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ン
ヽ
ル バ ー ウ イ ンチ
FE
型
取 説 No FE05 01
取扱説 明書
● ご使 用 に な る お客 様 に 必 ず お 渡 し くだ さ い 。
● お客 様 は ご使 用 に な る前 に 、 必 ず お 読 み くだ さ い 。
この た び は フ ジ製 品 を お 買 い 求 め い た だ き 、 ま こ とに あ りが と う ご ざ い ます 。
● この 取 扱 説 明 書 を よ くお読 み に な り、正 し くご使 用 くだ さ い 。
● 保 守 点 検 の 際 に は 、 この 取 扱 説 明 書 が 必 要 に な り ます の で 、
お読 み に な つ た後 は 大 切 に保 存 して くだ さ い 。
お
客
様
メ
モ
後 日 の た め に ご 記 入 して くだ さ い 。
お 問 い合 わ せ や 、 部 品 の ご用 命 の 際
お 役 に サ ち ます 。
製品の型式
定 格 荷 重
製 造 番 号
ご 購 入 日
林鎗祗富 士 製作 所
年
月
日
安全上 の ご注意
シルバー ウインチの使 い方を誤 ると、 つ つた荷物 の落下や感電 な どの危険な状態 にな ります。
据 え付 け 。取 り付 け、運転 ・操作、保守点検 の前に、必ず この取扱説明書を熟読 し、正 しくご使 用
ください。
機器 の知 識、安全 の情報、そ して注意事項のすべ てについて習熟 してか らご使用 ください。
この取扱説明書では、注意事項 を 『危険』、 『注意』 の 2 つ に区分 しています。
◇ 危険
取 り扱 い を誤 つた場合 に、危 険 な状 態 が起 こ りえて、死 亡 または重傷 を受 け る
可能性 が想定 され る場合 。
△ 注意
取 り扱 い を誤 つた場合 に、危 険 な状 態 が起 こ りえて、 中程度 の傷 害 や軽傷 を受
け る可能性 が想定 され る場合 お よび物 的損害 のみ の 発生 が想定 され る場 合 。
なお、 △ 注意 に記 載 した事項 で も、状 況 に よ っては重 大 な結果 に結 び付 く可能性 が あ ります。
い ずれ も重要 な内容 を記 載 して い るので、 必 ず守 って くだ さい。
絵 表示 の例
。
く
0〉 ◇ ・△記号 は、危 険 注 意 を促 す内容 があ るこ とを告 げ るもので す。 図 の 中に具体 的 な注意 内
容 (左 図の場合 は感 電注意 )が 記載 され て い ます。
6)○
記 号 は、禁上 の行 為 で あ るこ とを告 げ るもので す。 図 の 中や近傍 に具体 的 な禁 止 内容 が記 載
され て い ます。
O●
記 号 は、 行 為 を強制 した り指 示 した りす る内容 を告 げ るもので す。図の 中や近傍 に具体 的 な
指 示 内容 (左 図 の 場 合 は必 ず アー ス を接続 して くだ さ い )が 記載 され て い ます。
*お 読 み にな った後 は、 お使 いにな る方 がいつで も見 られ る と こ ろに必 ず保管 して くだ さ い 。
1 .月
xり
うい
謬 れ ヽ≦≧ 舟贅 に
て
◇危険
● 取扱説明書および注意銘板 の 内容 を熟知 しない人は運転 しないて ください。
③
● 運転資格 のない人は 、絶対に ウインチ操作 、玉掛 け業務 を行わな いて ください。
また、行わせないて ください。
※事業者は労働者 に電動 ウインチの運転 を行わせ る場合 、労働安全衛生法 で定める特別教育
を行 う義務 があ り、ウイ ンチの運転 にあたつては、特別教育 を修 了 したもので、事業者か
ら指名 されたものでなければ運転 で きません。
● 作業開始前 の点検 や定期 自主検査 を必ず実施 して ください。
2.据
え 付
、 取
`ナ
り 付
:ナ :こ つ
0
い て
◇ 危 険
● 据 え付 けは、専門知識のある人以外絶対行わな いて ください。
● シルバ ー ウインチを湿気や塵埃の多 い場所 など、規定以外の環境 には据 え付 け
しないて ください。
●
● 必ずア ースエ事 を行 つて ください。 また、ア ースのほかに漏電遮断器 を
電路 に取 り付 けて ください。
0
● シル バ ー ウイ ンチ を据 え付 け る場 合 は設置場所 に十分 な強度 があ る こと
を確 認 して くだ さい。
0
拒 ] 」た R ヽ
ナ 、 月x リ
イ寸 : ナ 『こ う
い て 「 ( 続き)
△ 注 意
● モ ータブ レーカ 、 ヒューズな どのモ ータ保護装置 を取 り付 けて ください。
3.運
転
0
と 操 イ乍 :こ つ い て
● 定格 を超 える荷重は絶対にかけないで ください。
※定格荷重は本体銘板 に表示 してあ ります。
● 吊 つた荷 に人は乗 らないで ください。
また、人の乗 る用途には絶対使用 しないて ください。
●
● 吊 り荷の下に入 らないて ください。
● 吊 り荷 の動 く範囲に人が いるときは 、運転 しないで ください。
● ワイヤ ロープの 内角範囲に人を立 ち入 らせないで ください。
※内角範囲には立 ち入 り禁止する囲 いや標示 を設 けて ください。
● 荷 がかかつた状態 の ままで運転位置 を離れな いで ください。
● 運転 中は荷 か ら気 をそ らさないで ください。
● 荷 を揺 らせ るような運転は しないで ください。
※押 ボタン操作でプラッキ ング (急逆転 )や インチ ング (寸動運転 )を 多用 します
と荷 くずれ を起 こ し大変危 険 です 。
● 地球 づ り (建屋構造物 に引 つ掛 ける操作 など)を しないで ください。
● 使用前 に押 ボタンの動作 を確認 し、押 ボタンが円滑 に動作 しな い ときは運転 しない
で ください。
● 押 ボタ ンスイ ッチの指示 と違 う方向に動 くときは直 ちに運転 をやめて ください。
● 使用前 にブ レーキの動作 を確認 し、プ レーキが確実 に作動 しないときは運転 しない
て ください。
● 損傷 を受けた り異音や異常振動がするシルバー ウインチを運転 しないて ください。
● ワイヤ ロープの ドラム巻 き込み作業 は単独で絶対に行わないで ください。
※事前 に合図などを十分 に確認 してお き、作葉指揮者の指揮 によ り、専従の運転者
の操 作 によつて行 つて ください。
● ワイヤ ロープの長 さが作業揚程 に対 して適当であるかを事前 に確認 して ください。
● ワイヤ ロープの端末は、 ドラムに所定 の方法で確実 に固定 して ください。
● 余巻 きは 3巻 以上必ず確保 して ください。
● ワイヤ ロープが乱巻 きにな らないように して ください。
※基礎 となる最初の 1段 (地巻 )を 強 く張 つて平均 に巻 いて ください。
● ワイヤ ロープに次の異常があるときは絶対に運転 しないて ください。
・素線 の断線 したもの
・直径 の減少 (公称径 の 7%以 上減少 したもの )
・キ ンク状態 とな つたもの
・著 しい形 くずれ (ス トラ ン ドの へ こみ 、心綱 のはみだ し)、 又は腐食 したもの
・鋼索油のな くな つたもの
● シルバ ー ウインチ本体や宙 吊 りした荷 などに電気溶接 しないて ください。
△ 注 意
● 定格電圧以外では使用 しないで ください。
● 吊 り荷 をほかの構造物や配線 などに引 つ掛 けないて ください。
● 押 ボタンコー ドを強 く引 つ張 らないて ください。
● ワイヤ ロープを直接荷 に巻 きつ けないて ください。
●
l軍 転
い て
と 操 イ乍 rこ1つ
(続き)
△ 注 意
● シャープエ ッジ (鋭利な角 )に ワイヤ ロープを接触 させな いで ください。
● 時間定格 を超 える使用は絶対 に しないで ください。
● 本体 に取 り付 け られた、警告 および注意表示の銘板やラベ ルを外 した り、
不鮮明な まま使用 しないで ください。
● 玉掛 けは正 しく行 つて ください。
● 巻上 げは、ワイヤ ロープが張 つたところでいつたん停止 して ください。
③
● 押 ボタンの回 りに しんあい、砂 などがたい積 しないよう常に清掃 して ください。
4L.保
守
点
検
、
改
造
に
―
い
危
て
険
ヽ。
③
● 富士製作所純正部品以外 は絶対に使用 しないて ください。
● 保守点検 、修理 を実施 する前 に必ず電源 を遮断 して ください。
● 保守点検 、修理は、事業者 が定めた専門知識 のある人が行 つて ください。
