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製品番号: Bio7-AL
製品安全データシート(MSDS)
Data No: BIO7
作成日1993年 3月30日
改訂日2006年12月13日
2010年 2月18日
2010年 7月21日
1.化学物質及び会社情報
製品名(化学名、商品名等) : バイオセブン AL
製造元 :
(株)ベリタス
商品コード :
B7AL 、B7AL200、B7AL-S
組成・成分情報 :
成分
化審法
イオン交換水
CAS No.
EINECS No.
TSCA記載
構成比
88.4%
MP キレート剤
2-1263
60-00-4
220-449-4
有
0.2%
オレイン酸
2-975
112-80-1
204-007-1
有
5.0%
MP 2-アミノエタノール
2-301
141-43-5
205-483-3
有
1.0%
MP ノニオン系界面活性剤
7-172
9036-19-5
有
5.0%
製品安全データシート対象物質 :
2-アミノエタノール
141-43-5
1.0 %
労働安全衛生法(MSDSの対象となる物質)
政令第18条の2別表第9の21
化学物質排出把握管理促進法(MSDS制度対象)
第一種 政令番号 1-16 , 1-20
ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル 9036-19-5
5.0 %
化学物質排出把握管理促進法(MSDS制度対象)
第一種 政令番号 1-308 , 1-408
エチレンジアミン四酢酸
60-00-4
0.2 %
化学物質排出把握管理促進法(MSDS制度対象)
第一種 政令番号 1-47 , 1-60
会社名 :
住所 :
電話番号 :
緊急時の電話番号 :
FAX番号 :
メールアドレス :
推奨用途及び使用上の制限 :
株式会社 ベリタス
東京都港区虎ノ門2-7-14
03-3593-3211
03-3593-3211
03-3593-3216
veritas @veritastk.co.jp
洗浄剤
【注意】
本試薬は混合物です。混合物としての性状は各々単品とは異なりますが、便宜的に個別の製品安全データシート対象物
質の情報を記します。
本データシートはすべての情報を網羅しているわけではありません。従って、記載されている情報は化学物質の安全性
の指標としてのみご使用ください。また、記載内容は情報提供を目的としており、当該化学物質の取り扱い上のいかなる
保証をなすものではありません。
-1-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
各成分
製 品 安 全 データシート
2-アミノエタノール
2.危 険 有 害 性 の要 約
GHS分 類
物理化学的危険性
健 康 に対 する有 害 性
環 境 に対 する有 害 性
火薬類
可 燃 性 ・引 火 性 ガス
可 燃 性 ・引 火 性 エアゾール
支 燃 性 ・酸 化 性 ガス
高 圧 ガス
引火性液体
可燃性固体
自己反応性化学品
自然発火性液体
自然発火性固体
自己発熱性化学品
水反応可燃性化学品
酸化性液体
酸化性固体
有機過酸化物
金属腐食性物質
急 性 毒 性 (経 口 )
急 性 毒 性 (経 皮 )
急 性 毒 性 (吸 入 :ガス)
急 性 毒 性 (吸 入 :蒸 気 )
急 性 毒 性 (吸 入 :粉 じん、
ミスト)
急 性 毒 性 (吸 入 :粉 じん、
ミスト)
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・眼 刺 激 性
呼吸器感作性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発 がん性
生殖毒性
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(単 回 ばく露 )
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(反 復 ばく露 )
吸引性呼吸器有害性
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
区分 4
分類対象外
分類対象外
区分外
分類対象外
分 類 できない
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
区分 5
区分 3
分類対象外
分 類 できない
分 類 対 象 外 (粉 じん)
分 類 できない(ミスト)
区 分 1A
区分 1
区分 1
区分 1
区分外
分 類 できない
区分 2
区 分 1(神 経 系 、肝 臓 )
区 分 1(神 経 系 、精 巣 、消 化
管 、肝 臓 、腎 臓 、呼 吸 器 )
分 類 できない
区分 2
区分外
ラベル要 素
絵 表 示 又 はシンボル:
注意喚起語:
危険有害性情報:
危険
可燃性液体
飲 み込 むと有 害 のおそれ(経 口 )
皮 膚 に接 触 すると有 毒 (経 皮 )
重 篤 な皮 膚 の薬 傷 ・眼 の損 傷
重 篤 な眼 の損 傷
吸 入 するとアレルギー、喘 息 又 は呼 吸 困 難 を起 こすおそれ
アレルギー性 皮 膚 反 応 を起 こすおそれ
生 殖 能 又 は胎 児 への悪 影 響 のおそれの疑 い
神 経 系 、肝 臓 の障 害
長 期 又 は反 復 ばく露 による神 経 系 、精 巣 、消 化 管 、肝 臓 、腎 臓 、呼 吸 器 の障 害
水 生 生 物 に毒 性
-2-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
注 意 書 き:
【安 全 対 策 】
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 り扱 わないこと。
使 用 前 に取 扱 説 明 書 を入 手 すること。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
炎 及 び高 温 のものから遠 ざけること。
換 気 が十 分 でない場 合 には呼 吸 用 保 護 具 を着 用 すること。
個 人 用 保 護 具 や換 気 装 置 を使 用 し、ばく露 を避 けること。
保 護 手 袋 、保 護 衣 、保 護 眼 鏡 、保 護 面 を着 用 すること。
ミスト、蒸 気 、スプレーを吸 入 しないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
汚 染 された作 業 衣 を作 業 場 から出 さないこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
【応 急 措 置 】
火 災 の場 合 には適 切 な消 火 方 法 をとること。
吸 入 した場 合 、空 気 の新 鮮 な場 所 に移 動 し、呼 吸 しやすい姿 勢 で休 息 させること。
飲 み込 んだ場 合 :口 をすすぐこと。無 理 に吐 かせないこと。
眼 に入 った場 合 :水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。コンタクトレンズを容 易 に外 せる場 合
には外 して洗 うこと。
皮 膚 に付 着 した場 合 、多 量 の水 と石 鹸 で洗 うこと。
衣 類 にかかった場 合 、直 ちに、すべての汚 染 された衣 類 を脱 ぐこと、取 り除 くこと。
汚 染 された保 護 衣 を再 使 用 する場 合 には洗 濯 すること。
ばく露 又 はその懸 念 がある場 合 、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
眼 に入 った場 合 、直 ちに医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
吸 入 した場 合 、直 ちに医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
呼 吸 に関 する症 状 が出 た場 合 には、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
皮 膚 刺 激 又 は発 疹 がおきた場 合 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
【保 管 】
涼 しく換 気 の良 い場 所 で施 錠 して保 管 すること。
【廃 棄 】
