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決算説明資料
株式会社タダノ
2007年
2007年5月18日訂正版
18日訂正版
~ 世界に、そして未来に誇れる企業を目指して ~
※予測に関する注意事項
・本資料(業績計画を含む)は、現時点で入手可能な信頼できる情報に基づいて作成しておりますが、リスクや不確実性を含んで
おります。
会社概要
【会社名】
会社名】
【代表者】
【本社】
【主な事業】
【事業所】
【拠点】
【関係会社】
【資本金】
【売上高】
【従業員数】
株式会社タダノ(1948
株式会社タダノ(1948年
1948年8月24日設立)創業者
24日設立)創業者 多田野 益雄
1955年国内初の油圧式トラッククレーンを開発
1955
年国内初の油圧式トラッククレーンを開発
代表取締役社長(CEO
CEO)
代表取締役社長(
CEO
)多田野 宏一
香川県高松市新田町甲34
34番地
香川県高松市新田町甲
34
番地
建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車の製造販売
東京事務所(
墨田区)
、高松工場(
高松市)
、志度工場(
さぬき市)
東京事務所
(墨田区
)、高松工場
(高松市
)、志度工場
(さぬき市
)
国内)
支社、10
10支店、
支店、22
22営業所(海外)北京事務所、中東事務所
営業所(海外)北京事務所、中東事務所(
UAE・
ドバイ)
(国内
) 3支社、
10
支店、
22
営業所(海外)北京事務所、中東事務所
(UAE
・ドバイ
)
16社、国内関連会社
国内子会社 16
社、国内関連会社 3社、海外子会社 7社、海外関連会社 2社
13,021百万円
13,021百万円
【株式】発行済 【株式】発行済 129
株主数 8,858名
(06年度末)
発行済 129百万株
129百万株 株主数 8,858
8,858名(06年度末
年度末)
144,693百万円
百万円(06
(06年度
年度)
144,693
百万円
(06
年度
)
2,588名、単独
1,131名
(06年度末
年度末)
連結 2,588
名、単独 1,131
名(06
年度末
)
【主要な子会社】 (06年度末)
06年度末)
・建機事業
ファウン
ファウン(
ファウン(独・バイエルン州)
独・バイエルン州)
売上高
売上高
従業員数
建設用クレーン等の製造
27,151百万円
27,151百万円
444人
444人
建設用クレーン等の販売
30,178百万円
30,178百万円
74人
74人
(91年設立)
91年設立)
タダノ・アメリカ(
タダノ・アメリカ(米・テキサス州)
米・テキサス州) 建設用クレーン等の販売
11,133百万円
11,133百万円
26人
26人
(98年子会社化)
98年子会社化)
国際機械商事㈱(
国際機械商事㈱(東京都港区)
東京都港区)
14,573百万円
14,573百万円
29人
29人
(90年子会社化)
90年子会社化)
10,344百万円
10,344百万円
20人
20人
(00年子会社化)
00年子会社化)
5,331百万円
5,331百万円
150人
150人
(89年子会社化)
89年子会社化)
㈱ニューエラー
4,789百万円
㈱ニューエラー(
㈱ニューエラー(大阪市生野区)
大阪市生野区) 空気圧機器・自動車用電装部品の製造販売 4,789百万円
125人
125人
(89年子会社化)
89年子会社化)
タダノ・ファウン(
タダノ・ファウン(同上)
同上) 建設用クレーン等の販売
㈱タダノアイメス(
㈱タダノアイメス(東京都墨田区)
東京都墨田区) 建設用クレーン等の販売(
建設用クレーン等の販売(中古クレーン)
中古クレーン)
四国機工㈱(
四国機工㈱(香川県多度津町)
香川県多度津町)
建設用クレーン等の部品の製造
(90年に買収)
90年に買収)
・空気圧機器事業、その他事業
1
安全と品質への取り組み
当社製品の安全装置不具合による交通死亡事故に係る04
12月のリコール届出に関しては、
月のリコール届出に関しては、06
当社製品の安全装置不具合による交通死亡事故に係る04年
04年12
月のリコール届出に関しては、06年
06年
3月末に国内対象台数の改修がほぼ完了。 海外対象台数の改修は、現在も取り組んでおります。
05年
05年3月公表の車両・作業装置(計45
月公表の車両・作業装置(計45案件)の改修は、
45案件)の改修は、07
案件)の改修は、07年
07年3月をもって国内対象台数の改修がほぼ
完了。製品安全に関する啓発活動は、現在も推進しております。 製品安全に関する啓発活動は、現在も推進しております。 完了。
啓発活動の例:05
啓発活動の例:05年
05年12月安全運転マニュアル作成、
12月安全運転マニュアル作成、05
月安全運転マニュアル作成、05年
05年10月カーゴクレーン安全運転推進キャンペーン、 10月カーゴクレーン安全運転推進キャンペーン、 06
06年
06年7月「クレーン車の道路法令遵守についてのお願い」配付、HP
月「クレーン車の道路法令遵守についてのお願い」配付、HP掲載
HP掲載
また、05
また、05年
05年2月設置の製品安全委員会にて、製品安全規程を整備し、製品安全リスクのマネジメント
を推進するとともに、全社を挙げて製品の安全と品質の向上に取り組んでおります。
・製品安全委員会の取り組み ・製品安全委員会の取り組み ①安全基準(リスクアセスメント策定、耐久性基準等装置安全関連基準の策定) ②製造基準(加工基準、自主点検表、作業マニュアル見直し) ③試験・検査基準(試験基準、検査基準、評価基準見直し) ④マニュアル(取扱説明書、銘板見直し) ④マニュアル(取扱説明書、銘板見直し) ⑤メンテナンス(メンテナンスノート見直し、点検整備基準案策定) ⑥啓発(情報開示、意識改革、ユーザー啓発、顧客情報整備)
07年度は、引続き
07年度は、引続き「安全と品質を徹底的に追求する」年度とし、同時に「中期経営計画を仕上げる」
年度は、引続き「安全と品質を徹底的に追求する」年度とし、同時に「中期経営計画を仕上げる」
年度としております。
なお、現行中期経営計画は、当初は
12月のリコー
月のリコー
なお、現行中期経営計画は、当初は06
中期経営計画は、当初は06年度を最終年度とする
06年度を最終年度とする3
年度を最終年度とする3年計画でしたが、04
年計画でしたが、04年
04年12
ル問題発生を受けて、1
1年間延期した結果、07
ル問題発生を受けて、
年間延期した結果、07年度が最終年度となっております。
07年度が最終年度となっております。
2
06年度決算のポイント
【06年度の経営方針】
06年度の経営方針】
(単位:百万円)
05年度
金額
売上高
06年度
比率
金額
増減率
比率
120,872 100.0% 144,693 100.0% +19.7%
営業利益
8,017
6.6%
12,762
8.8%
+59.2%
経常利益
8,646
7.2%
13,550
9.4% +56.7%
当期純利益
5,601
4.6%
7,689
5.3% +37.3%
中間 4.25円 中間 5.00円
1株あたり配当金 期末 4.25円 期末 7.00円
05年度
06年度
設備投資額
1,105百万円
4,377百万円
減価償却費
1,024百万円
1,128百万円
為替レート(EUR)
136.92円
146.14円
為替レート(US$)
110.21円
116.38円
◆ 4期連続の増収増益
グループを挙げて増産と販売に注力。 売上確保と引続き売価の維持・アップに努めた。 引続きコストダウンに取り組む一方で、
高負荷の中、調達先・協力工場・当社の生産能力を
踏まえ、バランスをとりつつ増産を図った。
◆国内・海外共に売上大幅増加。
⇒買い替え需要を背景に建設用クレーンが増加。
⇒買い替え需要を背景に建設用クレーンが増加。
建設用クレーン(
建設用クレーン(国内)
国内) 261億円
261億円 → 339億円
339億円
⇒中東向けと北米向けの建設用クレーンが大幅増加。
⇒中東向けと北米向けの建設用クレーンが大幅増加。
建設用クレーン(
326億円
億円 → 441億円
建設用クレーン(海外)
海外) 326
441億円
(海外売上高比率42.1%
海外売上高比率42.1%と通期で初の
42.1%と通期で初の40%
と通期で初の40%超え)
40%超え)
8.50円 年間 12.00円
年間 06年度は、
06年度は、05
年度は、05年度に引続き「安全と品質を徹
05年度に引続き「安全と品質を徹
底的に追求する」年度とし、
同時に「中期経営計画の達成に全力で取り組
む」年度と位置付ける。
◆売上増加とそれに伴う生産効率向上で、
利益も大幅増加。
経常利益
86億円
経常利益
86億円 → 135億円
135億円
当期純利益
56億円
56億円 → 76億円
76億円
(経常利益100
経常利益100億超えは、
100億超えは、91
億超えは、91年度以降
91年度以降15
年度以降15年振り)
15年振り)
※設備投資額にはリース契約分を含んでおりません。
3
損益計算書(対前期比較)
(単位:百万円)
05年度
金額
売上高
売上原価
06年度
比率
金額
比率
120,872 100.0% 144,693 100.0%
23,820
76.5% 109,267
75.5%
16,800
-49
-0.1%
-404
-0.3%
-355
売上総利益
28,356
23.4%
35,021
24.2%
6,665
販管費
20,338
16.8%
22,259
15.4%
1,920
8,017
6.6%
12,762
8.8%
4,744
629
0.6%
788
0.6%
159
経常利益
8,646
7.2%
13,550
9.4%
4,903
特別損益
825
0.6%
323
0.2%
-502
税引前当期純利益
9,472
7.8%
13,873
9.6%
4,401
法人税等
3,714
3.1%
6,139
4.3%
2,425
156
0.1%
44
0.0%
-112
5,601
4.6%
7,689
5.3%
2,088
割賦販売利益
営業利益
営業外損益
少数株主利益
当期純利益
92,467
比較増減
【増減のポイント】
◆売上原価率 ◆売上原価率 76.5%
売上原価率 76.5% → 75.5% 75.5% ・生産増によるスケールメリットと売価の改善により、