● 保守点検 、修理 をするときは、必ず無負荷状態で行 つて ください。
● 保守点検で異常個所 があ つたときは 、その まま使用せず直 ちに補修 して ください。
△注 意
● 保守点検 、修理 を実施 するときは、作業 中の表示 (『点検中』や
『通電禁止』など)を 必ず行 つて ください。
0
ご注 意
● 分解、組み立てを伴 う検査項 目は必ず指定 の修理 工場あ るいは製造元 。い富 士製作所 にご用
命 ください。
ボルの説明
注意喚起シン
ン
の
ボ
ル
は脆陽を
で
げ
る
す
0徹 信
告
も
罰
◇シ
ン
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ル
ボ
は駐詢を
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る
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△ シ
の
の
ル
は「
ボ
で
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る
0 (危
も
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険信号)
感
電
恐
告げ
」を
◇ コン
ボルは禁上の行為であることを
止信号)
告げるものです0 (禁
0シ ン
ボルは行為を
たり
たり
示し
する内
制信号)
強制し
1旨
容を告げるものです0 (強
0カ ン
ー
の
い
ル
ア
ス
で
は「
0 "ンボ
てく
だ
さ
も
0 (強
必
を
す
ず
告げる
制信号)
続し
接
」を
1 . 法 的 義 務 に つ い て 一― 一 ― ― ― ― - 1
2 . 梱 包 を 解 い た ら 一― 一 ― ― ― ― ― - 1
3 . 仕様 表 ― ― ― 一 ― ― ― ― ― ― ― - 2
4.外観 お よ び 各部 名 称 ― ― ― ― ― ― -2
9.正
しい 運 転 ・操 作 と注 意 事 項 ― ― ― - 5
-1.玉 掛 け につ い て
-2.荷
の 巻 き上 げ 、 巻 下 げ
- 3 . 操 作 ス イ ッチ に つ い て
-4.過
電 流 制 限 器 ( サーマルリレー) に つ い て
-5.安 全 な作 業 の た め
1 0 . 保管 方 法 に つ い て 一― 一 一 ― ― ― 一 - 8
5 . 使 用 環 境 上 の ご注 意 ― ― ― ― ― ― - 2
1 1 . 配線 図 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 一 ― ― - 9
6 . 据 え付 け ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― - 3
- 1 . 本 体 の 取 り付 け
12.故
-2.電 気 配 線
障 の 原 因 と そ の 処 置 一 覧 ―一 ― ― - 1 0
1 3 . 分解 方 法 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― - 1 1
7.試運 転 ― ― 一 ― 一 ― ― ― ― ― 一 -4
1 4 . 保守 点 検 ― 一 ― ― ― ― ― ― ― ― ― - 1 4
-1.日
8.ワ イヤ ロー プ につ いて 一 ― ― 一 ― -5
常点検
- 1 . ワ イヤローフ°の 選 定
-2.月
例 点検
°
- 2 . ワ イヤローフ の 取 り付 け
-3.年
次 点検
- 3 . ワ イヤローフ°の 巻 取 り作 業
1 5 . 品質 保 証 に つ い て ―― 一 一 ― ― ― - 1 6
ご注 意
● こ の 取 扱 説 明 書 は 、 事 前 の 予 告 な く一 部 内 容 を 変 更 す る こ と が あ り ま す 。
法
1
的
事襲 務
:こ ノ
い
て
シル バ ー ウ イ ンチ を安 全 に 使 用 して い た だ くた め 、 事 業 者 は 使 用 す る人 に 労 働 安 全 衛 生 法 で定 め
る安 全 教 育 を行 う義 務 が あ りま す 。 ( 法 第 5 9 条 )
動 ウ イ ンチ の 運 転 に あ た つて は 、特 別 教 育 を修 了 した も の で 、事 業 者 か ら指 名 され
た も の が行 わ な けれ ば な りませ ん 。 ( 則 第 3 6 条 )
● シ ル バ ー ウ イ ンチ を ク レ ー ン 、簡 易 リフ トと して使 用 す る場 合 は 、使 用 形 態 や 吊 り上
げ荷 重 に よ つて は ク レ ー ン構 造 規 格 ・簡 易 リフ ト構 造 規 格 の 適 用 を受 け 、 法 的 手 続 き
が 必 要 とな ります 。
※ ガ イ ドレー ル に 沿 つて 昇 降 す る搬 器 に 載 せ て 、 荷 の み を運 搬 す る こ と を 目的 とす る
機 械 装 置 の う ち、 搬 器 の 床 面 積 は l m 2 以 下 、 ま た は 天 丼 の 高 さ が 1 。 2 m 以 下 の
も の ( 建 設 用 リフ トを除 く) を 簡 易 リフ トと い う。
又 、 搬 器 の 床 面 積 が l m 2 を 超 え、 天 丼 の 高 さが 1 . 2 m を超 え る も の は 「エ レベ ー タ 」
(労 働 安 全 衛 生 法 施 行 令 1条 )
とみ な さ れ ます 。
● ウ イ ンチ 運 転 に於 け る 関 係 法 令 は 以 下 の も の で す 。 必 要 に応 じて 参 照 して くだ さ い 。
労 働 安 全 衛 生 法 ( 前 文 中 で は 法 と略 記 ) 、 労 働 安 全 衛 生 規 則 ( 前 文 中 で は 則 と略 記 )
労働 安全 衛 生 法施 行 令
◇ 危 険 0電
ご注 意
ご注 意
2
本困 包
右ヒ解
い
た
ら
シ ル バ ー ウ イ ン チ は 一 台 ご と に 十 分 に 調 整 し、 試 運 転 を 行 つ た 上 で 出 荷 して お りま す が 、 輸 送 中 の
衝 撃 等 に よ る 損 傷 の 可 能 性 も 皆 無 と 言 え ま せ ん の で 、 梱 包 を 解 か れ た ら念 の 為 次 の 事 項 を 点 検 して
くだ さ い 。
1 . ご 注 文 の 仕 様 の も の か 。 ( 銘 板 を 確 か め て くだ さ い 。 )
2 . 輸 送 中 の 取 扱 い に よ り損 傷 を 受 け て い な い か 。
3 . 付 属 品 の 欠 品 、 脱 落 が な い か 確 認 して くだ さ い 。
4 . 各 部 の ネ ジ お よ び ボ ル トに 異 常 は な い か 。
※ 本 体 に 同 梱 さ れ て い ま す 付 属 品 は 取 扱 説 明 書 ( 検 査 証 併 記 ) 、 部 品 表 、 六 角 棒 レンチ ( 呼 び 4 )
御 使 用 者 カ ー ドの 4 点 で す 。
-1-
3.f―
式
型
定
格
50Hz
60Hz
50Hz
重
荷
°
定 格 ] ―フ 速 度
60Hz
使 用 □ ― プ 径
□―プ巻 取 長 さ
弓 動 機
一
出
カ
極
数
※
FE-250H
300 kq
250 kq
FE-300N
360 kq
300 kq
9.Om/min
10 5 m/min
600 kg
500 kg
O m/m
5 m/m
67 m
189m
操
作
ー
ド
11 0m/min
φ 12 mm
71 m 1 104 m
3本
目 200V/50Hz 9 8A
200V/60Hz 9 1A
220V/60Hz 8.3A
F
率
式
ド
n
P
3本
目 200V/50Hz
200V/60Hz
220V/60Hz
縁
荷 時 間
方
御
源 コ ー
9 0 m/mln
n
φ 10 mm
106 m
2 2kW
φ 8 mm
φ 6mm
FE-1000N I FE-1000W
1200 kg
1000 kg
FE-500N
30 5 m/mi n
36.5 m/mi n
4
負
制
電
コ
22 0 m/min
表
0 75kW
電圧 ・
電流
絶
FE-150N
180 kq
150 kq
5 m/1nl n
L様
禾
章
25%ED
2 点 押 釦 スイッチに よ る 間 接 操 作 方 式 ( 電 磁 接 触 器 、 サ ー マ ル リ レ ー 内 蔵 )
2CT 0 75mm2×
2CT 0 75mm2×
4芯 × 3m
4芯 × 5m
4芯 × 3m
2CT 2mm2×
2CT 2mm2× 4芯 × 5m
°
定 格 荷 重 ・定 格 ローフ 速 度 は ドラ ム 1 層 目 の 表 示 で す 。