内 容 物 や容 器 を、都 道 府 県 知 事 の許 可 を受 けた専 門 の廃 棄 物 処 理 業 者 に業 務 委
託 すること。
国 ・地 域 情 報 :
3.組 成 、成 分 情 報
化学物質
化 学 名 又 は一 般 名 :
別名:
2-アミノエタノール(2-Aminoethanol)
エタノールアミン(Ethanolamine)
モノエタノールアミン(Monoethanolamine)
グリシノール(Glycinol)
化学式:
H2N-CH2-CH2-OH
化 学 特 性 (化 学 式 又 は構 造 式 ):
CAS番 号 :
官報公示整理番号
(化 審 法 ・安 衛 法 ):
分 類 に寄 与 する不 純 物 及 び安 定 化 添 加 物 :
濃 度 又 は濃 度 範 囲 :
4.応 急 措 置
吸 入 した場 合 :
141-43-5
(2)-301
情 報 なし
99%以 上
被 災 者 を新 鮮 な空 気 のある場 所 に移 動 し、呼 吸 しやすい姿 勢 で休 息 させる
こと。
直 ちに医 師 に連 絡 すること。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
-3-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
直 ちに、汚 染 された衣 類 をすべて脱 ぐこと、又 は取 り去 ること。
直 ちに医 師 に連 絡 すること。
皮 膚 を速 やかに洗 浄 すること。
多 量 の水 と石 鹸 で洗 うこと。
皮 膚 を流 水 又 はシャワーで洗 うこと。
皮 膚 刺 激 又 は発 疹 が生 じた場 合 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
汚 染 された衣 類 を再 使 用 する前 に洗 濯 すること。
目 に入 った場 合 :
直 ちに医 師 に連 絡 すること。
水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを着 用 していて容 易 に
外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
飲 み込 んだ場 合 :
直 ちに医 師 に連 絡 すること。
口 をすすぐこと。無 理 に吐 かせないこと。
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
予 想 される急 性 症 状 及 び遅 発 性 症 吸 入 :咳 、頭 痛 、息 切 れ、咽 頭 痛 。
状:
皮 膚 に付 着 :発 赤 、痛 み、皮 膚 熱 傷
眼 に付 着 :発 赤 、痛 み、重 度 の熱 傷 。
経 口 摂 取 :腹 痛 、灼 熱 感 、ショック又 は虚 脱 。
最 も重 要 な兆 候 及 び症 状 :
応 急 措 置 をする者 の保 護 :
被 災 者 を救 助 する場 合 は、送 気 マスク又 は空 気 呼 吸 器 を着 用 し、活 動 す
る。
医 師 に対 する特 別 注 意 事 項 :
喘 息 や肺 水 腫 の症 状 は 2~時 間 経 過 するまで現 れない場 合 が多 く、安 静 を
保 たないと悪 化 する。したがって、安 静 と経 過 観 察 が不 可 欠 である。
皮 膚 に付 着 した場 合 :
5.火 災 時 の措 置
消火剤:
使 ってはならない消 火 剤 :
特 有 の危 険 有 害 性 :
特 有 の消 火 方 法 :
消 火 を行 う者 の保 護 :
6.漏 出 時 の措 置
人 体 に対 する注 意 事 項 、保 護 具 及
び緊 急 時 措 置 :
環 境 に対 する注 意 事 項 :
回 収 、中 和 :
封 じ込 め及 び浄 化 の方 法 ・機 材 :
二 次 災 害 の防 止 策 :
小 火 災 :二 酸 化 炭 素 、粉 末 消 火 剤 、散 水
大 火 災 :散 水 、噴 霧 水 、通 常 の泡 消 火 剤
棒状注水
火 災 によって刺 激 性 、毒 性 、又 は腐 食 性 のガスを発 生 するおそれがある。
可 燃 性 物 質 :燃 えるが、容 易 に発 火 しない。
加 熱 により容 器 が爆 発 するおそれがある。
危 険 でなければ火 災 区 域 から容 器 を移 動 する。
移 動 不 可 能 な場 合 、容 器 及 び周 囲 に散 水 して冷 却 する。
消 火 後 も、大 量 の水 を用 いて十 分 に容 器 を冷 却 する。
消 火 作 業 の際 は、適 切 な空 気 呼 吸 器 と化 学 用 保 護 衣 を着 用 すること。
直 ちに、全 ての方 向 に適 切 な距 離 を漏 洩 区 域 として隔 離 する。
関 係 者 以 外 の立 入 りを禁 止 する。
作 業 者 は適 切 な保 護 具 (「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」の項 を参 照 )を着
用 し、眼 、皮 膚 への接 触 やガスの吸 入 を避 ける。
適 切 な防 護 衣 を着 けていないときは破 損 した容 器 あるいは漏 洩 物 に触 れて
はいけない。
風 上 に留 まる。
低 地 から離 れる。
河 川 等 に排 出 され、環 境 へ影 響 を起 こさないように注 意 する。
環 境 中 に放 出 してはならない。
乾 燥 土 、砂 や不 燃 材 料 で吸 収 し、あるいは覆 って密 閉 できる空 容 器 に回 収
する。後 で廃 棄 処 理 する。
危 険 でなければ漏 れを止 める。
プラスチックシートで覆 いし、散 乱 を防 ぐ。
すべての発 火 源 を速 やかに取 除 く(近 傍 での喫 煙 、火 花 や火 炎 の禁 止 )。
7.取 扱 い及 び保 管 上 の注 意
取扱い
-4-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
技術的対策:
局 所 排 気 装 置 ・全 体 換 気 :
安 全 取 扱 い注 意 事 項 :
接触回避:
保管
技術的対策:
混触危険物質:
保管条件:
容器包装材料:
「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」に記 載 の設 備 対 策 を行 い、保 護 具 を着 用
する。
「8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 」に記 載 の局 所 排 気 装 置 、全 体 換 気 を行 な
う。
使 用 前 に取 扱 説 明 書 を入 手 すること。
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 扱 わないこと。
火気注意。
接 触 、吸 入 又 は飲 み込 まないこと。
眼 に入 れないこと。
ミスト、蒸 気 、スプレーを吸 入 しないこと。
汚 染 された作 業 衣 は作 業 場 から出 さないこと。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
屋 外 又 は換 気 の良 い区 域 でのみ使 用 すること。
「10.安 定 性 及 び反 応 性 」を参 照 。
保 管 場 所 は延 焼 のおそれのない外 壁 、柱 、床 を不 燃 材 料 で作 ること。
保 管 場 所 は屋 根 を不 燃 材 料 で作 るとともに、金 属 板 その他 の軽 量 な不 燃
材 料 でふき、かつ天 井 を設 けないこと。
保 管 場 所 の床 は、床 面 に水 が浸 入 し、又 は浸 透 しない構 造 とすること。
保 管 場 所 の床 は、危 険 物 が浸 透 しない構 造 とするとともに、適 切 な傾 斜 を
つけ、かつ、適 切 なためますを設 けること。
保 管 場 所 には危 険 物 を貯 蔵 し、又 は取 り扱 うために必 要 な採 光 、照 明 及
び換 気 の設 備 を設 ける。
「10.安 定 性 及 び反 応 性 」を参 照 。
炎 及 び熱 表 面 から離 して保 管 すること。
冷 所 、換 気 の良 い場 所 で保 管 すること。
酸 化 剤 から離 して保 管 する。
施 錠 して保 管 すること。
容 器 を密 閉 して換 気 の良 い冷 所 で保 管 すること。
消 防 法 及 び国 連 輸 送 法 規 で規 定 されている容 器 を使 用 する。
8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置
管理濃度:
設 定 されていない。