・生産増によるスケールメリットと売価の改善により、
原価率は、前期比 1.0%改善。 1.0%改善。 ◆割賦販売利益
◆割賦販売利益 △49百万円→
49百万円→ △404百万円 404百万円 ・未経過割賦販売利益戻入減少
・未経過割賦販売利益戻入減少 △58百万円 58百万円 ・未経過割賦販売利益繰入増加 296百万円
296百万円
◆販管費 ◆販管費 19
販管費 19億円増加
19億円増加 億円増加 ・売上増に伴う変動費増加
607百万円 607百万円 ・人件費増加 751百万円
751百万円
・その他諸経費増加 563百万円
563百万円
◆営業外損益 ◆営業外損益 ・営業外収益
・営業外収益 1,424百万円
1,424百万円 → 1,559百万円
1,559百万円
・営業外費用 795百万円
795百万円 → 770百万円
770百万円
◆特別損益 ◆特別損益 ・貸倒引当金取崩益 536百万円 ・貸倒引当金取崩益 536百万円 (グループとしての不良債権処理に目処)
・固定資産除売却損 281百万円
281百万円
◆経常利益増減要因
経常利益増減要因
⇒売上238
+56億円
売上238億円増により
238億円増により
+56億円
⇒売上原価率
売上原価率1.0%
⇒
売上原価率1.0%改善により
1.0%改善により +13億円
+13億円
⇒割賦利益の減少により
△3億円
⇒割賦利益の減少により
⇒販管費の増加により
△19億円
⇒販管費の増加により
19億円
⇒営業外損益の改善により
⇒営業外損益の改善により +1
+1億円
+1億円
4
貸借対照表(対前期末比較)
(単位:百万円)
05年度末
手許資金
06年度末
比較
増減
金額
比率
金額
比率
23,125
15.4%
23,690
14.5%
売上債権
50,038
33.2%
55,846
34.2%
たな卸資産
25,797
17.1%
31,141
19.1%
6,786
4.5%
6,797
4.2%
その他
流動資産計
105,747
500億円
500億円 → 558億円
558億円
⇒海外売上増による売上債権回転期間の
海外売上増による売上債権回転期間の
⇒
5,808
短縮続く。
5,344
(04
(04年度
04年度:180.6
年度:180.6日→
:180.6日→05
日→05年度
05年度:151.1
年度:151.1日
:151.1日
10
→06
→06年度
06年度:140.9
年度:140.9日)
:140.9日)
565
70.2% 117,476
72.0%
11,728
有形固定資産
26,972
17.9%
29,971
18.4%
2,999
無形固定資産
137
0.1%
371
0.2%
234
投資その他の資産
17,710
11.8%
15,432
9.4%
-2,278
固定資産計
44,820
29.8%
45,775
28.0%
955
150,567 100.0% 163,251 100.0%
12,683
資産合計
仕入債務
27,722
18.4%
33,415
20.5%
5,693
有利子負債
28,062
18.6%
26,738
16.4%
-1,323
その他
20,036
13.3%
23,743
14.5%
3,706
負債計
75,821
50.4%
83,898
51.4%
8,076
純資産計
74,745
49.6%
79,353
48.6%
4,607
150,567 100.0% 163,251 100.0%
12,683
負債・純資産計
【増減のポイント】
◆売上増加により、売上債権は増加
◆たな卸資産の増加
◆たな卸資産の増加
257億円
257億円 → 311億円 311億円 (53億円増のうちファウン分
53億円増のうちファウン分29
億円増のうちファウン分29億円
29億円)
億円)
⇒たな卸資産回転期間は悪化。
⇒たな卸資産回転期間は悪化。
(04
(04年度
04年度:81.0
年度:81.0日→
:81.0日→05
日→05年度
05年度:77.9
年度:77.9日
:77.9日
→06
→06年度
06年度:78.6
年度:78.6日) :78.6日) ◆有利子負債の減少
◆有利子負債の減少
280億円
280億円 → 267億円
267億円
⇒短期
⇒短期 30億円減少、長期
30億円減少、長期 17億円増加
17億円増加
※株式消費貸借契約に伴う預り金19
※株式消費貸借契約に伴う預り金19億円含む。
19億円含む。
5
キャッシュ・フローの概要
利益の増加により、設備投資資金を賄い、有利子負債を返済、総合キャッシュ・フローは7
利益の増加により、設備投資資金を賄い、有利子負債を返済、総合キャッシュ・フローは7億円の増加。
税引前当期純利益 138億
138億
仕入債務増加 55億
55億
売上債権増加 43億
43億
営業活動CF
営業活動CF
プラス 84億
84億
その他 15億
15億
たな卸資産増加 44億
44億
法人税等支払 37億
37億
投資活動CF
投資活動CF
マイナス 36億
36億
有形固定資産の取得他 36億
36億
長短借入金返済 35億
35億
株式消費貸借契約に
伴う収入他 19億
19億
財務活動CF
財務活動CF
マイナス 42億
42億
自己株式取得 14億
14億
配当金支払 12億
12億
総合CF
総合CF
プラス 7億
●R&I格付け BBB→BBB+へ 1段階UP(
段階UP(06年
06年8月21日)
21日)
・R&Iの判断理由:①海外展開積極化で収益の地域分散、②有利子負債削減による財務構成の改善
6
セグメント別売上高
( 百万円)
200,000
(単位:百万円)
建設用クレーン
高所作業車
空気圧機器事業
車両搭載型クレーン
建機事業その他
その他事業
05年度
金額
160,000
144,693
120,872
比率
金額
比較増減
比率
金額
建設用
クレーン
58,893 48.7%
78,150 54.0% 19,256
車両搭載型
クレーン
16,425 13.6%
17,235 11.9%
高所作業車
11,343
12,965
9.4%
増減率
32.7%
809
4.9%
9.0%
1,621
14.3%
31,326 21.6%
1,409
4.7%
139,677 96.5% 23,096
19.8%
31,326
120,000
その他
29,917 24.7%
建機事業
116,580 96.4%
12,965
29,917
80,000
06年度
17,235
11,343
16,425
40,000
78,150
空気圧機器
事業
1,634
1.4%
2,425
1.7%
791
48.4%
その他事業
2,657
2.2%
2,590
1.8%
-67
-2.5%
120,872
100%
144,693
100% 23,820
19.7%
58,893
合計
海外売上比率
0
05年度
06年度
38.8%
42.1%
3.3%
*海外売上高比率42.1%
海外売上高比率42.1%と通期で初の
42.1%と通期で初の40%
と通期で初の40%超え
40%超え
7
海外仕向地別売上高推移
( 百万円)
80,000
02年度以降の海外売上は
02年度以降の海外売上は5
年度以降の海外売上は5年連続の増加
前年度比 +13.1%→
+13.1%→+21.7%→
+21.7%→+12.8%→
+12.8%→+36.7% →+30.0%
60,000
販売好調なオールテレーンクレーン
の新製品ATF160G
の新製品ATF160G
40,000
20,000
0
ヨーロッパ
アメリカ(北米・中南米)
アジア(中国含む)
中東
アフリカ他
合計
為替レート(EUR)
為替レート(US$)
海外売上比率
99年度
13,575
4,775
3,855
1,962
1,067
25,235
121.67
113.96
26.7%
00年度
11,435
3,619
4,225
2,142
956
22,379
99.63
107.83
23.8%
01年度
9,754
3,325
4,368
3,098
1,524
22,072
108.80
121.54
25.0%
02年度
10,893
3,042
5,362
3,602
2,066
24,968
118.41
125.35
30.1%
03年度
11,978
3,859
5,185
5,663
3,696
30,384
131.03
115.99
31.4%
04年度
12,000
5,413
4,888
7,347
4,634
34,285
134.47
108.24
33.7%
05年度
16,292
11,519
4,749
8,507
5,790
46,859
136.92
110.21
38.8%
06年度
19,170
14,744
7,861
11,708
7,409
60,894
146.14
116.38
42.1%
※為替レートは期中平均レート。(海外子会社12
※為替レートは期中平均レート。(海外子会社12月決算のため、
12月決算のため、1
月決算のため、1-12月の平均) 12月の平均) 01年度以前は
01年度以前はDM
年度以前はDMを
DMをEURに換算したものを表示しております。
EURに換算したものを表示しております。
8
国内建設投資の推移と見通し
( 兆円)
90
政府投資: 政府建設投資
民間投資: 民間建設投資
80
民間投資は、4
民間投資は、4年連続で増加見通し
(民間の設備投資の上向き背景)
70
60
50
40
30
20
10
0
04年 05年 06年 07年
85年 86年 87年 88年 89年 90年 91年 92年 93年 94年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年
度実 度見 度見 度見
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
績見 込 通し 通し
政府投資 1 9 . 3 2 0 . 7 2 2 . 5 2 3 . 3 2 4 . 2 2 5 . 7 2 8 . 6 3 2 . 3 3 4 . 2 3 3 . 2 3 5 . 1 3 4 . 5 3 2 . 9 3 3 . 9 3 1 . 9 2 9 . 9 2 8 . 1 2 5 . 9 2 3 . 4 2 0 . 5 1 9 . 8 1 8 . 6 1 7 . 6