4.外
お
観
」に び
各
音1 3 名
ヮイヤ止 め
ギヤ カバ ー
称
(仕様 例 :FE-500N型
)
ドラム 受
電 源 コー ドA s s ' y
ドラム側板
操 作 スイッチ
11■:
■
11■`
5。
使
用
ヨ
環 野 七 _ 上 σり ご
意
'主
ご使 用 くだ さ い 。 次 の 条 件 で の 設 置 や 、 ご使 用 は 大 変 危 険
◇危険③零
秀
堪亀
雇
晋よ
『
睡
諄ン
f
・- 1 0 ° C 以 下 の 低 温 、 4 0 ° C 以 上
の 高 温 、9 0 % 以
上 の高湿 の場 所 。
。酸 や 塩 分 の 多 い 場 所 。
有機 溶 剤 や 爆 発 性 粉 じん
な どの あ る場 所 。
一 般 粉 じん の 多 い 場 所 。
´
う―
、
強 度 も落 ち 危 険 で す 。
※引火爆発 な どの危険が
あ ります。
-2-
※動作不良の原因 に
な ります。
補
足
● 屋 外 設 置 は 屋 内 に 比 べ ます と、 当然 内部 の錆 や 絶 縁 低 下 の 進 度 は 大 き くな って き ま
す の で 、 な るべ く直 接 風 雨 や 雪 か らお 守 りい た だ くよ うな ご 配 慮 を お 願 い しま す 。
● 環 境 が 悪 い 場 所 で の ご使 用 に 際 して は 、 各 部 の 傷 み が 激 し くな りま す の で 、 頻 繁 に
点 検 を行 つて 常 に 正 常 な状 態 で ご使 用 くだ さ い 。
※ 低 温 で の 強 度 低 下 、 ケ ー ブル 劣 化 、 高 温 で の モ ー タ過 熱 、 絶 縁 劣 化 な ど。
6.据
え
付
け
◇ 危 険 ③ 据 え付 け は 専 門 知 識 の あ る人 以 外 絶 対 に行 わ な いで くだ さ い 。
※ 感 電 や シ ル バ ー ウ イ ンチ の 基 礎 か らの 分 離 脱 落 事 故 な どの お そ れ が あ り、大 変 危 険
です。
16引
.林
く
0危
の据 鮒
険 0シ
け
│
ル バ ー ウ イ ンチ を据 え付 け る場 合 は 設 置 場 所 に十 分 な 強 度 が あ る こ と を確 認 して く
だ さい。
◇ 危 険 0 取 り付けは各ウインチ容量に対して十分な強
型
度 を持 つた 取 付 ボ ル トを使 用 し、基 礎 に 確 実
に 取 り付 け て くだ さ い 。
く
0危
補
険 0設
足
式
FE-150N,FE-300N
FE-500N,FE-250H
FE-1000N.FE-1000W
取付 ボル ト
M12
M16
置 場 所 は 作 業 状 態 は 常 に把 握 で き る 見通 しの 良 い場 所 を選 ん で くだ さ い 。
● や む得 ず 、 見 通 しの 悪 い 場 所 で運 転 しな けれ ば な らな い 場 合 は 、 合 図信 号 の 方 法 や
緊 急 停 止 の 方 法 な ど を十 分 検 討 し、 誤 操 作 の な い よ う に注 意 して 運 転 して くだ さ い 。
△ 注 意 0 標 準 仕 様 の ウ イ ンチ は 据 置 タ イ プ で あ りま す の で 、据 置 以 外 の 取 付 方 法 を採 用 され る
場 合 に は 当社 へ ご相 談 くだ さ い 。
△ 注 意0 フ リー トアングルは2 ・ 以下にしてください。
※ ウ イ ンチ ヘ の ス ラ ス ト荷 重 を軽 減 し、 故 障 を
な く し、 ま た ワ イ ヤ ロー プ の 巻 取 りを ス ム ー
ズ に 行 い 、 か つ ワ イ ヤ ロー プ の 傷 み を少 な く
す る為 に も フ リー トア ン グ ル は 2 ° 以 下 に し
て くだ さ い 。
滑 車 は ドラ ム 幅 内 側 の 中 央 に 設 置 して くだ
さい。
フ リー トア ン グ ル を 2 ° 以 下 に 於 け る ドラ
ム と滑 車 間 の 距 離 L は 右 表 と な りま す 。
ウ イ ンチ 型 式
FE-150N,FE-300N
FE-250H,FE-500N,FE-1000N
日LL(m)
3.1以 上
FE-1000W
5_2以
△ 注 意 0 本 機には ドラム受下部に結露防止の為、水抜き
穴 が 設 け られ て い ま す 。
水 抜 き穴 は G M 型 プ ラ グ に て 穴 埋 め され た状 態
に て 工 場 出荷 され ま す の で 、 ご使 用 の 際 に は プ
ラ グ を取 り外 して くだ さ い 。
但 し、 お 客 様 の 使 用 上 、 水 平 取 付 以 外 で 取 り付
け て 使 用 され る場 合 は 、 穴 埋 め状 態 の ま ま に て
適 宜 、 お 客 様 の 方 に て 水 抜 き穴 を設 置 して くだ
さい。
-3-
GM型 プラグ
3.7以
上
ト
6-2.電
気配線
電 気 工 事 は 電 気 設 備 技 術 基 準 、 お よび 内線 規 定 に従 って 行 つて くだ さ い 。
険 0 漏 電 に よ る感 電 を防 ぐた め に 、必 ず ア ー スエ 事 を行 つて くだ さ い 。 ま た 、 ア ー ス の ほ
く
o危
か に 漏 電 遮 断 器 を 電 路 に 取 り付 け て くだ さ い 。
※ 電 源 コ ー ドの 4 線 の 内 、 緑 色 の 1 線 を 開 閉 器 の
ア ー ス 端 子 に 接 続 して くだ さ い 。
△ 注 意 ③ 電 源 は 定 格 電 圧 以 外 で は 使 用 しな い で くだ さ い 。
△ 注 意 ● 電 圧 降 下 に 注 意 して くだ さ い 。
※ 電 源 コ ー ドが 長 す ぎ ま す と電 圧 降 卜を起 こ し、 容 量 不 足 等 の 故 障 の 原 因 と な りま す 。
電 源 コ ー ドを 延 長 して ご 使 用 に な る 場 合 に は 、 下 表 を 参 H 景に して 適 切 な 電 線 を使 用
して くだ さ い 。
5
Hzに
於 ける
コ
ー
積 と最 大 許 容 長 さ
電 源 コ ー ドの 最 大 許 容 長 さ m)
0 75mm2
1.25mm2
2mm2
3.5mm2
5 5mm2
FE-150N,FE-300N
F[-250H,FE-500N
FE-1000N,FE-1000W
OHzに
コ ー ドの 公
電 源 コ ー ドの 最 大 許 容 長 さ ( m )
0.75mm2
1 25mm2
2mm2
3 5mm2
FE-150N,FE-300N
FE-250H,FE-500N
FE-1000N,FE-1000W
△ 注 意 0モ
5 5mm2
203
モ ータ フ レーカー
フ レーカ容 量
ウ イ ンチ 型 式
ー タ ブ レー カ 、 ヒ ュ ー ズ な どの モ ー タ
保 護 装 置 を 取 り付 け て くだ さ い 。
各 機 種 ご と の ブ レー カ 容 量 は 右 表 と な り ま す 。
FE-150N,FE-300N
FE-250H,FE-500N
FE-1000N,FE-1000W
4A
10A
7 . 言 式 遅 邑ヨ
議
◇ 危 険0 作 業開始前の日常点検を必ず実施 してください。
※ 日常 点 検 項 目は 本 取 扱 説 明 書 1 4 P を 参 照 くだ さ い 。
押 ボ タ ンス イ ッチ の 巻 上 げ 、 巻 下 げ を押 して 次 の 事 項 を確 認 して くだ さ い 。
く
険 0 押 ボ タ ンス イ ッチ の 動 作 を確 認 し、 円 滑 に動 作 しな い と きは運 転 しな いで くだ さ い 。
0危
く
険 0 押 ボ タ ンス イ ッチ の 指 示 と違 う方 向 に 動 くと きは 直 ち に運 転 を や め て くだ さ い 。
0危
※ 歯 車 カ バ ー の 矢 印 が巻 上 げ 時 の
※ 逆 方 向 に 回 転 した 時 は 電 源 の ア ー ス
ドラ ム 回 転 方 向 で す 。
を除 く 3 線 の 内、 2 線 を入 れ 替 え し
て くだ さ い 。
͡
りり岬 り鼎り
逆 回 転 した ら
巻上 げ時
ドラム 回 転
→
2線
を入 れ か え る
切
◇ 危 険● 損 傷 を受 け た り、異 音 や異 常 振 動 が す る もの は 運 転 しな いて くだ さ い 。
◇ 危 険③ ブ レ ー キ の 動 作 を確 認 しブ レ ー キ が 確 実 に 作 動 しな い と きは運 転 しな い で くだ さ い 。
△ 注 意● 本 体 に取 り付 け られ た 、警 告 お よ び注 意 表 示 の 銘 板 や ラ ベ ル を外 した り、不 鮮 明 な ま