許 容 濃 度 (ばく露 限 界 値 、生 物 学 的
ばく露 指 標 ):
日 本 産 業 衛 生 学 会 (2005 年 版 )
3ppm
7.5mg/m3
ACGIH (2005 年 版 )
TLV-TWA
3ppm
TLV-STEL
6ppm
設備対策:
この物 質 を貯 蔵 ないし取 扱 う作 業 場 には洗 眼 器 と安 全 シャワーを設 置 す
ること。
空 気 中 の濃 度 をばく露 限 度 以 下 に保 つために排 気 用 の換 気 を行 なうこ
と。
高 熱 工 程 でミストが発 生 するときは、空 気 汚 染 物 質 を管 理 濃 度 以 下 に保
つために換 気 装 置 を設 置 する。
保護具
呼 吸 器 の保 護 具 :
換 気 が十 分 でない場 合 には、指 定 された呼 吸 用 の保 護 具 を着 用 するこ
と。
適 切 な呼 吸 器 保 護 具 を着 用 すること。
手 の保 護 具 :
適 切 な保 護 手 袋 を着 用 すること。
二 トリルゴム及 び塩 ビは適 切 な保 護 材 料 ではない。ネオプレンが推 奨 され
る。
飛 沫 を浴 びる可 能 性 のある時 は、全 身 の化 学 用 保 護 衣 (耐 酸 スーツ等 )
を着 用 する。
眼 の保 護 具 :
適 切 な眼 の保 護 具 を着 用 すること。
化 学 飛 沫 用 のゴーグル及 び適 切 な顔 面 保 護 具 を着 用 すること。
安 全 眼 鏡 を着 用 すること。撥 ね飛 び又 は噴 霧 によって眼 及 び顔 面 接 触 が
起 こりうる時 は、包 括 的 な化 学 スプラッシュゴーグル、及 び顔 面 シールドを
着 用 すること
皮 膚 及 び身 体 の保 護 具 :
適 切 な顔 面 用 の保 護 具 を着 用 すること。
一 切 の接 触 を防 止 するにはネオプレン製 の、手 袋 、エプロン、ブーツ、又 は
全 体 スーツ等 の不 浸 透 性 の防 具 を適 宜 着 用 すること。
-5-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
衛生対策:
9.物 理 的 及 び化 学 的 性 質
物 理 的 状 態 、形 状 、色 など:
臭 い:
pH:
融 点 ・凝 固 点 :
沸 点 、初 留 点 及 び沸 騰 範 囲 :
引火点:
爆発範囲:
蒸気圧:
蒸 気 密 度 (空 気 =1):
比 重 (密 度 ):
溶解度:
オクタノール/水 分 配 係 数 :
自然発火温度:
分解温度:
臭 いのしきい(閾 )値
蒸 発 速 度 (酢 酸 ブチル = 1):
燃 焼 性 (固 体 、ガス):
粘度:
GHS 分 類
引火性液体:
10.安 定 性 及 び反 応 性
安定性:
危険有害反応可能性:
避 けるべき条 件 :
混触危険物質:
危 険 有 害 な分 解 生 成 物 :
しぶきの可 能 性 がある場 合 は、全 面 耐 薬 品 性 防 護 服 (例 えば、酸 スーツ)
及 びブーツが必 要 である。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
汚 染 された作 業 衣 は作 業 場 から出 さないこと。
無 色 の液 体 1)
特 徴 的 な臭 気 14)
9.4(25%水 溶 液 ) 2)
10℃ (融 点 ) 1)
171℃ (沸 点 ) 1)
85℃ (密 閉 式 ) 1)
下限
5.7vol%、上 限
17vol% 1)
1)
53Pa(20℃ )
2.11(計 算 値 )
1.018(20℃ /4℃ ) 6)
易 溶 (水 ) 1)
メタノール、エタノール、クロロホルム、グリセリンと混 和
log Pow = -1.31 5)
410℃ 1)
データなし
データなし
データなし
該 当 しない
18.95mPa・s(25℃ ) 2)
6)
。
引 火 点 は 85℃ (密 閉 式 )であり 1) 、区 分 4 に該 当 する。
国 連 危 険 物 輸 送 勧 告 ではクラス 8(国 連 番 号 2491)
加 熱 すると分 解 する。
硝 酸 セルロースと反 応 する。
強 酸 化 剤 、強 酸 と激 しく反 応 する。
加熱。
強 酸 化 剤 、強 酸 。
銅 、アルミニウム、あるいはこれらの合 金 、ゴムを侵 す。
窒 素 酸 化 物 などの有 害 で刺 激 性 のガス。
11.有 害 性 情 報
急性毒性:
経口
ラット
LD50
3320mg/kg 10)
飲 み込 むと有 害 のおそれ(区 分 5)
経皮
ウサギ
LD50
1000mg/kg 10)
皮 膚 に接 触 すると有 毒 (区 分 3)
吸 入 (蒸 気 )
情 報 なし
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性 :
動 物 を用 いた皮 膚 刺 激 性 試 験 のデータ 22)、10) から、「腐 食 性 を有 する」
と考 えられるため、区 分 1A とした。
重 篤 な皮 膚 の薬 傷 ・眼 の損 傷 (区 分 1A)
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・眼 刺 激 性 : ウサギを用 いた眼 刺 激 性 試 験 のデータ 22)、10) から、「眼 に対 して強 度 の
刺 激 性 を有 し、また皮 膚 が腐 食 性 を示 すので、目 も腐 食 性 を有 する」と考
えられるため、区 分 1 とした。
重 篤 な眼 の損 傷 (区 分 1)
呼 吸 器 感 作 性 又 は皮 膚 感 作 性 :
呼 吸 器 感 作 性 :ヒトに対 する健 康 影 響 のデータの記 述 「極 めて低 い濃 度
の本 物 質 を含 むエアロゾル吸 入 誘 発 試 験 では、14 人 全 員 が陽 性 応 答
(咳 、鼻 水 、鼻 詰 まり、喘 息 様 呼 吸 )を示 した」 22) から、「呼 吸 器 感 作 性
を有 する」と考 えられるため、区 分 1 とした。
吸 入 するとアレルギー、喘 息 又 は呼 吸 困 難 を起 こすおそれ(区 分 1)
皮 膚 感 作 性 :ヒトに対 する健 康 影 響 のデータにて、本 物 質 に弱 い皮 膚 感
作 性 があると判 断 している 22) ことから、「皮 膚 感 作 性 を有 する」と考 えら
れるため、区 分 1 とした。
アレルギー性 皮 膚 反 応 を起 こすおそれ(区 分 1)
生殖細胞変異原性:
生 殖 細 胞 in vivo 経 世 代 変 異 原 性 /変 異 原 性 試 験 なし、体 細 胞 in
vivo 変 異 原 性 試 験 (小 核 試 験 )で陰 性 である 22) 。
-6-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
発 がん性 :
生殖毒性:
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(単 回 ばく露 ):
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(反 復 ばく露 ):
吸引性呼吸器有害性:
12.環 境 影 響 情 報
水生環境急性有害性:
水生環境慢性有害性:
13.廃 棄 上 の注 意 :
残余廃棄物:
汚 染 容 器 及 び包 装 :
14.輸 送 上 の注 意
国際規制
海上規制情報
UN No.:
Proper Shipping Name:
Class:
Packing Group:
Marine Pollutant:
航空規制情報
UN No.:
Proper Shipping Name:
Class:
Packing Group:
国内規制
陸上規制情報
海上規制情報
国連番号:
品名:
データなし
ラットの催 奇 形 性 試 験 で母 毒 性 のみられる用 量 で、胎 児 に腎 孟 拡 張 がみ
られていることから区 分 2 とした。
生 殖 能 又 は胎 児 への悪 影 響 のおそれの疑 い(区 分 2)
ヒトについては、「頭 痛 、吐 き気 、脱 力 、めまい、指 先 のしびれ、胸 の痛
み」、「肝 臓 の腫 大 、血 清 中 の ALT レベル及 びアルカリ性 ホスファターゼ
の活 性 の増 加 、6 か月 後 に慢 性 肝 炎 」 22) 、実 験 動 物 については、「運
動 失 調 、痙 攣 」、「肝 細 胞 の脂 肪 変 性 」 22) から、神 経 系 、肝 臓 が標 的
臓 器 と考 えられた。
神 経 系 、肝 臓 の障 害 (区 分 1)
実 験 動 物 については、「自 発 運 動 の抑 制 、し眠 、皮 膚 への刺 激 、不 整 呼