民間投資 3 0 . 6 3 2 . 7 3 8 . 9 4 3 . 2 4 8 . 8 5 5 . 6 5 3 . 7 5 1 . 6 4 7 . 4 4 5 . 4 4 3 . 8 4 8 . 2 4 2 . 2 3 7 . 4 3 6 . 5 3 6 . 2 3 3 . 0 3 0 . 9 3 0 . 2 3 2 . 0 3 3 . 5 3 4 . 9 3 5 . 6
建設投資 4 9 . 9 5 3 . 5 6 1 . 5 6 6 . 6 7 3 . 1 8 1 . 4 8 2 . 4 8 3 . 9 8 1 . 6 7 8 . 7 7 9 . 0 8 2 . 8 7 5 . 1 7 1 . 4 6 8 . 5 6 6 . 1 6 1 . 2 5 6 . 8 5 3 . 7 5 2 . 5 5 3 . 4 5 3 . 6 5 3 . 2
※ 数字はすべて名目建設投資。予測は、(財)建設経済研究所の「建設投資の見通し」(07
数字はすべて名目建設投資。予測は、(財)建設経済研究所の「建設投資の見通し」(07年
(07年4月24日発表)による。
24日発表)による。
9
国内建機出荷金額の推移
( 億円)
(社)日本建設機械工業会の統計資料、需要予測は07年2月16日発表
16,000
建設ク:建設用クレーン
全建機:全建設用機械
油圧ショベル
14,000
07年度予測
07年度予測
建設用クレーン
は前年度比
+10.5%
+10.5%
クローラクレーン
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
90年度 91年度 92年度 93年度 94年度 95年度 96年度 97年度 98年度 99年度 00年度 01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度
3,593 3,998 3,051 2,379 2,116 2,475 2,909 2,356
建設ク
全建機 15,177 14,645 12,505 11,335 12,041 12,244 13,333 10,699
1,465
7,908
1,215
7,631
1,140
7,552
885
5,904
757
5,032
887
5,713
1,003
6,007
1,221
6,559
1,462
7,428
07年度
予測
1,616
7,665
※ 建機工統計の建設用クレーン区分には、当社でいう建設用クレーン以外に、車両搭載型クレーン、高所作業車、クローラクレーン等を含む。 建機工統計の建設用クレーン区分には、当社でいう建設用クレーン以外に、車両搭載型クレーン、高所作業車、クローラクレーン等を含む。 ※ 出荷金額には補給部品除く。
10
建設用クレーンの国内総需要の推移
07年度建設投資見通し約
07年度建設投資見通し約52
年度建設投資見通し約52兆円は、
52兆円は、85
兆円は、85年度~
85年度~86
年度~86年度レベル。
86年度レベル。
( 台)
8,000
ピーク時 90年度
90年度 6,755台
6,755台
7,000
6,000
5,000
GRGR-600N
4,000
03年度以降の総需要
03年度以降の総需要4
年度以降の総需要4年連続の増加
前年度比+10.5%
前年度比+10.5%→
+10.5%→ +17.3%→
+17.3%→ +24.3% → +19.5%
根強い回復需要
3,000
2,000
1,000
0
85年 86年 87年 88年 89年 90年 91年 92年 93年 94年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
度
下期総需要 1,314 1,390 1,849 2,755 3,039 3,489 3,173 2,276 1,749 1,788 1,933 2,327 1,417 913 812 762 569 530 607 740 907 1,071
上期総需要 1,302 1,383 1,653 2,467 2,609 3,266 3,367 2,766 2,035 1,737 1,863 2,247 1,821 1,019 792 697 644 536 571 642 811 982
通期総需要 2,616 2,773 3,502 5,222 5,648 6,755 6,540 5,042 3,784 3,525 3,796 4,574 3,238 1,932 1,604 1,459 1,213 1,066 1,178 1,382 1,718 2,053
※ 数字は当社調べ。
11
建機事業(建設用クレーン)
国内シェア 47.8%→
47.8%→46.4%で
46.4%で1位
油圧式建設用クレーン国内総需要2,053
油圧式建設用クレーン国内総需要2,053台
2,053台(06年度、当社調べ
(06年度、当社調べ)
年度、当社調べ) 総需要は、前期比19.5%
総需要は、前期比19.5%増、
19.5%増、4
増、4年連続増加。
⇒ラフテレーンクレーン
ラフテレーンクレーン25
25t
吊りや60
60t
⇒
ラフテレーンクレーン
25
t吊りや
60
t吊りを中心とした根強い買い替え需要に加えて、オールテレーンクレーンが堅調に推移。
国内売上高は339
339億
国内売上高は
339
億6千5百万円(前期比 129.6%)
都市部のクレーン稼働率は高く、お客様のクレーン傭車料金の改善に広がり
改善に広がりが見られる。
都市部のクレーン稼働率は高く、お客様のクレーン傭車料金の
改善に広がり
が見られる。
【オールテレーンクレーン】
【ラフテレーンクレーン 】
・国内建設用クレーンの中心機種。 ・国内では都市開発、高架・橋梁工事向けの大型クレーン。
国内総需要の4%
国内総需要の4% 4% 国内総需要の94%(
国内総需要の94%(北米総需要の
94%(北米総需要の60%)
北米総需要の60%)
ATF160G
(欧州総需要の85%
(欧州総需要の
85%)
85%)
・市街地の建築工事に欠かせない都市型クレーン。
・コンパクトな車体で、挟小地でも性能発揮。 ・遠距離走行性に加え 小回り性にも優れる。
(前輪、後輪共にステアリング可能)
(写真製品:
(写真製品:06年
06年7月発売 月発売 初のファウン製造日本向け機種 初のファウン製造日本向け機種 ・国内向け12
・国内向け12∼
12∼60t
60t吊り 8機種 5軸のうち4
軸のうち4軸ステアリング可能)
軸ステアリング可能)
・クレーンの運転席と自動車の運転席が兼用。
・海外向け12
・海外向け12∼
12∼70t
70t吊り 5機種 (国内海外向け共に タダノ製造) ・国内は一般道走行 北米はトレーラー輸送
・国内向け100
・国内向け100∼
100∼550t吊り
550t吊り5
吊り5機種 (
(タダノ製造;
タダノ製造;キャリヤは独ファウン製)
キャリヤは独ファウン製) ・海外向け30
・海外向け30∼
30∼220t吊り
220t吊り 8機種(独ファウン製造)
・国内一般道走行時には分解搬送が必要。 GRGR-250N 欧州では分解搬送不要。
12
建機事業(建設用クレーン)
【トラッククレーン】
・走行性に優れたトラックに架装したクレーン。国内総需要の1%
・走行性に優れたトラックに架装したクレーン。国内総需要の1%、主に海外向け
1%、主に海外向け
・遠距離移動に優れるが、小回り性に欠ける。
・国内向け20
・国内向け20t
20t吊り 2機種、海外向け30
機種、海外向け30∼
30∼80t
80t吊り 6機種
・キャリヤは従来は日産ディーゼル製であったが、日産ディーゼルより技術供与 及びエンジン等部品供給を受け、06
及びエンジン等部品供給を受け、06年
06年1月よりキャリヤ自社生産開始。
GTGT-550E
・建設用クレーンの共通事項
∼監督官庁∼
・国土交通省(
・国土交通省(自動車の規制)
自動車の規制)及び厚生労働省(
及び厚生労働省(クレーンの規制)
クレーンの規制) ・ここ数年、NOx
・ここ数年、NOx・
NOx・PM等排ガス規制、騒音規制が強化傾向。
PM等排ガス規制、騒音規制が強化傾向。
近年は、走行規制(
近年は、走行規制(オールテレーンクレーン等大型機種の分解搬送)
オールテレーンクレーン等大型機種の分解搬送)の取締り強化の動き。
∼主な国内販売先と特徴∼
・クレーン工事業(ゼネコンの一次・二次下請で、クレーン免許を有するオペレーター付でクレーンを現場派遣)
・過去においては業界慣行で手形による割賦販売が多かったが、ここ数年はファイナンスリース会社経由へシフト。
(ゼネコン等の経営破綻のお客様への影響を踏まえ、01
(ゼネコン等の経営破綻のお客様への影響を踏まえ、01年度に、貸倒引当金等
01年度に、貸倒引当金等 約60億円計上)
60億円計上)
・ゼネコン等からのクレーン傭車料金の改善に広がり
・ゼネコン等からのクレーン傭車料金の改善に広がりが見られる。 改善に広がりが見られる。 ・06
・06年度にて約
06年度にて約5
年度にて約5年にわたった不良債権処理に目処。(05
年にわたった不良債権処理に目処。(05年度に続き貸倒引当金取崩益の計上)
(05年度に続き貸倒引当金取崩益の計上)
13
世界クレーン業界の再編図(油圧式クレーンメーカー・クローラクレーンメーカー)
American Crane(米
Crane(米)
石川島建機
98年
98年
99年
99年
住友重機械
86年
86年
01年
01年
日立建機
02年
02年
01年
01年
日立住友
MANITOWOC (米
(米)
03年
03年
Demag (独)
02年
02年
Compact Truck
(スイス)
スイス)
02年
02年
01年
01年
02年
02年
02年 02年
00年
00年
GROVE(米
GROVE(米)
タダノ
78年
78年
00年
00年
TEREX(米
TEREX(米)
03年
03年
90年
90年
06年
06年
Faun(独
Faun(独)
99年
99年
Franna(
Franna(豪)
LIEBHERR
(独)
コベルコ
クレーン
Link‐
Link‐Belt
(米)
北起多田野(
北起多田野(中)
83年
83年
National(米
National(米)
95年
95年
Krupp(
Krupp(独)
Coles(
Coles(英)
95年
95年
PPM(仏
PPM(仏)
中国現地国産
徐州(
徐州(中)
浦元(
浦元(中)
長江(
長江(中)
泰安(
泰安(中)
