャー
吊り金具
付属品
(
(
天井材のはり付け
へ
天井材のはり付け
天井材をフランジと2∼5mmのすき間を設けてはり付ける。
●すき間がないと製品のメンテナンスができません。
断熱チューブ100
木枠
天井材
フランジ
2∼5mmあけた丸穴
●フランジと木枠または天井材とのすき間は、テープ(市販品)で確実に密封してください。
風漏れの原因となります。
木枠
吊りボルト利用の場合
野縁利用の場合
フランジ
天井材
テープ
(市販品)
テープ
フランジ
(市販品)
吊りボルト利用の場合にお守りください。
●本体フランジは、必ず天井材の室内側から取り付けてください。(メンテナンス時、室内側から本体枠
が取りはずせなくなります。)
21
施工方法(続き)
ルーバーの取り付け
ルーバーのばねをせばめて、ルーバー取り付け用丸穴に差し込んで固定する。
ルーバー取り付け用丸穴
ばね
●ルーバー取り付け後、再度ルーバー
を少し下げて、ばねの先端が確実に
ルーバー取り付け用丸穴に入ってい
ることを確認してください。
1
2
(1階)グリルの取り付け
①グリルを取り付ける天井に
φ100∼120の穴をあける。
穴あけは野縁など木枠から50mm以上
離しておこなってください。
断熱チューブ50
天井板
②あけた穴から断熱チューブ50またはフレキチューブ50を引き出し、グリル
に断熱チューブ50またはフレキチューブ50を差し込み、アルミテープ(市
販品)で固定する。
●エルボを使用する場合
●エルボを使用しない場合
断熱チューブ50または
フレキチューブ50
断熱チューブ50または
フレキチューブ50
エルボ
天井板
アルミテープ
(市販品)
グリル
天井板
グリル
アルミテープ
(市販品)
※トイレ排気用グリルには、FY-GMF022
(別売品)をご使用ください。(フィルター付)
③グリルの固定金具を上げて、あけた
穴に差し込む。
断熱チューブ50または
フレキチューブ50
天井板
④ねじを締めてグリルを天井板に固定
する。
固定金具
断熱チューブ50
または
フレキチューブ50
固定金具
天井板
グリル
グリル
22
(2階)グリルの取り付け
①グリルを取り付ける天井面にφ120
の穴をあける。
②①であけた穴に折り曲げたリング
プレートを入れる。
穴あけは野縁など木枠から50mm以上
離しておこなってください。
断熱チューブ50
断熱チューブ50
リング
プレート
(折り曲げる)
天井板
天井板
④あけた穴から断熱チューブ50を引
③②で入れたリングプレートを気密
き出し、グリルに断熱チューブ50
シートの上からあけた穴にはめ込む。
を差し込み、アルミテープ(市販
品)で固定する。
リングプレート
(別売品)
気密シート
断熱チューブ50
天井板
天井材
アルミテープ
(市販品)
グリル
⑤グリルの固定金具を上げて、あけた
穴に差し込む。
⑥ねじを締めてグリルを天井板に固定
する。
リングプレート
断熱チューブ50
天井板
固定金具
固定金具
リング
プレート
断熱チューブ50
天井板
グリル
グリル
●リングプレートがあけた穴からはずれていな
いか確認してください。
23
試運転
熱交換気ユニットの工事説明書に従って結線や取り付けに異常がないか確かめて
24時間換気お願いラベルをスイッチまたはスイッチの近くに必ずはってくださ
い。
ランプ
電源
スイッチ
強弱切換
スイッチ
入
強
通常の換気のとき。
(ランプ赤色点灯)
弱
換気風量を少なくするとき。
スイッチ
電源スイッチ
切
強弱切換
スイッチ
24時間換気お願いラベル
動 作
停止するとき。
(ランプ緑色点灯)
参考風量値(吹出グリル1個あたり)
風 量
強
5∼26m3/h
(中)
(5∼20m3/h)
弱
5∼15m3/h
●グリルの風量調節つまみにて風量調節ができます。
風量調節つまみ
左へ回す
換気風量 大
右へ回す
換気風量 小
お願い
グリル
●通常は、風量調節つまみを全開にして
おいてください。
●コールドドラフトなどで換気風量を少
なくしたいときは、つまみを右へ回し
て調節してください。
風量調節つまみを全開から右へ7/8回
転まわすと、風量は約半分になります。
〒486-8522 愛知県春日井市鷹来町字下仲田4017番 TEL(0568)81-1511
C Panasonic Ecology Systems Co., Ltd. 2009
16KB5A401B-P0509-2012