吸 、死 亡 (83%)が観 察 され、さらに、死 亡 例 に精 子 形 成 の阻 害 、消 化 管
への影 響 (小 腸 壁 の菲 薄 化 、乾 燥 糞 による閉 塞 )が報 告 されている。げっ
歯 類 では、肝 臓 に肝 細 胞 の脂 肪 変 性 、肺 の間 質 におけるリンパ様 組 織 の
増 加 がみられている。」、「イヌの生 存 例 で、肝 臓 にうっ血 、肝 細 胞 の空 胞
化 と混 濁 腫 脹 、クッパー細 胞 中 の褐 色 色 素 の増 加 、脾 臓 で白 脾 髄 におけ
るリンパ球 の減 少 、赤 脾 髄 における褐 色 色 素 貪 食 マクロファージの増 加 と
赤 血 球 の減 少 、腎 臓 で尿 細 管 上 皮 に硝 子 顆 粒 の増 加 、曲 尿 細 管 上 皮
細 胞 の混 濁 腫 脹 、肺 にうっ血 と小 出 血 巣 、イヌの死 亡 例 で、気 管 支 肺
炎 、脾 臓 でリンパ球 と赤 血 球 の減 少 がみられている。」 22) 等 の記 述 があ
ることから、神 経 系 、精 巣 、消 化 管 、肝 臓 、腎 臓 、呼 吸 器 が標 的 臓 器 と考
えられた。
長 期 又 は反 復 ばく露 による神 経 系 、精 巣 、消 化 管 、肝 臓 、腎 臓 、呼 吸 器
の障 害 (区 分 1)
データなし
藻 類 (セレナストラム)の 72 時 間 ErC50 = 2.5mg/L 53) から、区 分 2 とし
た。
水 生 生 物 に毒 性
急 速 分 解 性 があり(BOD による分 解 度 :83% 51) )、かつ生 物 蓄 積 性 が
低 いと推 定 される(log Kow = -1.31 54) )ことから、区 分 外 とした。
廃 棄 においては、関 連 法 規 ならびに地 方 自 治 体 の基 準 に従 うこと。
都 道 府 県 知 事 などの許 可 を受 けた産 業 廃 棄 物 処 理 業 者 、もしくは地 方
公 共 団 体 がその処 理 を行 っている場 合 にはそこに委 託 して処 理 する。
廃 棄 物 の処 理 を依 託 する場 合 、処 理 業 者 等 に危 険 性 、有 害 性 を十 分 告
知 の上 処 理 を委 託 する。
容 器 は清 浄 にしてリサイクルするか、関 連 法 規 ならびに地 方 自 治 体 の基
準 に従 って適 切 な処 分 を行 う。
空 容 器 を廃 棄 する場 合 は、内 容 物 を完 全 に除 去 すること。
IMO の規 定 に従 う。
2491
ETHANOLAMINE
8
III
Not applicable
ICAO/IATA の規 定 に従 う。
2491
Ethanolamine
8
III
消 防 法 の規 定 に従 う。
毒 劇 法 の規 定 に従 う。
船 舶 安 全 法 の規 定 に従 う。
2491
エタノールアミン
-7-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
クラス:
容器等級:
海洋汚染物質:
航空規制情報
国連番号:
品名:
クラス:
等級:
特 別 の安 全 対 策
8
III
非該当
航 空 法 の規 定 に従 う。
2491
エタノールアミン
8
III
危 険 物 は当 該 危 険 物 が転 落 し、又 は危 険 物 を収 納 した運 搬 容 器 が落 下
し、転 倒 もしくは破 損 しないように積 載 すること。
危 険 物 又 は危 険 物 を収 納 した容 器 が著 しく摩 擦 又 は動 揺 を起 こさないよ
うに運 搬 すること。
危 険 物 の運 搬 中 危 険 物 が著 しく漏 れる等 災 害 が発 生 するおそれがある
場 合 には、災 害 を防 止 するための応 急 措 置 を講 ずると共 に、もよりの消 防
機 関 その他 の関 係 機 関 に通 報 すること。
輸 送 に際 しては、直 射 日 光 を避 け、容 器 の破 損 、腐 食 、漏 れのないように
積 み込 み、荷 崩 れの防 止 を確 実 に行 う。
食 品 や飼 料 と一 緒 に輸 送 してはならない。
他 の危 険 物 や燃 えやすい危 険 物 に上 積 みしない。
他 の危 険 物 のそばに積 載 しない。
重 量 物 を上 積 みしない。
移 送 時 にイエローカードの保 持 が必 要 。
15.適 用 法 令
労働安全衛生法:
化学物質排出把握管理促進法
(PRTR法 ):
毒 物 及 び劇 物 取 締 法 :
消防法:
船舶安全法:
航空法
:
名 称 等 を通 知 すべき有 害 物
(法 第 57条 の2、施 行 令 第 18条 の2別 表 第 9)
(政 令 番 号 第 21 号 )
第 1種 指 定 化 学 物 質
(法 第 2条 第 2項 、施 行 令 第 1条 別 表 第 1)
(政 令 番 号 第 16 号 )
劇物
(指 定 令 第 2条 )
第 4類 引 火 性 液 体 、第 三 石 油 類 水 溶 性 液 体
(法 第 2条 第 7項 危 険 物 別 表 第 1)
腐食性物質
(危 規 則 第 2,3条 危 険 物 告 示 別 表 第 1)
腐食性物質
(施 行 規 則 第 194条 危 険 物 告 示 別 表 第 1)
16.その他 の情 報
ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル
2.危 険 有 害 性 の要 約
GHS分 類
分類実施日
物理化学的危険性
H18.8.22 (環 境 に対 する有 害 性 については
H18.3.31)、GHS 分 類 マニュアル(H18.2.10
版 )を使 用
火薬類
分類対象外
可 燃 性 ・引 火 性 ガス
分類対象外
可 燃 性 ・引 火 性 エアゾール
分類対象外
支 燃 性 ・酸 化 性 ガス類
分類対象外
高 圧 ガス
分類対象外
引火性液体
区 分 外 (エチレンオキシドの付 加 モ
ル数 9 の場 合 )
可燃性固体
分類対象外
自己反応性化学品
分類対象外
自然発火性液体
分 類 できない
自然発火性固体
分類対象外
自己発熱性化学品
分 類 できない(エチレンオキシドの
-8-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
健 康 に対 する有 害 性
環 境 に対 する有 害 性
水反応可燃性化学品
酸化性液体
酸化性固体
有機過酸化物
金属腐食性物質
急 性 毒 性 (経 口 )
急 性 毒 性 (経 皮 )
急 性 毒 性 (吸 入 :ガス)
急 性 毒 性 (吸 入 :蒸 気 )
急 性 毒 性 (吸 入 :粉 じん)
急 性 毒 性 (吸 入 :ミスト)
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・眼 刺 激
性
呼吸器感作性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発 がん性
生殖毒性
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (単
回 ばく露 )
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (反
復 ばく露 )
吸引性呼吸器有害性
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
付 加 モル数 9 の場 合 )
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
区分 4
分 類 できない
分類対象外
分 類 できない
分類対象外
分 類 できない
区分外
区 分 2A
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
区分 1
区分 1
ラベル要 素
絵 表 示 又 はシンボル
注意喚起語
危険有害性情報
警告
飲 み込 むと有 害
強 い眼 刺 激
水 生 生 物 に非 常 に強 い毒 性
長 期 的 影 響 により水 生 生 物 に非 常 に強 い毒 性
注意書き
【安 全 対 策 】
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこ
と。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
適 切 な保 護 眼 鏡 、保 護 面 を着 用 すること。
環 境 への放 出 を避 けること。
【応 急 措 置 】
飲 み込 んだ場 合 、口 をすすぐこと。