錦州(
錦州(中)
蛙埠 (中)
03年
03年
加藤製作所
Autogru(
Autogru(伊)
06年
06年
京城重工(
京城重工(中)
Locatelli(
Locatelli(伊)
87年
87年
NA
P&H(米
P&H(米)
Lorain(米
Lorain(米)
NA
Bendini(
Bendini(伊)
NA
Gottwald(
Gottwald(独)
買収を示す。(数値はその年度)
提携を示す。(数値はその年度)
EURO RIGO(伊
RIGO(伊)
Ormig(
Ormig(伊)
Marchetti(
Marchetti(伊)
ロシア現地生産
Luna(西
Luna(西)
Autocranes(
Autocranes(露)
Sennebogen(
Sennebogen(英)
出資・JV
出資・JVを示す。
JVを示す。
*日本建設機械工業会資料より、当社作成
Jones(英
Jones(英)
14
建設用クレーンの世界総需要の推移
(台)
14,000
※中国・旧ソ連国産の建設用クレーンは含まず。
折れ線は、各市場の需要ボトムの年を
折れ線は、各市場の需要ボトムの年を1
各市場の需要ボトムの年を1とし、各年の比率推移
を表す。(北米は2003
を表す。(北米は2003年、欧州は
2003年、欧州は1994
年、欧州は1994年、日本は
1994年、日本は2002
年、日本は2002年)
2002年)
ピーク年
ボトム年
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
北米
欧州
その他
日本
合計
日本シェア
北米
欧州
日本
1988
1,518
1,728
449
5,244
8,939
58.7%
1.59
1.54
4.83
1989
1990
1991
2,683 2,407 1,251
1,939 2,470 2,248
536
571
918
5,684 6,755 6,619
10,84212,20311,036
52.4% 55.4% 60.0%
2.81 2.52 1.31
1.73 2.21 2.01
5.24 6.23 6.10
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
1,070
2,009
1,316
5,042
9,437
53.4%
1.12
1.79
4.65
1,124
1,238
945
3,831
7,138
53.7%
1.18
1.11
3.53
1,159
1,120
704
3,505
6,488
54.0%
1.21
1.00
3.23
1,372
1,272
868
3,711
7,223
51.4%
1.44
1.14
3.42
1,777
1,502
1,026
4,384
8,689
50.5%
1.86
1.34
4.04
1,998
1,702
1,379
3,821
8,900
42.9%
2.09
1.52
3.52
2,614
2,110
895
2,151
7,770
27.7%
2.74
1.88
1.98
2,472
2,268
554
1,667
6,961
23.9%
2.59
2.03
1.54
2,281
2,392
559
1,493
6,725
22.2%
2.39
2.14
1.38
1,490
2,290
812
1,378
5,970
23.1%
1.56
2.05
1.27
1,175
2,031
757
1,085
5,048
21.5%
1.23
1.81
1.00
954
1,995
896
1,154
4,999
23.1%
1.00
1.78
1.06
1,101
1,941
1,073
1,350
5,465
24.7%
1.15
1.73
1.24
1,614
2,053
1,270
1,614
6,551
24.6%
1.69
1.83
1.49
2,398
2,116
1,618
1,961
8,093
24.2%
2.51
1.89
1.81
※ 1.海外のデータは暦年ベース。
2.海外市場の89
.海外市場の89~
89~91年は
91年はSYSTEMATIC
年はSYSTEMATIC及び
SYSTEMATIC及びCIMA
及びCIMAの統計データより当社推計。
CIMAの統計データより当社推計。 92年以降は
92年以降はCIMA/CEMA/FEM
年以降はCIMA/CEMA/FEMの統計データより当社推計。
CIMA/CEMA/FEMの統計データより当社推計。
3.日本市場の89
.日本市場の89~
89~91年は期単位で集計。
91年は期単位で集計。
15
地域別需要機種構成(06年
06年1-12月暦年ベース)
12月暦年ベース)
TC
総需要 6,551台→
6,551台→ 8,093台
8,093台 ※中国・旧ソ連国産の建設用クレーンは含まず。
RC
AC
欧州 総需 2,053台→
2,053台→ 2,116台(
2,116台(+3.1%
台(+3.1%)
+3.1%)
(当社シェア 11.0%→
11.0%→ 11.2%)
11.2%)
北米 総需 1,614台→
1,614台→ 2,398台
2,398台(+48.6%)
+48.6%)
(当社シェア 10.8%→
10.8%→ 8.7%)
8.7%)
TC 39台・
39台・RC
台・RC 283台・
283台・AC
台・AC 1,794台
1,794台
アジア(日本含む) 2,126台(
台(+19.6%
総需 1,777台→
1,777台→ 2,126
台(+19.6%)
+19.6%)
TC 561台・
561台・RC
台・RC 1,431台・
1,431台・AC
台・AC 406台
406台
TC 62台・
62台・RC
台・RC 1,905台・
1,905台・AC
台・AC 159台
159台
中東・アフリカ 総需 684台→
+41.4%)
)
684台→ 967台
967台(+41.4%
その他 総需 423台→
423台→ 486台(
486台(+14.9%
台(+14.9%)
+14.9%)
TC 91台・
91台・RC
台・RC 517台・
517台・AC
台・AC 359台
359台
TC 76台・
76台・RC
台・RC 168台・
168台・AC
台・AC 242台
242台
※TCはトラッククレーン、
TCはトラッククレーン、RC
はトラッククレーン、RCはラフテレーンクレーン、
RCはラフテレーンクレーン、AC
はラフテレーンクレーン、ACはオールテレーンクレーンを表す。
ACはオールテレーンクレーンを表す。
数値はISC
数値はISC(
ISC(AEM/CEMA/FEM)
AEM/CEMA/FEM)データによる当社集計。その他は、中南米、旧ソ連、オセアニア
台数・シェアは、前年1
台数・シェアは、前年1-12月からの変化を示す。
12月からの変化を示す。
16
建機事業(建設用クレーン)
世界シェア 23.3%→
23.3%→21.0%で
21.0%で1位
油圧式建設用クレーン 世界総需要8,093
世界総需要8,093台
8,093台(06年
(06年1-12月、当社調べ)
12月、当社調べ) 総需要は、前期比23.5%
総需要は、前期比23.5%増。
23.5%増。
⇒活発な建設・設備投資を背景に需要急増の中東や北米、回復基調の欧州等重点地域
活発な建設・設備投資を背景に需要急増の中東や北米、回復基調の欧州等重点地域への拡販。
需要急増の中東や北米、回復基調の欧州等重点地域への拡販。
海外売上高は、441
441億
百万円(
前期比135.1%)
生産面の制約により、1
12月の世界シェア減少。
海外売上高は、
441
億8千4百万円
(前期比
135.1%) 生産面の制約により、
1-12
月の世界シェア減少。
・欧州エリア [主にオールテレーンクレーン市場]
主にオールテレーンクレーン市場]
・北米エリア
【タダノ・ファウン(独/
【タダノ・ファウン(独/バイエルン州)】 欧州総需要は、回復基調。ドイツ回復。
【タダノ・アメリカ(米/
【タダノ・アメリカ(米/テキサス州ヒューストン)】
北米総需要は、急増。
・中国エリア [主にトラッククレーン市場]
主にトラッククレーン市場]
【当社及び北起多田野(
【当社及び北起多田野(北京)
北京)起重機】
・その他エリア
【当社】 中東の総需要は、急増。
・海外での販売サービスは、販売代理店経由がメインで、一部がグループ販売会社による直接販売・直接サービス。
・製品開発は仕向地の自動車等の法規制に合致させる必要あり、新機種開発は通常2
・製品開発は仕向地の自動車等の法規制に合致させる必要あり、新機種開発は通常2∼3年要。
法規制や用途の違いがあって、油圧ショベルに見られる需要動向は、建設用クレーンには当てはまらない。
法規制や用途の違いがあって、油圧ショベルに見られる需要動向は、建設用クレーンには当てはまらない。
17
中国合弁会社の状況
●油圧式クレーンの中国市場の状況
06年暦年の油圧式クレーン総需要は約
06年暦年の油圧式クレーン総需要は約14,100
年暦年の油圧式クレーン総需要は約14,100台(
14,100台(+31%
台(+31%)と推定。(当社調べ)
+31%)と推定。(当社調べ)
02
02年約
年約6,300
年約6,300台(
6,300台(+58%
台(+58%)→
+58%)→03
)→03年約
03年約9,500
年約9,500台(
9,500台(+50%
台(+50%)→
+50%)→04
)→04年約
04年約11,500
年約11,500台(
11,500台(+21%
台(+21%)→
+21%)→05
)→05年約
05年約10,800
年約10,800台(▲
10,800台(▲6
台(▲6%)
なお、吊り上げ能力25
なお、吊り上げ能力25t
25t吊り以下の小振りのクレーンが総需要の約9
吊り以下の小振りのクレーンが総需要の約9割で、中国国産のトラッククレーンがほとんど。
海外製品は約80
海外製品は約80台前後。
80台前後。
●中国合弁会社 北起多田野(
中国合弁会社 北起多田野(北京)
北京)起重機有限公司の概要
資本金:3
資本金:3千万US
千万US$
US$。当社50%
。当社50%出資、北京京城重工機械有限責任公司
50%出資、北京京城重工機械有限責任公司50%
出資、北京京城重工機械有限責任公司50%出資。(設立日
50%出資。(設立日 03年
03年3月)
所在:北京市順義区林河(北京市街から北東25
所在:北京市順義区林河(北京市街から北東25㎞) 工場