ま使 用 しな い て くだ さ い 。
8.ワ
8-1.ワ
イ
ヤ
ー
ロ
プ
つ
に
い
て
イヤ ロー プの選 定
種 の 容 量 、揚 程 に 合 つた ワ イヤ ロ ー プ を使 用 して くだ さ い 。
険 o ワ イ ヤ ロ ー プ の 長 さ が 作 業 の 揚 程 に対 して 十 分 に 余 裕 が あ る か を確 認 して くだ さ い 。
※ 余 巻 きは 3 巻 以 上 絶 対 に 必 要 で す の で 、 余 巻 き分 を考 慮 して くだ さ い 。
く
o危
く
0危
険 0機
◇ 危 険o 現 在使用中のワイヤロープに異常が見つか りましたら、直ちに新品ワイヤロープに交
換 して くだ さ い 。
※ 異 常 項 目に つ い て は 、 本 取 扱 説 明 書 1 4 P の
8-2.ワ
日常 点 検 項 目 を参 照 くだ さ い 。
イ ヤ ロ ー プ の 取 り付 け
ワ イ ヤ ロ ー プ 端 末 部 を 下 図 の よ う に ワ イ ヤ ロ ー プ 止 め に 差 し込 み 、 六 角 穴 付 ボ ル トで し っ か り
と締 め 付 け て くだ さ い 。
※ ワ イ ヤ ロ ー プ 先 端 を テ ー プ で 巻 く と、 よ りが 戻 らず 作 業 が ス ム ー ズ に で き ま す 。
◇ 危 険0 ワ イヤロープ端末の取 り付けは確実に行つてください。
〈
o 危険o 交馨農t 昌
壁5 上
言り
十掌ご
蕩達
大変
醤
掛かると
轟磐墨が
危険です。
潮
蜘
六 角穴付 ボル トをゆ るめ、 ワ
イヤー を矢 印 の 方向か ら通 す
六角穴付 ボル トを締 めつける
余巻 き 3 巻 以 上確保 の こと
8-3.ワ
く
o危
イヤ ロ ー プ の 巻 取 り作 業
険0 ワ
イヤ ロ ー プ の 巻 取 り作 業 は 単 独 で 絶 対 行
わ な い て くだ さ い 。
※ 事 前 に 合 図 な ど を 十 分 に確 認 して お き、
作 業 指 揮 者 の 指 揮 に よ り、 専 従 の 運 転 者
の 操 作 に よ って 行 って くだ さ い 。
△ 注 意0 巻 取り作業は地巻がしっかりしていないと
ワ イヤ ロ ー プ が傷 ん だ り、食 い 込 み の 原 因
に な ります の で 、 で き る だ け ワ イヤ ロ ー プ
を強 く引 き な が ら整 然 と巻 き込 ん で くだ さ
※ 特 に 最 初 の 1 段 を 強 く張 つ て 平 均 に 巻 く事 が 大 切 で す 。
9.:卜
◇ 危 険 0操
し
い
運
転
‐
操
作
と
注
意
事
項
作 に 必 要 な教 育 を 受 け て い な い 人 に は 、使 用 させ な い で くだ さ い 。
危 危
◇◇
9-1.玉 掛 けにつ いて
険0 ワ イヤロープ端末と吊り荷との取 り付けは確実に行つて ください。
険 0荷
重 、形 状 に 適 した 最 も 安 全 な 玉 掛 け 用 具 ( 吊 り具 ) を 使 用 して くだ さ
※ 安 全 率 : 玉 掛 け チェーンは 5 以 上
°
玉 掛 け ローフ は 6 以 上
-5-
△ 注 意0 シ ャープエッジ ( 鋭利な角) に
ワ イ ヤ ロ ー プ を接 触 させ な い て
くだ さ い 。
△ 注 意 ● ワ イヤ ロ ー プ に直 接 荷 を巻 き つ
け な いで くだ さ い 。
9-2.荷
の 巻 き上 げ 、巻 下 げ
く
。
0 危険③蛋檀奮
増型5 労
膏モλ
雇嚢急
胤壇壌百f 渠
藤撼
故 障 を 招 き、 事 故 に つ な が り大 変 危 険 で す 。
必 要 以 上 の ワ イ ヤ ロ ー プ 長 さ は 巻 太 りに よ り
過 負 荷 の 原 因 に な りま す 。 ワ イ ヤ ロー プ が ド
ラ ム に 巻 取 ら れ る 層 数 に よ り、 巻 き 上 げ 可 能
な荷 重 や ロー プ速 度 が 変化 します。
次 表 を ご 覧 くだ さ い 。
□
―
プ
巻
取
層
ロ ー プ
周波数
米 W届
FE-500N
係
(ka)
FE-1000NIFE-1000Ⅷ
1200
282
5
267
522
4
153
294
254
490
5
146
241
462
500
465
1000
918
102
1020
948
1
150
2
141
79
230
220
250
235
3
134
¬28
1,2
260
223
435
850
245
211
408
385
790
5
201
192
183
6
7
プ
巻
ロ ー プ
巻 W層
2
3
4
5
6
7
2
3
60Hz
荷 重
334
313
4
50Hz
重 ≧ c/p 関
荷
と F格
6
7
周波数
FE-250H
360
6
一
格
//′
180
170
161
3
60Hz
定
ン チ 型 式
FE-300N
獅
2
50Hz
と
数
ウ イ
過負荷
4
5
6
勤
月x 層
数
と
ロ
ニ
プ
速
度
の
関
係
ウ イ ン チ
式 と ロ ー ブ 速 度 (m/min)
' FE-250H
:E-1000NIFE-1000W
FE‐ 150「 FF_300N
FE‐ 500N
185
90
305
160
90
195
96
32.3
171
97
206
103
341
183
105
21_6
360
195
13
227
378
207
396
415
22.0
105
19b
365
110
Z3.2
11_2
386
20.9
19
24.5
120
408
224
129
257
128
43.0
238
139
270
452
253
474
49.6
7
く
0 危 険③ 荷を揺らせるような運転はしないで
くだ さ い 6
※ 押 ボ タ ン操 作 で プ ラ ッ キ ン グ ( 急
逆 転 ) や イ ンチ ン グ ( 寸 動 運 転 )
を 多 用 し ま す と荷 くず れ な ど を 起
こ し大 変 危 険 で す 。
-6-
◇ 危 険 0地
球 吊 り (建 家 構 造 物 に 引 つ掛 け
る操 作 な ど )は 絶 対 しな いで くだ
さい。
※ 無 理 な 力 が 加 わ り本 体 破 損 の 原
因 に な りま す 。
く
0危
険 ③ 吊 り荷 の 反 転 作 業 は 行 わ な い て くだ
さい。
※ 異 常 に大 きな衝 撃 が 発 生 す るお そ
れ が あ ります 。
△ 注 意0 巻 き上げはワイヤロープが張つた
と こ ろ て い つ た ん 停 止 して くだ さ
い
。
※ 地 離 れ の衝 撃 を や わ らげ る こ と
が で き ワ イ ヤ ロー プ の 傷 み も少
△ 注 意 ③ 操 作 コ ー ドや 電 源 コ ー ドを 引 つ
張 つ た り しな い で くだ さ い 。
※ 断 線 の お そ れ が あ ります 。
9-3.操
作 ス イ ッチ に つ い て
操 作 ス イ ッチ で 『上 』 を押 す と上 昇 し、 離 す と停 止 しま す 。
『下 』 を押 す と下 降 し、 離 す と停 止 し ます 。
急 逆 転 ) や 過 度 の イ ンチ ン グ ( 寸 動 運 転 ) を しな い で くだ さ い 。
△ 注 意 0 プ ラ ッキ ン グ ( °
※ 本 体 や ワイヤローフ の 寿 命 を極 端 に 縮 め ます 。 叉 振 動 に よ る荷 崩 れ の 危 険 もあ りま す 。
△ 注 意0 操 作スイッチの回りにじんあい、砂などがたい積しないよう常に清掃してください。
9-4.過
電 流 制 限 器 (サ ー マル リ レー )に つ いて
が流
ン電
一
ヽ O
りりす
グなま
のく し
窓な断
一
不ヽ
え遮
表見を
本 機 に は オ ー バ ー ロ ー ド、 拘 束 運 転 及 び 単 相
運 転 等 に よ るモ ー タ の焼 損 を 防 止 す る為 、 過
電 流 制 限 器 を 設 け て あ りま す 。 こ れ は 巻 上 げ
時 の 制 限 器 で す か ら、 巻 上 げ 途 中 で 本 機 が 作
動 し ウ イ ン チ が 停 止 して も 、 巻 下 げ 操 作 に よ
り荷 を 降 ろ す 事 が で き ま す 。 な お 、 本 機 が 作
動 して も約 1 分 間 で 自動 復 帰 し次 の 運 転 を 可
能 に します 。 この 場 合 は荷 を 定 格 容 量 以 下 に
して 次 の 作 業 を 行 つ て 下 さ い 。
分
9-5.安
全 な作 業 の た め
◇ 危 険 ● 吊 つ た荷 に 人 は乗 らな い て くだ さ い 。
又 、人 の 乗 る用 途 に は 絶 対 使 用 しな
い て くだ さ い 。
.