飲 み込 んだ場 合 、気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 する
こと。
眼 に入 った場 合 、水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次
に、コンタクトレンズを着 用 していて容 易 に外 せる場 合
は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
眼 に入 った場 合 、眼 の刺 激 が持 続 する場 合 は医 師
の診 断 、手 当 てを受 けること。
漏 出 物 は回 収 すること。
-9-
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
【保 管 】
データなし
【廃 棄 】
内 容 物 、容 器 を都 道 府 県 知 事 の許 可 を受 けた専 門 の廃 棄 物 処 理
業 者 に業 務 委 託 すること。
国 ・地 域 情 報
3.組 成 及 び成 分 情 報
化学物質
化 学 名 又 は一 般 名
別名
ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル
ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニル=エーテル n=
9-10 (Poly(oxyethylene)octylphenyl ether)、オクチ
ルフェノールエトキシレート
(Octylphenolethoxylate)、ポリエチレングリコールオク
チルフェニルエーテル (Polyethyleneglycol
octylphenyl ether)、TRITON-X-100
分 子 式 (分 子 量 )
(C2H4O)nC14H22O
化 学 特 性 (示 性 式 又 は構 造 式 )
CAS番 号 :
官 報 公 示 整 理 番 号 (化 審 法 ・安 衛 法 )
分 類 に寄 与 する不 純 物 及 び安 定 化 添 加 物
濃 度 又 は濃 度 範 囲
9036-19-5
(7)-172
データなし
100%
4.応 急 措 置
吸 入 した場 合
皮 膚 に付 着 した場 合
目 に入 った場 合
飲 み込 んだ場 合
予 想 される急 性 症 状 及 び遅 発 性 症 状
最 も重 要 な兆 候 及 び症 状
応 急 措 置 をする者 の保 護
医 師 に対 する特 別 注 意 事 項
5.火 災 時 の措 置
消火剤
使 ってはならない消 火 剤
特 有 の危 険 有 害 性
特 有 の消 火 方 法
消 火 を行 う者 の保 護
気 分 が悪 い時 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
多 量 の水 と石 鹸 で洗 うこと。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
皮 膚 刺 激 が生 じた場 合 、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを着 用 してい
て容 易 に外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
眼 の刺 激 が持 続 する場 合 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
口 をすすぐこと。
気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 すること。
データなし
データなし
データなし
データなし
水 噴 霧 、泡 消 火 剤 、粉 末 消 火 剤 、炭 酸 ガス、乾 燥 砂 類
棒状放水
火 災 によって刺 激 性 、腐 食 性 及 び/又 は毒 性 のガスを発 生 する
おそれがある。
熱 、火 花 及 び火 炎 で発 火 するおそれ
がある。
危 険 でなければ火 災 区 域 から容 器 を移 動 する。
消 火 後 も、大 量 の水 を用 いて十 分 に容 器 を冷 却 する。
消 火 作 業 の際 は、適 切 な空 気 呼 吸 器 、化 学 用 保 護 衣 を着 用 す
る。
6.漏 出 時 の措 置
人 体 に対 する注 意 事 項 、保 護 具 および緊 急 措 置 直 ちに、全 ての方 向 に適 切 な距 離 を漏 洩 区 域 として隔 離 する。
関 係 者 以 外 の立 入 りを禁 止 する。
作 業 者 は適 切 な保 護 具 (『8.ばく露 防 止 措 置 及 び保 護
措 置 』の項 を参 照 )を着 用 し、眼 、皮 膚 への接 触 や吸 入
を避 ける。
- 10 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
密 閉 された場 所 は換 気 する。
環 境 への放 出 を避 けること。
不 活 性 材 料 (例 えば、乾 燥 砂 又 は土 等 )で流 出 物 を吸
収 して、化 学 品 廃 棄 容 器 に入 れる。
危 険 でなければ漏 れを止 める。
排 水 溝 、下 水 溝 、地 下 室 、あるいは閉 鎖 場 所 への流 入
を防 ぐこと。
すべての発 火 源 を速 やかに取 除 く(近 傍 での喫 煙 、火 花
や火 炎 の禁 止 )。
排 水 溝 、下 水 溝 、地 下 室 あるいは閉 鎖 場 所 への流 入 を
防 ぐ。
環 境 に対 する注 意 事 項
回 収 ・中 和
封 じ込 め及 び浄 化 方 法 ・機 材
二 次 災 害 の防 止 策
7.取 扱 い及 び保 管 上 の注 意
取扱い
技術的対策
局 所 排 気 ・全 体 換 気
安 全 取 扱 い注 意 事 項
接触回避
保管
技術的対策
混触危険物質
保管条件
容器包装材料
『8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 』に記 載 の設 備 対 策 を行 い、保 護
具 を着 用 する。
『8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 』に記 載 の局 所 排 気 、全 体 換 気 を
行 う。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
火気注意。
飲 み込 みを避 けること。
皮 膚 との接 触 を避 けること。
眼 に入 れないこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
データなし
消 防 法 の規 定 に従 う。
データなし
施 錠 して保 管 すること。
酸 化 剤 から離 して保 管 する。
データなし
8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置
管理濃度
許 容 濃 度 (ばく露 限 界 値 、生 物 学 的 ばく露 指 標 )
日 本 産 衛 学 会 (2007 年 版 )
ACGIH(2007 年 版 )
設備対策
保護具
呼 吸 器 の保 護 具
手 の保 護 具
眼 の保 護 具
皮 膚 及 び身 体 の保 護 具
衛生対策
9.物 理 的 及 び化 学 的 性 質
物理的状態
形状
色
臭い
pH
融 点 ・凝 固 点
沸 点 、初 留 点 及 び沸 騰 範 囲
未設定
未設定
未設定
この物 質 を貯 蔵 ないし取 扱 う作 業 場 には洗 眼 器 と安 全 シャワ
ーを設 置 すること。
作 業 場 には全 体 換 気 装 置 、局 所 排 気 装 置 を設 置 すること。
適 切 な呼 吸 器 保 護 具 を着 用 すること。
適 切 な保 護 手 袋 を着 用 すること。
適 切 な眼 の保 護 具 を着 用 すること。
適 切 な保 護 衣 を着 用 すること。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
液体
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
- 11 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
引火点
自然発火温度
燃 焼 性 (固 体 、ガス)
爆発範囲
蒸気圧
蒸気密度
蒸 発 速 度 (酢 酸 ブチル=1)
比 重 (密 度 )
溶解度
オクタノール・水 分 配 係 数
分解温度
粘度
粉 じん爆 発 下 限 濃 度