25㎞) 工場3.6
㎞) 工場3.6万㎡、工場用地
3.6万㎡、工場用地12
万㎡、工場用地12万㎡。
12万㎡。
役員:董事長 蘇 傑(京城重工)、副董事長 程 箭(当社)
総経理 多田野 誠二(当社)、常務副経理 袁 暁峰(京城重工)、副総経理 南 幸男(当社)
従業員 約300名(
300名(うち当社出向
名(うち当社出向8
うち当社出向8名、出張ベースでの指導 当面5
当面5名前後)
06年実績
06年実績 売上台数307
売上台数307台、売上高
307台、売上高2.7
台、売上高2.7億元(
2.7億元(05
億元(05年
05年 売上235
売上235台、
235台、1.7
台、1.7億元)
1.7億元)単年度黒字達成。
億元)単年度黒字達成。
07年計画
07年計画 総需要を12.8
総需要を12.8千台と予測。売上台数
12.8千台と予測。売上台数340
千台と予測。売上台数340台
340台 シェア2.7%
シェア2.7%、売上高
2.7%、売上高3.6
、売上高3.6億元。
3.6億元。
09年目標
09年目標 売上台数670
売上台数670台、売上高
670台、売上高8.2
台、売上高8.2億元。 8.2億元。 ◆06年
06年1月に当社 追加出資1
追加出資1千万US
千万US$
US$を実施。
・目的:
・目的:「高性能・高品質のタダノブランド」の地位
を中国市場で確立する。
・トラッククレーン製造を自動車産業該当との当局 見解を踏まえ、上限の50%
見解を踏まえ、上限の50%まで出資を決定。
50%まで出資を決定。
⇒品質アップ等を含め、中長期的な位置付け。
※現時点では、連結対象とはならないため、
グループ業績に与える影響はほとんどない。
18
建機事業(建設用クレーン)
建設用クレーン売上高(海外)
(百万円)
8 0 ,0 00
60,000
20,000
44,184
下期
上期
40,000
14,698
32,695
19,733
24,629
13,969
5 8 ,8 9 3
6 0 ,0 00
10,660
13,821
20,455
世界シェア 02年度
03年度
04年度
05年度
06年度
(暦年ベース) 19.9%
22.3%
23.7%
23.3%
21.0%
0
7 8,1 50
下期
上期
23,728
18,873
10,554
9,179
7,876
6,822
建設用クレーン売上高
(百万円)
4 1,5 35
4 5 ,7 6 4
3 2 ,7 9 9
4 0 ,0 00
建設用クレーン売上高(国内)
36 ,26 9
31 ,88 3
(百万円)
60,000
40,000
16 ,24 7
下期
上期
33,965
21,135
16,535
8,370
8,813
8,473
8,062
10,793
10,342
12,272
16,159
国内シェア 02年度
03年度
04年度
05年度
06年度
(年度ベース) 49.6%
51.0%
49.2%
47.8%
46.4%
0
19 ,02 7
2 0 ,0 00
3 6,6 14
26,198
17,184
20,000
2 4 ,7 6 1
13,926
17,806
15 ,63 6
17 ,24 1
02 年度
03 年度
2 1 ,0 0 3
2 6 ,0 9 3
0
0 4 年度
0 5 年度
0 6年度
19
建機事業(車両搭載型クレーン)
【カーゴクレーン】国内シェア
【カーゴクレーン】国内シェア 47.6%→
47.6%→48.8%で
48.8%で1位 17,280台(06年度、台数、当社調べ)
(06年度、台数、当社調べ) 総需要は、前期比で0.7%
総需要は、前期比で0.7%減の横ばい。
0.7%減の横ばい。
国内総需要 17,280台
⇒ディーゼル排ガス規制対応のトラック買い替え需要が年度後半から減速するなか
ディーゼル排ガス規制対応のトラック買い替え需要が年度後半から減速するなか、拡販に努めたところ
トラック買い替え需要が年度後半から減速するなか、拡販に努めたところ、
、拡販に努めたところ、
前期比8
億円増の売上高172
172億
104.9%)
前期比
8億円増の売上高
172
億3千5百万円 (前期比 104.9%
)
・通常のトラックに架装した小型クレーン。貨物の積載・運搬・設置作業等が1
・通常のトラックに架装した小型クレーン。貨物の積載・運搬・設置作業等が1台で可。
・物流用途、造園業や建設業用途。トラックディーラーの間接販売。
・小型・中型・大型トラック架装用に多数の機種 0.49t
0.49t∼4.9t吊り
4.9t吊り
(右写真は、ラジコンを標準装備した、Rac
(右写真は、ラジコンを標準装備した、Racシリーズ)
Racシリーズ)
ZR304
∼監督官庁∼ ・主に厚生労働省(クレーンの規制)
∼監督官庁∼ ・主に厚生労働省(クレーンの規制)
∼主な販売先と特徴∼ ・国内トラックディーラー
∼主な販売先と特徴∼ ・国内トラックディーラー
・トラック需要に左右される傾向。
TM20110
・ここ数年、タダノアメリカを経由し、
・
北米でブームトラックを拡販中。
住宅や一般建設用途。
クレーン部を輸出し、現地にてトラックに架装。
(右写真は、20
(右写真は、20t
20t吊りブームトラック)
吊りブームトラック)
20
建機事業(車両搭載型クレーン)
( 台)
カーゴクレーン総需要(当社調べ)
(台)
11 7,36 0
30 ,0 00
12 0,00 0 20 ,0 00
下期
10 5,5 10 1 05,43 0
9 9,62 0
上期
普通トラッ ク上半期総需要
普通トラッ ク年間総需要
20 ,0 00
7 8,60 0
1 7,4 10
15 ,67 0
1 1,20 0
10 ,0 00
下期
上期
17 ,23 5
1 6,42 5
1 6,140
10 0,00 0
14,72 1
15 ,0 00
8 ,27 1
80 ,0 00
17 ,8 10
10 ,0 40
57 ,18 0
車両搭載型クレーン売上高
( 百万円)
4 9,10 0
52 ,1 20
8,9 00
17,28 0
5 6,430
10 ,2 18
60 ,0 00
9,095
8,49 5
7,63 0
10 ,0 00
8,31 0
8 ,06 0
5 ,4 11
34 ,99 0
40 ,0 00
6,17 0
5 ,0 00
7 ,7 70
7 ,61 0
8,5 10
8,97 0
0 3年度
04 年度
0 5年度
06年度
20 ,0 00
7,045
7,09 1
0 2年度
03 年度
04年度
46.9%
47.7%
48.4%
7,93 0
8 ,96 4
4 ,8 07
5,03 0
0
前年同期
増減率
0
02 年度
-11.5% +58.9% -12.0% +11.1% -0.7%
0
国内シェア
(年度ヘ ゙ ース)
05 年度
0 6年度
47.6% 48.8%
(年度ベース)
※04年度、
04年度、05
年度、05年度のカーゴクレーン総需要を今回訂正しております。
05年度のカーゴクレーン総需要を今回訂正しております。
21
建機事業(高所作業車)
国内シェア 25.1%→
25.1%→22.4%で
22.4%で2位
トラック搭載タイプ国内総需要6,114
トラック搭載タイプ国内総需要6,114台
6,114台(06年度、台数、当社調べ
(06年度、台数、当社調べ)
年度、台数、当社調べ) 総需要は、前期比34.1%
総需要は、前期比34.1%増。
34.1%増。
⇒設備投資増加の動きを背景に需要急増のレンタル業界ならびに通信業界向け
設備投資増加の動きを背景に需要急増のレンタル業界ならびに通信業界向け販売に注力した結果、
需要急増のレンタル業界ならびに通信業界向け販売に注力した結果、
生産面の制約はあったが、前期比16
生産面の制約はあったが、前期比16億円増の売上高
16億円増の売上高129
億円増の売上高129億
129億6千5百万円(前期比 114.3%)
114.3%)
・電気・通信工事用 ∼監督官庁∼
(通信用5
(通信用5機種、電工用8
機種、電工用8機種)
・主に厚生労働省(高所作業車の規制)
スーパー
・看板や内外装等の一般工事用
∼主な販売先と特徴∼
デッキ
(一般用12
(一般用12機種、クローラ
12機種、クローラ4
機種、クローラ4機種、ホイール3
機種、ホイール3機種)
・電力電工、通信、レンタル、一般、国土
・足回りはトラックだけでなく、
交通省や旧道路公団等。
・過去数年、電力電工・通信の設備投資 ホイール、クローラもあり。
抑制で需要減であったが、回復の動き
・当社は、高付加価値のスーパーデッキ及び ・高度な制御技術を装備した
高架橋梁点検車の販売に注力。
独自製品「スーパーデッキ」 5機種
・高架道路や橋梁点検のための
「高架橋梁点検車」 1機種
22
建機事業(高所作業車)
( 台)
国内高所作業車総需要(当社調べ)
高所作業車売上高
( 百万円)
1 5,00 0
8,0 00
下期
上期
下期
上期
12 ,9 65
6 ,11 4
11 ,34 3
6,0 00
1 0,00 0
4,56 0
3,82 2
4,0 00
2 ,8 01
2,0 00
9,27 9
9 ,4 0 5
3 ,19 7
4,91 7
5 ,2 9 0
4,08 7
4,36 1
4 ,1 1 5
0 2 年度
03 年度
0 4年度
05 年度
06 年度
28.2%
24.1%
24.0%
25.1%
22.4%
4,83 8
2 ,0 13
5,00 0
1 ,5 66
2 ,91 7
1,70 4
1 ,6 79
1,95 1
0 3年度
04 年度
0 5年度
-1.5% +36.5%
-3.4%
+23.5% +34.1%
1 ,2 35
0
前年同期
増減率
7 ,1 90
6 ,2 3 9
3 ,6 92
2,60 9
2,11 8
8,92 5
5 ,1 0 4
5 ,7 74
0
02 年度
0 6年度
国内シェア
(年度ヘ ゙ ース)
(年度ベース)
23
建機事業(その他)
⇒部品、修理、中古車等のその他売上高は、国内中古車売上の減少を海外中古車売上で補い、
前期に比べ増加し、売上高313
前期に比べ増加し、売上高313億
313億2千6百万円(前期比 104.7%) 104.7%) 【中古クレーン】
・ここ数年国内では中古クレーンの引き合い増加、
品不足状態が続く。
【部品修理】
・修理は指定サービス工場の売上。当社は部品売上。