※ 吊 つた 荷 は 不 安 定 で 、 人 の 転 落 や
荷 が 落 下 す るお そ れ が あ ります 。
動 で 復 帰 します
◇ 危 険② 吊り荷の下に入らないてください。
く
0危
険0ワ
イヤ ロ ー プ の 内 角 な ど危 険 な場 所
に 人 を立 ち 入 らせ な い て くだ さ い 。
※ 立 ち入 り禁 止 す る 囲 い や標 示 を設
け て くだ さ い 。
◇ 危 険 ③ 荷 を 吊 つ た ま ま運 転 位 置 を離 れ な
いで くだ さ い 。
◇ 危 険 0作
業 終 了 後 は 、 断 路 器 を遮 断 し、
電 源 電 圧 を切 つて くだ さ い 。
◇ 危 険③ ウ イ ンチ 本 体 や 宙 吊 り した荷 な ど に電 気 溶 接 しな いで くだ さ い 。
△ 注 意● 時 間 定 格 を超 え る使 用 は 絶 対 に しな い て くだ さ い 。
※ ウイ ンチ は 周 囲温 度 4 0 ° C 以 下 で 負 荷 時 間 率 2 5 % E D 、最 大 始 動 頻 度 1 5 0 回/ h を超 え
な い 範 囲 で ご使 用 くだ さ い 。
転時間
合 :倉 量喜ξ
゛
最 大 始 動 頻 度 1 時 間 当 た りの 押 釦 を押 す 回 数 ( インチンク 回数 を含 む )
モ ー タ の 焼 損 を 防 ぐ為 、 負 荷 時 間 率 、 最 大 始 動 頻 度 は 絶 対 に オ ー バ ー しな い で くだ
さ い 。 尚 、 定 格 範 囲 内 で の 使 用 に 於 け るモ ー タ の温 度 上 昇 は 異 常 で は あ りませ ん 。
モ ー タ が 許 容 温 度 限 度 に な ります とモ ー タ フ レー ム は 8 0 ° C 程 度 とな り長 く触 れ て
い られ な くな りま す 。 ち な み に 6 0 °C で は 5 秒 程 度 以 上 触 れ て い られ る状 態 で す 。
負荷 時 間 率 鰯 D ) = 計
1 0.保
管
×Щ
り
方
法
に
〕い
て
シル バ ー ウイ ンチ は 屋 外 で使 用 で き ま す が 、 長 期 間 雨 ざ ら しに しま す と ブ レー キ カ バ ー 内 に水 が
入 り、 発 錆 や 絶 縁 不 良 を招 き思 わ ぬ トラ ブル を 引 き起 こ す 事 が あ ります 。 屋 外 設 置 の 場 合 は 防 雨
カ バ ー を付 け るな ど して 、 本 体 に な るべ く直接 雨 水 が 掛 か らな い よ うな ご 配 慮 を お 願 い します 。
△ 注 意 ③ 雨 ・霧 に さ ら した り湿 気 の 多 い所 に は 、 な る べ く放 置 しな いて くだ さ い 。
△ 注 意o 長 期間保存されたものや、あまり使用されていなかつたウインチは、十分な点検の後
必 ず 負 荷 を掛 け た状 態 で 、 ドラ ム 1 回 転 程 度 の 長 さで数 回 巻 上 げ 、巻 下 げ の な ら し運
転 を して 、 滑 り、 そ の 他 の 故 障 が な い 事 を確 認 した上 で 、 ご使 用 くだ さ い 。
-8-
酉己 ヨ
線
■
F
E-1
図
50N
二相電源
200V 50/60Hz
220V
60Hz
WSl-1526-2
■ FE-250H
000W標
F E - 2 5 0 H ・ 5 0 0 N ・1 0 0 0 N , W 標 準
配線図 を明瞭にす るために、制御器の
端子位置は実物 とは異 な ります。
御覧の際は端子番号 をご確認下 さい。
-9-
準
1 2.故
障
の
原
因
と
そ
o現
処
‐
一
置
覧
● 本 機 の 主 な 故 障 の 原 因 とそ の 処 置 に つ い て 下 記 に 示 します が 、
実 際 の 修 理 を行 う場 合 、
比較的高度な専門
技術を
要する
個所も
あり
当晟笙葎磐
筐習ふえ蟹
あ
像事鬼
集恵広
酸糞徒墓虐唐厳る
よこ
品讐ヱ墓縁早にご
い。 ま言警修鐘患
用命く
ださ
◇ 危 険 ● 製 品 お よ び 付 属 品 の 改 造 は 絶 対 に しな いて くだ さ い 。
◇ 危 険 ● 富 士 製 作 所 純 正 部 品 以 外 は 絶 対 に使 用 しな いて くだ さ い 。
◇ 危 険 ◇ 修 理 を実 施 す る前 に 必 ず 電 源 を遮 断 して くだ さ い 。
〈
0 危 険 0 保 守 点 検 修 理 は 、事 業 者 が定 め た 専 門 知 識 の あ る人 が 行 って くだ さ い 。
◇ 危 険 0 修 理をするときは、必ず空荷 ( つり荷がない) 状 態で行つてください。
△ 注 意 0 修 理を実施するときは、作業中の表示 ( 『点検中』や 『通電禁止』など) を必 ず 行 つ
て くだ さ い 。
故 障 状 況
モ ータが始 動
しな い
故 障 原 因
電 源 が 入 つて い な い
゛
゛
ヒ■―ス 切 れ 、 フ レーカ鎌 断
処
ワ ー マル リ レー の トリ ッ フ
買塑理型王玉≧J を 確 実 に接続 する
導 通 チェック後 、断 線 部 を修 理
損 傷 部 分 を交換
導 通 チェック後 、断 線 部 を修 輝
起 因 す る電 線 を太 く又 I J 藤 両 蒸
゛
甲ホ タンスイツチの : 触不 良
は な は だ しい1 圧 降 下
過 負 荷 二な つ て い る
定格 以下の荷 にす る
ブレーキ部修理
新 品 モ ータ に交│
レーキの 故 障 ・くいつ き
モ ー タ飼損
゛
l・
Tホ タンの 指 示 と異
な っ た動 作 を す る
電源 の
巻 上 げ で きな い
は な は だ しい 電 圧 降 下
内配
Jが 逆 相 に な って い る
の誤 り
電 源 の Sと Tを 入 れ 替 え る
ブ レー キ が動 作
しな い
起 因 す る電 線 を太 く又 は短 て 藁 「
巻上 げ ・
巻 下 げ停 止
時 、フ・レーキが 滑 る
速 度 が遅 い
過
導 通 チェック後 、損 傷 部 品 を 交 換
接 続 部 を確 実 に す る
て いる
擾 輌 4ヽ民
新し
※ ―(
※ ―(
新
※
己テエツク後 、接 続 部 を確 実 に す る
定 格 以 下 の荷 に す る
とな って い る
隙間 が限
進本
ロコンテ・ンサーが 妾続 さ れ て い る
ブレーキの隙間調整又
弊
定 格 以下 の荷 にす る
`低 卜 して い る
電 源 電 lEL刀
過 負
を超 え て い る
ギ ヤ の 摩 耗 ・糧
潤滑
切 れ
本 体 の 据 え付 け 不 良
※ ―④
当社 ヘ
定格以下の荷 にする
童の 電 圧 を確 保 す る
下 して い る
フ・レーキ隙 間 が 限
ペ ア リン グの 1
`
正規の取 り付け方法とする