最 小 発 火 エネルギー
体 積 抵 抗 率 (導 電 率 )
10.安 定 性 及 び反 応 性
安定性
危険有害反応可能性
避 けるべき条 件
混触危険物質
危 険 有 害 な分 解 生 成 物
11.有 害 性 情 報
急性毒性
経口
経皮
吸入
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・刺 激 性
296℃ (開 放 式 ) (エチレンオキシドの付 加 モル数 9 の場
合 ) : CERI ハザードデータ集 (2001)
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
法 規 制 に従 った保 管 及 び取 扱 においては安 定 と考 え
られる
データなし
データなし
データなし
データなし
ラットを用 いた経 口 投 与 試 験 の LD50=4,190 mg/kg(EO 9)、
11,600 mg/kg (EO 9) (CERI ハザードデータ集 2001-42
(2002))、1,700 mg/kg (EO 8-10)、>28,000 mg/kg (EO 40)
(CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.105 (2006)) のうち、最 も小
さい値 1,700 mg/kg を適 用 して、区 分 4 とした。 (注 ) EO:エ
チレンオキシド(オキシエチレン)の付 加 モル数 を表 す。 【注 記 】
市 場 で流 通 している一 般 的 な製 品 の EO 鎖 長 は 9~10 である
(CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.105 (2006)) ので、9EO の
製 品 の LD50=4,190 mg/kg から、区 分 5 となる。
データなし
吸 入 (ガス):
GHS の定 義 による液 体 (EO 9 及
び 40) であるため、ガスでの吸 入 は
想 定 されず、分 類 対 象 外 とした。
吸 入 (蒸 気 ):
データなし
吸 入 (ミスト):
データなし
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.105 (2006) のヒト疫 学 事 例
に、「EO 鎖 の平 均 鎖 長 が 1、3、5、8~10、12~13 の OPE
(OPE1、OPE3、OPE5、OPE8-10、OPE12-13) によって皮 膚
一 次 刺 激 性 を生 じなかった」、「EO 鎖 長 が 3 以 上 のポリオキシエ
チレン鎖 をもつ OPE は皮 膚 一 次 刺 激 性 を有 しない」とあることか
ら、皮 膚 刺 激 性 なしと判 断 し、区 分 外 とした。
CERI ハザードデータ集 2001-42 (2002) のウサギを用 いた眼
刺 激 性 試 験 の結 果 の記 述 に「中 等 度 の刺 激 性 を示 す」とあり、
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.105 (2006) のウサギを用 い
た Draize 法 による試 験 の結 果 の記 述 に「OPE1、OPE3 は軽 度
の刺 激 性 、OPE5、OPE6-8、OPE8-10、OPE12-13 は中 等 度
の刺 激 性 を示 す」とあり、しきい値 法 による試 験 の結 果 の記 述 に
「OPE1、OPE3 は軽 度 の刺 激 性 、OPE5、OPE8-10、
OPE12-13 は中 等 度 の刺 激 性 を示 す」とあることから、中 等 度
の刺 激 性 を有 すると考 え、区 分 2A とした。 (注 ) OPEn:EO 数
が n である化 合 物 を示 す。
- 12 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
呼 吸 器 感 作 性 又 は皮 膚 感 作 性
呼 吸 器 感 作 性 :データなし
皮膚感作性:
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.105 (2006)
のヒトボランティアによる感 作 性 試 験 の結 果 、「EO 鎖 3 以 上 で
陰 性 」という記 述 から、「感 作 性 を示 さない」と考 えられるが、事
例 報 告 が 1 例 しかないため、「分 類 できない」とした。
生殖細胞変異原性
データ不 足 (in vivo 変 異 原 性 データなし) のため分 類 できな
い。
発 がん性
データなし
生殖毒性
データ不 足 のため分 類 できない。
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (単 回 ばく露 ) データなし
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (反 復 ばく露 ) データ不 足 のため分 類 できない。
吸引性呼吸器有害性
データなし
12.環 境 影 響 情 報
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
13.廃 棄 上 の注 意
残余廃棄物
汚 染 容 器 及 び包 装
14.輸 送 上 の注 意
国際規制
海上規制情報
航空規制情報
UNNo.
国内規制
陸上規制情報
海上規制情報
航空規制情報
特別安全対策
藻 類 (セレナストラム)の 96 時 間 EC50=0.21mg/L(CERI・
NITE 有 害 性 評 価 書 (暫 定 版 )、2006)から、区 分 1 とした。
急 性 毒 性 が区 分 1、生 物 蓄 積 性 が低 いものの(BCF<31(既
存 化 学 物 質 安 全 性 点 検 データ))、急 速 分 解 性 がない(BOD
による分 解 度 :22%(既 存 化 学 物 質 安 全 性 点 検 データ))こと
から、区 分 1 とした。
廃 棄 の前 に、可 能 な限 り無 害 化 、安 定 化 及 び中 和 等 の処 理 を行 っ
て危 険 有 害 性 のレベルを低 い状 態 にする。
廃 棄 においては、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の基 準 に従 うこと。
容 器 は清 浄 にしてリサイクルするか、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の
基 準 に従 って適 切 な処 分 を行 う。
空 容 器 を廃 棄 する場 合 は、内 容 物 を完 全 に除 去 すること。
該 当 しない
該 当 しない
該 当 しない
消 防 法 の規 制 に従 う。
該 当 しない
該 当 しない
移 送 時 にイエローカードの保 持 が必 要 。
食 品 や飼 料 と一 緒 に輸 送 してはならない。
輸 送 に際 しては、直 射 日 光 を避 け、容 器 の破 損 、腐 食 、漏 れのない
ように積 み込 み、荷 崩 れの防 止 を確 実 に行 う。
重 量 物 を上 積 みしない。
15.適 用 法 令
化 学 物 質 排 出 把 握 管 理 促 進 法 (PRTR法 )
消防法
第 1種 指 定 化 学 物 質 (法 第 2条 第 2項 、施 行 令 第 1条
別 表 第 1)(政 令 番 号 :1-308)
第 4 類 危 険 物 (引 火 点 不 明 )
16.その他 の情 報
- 13 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
エチレンジアミン四 酢 酸
2.危 険 有 害 性 の要 約
GHS分 類
分類実施日
物理化学的危険性
健 康 に対 する有 害 性
環 境 に対 する有 害 性
H18.4.20 (環 境 に対 する有 害 性 については
GHS 分 類 マニュアル(H18.2.10 版 )を使 用
火薬類
可 燃 性 ・引 火 性 ガス
可 燃 性 ・引 火 性 エアゾール
支 燃 性 ・酸 化 性 ガス類
高 圧 ガス
引火性液体
可燃性固体
自己反応性化学品
自然発火性液体
自然発火性固体
自己発熱性化学品
水反応可燃性化学品
酸化性液体
酸化性固体
有機過酸化物
金属腐食性物質
急 性 毒 性 (経 口 )
急 性 毒 性 (経 皮 )
急 性 毒 性 (吸 入 :ガス)
急 性 毒 性 (吸 入 :蒸 気 )
急 性 毒 性 (吸 入 :粉 じん)
急 性 毒 性 (吸 入 :ミスト)