【環境関連商品】
・木材チップ化装置
オールテレーンクレーンブーム着脱作業例 CLCL-500
・石膏ボード分別機
・石膏ボード分別機
【オールテレーンクレーン着脱リフター】
建設廃木材
木材チップ
・公道走行に際して、法令に基づき分解・搬送を必要
とする国内オールテレーンクレーンの着脱用リフター。
06
06年
10月発売の新製品
06年10月発売の新製品
木材チップ化装置
24
建機事業(その他)
その他売上高
(中古クレーン等)
( 百万円)
2 0,00 0
下期
上期
( 百万円)
2 0,00 0
上期
1 6,80 7
1 5,86 8
その他売上高
(部品、修理、建機周辺商品
・環境関連商品他)
下期
1 5,15 4
1 5,4 02
1 5,85 7
1 5,46 8
1 5,00 0
1 5,00 0
14 ,1 31
12 ,7 04
1 2 ,3 32
8,07 3
9,02 2
7,58 3
7,25 8
1 4,51 4
8,21 1
8,13 9
1 0,00 0
7,90 9
7 ,3 10
1 0,00 0
6 ,6 94
6 ,8 01
5,00 0
5,00 0
7,79 4
7,78 5
7,57 1
8,14 3
7,64 5
5 ,5 30
6 ,8 20
6 ,0 10
6,60 5
7,32 9
0 4年度
0 5年度
0 6年度
0
0
02 年度
03 年度
0 4 年度
0 5年度
0 6年度
02 年度
03 年度
25
空気圧機器事業・その他事業
空気圧機器事業売上高
( 百万円)
3 ,0 00
3 ,0 00
下期
上期
2 ,4 25
2 ,5 00
1 ,5 00
1,31 5
1,39 9
6 88
6 27
6 72
02 年度
03 年度
2 ,5 7 6
1,2 47
1 ,3 30
1,34 9
1,2 74
1 ,2 77
02 年度
0 3年度
2,65 7
2,59 0
1 ,3 69
1 ,2 69
1,22 7
1 ,2 88
1 ,3 20
0 4年度
0 5 年度
06 年度
1 ,5 31
87 6
7 27
5 00
2 ,6 08
1 ,5 00
72 3
1 ,0 00
1,63 4
下期
上期
2,5 22
2 ,5 00
2 ,0 00
2 ,0 00
1,51 8
その他事業売上高
( 百万円)
1 ,0 00
79 5
75 8
04 年度
05 年度
89 4
5 00
0
0
06 年度
26
07年度業績予想
(単位:百万円)
06年度
金額
売上高
07年度予想
比率
144,693
金額
比率
100.0% 162,000
12,762
8.8%
17,600
10.9%
経常利益
13,550
9.4%
17,800
11.0%
7,689
5.3%
11,100
6.9%
1株あたり配当金
中間 5.00円 中間 7.00円
期末 7.00円 期末 7.00円
年間 12.00円 年間 14.00円
06年度
07年度は、引続き「安全と品質を徹底的に追求
07年度は、引続き「安全と品質を徹底的に追求
する」年度とし、同時に「中期経営計画を仕上
げる」年度と位置付ける。
100.0%
営業利益
当期純利益
【07年度の経営方針】
07年度の経営方針】
07年度計画
設備投資額
4,377百万円
9,230百万円
減価償却費
1,128百万円
2,200百万円
為替レート(EUR)
146.14円
150.00円
為替レート(US$)
116.38円
115.00円
※設備投資額にはリース契約分を含んでおりません。
【予想】5
【予想】5期連続の増収増益見込む。 経常利益は、90
経常利益は、90年度
90年度177
年度177億円超えの最高益。
177億円超えの最高益。
・国内建設用クレーン
根強い買い換え需要で引続き増加見込む。
・海外建設用クレーン
中東・北米に加え、欧州向けの拡販に注力、 好調に推移見込む。
・一方で、排ガス対応トラック買い替え一巡を受け、
車両搭載型クレーンの減少見込む。 【課題】
●国内工場再編
●長期化する製品納期を短縮するための増産対応 (RC生産
RC生産 月平均 上期160
上期160台、下期
160台、下期180
台、下期180台
180台)
●収益力強化のための製品原価改善・売価改善
●売上の期末集中の平準化
●需要反転時の備え、 品質の更なる向上と抜本的なコストダウン
27
07年度業績予想(セグメント別売上高)
(単位:百万円)
06年度
金額
07年度予想
比率
金額
比率
比較増減
金額
増減率
建設用
クレーン
78,150 54.0%
97,182 60.0%
19,032
車両搭載型
クレーン
17,235 11.9%
15,061
9.3%
-2,175 -12.6%
高所作業車
12,965
14,202
8.8%
1,236
9.5%
29,932 18.4%
-1,393
-4.4%
139,677 96.5% 156,377 96.5%
16,700
12.0%
その他
建機事業
9.0%
31,326 21.6%
24.4%
空気圧機器事業
2,425
1.7%
3,200
2.0%
774
31.9%
その他事業
2,590
1.8%
2,423
1.5%
-167
-6.4%
100% 162,000
100%
17,307
12.0%
合計
海外売上比率
144,693
42.1%
44.7%
【セグメント別ポイント】
◆建設用クレーン
+190億円
190億円
需要急増に増産対応
(国内)RC
(国内)RCの買い替え需要及び売価アップ
RCの買い替え需要及び売価アップ
等により、売上増 58億円見込
58億円見込
む。
(海外)欧州、アジア、北米向けで 売上増 132億円見込む。
132億円見込む。
◆車両搭載型クレーン
△21億円
21億円
排ガス対応の普通トラック買い替え需要が
排ガス対応の普通トラック買い替え需要が
一巡
一巡 一巡 ◆高所作業車
+12億円
12億円
需要急増に増産対応
需要急増に増産対応 需要急増に増産対応 ◆建機その他
△13億円
13億円
中古車の品不足で売上減 △17億円
17億円
2.6%
28
07年度業績予想(海外仕向地別売上高)
(百万円)
【海外仕向地別ポイント】
80,000
72,400
◆ヨーロッパ
+20
◆ヨーロッパ
+20億円
20億円
AC新製品売上注力により、売上増見込む。
・AC
新製品売上注力により、売上増見込む。
21,189
◆アメリカ
+36
+36億円
36億円
RC製品拡販により、売上増見込む。
・RC
製品拡販により、売上増見込む。
60,894
60,000
19,170
ヨーロッパ
アメリカ
18,351
40,000
アジア
中東
14,744
アフリカ他
9,576
7,861
20,000
13,308
11,708
7,409
9,976
06年度
07年度予想
◆アジア
+17億円
◆アジア
17億円
・アジア販売子会社の売上増見込む。
◆中東
+15億円
◆中東
15億円
・需要はさらに増加。
◆アフリカ他
+25億円
◆アフリカ他
25億円
・アフリカ、オセアニア、ロシアの各地域で増加見込む。
0
29
中期経営計画の骨子
中期経営計画とは
10年の計を持ち、5年先を睨んでの3年計画とする。
社是・経営理念と
社是・経営理念とタダノ Valueにこだわり、
Valueにこだわり、
社風の変革、収益構造の改革、事業構造の転換を実行し、
新たな成長軌道に乗せていくこと。
新たな成長軌道に乗せていくこと。
1.社風の変革
1.社風の変革
学習し、成長しつづける組織文化を構築する。
2.収益構造の改革
2.収益構造の改革
日本市場の回復に頼ることなく、自力で収益構造を改革し、財務体質を強化する。
3.事業構造の転換
3.事業構造の転換
三・脱:日本依存、建設依存、耐久財依存から自律的に脱皮する。
(注)04
(注)04年
04年3月策定時と変更なし。当中期計画は、当初は06
月策定時と変更なし。当中期計画は、当初は06年度を最終年度とする
06年度を最終年度とする3
年度を最終年度とする3年計画であったが、04
年計画であったが、04年
04年
12
12月のリコール問題発生を受けて、
12月のリコール問題発生を受けて、1
月のリコール問題発生を受けて、1年間延期した結果、07
年間延期した結果、07年度が最終年度となっている。
07年度が最終年度となっている。
30
数値計画(06年11月策定)
売
国
海
上
高
05年度
05年度
06年度
06年度
07年度
07年度
09年度
09年度
実 績
計 画
計 画
目 標
1,208億円 1,208億円 率
益
率
産
ROA(
ROA ( 経常利益ベース)
実 質 有 利 子 負 債
910億円 910億円 1,000億円 1,000億円 790億円 790
億円 38.8% 38.8% 42% 42% 710億円 710億円 44% 44% 76.5% 76.5% 86億円 億円 86
7.2% 7.2%
75.4% 75.4% 128億円 128
億円 9.3% 9.3%
75.0% 75.0% 178億円 億円 178
11.0% 11.0%
74.0% 74.0% 224億円 億円 224
12.5% 12.5%
1,505億円 1,505億円 5.8% 5.8%
1,600億円
1,600億円 億円 8.0% 8.0%
1,750億円
1,750億円 億円 10.2% 10.2%
1,950億円 1,950億円 11.5% 11.5%
外
価
常
利
常 利 益
資
1,790億円 1,790億円 740億円 740億円 468億円 468
億円 内
海 外 売 上 高 比 率
原
経
経
総
1,620億円 1,620億円 1,370億円
1,370億円 億円 800億円 800億円 570億円
億円 570
億円
44% 44% 49億円 49億円 125億円 125
億円 95億円 95億円 18億円 18億円 自 己 資 本 比 率
49.4% 49.4% 50% 50% 52% 52% 58% 58% 設備投資(除リース契約)
11億円 11億円 65億円 65億円 88億円 88億円 52億円 52億円 減
10億円 10億円 14億円 14億円 23億円 23億円 30億円 30億円 価
償
却
費
◆想定レート(
◆想定レート(105
想定レート(105円
105円/US$、
US$、130円
130円/EUR)
EUR)
※07年度計画までは中国事業での合弁会社を連結対象外、