所 定 の 電圧 を確保 す る
『とな って い る
外 気 温 が極 端 に 高 い
本 体 に触 れ る と
ヒ・リヒ・りす る
潤滑油漏 れ
ブレーキの隙間調整又 は電磁 ブレーキす櫓
導
…
騒 音 が 通 常 よ り大
きい
1 正定 の 電圧 を確保 す る
一
耐
モータが 異 常 に過 熱
する
導 通チェック後 、損傷 部 品
接 続部 を確 実 にす る …
押 ホ タンスイッチの 接 触 不 良 、
又 は機 内 配 線 の 緩 み
」↑′フ岬 7 r り
ヘ
定 格 以 下 の荷 に す る
ンスイッチの 接触 不良 、
押ホ` タ
内配線 の 緩み
塁生掛
゛
フ・レーキ
※
修 理′
配 線 図 に よ り正 し く接 続 す る
過 負荷 とな って いる
巻下 げ で きな い
分解方法
原 因 排 除 後 、 リセ ッ トす る
電 源 が 欠 相 して い る
゛
押 ホ タンスイッチの 接 触 不 良 、=
゛
機 内 配 線 コードケーフ ルの 断 線
モ ー タ が うな り
動 かな い
置
配 電 盤 を確 認 し、 通 電 処 置 を す る
ふ く射 熱 な ど を防 ぎ 、周 囲 温 度 を
下 げ る改 善 を行 う
ブレーキの隙間調整又は電磁ブレーキ交換
点 検 、交換 す る
交換 す る
: ・交 換 す る
補
│
※ ―④
修理 店 ヘ
修理 店
※ ―⑥
増 し締 め
す る
絶縁不良
ヾ ッ キ ンの 傷 み
異
;個所を修理 ・交換する
,
オイルシールの傷み
交換
「
-10-
膠理 店
修輝 店 ヘ
1 3.ジ
)角 弔 ブゴ
'去
∩U
前 ペ ー ジ の故 障 の 原 因 とそ の 処 置 一 覧 の 中 か ら、 ※ 印項 目 に つ い て 更 に 具 体 的 に 分 解 の 方 法 と処
置 を 以 下 に示 し ます 。
部 品 構 成 に つ いて は 部 品 図 を参 照 し、実 施 して くだ さ い 。
ボル ト
※ ―① 電磁 ブ レ ー キ の 手 動 解 放
ブ レー キ A s s ' y のプ レ ー トに 設 け て あ る
ネ ジ穴 寸 法
ウ イ ンチ 型 式
2-M6× 1
ネ ジ穴 (2ケ
所 ) に ボ ル ト等 を ね じ込 ん で FE-150N,FE-300N
均 等 に 締 め あ げ る こ と に よ っ て ブ レ ー キ F E - 2 5 0 H , F E - 5 0 0 N 2-M8× 1.25
FE-1000N.FE1000W
を解 放 す る こ と が で き ま す 。
この 場 合 、 作 業 終 了時 に は 必 ず ボ ル トを
外 して お い て くだ さ い 。
ご注 意 ● 荷 を 吊 り上 げ て の プ レ ー キ の 解 放 は 絶 対 行 わ な い て くだ さ い 。
荷 が落 下 して 非 常 に危 険 で す 。
ブ レー キ の 手 動 解 放 は 次 の 様 な 時 に ご使 用 くだ さ い 。
( 1 ) 長 時 間 ご使 用 され な か つ た 為 に ブ レー キ に錆 等 が 発 生 し、 解 放 しな くな つ た 時 。
( 2 ) ウ イ ンチ を台 車 等 の 横 引 きに使 用 され て お り、 停 電 等 に他 の 手 動 機 器 で横 引 き され る時 。
※ ―②
電 磁 ブ レーキ の保 守 点 検
【点 検 項 目】
1.ON、 OFF動
作 は 正 しい か 。
2 . 異音 が 出 て い な い か 。
3 . 異常 に発 熱 して い な い か 。
4 . 摩 擦 部 分 に 異 物 や 、 油 脂 類 が 付 着 ・混 入 して い な い か 。
5 . 励 磁 電 圧 は 正 し く印 加 さ れ て い る か 。 ( D C 9 0 V )
6 . 電磁 ブ レ ー キ の コ イ ル 抵 抗 値 を 浪1 定 して くだ さ い 。
各機 種 の 電 磁 ブ レー キ の コ イ ル 抵 抗 値 は 右 表 の
通 りで す 。
淑1 定 した抵 抗 値 が 表 と大 き く異 な って い る場 合
に は 、 電 磁 ブ レー キ を 交 換 して くだ さ い 。
ブ レー キ の 温 度 が 上 昇 して い る場 合 は 、 温 度 が FE-1000N,FE-1
周 囲温 度 まで 下 が つて か ら測 定 して くだ さ い 。
【その他の注意事項 】
1 . 摩擦部 には絶対に給油 しないで ください。 トル クが低下 します。乾式ですか ら油脂 はい りません
2 . 水 分 の 付 着 は トル ク 低 下 や サ ビ 等 の トラ ブ ル の 原 因 と な りま す 。
3 . 使 用 雰 囲 気 温 度 は 0 ∼ 4 0 ° C で す 。 高 温 下 で の ご 使 用 は 摩 擦 仕 事 に よ り発 生 す る熱 が 発 散 で き な
くな り、 コ イ ル や 摩 擦 部 が 損 傷 す る こ と が あ り ま す 。 又 、 低 温 下 で の ご 使 用 は 、 結 露 に よ つ て 水
分 が 付 着 し ま す の で 注 意 して くだ さ い 。
4 . ブ レー キ に は 防 錆 処 理 が 施 さ れ て い ま す が 、 保 管 状 態 が 悪 い と錆 が 発 生 す る こ と が あ りま す の で
ご 注 意 くだ さ い 。
※―
③ モータ&電磁ブレーキの取り外し方法
モ ー タ 部 分 の 分 解 、 ブ レ ー キ の 不 具 合 調 整 等 で 取 り外 しが 必 要 な 時 、 次 の 手 順 に て 分 解 を 行 つ て く
だ さい。
( 1 ) 先 ず 電 源 を 切 つ て くだ さ い 。
( 2 ) ウ イ ンチ 本 体 を 竪 に して 作 業 して くだ さ い 。
据 え 付 け 時 の 姿 勢 で す と 回 転 子 を抜 き取 つ た 際 に
ギヤ オ イル が 流 れ 出 します 。
( 3 ) 六 角穴付ボル ト① を緩め、丸蓋② を取 り外 します。
( 4 ) モー タ固定子口出 し線、 U o V o W を
電磁接触器
の 接 続 端 子 か ら外 します 。
( 5 ) 電 磁 ブ レー キ と電 源 装 置 との 接 続 コ ネ ク タ ー を外
します 。
-11-
( 6 ) コ ネ ク タ ー の ク ラ ン プ ス ク リ ュ ー ③ を緩 め、 キ ャ
プ タ イ ヤ ケ ー ブル を ウ イ ンチ の 中 へ 3 0 c m 程
度
引 き込 み ます 。
( 7 ) 六角穴付ボル ト④ を緩め、電磁開閉器A s s ' y キ
を
ャ プ タ イ ヤ ケ ー ブル と共 に ウ イ ンチ の 外 へ 取 り出
します 。