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・眼 刺 激 性
呼吸器感作性
皮膚感作性
生殖細胞変異原性
発 がん性
生殖毒性
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (単 回 ばく
露)
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性 (反 復 ばく
露)
吸引性呼吸器有害性
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
H18.3.31)、
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
区分外
分類対象外
分類対象外
区分外
区分外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分類対象外
分 類 できない
区分 5
分 類 できない
分類対象外
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
区分外
区 分 2B
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
分 類 できない
区分 2
分 類 できない
区 分 1(腎 臓
)
分 類 できない
区分 2
区分2
ラベル要 素
絵 表 示 又 はシンボル
注意喚起語
危険有害性情報
危険
飲 み込 むと有 害 のおそれ
眼刺激
生 殖 能 又 は胎 児 への悪 影 響 のおそれの疑 い
長 期 又 は反 復 ばく露 による腎 臓 の障 害
水 生 生 物 に毒 性
- 14 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
長 期 的 影 響 により水 生 生 物 に毒 性
注意書き
【安 全 対 策 】
使 用 前 に取 扱 説 明 書 を入 手 すること。
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 扱 わないこと。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
適 切 な個 人 用 保 護 具 を使 用 すること。
粉 じん、ヒューム、スプレーを吸 入 しないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
【応 急 措 置 】
飲 み込 んだ場 合 、気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 すること。
眼 に入 った場 合 、水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを
着 用 していて容 易 に外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
眼 に入 った場 合 、眼 の刺 激 が持 続 する場 合 は医 師 の診 断 、手 当 てを
受 けること。
ばく露 又 はその懸 念 がある場 合 、医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
漏 出 物 は回 収 すること。
【保 管 】
施 錠 して保 管 すること。
【廃 棄 】
内 容 物 、容 器 を都 道 府 県 知 事 の許 可 を受 けた専 門 の廃 棄 物 処 理 業
者 に業 務 委 託 すること。
3.組 成 及 び成 分 情 報
化学物質
化 学 名 又 は一 般 名
別名
分 子 式 (分 子 量 )
化 学 特 性 (示 性 式 又 は構 造 式 )
エチレンジアミン四 酢 酸
C10H16N2O8
CAS番 号 :
官 報 公 示 整 理 番 号 (化 審 法 ・安 衛 法 )
分 類 に寄 与 する不 純 物 及 び安 定 化 添 加 物
濃 度 又 は濃 度 範 囲
4.応 急 措 置
吸 入 した場 合
皮 膚 に付 着 した場 合
目 に入 った場 合
(292.25)
60-00-4
(2)-1263
情 報 なし
100%
医 師 の手 当 、診 断 を受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
水 と石 鹸 で洗 うこと。
皮 膚 刺 激 が生 じた場 合 、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 すること。
水 で数 分 間 注 意 深 く洗 うこと。次 に、コンタクトレンズを着 用 していて容
- 15 -
Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
飲 み込 んだ場 合
易 に外 せる場 合 は外 すこと。その後 も洗 浄 を続 けること。
眼 の刺 激 が持 続 する場 合 は、医 師 の診 断 、手 当 てを受 けること。
気 分 が悪 い時 は、医 師 の手 当 て、診 断 を受 けること。
口 をすすぐこと。
気 分 が悪 い時 は、医 師 に連 絡 すること。
5.火 災 時 の措 置
消火剤
使 ってはならない消 火 剤
特 有 の危 険 有 害 性
特 有 の消 火 方 法
消 火 を行 う者 の保 護
6.漏 出 時 の措 置
人 体 に対 する注 意 事 項 、保 護 具 および
緊急措置
環 境 に対 する注 意 事 項
回 収 ・中 和
水 噴 霧 、泡 消 火 剤 、粉 末 消 火 剤 、炭 酸 ガス、乾 燥 砂 類
棒状放水
火 災 時 に刺 激 性 、腐 食 性 及 び毒 性 のガスを発 生 するおそれがあ
る。
消 火 水 は汚 染 を引 き起 こすおそれがある。
危 険 でなければ火 災 区 域 から容 器 を移 動 する。
消 火 後 も、大 量 の水 を用 いて十 分 に容 器 を冷 却 する。
移 動 不 可 能 な場 合 、容 器 及 び周 囲 に散 水 して冷 却 する。
適 切 な空 気 呼 吸 器 、防 護 服 (耐 熱 性 )を着 用 する。
作 業 者 は適 切 な保 護 具 (『8.ばく露 防 止 措 置 及 び保 護 措 置 』の
項 を参 照 )を着 用 し、眼 、皮 膚 への接 触 や吸 入 を避 ける。
漏 洩 物 に触 れたり、その中 を歩 いたりしない。
直 ちに、全 ての方 向 に適 切 な距 離 を漏 洩 区 域 として隔 離 する。
関 係 者 以 外 の立 入 りを禁 止 する。
風 上 に留 まる。
密 閉 された場 所 に立 入 る前 に換 気 する。
低 地 から離 れる。
環 境 中 に放 出 してはならない。
乾 燥 した土 、砂 あるいは不 燃 性 物 質 で吸 収 し、あるいは覆 って容
器 に移 す。
封 じ込 め及 び浄 化 方 法 ・機 材
二 次 災 害 の防 止 策
7.取 扱 い及 び保 管 上 の注 意
取扱い
技術的対策
局 所 排 気 ・全 体 換 気
安 全 取 扱 い注 意 事 項
保管
混触危険物質
保管条件
容器包装材料
『8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 』に記 載 の設 備 対 策 を行 い、保 護
具 を着 用 する。
『8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置 』に記 載 の局 所 排 気 、全 体 換 気 を
行 う。
熱 、火 花 、裸 火 のような着 火 源 から遠 ざけること。-禁 煙 。
この製 品 を使 用 する時 に、飲 食 又 は喫 煙 をしないこと。
使 用 前 に使 用 説 明 書 を入 手 すること。
すべての安 全 注 意 を読 み理 解 するまで取 扱 わないこと。
飲 み込 みを避 けること。
眼 に入 れないこと。
皮 膚 との接 触 を避 けること。
粉 じん、蒸 気 、スプレーを吸 入 しないこと。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
環 境 への放 出 を避 けること。
『10.安 定 性 及 び反 応 性 』を参 照 。
熱 、火 花 、裸 火 のような着 火 源 から離 して保 管 すること。-禁 煙 。
強 酸 化 剤 から離 しておくこと。
強 塩 基 から離 しておくこと。
容 器 を密 閉 して冷 乾 所 にて保 存 すること。
施 錠 して保 管 すること。