07年度計画までは中国事業での合弁会社を連結対象外、09
年度計画までは中国事業での合弁会社を連結対象外、09年度目標は連結対象としております。
09年度目標は連結対象としております。
※設備投資は、可能性のあるものをすべて織り込んだ計画で、この範囲で都度判断し、実施して参ります。
(注)06
(注)06年
06年5月変更から06
月変更から06年
06年11月に再度変更
11月に再度変更
31
国内及び海外での主な設備投資
●国内生産体制再編のための設備投資 国内及び海外需要が回復・拡大基調にあることから、将来の発展拡大の布石として、老朽化設備の更新と増産体制の構築
が必要と判断、グループで総額 約75億円の設備投資(うち維持更新が約
75億円の設備投資(うち維持更新が約40
億円の設備投資(うち維持更新が約40億円、
40億円、05
億円、05年度∼
05年度∼08
年度∼08年度の
08年度の4
年度の4年間)を行い、国内
生産体制の順次再編を決定。08
生産体制の順次再編を決定。08年度末を目処に、建設用クレーンの生産能力を
08年度末を目処に、建設用クレーンの生産能力を04
年度末を目処に、建設用クレーンの生産能力を04年度比で
04年度比で3
年度比で3割以上高める計画です。
【志度工場】香川県さぬき市志度
(工場建物及び設備:
工場建物及び設備:当社所有)
当社所有)
【高松工場】香川県高松市新田町
(工場建物及び設備:
工場建物及び設備:当社所有)
当社所有)
【多度津工場】香川県多度津町
(工場建物及び設備:
工場建物及び設備:四国機工所有)
四国機工所有)
主
な
投
資
内
容
○建設用クレーンの増産、品質向上と
一層のコストダウン
・ラフテレーンクレーン増産体制の構築
・トラッククレーン用キャリヤ組立ライン設置
・ブーム・シリンダの量産体制の構築
・その他設備の維持更新
○高所作業車の増産、品質向上と
一層のコストダウン
・高所作業車増産体制の構築
・その他設備の維持更新
・プロダクトサポート体制強化のために、
部品センターの拡充
・NEXT事業に備えスペース確保
NEXT事業に備えスペース確保
合計 約11億円
11億円
○車両搭載型クレーンの品質向上と
一層のコストダウン
・車両搭載型クレーン生産ラインの構築
・工場建物の新設(
・工場建物の新設(注)
・その他設備の維持更新
再
編
後
・建設用クレーンの製造
・高所作業車の製造
・車両搭載型クレーンの製造
合計 約40億円
40億円
合計 約24億円
24億円
(注)四国機工敷地内で新設の工場建物概要は、鉄骨造2
四国機工敷地内で新設の工場建物概要は、鉄骨造2階建て、延床面積1.8
階建て、延床面積1.8万㎡、約
月着工、07年
1.8万㎡、約13
万㎡、約13億円。
13億円。06
億円。06年
06年5月着工、07
07年2月完成予定。
●独製造子会社 ファウンでの設備投資
約13億円の設備投資(
13億円の設備投資(05
億円の設備投資(05年度∼
05年度∼08
年度∼08年度の
08年度の4
年度の4年間)を行い、オールテレーンクレーンの増産体制を構築する。
主な投資内容:ブーム組立棟、塗装工場増築、キャリヤラインの拡充
●米国販売子会社 タダノアメリカでの設備投資
約2億円の設備投資(05
億円の設備投資(05年度∼
05年度∼08
年度∼08年度の
08年度の4
年度の4年間)を行い、本社事務所を移転し、販売及びサービス機能を拡充する。
(注)06
(注)06年
06年5月に追加した資料
32
中期経営計画の数値計画の見直しの背景
●世界的な建設用クレーン需要の回復・拡大
⇒北米及び中東の需要急増、欧州及び日本は回復基調で、世界的に建設用クレーン需要の回復・拡大。 ◆北米:クレーン需要は、
北米:クレーン需要は、98
:クレーン需要は、98年
98年2,614台をピーク、
2,614台をピーク、03
台をピーク、03年
03年954台をボトムとした循環的な回復期。建設投資や民間
954台をボトムとした循環的な回復期。建設投資や民間
設備投資を追い風に、回復ピッチ想定以上
数値は6ケ月毎の総需要台数、()
ケ月毎の総需要台数、()内は前
()内は前6
内は前6ケ月対比増減、以下同じ)
ケ月対比増減、以下同じ)
設備投資を追い風に、回復ピッチ想定以上。
回復ピッチ想定以上。(数値は6
04年
04年7-12月
12月534台
534台(△5.8%)→
5.8%)→05年
05年1-6月732台
732台(+37.0%)→同
(+37.0%)→同7
→同7-12月
12月882台
882台(+20.5%)→
(+20.5%)→06年
06年1-6月1,113台
1,113台(+26.2%) (+26.2%) ◆欧州:クレーン需要は、
欧州:クレーン需要は、00
:クレーン需要は、00年
00年2,392台をピーク、
2,392台をピーク、04
台をピーク、04年
04年1,941台をボトムとした循環的な回復期。ドイツ回復の動き。
1,941台をボトムとした循環的な回復期。ドイツ回復の動き。
04年
04年7-12月
12月899台
899台(△13.7%)→
13.7%)→05年
05年1-6月999台
999台(+11.1%)→同
(+11.1%)→同7
→同7-12月
12月1,054台
1,054台(+5.5%)→
(+5.5%)→06年
06年1-6月1,101台
1,101台(+4.5%)
◆中東:クレーン需要は、
中東:クレーン需要は、激増
:クレーン需要は、激増。オイルマネーの還流で、建設投資及び民間設備投資活発。鉄道等のインフラ整備、
激増。オイルマネーの還流で、建設投資及び民間設備投資活発。鉄道等のインフラ整備、
石油ガスプロジェクト。
04年
04年7-12月
12月245台
245台(+12.9%)→
(+12.9%)→05年
05年1-6月217台
217台(△11.4%)→同
11.4%)→同7
→同7-12月
12月274台
274台(+26.3%)→
(+26.3%)→06年
06年1-6月421台
421台(+53.6%)
◆日本:クレーン需要は、
日本:クレーン需要は、根強い買い替え需要
:クレーン需要は、根強い買い替え需要。 根強い買い替え需要。 04年度下期
04年度下期740
年度下期740台
740台(+15.2%)→
(+15.2%)→05年度上期
05年度上期811
年度上期811台
811台(+9.6%)→同下期
(+9.6%)→同下期907
→同下期907台
907台(+11.8%)→
(+11.8%)→06年度上期
06年度上期982
年度上期982台
982台(+8.3%)
●生産能力拡大のために国内追加設備投資決定
⇒お客様への納期の長期化を早期に改善する。次期中期経営計画に向け、将来発展拡大の布石とする。
今回の設備投資により、08
08年度末にはラフテレーンクレーン国内生産
今回の設備投資により、
08年度末にはラフテレーンクレーン国内生産180
年度末にはラフテレーンクレーン国内生産180台
180台/月レベルへ。(06
月レベルへ。(06年度中間期
(06年度中間期 120台
120台/月)
建設用クレーンの生産能力を04
建設用クレーンの生産能力を04年度比で
04年度比で5
年度比で5割以上高める計画です。
・05年度∼
05年度∼08
年度∼08年度の国内生産設備投資を従来計画の約
08年度の国内生産設備投資を従来計画の約75
年度の国内生産設備投資を従来計画の約75億円に約
75億円に約40
億円に約40億円追加し、約
40億円追加し、約115
億円追加し、約115億円とする。
115億円とする。
主には、志度工場で、ラフテレーンクレーン増産23
主には、志度工場で、ラフテレーンクレーン増産23億円、オールテレーンクレーン増産
23億円、オールテレーンクレーン増産6
億円、オールテレーンクレーン増産6億円。
(注)06
(注)06年
06年11月に追加した資料
11月に追加した資料
33
生産改革プロジェクト・VEプロジェクト
●生産改革プロジェクト(06
生産改革プロジェクト(06年
06年6月∼、専任4
月∼、専任4名、兼任7
名、兼任7名、事務局1
名、事務局1名)
トヨタ系コンサルティング会社(㈱OJT
トヨタ系コンサルティング会社(㈱OJTソリューションズ
OJTソリューションズ:
ソリューションズ:トヨタ51%
トヨタ51%・リクルートグループ
51%・リクルートグループ49%
・リクルートグループ49%)による生産効率アップへの取り組み、
49%)による生産効率アップへの取り組み、
トヨタ系トレーナーによる現場指導(毎週)、プロジェクト後に、全工場での展開。
・目標:①RC
・目標:①RCの生産能力アップ
RCの生産能力アップ 目標140
目標140台
140台/月以上、②生産リードタイム短縮 20%、③生産効率
20%、③生産効率 10%up
10%up up ・対象:製造部生産
・対象:製造部生産2
課(志度工場内のRCフレームライン、旋回台組立ライン) 対象:製造部生産2課(志度工場内のRC
RCフレームライン、旋回台組立ライン) ・個別テーマ(安全・品質・スピードが基本) 『5
『5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、生産性の向上、1
整理、整頓、清掃、清潔、躾)、生産性の向上、1人工作業の追求、生産の視える化、 作業要領書作成、工程時間山積みグラフ』
●VEプロジェクト(
VEプロジェクト(06
月∼、VE推進室の新設、専任
プロジェクト(06年
06年4月∼、VE
VE推進室の新設、専任9
推進室の新設、専任9名)
3セグメントの次期製品モデルチェンジに向け、設計段階からのコストダウンへの取り組み。 社内の関係部門にとどまらず、協力工場も巻き込んだ活動。
・基本方針:ものづくりを基にしたVE
V(価値)=F
・基本方針:ものづくりを基にしたVE活動
VE活動
価値)=F(機能)/C
機能)/C(コスト) コスト) ・『図面改善による生産性改善』 ①機能はそのままで構造変更、②部品点数の削減、③加工方法の変更、④機能自体の変更、 ⑤調達先変更
ex.ブーム鋼板の
ex. ブーム鋼板の4
ブーム鋼板の4枚or2枚→
or2枚→1
枚→1枚板化(
枚板化(加工工数削減)
加工工数削減)、補強材をプレス加工へ(
、補強材をプレス加工へ(溶接歪取り工数削減)
溶接歪取り工数削減)、 ジョイント部品標準化 ・『現場改善による生産性改善』 ex.