( 8 ) ブ レーキを取 り付けている六角穴付ボル ト⑤ を外
し、 ブ レ ー キ を取 り外 して くだ さ い 。
ご注 意 ● ブ レ ー キ を抜 き取 つた 後 、 □ ― タ ー ハ プ に付
いて い る防 振 ス プ リ ン グ が抜 け 落 ち な い よ う
に注 意 して くだ さ い 。
ブ レ ー キ を本 体 か ら取 り外 した 状 態 で通 電 し
ます と 、 内 部 の □ ― タ ー の 位 置 が ズ レて 組 立
時 に 支 障 を き た します の で ご注 意 くだ さ い 。
※ ―④
電 磁 ブ レ ー キ 部 の 隙 間調 整 方 法
ブ レ ー キ の 調 整 は ほ と ん ど必 要 あ り ま せ ん が 、 ブ レ ー キ の 隙 間 が 限 界 値 を越 え ブ レー キ が 滑 つ た り
ブ レ ー キ が 吸 引 ・解 放 しな くな っ た 場 合 に は ブ レ ー キ の 調 整 を 行 つ て くだ さ い 。
ブ レ ー キ の 調 整 は 先 ず 結 線 を 外 し ブ レー キ A s s ' y をウ イ ン チ 本 体 か ら取 外 して 行 っ て くだ さ い 。
各 機 種 の ブ レー キ 隙 間 限 界 値 は 右 表 の 通 りで す 。
調 整 は 一 回 が 限 度 で す の で 、 再 度 隙 間 が 限 界 を越 え
る と電 磁 ブ レー キ の 交 換 が 必 要 で す
隙 間 ゲ ー ジ で 現 在 の ブ レ ー キ 隙 間 を 確 認 して くだ さ
い 。 (構造 図 の 空 隙 a)
ウ イ ンチ 型 式
規 定 値 (mm)
融JR籠ヨ(mm)
FE-150N,FE-300N
F E - 2 5 0 H , F E - 5 0 0 N 0.2± 0.05
FE-1000N,FE-1000W
① . ステーター
② . コイル
③ . トル クスプ リング
④ . リー ド線
⑤ . アーマチ ュア
゛ー
キ板 )
⑥ 。ロー ター ( フレ
⑦ . プレー ト
③ 。ロー ターハ ブ
⑨ . カラー
⑩ . スタ ッ トボル ト
⑪ . 調整ナ ッ ト
⑫ . 補助 スプ リング
⑬ . ロー タースプ リング
ブ レ ー キ 隙 間 が 限 界 値 に達 して い た ら、 空 隙 a に 隙 間 ゲ ー ジ を差 し込 み 、 調 整 ナ ッ ト 3 カ 所 を 回 し
空 隙 が 平 均 か つ 規 定 値 の 範 囲 に お さ ま る よ うに して調 整 して くだ さ い 。
ブ レー キ A s s ' y の取 付 は 、 防 振 ス プ リン グの 脱 落 が 無 い か に 注 意 し、 ロー タ ー ハ ブ に確 実 に 挿
入 し、 六 角 穴 付 ボ ル トで確 実 に 固 定 して くだ さ い 。 分 解 の 逆 順 序 で 組 立 て て くだ さ い 。
再 組 立 後 、 試 運 転 を行 い 異 常 現 象 が 生 じた ら直 ち に 停 止 させ て 原 因 を排 除 して くだ さ い 。
ご注 意 ● 再 組 立 の 際 に は 、差 し込 み プ ラ グの 接 続 不 良 、 リ ー ド線 と プ レ ー キ 回転 部 分 との 接 触 の 有
無 、 電磁 開 閉 器 A s s ' y 取付 時 の リ ー ド線 の 噛 み 込 み に よ る損 傷 な ど が起 こ らな い よ う に配
線 経 路 に十 分 注 意 し、組 立 を行 つて くだ さ い 。
※―
⑤
電源装置 の調査 ・交換
押釦 スイ ッチを押 して も、電磁 ブレーキが動作 しない場合 ( 『カチカチ』 とブ レー キの動作音が し
な い 場 合 ) の 主 な 原 因 と して は 以 下 4 項 目 が 考 え られ ま す 。
① . 電源装置の破損 ② . 電磁 ブレーキの故障 ③ . コネクターの接続不良 ④ . リー ド線の断線
と こ ろ で 電 源 装 置 は リー ド端 子 が 露 出 し て い な い 為 、 電 源 装 置 単 体 で は テ ス タ ー に よ る 導 通 チ ェ ッ
ク が で き ま せ ん 。 よ つ て 、 電 磁 ブ レー キ 、 リー ド線 及 び コ ネ ク タ ー 接 続 部 に 異 常 が 無 く電 磁 ブ レ ー
キ が 動 作 しな け れ ば 、 電 源 装 置 が 破 損 して い る と ほ ぼ 判 断 で き ま す の で 新 品 に 交 換 し て くだ さ い 。
―-12-―
※ ―⑤
グリースの
1
2
3
4
油脂 の 充填 と交 換 は オイル ス トに従 って 、表 の期 間内 に行 つて くだ さい。
給 油 は ウイ ンチ を作動 させ なが ら行 つて くだ さい。 特 にニー ドル ロー ラー 部 は、停止 中
の グ リー スの 注入 が 困難 な場合 が あ ります。
ギヤ オイル の抜 き取 りは ウイ ンチ を 45° 程傾 けて行 つて くだ さい。 (水平状態 では 1/4
程残 ります。
本機 の ギヤオイル は 」OMo製
、 グ リー ス は出光興産 製製 品 を使 用 してい ます 。
他社製油脂 を使 用 され る場合 、 グ リー ス は前 の ものを きれ い に洗 い 、また 、ギヤ オイ ル は
交換す るギヤオイル で ギヤボ ック ス内 を洗 い流 した後 、新 しい 油脂 を使 用 して くだ さい。
バ ニ ヤ S No l
二 一 ア ル フアギ ヤ オ イメ
レ 1
二 一 エ ボ ネ ックス SR-1
くト
ル リラ
油月
旨の補充
給脂 箇 所 油脂 の名 和
遊 星
歯車部
期間
FE300N
FE250H
FEl 000W
FE500N
FE1000N
レダクタス
150
(JOMO製 )
'ル
ニート
・
夕フニー 3ケ月
ローラー部
°
‐
エホネックス
卜ラム
`
ースSR-1 半 年
内 歯 重 部 クリ
中間歯車
FE150N
日
Ξ
日
三
油脂 の補 充
( 出光興産)
半年
★ グ リー ス ポ ンプ KH 32型
期間
FE150N
FE300ト
FE250H
FE
FE500N
FE1000N
1000W
初期
半年
200cc
200cc
300cc
1年
200cc
200cc
300cc
300cc
各 10g
各 10g
各 20g
各20g
1年
各 15g
各 15g
各 50g
各 50g
50g
50g
150g
150g
1年
120g
120g
330g
330g
\
50g
\
150g
で は 1回 の操 作で 約 1 2g給
■ FE… 150N0300N
■ 250H・
500N・
1000N(W)
-13-
\
\
脂 出来 ます 。
120g
\
330g
1 4.