情 報 なし
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Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
8.ばく露 防 止 及 び保 護 措 置
管理濃度
許 容 濃 度 (ばく露 限 界 値 、生 物 学 的 ばく露 指 標 )
日 本 産 衛 学 会 (2007 年 版 )
ACGIH(2007 年 版 )
設備対策
保護具
呼 吸 器 の保 護 具
手 の保 護 具
眼 の保 護 具
皮 膚 及 び身 体 の保 護 具
衛生対策
9.物 理 的 及 び化 学 的 性 質
物理的状態
形状
色
臭い
pH
融 点 ・凝 固 点
沸 点 、初 留 点 及 び沸 騰 範 囲
引火点
自然発火温度
燃 焼 性 (固 体 、ガス)
爆発範囲
蒸気圧
蒸気密度
蒸 発 速 度 (酢 酸 ブチル=1)
比 重 (密 度 )
溶解度
オクタノール・水 分 配 係 数
分解温度
粘度
粉 じん爆 発 下 限 濃 度
最 小 発 火 エネルギー
体 積 抵 抗 率 (導 電 率 )
10.安 定 性 及 び反 応 性
安定性
危険有害反応可能性
避 けるべき条 件
混触危険物質
危 険 有 害 な分 解 生 成 物
11.有 害 性 情 報
急性毒性
経口
経皮
吸入
未設定
未設定
未設定
この物 質 を貯 蔵 ないし取 扱 う作 業 場 には洗 眼 器 と
安 全 シャワーを設 置 すること。
ばく露 を防 止 するため、装 置 の密 閉 化 又 は局 所 排
気 装 置 を設 置 すること。
適 切 な呼 吸 器 保 護 具 を着 用 すること。
適 切 な保 護 手 袋 を着 用 すること。
適 切 な眼 の保 護 具 を着 用 すること。
適 切 な保 護 衣 を着 用 すること。
取 扱 い後 はよく手 を洗 うこと。
粉末
白色
データなし
データなし
データなし
150℃ (分 解 ) : NITE 総 合 検 索 (Access on Sep. 2008)
データなし
データなし
不 燃 性 : ICSC (1999)
データなし
<0.11mmHg : NITE 総 合 検 索 (Access on Sep. 2008)
データなし
データなし
1.651(25/4℃ ) : NITE 総 合 検 索 (Access on Sep. 2008)
水 0.51g/L : NITE 総 合 検 索 (Access on Sep. 2008)
logPow=-1.97 (計 算 値 ) : NITE 総 合 検 索 (Access on Sep.
2008)
データなし
データなし
データなし
データなし
データなし
法 規 制 に従 った保 管 及 び取 扱 においては安 定 と考 えられる
加 熱 すると分 解 し、窒 素 酸 化 物 の有 毒 なヒュームを生 じる。
データなし
強 酸 化 剤 、強 塩 基 、銅 、銅 の合 金 、ニッケル
窒素酸化物
ラットを用 いた経 口 投 与 試 験 の LD50 の最 小 値 2,580 mg/kg (BUA
168 (1995))により区 分 5 とした。
データなし
吸 入 (ガス):
GHS の定 義 による固 体 であるため、ガスでの
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Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
皮 膚 腐 食 性 ・刺 激 性
眼 に対 する重 篤 な損 傷 ・刺
激性
呼 吸 器 感 作 性 又 は皮 膚 感
作性
生殖細胞変異原性
発 がん性
生殖毒性
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(単 回 ばく露 )
特 定 標 的 臓 器 ・全 身 毒 性
(反 復 ばく露 )
吸引性呼吸器有害性
12.環 境 影 響 情 報
水生環境急性有害性
水生環境慢性有害性
13.廃 棄 上 の注 意
残余廃棄物
汚 染 容 器 及 び包 装
14.輸 送 上 の注 意
国際規制
海上規制情報
航空規制情報
UNNo.
国内規制
陸上規制情報
海上規制情報
航空規制情報
吸 入 は想 定 されず、分 類 対 象 外 とした。
吸 入 (蒸 気 ):
データなし
吸 入 (粉 じん):
データ不 足 のため、分 類 できない
吸 入 (ミスト):
データ不 足 のため、分 類 できない
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.14 (2004) 記 載 のウサギを用 いた
Draize 皮 膚 刺 激 性 試 験 で「皮 膚 刺 激 性 なし」により、区 分 外 とした。
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.14 (2004) 記 載 のウサギを用 いた眼
刺 激 性 試 験 で、「浮 腫 、発 赤 、角 膜 混 濁 が認 められるが 8 日 以 内 に回
復 した」ため、区 分 2B とした。
呼 吸 器 感 作 性 :データなし
皮膚感作性:
データなし
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.14 (2004)の記 述 から、生 殖 細 胞 in
vivo 経 世 代 変 異 原 性 /変 異 原 性 試 験 なし、体 細 胞 in vivo 変 異 原 性
試 験 なし(染 色 体 異 常 試 験 で陽 性 報 告 があるものの信 頼 性 に疑 問 があ
り分 類 評 価 に使 えない)、生 殖 細 胞 in vivo 遺 伝 毒 性 試 験 なしであるこ
とから分 類 できないとした。なお、EDTA-2Na(CAS: 6381-92-6)について
は、優 性 致 死 試 験 陰 性 、in vivo 生 殖 細 胞 /体 細 胞 小 核 試 験 で陽 性 、
陰 性 の両 結 果 が報 告 されている。
データなし
CERI・NITE 有 害 性 評 価 書 No.14 (2004)の記 述 から、マウス及 びラ
ットの催 奇 形 性 試 験 で母 毒 性 ありまたは母 毒 性 についての記 載 なしの
用 量 で、児 に奇 形 (口 蓋 裂 、小 顎 、大 頭 蓋 、欠 指 、多 指 発 生 )がみられ
ていることから、区 分 2とした。
データなし
ヒトについては、「尿 細 管 障 害 」(NITE 初 期 リスク評 価 書 No.14
(2005))等 の記 述 があることから、腎 臓 が標 的 臓 器 と考 えられた。 以
上 より、分 類 は区 分 1(腎 臓 )とした。
データなし
藻 類 (セレナストラム)の 72 時 間 ErC50=6mg/L(環 境 省 生 態 影 響 試 験 、
2002)他 から、区 分 2 とした。
急 性 毒 性 が区 分 2、生 物 蓄 積 性 が低 いものの(BCF=123(既 存 化 学 物 質
安 全 性 点 検 データ))、急 速 分 解 性 がない(BOD による分 解 度 :0%(既 存 化
学 物 質 安 全 性 点 検 データ))ことから、区 分 2 とした。
廃 棄 の前 に、可 能 な限 り無 害 化 、安 定 化 及 び中 和 等 の処 理 を行 って
危 険 有 害 性 のレベルを低 い状 態 にする。
廃 棄 においては、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の基 準 に従 うこと。
容 器 は清 浄 にしてリサイクルするか、関 連 法 規 並 びに地 方 自 治 体 の基
準 に従 って適 切 な処 分 を行 う。
空 容 器 を廃 棄 する場 合 は、内 容 物 を完 全 に除 去 すること。
該 当 しない
該 当 しない
該 当 しない
該 当 しない
該 当 しない
該 当 しない
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Rev. 001
製品番号: Bio7-AL
15.適 用 法 令
化 学 物 質 排 出 把 握 管 理 促 進 法 (PRTR法 )
第 1種 指 定 化 学 物 質 (法 第 2条 第 2項 、施 行 令 第 1条
別 表 第 1)(政 令 番 号 :1-47)
16.その他 の情 報
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