ex.外注工場での加工方法の変更
ex.外注工場での加工方法の変更
(注)06
(注)06年
06年11月に追加した資料
11月に追加した資料
34
ファウン工場・タダノ多度津工場
【ドイツ子会社ファウンの設備投資の状況】
・キャリヤラインの拡充
05年
05年9月完了
・検査、ストックヤードの拡充
05年
05年12月完了
12月完了
・最終検査棟の増築
06年
06年7月完了
・ブーム組立棟の増築
06年
06年9月着手
07年
07年3月竣工
【タダノ多度津工場の建築の状況】
敷地面積:2.2
敷地面積:2.2万㎡、建築面積
2.2万㎡、建築面積1.3
万㎡、建築面積1.3万㎡、
1.3万㎡、
延床2
延床2万㎡、鉄骨造3
万㎡、鉄骨造3階建て 最高高24
最高高24m
24m
07年
07年1月末竣工、2
月末竣工、2∼3月設備設置、
4∼6月テストラン、7
月テストラン、7月本格生産開始予定。
35
国内競争戦略
1.建設用クレーン
1.建設用クレーン
トップポジションの強化
• 底打ち、緩やかな増加見込む。
• マーケットシェアと販売条件のバランスを重視。
• 「営業品質の強化」
(非価格要因・マーケティング機能強化、債権管理の徹底、販売条件改善)
2.車両搭載型クレーン
2.車両搭載型クレーン
市場変動への対応力強化
• 当面排ガス特需見込む。その後への備え。
• 「トラック分野のトップシェアの堅持」、「非トラック分野の深耕」
(需要増地域への人員シフト、非トラック部門へ専任担当)
3.高所作業車
3.高所作業車
シェアアップへ
• 電力電工向けを含め、現状レベル需要で推移見込む。
• 劣勢分野への取り組み
(注)04
(注)04年
04年3月策定時と変更なし
36
海外事業戦略「グローバル50」
グローバル50
グローバル50
3年後(07
年後(07年度
(07年度)
年度) 40%
(海外売上高比率50%
(海外売上高比率50%を目指す)
50%を目指す)
5年後(09
年後(09年度
(09年度)
年度) 50%
1.グローバル商品の早期開発と市場投入
1.グローバル商品の早期開発と市場投入
• 04
04年
年4月の世界三大建機展 バウマ(独)に、グローバルシリーズ第一弾 AC
バウマ(独)に、グローバルシリーズ第一弾 AC新製品
AC新製品2
新製品2機種を出展。
• 今後3
今後3年間で、AC
年間で、AC3
AC3機種、RC
機種、RC5
RC5機種、TC
機種、TC4
TC4機種を開発・発売予定。
AC(
AC(05年
05年1機種、06
機種、06年
06年1機種、07
機種、07年
07年1機種)、RC
機種)、RC(
RC(04年
04年3機種、05
機種、05年
05年1機種、06
機種、06年
06年3機種、07
機種、07年
07年1機種)、
TC (05年
05年1機種、07
機種、07年
07年1機種)
*アンダーライン部は06
*アンダーライン部は06年
06年5月変更。
2.コスト競争力の強化
2.コスト競争力の強化
• コストダウン 新製品製品原価の20%
新製品製品原価の20%削減(
20%削減(04
削減(04年
04年3月期比)
3.品質力強化
3.品質力強化
• 海外生産製品の品質レベルを日本レベルへ
(注)04
(注)04年
04年3月策定時と変更なし
4.事業の強化推進
4.事業の強化推進
• 欧州事業のテコ入れ(設計・品質強化要員の増強)
• 北米事業の強化(投入機種の拡充)
• 中国事業の早期立ち上げ(中国事業室の新設)
5.海外サービスネットワークの拡充
5.海外サービスネットワークの拡充
• タダノの海外サービス拠点を増強。
• 海外サービス代理店のレベルアップ
37
)
地域別当社シェア(05年
05年/07年暦年ベース
/07年暦年ベース)
グローバルシェア 05年
05年 23.3%
07年
07年 シェア25%
シェア25%以上へ
25%以上へ
(総需要 05年
05年 6,551台、シェア
6,551台、シェア23.3%
台、シェア23.3%) 23.3%) (総需要 03年
03年 4,999台、シェア
4,999台、シェア22.4%
台、シェア22.4%) 22.4%) (総需要予測 07年
07年 9,020台)
9,020台)
総需要に、中国、旧ソ連国産の建設用クレーンは含まず。
当社シェア
2007年
2007年
2005年
2005年
欧州 05
欧州 05年
05年2,053台→
2,053台→ 07年
07年2,280台
2,280台
北米 1,614台→
1,614台→ 2,560台
2,560台
シェア(03
シェア(03年:
03年:9.7%
年:9.7%) 9.7%) 11.0%
) 11.0%→
11.0%→ 14%
シェア(03
シェア(03年:
03年:4.1%
年:4.1%)
4.1%) 10.8%→
10.8%→ 14%
中東・アフリカ 684
1,000台
台
中東・アフリカ 684台→
684台→ 1,000
アジア(日本含む) 1,777
アジア(日本含む) 1,777台→
1,777台→ 2,770台
2,770台
その他 423台→
423台→ 410台
410台
シェア(03
シェア(03年:
03年:38.2%
年:38.2%)
38.2%) 30.1%→
30.1%→ 30%
シェア(03
シェア(03年:
03年:49.0%
年:49.0%)
49.0%) 46.5%→
46.5%→ 49%
シェア(03
シェア(03年:
03年:16.4%
年:16.4%)
16.4%) 22.5%→
22.5%→ 35%
※数値はISC
※数値はISC(
ISC(AEM/CEMA/FEM)
AEM/CEMA/FEM)データによる当社推定及び当社による予測値。その他は、中南米、旧ソ連、オセアニア
(注)06
(注)06年
06年11月再度変更
11月再度変更
38
NEXT事業戦略、TLB戦略
◆NEXT事業戦略
NEXT事業戦略
1.脱・建設依存 分野の拡大(建機周辺事業の深耕)
3年後(07
年後(07年度
(07年度)
年度) 売上高70
売上高70億円、
70億円、
5年後(09
100億円へ
億円へ
年後(09年度
(09年度)
年度) 売上高100
売上高100
2.既存の環境事業の深耕(システム化による付加価値向上、商品力の強化)
3.コンポーネント事業の強化(シリンダー、ブーム等)
◆トータルライフビジネス(TLB
TLB*)
トータルライフビジネス(
TLB*)戦略
*)戦略
1.中古クレーン事業の強化推進
・国内及び海外の中古事業をタダノアイメスで一元的に強化推進
・国内及び海外の中古事業をタダノアイメスで一元的に強化推進
2.リユース新事業の展開(リニューアル、メンテナンス等)
3.グローバルネットワークの構築
・ファウン(独)、タダノアジア(シンガポール)、タダノ中東事務所(
・ファウン(独)、タダノアジア(シンガポール)、タダノ中東事務所(UAE
・ファウン(独)、タダノアジア(シンガポール)、タダノ中東事務所(UAE)
UAE)の連携強化
4.総合サービス事業の構築
*TLBとは・・・
TLBとは・・・
例えば、商品のライフサイクルをトータル的に捉えてリユース・メンテナンスなどに注力、ユーザーの課題解決のためのソ
フトの提供、消費財ポーションの大きい商品の意識的開発、更には消費財そのもののビジネス化に取り組んでいくこと。
(注)04
(注)04年
04年3月策定時と変更なし
39
トピックス
◆「世界3
「世界3大建機展 BAUMA 2007」
2007」出展
07年
07年4月23日∼
23日∼29
日∼29日
29日(7日間
(7日間)
日間)、独ミュンヘンにて開催。
49カ国約
49カ国約3,000
カ国約3,000社参加、来場者数は過去最高を記録、世界的好況を反映した史上最大の展示会。 3,000社参加、来場者数は過去最高を記録、世界的好況を反映した史上最大の展示会。 AC8
ATF220G-5:220t吊り、
5:220t吊り、 ATF160GATF160G-5:160t吊り、
5:160t吊り、 ATF110GATF110G-5:110t吊り
5:110t吊り
AC8機種 ATF360GATF360G-6:360t吊り
6:360t吊り、
吊り、 ATF220G ATF90GATF90G-4:90t吊り
4:90t吊り、
吊り、ATF65GATF65G-4:65t吊り、
4:65t吊り、 ATF50GATF50G-3:50t吊り
3:50t吊り、
吊り、 ATF40GATF40G-2:40t吊り
2:40t吊り 吊り RC1
RC1機種 GRGR-550EX:
550EX:55t吊り
55t吊り、
吊り、TC1
TC1機種 HK40:
HK40:40t吊り
40t吊り (アンダーライン部は新製品)
アンダーライン部は新製品) ATF360GATF360G-6,ATF220GATF220G-5は、日本向けにも発売予定で、日本の方をはじめ、多くのお客様に関心を
お寄せ頂きました。
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参考資料(製品に関わる排ガス規制の概要)
規制値の単位:g/kWh
規制値の単位:g/kWh
当社製品等
所管
法令等
国交省
・トラック
旧運輸)
(カーゴクレーン (旧運輸)
架装対象)
架装対象)
道路運送
車両法
(省令)
省令)
道路運送
車両の保
安基準
・オールテレーン
クレーン
自動車
NOx・
NOx・PM法
PM法
(適用:条例のみ)
適用:条例のみ)
03年
03年
(H15)
04年
04年
(H16)
05年
05年
(H17)
新型車10
10月
月 継続生産車9
新型車10
継続生産車9月
06年
06年
(H18)
07年
07年
(H19)
08年
08年
(H20)
新短期 KRKR-(12t以下)
12t以下) 新長期(3.5
新長期(3.5t
3.5t超)
NOx PM
3.38 0.18
10月
10
月
9月
9月
10年
10年
(H22)
10月
10
月 0.7
0.01
国交省
(旧建設)
旧建設)
・ラフテレーン
クレーン
国交省
(旧運輸)
旧運輸)
(通達)
通達)
建設機械
に関する
技術指針
*新車登録後8
*新車登録後8~10年経過で対象
10年経過で対象
道路運送車
両法
(省令)
省令)
道路運送車
両の保安基
準
運行規制
運行規制強化
PM
0.25
10月
10
月
*新車登録後7
*新車登録後7年経過で対象
PM
0.18
【運行】
9月
直轄工事使用規制(2
直轄工事使用規制(2次規制)
NOx
6.0
新型車10
10月
月
新型車10
【登録】
4月施行
10月施行
10
月施行
平成10
10年
年
平成10
(1次規制)
【生産】
(12t超)
12t超)
新短期 KS
新短期 KSKS-(12t超)
(12t超)
NOx PM
NOx・
PM法車種規制
法車種規制 4.5 0.25
NOx・PM
東京都
条例
(千葉、埼玉、
神奈川県も
類似)
類似)
11年
11年
(H23)
09年目標値
09年目標値
NOx PM
中央環境 10
10月
月 0.7 0.01
審議会
(3.5t
3.5t超12t以下)
12t以下)
八次答申 NOx PM
NOx PM
2.0 0.027
10月
10
月
09年
09年
(H21)
(適用地域)
適用地域)東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・三重県・大阪府、兵庫県の対策地域。
・トラッククレーン
・高所作業車
(トラックタイプ)
トラックタイプ)
02年
02年
(H14)
PM
0.20
【使用】
移行
継続生産車9
継続生産車9月
NOx PM
3.6 0.17
平成19
19年
年75kW
平成19
75kW~
kW~130kW
ディーゼル特殊自動車平成15
ディーゼル特殊自動車平成15年規制
15年規制
平成18
18年
年130
130kW
kW~
平成18
kW~560kW
平成22
平成22年頃
22年頃
新規制
【生産】
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