僣
程
ギ
デ
メ
ミ
布
艶
故 障 に 対 す る基 本 的 な 対 策 は 、 保 守 点 検 に よ る予 防 的 措 置 を行 う こ とで す 。 そ の た め に も、 日常 点
検 、 月例 点 検 、 年 次 点 検 を確 実 に 実 施 して くだ さ い 。
比 較 的 高 度 の 専 門知 識 を 要 す る月例 、 年 次 点 検 に つ い て は 当社 の 指 定 す る専 門 の 修 理 店 で 行 つて く
だ さい。
◇ 危 険 0 保 守点検、修理は、事業者が定めた専門知識のある人が行つてください。
◇ 危 険 ◇ 保 守 点 検 、修 理 を実 施 す る前 に 必 ず 電 源 を遮 断 して くだ さ い 。
く
0 危 険0 保 守点検、修理をするときは、必ず空荷 ( つり荷がない) 状 態で行 つてください。
◇ 危 険0 保 守点検で異常個所があつたときは、そのまま使用せず直ちに補修 してください。
△ 注 意0 保 守点検、修理を実施するときは、作業中の表示 ( 『点検中』や 『通電禁止』など)
を 必 ず 行 つ て くだ さ い 。
14-1.日
常点検
毎 日作 業 を始 め る前 に 空荷 の ま ま運 転 して 、 次 の 事 項 に つ い て確 認 して くだ さ い 。
「ラ ム の ツ パ
な傷 、 ク ラ ッ ク が な い か
て いな い
の減少が公
径 の 7%を
超 えて いな い か
- 4 . 著 し い 形 くず れ 、 又 は
- 5 . □ ― プ エ ン ドの 異 常 の 有 無
6.ワ
イ ヤ 止 め 部 は 確 実 に 取 り付 け が 行 わ れ て い る か
10.ブ レ ー キ の 効 き具 合 は よ い か
ジ ・ボ ル ト類 に
14-2.月
例 点検
シル バ ー ウイ ンチ の 月 例 点 検 は 、 安 全 上 の 重 要性 、 保 守 上 の 難 易 、 使 用 頻 度 の 大 小 、 消 耗 品 か 否 か
等 に よ つて 、 各 部 品 の 点 検 時 期 を定 め る の が 望 ま しい の で 下 表 に 示 す よ う に 点 検 基 準 を分 類 しま す 。
C級
D
分 類 基 準
安全上重要 な点検事項
機 械 の保 守上 重 要 な点 検事項
ワ﹂
分 類
A級
B級
B
級
摩
: ずる 点 検 事 項 及 び 消 耗 部 品
石
皮1 度 合 い の 少 な い 部 分
点
操作関係
拝F£ロスイッチ
検
項
運
3-6ケ 月 に 1回 は 点 検 し た 方 が 良 い
目
1
接点 の摩 耗 状 態
2
配線 締 付 ネ ジの経 み
動作 状 態
ケ ー スの損傷 の有無
象の
l M Ω 以 上 で あ る事 )
3
4
5
リ ー ド線
6
ケ ー プル
ブ レーキ
7
8
分類
C
B
A
B
B
氏及 び 緊 結 状 熊
C
外傷 の 有 無 及 び取 付 状 態
滑 りの 有 無
A
子の
用
原 則 と して 毎 月 1 回 点 検 す る
頻 度 の 高 い場 合 は 毎 月 1 回 点 検 す る 。
3 ケ月 に 1 回 は 点 検 した 方 が 良 い
B
良否
不良 内 容及 び処 置
点
一
ロ
ヤ プ
イ
ワ
□︱ プ
ワイヤ
本体
玉
掛用
9
1
泉の
目
分類
少 (公 称 径 の 7%以
下)
し い 形 くず れ 、又 は キンク、
腐 食の有無
A
□ ― プ エ ン ド異 常 の 右 無
A
鋼 索 油奎 布 の 有無
B
D
ドラ ム
゛ ゛
ネシ ・
ホ ルト
変形 、 ツパ部 の損傷
脱 落 、緩 み の 有 無
D
,由月
旨
漏れ の有無
A
D
キ ン ク 、摩 耗 、傷 の 有 無
巻 上 、巻 下
°
ヒ ッチの 伸 び 、線 径 の 減 少 、き裂 の 有 無
変 形 、摩 耗 、 き裂 の 有 無
動 作 が正 しい か 、異 常 音 が な い か
フ レー キ
正 常 に動 作 す る か
14-3.年
A
A
A
A
A
次点検
点 検 項 目
歯
不 良 内 容 及 び処 置
A
き裂 の 有 無
シ ャック ル
良 否
A
〒線
フ レー ム
吊チ ェー ン
試運
転
項
の
□ ― プ
目
検
巻 上 げ歯 車 歯 厚 のI 耗
噛 み 合 い歯 面 の 状
車
2
3
機
軸
へ・アリンク・
オイルシール
5
オ イル シールの
械
表
6
銘 板 等 の表 示 の
不
ブ レー キ
4
7
部
ドラ ム
し日
分
,由
ワ イ ヤ ロー プ 電 気 部 分
そ の 他
機械細分
ワイヤ
□― プ
ス イ ッチ
軸 の状 態
ペ ア リングの 損 傷
良
否
°
ツチ円 上 で 原 寸 厚 さ の 1 0 % 以 下
常摩 耗 が無 い
有 害 な傷 、割 れ 、錆 が無 い事
円 滑 に 回 云す る事
°
りltJフ マ I士
触 面 に 有 害 な傷 が無 い事
呂板 等 の i : 示 が 読 み 取 れ る 事
゛
電 磁 フ・レーキの フ レーキ板 の 損 傷 有 害 な損 傷 が無 い 事
゛
座耗 の右無
フ レーキ隙 間 が摩 耗 限 界 を超 え て い な い 事
8
き裂 、 変 形 、 摩 耗 の 有 無
き裂 や 石 害 な 変 形 、摩 群 が 無 い事
9
ワイヤ止 め 部 の 異 常 の 有 無
補 充 、交換
損傷 の有無
有 害 な損 傷 が無 い事
補 充 3 ケ月 ・ 6 ケ月 交 換
有害 な損 傷 が 無 い事
素線 の断線
直径 の減少
変 形 、腐 食 な ど
素 線 の 断 線 が無 い事
公 称 径 の 7 % 以 下 で あ る事
著 しい形 崩 れ 、 キンク、 腐 食 が 無 い 事
□ ― プ エ ン ドの 異 常
特 に 断 線 、腐 食 に 注 意 の 事
鋼 索 油塗 布 の 有無
油 切 れ が 無 い事
接 点 の損 傷
著 しい 損 傷 ・変 色 の 無 い 事
作 動 上 の 支 障 が 無 い事
外 傷 、老 化 、芯 線 の 切 れ か か り
特 に 端 末 L 理 部 に 異 常 が 無 い事
械 部 分 の損 傷
線
=ャ ブ タ イ ヤ ケ ー プ ル
リ ー ド線
絶
縁
全 回路 の絶縁 抵 抗値
全
般
作
動
潤滑油
組立 塗 装
無負荷 で作動 確 認
定格 荷 重 で巻 下 げ 中
停 止 操 作 を行 っ た時 の 滑 り
ずず
上下
巻巻
組 立 動作 確 認
配
フ・レーキ,骨り
点 検 基 準
lMΩ
以
1で あ る
適 油 を適 量 入 れ る事
い 方 法 で 行 う事
所定 の正
表 示 通 り動 作 す る 事
滑 りが 1 分 間 の 巻 上 げ
距 離 の 1 . 5 % 以下 で あ る 事
定 格 荷 重 で の 巻 上 巻 下 機 能 巻 上 巻 下 を全 使 用 揚 程 で 2 回 以 上 行 い
異 常 が無 い 事
補 足 ・備 考
使 用 頻 度 は荷 重 、 実 動 時 間、 起 動 停 止 、 イ ンチ ン グの 回 数 を総 合 して 考 慮 して くだ さ い 。
ブ レー キ 動 作 試 験 は 、 荷 重 を 吊 り、 巻 下 げ 中、 ス イ ッチ を切 つて か ら停 止 す る まで の 荷 重 の 移 動 距
離 が 1 分 間の巻 上 距 離 の 1 . 5 % 以
下が正常です。
1 5.品
質
保
言正 : こ つ
い
て
当社 で は 製 品 の 品 質 を 1 年 間保 証 い た し ます 。
次 の 保 証 期 間 内 の 故 障 ま た は 破 損 した 製 品 に つ い て は 無 償 に て 修 理 い た しま す 。
( 1 ) 製 品 に 同封 の 『御 使 用 者 力 丁 ド』 の 郵 送 消 印 日付 け よ り 1 年 間
( 2 ) 前 項 の カ ー ドの ご返 送 な き場 合 は 検 査 合 格 証 の 『検 査 日』 よ り 1 年 間
た だ し次 の よ うな 場 合 は保 証 い た しか ね ます の で ご注 意 くだ さ い 。
( 1 ) 時 間 定 格 を超 え る高 頻 度 で 使 用 さ れ た 場 合 。
( 2 ) 定 格 を超 え る荷 重 で使 用 さ れ た 場 合 。
( 3 ) 製 品 お よび 付 属 品 を勝 手 に 改 造 さ れ た 場 合 。
( 4 ) 本 取 扱 説 明 書 に 記 載 した 注 意 事 項 を順 守 さ れ な か つ た 場 合 。
( 5 ) 使 用 条 件 を超 え る過 酷 環 境 下 で使 用 され た 場 合 。
( 6 ) そ の 他 、 当社 の 責 任 と認 め られ な い 事 項 が 原 因 に よ る場 合 。
本機 の 故 障 に よ る納 期 遅 れ な どの 2 次 損 害 に つ い て は 、 保 証 い た しか ね ます 。
この 様 な事 態 が 予 想 さ れ る場 合 に は 、 あ らか じめ 補 機 な ど を準 備 さ れ るか 、 当社 に ご相 談 くだ さ い
検査合格証
この 製 品 は 弊 社 の 品 質 規 格 に も と づ き製 造 され 、
検 査 に合 格 した こ と を証 明 しま す 。
機
型
械
名
シ ル バ ー ウ イ ンチ
式
製 造 番 号
検査年月 日
検
査
η ″
株式会社 富 士 製 作 所
〒929-0101 石川 県能美市 赤井町 は -195
T E L 0761-55-0253 FAX0761-55-3519
面 0120-57-0253
定価 5 2 5 円( 本体5 0 0 円)
Ю5 0 5 の